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JP2001103197A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP2001103197A
JP2001103197A JP27861399A JP27861399A JP2001103197A JP 2001103197 A JP2001103197 A JP 2001103197A JP 27861399 A JP27861399 A JP 27861399A JP 27861399 A JP27861399 A JP 27861399A JP 2001103197 A JP2001103197 A JP 2001103197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management information
information
output
character
report
Prior art date
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Pending
Application number
JP27861399A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nakamura
光男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP27861399A priority Critical patent/JP2001103197A/ja
Publication of JP2001103197A publication Critical patent/JP2001103197A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レポート出力される文字の大きさ
をユーザが指定できるようにして、記録紙の無駄使いに
よる使用コストの増大を防止することができるととも
に、各種情報を見やすくすることができるファクシミリ
装置を提供するものである。 【解決手段】 通信管理レポートとして印字出力される
文字の大きさを操作表示部6のファンクションキー6
a、6bによってユーザが指定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳しくは、通信管理レポートを出力する際に、
指定する通信管理情報の文字を任意の大きさにすること
ができるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ通信時における相
手先名称、通信時間、更新モード、通信枚数、通信結果
等の各種情報を記録紙に印字して出力する管理レポート
にあっては、1枚の記録紙に多数の相手先の情報が印字
されるようになっている。
【0003】ユーザは管理レポートを印字出力するよう
にキー操作を行なったり、あるいは、ファクシミリ装置
が一定の周期で管理レポートを印字出力することによ
り、そのファクシミリ装置が行なった通信管理記録をユ
ーザに知らせることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなファクシミリ装置にあっては、通信管理情報の文字
の大きさをユーザが指定することができないため、以下
のような問題が発生してしまった。
【0005】すなわち、管理レポートに通信管理情報の
文字を印字するに際して、1枚の記録紙に大きなサイズ
で文字を印字するとその分だけ余分に記録紙が必要にな
って記録紙の使用コストが増大してしまうという問題が
発生してしまった。
【0006】また、小さいサイズで文字を印字すると記
録紙の枚数は減るが、文字が小さい分だけ通信管理情報
が見づらいという問題が発生してしまった。
【0007】そこで本発明は、レポート出力される文字
の大きさをユーザが指定できるようにして、記録紙の無
駄使いによる使用コストの増大を防止することができる
とともに、各種情報を見やすくすることができるファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、メモリに蓄積された各種情
報を記録紙に印字して出力するレポート出力が可能なフ
ァクシミリ装置において、前記メモリに蓄積された各種
情報を表わす文字の大きさを指定する指定手段と、該指
定手段によって指定された大きさの文字で前記メモリに
蓄積された各種情報を記録紙に印字して出力する出力手
段とを備えたことを特徴としている。
【0009】その場合、レポート出力される文字の大き
さをユーザが指定できるようにして、記録紙の無駄使い
による使用コストの増大を防止することができるととも
に、各種情報を見やすくすることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記各種情報
はファクシミリ通信管理情報からなり、前記指定手段
は、ファクシミリ通信時の管理情報からエラーが発生し
た管理情報の文字の大きさを指定するように構成され、
前記出力手段は、エラーが発生した管理情報に該当する
文字を他の管理情報と異なる大きさの文字で記録紙に印
字して出力することを特徴としている。
【0011】その場合、通信管理情報の中からエラー情
報を早く見付けることができ、重要な情報の確認作業を
容易に行なうことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記各種情報
は宛先情報を含み、前記指定手段は、特定の宛先情報の
文字の大きさを指定するように構成され、前記出力手段
は、特定の宛先情報に該当する文字を他の宛先情報と異
なる大きさの文字で記録紙に印字して出力することを特
徴としている。
【0013】その場合、通信管理情報の中から大切な宛
先の情報を早く見付けることができ、重要な情報の確認
作業を容易に行なうことができる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記各種情報
はファクシミリ通信管理情報からなり、前記指定手段
は、特定の日時に送受信された通信管理情報の文字の大
きさを指定するように構成され、前記出力手段は、特定
の日時に送受信された通信管理情報に該当する文字を他
の管理情報と異なる大きさの文字で記録紙に印字して出
力することを特徴としている。
【0015】その場合、特定の日時の管理情報をバック
アップ等の目的で残してある場合に、この特定の日時の
管理情報を他の日時の管理情報と簡単に分けることがで
きる。
【0016】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜4何れかに記載の発明において、
前記指定手段は、レポート送信時とレポート自機出力時
の文字の大きさを変更するように構成され、該指定手段
によってレポート送信時の文字の大きさと自機出力時に
前記出力手段による文字の大きさを異ならせるように切
換える切換手段を有することを特徴としている。
【0017】その場合、レポート送信時には、大きい文
字で送信すれば、受信先で印字出力される文字がつぶれ
てしまうのを防止することができる。また、自機出力時
には小さい文字で印字出力すれば、記録紙の出力枚数を
低減することができ、記録紙の使用コストを低減するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0019】図1〜4は本発明に係るファクシミリの第
1実施形態を示す図である。
【0020】まず、構成を説明する。図1において、1
はファクシミリ装置であり、このファクシミリ装置1
は、原稿センサ2、スキャナ部3、記録紙センサ4、プ
ロッタ部5、操作表示部6、画像メモリ7、バッテリ
8、パラメータメモリ9、時計回路10、通信制御部11、
モデム12、網制御部13、符号化復号化部14、CPU(Ce
ntral Processing Unit)15、ROM(Read Only Memor
y)16、RAM(Random Access Memory)17、キャラクタ
ジェネレータ18から構成され、各部材2〜18はシステム
バス19によって接続されている。
【0021】原稿センサ2はコンタクトガラス上や原稿
トレイ上の原稿の有無あるいは原稿の搬送経路上の原稿
の有無(ジャムの有無)を検知するものであり、原稿セ
ンサ2は検知情報をCPU15に出力するようになってい
る。
【0022】スキャナ部3は、CCD(Charge Coupled
Device)等を利用したイメージスキャナが利用されて
おり、スキャナ3は、CPU15からの指令によって原稿
を走査して原稿の画像データを所定の解像度で読み取る
ようになっている。
【0023】記録紙センサ4は記録紙収納カセット内の
記録紙の有無あるいは記録紙の搬送経路上の記録紙の有
無(ジャムの有無)を検知するものであり、記録紙セン
サ4は検知情報をCPU15に出力するようになってい
る。
【0024】プロッタ部5は、サーマル素子を利用した
サーマル記録装置や感光体ドラムやトナー等を使用した
電子写真方式の記録装置等が使用されており、プロッタ
部5はCPU15からの命令によって受信した画像データ
を記録紙に直接、あるいは、普通記録紙にインクシート
を介して間接的に記録するようになっている。
【0025】操作表示部6は、ファクシミリ装置1を操
作するためのスタートキー、テンキー、ファンクション
キー等が設けられており、操作部のキー操作により、送
受信命令等の各種命令を入力したり、液晶ディスプレイ
等によって各種命令やファクシミリ装置1の状況を表示
するようになっている。
【0026】画像メモリ7は受信した画像データまたは
送信する際の画像データを一次的に記憶するようになっ
ている。
【0027】バッテリ8はパラメータメモリ(メモリ)
9をバックアップするものであり、パラメータメモリ9
には宛先の電話番号、宛先の名称等のパラメータが格納
されているとともに、ファクシミリ通信を行なったとき
の通信データ、例えば、図2、3に示すような1通信毎
のファイルの通信管理情報(各種情報)が格納されるよ
うになっている。この通信管理情報はメモリ9がフル状
態になったときに古いデータが上書きされるようになっ
ている。なお、本実施形態では、この通信管理情報がレ
ポート出力情報源となっている。
【0028】時計回路10はファクシミリ送受信時の時間
を経時するものであり、この経時結果はCPU15に出力
されるようになっている。
【0029】通信制御部11は、モデム12や網制御部13を
制御し、所定の通信プロトコルで他機ファクシミリとの
間でファクシミリ通信を実行するようになっている。
【0030】モデム12は、送信時にデジタルデータをア
ナログデータに変調し、また、受信時には網制御部13を
通して受信したアナログデータをデジタルデータに復調
するようになっており、さらに、伝送手順における各種
手順信号を伝送するようにしている。
【0031】網制御部13は、通信制御部11と回線Lの間
にあって、回線の補足、発信先の電話番号である選択信
号の送出、着信の検出等を行なうことにより、所定の発
呼動作および着信動作を行なうようになっている。
【0032】符号化復号化部14は、画情報の伝送時間の
短縮化と効率化を図るものであり、送信時には画情報を
圧縮(符号化)し、また、受信時には符号化された画情
報を原情報に再生(復号化)するようになっている。
【0033】CPU15は、ファクシミリ装置1全体を制
御するものであり、ファクシミリ装置1としてのシーケ
ンスを行なうとともに、本発明による通信管理情報の出
力処理を実行するようになっている。
【0034】ROM16はファクシミリ装置1のシステム
を動作させるためのプログラムが格納されており、この
プログラムはCPU15によって実行される。
【0035】RAM17は、CPU15のワークエリアを構
成し、ファクシミリ装置1で使用する各種データを一時
的に記憶するようになっている。
【0036】キャラクタジェネレータ18は、英字、数
字、カタカナ、記号、漢字等の各文字フォントデータを
記憶しており、キャラクタジェネレータ18はCPU15か
らの命令に基づいて画像メモリ7およびパラメータメモ
リ9に蓄積された画像データに応じた文字フォントデー
タを出力するようになっている。
【0037】一方、操作表示部6にはパラメータメモリ
9に蓄積された電話番号、宛先の名称の文字の大きさを
変更するための2つのファンクションキー6a、6bが
設けられており、一方のファンクションキー6aは文字
を小さくするためキー、他方のファンクションキー6b
は文字を大きくするためのキーとなっている。
【0038】CPU15はファンクションキー6aまたは
6bが押下されると、パラメータメモリ9に蓄積された
通信管理情報に対応する文字を読み出してこの文字を拡
大、または縮小する処理を実行し、プロッタ部5に命令
してその文字を印字するようになっている。本実施形態
では、操作表示部6が指定手段を構成し、CPU15およ
びプロッタ部5が出力手段を構成している。
【0039】次に、図4のフローチャートに基づいて通
信管理レポートの出力方法を説明する。
【0040】まず、レポート出力要求がなされたか否か
を判別し(ステップS1)、出力要求がなされた場合に
は現在設定されている文字サイズをチェックし(ステッ
プS2)、大きな文字で出力するか否かを判別する(ス
テップS3)。
【0041】ここで、大きな文字で出力する必要がある
場合には、ファンクションキー6bを押下する。このと
き、CPU15によってパラメータメモリ9に格納されて
いる通信管理情報を読み出してプロッタ部5で印字して
出力する(ステップS4)。このとき、プロッタ部5で
同じラインを2度印字すれば、濃く大きな字が記録紙に
印字される。
【0042】また、小さい文字で出力する必要がある場
合には、ファンクションキー6aを押下する。このと
き、CPU15によってパラメータメモリ9に格納されて
いる通信管理情報を読み出してプロッタ部5にそのまま
印字して出力する(ステップS5)。この結果、ステッ
プS4の処理に比して小さい文字の通信管理情報が記録
紙に印字される。
【0043】このように本実施形態では、通信管理レポ
ートとして印字出力される文字の大きさを操作表示部6
のファンクションキー6a、6bによってユーザが指定
できるようにしたため、小さい文字に設定してレポート
出力すれば、記録紙の無駄使いによる使用コストの増大
を防止することができるとともに、大きい文字に設定し
てレポート出力すれば各種情報を見やすくすることがで
きる。
【0044】なお、本実施形態では、通信管理レポート
の文字の大きさを変更可能にしているが、これに限ら
ず、メモリダンプリストのような大量のメモリデータを
レポート出力する場合に、ファンクションキー6aを押
下して小さい字で記録紙に印字して出力するようにすれ
ば、記録紙の無駄使いによる記録紙の使用コストを低減
する上で効果的である。
【0045】図5は本発明に係るファクシミリの第2実
施形態を示す図であり、その通信管理レポートの出力方
法を説明するフローチャートである。なお、本実施形態
では、基本的な構成は図1と同様であるため、図1を用
いて説明する。
【0046】本実施形態では、操作表示部6に設けられ
たファンクションキーによってファクシミリ通信時にパ
ラメータメモリ9に格納された管理情報からエラーが発
生した管理情報の文字の大きさを指定すると、CPU15
がエラーが発生した管理情報に該当する文字を他の管理
情報と異なる大きさの文字で記録紙に印字して出力する
ことを特徴としているものである。
【0047】以下、図5のフローチャートに基づいて通
信管理レポートの出力方法を説明する。
【0048】まず、ファンクションキーによって通信エ
ラー時の文字を大きくする設定を行なう。この後、レポ
ート出力要求がなされたか否かを判別し(ステップS1
1)、出力要求がなされた場合にはパラメータメモリ9
から1ファイル分の通信管理情報を読み出す(ステップ
S12)。次いで、このファイルの通信管理情報に通信エ
ラー情報があるか否かを判別し(ステップS13)、通信
エラー情報がある場合には、この通信ファイルの文字が
大きくなるようにプロッタ部5で印字して出力する(ス
テップS14)。
【0049】一方、ステップS13で1ファイル分の通信
管理情報に通信エラー情報がない場合には、この通信フ
ァイルの文字が小さくなるようにプロッタ部5で印字し
て出力する(ステップS15)。次いで、印字出力が終了
したか否かを判別し(ステップS16)、パラメータメモ
リ9に蓄積されたファイル分だけ印字出力が終了してい
ない場合には、パラメータメモリ9に蓄積されたファイ
ル分だけ印字出力を行なって今回の処理を終了する。
【0050】このように本実施形態では、通信エラーが
発生した通信ファイルの文字を通信エラーの発生してい
ない通信ファイルの文字よりも大きくしたため、通信管
理情報の中からエラー情報を早く見付けることができ、
重要な情報の確認作業を容易に行なうことができる。
【0051】なお、通信管理レポートの通信エラーの文
字を大きくすることに限らず、ファイルリスト等で不達
宛先のみを大きな文字で印字出力するようにしても良
い。
【0052】図6は本発明に係るファクシミリの第3実
施形態を示す図であり、その通信管理レポートの出力方
法を説明するフローチャートである。なお、本実施形態
では、基本的な構成は図1と同様であるため、図1を用
いて説明する。
【0053】本実施形態では、特定の宛先の情報の文字
を大きくするように操作表示部6に設けられたファンク
ションキーで設定すると、CPU15がパラメータメモリ
9に格納された管理情報から特定の宛先の管理情報に該
当する文字を他の管理情報と異なる大きさの文字で記録
紙に印字して出力することを特徴としているものであ
る。なお、特定の宛先データは予め操作表示部6のキー
操作によりパラメータメモリ9に登録しておく。
【0054】以下、図6のフローチャートに基づいて通
信管理レポートの出力方法を説明する。
【0055】まず、ファンクションキーによって特定の
宛先の文字を大きくする設定を行なう。この後、レポー
ト出力要求がなされた場合にはパラメータメモリ9から
1ファイル分の通信管理情報を読み出す(ステップS2
1)。次いで、この通信管理情報に特定の宛先の情報が
あるか否かを判別し(ステップS22)、特定の宛先の情
報がある場合には、この通信ファイルの文字が大きくな
るようにプロッタ部5で印字して出力する(ステップS
23)。
【0056】一方、ステップS22で通信管理情報に特定
の宛先の情報がない場合には、この通信ファイルの文字
が小さくなるようにプロッタ部5で印字して出力する
(ステップS24)。次いで、印字出力が終了したか否か
を判別し(ステップS25)、パラメータメモリ9に蓄積
されたファイル分だけ印字出力が終了していない場合に
は、パラメータメモリ9に蓄積されたファイル分だけ印
字出力を行なって今回の処理を終了する。
【0057】このように本実施形態では、特定の宛先の
通信ファイルの文字を他の宛先の通信ファイルの文字よ
りも大きくしたため、通信管理情報の中から大切な宛先
の情報を早く見付けることができ、重要な情報の確認作
業を容易に行なうことができる。
【0058】図7は本発明に係るファクシミリの第4実
施形態を示す図であり、その通信管理レポートの出力方
法を説明するフローチャートである。なお、本実施形態
では、基本的な構成は図1と同様であるため、図1を用
いて説明する。
【0059】本実施形態では、操作表示部6のファンク
ションキーで特定の日時に送受信された通信管理情報の
文字の大きさが指定されると、CPU15がプロッタ部5
に命令して特定の日時に送受信された通信管理情報に該
当する文字を他の管理情報と異なる大きさの文字で記録
紙に印字して出力することを特徴としている。
【0060】なお、特定の日時のデータは予め操作表示
部6のキー操作によりパラメータメモリ9に登録してお
く。
【0061】以下、図7のフローチャートに基づいて通
信管理レポートの出力方法を説明する。
【0062】まず、ファンクションキーによって特定の
日時(本実施形態では今日の日時に設定されている)の
文字を大きくする設定を行なう。この後、レポート出力
要求がなされた場合には時計回路10からの出力情報に基
づいて現在の日時をチェックする(ステップS31)。次
いで、パラメータメモリ9から1ファイル分の通信管理
情報を読み出す(ステップS32)。次いで、この通信管
理情報の出力情報と現在の日時を比較し(ステップS3
3)、同じであれば、この通信ファイルの文字が大きく
なるようにプロッタ部5で印字して出力する(ステップ
S34)。
【0063】一方、ステップS33で日時が異なるのであ
れば、この通信ファイルの文字が小さくなるようにプロ
ッタ部5で印字して出力する(ステップS35)。次い
で、印字出力が終了したか否かを判別し(ステップS3
6)、パラメータメモリ9に蓄積されたファイル分だけ
印字出力が終了していない場合には、パラメータメモリ
9に蓄積されたファイル分だけ印字出力を行なって今回
の処理を終了する。
【0064】このように本実施形態では、特定の日時に
送受信された通信管理情報に該当する文字を他の管理情
報と異なる大きさの文字で記録紙に印字して出力するよ
うにしたため、特定の日時の管理情報をバックアップ等
の目的で残してある場合に、この特定の日時の管理情報
を他の日時の管理情報と簡単に分けることができる。
【0065】図8は本発明に係るファクシミリの第5実
施形態を示す図であり、その通信管理レポートの出力方
法を説明するフローチャートである。なお、本実施形態
では、基本的な構成は図1と同様であるため、図1を用
いて説明する。
【0066】本実施形態では、操作表示部6に設けられ
たファンクションキーによってレポート送信時とレポー
ト自機出力時の文字の大きさを変更するように指定する
ようになっており、CPU15はこの指定があると、レポ
ート送信時の文字の大きさと自機出力時にプロッタ部5
による文字の大きさが異なるように切換える。なお、本
実施形態では、CPU15が切換手段を構成している。
【0067】以下、図8のフローチャートに基づいて通
信管理レポートの出力方法を説明する。
【0068】まず、レポート出力要求がなされたか否か
を判別し(ステップS41)、レポート出力が要求された
場合には、パラメータメモリ9から読み出された通信フ
ァイルの文字が小さくなるようにプロッタ部5で印字し
て出力する(ステップS42)。
【0069】また、ステップS41でレポート出力が要求
されない場合には、レポート送信要求がなされたか否か
を判別し(ステップS43)、レポート送信要求がなされ
た場合には、パラメータメモリ9から読み出された通信
ファイルの文字が大きくなるようにして出力する(ステ
ップS44)。なお、レポート送信の種類としては、通信
管理情報以外に中継結果レポート送信、システムパラメ
ータ送信等がある。
【0070】このように本実施形態では、レポート送信
時とレポート自機出力時の文字の大きさを変更するよう
にしたため、レポート送信時には、大きい文字で送信す
れば、受信先で印字出力される文字がつぶれてしまうの
を防止することができる。また、自機出力時には小さい
文字で印字出力すれば、記録紙の出力枚数を低減するこ
とができ、記録紙の使用コストを低減することができ
る。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レポート
出力される文字の大きさをユーザが指定できるので、記
録紙の無駄使いによる使用コストの増大を防止すること
ができるとともに、各種情報を見やすくすることができ
る。
【0072】請求項2記載の発明によれば、通信管理情
報の中からエラー情報を早く見付けることができ、重要
な情報の確認作業を容易に行なうことができる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、通信管理情
報の中から大切な宛先の情報を早く見付けることがで
き、重要な情報の確認作業を容易に行なうことができ
る。
【0074】請求項4記載の発明によれば、特定の日時
の管理情報をバックアップ等の目的で残してある場合
に、この特定の日時の管理情報を他の日時の管理情報と
簡単に分けることができる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、レポート送
信時には、大きい文字で送信すれば、受信先で印字出力
される文字がつぶれてしまうのを防止することができ
る。また、自機出力時には小さい文字で印字出力すれ
ば、記録紙の出力枚数を低減することができ、記録紙の
使用コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の第1実施形態
を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態のファクシミリ装置の1通信毎の
ファイルの通信管理情報である。
【図3】図2に後続する通信管理情報である。
【図4】第1実施形態の通信管理レポートの出力方法を
説明するフローチャートである。
【図5】本発明に係るファクシミリ装置の第2実施形態
を示す図であり、その通信管理レポートの出力方法を説
明するフローチャートである。
【図6】本発明に係るファクシミリ装置の第3実施形態
を示す図であり、その通信管理レポートの出力方法を説
明するフローチャートである。
【図7】本発明に係るファクシミリ装置の第4実施形態
を示す図であり、その通信管理レポートの出力方法を説
明するフローチャートである。
【図8】本発明に係るファクシミリ装置の第5実施形態
を示す図であり、その通信管理レポートの出力方法を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 5 プロッタ部(出力手段) 6 操作表示部(指定手段) 6a、6b ファンクションキー(出力手段) 9 パラメータメモリ 15 CPU(出力手段、切換手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリに蓄積された各種情報を記録紙に印
    字して出力するレポート出力が可能なファクシミリ装置
    において、 前記メモリに蓄積された各種情報を表わす文字の大きさ
    を指定する指定手段と、 該指定手段によって指定された大きさの文字で前記メモ
    リに蓄積された各種情報を記録紙に印字して出力する出
    力手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記各種情報はファクシミリ通信管理情報
    からなり、前記指定手段は、ファクシミリ通信時の管理
    情報からエラーが発生した管理情報の文字の大きさを指
    定するように構成され、 前記出力手段は、エラーが発生した管理情報に該当する
    文字を他の管理情報と異なる大きさの文字で記録紙に印
    字して出力することを特徴とする請求項1記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】前記各種情報は宛先情報を含み、前記指定
    手段は、特定の宛先情報の文字の大きさを指定するよう
    に構成され、 前記出力手段は、特定の宛先情報に該当する文字を他の
    宛先情報と異なる大きさの文字で記録紙に印字して出力
    することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】前記各種情報はファクシミリ通信管理情報
    からなり、前記指定手段は、特定の日時に送受信された
    通信管理情報の文字の大きさを指定するように構成さ
    れ、 前記出力手段は、特定の日時に送受信された通信管理情
    報に該当する文字を他の管理情報と異なる大きさの文字
    で記録紙に印字して出力することを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記指定手段は、レポート送信時とレポー
    ト自機出力時の文字の大きさを変更するように構成さ
    れ、 該指定手段によってレポート送信時の文字の大きさと自
    機出力時に前記出力手段による文字の大きさを異ならせ
    るように切換える切換手段を有することを特徴とする請
    求項1〜4何れかに記載のファクシミリ装置。
JP27861399A 1999-09-30 1999-09-30 ファクシミリ装置 Pending JP2001103197A (ja)

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