JP2001072950A - 粘着シート - Google Patents
粘着シートInfo
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- JP2001072950A JP2001072950A JP29638099A JP29638099A JP2001072950A JP 2001072950 A JP2001072950 A JP 2001072950A JP 29638099 A JP29638099 A JP 29638099A JP 29638099 A JP29638099 A JP 29638099A JP 2001072950 A JP2001072950 A JP 2001072950A
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- JP
- Japan
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- pressure
- sensitive adhesive
- adhesive sheet
- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金属蒸着層を有する粘着シートにおいて、使用
時や輸送時にラベルが変形したり、こすれたりすること
により、蒸着層がはがれたり、印刷がはがれたりするこ
とを防ぐ。 【解決手段】フィルム基材、金属蒸着層、粘着剤層、お
よび剥離シートを積層した粘着シートにおいて、フィル
ム基材が透明のポリオレフィン系フィルムであり、金属
蒸着層を形成しない面には易印刷層を有することを特徴
とする印刷性が良好な粘着シートである。
時や輸送時にラベルが変形したり、こすれたりすること
により、蒸着層がはがれたり、印刷がはがれたりするこ
とを防ぐ。 【解決手段】フィルム基材、金属蒸着層、粘着剤層、お
よび剥離シートを積層した粘着シートにおいて、フィル
ム基材が透明のポリオレフィン系フィルムであり、金属
蒸着層を形成しない面には易印刷層を有することを特徴
とする印刷性が良好な粘着シートである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面基材に金属蒸
着(例えばアルミ蒸着)したポリオレフィン系フィルム
を用いた表示ラベル等に使用する粘着シートに関するも
のである。
着(例えばアルミ蒸着)したポリオレフィン系フィルム
を用いた表示ラベル等に使用する粘着シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着シートは、表面基材、粘着剤
層、および剥離シートを積層した構成であり、商業用、
事務用、工程管理用、物流管理用、家庭用等、非常に広
範囲にわたって、ラベル、シール、ステッカー、ワッペ
ン、配送伝票等の形で使用されている。
層、および剥離シートを積層した構成であり、商業用、
事務用、工程管理用、物流管理用、家庭用等、非常に広
範囲にわたって、ラベル、シール、ステッカー、ワッペ
ン、配送伝票等の形で使用されている。
【0003】粘着シートの一つの用途として、表面基材
としてポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリオレ
フィン系フィルムなどのフィルムにアルミニウムを蒸
着、および更に印刷を施した意匠性の優れたアルミニウ
ム蒸着ラベル(以下、アルミ蒸着ラベルともいう。)と
いったものがある。中でもポリオレフィン系フィルムを
用いた蒸着ラベルは、その特性である柔軟性、平滑性、
透明性などのため、金属光沢が良好で表示ラベルとして
デザイン的にも優秀なものとなる。さらにそのデザイン
性や柔軟性から、ボトルや瓶などの容器の表示用ラベル
等として需要が見込まれている。
としてポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリオレ
フィン系フィルムなどのフィルムにアルミニウムを蒸
着、および更に印刷を施した意匠性の優れたアルミニウ
ム蒸着ラベル(以下、アルミ蒸着ラベルともいう。)と
いったものがある。中でもポリオレフィン系フィルムを
用いた蒸着ラベルは、その特性である柔軟性、平滑性、
透明性などのため、金属光沢が良好で表示ラベルとして
デザイン的にも優秀なものとなる。さらにそのデザイン
性や柔軟性から、ボトルや瓶などの容器の表示用ラベル
等として需要が見込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる粘着シート(蒸
着ラベル)を表示用ラベルとして使用する際、内容物の
表示などの印刷が行われるが、ボトルや瓶などの容器で
は、使用時や輸送時にラベルが変形したり、こすれたり
することにより、印刷がはがれたり、アルミ蒸着層がは
がれたりする場合が多い。しかも、これらの容器はラベ
ルを貼合したままの状態で使用される場合が多いため、
印刷物の密着性、アルミ蒸着層の密着性の改善が要求さ
れる。
着ラベル)を表示用ラベルとして使用する際、内容物の
表示などの印刷が行われるが、ボトルや瓶などの容器で
は、使用時や輸送時にラベルが変形したり、こすれたり
することにより、印刷がはがれたり、アルミ蒸着層がは
がれたりする場合が多い。しかも、これらの容器はラベ
ルを貼合したままの状態で使用される場合が多いため、
印刷物の密着性、アルミ蒸着層の密着性の改善が要求さ
れる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、この課題
を解決するために鋭意研究を行った。まず、アルミ蒸着
層のこすれによる不良をなくすためにフィルム基材の粘
着剤層を設ける側に蒸着処理を施すことにした。しか
し、ポリオレフィン系フィルムは、インキの密着性が弱
く、コロナ処理を施してもインキの密着が不十分で、表
示ラベルとして使用した場合、印刷が取れたり、読めな
くなってしまう。そのため印刷する表面には易印刷層を
コートすることにより、印刷物の密着性が改善されるこ
とを見出した。
を解決するために鋭意研究を行った。まず、アルミ蒸着
層のこすれによる不良をなくすためにフィルム基材の粘
着剤層を設ける側に蒸着処理を施すことにした。しか
し、ポリオレフィン系フィルムは、インキの密着性が弱
く、コロナ処理を施してもインキの密着が不十分で、表
示ラベルとして使用した場合、印刷が取れたり、読めな
くなってしまう。そのため印刷する表面には易印刷層を
コートすることにより、印刷物の密着性が改善されるこ
とを見出した。
【0006】(1)即ち本発明は、フィルム基材、金属
蒸着層、粘着剤層、および剥離シートを積層した粘着シ
ートにおいて、フィルム基材が透明のポリオレフィン系
フィルムであり、金属蒸着層を形成しない面には易印刷
層を有することを特徴とする印刷性が良好な粘着シート
である。
蒸着層、粘着剤層、および剥離シートを積層した粘着シ
ートにおいて、フィルム基材が透明のポリオレフィン系
フィルムであり、金属蒸着層を形成しない面には易印刷
層を有することを特徴とする印刷性が良好な粘着シート
である。
【0007】更に、フィルム基材として透明性に優れる
ポリオレフィン系フィルム、特にポリプロピレンフィル
ムを用いた場合、フィルムに直接蒸着したのでは密着性
が弱く、金属蒸着層とフィルム層の間で層間剥離を起こ
しやすい。特に水や石鹸水に漬けたりして使用するとそ
の層間剥離が顕著に起こしてしまう。フィルムと金属蒸
着層の間に樹脂を主成分とする接着層を設けることによ
り、金属蒸着層の密着性が改善されることがわかった。 (2)即ち、フィルム基材の金属蒸着層を形成する面
に、接着層を有する前記(1)記載の粘着シートであ
る。
ポリオレフィン系フィルム、特にポリプロピレンフィル
ムを用いた場合、フィルムに直接蒸着したのでは密着性
が弱く、金属蒸着層とフィルム層の間で層間剥離を起こ
しやすい。特に水や石鹸水に漬けたりして使用するとそ
の層間剥離が顕著に起こしてしまう。フィルムと金属蒸
着層の間に樹脂を主成分とする接着層を設けることによ
り、金属蒸着層の密着性が改善されることがわかった。 (2)即ち、フィルム基材の金属蒸着層を形成する面
に、接着層を有する前記(1)記載の粘着シートであ
る。
【0008】更に金属蒸着層の密着性について研究を重
ねた結果、接着層にアクリルポリオールと塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂を使用すると金属蒸着層の密着性
が極めて優れていることを見出した。 (3)即ち、本発明は、接着層がアクリルポリオールと
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂を含む塗布液を塗布
した層である前記(2)記載の粘着シートである。特
に、接着層がアクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂と、イソシアネート化合物を含む塗布液
を塗布した層が好ましい。
ねた結果、接着層にアクリルポリオールと塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合樹脂を使用すると金属蒸着層の密着性
が極めて優れていることを見出した。 (3)即ち、本発明は、接着層がアクリルポリオールと
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂を含む塗布液を塗布
した層である前記(2)記載の粘着シートである。特
に、接着層がアクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂と、イソシアネート化合物を含む塗布液
を塗布した層が好ましい。
【0009】また、金属蒸着層の密着性について研究を
重ねた結果、接着層にエチレンイミン系ポリマーまたは
ポリエチレンイミンを含有するメタクリル酸エステルを
使用すると金属蒸着層の密着性が極めて優れていること
を見出した。 (4)本発明は、接着層がエチレンイミン系ポリマーま
たはポリエチレンイミンを含有するメタクリル酸エステ
ルを含む塗布液を塗布した層である前記(2)記載の粘
着シートである。特に、接着層がポリエチレンイミンを
含有するメタクリル酸エステルとビスフェノール型エポ
キシ樹脂を含む塗布液を塗布した層が好ましい。
重ねた結果、接着層にエチレンイミン系ポリマーまたは
ポリエチレンイミンを含有するメタクリル酸エステルを
使用すると金属蒸着層の密着性が極めて優れていること
を見出した。 (4)本発明は、接着層がエチレンイミン系ポリマーま
たはポリエチレンイミンを含有するメタクリル酸エステ
ルを含む塗布液を塗布した層である前記(2)記載の粘
着シートである。特に、接着層がポリエチレンイミンを
含有するメタクリル酸エステルとビスフェノール型エポ
キシ樹脂を含む塗布液を塗布した層が好ましい。
【0010】また、金属蒸着層の密着性と金属光沢感に
ついて研究を重ねた結果、特定の樹脂を用いた接着層が
優れることを見出した。 (5)本発明は、接着層がアイオノマー系ポリオレフィ
ンコポリマーの水分散溶液をコーティングした層であ
り、該コーティング層をフィルム成形時の縦延伸後、塗
布、乾燥し、横延伸して形成した層である前記(2)記
載の粘着シートである。
ついて研究を重ねた結果、特定の樹脂を用いた接着層が
優れることを見出した。 (5)本発明は、接着層がアイオノマー系ポリオレフィ
ンコポリマーの水分散溶液をコーティングした層であ
り、該コーティング層をフィルム成形時の縦延伸後、塗
布、乾燥し、横延伸して形成した層である前記(2)記
載の粘着シートである。
【0011】更に、接着層にガラス転移点が20℃以上
の化合物を使用することにより接着層と易印刷層のブロ
ッキングがより起こりにくくなり作業性がさらに良くな
る。 (6)本発明は、接着層がガラス転移点20℃以上の化
合物を含む層である前記(2)〜(5)のいずれかに記
載の粘着シートである。
の化合物を使用することにより接着層と易印刷層のブロ
ッキングがより起こりにくくなり作業性がさらに良くな
る。 (6)本発明は、接着層がガラス転移点20℃以上の化
合物を含む層である前記(2)〜(5)のいずれかに記
載の粘着シートである。
【0012】金属光沢が良好な表面性を得るためには、
基材フィルムがある特定の算術表面粗さであること見出
した。 (7)易印刷層のJIS B 0601による算術平均
粗さ(Ra)が3.5μm以下である前記(1)〜
(6)のいずれか1項に記載の粘着シートである。
基材フィルムがある特定の算術表面粗さであること見出
した。 (7)易印刷層のJIS B 0601による算術平均
粗さ(Ra)が3.5μm以下である前記(1)〜
(6)のいずれか1項に記載の粘着シートである。
【0013】また、粘着シートの表面基材への印刷適性
について研究を重ねた結果、特定の樹脂を用いた易印刷
層が優れることを見出した。 (8)本発明は、易印刷層がアイオノマー系ポリオレフ
ィンコポリマーの水分散溶液をコーティングした層であ
り、該コーティング層をフィルム成形時の縦延伸後、塗
布、乾燥し、横延伸して形成した層である前記(1)〜
(7)のいずれか1項に記載の粘着シートである。
について研究を重ねた結果、特定の樹脂を用いた易印刷
層が優れることを見出した。 (8)本発明は、易印刷層がアイオノマー系ポリオレフ
ィンコポリマーの水分散溶液をコーティングした層であ
り、該コーティング層をフィルム成形時の縦延伸後、塗
布、乾燥し、横延伸して形成した層である前記(1)〜
(7)のいずれか1項に記載の粘着シートである。
【0014】(9)本発明は、易印刷層が、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルから選ばれた少なくとも1種の重合体および
共重合体、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体から選ばれる
少なくとも1種を含む塗液を塗工した層である前記
(1)〜(7)のいずれかに記載の粘着シートである。
酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルから選ばれた少なくとも1種の重合体および
共重合体、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体から選ばれる
少なくとも1種を含む塗液を塗工した層である前記
(1)〜(7)のいずれかに記載の粘着シートである。
【0015】(10)表面基材が基材フィルムと易印刷
層との間に接着性樹脂を含むアンカー層が形成されてい
る前記(9)記載の粘着シートである。
層との間に接着性樹脂を含むアンカー層が形成されてい
る前記(9)記載の粘着シートである。
【0016】
【発明の実施の形態】粘着シートを構成する表面基材と
しては、透明なポリオレフィン系フィルムの片面に易印
刷層、他面に直接或いはフィルムと金属蒸着層との密着
を強めるための接着層を介して金属蒸着層を有する構成
である。
しては、透明なポリオレフィン系フィルムの片面に易印
刷層、他面に直接或いはフィルムと金属蒸着層との密着
を強めるための接着層を介して金属蒸着層を有する構成
である。
【0017】本発明で使用する基材フィルムに用いられ
るポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン
−αオレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−nブチ
ルアクリレート共重合体などが挙げられる。また、これ
らは単独で使用してもよく、任意の組み合わせになる混
合物も好適に使用できる。また、単層或いは複数層の構
造であってもよい。また、これらのポリオレフィン系樹
脂には、必要に応じて光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、充填剤等を添加することができる。
るポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、エチレン−αオレフィン共重合体、プロピレン
−αオレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−nブチ
ルアクリレート共重合体などが挙げられる。また、これ
らは単独で使用してもよく、任意の組み合わせになる混
合物も好適に使用できる。また、単層或いは複数層の構
造であってもよい。また、これらのポリオレフィン系樹
脂には、必要に応じて光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、充填剤等を添加することができる。
【0018】ポリプロピレンを主成分とするフィルムを
更に例示すると、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重
合体、またはこれらの混合物を主体とするポリプロピレ
ン組成物であり、ポリプロピレンのホモポリマーは勿論
のこと、エチレン、ブテン、4−メチルペンテンなどで
代表されるα−オレフィン類やスチレンで代表される芳
香族系オレフィン類、ブタジエンで代表されるジエン類
等のプロピレンと共重合可能なモノマーとプロピレンと
の共重合体、あるいはポリプロピレンやポリプロピレン
共重合体と、こららのものとの公知ブレンド物、例えば
ポリエチレン、各種エチレン共重合体のようなポリ・α
・オレフィン類、ポリスチレン、合成ゴム、テルペン樹
脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル等とのブ
レンド物、あるいはこれらの混合物等を主成分とするも
ので、ポリプロピレン共重合体の共重合成分、あるいは
ブレンド組成物のブレンド成分等の種類と量は、ポリプ
ロピレンフィルムとして特質を失わないものであれば特
に限定されない。また、紫外線吸収剤などの助剤を含ん
でもかまわない。なお、ポリプロピレンのみのフィルム
では、金属蒸着層の密着性が低いので、ポリプロピレン
を主成分とした共重合体を70〜95重量%に対しポリ
エチレンを主成分とする樹脂を5〜30重量%配合した
フィルム、或いはポリプロピレンのみの層の片面に、ポ
リプロピレンを70〜95重量%に対しポリエチレンを
5〜30重量%配合したフィルム積層したもの、或いは
金属蒸着層の密着性を高める接着層を形成したものの使
用が好ましい。
更に例示すると、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重
合体、またはこれらの混合物を主体とするポリプロピレ
ン組成物であり、ポリプロピレンのホモポリマーは勿論
のこと、エチレン、ブテン、4−メチルペンテンなどで
代表されるα−オレフィン類やスチレンで代表される芳
香族系オレフィン類、ブタジエンで代表されるジエン類
等のプロピレンと共重合可能なモノマーとプロピレンと
の共重合体、あるいはポリプロピレンやポリプロピレン
共重合体と、こららのものとの公知ブレンド物、例えば
ポリエチレン、各種エチレン共重合体のようなポリ・α
・オレフィン類、ポリスチレン、合成ゴム、テルペン樹
脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル等とのブ
レンド物、あるいはこれらの混合物等を主成分とするも
ので、ポリプロピレン共重合体の共重合成分、あるいは
ブレンド組成物のブレンド成分等の種類と量は、ポリプ
ロピレンフィルムとして特質を失わないものであれば特
に限定されない。また、紫外線吸収剤などの助剤を含ん
でもかまわない。なお、ポリプロピレンのみのフィルム
では、金属蒸着層の密着性が低いので、ポリプロピレン
を主成分とした共重合体を70〜95重量%に対しポリ
エチレンを主成分とする樹脂を5〜30重量%配合した
フィルム、或いはポリプロピレンのみの層の片面に、ポ
リプロピレンを70〜95重量%に対しポリエチレンを
5〜30重量%配合したフィルム積層したもの、或いは
金属蒸着層の密着性を高める接着層を形成したものの使
用が好ましい。
【0019】なお、ポリオレフィン系フィルムは、片面
に金属蒸着層を形成した際に反対面から見える程度に透
明である必要がある。従って、ボイドが形成されるよう
な材料のフィルム中への添加は好ましくない。また、ポ
リオレフィン系フィルムの厚さは、特に限定されるもの
ではないが、ラベル用としては25〜200μm、プラ
スチック容器用表示ラベル用としては25〜80μm程
度である。
に金属蒸着層を形成した際に反対面から見える程度に透
明である必要がある。従って、ボイドが形成されるよう
な材料のフィルム中への添加は好ましくない。また、ポ
リオレフィン系フィルムの厚さは、特に限定されるもの
ではないが、ラベル用としては25〜200μm、プラ
スチック容器用表示ラベル用としては25〜80μm程
度である。
【0020】ポリオレフィン系フィルムの片面に形成さ
れる易印刷層は、大きく分けると、 フィルムを縦延伸後に易印刷層用樹脂の塗布した層を
設け、横延伸したもの、 二軸延伸したフィルムに易印刷用樹脂の塗布した層を
施したもの、の二通りあり、本発明はどちらの方法も可
能である。また、の方法を用いて易印刷層を形成し、
更にの方法で易印刷層を形成する、の方法を用いて
易印刷層を形成し、更にの方法で易印刷層を形成する
などにより、複数層の易印刷層を形成することもでき
る。
れる易印刷層は、大きく分けると、 フィルムを縦延伸後に易印刷層用樹脂の塗布した層を
設け、横延伸したもの、 二軸延伸したフィルムに易印刷用樹脂の塗布した層を
施したもの、の二通りあり、本発明はどちらの方法も可
能である。また、の方法を用いて易印刷層を形成し、
更にの方法で易印刷層を形成する、の方法を用いて
易印刷層を形成し、更にの方法で易印刷層を形成する
などにより、複数層の易印刷層を形成することもでき
る。
【0021】ポリプロピレンを主成分としたときの前
者の方法について説明する。ポリプロピレン組成物を常
法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向に延伸して縦
方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦方向一軸延伸
フィルムの所望の片面あるいは両面に、該面の濡れ張力
を増大させるために火炎処理および/またはコロナ放電
処理を施すこともできる。しかる後該面に易印刷層を塗
布する。
者の方法について説明する。ポリプロピレン組成物を常
法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向に延伸して縦
方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦方向一軸延伸
フィルムの所望の片面あるいは両面に、該面の濡れ張力
を増大させるために火炎処理および/またはコロナ放電
処理を施すこともできる。しかる後該面に易印刷層を塗
布する。
【0022】塗布する樹脂としては、アクリル系樹脂、
ポリエステル樹脂、アイオノマー系樹脂、SBR樹脂、
酢酸ビニル樹脂などがあり、中でもアイオノマーを主成
分とする樹脂(特にアイオノマーを主成分とするポリオ
レフィンコポリマー)が密着性に優れるので好ましい。
これらの樹脂を塗布する方法としては、公知の方法、例
えば、メタリングバー方式、グラビアロール方式、エア
ナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方式などの
方法が利用できる。コーティングした後、横方向への延
伸に先立って塗布した層を十分に乾燥させ、横延伸させ
る。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜面にさらにコロナ放
電処理を施すこともできる。このようにして易印刷層を
持つポリプロピレンフィルムを得る。この場合の塗工量
は、0.001〜0.4g/m2程度、好ましくは0.
005〜0.2g/m2の範囲である。このようにして
形成した易印刷層は透明性が優れるので好ましい。
ポリエステル樹脂、アイオノマー系樹脂、SBR樹脂、
酢酸ビニル樹脂などがあり、中でもアイオノマーを主成
分とする樹脂(特にアイオノマーを主成分とするポリオ
レフィンコポリマー)が密着性に優れるので好ましい。
これらの樹脂を塗布する方法としては、公知の方法、例
えば、メタリングバー方式、グラビアロール方式、エア
ナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方式などの
方法が利用できる。コーティングした後、横方向への延
伸に先立って塗布した層を十分に乾燥させ、横延伸させ
る。横延伸後のフィルムの樹脂皮膜面にさらにコロナ放
電処理を施すこともできる。このようにして易印刷層を
持つポリプロピレンフィルムを得る。この場合の塗工量
は、0.001〜0.4g/m2程度、好ましくは0.
005〜0.2g/m2の範囲である。このようにして
形成した易印刷層は透明性が優れるので好ましい。
【0023】後者の方法について説明する。ポリプロ
ピレン組成物を常法に従って二軸延伸されたポリプロピ
レンフィルムを得る。この表面にアクリル系樹脂、ポリ
エステル樹脂、アイオノマー系樹脂、SBR樹脂、酢酸
ビニル樹脂などの樹脂を塗布して得られる。特にエステ
ル結合を含有するアクリル酸、メタクリル酸、アクリル
酸エステル及びメタクリル酸エステルの1種以上の重合
体及び共重合体、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、並びに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体などから1種以上を選ぶことが好ましい。
ピレン組成物を常法に従って二軸延伸されたポリプロピ
レンフィルムを得る。この表面にアクリル系樹脂、ポリ
エステル樹脂、アイオノマー系樹脂、SBR樹脂、酢酸
ビニル樹脂などの樹脂を塗布して得られる。特にエステ
ル結合を含有するアクリル酸、メタクリル酸、アクリル
酸エステル及びメタクリル酸エステルの1種以上の重合
体及び共重合体、ポリエステル系樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、並びに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体などから1種以上を選ぶことが好ましい。
【0024】アクリル系樹脂としては、例えばアクリル
酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸sec−ブチル、アクリル酸tert−
ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘプチル、ア
クリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ヘ
キサデシル、アクリル酸ジメチルプロピル、アクリル酸
エチルプロピル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル
酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸−2−t
ert−ブチルフェニル、アクリル酸ナフトール、アク
リル酸クロロフェニル、アクリル酸シアノベンジル、ア
クリル酸シアノフェニル、アクリル酸チアブチル、アク
リル酸イソボロニル、メタクリル酸、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ブチルのホモポリマー及びこれらの2
種以上の共重合体、並びに、こららの1種以上とスチレ
ンとの共重合体などをあげることができる。
酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸sec−ブチル、アクリル酸tert−
ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘプチル、ア
クリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ヘ
キサデシル、アクリル酸ジメチルプロピル、アクリル酸
エチルプロピル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル
酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸−2−t
ert−ブチルフェニル、アクリル酸ナフトール、アク
リル酸クロロフェニル、アクリル酸シアノベンジル、ア
クリル酸シアノフェニル、アクリル酸チアブチル、アク
リル酸イソボロニル、メタクリル酸、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸ブチルのホモポリマー及びこれらの2
種以上の共重合体、並びに、こららの1種以上とスチレ
ンとの共重合体などをあげることができる。
【0025】ポリエステル樹脂としては、例えば、ポリ
ー2−ヒドロキシ酢酸、ポリーヒドロキシプロピオン
酸、ポリエチレンオキザラート、ポロメチレンアゼラー
ト、ポリエチレンテレフタレートなどをあげることがで
きる。また上記ポリエステル系樹脂をヒドロキシル変
性、又はカルボキシル変性したものであってもよい。
ー2−ヒドロキシ酢酸、ポリーヒドロキシプロピオン
酸、ポリエチレンオキザラート、ポロメチレンアゼラー
ト、ポリエチレンテレフタレートなどをあげることがで
きる。また上記ポリエステル系樹脂をヒドロキシル変
性、又はカルボキシル変性したものであってもよい。
【0026】エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂およ
び塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂は、それをヒ
ドロキシ変性又はカルボキシル変性したものを含有す
る。
び塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂は、それをヒ
ドロキシ変性又はカルボキシル変性したものを含有す
る。
【0027】これら易印刷層を塗工する方法として公知
の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール
方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール
方式などの方法が利用できる。なお、易印刷層の厚みは
5g/m2以下であることが好ましく、印刷適性、ヘイ
ズから3g/m2以下がより好ましい。5g/m2をこえ
ると、透明性が低下したり、塗工工程において、乾燥が
不十分になり、ブロッキングを生じることがある。
の方法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール
方式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール
方式などの方法が利用できる。なお、易印刷層の厚みは
5g/m2以下であることが好ましく、印刷適性、ヘイ
ズから3g/m2以下がより好ましい。5g/m2をこえ
ると、透明性が低下したり、塗工工程において、乾燥が
不十分になり、ブロッキングを生じることがある。
【0028】易印刷層として塗布する樹脂は、−20〜
20℃のガラス転移温度を有する少なくとも1種のエス
テル結合含有重合体(a)と、40〜80℃のガラス転
移温度を有する少なくとも1種のエステル結合含有重合
体(b)との混合物から選ばれることが好ましい。
20℃のガラス転移温度を有する少なくとも1種のエス
テル結合含有重合体(a)と、40〜80℃のガラス転
移温度を有する少なくとも1種のエステル結合含有重合
体(b)との混合物から選ばれることが好ましい。
【0029】易印刷層において、そのバインダー樹脂中
にブロッキング対策として有機及び/又は無機顔料を含
有しても良い。このとき、算術平均粗さ(Ra)が3.
5μmを超えない範囲であれば、顔料の平均粒径、含有
量は特に制限はない。ちなみに算術平均粗さ(Ra)が
3.5μmを超えると透明性が低下し、表面にザラツキ
が発生し、外観を損なうことがある。
にブロッキング対策として有機及び/又は無機顔料を含
有しても良い。このとき、算術平均粗さ(Ra)が3.
5μmを超えない範囲であれば、顔料の平均粒径、含有
量は特に制限はない。ちなみに算術平均粗さ(Ra)が
3.5μmを超えると透明性が低下し、表面にザラツキ
が発生し、外観を損なうことがある。
【0030】なお、本発明においては易印刷層の種類に
ついては特に限定しないが、反対面に形成する金属蒸着
層を易印刷層を通して見える程度に透明である必要があ
る。また、易印刷層上には、インクジェット記録層、熱
転写受像層、感熱発色層などの記録層を全面あるいは一
部分に形成することもできる。また、易印刷層自体にイ
ンクジェット記録適性、熱転写受像適性を付与すること
もできる。
ついては特に限定しないが、反対面に形成する金属蒸着
層を易印刷層を通して見える程度に透明である必要があ
る。また、易印刷層上には、インクジェット記録層、熱
転写受像層、感熱発色層などの記録層を全面あるいは一
部分に形成することもできる。また、易印刷層自体にイ
ンクジェット記録適性、熱転写受像適性を付与すること
もできる。
【0031】二軸延伸したフィルムに易印刷用樹脂の塗
布する場合、易印刷層とポリオレフィン系フィルムとの
密着性を向上させるために、ポリオレフィン系フィルム
と易印刷層の間に接着性樹脂を含むアンカー層を設ける
ことができる。或いは、フィルムを縦延伸後に易印刷層
用樹脂の塗布した層を設け、横延伸したフィルムに、更
に易印刷層を塗布する場合、塗布により形成される易印
刷層の密着性を向上させるために、アンカー層を形成す
ることができる。
布する場合、易印刷層とポリオレフィン系フィルムとの
密着性を向上させるために、ポリオレフィン系フィルム
と易印刷層の間に接着性樹脂を含むアンカー層を設ける
ことができる。或いは、フィルムを縦延伸後に易印刷層
用樹脂の塗布した層を設け、横延伸したフィルムに、更
に易印刷層を塗布する場合、塗布により形成される易印
刷層の密着性を向上させるために、アンカー層を形成す
ることができる。
【0032】アンカー層用接着性樹脂としては、イソシ
アネート系化合物、オキソザリン基を有する樹脂、及び
エチレンイミン基を有する樹脂が挙げられるが、これに
限定されるものではない。イソシアネート系化合物は単
独で用いてもよく、2種類以上を混合して用いてもよ
い。また、オキサゾリン基を有する樹脂、及びエチレン
イミン基を有する樹脂は1種のみを用いてもよく、更
に、耐水性改善のためにエポキシ化合物と併用しともよ
い。
アネート系化合物、オキソザリン基を有する樹脂、及び
エチレンイミン基を有する樹脂が挙げられるが、これに
限定されるものではない。イソシアネート系化合物は単
独で用いてもよく、2種類以上を混合して用いてもよ
い。また、オキサゾリン基を有する樹脂、及びエチレン
イミン基を有する樹脂は1種のみを用いてもよく、更
に、耐水性改善のためにエポキシ化合物と併用しともよ
い。
【0033】アンカー層の塗布方法としては公知の方
法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール方
式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方
式などの方法が利用できる。また、アンカー層の塗工量
は、0.01〜1g/m2程度、好ましくは0.03〜
0.3g/m2の範囲である。
法、例えば、メタリングバー方式、グラビアロール方
式、エアナイフ方式、スプレー方式、リバースロール方
式などの方法が利用できる。また、アンカー層の塗工量
は、0.01〜1g/m2程度、好ましくは0.03〜
0.3g/m2の範囲である。
【0034】フィルムと金属蒸着層の密着性を高めるた
めに接着層を形成することができる。接着層の構成とし
ては、金属蒸着層の密着性が改善される樹脂(化合物)
を塗布した層であればよい。具体的には、アクリルポリ
オールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体や、エチレン
イミン系ポリマーやポリエチレンイミンを含有するメタ
クリル酸エステルの化合物や、ニトロセルロースとアク
リルポリオールの樹脂は、密着性が優れ、且つ耐水性に
も優れるので好ましい。なお硬化剤や紫外線吸収剤など
の助剤を接着層に添加することもできる。特にアクリル
ポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体にイソシ
アネート化合物を添加して架橋促進させると密着性が更
に向上するので好ましい。特にポリエチレンイミンを含
有するメタクリル酸エステルの化合物とビスフェノール
型エポキシ樹脂を含む接着層がポリプロピレンとの密着
も良く、耐水性も向上するので好ましい。また特に、ガ
ラス転移点が20℃以上の樹脂(化合物)を用いると易
印刷層とのブロッキングが防止できるので好ましい。
めに接着層を形成することができる。接着層の構成とし
ては、金属蒸着層の密着性が改善される樹脂(化合物)
を塗布した層であればよい。具体的には、アクリルポリ
オールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体や、エチレン
イミン系ポリマーやポリエチレンイミンを含有するメタ
クリル酸エステルの化合物や、ニトロセルロースとアク
リルポリオールの樹脂は、密着性が優れ、且つ耐水性に
も優れるので好ましい。なお硬化剤や紫外線吸収剤など
の助剤を接着層に添加することもできる。特にアクリル
ポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体にイソシ
アネート化合物を添加して架橋促進させると密着性が更
に向上するので好ましい。特にポリエチレンイミンを含
有するメタクリル酸エステルの化合物とビスフェノール
型エポキシ樹脂を含む接着層がポリプロピレンとの密着
も良く、耐水性も向上するので好ましい。また特に、ガ
ラス転移点が20℃以上の樹脂(化合物)を用いると易
印刷層とのブロッキングが防止できるので好ましい。
【0035】接着層の形成方法としては、上記の塗布成
分を、例えばトルエン、酢酸エチル、IPA、MEKな
どの溶媒で塗布可能な程度に希釈し、例えば、メタリン
グバー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、ス
プレー方式、リバースロール方式などの公知の塗布方法
により形成できる。
分を、例えばトルエン、酢酸エチル、IPA、MEKな
どの溶媒で塗布可能な程度に希釈し、例えば、メタリン
グバー方式、グラビアロール方式、エアナイフ方式、ス
プレー方式、リバースロール方式などの公知の塗布方法
により形成できる。
【0036】接着層の厚みは金属蒸着層との密着が良好
であれば問題なく、特に限定されるものではないが、過
剰のコーティングはコスト高になり、また、ブロッキン
グが起こる可能性があることから、3.0μm以下、好
ましくは1.5μm以下の程度の範囲で形成するとよ
い。なお、易印刷層と接着層を同時に塗布して、易印刷
層と接着層を形成しても良い。
であれば問題なく、特に限定されるものではないが、過
剰のコーティングはコスト高になり、また、ブロッキン
グが起こる可能性があることから、3.0μm以下、好
ましくは1.5μm以下の程度の範囲で形成するとよ
い。なお、易印刷層と接着層を同時に塗布して、易印刷
層と接着層を形成しても良い。
【0037】また、接着層として、フィルムを縦延伸後
に接着性を改良する樹脂を塗布した層を設け、横延伸し
たものも使用できる。かかる方法は、透明度が高い接着
層が得られるので好ましい。具体的には、ポリオレフィ
ン組成物を常法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向
に延伸して縦方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦
方向一軸延伸フィルムの所望の片面あるいは両面に、該
面の濡れ張力を増大させるために火炎処理および/また
はコロナ放電処理を施すこともできる。しかる後該面に
接着性改良層を塗布する。横方向への延伸に先立って塗
布した層を十分に乾燥させ、横延伸させる。横延伸後の
フィルムの樹脂皮膜面にさらにコロナ放電処理を施すこ
ともできる。このようにして接着層を持つフィルムを形
成することもできる。塗布する樹脂としてはアイオノマ
ー系ポリオレフィンコポリマーの水分散溶液が好まし
い。また、縦延伸後に両面に塗工液を塗布、乾燥させ、
横延伸させることで、両面に樹脂皮膜面を施すことがで
き、片面に易印刷層を、他面に金属蒸着用接着層として
使用することできる。この構成は透明性の優れたフィル
ム基材となり、また製造工程が減るので好ましい。
に接着性を改良する樹脂を塗布した層を設け、横延伸し
たものも使用できる。かかる方法は、透明度が高い接着
層が得られるので好ましい。具体的には、ポリオレフィ
ン組成物を常法に従って溶融押出し、これを先ず縦方向
に延伸して縦方向一軸延伸フィルムを得る。得られた縦
方向一軸延伸フィルムの所望の片面あるいは両面に、該
面の濡れ張力を増大させるために火炎処理および/また
はコロナ放電処理を施すこともできる。しかる後該面に
接着性改良層を塗布する。横方向への延伸に先立って塗
布した層を十分に乾燥させ、横延伸させる。横延伸後の
フィルムの樹脂皮膜面にさらにコロナ放電処理を施すこ
ともできる。このようにして接着層を持つフィルムを形
成することもできる。塗布する樹脂としてはアイオノマ
ー系ポリオレフィンコポリマーの水分散溶液が好まし
い。また、縦延伸後に両面に塗工液を塗布、乾燥させ、
横延伸させることで、両面に樹脂皮膜面を施すことがで
き、片面に易印刷層を、他面に金属蒸着用接着層として
使用することできる。この構成は透明性の優れたフィル
ム基材となり、また製造工程が減るので好ましい。
【0038】金属蒸着する前のフィルムのヘイズ値は5
%以下であることが好ましく、より好ましくは3%以下
である。金属蒸着前のフィルムのヘイズ値が5%を超え
ると金属蒸着した際に艶の状態が低下し、外観を損なう
原因となる。なお、フィルム基材、接着層、易印刷層な
どの層の少なくとも一層に着色剤(染料など)などを含
有せしめ、単に蒸着するだけでは得られない色調を得る
ことができる。
%以下であることが好ましく、より好ましくは3%以下
である。金属蒸着前のフィルムのヘイズ値が5%を超え
ると金属蒸着した際に艶の状態が低下し、外観を損なう
原因となる。なお、フィルム基材、接着層、易印刷層な
どの層の少なくとも一層に着色剤(染料など)などを含
有せしめ、単に蒸着するだけでは得られない色調を得る
ことができる。
【0039】接着層に金属を真空蒸着する方法として通
常行われる真空蒸着法をそのまま用いることができる。
使用できる金属としては、アルミニウム(アルミ)がも
っとも一般的であり、アルミ以外にも金、銀、銅、クロ
ム、錫、インジウム、アンチモン、ニッケルなどが使用
できる。例えば高真空にした容器のなかで金属を基材フ
ィルムの一面に加熱蒸着させれば良く、小規模のバッチ
式からロール状に巻いたフィルムに連続的に蒸着する連
続式まで適宜使用できる。蒸着するアルミの厚さは20
Åから1000Åの範囲で行うが、好ましくは500Å
以下が好ましい。
常行われる真空蒸着法をそのまま用いることができる。
使用できる金属としては、アルミニウム(アルミ)がも
っとも一般的であり、アルミ以外にも金、銀、銅、クロ
ム、錫、インジウム、アンチモン、ニッケルなどが使用
できる。例えば高真空にした容器のなかで金属を基材フ
ィルムの一面に加熱蒸着させれば良く、小規模のバッチ
式からロール状に巻いたフィルムに連続的に蒸着する連
続式まで適宜使用できる。蒸着するアルミの厚さは20
Åから1000Åの範囲で行うが、好ましくは500Å
以下が好ましい。
【0040】本発明は、このようにして得られた蒸着フ
ィルムの金属蒸着層側に、粘着剤層および剥離シートを
積層する。なお、金属蒸着層の表面に蒸着層を保護する
ための樹脂層を形成した後、粘着剤層を積層しても構わ
ない。
ィルムの金属蒸着層側に、粘着剤層および剥離シートを
積層する。なお、金属蒸着層の表面に蒸着層を保護する
ための樹脂層を形成した後、粘着剤層を積層しても構わ
ない。
【0041】本発明で用いられる粘着剤は、構成成分と
しては特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル
系、ビニルエーテル系、ウレタン系、シリコーン系など
がある。特にアクリル系プレモノマー、もしくはアクリ
ル系モノマーなどを主成分とするアクリル系樹脂が透明
性、耐候性の点から好ましい。
しては特に限定されるものではなく、ゴム系、アクリル
系、ビニルエーテル系、ウレタン系、シリコーン系など
がある。特にアクリル系プレモノマー、もしくはアクリ
ル系モノマーなどを主成分とするアクリル系樹脂が透明
性、耐候性の点から好ましい。
【0042】アクリル系樹脂としては特に限定されず、
アクリル基を含有するビニルモノマー、エポキシ基を有
するビニルモノマー、アルコキシル基を有するビニルモ
ノマー、エチレンオキシド基を有するビニルモノマー、
アミノ基を有するビニルモノマー、アミド基を有するビ
ニルモノマー、ハロゲン原子を有するビニルモノマー、
リン酸基を有するビニルモノマー、スルホン酸基を有す
るビニルモノマー、シラン基を有するビニルモノマー、
フェニル基を有するビニルモノマー、ベンジル基を有す
るビニルモノマー、テトラヒドロフルフリル基を有する
ビニルモノマー、その他の共重合可能なモノマー等の含
有するものが挙げられる。
アクリル基を含有するビニルモノマー、エポキシ基を有
するビニルモノマー、アルコキシル基を有するビニルモ
ノマー、エチレンオキシド基を有するビニルモノマー、
アミノ基を有するビニルモノマー、アミド基を有するビ
ニルモノマー、ハロゲン原子を有するビニルモノマー、
リン酸基を有するビニルモノマー、スルホン酸基を有す
るビニルモノマー、シラン基を有するビニルモノマー、
フェニル基を有するビニルモノマー、ベンジル基を有す
るビニルモノマー、テトラヒドロフルフリル基を有する
ビニルモノマー、その他の共重合可能なモノマー等の含
有するものが挙げられる。
【0043】また、粘着剤の形態としては溶剤型、エマ
ルジョン型、ホットメルト型などがある。エマルジョン
型の場合、存在する乳化剤が金属蒸着層の変色等の要因
となる恐れがあるので注意する必要がある。これらアク
リル系樹脂の粘着物性向上のため、各種添加剤例えばロ
ジン等の天然樹脂、変成ロジン、ロジンおよび変成ロジ
ンの誘導体、ポリテルペン系樹脂、テルペン変成体、脂
肪族系炭化水素樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、芳香
族系石油樹脂、フェノール系樹脂、アルキル−フェノー
ル−アセチレン系樹脂、クマロン−インデン系樹脂、ビ
ニルトルエン−α−メチルスチレン共重合体をはじめと
する粘着付与剤、老化防止剤、安定剤、オイル等の軟化
剤、充填剤、安定剤、顔料、着色剤等を必要に応じて添
加できる。これらは、必要に応じて2種類以上を併用し
て使用することもできる。上記アクリル系樹脂は、塊状
重合法、溶液重合法、懸濁重合法、ならびに水に不溶ま
たは難溶性の単量体を乳化剤と共に分散化させ水溶性重
合開始剤を用いて重合を行う乳化重合法等任意の方法で
重合される。また、粘着付与剤の配合割合は、上記アク
リル酸エステル重合体100重量部に対して1〜50重
量部である。因みに、1重量部未満では、粘着力を向上
させる効果に乏しく、50重量部を超えると、逆に粘着
力が低下する傾向にある。
ルジョン型、ホットメルト型などがある。エマルジョン
型の場合、存在する乳化剤が金属蒸着層の変色等の要因
となる恐れがあるので注意する必要がある。これらアク
リル系樹脂の粘着物性向上のため、各種添加剤例えばロ
ジン等の天然樹脂、変成ロジン、ロジンおよび変成ロジ
ンの誘導体、ポリテルペン系樹脂、テルペン変成体、脂
肪族系炭化水素樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、芳香
族系石油樹脂、フェノール系樹脂、アルキル−フェノー
ル−アセチレン系樹脂、クマロン−インデン系樹脂、ビ
ニルトルエン−α−メチルスチレン共重合体をはじめと
する粘着付与剤、老化防止剤、安定剤、オイル等の軟化
剤、充填剤、安定剤、顔料、着色剤等を必要に応じて添
加できる。これらは、必要に応じて2種類以上を併用し
て使用することもできる。上記アクリル系樹脂は、塊状
重合法、溶液重合法、懸濁重合法、ならびに水に不溶ま
たは難溶性の単量体を乳化剤と共に分散化させ水溶性重
合開始剤を用いて重合を行う乳化重合法等任意の方法で
重合される。また、粘着付与剤の配合割合は、上記アク
リル酸エステル重合体100重量部に対して1〜50重
量部である。因みに、1重量部未満では、粘着力を向上
させる効果に乏しく、50重量部を超えると、逆に粘着
力が低下する傾向にある。
【0044】また、耐候性を挙げるために粘着剤層にベ
ンゾフェノン系あるいはベンゾトリアゾール系などの有
機系紫外線吸収剤を添加しても良い。粘着剤層を形成さ
せるには、剥離シートへ前記の如き粘着剤を塗布し、必
要により乾燥して粘着剤層を形成せしめ、表面基材と貼
り合わせることにより、或いは表面基材に粘着剤を塗布
した後、剥離シートと貼り合わせることにより、本発明
の粘着シートが得られる。なお、作業効率などから前者
の方法が好ましい。
ンゾフェノン系あるいはベンゾトリアゾール系などの有
機系紫外線吸収剤を添加しても良い。粘着剤層を形成さ
せるには、剥離シートへ前記の如き粘着剤を塗布し、必
要により乾燥して粘着剤層を形成せしめ、表面基材と貼
り合わせることにより、或いは表面基材に粘着剤を塗布
した後、剥離シートと貼り合わせることにより、本発明
の粘着シートが得られる。なお、作業効率などから前者
の方法が好ましい。
【0045】この粘着剤の塗布装置としては、リバース
ロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、スロ
ットダイコーター、エアーナイフコーター、リバースグ
ラビアコーター、バリオグラビアコーター等が使用さ
れ、塗布量は乾燥重量で5〜50g/m2の範囲で、よ
り好ましくは10〜30g/m2の範囲で調節される。
因みに5g/m2未満では、被着体に対する粘着力が不
十分となり、一方50g/m2を超えると粘着剤がはみ
出したり、剥離時に凝集破壊の原因や打ち抜き時に身上
がりの原因となるおそれがある。
ロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、スロ
ットダイコーター、エアーナイフコーター、リバースグ
ラビアコーター、バリオグラビアコーター等が使用さ
れ、塗布量は乾燥重量で5〜50g/m2の範囲で、よ
り好ましくは10〜30g/m2の範囲で調節される。
因みに5g/m2未満では、被着体に対する粘着力が不
十分となり、一方50g/m2を超えると粘着剤がはみ
出したり、剥離時に凝集破壊の原因や打ち抜き時に身上
がりの原因となるおそれがある。
【0046】粘着剤層を覆う剥離シートとしては、特に
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレンなどのフィルムをラミネートした紙、上質紙にポ
リビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂
などを塗布した紙やポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのプラスチックフィルムにフッ素樹脂や
シリコーン樹脂等を乾燥重量で0.1〜3g/m2程度
になるように塗布し、熱硬化や電離放射線硬化等によっ
て剥離剤層を設けたものが適宜使用される。
限定されるものではなく、グラシン紙のような高密度原
紙、クレーコート紙、クラフト紙または上質紙にポリエ
チレンなどのフィルムをラミネートした紙、上質紙にポ
リビニルアルコールやアクリル酸エステル共重合体樹脂
などを塗布した紙やポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのプラスチックフィルムにフッ素樹脂や
シリコーン樹脂等を乾燥重量で0.1〜3g/m2程度
になるように塗布し、熱硬化や電離放射線硬化等によっ
て剥離剤層を設けたものが適宜使用される。
【0047】この場合の塗布装置としては、バーコータ
ー、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビアコータ
ー、オフセットグラビアコーター、多段ロールコーター
等が適宜使用される。
ー、エアーナイフコーター、ダイレクトグラビアコータ
ー、オフセットグラビアコーター、多段ロールコーター
等が適宜使用される。
【0048】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。
【0049】実施例1 (表面基材の製造)二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(商品名「PY−101」、王子製紙株式会社製)(厚
さ50μm)に易印刷層としてアクリル酸エステル共重
合体のコート剤(商品名「X−590−354W」、サ
イデン化学株式会社製)を厚み1.0μmとなるように
塗布した後、易印刷層とは反対面に、アクリルポリオー
ルと塩化ビニルの共重合物(二液反応タイプインキVM
−Dメジウム、ガラス転移温度50℃以上、大日精化株
式会社製)とイソシアネート化合物(VM−D硬化剤、
大日精化株式会社製)をトルエンで希釈後、厚み0.7
μmとなるように塗布して接着層を形成した。このシー
トは、巻き取り状に保持してもブロッキングは生じなか
った。次いで接着層の面にアルミニウムを200〜40
0Åの厚さに蒸着加工した。
(商品名「PY−101」、王子製紙株式会社製)(厚
さ50μm)に易印刷層としてアクリル酸エステル共重
合体のコート剤(商品名「X−590−354W」、サ
イデン化学株式会社製)を厚み1.0μmとなるように
塗布した後、易印刷層とは反対面に、アクリルポリオー
ルと塩化ビニルの共重合物(二液反応タイプインキVM
−Dメジウム、ガラス転移温度50℃以上、大日精化株
式会社製)とイソシアネート化合物(VM−D硬化剤、
大日精化株式会社製)をトルエンで希釈後、厚み0.7
μmとなるように塗布して接着層を形成した。このシー
トは、巻き取り状に保持してもブロッキングは生じなか
った。次いで接着層の面にアルミニウムを200〜40
0Åの厚さに蒸着加工した。
【0050】(粘着シートの製造)アクリル系粘着剤
(商品名「OPT−1」、サイデン化学株式会社製)に
金属キレート系架橋剤(商品名「M−2」、サイデン化
学株式会社製)を添加混合し、粘着剤塗液とした。市販
のポリエチレンテレフタレートセパレーター(商品名
「セラピールBK#25」、東洋メタライジング株式会
社製)に上記粘着剤を乾燥重量で20g/m 2となるよ
うにコンマコーターで塗布、90℃で1分間乾燥させた
後、先に加工した表面基材と貼り合わせて粘着シートを
得た。
(商品名「OPT−1」、サイデン化学株式会社製)に
金属キレート系架橋剤(商品名「M−2」、サイデン化
学株式会社製)を添加混合し、粘着剤塗液とした。市販
のポリエチレンテレフタレートセパレーター(商品名
「セラピールBK#25」、東洋メタライジング株式会
社製)に上記粘着剤を乾燥重量で20g/m 2となるよ
うにコンマコーターで塗布、90℃で1分間乾燥させた
後、先に加工した表面基材と貼り合わせて粘着シートを
得た。
【0051】実施例2 (表面基材の製造)ポリプロピレンフィルムを一軸延伸
した後、易印刷層としてアイオノマー系ポリオレフィン
コポリマーからなる溶液を片面に塗布し、更に延伸処理
した印刷可能ポリプロピレンフィルム(厚さ50μm)
(コート量0.03μm)の印刷可能面とは反対面に、
アクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合物
(二液反応タイプインキVM−Dメジウム、大日精化株
式会社製)とイソシアネート化合物(VM−D硬化剤、
大日精化株式会社製)をトルエンで希釈後、厚さ0.7
μmとなるように塗布して接着層を形成した。このシー
トは、巻き取り状に保持してもブロッキングは生じなか
った。次いで接着層の面にアルミニウムを200〜40
0Åの厚さに蒸着加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
した後、易印刷層としてアイオノマー系ポリオレフィン
コポリマーからなる溶液を片面に塗布し、更に延伸処理
した印刷可能ポリプロピレンフィルム(厚さ50μm)
(コート量0.03μm)の印刷可能面とは反対面に、
アクリルポリオールと塩化ビニル−酢酸ビニル共重合物
(二液反応タイプインキVM−Dメジウム、大日精化株
式会社製)とイソシアネート化合物(VM−D硬化剤、
大日精化株式会社製)をトルエンで希釈後、厚さ0.7
μmとなるように塗布して接着層を形成した。このシー
トは、巻き取り状に保持してもブロッキングは生じなか
った。次いで接着層の面にアルミニウムを200〜40
0Åの厚さに蒸着加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
【0052】実施例3 (表面基材の製造)実施例2において、表面基材をアイ
オノマー系ポリオレフィンコポリマーからなる溶液を表
面に塗工した印刷可能ポリプロピレンフィルム(厚さ5
0μm)(コート量0.03μm)にオレフィン系コー
ト剤(商品名「PE−1035」、東邦化学株式会社
製)をさらに厚み1.0μmとなるように塗布して易印
刷層を形成し、反対面に、アクリル酸エステルとポリエ
チレンイミンのグラフト化合物(ポリメントNK−35
0、ガラス転移温度40℃、株式会社日本触媒製)とビ
スフェノール型エポキシ樹脂(エピコート828、油化
シェルエポキシ株式会社製)をトルエンで希釈し、厚み
0.7μmとなるように塗布して接着層を形成した。こ
のシートは、巻き取り状に保持してもブロッキングはほ
とんど生じなかった。次いで接着層の面にアルミニウム
を200〜400Åの厚さに蒸着加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
オノマー系ポリオレフィンコポリマーからなる溶液を表
面に塗工した印刷可能ポリプロピレンフィルム(厚さ5
0μm)(コート量0.03μm)にオレフィン系コー
ト剤(商品名「PE−1035」、東邦化学株式会社
製)をさらに厚み1.0μmとなるように塗布して易印
刷層を形成し、反対面に、アクリル酸エステルとポリエ
チレンイミンのグラフト化合物(ポリメントNK−35
0、ガラス転移温度40℃、株式会社日本触媒製)とビ
スフェノール型エポキシ樹脂(エピコート828、油化
シェルエポキシ株式会社製)をトルエンで希釈し、厚み
0.7μmとなるように塗布して接着層を形成した。こ
のシートは、巻き取り状に保持してもブロッキングはほ
とんど生じなかった。次いで接着層の面にアルミニウム
を200〜400Åの厚さに蒸着加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
【0053】実施例4 (表面基材の製造)二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(商品名「PY−101」、王子製紙株式会社製)(厚
さ50μm)に易印刷層としてアクリル酸エステル共重
合体のコート剤(商品名「X−590−354W」、サ
イデン化学株式会社製)を厚み1.0μmとなるように
塗布した後、易印刷層とは反対面に、アミノ基懸垂アク
リルポリマー(エマルジョン型コート剤 ポリメントS
K−1000、ガラス転移温度20℃、株式会社日本触
媒製)とトリメチロールプロパンポリグリシジルエーテ
ル(デナコールEX−321、ナガセ化成工業株式会社
製)をトルエンで希釈し、厚み0.7μmとなるように
塗布して接着層を形成した。このシートは、巻き取り状
に保持してもブロッキングは僅かであった。次いで接着
層の面にアルミニウムを200〜400Åの厚さに蒸着
加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
(商品名「PY−101」、王子製紙株式会社製)(厚
さ50μm)に易印刷層としてアクリル酸エステル共重
合体のコート剤(商品名「X−590−354W」、サ
イデン化学株式会社製)を厚み1.0μmとなるように
塗布した後、易印刷層とは反対面に、アミノ基懸垂アク
リルポリマー(エマルジョン型コート剤 ポリメントS
K−1000、ガラス転移温度20℃、株式会社日本触
媒製)とトリメチロールプロパンポリグリシジルエーテ
ル(デナコールEX−321、ナガセ化成工業株式会社
製)をトルエンで希釈し、厚み0.7μmとなるように
塗布して接着層を形成した。このシートは、巻き取り状
に保持してもブロッキングは僅かであった。次いで接着
層の面にアルミニウムを200〜400Åの厚さに蒸着
加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
【0054】実施例5 (表面基材の製造)実施例2において、表面基材をアイ
オノマー系ポリオレフィンコポリマーからなる溶液を表
面に塗工した印刷可能ポリプロピレンフィルム(厚さ5
0μm)(コート量0.03μm)に易印刷用アンカー
層としてポリエチレンイミン(P−1000、株式会社
日本触媒製)を厚み0.01μmとなるように塗布し、
さらに易印刷層としてアクリル系樹脂(アクリディック
A−157、大日本インキ化学工業株式会社製:50部
とアクリディックA−166、大日本インキ化学工業株
式会社製:50部を混合したもの)と有機顔料(エポス
ターMA1006、株式会社日本触媒社製:1部)を厚
み2.0μmとなるように塗布して印刷層を形成した。
易印刷層とは反対面に、アクリルポリオールと塩化ビニ
ルの共重合物(二液反応タイプインキVM−Dメジウ
ム、大日精化株式会社製)とイソシアネート化合物(V
M−D硬化剤、大日精化株式会社製)をトルエンで希釈
し、厚み0.7μmとなるように塗布して接着層を形成
した。このシートは、巻き取り状に保持してもブロッキ
ングは生じなかった。次いで接着層の面にアルミニウム
を200〜400Åの厚さに蒸着加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
オノマー系ポリオレフィンコポリマーからなる溶液を表
面に塗工した印刷可能ポリプロピレンフィルム(厚さ5
0μm)(コート量0.03μm)に易印刷用アンカー
層としてポリエチレンイミン(P−1000、株式会社
日本触媒製)を厚み0.01μmとなるように塗布し、
さらに易印刷層としてアクリル系樹脂(アクリディック
A−157、大日本インキ化学工業株式会社製:50部
とアクリディックA−166、大日本インキ化学工業株
式会社製:50部を混合したもの)と有機顔料(エポス
ターMA1006、株式会社日本触媒社製:1部)を厚
み2.0μmとなるように塗布して印刷層を形成した。
易印刷層とは反対面に、アクリルポリオールと塩化ビニ
ルの共重合物(二液反応タイプインキVM−Dメジウ
ム、大日精化株式会社製)とイソシアネート化合物(V
M−D硬化剤、大日精化株式会社製)をトルエンで希釈
し、厚み0.7μmとなるように塗布して接着層を形成
した。このシートは、巻き取り状に保持してもブロッキ
ングは生じなかった。次いで接着層の面にアルミニウム
を200〜400Åの厚さに蒸着加工した。 (粘着シートの製造)上記の表面基材を用いた以外は実
施例1と同様にして、本発明の粘着シートを得た。
【0055】実施例6 エマルジョン型アクリル系粘着剤(L−145A、日本
カーバイド工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と
同様にして、本発明の粘着シートを得た。なお、長期間
保存しても金属蒸着層の変色はほとんどなかった。
カーバイド工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と
同様にして、本発明の粘着シートを得た。なお、長期間
保存しても金属蒸着層の変色はほとんどなかった。
【0056】比較例1 実施例1において、接着層を設けない以外は実施例1と
同様にして、粘着シートを得た。
同様にして、粘着シートを得た。
【0057】比較例2 (表面基材の製造)実施例1において、易印刷層を設け
ない以外は実施例1と同様にして、粘着シートを得た。
ない以外は実施例1と同様にして、粘着シートを得た。
【0058】比較例3 実施例5において、有機顔料(エポスターMA100
6、株式会社日本触媒社製)を5部にした以外は実施例
5と同様にして、粘着シートを得た。
6、株式会社日本触媒社製)を5部にした以外は実施例
5と同様にして、粘着シートを得た。
【0059】このようにして得られた粘着シートについ
て、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
て、下記の評価を行い、結果を表1に示した。
【0060】<評価項目> [密着強度]得られた粘着シートを厚さ5mmの耐熱ガラ
スに張り付け、40℃の温水に48時間漬け込み、取り
出した後、セロファンテープ(ニチバンCT-18)を約1
50mm貼り、指で均一に圧着したのち、素早く引き剥が
し、セロファンテープに印刷やラベルが剥がれてこない
か調べる。なお、実施例4の粘着シートは接着層が若干
白濁していた。 ○:ラベルが全く剥がれない △:ラベルが少し剥がれる ×:ラベルがすべて剥がれる
スに張り付け、40℃の温水に48時間漬け込み、取り
出した後、セロファンテープ(ニチバンCT-18)を約1
50mm貼り、指で均一に圧着したのち、素早く引き剥が
し、セロファンテープに印刷やラベルが剥がれてこない
か調べる。なお、実施例4の粘着シートは接着層が若干
白濁していた。 ○:ラベルが全く剥がれない △:ラベルが少し剥がれる ×:ラベルがすべて剥がれる
【0061】[インキ密着性]恩田製作所シール印刷機
で印刷されたサンプルを粘着テープ(王子化工株式会社
製)を空気を抱き込まないようにして貼り付け、指で押
圧してから180°剥離させ、評価した。 ○:インキが全く剥がれない △:インキが少し剥がれる ×:インキが多く剥がれる
で印刷されたサンプルを粘着テープ(王子化工株式会社
製)を空気を抱き込まないようにして貼り付け、指で押
圧してから180°剥離させ、評価した。 ○:インキが全く剥がれない △:インキが少し剥がれる ×:インキが多く剥がれる
【0062】[表面粗さ]得られた粘着シートの易印刷
層の算術平均粗さを、JIS B 0601−1994
に従って測定した。
層の算術平均粗さを、JIS B 0601−1994
に従って測定した。
【0063】[表面光沢] ○:光沢があり、良好 △:やや曇りがある ×:曇りがある
【0064】[総合評価] ◎:印刷可能艶あり粘着シートとして非常に優れている ○:印刷可能艶あり粘着シートとして実用上問題ないレ
ベル ×:印刷可能艶あり粘着シートとして実用上問題となる
レベル
ベル ×:印刷可能艶あり粘着シートとして実用上問題となる
レベル
【0065】
【表1】
【0066】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように、 本発
明の粘着シートは、印刷および金属蒸着の密着性に優れ
るので、表示用ラベル等に用いても印刷や蒸着がはがれ
たりすることなく、また水などに付けても層間剥離を生
じることのない粘着シートである。
明の粘着シートは、印刷および金属蒸着の密着性に優れ
るので、表示用ラベル等に用いても印刷や蒸着がはがれ
たりすることなく、また水などに付けても層間剥離を生
じることのない粘着シートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01B AK03 AK03A AK07 AK15D AK15G AK22D AK22G AK24D AK25D AK25G AK41D AK51G AK68D AK70G AL01 AL01D AL01G AT00A BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C BA10D EH46 EH462 EH66B EJ37 EJ371 EJ38 GB90 HB31D JA05G JL11 JL14C YY00G 4J004 AA01 AA05 AA06 AA07 AA08 AA10 AA11 AA14 AB01 CA04 CA08 CC03 CC04 CC05 CD01 CD05 DB02 FA01
Claims (10)
- 【請求項1】フィルム基材、金属蒸着層、粘着剤層、お
よび剥離シートを積層した粘着シートにおいて、フィル
ム基材が透明のポリオレフィン系フィルムであり、金属
蒸着層を形成しない面には易印刷層を有することを特徴
とする印刷性が良好な粘着シート。 - 【請求項2】フィルム基材の金属蒸着層を形成する面
に、接着層を有する請求項1記載の粘着シート。 - 【請求項3】接着層が、アクリルポリオールと塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合樹脂を含む層である請求項2記載
の粘着シート。 - 【請求項4】接着層が、エチレンイミン系ポリマーまた
はポリエチレンイミンを含有するメタクリル酸エステル
を含む層である請求項2記載の粘着シート。 - 【請求項5】接着層がアイオノマー系ポリオレフィンコ
ポリマーの水分散溶液をコーティングした層であり、該
コーティング層をフィルム成形時の縦延伸後、塗布、乾
燥し、横延伸して形成した層である請求項2記載の粘着
シート。 - 【請求項6】接着層が、ガラス転移点20℃以上の化合
物を含む層を有する請求項2〜5のいずれか一項に記載
の粘着シート。 - 【請求項7】易印刷層のJIS B 0601による算
術平均粗さ(Ra)が3.5μm以下である請求項1〜
6のいずれか一項に記載の粘着シート。 - 【請求項8】易印刷層がアイオノマー系ポリオレフィン
コポリマーの水分散溶液をコーティングした層であり、
該コーティング層をフィルム成形時の縦延伸後、塗布、
乾燥し、横延伸して形成した層である請求項1〜7のい
ずれか一項に記載の粘着シート。 - 【請求項9】易印刷層が、アクリル酸、メタクリル酸、
アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから選ば
れた少なくとも1種の重合体および共重合体、ポリエス
テル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体から選ばれる少なくとも一種を含
む塗液を塗工した層である請求項1〜7のいずれ一項に
記載の粘着シート。 - 【請求項10】フィルム基材と易印刷層との間に接着性
樹脂を含むアンカー層が形成されている請求項9記載の
粘着シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29638099A JP2001072950A (ja) | 1998-12-10 | 1999-10-19 | 粘着シート |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35097398 | 1998-12-10 | ||
JP11-184982 | 1999-06-30 | ||
JP10-350973 | 1999-06-30 | ||
JP18498299 | 1999-06-30 | ||
JP29638099A JP2001072950A (ja) | 1998-12-10 | 1999-10-19 | 粘着シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001072950A true JP2001072950A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=27325501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29638099A Pending JP2001072950A (ja) | 1998-12-10 | 1999-10-19 | 粘着シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001072950A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-10-19 JP JP29638099A patent/JP2001072950A/ja active Pending
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