JPH04245034A - 光学ヘッド装置 - Google Patents
光学ヘッド装置Info
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- JPH04245034A JPH04245034A JP1105091A JP1105091A JPH04245034A JP H04245034 A JPH04245034 A JP H04245034A JP 1105091 A JP1105091 A JP 1105091A JP 1105091 A JP1105091 A JP 1105091A JP H04245034 A JPH04245034 A JP H04245034A
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- optical disc
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/095—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
- G11B7/0956—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0925—Electromechanical actuators for lens positioning
- G11B7/0933—Details of stationary parts
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報記憶再生装置、
例えば、コンピュ−タ等の外部記憶装置として利用され
る光ファイリング装置にかかり、特に、情報記録媒体に
向かって光ビ−ムを照射し、或いは情報記録媒体からの
光ビ−ムを取出すための光学ヘッド装置に関する。
例えば、コンピュ−タ等の外部記憶装置として利用され
る光ファイリング装置にかかり、特に、情報記録媒体に
向かって光ビ−ムを照射し、或いは情報記録媒体からの
光ビ−ムを取出すための光学ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報記録再生装置、例えば、光
ディスク装置に利用される光学ヘッド装置は、光源即ち
半導体レ−ザ及びレ−ザからのビ−ムを伝達する光学素
子を含むシャ−シ、及び、このシャ−シ上に配置されて
いる光ピックアップを含んでいる。この光ピックアップ
は、上記レ−ザビ−ムを情報記録媒体即ち光ディスクに
向かって照射させ、或いは、光ディスクで反射された上
記レ−ザビ−ムを光検出装置へ導く対物レンズ、この対
物レンズを上記光ディスクの記録面に垂直な方向即ちフ
ォ−カス制御方向及び上記光ディスクの記録面に平行で
あって、記録面に予め形成されているトラックに直交す
る方向即ちトラック制御方向に、僅かに移動させるレン
ズアクチェ−ト機構等を有している。尚、上記シャ−シ
には、上記光ピックアップを上記トラック制御方向に移
動させるためのシャ−シ駆動装置、及び、この駆動装置
から発生された移動力を上記シャ−シに伝達するための
駆動ア−ム等が接続されている。
ディスク装置に利用される光学ヘッド装置は、光源即ち
半導体レ−ザ及びレ−ザからのビ−ムを伝達する光学素
子を含むシャ−シ、及び、このシャ−シ上に配置されて
いる光ピックアップを含んでいる。この光ピックアップ
は、上記レ−ザビ−ムを情報記録媒体即ち光ディスクに
向かって照射させ、或いは、光ディスクで反射された上
記レ−ザビ−ムを光検出装置へ導く対物レンズ、この対
物レンズを上記光ディスクの記録面に垂直な方向即ちフ
ォ−カス制御方向及び上記光ディスクの記録面に平行で
あって、記録面に予め形成されているトラックに直交す
る方向即ちトラック制御方向に、僅かに移動させるレン
ズアクチェ−ト機構等を有している。尚、上記シャ−シ
には、上記光ピックアップを上記トラック制御方向に移
動させるためのシャ−シ駆動装置、及び、この駆動装置
から発生された移動力を上記シャ−シに伝達するための
駆動ア−ム等が接続されている。
【0003】上記アクチェ−ト機構は、上記対物レンズ
を保持するレンズハウジング、このハウジングを収容す
るレンズ支持枠、上記ハウジングを上記フォ−カス制御
及びトラック制御方向に移動させるための駆動力を発生
する複数のコイル、及び、上記ハウジングと上記レンズ
支持枠の間に配置され、それぞれを接続する複数のワイ
ヤばねを有している。
を保持するレンズハウジング、このハウジングを収容す
るレンズ支持枠、上記ハウジングを上記フォ−カス制御
及びトラック制御方向に移動させるための駆動力を発生
する複数のコイル、及び、上記ハウジングと上記レンズ
支持枠の間に配置され、それぞれを接続する複数のワイ
ヤばねを有している。
【0004】上述した光学ヘッド装置が組込まれる光デ
ィスク装置では、光ディスクは、光ディスクの記録面に
含まれているトラックが線速一定になるよう回転される
。光ディスクに対して情報が記録される場合には、上記
半導体レ−ザからのレ−ザビ−ムが記録すべき情報に応
じて強度変調され、上記対物レンズを介して光ディスク
の記録面に照射される。光ディスクの記録面は、レ−ザ
ビ−ムによって加熱され、表面の反射率が変化されるこ
とで、情報が記録される。光ディスクから情報が再生さ
れる場合には、一定強度を有するレ−ザビ−ムが対物レ
ンズを介して光ディスクの記録面に照射される。光ディ
スクに照射されたレ−ザビ−ムは、光ディスクで反射さ
れるとともに、光ディスクに記録されている情報即ち光
ディスクの記録面の反射率の変化に応じて強度変調され
て、再び光ピックアップに戻される。上記光ディスクか
らの反射レ−ザビ−ムは、光検出器を介して電気信号に
変換され、信号再生回路によって光ディスクに記録され
ている情報として再生される。
ィスク装置では、光ディスクは、光ディスクの記録面に
含まれているトラックが線速一定になるよう回転される
。光ディスクに対して情報が記録される場合には、上記
半導体レ−ザからのレ−ザビ−ムが記録すべき情報に応
じて強度変調され、上記対物レンズを介して光ディスク
の記録面に照射される。光ディスクの記録面は、レ−ザ
ビ−ムによって加熱され、表面の反射率が変化されるこ
とで、情報が記録される。光ディスクから情報が再生さ
れる場合には、一定強度を有するレ−ザビ−ムが対物レ
ンズを介して光ディスクの記録面に照射される。光ディ
スクに照射されたレ−ザビ−ムは、光ディスクで反射さ
れるとともに、光ディスクに記録されている情報即ち光
ディスクの記録面の反射率の変化に応じて強度変調され
て、再び光ピックアップに戻される。上記光ディスクか
らの反射レ−ザビ−ムは、光検出器を介して電気信号に
変換され、信号再生回路によって光ディスクに記録され
ている情報として再生される。
【0005】詳細には、上記光ディスクに対して情報が
記録或いは再生される場合には、光ディスクの記録面に
形成されている上記トラックに対して上記光学ヘッド装
置即ち光ピックアップがアクセスされる。この場合、第
1に、上記シャ−シの移動によって光ピックアップが粗
アクセスされ、第2に、上記レンズハウジングがトラッ
ク方向に移動(トラッキング制御、以下トラッキングと
する)されて、所望のトラックが追跡される。上記光ピ
ックアップが所望のトラックにアクセスされると、上記
レンズハウジングが上記光ディスクの記録面と直交する
方向に移動(フォ−カス制御、以下フォ−カシングとす
る)される。ここで、情報が記録される場合には、デ−
タ即ちピットが上記トラックに形成され、情報が再生さ
れる場合には、ピット即ちデ−タが読出される。
記録或いは再生される場合には、光ディスクの記録面に
形成されている上記トラックに対して上記光学ヘッド装
置即ち光ピックアップがアクセスされる。この場合、第
1に、上記シャ−シの移動によって光ピックアップが粗
アクセスされ、第2に、上記レンズハウジングがトラッ
ク方向に移動(トラッキング制御、以下トラッキングと
する)されて、所望のトラックが追跡される。上記光ピ
ックアップが所望のトラックにアクセスされると、上記
レンズハウジングが上記光ディスクの記録面と直交する
方向に移動(フォ−カス制御、以下フォ−カシングとす
る)される。ここで、情報が記録される場合には、デ−
タ即ちピットが上記トラックに形成され、情報が再生さ
れる場合には、ピット即ちデ−タが読出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記レンズ
ハウジング即ち対物レンズにおける上記トラッキング及
びフォ−カシングが実行されるにも拘らず、例えば、上
記光ディスクが振動し、或いは、傾いた状態で回転され
る等の場合には、上記レンズの光軸と上記光ディスクの
記録面とのなす角が直角に維持されない虞れが生じる。 この場合、上記対物レンズから上記光ディスクに集束さ
れる上記レ−ザビ−ムのビ−ム径が大きくなることから
、デ−タ即ちピットの記録及び再生における誤り率が増
大する問題がある。このことは、同時に、記録密度を増
大させる即ちトラックの間隔を狭くする場合に障害とな
る。また、今日、大容量ディスクとして直径を増大させ
た光ディスクも利用されているが、この場合にも、単純
に光ディスクが大型化される場合には、上記誤り率がさ
らに増大するとともに、光ディスクの直径を増大させた
にも拘らず記録密度が増大できない問題がある。
ハウジング即ち対物レンズにおける上記トラッキング及
びフォ−カシングが実行されるにも拘らず、例えば、上
記光ディスクが振動し、或いは、傾いた状態で回転され
る等の場合には、上記レンズの光軸と上記光ディスクの
記録面とのなす角が直角に維持されない虞れが生じる。 この場合、上記対物レンズから上記光ディスクに集束さ
れる上記レ−ザビ−ムのビ−ム径が大きくなることから
、デ−タ即ちピットの記録及び再生における誤り率が増
大する問題がある。このことは、同時に、記録密度を増
大させる即ちトラックの間隔を狭くする場合に障害とな
る。また、今日、大容量ディスクとして直径を増大させ
た光ディスクも利用されているが、この場合にも、単純
に光ディスクが大型化される場合には、上記誤り率がさ
らに増大するとともに、光ディスクの直径を増大させた
にも拘らず記録密度が増大できない問題がある。
【0007】この発明の目的は、上記光ディスク装置に
おいて、光ディスクの記録面と光学ヘッドの対物レンズ
とのなす角を常に直角に維持させるとともに、上記記録
面と上記対物レンズとの距離を一定に保つことで、デ−
タ即ちピットの記録及び再生における誤り率を低減でき
る光学ヘッド装置を提供することにある。
おいて、光ディスクの記録面と光学ヘッドの対物レンズ
とのなす角を常に直角に維持させるとともに、上記記録
面と上記対物レンズとの距離を一定に保つことで、デ−
タ即ちピットの記録及び再生における誤り率を低減でき
る光学ヘッド装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、光ビ−ムを記録媒体に対して
集束させる光学素子を有する保持する手段と、この保持
手段と上記記録媒体との間に規定される角度の変動を誘
導起電力の変化として検出する手段と、この検出手段と
上記保持手段を一体に支持する手段と、上記保持手段と
上記支持手段との間に配置され、上記保持手段を上記記
録媒体の変位に応じて傾斜可能に接続する弾性部材と、
上記検出手段による検出値に応じて、上記保持手段にお
ける光学素子の光軸と上記記録媒体とのなす角を垂直に
維持させるよう上記弾性部材に変位を与える付勢手段と
を有する光学ヘッド装置を提供するものである。
に基づきなされたもので、光ビ−ムを記録媒体に対して
集束させる光学素子を有する保持する手段と、この保持
手段と上記記録媒体との間に規定される角度の変動を誘
導起電力の変化として検出する手段と、この検出手段と
上記保持手段を一体に支持する手段と、上記保持手段と
上記支持手段との間に配置され、上記保持手段を上記記
録媒体の変位に応じて傾斜可能に接続する弾性部材と、
上記検出手段による検出値に応じて、上記保持手段にお
ける光学素子の光軸と上記記録媒体とのなす角を垂直に
維持させるよう上記弾性部材に変位を与える付勢手段と
を有する光学ヘッド装置を提供するものである。
【0009】
【作用】この発明によれば、光ディスクにおける周縁部
の変位即ち光ディスクの面振れは、対物レンズを支持す
る部材の脚部に配置されたチルト検出コイルによって、
対物レンズの移動量の変化として検出される。一方、対
物レンズは、チルト制御コイルを介して、上記検出コイ
ルによって検出された上記光ディスクの面振れを基に生
成される傾き補正信号に応じて所望の角度傾斜される。 従って、光ディスクの記録面と対物レンズの光軸とのな
す角は、正確に直角に維持される。
の変位即ち光ディスクの面振れは、対物レンズを支持す
る部材の脚部に配置されたチルト検出コイルによって、
対物レンズの移動量の変化として検出される。一方、対
物レンズは、チルト制御コイルを介して、上記検出コイ
ルによって検出された上記光ディスクの面振れを基に生
成される傾き補正信号に応じて所望の角度傾斜される。 従って、光ディスクの記録面と対物レンズの光軸とのな
す角は、正確に直角に維持される。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0011】図1によれば、光ピックアップ2は、図示
しない光源即ち半導体レ−ザからのレ−ザビ−ムを平行
ビ−ムに変換するための図示しないコリメ−トレンズ、
この平行ビ−ムを後述する記録媒体即ち光ディスク50
に向かって結像させ、及び、光ディスク50から反射さ
れたレ−ザビ−ムを再び平行ビ−ムに変換する対物レン
ズ14を有している。上記対物レンズ14は、レンズ保
持体即ちレンズハウジング16によって保持されている
。
しない光源即ち半導体レ−ザからのレ−ザビ−ムを平行
ビ−ムに変換するための図示しないコリメ−トレンズ、
この平行ビ−ムを後述する記録媒体即ち光ディスク50
に向かって結像させ、及び、光ディスク50から反射さ
れたレ−ザビ−ムを再び平行ビ−ムに変換する対物レン
ズ14を有している。上記対物レンズ14は、レンズ保
持体即ちレンズハウジング16によって保持されている
。
【0012】上記レンズハウジング16は、光ディスク
50のフォ−カス制御方向即ちZ軸方向及び光ディスク
50のトラック制御方向即ちX軸方向に、移動可能に支
持する弾性体即ち複数の線ばね18を介して、後述する
レンズ支持枠20に接続され、且つ、レンズ支持枠20
によって支持されている。また、上記レンズハウジング
16の周囲には、上記対物レンズ14(ハウジング16
)をZ軸方向に移動させるための一対のフォ−カス制御
コイル22a、上記対物レンズ14(ハウジング16)
をX軸方向に移動させるための一対のトラック制御コイ
ル24aが配置されている。尚、上記フォ−カス制御コ
イル22aは、中空コイルであって、上記レンズハウジ
ング16に密着されている。 また、上記トラック制御コイル24aは、フラット(偏
平)コイルであって、上記フォ−カス制御コイル22a
の外側に位置されている。また、上記線ばね18は、磁
力の影響を受けない材質、例えば、炭素繊維等によって
形成されている。
50のフォ−カス制御方向即ちZ軸方向及び光ディスク
50のトラック制御方向即ちX軸方向に、移動可能に支
持する弾性体即ち複数の線ばね18を介して、後述する
レンズ支持枠20に接続され、且つ、レンズ支持枠20
によって支持されている。また、上記レンズハウジング
16の周囲には、上記対物レンズ14(ハウジング16
)をZ軸方向に移動させるための一対のフォ−カス制御
コイル22a、上記対物レンズ14(ハウジング16)
をX軸方向に移動させるための一対のトラック制御コイ
ル24aが配置されている。尚、上記フォ−カス制御コ
イル22aは、中空コイルであって、上記レンズハウジ
ング16に密着されている。 また、上記トラック制御コイル24aは、フラット(偏
平)コイルであって、上記フォ−カス制御コイル22a
の外側に位置されている。また、上記線ばね18は、磁
力の影響を受けない材質、例えば、炭素繊維等によって
形成されている。
【0013】一方、上記レンズ支持枠20であって、フ
ォ−カス制御コイル22aが装架される位置及びトラッ
ク制御コイル24aに対向する位置には、上記フォ−カ
ス制御コイル22a及びトラック制御コイル24aに向
かって所望の方向の磁界を提供するためのマグネット2
0b、及び、このマグネット20bを保持するための上
記レンズ支持枠20の一部であるヨ−ク20aがそれぞ
れ配置されている。
ォ−カス制御コイル22aが装架される位置及びトラッ
ク制御コイル24aに対向する位置には、上記フォ−カ
ス制御コイル22a及びトラック制御コイル24aに向
かって所望の方向の磁界を提供するためのマグネット2
0b、及び、このマグネット20bを保持するための上
記レンズ支持枠20の一部であるヨ−ク20aがそれぞ
れ配置されている。
【0014】また、上記図示しない半導体レ−ザ及びコ
リメ−トレンズ、対物レンズ14、レンズハウジング1
6、線ばね18、レンズ支持枠20(ヨ−ク20a、マ
グネット20b)及びフォ−カス制御及びトラック制御
コイル22a,24a等の各要素、即ち、上記光ピック
アップ2は、上記光ディスク50で反射された上記レ−
ザビ−ムを図示しない光検出装置へ導く光学素子群を有
するシャ−シ26上に固着されている。このシャ−シ2
6は、後述するシャ−シ駆動装置28から発生される駆
動力が伝達される駆動ア−ム30等を有している。上記
シャ−シ駆動装置28は、ヨ−ク28a及びマグネット
28bを含み、上記シャ−シ26を上記トラック制御方
向に関して十分に大きな距離、例えば、光ディスクにお
ける全トラックに亘って上記シャ−シ26を移動させる
ため駆動力を発生する。上記駆動ア−ム30の一端部に
は、コイル30aが配置されていることから、ア−ム3
0は、コイル30aに供給される電流の方向とマグネッ
ト28bから発生される磁界の方向に応じて、シャ−シ
駆動装置28のヨ−ク28aに沿って摺動する。従って
、上記シャ−シ26(光ピックアップ2)は、上記光デ
ィスク50のトラックを横切る方向に、全トラックに亘
って移動される。
リメ−トレンズ、対物レンズ14、レンズハウジング1
6、線ばね18、レンズ支持枠20(ヨ−ク20a、マ
グネット20b)及びフォ−カス制御及びトラック制御
コイル22a,24a等の各要素、即ち、上記光ピック
アップ2は、上記光ディスク50で反射された上記レ−
ザビ−ムを図示しない光検出装置へ導く光学素子群を有
するシャ−シ26上に固着されている。このシャ−シ2
6は、後述するシャ−シ駆動装置28から発生される駆
動力が伝達される駆動ア−ム30等を有している。上記
シャ−シ駆動装置28は、ヨ−ク28a及びマグネット
28bを含み、上記シャ−シ26を上記トラック制御方
向に関して十分に大きな距離、例えば、光ディスクにお
ける全トラックに亘って上記シャ−シ26を移動させる
ため駆動力を発生する。上記駆動ア−ム30の一端部に
は、コイル30aが配置されていることから、ア−ム3
0は、コイル30aに供給される電流の方向とマグネッ
ト28bから発生される磁界の方向に応じて、シャ−シ
駆動装置28のヨ−ク28aに沿って摺動する。従って
、上記シャ−シ26(光ピックアップ2)は、上記光デ
ィスク50のトラックを横切る方向に、全トラックに亘
って移動される。
【0015】ところで、上記フォ−カス制御コイル22
aの下方即ち上記レンズ支持枠20における上記ヨ−ク
20aの脚部20cには、上記対物レンズ14(ハウジ
ング16)の傾きを検出するためのチルト検出コイル4
0が配置されている。また、上記フォ−カス制御コイル
22aには、後述するフォ−カシング動作中に、上記レ
ンズハウジング16と光ディスク50との距離を一定に
維持するために上記ハウジング16を傾斜させる機構即
ちチルト制御コイル42が一体に形成されている。さら
に、上記レンズハウジング16は、上記線ばね18によ
って移動可能に支持されているとともに、上記線ばね1
8とは異なる傾き制御ばね44によって支持されている
。換言すると、上記対物レンズ14(ハウジング16)
は、上記Z軸方向には線ばね18によって、上記X軸方
向には線ばね18及び傾き制御ばね44によって移動可
能に支えられつつ、上記レンズ支持枠20に接続されて
いる。以下、上述した光ピックアップ2が組込まれる光
ファイリング装置の動作について説明する。
aの下方即ち上記レンズ支持枠20における上記ヨ−ク
20aの脚部20cには、上記対物レンズ14(ハウジ
ング16)の傾きを検出するためのチルト検出コイル4
0が配置されている。また、上記フォ−カス制御コイル
22aには、後述するフォ−カシング動作中に、上記レ
ンズハウジング16と光ディスク50との距離を一定に
維持するために上記ハウジング16を傾斜させる機構即
ちチルト制御コイル42が一体に形成されている。さら
に、上記レンズハウジング16は、上記線ばね18によ
って移動可能に支持されているとともに、上記線ばね1
8とは異なる傾き制御ばね44によって支持されている
。換言すると、上記対物レンズ14(ハウジング16)
は、上記Z軸方向には線ばね18によって、上記X軸方
向には線ばね18及び傾き制御ばね44によって移動可
能に支えられつつ、上記レンズ支持枠20に接続されて
いる。以下、上述した光ピックアップ2が組込まれる光
ファイリング装置の動作について説明する。
【0016】光ファイリング装置では、光ディスク50
は、光ディスク50の記録面に含まれているトラックは
、線速一定に、例えば、矢印Aの方向に回転される。光
ディスク50に対して情報が記録される場合には、レ−
ザから発生されたレ−ザビ−ムが図示しない電気回路を
介して記録すべき情報に応じて強度変調され、光ピック
アップ2の対物レンズ14を介して光ディスク50の記
録面に照射される。光ディスク50の記録面はレ−ザビ
−ムによって加熱され、表面の反射率が変化されて、情
報が記録される。光ディスク50から情報が再生される
場合には、一定強度を有するレ−ザビ−ムが上記対物レ
ンズ14を介して光ディスク50の記録面に照射される
。光ディスク50に照射されたレ−ザビ−ムは、光ディ
スク50で反射されるとともに、光ディスク50に記録
されている情報即ち光ディスク50の記録面の反射率の
変化に応じて強度変調され、再び対物レンズ14(光ピ
ックアップ2)に戻される。この光ディスク50からの
反射レ−ザビ−ムは、図示しない光検出器を介して電気
信号に変換され、図示しない信号再生回路によって光デ
ィスク50に記録されている情報として再生される。
は、光ディスク50の記録面に含まれているトラックは
、線速一定に、例えば、矢印Aの方向に回転される。光
ディスク50に対して情報が記録される場合には、レ−
ザから発生されたレ−ザビ−ムが図示しない電気回路を
介して記録すべき情報に応じて強度変調され、光ピック
アップ2の対物レンズ14を介して光ディスク50の記
録面に照射される。光ディスク50の記録面はレ−ザビ
−ムによって加熱され、表面の反射率が変化されて、情
報が記録される。光ディスク50から情報が再生される
場合には、一定強度を有するレ−ザビ−ムが上記対物レ
ンズ14を介して光ディスク50の記録面に照射される
。光ディスク50に照射されたレ−ザビ−ムは、光ディ
スク50で反射されるとともに、光ディスク50に記録
されている情報即ち光ディスク50の記録面の反射率の
変化に応じて強度変調され、再び対物レンズ14(光ピ
ックアップ2)に戻される。この光ディスク50からの
反射レ−ザビ−ムは、図示しない光検出器を介して電気
信号に変換され、図示しない信号再生回路によって光デ
ィスク50に記録されている情報として再生される。
【0017】ところで、上記光ディスク50に対して情
報が記録或いは再生される場合には、光ディスク50の
記録面に照射されるレ−ザビ−ムは、上記対物レンズ1
4を介して上記記録面に正確に結像され(集束され)な
ければならない(フォ−カシング動作)。その一方で、
線速一定で回転され、上記光ディスク50の内周から外
周に向かって放射状に延ばされている記録面のトラック
の中心とレ−ザビ−ムが結像される位置とは、常に一致
されなければならない(トラッキング動作)。従って、
既に説明したフォ−カス制御コイル22a及びトラック
制御コイル24aが利用されて、上記レ−ザビ−ムと光
ディスク50の記録面との間隔及びトラックの中心とが
一致される。即ち、フォ−カス制御コイル22a及びト
ラック制御コイル24aに電力が供給され、上記レンズ
ハウジング16が所望の方向に移動される(上記フォ−
カシング及びトラッキングが実行される)ことで、上記
対物レンズ14と光ディスク50とが常に最良の位置関
係に維持される。
報が記録或いは再生される場合には、光ディスク50の
記録面に照射されるレ−ザビ−ムは、上記対物レンズ1
4を介して上記記録面に正確に結像され(集束され)な
ければならない(フォ−カシング動作)。その一方で、
線速一定で回転され、上記光ディスク50の内周から外
周に向かって放射状に延ばされている記録面のトラック
の中心とレ−ザビ−ムが結像される位置とは、常に一致
されなければならない(トラッキング動作)。従って、
既に説明したフォ−カス制御コイル22a及びトラック
制御コイル24aが利用されて、上記レ−ザビ−ムと光
ディスク50の記録面との間隔及びトラックの中心とが
一致される。即ち、フォ−カス制御コイル22a及びト
ラック制御コイル24aに電力が供給され、上記レンズ
ハウジング16が所望の方向に移動される(上記フォ−
カシング及びトラッキングが実行される)ことで、上記
対物レンズ14と光ディスク50とが常に最良の位置関
係に維持される。
【0018】しかしながら、図示しないモ−タを介して
回転される光ディスク50には、既に説明したように、
光ディスク50自身の変形、或いは、回転中の光ディス
ク50の振動、若しくは、光ディスク50を支持する図
示しないディスクマウント(モ−タ)の傾きに起因する
記録面の面振れが存在する。この光ディスク50の面振
れは、光ディスク50の中心を支点とした光ディスク5
0における周縁部の往復動として観測される。このこと
は、上記光ディスク50の周縁部の往復動を検出し、上
記光ピックアップ2即ち対物レンズ14を光ディスク5
0の往復動に対応するよう追尾させればよいことを示し
ている。即ち、光ディスク50に直交する中心軸を仮想
し、光ディスク50の記録面の変動を上記中心軸の傾き
として検出して、上記対物レンズ14を上記光ディスク
50の傾きに同期させて傾けることで、光ディスク50
の記録面と対物レンズ14の光軸とを常時直角に維持で
きる。
回転される光ディスク50には、既に説明したように、
光ディスク50自身の変形、或いは、回転中の光ディス
ク50の振動、若しくは、光ディスク50を支持する図
示しないディスクマウント(モ−タ)の傾きに起因する
記録面の面振れが存在する。この光ディスク50の面振
れは、光ディスク50の中心を支点とした光ディスク5
0における周縁部の往復動として観測される。このこと
は、上記光ディスク50の周縁部の往復動を検出し、上
記光ピックアップ2即ち対物レンズ14を光ディスク5
0の往復動に対応するよう追尾させればよいことを示し
ている。即ち、光ディスク50に直交する中心軸を仮想
し、光ディスク50の記録面の変動を上記中心軸の傾き
として検出して、上記対物レンズ14を上記光ディスク
50の傾きに同期させて傾けることで、光ディスク50
の記録面と対物レンズ14の光軸とを常時直角に維持で
きる。
【0019】より詳細には、例えば、光ディスク50が
回転中に面振れが生じた場合、即ち、光ディスク50の
記録面が周期的に対物レンズ14から遠のき、或いは、
対物レンズ14に接近する場合には、光ディスク50に
おける周縁部の変位は、図2(a)に示されているよう
に、概ね正弦波として観測される。この曲線は、光ディ
スク50における記録トラックと直交する方向即ち光デ
ィスクにおける記録面の中心から外周へ向かう放射方向
に対するタンジェンシャル方向(Z軸方向)の変位を著
していることから、図2(a)の曲線を時間tで微分す
ることで、光ディスク50の中心軸の傾きθが求められ
る。また、図2(b)には、上記光ディスク50の変位
に対して常時一定の距離を維持するよう上記対物レンズ
14(レンズハウジング16)が移動される際の移動速
度が示されている。即ち、対物レンズ14(レンズハウ
ジング16)は、上記光ディスク50の面振れに対応し
てZ軸方向に上下動されることから、対物レンズ14の
変位量を計測することで、上記光ディスク50の面振れ
が計測できる。上記移動速度の変化即ち図2(b)は、
上記対物レンズ14の変位量を時間tで微分することに
よって求められるとともに、図2(a)に示されている
光ディスク50の上記タンジェンシャル方向(Z軸方向
)の変位に一致する。従って、対物レンズ14(レンズ
ハウジング16)の移動速度の変化を検出することで、
光ディスク50の面振れ即ち周縁部の往復動が検出でき
る。
回転中に面振れが生じた場合、即ち、光ディスク50の
記録面が周期的に対物レンズ14から遠のき、或いは、
対物レンズ14に接近する場合には、光ディスク50に
おける周縁部の変位は、図2(a)に示されているよう
に、概ね正弦波として観測される。この曲線は、光ディ
スク50における記録トラックと直交する方向即ち光デ
ィスクにおける記録面の中心から外周へ向かう放射方向
に対するタンジェンシャル方向(Z軸方向)の変位を著
していることから、図2(a)の曲線を時間tで微分す
ることで、光ディスク50の中心軸の傾きθが求められ
る。また、図2(b)には、上記光ディスク50の変位
に対して常時一定の距離を維持するよう上記対物レンズ
14(レンズハウジング16)が移動される際の移動速
度が示されている。即ち、対物レンズ14(レンズハウ
ジング16)は、上記光ディスク50の面振れに対応し
てZ軸方向に上下動されることから、対物レンズ14の
変位量を計測することで、上記光ディスク50の面振れ
が計測できる。上記移動速度の変化即ち図2(b)は、
上記対物レンズ14の変位量を時間tで微分することに
よって求められるとともに、図2(a)に示されている
光ディスク50の上記タンジェンシャル方向(Z軸方向
)の変位に一致する。従って、対物レンズ14(レンズ
ハウジング16)の移動速度の変化を検出することで、
光ディスク50の面振れ即ち周縁部の往復動が検出でき
る。
【0020】この発明の実施例では、上記光ディスク5
0の面振れ即ち対物レンズ14(レンズハウジング16
)の移動速度の変化は、図1に示されているチルト検出
コイル40によって検出される。即ち、光ディスク50
に面振れが生じると、上記チルト検出コイル40に対し
て光ディスク50の面振れに一致した周期を有する誘導
起電力が生じる。この誘導起電力の変化は、図2(b)
に示されている対物レンズ14(レンズハウジング16
)の移動速度の変化に一致する。従って、上記チルト検
出コイル40によって検出された上記移動速度の変化を
時間tで微分することで光ディスク50の面振れが求め
られる。
0の面振れ即ち対物レンズ14(レンズハウジング16
)の移動速度の変化は、図1に示されているチルト検出
コイル40によって検出される。即ち、光ディスク50
に面振れが生じると、上記チルト検出コイル40に対し
て光ディスク50の面振れに一致した周期を有する誘導
起電力が生じる。この誘導起電力の変化は、図2(b)
に示されている対物レンズ14(レンズハウジング16
)の移動速度の変化に一致する。従って、上記チルト検
出コイル40によって検出された上記移動速度の変化を
時間tで微分することで光ディスク50の面振れが求め
られる。
【0021】上記チルト検出コイル40によって検出さ
れた誘導起電力は、図3に示されているような傾き補正
ル−チンを介して傾き補正信号に変換され、図1に示さ
れているチルト制御コイル42へ供給される。このチル
ト制御コイル42は、上記傾き補正信号に応じて対物レ
ンズ14(ハウジング16)を予め所望の量だけ傾斜さ
せ、上記光ディスク50の記録面と対物レンズ14の光
軸とを直角に維持させる。この状態で既に説明した、フ
ォ−カシング動作及びトラッキング動作が実行される。 この結果、例えば、光ディスク50の直径が大型化した
場合であっても、上記フォ−カシング及びトラッキング
が正確に実施されることから、光ディスク50の面振れ
に起因するレ−ザビ−ムのビ−ム径の変動によって生じ
る虞れのある誤り率の増大を低減できる。このことは、
同時に、光ディスク50に対する記録密度を向上させる
場合にも有益である。
れた誘導起電力は、図3に示されているような傾き補正
ル−チンを介して傾き補正信号に変換され、図1に示さ
れているチルト制御コイル42へ供給される。このチル
ト制御コイル42は、上記傾き補正信号に応じて対物レ
ンズ14(ハウジング16)を予め所望の量だけ傾斜さ
せ、上記光ディスク50の記録面と対物レンズ14の光
軸とを直角に維持させる。この状態で既に説明した、フ
ォ−カシング動作及びトラッキング動作が実行される。 この結果、例えば、光ディスク50の直径が大型化した
場合であっても、上記フォ−カシング及びトラッキング
が正確に実施されることから、光ディスク50の面振れ
に起因するレ−ザビ−ムのビ−ム径の変動によって生じ
る虞れのある誤り率の増大を低減できる。このことは、
同時に、光ディスク50に対する記録密度を向上させる
場合にも有益である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
チルト検出コイルを介して光ディスクの記録面と対物レ
ンズの光軸とのなす角が監視され、(このなす角が直角
以外の場合には、)チルト制御コイルが付勢されて、上
記光ディスクと上記対物レンズの光軸とのなす角が正確
に直角に保たれる。従って、光ディスクの面振れに起因
するレ−ザビ−ムのビ−ム径の変動によって生じる虞れ
のある情報の記録及び再生に関する誤り率の増大を低減
できる。同時に、光ディスクに対する情報の記録密度を
向上できる。
チルト検出コイルを介して光ディスクの記録面と対物レ
ンズの光軸とのなす角が監視され、(このなす角が直角
以外の場合には、)チルト制御コイルが付勢されて、上
記光ディスクと上記対物レンズの光軸とのなす角が正確
に直角に保たれる。従って、光ディスクの面振れに起因
するレ−ザビ−ムのビ−ム径の変動によって生じる虞れ
のある情報の記録及び再生に関する誤り率の増大を低減
できる。同時に、光ディスクに対する情報の記録密度を
向上できる。
【図1】 この発明の一実施例である光学ヘッド装置
を示す概略図。
を示す概略図。
【図2】 光ディスクにおける周縁部の変位即ち面振
れと時間の変化との関係を示すグラフ(a)。及び、チ
ルト検出コイルによって検出される対物レンズの移動速
度と時間の変化との関係を示すグラフ(b)。
れと時間の変化との関係を示すグラフ(a)。及び、チ
ルト検出コイルによって検出される対物レンズの移動速
度と時間の変化との関係を示すグラフ(b)。
【図3】 対物レンズを光ディスクの傾きに応じて傾
斜させるためのル−チンを示すブロック図。
斜させるためのル−チンを示すブロック図。
2…光ピックアップ、14…レンズ(光学素子)、16
…レンズハウジング(保持手段)、18…線ばね、20
…レンズ支持枠(支持手段)、20a,20b…ヨ−ク
、22a…フォ−カス制御コイル、22b,24b…マ
グネット、24a…トラック制御コイル、26…シャ−
シ、28…シャ−シ駆動装置、28a…ヨ−ク、28b
…マグネット、30…駆動ア−ム、40…チルト検出コ
イル(検出手段)、42…チルト制御コイル(付勢手段
)、44…傾き制御ばね(弾性部材)、50…光ディス
ク(記録媒体)。
…レンズハウジング(保持手段)、18…線ばね、20
…レンズ支持枠(支持手段)、20a,20b…ヨ−ク
、22a…フォ−カス制御コイル、22b,24b…マ
グネット、24a…トラック制御コイル、26…シャ−
シ、28…シャ−シ駆動装置、28a…ヨ−ク、28b
…マグネット、30…駆動ア−ム、40…チルト検出コ
イル(検出手段)、42…チルト制御コイル(付勢手段
)、44…傾き制御ばね(弾性部材)、50…光ディス
ク(記録媒体)。
Claims (1)
- 【請求項1】 光ビ−ムを記録媒体に対して集束させ
る光学素子を有する保持する手段と、この保持手段と上
記記録媒体との間に規定される角度の変動を誘導起電力
の変化として検出する手段と、この検出手段と上記保持
手段を一体に支持する手段と、上記保持手段と上記支持
手段との間に配置され、上記保持手段を上記記録媒体の
変位に応じて傾斜可能に接続する弾性部材と、上記検出
手段による検出値に応じて、上記保持手段における光学
素子の光軸と上記記録媒体とのなす角を垂直に維持させ
るよう上記弾性部材に変位を与える付勢手段とを有する
光学ヘッド装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1105091A JPH04245034A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 光学ヘッド装置 |
DE19924202297 DE4202297A1 (de) | 1991-01-31 | 1992-01-28 | Optische kopfanordnung |
FR9201115A FR2675297A1 (fr) | 1991-01-31 | 1992-01-31 | Appareil a tete optique pour appareil a disque optique. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1105091A JPH04245034A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 光学ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04245034A true JPH04245034A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=11767202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1105091A Pending JPH04245034A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 光学ヘッド装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04245034A (ja) |
DE (1) | DE4202297A1 (ja) |
FR (1) | FR2675297A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833907B2 (en) | 2012-01-16 | 2014-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid discharge head and image forming apparatus |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4306248A1 (de) * | 1993-03-01 | 1994-09-08 | Thomson Brandt Gmbh | Kompensierende Aktuatorsteuerung |
KR950007129U (ko) * | 1993-08-17 | 1995-03-21 | 틸트 센서 출력에 의한 리프트 제어장치 | |
US6130418A (en) * | 1997-10-06 | 2000-10-10 | U.S. Philips Corporation | Optical scanning unit having a main lens and an auxiliary lens |
US6151174A (en) * | 1997-10-06 | 2000-11-21 | U.S. Philips Corporation | Device for optically scanning a record carrier |
KR100716938B1 (ko) * | 1999-08-09 | 2007-05-10 | 삼성전자주식회사 | 광픽업장치 |
ATE332560T1 (de) * | 2002-06-04 | 2006-07-15 | Koninkl Philips Electronics Nv | 3d aktuator für ein optisches plattensystem |
JP4508134B2 (ja) | 2006-03-02 | 2010-07-21 | 船井電機株式会社 | 対物レンズアクチュエータ及びそれを備えた光ピックアップ装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8105072A (nl) * | 1981-11-10 | 1983-06-01 | Philips Nv | Electro-optische inrichting. |
JPS5968830A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-18 | Toshiba Corp | 光学情報記録再生装置 |
JPS59146448A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-22 | Sony Corp | 光学式デイスク・プレ−ヤ |
JPS59168514A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-22 | Ricoh Co Ltd | ドライブ装置 |
JPS60164936A (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-28 | Asahi Optical Co Ltd | 光ピツクアツプの角度補正装置 |
JPS60140228U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-17 | パイオニア株式会社 | 光学式情報読取装置 |
US4782476A (en) * | 1986-06-24 | 1988-11-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Objective lens-driving unit |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP1105091A patent/JPH04245034A/ja active Pending
-
1992
- 1992-01-28 DE DE19924202297 patent/DE4202297A1/de not_active Ceased
- 1992-01-31 FR FR9201115A patent/FR2675297A1/fr active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833907B2 (en) | 2012-01-16 | 2014-09-16 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid discharge head and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4202297A1 (de) | 1992-08-13 |
FR2675297A1 (fr) | 1992-10-16 |
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