[go: up one dir, main page]

JP2001103440A - 配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ - Google Patents

配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ

Info

Publication number
JP2001103440A
JP2001103440A JP27785599A JP27785599A JP2001103440A JP 2001103440 A JP2001103440 A JP 2001103440A JP 27785599 A JP27785599 A JP 27785599A JP 27785599 A JP27785599 A JP 27785599A JP 2001103440 A JP2001103440 A JP 2001103440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booster
signal
broadcast wave
length
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27785599A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kobayashi
浩治 小林
Mikio Komatsu
幹生 小松
Masahiko Amano
正彦 天野
Mitsuru Maeda
充 前田
Koichiro Kui
耕一郎 杭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27785599A priority Critical patent/JP2001103440A/ja
Publication of JP2001103440A publication Critical patent/JP2001103440A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線ケーブルの施工後の確認をブースタ取り
付け時に、ブースタ設置場所にて自動的に行えるので、
作業者の手間を軽減させるとともに、その際に必要なブ
ースタの利得調整も合わせて自動調整を行うことによ
り、更なる作業者の取り付け性を高めることができる優
れた配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタを提
供する。 【解決手段】 放送波信号をアンテナAもしくは、有線
ケーブルにて受信するシステムにおいて、受信信号を帯
域増幅し、テレビ受信入力端子NTに適切な信号レベル
を供給するテレビ放送波用ブースタであって、ブースタ
出力端子STに戻ってくる検出信号の信号レベルを検出
する機能を具備することにより、ブースタ出力端STか
ら配線された配線ケーブルの配線長を導出することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公共の放送波電波
信号をアンテナもしくは、有線ケーブルにて受信し、テ
レビ受信入力端子へ信号を増幅するテレビ放送波用ブー
スタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の一般的放送用ブースタの機能とし
ては、主に、第7図に示すように、利得調整機能(放送
波増幅回路S2)及び、入力信号減衰機能(減衰回路S
1)を具備している。この機能は、設置・施工場所の状
態により、施工者が調整する機能である。また、この機
能の他に自動利得調整機能を具備したブースタもある
が、この制御は、ブースタ出力の配線ケーブルの状態に
関わらず制御されるので、共同受信システムを構築する
上では、システム設計を綿密に行う必要があり、最終的
には、施工者が、一つ一つ調整を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するに
は、システム設計を綿密に行うことに加え、実際の配線
ケーブル長の確認を施工現場で実施する必要があり、こ
れにより、取り付け作業者の負担が大きくなると言う問
題があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、配線ケー
ブルの施工後の確認をブースタ取り付け時に、ブースタ
設置場所にて自動的に行えるので、作業者の手間を軽減
させるとともに、その際に必要なブースタの利得調整も
合わせて自動調整を行うことにより、更なる作業者の取
り付け性を高めることができる優れた配線ケーブル長検
出機能付き放送波用ブースタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、ブース
タ出力端子に出力端子からの逆入力信号レベル検出回路
を設け、施工後、各端子に何もテレビモニタ装置が接続
されていない状態にて、ブースタ入力端子に任意の周波
数信号を入力し、ブースタ出力信号の壁面端子からの全
反射信号の戻り信号レベル(反射波)を検出することに
より、使用周波数における配線ケーブルの挿入損失と反
射波レベルの関係より、配線ケーブル長を導出する検出
回路を具備している。
【0006】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、導出された配線ケーブル長の結果
を用いて、予め設定したブースタ増幅利得になるよう
に、自動利得調整を行う回路を具備している。
【0007】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
記載、請求項2記載の発明において、配線ケーブル長の
計測に用いる信号発振器を内蔵している。
【0008】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
記載、請求項2記載の発明において、配線ケーブル長の
計測用に用いている信号発振器の信号を配線ケーブルを
介し、直接ブースタ出力端子へ入力し、配線ケーブル長
を導出する。
【0009】請求項5記載の発明にあっては、請求項3
記載の発明において、内蔵していた信号発振器を複数個
もつことにより、おのおの異なった周波数により、配線
ケーブル長を導出する。
【0010】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
記載、請求項2記載の発明において、ブースタ本体に、
外付け発振回路入力端子、反射波検出回路出力端子及
び、自動利得制御入力端子を具備することにより、ブー
スタの主要機能だけを内蔵させたブースタとなってい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる配線ケー
ブル長検出機能付き放送波用ブースタの第1の実施の形
態について、図1を、第2の実施の形態について図2
を、第3の実施の形態について図3を、第4の実施の形
態について図4を、第5の実施の形態について図5を、
第6の実施の形態について図6を、用いて夫々詳細に説
明する。
【0012】[第1の実施の形態]本実施の形態の配線ケ
ーブル長検出機能付き放送波用ブースタは、図1に示す
ように、上述した図7に示す一般的な放送用ブースタ回
路である放送波帯増幅回路S2と、帯域通過フィルタF
とで構成される基本構成に、配線ケーブル長計測用切り
替えスイッチSW1,SW2と、反射波と送信波とを分
離するためのサーキュレータ1と、戻り信号検出回路1
と、で構成される。
【0013】戻り信号検出回路1は、検波ダイオード1
と、高周波を除去するための低域通過フィルタLPF1
と、その出力を適切なレベルに増幅するための増幅及び
波形整形回路1と、そしてその信号レベルから配線ケー
ブル長を導出し、表示するための判定・表示部1と、か
ら構成される。
【0014】まず、通常の使用時は、切り替えスイッチ
SW1,2は連動して、ブースタ出力端子ST側に接続
され、アンテナAから受信した放送波をブースタ入力端
子NTから入力し、内部で帯域増幅して、放送波信号を
配線されている同軸ケーブルKへ送出する。ブースタ取
り付け施工時のケーブル長確認の際には、切り替えSW
1,2は連動して、内部のサーキュレータ1側に接続さ
れる。次に、ブースタ入力端子NTより任意の周波数発
振装置(信号発生器:不図示)を用い、任意のレベルの
信号をブースタに入力する。この入力された信号は、内
部の放送帯域増幅回路1を経由し、サーキュレータ1を
通過して、ブースタ出力端子STへ出力される。
【0015】出力信号は、配線ケーブルKを伝送し、最
終端子である壁面端子HTにて、全反射し、ブースター
へ戻ってくる。この信号を反射波と言うが、この反射波
は、サーキュレータ1にて、送信信号と反射波信号とに
分離される。ここで、サーキュレータ1は、ある特定方
向にしか信号を送らない特性を持っているため、送信信
号と戻り信号の分離ができる。
【0016】この特性として、サーキュレータ1の端子
間アイソレーションがある。一般的に、この端子間アイ
ソレーションは、15〜20dB程度あるので、このレ
ベル差があれば、検出可能となる。サーキュレータ1に
て、信号分離した反射波信号は、次段の戻り信号検出回
路1にて、高周波信号を検波し、DC信号に変換するこ
とにより、反射波のレベルを認識することができる。例
えば、この実施の形態では、UHF帯(470〜770
MHz)の周波数を使用しているとすれば、現在一般的
に使用されている同軸ケーブルのUHF帯での挿入損失
は、略2.2dB/10m程度であるので、約30m程
度のケーブルであれば,往復60mで13.2dB
(2.2×6=13.2)のレベルに低下した信号が、
反射波としてブースタ出力端子STへ戻ってくる。この
レベル差を予め対応表として、判定・表示部1で記憶
し、実際に計測してでてきた反射波信号レベルと対比す
ることにより、配線ケーブル長を導出する。また、その
結果は、判定・表示部1にて表示される。
【0017】[第2の実施の形態]本実施の形態の配線ケ
ーブル長検出機能付き放送波用ブースタは、図2に示す
ように、上述した図7に示す一般的な放送用ブースタ回
路である放送波帯増幅回路S2と、帯域通過フィルタF
で構成される基本構成に、配線ケーブル長計測用切り替
えスイッチSW1、SW2と、反射波と送信波とを分離
するためのサーキュレータ2と、戻り信号検出回路2
と、判定・処理部2と、AGC増幅回路2と、で構成さ
れる。
【0018】戻り信号検出回路2は、検波ダイオード2
と、高周波を除去するための低域通過フィルタLPF2
と、その出力を適切なレベルに増幅するための増幅及び
波形整形回路2と、から構成され、その信号レベルから
配線ケーブル長を導出し、判定・処理部2により、予め
設定された増幅利得制御をAGC増幅回路2に施す。
【0019】判定・処理部2は、予め配線ケーブルによ
る信号レベル損失と、AGC増幅回路2の利得の関係テ
ーブルとを保有し、そのテーブルに従がった制御をAG
C増幅回路2に施す。この関係テーブルは、一義的なも
のではなく、取り付け環境の状態、すなわち、放送波受
信信号レベルとの関係にて定義されたものも含む。な
お、通常の使用時は、及びブースタ取り付け施工時の手
順は、上述した第1の実施の形態と同様であるので、詳
細な説明は省略する。
【0020】[第3の実施の形態]本実施の形態の配線ケ
ーブル長検出機能付き放送波用ブースタは、図3に示す
ように、上述した図7に示す一般的な放送用ブースタ回
路である放送波帯増幅回路S2と、帯域通過フィルタF
で構成される基本構成に、配線ケーブル長計測用切り替
えスイッチSW1と、反射波と送信波とを分離するため
のサーキュレータ3と、戻り信号検出回路3と、AGC
増幅回路3と、内蔵発振器である発振回路3と、信号レ
ベルから配線ケーブル長を導出する判定・処理部3と、
で構成される。
【0021】戻り信号検出回路3は、検波ダイオード
3、高周波を除去するための低域通過フィルタLPF
3、その出力を適切なレベルに増幅するための増幅及び
波形整形回路3、そしてその信号レベルから配線ケーブ
ル長を導出し、判定処理部により予め設定された増幅利
得制御をAGC増幅回路3に施す。
【0022】判定・処理部3は、予め配線ケーブルによ
る信号レベル損失と、増幅器の利得の関係テーブルを保
有し、そのテーブルにしたがった制御をAGC増幅回路
3に施す。この関係テーブルは、一義的なものではな
く、取り付け環境の状態、すなわち、放送波受信信号レ
ベルとの関係にて定義されたものも含む。
【0023】ブースタ取り付け施工時のケーブル長確認
の際は、切り替えSW1を、内部のサーキュレータ3側
に接続し、内蔵発振器である発振回路3を駆動させ、任
意の周波数で任意のレベルの信号を出力する。この時、
通常の放送波増幅回路は、駆動していない。出力信号
は、配線ケーブルを伝送し、最終端子である壁面端子H
Tにて全反射してブースターへ戻ってくる。この信号を
反射波と言うが、この反射波は、サーキュレータ3に
て、送信信号と反射波信号との分離を行い、配線ケーブ
ル長の計測を行う。なお、その手順は、上述した第1の
実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0024】[第4の実施の形態]本実施の形態の配線ケ
ーブル長検出機能付き放送波用ブースタは、図4に示す
ように、上述した図7に示す一般的な放送用ブースタ回
路である放送波帯増幅回路S2と、帯域通過フィルタF
で構成される基本構成に、配線ケーブル長計測用切り替
えスイッチSW1、戻り信号検出回路4と、判定・処理
部4と、AGC増幅回路4と、で構成される。
【0025】戻り信号検出回路4は、検波ダイオード4
と、高周波を除去するための低域通過フィルタLPF4
と、その出力を適切なレベルに増幅するための増幅及び
波形整形回路4と、その信号レベルから配線ケーブル長
を導出する判定・処理部4とで構成されている。
【0026】ブースタの増幅回路は、判定・処理部4か
らの制御信号により、増幅利得制御を行うAGC増幅回
路4になっている。ここで、判定・処理部4は、予め計
測に使用する発振器の出力レベルと配線ケーブルによる
信号レベル損失にて配線ケーブル長を導出する。また、
判定・処理部4は、増幅器の利得と配線ケーブル長との
関係テーブルを保有し、そのテーブルにしたがった制御
をAGC増幅回路4に施す。この関係テーブルは、一義
的なものではなく、取り付け環境の状態、すなわち、放
送波受信信号レベルとの関係にて定義されたものも含
む。なお、上記増幅回路は、自動制御でなく、LED等
の表示部を設け、手動で利得調整を行う増幅回路でもよ
い。
【0027】通常の使用時は、切り替えスイッチSW1
がブースタ増幅回路側に接続されている。ブースタ取り
付け施工時の配線ケーブル長計測時は、切り替えSW1
が戻り信号検出回路4側に接続される。配線ケーブルの
終端である壁面端子HTに、任意の周波数での信号発振
器4が接続され、任意の信号レベルでブースタへ信号を
送出する。この信号をブースタ内部の戻り信号検出回路
4で、高周波信号を検波し、DC信号に変換することに
より、信号のレベルを認識する。配線ケーブル終端(壁
面端子HT)に接続された信号発振器4の出力レベルと
戻り信号検出回路4で得たレベルの差により、配線ケー
ブル長を計測する。
【0028】[第5の実施の形態]本実施の形態の配線ケ
ーブル長検出機能付き放送波用ブースタは、図5に示す
ように、上述した図7に示す一般的な放送用ブースタ回
路である放送波帯増幅回路S2と、帯域通過フィルタF
とで構成される基本構成に、配線ケーブル長計測用切り
替えスイッチSW1と、3周波数帯を分離するための分
配・合成回路5と、任意の周波数の反射波と送信波とを
分離するための複数のサーキュレータ51,52,53
と、その周波数に対応した複数の戻り信号検出回路5
1,52,53と、発振回路51,52,53と、信号
処理部・判定部5と、で構成される。
【0029】この実施の形態では、3つの周波数帯に対
応した構成からなる。すなわち、周波数帯では、其々、
VHF−L帯(76〜108MHz)、VHF−H帯
(170〜222MHz)、UHF帯(470〜770
MHz)である。ここで、各周波数帯における一般的な
配線ケーブル(同軸ケーブル)の挿入損失は、其々0.
7,1.1,2.2dB/10mであり、3種類の周波
数帯で計測することにより、木目細かなで柔軟な計測が
できるようになる。上述したように、一般的なサーキュ
レータの端子間アイソレーションは、15〜20dB程
度しかない。また、配線ケーブルの特徴として、高周波
信号になればなるほど、挿入損失が大きくなる。これ
は、検出距離が短くなることである。また、使用周波数
が低くなると、短い距離検出の検出精度が低下する特徴
がある。従がって、使用周波数を広く用いること即ち、
上述した複数の周波数帯で反射波を検出することによ
り、計測範囲の拡大と、精度の向上が図られる。
【0030】各戻り信号検出回路51,52,53は、
各周波数に調整された検波ダイオード51,52,53
と、高周波を除去するための低域通過フィルタLPF5
1,52,53と、その出力を適切なレベルに増幅する
ための増幅及び波形整形回路51,52,53と、で構
成されている。
【0031】ブースタの増幅回路は、信号処理部・判定
部5からの制御信号により、増幅利得制御を行うAGC
増幅回路5になっている。ここで、信号処理部・判定部
5は、予め計測に使用する発振器の出力レベルと配線ケ
ーブルによる信号レベル損失にて配線ケーブル長を導出
する。また、信号処理部・判定部5は、AGC増幅回路
5の利得と配線ケーブル長との関係テーブルを保有し、
そのテーブルにしたがった制御をAGC増幅回路5に施
す。この関係テーブルは、一義的なものではなく、取り
付け環境の状態、すなわち、放送波受信信号レベルとの
関係にて定義されたものも含む。なお、上記増幅回路
は、自動制御でなく、LED等の表示部を設け、手動で
利得調整を行う増幅回路でもよい。
【0032】まず、通常の使用時は、切り替えスイッチ
SW1がブースタ増幅回路側に接続されている。ブース
タ取り付け施工時の配線ケーブル長計測時は、切り替え
SW1が検波回路側に接続される。検波回路としては、
上述した3周波数帯を分離するための分配・合成回路5
と、各周波数帯の入力出力信号を分離するためのサーキ
ュレータ51,52,53と、各周波数帯の検波ダイオ
ード51,52,53と各周波数帯の高周波成分遮断フ
ィルタLPF51,52,53とその出力信号のDC成
分を整形する波形整形部回路51,52,53と、から
成る各戻り信号検出回路51,52,53と、各周波数
帯の戻り信号検出回路51,52,53から得られた情
報を処理するとともに、放送波増幅器に制御信号を送出
する信号処理部・判定部5と、からなる。 ここで、分
配・合成回路5は、スイッチ構成にしても構わない。例
えば、3連モード切り換えのスライドスイッチを用い
て、各周波数帯の計測を逐次順番に実行していってもよ
い。又、それを、電子式切り換えスイッチにて、自動制
御切り換えを行う構成にしてもよい。なお、本実施の形
態における検出原理は、上述した第1の実施の形態と同
様であるので、詳細な説明は省略する。
【0033】[第6の実施の形態]本実施の形態の配線ケ
ーブル長検出機能付き放送波用ブースタは、図6に示す
ように、上述した図7に示す一般的な放送用ブースタ回
路で信号を入力する入力端子NTと、内部にて構成され
る放送波帯増幅回路S2と帯域通過フィルタFを持った
基本構成のブースタに、配線ケーブル長計測用切り替え
SW1と、反射波と送信波とを分離するためのサーキュ
レータ6と、サーキュレータ6の出力信号を外部に取り
出すための出力端子6と、外部の戻り信号検出回路6に
て反射波の検出を行い、その結果を内蔵増幅器に制御す
る制御信号を入力する制御信号入力端子6と、反射波を
計測するのに用いる信号発振器の入力端子6とで構成さ
れるブースタである。
【0034】外部の戻り信号検出回路6は、検波ダイオ
ード6と、高周波を除去するための低域通過フィルタL
PF6と、その出力を適切なレベルに増幅するための増
幅及び波形整形回路6と、その信号レベルから配線ケー
ブル長を導出し内部増幅回路の利得制御を行う利得制御
信号を出す判定・処理部6と、からなる。また、外部信
号発振器6は、LC発振器、水晶発振子や、VCO−P
LL回路等で構成された小型発振器で構成されている。
なお、本実施の形態における使用方法及び動作原理は、
上述した第1の実施の形態と同様であるので、ここでは
詳細な説明は省略する。
【0035】
【発明の効果】請求項1乃至6記載の発明によれば、施
工後、各テレビ端子に何もテレビモニタ装置が接続され
ていない状態にて、配線ケーブル長を導出することがで
きるので、配線ケーブルの施工後の確認をブースタ取り
付け時にブースタ設置場所で自動的に行えるので、作業
者の手間を軽減させることができるとともに、その際に
必要なブースタの利得調整も合わせて自動調整を行うこ
とができ、更なる作業者の取り付け性を高めることがで
きる優れたブースタを提供することができると言う効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線ケーブル長検出機能付きブー
スタの第1の実施の形態の回路構成図である。
【図2】本発明に係る配線ケーブル長検出機能付きブー
スタの第2の実施の形態の回路構成図である。
【図3】本発明に係る配線ケーブル長検出機能付きブー
スタの第3の実施の形態の回路構成図である。
【図4】本発明に係る配線ケーブル長検出機能付きブー
スタの第4の実施の形態の回路構成図である。
【図5】本発明に係る配線ケーブル長検出機能付きブー
スタの第5の実施の形態の回路構成図である。
【図6】本発明に係る配線ケーブル長検出機能付きブー
スタの第6の実施の形態の回路構成図である。
【図7】従来の回路構成図である。
【符号の説明】
1 サーキュレータ 1 戻り信号検出回路 1 検波ダイオード LPF1 高周波成分遮断フィルタ 1 増幅及び波形整形回路 1 判定・表示部 1 放送波帯増幅回路 2 サーキュレータ 2 戻り信号検出回路 2 検波ダイオード LPF2 高周波成分遮断フィルタ 2 増幅及び波形整形回路 2 判定・処理部 2 AGC回路 3 サーキュレータ 3 戻り信号検出回路 3 検波ダイオード 3 増幅及び波形整形回路 LPF3 高周波成分遮断フィルタ 3 判定・処理部 3 AGC回路 4 戻り信号検出回路 4 検波ダイオード LPF4 高周波成分遮断フィルタ 4 判定・処理部 4 AGC回路 5 信号処理部・判定部 5 分配・合成回路 51,52,53 サーキュレータ 51,52,53 検波ダイオード 51,52,53 増幅及び波形整形回路 51,52,53 戻り信号検出回路 51,52,53 発振回路 5 AGC回路 6 サーキュレータ 6 外部信号発振器 6 検波ダイオード LPF6 高周波成分遮断フィルタ 6 出力端子 6 戻り信号検出回路 6 制御信号入力端子 6 入力端子 6 判定・処理部 5 AGC回路 A アンテナ HT 壁面端子 K 同軸ケーブル NT ブースタ入力端子 S1 減衰回路 S2 放送波帯増幅回路 ST ブースタ出力端子 SW1,SW2 替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 前田 充 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 杭 耕一郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C064 BB05 BC12 BC13 BC20 5K062 AA07 AA08 AB12 AD03 AD08 AD09 AE00 AE03 AE04 AG01 BA01 BB17 BC02 BC03 BC09 BE09 BF04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波信号をアンテナもしくは、有線ケ
    ーブルにて受信するシステムにおいて、受信信号を帯域
    増幅し、テレビ受信入力端子に適切な信号レベルを供給
    するテレビ放送波用ブースタであって、ブースタ出力端
    子に戻ってくる検出信号の信号レベルを検出する検出回
    路を具備することにより、ブースタ出力端から配線され
    た配線ケーブルの配線長を導出することを特徴とする配
    線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ。
  2. 【請求項2】 前記導出した配線ケーブルの配線長によ
    り、予め設定されたブースタの増幅利得を自動的に制御
    することを特徴とする請求項1記載の配線ケーブル長検
    出機能付き放送波用ブースタ。
  3. 【請求項3】 前記配線ケーブルの配線長を導出するた
    めに、ブースタ内部に信号発振器を具備することを特徴
    とする請求項1乃至2記載の配線ケーブル長検出機能付
    き放送波用ブースタ。
  4. 【請求項4】 前記配線ケーブルの配線長を導出するた
    めに、信号発振器を用いて、配線ケーブル端である壁面
    端子から、配線ケーブルの配線長の導出を行うことを特
    徴とする請求項1乃至2記載の配線ケーブル長検出機能
    付き放送波用ブースタ。
  5. 【請求項5】 前記配線ケーブルの配線長を導出するた
    めに、複数の信号発振回路を用いて行うことを特徴とす
    る請求項3記載の配線ケーブル長検出機能付き放送波用
    ブースタ。
  6. 【請求項6】 信号発振器入力端子と、信号レベル検出
    回路出力端子と、内蔵増幅器の利得制御入力端子とを具
    備したことを特徴とする請求項1乃至2記載の配線ケー
    ブル長検出機能付き放送波用ブースタ。
JP27785599A 1999-09-30 1999-09-30 配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ Withdrawn JP2001103440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27785599A JP2001103440A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27785599A JP2001103440A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001103440A true JP2001103440A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17589228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27785599A Withdrawn JP2001103440A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001103440A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061141A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Tamura Seisakusho Co Ltd 受信システム及び通信制御方法
JP2008236558A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Denso Corp 給電線長測定装置及び無線通信装置
JP2010050575A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Tamura Seisakusho Co Ltd 同軸ケーブルの損失補正システム
JP2010073054A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Sony Corp 画像表示装置、コネクタ表示方法、伝送路状態検出装置、伝送路状態検出方法および半導体集積回路

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061141A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Tamura Seisakusho Co Ltd 受信システム及び通信制御方法
JP2008236558A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Denso Corp 給電線長測定装置及び無線通信装置
JP2010050575A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Tamura Seisakusho Co Ltd 同軸ケーブルの損失補正システム
JP2010073054A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Sony Corp 画像表示装置、コネクタ表示方法、伝送路状態検出装置、伝送路状態検出方法および半導体集積回路
US8266335B2 (en) 2008-09-19 2012-09-11 Sony Corporation Video display device, method of displaying connectors, transmission-line state detection device, transmission line-state detection method and semiconductor integrated circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4521912A (en) Low power indicating circuit for a radio transmitter
EP0700169A3 (en) Transmit-receive switch circuit for radiocommunication apparatus
US6104341A (en) Satellite receiving system featuring antenna reception level signal generation in response to signal reception level and/or bit error rate
JP2001103440A (ja) 配線ケーブル長検出機能付き放送波用ブースタ
JPH1131986A (ja) 受信信号のレベル制御方法
EP0359231A2 (en) Cordless telephone communication system
US6459408B1 (en) Satellite receiver and method and apparatus for adjusting the direction of satellite dish antenna
US6771057B1 (en) Circuit arrangement and method for verifying a switching diversity system
JPH09139768A (ja) 盗聴検知装置および盗聴検知機能付き電話機
EP0120660A2 (en) Muting apparatus for television receiver/monitor
JPH0132432Y2 (ja)
US7949314B2 (en) Transmission output control apparatus
FI67981C (fi) Stoerningsdaempning foer ukv-mottagning
JP2637930B2 (ja) 送信電力制御回路
KR100728682B1 (ko) 안테나 성능 감지기능이 구비된 이동통신 단말기 및동작방법
JPH1197945A (ja) 広帯域電力増幅器
JPH03108817A (ja) 送信出力制御装置
KR20000067432A (ko) 단말기를 이용한 기지국 수신 안테나 전압정재파비 측정장치
KR100767871B1 (ko) 무선 마이크 시스템의 음성신호 처리장치 및 방법
JP2990669B2 (ja) ワイヤレスマイクロフォン
US2556993A (en) Beat frequency oscillator
JP2675221B2 (ja) 自動選局装置
KR100309708B1 (ko) 지하철용 안내방송 장치
JPH0139004Y2 (ja)
JP2790473B2 (ja) スケルチ回路と該スケルチ回路を備えたマルチモード受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205