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JP2001084622A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2001084622A
JP2001084622A JP2000241691A JP2000241691A JP2001084622A JP 2001084622 A JP2001084622 A JP 2001084622A JP 2000241691 A JP2000241691 A JP 2000241691A JP 2000241691 A JP2000241691 A JP 2000241691A JP 2001084622 A JP2001084622 A JP 2001084622A
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light
recording medium
incident
tilt
pickup device
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Jang-Hoon Yoo
長勲 劉
Kun-Ho Cho
虔晧 趙
Yong-Hoon Lee
容勲 李
Sekichu Kin
石中 金
Seung-Tae Jung
丞台 鄭
Chul-Woo Lee
哲雨 李
Chugen Jo
仲彦 徐
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/13Optical detectors therefor
    • G11B7/131Arrangement of detectors in a multiple array

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 光を生成して出射する光源35と、入射
光の進行経路を変える光経路変換手段50と、入射光を
記録媒体30に集束させる対物レンズ70と、記録媒体
30の記録層31から反射され、かつ対物レンズ70及
び光経路変換手段50を通って入射された光を受け入れ
て情報信号及び/または誤差信号を検出するメイン光検
出器81、及び光源35から出射されて記録媒体30の
保護層33の表面から反射された光を受け入れて記録媒
体30の傾きを検出する傾き検出手段を含む。このよう
な光ピックアップ装置は、別途のチルトセンサーがなく
ても、該光ピックアップ装置の光源35から出射され、
かつ、記録媒体30の保護層33の表面33aから反射
された光を使って記録媒体30の傾きを検出するので、
従来に比べて部品点数が低減され、その結果、構造がコ
ンパクトになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップ装置
に係り、より詳細には、対物レンズと記録媒体との相対
的な傾きが検出可能とされた光ピックアップ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ピックアップ装置は、ターン
テーブルに載せられて回転するディスクなどの記録媒体
の半径方向に向けて移動しながら情報信号の記録/再生
を行なうが、偏心などによって回転するディスクが傾い
た場合には、記録/再生信号に劣化が生じる。
【0003】特に、記録密度を高める目的から、より短
波長の光を出射する光源及びより大きな開口数をもつ対
物レンズを採用した光ピックアップ装置の場合には、デ
ィスクの傾きによってコマ収差が大幅に生じ、その結
果、記録/再生信号のさらなる劣化を招く。
【0004】ディスクの傾き量を検出し、かつ、その傾
きを補正してかかる記録/再生信号の劣化を防止できる
ように、従来には、図1に示したように、ディスクと対
物レンズとの相対的な傾きを検出する装置が提案されて
いる。
【0005】図1を参照すれば、対物レンズ3を保持す
るホルダ10は主胴体20に可動設置されている。前記
主胴体20の上方壁22のディスク1に向かう外側面に
は第1のチルトセンサーが、そして前記上方壁22の内
側面には第2のチルトセンサーが設けられている。ま
た、前記第2のチルトセンサーに向かい合う前記ホルダ
10の上面には反射板17が備えられている。ここで、
前記ホルダ10には主胴体20の一側壁に設けられた永
久磁石21との相互作用によってそこに固定設置された
対物レンズ3をアクチュエーティングするように、その
周辺にコイル部材(図示せず)が設けられている。一
方、図1には、前記主胴体20に上方壁22が一体化し
ていることと描かれているが、一般には、かかる一体化
した上方壁22に代えてカバー部材(図示せず)が備え
られる。
【0006】前記第1のチルトセンサーは発光ダイオー
ド11と、半径方向に沿って前記発光ダイオード11の
両側に配置された一対のフォトダイオード12、13と
からなる。前記発光ダイオード11から出射された光
は、前記ディスク1の表面から反射されて前記フォトダ
イオード12、13に受け入れられる。前記フォトダイ
オード12、13の検出光量は、前記主胴体20に対し
てディスク1が傾いていない場合には等しく、その一方
で、ディスク1が傾いている場合には互いに別々であ
る。
【0007】同じく、前記第2のチルトセンサーは、発
光ダイオード14と、半径方向に沿って前記発光ダイオ
ード14の両側に配置された一対のフォトダイオード1
5、16とからなる。前記発光ダイオード14から出射
された光はホルダ10の上面に設けられた反射板17に
入射して反射された後に、前記フォトダイオード15、
16に受け入れられる。前記フォトダイオード15、1
6の検出光量は、前記主胴体20に対してホルダ10が
傾いていない場合、すなわち、対物レンズ3が傾いてい
ない場合には等しく、その一方で、対物レンズ3が傾い
ている場合には互いに別々である。
【0008】前述したような第1及び第2のチルトセン
サーにおいて、フォトダイオード13、15及びフォト
ダイオード12、16の検出信号はそれぞれ差動増幅器
18のプラス(+)及びマイナス(−)の入力端に入っ
て差動演算が行われる。
【0009】したがって、図2(A)に示したように、
ディスク1及び対物レンズ3が傾いていない場合にはフ
ォトダイオード12、13の検出信号が互いに同じく、
かつ、フォトダイオード15、16の検出信号が互いに
同じなので、前記差動増幅器18の出力信号値は0にな
る。これはディスク1と対物レンズホルダ10との相対
的な傾きがないということを意味する。
【0010】図2(B)に示したように、前記ディスク
1が主胴体20に対して傾いている一方、ホルダ10は
主胴体20に対して傾いていない場合、一方のフォトダ
イオード12で検出される光量は増えるのに対し、他方
のフォトダイオード13で検出される光量は減る。ま
た、フォトダイオード15、16の検出光量は互いに等
しい。
【0011】この場合、差動増幅器18の差動信号は、
前記両フォトダイオード12、13の検出信号の差によ
ってポジティブ値になる。
【0012】したがって、このようなディスク1の傾き
を補正するために、図2(C)に示したように、ホルダ
10をディスク1の傾き方向に同一の傾きをもつように
傾けてやると、第1のチルトセンサーのフォトダイオー
ド12、13はその検出光量が互いに別々になり、か
つ、第2のチルトセンサーのフォトダイオード15、1
6の検出光量も互いに別々になる。ところが、差動増幅
器18の差動信号は0になる。これはディスク1の傾き
が補正されてディスク1と対物レンズ3との間に相対的
な傾きがないということを意味する。
【0013】このように、従来のディスク傾き検出装置
は、主胴体20に対するディスク1及びホルダ10の傾
き量をそれぞれ検出して、ホルダ10に搭載された対物
レンズ3をこのディスク1の傾き量と同量に主胴体20
に対して傾けることによって、対物レンズ3に対するデ
ィスク1の相対的な傾きを補正できるようにする仕組み
となっていた。
【0014】ところが、前述した従来のディスク傾き検
出装置は、光ピックアップ装置とは別途に、少なくとも
2以上のチルトセンサーを設ける必要があるため、部品
点数の増大を招き、これはコスト高の原因となってい
た。また、反射板17がホルダ10に設けられるため動
作メカニズムへの負荷が増え、これにより光ピックアッ
プ装置の動作性能が低下する短所があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて成されたものであり、その目的は、別途のチルトセ
ンサーがなくても、対物レンズと記録媒体との相対的な
傾きを検出できるように構成された光ピックアップ装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するために手段】前記目的を達成するため
に、本発明による光ピックアップ装置は、光を生成して
出射する光源と、入射光の進行経路を変える光経路変換
手段と、情報信号が記録される記録層及び前記記録層の
光が入射する側に前記記録層を保護するための保護層を
備える記録媒体に入射光を集束させる対物レンズと、前
記記録媒体の記録層から反射され、かつ、前記対物レン
ズ及び光経路変換手段を通って入射された光を受け入れ
て情報信号及び/または誤差信号を検出するメイン光検
出器と、前記光源から出射されて前記記録媒体の保護層
の表面または記録層から反射された光を受け入れて記録
媒体の傾きを検出する傾き検出手段とを含むことを特徴
とする。
【0017】本発明の特徴によれば、前記傾き検出手段
は、前記光源と光経路変換手段との光経路上に配置され
て、前記光源側から入射する光を回折透過させるホログ
ラムレンズと、前記保護層の表面から反射され、かつ、
前記対物レンズ及び光経路変換手段を通って入射した光
を受け入れるように前記メイン光検出器の一側に位置づ
けられ、それぞれ独立的に光電変換を行なう複数の分割
板が前記記録媒体のトラック接線方向及び/または半径
方向に配置されてなる傾き光検出器とを含んでなる。
【0018】このとき、好ましくは、前記ホログラムレ
ンズは、前記光源側から入射する光のうち情報信号の記
録再生に用いられる相対的に近軸領域の光を通させる第
1透過部、及び前記第1透過部の周辺に形成されて前記
入射光のうち相対的に遠軸領域の光を通させる第2透過
部からなって、前記第1及び第2透過部のうちいずれか
一方の透過部は入射光を真っ直ぐに透過させ、その一方
で、他方の透過部は入射光を+1次または−1次回折し
て透過させる。
【0019】本発明の他の特徴によれば、前記傾き検出
手段は、前記保護層の表面から反射された光を検出する
ように前記メイン光検出器の少なくとも一側に前記記録
媒体のトラック接線方向及び/または半径方向に配置さ
れた複数の分割板を備える少なくとも一つの傾き光検出
器を含んでなる。
【0020】ここで、好ましくは、前記傾き検出手段
は、前記光経路変換手段と対物レンズとの光経路上に配
置され、ほとんどの通過光が前記記録媒体の記録層から
反射された光になるように設けられた第1透過部、及び
前記第1透過部の周辺に形成されて、前記記録媒体の保
護層の表面から反射された光のほとんどが通る第2透過
部を備えて、前記第1及び第2透過部のうちいずれか一
方の透過部は記録媒体側から入射する光を真っ直ぐに透
過させ、その一方で、他方の透過部は記録媒体側から入
射する光を+1次または−1次回折して透過させるホロ
グラムレンズをさらに備える。
【0021】さらに、好ましくは、前記ホログラムレン
ズと対物レンズとの光経路上に、前記光源側から入射し
て前記第1透過部を真っ直ぐに通った光を集束させるコ
リメーティングレンズをさらに備えて、前記記録媒体か
ら反射されて入射する光のうちその外周から少なくとも
一部を除いた光が前記コリメーティングレンズを通るよ
うにしている。
【0022】一方、好ましくは、前記傾き光検出器は、
前記メイン光検出器のトラック接線方向及び/または半
径方向に沿った両側にそれぞれ備えられる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明による光ピックアップ装置
は、図3及び図10に示したように、情報信号が記録さ
れる記録層31及び前記記録層31の光が入射する側に
前記記録層31を保護するための保護層33を備える記
録媒体30の情報信号を記録再生すると共に、記録媒体
30の傾きを検出可能である点にその特徴がある。
【0024】図3を参照すれば、本発明の一実施形態に
よる光ピックアップ装置は、光を生成して出射する光源
35と、入射光の進行経路を変える光経路変換手段50
と、入射光を記録媒体30に集束させる対物レンズ70
と、情報信号及び/または誤差信号を検出するメイン光
検出器81、及び記録媒体30の傾きを検出する傾き検
出手段を含んでなる。
【0025】前記光源35は、例えば、ガウス分布など
の強度分布をもったレーザー光を生成して出射する半導
体レーザーである。前記光源35から出射される光の強
度はほとんど近軸領域に位置づけられる。したがって、
前記近軸領域に位置づけられた光(点線にて表示)は記
録媒体30の情報信号を記録/再生するのに用いられ
る。そして、本発明によれば、前記近軸領域の周りの遠
軸領域の光(実線にて表示)は前記記録媒体30の傾き
を検出するのに用いられるが、この遠軸領域の光はその
強度が前記近軸領域のそれに比べて遥かに弱いため、通
常の光ピックアップ装置では用いられず、消失される光
である。ここで、前記近軸領域及び遠軸領域の範囲は互
いに相対的に決定され、必要に応じてその範囲が可変で
きる。
【0026】前記光経路変換手段50は前記光源35と
対物レンズ70との光経路上に配置されて、前記光源3
5側から入射する光はほとんど通させて前記記録媒体3
0に向かわせ、また記録媒体30から反射され、かつ、
対物レンズ70を通って入射する光を反射させて光検出
ユニット80に向かわせる。このような光経路変換手段
50は、例えば、図3に示したように、入射光をその偏
光状態に応じて透過または反射させる偏光ビームスプリ
ッタ51と、入射光の偏光を変換する波長板53とから
なる。ここで、好ましくは、前記波長板53は、前記光
源35から出射される光波長に対して1/4波長板(q
uarter wave plate)である。
【0027】したがって、前記光源35から出射された
光のうち、一直線偏光の光は前記偏光ビームスプリッタ
51を透過し、この透過光は前記波長板53を通りなが
ら一円偏光に変えられる。この一円偏光は記録媒体30
から反射しながら他の円偏光に変えられ、かつ、前記波
長板53に再入射する。この再入射光は前記波長板53
を通りながら他の直線偏光に変えられ、前記偏光ビーム
スプリッタ51から全量反射されてメイン光検出器81
に向かう。
【0028】一方、好ましくは、前記光経路変換手段5
0と対物レンズ70との光経路上には、入射光を集束さ
せるコリメーティングレンズ60がさらに備えられる。
【0029】好ましくは、前記対物レンズ70及びコリ
メーティングレンズ60の焦点距離特性及び配置は入射
光のうち、特に前記近軸領域の光を記録媒体30の記録
層31上に集束させて光スポットを形成させるように最
適化している。すなわち、前記コリメーティングレンズ
60は前記光源35側から入射する近軸領域の発散光を
平行光に変え、前記対物レンズ70は入射する平行光を
集束させて記録媒体30の記録層31上に光スポットと
して形成させる。
【0030】前記メイン光検出器81は、好ましくは、
図4に示したように、記録層31の情報再生信号を検出
し、かつ、誤差信号を検出できるように、入射した光を
受け入れてそれぞれ独立的に電気信号に変える複数の分
割板A、B、C、Dからなる。
【0031】再び図3を参照すれば、前記傾き検出手段
は、入射光を回折させるホログラムレンズ40、及び前
記記録媒体30、特に、該保護層の表面33aから反射
された光を受け入れて記録媒体30の傾きを検出する傾
き光検出器83を含んでなる。
【0032】この実施形態において、前記ホログラムレ
ンズ40は、光源35と偏光ビームスプリッタ51との
間に配置される。このホログラムレンズ40は、図5に
示したように、前記光源35側から入射する光のうち相
対的に近軸領域の光を通させる第1透過部41、及びこ
の第1透過部41の周辺に形成されて前記入射光のうち
相対的に遠軸領域の光を通させる第2透過部43からな
る。
【0033】前記第1透過部41は、入射する近軸領域
の光を真っ直ぐに透過させる。この第1透過部41は入
射光をそのまま通させるように透明部材または通過孔
(図示せず)からなるか、或いは入射光を0次回折させ
るホログラムパターン(図示せず)が形成される。この
ような第1透過部41を通った近軸領域の光は、前述し
たコリメーティングレンズ60及び対物レンズ70によ
って前記記録媒体30の記録層31上に光スポットとし
て結ばれて情報信号を記録再生するのに用いられる。
【0034】前記第2透過部43には、入射光を+1次
または−1次に回折透過、かつ偏向させるように構成さ
れたホログラムパターンが形成されている。このとき、
前記第2透過部43は、そこを通った回折光がコリメー
ティングレンズ60及び対物レンズ70によって集束さ
れた後に発散されて保護層の表面33aに入射するよう
に、図3に示したように、前記遠軸領域の光の焦点を前
記対物レンズ70と記録媒体30との間に結べるように
設けられることが好ましく、前記ホログラムパターンの
ピッチ間隔を適宜調節して入射光を適宜な回折角度に回
折させることで、このような焦点位置が得られる。ここ
で、前記遠軸領域の光の焦点位置が前記保護層の表面3
3aと記録層31との間に位置づけられることも可能で
ある。
【0035】前述したような焦点位置をもつように第2
透過部43が設けられると、前記近軸領域の光は対物レ
ンズ70に平行に入射するのに対し、前記遠軸領域の光
は前記対物レンズ70に対して傾いて入射する。
【0036】したがって、前記保護層の表面33aから
反射される光量は、前記のようにホログラムレンズ40
が設けていない場合に比べて大幅に増える。
【0037】また、このような焦点位置の差によって前
記保護層の表面33aから反射された遠軸領域の光は、
記録層31から反射された近軸領域の光とは発散角が異
なると共に、前記第2透過部43を通りながら偏向され
るため、偏光ビームスプリッタ51から反射された後
に、前記メイン光検出器81と別途に前記メイン光検出
器81に隣接して設けられた前記傾き光検出器83に受
け入れられる。
【0038】前記遠軸領域の光の進行経路についてより
具体的に説明すると、前述したような第2透過部43を
通る遠軸領域の光は回折によって偏向され、その進行方
向が変わる。この第2透過部43を通った遠軸領域の光
は前記コリメーティングレンズ60を通った後にも集束
光となって対物レンズ70に斜めに入射され、対物レン
ズ70と保護層33との焦点に集束された後に広がって
保護層33に入射する。前記保護層の表面33aから比
較的大きな光量をもって反射された後に、対物レンズ7
0によって集束された光は、この保護層33に入射する
光とは異なる発散角、好ましくは、前記保護層33に入
射する光よりも小さい発散角を有する。また、前記保護
層の表面33aから反射された後に、対物レンズ70に
よって集束された光は前記記録層31から反射された後
に、対物レンズ70によって集束された近軸領域の光と
は異なる発散角、好ましくは、前記近軸領域の光よりも
大きな発散角を有する。
【0039】したがって、前記保護層の表面33aから
反射された遠軸領域の光はコリメーティングレンズ60
によって集束され、かつ、光経路変換手段50によって
経路が変えられて、例えば、前記近軸領域の光に対して
斜めに傾き光検出器83に入射する。
【0040】一方、前記傾き光検出器83は、好ましく
は、記録媒体30のトラック接線方向及び半径方向の傾
きを検出できるように、入射した光をそれぞれ独立的に
電気信号に変える4枚の分割板(a、b、c、d)から
なる。
【0041】このとき、好ましくは、前記傾き光検出器
83の4枚の分割板(a、b、c、d)は、その境界線
が前記記録媒体30のトラック接線方向及び半径方向に
並んでいる2×2行列配置からなる。したがって、各分
割板(a、b、c、d)及びその検出信号を記号で表わ
すと、トラック接線方向の傾き検出信号は(a+d)−
(b+c)になり、半径方向の傾き検出信号は(a+
b)−(c+d)になる。
【0042】ここで、前記傾き光検出器83はトラック
接線方向または半径方向に配置された複数の分割板から
なって、記録媒体30のトラック接線方向または半径方
向の傾きを検出するように設けられることもできる。
【0043】一方、参照符号65は入射光を反射させる
反射プリズムを表わし、参照符号75は入射光を集束さ
せて光検出器81、83に受け入れられるようにする検
出レンズを表わす。
【0044】前述したような構成をもった光ピックアッ
プ装置の光源35から出射された相対的に近軸領域の光
はホログラムレンズ40の第1透過部41を真っ直ぐに
透過した後に、光経路変換手段50を通ってコリメーテ
ィングレンズ60に入射する。この入射光はコリメーテ
ィングレンズ60によって平行光に変えられた後に、対
物レンズ70によって集束されて記録媒体30の記録層
31上に光スポットとして結ばれる。この記録層31か
ら反射された光は対物レンズ70、コリメーティングレ
ンズ60及び光経路変換手段50を通ってメイン光検出
器81に受け入れられる。
【0045】前記光源35から出射された相対的に遠軸
領域の光はホログラムレンズ40の第2透過部43を回
折透過しながら偏向され、その進行経路が変えられた後
に、光経路変換手段50を通ってコリメーティングレン
ズ60に入射する。この光はコリメーティングレンズ6
0及び対物レンズ70を通って記録媒体30の保護層の
表面33aに入射し、保護層の表面33aから反射され
た後に、対物レンズ70、コリメーティングレンズ及び
光経路変換手段50を通って傾き光検出器83に受け入
れられる。
【0046】記録媒体30が対物レンズ70に対して相
対的に傾いていない場合には、前記傾き光検出器83に
形成される光スポットは、図6に示したように、4枚の
分割板(a、b、c、d)に相互対称的に分割受光さ
れ、前記4枚の分割板(a、b、c、d)の検出光量は
概ね同量である。したがって、トラック接線方向の傾き
検出信号(a-b-c+d)及び半径方向の傾き検出信号
(a+b-c-d)は概ね0になる。
【0047】記録媒体30が、例えば、トラック接線方
向に1°だけ傾くと、光スポットは図7(A)に示した
ように、分割板(a、d)の方に偏ることになり、トラ
ック接線方向の傾き検出信号、(a+d)-(b+c)は
ポジティブ値になる。この記録媒体30の傾き検出信号
に基づき対物レンズ70をアクチュエーティングして傾
きを与えると、光スポットは、図7(B)に示したよう
に、分割板(b、c)の方に移動されて傾き光検出器8
3の中心に位置づけられ、トラック接線方向の傾き検出
信号、(a+d-b-c)は0になる。これは記録媒体3
0の対物レンズ70に対する相対的なトラック接線方向
の傾きが無いということを意味する。これと同様に、記
録媒体30の半径方向の傾きを検出し、この検出信号に
基づき対物レンズ70の傾きを制御することによって、
記録媒体30の傾きを補正する。
【0048】前述したように、本発明の一実施形態によ
る光ピックアップ装置は、記録媒体30の傾き量を検出
し、この傾き量に応じて対物レンズ70をアクチュエー
ティングして対物レンズ70に対する記録媒体30の相
対的な傾きを補正する。このように、対物レンズ70及
び記録媒体30が相対的に相互平行に補正されると、相
対的に高い開口数をもった対物レンズ70を採用した場
合にも記録媒体30の傾きによって生じうる収差、特
に、コマ収差が除去されて安定した記録/再生信号を得
ることができる。ここで、前記対物レンズ70は記録媒
体30の傾きを補正するためにアクチュエーティングさ
れる間にオントラック、オンフォーカス状態を保つと共
に、その移動量が30μm以内に保たれながらトラッキ
ングされることが好ましい。
【0049】一方、本発明の一実施形態による光ピック
アップ装置のホログラムレンズ40は、図8に示したよ
うに、第1透過部41に入射光を+1次または−1次に
回折させるホログラムパターンが形成され、第2透過部
43が透明部材からなるか、或いは入射光を0次に回折
透過させるホログラムパターン(図示せず)からなって
も良い。この場合、前記コリメーティングレンズ60及
び対物レンズ70の焦点特性及び配置は、前記第1透過
部41を回折透過した光が記録媒体30の記録層31上
に光スポットとして結ばれるように考慮されている。
【0050】このようなホログラムレンズ40を備える
場合にも、前記第1透過部41を回折透過した近軸領域
の光は記録媒体30の記録層31に集束されて反射され
た後にメイン光検出器81で検出され、第2透過部43
を真っ直ぐに透過した遠軸領域の光は記録媒体30の保
護層の表面33aから反射された後に傾き光検出器83
で検出される。
【0051】このとき、このホログラムレンズ40を上
下左右に移動させると、記録媒体30の記録層31に結
ばれる光スポットの焦点位置及び収差の影響などを可変
できる。したがって、前記ホログラムレンズ40にアク
チュエータ(図示せず)を設けて、記録媒体30の傾き
検出信号に基づきこのホログラムレンズ40を上下左右
にアクチュエーティングすることによって記録媒体30
の傾きによって生じたコマ収差などを自動で補正するよ
うにもできる。この場合、対物レンズ70をアクチュエ
ーティングして傾きを補正しなくても良い。
【0052】この方法のほかに、図9に示したように、
前記ホログラムレンズ40の全体に亘って入射光を回折
透過させるホログラムパターンが形成されることも可能
である。前記ホログラムパターンは、好ましくは、入射
光のほとんどを0次に回折透過させ、一部の光を+1次
または−1次に回折透過させるように形成されている。
この場合、前記0次回折光は記録媒体30の記録層31
上に集束されて情報信号の記録再生に用いられ、+1次
または−1次回折光は記録媒体30の傾き検出に用いら
れる。
【0053】以上では、光源35から出射された遠軸領
域の光が対物レンズ70を通って記録媒体30に照射さ
れ、該記録媒体30から反射された後に、前記対物レン
ズ70を通って傾き光検出器83に受け入れられること
を説明及び図示したが、記録媒体30の対物レンズ70
に対する相対的な傾きを検出するのに寄与する遠軸領域
の光が対物レンズ70を通らない場合もある。さらに、
遠軸領域の光が記録媒体30の記録層から反射されて前
述したような傾き検出に寄与する場合もある。
【0054】このように、本発明による光ピックアップ
装置は、傾き検出用光源をもって記録再生用光源を兼ね
得ることにその技術的な思想があり、各種の実施形態が
可能である。
【0055】図10は、本発明の他の実施形態による光
ピックアップ装置の概略構成図である。ここで、図3と
同一の部材には同一の符号を使用した。光源35から出
射された記録再生用として用いられる光(図3の近軸領
域の光)の場合にも、記録媒体30に入射しながら保護
層の表面33aからその一部が反射されるが、この実施
形態は、この一部の反射光を検出して記録媒体30の傾
きを検出する点にその特徴がある。
【0056】このとき、保護層の表面33aから反射さ
れた光は記録媒体30の記録層31から反射された光よ
りも大きな発散角をもつので、光検出ユニット180の
受光領域からみると、前記記録層31から反射された光
スポットの周辺に投射されるかに見える。
【0057】したがって、このような反射光を検出する
ために、傾き検出手段としては、図11に示したよう
に、メイン光検出器81の少なくとも一側に前記記録媒
体30のトラック接線方向及び/または半径方向に配置
された複数の分割板(a,b)、(c,d)、(e,
f)、(g,h)を備える少なくとも一つの傾き光検出
器183、184、185、186を備える。ここで、
図11には、記録媒体30のトラック接線方向及び半径
方向の傾きを検出できるように、トラック接線方向に沿
ってメイン光検出器81の両側に一対の傾き光検出器1
83、184が配置され、半径方向に沿ってメイン光検
出器81の両側に別の一対の傾き光検出器185、18
6が配置された例が示されている。
【0058】一方、傾き検出手段は、前記光経路変換手
段50と対物レンズ70との光経路上にホログラムレン
ズ140をさらに備えることが好ましい。このホログラ
ムレンズ140は、前記記録媒体30の記録層31から
反射された光が通る第1透過部141、及び前記第1透
過部141の周辺に形成されて前記記録媒体30の保護
層の表面33aから反射された光がほとんど通る第2透
過部143からなる。
【0059】前記第1及び第2透過部141及び143
は、前記記録媒体30側から入射する光を選択的に回折
透過させるように設けられる。例えば、前記第1透過部
141は前記記録媒体30側から入射する光を真っ直ぐ
に透過させるように設けられ、前記第2透過部143は
前記記録媒体30側から入射する光は+1次または−1
次に回折透過させるように設けられる。また、その逆に
設けても良い。
【0060】さらに、前記第1及び第2透過部141、
143は、前記光源35側から入射する光は真っ直ぐに
透過させるように設けられることが好ましい。ここで、
前記光源35側から入射する光は、実質的に第1透過部
141に入射する。
【0061】一方、前記ホログラムレンズ140と対物
レンズ70との光経路上には、前記光源35側から入射
されてホログラムレンズ140を通った光を集束させる
ようにコリメーティングレンズ160をさらに備えるこ
とが好ましい。このコリメーティングレンズ160は、
概ね第1透過部141に対応する寸法をもつことが好ま
しい。
【0062】したがって、光源35から出射された光は
第1透過部141を通った後に、前記コリメーティング
レンズ160によって平行光に変えられ、対物レンズ7
0によって記録媒体30に集束される。また、前記記録
層31から反射された光はこのコリメーティングレンズ
160を通って第1透過部141に入射し、保護層の表
面33aから反射された光はほとんど前記コリメーティ
ングレンズ160を通ることなく直ちに第2透過部14
3に入射する。
【0063】このとき、前記第2透過部143は保護層
の表面33aから反射されて大きな発散角をもって入射
する光を+1次または−1次に回折させるので、前記保
護層の表面33aから反射された光は記録層31から反
射された光と分離されて所定間隔離れたまま、図12
(A)に示したように、メイン光検出器81の周りに所
定幅をもつ概ね環状190に集まる。
【0064】このように、ホログラムレンズ140及び
コリメーティングレンズ160を備えると、保護層の表
面33aから反射された光を所定領域内に集めることが
できるので、傾き光検出器183、184、185、1
86で検出される光量がさらに増える。
【0065】ここで、前記第2透過部143には、保護
層の表面33aから反射された光ではなく記録媒体30
の記録層31から反射された光の一部が通されて、記録
媒体30の傾きの検出に寄与することもできる。また、
記録媒体30から反射された後に前記第2透過部143
を通る光は前記対物レンズ70を通らない場合もある。
【0066】前述したような光ピックアップ装置によれ
ば、記録媒体30が傾いていない場合、保護層の表面3
3aから反射された環状の光190は、図12(A)に
示したように、各傾き光検出器183、184、18
5、186に相互対称的に受け入れられ、トラック接線
方向の傾き検出信号値(a-b+c-d)及び半径方向の
傾き検出信号値(e-f+g-h)はそれぞれ概ね0にな
る。記録媒体30が、例えば、トラック接線方向に約1
°傾くと、前記環状の光190は、図12(B)に示し
たように、トラック接線方向に沿った一傾き光検出器1
84の方に移動され、これによりトラック接線方向の傾
き検出信号値(a-b+c-d)はネガティブになる。し
たがって、この傾き検出信号値に基づき対物レンズ70
の傾きを調整して対物レンズ70と記録媒体30との相
対的な傾きを調整すればよい。
【0067】ここで、本発明による傾き光検出器18
3、184、185、186が記録媒体30の保護層の
表面33aから反射され、光経路変換手段50を通った
光を受け入れるようにメイン光検出器81の一側に設け
られたことを説明及び図示したが、このような傾き光検
出器を記録媒体30に向かう対物レンズ70の外周側に
設けるなど、各種の実施形態が可能である。すなわち、
本発明の技術的な思想は、記録媒体30の保護層の表面
33aまたは記録層31から反射された光を受け入れて
記録媒体30の傾きを検出するという点にある。本発明
は、前述した実施形態に限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による光ピッ
クアップ装置は、記録媒体30の保護層の表面33aま
たは記録層31から反射された光を検出して記録媒体3
0の傾きを検出するので、対物レンズ70と記録媒体3
0との相対的な傾き角が1°以上に比較的に大きく傾い
た場合であっても、傾きが検出可能である。
【0069】さらに、前述したような光ピックアップ装
置は、記録媒体30の保護層33の厚さにほとんど関係
せずに記録媒体30の傾きを検出することができる。す
なわち、保護層33の厚さが1.2mmであるコンパク
トディスク(CD)や0.6mmであるデジタル多機能
ディスク(DVD)だけでなく、今後0.6mmまたは
さらに薄い厚さ、例えば、0.1mmの厚さに規格が定
められると予想されるDVDよりも高密度である記録媒
体の場合であっても、対物レンズ70と記録媒体30と
の相対的な傾きを検出することができる。
【0070】前述したように、本発明によれば、別途の
チルトセンサーがなくても、記録/再生用光源から出射
され、記録媒体の保護層の表面または記録層から反射さ
れた光を使って記録媒体の傾きを検出するので、従来に
比べて部品点数が低減され、その結果構造がコンパクト
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のディスク傾き検出装置の構成を概略的
に示す斜視図である。
【図2】 (A)〜(C)は、従来のディスク傾き検出
装置においてディスク傾きを検出し、かつこれを補正す
る過程を概略的に示す断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態による光ピックアップ装
置の概略構成図である。
【図4】 図3の光検出ユニットを概略的に示す平面図
である。
【図5】 図3のホログラムレンズの構成を概略的に示
す平面図である。
【図6】 図3の傾き光検出器に形成される光スポット
を示す図である。
【図7】 (A)及び(B)は、それぞれ記録媒体に傾
きが生じたときと、その傾きが補正されたときの図4の
傾き光検出器に形成される光スポットを示す図である。
【図8】 本発明によるホログラムレンズの他の実施形
態を概略的に示す平面図である。
【図9】 本発明によるホログラムレンズの他の実施形
態を概略的に示す平面図である。
【図10】 本発明の他の実施形態による光ピックアッ
プ装置の概略構成図である。
【図11】 図10の光検出ユニットを概略的に示す平
面図である。
【図12】 (B)及び(A)は、それぞれ記録媒体に
傾きが生じたとき及びその傾きが補正されたときの図1
1の傾き光検出器に形成される光スポットを示す図であ
る。
【符号の説明】
30 記録媒体 31 記録層 33 保護層 33a 保護層の表面 35 光源 40 ホログラムレンズ 41 第1透過部 43 第2透過部 50 光経路変換手段 51 偏光ビームスプリッタ 53 波長板 60 コリメーティングレンズ 65 反射プリズム 70 対物レンズ 75 検出レンズ 80 光検出ユニット 81 メイン光検出器 83 傾き光検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 容勲 大韓民国京畿道水原市八達区牛満洞32番地 牛満住公アパート201棟1505号 (72)発明者 金 石中 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘2洞197 番地東南アパート12棟302号 (72)発明者 鄭 丞台 大韓民国京畿道城南市盆唐区書▲ヒュン▼ 洞291番地東亜アパート207棟1405号 (72)発明者 李 哲雨 大韓民国ソウル特別市龍山区東部二村洞 301−162番地現代アパート32棟902号 (72)発明者 徐 仲彦 大韓民国京畿道儀旺市内▲ソン▼2洞633 番地大宇アパート7棟108号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を生成して出射する光源と、入射光の
    進行経路を変える光経路変換手段と、情報信号が記録さ
    れる記録層及び前記記録層の光が入射する側に前記記録
    層を保護するための保護層を備える記録媒体に入射光を
    集束させる対物レンズと、前記記録媒体の記録層から反
    射され、かつ、前記対物レンズ及び光経路変換手段を通
    って入射された光を受け入れて情報信号及び/または誤
    差信号を検出するメイン光検出器と、前記光源から出射
    されて前記記録媒体の保護層の表面または記録層から反
    射された光を受け入れて記録媒体の傾きを検出する傾き
    検出手段とを含むことを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記傾き検出手段は、前記光源と光経路
    変換手段との光経路上に配置されて、前記光源側から入
    射する光を回折透過させるホログラムレンズと、 前記保護層の表面から反射され、かつ、前記対物レンズ
    及び光経路変換手段を通って入射された光を受け入れる
    ように前記メイン光検出器の一側に位置づけられ、それ
    ぞれ独立的に光電変換を行なう複数の分割板が前記記録
    媒体のトラック接線方向及び/または半径方向に配置さ
    れてなる傾き光検出器とを含んでなることを特徴とする
    請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記ホログラムレンズは、 前記光源側から入射する光のうち情報信号記録再生に用
    いられる相対的に近軸領域の光を通させる第1透過部、
    及び前記第1透過部の周辺に形成されて前記入射光のう
    ち相対的に遠軸領域の光を通させる第2透過部からなっ
    て、前記第1及び第2透過部のうちいずれか一方の透過
    部は入射光を真っ直ぐに透過させる一方、他方の透過部
    は入射光を+1次または−1次回折して透過させること
    を特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記傾き光検出器の記録媒体傾き検出信
    号に基づき前記ホログラムレンズをアクチュエーティン
    グして、記録媒体の傾きによって生じたコマ収差を自動
    で補正可能であることを特徴とする請求項3に記載の光
    ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記傾き光検出器は、 その境界線が前記記録媒体のトラック接線方向及び半径
    方向に並んでいる2×2行列配置を有する4枚の分割板
    からなり、前記記録媒体のトラック接線方向及び半径方
    向の傾きを検出することを特徴とする請求項2に記載の
    光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記傾き検出手段は、 前記保護層の表面から反射された光を検出するように前
    記メイン光検出器の少なくとも一側に前記記録媒体のト
    ラック接線方向及び/または半径方向に配置された複数
    の分割板を備える少なくとも一つの傾き光検出器を含ん
    でなることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアッ
    プ装置。
  7. 【請求項7】 前記傾き検出手段は、 前記光経路変換手段と対物レンズとの光経路上に配置さ
    れ、 ほとんどの通過光が前記記録媒体の記録層から反射され
    た光になるように設けられた第1透過部、及び前記第1
    透過部の周辺に形成されて前記記録媒体の保護層の表面
    から反射された光がほとんど通る第2透過部を備えて、
    前記第1及び第2透過部のうちいずれか一方の透過部は
    記録媒体側から入射する光を真っ直ぐに透過させる一
    方、他方の透過部は記録媒体側から入射する光を+1次
    または−1次回折して透過させるホログラムレンズをさ
    らに備えることを特徴とする請求項6に記載の光ピック
    アップ装置。
  8. 【請求項8】 前記ホログラムレンズと対物レンズとの
    光経路上に、前記光源側から入射されて前記第1透過部
    を真っ直ぐに透過した光を集束させるコリメーティング
    レンズをさらに備えて、 前記記録媒体から反射されて入射する光のうちその外周
    から少なくとも一部を除いた光が、前記コリメーティン
    グレンズを通るように設けられたことを特徴とする請求
    項7に記載の光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記傾き光検出器は、 前記メイン光検出器のトラック接線方向及び/または半
    径方向に沿って両側にそれぞれ備えられたことを特徴と
    する請求項6に記載の光ピックアップ装置。
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