JP2001100638A - ぬり絵可能な粘着シール - Google Patents
ぬり絵可能な粘着シールInfo
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 物品の表面への貼り付け或いはその表面から
の取り外しを容易に行うことができ、またシート状の状
態でも或いは物品表面への貼り付け後でも着色を容易に
できるぬり絵可能な粘着シールを提供する。 【解決手段】 ぬり絵可能な粘着シールは、外周縁が所
望の図柄の外周形状に合わせて形成された粘着層と、該
粘着層の上に形成された着色材支持層と、該着色材支持
層の表面に形成されていて図柄の輪郭を画成する輪郭線
であって、所望の厚さ及び所望の幅を有する輪郭線とを
備え
の取り外しを容易に行うことができ、またシート状の状
態でも或いは物品表面への貼り付け後でも着色を容易に
できるぬり絵可能な粘着シールを提供する。 【解決手段】 ぬり絵可能な粘着シールは、外周縁が所
望の図柄の外周形状に合わせて形成された粘着層と、該
粘着層の上に形成された着色材支持層と、該着色材支持
層の表面に形成されていて図柄の輪郭を画成する輪郭線
であって、所望の厚さ及び所望の幅を有する輪郭線とを
備え
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ぬり絵可能な粘着
シールに関し、更に詳細には、粘着層の上に形成された
着色材支持層自体に着色され或いは着色材支持層の表面
に着色材を好みに応じて塗布できるようになっており、
離型紙から粘着層、着色材支持層及び輪郭線を含む粘着
シールを一体的に引き剥がして粘着層の部分で他の物品
等の表面に張り付け可能になっているシールに関する。
シールに関し、更に詳細には、粘着層の上に形成された
着色材支持層自体に着色され或いは着色材支持層の表面
に着色材を好みに応じて塗布できるようになっており、
離型紙から粘着層、着色材支持層及び輪郭線を含む粘着
シールを一体的に引き剥がして粘着層の部分で他の物品
等の表面に張り付け可能になっているシールに関する。
【0002】
【従来技術】着色可能なシートの従来のものとしては、
例えば登録実用新案公報第3047349号に示される
「塗り絵シート状品」がある。この公報に示される塗り
絵シート状品は、基材シートの上面に塗り絵の輪郭線2
をシルク印刷枠をもって一体に形成し、このシルク印刷
枠3内に所望の色のプラスチック製着色材料4を塗着さ
せることで着色部を形成するようにしたものである。
例えば登録実用新案公報第3047349号に示される
「塗り絵シート状品」がある。この公報に示される塗り
絵シート状品は、基材シートの上面に塗り絵の輪郭線2
をシルク印刷枠をもって一体に形成し、このシルク印刷
枠3内に所望の色のプラスチック製着色材料4を塗着さ
せることで着色部を形成するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この実
用新案公報に示された塗り絵シート状品では基材シート
の上表面に着色材料を塗るようになっているため、基材
シートと一体に取り扱わなければならず、この塗り絵シ
ート状品を家具、壁、窓ガラス等の物品の表目に貼り付
ける場合には基材シートの下面(着色材料を塗る面と反
対の面)に粘着材を別途塗布するか、貼り付けて、その
粘着材を介して張り付けなければならない。
用新案公報に示された塗り絵シート状品では基材シート
の上表面に着色材料を塗るようになっているため、基材
シートと一体に取り扱わなければならず、この塗り絵シ
ート状品を家具、壁、窓ガラス等の物品の表目に貼り付
ける場合には基材シートの下面(着色材料を塗る面と反
対の面)に粘着材を別途塗布するか、貼り付けて、その
粘着材を介して張り付けなければならない。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、物品の
表面への貼り付けを容易に行え、またその表面からの取
り外しも行うことができ、またシート状の状態でも或い
は物品表面への貼り付け後でも着色を容易にできるぬり
絵可能な粘着シールを提供することである。
表面への貼り付けを容易に行え、またその表面からの取
り外しも行うことができ、またシート状の状態でも或い
は物品表面への貼り付け後でも着色を容易にできるぬり
絵可能な粘着シールを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるぬり絵可能
な粘着シールは、外周縁が所望の図柄の外周形状に合わ
せて形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された着
色材支持層と、該着色材支持層の表面に形成されていて
図柄の輪郭を画成する輪郭線であって、所望の厚さ及び
所望の幅を有する輪郭線とを備えて構成されている。こ
こで、「合わせて」とは、粘着層の外側輪郭線が図柄の
外側輪郭線とピッタリ一致する場合だけでなく粘着層の
外側輪郭線が図柄の外側輪郭線よりわずかに外側に張り
出している場合も含む。
な粘着シールは、外周縁が所望の図柄の外周形状に合わ
せて形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された着
色材支持層と、該着色材支持層の表面に形成されていて
図柄の輪郭を画成する輪郭線であって、所望の厚さ及び
所望の幅を有する輪郭線とを備えて構成されている。こ
こで、「合わせて」とは、粘着層の外側輪郭線が図柄の
外側輪郭線とピッタリ一致する場合だけでなく粘着層の
外側輪郭線が図柄の外側輪郭線よりわずかに外側に張り
出している場合も含む。
【0006】上記ぬり絵可能な粘着シールにおいて、該
着色材支持層自体が所望の色に予め着色されていても、
或いは該着色材支持層の表面上に所望の色の着色材を塗
布できるようになっていてもよい。また、該粘着層、着
色材支持層及び輪郭線が印刷により離型紙の上に前記順
序で順に形成されるようにしても、或いは該離型紙、粘
着層及び着色材支持層が一体になったており、該着色材
支持層の表面に輪郭線が印刷されていてもよい。更に、
輪郭線を構成するインクが乾燥した状態で柔軟性及び弾
力性を有する紫外線硬化樹脂であってもよい。
着色材支持層自体が所望の色に予め着色されていても、
或いは該着色材支持層の表面上に所望の色の着色材を塗
布できるようになっていてもよい。また、該粘着層、着
色材支持層及び輪郭線が印刷により離型紙の上に前記順
序で順に形成されるようにしても、或いは該離型紙、粘
着層及び着色材支持層が一体になったており、該着色材
支持層の表面に輪郭線が印刷されていてもよい。更に、
輪郭線を構成するインクが乾燥した状態で柔軟性及び弾
力性を有する紫外線硬化樹脂であってもよい。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1及び図2において本発明の一実施例に
よるぬり絵可能な粘着シール(以下単に粘着シールと呼
ぶ)が全体を1で示されている。この粘着シール1は市
販の転写シート等で使用されている離型フィルム又は離
型紙(以下ここでは両者を総称して離型紙と呼ぶ)10
上に形成された粘着層2と、粘着層2の上に形成された
着色材支持層3と、着色材支持層3の上に形成されてい
てその粘着シールの図柄を決定する輪郭線4(41ない
し44)とを備えている。
て説明する。図1及び図2において本発明の一実施例に
よるぬり絵可能な粘着シール(以下単に粘着シールと呼
ぶ)が全体を1で示されている。この粘着シール1は市
販の転写シート等で使用されている離型フィルム又は離
型紙(以下ここでは両者を総称して離型紙と呼ぶ)10
上に形成された粘着層2と、粘着層2の上に形成された
着色材支持層3と、着色材支持層3の上に形成されてい
てその粘着シールの図柄を決定する輪郭線4(41ない
し44)とを備えている。
【0008】上記粘着シールの製造方法を図3を参照し
て以下において説明する。まず離型紙10を用意する。
この離型紙10としては合成樹脂製のフィルムをベース
としたものでも或いは紙をベースとした公知のものでも
よい。次に、離型紙10の上には、図3[A]に示され
るように、市販の粘着性インキ(例えば、帝国インキ製
造株式会社のUV TACインキ)を使用して、例え
ば、スクリーン印刷のような印刷技法により所望の厚さ
に粘着層2が形成される。この場合、粘着層2の外周縁
20は粘着シールを構成する図柄の外側の輪郭線に沿っ
て形成されている。粘着層2がある程度乾燥した後、粘
着層2の表面上には、図3[B]及び[C]に示される
ように、着色材支持層3を同じくスクリーン印刷により
形成する。この実施例では、着色材支持層3は、それを
構成するインキ自体に予め所望の着色材が混入されて着
色されている。このため、着色材支持層3で粘着シール
1を構成するの図柄に合わせて色の異なる部分31、3
2、と33とは異なる工程で印刷される。すなわち、図
3[C]に示されるように同色の部分31及び32をま
ず印刷し、その後他の色の部分33を印刷する。したが
って着色材支持層の色の異なる部分が多ければそれに応
じて着色材支持層の印刷の回数が多くなる。着色剤支持
層3を構成するインキとしては、粘着シール1を必ずし
も平坦でない物品表面に、その表面になじませて貼り付
け得るようにするために、乾燥した状態である程度柔軟
性を有するものがよい。このようなインキとしては、例
えば、帝国インキ製造株式会社のUV−FILインキが
ある。この着色材支持層3の外周縁30は粘着層2の外
周縁20と一致している。
て以下において説明する。まず離型紙10を用意する。
この離型紙10としては合成樹脂製のフィルムをベース
としたものでも或いは紙をベースとした公知のものでも
よい。次に、離型紙10の上には、図3[A]に示され
るように、市販の粘着性インキ(例えば、帝国インキ製
造株式会社のUV TACインキ)を使用して、例え
ば、スクリーン印刷のような印刷技法により所望の厚さ
に粘着層2が形成される。この場合、粘着層2の外周縁
20は粘着シールを構成する図柄の外側の輪郭線に沿っ
て形成されている。粘着層2がある程度乾燥した後、粘
着層2の表面上には、図3[B]及び[C]に示される
ように、着色材支持層3を同じくスクリーン印刷により
形成する。この実施例では、着色材支持層3は、それを
構成するインキ自体に予め所望の着色材が混入されて着
色されている。このため、着色材支持層3で粘着シール
1を構成するの図柄に合わせて色の異なる部分31、3
2、と33とは異なる工程で印刷される。すなわち、図
3[C]に示されるように同色の部分31及び32をま
ず印刷し、その後他の色の部分33を印刷する。したが
って着色材支持層の色の異なる部分が多ければそれに応
じて着色材支持層の印刷の回数が多くなる。着色剤支持
層3を構成するインキとしては、粘着シール1を必ずし
も平坦でない物品表面に、その表面になじませて貼り付
け得るようにするために、乾燥した状態である程度柔軟
性を有するものがよい。このようなインキとしては、例
えば、帝国インキ製造株式会社のUV−FILインキが
ある。この着色材支持層3の外周縁30は粘着層2の外
周縁20と一致している。
【0009】着色材支持層3が所望の程度乾燥した後、
着色材支持層3の表面上には、図3[D]に示されるよ
うに、所望の幅及び所望の厚さを有する輪郭線4(41
ないし44)が、同じくスクリーン印刷で所望のインキ
によって形成されている。輪郭線を形成するインキの色
は輪郭線をはっきり表現できればいずれでもよく特に限
られない。この輪郭線4の厚さ図2で上下方向の高さ
は、シールの立体感を強調するために、粘着層或いは着
色材支持層に比較して厚肉になっている。この輪郭線を
構成するインキも、着色材支持層と同じ理由により乾燥
した状態で柔軟性及び弾力性を有するものがよい。本実
施例では、乾燥した状態すなわち固まった状態で柔軟性
及び弾力性を有する紫外線硬化樹脂(例えば、帝国イン
キ製造株式会社のUV−FILインキ或いはUV SP
A−314インキ)を使用している。このような紫外線
硬化樹脂を使用することによって肉厚の輪郭線を比較的
容易にかつ迅速に形成できる。輪郭線を形成する場合、
その輪郭線のうち図柄の外周を画成する部分(図1では
最も幅広に描かれている部分)41の外周縁40が、図
3[D]に示されるように、粘着層の外周縁20及び着
色材支持層の外周縁30と一致するか、或いは僅かに内
側に配置されるように形成する。図1では輪郭線の部分
41と、42と、43及び44とは異なる線幅で描かれ
ているが実際には同じ幅で形成されてもよい。なお、粘
着層2と着色材支持層3、及び着色材支持層3と輪郭線
4とは互いに離れないように密着させておく。また、図
1の魚の図柄の目玉45は必ずしも輪郭線とは言い難い
が、輪郭線として着色材支持層3の表面から輪郭線と同
じ盛り上がらせて同じ材料により同じ方法で形成するこ
とができる。
着色材支持層3の表面上には、図3[D]に示されるよ
うに、所望の幅及び所望の厚さを有する輪郭線4(41
ないし44)が、同じくスクリーン印刷で所望のインキ
によって形成されている。輪郭線を形成するインキの色
は輪郭線をはっきり表現できればいずれでもよく特に限
られない。この輪郭線4の厚さ図2で上下方向の高さ
は、シールの立体感を強調するために、粘着層或いは着
色材支持層に比較して厚肉になっている。この輪郭線を
構成するインキも、着色材支持層と同じ理由により乾燥
した状態で柔軟性及び弾力性を有するものがよい。本実
施例では、乾燥した状態すなわち固まった状態で柔軟性
及び弾力性を有する紫外線硬化樹脂(例えば、帝国イン
キ製造株式会社のUV−FILインキ或いはUV SP
A−314インキ)を使用している。このような紫外線
硬化樹脂を使用することによって肉厚の輪郭線を比較的
容易にかつ迅速に形成できる。輪郭線を形成する場合、
その輪郭線のうち図柄の外周を画成する部分(図1では
最も幅広に描かれている部分)41の外周縁40が、図
3[D]に示されるように、粘着層の外周縁20及び着
色材支持層の外周縁30と一致するか、或いは僅かに内
側に配置されるように形成する。図1では輪郭線の部分
41と、42と、43及び44とは異なる線幅で描かれ
ているが実際には同じ幅で形成されてもよい。なお、粘
着層2と着色材支持層3、及び着色材支持層3と輪郭線
4とは互いに離れないように密着させておく。また、図
1の魚の図柄の目玉45は必ずしも輪郭線とは言い難い
が、輪郭線として着色材支持層3の表面から輪郭線と同
じ盛り上がらせて同じ材料により同じ方法で形成するこ
とができる。
【0010】このようにして出来上がった粘着シール1
を、例えば、木製、ガラス製、金属製又は合成樹脂製の
板の表面若しくはそれらの材料で作られた箱、容器、置
物等の品物の表面に貼り付ける場合、離型紙10から粘
着層2、着色材支持層3及び輪郭線5を一体として引き
剥がす。そして引き剥がした一体の粘着シール1を、粘
着層2を板又は品物の表面側にして貼り付ける。本考案
の粘着シール1によれば輪郭線4によりシール全体が補
強された状態になっているので、粘着層2及び着色材支
持層3を薄くしても粘着シールの形状が保持され、品物
の表面への貼り付け時に形を崩すことなく貼ることがで
きる。また、この実施例では着色材支持層自体が着色さ
れているので、このまま品物に貼り付けて使用できる
が、着色材支持層の表面上で輪郭線によって囲まれた部
分に使用者の好みの着色材を塗布することもできる。着
色剤支持層3自体を着色する着色材は市販のものでよ
い。
を、例えば、木製、ガラス製、金属製又は合成樹脂製の
板の表面若しくはそれらの材料で作られた箱、容器、置
物等の品物の表面に貼り付ける場合、離型紙10から粘
着層2、着色材支持層3及び輪郭線5を一体として引き
剥がす。そして引き剥がした一体の粘着シール1を、粘
着層2を板又は品物の表面側にして貼り付ける。本考案
の粘着シール1によれば輪郭線4によりシール全体が補
強された状態になっているので、粘着層2及び着色材支
持層3を薄くしても粘着シールの形状が保持され、品物
の表面への貼り付け時に形を崩すことなく貼ることがで
きる。また、この実施例では着色材支持層自体が着色さ
れているので、このまま品物に貼り付けて使用できる
が、着色材支持層の表面上で輪郭線によって囲まれた部
分に使用者の好みの着色材を塗布することもできる。着
色剤支持層3自体を着色する着色材は市販のものでよ
い。
【0011】図4において、他の実施例の粘着シール1
aが断面で示されている。この実施例の粘着シールは、
着色材支持層3aのみが上記実施例と異なるだけでその
他は同じである。したがって、同じ部分についての説明
は省略する。この実施例においては着色材支持層3a全
体が白色又は無色のインクで形成されている。この実施
例の粘着シールを使用する場合、離型紙に貼り付けた状
態で輪郭線4aによって区画された各部分の着色材支持
層3aの表面上に所望の色の絵の具のような着色材を塗
布して着色し、その後離型紙10から粘着層2a、表面
が着色された着色材支持層3a及び輪郭線4aと一体に
なった粘着シール1aを引き剥がして粘着層の部分で品
物の表面に貼り付けるか、或いは離型紙10から粘着層
2a、未着色の着色材支持層3a及び輪郭線4aと一体
になった粘着シール1aを引き剥がして粘着層の部分で
品物の表面に貼り付けた後、輪郭線4aによって区画さ
れた各部分の着色材支持層3aの表面上に所望の着色材
を塗布して着色する。
aが断面で示されている。この実施例の粘着シールは、
着色材支持層3aのみが上記実施例と異なるだけでその
他は同じである。したがって、同じ部分についての説明
は省略する。この実施例においては着色材支持層3a全
体が白色又は無色のインクで形成されている。この実施
例の粘着シールを使用する場合、離型紙に貼り付けた状
態で輪郭線4aによって区画された各部分の着色材支持
層3aの表面上に所望の色の絵の具のような着色材を塗
布して着色し、その後離型紙10から粘着層2a、表面
が着色された着色材支持層3a及び輪郭線4aと一体に
なった粘着シール1aを引き剥がして粘着層の部分で品
物の表面に貼り付けるか、或いは離型紙10から粘着層
2a、未着色の着色材支持層3a及び輪郭線4aと一体
になった粘着シール1aを引き剥がして粘着層の部分で
品物の表面に貼り付けた後、輪郭線4aによって区画さ
れた各部分の着色材支持層3aの表面上に所望の着色材
を塗布して着色する。
【0012】図5において、本願発明の粘着シールの他
の実施例が示されている。この実施例の粘着シール1b
は、離型紙10、粘着層2b及び白色又は無色の着色材
支持層3bが予め一体にして形成されている一体型シー
トSを使用し、その一体シートの着色材支持層3bの表
面上に前述の実施例と同様に輪郭線4bをスクリーン印
刷により印刷する。この実施例の粘着シールでは一体型
シートを使用するので粘着層2b及び着色材支持層3b
にはこの時点では輪郭線4bの外側の輪郭を形成する部
分41bに沿った外周縁は存在しない。このため、輪郭
線4bの印刷が完了した後、その部分41bの外周縁4
0bに沿って(その外周縁と面一に又は外周縁から僅か
に隔てて)切断する。この切断は予め図柄の外周縁に沿
って切断可能なパンチで行えばよい。
の実施例が示されている。この実施例の粘着シール1b
は、離型紙10、粘着層2b及び白色又は無色の着色材
支持層3bが予め一体にして形成されている一体型シー
トSを使用し、その一体シートの着色材支持層3bの表
面上に前述の実施例と同様に輪郭線4bをスクリーン印
刷により印刷する。この実施例の粘着シールでは一体型
シートを使用するので粘着層2b及び着色材支持層3b
にはこの時点では輪郭線4bの外側の輪郭を形成する部
分41bに沿った外周縁は存在しない。このため、輪郭
線4bの印刷が完了した後、その部分41bの外周縁4
0bに沿って(その外周縁と面一に又は外周縁から僅か
に隔てて)切断する。この切断は予め図柄の外周縁に沿
って切断可能なパンチで行えばよい。
【0013】
【効果】本発明によれば以下に記載したような効果を奏
することが可能である。 (イ)本発明の粘着シールによれば、品物の表面に張り
付ける前でも或いは張り付けた後でも着色を容易に行う
ことが可能であり、また品物の表面への張り付け或いは
表面からの引き剥がしを容易にできる。 (ロ)図柄の輪郭線を着色材支持層より盛り上がらせて
あるため図柄の立体感が得られる。 (ハ)図柄の輪郭線を着色材支持層より盛り上がらせて
あるため液状の絵の具のような着色材をしようしても塗
りたい区画以外にインキがにじみ出ることがなく、綺麗
に着色できる。 (ニ)輪郭線で粘着シールが補強されるため、粘着層及
び着色材支持層を薄くしても粘着シールの形がくずれに
くい。 (ホ)印刷により粘着層、着色材支持層及び輪郭線を形
成することにより複雑な図柄でも容易に形成できる。 (ヘ)輪郭線を形成するインキとして紫外線硬化樹脂を
使用することにより比較的肉厚の輪郭線を効率よく形成
できる。
することが可能である。 (イ)本発明の粘着シールによれば、品物の表面に張り
付ける前でも或いは張り付けた後でも着色を容易に行う
ことが可能であり、また品物の表面への張り付け或いは
表面からの引き剥がしを容易にできる。 (ロ)図柄の輪郭線を着色材支持層より盛り上がらせて
あるため図柄の立体感が得られる。 (ハ)図柄の輪郭線を着色材支持層より盛り上がらせて
あるため液状の絵の具のような着色材をしようしても塗
りたい区画以外にインキがにじみ出ることがなく、綺麗
に着色できる。 (ニ)輪郭線で粘着シールが補強されるため、粘着層及
び着色材支持層を薄くしても粘着シールの形がくずれに
くい。 (ホ)印刷により粘着層、着色材支持層及び輪郭線を形
成することにより複雑な図柄でも容易に形成できる。 (ヘ)輪郭線を形成するインキとして紫外線硬化樹脂を
使用することにより比較的肉厚の輪郭線を効率よく形成
できる。
【図1】本考案によるぬり絵可能な粘着シールの一実施
例の平面図である。
例の平面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図3】図1及び図2の実施例の粘着シールの製造方法
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】他の実施例の粘着シールの図2と同様の断面図
である。
である。
【図5】更に別の実施例の粘着シールの図2と同様の断
面図である。
面図である。
1、1a、1b 粘着シール 2、2a、2b
粘着層 3、3a、3b 着色材支持層 4、4a、4b
輪郭線 10 離型紙
粘着層 3、3a、3b 着色材支持層 4、4a、4b
輪郭線 10 離型紙
Claims (6)
- 【請求項1】 外周縁が所望の図柄の外周形状に合わせ
て形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された着色
材支持層と、該着色材支持層の表面に形成されていて図
柄の輪郭を画成する輪郭線であって、所望の厚さ及び所
望の幅を有する輪郭線とを備えるぬり絵可能な粘着シー
ル。 - 【請求項2】 請求項1に記載のぬり絵可能な粘着シー
ルにおいて、該着色材支持層自体が所望の色に予め着色
されているぬり絵可能な粘着シール。 - 【請求項3】 請求項1に記載のぬり絵可能な粘着シー
ルにおいて、該着色材支持層の表面上に所望の色の着色
材を塗布できるようになっているぬり絵可能な粘着シー
ル。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のぬ
り絵可能な粘着シールにおいて、該粘着層、着色材支持
層及び輪郭線が印刷により離型紙の上に前記順序で順に
形成されたぬり絵可能な粘着シール。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載のぬ
り絵可能な粘着シールにおいて、粘着層及び着色材支持
層が粘着層に貼り付けられた離型紙と共に予め一体的に
形成されており、該着色材支持層の表面に輪郭線が印刷
されているぬる絵可能なシール。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のぬ
り絵可能な粘着シールにおいて、該輪郭線を構成するイ
ンクが乾燥した状態で柔軟性及び弾力性を有する紫外線
硬化樹脂であるぬり絵可能な粘着シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27913099A JP2001100638A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | ぬり絵可能な粘着シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27913099A JP2001100638A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | ぬり絵可能な粘着シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001100638A true JP2001100638A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17606861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27913099A Pending JP2001100638A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | ぬり絵可能な粘着シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001100638A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003330369A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Yuubi:Kk | 貼着用装飾体付きシートの製造法および貼着用装飾体付きシート |
KR101011895B1 (ko) * | 2003-05-08 | 2011-02-01 | 유겐가이샤 유비 | 부착용 장식 부재가 달린 시트의 제조법 및 부착용 장식부재가 달린 시트 |
JP2012011087A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Props Corp | 爪装飾用シール及びその製造方法 |
JPWO2013042236A1 (ja) * | 2011-09-22 | 2015-03-26 | 株式会社プロップス | 爪装飾用シール及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27913099A patent/JP2001100638A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003330369A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Yuubi:Kk | 貼着用装飾体付きシートの製造法および貼着用装飾体付きシート |
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