JP2001066870A - トナー検知装置及び画像形成装置 - Google Patents
トナー検知装置及び画像形成装置Info
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナー検知手段の異常によってトナー補給手
段が暴走し、トナー補給系からトナーが溢出し、画像形
成装置の機内汚れを起こす場合がある。 【解決手段】 起動時にトナー検知手段が所定の信号を
出力する現象を利用して、該所定の信号が出力されない
場合にトナー検知手段が異常であると判断する。
段が暴走し、トナー補給系からトナーが溢出し、画像形
成装置の機内汚れを起こす場合がある。 【解決手段】 起動時にトナー検知手段が所定の信号を
出力する現象を利用して、該所定の信号が出力されない
場合にトナー検知手段が異常であると判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
画像を形成する画像形成装置に関し、特に現像手段にト
ナーを供給するトナー補給手段内のトナーの有無を検知
するトナー検知手段の改良に関する。
画像を形成する画像形成装置に関し、特に現像手段にト
ナーを供給するトナー補給手段内のトナーの有無を検知
するトナー検知手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置には通
常、画像形成によって消費されたトナーを補充して、常
に適性な濃度の画像が形成されるように現像手段内のト
ナー濃度を維持するトナー補給手段が装備されている。
このようなトナー補給手段は、トナーを貯留する貯留部
及び該貯留部内のトナーの有無を検知するトナー検知手
段を備えている。
常、画像形成によって消費されたトナーを補充して、常
に適性な濃度の画像が形成されるように現像手段内のト
ナー濃度を維持するトナー補給手段が装備されている。
このようなトナー補給手段は、トナーを貯留する貯留部
及び該貯留部内のトナーの有無を検知するトナー検知手
段を備えている。
【0003】トナー補給手段としては、次の二種類のも
のが多く使用されている。第1は外部から供給されたト
ナーを貯留する貯留部を有し、現像手段において消費さ
れた量のトナーを該貯留部から補給するものであり、第
2は、画像形成装置に装着されたトナー容器から一旦ト
ナー貯留部にトナーを搬送して貯留し、現像手段に該貯
留部からトナーを補給するものである。後者において
は、現像手段におけるトナーの消費に従って前記トナー
貯留部からトナーを補給し、前記トナー貯留部内にトナ
ーが無くなったことを示す信号に基づいて、前記トナー
容器からトナーを前記トナー貯留部に補給する。
のが多く使用されている。第1は外部から供給されたト
ナーを貯留する貯留部を有し、現像手段において消費さ
れた量のトナーを該貯留部から補給するものであり、第
2は、画像形成装置に装着されたトナー容器から一旦ト
ナー貯留部にトナーを搬送して貯留し、現像手段に該貯
留部からトナーを補給するものである。後者において
は、現像手段におけるトナーの消費に従って前記トナー
貯留部からトナーを補給し、前記トナー貯留部内にトナ
ーが無くなったことを示す信号に基づいて、前記トナー
容器からトナーを前記トナー貯留部に補給する。
【0004】前記第1、第2いずれにおいても前記トナ
ー貯留部にはトナーの有無を検知するトナー検知手段が
設けられており、該トナー検知手段としては、ピエゾ素
子の振動特性の変化によりトナーの有無を検知するもの
が多く用いられている。
ー貯留部にはトナーの有無を検知するトナー検知手段が
設けられており、該トナー検知手段としては、ピエゾ素
子の振動特性の変化によりトナーの有無を検知するもの
が多く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】トナー検知手段が正常
に作動しなくなり、トナー検知手段の異常による事故が
発生する場合がある。このような事故を前記第2のトナ
ー補給システムについて説明する。
に作動しなくなり、トナー検知手段の異常による事故が
発生する場合がある。このような事故を前記第2のトナ
ー補給システムについて説明する。
【0006】前記トナー検知手段は前記トナー貯留部内
のトナー量を検知して、「トナー有り」の信号と「トナ
ー無し」の信号を出力する。しかるに、異常によって、
前記トナー貯留部内にトナーが存在する場合にも「トナ
ー無し」の信号を出力する。そうすると、トナー容器か
らは前記トナー貯留部にトナーが存在するにもかかわら
ずトナー補給の動作を継続し、その結果前記トナー貯留
部にトナーが溢れてトナーの漏出を起こし、画像形成装
置の機内汚れを生ずる。従来このようなトナー検知手段
の異常による機内汚れを防止する有効な手段がなかっ
た。
のトナー量を検知して、「トナー有り」の信号と「トナ
ー無し」の信号を出力する。しかるに、異常によって、
前記トナー貯留部内にトナーが存在する場合にも「トナ
ー無し」の信号を出力する。そうすると、トナー容器か
らは前記トナー貯留部にトナーが存在するにもかかわら
ずトナー補給の動作を継続し、その結果前記トナー貯留
部にトナーが溢れてトナーの漏出を起こし、画像形成装
置の機内汚れを生ずる。従来このようなトナー検知手段
の異常による機内汚れを防止する有効な手段がなかっ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、従来技術におけ
る前記のような機内汚れの問題を解決することにある。
る前記のような機内汚れの問題を解決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
示す発明のいずれかによって達成される。
示す発明のいずれかによって達成される。
【0009】(1) トナー補給手段に設けたトナー貯
留部内のトナーの有無を検知し、電源投入時からトナー
の有無を検知する作動期間に移行する過渡期間において
所定の信号を出力し、前記作動期間において、「トナー
有り」の信号と「トナー無し」の信号を出力するトナー
検知手段及び、前記過渡期間において、前記所定の信号
が出力されない場合に前記トナー検知手段が異常である
と判断する制御手段、を有することを特徴とするトナー
検知装置。
留部内のトナーの有無を検知し、電源投入時からトナー
の有無を検知する作動期間に移行する過渡期間において
所定の信号を出力し、前記作動期間において、「トナー
有り」の信号と「トナー無し」の信号を出力するトナー
検知手段及び、前記過渡期間において、前記所定の信号
が出力されない場合に前記トナー検知手段が異常である
と判断する制御手段、を有することを特徴とするトナー
検知装置。
【0010】(2) 前記制御手段は、前記所定の信号
の有無を監視する異常監視を複数回行うことを特徴とす
る前記(1)項に記載のトナー検知装置。
の有無を監視する異常監視を複数回行うことを特徴とす
る前記(1)項に記載のトナー検知装置。
【0011】(3) 前記トナー検知手段がピエゾ素子
を有し、該ピエゾ素子の振動特性に基づいてトナーの有
り/無しを検知することを特徴とする前記(1)又は
(2)項に記載のトナー検知装置。
を有し、該ピエゾ素子の振動特性に基づいてトナーの有
り/無しを検知することを特徴とする前記(1)又は
(2)項に記載のトナー検知装置。
【0012】(4) トナー貯留部を有するトナー補給
手段、静電潜像を担持する像担持体、前記トナー補給手
段から供給されたトナーを用いて前記像担持体上の静電
潜像を現像する現像手段、前記貯留部内のトナーの有無
を検知し、電源投入時からトナーの有無を検知する作動
期間に移行する過渡期間において所定の信号を出力し、
前記作動期間において、「トナー有り」の信号と「トナ
ー無し」の信号を出力するトナー検知手段、及び前記過
渡期間において、前記所定の信号が出力されない場合に
前記トナー検知手段が異常であると判断する制御手段、
を有することを特徴とする画像形成装置。
手段、静電潜像を担持する像担持体、前記トナー補給手
段から供給されたトナーを用いて前記像担持体上の静電
潜像を現像する現像手段、前記貯留部内のトナーの有無
を検知し、電源投入時からトナーの有無を検知する作動
期間に移行する過渡期間において所定の信号を出力し、
前記作動期間において、「トナー有り」の信号と「トナ
ー無し」の信号を出力するトナー検知手段、及び前記過
渡期間において、前記所定の信号が出力されない場合に
前記トナー検知手段が異常であると判断する制御手段、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【0013】(5) 前記制御手段は、前記所定の信号
の有無を監視する異常監視を複数回行うことを特徴とす
る前記(4)項に記載の画像形成装置。
の有無を監視する異常監視を複数回行うことを特徴とす
る前記(4)項に記載の画像形成装置。
【0014】(6) 前記トナー検知手段がピエゾ素子
を有し、該ピエゾ素子の振動特性に基づいてトナーの有
り/無しを検知することを特徴とする前記(4)又は
(5)項に記載の画像形成装置。
を有し、該ピエゾ素子の振動特性に基づいてトナーの有
り/無しを検知することを特徴とする前記(4)又は
(5)項に記載の画像形成装置。
【0015】
【発明の実施の形態】先ず本発明の実施の形態の説明に
先立って、画像形成装置の構成について図1を用いて説
明する。
先立って、画像形成装置の構成について図1を用いて説
明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【0017】原稿は自動原稿搬送手段としての自動原稿
搬送部1の原稿給紙台11に画像面を上向きにして戴置
され、送り出しローラ12の動作により一枚ずつ送り出
され、レジストローラ13により一旦停止されて先端が
整えられた後、搬送ドラム14に搬送され、原稿が該ド
ラム面に沿って一体に反時計方向に回転する過程で画像
読取手段としての画像読取部2により画像面の読取が行
われ、しかる後、略半周した位置においてドラム面より
分岐し排紙台15に排出される。また自動原稿搬送部1
は上記片面読取の搬送機能の他に両面読取のための搬送
機能も有するがこの動作は省略する。
搬送部1の原稿給紙台11に画像面を上向きにして戴置
され、送り出しローラ12の動作により一枚ずつ送り出
され、レジストローラ13により一旦停止されて先端が
整えられた後、搬送ドラム14に搬送され、原稿が該ド
ラム面に沿って一体に反時計方向に回転する過程で画像
読取手段としての画像読取部2により画像面の読取が行
われ、しかる後、略半周した位置においてドラム面より
分岐し排紙台15に排出される。また自動原稿搬送部1
は上記片面読取の搬送機能の他に両面読取のための搬送
機能も有するがこの動作は省略する。
【0018】前記の画像読取部2においては光源23a
とミラー23bを備える第1ミラーユニット23が前記
の搬送ドラム14の直下の位置で、通過する原稿を順次
照明して読み取り、原稿の移動方向に直交するように配
置したミラー24aとミラー24bを備える第2ミラー
ユニット24により反射し、結像レンズ25を介してラ
イン状の撮像素子26に結像し画像情報となる。また静
止原稿台27に原稿を戴置し、前記ミラーユニット2
3、24が移動して読み取る機能もある。
とミラー23bを備える第1ミラーユニット23が前記
の搬送ドラム14の直下の位置で、通過する原稿を順次
照明して読み取り、原稿の移動方向に直交するように配
置したミラー24aとミラー24bを備える第2ミラー
ユニット24により反射し、結像レンズ25を介してラ
イン状の撮像素子26に結像し画像情報となる。また静
止原稿台27に原稿を戴置し、前記ミラーユニット2
3、24が移動して読み取る機能もある。
【0019】画像読取部2において読み取られた原稿画
像の画像情報は画像処理手段により画像処理が行われ画
像情報として一旦メモリに格納される。
像の画像情報は画像処理手段により画像処理が行われ画
像情報として一旦メモリに格納される。
【0020】電子写真プロセスを用いた画像形成手段と
しての画像形成部3が作動すると、前記の画像情報がメ
モリより読み出されて画像書込部33に入力し、図示し
ていないレーザ発光器からの画像情報に従って変調され
たレーザビームがポリゴンミラーの回転作動によって主
走査露光を行う。そして前もって帯電器32により帯電
電位を付与された像担持体としての感光体ドラム31に
対して感光体ドラム31の軸方向の主走査露光と感光体
ドラム31の回転による副走査が行われて感光層に画像
情報による静電潜像を形成する。前記の静電潜像は現像
手段としての現像器34により反転現像されてトナー像
とされ、これに並行して記録紙供給手段としての手差し
給紙部19または記録紙を収容する給紙トレイ4から記
録紙が給紙される。給紙トレイ4は例えば4A、4B、
4Cの3段を有し、各給紙ローラ51A、51B、51
Cの何れかが作動して記録紙を搬出し、搬送ローラ5
5、56及びタイミングローラ39に給送されて、感光
体ドラム31上のトナー像に同期して感光体ドラム31
に給紙される。
しての画像形成部3が作動すると、前記の画像情報がメ
モリより読み出されて画像書込部33に入力し、図示し
ていないレーザ発光器からの画像情報に従って変調され
たレーザビームがポリゴンミラーの回転作動によって主
走査露光を行う。そして前もって帯電器32により帯電
電位を付与された像担持体としての感光体ドラム31に
対して感光体ドラム31の軸方向の主走査露光と感光体
ドラム31の回転による副走査が行われて感光層に画像
情報による静電潜像を形成する。前記の静電潜像は現像
手段としての現像器34により反転現像されてトナー像
とされ、これに並行して記録紙供給手段としての手差し
給紙部19または記録紙を収容する給紙トレイ4から記
録紙が給紙される。給紙トレイ4は例えば4A、4B、
4Cの3段を有し、各給紙ローラ51A、51B、51
Cの何れかが作動して記録紙を搬出し、搬送ローラ5
5、56及びタイミングローラ39に給送されて、感光
体ドラム31上のトナー像に同期して感光体ドラム31
に給紙される。
【0021】感光体ドラム31上のトナー像は転写器3
5により反対極性の電圧を印加されて記録紙側に転移し
て転写され、トナー像を転写された記録紙は除電器36
において除電されて感光体ドラム31より分離され搬送
ベルトを介して定着手段としての定着器38に搬送され
熱ローラ対の圧着加熱によりトナーを溶着して定着さ
れ、排出部6の定着排紙ローラ61より排紙され、排紙
トレイ64に排出される。
5により反対極性の電圧を印加されて記録紙側に転移し
て転写され、トナー像を転写された記録紙は除電器36
において除電されて感光体ドラム31より分離され搬送
ベルトを介して定着手段としての定着器38に搬送され
熱ローラ対の圧着加熱によりトナーを溶着して定着さ
れ、排出部6の定着排紙ローラ61より排紙され、排紙
トレイ64に排出される。
【0022】一方、記録紙が分離された感光体ドラム3
1は残留電位の除去処理を受けた後クリーニング装置3
7において残留トナーを除去するクリーニング処理を受
ける。
1は残留電位の除去処理を受けた後クリーニング装置3
7において残留トナーを除去するクリーニング処理を受
ける。
【0023】次に、本発明の実施の形態におけるトナー
補給について図2〜図9により説明する。図2はトナー
補給手段の概略を示す図、図3はトナーボトルT30の
斜視図、図4はトナー補給手段の正面図、図5はトナー
補給手段におけるトナーの移動経路を示す図、図6はト
ナー補給手段におけるトナーボトルの固形蓋の正面図、
図7は固形蓋の右側面図、図8は図6におけるイ−イ線
に沿った断面図、図9は図6の固形蓋が90度回転した
状態を示す図である。
補給について図2〜図9により説明する。図2はトナー
補給手段の概略を示す図、図3はトナーボトルT30の
斜視図、図4はトナー補給手段の正面図、図5はトナー
補給手段におけるトナーの移動経路を示す図、図6はト
ナー補給手段におけるトナーボトルの固形蓋の正面図、
図7は固形蓋の右側面図、図8は図6におけるイ−イ線
に沿った断面図、図9は図6の固形蓋が90度回転した
状態を示す図である。
【0024】トナー補給は現像器34上方に配置された
トナー補給手段T10から行われる。トナー補給手段T
10は図2に示すように、外部から装着されるトナーボ
トルT30とトナーボトルT30から取り出されたトナ
ーTを一時的に貯留するトナー貯留部としてのトナーホ
ッパT40からなる。
トナー補給手段T10から行われる。トナー補給手段T
10は図2に示すように、外部から装着されるトナーボ
トルT30とトナーボトルT30から取り出されたトナ
ーTを一時的に貯留するトナー貯留部としてのトナーホ
ッパT40からなる。
【0025】トナーボトルT30は図3に示すように円
筒状で、この円筒周面部分に突起した螺旋状の突起T3
1が形成されている。後述するように突起T31はトナ
ーボトルT30の回転によって、収容されているトナー
Tを図3の右上部から左下の容器口部に移動される。ま
たトナーボトルT30の口部には着脱可能な固形蓋T3
2および円筒軸方向に伸縮可能な伸縮蓋T33が設けら
れている。
筒状で、この円筒周面部分に突起した螺旋状の突起T3
1が形成されている。後述するように突起T31はトナ
ーボトルT30の回転によって、収容されているトナー
Tを図3の右上部から左下の容器口部に移動される。ま
たトナーボトルT30の口部には着脱可能な固形蓋T3
2および円筒軸方向に伸縮可能な伸縮蓋T33が設けら
れている。
【0026】図4のようにトナーボトルT30の装着
は、該固形蓋T32の外周に設けられたネジをトナーホ
ッパT40の容器受け部材T44にねじ込むことによっ
て装着される。装着状態ではトナーボトルT30の伸縮
蓋T33は全体の容器受け部材T44に設けた壁部T4
21に突き当たって図示のように圧縮されて固形蓋T3
2の一部を形成する先端蓋T321とその間におけるト
ナーTの通過を可能にする開口が形成される。
は、該固形蓋T32の外周に設けられたネジをトナーホ
ッパT40の容器受け部材T44にねじ込むことによっ
て装着される。装着状態ではトナーボトルT30の伸縮
蓋T33は全体の容器受け部材T44に設けた壁部T4
21に突き当たって図示のように圧縮されて固形蓋T3
2の一部を形成する先端蓋T321とその間におけるト
ナーTの通過を可能にする開口が形成される。
【0027】図4はトナーボトルT30をトナー補給手
段T10に装着した状態を示している。トナーボトルT
30の装着は、その固形蓋T32の外周に設けられたネ
ジを画像形成装置本体の容器受け部材T44に螺入する
ことによって行われる。この装着状態では、トナーボト
ルT30の伸縮蓋T33は装置本体の容器受け部材T4
4に設けた壁部T421に突き当たって、図示のように
圧縮されて、固形蓋T32の一部を形成する先端蓋T3
27との間にトナーの通過を可能にする開口が形成され
る。なお、図3に示すように、トナーボトルT30が画
像形成装置に装着されない状態では、伸縮蓋T33はそ
れ自身の弾力で先端蓋T327に密着しており、トナー
ボトルT30からトナーが流出することはない。
段T10に装着した状態を示している。トナーボトルT
30の装着は、その固形蓋T32の外周に設けられたネ
ジを画像形成装置本体の容器受け部材T44に螺入する
ことによって行われる。この装着状態では、トナーボト
ルT30の伸縮蓋T33は装置本体の容器受け部材T4
4に設けた壁部T421に突き当たって、図示のように
圧縮されて、固形蓋T32の一部を形成する先端蓋T3
27との間にトナーの通過を可能にする開口が形成され
る。なお、図3に示すように、トナーボトルT30が画
像形成装置に装着されない状態では、伸縮蓋T33はそ
れ自身の弾力で先端蓋T327に密着しており、トナー
ボトルT30からトナーが流出することはない。
【0028】次に、トナー補給機構を説明する。
【0029】トナーボトルT30内のトナーTはトナー
ボトルT30の回転によって、突起T31の送り作用に
よりトナーボトルT30の円筒部の底に沿って図右から
左に向かって移動する。トナーボトルT30の口部、即
ち右端部において、トナーTは固形蓋T32に設けた掻
き出し部材T321及びT322によって掻き出され
る。掻き出されたトナーTは搬送斜面T323,T32
4上を滑り降りて、搬送スクリューT43上に落下し、
搬送スクリューT43で搬送されて、開口T50から現
像器34に補給される。即ち、図5に示すように、トナ
ーTはトナーボトルT30→掻き出し部材T321,T
322→搬送斜面T323,T324→搬送スクリュー
T43→開口T50、という経路を経て現像器34に補
給される。
ボトルT30の回転によって、突起T31の送り作用に
よりトナーボトルT30の円筒部の底に沿って図右から
左に向かって移動する。トナーボトルT30の口部、即
ち右端部において、トナーTは固形蓋T32に設けた掻
き出し部材T321及びT322によって掻き出され
る。掻き出されたトナーTは搬送斜面T323,T32
4上を滑り降りて、搬送スクリューT43上に落下し、
搬送スクリューT43で搬送されて、開口T50から現
像器34に補給される。即ち、図5に示すように、トナ
ーTはトナーボトルT30→掻き出し部材T321,T
322→搬送斜面T323,T324→搬送スクリュー
T43→開口T50、という経路を経て現像器34に補
給される。
【0030】図4のT45は搬送スクリューT43の回
転数を計測するための信号発生部材T45aとセンサT
45bからなるエンコーダである。搬送スクリューT4
3とトナーボトルT30は同一モータで駆動しているの
でどちらの回転数を検出対象としても同じであるから、
搬送スクリューT43の回転をエンコーダT45により
検出して回転数として制御に用いる。
転数を計測するための信号発生部材T45aとセンサT
45bからなるエンコーダである。搬送スクリューT4
3とトナーボトルT30は同一モータで駆動しているの
でどちらの回転数を検出対象としても同じであるから、
搬送スクリューT43の回転をエンコーダT45により
検出して回転数として制御に用いる。
【0031】掻き出し部材T321,T322の掻き出
し作用を説明する。
し作用を説明する。
【0032】トナーボトルT30からのトナーの掻き出
しを行う部材は固形蓋T32に設けられている。
しを行う部材は固形蓋T32に設けられている。
【0033】図6は伸縮蓋T33を取り外した固形蓋T
32の正面図であり、円筒状の蓋基体に設けた掻き出し
部材T321,T322、搬送斜面T323,T324
及び先端蓋T327で構成される。
32の正面図であり、円筒状の蓋基体に設けた掻き出し
部材T321,T322、搬送斜面T323,T324
及び先端蓋T327で構成される。
【0034】図6に示すように、掻き出し部材T32
1,T322は互いに反対向きに傾斜した斜面を有す
る。図6と図6から固定蓋T32をAで示す回転方向に
90°回転した図9とに示すように、搬送斜面T32
3,T324は掻き出し部材T321,T322の斜面
に対して固形蓋T32の回転方向Aに関して90°位相
をずらして設けられる。図6,9において、白矢印は斜
面の傾斜の向きを示しており、矢印の向きは紙面に直角
な方向に下る向きを示している。掻き出し部材T32
1,T322と搬送斜面T323,T324の間には図
示しないが、トナーが通過する開口が形成されている。
1,T322は互いに反対向きに傾斜した斜面を有す
る。図6と図6から固定蓋T32をAで示す回転方向に
90°回転した図9とに示すように、搬送斜面T32
3,T324は掻き出し部材T321,T322の斜面
に対して固形蓋T32の回転方向Aに関して90°位相
をずらして設けられる。図6,9において、白矢印は斜
面の傾斜の向きを示しており、矢印の向きは紙面に直角
な方向に下る向きを示している。掻き出し部材T32
1,T322と搬送斜面T323,T324の間には図
示しないが、トナーが通過する開口が形成されている。
【0035】図7は図6に示した固形蓋T32の右側面
図である。図7に示すように、固形蓋T32には、トナ
ーボトルT30の回転軸を中心に左右対称に掻き出し部
材T321,T322が設けられ、これら斜面は図7に
示すように互いに逆の向きに傾斜した2分された斜面で
ある(図7における白矢印は掻き出し部材の傾斜の向き
を示しており、矢印の向きが傾斜の下る向きである)。
図6のイ−イ線に沿った断面図である図8に示すよう
に、掻き出し部材T321はその斜面とともに、側壁T
321a、円周方向に伸びた円弧状羽T321b及び中
心壁T321dによって、トナーを保持するトナー保持
空間E1を形成する。同様に、掻き出し部材T322は
それ自身の斜面、側壁T322a、円弧状羽T322
b、及び中心壁T322dによりトナー保持空間E2を
形成する。トナーボトルT30の回転時に、固形蓋T3
2は矢印Aで示すように回転して、トナーTは図8に示
すように、円弧状羽T322bにより掬い上げられトナ
ー保持空間E2に保持され搬送される。
図である。図7に示すように、固形蓋T32には、トナ
ーボトルT30の回転軸を中心に左右対称に掻き出し部
材T321,T322が設けられ、これら斜面は図7に
示すように互いに逆の向きに傾斜した2分された斜面で
ある(図7における白矢印は掻き出し部材の傾斜の向き
を示しており、矢印の向きが傾斜の下る向きである)。
図6のイ−イ線に沿った断面図である図8に示すよう
に、掻き出し部材T321はその斜面とともに、側壁T
321a、円周方向に伸びた円弧状羽T321b及び中
心壁T321dによって、トナーを保持するトナー保持
空間E1を形成する。同様に、掻き出し部材T322は
それ自身の斜面、側壁T322a、円弧状羽T322
b、及び中心壁T322dによりトナー保持空間E2を
形成する。トナーボトルT30の回転時に、固形蓋T3
2は矢印Aで示すように回転して、トナーTは図8に示
すように、円弧状羽T322bにより掬い上げられトナ
ー保持空間E2に保持され搬送される。
【0036】掻き出し部材T321,T322により掻
き出されたトナーTの搬送スクリューT43への搬送作
用を説明する。
き出されたトナーTの搬送スクリューT43への搬送作
用を説明する。
【0037】図9は固形蓋T32が図6に示す状態から
90°回転した状態を示す。図6と図9から明らかなよ
うに、掻き出し部材T321,T322に対して搬送斜
面T323,T324は90°位相を違えて設けられて
いる。そして搬送斜面T323とT324は互いに逆向
きに傾斜している。
90°回転した状態を示す。図6と図9から明らかなよ
うに、掻き出し部材T321,T322に対して搬送斜
面T323,T324は90°位相を違えて設けられて
いる。そして搬送斜面T323とT324は互いに逆向
きに傾斜している。
【0038】トナーボトルT30の固形蓋T32を受け
入れる容器受け部材T44は画像形成装置本体に回転自
在に設けられており、歯車T47に固定されている。図
示しないモータによって、歯車T47を駆動することに
より容器受け部材T44及びトナーボトル30が矢印A
で示すように回転し、固形蓋T32も同様に回転する。
入れる容器受け部材T44は画像形成装置本体に回転自
在に設けられており、歯車T47に固定されている。図
示しないモータによって、歯車T47を駆動することに
より容器受け部材T44及びトナーボトル30が矢印A
で示すように回転し、固形蓋T32も同様に回転する。
【0039】この回転によって、掻き出し部材T321
の円弧状羽T321aにより掬い上げられ、保持空間E
1に保持されたトナーTは掻き出し部材T321が図4
に示すように、左下がりの斜面になる回転位置で、斜面
を落下して、搬送斜面T323上に落下する。同様に、
掻き出し部材T322により掻き出されたトナーTは搬
送斜面T324上に落下する。
の円弧状羽T321aにより掬い上げられ、保持空間E
1に保持されたトナーTは掻き出し部材T321が図4
に示すように、左下がりの斜面になる回転位置で、斜面
を落下して、搬送斜面T323上に落下する。同様に、
掻き出し部材T322により掻き出されたトナーTは搬
送斜面T324上に落下する。
【0040】搬送斜面T323は、掻き出し部材T32
1に対して、90°遅れた位相で図9に示すように、左
下がりの斜面となるように形成されており、掻き出し部
材T321から落下したトナーTを受けて、搬送スクリ
ューT43上に搬送する。搬送斜面T324も同様に、
掻き出し部材T322から落下したトナーTを受けて搬
送スクリューT43上に搬送する。
1に対して、90°遅れた位相で図9に示すように、左
下がりの斜面となるように形成されており、掻き出し部
材T321から落下したトナーTを受けて、搬送スクリ
ューT43上に搬送する。搬送斜面T324も同様に、
掻き出し部材T322から落下したトナーTを受けて搬
送スクリューT43上に搬送する。
【0041】以上説明したように、トナーTはトナーボ
トルT30から搬送スクリューT43に至る移動経路を
図4の矢印Bで示すように移動する。
トルT30から搬送スクリューT43に至る移動経路を
図4の矢印Bで示すように移動する。
【0042】搬送スクリューT43は図示しないモータ
により駆動される歯車T431により回転駆動されてト
ナーTを図4の左から右に向けて搬送し、現像器34へ
の補給部である開口T50に搬送する。現像器34に
は、例えば、現像剤の透磁率から現像剤のトナー濃度を
検出するトナー濃度検出装置が装備されており、このト
ナー濃度検出装置からの信号により、搬送スクリューT
43が回転してトナー補給が行われる。掻き出し部材T
321と掻き出し部材T322はその掻き出し能力に違
いがあるように構成される。
により駆動される歯車T431により回転駆動されてト
ナーTを図4の左から右に向けて搬送し、現像器34へ
の補給部である開口T50に搬送する。現像器34に
は、例えば、現像剤の透磁率から現像剤のトナー濃度を
検出するトナー濃度検出装置が装備されており、このト
ナー濃度検出装置からの信号により、搬送スクリューT
43が回転してトナー補給が行われる。掻き出し部材T
321と掻き出し部材T322はその掻き出し能力に違
いがあるように構成される。
【0043】図8に示すように、掻き出し部材T321
には、先端羽T321eが円弧状羽T321bの先端に
設けられている。これに対して、掻き出し部材T322
の円弧状羽T322bの先端には先端羽がない。掻き出
し部材T321と固形蓋T32の内周面間の間隔は、先
端羽T321eを設けることによって掻き出し部材T3
22と固形蓋T32の内周面間の間隔よりも狭く形成さ
れる。従って、掻き出し部材T321は掻き出し部材T
322よりも、トナーボトルT30内のトナー残量が少
なくなるまでトナーを掬い上げることができる。即ち掻
き出し部材T321と掻き出し部材T322にはその掻
き出し能力において差異があるように構成されている。
には、先端羽T321eが円弧状羽T321bの先端に
設けられている。これに対して、掻き出し部材T322
の円弧状羽T322bの先端には先端羽がない。掻き出
し部材T321と固形蓋T32の内周面間の間隔は、先
端羽T321eを設けることによって掻き出し部材T3
22と固形蓋T32の内周面間の間隔よりも狭く形成さ
れる。従って、掻き出し部材T321は掻き出し部材T
322よりも、トナーボトルT30内のトナー残量が少
なくなるまでトナーを掬い上げることができる。即ち掻
き出し部材T321と掻き出し部材T322にはその掻
き出し能力において差異があるように構成されている。
【0044】このような掻き出し部材T321とT32
2の構成によって、トナーボトルT30内のトナー残量
が少なくなると、搬送量或いは搬送割合が急激に低下す
るのではなく、緩やかに減少する。
2の構成によって、トナーボトルT30内のトナー残量
が少なくなると、搬送量或いは搬送割合が急激に低下す
るのではなく、緩やかに減少する。
【0045】トナーホッパT40の側壁にはトナー検知
手段としてのトナーセンサZが設けられる。トナーセン
サZはピエゾ素子L(図10に示す)を有し、ピエゾ素
子LはトナーホッパT40内にあるトナーに接触してい
る。
手段としてのトナーセンサZが設けられる。トナーセン
サZはピエゾ素子L(図10に示す)を有し、ピエゾ素
子LはトナーホッパT40内にあるトナーに接触してい
る。
【0046】図10はトナーセンサZの回路構成を示
す。発信回路Kからは一定周波数の信号が出力される
が、検出回路Mで検出される信号はピエゾ素子Lの振動
特性により左右される。トナーTの残量が少なく、その
レベルがトナーセンサZに達していないときには、ピエ
ゾ素子Lはトナーに接触しておらず、検出回路Mは一定
の発振信号を検出するが、トナーのレベルがトナーセン
サZに達しているときには、ピエゾ素子Lはトナーに接
触しており、ピエゾ素子Lの振動特性が変化して検出回
路Mは前記一定の発振信号を検出しない。整形回路Nは
検出回路Mの出力を整形して、トナーが有る場合には、
図11に示す「トナー有り」信号Rを出し、トナーが無
い場合には、信号Rを出力しない。
す。発信回路Kからは一定周波数の信号が出力される
が、検出回路Mで検出される信号はピエゾ素子Lの振動
特性により左右される。トナーTの残量が少なく、その
レベルがトナーセンサZに達していないときには、ピエ
ゾ素子Lはトナーに接触しておらず、検出回路Mは一定
の発振信号を検出するが、トナーのレベルがトナーセン
サZに達しているときには、ピエゾ素子Lはトナーに接
触しており、ピエゾ素子Lの振動特性が変化して検出回
路Mは前記一定の発振信号を検出しない。整形回路Nは
検出回路Mの出力を整形して、トナーが有る場合には、
図11に示す「トナー有り」信号Rを出し、トナーが無
い場合には、信号Rを出力しない。
【0047】図11は整形回路Nの出力信号の図であ
り、横軸は時間、縦軸には該出力信号レベルと電源電圧
を示してある。
り、横軸は時間、縦軸には該出力信号レベルと電源電圧
を示してある。
【0048】図11のイはトナーセンサZの駆動電源電
圧を、ロはトナーセンサZが正常な場合のトナーセンサ
Z(具体的には整形回路N)の出力を、ハはトナーセン
サZが異常な場合のトナーセンサZ(具体的には整形回
路N)の出力をそれぞれ示す。
圧を、ロはトナーセンサZが正常な場合のトナーセンサ
Z(具体的には整形回路N)の出力を、ハはトナーセン
サZが異常な場合のトナーセンサZ(具体的には整形回
路N)の出力をそれぞれ示す。
【0049】トナーセンサZの駆動電源は例えば5Vが
使用され、トナーセンサZからは「トナー有り」の場合
にハイレベル(5V)、「トナー無し」の場合にローレ
ベル(0V)が出力される。
使用され、トナーセンサZからは「トナー有り」の場合
にハイレベル(5V)、「トナー無し」の場合にローレ
ベル(0V)が出力される。
【0050】ピエゾ素子によるトナー検知においては発
振回路Kによってピエゾ素子に振動を与え、トナーの有
無に応じて該振動が変化する。この振動変化を検出回路
Mによりに検出するものである。ところで、図10の回
路はその電源がオンされると、ピエゾが正常な振動に達
するまでに時間がかかるために、一定時間である過渡期
間においては「トナー有り」の信号Rと同等な信号Qが
出力される特性がある。信号Qはトナー検知手段を構成
する回路に特有の所定の信号であり図10に示す回路に
おいては前記のように「トナー有り」と同等な信号であ
る。
振回路Kによってピエゾ素子に振動を与え、トナーの有
無に応じて該振動が変化する。この振動変化を検出回路
Mによりに検出するものである。ところで、図10の回
路はその電源がオンされると、ピエゾが正常な振動に達
するまでに時間がかかるために、一定時間である過渡期
間においては「トナー有り」の信号Rと同等な信号Qが
出力される特性がある。信号Qはトナー検知手段を構成
する回路に特有の所定の信号であり図10に示す回路に
おいては前記のように「トナー有り」と同等な信号であ
る。
【0051】このように駆動電源がオンになり、トナー
センサZの動作が立ち上がった(開始)時には、ピエゾ
の特性から図11に示すように駆動電源がオンした時点
から一定の期間P(例えば1〜2秒間)は必ず所定の信
号Qを出力する。
センサZの動作が立ち上がった(開始)時には、ピエゾ
の特性から図11に示すように駆動電源がオンした時点
から一定の期間P(例えば1〜2秒間)は必ず所定の信
号Qを出力する。
【0052】トナー検知に際しては、駆動電源がオンし
た時点から一定の期間Pを経過した後の作動期間におい
て、トナーセンサZの出力をサンプリングし、トナーの
有無を検知する。本実施の形態においては、前記一定の
期間Pにおいて出力される信号QをトナーセンサZの異
常検知に用いている。即ち、制御手段CPUが期間P中
にトナーセンサZから出力される信号Qを監視し、もし
信号Qが出力されず、図11のハに示すようにローレベ
ルの信号が出力された場合には、制御手段CPUはトナ
ーセンサZが異常であると判断する。そして、画像形成
を停止するなどとともに、異常を警告表示する。即ち前
記のように駆動電源がオンになる毎に、トナーセンサー
Zの異常を検知するのが本発明の実施の形態の基本であ
る。前記駆動電源をオンする時は画像形成装置の動作時
でノイズなどを生じ易く、このノイズによって一時的に
トナーセンサZが誤動作する場合もある。異常検知の信
頼度を上げるために、制御手段CPUは図11のイに示
すように電源のオンを数回繰り返して、信号Qの監視を
数回を行い、該数回の監視で信号Qが検出されない場合
には、トナーセンサZが異常であると判定する。
た時点から一定の期間Pを経過した後の作動期間におい
て、トナーセンサZの出力をサンプリングし、トナーの
有無を検知する。本実施の形態においては、前記一定の
期間Pにおいて出力される信号QをトナーセンサZの異
常検知に用いている。即ち、制御手段CPUが期間P中
にトナーセンサZから出力される信号Qを監視し、もし
信号Qが出力されず、図11のハに示すようにローレベ
ルの信号が出力された場合には、制御手段CPUはトナ
ーセンサZが異常であると判断する。そして、画像形成
を停止するなどとともに、異常を警告表示する。即ち前
記のように駆動電源がオンになる毎に、トナーセンサー
Zの異常を検知するのが本発明の実施の形態の基本であ
る。前記駆動電源をオンする時は画像形成装置の動作時
でノイズなどを生じ易く、このノイズによって一時的に
トナーセンサZが誤動作する場合もある。異常検知の信
頼度を上げるために、制御手段CPUは図11のイに示
すように電源のオンを数回繰り返して、信号Qの監視を
数回を行い、該数回の監視で信号Qが検出されない場合
には、トナーセンサZが異常であると判定する。
【0053】画像形成装置において、トナーセンサZの
電源は次のように制御される。
電源は次のように制御される。
【0054】画像形成装置のメイン電源の投入時にトナ
ーセンサZの電源をオンして、トナーセンサZが作動
し、現像器34内の現像剤のトナー濃度及びトナーホッ
パT40内のトナー量を整える。その後、トナーセンサ
Zの電源はオフされるが、画像形成の開始時に、該電源
はオンされて、現像器34内の現像剤の濃度とトナーセ
ンサZの出力に基づいて画像形成により消費されたトナ
ーの補給が行われる。画像形成の終了時に、前記電源は
オフされる。また、トナーボトルT30の交換時にトナ
ーセンサZの電源はオンされる。
ーセンサZの電源をオンして、トナーセンサZが作動
し、現像器34内の現像剤のトナー濃度及びトナーホッ
パT40内のトナー量を整える。その後、トナーセンサ
Zの電源はオフされるが、画像形成の開始時に、該電源
はオンされて、現像器34内の現像剤の濃度とトナーセ
ンサZの出力に基づいて画像形成により消費されたトナ
ーの補給が行われる。画像形成の終了時に、前記電源は
オフされる。また、トナーボトルT30の交換時にトナ
ーセンサZの電源はオンされる。
【0055】トナーセンサZの電源のオン/オフ制御の
他の態様としては、画像形成装置のメイン電源がオンさ
れている期間中は常にオンにしておく方法もある。
他の態様としては、画像形成装置のメイン電源がオンさ
れている期間中は常にオンにしておく方法もある。
【0056】前記のようなトナーセンサZをオンしたと
きに、その都度前記したトナーセンサZの異常の検知が
行われる。
きに、その都度前記したトナーセンサZの異常の検知が
行われる。
【0057】以上説明した実施の形態はトナーボトルT
30を画像形成装置に装着し、現像器34におけるトナ
ーの消費に対応して、トナーボトルT30からトナーを
補給する補給方式のトナー補給手段の例であるが、本発
明はこのようなトナー補給手段のみでなく、画像形成装
置にトナー貯留部を設けて、該貯留部にトナーボトルに
より外部からトナーを一時に投入し、現像器34におけ
るトナーの消費に対応して前記トナー貯留部からトナー
を補給する方式のトナー補給手段に適用することができ
ることは勿論である。
30を画像形成装置に装着し、現像器34におけるトナ
ーの消費に対応して、トナーボトルT30からトナーを
補給する補給方式のトナー補給手段の例であるが、本発
明はこのようなトナー補給手段のみでなく、画像形成装
置にトナー貯留部を設けて、該貯留部にトナーボトルに
より外部からトナーを一時に投入し、現像器34におけ
るトナーの消費に対応して前記トナー貯留部からトナー
を補給する方式のトナー補給手段に適用することができ
ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】請求項1又は請求項4の発明により、ト
ナー検知手段の異常を確実に検知することができ、トナ
ー検知手段の異常によるトナーの溢出及び溢出による画
像形成装置内の機内汚れを防止することができる。
ナー検知手段の異常を確実に検知することができ、トナ
ー検知手段の異常によるトナーの溢出及び溢出による画
像形成装置内の機内汚れを防止することができる。
【0059】請求項2又は請求項5の発明により、極め
て高い確度でトナー検知手段の異常を検知することがで
きる。
て高い確度でトナー検知手段の異常を検知することがで
きる。
【0060】請求項3又は請求項6の発明により、トナ
ー貯留部におけるトナーの有り/無しを確実に検知する
ことができる。
ー貯留部におけるトナーの有り/無しを確実に検知する
ことができる。
【図1】画像形成装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるトナー補給手段の
概略を示す図である。
概略を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるトナーボトルの斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるトナー補給手段の
正面図である。
正面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるトナーの移動経路
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるトナーボトルの固
形蓋の正面図である。
形蓋の正面図である。
【図7】本発明の実施の形態における固形蓋の右側面図
である。
である。
【図8】図6におけるイ−イ線に沿った断面図である。
【図9】図6の固形蓋が90度回転した状態を示す図で
ある。
ある。
【図10】本発明の実施の形態におけるトナー補給手段
の回路図である。
の回路図である。
【図11】本発明の実施の形態におけるトナー検知手段
の電源の出力及びトナーセンサの出力の波形を示す図で
ある。
の電源の出力及びトナーセンサの出力の波形を示す図で
ある。
L ピエゾ素子 T10 トナー補給手段 T30 トナーボトル T40 トナーホッパ Z トナーセンサ
Claims (6)
- 【請求項1】 トナー補給手段に設けたトナー貯留部内
のトナーの有無を検知し、電源投入時からトナーの有無
を検知する作動期間に移行する過渡期間において所定の
信号を出力し、前記作動期間において、「トナー有り」
の信号と「トナー無し」の信号を出力するトナー検知手
段及び、 前記過渡期間において、前記所定の信号が出力されない
場合に前記トナー検知手段が異常であると判断する制御
手段、 を有することを特徴とするトナー検知装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記所定の信号の有無
を監視する異常監視を複数回行うことを特徴とする請求
項1に記載のトナー検知装置。 - 【請求項3】 前記トナー検知手段がピエゾ素子を有
し、該ピエゾ素子の振動特性に基づいてトナーの有り/
無しを検知することを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載のトナー検知装置。 - 【請求項4】 トナー貯留部を有するトナー補給手段、 静電潜像を担持する像担持体、 前記トナー補給手段から供給されたトナーを用いて前記
像担持体上の静電潜像を現像する現像手段、 前記貯留部内のトナーの有無を検知し、電源投入時から
トナーの有無を検知する作動期間に移行する過渡期間に
おいて所定の信号を出力し、前記作動期間において、
「トナー有り」の信号と「トナー無し」の信号を出力す
るトナー検知手段及び、 前記過渡期間において、前記所定の信号が出力されない
場合に前記トナー検知手段が異常であると判断する制御
手段、 を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記所定の信号の有無
を監視する異常監視を複数回行うことを特徴とする請求
項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記トナー検知手段がピエゾ素子を有
し、該ピエゾ素子の振動特性に基づいてトナーの有り/
無しを検知することを特徴とする請求項4又は請求項5
に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24551699A JP2001066870A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | トナー検知装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24551699A JP2001066870A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | トナー検知装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066870A true JP2001066870A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17134854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24551699A Pending JP2001066870A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | トナー検知装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001066870A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015045815A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | コニカミノルタ株式会社 | 現像剤収容容器 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24551699A patent/JP2001066870A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015045815A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | コニカミノルタ株式会社 | 現像剤収容容器 |
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