JP2001096771A - プリント装置、プリント方法及びプリント記録物 - Google Patents
プリント装置、プリント方法及びプリント記録物Info
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
起因する色むらの発生を軽減すること。 【解決手段】 シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)のインクを付与する記録ヘッドを走査方向に対
称的に2組配し、ラスターR1,2,3方向に複数配置
される2次色のピクセルを、インクの付与順序を変更し
て(C→MとM→C)形成する。これにより、ラスター
方向に配置される複数の2次色のピクセルはインクの付
与順序が異なるため、往路または復路のいずれの走査で
ピクセルを形成しようとも付与順序に違いはなく、従っ
てインクの付与順序に起因する色むらの発生を軽減する
ことができる。
Description
リント媒体に付与する記録ヘッドを双方向に走査してカ
ラープリントを行う双方向プリント装置及び方法に関
し、特に双方向カラープリントを行う際に生ずる色むら
を軽減することが可能な双方向プリント装置、プリント
方法及びプリント記録物に関するものである。
のプリント装置に於いてはカラープリントにおける記録
スピードの向上が重要なテーマとなっている。記録スピ
ードの向上の手法としては、記録ヘッドの長尺化の他
に、記録ヘッドの記録(駆動)周波数の向上や双方向プ
リントなどが一般的である。双方向プリントは片方向プ
リントに比較して、同じスループットを得るときに必要
エネルギの分散化が時間的になされているので、トータ
ルシステムとしてはコスト的に有効な手段となってい
る。
特に、記録ヘッドの構成によっては各色のインクの打ち
込み順序が主走査の往方向と副方向で異なる為に、バン
ド状の色むらが発生するという原理的な問題を有してい
た。この問題は、インクの打ち込み順序に起因するた
め、以下のとおり、異なる色のドットが少しでも重なる
場合は多かれ少なかれ発色の差として現れるものであ
る。
剤を吐出して画像を形成した場合、先行して記録された
ドットのインクがプリント媒体の表層から内部にかけて
最初にプリント媒体に染着する。次に後続のドットを形
成する為のインクがプリント媒体上の先行して記録され
たドットの上に少なくとも一部が重なる状態で配置され
ると、既に先行するインクで染着されている部分よりも
下方の部分に多くインクが染着する為に、発色として先
行して記録されるインクの発色が強くなる傾向がある。
その為に従来、各色の吐出ノズルが主走査方向に配置さ
れる物に於いては、往復プリントを行うと往走査と副走
査でインクの打ち込み順序が逆転するため、発色の差に
よりバンド状の色むらが発生してしまっていた。
ラーを形成するワックス系色剤等でも、原理は異なるも
のの、先行、後続の関係に起因して同様に発生してしま
う。
ットプリンタでは、以下のような手法で、この問題を避
けるように構成されていた。 1) 色むらを許容する。又は黒(Bk)のみ双方向プリ
ントする。 2) カラーの各色のノズルを副走査方向に並べる、い
わゆる縦並び構成とする。 3) 往路用ノズルと復路用ノズルを有し、各色の打ち
込み順序が同じになるように往路と復路で使用ノズル又
は使用ヘッドを切り替える(特公平3−77066号公
報参照)。 4) 往路と復路でのプリントされるラスタがインター
レースになるようにプリントし、補完的に記録ラスタ毎
に高い周波数で打ち込み順の差による色むらが発生し、
視覚的に均一に見えるようにする(特公平2−4142
1号公報、特開平7−112534号公報参照)。
従来の技術1)は、本質的な解決とはならず、さらにカ
ラー画像が入るとスループットが大きく低下してしまう
欠点を有していた。2)の縦並び構成は打ち込み順は往
路と復路とで同一となるが、記録ヘッドが長尺になって
しまう欠点と、各色の打ち込み時間差による発色の差に
弱いとう別の欠点を有していた。
往路と復路用の記録ヘッドが作り込んであっても全く別
の2組の記録ヘッドを用意していることと等価的には同
じになるので、ヘッド間差と同様のバンド状の色差の大
きい色むらが生じてしまう欠点があった。例えば、デー
タとの干渉で往路側と復路側のデータの比率の違いによ
り、記録ヘッドの昇温度合いが異なっている場合は、記
録ヘッド間で吐出量差が生じ、バンド状の色むらが発生
してしまっていた。
大きな問題となるが、双方向のマルチパスプリントでも
往路のプリントのパスで記録されるドット数と復路のプ
リントのパスで記録されるドット数の差、データを補完
する間引きマスクによるドット数の差、あるいはプリン
トされるラスタとの同調によるプリントされるドット数
の差によっては、同様の問題が発生する。
ことで、視覚的に色ムラを認識しにくくするものである
ため、プリントデータによっては干渉によりその色差が
強調される場合があった。例えば、1ラスタ毎に色差を
生じさせる構成においては、網掛け等のハーフトーンで
偶数ラスタのみの出現率が高いところと、奇数ラスタの
みの出現率の高いところが往路と復路とで存在すると、
同じ色を指定しても大きな色差を生じてしまっていた。
めになされたものであり、双方向カラープリントを行っ
ても走査方向に起因する色むらの発生を軽減することが
可能なプリント装置、プリント方法及びプリント記録物
を提供することを目的とする。
走査方向に起因する色むらの発生を軽減することが可能
なプリント装置、プリント方法及びプリント記録物を提
供することを他の目的とする。
も走査方向に起因する色むらの発生を軽減することが可
能なプリント装置、プリント方法及びプリント記録物を
提供することを目的とする。
め、本発明は記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数色の
インクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成する
プリント装置において、2次色の画素領域に当該2次色
を形成するために付与される複数色のインクの付与順序
を変更する変更手段と、この変更手段により、ラスター
方向に複数配置される2次色の画素領域のうち少なくと
も1つに対するインクの付与順序を他のそれと変更して
形成する形成手段とを有することを特徴とする。
記録素子を走査方向に対称的に配した記録ヘッドを双方
向に走査しつつ複数色のインクをプリント媒体に付与し
てカラー画像を形成するプリント装置において、前記対
称的に配された複数の記録素子に対応する複数のプリン
トバッファと、カラー画像に応じた画像信号に基づい
て、ある色のプリントデータを前記複数のプリントバッ
ファの少なくとも1つに分配する分配手段とを有するこ
とを特徴とする。
しつつ複数色のインクをプリント媒体に付与してカラー
画像を形成するプリント装置において、プロセスカラー
の画素領域に当該プロセスカラーを形成するために付与
される複数色のインクの付与順序を変更する変更手段
と、この変更手段により、ラスター方向に複数配置され
る2次色の画素領域のうち少なくとも1つに対するイン
クの付与順序を他のそれと変更して形成する形成手段と
を有することを特徴とする。
走査しつつ複数色のインクをプリント媒体に付与してカ
ラー画像を形成するプリント方法において、2次色のあ
る画素領域に当該2次色を形成するために複数色のイン
クを付与する第1工程と、前記ある画素領域のラスター
方向に配置される他の画素領域に前記2次色を形成する
ために複数色のインクを、前記ある画素領域への付与順
序と変更して付与する第2工程と、を有することを特徴
とする。
ラー画像が形成されたプリント記録物において、プリン
ト媒体と、このプリント媒体の所定方向に複数配置され
た2次色の画素領域とを有し、前記複数の画素領域は複
数のインクが付与して形成され、当該複数の画素領域の
うち少なくとも1つに対するインクの付与順序が他のそ
れと異なることを特徴とする。
置される2次色を含むプロセスカラーの画素領域は、複
数インクの付与順序が変更されたものが支配的となるた
め、往路または復路のいずれの走査で画素領域を形成し
ようともラスター方向には付与順序に大きな違いはな
く、従ってインクの付与順序に起因する色むらの発生を
軽減することができる。
プリント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プ
ラスチック・フィルム、金属板等、インクを受容可能な
ものを意味する。
の定義と同様広く解釈されるべきもので、プリント媒体
上に付与されることによって、画像、模様、パターン等
の形成またはプリント媒体の加工に供され得る液体を意
味する。
のインクが付与されることにより1次色または2次色を
表現する最小の領域を意味し、ピクセルに限らずスーパ
ーピクセルやサブピクセルを含む。また、画素領域を完
成するのに要する走査の回数は1回に限定されず、複数
回でも良い。
を含み、3色以上のインクをプリント媒体上で混合させ
て発色させた色を意味する。
なくとも異なる色のドットの組み合わせとなったピクセ
ルに対しては往路プリントと復路プリントで少なくとも
異なる色の先うち後うちの関係が略等しい出現確率とな
るものが支配的になるよう制御する手段を具備する。こ
の思想を実現可能とするプリント装置の構成としては、
主走査方向に各色の記録素子が配列し、ピクセルを形成
可能とした形態が好適である。更にこの形態に於いて、
双方向プリント対応の対称形のヘッドを用いた1パスプ
リントを実行する場合、双方向プリント対応の対称形の
ヘッドあるいは公知の主走査方向に各色の記録素子が配
列したヘッドでの双方向のマルチパスプリントを実行す
る場合が有効であるが、本発明の思想を実現するもので
あれば、これに限るものではない。
に低濃度部で効果的であるが、さらに、一つのピクセル
に対し、少なくとも使用しているインクの内の1色は同
色インクの複数ドットによる構成とし、少なくとも2次
色以上を構成する際に各色の打ち込み順が対称な順序で
あるものが支配的となるような手段を有することは、高
濃度部で効果的である。
の記録ヘッドとは、例えば、図3に示すように各色の記
録ノズルを少なくとも主走査方向に関して見た場合、対
称な順序に配列した構成となる記録ヘッドを使用する場
合に於いて、各ピクセルに対して各色の打ち込み順序が
対称な順序になるように各色のノズルからプリント媒体
上に着弾させる構成とした物を言う。
ントを行う際に、各ピクセルに対して2次色を含むプロ
セスカラーを構成する場合、少なくとも1次色の内の1
つのノズルからは複数インクを付与し、かつ主走査方向
に関して見た場合に往走査、復走査で対称な順序に配置
した構成とすることにより、従来例で発生していた横罫
線等の形状データそのものとの同調や、高濃度部に於い
て発生していた打ち込み順の違いによる発色の差を解消
し、更に中間調部から低濃度部にかけて主にディザ等の
ハーフトーニングとの同調により発生していた双方向プ
リントに起因する色むらを少なくとも異なる色のドット
の組み合わせとなったピクセルに対しては往路プリント
と復路プリントで異なる色の先うち後うちの関係が略等
しい出現確率となるよう制御する手段を具備することに
より改善することを可能とした物である。
を詳細に説明する。なお、各図において、同一符号で示
す要素はそれぞれ同一または対応する要素を示す。
ト・プリント装置の実施形態における主要部の構成を示
す図である。
キャリッジ2に交換可能に搭載されている。ヘッド・カ
ートリッジ1は、プリント・ヘッド部およびインク・タ
ンク部を有し、また、ヘッド部を駆動するための信号な
どを授受するためのコネクタが設けられている(不図
示)。
位置決めして交換可能に搭載されており、キャリッジ2
には、上記コネクターを介して各ヘッド・カートリッジ
1に駆動信号等を伝達するためのコネクタ・ホルダ(電
気接続部)が設けられている。
置本体に設置されたガイド・シャフト3に沿って往復移
動可能に案内支持されている。そして、キャリッジ2は
主走査モータ4によりモータ・プーリ5、従動プーリ6
およびタイミング・ベルト7等の駆動機構を介して駆動
されるとともにその位置及び移動が制御される。また、
ホームポジションセンサ30がキャリッジに設けられて
いる。これにより遮蔽板36の位置をキャリッジ2上の
ホームポジションセンサ30が通過した際に位置を知る
ことが可能となる。
ント媒体8は給紙モータ35からギアを介してピックア
ップローラ31を回転させることによりオートシートフ
ィーダ(以降ASF)32から一枚ずつ分離給紙され
る。更に搬送ローラ9の回転により、ヘッド・カートリ
ッジ1の吐出口面と対向する位置(プリント部)を通っ
て搬送(副走査)される。搬送ローラ9はLFモータ3
4の回転によりギアを介して行われる。その際、給紙さ
れたかどうかの判定と給紙時の頭出し位置の確定は、ペ
ーパエンドセンサ33をプリント媒体8が通過した時点
で行われる。更に、プリント媒体8の後端が実際にどこ
に有り、実際の後端から現在の記録位置を最終的に割り
出す為にもペーパエンドセンサ33は使用されている。
いて平坦なプリント面を形成するように、その裏面をプ
ラテン(不図示)により支持されている。この場合、キ
ャリッジ2に搭載された各ヘッド・カートリッジ1は、
それらの吐出口面がキャリッジ2から下方へ突出して前
記2組の搬送ローラ対の間でプリント媒体8と平行にな
るように保持されている。
ルギーを利用してインクを吐出するインク・ジェット・
ヘッド・カートリッジであって、熱エネルギーを発生す
るための電気熱変換体を備えたものである。すなわちヘ
ッド・カートリッジ1のプリント・ヘッドは、上記電気
熱変換体によって印加される熱エネルギーによる膜沸騰
により生じる気泡の圧力を利用して、吐出口よりインク
を吐出してプリントを行うものである。もちろん、圧電
素子によってインクを吐出する等、その他の方式であっ
ても良い。
装置における制御回路の概略構成例のブロック図を示
す。
御部であり、例えばマイクロ・コンピュータ形態のCP
U201、プログラムや所要のテーブルその他の固定デ
ータを格納したROM203、画像データを展開する領
域や作業用の領域等を設けたRAM205を有する。ホ
スト装置210は、画像データの供給源(プリントに係
る画像等のデータの作成、処理等を行うコンピュータと
する他、画像読み取り用のリーダ部等の形態であっても
よい)である。画像データ、その他のコマンド、ステー
タス信号等は、インタフェース(I/F)212を介し
てコントローラ200と送受信される。
容するスイッチ群であり、電源スイッチ222、吸引回
復の起動を指示するための回復スイッチ226等を有す
る。
めのセンサ群であり、上述のホームポジションセンサ3
0、プリント媒体の有無を検出するためのペーパエンド
センサ33、および環境温度を検出するために適宜の部
位に設けられた温度センサ234等を有する。
ータ等に応じてプリント・ヘッド1の吐出ヒータ25を
駆動するドライバである。ヘッド・ドライバ240は、
プリントデータを吐出ヒータ25の位置に対応させて整
列させるシフト・レジスタ、適宜のタイミングでラッチ
するラッチ回路、駆動タイミング信号に同期して吐出ヒ
ータを作動させる論理回路素子の他、ドット形成位置合
わせのために駆動タイミング(吐出タイミング)を適切
に設定するタイミング設定部等を有する。
2が設けられている。サブヒータ242はインクの吐出
特性を安定させるための温度調整を行うものであり、吐
出ヒータ25と同時にプリント・ヘッド基板上に形成さ
れた形態および/またはプリント・ヘッド本体ないしは
ヘッド・カートリッジに取り付けられる形態とすること
ができる。
を駆動するドライバであり、副走査モータ34はプリン
ト媒体8を搬送(副走査)するために用いられるモータ
であり、モータ・ドライバ270はそのドライバであ
る。
から分離、給紙するために用いられるモータであり、モ
ータ・ドライバ260はそのドライバである。
ジ1の記録ヘッド部の主要部構造を部分的に示す模式図
である。同図において、100はシアンを吐出する第一
の記録ヘッド(以降C1)である。101はマゼンタを
吐出する第一の記録ヘッド(M1)である。102はイ
エローを吐出する第一の記録ヘッド(Y1)である。1
03はイエローを吐出する第二の記録ヘッド(Y2)で
ある。104はマゼンタを吐出する第二の記録ヘッド
(M2)である。105はシアンを吐出する第二の記録
ヘッド(M2)である。更に、この他にBkの記録ヘッド
を加えても良い。
ッドカートリッジ1を構成している。ヘッドカートリッ
ジ1に於いて、これら上記の個々の記録ヘッドは複数の
吐出ノズルを有している。一例として記録ヘッド100
C1に於いて110はシアンの吐出ノズルである。記録
ヘッド101M1に於いて112はマゼンタの吐出ノズ
ルである。記録ヘッド104M2に於いて113はマゼ
ンタの吐出ノズルである。記録ヘッド105C2に於い
て111はシアンの吐出ノズルである。
に対してほぼ垂直な方向に配列されている。厳密には吐
出タイミングのとの関係で主走査方向に多少斜めに配列
されている場合も有る。更に、これらの記録ヘッド群は
主走査方向と同一の方向に配列されている。具体的には
図2の場合は記録ヘッド100C1、101M1、10
2Y1、103Y2、104M2、105C2の各々が
主走査方向と同一の方向に配列されている。
ト位置は夫々、記録ヘッド100C1の吐出ノズル11
0から吐出されるドットと、記録ヘッド105C2の吐
出ノズル111から吐出されるドットが、ピクセル(画
素)130の領域に対して配置される位置を示してい
る。ここでは、ドット位置120が図の右上の対角位置
を、ドット位置121が左上の対角位置を示している。
また、R1〜R4は各ピクセルを形成する主走査のライ
ン、すなわち、ラスターを示している。ここでは、1ラ
スター、つまり1走査で1ピクセルが形成される。
ルとして最大濃度でプリントした場合を示している。ピ
クセル130に対してドット位置120とドット位置1
21の2つを一つのペアとしてプリントしている状態を
示している。この場合、同図の矢印で示す方向にヘッド
カートリッジ1が移動する場合を往路とすると、往路の
場合ピクセル130内に打ち込まれるドットの順番は記
録ヘッド105C2→100C1、復路の場合C1→C
2となる。但し、一次色の場合はどちらも同じ色のイン
クの打ち込みとなる為に、打ち込み順序による発色の差
はこの場合現れない。
ッジ1を用いてピクセル130のドット位置121に2
つのドットをピクセルとして最大濃度で配置した場合を
示す。この場合は図3のピクセル130の構成と異な
り、ほぼドットが重なったドットonドットの構成とな
っている為に、先行して記録されたドットの発色が最も
強くなるドット配置となっている。この場合も一次色で
あって同一色のドットが配置されている為に、往路と復
路での発色の差は現れない。
ッジ1を用いてピクセル130のドット位置120,1
21に夫々シアンとマゼンタのドットをピクセルとして
最大濃度で配置した場合を示す。この場合は図3のピク
セル130の構成と異なり、それぞれのピクセル構成に
対し各色のインクがドットonドットの構成となってい
る。例えば二次色としてブルーを表現する場合にはシア
ンとマゼンタを用いるが、ドット位置121で見れば、
往路では記録ヘッド101M1のマゼンタの吐出ノズル
112からのドット、次に記録ヘッド100C1のシア
ンの吐出ノズル110からのドットの順にプリント媒体
上に着弾する。前述の原理からすると、通常は先行して
着弾したマゼンタの発色が優勢な赤紫傾向のドットにド
ット位置121はなる。
では記録ヘッド105C2のシアンの吐出ノズル111
からのドット、次に記録ヘッド104M2のマゼンタの
吐出ノズル113からのドットの順にプリント媒体上に
着弾する。前述の原理からすると、通常は先行して着弾
したシアンの発色が優勢な青紫傾向のドットにドット位
置120はなる。
てみると、記録ヘッド100C1のシアンの吐出ノズル
110からのドット、次に記録ヘッド101M1のマゼ
ンタの吐出ノズル112からのドットの順にプリント媒
体上に着弾する。通常は先行して着弾したシアンの発色
が優勢な赤紫傾向のドットにドット位置121は発色す
る。同様に、120のドット位置で見れば、復路では記
録ヘッド104M2のマゼンタの吐出ノズル113から
のドット、次に記録ヘッド105C2のシアンの吐出ノ
ズル111からのドットの順にプリント媒体上に着弾す
る。通常は先行して着弾したマゼンタの発色が優勢な赤
紫傾向のドットにドット位置120はなる。
ットと青紫傾向のブルーのドットがペアで使用されてい
ることになる。微視的にはカラム毎に発色に差のあるド
ットが交互に並んでいることになる。これをマクロ的に
ピクセル130で見ると、打ち込み(付与)順としては
往路はC2からのシアンドット、M2からのマゼンタド
ット、M1からのマゼンタドット、C1からのシアンド
ットとなり、復路ではC1からのシアンドット、M1か
らのマゼンタドット、M2からのマゼンタドット、C2
からのシアンドットとなり、打ち込み順が対称なピクセ
ル構成となる。従って、ピクセル単位ではその中間的な
ブルーの発色を均一に発現させることが可能となる。
セルとしての最大濃度を発色させる場合はピクセルを構
成している2次色を形成する各色が順序として対称的に
ピクセル内に打ち込まれて形成されていることが支配的
な状態となっていることが重要となる。なお、本例では
2次色としてブルー(シアンとマゼンタ)を例に挙げた
が、レッド(マゼンタとイエロー)やグリーン(シアン
とイエロー)の場合も同様であることは、容易に理解で
きよう。さらには、2次色以上のプロセスカラーにおい
ても、プロセスカラーを形成する各色が順序として対称
的にピクセル内に打ち込まれていれば同様の効果を奏す
ることも、容易に理解できよう。
ッジ1を用いてピクセル130上のドット位置121に
夫々シアンとマゼンタの2つのドットを配置した場合を
示す。この場合、ピクセル構成に対し各色のインクが全
てほぼドットonドットの構成となっている。
ヘッド105C2のシアンの吐出ノズル111からのド
ット、次に記録ヘッド104M2のマゼンタの吐出ノズ
ル113からのドット、次に記録ヘッド101M1のマ
ゼンタの吐出ノズル112からのドット、記録ヘッド1
00C1のシアンの吐出ノズル110からのドットの順
にプリント媒体上に着弾する。復路ではC1からのシア
ンドット、M1からのマゼンタドット、M2からのマゼ
ンタドット、C2からのシアンドットとなり、各色の打
ち込み順が対称なピクセル構成となる。その為、一層ピ
クセル単位ではブルーの発色を均一に発現させることが
可能となる。
の最大濃度を発色させる場合には必ずピクセルを構成し
ている2次色を形成する各色が順序として対照的にピク
セル内に打ち込まれて形成されていることが支配的な状
態となっている点である。
バッファ構造を示す図である。
図2のホスト装置210において画像データの作成や、
作成したデータをプリント装置に転送するプログラムに
対応する。コントローラ200はプリンタドライバ21
1から供給された画像データを必要に応じて展開し、C
MY各色2bitのデータとして振りまき回路207に
供給する。振りまき回路207は後述の図9に示す対応
表に従って、夫々のプリントバッファ205にCMY各
色のデータを書き込む。
タが書き込まれるとする。この時、本実施の形態の方式
では最大濃度の場合は記録ヘッド100C1用と105
C2用のバッファ205C1、205C2に夫々、1b
itづつ書き込むように構成されている。それぞれの記
録ヘッドが実際に記録を行うピクセル内の所定の位置に
達したときに、それぞれのバッファ上のデータを各記録
ヘッド内のレジスタに読み込み、プリント動作を行う。
このようなデータとバッファ構成により、2ドットペア
で異なる記録ヘッドからサブピクセル上にプリントを行
うことが可能となる。ここではCMYとしたがもちろん
CMYKであっても、濃淡や他の色であっても同様であ
る。
2,M1,M2,Y1,Y2はRAM205内に設けら
れている。
する場合について述べたが、次にピクセル内で中間調を
再現する場合での往復プリントの再現について説明す
る。ここでは具体的には多値データを受け取って行う場
合の一例を示す。
セルに対して各色2ビットで各色3値のデータ(ドット
数が0,1,2に対応)を受け取って再現する場合につ
いて述べる。勿論、ビット数については2ビットに限る
ものでは無く、4ビット等の多ビットでも良い。更に、
2ビットのデータ形式であってもその内の特定の2値だ
けを用いても良い。特にビット数に関しては記録解像度
とドット径の関係、あるいはピクセル毎の階調性、最大
濃度をどの程度にするかという設計思想から決定される
ものであり、本発明の趣旨に於いてどれも実施可能であ
る。
上述の2ドットペアーは最大濃度を表現するため、2ド
ットペアーでピクセルにドットを配置することが出来な
い。本発明の実施例において2ドットペアーでドットを
配置しない中間調の場合は、各色が1ドットとなる場合
があり、往路と復路で2次色を再現したときに従来例で
説明した原理により、発色が浸透差で異なってしまう問
題が発生する。
ちこみ順が異なるピクセルの発生確率を往路、復路とも
略同一になるように制御することにより、マクロ的に見
た場合の発色を往路、復路とも同一にしようとするもの
である。往路、復路ともに打ちこみ順を記録走査内で切
り替えるために、各色のノズルが主走査方向に対して打
ちこみ順が対称的な並びとなった記録ヘッドを用いるこ
とに本実施例としての特徴がある。即ち、主走査方向に
対して2つ配置された同色の記録ノズルに対してどちら
の記録ノズルでドットを配置するかで、打ちこみ順を同
一主記録走査内で変更することが出来る点に特徴があ
る。
ータと記録ノズル列の位置との同調により、使用される
記録ノズルが同調してしまう従来例を示している。図か
ら理解されるように、ブルー(シアンとマゼンタ)を形
成する際、打ちこみ順が同じドットが往路方向と復路方
向でそれぞれ発生し、これらの打ち込み順が異なるた
め、走査方向単位でバンド状の色むらが発生している。
トの様子を示すものである。本実施例では先に示した振
りまき回路207が図9に示すように各色のデータに対
して配置するドットを配分する。図9では主走査方向に
ずれた位置にドットが配置されているがこれに限らず、
ドットオンドットでもそれ以外のずれた位置でも良い。
ータとドットの配置の関係を示している。シアンのデー
タ00に対してはドットを配置しない。データ01に対
しては、図7のプリントバッファー205C1にデータ
を格納したり、プリントバッファー205C2に振りま
き回路207により出現確率がほぼ均等になるように格
納する。すると、データ01に対するドット配置は同図
(a)の01に示すように2種類のどちらかになる。
配置するので、図7のプリントバッファー205C1、
205C2にそれぞれデータが配置され、ドット配置は
同図(a)の10に示すようになる。
データとドットは位置の関係を示しているが、シアンの
場合と同様であるため説明は省略する。
に対する入力データとドット位置の関係を示してる。上
述の1次色(シアンとマゼンタ)の場合は打ちこみ順と
いう概念が無いので発色の差というのは生じないが、2
次色の場合は上述のとおり発色の差が現れるので重要で
ある。
して示しているが、実際はシアンとマゼンタにそれぞれ
00、01、10の均等な信号値が入ってきた場合を示
している。
い。データ01の場合は同図(c)に示すように4通り
の場合が存在する。データ01の場合、振りまき回路2
07がC、M夫々に振りまいたドット位置に対してその
組み合わせとなるため、往路復路で夫々4通り組み合わ
せが存在するためである。一番簡単なシステムとして
は、このまま、夫々4通りの組み合わせで01のデータ
を再現してもよい。
は、2つ)のバッファにデータを交互(シーケンシャ
ル)に振りまいても良いし、ランダムに振りまいても良
い。要は、ラスター方向の複数のピクセルのインクの付
与順序が一方的にならないようにすれば充分である。望
ましくは、その出現率がほぼ半数になることが、上述の
理由から理想的である。
数を上げてざらつき感を低減させたり、ドットが完全に
重なって目立ちやすくするのを防止したり、スジムラを
低減させたりする効果を期待する場合は、ドットが重な
らないように振りまき回路207でCMYの夫々の出現を
ピクセル毎にチェックして振りまくように変更しても良
い。
み合わせが出来るが、前述の通りにピクセル単位でみれ
ば打ち込み順が同一である為に同一の発色を得ることが
可能である。
2次色であるブルーのドット配置について説明したが、
イエローと他の2次色であるグリーン、レッドについて
も同様である。
指定されたピクセルに各色均等にシアンとマゼンタのデ
ータ01が入っている場合において、双方向プリントを
行っている状態を示している。この状態では往路でも復
路でもデータの存在するカラム毎に打ち込み順が反転
(C2→M2とM1→C1)している為に、マクロ的に
みればほぼ均一の色再現が可能となっている。
指定されたピクセルに各色均等にシアンとマゼンタのデ
ータ10が入っている場合において、双方向プリントを
行っている状態を示している。この状態では往路でも復
路でも打ち込み順が同一(対称)の為に、ほぼ均一の色
再現が可能となっている。
ジ1の記録ヘッド部の他の実施例として用いられる主要
部構造を部分的に示す模式図である。同図において、構
成要素は図3の記録ヘッド部の構成要素と同様である。
ただし、本実施例で用いられる記録ヘッド部の構成は、
図3とは各色のピクセルを構成するペアーとなる同色の
記録ヘッドの対が副走査方向へ1/2だけ記録ヘッドの
ノズルのピッチに対してずれている点で相違する構成と
なっている。
色をプリントした場合を示している。ピクセル130に
対してピクセルとしての最大濃度を発色させるためにド
ット位置121とドット位置122の2ドットを一つの
ペアとしてプリントしている状態を示している。同図の
121のドット位置と122のドット位置は夫々、記録
ヘッド100C1の吐出ノズル110から吐出されるド
ットと、記録ヘッド105C2の吐出ノズル111から
吐出されるドットが、ピクセル(画素)130の領域に
対して配置される位置を示している。ここでは、ドット
位置121が図の左上の対角位置を、ドット位置122
が右下の対角位置を示している。また、R11、R12
はピクセル130を形成する主走査のライン、すなわ
ち、ラスターを示している。ここでは、2ラスターで1
ピクセルが形成される。
ドカートリッジ1が移動する場合を往路とすると、往路
の場合ピクセル130内に打ち込まれるドットの順番は
記録ヘッド105C2→100C1、復路の場合C1→
C2となる。但し、一次色の場合はどちらも同じ色のイ
ンクの打ち込みとなる為、打ち込み順序による発色の差
は現れない。同図ではドット位置121とドット位置1
22のドット同士は重なっては示していないが、実際に
は図13で示すようにドットは一部オーバーラップして
いるのが通常である。
トリッジ1を用いてピクセル130上のドット位置12
1,123にドットを配置した場合を示す。この場合も
一次色である同一色のドットが配置されている為に、往
路と復路での発色の差は現れない。
トリッジ1を用いてピクセル130上のドット位置12
1,122に夫々シアンとマゼンタのドットを配置した
場合を示す。この場合は図12のピクセル130の構成
と異なり、それぞれのピクセル構成に対し各色のインク
がドットonドットの構成となっている。実施例1の図
6と同様に、ピクセル130で見れば常に均一な発色特
性を示すことが可能となる。
クセルが交互に並んでいることになるが、これをマクロ
的にピクセル130で見ると、打ち込み順としては往路
はC2からのシアンドット、M2からのマゼンダドッ
ト、M1からのマゼンダドット、C1からのシアンドッ
トとなり、復路ではC1からのシアンドット、M1から
のマゼンダドット、M2からのマゼンダドット、C2か
らのシアンドットとなり、打ち込み順が対称なピクセル
構成となる。その為、ピクセル単位ではその中間的なブ
ルーの発色を均一に発現させることが可能となる。
の場合、重要なこととして、必ずピクセルとしての最大
濃度を発色させる場合はピクセルを構成している各色が
順序として対照的にピクセル内に打ち込まれて形成され
ていることが支配的な状態となって行われていることが
本発明の必須条件となる。上記により実施例1の時と同
様に130のピクセルで見れば常に均一な発色特性を示
すことが可能となる。
セルとしての最大濃度を発色させる場合は、ピクセルを
構成している2次色を形成する各色が順序として対称的
にピクセル内に打ち込まれて形成されていることが支配
的な状態となっていることが重要となる。なお、本例で
は2次色としてブルー(シアンとマゼンタ)を例に挙げ
たが、レッド(マゼンタとイエロー)やグリーン(シア
ンとイエロー)の場合も同様であることは、容易に理解
できよう。
トリッジ1を用いてピクセル130のドット位置121
とドット位置123に各色のインクがドットonドット
で配置された構成を示す。この状態に於いても、図15
と同様にピクセル130で見れば常に均一な発色特性を
示すことが可能となる。
する場合について述べたが、次にピクセル内で中間調を
再現する場合での往復プリントの再現について説明す
る。ここでは具体的には多値データを受け取って行う場
合の一例を示す。多値データや打ち込み順の変更につい
ては先の実施例と同様であるので、説明を省略する。
データと記録ノズル列の位置との同調により、使用され
る記録ノズルが同調してしまう従来例を示している。ラ
スターR1とR5にはブルー(シアンとマゼンタ)のド
ットデータがある配置のハーフトーン、乃至、横罫線、
ハッチングをプリントした場合のあるカラムに配置され
たドットの色味を示す。
され、シアン(C)インクが後打されるのに対し、復路
ではその逆となる。このように、往路と復路ではイエロ
ー、マゼンタ、シアンの各ヘッドを対称に配置した記録
ヘッドのみでは、プリントデータによっては色味の差が
まだ生じてしまうことが示されている。
(シアンとマゼンタ)を形成する際、打ちこみ順が同じ
ドットが往路方向と復路方向でそれぞれ発生し、これら
の打ち込み順が異なるため、走査方向単位でバンド状の
色むらが発生している。
トの様子を示すものである。本実施例では先に示した振
りまき回路207が図18に示すように各色のデータに
対して配置するドットを配分する。図18のドット配分
も図9と同様であるので説明を省略する。なお、図18
のマゼンタ(M)について、記録ヘッドM1,M2の配
列が図9と1/2ドットピッチずれているため、図9と
はヘッドとドット位置が逆転している。
の2次色であるブルーのドット配置について説明した
が、イエローと他の2次色であるグリーン、レッドにつ
いても同様である。
指定されたピクセルに各色均等にシアンとマゼンタのデ
ータ01が入っている場合において、双方向プリントを
行っている状態を示している。この状態では往路でも復
路でもデータの存在するカラム毎に打ち込み順が反転
(C2→M1とM2→C1)している為に、マクロ的に
みればほぼ均一の色再現が可能となっている。
指定されたピクセルに各色均等にシアンとマゼンタのデ
ータ10が入っている場合において、双方向プリントを
行っている状態を示している。この状態では往路でも復
路でも打ち込み順が同一(対称)の為に、ほぼ均一の色
再現が可能となっている。
双方向プリント時の双方向ムラを双方向プリント対応の
対称形のヘッドを用いて改善する場合について述べてき
た。本発明は上記のみならず、公知の各色の記録素子が
CMYKのように色順に主走査方向に配列したヘッドで双方
向プリントを行った場合についても有効であることにつ
いて、以下に説明する。
YKという単純な並びをした記録ヘッドで、少なくとも2
パスの双方向プリントを行ったときに双方向ムラを発生
させないことに主眼をおいたことに特徴がある。本実施
例は、先の実施例と同様に、低濃度部では打ち込み順の
異なるピクセルの出現確率がラスター方向において略等
しくなるように制御することを基本的な思想としてい
る。さらには、好適な制御として、高濃度部でのピクセ
ルに打ち込むドットの順番を、少なくとも1色は対称的
な打ち込み順としている。以上により、記録データとの
同調により発生する双方向色ムラを軽減している。
述の制御を適用しても良い。どのような方法を用いるか
は設計仕様上の問題であり、記録されるドットのサイズ
や最大濃度により最適な組み合わせが決定される。
の記録ヘッドで双方向のマルチパスプリントをした場合
について説明する。図21に従来例、図223,24に
本実施例を示す。いずれの場合も、往路方向に記録ヘッ
ドを走査した後、記録素子数の半分(ここでは、2)±
1/2記録素子分のピッチ、1.5記録素子ピッチと
2.5記録素子ピッチで記録ヘッドを副走査方向に相対
的に移動させ、その後復路方に記録ヘッドを走査してマ
ルチパスプリントを行っている。
ントしようとすると各ピクセルに、ドットオンドットに
なる状態でシアンとマゼンタのドットを1ドットづつ配
置するようなデータが発生している場合を示している。
これ以外にも多数の組み合わせが存在するが、分かりや
すい組み合わせとした。
トではラスターR1、R3にブルーのドットデータがあ
る配置と復路のプリントではラスターR6にブルーのド
ットデータがある配置であるため、走査方向によってプ
リントデータとの干渉によりどちらの打ち込み順のデー
タが多く発生するかが左右されてしまい、色むらが発生
してしまう。ディザパターン等でデータを往路でプリン
トするか復路でプリントするかの振り分けが均等になら
ない場合、発色が偏る結果となる。
っている状態を示し、図24はフルベタをプリントして
いる状態を示している。図23では、ラスターR11,
R12とR21,22それぞれに打ち込み順の異なるド
ットが、往路走査のプリントと復路走査のプリントでほ
ぼ等しい確率で出現するので、発色が均一化される様子
を示している。図24では、1ピクセルはラスターR1
1,R12またはR21,22で構成されており、往路
でプリントするドットと復路でプリントするドットをペ
アーとしてピクセルを構成させることにより、やはり発
色が均一化される様子を示している。
ドットを配置するかとの関係を示したのが図22であ
る。先に説明した図9,18と見方は同様なので、説明
は省略する。
のドットがインターレース(1/2ピッチずれた配置)
で配置された場合を示しているが、お互いに補完される
間引きマスクを用いてドットピッチと同じラスター上に
ドットを配置するタイプのマルチパスプリントでも原理
的には同様である。また、記録素子と同一の解像度の倍
数の送りで行っても同様である。
って記録媒体上に形成されたカラー画像を示している。
このプリント記録物は、Y、M、C各色の単色から2次
色へのグラデーションを模式的に示したものである。
る色むらは発生しないが、この例では2次色のピクセル
もラスター方向に異なるインクの付与順序で形成されて
いるため、マクロ的には双方向に起因する色むらは視覚
上感知できない。
ても極めて有用である。
ッドの構成は図3や図12に示す構成に限定されるもの
ではない。例えば、図25乃至図29に示す各記録ヘッ
ドの様な構成が考えられるが、本発明の作用効果が発現
される構成であればこれ以外の構成でもよい。
ク(K)のインクを付与するブラック用の記録ヘッドを
設けたものである。ブラックは2次色の形成には一般的
には用いないので、対称配置にする必要がなく、また、
モノクロ記録における記録速度を向上させるためにノズ
ルの数が他の色のヘッドよりも多く設けられている。
ラック(K)のインクを付与するブラック用の記録ヘッ
ドを追加するとともに、対称中心となるイエロー(Y)
のヘッドを1つとして、構成の簡略化を図ったものであ
る。対称中心の記録ヘッドはいずれの方向でプリントし
ても、常に後打となるためである。なお、この例ではイ
エローを対称中心としたが、これに限定されるものでは
ない。
(K)用の記録ヘッドを1つのしたものであり、これは
図25と同様の理由である。
となるイエローのヘッドを1つとして、構成の簡略化を
図ったものである。
ク用ヘッドの配置を対称中心としたものである。
いては、第1に、低濃度部では、少なくとも異なる色の
ドットの組み合わせとなったピクセルに対しては往路プ
リントと復路プリントで少なくとも異なる色の先うち後
うちの関係が略等しい出現確率となるよう制御する手段
を具備し、第2に、高濃度部では、一つのピクセルに対
し、少なくとも使用しているインクの内の1色は同色イ
ンクの複数ドットによる構成とし、プリント媒体上にプ
リントを行う場合、少なくとも2次色以上を構成する際
に各色の打ち込み順が対称な順序であるものが支配的と
なるような手段を有している。
罫線等の画像データそのものとの同調や、高濃度部に於
いて発生していた打ち込み順の違いによる発色の差を解
消し、更に中間調部から低濃度部にかけて主にディザ等
のハーフトーニングとの同調により発生していた色むら
を改善することが可能となる。
双方向プリントを行う際に生じていたインクの付与順序
に起因する色むらの発生を、データに依存することなく
軽減することができる。
・プリント装置の概略構成を示す図である。
図である。
クセルの構成の一例を示す図である。
成の他の例を示す図である。
成の更に他の例を示す図である。
成の更に他の例を示す図である。
成を示すブロック図である。
走査の同調を示す図である。
トの位置の関係を示す図である。
態を示す図である。
態を示す図である。
ピクセルの構成の一例を示す図である。
を示す図である。
構成の他の例を示す図である。
構成の更に他の例を示す図である。
構成の更に他の例を示す図である。
干渉による色むらの発生原理を示す図である。
ットの位置の関係を示す図である。
態を示す図である。
態を示す図である。
の同調を示す図である。
ットの位置の関係を示す図である。
態を示す図である。
態を示す図である。
す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
単色から2次色へのグラデーションを模式的に示した図
である。
Claims (23)
- 【請求項1】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数色
のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成す
るプリント装置において、 2次色の画素領域に当該2次色を形成するために付与さ
れる複数色のインクの付与順序を変更する変更手段と、 この変更手段により、ラスター方向に複数配置される2
次色の画素領域のうち少なくとも1つに対するインクの
付与順序を他のそれと変更して形成する形成手段とを有
することを特徴とするプリント装置。 - 【請求項2】 前記形成手段は、ラスター方向に複数配
置される2次色の画素領域の略半数に対するインクの付
与順序を変更して形成することを特徴とする請求項1記
載のプリント装置。 - 【請求項3】 前記記録ヘッドは、複数色のインクを付
与する記録素子がある色のインクを付与する記録素子と
走査方向に対して対称となるよう複数配され、 前記変更手段は、対称に配された複数の記録素子を選択
することにより画素領域へのインクの付与順序を変更す
ることを特徴とする請求項1記載のプリント装置。 - 【請求項4】 前記変更手段は対称に配された複数の記
録素子に対応する複数のプリントバッファを有し、この
複数のプリントバッファに選択的にプリントデータを格
納することで対応する記録素子からインクを付与するこ
とにより、各ラスターに複数配置される2次色の画素領
域のうち少なくとも1つのインクの付与順序を他のそれ
と変更して形成することを特徴とする請求項3記載のプ
リント装置。 - 【請求項5】 前記形成手段は、カラー画像に応じた画
像信号に基づいて、前記複数のプリントバッファにプリ
ントデータを分配することにより、各ラスターに複数配
置される2次色の画素領域のうち少なくとも1つのイン
クの付与順序を他のそれと変更して形成することを特徴
とする請求項4記載のプリント装置。 - 【請求項6】 前記形成手段は、カラー画像に応じた画
像信号に基づいて、前記複数のプリントバッファにラン
ダムにプリントデータを分配することを特徴とする請求
項5記載のプリント装置。 - 【請求項7】 前記形成手段は、カラー画像に応じた画
像信号に基づいて、前記複数のプリントバッファに交互
にプリントデータを分配することを特徴とする請求項5
記載のプリント装置。 - 【請求項8】 前記記録ヘッドは、複数色のインクを付
与する記録素子が走査方向に配され、 前記変更手段は、前記画素領域にインクを付与すべき前
記記録ヘッドの走査方向を選択することにより画素領域
へのインクの付与順序を変更することを特徴とする請求
項1記載のプリント装置。 - 【請求項9】 前記記録ヘッドは少なくともシアン、マ
ゼンタ、イエローのインクを付与する記録素子を有し、
いずれかの色に対応する記録素子に対して他の色に対応
する記録素子が走査方向に対称に配されることを特徴と
する請求項3記載のプリント装置。 - 【請求項10】 前記記録ヘッドは少なくともシアン、
マゼンタ、イエローのインクを付与する記録素子が走査
方向に対称的に2組配されることを特徴とする請求項3
記載のプリント装置。 - 【請求項11】 前記記録ヘッドはブラックのインクを
付与する記録素子がさらに配されることを特徴とする請
求項9または10記載のプリント装置。 - 【請求項12】 2次色の画素領域に当該2次色を形成
するために付与される複数色のインクのうちのある色の
インクの付与順序を他の色のインクに対して対称とすべ
く、少なくとも当該ある色のインクを前記画素領域に複
数付与する手段を有することを特徴とする請求項1記載
のプリント装置。 - 【請求項13】 前記他のインクを前記画素領域に複数
付与することを特徴とする請求項12記載のプリント装
置。 - 【請求項14】 前記画素領域に付与された複数色のイ
ンクによるドットは、その全ての重心がほぼ一致してい
ることを特徴とする請求項12記載のプリント装置。 - 【請求項15】 前記画素領域に付与された複数色のイ
ンクによるドットは、その少なくとも一部が重なってい
ることを特徴とする請求項12記載のプリント装置。 - 【請求項16】 前記ある色のインクと前記他の色のイ
ンクの付与順序の異なる2次色のドットが前記画素領域
に複数配されることを特徴とする請求項13記載のプリ
ント装置。 - 【請求項17】 複数色のインクに対応した記録素子を
走査方向に対称的に配した記録ヘッドを双方向に走査し
つつ複数色のインクをプリント媒体に付与してカラー画
像を形成するプリント装置において、 前記対称的に配された複数の記録素子に対応する複数の
プリントバッファと、 カラー画像に応じた画像信号に基づいて、ある色のプリ
ントデータを前記複数のプリントバッファの少なくとも
1つに分配する分配手段とを有することを特徴とするプ
リント装置。 - 【請求項18】 前記分配手段は、画像信号のレベルが
低い場合は複数のプリントバッファの何れかにプリント
データを分配し、画像信号のレベルが高い場合は複数の
プリントバッファのいずれにもプリントデータを分配す
ることを特徴とする請求項17記載のプリント装置。 - 【請求項19】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数
色のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成
するプリント装置において、 プロセスカラーの画素領域に当該プロセスカラーを形成
するために付与される複数色のインクの付与順序を変更
する変更手段と、 この変更手段により、ラスター方向に複数配置される2
次色の画素領域のうち少なくとも1つに対するインクの
付与順序を他のそれと変更して形成する形成手段とを有
することを特徴とするプリント装置。 - 【請求項20】 前記記録ヘッドは熱によりインクを吐
出することを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記
載のプリント装置。 - 【請求項21】 記録ヘッドを双方向に走査しつつ複数
色のインクをプリント媒体に付与してカラー画像を形成
するプリント方法において、 2次色のある画素領域に当該2次色を形成するために複
数色のインクを付与する第1工程と、 前記ある画素領域のラスター方向に配置される他の画素
領域に前記2次色を形成するために複数色のインクを、
前記ある画素領域への付与順序と変更して付与する第2
工程と、 を有することを特徴とするプリント方法。 - 【請求項22】 前記記録ヘッドは、複数のインクを付
与する2組の記録素子を走査方向に対称的に配され、 前記第1工程と前記第2工程は前記記録ヘッドの1回の
走査で実行されることを特徴とする請求項21記載のプ
リント方法。 - 【請求項23】 複数色のインクによりカラー画像が形
成されたプリント記録物において、 プリント媒体と、 このプリント媒体の所定方向に複数配置された2次色の
画素領域とを有し、 前記複数の画素領域は複数のインクが付与して形成さ
れ、当該複数の画素領域のうち少なくとも1つに対する
インクの付与順序が他のそれと異なることを特徴とする
プリント記録物。
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---|---|---|---|
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