JP2001069692A - 永久磁石界磁型小型直流モ−タ - Google Patents
永久磁石界磁型小型直流モ−タInfo
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Abstract
始動電圧や始動電流を低く抑えて高精度回転するよう
な、最大厚さ1mm未満の薄肉円弧状希土類磁石を使っ
た小型で高出力、低コギングトルクの永久磁石界磁型小
型直流モ−タを提供することにある。 【解決手段】 本発明は希土類−鉄系急冷凝固薄片を結
合剤とともに圧縮成形した最大厚さ1mm未満の円弧状
希土類磁石1を軟磁性フレ−ム2に押圧固定したとき、
バックヨ−クをもたない周方向両端部11を形成した永
久磁石界磁型小型直流モ−タである。より多くの希土類
−鉄系急冷凝固薄片を含む圧縮成形による円弧状希土類
磁石は、着磁界の関数として残留磁束密度Brと保磁力
Hcとが同時にさらに大きくなる性質をもち、仮に未飽
和着磁状態でもバランスのよい減磁曲線が得られる。
Description
D−ROMなどの光ピックアップなど音響映像機器に使
用される始動電圧や始動電流を低く抑えて高精度回転す
るような、最大厚さ1mm未満の薄肉円弧状希土類磁石
を使った小型で高出力、かつ低コギングトルクの永久磁
石界磁型直流モ−タに関する。
る永久磁石界磁型小型直流モ−タの要部断面と、それに
使われる円弧状磁石を示す。図において1は一対の円弧
状永久磁石界磁、2は軟磁性フレ−ム、3はブラシ−整
流子並びに電機子軸と軸受を含む電機子、4は一対の円
弧状永久磁石1を軟磁性フレ−ム2に押圧固定するU字
型状のバネである。このような永久磁石界磁型小型直流
モ−タも他の永久磁石型モ−タと同様にモ−タの小型化
と高出力化と高精度回転性能が求められている。
−タは電機子3の直径が小さくなるとモ−タの出力を維
持して小型化することが困難であった。特にフェライト
系磁石では焼結、或いは樹脂を結合剤とした圧縮、射
出、押出成形方式に拘わらず、最大エネルギ−積[B
H]maxの低さから小型化すると永久磁石界磁1と電
機子3との空隙に十分強い静磁界が得られず、モ−タの
出力低下が著しかった。そこで、モ−タを小型化しても
永久磁石界磁1と電機子3との空隙に強い静磁界が得ら
れる、所謂高い[BH]maxを有する最大厚さ1mm
未満の円弧状希土類磁石が求められていた。
磁石として、たとえば特開平6−236807号公報に
は磁気的に異方性から等方性に至る多種類の希土類磁石
粉末類と熱可塑性樹脂から成る溶融流動状態の材料を成
形型中に送り込み、成形型中で熱可塑性樹脂の融点以下
に冷却しながら押出成形する円弧状希土類磁石の製造方
法が開示されている。それによれば、例えば磁気的に等
方性の希土類−鉄系急冷凝固薄片95重量%と12ナイ
ロンを主とする熱可塑性樹脂との材料で肉厚0.9mm
の円弧状希土類磁石を押出成形すると厚さ変動±30μ
mで製造できる。しかし、希土類−鉄系急冷凝固薄片を
結合剤とともに圧縮する方法では困難であるとしてい
る。ところで、押出成形は熱可塑性樹脂が溶融状態で希
土類−鉄系急冷凝固薄片のキャリアの役割を担わなけれ
ばならない。したがって、希土類−鉄系急冷凝固薄片を
一般に3重量%以下の熱硬化性樹脂とともに圧縮成形す
る希土類磁石に比べると希土類−鉄系急冷凝固薄片の充
填量を少なくせざるを得ず、その分[BH]maxが低
くなり永久磁石界磁1と電機子3との空隙部分の静磁界
が弱まる。
電機子3との空隙に強い静磁界が得られる上記押出成形
による円弧状希土類磁石を実装した永久磁石界磁型小型
直流モ−タの問題点の一つにコギングトルクの増大があ
る。これは永久磁石界磁1と対向する電機子3の外周表
面に電機子鉄心ティ−ス31とスロット32が存在する
ため、電機子3の回転に伴ってパ−ミアンスが変化する
ことによるトルク脈動が発生するからである。特にコギ
ングトルクは本発明で対象とする小型高出力で、しかも
高精度な回転性能が求められる永久磁石界磁型小型直流
モ−タで問題となる。
石の形状によるモ−タのコギングトルク低減手段は円弧
状磁石の内外周曲率半径を偏心させるか、または円弧状
磁石の周方向両端面の角を落すことで空隙磁束密度分布
を正弦波状に近づけることが知られている(例えば、田
中省吾「小型モ−タにおける永久磁石の応用」、小型モ
−タ技術シンポジウム予稿集、p7、昭58年)。ま
た、実公昭44−4651号公報には永久磁石界磁型小
型直流モ−タの円弧状磁石の磁極中心部を避けた両側外
周面に切欠部を設けると切欠部の磁束は減少するが、磁
極中心の有効磁束の減少が抑えられることを開示してい
る。このことはコギングトルクに対する言及はないもの
の、円弧状磁石の磁極中心部を避けた両側外周面に切欠
部を設けると永久磁石界磁型小型直流モ−タのトルク低
下を抑えながらコギングトルクを低下させ得ることが示
唆されている。
磁石界磁型小型直流モ−タの具体的なコギングトルク低
減手段として、図2(a)、(b)に示す方法に関連し
た方法が特開平11−18390号公報に開示されてい
る。ただし、図において1は一対の円弧状永久磁石界
磁、2は軟磁性フレ−ム、3はブラシ−整流子並びに電
機子軸と軸受を含む電機子、21は一対の円弧状永久磁
石1を軟磁性フレ−ム2に嵌合固定するための係合突起
である。
率半径を偏心させ、当該永久磁石界磁の磁極中心から周
方向の両端部に向かうにしたがって電機子鉄心との空隙
距離を次第に広げる所謂不等空隙構造とする。さらに、
前記内外周曲率半径を偏心させた円弧状磁石と軟磁性
フレ−ム2との間に隙間が生じるような切欠部11を形
成する。そして、例えば、軟磁性フレ−ム2に突設し
た係合突起21間に円弧状希土類磁石1を若干撓ませな
がら軟磁性フレ−ム2に嵌め込んで取付ける。(特開平
6−236807号公報記載の12−ナイロンを使った
押出成形による円弧状希土類磁石ならば若干撓む性質が
ある)。
は押出成形での押出方向と一致するため、図2(b)の
ように押出方向断面形状は同一となる。したがって、軟
磁性フレ−ム2との間に隙間のある周方向両端部の薄い
部分を係合部として軟磁性フレ−ムの係合突起21間に
嵌め込んでも円弧状希土類磁石1の厚さ変動±30μm
との関係で撓み量が増大する場合があり、磁石係合部分
の割れや欠け、欠落など永久磁石界磁型小型直流モ−タ
の信頼性に重大な障害を与える課題をもっている。
久磁石界磁型小型直流モ−タにおいて、円弧状希土類磁
石を軟磁性フレ−ムに取付ける具体的手段として図3
(a)、(b)に示す方法が特開平11−18390号
公報に開示されている。
磁石界磁、11は磁石のコギングトルク低減部、12は
磁石係合部、2は軟磁性フレ−ム、3はブラシ−整流子
並びに電機子軸と軸受を含む電機子、21は一対の円弧
状永久磁石1を軟磁性フレ−ム2に嵌合固定するための
係合突起である。
た係合突起21間に円弧状希土類磁石1を嵌め込んで取
付ける係合突起接触部12とモ−タのコギングトルク低
減部11とを有する、所謂スラスト方向に2種以上の断
面形状を有する円弧状希土類磁石1を用いること。そし
て、コギングトルク低減の手段は偏心、或いは角を切除
すことなど磁石形状による、特開平10−21120号
公報と同様な一般的コギングトルク低減手段が開示され
ている。この方法によれば、特開平10−21120号
公報のような円弧状希土類磁石1を軟磁性フレ−ム2に
嵌め込む際の磁石係合部分の割れや欠け、欠落などの課
題は大きく改善される。
厚さ1mm未満の円弧状希土類磁石のスラスト方向断面
形状を2種以上とするには、コギングトルク低減部11
の周方向両端部を切除するなど押出成形後に機械加工す
るしかない。薄肉円弧状希土類磁石1を高い寸法精度で
切除するのは難加工で、当該磁石1の加工部分に割れや
欠け、或いは欠落などが生じ易く歩留まりが悪い。ま
た、切除した希土類磁石粉末の付着など円弧状希土類磁
石1を軟磁性フレ−ム2に組込む最終形状に仕上げるこ
とが著しく困難となる課題がある。
類−鉄系急冷凝固薄片を、一般に1.5〜3.0重量%
の結合剤(例えばエポキシ樹脂)ととも圧縮して圧粉体
とし、結合剤を熱硬化する圧縮成形希土類磁石の密度は
5.8〜6.1g/cm3である。これに対し、同じ希
土類−鉄系急冷凝固薄片の場合、熱可塑性樹脂(例え
ば、12−ナイロン)を少なくとも5重量%以上必要と
する押出成形希土類磁石の密度は5.7g/cm3未満
である。この磁石の最大エネルギ−積[BH]maxは
希土類−鉄系急冷凝固薄片の充填量、すなわち磁石密度
に依存するため永久磁石界磁型小型直流モ−タの電機子
と界磁の空隙に強力な静磁界をつくるには押出成形より
も高い[BH]maxが得られる圧縮成形希土類磁石の
方が有利である。
−236807号公報記載の「圧縮成形では最大厚さ1
mm未満の薄肉円弧状磁石を±30μm程度の寸法精度
で得ることが成形時の秤量の変動が大きいために困難と
されていた」点を解決することである。しかし、仮にこ
の課題が解決されても圧縮成形による希土類磁石は樹脂
量が少ない分だけ室温での機械強度は低く、しかも脆
い。したがって、圧縮成形による円弧状希土類磁石を特
開平10−21120号公報や特開平11−18390
号公報記載の「軟磁性フレ−ムの係合部分に円弧状希土
類磁石を撓ませながら嵌合固定する」ことはできない。
すなわち、本発明が解決すべき第二の課題は圧縮成形に
よる円弧状希土類磁石の機械的性質に見合った軟磁性フ
レ−ムへの取付け手段となる。さらにまた「押出成形に
よる円弧状希土類磁石よりも、高[BH]maxにな
る」ため、本発明が解決すべき第三の課題はよく知られ
た磁石形状によるコギングトルク低減手段の追加となる
新規な空隙磁束密度分布制御の提供にある。
の空隙に、より強い静磁界が得られる厚さ1mm未満の
圧縮成形による円弧状希土類磁石を使った永久磁石界磁
型小型直流モ−タと、電機子と界磁の空隙磁束密度分布
制御手段の追加によって、小型で高出力な当該モ−タの
コギングトルクのさらなる低減で高精度回転性能を引出
すことができる。
tが1mm未満の永久磁石界磁が希土類−鉄系急冷凝固
薄片を結合剤とともに圧縮成形した円弧状希土類磁石1
であり、当該磁石のスラスト方向両端部外周面12を軟
磁性フレ−ム2の内周面に沿わせ、当該磁石1のスラス
ト方向中央外周部分の周方向両端面11と軟磁性フレ−
ム2との間に空隙部を形成し、電機子3を介して対向固
定した構成の永久磁石界磁型小型直流モ−タである。
土類磁石1のスラスト方向中央部分の周方向両端部11
に軟磁性フレ−ム2をバックヨ−クとしない部分を設
け、周方向極中心部分より小さな減磁曲線を与えること
にある。空隙部分の形成の具体的手段は軟磁性フレ−ム
2側の形状によっても差し支えないが、円弧状希土類
磁石1のスラスト方向中央外周部分の周方向両端面12
を圧縮成形型の曲率面から角度θを53〜82度とする
直線面とし、機械加工によらず、成形によってスラスト
方向中央外周部分の周方向両端面11と軟磁性フレ−ム
2との間に空隙部を形成する。
方向中央外周面と周方向両端部外周面11とを圧縮成形
型の不等曲率とし、機械加工によらず、成形によってス
ラスト方向中央外周部分の周方向両端面11と軟磁性フ
レ−ム2との間に空隙部を形成する。そして、軟磁性フ
レ−ム2への円弧状希土類磁石1の取付けは、一対の円
弧状希土類磁石1のスラスト方向両端部外周面12を軟
磁性フレ−ム2の内周面に対向して沿わせ、当該磁石1
の周方向両端部をU字型バネ4などで押圧固定する。こ
の方法によれば、剪断力には脆くて弱いが、押圧力に比
較的強い圧縮成形による円弧状希土類磁石1をソフト磁
性フレ−ム2へ簡単に、しかも割れや欠落なく実装する
ことができる。
類−鉄系急冷凝固薄片と1.5〜3重量%のエポキシ樹
脂結合剤との顆粒状コンパウンドの粒子径を250μm
以下とし、この顆粒状コンパウンドを粉末成形機で圧縮
成形して円弧状圧粉体とし、加熱処理した円弧状希土類
磁石であって、希土類−鉄系急冷凝固薄片は300nm
以下のRE2TM14B(REはNd,Pr.TMはF
e,Co)相からなる固有保磁力Hci8〜10kO
e,残留磁化7.4〜8.6kGであり、或いはまたソ
フト磁性相とハ−ド磁性相とを有するナノコンポジット
構造の磁気的に等方性の希土類−鉄系急冷凝固薄片を含
むことができる。
は、例えばJ.F.Herbest,“Rare Ea
rth−Iron−Boron Materials;
ANew Era in Permanent Mag
nets”Ann.Rev.Sci.Vol−16.
(1986)に記載されているようにNd:Fe:Bを
2:14:1に近い割合で含む溶湯合金を急冷凝固し、
熱処理によって磁気的に等方性のNd2Fe14B相を析
出させたもので、Nd2Fe14B相は単磁区臨界寸法約
300nm以下であれば差し支えない。或いは、希土類
−鉄系急冷凝固薄片が熱処理により例えばαFe、Fe
3B系などのソフト磁性相とNd2Fe14B,Sm2Fe
17N3系ハ−ド磁性相とが強い交換結合によって結ばれ
たナノコンポジット系であっても差し支えない。このよ
うな希土類−鉄系急冷凝固薄片に特定した理由は、この
希土類磁石は着磁界の関数として残留磁束密度Brと保
磁力Hcとが同時に大きくなる性質をもっているからで
ある。したがって、仮に未飽和着磁状態でもバランスの
よい減磁曲線が得られる。たとえば、磁極中心とバック
ヨ−クをもたない周方向両端部とではパ−ミアンスが異
なり、円弧状希土類磁石1の着磁では反磁界の作用で磁
極中心と周方向端部11とで異なる減磁曲線(残留磁束
密度Brと保磁力Hcb)となる。このことは、希土類
−鉄系急冷凝固薄片を使うことによって、磁極中心と周
方向両端部11とが同一材質であるにも拘わらず、あた
かも異なる磁気性能をもった磁石で一体的な永久磁石界
磁を形成する効果があると言うこともできる。
沿わせて押圧固定した円弧状希土類磁石1を磁化したの
ち、加熱による初期減磁を与える。するとバックヨ−ク
が存在し、大きな減磁曲線(残留磁束密度Brと保磁力
Hcbが大)の磁極中心部分の減磁率は小となり、バッ
クヨ−クのないスラスト方向中央部外周部分の周方向両
端面11の減磁率が大となる。これにより、空隙磁束密
度分布はより正弦波状となり、減磁によるトルク低下率
よりも大きなコギングトルク低下率が得られるので、電
機子鉄心3との空隙磁束密度分布を制御することができ
る。
よる最大厚さ1mm未満の円弧状希土類磁石ではなく、
それよりも高い[BH]maxが得られる希土類−鉄系
急冷凝固薄片を結合剤とともに圧縮成形した円弧状希土
類磁石を用いた永久磁石界磁型小型直流モ−タである。
押出成形よりも多くの希土類−鉄系急冷凝固薄片を含む
圧縮成形による円弧状希土類磁石は、着磁界の関数とし
て残留磁束密度Brと保磁力Hcとが同時にさらに大き
くなる性質をもち、仮に未飽和着磁状態でもバランスの
よい減磁曲線が得られる。また、同一着磁条件ならば、
界磁と電機子との空隙に、より強い静磁界が得られるの
でモ−タの高出力化が図れる。特に、高出力化に伴って
問題となるコギングトルクの低減は、従来知られた磁石
形状によるコギングトルク低減に加えて、着磁時の反
磁界を利用して円弧状希土類磁石スラスト方向中央部分
の周方向端部の減磁曲線を小さくする。熱減磁の差を
利用するなど新規な空隙磁束密度分布制御を含むもので
ある。
し、本発明は実施例に限定されるものではない。
子量Mw1400のビスフェノ−ル型エポキシオリゴマ
−(化1)、および1モルの4−4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネ−トと2モルのメチルエチルケトンオキ
シムから成るイソシアネ−ト再生体(化2)からなるエ
ポキシ樹脂を濃度50%のアセトン溶液とした。ただ
し、イソシアネ−ト再生体の−NCO基とビスフェノ−
ル型エポキシオリゴマ−の分子鎖内アルコ−ル性水酸基
とエポキシ基との和の比は0.8である。
凝固薄片はMagnequench Internat
ional In,Co.製(商品名:MQP−B)、
合金組成Nd12Fe77Co5B6、結晶粒子径20〜50
nmの磁気的に等方性のNd2Fe14B相を有する厚さ
20〜30μmの薄片を用いた。顆粒状コンパウンド
は、先ずエポキシ樹脂のアセトン溶液(固形分換算で
2.5重量%)と希土類−鉄系急冷凝固薄片97.5重
量%とをシグマブレイド型ニ−ダで湿式混合した。その
後、80−90℃に加熱してアセトンを蒸発させ、室温
で固体のブロックとした。次に、前記室温で固体のブロ
ックをカッタ−ミルにて解砕し、解砕した顆粒を分級
し、粒子径を、それぞれ500,350,250,21
2,150μmの顆粒状コンパウンドとし、最後にステ
アリン酸カルシウム粉末を0.2〜0.6重量部加え、
40℃以下にてV型混合機で均一混合した。
圧粉体の寸法精度]粒子径を、それぞれ500,35
0,250,212,150μm以下とした顆粒状コン
パウンドを粉末成形機に供して体積秤量し、厚さ1mm
未満の円弧状圧粉体を8ton/cm2で圧縮成形し、
次に、それら円弧状圧粉体を160℃で2分間加熱硬化
して、所謂圧縮成形による円弧状希土類磁石を各30個
作成した。ただし、磁石の形状は外半径3.65mm、
内半径3.55mm、最大厚さ0.90mm、スラスト
方向距離15.5mmである。
対する変動幅(n=30)と、もとの顆粒状コンパウン
ドの粒子径上限とは、下式の関係にある(回帰式の相関
係数は0.988)。
ンパウンドの粒子径上限μmである。
ウンドの粒子径を250μm以下とすれば厚さ1mm未
満の薄肉円弧状磁石の厚さ変動幅は±30μm以下の±
26μm以下となる。一方、比較例として、本発明例と
同じ希土類−鉄系急冷凝固薄片95重量%と12−ナイ
ロン5重量%を260℃で混練したペレットを使い、特
開平6−236807号公報に開示されている押出成形
で成形ダイス先端温度を12−ナイロンの融点以下の1
75℃に設定し、同一寸法の円弧状希土類磁石を製造し
たところ、最大肉厚0.9mm部分の厚さ変動は±30
μmであった。したがって、本発明によれば、同公報で
は困難としていた顆粒状コンパウンドの粉末成形機によ
る圧縮成形で押出成形と同等以上の寸法精度を有する薄
肉円弧状希土類磁石が得られる。
の顆粒状コンパウンドで直径5mm高さ5mmの円柱状
圧粉体の成形を8ton/cm2で行い、その圧粉体を
160℃で2分間加熱硬化して円柱状希土類磁石とし
た。当該磁石の高さ方向へ50kOeのパルス着磁を施
し、測定磁界±20kOeの試料振動型磁力計(VS
M)で減磁曲線を求めた。
%と12−ナイロン5重量%を260℃で混練したペレ
ットを溶融固化した当該押出成形希土類磁石の減磁曲線
を求めた。図4は本発明にかかる圧縮成形希土類磁石と
比較例として用いた押出成形希土類磁石の減磁曲線を示
す特性図である。また、(表1)は減磁曲線から求めた
磁気特性を示す。
比較例に比べて高[BH]maxが得られる。この理由
は希土類−鉄系急冷凝固薄片の高充填が可能であるほ
か、比較例が260℃の高温下で、強い剪断力で混練加
工したため薄片の微粉砕と酸化による磁性劣化が生じた
ものと推測される。
−ムへの固定]粒子径250μm以下の顆粒状コンパウ
ンドを粉末成形機に供して体積秤量し、厚さ1mm未満
の円弧状圧粉体を8ton/cm2で圧縮成形し、次
に、それら円弧状圧粉体を160℃で2分間加熱硬化し
て、所謂圧縮成形による円弧状希土類磁石を作成した。
ただし、磁石の形状は外半径3.65mm、内半径3.
55mm、最大厚さ0.90mm、スラスト方向距離1
5.5mmである。また、希土類−鉄系急冷凝固薄片9
5重量%と12−ナイロン5重量%を260℃で混練し
たペレットを溶融固化し、押出成形した同一形状の円弧
状希土類磁石を作成した。
る許容応力の温度依存性を示す特性図である。ただし、
押圧許容応力は図中に示すように磁石の最大厚さ部分を
押圧して磁石が破損したときの応力kgfである。
発明例の円弧状希土類磁石は押出成形による同一寸法磁
石に比べると室温の機械的強度が60%未満と低く、し
かも撓みなく脆い。したがって、特開平10−2112
0号公報や特開平11−18390号公報記載の「軟磁
性フレ−ムの係合部分に円弧状希土類磁石を撓ませなが
ら嵌合固定する」ことができない。本発明例の磁石を若
干撓ませて軟磁性フレ−ムに挿入し、その係合部を利用
して嵌合固定すると割れや欠落が生じるために工業的規
模で歩留まりよく軟磁性フレ−ムに組込むことができな
い。
は可能だが、特開平10−21120号公報や特開平1
1−18390号公報にも記載されているように、この
種の永久磁石界磁型小型直流モ−タでは接着によって磁
石を軟磁性フレ−ムに組込むことは好まれない。
の室温での押圧許容応力は6kgfを越えている。ま
た、比較例と比べれば、概ね120℃の高温下まで押圧
に対する許容応力は、ほぼ一定である。したがって、図
1に示したように、軟磁性フレ−ム2の内周に沿って配
置した一対の磁石1の周方向両端部をU字形状のバネ4
で押圧することで磁石1を軟磁性フレ−ム2と固定する
方法が好ましい。なお、軟磁性フレ−ムと磁石の固定の
強さはバネの押圧力に依存する。一般に押圧力0.5k
gf以下で実使用条件に耐え得るから押圧許容応力と、
押圧許容応力の温度依存性から永久磁石界磁型小型直流
モ−タの120℃の最高温度に至る全実使用温度域で押
圧許容応力に対する安全率は10倍以上となる。したが
って磁石の固定に対する十分な信頼性を備えている。
磁石部分の効果]図6は円弧状希土類磁石のスラスト方
向中央外周部分(距離12.5mm)の周方向両端面を
圧縮成形型の曲率面から角度θの直線面で軟磁性フレ−
ムとの間にバックヨ−クのない空隙部を形成したとき、
図1に示した角度θとコギングトルク、および誘起電圧
の関係を示す特性図である。ただし、磁石の形状は外半
径3.65mm、内半径3.55mm、最大厚さ0.9
0mm、スラスト方向距離15.5mmで、直線面を形
成する角度θは図2に示したような特開平10−201
206号公報記載の推定できる90度を基準に規格化し
たものである。なお、ここで使用した永久磁石界磁型小
型直流モ−タにおいて角度θが90度の場合の誘起電圧
Vは0.218mV/rpm、コギングトルクCtは
1.15g−cmであった。
下は角度θに対して直線的に低下するが、θが90度か
ら53度になっても低下率は5%に過ぎない。しかし、
コギングトルクCtは角度θに対して大きく2次関数的
な変化を示し、角度θが65度程度でその変化は最大と
なる。この値は何と70%近いコギングトルク低下とな
り、82度から53度の範囲であっても、角度90度を
基準として40%以上のコギングトルクが低減される。
化Brと保磁力Hcがともに増大し、不飽和着磁状態で
あってもバランスのよい減磁曲線が得られる磁気的に等
方性の希土類−鉄系急冷凝固薄片を使った薄肉円弧状希
土類磁石の周方向両端部に軟磁性フレ−ムによるバック
ヨ−クのない部分があり、あたかも異なる磁気性能をも
った磁石を一体的に永久磁石界磁としたことによる。
載の円弧状希土類磁石を軟磁性フレ−ムに取付ける係合
突起接触部とモ−タのコギングトルク低減部とを有す
る、所謂スラスト方向に2種以上の断面形状を有する円
弧状希土類磁石を特開平6−236807号公報に開示
されている押出成形によって得ることはできない。しか
し、本発明にかかる圧縮成形による円弧状希土類磁石は
軟磁性フレ−ムをバックヨ−クとしない部分が、円弧
状希土類磁石のスラスト方向中央外周部分の周方向両端
面を圧縮成形型の曲率面から角度50〜82度の直線面
とするか、または、それに相当するような、円弧状希
土類磁石のスラスト方向中央外周面とスラスト方向両端
部外周面とを圧縮成形型の不等曲率とし、機械加工によ
らず直接最終形状に成形加工で仕上げることができる。
利用した効果]図7は円弧状希土類磁石のスラスト方向
中央外周部分(距離12.5mm)の周方向両端面を圧
縮成形型の曲率面から角度θ62度の直線面でソフト磁
性フレ−ムとの間にバックヨ−クのない空隙部を形成
し、コンデンサ容量2000μF、1500〜2400
Vで4段階の不飽和着磁を施した。これを140℃に5
分間暴露した熱減磁前後のコギングトルク、および誘起
電圧の変化を示す特性図である。ただし、磁石の形状は
外半径3.65mm、内半径3.55mm、最大厚さ
0.90mm、スラスト方向距離15.5mmであり、
2000μF、2400Vの最大着磁界で熱減磁まえの
コギングトルク、および誘起電圧を基準に規格化したも
のである。なお、ここで使用した永久磁石界磁型小型直
流モ−タにおける基準の誘起電圧Vは0.214mV/
rpm、コギングトルクCtは0.46g−cmであっ
た。
久磁石界磁型小型直流モ−タを熱減磁すると誘起電圧V
の低下は概ね0.5%以下であるにも拘わらず、コギン
グトルクをさらに10%近く低下させることができる。
これは、軟磁性フレ−ム内周面に沿わせて押圧固定した
円弧状希土類磁石を磁化したのち、加熱による初期減磁
を与える。するとバックヨ−クが存在し、大きな減磁曲
線(残留磁束密度Brと保磁力Hcbが大)の磁極中心
部分の減磁率は小となり、バックヨ−クのないスラスト
方向中央部外周部分の周方向両端面の減磁率が大とな
る。その結果、空隙磁束密度分布はより正弦波状とな
り、減磁による誘起電圧の低下率よりも大きなコギング
トルク低下率が得られる。
冷凝固薄片を結合剤とともに圧縮成形した最大厚さ1m
m未満の円弧状希土類磁石を軟磁性フレ−ムに押圧固定
したとき、バックヨ−クをもたない周方向両端部を形成
した永久磁石界磁型小型直流モ−タである。より多くの
希土類−鉄系急冷凝固薄片を含む円弧状希土類磁石は、
着磁界の関数として残留磁束密度Brと保磁力Hcとが
同時に大きくなる性質をもち、仮に未飽和着磁状態でも
バランスのよい減磁曲線が得られる。また、同一着磁条
件ならば、界磁と電機子との空隙により強い静磁界が得
られるのでモ−タの高出力化が図れる。特に、高出力化
に伴って問題となるコギングトルクの低減には、従来知
られた磁石形状によるコギングトルク低減に加えて、
着磁時の反磁界を利用して円弧状希土類磁石スラスト方
向中央部分の周方向端部の減磁曲線を小さくする。熱
減磁の差を利用するなど新規な空隙磁束密度分布制御を
含むものである。したがって、本発明によれば、小型高
出力で高精度回転性能を引出すことができる。
示す特性図
を示す特性図
Claims (9)
- 【請求項1】 最大厚さ1mm未満の永久磁石界磁が希
土類−鉄系急冷凝固薄片を結合剤とともに圧縮成形した
円弧状希土類磁石であり、当該磁石のスラスト方向両端
部外周面を軟磁性フレ−ム内周面に沿わせながら当該磁
石のスラスト方向中央外周部分の周方向両端面に軟磁性
フレ−ムがバックヨ−クとして作用しない部分を形成
し、電機子を介して対向固定した永久磁石界磁型小型直
流モ−タ。 - 【請求項2】 円弧状希土類磁石のスラスト方向中央外
周部分の周方向両端面を圧縮成形型の曲率面と角度53
〜82度の直線面とし、スラスト方向中央外周部分の周
方向両端面に軟磁性フレ−ムがバックヨ−クとして作用
しない部分を形成した請求項1記載の永久磁石界磁型小
型直流モ−タ。 - 【請求項3】 円弧状希土類磁石のスラスト方向中央外
周面とスラスト方向両端部外周面とを圧縮成形型の不等
曲率とし、スラスト方向中央外周部分の周方向両端面に
軟磁性フレ−ムがバックヨ−クとして作用しない部分を
形成した請求項1記載の永久磁石界磁型小型直流モ−
タ。 - 【請求項4】 一対の円弧状希土類磁石のスラスト方向
両端部外周面を軟磁性フレ−ム内周面に対向して沿わ
せ、当該磁石の周方向両端部をバネで押圧固定した請求
項1記載の永久磁石界磁型小型直流モ−タ。 - 【請求項5】 軟磁性フレ−ム内周面に沿わせて対向固
定した一対の円弧状希土類磁石が少なくとも不飽和着磁
によって異なる減磁曲線を有する請求項1記載の永久磁
石界磁型小型直流モ−タ。 - 【請求項6】 軟磁性フレ−ム内周面に沿わせて対向固
定した一対の円弧状希土類磁石を磁化したのち、加熱に
よる初期減磁を与え、磁極中心から周方向端部に向かう
にしたがって減磁率を大とし、スラスト方向中央外周部
分の周方向両端面と軟磁性フレ−ムとの空隙部の減磁率
を最大として、電機子鉄心との空隙磁束密度分布を制御
した請求項1記載の永久磁石界磁型小型直流モ−タ。 - 【請求項7】 圧縮成形した円弧状希土類磁石が300
nm以下のRE2TM1 4B(REはNd,Pr.TMは
Fe,Co)相からなる固有保磁力Hci8〜10kO
e、残留磁化7.4〜8.6kG、磁気的に等方性の希
土類−鉄系急冷凝固薄片を1.5〜3重量%のエポキシ
樹脂とともに圧縮したものである請求項1記載の永久磁
石界磁型小型直流モ−タ。 - 【請求項8】 圧縮成形した円弧状希土類磁石がαF
e,Fe3B,Fe2Bなどの軟磁性相とRE2TM14B
などの硬磁性相とを有するナノコンポジット構造の磁気
的に等方性の希土類−鉄系急冷凝固薄片を含む請求項1
または請求項7記載の永久磁石界磁型小型直流モ−タ。 - 【請求項9】 円弧状希土類磁石が、粒子径250μm
以下の希土類−鉄系急冷凝固薄片とエポキシ樹脂結合剤
との顆粒状コンパウンドを圧縮成形して円弧状圧粉体と
し、加熱処理したものである請求項1、7または8記載
の永久磁石界磁型小型直流モ−タ。
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