JP2001077632A - 周波数変換回路 - Google Patents
周波数変換回路Info
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- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims abstract description 18
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 10
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 15
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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- 239000000543 intermediate Substances 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便な回路構成でかつ入力電界にかかわらず
出力波形を平衡にする。 【解決手段】 RF入力端子とローカル増幅器2のベー
スとの間に双方向ダイオード3を設ける。RF入力信号
10の振幅が大きいとき(強電界のとき)、双方向ダイ
オード3に電流が流れ、ローカル増幅器2に印加される
ベース電圧が変化し、その増幅出力を入力とするバイア
ス供給回路4からのベースバイアス電流が変化する。こ
のバイアス電流の変化によって、整合回路5との整合条
件が崩れ、ローカル増幅器2の利得が減少し、出力電力
が低下する。注入レベルの低下したローカル波を受けた
ミキサ1も周波数変換利得が減少し、ミキサ1の飽和電
圧に達しなくなる。 【効果】 強電界が入力されたにもかかわらず、ミキサ
1のIF出力端子から平衡な出力波形のIF出力信号1
1を得ることができる。
出力波形を平衡にする。 【解決手段】 RF入力端子とローカル増幅器2のベー
スとの間に双方向ダイオード3を設ける。RF入力信号
10の振幅が大きいとき(強電界のとき)、双方向ダイ
オード3に電流が流れ、ローカル増幅器2に印加される
ベース電圧が変化し、その増幅出力を入力とするバイア
ス供給回路4からのベースバイアス電流が変化する。こ
のバイアス電流の変化によって、整合回路5との整合条
件が崩れ、ローカル増幅器2の利得が減少し、出力電力
が低下する。注入レベルの低下したローカル波を受けた
ミキサ1も周波数変換利得が減少し、ミキサ1の飽和電
圧に達しなくなる。 【効果】 強電界が入力されたにもかかわらず、ミキサ
1のIF出力端子から平衡な出力波形のIF出力信号1
1を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数変換回路に関
し、特に各種の無線機器に用いられる周波数変換回路に
関する。
し、特に各種の無線機器に用いられる周波数変換回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の周波数変換回路の構成
は、発振器の発振出力に基づいて入力信号の周波数の変
換を行うものが多い。従来の周波数変換回路は、図2に
示されているように、局発発振器6の発振出力をミキサ
1に入力することにより、RF(Radio Freq
uency)入力信号10の周波数変換を行う構成であ
る。そして、周波数変換されたIF(Intermed
iate Frequency)出力信号11がIFア
ンプ14から出力される。
は、発振器の発振出力に基づいて入力信号の周波数の変
換を行うものが多い。従来の周波数変換回路は、図2に
示されているように、局発発振器6の発振出力をミキサ
1に入力することにより、RF(Radio Freq
uency)入力信号10の周波数変換を行う構成であ
る。そして、周波数変換されたIF(Intermed
iate Frequency)出力信号11がIFア
ンプ14から出力される。
【0003】この周波数変換回路においては、ミキサ1
の後段に配置されるIFアンプ14から出力される受信
電界強度RSSIの直流電圧の大きさにより予めミキサ
1の出力から平衡な出力波形が得られるように決められ
たMIXローカルレベル調整電圧17を調整回路7で生
成する。そして、このMIXローカルレベル調整電圧1
7により可変減衰器12の減衰量を制御して、MIXロ
ーカルレベルを調整する。このように周波数変換回路の
利得を制御することによって、平衡な出力波形を得るの
である。
の後段に配置されるIFアンプ14から出力される受信
電界強度RSSIの直流電圧の大きさにより予めミキサ
1の出力から平衡な出力波形が得られるように決められ
たMIXローカルレベル調整電圧17を調整回路7で生
成する。そして、このMIXローカルレベル調整電圧1
7により可変減衰器12の減衰量を制御して、MIXロ
ーカルレベルを調整する。このように周波数変換回路の
利得を制御することによって、平衡な出力波形を得るの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の周波数
変換回路は、IFアンプ14の出力をフィードバックし
て可変減衰器12の減衰量を制御する構成である。この
ため、ローカルレベルを調整するまでの間、周波数変換
回路から不平衡な出力波形が出力されるという欠点があ
った。また、回路構成が煩雑であるため、装置の小型化
に適していないという欠点もあった。このため、簡便な
回路構成で、常に平衡な出力波形を出力する周波数変換
回路の実現が期待されていた。
変換回路は、IFアンプ14の出力をフィードバックし
て可変減衰器12の減衰量を制御する構成である。この
ため、ローカルレベルを調整するまでの間、周波数変換
回路から不平衡な出力波形が出力されるという欠点があ
った。また、回路構成が煩雑であるため、装置の小型化
に適していないという欠点もあった。このため、簡便な
回路構成で、常に平衡な出力波形を出力する周波数変換
回路の実現が期待されていた。
【0005】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は簡便な回路構
成で、かつ、入力電界にかかわらず出力波形を平衡にす
ることのできる周波数変換回路を提供することである。
るためになされたものであり、その目的は簡便な回路構
成で、かつ、入力電界にかかわらず出力波形を平衡にす
ることのできる周波数変換回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による周波数変換
回路は、発振器の発振出力に基づいて入力信号の周波数
の変換を行う周波数変換回路であって、前記発振器の発
振出力を増幅する増幅手段と、前記入力信号を伝達する
信号線と前記発振出力を前記増幅手段に伝達する信号線
との間に互いに逆方向に接続され所定の順方向電圧を有
する一対のダイオードからなる双方向ダイオードと、前
記増幅手段の増幅出力を用いて前記入力信号の周波数を
変換する周波数変換手段とを含むことを特徴とする。
回路は、発振器の発振出力に基づいて入力信号の周波数
の変換を行う周波数変換回路であって、前記発振器の発
振出力を増幅する増幅手段と、前記入力信号を伝達する
信号線と前記発振出力を前記増幅手段に伝達する信号線
との間に互いに逆方向に接続され所定の順方向電圧を有
する一対のダイオードからなる双方向ダイオードと、前
記増幅手段の増幅出力を用いて前記入力信号の周波数を
変換する周波数変換手段とを含むことを特徴とする。
【0007】また、前記増幅手段は、増幅率が予め最大
利得に設定されていることを特徴とする。そして、前記
増幅出力に応じて前記増幅手段にバイアス信号を供給す
るバイアス供給手段を更に含むことを特徴とする。
利得に設定されていることを特徴とする。そして、前記
増幅出力に応じて前記増幅手段にバイアス信号を供給す
るバイアス供給手段を更に含むことを特徴とする。
【0008】なお、前記増幅手段は、前記発振出力をベ
ース入力としかつコレクタ出力によって前記バイアス信
号を増減するトランジスタ素子であり、周波数変換手段
は、前記増幅出力を前記入力信号と乗算するミキサであ
る。
ース入力としかつコレクタ出力によって前記バイアス信
号を増減するトランジスタ素子であり、周波数変換手段
は、前記増幅出力を前記入力信号と乗算するミキサであ
る。
【0009】要するに本回路は、強電界が入力される移
動通信機器の受信部の周波数変換回路において、一定以
上のRF入力電界にてローカル増幅部のバイアス電圧を
変化させる回路を具備しているのである。
動通信機器の受信部の周波数変換回路において、一定以
上のRF入力電界にてローカル増幅部のバイアス電圧を
変化させる回路を具備しているのである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
【0011】図1は本発明による周波数変換回路の実施
の一形態を示すブロック図である。同図において、ミキ
サ1と、トランジスタ素子からなるローカル増幅器2
と、双方向ダイオード3と、ローカル増幅器2にベース
バイアス信号を供給するバイアス供給回路4と、このベ
ースバイアス信号にて最大利得になるように整合を行う
整合回路5と、発振出力が整合回路5に入力される局発
発振器6とを含んで構成されている。
の一形態を示すブロック図である。同図において、ミキ
サ1と、トランジスタ素子からなるローカル増幅器2
と、双方向ダイオード3と、ローカル増幅器2にベース
バイアス信号を供給するバイアス供給回路4と、このベ
ースバイアス信号にて最大利得になるように整合を行う
整合回路5と、発振出力が整合回路5に入力される局発
発振器6とを含んで構成されている。
【0012】整合回路5の出力端子は、バイアス供給回
路4及びダイオード3並びにローカル増幅器2のベース
端子に接続されている。ローカル増幅器2のコレクタ端
子は、バイアス供給回路4及びミキサ1に接続されてい
る。
路4及びダイオード3並びにローカル増幅器2のベース
端子に接続されている。ローカル増幅器2のコレクタ端
子は、バイアス供給回路4及びミキサ1に接続されてい
る。
【0013】ミキサ1のRF入力端子は、RF入力信号
10を受けるとともに、双方向ダイオード3にも接続さ
れている。また、ミキサ1のIF出力端子からは、IF
出力信号11を得る。
10を受けるとともに、双方向ダイオード3にも接続さ
れている。また、ミキサ1のIF出力端子からは、IF
出力信号11を得る。
【0014】双方向ダイオード3は、RF入力端子とロ
ーカル増幅器2のベースとの間、すなわちRF入力信号
10を伝達する信号線と発振出力を増幅器2に伝達する
信号線との間に、設けられている。この双方向ダイオー
ド3は、互いに逆方向に接続され所定の順方向電圧を有
する一対のダイオードからなる。
ーカル増幅器2のベースとの間、すなわちRF入力信号
10を伝達する信号線と発振出力を増幅器2に伝達する
信号線との間に、設けられている。この双方向ダイオー
ド3は、互いに逆方向に接続され所定の順方向電圧を有
する一対のダイオードからなる。
【0015】そして、順方向電圧以上の入力電界が入力
されると、双方向ダイオード3に電流が流れる。する
と、予め最大利得に設定されたローカル増幅部2の増幅
出力も変化する。これにより、バイアス供給回路4から
ローカル増幅部2へ供給されるベースバイアス電圧が変
化する。この変化によりローカル増幅部2の利得が低下
する。このことによって、周波数変換回路の利得も低下
し、周波数変換回路の出力電圧が飽和電圧に達しなくな
る。よって、IF出力信号11には、平衡な出力波形を
得ることができるのである。
されると、双方向ダイオード3に電流が流れる。する
と、予め最大利得に設定されたローカル増幅部2の増幅
出力も変化する。これにより、バイアス供給回路4から
ローカル増幅部2へ供給されるベースバイアス電圧が変
化する。この変化によりローカル増幅部2の利得が低下
する。このことによって、周波数変換回路の利得も低下
し、周波数変換回路の出力電圧が飽和電圧に達しなくな
る。よって、IF出力信号11には、平衡な出力波形を
得ることができるのである。
【0016】かかる構成において、局発発振器6より発
振されたローカル波は、ローカル増幅器2にて増幅さ
れ、ミキサ1に注入される。ローカル増幅器2は、バイ
アス供給回路4より、バイアス信号が供給される。ま
た、このバイアス信号にて最大利得になるように整合を
行う整合回路5が設けられている。
振されたローカル波は、ローカル増幅器2にて増幅さ
れ、ミキサ1に注入される。ローカル増幅器2は、バイ
アス供給回路4より、バイアス信号が供給される。ま
た、このバイアス信号にて最大利得になるように整合を
行う整合回路5が設けられている。
【0017】かかる構成において、RF入力端子より入
力されたRF波すなわちRF入力信号10は、ミキサ1
においてローカル増幅器2からのローカル波によって周
波数変換され、IF波すなわちIF出力信号11とな
る。
力されたRF波すなわちRF入力信号10は、ミキサ1
においてローカル増幅器2からのローカル波によって周
波数変換され、IF波すなわちIF出力信号11とな
る。
【0018】ここで本回路では、RF入力端子とローカ
ル増幅器2のベースとの間に双方向ダイオード3が設け
られている。このため、RF入力信号10の振幅が大き
いとき(強電界のとき)、双方向ダイオード3に電流が
流れる。つまり、RF入力が強電界(振幅が大きい)の
とき、ダイオード3の順電圧特性によりダイオード3に
電流が流れる。
ル増幅器2のベースとの間に双方向ダイオード3が設け
られている。このため、RF入力信号10の振幅が大き
いとき(強電界のとき)、双方向ダイオード3に電流が
流れる。つまり、RF入力が強電界(振幅が大きい)の
とき、ダイオード3の順電圧特性によりダイオード3に
電流が流れる。
【0019】すると、ローカル増幅器2に印加されるベ
ース電圧が変化し、その増幅出力を入力とするバイアス
供給回路4からのベースバイアス電流が変化する。この
バイアス電流の変化によって、整合回路5との整合条件
が崩れ、ローカル増幅器2の利得が減少し、出力電力が
低下する。
ース電圧が変化し、その増幅出力を入力とするバイアス
供給回路4からのベースバイアス電流が変化する。この
バイアス電流の変化によって、整合回路5との整合条件
が崩れ、ローカル増幅器2の利得が減少し、出力電力が
低下する。
【0020】注入レベルの低下したローカル波を受けた
ミキサ1も周波数変換利得が減少し、ミキサ1の飽和電
圧に達しなくなる。このように動作することによって、
強電界が入力されたにもかかわらず、ミキサ1のIF出
力端子から平衡な出力波形のIF出力信号11を得るこ
とができるのである。
ミキサ1も周波数変換利得が減少し、ミキサ1の飽和電
圧に達しなくなる。このように動作することによって、
強電界が入力されたにもかかわらず、ミキサ1のIF出
力端子から平衡な出力波形のIF出力信号11を得るこ
とができるのである。
【0021】一方、RF入力信号の振幅が小さいとき
(強電界では無いとき)、双方向ダイオード3に電流は
流れない。つまり、RF入力が強電界では無い(振幅が
小さい)とき、ダイオード3の順電圧特性によりダイオ
ード3には電流が流れない。このため、ローカル増幅器
2は、最大利得の状態で動作し、その出力がミキサ1に
注入される。しかしながら、RF入力信号の振幅が小さ
いため、ミキサ1の飽和電圧に達しない。よって、この
場合においてもIF出力信号11には平衡な出力波形が
得られる。
(強電界では無いとき)、双方向ダイオード3に電流は
流れない。つまり、RF入力が強電界では無い(振幅が
小さい)とき、ダイオード3の順電圧特性によりダイオ
ード3には電流が流れない。このため、ローカル増幅器
2は、最大利得の状態で動作し、その出力がミキサ1に
注入される。しかしながら、RF入力信号の振幅が小さ
いため、ミキサ1の飽和電圧に達しない。よって、この
場合においてもIF出力信号11には平衡な出力波形が
得られる。
【0022】以上のように、周波数変換回路の入力とロ
ーカル増幅器のベースとの間に双方向のダイオード対を
設けるという簡単な回路構成を採用することにより、集
積化が容易で、形態電話等の移動無線通信端末をより小
型にすることができるのである。
ーカル増幅器のベースとの間に双方向のダイオード対を
設けるという簡単な回路構成を採用することにより、集
積化が容易で、形態電話等の移動無線通信端末をより小
型にすることができるのである。
【0023】ところで、双方向ダイオード3を構成する
ダイオード対の種類を変更し、順電圧特性を異なるもの
にすれば、IF出力信号11の出力波形をより平衡なも
のにすることができる。例えば、順方向電圧の低い(約
0.3V程度)周知のショットキダイオードを用いれば
良い。これにより、順方向電圧がより小さなダイオード
対で双方向ダイオード3を構成すれば、RF入力信号の
振幅がより小さい場合でもダイオード3に電流が流れて
整合条件が崩れる。これにより、ローカル増幅器2の利
得を減少させてミキサ1の周波数変換利得を減少させ、
平衡な出力波形のIF出力信号11を得ることができる
のである。
ダイオード対の種類を変更し、順電圧特性を異なるもの
にすれば、IF出力信号11の出力波形をより平衡なも
のにすることができる。例えば、順方向電圧の低い(約
0.3V程度)周知のショットキダイオードを用いれば
良い。これにより、順方向電圧がより小さなダイオード
対で双方向ダイオード3を構成すれば、RF入力信号の
振幅がより小さい場合でもダイオード3に電流が流れて
整合条件が崩れる。これにより、ローカル増幅器2の利
得を減少させてミキサ1の周波数変換利得を減少させ、
平衡な出力波形のIF出力信号11を得ることができる
のである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、周波数変
換回路の入力とローカル増幅器のベースとの間に双方向
のダイオード対を設けるという簡単な回路構成を採用す
ることにより、集積化が容易であるという効果がある。
また、周波数変換回路に強電界が入力された際、ダイオ
ード対に電流が流れ、ローカル増幅器のベース電圧を変
化させることにより、周波数変換器に注入されるローカ
ルレベルを低下させ、周波数変換器の利得を低下させる
ことにより、周波数変換器の飽和電圧に達しなくなるた
め、周波数変換回路の出力波形が入力電界にかかわらず
平衡になるという効果がある。
換回路の入力とローカル増幅器のベースとの間に双方向
のダイオード対を設けるという簡単な回路構成を採用す
ることにより、集積化が容易であるという効果がある。
また、周波数変換回路に強電界が入力された際、ダイオ
ード対に電流が流れ、ローカル増幅器のベース電圧を変
化させることにより、周波数変換器に注入されるローカ
ルレベルを低下させ、周波数変換器の利得を低下させる
ことにより、周波数変換器の飽和電圧に達しなくなるた
め、周波数変換回路の出力波形が入力電界にかかわらず
平衡になるという効果がある。
【図1】本発明の実施の一形態による周波数変換回路の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】従来の周波数変換回路の構成を示すブロック図
である。
である。
1 ミキサ 2 ローカル増幅器 3 双方向ダイオード 4 バイアス供給回路 5 整合回路 6 局発発振器
Claims (8)
- 【請求項1】 発振器の発振出力に基づいて入力信号の
周波数の変換を行う周波数変換回路であって、前記発振
器の発振出力を増幅する増幅手段と、前記入力信号を伝
達する信号線と前記発振出力を前記増幅手段に伝達する
信号線との間に互いに逆方向に接続され所定の順方向電
圧を有する一対のダイオードからなる双方向ダイオード
と、前記増幅手段の増幅出力を用いて前記入力信号の周
波数を変換する周波数変換手段とを含むことを特徴とす
る周波数変換回路。 - 【請求項2】 前記増幅手段は、増幅率が予め最大利得
に設定されていることを特徴とする請求項1記載の周波
数変換回路。 - 【請求項3】 前記増幅出力に応じて前記増幅手段にバ
イアス信号を供給するバイアス供給手段を更に含むこと
を特徴とする請求項1又は2記載の周波数変換回路。 - 【請求項4】 前記増幅手段は、前記発振出力をベース
入力としかつコレクタ出力によって前記バイアス信号を
増減するトランジスタ素子であることを特徴とする請求
項3記載の周波数変換回路。 - 【請求項5】 周波数変換手段は、前記増幅出力を前記
入力信号と乗算するミキサであることを特徴とする請求
項4記載の周波数変換回路。 - 【請求項6】 前記一対のダイオードは、共にショット
キダイオードであることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載の周波数変換回路。 - 【請求項7】 前記双方向ダイオードは、前記入力信号
の振幅値が前記順方向電圧より大になったとき前記一対
のダイオードに電流が流れるように構成されていること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の周波数変
換回路。 - 【請求項8】 前記入力信号はRF信号であることを特
徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の周波数変換回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24684499A JP3389164B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 周波数変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24684499A JP3389164B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 周波数変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001077632A true JP2001077632A (ja) | 2001-03-23 |
JP3389164B2 JP3389164B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=17154558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24684499A Expired - Fee Related JP3389164B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 周波数変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3389164B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007018030A1 (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-15 | Nec Corporation | 周波数シンセサイザ |
JP2013021438A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | New Japan Radio Co Ltd | 周波数変換回路 |
JP2018042130A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | 東芝電波プロダクツ株式会社 | 周波数変換器、レーダ装置、無線装置、及び受信装置 |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24684499A patent/JP3389164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007018030A1 (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-15 | Nec Corporation | 周波数シンセサイザ |
US7741926B2 (en) | 2005-08-09 | 2010-06-22 | Nec Corporation | Frequency synthesizer having improved frequency hopping |
JP4793595B2 (ja) * | 2005-08-09 | 2011-10-12 | 日本電気株式会社 | 周波数シンセサイザ |
JP2013021438A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | New Japan Radio Co Ltd | 周波数変換回路 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3389164B2 (ja) | 2003-03-24 |
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