JP2001061563A - テーブル - Google Patents
テーブルInfo
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- JP2001061563A JP2001061563A JP24580599A JP24580599A JP2001061563A JP 2001061563 A JP2001061563 A JP 2001061563A JP 24580599 A JP24580599 A JP 24580599A JP 24580599 A JP24580599 A JP 24580599A JP 2001061563 A JP2001061563 A JP 2001061563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting
- top plate
- mounting
- panel
- luminaire
- Prior art date
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Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】使用度やその使用態様に合わせた無駄のない効
率的な全体照明を行え、しかも実際のオフィス等での使
用形態に即したテーブルを提供する。 【解決手段】少なくとも対向する2辺1a、1bを使用
端としそれら2辺から略等距離に位置する部位に共有領
域2を設定した天板1と、この天板1の略全面を照明し
得る照明器具4を前記共有領域2の上方に保持する照明
支持手段5とを具備させた。
率的な全体照明を行え、しかも実際のオフィス等での使
用形態に即したテーブルを提供する。 【解決手段】少なくとも対向する2辺1a、1bを使用
端としそれら2辺から略等距離に位置する部位に共有領
域2を設定した天板1と、この天板1の略全面を照明し
得る照明器具4を前記共有領域2の上方に保持する照明
支持手段5とを具備させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等におい
て好適に使用される照明機能を備えたテーブルに関する
ものである。
て好適に使用される照明機能を備えたテーブルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオフィス等においては、少なくと
も天板を含む周囲全体を明るくする全体照明と手元を照
らす個別照明との2つを用いるのが一般的である。これ
は、全体照明だけでは手元に十分な光量が確保されない
場合があり、また個別照明だけでは周囲との光量ギャッ
プが大きすぎて目に負担を与える等の問題が生じるから
である。一方、従来から、オフィス等においては、対を
なす机を対面配置したり、あるいは対向する2辺を使用
端とする一枚の天板を有するような机を用いたりして、
使用者が対面着座するような執務エリアを形成するワー
クスタイルが広く普及している。
も天板を含む周囲全体を明るくする全体照明と手元を照
らす個別照明との2つを用いるのが一般的である。これ
は、全体照明だけでは手元に十分な光量が確保されない
場合があり、また個別照明だけでは周囲との光量ギャッ
プが大きすぎて目に負担を与える等の問題が生じるから
である。一方、従来から、オフィス等においては、対を
なす机を対面配置したり、あるいは対向する2辺を使用
端とする一枚の天板を有するような机を用いたりして、
使用者が対面着座するような執務エリアを形成するワー
クスタイルが広く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の全体
照明は、例えば天井に多数の電灯を取り付けるなどして
部屋全体を明るくすることが一般的であったため、節電
等を行うべく部屋の使っていないスペースのみの電灯を
消すことができない場合があった。また、各電灯にスイ
ッチを付ける等の対策も考えられるが、いずれにせよ、
全体照明を天井に取り付けた電灯に頼ることとなるた
め、建築内装にかかる負担が大きくなるという点は免れ
得ない。さらに、部屋全体が使用される場合のことを考
慮すれば、少なくともそれに足る光量を確保できる電灯
を天井に取り付けなければならないが、部屋の使用範囲
が限定されている場合には全部の電灯は使われず、これ
ら天井に取り付けた電灯が無駄になるおそれもある。
照明は、例えば天井に多数の電灯を取り付けるなどして
部屋全体を明るくすることが一般的であったため、節電
等を行うべく部屋の使っていないスペースのみの電灯を
消すことができない場合があった。また、各電灯にスイ
ッチを付ける等の対策も考えられるが、いずれにせよ、
全体照明を天井に取り付けた電灯に頼ることとなるた
め、建築内装にかかる負担が大きくなるという点は免れ
得ない。さらに、部屋全体が使用される場合のことを考
慮すれば、少なくともそれに足る光量を確保できる電灯
を天井に取り付けなければならないが、部屋の使用範囲
が限定されている場合には全部の電灯は使われず、これ
ら天井に取り付けた電灯が無駄になるおそれもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、少なくとも対向する2辺を使用端と
する天板の中央に共有領域を設定し、その共有領域の上
方に全体照明を兼ねるような照明器具を取り付け得るよ
うにしたものである。
ために、本発明は、少なくとも対向する2辺を使用端と
する天板の中央に共有領域を設定し、その共有領域の上
方に全体照明を兼ねるような照明器具を取り付け得るよ
うにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係るテーブル
は、少なくとも対向する2辺を使用端としそれら2辺か
ら略等距離に位置する部位に共有領域を設定した天板
と、この天板の略全面を照明し得る照明器具を前記共有
領域の上方に保持する照明支持手段とを具備することを
特徴とする。
は、少なくとも対向する2辺を使用端としそれら2辺か
ら略等距離に位置する部位に共有領域を設定した天板
と、この天板の略全面を照明し得る照明器具を前記共有
領域の上方に保持する照明支持手段とを具備することを
特徴とする。
【0006】このようなものであれば、従来建築内装に
頼っていた全体照明の少なくとも一部をテーブルに担わ
せることができるので、建築内装への負担を軽減でき
る。さらに、テーブル毎に照明を点けたり消したりでき
るうえ、テーブルの配置換えや数の変更に応じて全体照
明を変化させ得るので、固定された天井照明に比べ、使
用度やその使用態様に合わせた無駄のない効率的な全体
照明を行える。しかも、このような照明器具を少なくと
も二人が対向使用可能なテーブルの中央上方に設けてい
るので、実際のオフィス等での使用形態に即した好適な
ものにでき、照明器具を煩雑とならない程度の好適な数
にすることもできる。さらに従来デッドスペースとなり
がちであったテーブルの中央上方空間の有効利用にも寄
与しうることとなる。
頼っていた全体照明の少なくとも一部をテーブルに担わ
せることができるので、建築内装への負担を軽減でき
る。さらに、テーブル毎に照明を点けたり消したりでき
るうえ、テーブルの配置換えや数の変更に応じて全体照
明を変化させ得るので、固定された天井照明に比べ、使
用度やその使用態様に合わせた無駄のない効率的な全体
照明を行える。しかも、このような照明器具を少なくと
も二人が対向使用可能なテーブルの中央上方に設けてい
るので、実際のオフィス等での使用形態に即した好適な
ものにでき、照明器具を煩雑とならない程度の好適な数
にすることもできる。さらに従来デッドスペースとなり
がちであったテーブルの中央上方空間の有効利用にも寄
与しうることとなる。
【0007】なお、本明細書における天板とは、一枚も
のに限られず、複数枚の天板要素を並べ設けてなるもの
も含まれるものとしている。また、テーブルとは、事務
用の机やデスク、あるいは食卓等の他、これら複数を対
向配置してなるものも含まれるものとしている。本発明
の具体的な実施態様としては、照明支持手段を、天板の
対向する側縁部からそれぞれ起立させた支柱と、この支
柱の上端部間に架け渡した横架材とからなる門型のもの
とし、この横架材に照明器具を保持させているものが挙
げられる。
のに限られず、複数枚の天板要素を並べ設けてなるもの
も含まれるものとしている。また、テーブルとは、事務
用の机やデスク、あるいは食卓等の他、これら複数を対
向配置してなるものも含まれるものとしている。本発明
の具体的な実施態様としては、照明支持手段を、天板の
対向する側縁部からそれぞれ起立させた支柱と、この支
柱の上端部間に架け渡した横架材とからなる門型のもの
とし、この横架材に照明器具を保持させているものが挙
げられる。
【0008】照明器具による全体照明の雰囲気や明るさ
を変えられるようにし、用途等に応じて柔軟に対応でき
るようにするには、照明器具を横架材の下面側と上面側
とに取り付け可能に構成しておき、下面側に照明器具を
取り付けた場合にはこの照明器具による直接照明が行わ
れ、上面側に照明器具を取り付けた場合にはこの照明器
具の上方に反射板を取り付けて間接照明が行われるよう
に構成しておくことが望ましい。
を変えられるようにし、用途等に応じて柔軟に対応でき
るようにするには、照明器具を横架材の下面側と上面側
とに取り付け可能に構成しておき、下面側に照明器具を
取り付けた場合にはこの照明器具による直接照明が行わ
れ、上面側に照明器具を取り付けた場合にはこの照明器
具の上方に反射板を取り付けて間接照明が行われるよう
に構成しておくことが望ましい。
【0009】この照明支持手段を有効利用してテーブル
の使い勝手を向上させるには、照明支持手段にトレー等
のオプション部品、部分照明のためのタスクライト、及
び天板を2つに仕切るパネルを取り付け得るように構成
しておくことが好ましい。オプション部品を取り付ける
ための具体的態様としては、天板の各使用端に向く横架
材の側面にそれぞれトレー等のオプション部品を取り付
けるための取付構造を形成しているものが挙げられる。
より具体的には、取付構造を横架材の両端部に亘って連
続的に設けてなる取付溝とし、オプション部品に設けた
取付爪を前記取付溝に係り合わせることにより、該オプ
ション部品を横架材の長手方向に沿った自在な位置に取
り付け得るよう構成しているものが使い勝手の面から望
ましい。
の使い勝手を向上させるには、照明支持手段にトレー等
のオプション部品、部分照明のためのタスクライト、及
び天板を2つに仕切るパネルを取り付け得るように構成
しておくことが好ましい。オプション部品を取り付ける
ための具体的態様としては、天板の各使用端に向く横架
材の側面にそれぞれトレー等のオプション部品を取り付
けるための取付構造を形成しているものが挙げられる。
より具体的には、取付構造を横架材の両端部に亘って連
続的に設けてなる取付溝とし、オプション部品に設けた
取付爪を前記取付溝に係り合わせることにより、該オプ
ション部品を横架材の長手方向に沿った自在な位置に取
り付け得るよう構成しているものが使い勝手の面から望
ましい。
【0010】パネルを取り付けるための具体的態様とし
ては、各支柱の内向面に上下に延びるパネル支持溝をそ
れぞれ設けておき、これらパネル支持溝にパネルの側縁
部を着脱可能に嵌込んで、このパネルを起立支持し得る
ように構成しているものが挙げられる。タスクライトを
取り付けるための具体的態様としては、各支柱の上端に
それぞれ反射板取付部材を設け、これら反射板取付部材
に反射板を支持させるとともに、各反射板取付部材にそ
れぞれタスクライトを取り付け得るように構成している
ものが挙げられる。
ては、各支柱の内向面に上下に延びるパネル支持溝をそ
れぞれ設けておき、これらパネル支持溝にパネルの側縁
部を着脱可能に嵌込んで、このパネルを起立支持し得る
ように構成しているものが挙げられる。タスクライトを
取り付けるための具体的態様としては、各支柱の上端に
それぞれ反射板取付部材を設け、これら反射板取付部材
に反射板を支持させるとともに、各反射板取付部材にそ
れぞれタスクライトを取り付け得るように構成している
ものが挙げられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。本実施例に係るテーブルは、図1に示すよう
に、天板1と、この天板1を支持する4本の脚8とを具
備してなるものである。天板1は、例えば、1600m
mの一辺を有する平面視正方形をなすもので、対向する
2辺をそれぞれ使用端1a、1bとしている。そして、
これら両使用端1a、1bから略等距離に位置する部位
を共有領域2とし、この共有領域2に天板1を厚み方向
に貫通する平面視長方形状をなす開口部31を設けると
ともに、この開口部31を2枚の蓋体32により閉塞し
ている。蓋体32には、5つの円形配線挿通口33が所
定のピッチで穿ち設けてあり、これら配線挿通口33に
は、例えば、対応した径を有する略円筒体状のコネクタ
ボックスCBが嵌め込まれている。このコネクタボック
スCBは、電源コンセント用のものや、LANコネクタ
用のものなど複数種類が用意されており、配線挿通口3
3から引き抜いて天板1上に持ち出せるようになってい
る。
説明する。本実施例に係るテーブルは、図1に示すよう
に、天板1と、この天板1を支持する4本の脚8とを具
備してなるものである。天板1は、例えば、1600m
mの一辺を有する平面視正方形をなすもので、対向する
2辺をそれぞれ使用端1a、1bとしている。そして、
これら両使用端1a、1bから略等距離に位置する部位
を共有領域2とし、この共有領域2に天板1を厚み方向
に貫通する平面視長方形状をなす開口部31を設けると
ともに、この開口部31を2枚の蓋体32により閉塞し
ている。蓋体32には、5つの円形配線挿通口33が所
定のピッチで穿ち設けてあり、これら配線挿通口33に
は、例えば、対応した径を有する略円筒体状のコネクタ
ボックスCBが嵌め込まれている。このコネクタボック
スCBは、電源コンセント用のものや、LANコネクタ
用のものなど複数種類が用意されており、配線挿通口3
3から引き抜いて天板1上に持ち出せるようになってい
る。
【0012】各脚8は、下端にアジャスタ81を有した
円筒体状のもので、その上端を天板1の下面に当てるよ
うにして取り付けている。しかして、本実施例では、こ
の天板1の共有領域2に照明支持手段5を設け、この照
明支持手段5により、共有領域2の上方にこの天板1の
略全面を照明し得る照明器具4(図2等に示す)を保持
させている。
円筒体状のもので、その上端を天板1の下面に当てるよ
うにして取り付けている。しかして、本実施例では、こ
の天板1の共有領域2に照明支持手段5を設け、この照
明支持手段5により、共有領域2の上方にこの天板1の
略全面を照明し得る照明器具4(図2等に示す)を保持
させている。
【0013】この照明支持手段5は、図1〜図6に示す
ように、共有領域2の各端部、すなわち天板1の対向す
る側縁部1c、1d中央からそれぞれ起立させた支柱5
1と、この支柱51の上端部間に架け渡された横架材5
2とからなる門型のものである。詳述すると、支柱51
は、角パイプ状をなす支柱本体511と、支柱本体51
1の外向面に着脱可能に取り付けられた配線用カバー5
12と、この支柱本体511の上端に取り付けられた上
カバー513とを具備するものであり、支柱本体511
の下端に取り付けられた天板取付用ブラケットBTを介
して天板1に固定されている。この天板取付用ブラケッ
トBTは、平面視半月状の上板BTaと、その外側縁か
ら下方に一体に屈曲させた側板BTbと、この側板の下
縁から内方に一体に屈曲させた下板BTcとからなるも
のであり、この上板BTaと下板BTcとにより上下か
ら天板1を挟み込ませたうえで、この下板BTcを天板
1の下面にねじ止めすることで天板1に固定してある。
ように、共有領域2の各端部、すなわち天板1の対向す
る側縁部1c、1d中央からそれぞれ起立させた支柱5
1と、この支柱51の上端部間に架け渡された横架材5
2とからなる門型のものである。詳述すると、支柱51
は、角パイプ状をなす支柱本体511と、支柱本体51
1の外向面に着脱可能に取り付けられた配線用カバー5
12と、この支柱本体511の上端に取り付けられた上
カバー513とを具備するものであり、支柱本体511
の下端に取り付けられた天板取付用ブラケットBTを介
して天板1に固定されている。この天板取付用ブラケッ
トBTは、平面視半月状の上板BTaと、その外側縁か
ら下方に一体に屈曲させた側板BTbと、この側板の下
縁から内方に一体に屈曲させた下板BTcとからなるも
のであり、この上板BTaと下板BTcとにより上下か
ら天板1を挟み込ませたうえで、この下板BTcを天板
1の下面にねじ止めすることで天板1に固定してある。
【0014】支柱本体511は、この天板取付用ブラケ
ットBTの上板BTaにその下端を溶接したもので、そ
の内板511bには上下端に亘って連続的に延びるパネ
ル支持溝10を厚み方向に貫通させて形成している。配
線用カバー512は、特に図3〜図5に示すように、内
方に開口するチャネル状のもので、支柱本体511の外
板511aに固定されたナットNT1に、この配線用カ
バー512の外板を挿通させてねじBT1を締着するこ
とにより支柱本体511に取り付けてある。そして、こ
の配線用カバー512と支柱本体511の外板511a
とに囲ませて上下に延びる配線空間Sを形成している。
ットBTの上板BTaにその下端を溶接したもので、そ
の内板511bには上下端に亘って連続的に延びるパネ
ル支持溝10を厚み方向に貫通させて形成している。配
線用カバー512は、特に図3〜図5に示すように、内
方に開口するチャネル状のもので、支柱本体511の外
板511aに固定されたナットNT1に、この配線用カ
バー512の外板を挿通させてねじBT1を締着するこ
とにより支柱本体511に取り付けてある。そして、こ
の配線用カバー512と支柱本体511の外板511a
とに囲ませて上下に延びる配線空間Sを形成している。
【0015】上カバー513は、特に図3に示すよう
に、支柱本体511の上端を閉塞するだけでなく、この
支柱本体511の上端外側縁からさらに外方に延びて配
線用カバー512の上端をも閉塞する矩形薄板状のもの
で、その中央には後述するリフレクタ取付部材54を取
り付けるための貫通孔513aを設け、この貫通孔51
3aに連続するようにその下面にナットNT2を固定し
ている。また、外側縁には切り欠き513bが設けてあ
り、この切り欠き513bに配線等を挿通させ得るよう
にしてある。
に、支柱本体511の上端を閉塞するだけでなく、この
支柱本体511の上端外側縁からさらに外方に延びて配
線用カバー512の上端をも閉塞する矩形薄板状のもの
で、その中央には後述するリフレクタ取付部材54を取
り付けるための貫通孔513aを設け、この貫通孔51
3aに連続するようにその下面にナットNT2を固定し
ている。また、外側縁には切り欠き513bが設けてあ
り、この切り欠き513bに配線等を挿通させ得るよう
にしてある。
【0016】一方、横架材52は、特に図3、図6に示
すように、角パイプ状の芯材521と、この芯材521
の両側面に取り付けた一対の長尺状オプション取付部材
522とを具備してなるものであり、前記各支柱本体5
11の上端部に内方に延びるように溶接したアーム53
を、前記芯材521の各端部に嵌め込み、ねじBT2を
締着することにより、各支柱51の上端部に結合させて
いる。このオプション取付部材522は、芯材521の
側面に溶接等により取り付けられた起立板523と、こ
の起立板523の上縁から外方に延ばした上水平板52
4と、この上水平板524の外縁から下方に延ばした上
側板525と、前記起立板523の下縁から外方に延ば
した下水平板526と、この下水平板526の外縁から
下方に延ばした下側板527とを一体に形成してなるも
のである。そして、上水平板524、起立板523、及
び下水平板526に囲まれて外向きに開口する取付溝9
1が、天板1の各使用端1a、1bに向く横架材52の
各側面に形成され、この取付溝91の開口の上半部を上
側板525が覆うようにしてある。また、各オプション
取付部材522を構成する下側板527の端部間には外
方に突出する凸条529を具備した回り止め板528が
取り付けられており、横架材52を支柱51に連結する
際には、この凸条529が支柱本体511のパネル支持
溝10に嵌合し、回り止めの役割を担うようにしてあ
る。
すように、角パイプ状の芯材521と、この芯材521
の両側面に取り付けた一対の長尺状オプション取付部材
522とを具備してなるものであり、前記各支柱本体5
11の上端部に内方に延びるように溶接したアーム53
を、前記芯材521の各端部に嵌め込み、ねじBT2を
締着することにより、各支柱51の上端部に結合させて
いる。このオプション取付部材522は、芯材521の
側面に溶接等により取り付けられた起立板523と、こ
の起立板523の上縁から外方に延ばした上水平板52
4と、この上水平板524の外縁から下方に延ばした上
側板525と、前記起立板523の下縁から外方に延ば
した下水平板526と、この下水平板526の外縁から
下方に延ばした下側板527とを一体に形成してなるも
のである。そして、上水平板524、起立板523、及
び下水平板526に囲まれて外向きに開口する取付溝9
1が、天板1の各使用端1a、1bに向く横架材52の
各側面に形成され、この取付溝91の開口の上半部を上
側板525が覆うようにしてある。また、各オプション
取付部材522を構成する下側板527の端部間には外
方に突出する凸条529を具備した回り止め板528が
取り付けられており、横架材52を支柱51に連結する
際には、この凸条529が支柱本体511のパネル支持
溝10に嵌合し、回り止めの役割を担うようにしてあ
る。
【0017】照明器具4は、図2、図5、図6、図8〜
図11に示すように、棒状の蛍光管41と図示しないス
タータや安定器と傘42とからなる周知のものであり、
本実施例においては横架材52の長さより若干短いもの
を採用し、この照明器具4を、天板1の両側縁部1c、
1d間に亘って略跨るように配置している。そして、こ
の照明器具4を横架材52の下面側と上面側とに選択的
に取り付けられるように構成している。
図11に示すように、棒状の蛍光管41と図示しないス
タータや安定器と傘42とからなる周知のものであり、
本実施例においては横架材52の長さより若干短いもの
を採用し、この照明器具4を、天板1の両側縁部1c、
1d間に亘って略跨るように配置している。そして、こ
の照明器具4を横架材52の下面側と上面側とに選択的
に取り付けられるように構成している。
【0018】まず、横架材52の下面側に照明器具4を
取り付けた取付態様(以下第1取付態様という)につい
て説明する。この第1取付態様において、照明器具4
は、図2、図5、図6に示すように、傘42の反蛍光管
側の外面42aを、横架材52を構成する芯材521の
下面に密着させて、蛍光管41が下側になるようにして
ねじ止め等により固定される。そして、この状態では、
照明器具4は下側板527間に完全に埋没するように設
定してあり、下方から覗き込まない限り、側方からでは
使用者の眼に蛍光管41が直接映らないようにしてい
る。一方、照明器具4から出た配線は、例えば、支柱本
体511に設けたパネル支持溝10の上端部から、支柱
本体511を構成する外板511aの上端部に設けた配
線窓Wを通過させて配線空間Sに落とし込み、支柱51
の下端から取り出せるようにしてあり、配線がむき出し
になることによる外観の悪化を防止できるようにしてい
る。なお、この配線窓Wはコンセントを通過させ得る大
きさに設定してある。しかして、この第1取付態様で
は、天板1の全面がこの照明器具4により直接的に照明
される。
取り付けた取付態様(以下第1取付態様という)につい
て説明する。この第1取付態様において、照明器具4
は、図2、図5、図6に示すように、傘42の反蛍光管
側の外面42aを、横架材52を構成する芯材521の
下面に密着させて、蛍光管41が下側になるようにして
ねじ止め等により固定される。そして、この状態では、
照明器具4は下側板527間に完全に埋没するように設
定してあり、下方から覗き込まない限り、側方からでは
使用者の眼に蛍光管41が直接映らないようにしてい
る。一方、照明器具4から出た配線は、例えば、支柱本
体511に設けたパネル支持溝10の上端部から、支柱
本体511を構成する外板511aの上端部に設けた配
線窓Wを通過させて配線空間Sに落とし込み、支柱51
の下端から取り出せるようにしてあり、配線がむき出し
になることによる外観の悪化を防止できるようにしてい
る。なお、この配線窓Wはコンセントを通過させ得る大
きさに設定してある。しかして、この第1取付態様で
は、天板1の全面がこの照明器具4により直接的に照明
される。
【0019】次に横架材52の上面側に照明器具4を取
り付けた取付態様(以下第2取付態様という)について
図7から図11を参照して説明する。この第2取付態様
において、照明器具4は、傘42の反蛍光管側の外面4
2aを、横架材52を構成する芯材521の上面に密着
させてねじ止めされ、蛍光管41が上側になるようにし
て固定される。さらにこの第2取付態様においては、こ
の照明器具4の周囲にカバー体60を配置するととも
に、その上方に反射板たるリフレクタ6を配置してい
る。
り付けた取付態様(以下第2取付態様という)について
図7から図11を参照して説明する。この第2取付態様
において、照明器具4は、傘42の反蛍光管側の外面4
2aを、横架材52を構成する芯材521の上面に密着
させてねじ止めされ、蛍光管41が上側になるようにし
て固定される。さらにこの第2取付態様においては、こ
の照明器具4の周囲にカバー体60を配置するととも
に、その上方に反射板たるリフレクタ6を配置してい
る。
【0020】このカバー体60は、その縦断面形状が上
に向かって対称に広がる台形状をなす内部中空の筺状の
ものであり、その上面全部を開口するとともにその底板
601には照明器具4の傘42を一部挿通させるための
矩形状の貫通溝602を形成している。そして、この底
板601をオプション取付部材522の上水平板524
上面に載せるようにして横架材52に固定してある。こ
のカバー体60は、内部に照明器具4を完全に収容する
大きさを有しており、上方から覗き込まない限り、側方
からでは使用者の眼に直接蛍光管41が映らないように
してある。
に向かって対称に広がる台形状をなす内部中空の筺状の
ものであり、その上面全部を開口するとともにその底板
601には照明器具4の傘42を一部挿通させるための
矩形状の貫通溝602を形成している。そして、この底
板601をオプション取付部材522の上水平板524
上面に載せるようにして横架材52に固定してある。こ
のカバー体60は、内部に照明器具4を完全に収容する
大きさを有しており、上方から覗き込まない限り、側方
からでは使用者の眼に直接蛍光管41が映らないように
してある。
【0021】リフレクタ6は、下面全部を開口する内部
中空の平板状のものであり、その縦断面形状は上に向か
って対称に広がる台形状をなす。そして、その両端部を
支柱51上端に取り付けた丸棒状のリフレクタ取付部材
54に固定されてカバー体60の上端から所定距離上方
に配置されている。このリフレクタ取付部材54は、丸
棒状のスペーサ部541と、このスペーサ部541の下
面中央から下方に突出した下雄ねじ部542と、このス
ペーサ部541の上面中央から上方に突出した上雄ねじ
部543とからなる。そして、下雄ねじ部542を支柱
51の上カバー513に設けたナットNT2に締め付
け、支柱51上に起立固定するとともに、上雄ねじ部5
43をリフレクタ6の上板61に設けた挿通孔61aに
挿通し上からナットNT3を締め付けることによりリフ
レクタ6を支持させている。さらに本実施例では、この
リフレクタ取付部材54に、上雄ねじ部543を上方か
ら貫通し、リフレクタ6の中間高さにまで至る挿入穴5
4aを形成している。この挿入穴54aは後述するタス
クライト72を支持するためのものである。
中空の平板状のものであり、その縦断面形状は上に向か
って対称に広がる台形状をなす。そして、その両端部を
支柱51上端に取り付けた丸棒状のリフレクタ取付部材
54に固定されてカバー体60の上端から所定距離上方
に配置されている。このリフレクタ取付部材54は、丸
棒状のスペーサ部541と、このスペーサ部541の下
面中央から下方に突出した下雄ねじ部542と、このス
ペーサ部541の上面中央から上方に突出した上雄ねじ
部543とからなる。そして、下雄ねじ部542を支柱
51の上カバー513に設けたナットNT2に締め付
け、支柱51上に起立固定するとともに、上雄ねじ部5
43をリフレクタ6の上板61に設けた挿通孔61aに
挿通し上からナットNT3を締め付けることによりリフ
レクタ6を支持させている。さらに本実施例では、この
リフレクタ取付部材54に、上雄ねじ部543を上方か
ら貫通し、リフレクタ6の中間高さにまで至る挿入穴5
4aを形成している。この挿入穴54aは後述するタス
クライト72を支持するためのものである。
【0022】しかして、この第2取付態様においては、
蛍光管41から発せられた光はその上方に位置するリフ
レクタ6に反射し、その反射光により天板1の全面が間
接的に照明される。なお、配線に関しては第1取付態様
と同様であるため説明は省略する。さらに本実施例で
は、これらに加え、この照明支持手段5にトレーやボッ
クス、ダブルソータ等のオプション部品71(図中には
ボックスを表示している)、部分照明のためのタスクラ
イト72、及び天板1を2つに仕切るパネル73を取り
付け得るように構成している。
蛍光管41から発せられた光はその上方に位置するリフ
レクタ6に反射し、その反射光により天板1の全面が間
接的に照明される。なお、配線に関しては第1取付態様
と同様であるため説明は省略する。さらに本実施例で
は、これらに加え、この照明支持手段5にトレーやボッ
クス、ダブルソータ等のオプション部品71(図中には
ボックスを表示している)、部分照明のためのタスクラ
イト72、及び天板1を2つに仕切るパネル73を取り
付け得るように構成している。
【0023】詳述すると、トレー等のオプション部品7
1は、天板1の各使用端1a、1bを向く横架材52の
側面にそれぞれを取り付けられる。すなわち、図6等に
示すように、各オプション部品の背面に取付爪たる上向
きのフック爪92を設けておき、このフック爪92を横
架材52に設けた取付溝91の開口から挿入しその先端
部を上側板525の内面に係り合わせることにより、該
オプション部品を横架材52の長手方向に沿った自在な
位置に着脱可能に取り付け得るよう構成している。
1は、天板1の各使用端1a、1bを向く横架材52の
側面にそれぞれを取り付けられる。すなわち、図6等に
示すように、各オプション部品の背面に取付爪たる上向
きのフック爪92を設けておき、このフック爪92を横
架材52に設けた取付溝91の開口から挿入しその先端
部を上側板525の内面に係り合わせることにより、該
オプション部品を横架材52の長手方向に沿った自在な
位置に着脱可能に取り付け得るよう構成している。
【0024】タスクライト72は、本実施例においては
原則的に照明器具4を第2取付態様にて取り付けた時に
のみ、この照明支持手段5に一対を取り付けることがで
きるようにしてある。すなわち、タスクライト72の基
端部に設けた棒状の挿入部721を、リフレクタ取付部
材54に設けた挿入穴54aに挿入することにより、こ
のタスクライト72をリフレクタ取付部材54に水平旋
回可能に支持させることができる。なお、第1取付態様
においても、支柱51の上端にリフレクタ取付部材54
を取付け、タスクライト72を支持させてもよいし、そ
の他タスクライト72を支持するような構造を付与して
もよいのは言うまでもない。
原則的に照明器具4を第2取付態様にて取り付けた時に
のみ、この照明支持手段5に一対を取り付けることがで
きるようにしてある。すなわち、タスクライト72の基
端部に設けた棒状の挿入部721を、リフレクタ取付部
材54に設けた挿入穴54aに挿入することにより、こ
のタスクライト72をリフレクタ取付部材54に水平旋
回可能に支持させることができる。なお、第1取付態様
においても、支柱51の上端にリフレクタ取付部材54
を取付け、タスクライト72を支持させてもよいし、そ
の他タスクライト72を支持するような構造を付与して
もよいのは言うまでもない。
【0025】パネル73は、図1、図12等に示すよう
に、例えばパネル支持溝10の幅より若干小さい厚み寸
法を有する等厚のものであり、横けんどん式にて、その
対向する両側縁部73a、73bを各支柱51のパネル
支持溝10に挿入した状態でそれぞれ支持させ取り付け
得るようにしている。そしてそのために、先にパネル7
3を嵌め込まれる一方の支柱本体511の内部に、その
内板511bと平行をなす可動パネル押さえ板T1を移
動可能に装着し、この可動パネル押さえ板T1に、ばね
に代表される弾性体SPによりパネル支持溝10側に動
こうとする力を付与している。また、他方の支柱本体5
11の内部には、パネル支持溝10から所定距離離間し
て固定された固定パネル押さえ板T2が装着してある。
に、例えばパネル支持溝10の幅より若干小さい厚み寸
法を有する等厚のものであり、横けんどん式にて、その
対向する両側縁部73a、73bを各支柱51のパネル
支持溝10に挿入した状態でそれぞれ支持させ取り付け
得るようにしている。そしてそのために、先にパネル7
3を嵌め込まれる一方の支柱本体511の内部に、その
内板511bと平行をなす可動パネル押さえ板T1を移
動可能に装着し、この可動パネル押さえ板T1に、ばね
に代表される弾性体SPによりパネル支持溝10側に動
こうとする力を付与している。また、他方の支柱本体5
11の内部には、パネル支持溝10から所定距離離間し
て固定された固定パネル押さえ板T2が装着してある。
【0026】具体的に、パネル73を取り付けるには、
図13に示すように、これを若干斜めにした姿勢で、可
動パネル押さえ板T1を弾性体の弾性力に逆らって押し
込みつつ、一方の支柱51のパネル支持溝10に一方の
側縁部73aを挿入した後、姿勢を変えて他方の側縁部
73bを他方の支柱51のパネル支持溝10に正対させ
挿入する。また、取り外しの際には取り付けと逆の手順
で行う。
図13に示すように、これを若干斜めにした姿勢で、可
動パネル押さえ板T1を弾性体の弾性力に逆らって押し
込みつつ、一方の支柱51のパネル支持溝10に一方の
側縁部73aを挿入した後、姿勢を変えて他方の側縁部
73bを他方の支柱51のパネル支持溝10に正対させ
挿入する。また、取り外しの際には取り付けと逆の手順
で行う。
【0027】なお、パネルは等厚のものに限られず、パ
ネル支持溝10に挟み込まれている両側縁部のみが所定
の厚みを有するものであればよい。すなわち、例えばパ
ンチングメタルやクロスパネルなど、厚みの異なるもの
でも、縁材を取り付ける等の処置を施しその両側縁部の
厚みを所定寸法にすることにより、目的に応じて種々の
素材のパネルを取り付けることができる。
ネル支持溝10に挟み込まれている両側縁部のみが所定
の厚みを有するものであればよい。すなわち、例えばパ
ンチングメタルやクロスパネルなど、厚みの異なるもの
でも、縁材を取り付ける等の処置を施しその両側縁部の
厚みを所定寸法にすることにより、目的に応じて種々の
素材のパネルを取り付けることができる。
【0028】このように構成した本実施例によれば、従
来建築内装に頼っていた全体照明の少なくとも一部をテ
ーブルに担わせることができるので、建築内装への負担
を軽減できる。さらに、テーブル毎に照明を点けたり消
したりできるうえ、テーブルの配置換えや数の変更に応
じて全体照明を変化させ得るので、固定された天井照明
に比べ、使用度やその使用態様に合わせた無駄のない効
率的な全体照明を行える。しかも、このような照明器具
4を少なくとも二人が対向使用可能なテーブルの中央上
方に設けているので、実際のオフィス等での使用形態に
即したものにできるだけでなく、照明器具4が煩雑とな
らない程度の好適な数にすることができる。さらに照明
器具4等を設けている天板1の中央上方という空間は従
来デッドスペースとなりがちであったため、空間の有効
利用にも寄与しうることとなる。
来建築内装に頼っていた全体照明の少なくとも一部をテ
ーブルに担わせることができるので、建築内装への負担
を軽減できる。さらに、テーブル毎に照明を点けたり消
したりできるうえ、テーブルの配置換えや数の変更に応
じて全体照明を変化させ得るので、固定された天井照明
に比べ、使用度やその使用態様に合わせた無駄のない効
率的な全体照明を行える。しかも、このような照明器具
4を少なくとも二人が対向使用可能なテーブルの中央上
方に設けているので、実際のオフィス等での使用形態に
即したものにできるだけでなく、照明器具4が煩雑とな
らない程度の好適な数にすることができる。さらに照明
器具4等を設けている天板1の中央上方という空間は従
来デッドスペースとなりがちであったため、空間の有効
利用にも寄与しうることとなる。
【0029】また、照明器具4の取付態様により全体照
明を直接照明と間接照明とに選択できるので、全体照明
の雰囲気や明るさを変えることができ、使用態様に応じ
た好適な照明を得ることができる。特に間接照明におい
ては、手元に十分な光量が確保されないこともあり得る
が、この場合にはタスクライト72を取付可能に構成し
ているので、上述した不具合に有効に対応できる。
明を直接照明と間接照明とに選択できるので、全体照明
の雰囲気や明るさを変えることができ、使用態様に応じ
た好適な照明を得ることができる。特に間接照明におい
ては、手元に十分な光量が確保されないこともあり得る
が、この場合にはタスクライト72を取付可能に構成し
ているので、上述した不具合に有効に対応できる。
【0030】さらに本実施例では、この照明器具4に加
え、タスクライト72、オプション部品71、及びパネ
ル73を一つの照明支持手段5に着脱可能に取り付け得
るようにしているので、種々の使用目的に応じて機動的
に対応できるだけでなく、部品点数の増加防止や取り付
けた全体としてのコンパクト化あるいは外観の向上等に
寄与できるという効果をも奏する。
え、タスクライト72、オプション部品71、及びパネ
ル73を一つの照明支持手段5に着脱可能に取り付け得
るようにしているので、種々の使用目的に応じて機動的
に対応できるだけでなく、部品点数の増加防止や取り付
けた全体としてのコンパクト化あるいは外観の向上等に
寄与できるという効果をも奏する。
【0031】特にオプション部品71は、天板1の各使
用端1a、1bを向く横架材52の側面に着脱可能にか
つ左右にスライド可能に取り付け得るようにしているの
で、対面する使用者のいずれに対しても良好な使い勝手
を提供できる。また、パネル73も上述したように取り
替えが極めて簡単に行え、また種々の素材のパネルを取
り付けることもできるので、遮音や遮光等、使用者の様
々な要求に対応することができる。
用端1a、1bを向く横架材52の側面に着脱可能にか
つ左右にスライド可能に取り付け得るようにしているの
で、対面する使用者のいずれに対しても良好な使い勝手
を提供できる。また、パネル73も上述したように取り
替えが極めて簡単に行え、また種々の素材のパネルを取
り付けることもできるので、遮音や遮光等、使用者の様
々な要求に対応することができる。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限られたもの
ではない。例えば天板は一枚ものに限られず、複数枚を
並べてなるものでも構わないし、複数の机を並べて1つ
のテーブルとし、これに照明支持部材等を取り付けても
構わない。さらに、照明支持部材も門型のものに限られ
ないし、照明器具の取付態様も他に種々考えられる等、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲での種々の変形が可能で
ある。
ではない。例えば天板は一枚ものに限られず、複数枚を
並べてなるものでも構わないし、複数の机を並べて1つ
のテーブルとし、これに照明支持部材等を取り付けても
構わない。さらに、照明支持部材も門型のものに限られ
ないし、照明器具の取付態様も他に種々考えられる等、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲での種々の変形が可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
従来建築内装に頼っていた全体照明の少なくとも一部を
テーブルに担わせることができるので、建築内装への負
担を軽減できる。さらに、テーブル毎に全体照明機能を
担う照明器具を取り付けているので、機動的で柔軟性に
富んだ無駄のない効率的な全体照明を行える。しかも、
このような照明器具を少なくとも二人が対向使用可能な
テーブルの中央上方に設けることで、実際のオフィス等
での使用形態に即したものにできるうえ、照明器具を煩
雑とならない程度の好適な数にすることができる。
従来建築内装に頼っていた全体照明の少なくとも一部を
テーブルに担わせることができるので、建築内装への負
担を軽減できる。さらに、テーブル毎に全体照明機能を
担う照明器具を取り付けているので、機動的で柔軟性に
富んだ無駄のない効率的な全体照明を行える。しかも、
このような照明器具を少なくとも二人が対向使用可能な
テーブルの中央上方に設けることで、実際のオフィス等
での使用形態に即したものにできるうえ、照明器具を煩
雑とならない程度の好適な数にすることができる。
【0034】照明支持手段を、天板の対向する側縁部か
らそれぞれ起立させた支柱と、この支柱の上端部間に架
け渡した横架材とからなる門型のものとし、この横架材
に照明器具を保持させているものであれば、照明支持手
段の構造強度や自立安定性を向上でき、照明器具を安定
して保持させることができるばかりでなく、この照明支
持手段にオプション部品等の種々の部材を無理なく支持
させることができるようになる。
らそれぞれ起立させた支柱と、この支柱の上端部間に架
け渡した横架材とからなる門型のものとし、この横架材
に照明器具を保持させているものであれば、照明支持手
段の構造強度や自立安定性を向上でき、照明器具を安定
して保持させることができるばかりでなく、この照明支
持手段にオプション部品等の種々の部材を無理なく支持
させることができるようになる。
【0035】照明器具を横架材の下面側と上面側とに取
り付け可能に構成しておき、下面側に照明器具を取り付
けた場合にはこの照明器具による直接照明が行われ、上
面側に照明器具を取り付けた場合にはこの照明器具の上
方に反射板を取り付けて間接照明が行われるように構成
しておけば、間接照明と直接照明との選択により照明の
雰囲気や明るさを変えることができ、使用目的に応じた
照明を柔軟に行うことができるようになる。
り付け可能に構成しておき、下面側に照明器具を取り付
けた場合にはこの照明器具による直接照明が行われ、上
面側に照明器具を取り付けた場合にはこの照明器具の上
方に反射板を取り付けて間接照明が行われるように構成
しておけば、間接照明と直接照明との選択により照明の
雰囲気や明るさを変えることができ、使用目的に応じた
照明を柔軟に行うことができるようになる。
【0036】照明支持手段にトレー等のオプション部
品、部分照明のためのタスクライト、及び天板を2つに
仕切るパネルを取り付け得るように構成しておけば、こ
の照明支持手段を有効利用して部品点数の増加を招くこ
となくテーブルの使い勝手を向上させることができる。
特にトレー等のオプション部品に関しては、天板の各使
用端に向く横架材の側面にこれらオプション部品をそれ
ぞれを取り付け得る取付構造を形成しておくことによ
り、対面する使用者のいずれにも良好な使い勝手を提供
することができる。より具体的には、取付構造を横架材
の両端部に亘って連続的に設けてなる取付溝とし、オプ
ション部品に設けた取付爪を前記取付溝に係り合わせる
ことにより、該オプション部品を横架材の長手方向に沿
った自在な位置に取り付け得るよう構成しておけば、そ
の使い勝手がより良好なものとなる。
品、部分照明のためのタスクライト、及び天板を2つに
仕切るパネルを取り付け得るように構成しておけば、こ
の照明支持手段を有効利用して部品点数の増加を招くこ
となくテーブルの使い勝手を向上させることができる。
特にトレー等のオプション部品に関しては、天板の各使
用端に向く横架材の側面にこれらオプション部品をそれ
ぞれを取り付け得る取付構造を形成しておくことによ
り、対面する使用者のいずれにも良好な使い勝手を提供
することができる。より具体的には、取付構造を横架材
の両端部に亘って連続的に設けてなる取付溝とし、オプ
ション部品に設けた取付爪を前記取付溝に係り合わせる
ことにより、該オプション部品を横架材の長手方向に沿
った自在な位置に取り付け得るよう構成しておけば、そ
の使い勝手がより良好なものとなる。
【0037】また、パネルに関しては、各支柱の内向面
に上下に延びるパネル支持溝をそれぞれ設けておき、こ
れらパネル支持溝にパネルの側縁部を着脱可能に嵌込ん
で、このパネルを起立支持し得るように構成しておけ
ば、パネルのみの取り替えが簡単に行えるうえ、パネル
の側縁部の厚みさえ共通化しておけば、種々の素材のパ
ネルを取り付けることができるので使用者の様々な要求
に対応することができるといった効果を奏する。
に上下に延びるパネル支持溝をそれぞれ設けておき、こ
れらパネル支持溝にパネルの側縁部を着脱可能に嵌込ん
で、このパネルを起立支持し得るように構成しておけ
ば、パネルのみの取り替えが簡単に行えるうえ、パネル
の側縁部の厚みさえ共通化しておけば、種々の素材のパ
ネルを取り付けることができるので使用者の様々な要求
に対応することができるといった効果を奏する。
【0038】さらに、タスクライトに関しては、各支柱
の上端にそれぞれ反射板取付部材を設け、これら反射板
取付部材に反射板を支持させるとともに、各反射板取付
部材にタスクライトをそれぞれ取り付け得るように構成
しておけば、専用の取付部材を設けることなく部品点数
の削減を図れるだけでなく、手元が暗くなりがちな間接
照明時に好適に対応することができる。
の上端にそれぞれ反射板取付部材を設け、これら反射板
取付部材に反射板を支持させるとともに、各反射板取付
部材にタスクライトをそれぞれ取り付け得るように構成
しておけば、専用の取付部材を設けることなく部品点数
の削減を図れるだけでなく、手元が暗くなりがちな間接
照明時に好適に対応することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるテーブルの第1取付
態様を示す全体斜視図。
態様を示す全体斜視図。
【図2】図1におけるテーブルの照明支持手段を主とし
て示す分解斜視図。
て示す分解斜視図。
【図3】同実施例の支柱と横架材の接続部分を示す部分
分解斜視図。
分解斜視図。
【図4】同実施例の支柱と横架材の接続部分を示す部分
横断面図。
横断面図。
【図5】図1におけるA−A線部分断面図。
【図6】同実施例における横架材及び照明器具の縦断面
図。
図。
【図7】同実施例におけるテーブルの第2取付態様を示
す全体斜視図。
す全体斜視図。
【図8】図7におけるテーブルの照明支持手段を主とし
て示す分解斜視図。
て示す分解斜視図。
【図9】同実施例におけるリフレクタの取付構造を主と
して示す部分分解斜視図。
して示す部分分解斜視図。
【図10】図7におけるB−B線部分断面図。
【図11】同実施例における横架材及び照明器具の縦断
面図。
面図。
【図12】同実施例におけるパネルの取付方法を示す取
付説明図。
付説明図。
【図13】同実施例におけるパネルの取付方法を示す取
付説明図。
付説明図。
1…天板 1a、1b…天板の使用端 1c、1d…共有領域の端部(天板の側縁部) 2…共有領域 4…照明器具 5…照明支持手段 51…支柱 52…横架材 54…反射板取付部材(リフレクタ取付部材) 6…反射板 71…オプション部品(トレー) 72…タスクライト 73…パネル 91…取付溝 92…取付爪(フック爪) 10…パネル支持溝
Claims (8)
- 【請求項1】少なくとも対向する2辺を使用端としそれ
ら2辺から略等距離に位置する部位に共有領域を設定し
た天板と、この天板の略全面を照明し得る照明器具を前
記共有領域の上方に保持する照明支持手段とを具備する
ことを特徴とするテーブル。 - 【請求項2】照明支持手段を、天板における共有領域の
各端部からそれぞれ起立させた支柱と、これら支柱の上
端部間に架け渡した横架材とからなる門型のものとし、
この横架材に照明器具を保持させている請求項1記載の
テーブル。 - 【請求項3】照明器具を横架材の下面側と上面側とに取
り付け可能に構成しておき、下面側に照明器具を取り付
けた場合にはこの照明器具による直接照明が行われ、上
面側に照明器具を取り付けた場合にはこの照明器具の上
方に反射板を取り付けて間接照明が行われるように構成
している請求項2記載のテーブル。 - 【請求項4】照明支持手段にトレー等のオプション部
品、天板を2つに仕切るためのパネル、及び部分照明の
ためのタスクライトを取り付け得るように構成している
請求項3記載のテーブル。 - 【請求項5】天板の各使用端に向く横架材の側面にそれ
ぞれトレー等のオプション部品を取り付けるための取付
構造を形成している請求項4記載のテーブル。 - 【請求項6】取付構造を横架材の両端部に亘って連続的
に設けてなる取付溝とし、オプション部品に設けた取付
爪を前記取付溝に係り合わせることにより、該オプショ
ン部品を横架材の長手方向に沿った自在な位置に取り付
け得るよう構成している請求項5記載のテーブル。 - 【請求項7】各支柱に互いに対向するように上下に延び
るパネル支持溝をそれぞれ設けておき、これらパネル支
持溝にパネルの側縁部を着脱可能に嵌込んで、このパネ
ルを起立支持し得るように構成している請求項4、5ま
たは6記載のテーブル。 - 【請求項8】各支柱の上端にそれぞれ反射板取付部材を
設け、これら反射板取付部材に反射板を支持させるとと
もに、各反射板取付部材にタスクライトをそれぞれ取り
付け得るように構成している請求項4、5、6または7
記載のテーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24580599A JP3506060B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24580599A JP3506060B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | テーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001061563A true JP2001061563A (ja) | 2001-03-13 |
JP3506060B2 JP3506060B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=17139113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24580599A Expired - Fee Related JP3506060B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3506060B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005131199A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Okamura Corp | 机における配線処理装置 |
JP2005131197A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Okamura Corp | テーブルの天板上への仕切板の取付構造 |
JP2005131196A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Okamura Corp | 机の天板上への仕切板の取付構造 |
JP2007202910A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Okamura Corp | 机 |
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1999
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