JP2001065723A - 調圧弁 - Google Patents
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- JP2001065723A JP2001065723A JP24405899A JP24405899A JP2001065723A JP 2001065723 A JP2001065723 A JP 2001065723A JP 24405899 A JP24405899 A JP 24405899A JP 24405899 A JP24405899 A JP 24405899A JP 2001065723 A JP2001065723 A JP 2001065723A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 abstract 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- LFYJSSARVMHQJB-QIXNEVBVSA-N bakuchiol Chemical compound CC(C)=CCC[C@@](C)(C=C)\C=C\C1=CC=C(O)C=C1 LFYJSSARVMHQJB-QIXNEVBVSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Safety Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作部の組立・分解作業が簡単に行える調圧
弁を提供する。 【解決手段】 球体31をコイルバネ29上に載置す
る。この際、上方から球体31を押す必要はない。テー
パ部37の傾斜面の角度を好適に設定すれば、操作部1
9の螺進操作に連れて、テーパ部37が球体31をコイ
ルバネ29に抗して少しずつ押し込むように作用する。
このため、組立て時に誤って球体31が飛び出すことが
ない。
弁を提供する。 【解決手段】 球体31をコイルバネ29上に載置す
る。この際、上方から球体31を押す必要はない。テー
パ部37の傾斜面の角度を好適に設定すれば、操作部1
9の螺進操作に連れて、テーパ部37が球体31をコイ
ルバネ29に抗して少しずつ押し込むように作用する。
このため、組立て時に誤って球体31が飛び出すことが
ない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調圧弁に係わり、特
に操作部の組立・分解作業が簡単に行える調圧弁に関す
る。
に操作部の組立・分解作業が簡単に行える調圧弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の調圧弁の横断面図を示す。
また、図7には図6中のA−A矢視断面図を示す。図6
において、ボディ1の下方には流入口3が配設され、図
示しないポンプより高圧の使用液(例えば水)が流入す
るようになっている。また、ボディ1の左方には流出口
5が配設されている。
また、図7には図6中のA−A矢視断面図を示す。図6
において、ボディ1の下方には流入口3が配設され、図
示しないポンプより高圧の使用液(例えば水)が流入す
るようになっている。また、ボディ1の左方には流出口
5が配設されている。
【0003】ボディ1内部には、ピストン摺動室10が
形成されている。このピストン摺動室10の左方内壁に
は、シリンダ7が埋設され、このシリンダ7の左端には
弁座9が配設されている。この弁座9には、弁体11が
着座可能なようになっている。弁体11の右方周囲に
は、円盤13が固定されており、この円盤13の周囲
は、シリンダ7の内壁を摺動自在になっている。
形成されている。このピストン摺動室10の左方内壁に
は、シリンダ7が埋設され、このシリンダ7の左端には
弁座9が配設されている。この弁座9には、弁体11が
着座可能なようになっている。弁体11の右方周囲に
は、円盤13が固定されており、この円盤13の周囲
は、シリンダ7の内壁を摺動自在になっている。
【0004】コイルバネ15は、ピストン摺動室10に
内蔵され、その一端が円盤13を押圧している。コイル
バネ15の他端は、バネ受け17で保持され、このバネ
受け17は、操作部19の中心にねじ込まれたボルト2
1の左端に固定されている。コイルバネ15、バネ受け
17は、ボディ1の右端に螺着されたバネ筒22内に収
納されている。
内蔵され、その一端が円盤13を押圧している。コイル
バネ15の他端は、バネ受け17で保持され、このバネ
受け17は、操作部19の中心にねじ込まれたボルト2
1の左端に固定されている。コイルバネ15、バネ受け
17は、ボディ1の右端に螺着されたバネ筒22内に収
納されている。
【0005】そして、このバネ筒22右端外周には、雄
ねじ23が螺刻されている。そして、操作部19内部に
は、この雄ねじ23に螺合するように雌ねじ25が螺刻
されている。この螺合により、操作部19はバネ筒22
に対し螺進退操作可能なようになっている。
ねじ23が螺刻されている。そして、操作部19内部に
は、この雄ねじ23に螺合するように雌ねじ25が螺刻
されている。この螺合により、操作部19はバネ筒22
に対し螺進退操作可能なようになっている。
【0006】また、ボディ1上部には、隆起部27が形
成され、この隆起部27の内部にはコイルバネ29が内
装されている。コイルバネ29の上端には球体31が載
置され、球体31の上部は、操作部19の内側に配設さ
れた溝33と係合するようになっている。溝33はその
断面が部分円形状であり、操作部19の周方向に向けて
複数本併設されている。
成され、この隆起部27の内部にはコイルバネ29が内
装されている。コイルバネ29の上端には球体31が載
置され、球体31の上部は、操作部19の内側に配設さ
れた溝33と係合するようになっている。溝33はその
断面が部分円形状であり、操作部19の周方向に向けて
複数本併設されている。
【0007】所望の位置に操作部19を回転させること
で、コイルバネ15は収縮され、所定の付勢力で弁体1
1は弁座9に対し押圧される。流入口3から流入された
使用液の圧力がコイルバネ15の付勢力より大きくなっ
た場合には、弁体11は弁座9に対し開かれ、流路が確
保される。従って、使用液の圧力は設定圧力に維持され
る。
で、コイルバネ15は収縮され、所定の付勢力で弁体1
1は弁座9に対し押圧される。流入口3から流入された
使用液の圧力がコイルバネ15の付勢力より大きくなっ
た場合には、弁体11は弁座9に対し開かれ、流路が確
保される。従って、使用液の圧力は設定圧力に維持され
る。
【0008】操作部19の回動に伴い、球体31は溝3
3に係合されるため、操作部19の螺進退操作は段階的
に仮止めされる。かかる調圧弁を組立てるに際しては、
操作部19の雌ねじ25をバネ筒22の雄ねじ23に螺
合させつつ回転していく。このとき、図8に示すように
指等で球体31をコイルバネ29に抗しつつ、強く押さ
えながら操作部19を回転させる必要がある。
3に係合されるため、操作部19の螺進退操作は段階的
に仮止めされる。かかる調圧弁を組立てるに際しては、
操作部19の雌ねじ25をバネ筒22の雄ねじ23に螺
合させつつ回転していく。このとき、図8に示すように
指等で球体31をコイルバネ29に抗しつつ、強く押さ
えながら操作部19を回転させる必要がある。
【0009】そして、球体31がバネ筒22内部に完全
に入り、球体31が溝33と係合するまで操作部19を
回転させ組立てる。一方、これとは逆に分解する場合に
は、球体31が飛び出さないように操作部19の端面部
35に指を添え、球体31を抑えながら操作部19を組
立て時とは逆方向に回転させ外す。
に入り、球体31が溝33と係合するまで操作部19を
回転させ組立てる。一方、これとは逆に分解する場合に
は、球体31が飛び出さないように操作部19の端面部
35に指を添え、球体31を抑えながら操作部19を組
立て時とは逆方向に回転させ外す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の調圧
弁では、組立てる際に球体31を押す必要があるので作
業者に負担がかかる。また、しっかり押していないと操
作部19を組む際に、球体31が飛び出し、落下した場
合にはこれを探す作業が生じたり、場合によっては球体
31を紛失するおそれがあった。
弁では、組立てる際に球体31を押す必要があるので作
業者に負担がかかる。また、しっかり押していないと操
作部19を組む際に、球体31が飛び出し、落下した場
合にはこれを探す作業が生じたり、場合によっては球体
31を紛失するおそれがあった。
【0011】また、同様に分解する時も、この構造を知
った上で、球体31を抑えつつ分解作業を行わないと紛
失するおそれがあった。本発明はこのような従来の課題
に鑑みてなされたもので、操作部の組立・分解作業が簡
単に行える調圧弁を提供することを目的とする。
った上で、球体31を抑えつつ分解作業を行わないと紛
失するおそれがあった。本発明はこのような従来の課題
に鑑みてなされたもので、操作部の組立・分解作業が簡
単に行える調圧弁を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため本発明(請求項
1)は、使用液の圧力が設定圧力値以上のとき流路を開
く弁体(11)と、該弁体(11)を前記設定圧力値で
付勢する第1の弾性手段(15)と、該第1の弾性手段
(15)及び前記弁体(11)を収納する弁収納本体
(1、22)と、該弁収納本体(1、22)の一端に螺
合され、螺進退操作されることで前記第1の弾性手段
(15)による前記設定圧力値を調整し、内壁端部(3
5)に螺進操作方向に向けて拡開された所定の傾斜面
(37、47)を有し、かつ内壁周囲に少なくとも一つ
の溝(33)の形成された操作手段(19)と、該溝
(33)に対し係合されることで前記操作手段(19)
の螺進退操作を段階的に仮止めする係合体(31)と、
該係合体(31)を前記操作手段(19)の内壁に向け
て付勢する前記弁収納本体(1、22)の周囲所定部に
配設された第2の弾性手段(29)とを備えて構成し
た。
1)は、使用液の圧力が設定圧力値以上のとき流路を開
く弁体(11)と、該弁体(11)を前記設定圧力値で
付勢する第1の弾性手段(15)と、該第1の弾性手段
(15)及び前記弁体(11)を収納する弁収納本体
(1、22)と、該弁収納本体(1、22)の一端に螺
合され、螺進退操作されることで前記第1の弾性手段
(15)による前記設定圧力値を調整し、内壁端部(3
5)に螺進操作方向に向けて拡開された所定の傾斜面
(37、47)を有し、かつ内壁周囲に少なくとも一つ
の溝(33)の形成された操作手段(19)と、該溝
(33)に対し係合されることで前記操作手段(19)
の螺進退操作を段階的に仮止めする係合体(31)と、
該係合体(31)を前記操作手段(19)の内壁に向け
て付勢する前記弁収納本体(1、22)の周囲所定部に
配設された第2の弾性手段(29)とを備えて構成し
た。
【0013】弾性手段(15)は弁体(11)を設定圧
力値で付勢している。この設定圧力値は、操作手段(1
9)を螺進退操作することで調整可能である。操作手段
(19)は、内壁端部(35)に螺進操作方向に向けて
拡開された所定の傾斜面(37、47)を有する。そし
て、この内壁周囲に少なくとも一つの溝(33)が形成
されている。
力値で付勢している。この設定圧力値は、操作手段(1
9)を螺進退操作することで調整可能である。操作手段
(19)は、内壁端部(35)に螺進操作方向に向けて
拡開された所定の傾斜面(37、47)を有する。そし
て、この内壁周囲に少なくとも一つの溝(33)が形成
されている。
【0014】係合体(31)は、この溝(33)に対し
係合されることで、操作手段(19)の螺進退操作を段
階的に仮止めする。第2の弾性手段(29)は、弁収納
本体(1、22)の周囲所定部に配設されており、係合
体(31)を操作手段(19)の内壁に向けて付勢す
る。
係合されることで、操作手段(19)の螺進退操作を段
階的に仮止めする。第2の弾性手段(29)は、弁収納
本体(1、22)の周囲所定部に配設されており、係合
体(31)を操作手段(19)の内壁に向けて付勢す
る。
【0015】操作手段(19)の傾斜面(37、47)
は、操作手段(19)の螺進操作方向に向けて拡開され
ているため、操作手段(19)を弁収納本体(1、2
2)に組立てする際に係合体(31)を押すことなく組
立てができる。即ち、この組立ての際には、操作手段
(19)の螺進操作に連れて、操作手段(19)の傾斜
面(37、47)が係合体(31)を第2の弾性手段
(29)に抗して少しずつ押し込むように作用する。こ
のため、組立て時に誤って係合体(31)が飛び出すこ
とがない。
は、操作手段(19)の螺進操作方向に向けて拡開され
ているため、操作手段(19)を弁収納本体(1、2
2)に組立てする際に係合体(31)を押すことなく組
立てができる。即ち、この組立ての際には、操作手段
(19)の螺進操作に連れて、操作手段(19)の傾斜
面(37、47)が係合体(31)を第2の弾性手段
(29)に抗して少しずつ押し込むように作用する。こ
のため、組立て時に誤って係合体(31)が飛び出すこ
とがない。
【0016】また、操作手段(19)の分解時には、操
作手段(19)の螺退操作に連れて、係合体(31)は
操作手段(19)の傾斜面(37、47)に当接されつ
つ、傾斜面(37、47)の傾斜角及び第2の弾性手段
(29)の抗力により少しずつ開放されていくため、係
合体(31)が飛び出すことはない。以上により、操作
手段(19)の組立て及び分解作業が楽に行える。
作手段(19)の螺退操作に連れて、係合体(31)は
操作手段(19)の傾斜面(37、47)に当接されつ
つ、傾斜面(37、47)の傾斜角及び第2の弾性手段
(29)の抗力により少しずつ開放されていくため、係
合体(31)が飛び出すことはない。以上により、操作
手段(19)の組立て及び分解作業が楽に行える。
【0017】また、傾斜面(37、47)は、操作手段
(19)の螺進操作方向に向けて拡開されていれば形状
は問わないが、本発明(請求項2)は、前記傾斜面(3
7、47)は、前記操作手段(19)の内壁端部(3
5)の全周若しくは一部にテーパ加工が施されたことを
特徴とする。
(19)の螺進操作方向に向けて拡開されていれば形状
は問わないが、本発明(請求項2)は、前記傾斜面(3
7、47)は、前記操作手段(19)の内壁端部(3
5)の全周若しくは一部にテーパ加工が施されたことを
特徴とする。
【0018】テーパ加工を施すことで、操作手段(1
9)に対する傾斜面(37、47)の加工は楽に行え
る。このテーパ加工は、内壁端部(35)の全周に渡っ
て傾斜面(37)を形成するようにしてもよいが、係合
体(31)が押し込まれるのに必要な一部にのみ傾斜面
(47)を施すようにしてもよい。
9)に対する傾斜面(37、47)の加工は楽に行え
る。このテーパ加工は、内壁端部(35)の全周に渡っ
て傾斜面(37)を形成するようにしてもよいが、係合
体(31)が押し込まれるのに必要な一部にのみ傾斜面
(47)を施すようにしてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明の実施形態の横断面図を図1
に示す。また、図2には図1中のB−B矢視断面図を示
す。尚、図6と同一要素のものについては同一符号を付
して説明は省略する。
基づいて説明する。本発明の実施形態の横断面図を図1
に示す。また、図2には図1中のB−B矢視断面図を示
す。尚、図6と同一要素のものについては同一符号を付
して説明は省略する。
【0020】図1及び図2において、操作部19の左端
内周には、バネ筒22の左端に向けて拡開されたテーパ
部37が形成されている。かかる構成において、操作部
19をバネ筒22に組立てる方法を図3及び図4に従い
説明する。
内周には、バネ筒22の左端に向けて拡開されたテーパ
部37が形成されている。かかる構成において、操作部
19をバネ筒22に組立てる方法を図3及び図4に従い
説明する。
【0021】図3において、球体31をコイルバネ29
上に載置する。この際、上方から球体31を押す必要は
ない。但し、心持ち押すようにすることも可能である。
図4は、操作部19に形成されたテーパ部37が、球体
31に接触したときの様子を示す。
上に載置する。この際、上方から球体31を押す必要は
ない。但し、心持ち押すようにすることも可能である。
図4は、操作部19に形成されたテーパ部37が、球体
31に接触したときの様子を示す。
【0022】テーパ部37の傾斜面の角度を好適に設定
すれば、操作部19の螺進操作に連れて、テーパ部37
が球体31をコイルバネ29に抗して少しずつ押し込む
ように作用する。この状態で、操作部19をバネ筒22
に対し、球体31が溝33に係合するまで螺進操作して
いく。このため、組立て時に誤って球体31が飛び出す
ことがない。
すれば、操作部19の螺進操作に連れて、テーパ部37
が球体31をコイルバネ29に抗して少しずつ押し込む
ように作用する。この状態で、操作部19をバネ筒22
に対し、球体31が溝33に係合するまで螺進操作して
いく。このため、組立て時に誤って球体31が飛び出す
ことがない。
【0023】また、操作部19をバネ筒22より分解す
る際には、操作部19の螺退操作に連れて、球体31は
テーパ部37の傾斜面に当接されつつ、傾斜面の傾斜角
及びコイルバネ29の抗力により少しずつ開放されてい
くため、球体31が飛び出すことはない。球体31をコ
イルバネ29上から取り外した後、操作部19をバネ筒
22より外す。
る際には、操作部19の螺退操作に連れて、球体31は
テーパ部37の傾斜面に当接されつつ、傾斜面の傾斜角
及びコイルバネ29の抗力により少しずつ開放されてい
くため、球体31が飛び出すことはない。球体31をコ
イルバネ29上から取り外した後、操作部19をバネ筒
22より外す。
【0024】以上により、操作部19のバネ筒22への
組立て及び分解作業が楽に行える。なお、本発明の実施
形態では、テーパ部37を操作部19の内壁端部の全周
に渡り形成したが、図5に示すように、操作部19の回
転に連れて、球体31が隆起部27内に押し込まれるの
に必要な一部にのみテーパ部47を形成してもよい。
組立て及び分解作業が楽に行える。なお、本発明の実施
形態では、テーパ部37を操作部19の内壁端部の全周
に渡り形成したが、図5に示すように、操作部19の回
転に連れて、球体31が隆起部27内に押し込まれるの
に必要な一部にのみテーパ部47を形成してもよい。
【0025】また、本発明の実施形態では、球体31を
コイルバネ29に載置して構成したが、球体31を板バ
ネの一端に固定し、この板バネの他端をバネ筒22に固
定して構成することも可能である(図示略)。この場合
でも、板バネは球体31を操作部19の内壁に向けて付
勢するので、同様の効果を得ることが出来る。
コイルバネ29に載置して構成したが、球体31を板バ
ネの一端に固定し、この板バネの他端をバネ筒22に固
定して構成することも可能である(図示略)。この場合
でも、板バネは球体31を操作部19の内壁に向けて付
勢するので、同様の効果を得ることが出来る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作手段(19)の内壁端部(35)に螺進操作方向に向
けて拡開された所定の傾斜面(37、47)を有するよ
うに構成したので、操作手段(19)の組立て時に誤っ
て係合体(31)が飛び出すことがない。また、操作手
段(19)の分解時にも係合体(31)が飛び出すこと
はない。従って、操作手段(19)の組立て及び分解作
業が楽に行える。
作手段(19)の内壁端部(35)に螺進操作方向に向
けて拡開された所定の傾斜面(37、47)を有するよ
うに構成したので、操作手段(19)の組立て時に誤っ
て係合体(31)が飛び出すことがない。また、操作手
段(19)の分解時にも係合体(31)が飛び出すこと
はない。従って、操作手段(19)の組立て及び分解作
業が楽に行える。
【図1】 本発明の実施形態の横断面図
【図2】 図1中のB−B矢視断面図
【図3】 操作部をバネ筒に組立てる方法を示す図
【図4】 操作部をバネ筒に組立てる方法を示す図
【図5】 テーパ部を操作部内壁端部の一部にのみ形成
したときの様子を示す図
したときの様子を示す図
【図6】 従来の調圧弁の横断面図
【図7】 図6中のA−A矢視断面図
【図8】 操作部をバネ筒に組立てる方法を示す図
1 ボディ 11 弁体 15 コイルバネ 19 操作部 22 バネ筒 27 隆起部 29 コイルバネ 31 球体 33 溝 35 端面部 37、47 テーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 克彦 千葉県東金市小沼田1554−3 株式会社丸 山製作所千葉工場内 (72)発明者 新木 良幸 千葉県東金市小沼田1554−3 株式会社丸 山製作所千葉工場内 (72)発明者 山口 正材 千葉県東金市小沼田1554−3 株式会社丸 山製作所千葉工場内 Fターム(参考) 3H059 AA06 BB05 BB30 CD05 CE01 CF14 EE01 3H066 AA01 BA18
Claims (2)
- 【請求項1】 使用液の圧力が設定圧力値以上のとき流
路を開く弁体(11)と、該弁体(11)を前記設定圧
力値で付勢する第1の弾性手段(15)と、該第1の弾
性手段(15)及び前記弁体(11)を収納する弁収納
本体(1、22)と、該弁収納本体(1、22)の一端
に螺合され、螺進退操作されることで前記第1の弾性手
段(15)による前記設定圧力値を調整し、内壁端部
(35)に螺進操作方向に向けて拡開された所定の傾斜
面(37、47)を有し、かつ内壁周囲に少なくとも一
つの溝(33)の形成された操作手段(19)と、該溝
(33)に対し係合されることで前記操作手段(19)
の螺進退操作を段階的に仮止めする係合体(31)と、
該係合体(31)を前記操作手段(19)の内壁に向け
て付勢する前記弁収納本体(1、22)の周囲所定部に
配設された第2の弾性手段(29)とを備えたことを特
徴とする調圧弁。 - 【請求項2】 前記傾斜面(37、47)は、前記操作
手段(19)の内壁端部(35)の全周若しくは一部に
テーパ加工が施されたことを特徴とする請求項1記載の
調圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24405899A JP2001065723A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 調圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24405899A JP2001065723A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 調圧弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001065723A true JP2001065723A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17113111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24405899A Pending JP2001065723A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 調圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001065723A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005291271A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Surpass Kogyo Kk | 安全弁装置 |
KR101086199B1 (ko) | 2009-02-17 | 2011-11-25 | 윤승찬 | 슬라이드 락킹방식을 이용한 가스압력조정기의 조절손잡이 회전방지구조 |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24405899A patent/JP2001065723A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005291271A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Surpass Kogyo Kk | 安全弁装置 |
KR101086199B1 (ko) | 2009-02-17 | 2011-11-25 | 윤승찬 | 슬라이드 락킹방식을 이용한 가스압력조정기의 조절손잡이 회전방지구조 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |