JP2001089571A - アミン、ポリオール、アミド官能性シロキサンコポリマーおよびこれらの調製方法 - Google Patents
アミン、ポリオール、アミド官能性シロキサンコポリマーおよびこれらの調製方法Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
- C08L83/08—Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維の手触りを損なうことなく、黄変に対す
る耐性を付与し、かつ、親水性を与える、アミン、ポリ
オール、アミド官能性シロキサンコポリマーを提供す
る。 【解決手段】 一般式: 【化1】 [式中、各R3は、 【化2】 を含む複素環式窒素含有基、または 【化3】 を含む窒素含有基であり、各R4は、水素原子、一価の
炭化水素または式-R2NX2の基から独立に選択され、
各Xは、全てのXが水素原子ではないという条件の下
で、独立して水素原子またはX’であり、各X’は 【化4】 の基または 【化5】 の基から独立に選択され、当該各X’選択肢のそれぞれ
が少なくとも一つ存在する]を有することを特徴とす
る。
る耐性を付与し、かつ、親水性を与える、アミン、ポリ
オール、アミド官能性シロキサンコポリマーを提供す
る。 【解決手段】 一般式: 【化1】 [式中、各R3は、 【化2】 を含む複素環式窒素含有基、または 【化3】 を含む窒素含有基であり、各R4は、水素原子、一価の
炭化水素または式-R2NX2の基から独立に選択され、
各Xは、全てのXが水素原子ではないという条件の下
で、独立して水素原子またはX’であり、各X’は 【化4】 の基または 【化5】 の基から独立に選択され、当該各X’選択肢のそれぞれ
が少なくとも一つ存在する]を有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミン、ポリオー
ル、アミド官能性シロキサンコポリマーおよびその調製
方法に関する。特に、本発明は、繊維処理用組成物にお
ける使用に適したアミン、ポリオール、アミド官能性シ
ロキサンコポリマーに関する。
ル、アミド官能性シロキサンコポリマーおよびその調製
方法に関する。特に、本発明は、繊維処理用組成物にお
ける使用に適したアミン、ポリオール、アミド官能性シ
ロキサンコポリマーに関する。
【0002】
【従来の技術】織物市場では、処理されたファブリック
に柔軟性を付与するだけでなく、親水性およびその他の
所望の特性をも付与するシロキサンファブリック柔軟剤
に関する需要が伸び続けている。ファブリック処理剤の
活性成分として従来のシロキサンポリマーを用いること
は、多くの場合、二律背反する性質の取捨についての考
量を必要とする。
に柔軟性を付与するだけでなく、親水性およびその他の
所望の特性をも付与するシロキサンファブリック柔軟剤
に関する需要が伸び続けている。ファブリック処理剤の
活性成分として従来のシロキサンポリマーを用いること
は、多くの場合、二律背反する性質の取捨についての考
量を必要とする。
【0003】アミン官能性ポリシロキサンは、織物の手
触りを改善することが知られている。“手触り”とは、
織物の柔軟性および滑らかさを意味する。処理された織
物の手触りは、ポリシロキサンのアミン含量(例えば、
アミノ官能基の数)に直接的に関係する。一般に、アミ
ン含量が増大するにつれ、織物の手触りが改善される。
触りを改善することが知られている。“手触り”とは、
織物の柔軟性および滑らかさを意味する。処理された織
物の手触りは、ポリシロキサンのアミン含量(例えば、
アミノ官能基の数)に直接的に関係する。一般に、アミ
ン含量が増大するにつれ、織物の手触りが改善される。
【0004】ファブリック処理剤として使用するための
アミン官能性シロキサン化合物を生成する一つの方法
は、エポキシ官能性シリコーンをアミン官能性有機化合
物と反応させることである。この方法は、米国特許第4
409267号に記載されている。オルガノポリシロキ
サンは、1)付加反応により、シラノール官能性オルガ
ノポリシロキサンを、ポリオキシアルキレン化合物およ
びエポキシ官能性化合物と反応させ、次いで、2)アミ
ン化合物を、エポキシ官能性オルガノポリシロキサンの
エポキシ基と反応させることを含む方法によって調製さ
れる。この反応は、通常、溶媒の存在下で行われる。そ
の後、この溶媒および反応中に生じた不純物を除去する
必要がある。
アミン官能性シロキサン化合物を生成する一つの方法
は、エポキシ官能性シリコーンをアミン官能性有機化合
物と反応させることである。この方法は、米国特許第4
409267号に記載されている。オルガノポリシロキ
サンは、1)付加反応により、シラノール官能性オルガ
ノポリシロキサンを、ポリオキシアルキレン化合物およ
びエポキシ官能性化合物と反応させ、次いで、2)アミ
ン化合物を、エポキシ官能性オルガノポリシロキサンの
エポキシ基と反応させることを含む方法によって調製さ
れる。この反応は、通常、溶媒の存在下で行われる。そ
の後、この溶媒および反応中に生じた不純物を除去する
必要がある。
【0005】米国特許第5593611号は、アミノポ
リシロキサンを含むファブリック処理組成物を開示す
る。アミノポリシロキサンは、加熱するとともに、塩基
性触媒の存在下において、アミノ官能性ジアルコキシシ
ランを、水を用いて加水分解および縮合することによっ
て調製される。このアミノポリシロキサンは疎水性であ
り、かつ、少なくとも30000の分子量を有する。
リシロキサンを含むファブリック処理組成物を開示す
る。アミノポリシロキサンは、加熱するとともに、塩基
性触媒の存在下において、アミノ官能性ジアルコキシシ
ランを、水を用いて加水分解および縮合することによっ
て調製される。このアミノポリシロキサンは疎水性であ
り、かつ、少なくとも30000の分子量を有する。
【0006】米国特許第4757121号は、合成繊維
用の繊維軟化組成物を開示する。この組成物は、二つの
異なるアミノ置換オルガノポリシロキサン、エポキシ置
換アルコキシシランおよびモノエポキシ化合物の組合せ
を含む。第一のアミノ置換オルガノポリシロキサンは、
エポキシ含有アルコキシシランと反応するヒドロキシ基
またはアルコキシ基を末端に有する。これは、繊維表面
上に架橋した組成物の皮膜を形成する。第二のアミノ置
換アルコキシシランは、トリアルキル-シリル末端を有
し、第二のオルガノポリシロキサンは、アミノ含有オル
ガノポリシロキサンを液状有機エポキシ化合物と反応さ
せることによって調製される。
用の繊維軟化組成物を開示する。この組成物は、二つの
異なるアミノ置換オルガノポリシロキサン、エポキシ置
換アルコキシシランおよびモノエポキシ化合物の組合せ
を含む。第一のアミノ置換オルガノポリシロキサンは、
エポキシ含有アルコキシシランと反応するヒドロキシ基
またはアルコキシ基を末端に有する。これは、繊維表面
上に架橋した組成物の皮膜を形成する。第二のアミノ置
換アルコキシシランは、トリアルキル-シリル末端を有
し、第二のオルガノポリシロキサンは、アミノ含有オル
ガノポリシロキサンを液状有機エポキシ化合物と反応さ
せることによって調製される。
【0007】米国特許第4680366号は、第一級お
よび第二級アミン官能性炭化水素基とポリオキシアルキ
レン基とを有するオルガノポリシロキサンを含むファブ
リック処理剤を開示する。このオルガノポリシロキサン
は、ポリオキシアルキレングリシジルエーテルを、アミ
ノ官能性オルガノポリシロキサンと反応させることによ
って調製される。
よび第二級アミン官能性炭化水素基とポリオキシアルキ
レン基とを有するオルガノポリシロキサンを含むファブ
リック処理剤を開示する。このオルガノポリシロキサン
は、ポリオキシアルキレングリシジルエーテルを、アミ
ノ官能性オルガノポリシロキサンと反応させることによ
って調製される。
【0008】しかしながら、アミン官能性ポリオルガノ
シロキサンは、アミン官能性ポリオルガノシロキサンが
織物処理用組成物に用いられた場合、ポリオルガノシロ
キサンのアミン含量が増すにつれ、織物が変色または黄
変する傾向が増大するという欠点を有する。さらに、ア
ミン官能性は、処理された織物に疎水性を付与する傾向
がある。
シロキサンは、アミン官能性ポリオルガノシロキサンが
織物処理用組成物に用いられた場合、ポリオルガノシロ
キサンのアミン含量が増すにつれ、織物が変色または黄
変する傾向が増大するという欠点を有する。さらに、ア
ミン官能性は、処理された織物に疎水性を付与する傾向
がある。
【0009】黄変を最小にするため、織物産業におい
て、アミン基の代わりにアミド基またはカルバマート基
を含む修飾ポリシロキサンを適用することによって、織
物に柔軟性を付与することが慣例とされてきた。しかし
ながら、アミドおよびカルバマート基は、アミン基の柔
軟特性と同レベルの所望の柔軟特性を付与するものでは
ない。
て、アミン基の代わりにアミド基またはカルバマート基
を含む修飾ポリシロキサンを適用することによって、織
物に柔軟性を付与することが慣例とされてきた。しかし
ながら、アミドおよびカルバマート基は、アミン基の柔
軟特性と同レベルの所望の柔軟特性を付与するものでは
ない。
【0010】例えば、アミン官能性シロキサンを調製す
る別の方法は、 1995年3月に発行されたTextile Chemis
t and Colorist, Vol.27, No.3の、Lautenschlagerらに
よる“Structure Activity Relationships of Aminofun
ctional Siloxanes as Components in Softening Finis
hes”に開示されている。Lautenschlagerらは、反応中
に形成される不純物を理由に、エポキシ化は、改良され
た柔軟剤に代わりうるものではないことを開示する。ま
た、Lautenschlagerらは、アシル化されたアミノ官能性
シリコーンと、アミノ官能性シリコーン流体のアシル化
によるその調製方法を開示する。アシル化剤は、無水
物、ラクトンまたはカーボナートとすることができる。
しかしながら、得られたアシル化されたアミノ官能性シ
リコーンは、標準的なアミノシロキサンと比較した場
合、手触りの低下を示す。
る別の方法は、 1995年3月に発行されたTextile Chemis
t and Colorist, Vol.27, No.3の、Lautenschlagerらに
よる“Structure Activity Relationships of Aminofun
ctional Siloxanes as Components in Softening Finis
hes”に開示されている。Lautenschlagerらは、反応中
に形成される不純物を理由に、エポキシ化は、改良され
た柔軟剤に代わりうるものではないことを開示する。ま
た、Lautenschlagerらは、アシル化されたアミノ官能性
シリコーンと、アミノ官能性シリコーン流体のアシル化
によるその調製方法を開示する。アシル化剤は、無水
物、ラクトンまたはカーボナートとすることができる。
しかしながら、得られたアシル化されたアミノ官能性シ
リコーンは、標準的なアミノシロキサンと比較した場
合、手触りの低下を示す。
【0011】米国特許第5100991号は、ファブリ
ック処理組成物において使用できる化合物を開示する。
この化合物は、アミノ官能性シランまたはシロキサン
を、ラクトンと反応させることによって調製される。
ック処理組成物において使用できる化合物を開示する。
この化合物は、アミノ官能性シランまたはシロキサン
を、ラクトンと反応させることによって調製される。
【0012】米国特許第5118535号は、繊維物質
の処理に用いることができる環状ジアミン官能性ポリジ
オルガノシロキサンを開示する。
の処理に用いることができる環状ジアミン官能性ポリジ
オルガノシロキサンを開示する。
【0013】欧州特許第0399706号公報(EP A2 0
399706)は、繊維物質の処理剤を調製する方法を開示す
る。この方法は、アミン含有オルガノシロキサンをモノ
エポキシドと予じめ反応させておくことを含む。得られ
た生成物は、第一級、第二級および第三級アミン基を含
み、10%までのアミン基が第一級アミン基である。
399706)は、繊維物質の処理剤を調製する方法を開示す
る。この方法は、アミン含有オルガノシロキサンをモノ
エポキシドと予じめ反応させておくことを含む。得られ
た生成物は、第一級、第二級および第三級アミン基を含
み、10%までのアミン基が第一級アミン基である。
【0014】米国特許第4311626号は、アミノ官
能性ポリジオルガノシロキサンとカルボキシル官能性ポ
リジオルガノシロキサンとを含む繊維処理組成物を開示
する。しかしながら、カルボキシル基は、処理された繊
維の手触りを損なう。
能性ポリジオルガノシロキサンとカルボキシル官能性ポ
リジオルガノシロキサンとを含む繊維処理組成物を開示
する。しかしながら、カルボキシル基は、処理された繊
維の手触りを損なう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の参照文献のいずれも、アミン、ポリオールおよびアミ
ド官能基を有するシロキサンコポリマーを開示していな
い。それゆえ、アミン、ポリオール、アミド、ジメチル
官能性シロキサンコポリマーを提供することが本発明の
目的である。さらに、繊維処理用組成物において用いる
ことができるアミン、ポリオール、アミド、ジメチル官
能性シロキサンコポリマーを提供することが本発明のさ
らなる目的である。
の参照文献のいずれも、アミン、ポリオールおよびアミ
ド官能基を有するシロキサンコポリマーを開示していな
い。それゆえ、アミン、ポリオール、アミド、ジメチル
官能性シロキサンコポリマーを提供することが本発明の
目的である。さらに、繊維処理用組成物において用いる
ことができるアミン、ポリオール、アミド、ジメチル官
能性シロキサンコポリマーを提供することが本発明のさ
らなる目的である。
【0016】本発明は、アミン、ポリオールおよびアミ
ド官能性を有するシロキサンコポリマーに関する。アミ
ン、ポリオールおよびアミド官能性の組合せは、このコ
ポリマーを含む繊維処理用組成物において相乗効果をも
たらす。この相乗効果とは、前記コポリマーが、繊維の
手触りを顕著に損なうことなく、黄変に対する耐性を付
与し、かつ、処理された繊維に親水性を与えることであ
る。さらに本発明は、アミン、ポリオール、アミド官能
性シロキサンコポリマーを調製する方法にも関する。
ド官能性を有するシロキサンコポリマーに関する。アミ
ン、ポリオールおよびアミド官能性の組合せは、このコ
ポリマーを含む繊維処理用組成物において相乗効果をも
たらす。この相乗効果とは、前記コポリマーが、繊維の
手触りを顕著に損なうことなく、黄変に対する耐性を付
与し、かつ、処理された繊維に親水性を与えることであ
る。さらに本発明は、アミン、ポリオール、アミド官能
性シロキサンコポリマーを調製する方法にも関する。
【0017】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明は、アミン、ポリオール、アミド官能性シロキサ
ンコポリマーに関する。このコポリマーは、以下の平均
的な一般式:
本発明は、アミン、ポリオール、アミド官能性シロキサ
ンコポリマーに関する。このコポリマーは、以下の平均
的な一般式:
【化10】 [式中、各Eは、一価の炭化水素基、ヒドロキシル基ま
たはアルコキシ基から独立に選択され;各R1は、独立
して一価の炭化水素基であり;各R2は、独立して1な
いし10の炭素原子を有する二価の炭化水素基であり;
各R3は、
たはアルコキシ基から独立に選択され;各R1は、独立
して一価の炭化水素基であり;各R2は、独立して1な
いし10の炭素原子を有する二価の炭化水素基であり;
各R3は、
【化11】 を含む複素環式窒素含有基、または窒素含有基
【化12】 であり(ここで、各R4は、水素原子、一価の炭化水素
または式-R2NX2の基から独立に選択され、各Xは、
全てのXが水素原子ではないという条件の下で、独立し
て水素原子またはX’であり、各X’は以下の式:
または式-R2NX2の基から独立に選択され、各Xは、
全てのXが水素原子ではないという条件の下で、独立し
て水素原子またはX’であり、各X’は以下の式:
【化13】 の基または以下の式:
【化14】 の基から独立に選択され、当該各X’選択肢のそれぞれ
が少なくとも一つ存在し、各R2は上記定義と同一であ
り、各R5は独立して1ないし7の炭素原子の二価の炭
化水素基であり、zは1ないし7の整数である);eは
25ないし1000であり;かつ、fは0.1ないし2
00である]を有する。好ましくは、eは75ないし4
00であり、かつ、fは0.85ないし20である。好
ましくは、以下の式:
が少なくとも一つ存在し、各R2は上記定義と同一であ
り、各R5は独立して1ないし7の炭素原子の二価の炭
化水素基であり、zは1ないし7の整数である);eは
25ないし1000であり;かつ、fは0.1ないし2
00である]を有する。好ましくは、eは75ないし4
00であり、かつ、fは0.85ないし20である。好
ましくは、以下の式:
【化15】 の基によって表されるXおよびX’の量は、コポリマー
分子の0.1ないし2.9mol%、さらに好ましくは
0.9ないし2.1mol%である。好ましくは、以下
の式:
分子の0.1ないし2.9mol%、さらに好ましくは
0.9ないし2.1mol%である。好ましくは、以下
の式:
【化16】 の基で表されるXおよびX’の量は、コポリマー分子の
0.01ないし2.9mol%、さらに好ましくは0.
01ないし0.05mol%である。
0.01ないし2.9mol%、さらに好ましくは0.
01ないし0.05mol%である。
【0018】各R1は、独立して一価の炭化水素基であ
る。R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チルおよびヘキシルのようなアルキル;フェニル、トリ
ルおよびキシリルのようなアリール;およびベンジルお
よびフェネチルのようなアラルキルによって例示され
る。アルキル基が好ましく、メチルが特に好ましい。
る。R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チルおよびヘキシルのようなアルキル;フェニル、トリ
ルおよびキシリルのようなアリール;およびベンジルお
よびフェネチルのようなアラルキルによって例示され
る。アルキル基が好ましく、メチルが特に好ましい。
【0019】各R2は、独立して、1ないし10の炭素
原子の二価の炭化水素基である。二価の基は、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンおよびメチル
プロピレンのようなアルキレン基;および式-(CH2)
2-C6H4によって表されるアルキレン−アリーレン基に
よって例示される。エチレン、プロピレンおよびイソブ
チレン基のようなアルキレン基が好ましい。
原子の二価の炭化水素基である。二価の基は、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンおよびメチル
プロピレンのようなアルキレン基;および式-(CH2)
2-C6H4によって表されるアルキレン−アリーレン基に
よって例示される。エチレン、プロピレンおよびイソブ
チレン基のようなアルキレン基が好ましい。
【0020】各Eは、一価の炭化水素基、ヒドロキシル
基またはアルコキシ基から独立に選択される。好ましく
は、アルコキシ基は、10ないし15の炭素原子を有す
る。
基またはアルコキシ基から独立に選択される。好ましく
は、アルコキシ基は、10ないし15の炭素原子を有す
る。
【0021】各R5は、独立して1ないし7の炭素原子
の二価の炭化水素基であり、かつ、zは、1ないし7の
整数である。R5は、エチレン、プロピレン、ブチレン
およびイソブチレンによって例示される。
の二価の炭化水素基であり、かつ、zは、1ないし7の
整数である。R5は、エチレン、プロピレン、ブチレン
およびイソブチレンによって例示される。
【0022】好ましくは、以下の一般式:
【化17】 によって表される基は、
【化18】 である。
【0023】好ましくは、以下の一般式:
【化19】 によって表される基は、
【化20】 である。
【0024】さらに本発明は、アミン、ポリオール、ア
ミド官能性シロキサンコポリマーの調製方法にも関す
る。この方法は、(i)アミン官能性シロキサン;(i
i)エポキシ官能性化合物;および(iii)ラクトン、無
水物またはカーボナートから選択された物質を反応させ
ることを含む。好ましくは、成分(i)の量は90ない
し99重量%、成分(ii)の量は0.5ないし9重量
%、かつ成分(iii)の量は0.1ないし5重量%であ
る。
ミド官能性シロキサンコポリマーの調製方法にも関す
る。この方法は、(i)アミン官能性シロキサン;(i
i)エポキシ官能性化合物;および(iii)ラクトン、無
水物またはカーボナートから選択された物質を反応させ
ることを含む。好ましくは、成分(i)の量は90ない
し99重量%、成分(ii)の量は0.5ないし9重量
%、かつ成分(iii)の量は0.1ないし5重量%であ
る。
【0025】成分(i)は、アミン官能性シロキサンで
ある。成分(i)は、当該技術分野において周知の触媒
を用いた塩基平衡(base equilibration)によって調製す
ることができる。好ましい方法は、ポリジオルガノシロ
キサン;ヘキサメチルジシロキサンのようなエンドブロ
ッカー;アミン官能性シランまたはアミン官能性シロキ
サン;および水を含む組成物を、触媒の存在下で150
℃まで加熱することを含む。加熱と同時に、水やアルコ
ールのような副産物を除去するために、この系に軽いス
トリッピングが適用される。成分(i)の生成後、この
反応混合物をストリッピングして、成分(i)から低沸
点不純物を除去する。
ある。成分(i)は、当該技術分野において周知の触媒
を用いた塩基平衡(base equilibration)によって調製す
ることができる。好ましい方法は、ポリジオルガノシロ
キサン;ヘキサメチルジシロキサンのようなエンドブロ
ッカー;アミン官能性シランまたはアミン官能性シロキ
サン;および水を含む組成物を、触媒の存在下で150
℃まで加熱することを含む。加熱と同時に、水やアルコ
ールのような副産物を除去するために、この系に軽いス
トリッピングが適用される。成分(i)の生成後、この
反応混合物をストリッピングして、成分(i)から低沸
点不純物を除去する。
【0026】本発明の特に好ましい実施態様では、成分
(i)は縮合反応法によって調製される。この縮合反応
法は、 I)シラノールで末端がブロックされたポリジメチルシ
ロキサン、アルコール、およびアミノシランを含む混合
物を触媒の存在下で加熱し、かつその後に、 II)徐々に圧力を低下させて、反応混合物から副産物を
除去することによって縮重合を促進させることを含む。
(i)は縮合反応法によって調製される。この縮合反応
法は、 I)シラノールで末端がブロックされたポリジメチルシ
ロキサン、アルコール、およびアミノシランを含む混合
物を触媒の存在下で加熱し、かつその後に、 II)徐々に圧力を低下させて、反応混合物から副産物を
除去することによって縮重合を促進させることを含む。
【0027】好ましくは、アルコールは、直鎖アルコー
ルの混合物を含む。工程I)で用いられる触媒は、水酸
化バリウム、正リン酸三ナトリウム(trisodium orthoph
osphate)、またはこれらを組合せたものから選択され
る。工程I)における混合物は、工程II)における縮合
反応を完了する間中加熱される。好ましくは、この混合
物は85℃まで、3時間まで熱せられる。
ルの混合物を含む。工程I)で用いられる触媒は、水酸
化バリウム、正リン酸三ナトリウム(trisodium orthoph
osphate)、またはこれらを組合せたものから選択され
る。工程I)における混合物は、工程II)における縮合
反応を完了する間中加熱される。好ましくは、この混合
物は85℃まで、3時間まで熱せられる。
【0028】工程II)で形成された副産物は、水とアル
コールである。工程II)における圧力は、好ましくは2
00ミリバールまで低減される。工程II)の生成物の粘
性が安定した後、圧力が周囲環境まで戻され、生成物が
不活性雰囲気下で冷却される。
コールである。工程II)における圧力は、好ましくは2
00ミリバールまで低減される。工程II)の生成物の粘
性が安定した後、圧力が周囲環境まで戻され、生成物が
不活性雰囲気下で冷却される。
【0029】成分(i)は、以下の平均的な一般式:
【化21】 [式中、R1、R2、eおよびfは上述の通りである。R
3’は、
3’は、
【化22】 を含む複素環式窒素含有基、または窒素含有基
【化23】 であり、ここで、各R4’は、水素原子、一価の炭化水
素および式-R2NH2の基から選択される]を有する。
素および式-R2NH2の基から選択される]を有する。
【0030】(i)アミン官能性シロキサンが塩基平衡
法により調製される場合には、各Eは一価の炭化水素
基、好ましくはアルキル基またはアリール基である。ア
ミン官能性シロキサンが縮合反応によって調製される場
合には、各Eは、一価の炭化水素基、ヒドロキシル基ま
たはアルコキシ基から独立に選択される。
法により調製される場合には、各Eは一価の炭化水素
基、好ましくはアルキル基またはアリール基である。ア
ミン官能性シロキサンが縮合反応によって調製される場
合には、各Eは、一価の炭化水素基、ヒドロキシル基ま
たはアルコキシ基から独立に選択される。
【0031】成分(ii)は、以下の一般式:
【化24】 [式中、R2は上記の二価の炭化水素基である]を有す
るエポキシ官能性化合物である。適切なエポキシ官能性
化合物は、グリシドール、2,3-エポキシ-シクロペン
タノールおよび3,3-エポキシ-6-メチルシクロヘキシ
ルメタノールを含む。グリシドールが好ましい。
るエポキシ官能性化合物である。適切なエポキシ官能性
化合物は、グリシドール、2,3-エポキシ-シクロペン
タノールおよび3,3-エポキシ-6-メチルシクロヘキシ
ルメタノールを含む。グリシドールが好ましい。
【0032】成分(iii)は、無水物、カーボナートま
たはラクトンから選択される。適切な無水物は、
たはラクトンから選択される。適切な無水物は、
【化25】 [式中、R5は、上述したように、独立して、水素原子
または1ないし7の炭素原子の二価の炭化水素基であ
り、zは1ないし7の整数である]から選択される。適
切なカーボナートは、以下の式:
または1ないし7の炭素原子の二価の炭化水素基であ
り、zは1ないし7の整数である]から選択される。適
切なカーボナートは、以下の式:
【化26】 [R5およびzは上記の通りである]を有する。
【0033】ラクトンは、成分(iii)として好まし
い。適切なラクトンは、米国特許第5100991号に
開示されている。適切なラクトンは、以下の式:
い。適切なラクトンは、米国特許第5100991号に
開示されている。適切なラクトンは、以下の式:
【化27】 [式中、R6は、水素原子または上記R5から選択され、
zは上記の通りである]を有する。好ましくは、各R6
は水素原子を示し、かつzは3ないし6である。ラクト
ンは、ブチロラクトン、イプシロンカプロラクトン、お
よびデルタグルコノラクトンによって例示される。ブチ
ロラクトンとイプシロンカプロラクトンが、特に好まし
い。
zは上記の通りである]を有する。好ましくは、各R6
は水素原子を示し、かつzは3ないし6である。ラクト
ンは、ブチロラクトン、イプシロンカプロラクトン、お
よびデルタグルコノラクトンによって例示される。ブチ
ロラクトンとイプシロンカプロラクトンが、特に好まし
い。
【0034】コポリマーは、(i)アミン官能性シロキ
サンを、(ii)エポキシ官能性化合物および(iii)無
水物、カーボナートまたはラクトンから選択された物質
と反応させることによって調製することができる。ここ
で、成分(i)、(ii)および(iii)は、一工程でシロ
キサンコポリマーのアミドおよびポリオール官能性を生
じるために、同時に組み合わせられる。好ましくは、こ
の方法でコポリマーを調製するために、成分(i)、(i
i)および(iii)は、数時間にわたって、80ないし1
00℃に熱せられる。
サンを、(ii)エポキシ官能性化合物および(iii)無
水物、カーボナートまたはラクトンから選択された物質
と反応させることによって調製することができる。ここ
で、成分(i)、(ii)および(iii)は、一工程でシロ
キサンコポリマーのアミドおよびポリオール官能性を生
じるために、同時に組み合わせられる。好ましくは、こ
の方法でコポリマーを調製するために、成分(i)、(i
i)および(iii)は、数時間にわたって、80ないし1
00℃に熱せられる。
【0035】あるいは、コポリマーは、以下の工程:
(1)(i)アミン官能性シロキサンを(ii)エポキシ
官能性化合物と反応させて、アミン、ポリオール官能性
シロキサンの反応性生物を得る工程、および、その後
で、(2)(i)および(ii)の反応生成物を(iii)無
水物、カーボナートまたはラクトンから選択された物質
と反応させて、アミン、ポリオール、アミド官能性シロ
キサンコポリマーを得る工程により調製することができ
る(このコポリマーは、(i)と(iii)の反応生成物を
(ii)と反応させることによって調製することもでき
る)。
(1)(i)アミン官能性シロキサンを(ii)エポキシ
官能性化合物と反応させて、アミン、ポリオール官能性
シロキサンの反応性生物を得る工程、および、その後
で、(2)(i)および(ii)の反応生成物を(iii)無
水物、カーボナートまたはラクトンから選択された物質
と反応させて、アミン、ポリオール、アミド官能性シロ
キサンコポリマーを得る工程により調製することができ
る(このコポリマーは、(i)と(iii)の反応生成物を
(ii)と反応させることによって調製することもでき
る)。
【0036】コポリマーがこの方法で調製される場合に
は、成分(i)および(ii)は、好ましくは、数時間に
わたって、80ないし115℃に熱せられる。次いで、
(i)および(ii)の反応生成物を、数時間にわたって
100℃で加熱することにより成分(iii)と反応させ
る。
は、成分(i)および(ii)は、好ましくは、数時間に
わたって、80ないし115℃に熱せられる。次いで、
(i)および(ii)の反応生成物を、数時間にわたって
100℃で加熱することにより成分(iii)と反応させ
る。
【0037】好ましくは、工程(1)のアミン、ポリオ
ール官能性シロキサンは、(i)アミン官能性シロキサ
ンを(ii)エポキシ−官能性化合物と、工程(1)のア
ミン、ポリオール−官能性シロキサン反応生成物を生成
するように反応させることによって調製される。この方
法は、1990年11月28日に公開された欧州特許出
願第0399706A2号に例示されている。
ール官能性シロキサンは、(i)アミン官能性シロキサ
ンを(ii)エポキシ−官能性化合物と、工程(1)のア
ミン、ポリオール−官能性シロキサン反応生成物を生成
するように反応させることによって調製される。この方
法は、1990年11月28日に公開された欧州特許出
願第0399706A2号に例示されている。
【0038】工程(1)で形成されたアミン、ポリオー
ル官能性シロキサン反応生成物は、以下の平均的な一般
式:
ル官能性シロキサン反応生成物は、以下の平均的な一般
式:
【化28】 [式中、R1、R2、E、eおよびfは上述の通りであ
り、かつ、各R3”は、
り、かつ、各R3”は、
【化29】 を含む複素環式窒素含有基、または窒素含有基
【化30】 であり、ここで、各R4”は、水素原子または式:-R2
NY2の基から選択され、各Yは、独立に水素原子また
はY’であり、各Y’は以下の式:
NY2の基から選択され、各Yは、独立に水素原子また
はY’であり、各Y’は以下の式:
【化31】 の基であり、各R2は、上述したように二価の炭化水素
基である]を有する。
基である]を有する。
【0039】次いで、工程(2)では、アミン、ポリオ
ール官能性シロキサン反応生成物を、(iii)上記の無
水物、カーボナートまたはラクトンから選択された物質
と反応させる。好ましくは、ラクトンを、アミン、ポリ
オール官能性シロキサンと反応させて、アミン、ポリオ
ール、アミド官能性シロキサンコポリマーを生成する。
アミン官能性基をラクトンと反応させることによりアミ
ド官能基を形成するための好ましい方法は、米国特許第
5100991号に見出すことができる。
ール官能性シロキサン反応生成物を、(iii)上記の無
水物、カーボナートまたはラクトンから選択された物質
と反応させる。好ましくは、ラクトンを、アミン、ポリ
オール官能性シロキサンと反応させて、アミン、ポリオ
ール、アミド官能性シロキサンコポリマーを生成する。
アミン官能性基をラクトンと反応させることによりアミ
ド官能基を形成するための好ましい方法は、米国特許第
5100991号に見出すことができる。
【0040】
【実施例】以下の例は、当業者に対し本発明を例示する
ためのものであり、特許請求の範囲に記載された本発明
の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
ためのものであり、特許請求の範囲に記載された本発明
の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
【0041】実施例1 サンプル1を以下のようにして調製した。25℃で70
cSt(0.00007m2/s)の粘性を有するヒドロ
キシ基を末端に有するジメチルシロキサン(216.0
7g)、アミノエチルアミノイソブチルメチルジメトキ
シシラン(14.08g)、25℃で15cSt(0.
000015m2/s)の粘性を有するポリジメチルシ
ロキサン流体(21.79g)、脱イオン水(5.0
g)、およびヒドロキシ基を末端に有するテトラブチル
ホスホニウムクロリドジメチルシロキサン(2.5g)
をコンデンサー(凝縮器)とディーンスタークトラップ
(Dean Stark trap)を備えた500mLのフラスコ内で
混合した。この混合物を115℃で4時間熱し、次い
で、150℃で1時間熱した。得られたポリマーを、完
全な真空下で150℃で熱することによってストリッピ
ングし、ストリッピングしたポリマーを80℃まで冷却
した。
cSt(0.00007m2/s)の粘性を有するヒドロ
キシ基を末端に有するジメチルシロキサン(216.0
7g)、アミノエチルアミノイソブチルメチルジメトキ
シシラン(14.08g)、25℃で15cSt(0.
000015m2/s)の粘性を有するポリジメチルシ
ロキサン流体(21.79g)、脱イオン水(5.0
g)、およびヒドロキシ基を末端に有するテトラブチル
ホスホニウムクロリドジメチルシロキサン(2.5g)
をコンデンサー(凝縮器)とディーンスタークトラップ
(Dean Stark trap)を備えた500mLのフラスコ内で
混合した。この混合物を115℃で4時間熱し、次い
で、150℃で1時間熱した。得られたポリマーを、完
全な真空下で150℃で熱することによってストリッピ
ングし、ストリッピングしたポリマーを80℃まで冷却
した。
【0042】グリシドール(9.48g)を、ストリッ
ピングしたポリマーに添加した。グリシドールとポリマ
ーを115℃まで4時間にわたって熱した。得られたポ
リマーを100℃まで冷却した。
ピングしたポリマーに添加した。グリシドールとポリマ
ーを115℃まで4時間にわたって熱した。得られたポ
リマーを100℃まで冷却した。
【0043】ブチロラクトン(0.92g)をこのポリ
マーに添加した。このポリマーとブチロラクトンを、1
00℃で4時間にわたって熱した。
マーに添加した。このポリマーとブチロラクトンを、1
00℃で4時間にわたって熱した。
【0044】得られたコポリマーは、以下の式:
【化32】 [式中、50%のYが水素であり、かつ、50%のYが
以下の式:
以下の式:
【化33】 を有する]を有するものであった。
【0045】実施例2 サンプル2を以下のようにして調製した。25℃で70
cSt(0.00007m2/s)の粘性を有するヒドロ
キシ基を末端に有するジメチルシロキサン(216.0
7g)、アミノエチルアミノイソブチルメチルジメトキ
シシラン(14.08g)、25℃で15cSt(0.
000015m2/s)の粘性を有するポリジメチルシ
ロキサン流体(21.79g)、脱イオン水(5.0
g)、およびヒドロキシ基を末端に有するテトラブチル
ホスホニウムクロリドジメチルシロキサン(2.5g)
をコンデンサー(凝縮器)とディーンスタークトラップ
(Dean Stark trap)を備えた500mLのフラスコ内で
混合した。この混合物を115℃で4時間熱し、次い
で、150℃で1時間熱した。得られたポリマーを、完
全な真空下で150℃で熱することによってストリッピ
ングし、ストリッピングしたポリマーを80℃まで冷却
した。
cSt(0.00007m2/s)の粘性を有するヒドロ
キシ基を末端に有するジメチルシロキサン(216.0
7g)、アミノエチルアミノイソブチルメチルジメトキ
シシラン(14.08g)、25℃で15cSt(0.
000015m2/s)の粘性を有するポリジメチルシ
ロキサン流体(21.79g)、脱イオン水(5.0
g)、およびヒドロキシ基を末端に有するテトラブチル
ホスホニウムクロリドジメチルシロキサン(2.5g)
をコンデンサー(凝縮器)とディーンスタークトラップ
(Dean Stark trap)を備えた500mLのフラスコ内で
混合した。この混合物を115℃で4時間熱し、次い
で、150℃で1時間熱した。得られたポリマーを、完
全な真空下で150℃で熱することによってストリッピ
ングし、ストリッピングしたポリマーを80℃まで冷却
した。
【0046】グリシドール(9.48g)とブチロラク
トン(0.92g)を、ストリッピングしたポリマーに
添加した。グリシドール、ブチロラクトン、およびポリ
マーを100℃まで4時間にわたって熱した。
トン(0.92g)を、ストリッピングしたポリマーに
添加した。グリシドール、ブチロラクトン、およびポリ
マーを100℃まで4時間にわたって熱した。
【0047】得られたコポリマーは、以下の式:
【化34】 [式中、27%のXが水素原子、68%のXが
【化35】 であり、かつ5%のXが
【化36】 である]を有するものであった。
【0048】実施例3−エマルションの調製 サンプル1および2を、それぞれ、エマルションサンプ
ル4−1および4−2における活性成分として用いた。
エマルションサンプルは、以下の方法で調製した。 1.活性成分を、二つの界面活性剤および第一チャージ
の酸と合わせ、かつ、この混合物を5ないし10分間攪
拌した。使用した界面活性剤は、GENAPOL(登録商標)U
D 050とGENAPOL(登録商標)UD 110であった。GENAPOL
(登録商標)UD050とGENAPOL(登録商標)UD 110は、Ho
echst Celanese社から入手可能なCAS No.127036242を有
するエトキシル化C11分枝状および直鎖状アルコール
である。酸は、氷酢酸であった。 2.第一の水のチャージを、工程1で得られた混合物に
添加し、得られた混合物を30分間攪拌した。 3.第二の水のチャージを、工程2で得られた混合物に
添加し、得られた混合物を30分間攪拌した。 4.第二の酸のチャージおよび第三の水のチャージを、
工程3で得られた混合物に添加した。得られた混合物を
1時間攪拌した。
ル4−1および4−2における活性成分として用いた。
エマルションサンプルは、以下の方法で調製した。 1.活性成分を、二つの界面活性剤および第一チャージ
の酸と合わせ、かつ、この混合物を5ないし10分間攪
拌した。使用した界面活性剤は、GENAPOL(登録商標)U
D 050とGENAPOL(登録商標)UD 110であった。GENAPOL
(登録商標)UD050とGENAPOL(登録商標)UD 110は、Ho
echst Celanese社から入手可能なCAS No.127036242を有
するエトキシル化C11分枝状および直鎖状アルコール
である。酸は、氷酢酸であった。 2.第一の水のチャージを、工程1で得られた混合物に
添加し、得られた混合物を30分間攪拌した。 3.第二の水のチャージを、工程2で得られた混合物に
添加し、得られた混合物を30分間攪拌した。 4.第二の酸のチャージおよび第三の水のチャージを、
工程3で得られた混合物に添加した。得られた混合物を
1時間攪拌した。
【0049】添加された各成分の量は、表1に記載され
ている。この量は、得られたエマルションの重量%で示
されている。各エマルションの様子は、表2に記載され
ている。
ている。この量は、得られたエマルションの重量%で示
されている。各エマルションの様子は、表2に記載され
ている。
【0050】このエマルションは、それが適用される繊
維に1重量%の活性剤を供給するように製剤化された。
維に1重量%の活性剤を供給するように製剤化された。
【表1】
【0051】比較例1 サンプルC1を、活性成分がジメチルメチル(アミノエ
チルアミノイソブチル)シロキサンとグリシドールとの
反応生成物であることを除いて、実施例3に記載された
方法によって調製した。
チルアミノイソブチル)シロキサンとグリシドールとの
反応生成物であることを除いて、実施例3に記載された
方法によって調製した。
【0052】この反応生成物は、以下の式:
【化37】 [式中、33%のXは水素原子であり、66%のXは
【化38】 である]を有するものであった。
【0053】比較例2 サンプルC2を、活性成分が、
【化39】 であることを除いて、実施例3に記載された方法によっ
て調製した。
て調製した。
【0054】実施例4−エマルションサンプルの評価 実施例3の各エマルションを、綿100%のインターロ
ックのニットファブリック(TESTFABRICS(登録商標)
スタイル#460)に適用した。処理されたファブリッ
クを、150℃で3分間乾燥させた。次いで、処理され
たファブリックを、室温で一晩調整した。
ックのニットファブリック(TESTFABRICS(登録商標)
スタイル#460)に適用した。処理されたファブリッ
クを、150℃で3分間乾燥させた。次いで、処理され
たファブリックを、室温で一晩調整した。
【0055】次いで、白さ指数、手触りおよび吸収性
を、各サンプルについて測定した。白さ指数は、所望と
する白色から対象の色までの外れ具合を示す。白さ指数
は、比色計のデータから計算される無次元数である。白
さ指数は、ASTM E 313-96に記載されているように、HUN
TERLAB(登録商標)比色計を用いて、サンプル毎に3回
の読み取りの結果を平均することにより調べられた。
を、各サンプルについて測定した。白さ指数は、所望と
する白色から対象の色までの外れ具合を示す。白さ指数
は、比色計のデータから計算される無次元数である。白
さ指数は、ASTM E 313-96に記載されているように、HUN
TERLAB(登録商標)比色計を用いて、サンプル毎に3回
の読み取りの結果を平均することにより調べられた。
【0056】手触りは、4人の審査員団によって示され
た相対的な測定値である。各サンプルの手触りは、1か
らXのスケールに分類され、Xは互いに比較評価された
サンプルの数である。1という評価は、最もよい手触
り、すなわち、最も柔軟かつ滑らかな感触を示し、より
高い数ほど低い手触りを示す。
た相対的な測定値である。各サンプルの手触りは、1か
らXのスケールに分類され、Xは互いに比較評価された
サンプルの数である。1という評価は、最もよい手触
り、すなわち、最も柔軟かつ滑らかな感触を示し、より
高い数ほど低い手触りを示す。
【0057】吸収性は、AATCC(American Association o
f Textile Chemist and Colorist)Test Method 79-1995
-Absorbance of Bleached Textilesによって測定され
る。この方法では、水滴が、固定された高さから、ファ
ブリックテスト試料の引き伸ばした表面に落とされる。
水滴の正反射(specular reflection)が見えなくなるま
でに要する時間を測定し、濡れ時間として記録した。吸
収性は、室温で一晩調整した後に測定された。
f Textile Chemist and Colorist)Test Method 79-1995
-Absorbance of Bleached Textilesによって測定され
る。この方法では、水滴が、固定された高さから、ファ
ブリックテスト試料の引き伸ばした表面に落とされる。
水滴の正反射(specular reflection)が見えなくなるま
でに要する時間を測定し、濡れ時間として記録した。吸
収性は、室温で一晩調整した後に測定された。
【0058】比較例3 サンプルC3、すなわち未処理の綿100%のニットフ
ァブリックのサンプルを、実施例4に記載された方法に
従って、吸収性、白さ指数および手触りについて評価し
た。結果を表2に示す。
ァブリックのサンプルを、実施例4に記載された方法に
従って、吸収性、白さ指数および手触りについて評価し
た。結果を表2に示す。
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンダ・デニス・ケナン アメリカ合衆国・48640・ミシガン・ミッ ドランド・ロンドンベリー・コート・6124 (72)発明者 ケニス・エドワード・ジーマーマン アメリカ合衆国・48640・ミシガン・ミッ ドランド・ジェファーソン・2713 (72)発明者 マイケル・ワード・スキナー アメリカ合衆国・48640・ミシガン・ミッ ドランド・ウッドパーク・ドライブ・6105
Claims (2)
- 【請求項1】 アミン、ポリオール、アミド官能性シロ
キサンコポリマーであって、該コポリマーが、以下の平
均的な一般式: 【化1】 [式中、各Eは、一価の炭化水素基、ヒドロキシル基ま
たはアルコキシ基から独立に選択され;各R1は、独立
して一価の炭化水素基であり;各R2は、独立して1な
いし10の炭素原子を有する二価の炭化水素基であり;
各R3は、 【化2】 を含む複素環式窒素含有基、または窒素含有基 【化3】 であり、(ここで、各R4は、水素原子、一価の炭化水
素または式-R2NX2の基から独立に選択され、各X
は、全てのXが水素原子ではないという条件の下で、独
立して水素原子またはX’であり、各X’は以下の式: 【化4】 の基または以下の式: 【化5】 の基から独立に選択され、当該各X’選択肢のそれぞれ
が少なくとも一つ存在し、各R2は上記定義と同一であ
り、各R5は独立して1ないし7の炭素原子の二価の炭
化水素基であり、zは1ないし7の整数である);eは
25ないし1000であり;かつ、fは0.1ないし2
00である]を有することを特徴とする、アミン、ポリ
オール、アミド官能性シロキサンコポリマー。 - 【請求項2】 (i)以下の平均的な一般式: 【化6】 [式中、各R1は、一価の炭化水素基であり;各R2は、
1ないし10の炭素原子を有する二価の炭化水素基であ
り;各Eは、一価の炭化水素基、ヒドロキシル基または
アルコキシ基から独立に選択され;eは25ないし10
00であり;かつ、fは0.1ないし200であり;各
R3’は、 【化7】 を含む複素環式窒素含有基、または窒素含有基 【化8】 であり、ここで、各R4’は、水素原子、一価の炭化水
素または式-R2NH2の基から独立に選択される]のア
ミン官能性シロキサン;(ii)以下の式: 【化9】 [式中、R2は、上記の二価の炭化水素基である]のエ
ポキシ官能性化合物;および(iii)ラクトン、無水物
またはカーボナートから選択された物質を反応させるこ
とを含む、アミン、ポリオール、アミド官能性シロキサ
ンコポリマーを調製する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/389,143 US6255429B1 (en) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | Amine-, polyol-, amide-functional siloxane copolymers and methods for their preparation |
US389.143 | 1999-09-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001089571A true JP2001089571A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=23537018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000266055A Pending JP2001089571A (ja) | 1999-09-02 | 2000-09-01 | アミン、ポリオール、アミド官能性シロキサンコポリマーおよびこれらの調製方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6255429B1 (ja) |
JP (1) | JP2001089571A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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