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JP2001058427A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録方法

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JP2001058427A
JP2001058427A JP11236278A JP23627899A JP2001058427A JP 2001058427 A JP2001058427 A JP 2001058427A JP 11236278 A JP11236278 A JP 11236278A JP 23627899 A JP23627899 A JP 23627899A JP 2001058427 A JP2001058427 A JP 2001058427A
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JP
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data
turning
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JP11236278A
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Masao Maeda
昌雄 前田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US09/640,588 priority patent/US6352326B1/en
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    • G06K15/105Multipass or interlaced printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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  • Mathematical Physics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の後端部分の記録においても、記録
可能領域内に記録を収め、マルチパス記録を正しく完成
させる記録装置及び記録方法を提供する。 【解決手段】 1ブロック長hの記録ヘッドで1回の記
録媒体送り量がXでマルチパス記録を行う場合、紙送り
が可能な残送り量Yを算出し、残送り量YがX以上の時
には、記録媒体送り量Xだけ記録媒体送りを実行し、第
1シフトレジスタが、ブロック単位でX/h分転回回数
を増加させて、画像データを転回し、この画像データを
間引き処理して記録する。一方、残送り量YがX未満の
ときは、残送り量Yを超えない最大のhの倍数X′だけ
記録媒体送りを実行し、第1シフトレジスタは、X/h
分転回回数を増加させて画像データを転回し、第2シフ
トレジスタは、(X−X′)/h分転回回数を増加させ
て、画像データを転回したものを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルタイプの
記録装置(以下、「プリント装置」ともいう)及びこの
記録装置を用いた記録方法に関し、詳しくは、記録媒体
の同一領域を記録ヘッドが複数回走査して記録を完成す
るマルチパス記録モードを有する記録装置及び記録方法
に関する。
【0002】なお、本発明は、一般的な記録装置の他、
複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリント
部を有するワードプロセッサ等の装置、さらには各種処
理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置に適用
することができる。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ等の情報機器の普及に伴
い、プリンタ等の記録装置も普及している。とりわけ、
複数の記録素子が配列された記録ヘッドを記録媒体上に
走査させて記録を行う、所謂シリアルタイプの記録装置
が、小型で安価であることから急速に普及している。
【0004】このようなシリアルタイプの記録装置の中
には、通常モードより高品位な画像を記録するマルチパ
ス記録モードが設けられているものもある。このマルチ
パス記録モードによる記録は、記録ヘッドを記録素子の
並びに対して垂直方向に記録媒体上で走査させ、この1
走査の後、記録ヘッドの幅(「高さ」ともいう)よりも
短い長さだけ記録素子の並び方向に紙送りを行うという
のを繰り返す。このようにして記録媒体の同一領域を記
録ヘッドが複数回走査して記録を完成させるというもの
である。例えば、記録ヘッドの幅をHとし、1回の紙送
り量をxとすると、記録ヘッドは記録媒体の同一領域を
(H/x)回走査して記録を完成させるということにな
る。
【0005】このようなマルチパス記録モードでは、記
録ヘッド内の記録素子は配列順に数個単位のブロックに
分割されていて、この1ブロックのブロック長がxとな
っている。そして、1回目の走査では、記録媒体のある
領域の画像データを1ブロック目の記録素子群が記録す
る。そして、xだけ紙送りされた後の2回目の走査で
は、同じ画像データを2ブロック目の記録素子群が記録
する。したがって、このようなマルチパス記録モードで
は、画像データ格納手段から読み出した画像データをx
ずつ転回あるいはシフトする手段を設けることで、画像
データ格納手段に格納されている画像データ自体を動か
すことなく、記録ヘッドの任意の場所に転回して記録を
することができる構成となっている記録装置が多い。な
お、「転回」とはデータを一定単位でローテートするこ
とである。また、記録媒体の同一領域を記録ヘッドが複
数回走査して画像を完成させるので、画像データに対し
て複数回の記録ヘッド走査で補完するようなデータ間引
き処理が行われている場合が多い。このように、転回あ
るいはシフトされた画像に対して所定のデータ間引きを
加える手段が設けられている。
【0006】また、記録媒体の後端部分で、記録ヘッド
が記録媒体の後端にかかる領域や、あるいは後端を超え
てしまう領域で記録動作を行うと、用紙以外のプラテン
等にインクが付着する等の問題がある。これを解決する
ために、特開平7−47740号公報に開示されている
ように、記録媒体の後端部分では記録可能な領域を超え
る記録媒体送り動作は行わず、その分、記録されるデー
タを記録媒体搬送上流側へシフトして補正することによ
り、記録走査可能領域内いっぱいに記録を行う方法も用
いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
パス記録でかつ記録媒体後端部分の記録を行う場合に
は、マルチパス記録のためのデータ転回と、記録媒体後
端部記録時における補正のためのデータ転回とを同時に
行う必要がある。従来は画像データを転回あるいはシフ
トする手段が1つしか設けられていなかったため、マル
チパス記録のための転回量と後端部補正のための転回量
との両方を加味して転回手段による転回量を決める必要
があった。
【0008】また、マルチパス記録かつ記録媒体後端部
分記録を行う場合には、各パスのデータ間引きを行いな
がら記録されるデータを記録媒体上流側へシフトして補
正する必要がある。しかしながら、従来は転回手段の出
力に対してデータ間引きが加えられるようにデータ間引
き手段が設けられていたため、マルチパス記録かつ記録
媒体後端部分記録を行う場合には、転回手段による記録
画像データの転回を制御するだけでなく、データ間引き
のパターン自体をデータ間引きパターンを格納するバッ
ファ上でシフトするなどの処理を別途行わなければマル
チパス記録が正確に完成されないという問題があった。
【0009】本発明は、記録媒体の後端部分の記録にお
いても、記録可能領域内に記録を収めるとともに、マル
チパス記録を正しく完成させる記録装置及び記録方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、複
数の記録素子を配列した記録ヘッドを記録素子の配列方
向と異なる方向に記録媒体上に複数回走査させ、前記複
数回の走査の間に記録ヘッドの走査方向と異なる方向へ
記録媒体と記録ヘッドとを相対的に移動させる記録媒体
送りとを実行することにより、記録媒体全体に画像を形
成する記録装置において、前記記録媒体を所定の記録媒
体送り量だけ記録ヘッドと相対的に移動させる記録媒体
送り手段と、前記記録ヘッド1走査分の画像データを格
納するデータ格納手段と、前記データ格納手段に格納さ
れた画像データを読み出し、所定量のブロック単位で所
定回数だけ、該画像データを転回可能な第1転回手段
と、前記第1転回手段から出力された画像データに対し
て、所定パターンによる間引き処理を行う間引き手段
と、前記間引き手段により間引かれた画像データを読み
出し、所定量のブロック単位で所定回数だけ、該画像デ
ータを転回可能な第2転回手段とを有することを特徴と
する。
【0011】本発明の記録方法は、複数の記録素子を配
列した記録ヘッドを記録素子の配列方向と異なる方向に
記録媒体上に複数回走査させ、前記複数回の走査の間に
記録ヘッドの走査方向と異なる方向へ記録媒体と記録ヘ
ッドとを相対的に移動させる記録媒体送りとを実行する
ことにより、記録媒体全体に画像を形成する記録装置を
用いた記録方法において、前記記録媒体を所定の記録媒
体送り量だけ記録ヘッドと相対的に移動させる記録媒体
送りステップと、前記記録ヘッド1走査分の画像データ
を格納するデータ格納ステップと、前記データ格納手段
に格納された画像データを読み出し、所定量のブロック
単位で所定回数だけ、該画像データを転回可能な第1転
回ステップと、前記第1転回手段から出力された画像デ
ータに対して、所定パターンによる間引き処理を行う間
引きステップと、前記間引き手段により間引かれた画像
データを読み出し、所定量のブロック単位で所定回数だ
け、該画像データを転回可能な第2転回ステップとを有
することを特徴とする。
【0012】以上の構成によれば、2つの転回手段のう
ち、片方をマルチパス記録のためのデータ転回手段と
し、もう一方を記録媒体後端部分補正処理のためのデー
タ転回手段とすることで、それぞれの処理を個別のアル
ゴリズムで実行することができる。また、転回量をそれ
ぞれ個別に算出することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】初めに、本明細書において、「プ
リント」(「記録」という場合もある)とは、文字、図
形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を
問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化した
ものであるか否かを問わず、広くプリント媒体上に画
像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を
行う場合も言うものとする。
【0014】ここで、「プリント媒体」とは、一般的な
プリント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プ
ラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミック
ス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものと
する。さらに、「インク」(「液体」という場合もあ
る)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈され
るべきもので、プリント媒体上に付与されることによっ
て、画像、模様、パターン等の形成またはプリント媒体
の加工、或いはインクの処理(例えばプリント媒体に付
与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され
得る液体を言うものとする。
【0015】以下、図面を参照して本発明の記録装置に
係る実施形態を説明する。
【0016】なお、以下に説明する実施形態では、イン
クジェット記録方式を用いた記録装置としてプリンタを
例に挙げ説明する。
【0017】[装置本体]図1及び図2にインクジェッ
ト記録方式を用いたプリンタの概略構成を示す。図1に
おいて、この実施形態におけるプリンタの外殻をなす装
置本体M1000は、下ケースM1001、上ケースM
1002、アクセスカバーM1003及び排出トレイM
1004の外装部材と、その外装部材内に収納されたシ
ャーシM3019(図2参照)とから構成される。
【0018】前記シャーシM3019は、所定の剛性を
有する複数の板状金属部材によって構成され、記録装置
の骨格をなし、後述の各記録動作機構を保持するものと
なっている。また、前記下ケースM1001は装置本体
M1000の略下半部を、上ケースM1002は装置上
本体M1000の略上半部をそれぞれ形成しており、両
ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する
収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前
面部にはそれぞれ開口部が形成されている。
【0019】さらに、前記排出トレイM1004はその
一端部が下ケースM1001に回転自在に保持され、そ
の回転によって下ケースM1001の前面部に形成され
る前記開口部を開閉させ得るようになっている。このた
め、記録動作を実行させる際には、排出トレイM100
4を前面側へと回転させて開口部を開成させることによ
り、ここから記録シートが排出可能となると共に排出さ
れた記録シートPを順次積載し得るようになっている。
また、排紙トレイM1004には、2枚の補助トレイM
1004a,M1004bが収納されており、必要に応
じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持
面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0020】アクセスカバーM1003は、その一端部
が上ケースM1002に回転自在に保持され、上面に形
成される開口部を開閉し得るようになっており、このア
クセスカバーM1003を開くことによって本体内部に
収納されている記録ヘッドカートリッジH1000ある
いはインクタンクH1900等の交換が可能となる。な
お、ここでは特に図示しないが、アクセスカバーM10
03を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバ
ー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバ
ーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することに
より、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようにな
っている。
【0021】また、上ケースM1002の後部上面に
は、電源キーE0018及びレジュームキーE0019
が押下可能に設けられると共に、LED E0020が
設けられており、電源キーE0018を押下すると、L
ED E0020が点灯し記録可能であることをオペレ
ータに知らせるものとなっている。また、LED E0
020は点滅の仕方や色の変化をさせたり、ブザーE0
021(図7)をならすことによりプリンタのトラブル
等をオペレータに知らせる等種々の表示機能を有する。
なお、トラブル等が解決した場合には、レジュームキー
E0019を押下することによって記録が再開されるよ
うになっている。
【0022】[記録動作機構]次に、上記プリンタの装
置本体M1000に収納、保持される本実施形態におけ
る記録動作機構について説明する。
【0023】本実施形態における記録動作機構として
は、記録シートPを装置本体内へと自動的に給送する自
動給送部M3022と、自動給送部から1枚ずつ送出さ
れる記録シートPを所望の記録位置へと導くと共に、記
録位置から排出部M3030へと記録シートPを導く搬
送部M3029と、搬送部M3029に搬送された記録
シートPに所望の記録を行なう記録部と、前記記録部等
に対する回復処理を行う回復部(M5000)とから構
成されている。
【0024】(記録部)ここで、前記記録部を説明す
る。
【0025】前記キャリッジ軸M4021によって移動
可能に支持されたキャリッジM4001と、このキャリ
ッジM4001に着脱可能に搭載される記録ヘッドカー
トリッジH1000とからなる。
【0026】記録ヘッドカートリッジ まず、前記記録ヘッドカートリッジについて図3〜5に
基づき説明する。
【0027】この実施形態における記録ヘッドカートリ
ッジH1000は、図3に示すようにインクを貯留する
インクタンクH1900と、このインクタンクH190
0から供給されるインクを記録情報に応じてノズルから
吐出させる記録ヘッドH1001とを有し、前記記録ヘ
ッドH1001は、後述するキャリッジM4001に対
して着脱可能に搭載される、いわゆるカートリッジ方式
を採るものとなっている。
【0028】ここに示す記録ヘッドカートリッジH10
00では、写真調の高画質なカラー記録を可能とするた
め、インクタンクとして、例えば、ブラック、ライトシ
アン、ライトマゼンタ、シアン、マゼンタ及びイエロー
の各色独立のインクタンクが用意されており、図4に示
すように、それぞれが記録ヘッドH1001に対して着
脱自在となっている。
【0029】そして,前記記録ヘッドH1001は、図
5の分解斜視図に示すように、記録素子基板H110
0、第1のプレートH1200、電気配線基板H130
0、第2のプレートH1400、タンクホルダーH15
00、流路形成部材H1600、フィルターH170
0、シールゴムH1800から構成されている。
【0030】記録素子基板H1100には、Si基板の
片面にインクを吐出するための複数の記録素子と、各記
録素子に電力を供給するAl等の電気配線とが成膜技術
により形成され、この記録素子に対応した複数のインク
流路と複数の吐出口H1100Tとがフォトリソグラフ
ィ技術により形成されると共に、複数のインク流路にイ
ンクを供給するためのインク供給口が裏面に開口するよ
うに形成されている。また、前記記録素子基板H110
0は第1のプレートH1200に接着固定されており、
ここには、前記記録素子基板H1100にインクを供給
するためのインク供給口H1201が形成されている。
さらに、第1のプレートH1200には、開口部を有す
る第2のプレートH1400が接着固定されており、こ
の第2のプレートH1400は、電気配線基板H130
0と記録素子基板H1100とが電気的に接続されるよ
う電気配線基板H1300を保持している。この電気配
線基板H1300は、前記記録素子基板H1100にイ
ンクを吐出するための電気信号を印加するものであり、
記録素子基板H1100に対応する電気配線と、この電
気配線端部に位置し本体からの電気信号を受け取るため
の外部信号入力端子H1301とを有しており、前記外
部信号入力端子H1301は、後述のタンクホルダーH
1500の背面側に位置決め固定されている。
【0031】一方、前記インクタンクH1900を着脱
可能に保持するタンクホルダーH1500には、流路形
成部材H1600が超音波溶着され、インクタンクH1
900から第1のプレートH1200に亘るインク流路
H1501を形成している。また、インクタンクH19
00と係合するインク流路H1501のインクタンク側
端部には、フィルターH1700が設けられており、外
部からの塵埃の侵入を防止し得るようになっている。ま
た、インクタンクH1900との係合部にはシールゴム
H1800が装着され、前記係合部からのインクの蒸発
を防止し得るようになっている。
【0032】さらに、前述のようにタンクホルダーH1
500、流路形成部材H1600、フィルターH170
0及びシールゴムH1800から構成されるタンクホル
ダー部と、前記記録素子基板H1100、第1のプレー
トH1200、電気配線基板H1300及び第2のプレ
ートH1400から構成される記録素子部とを、接着等
で結合することにより、記録ヘッドH1001を構成し
ている。
【0033】(キャリッジ)次に、図2に基づき前記キ
ャリッジM4001を説明する。
【0034】図示のように、キャリッジM4001に
は、キャリッジM4001と係合し記録ヘッドH100
1をキャリッジM4001の装着位置に案内するための
キャリッジカバーM4002と、記録ヘッドH1001
のタンクホルダーH1500と係合し記録ヘッドH10
01を所定の装着位置にセットさせるよう押圧するヘッ
ドセットレバーM4007とが設けられている。すなわ
ち、ヘッドセットレバーM4007はキャリッジM40
01の上部にヘッドセットレバー軸に対して回動可能に
設けられると共に、記録ヘッドH1001との係合部に
は不図示のヘッドセットプレートがばねを介して備えら
れ、このばね力によって記録ヘッドH1001を押圧し
ながらキャリッジM4001に装着する構成となってい
る。
【0035】またキャリッジM4001の記録ヘッドH
1001との別の係合部にはコンタクトフレキシブルプ
リントケーブル(以下、コンタクトFPCと称す)E0
011が設けられ、コンタクトFPC E0011上の
コンタクト部と記録ヘッドH1001に設けられたコン
タクト部(外部信号入力端子)H1301とが電気的に
接触し、記録のための各種情報の授受や記録ヘッドH1
001への電力の供給などを行い得るようになってい
る。
【0036】ここでコンタクトFPC E0011のコ
ンタクト部とキャリッジM4001との間には不図示の
ゴムなどの弾性部材が設けられ、この弾性部材の弾性力
とヘッドセットレバーばねによる押圧力とによってコン
タクト部E0011aとキャリッジM4001との確実
な接触を可能とするようになっている。さらに前記コン
タクトFPC E0011はキャリッジM4001の背
面に搭載されたキャリッジ基板E0013に接続されて
いる(図7参照)。
【0037】[スキャナ]この実施形態におけるプリン
タは、記録ヘッドを示すようなスキャナと交換すること
で読取装置としても使用することができる。
【0038】このスキャナは、プリンタ側のキャリッジ
と共に移動し、記録媒体に代えて給送された原稿画像を
副走査方向において読み取るようになっており、その読
み取り動作と原稿の給送動作とを交互に行うことによ
り、1枚の原稿画像情報を読み取るようになっている。
【0039】図6はこのスキャナM6000の概略構成
を示す図である。
【0040】図示のように、スキャナホルダM6001
は箱型形状をなしており、その内部には読み取りに必要
な光学系・処理回路などが収納されている。また、この
スキャナM6000をキャリッジM4001へと装着し
た時、原稿面と対面する部分にはスキャナ読取レンズM
6006が設けられており、ここから原稿画像を読み取
るようになっている。スキャナ照明レンズM6005は
内部に不図示の光源を有し、その光源から発せられた光
が原稿へと照射される。
【0041】前記スキャナホルダM6001の底部に固
定されたスキャナカバーM6003は、スキャナホルダ
M6001内部を遮光するように嵌合し、側面に設けら
れたルーバー状の把持部によってキャリッジM4001
への着脱操作性の向上を図っている。スキャナホルダM
6001の外形形状は記録ヘッドH1001と略同形状
であり、キャリッジM4001へは記録ヘッドカートリ
ッジH1000と同様の操作で着脱することができる。
【0042】また、スキャナホルダM6001には、前
記処理回路を有する基板が収納される一方、この基板に
接続されたスキャナコンタクトPCBが外部に露出する
よう設けられており、キャリッジM4001へとスキャ
ナM6000を装着した際、前記スキャナコンタクトP
CB M6004がキャリッジM4001側のコンタク
トFPC E0011に接触し、前記基板を、前記キャ
リッジM4001を介して本体側の制御系に電気的に接
続させるようになっている。
【0043】次に、本発明の実施形態における電気的回
路構成を説明する。図7は、この実施形態における電気
的回路の全体構成を概略的に示す図である。
【0044】この実施形態における電気的回路は、主に
キャリッジ基板(CRPCB)E0013、メインPC
B(Printed Circuit Board)E0014、電源ユニッ
トE0015等によって構成されている。ここで、前記
電源ユニットは、メインPCB E0014と接続さ
れ、各種駆動電源を供給するものとなっている。また、
キャリッジ基板E0013は、キャリッジM4001
(図2)に搭載されたプリント基板ユニットであり、コ
ンタクトFPC E0011を通じて記録ヘッドとの信
号の授受を行うインターフェースとして機能する他、キ
ャリッジM4001の移動に伴ってエンコーダセンサE
0004から出力されるパルス信号に基づき、エンコー
ダスケールE0005とエンコーダセンサE0004と
の位置関係の変化を検出し、その出力信号をフレキシブ
ルフラットケーブル(CRFFC)E0012を通じて
メインPCB E0014へと出力する。
【0045】さらに、メインPCBはこの実施形態にお
けるインクジェット記録装置の各部の駆動制御を司るプ
リント基板ユニットであり、紙端検出センサ(PEセン
サ)E0007、ASFセンサE0009、カバーセン
サE0022、パラレルインターフェース(パラレルI
/F)E0016、シリアルインターフェース(シリア
ルI/F)E0017、リジュームキーE0019、L
ED E0020、電源キーE0018、ブザーE00
21等に対するI/Oポートを基板上に有し、さらにC
RモータE0001、LFモータE0002、PGモー
タE0003と接続されてこれらの駆動を制御する他、
インクエンドセンサE0006、GAPセンサE000
8、PGセンサE0010、CRFFC E0012、
電源ユニットE0015との接続インターフェイスを有
する。
【0046】図8は、メインPCBの内部構成を示すブ
ロック図である。図において、E1001はCPUであ
り、このCPU E1001は内部にオシレータOSC
E1002を有すると共に、発振回路E1005に接
続されてその出力信号E1019によりシステムクロッ
クを発生する。また、制御バスE1014を通じてRO
M E1004およびASIC(Application Specific
Integrated Circuit)E1006に接続され、ROM
に格納されたプログラムに従って、ASICの制御、電
源キーからの入力信号E1017、及びリジュームキー
からの入力信号E1016、カバー検出信号E104
2、ヘッド検出信号(HSENS)E1013の状態の
検知を行ない、さらにブザー信号(BUZ)E1018
によりブザーE0021を駆動し、内蔵されるA/Dコ
ンバータE1003に接続されるインクエンド検出信号
(INKS)E1011及びサーミスタ温度検出信号
(TH)E1012の状態の検知を行う一方、その他各
種論理演算・条件判断等を行ない、インクジェット記録
装置の駆動制御を司る。
【0047】ここで、ヘッド検出信号E1013は、記
録ヘッドカートリッジH1000からフレキシブルフラ
ットケーブルE0012、キャリッジ基板E0013及
びコンタクトフレキシブルプリントケーブルE0011
を介して入力されるヘッド搭載検出信号であり、インク
エンド検出信号はインクエンドセンサE0006から出
力されるアナログ信号、サーミスタ温度検出信号E10
12はキャリッジ基板E0013上に設けられたサーミ
スタ(図示せず)からのアナログ信号である。
【0048】E1008はCRモータドライバであっ
て、モータ電源(VM)E1040を駆動源とし、AS
IC E1006からのCRモータ制御信号E1036
に従って、CRモータ駆動信号E1037を生成し、C
RモータE0001を駆動する。E1009はLF/P
Gモータドライバであって、モータ電源E1040を駆
動源とし、ASIC E1006からのパルスモータ制
御信号(PM制御信号)E1033に従ってLFモータ
駆動信号E1035を生成し、これによってLFモータ
を駆動すると共に、PGモータ駆動信号E1034を生
成してPGモータを駆動する。
【0049】E1010は電源制御回路であり、ASI
C E1006からの電源制御信号E1024に従って
発光素子を有する各センサ等への電源供給を制御する。
パラレルI/F E0016は、ASIC E1006
からのパラレルI/F信号E1030を、外部に接続さ
れるパラレルI/FケーブルE1031に伝達し、また
パラレルI/FケーブルE1031の信号をASIC
E1006に伝達する。シリアルI/F E0017
は、ASIC E1006からのシリアルI/F信号E
1028を、外部に接続されるシリアルI/Fケーブル
E1029に伝達し、また同ケーブルE1029からの
信号をASIC E1006に伝達する。
【0050】一方、前記電源ユニットE0015から
は、ヘッド電源(VH)E1039及びモータ電源(V
M)E1040、ロジック電源(VDD)E1041が
供給される。また、ASIC E1006からのヘッド
電源ON信号(VHON)E1022及びモータ電源O
N信号(VMOM)E1023が電源ユニットE001
5に入力され、それぞれヘッド電源E1039及びモー
タ電源E1040のON/OFFを制御する。電源ユニ
ットE0015から供給されたロジック電源(VDD)
E1041は、必要に応じて電圧変換された上で、メイ
ンPCB E0014内外の各部へ供給される。
【0051】またヘッド電源E1039は、メインPC
B E0014上で平滑された後にフレキシブルフラッ
トケーブルE0011へと送出され、記録ヘッドカート
リッジH1000の駆動に用いられる。E1007はリ
セット回路で、ロジック電源電圧E1040の低下を検
出して、CPU E1001及びASIC E1006
にリセット信号(RESET)E1015を供給し、初
期化を行なう。
【0052】このASIC E1006は1チップの半
導体集積回路であり、制御バスE1014を通じてCP
U E1001によって制御され、前述したCRモータ
制御信号E1036、PM制御信号E1033、電源制
御信号E1024、ヘッド電源ON信号E1022、及
びモータ電源ON信号E1023等を出力し、パラレル
I/F E0016およびシリアルI/F E0017
との信号の授受を行なう他、PEセンサE0007から
のPE検出信号(PES)E1025、ASFセンサE
0009からのASF検出信号(ASFS)E102
6、GAPセンサE0008からのGAP検出信号(G
APS)E1027、PGセンサE0007からのPG
検出信号(PGS)E1032の状態を検知して、その
状態を表すデータを制御バスE1014を通じてCPU
E1001に伝達し、入力されたデータに基づきCP
U E1001はLED駆動信号E1038の駆動を制
御してLEDE0020の点滅を行なう。
【0053】さらに、エンコーダ信号(ENC)E10
20の状態を検知してタイミング信号を生成し、ヘッド
制御信号E1021で記録ヘッドカートリッジH100
0とのインターフェイスをとり記録動作を制御する。こ
こにおいて、エンコーダ信号(ENC)E1020はフ
レキシブルフラットケーブルE0012を通じて入力さ
れるCRエンコーダセンサE0004の出力信号であ
る。また、ヘッド制御信号E1021は、フレキシブル
フラットケーブルE0012、キャリッジ基板E001
3、及びコンタクトFPC E0011を経て記録ヘッ
ドH1000に供給される。
【0054】図9は、ASIC E1006の内部構成
を示すブロック図である。
【0055】なお、同図において、各ブロック間の接続
については、記録データやモータ制御データ等、ヘッド
や各部機構部品の制御にかかわるデータの流れのみを示
しており、各ブロックに内蔵されるレジスタの読み書き
に係わる制御信号やクロック、DMA制御にかかわる制
御信号などは図面上の記載の煩雑化を避けるため省略し
ている。
【0056】図中、E2002はPLLであり、図9に
示すように前記CPU E1001から出力されるクロ
ック信号(CLK)E2031及びPLL制御信号(P
LLON)E2033により、ASIC E1006内
の大部分へと供給するクロック(図示しない)を発生す
る。
【0057】また、E2001はCPUインターフェー
ス(CPUI/F)であり、リセット信号E1015、
CPU E1001から出力されるソフトリセット信号
(PDWN)E2032、クロック信号(CLK)E2
031及び制御バスE1014からの制御信号により、
以下に説明するような各ブロックに対するレジスタ読み
書き等の制御や、一部ブロックへのクロックの供給、割
り込み信号の受け付け等(いずれも図示しない)を行な
い、CPU E1001に対して割り込み信号(IN
T)E2034を出力し、ASIC E1006内部で
の割り込みの発生を知らせる。
【0058】また、E2005はDRAMであり、記録
用のデータバッファとして、受信バッファE2010、
ワークバッファE2011、プリントバッファE201
4、展開用データバッファE2016などの各領域を有
すると共に、モータ制御用としてモータ制御バッファE
2023を有し、さらにスキャナ動作モード時に使用す
るバッファとして、上記の各記録用データバッファに代
えてスキャナ取込みバッファE2024、スキャナデー
タバッファE2026、送出バッファE2028などの
領域を有する。
【0059】また、このDRAM E2005は、CP
U E1001の動作に必要なワーク領域としても使用
されている。すなわち、E2004はDRAM制御部で
あり、制御バスによるCPU E1001からDRAM
E2005へのアクセスと、後述するDMA制御部E
2003からDRAM E2005へのアクセスとを切
り替えて、DRAM E2005への読み書き動作を行
なう。
【0060】DMA制御部E2003では、各ブロック
からのリクエスト(図示せず)を受け付けて、アドレス
信号や制御信号(図示せず)、書込み動作の場合には書
込みデータ(E2038、E2041、E2044、E
2053、E2055、E2057)などをRAM制御
部に出力してDRAMアクセスを行なう。また読み出し
の場合には、DRAM制御部E2004からの読み出し
データ(E2040、E2043、E2045、E20
51、E2054、E2056、E2058、E205
9)を、リクエスト元のブロックに受け渡す。
【0061】また、E2006は1284I/Fであ
り、CPUI/F E2001を介したCPU E10
01の制御により、パラレルI/F E0016を通じ
て、図示しない外部ホスト機器との双方向通信インター
フェイスを行なう他、記録時にはパラレルI/F E0
016からの受信データ(PIF受信データE203
6)をDMA処理によって受信制御部E2008へと受
け渡し、スキャナ読み取り時にはDRAM E2005
内の送出バッファE2028に格納されたデータ(12
84送信データ(RDPIF)E2059)をDMA処
理によりパラレルI/Fに送信する。
【0062】E2007はUSBI/Fであり、CPU
I/F E2001を介したCPUE1001の制御に
より、シリアルI/F E0017を通じて、図示しな
い外部ホスト機器との双方向通信インターフェイスを行
なう他、印刷時にはシリアルI/F E0017からの
受信データ(USB受信データE2037)をDMA処
理により受信制御部E2008に受け渡し、スキャナ読
み取り時にはDRAM E2005内の送出バッファE
2028に格納されたデータ(USB送信データ(RD
USB)E2058)をDMA処理によりシリアルI/
F E0017に送信する。受信制御部E2008は、
1284I/F E2006もしくはUSBI/F E
2007のうちの選択されたI/Fからの受信データ
(WDIF)E2038)を、受信バッファ制御部E2
039の管理する受信バッファ書込みアドレスに、書込
む。E2009は圧縮・伸長DMAであり、CPUI/
F E2001を介したCPUE1001の制御によ
り、受信バッファE2010上に格納された受信データ
(ラスタデータ)を、受信バッファ制御部E2039の
管理する受信バッファ読み出しアドレスから読み出し、
そのデータ(RDWK)E2040を指定されたモード
に従って圧縮・伸長し、記録コード列(WDWK)E2
041としてワークバッファ領域に書込む。
【0063】E2013は記録バッファ転送DMAで、
CPUI/F E2001を介したCPU E1007
の制御によってワークバッファE2011上の記録コー
ド(RDWP)E2043を読み出し、各記録コード
を、記録ヘッドカートリッジH1000へのデータ転送
順序に適するようなプリントバッファE2014上のア
ドレスに並べ替えて転送(WDWP E2044)す
る。また、E2012はワーククリアDMAであり、C
PUI/F E2001を介したCPU E1001の
制御によって記録バッファ転送DMA E2015によ
る転送が完了したワークバッファ上の領域に対し、指定
したワークフィルデータ(WDWF)E2042を繰返
し書込む。
【0064】E2015は記録データ展開DMAであ
り、CPUI/F E2001を介したCPU E10
01の制御により、ヘッド制御部E2018からのデー
タ展開タイミング信号E2050をトリガとして、プリ
ントバッファ上に並べ替えて書込まれた記録コードと展
開用データバッファE2016上に書込まれた展開用デ
ータとを読み出し、展開記録データ(RDHDG)E2
045を生成し、これをカラムバッファ書込みデータ
(WDHDG)E2047としてカラムバッファE20
17に書込む。ここで、カラムバッファE2017は、
記録ヘッドカートリッジH1000へと転送データ(展
開記録データ)とを一時的に格納するSRAMであり、
記録データ展開DMAとヘッド制御部とのハンドシェー
ク信号(図示せず)によって両ブロックにより共有管理
されている。
【0065】E2018はヘッド制御部で、CPUI/
F E2001を介したCPU E1001の制御によ
り、ヘッド制御信号を介して記録ヘッドカートリッジH
1000またはスキャナとのインターフェイスを行なう
他、エンコーダ信号処理部E2019からのヘッド駆動
タイミング信号E2049に基づき、記録データ展開D
MAに対してデータ展開タイミング信号E2050の出
力を行なう。
【0066】また、印刷時には、前記ヘッド駆動タイミ
ング信号E2049に従って、カラムバッファから展開
記録データ(RDHD)E2048を読み出し、そのデ
ータをヘッド制御信号E1021を通じて記録ヘッドカ
ートリッジH1000に出力する。また、スキャナ読み
取りモードにおいては、ヘッド制御信号E1021を通
して入力された取込みデータ(WDHD)E2053を
DRAM E2005上のスキャナ取込みバッファE2
024へとDMA転送する。E2025はスキャナデー
タ処理DMAであり、CPUI/F E2001を介し
たCPU E1001の制御により、スキャナ取込みバ
ッファE2024に蓄えられた取込みバッファ読み出し
データ(RDAV)E2054を読み出し、平均化等の
処理を行なった処理済データ(WDAV)E2055を
DRAM E2005上のスキャナデータバッファE2
026に書込む。E2027はスキャナデータ圧縮DM
Aで、CPUI/F E2001を介したCPU E1
001の制御により、スキャナデータバッファE202
6上の処理済データ(RDYC)E2056を読み出し
てデータ圧縮を行ない、圧縮データ(WDYC)E20
57を送出バッファE2028に書込み転送する。
【0067】E2019はエンコーダ信号処理部であ
り、エンコーダ信号(ENC)を受けて、CPU E1
001の制御で定められたモードに従ってヘッド駆動タ
イミング信号E2049を出力する他、エンコーダ信号
E1020から得られるキャリッジM4001の位置や
速度にかかわる情報をレジスタに格納して、CPU E
1001に提供する。CPU E1001はこの情報に
基づき、CRモータE0001の制御における各種パラ
メータを決定する。また、E2020はCRモータ制御
部であり、CPUI/F E2001を介したCPU
E1001の制御により、CRモータ制御信号E103
6を出力する。
【0068】E2022はセンサ信号処理部で、PGセ
ンサE0010、PEセンサE0007、ASFセンサ
E0009、及びGAPセンサE0008等から出力さ
れる各検出信号を受けて、CPU E1001の制御で
定められたモードに従ってこれらのセンサ情報をCPU
E1001に伝達する他、LF/PGモータ制御部D
MA E2021に対してセンサ検出信号E2052を
出力する。
【0069】LF/PGモータ制御DMAE2021
は、CPUI/F E2001を介したCPU E10
01の制御により、DRAM E2005上のモータ制
御バッファE2023からパルスモータ駆動テーブル
(RDPM)E2051を読み出してパルスモータ制御
信号Eを出力する他、動作モードによっては前記センサ
検出信号を制御のトリガとしてパルスモータ制御信号E
1033を出力する。また、E2030はLED制御部
であり、CPUI/F E2001を介したCPU E
1001の制御により、LED駆動信号E1038を出
力する。さらに、E2029はポート制御部であり、C
PUI/F E2001を介したCPU E1001の
制御により、ヘッド電源ON信号E1022、モータ電
源ON信号E1023、及び電源制御信号E1024を
出力する。
【0070】次に、上記のように構成された本発明の実
施形態におけるインクジェット記録装置の動作を図10
のフローチャートに基づき説明する。
【0071】AC電源に本装置が接続されると、まず、
ステップS1では装置の第1の初期化処理を行なう。こ
の初期化処理では、本装置のROMおよびRAMのチェ
ックなどの電気回路系のチェックを行ない、電気的に本
装置が正常に動作可能であるかを確認する。
【0072】次にステップS2では、装置本体M100
0の上ケースM1002に設けられた電源キーE001
8がONされたかどうかの判断を行い、電源キーE00
18が押された場合には、次のステップS3へと移行
し、ここで第2の初期化処理を行う。
【0073】この第2の初期化処理では、本装置の各種
駆動機構及びヘッド系のチェックを行なう。すなわち、
各種モータの初期化やヘッド情報の読み込みを行うに際
し、本装置が正常に動作可能であるかを確認する。
【0074】次にステップS4ではイベント待ちを行な
う。すなわち、本装置に対して、外部I/Fからの指令
イベント、ユーザ操作によるパネルキーイベントおよび
内部的な制御イベントなどを監視し、これらのイベント
が発生すると当該イベントに対応した処理を実行する。
【0075】例えば、ステップS4で外部I/Fからの
印刷指令イベントを受信した場合には、ステップS5へ
と移行し、同ステップでユーザ操作による電源キーイベ
ントが発生した場合にはステップS10へと移行し、同
ステップでその他のイベントが発生した場合にはステッ
プS11へと移行する。ここで、ステップS5では、外
部I/Fからの印刷指令を解析し、指定された紙種別、
用紙サイズ、印刷品位、給紙方法などを判断し、その判
断結果を表すデータを本装置内のRAM E2005に
記憶し、ステップS6へと進む。次いでステップS6で
はステップS5で指定された給紙方法により給紙を開始
し、用紙を記録開始位置まで送り、ステップS7に進
む。ステップS7では記録動作を行なう。この記録動作
では、外部I/Fから送出されてきた記録データを、一
旦記録バッファに格納し、次いでCRモータE0001
を駆動してキャリッジM4001の走査方向への移動を
開始すると共に、プリントバッファE2014に格納さ
れている記録データを記録ヘッドH1001へと供給し
て1行の記録を行ない、1行分の記録データの記録動作
が終了するとLFモータE0002を駆動し、LFロー
ラM3001を回転させて用紙を副走査方向へと送る。
この後、上記動作を繰り返し実行し、外部I/Fからの
1ページ分の記録データの記録が終了すると、ステップ
8へと進む。
【0076】ステップS8では、LFモータE0002
を駆動し、排紙ローラM2003を駆動し、用紙が完全
に本装置から送り出されたと判断されるまで紙送りを繰
返し、終了した時点で用紙は排紙トレイM1004a上
に完全に排紙された状態となる。
【0077】次にステップS9では、記録すべき全ペー
ジの記録動作が終了したか否かを判定し、記録すべきペ
ージが残存する場合には、ステップS5へと復帰し、以
下、前述のステップS5〜S9までの動作を繰り返し、
記録すべき全てのページの記録動作が終了した時点で記
録動作は終了し、その後ステップS4へと移行し、次の
イベントを待つ。
【0078】一方、ステップS10ではプリンタ終了処
理を行ない、本装置の動作を停止させる。つまり、各種
モータやヘッドなどの電源を切断するために、電源を切
断可能な状態に移行した後、電源を切断しステップS4
に進み、次のイベントを待つ。
【0079】また、ステップS11では、上記以外の他
のイベント処理を行なう。例えば、本装置の各種パネル
キーや外部I/Fからの回復指令や内部的に発生する回
復イベントなどに対応した処理を行なう。なお、処理終
了後にはステップS4に進み、次のイベントを待つ。
【0080】(実施形態1)このような構成の記録装置
において、本実施形態では、マルチパス記録のためのデ
ータ処理と、記録媒体後端部分補正処理とをそれぞれ別
々のアルゴリズムで行うことにより、各処理を的確に行
うことができる。
【0081】以下、本実施形態のデータ処理部分を説明
する。
【0082】図11はプリントバッファE2014から
記録ヘッドH1001へ至るまでの記録データの流れの
詳細を示すブロック図である。
【0083】本実施形態では、記録媒体の同一の画像領
域に対して、4回の走査で画像を形成する4パス記録の
場合を説明する。
【0084】なお、4回の走査で画像を形成する場合、
記録ヘッドの高さをHとすると、1走査に対応する1回
の記録媒体送り量(以下、「紙送り量」という)は、H
/4となる。
【0085】上述の通り、プリントバッファE2014
には、記録ヘッドの1回の走査で記録される記録データ
(「画像データ」ともいう)が格納されている。記録ヘ
ッドは、記録素子数個単位の4つのブロック(a,b,
c,d)に分割されており、プリントバッファE201
4はこのブロックに対応して同じく4つのブロック
(A,B,C,D)に分割して管理されている。このよ
うに4つのブロックに分割する場合、1ブロックの高さ
はH/4となり、これをh=H/4とする。
【0086】このプリンタバッファE2014に格納さ
れた記録データは、ヘッド制御部E2018からのデー
タ展開タイミング信号E2050をトリガとして、1カ
ラム単位で記録データ展開DMA E2015により読
み出される。そして、読み出された記録データは、記録
データ展開DMA E2015に設けられた第1シフト
レジスタE3001にてブロック単位で一定量ローテー
トされる。このローテート処理はマルチパス記録のため
のもので詳細は後述する。
【0087】また、プリントバッファE2014とは別
に展開用バッファE2016には、マルチパス記録のた
めに、記録データと論理積されるデータ間引きパターン
をブロック単位で格納している。この格納されたデータ
間引きパターンすなわち展開用データは、4つのブロッ
クに分かれて格納されている。各ブロックのデータはお
互いにその他のブロックのデータと補完関係にある間引
きパターンとなっている。つまり、記録ヘッドのブロッ
クに対応するそれぞれの間引きパターンで間引いた記録
データを記録してそれぞれが重ね合うことで1つの画像
が完成するような間引きパターンとなっている。
【0088】この展開用バッファE2016に格納され
た展開用データも同様に、データ展開タイミング信号E
2050をトリガとして、記録データと同期して1カラ
ム単位で記録データ展開DMAにより読み出される。そ
して、記録データ展開DMAに設けられた展開処理回路
E3002に入力される。
【0089】さらに、この展開処理回路E3002に
は、ローテートされた記録データも入力され、このロー
テートされた記録データに展開用データが掛合わされ、
記録データに間引き処理が施されて展開記録データが生
成される。
【0090】このように、間引き処理すなわち展開処理
が施された展開記録データは、次にカラムバッファE2
017に書き込まれる。カラムバッファE2017に書
き込まれた展開記録データはヘッド制御部E2018に
より読み出され、ヘッド制御部E2018内に設けられ
た第2シフトレジスタE3003に書き込まれる。そし
て、第2シフトレジスタE3003でも同様にブロック
単位で一定量ローテートされる。なお、第1シフトレジ
スタE3001及び第2シフトレジスタE3003によ
るローテート量は、CPU E1001よりそれぞれ個
別に設定が可能である。
【0091】図12は、CPU E1001の処理を示
すフローチャートである。
【0092】この処理は記録媒体1ページ単位で行われ
る。
【0093】まず、CPU E1001は、第1シフト
レジスタE3001のローテート量を示す変数R1と、
第2シフトレジスタE3003のローテート量を示す変
数R2の値をゼロクリアしておく(ステップ100
1)。
【0094】そして、上述のように1回の紙送り量はH
/4(=h)であるので、論理記録媒体送り量XにH/
4を代入する(ステップ1002)。さらに、記録媒体
の記録走査可能領域下端までの距離、つまり下端までの
残送り量を求め、これをYとし、Yに値を代入する(ス
テップ1003)。
【0095】記録動作に入る前に、記録可能領域下端ま
での距離Yと論理記録媒体送り量Xとを比較する(ステ
ップ1004)。YがX以上であれば、記録ヘッドは記
録可能領域下端を超えずに1走査することができるので
ステップ1005に進む。一方、Xの方が大きければ、
次の走査で記録ヘッドは記録可能領域下端をはみ出すこ
とになるので、ステップ1009に進む。
【0096】YがX以上の場合、論理記録媒体送り量X
だけ、LFモータE0002を駆動させ実際に記録媒体
の紙送りを行う(ステップ1005)。そして、外部I
/Fを介して受信したコマンドに従い、1ブロック分の
記録データをプリントバッファへ展開する(ステップ1
006)。そして、図11のブロック図で説明したよう
に、記録データ展開DMA E2015はプリントバッ
ファに格納された記録データを取り出し、さらにセット
されたローテート量R1だけ第1シフトレジスタE30
01での記録データのローテートを行う。さらに、ヘッ
ド制御部E2018はこの記録データを第2シフトレジ
スタE3003に入力し、セットされたローテート量R
2だけ記録データのローテートを行う。そして、ローテ
ート後の記録データに従い記録ヘッドが記録動作を行う
(ステップ1007)。記録動作が終了したら、次の走
査に備えて、第1シフトレジスタE3001のローテー
ト量R1をインクリメントしておく(ステップ100
8)。
【0097】一方、ステップ1004において、Xの方
がYよりも大きかった場合、一番記録媒体下端側に対応
するブロックは記録可能領域外にあるため、記録媒体送
り動作は行わず、第2シフトレジスタのローテート量R
2をインクリメントする(ステップ1009)。そし
て、はみ出してしまう1ブロック分の記録データを読み
捨て(ステップ1010)、ステップ1007へ進み、
上述と同様の処理を行う。そして、ステップ1008で
同様にローテート量R1をインクリメントする。このよ
うにしてインクリメントしたローテート量R2の値が3
以上になったら(ステップ1011)、プリントバッフ
ァE2014内の全ブロックが記録可能領域を超えてい
ることになるので、これ以上の記録動作は行えないとい
うことになる。したがって、送信されてきた1ページ分
の記録データの途中であっても、残りの記録データを捨
てて(ステップ1012)、記録処理を終了する。
【0098】一方、ステップ1011でローテート量R
2の値が3未満であった場合、まだ記録が1ページの途
中までしか終了していないときはステップ1002に戻
り、一連の処理を繰り返す。また、1ページ分の記録が
終了した場合、記録動作を終了する(ステップ101
3)。
【0099】図13は、記録媒体に記録されていく様子
を示す模式図である。
【0100】図中の1マスが記録ヘッドの1ブロックに
対応し、マス内の記号は、記録媒体の各ブロックA,
B,C,Dと、記録媒体のそのブロックを走査する記録
ヘッドの各ブロックa,b,c,dとする。また、マス
全体にかけられている斜線、縦線、横線は、それぞれ間
引きパターンを示している。
【0101】同図に示すように、記録媒体の記録可能領
域の下端にかかる直前の第m−1スキャンまでは、残送
り量Yが論理記録媒体送り量Xを上回っているため、X
ずつの記録媒体送り動作を行い、ローテート量R1のイ
ンクリメントのみ行って印字記録動作が実行されてい
く。
【0102】第mスキャン以降は残送り量が論理記録媒
体送り量Xよりも小さくなるため、記録媒体送り動作は
行われず、第1シフトレジスタのローテート量R1のイ
ンクリメントとともに第2シフトレジスタE3003の
ローテート量R2のインクリメントして印字記録動作が
行われる。そして、第m+2スキャン目の終了時点でロ
ーテート量R2の値が3となっているので、第m+3ス
キャン以降の記録動作は行われず、この地点で記録動作
を終了するということになる。
【0103】以上のように、本実施形態では、マルチパ
ス記録の間引き処理には第1シフトレジスタE3001
を用い、記録媒体後端部分の補正処理には第2シフトレ
ジスタE3003を用い、それぞれのローテート量をR
1とR2に分けている。このようにマルチパス記録に対
応する処理と、記録媒体後端部分の補正処理とをそれぞ
れ個別のアルゴリズムで管理することにより、記録動作
に関する処理を全体として単純にすることができる。ま
た、第1シフトレジスタE3001により記録データを
ローテートし、それと展開用データとを合成して展開記
録データを作成し、この展開記録データを第2シフトレ
ジスタE3003によりローテートして記録ヘッドへ転
送するという構成をとることにより、記録媒体後端部分
の印字において、展開用データのローテート処理が不要
となり、処理時間を短く抑えることができる。
【0104】(実施形態2)実施形態1では4パス記録
の場合を説明したが、本実施形態では2パス記録の場合
を説明する。
【0105】本実施形態の場合、2パスで記録を完成さ
せるので、1回の記録媒体送り量は、記録ヘッドの高さ
をHとするとH/2とする。また、実施形態1同様、記
録ヘッドの1ブロックの高さh=H/4とすると、1回
の記録媒体送り量は4h/2=2hとも表すことができ
る。
【0106】また、2パス記録のため、間引きパターン
は2種類で相互に補完関係にあるものとする。
【0107】また、第1シフトレジスタ、第2シフトレ
ジスタの1ローテートは、実施形態1と同様H/4と考
える。
【0108】図14は、本実施形態におけるCPU E
1001の処理を示すフローチャートである。
【0109】実施形態1と同様に、第1シフトレジスタ
のローテート量R1と第2シフトレジスタのローテート
量R2とを共にゼロクリアする(ステップ2001)。
次に、2パス記録に対応して、論理記録媒体送り量Xに
H/2を代入する(ステップ2002)。また、記録媒
体の記録可能領域下端までの残送り量を求め、Yに代入
する(ステップ2003)。
【0110】このように決められたX,Yを実施形態1
と同様に比較し(ステップ2004)、YがX以上であ
れば、通常どおり記録媒体送り動作を行ってもよいの
で、論理記録媒体送り量Xだけ記録媒体送り動作を行う
(ステップ2005)。そして、外部I/Fを介して受
信したコマンドに従い、1ブロック分の記録データをプ
リントバッファへ展開し(ステップ2006)、記録デ
ータ展開DMA E2015にローテート量R1をセッ
トし、またヘッド制御回路E2018にローテート量R
2をセットして記録動作を行う(ステップ2007)。
1スキャンの記録動作が終了したら、次のブロックの記
録に備えて第1シフトレジスタのローテート量R1を
「2」だけインクリメントする(ステップ2008)。
【0111】一方、ステップ2004で、論理記録媒体
送り量Xが残送り量Yを超える場合は、記録走査可能領
域後端ギリギリまで記録するために、Yを超えない最大
のブロック高さhの倍数を物理記録媒体送り量X′に代
入する(ステップ2009)。そして、X′だけ記録媒
体送りを行う(ステップ2010)。しかしながら、論
理記録媒体送り量Xに対して実際には記録媒体送りがで
きていない量がある。そこで、実際には記録媒体送りで
きていない量X−X′を補正するため、R2を(X−
X′)/hだけインクリメントする(ステップ201
1)。そして1ブロック分の記録データを読み捨て(ス
テップ2012)、ステップ2007へ進み、以下、ス
テップ2007、2008の処理を実行する。
【0112】ステップ2008までの処理が終了した時
点でR2の値が3以上であれば、実施形態1と同様、こ
れ以上記録動作を行うことはできないので、残りの記録
データを読み捨てる(ステップ2014)。一方、R2
の値が3未満であれば、1ページ分の記録動作を終了し
たかどうかを確認し(ステップ2015)、未終了であ
ればステップ2002へ戻る。終了していれば1ページ
の記録動作の処理を終了する。
【0113】図15は、本実施形態における記録媒体に
記録されていく様子を示す模式図である。
【0114】実施形態1と同様に、図中の1マスが記録
ヘッドの1ブロックに対応し、マス内の記号は、記録媒
体の各ブロックA,B,C,Dと、記録媒体のそのブロ
ックを走査する記録ヘッドの各ブロックa,b,c,d
とする。また、マス全体にかけられている斜線は、それ
ぞれ間引きパターンを示している。本実施形態では、2
パスで記録を行うので、間引きパターンは2種類となり
相互に補完関係にある。
【0115】記録走査可能領域下端にかかる直前の第m
−1スキャンまでは、残送り量Yが論理記録媒体送り量
Xよりも大きいため、Xずつの記録媒体送り動作を行
い、第1シフトレジスタE3001によるローテート量
R1を2ずつインクリメントして記録動作が行われる。
第m−1スキャンが終了すると、記録ヘッドの位置が、
論理記録媒体送り量Xが残送り量Y以上となる位置にく
るので、第mスキャン目では、残送り量Y内で送り可能
な最大のhの倍数(図中ではh)だけ記録媒体送り動作
を行い、第1シフトレジスタE3001によるローテー
ト量R1を2インクリメントする。そして、第1シフト
レジスタE3003のローテート量R2は、ステップ2
011の式R2+(X−X′)/hからR2+(2h−
h)/h=R2+1となり、「1」だけインクリメント
されて記録動作が行われる。
【0116】さらに、m+1スキャン目では、残送り量
Yが論理記録媒体送り量Xより小さく、かつブロック高
さhよりも小さいため、記録媒体送り動作は行われず、
第1のシフトレジスタE3001によるローテート量R
1を2インクリメントするとともに、第2のシフトレジ
スタE3003によるローテート量R2は、前回のrR
2の値「1」に(2h−0)/h=2が加えられて
「3」として記録動作が行われる。
【0117】この時点で、R2の値が「3」になったの
で、これ以上記録動作を行うことはできず、m+1スキ
ャン目で1ページの記録動作を終了することになる。
【0118】以上のように、マルチパス記録の処理に
は、第1シフトレジスタE3001を用い、記録媒体後
端部分の補正処理には第2シフトレジスタE3003を
用いるため、本実施形態のように、マルチパス記録の記
録媒体送り量2hと、記録媒体後端の補正処理における
単位量hとが異なっていても、各処理のアルゴリズムが
独立しているので、容易に対応することができる。ま
た、本実施形態のように、マルチパス記録時の記録媒体
送り量の単位量よりも後端部補正処理の単位量を小さく
することで、記録可能領域後端ぎりぎりまで記録を行う
ことができ、余白を小さくすることができる。したがっ
て、記録走査可能領域いっぱいに記録を行うことも可能
となる。
【0119】なお、本発明が有効に用いられるヘッドの
一形態は、電気熱変換体が発生する熱エネルギーを利用
して液体に膜沸騰を生じさせ気泡を形成する形態であ
る。
【0120】
【発明の効果】本発明の記録装置及び記録方法を用いる
ことにより、2つの転回手段のうち、片方をマルチパス
記録のためのデータ転回手段とし、もう一方を記録媒体
後端部分補正処理のためのデータ転回手段とすること
で、それぞれの処理を個別のアルゴリズムで実行するこ
とができる。また、転回量をそれぞれ個別に算出するこ
とが可能となる。したがって、記録媒体の後端部分の記
録においても、記録可能領域内に記録を収めるととも
に、マルチパス記録を正しく完成させることが容易にで
きる。また、処理が簡略化され、またデータ間引きパタ
ーンの転回処理も不要となるため、処理に要する時間を
短く抑えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるインクジェットプリ
ンタの外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すものの外装部材を取り外した状態を
示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に用いる記録ヘッドカートリ
ッジを組立てた状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示す記録ヘッドカートリッジを示す分解
斜視図である。
【図5】図4に示した記録ヘッドを斜め下方から観た分
解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態におけるスキャナカートリッ
ジを示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態における電気的回路の全体構
成を概略的に示すブロック図である。
【図8】図7に示したメインPCBの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図9】図8に示したASICの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】プリントバッファから記録ヘッドに至る画像
データの流れを示すブロック図である。
【図12】実施形態1における記録処理時のCPUの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図13】実施形態1における記録の様子を示す模式図
である。
【図14】実施形態2における記録処理時のCPUの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図15】実施形態2における記録の様子を示す模式図
である。
【符号の説明】
M1000 装置本体 M1001 下ケース M1002 上ケース M1003 アクセスカバー M1004 排出トレイ M2015 紙間調整レバー M2003 排紙ローラ M3001 LFローラ M3019 シャーシ M3022 自動給送部 M3029 搬送部 M3030 排出部 M4000 記録部 M4001 キャリッジ M4002 キャリッジカバー M4007 ヘッドセットレバー M4021 キャリッジ軸 M5000 回復系ユニット M6000 スキャナ M6001 スキャナホルダ M6003 スキャナカバー M6004 スキャナコンタクトPCB M6005 スキャナ照明レンズ M6006 スキャナ読取レンズ1 M6100 保管箱 M6101 保管箱ベース M6102 保管箱カバー M6103 保管箱キャップ M6104 保管箱バネ E0001 キャリッジモータ E0002 LFモータ E0003 PGモータ E0004 エンコーダセンサ E0005 エンコーダスケール E0006 インクエンドセンサ E0007 PEセンサ E0008 GAPセンサ(紙間センサ) E0009 ASFセンサ E0010 PGセンサ E0011 コンタクトFPC(フレキシフ゛ルフ゜リントケーフ゛ル) E0012 CRFFC(フレキシフ゛ルフラットケーフ゛ル) E0013 キャリッジ基板 E0014 メイン基板 E0015 電源ユニット E0016 パラレルI/F E0017 シリアルI/F E0018 電源キー E0019 リジュームキー E0020 LED E0021 ブザー E0022 カバーセンサ E1001 CPU E1002 OSC(CPU内蔵オシレータ) E1003 A/D(CPU内蔵A/Dコンバータ) E1004 ROM E1005 発振回路 E1006 ASIC E1007 リセット回路 E1008 CRモータドライバ E1009 LF/PGモータドライバ E1010 電源制御回路 E1011 INKS(インクエンド検出信号) E1012 TH(サーミスタ温度検出信号) E1013 HSENS(ヘッド検出信号) E1014 制御バス E1015 RESET(リセット信号) E1016 RESUME(リジュームキー入力) E1017 POWER(電源キー入力) E1018 BUZ(ブザー信号) E1019 発振回路出力信号 E1020 ENC(エンコーダ信号) E1021 ヘッド制御信号 E1022 VHON(ヘッド電源ON信号) E1023 VMON(モータ電源ON信号) E1024 電源制御信号 E1025 PES(PE検出信号) E1026 ASFS(ASF検出信号) E1027 GAPS(GAP検出信号) E0028 シリアルI/F信号 E1029 シリアルI/Fケーブル E1030 パラレルI/F信号 E1031 パラレルI/Fケーブル E1032 PGS(PG検出信号) E1033 PM制御信号(パルスモータ制御信号) E1034 PGモータ駆動信号 E1035 LFモータ駆動信号 E1036 CRモータ制御信号 E1037 CRモータ駆動信号 E0038 LED駆動信号 E1039 VH(ヘッド電源) E1040 VM(モータ電源) E1041 VDD(ロジック電源) E1042 COVS(カバー検出信号) E2001 CPU I/F E2002 PLL E2003 DMA制御部 E2004 DRAM制御部 E2005 DRAM E2006 1284 I/F E2007 USB I/F E2008 受信制御部 E2009 圧縮・伸長DMA E2010 受信バッファ E2011 ワークバッファ E2012 ワークエリアDMA E2013 記録バッファ転送DMA E2014 プリントバッファ E2015 記録データ展開DMA E2016 展開用データバッファ E2017 カラムバッファ E2018 ヘッド制御部 E2019 エンコーダ信号処理部 E2020 CRモータ制御部 E2021 LF/PGモータ制御部 E2022 センサ信号処理部 E2023 モータ制御バッファ E2024 スキャナ取込みバッファ E2025 スキャナデータ処理DMA E2026 スキャナデータバッファ E2027 スキャナデータ圧縮DMA E2028 送出バッファ E2029 ポート制御部 E2030 LED制御部 E2031 CLK(クロック信号) E2032 PDWM(ソフト制御信号) E2033 PLLON(PLL制御信号) E2034 INT(割り込み信号) E2036 PIF受信データ E2037 USB受信データ E2038 WDIF(受信データ/ラスタデータ) E2039 受信バッファ制御部 E2040 RDWK(受信バッファ読み出しデータ/
ラスタデータ) E2041 WDWK(ワークバッファ書込みデータ/
記録コード) E2042 WDWF(ワークフィルデータ) E2043 RDWP(ワークバッファ読み出しデータ
/記録コード) E2044 WDWP(並べ替え記録コード) E2045 RDHDG(記録展開用データ) E2047 WDHDG(カラムバッファ書込みデータ
/展開記録データ) E2048 RDHD(カラムバッファ読み出しデータ
/展開記録データ) E2049 ヘッド駆動タイミング信号 E2050 データ展開タイミング信号 E2051 RDPM(パルスモータ駆動テーブル読み
出しデータ) E2052 センサ検出信号 E2053 WDHD(取込みデータ) E2054 RDAV(取込みバッファ読み出しデー
タ) E2055 WDAV(データバッファ書込みデータ/
処理済データ) E2056 RDYC(データバッファ読み出しデータ
/処理済データ) E2057 WDYC(送出バッファ書込みデータ/圧
縮データ) E2058 RDUSB(USB送信データ/圧縮デー
タ) E2059 RDPIF(1284送信データ) H1000 記録ヘッドカートリッジ H1001 記録ヘッド H1100 記録素子基板 H1100T 吐出口 H1200 第1のプレート H1201 インク供給口 H1300 電気配線基板 H1301 外部信号入力端子 H1400 第2のプレート H1500 タンクホルダー H1501 インク流路 H1600 流路形成部材 H1700 フィルター H1800 シールゴム H1900 インクタンク E3001 第1シフトレジスタ E3002 展開処理回路 E3003 第2シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/52 B41J 3/12 M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子を配列した記録ヘッドを
    記録素子の配列方向と異なる方向に記録媒体上に複数回
    走査させ、前記複数回の走査の間に記録ヘッドの走査方
    向と異なる方向へ記録媒体と記録ヘッドとを相対的に移
    動させる記録媒体送りとを実行することにより、記録媒
    体全体に画像を形成する記録装置において、 前記記録媒体を所定の記録媒体送り量だけ記録ヘッドと
    相対的に移動させる記録媒体送り手段と、 前記記録ヘッド1走査分の画像データを格納するデータ
    格納手段と、 前記データ格納手段に格納された画像データを読み出
    し、所定量のブロック単位で所定回数だけ、該画像デー
    タを転回可能な第1転回手段と、 前記第1転回手段から出力された画像データに対して、
    所定パターンによる間引き処理を行う間引き手段と、 前記間引き手段により間引かれた画像データを読み出
    し、所定量のブロック単位で所定回数だけ、該画像デー
    タを転回可能な第2転回手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体の前記紙送り方向における記録
    可能領域後端を検出し、該記録可能領域後端までの紙送
    りが可能な残送り量Yを算出する残送り量算出手段とを
    さらに具え、 前記記録ヘッドの複数の記録素子の配列長をH、前記記
    録媒体送り手段の所定の記録媒体送り量をX、前記第1
    及び第2転回手段の前記所定量をhとし、 前記残送り量Yが前記記録媒体送り量X以上の場合に
    は、前記記録媒体送り手段は記録媒体送り量Xだけ記録
    媒体送りを実行し、前記第1転回手段は、X/h分転回
    回数を増加させて、画像データを転回する一方、 前記残送り量Yが前記記録媒体送り量X未満の場合に
    は、前記記録媒体送り手段は、残送り量Yを超えない最
    大のhの倍数X′だけ記録媒体送りを実行し、前記第1
    転回手段は、X/h分転回回数を増加させて、画像デー
    タを転回し、前記第2転回手段は、(X−X′)/h分
    転回回数を増加させて、画像データを転回することを特
    徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数回はH/h回であることを特徴
    とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2転回手段は、前記残送り量Yが
    前記記録媒体送り量X未満の場合、1ブロック分の画像
    データを読み捨てることを特徴とする請求項2に記載の
    記録装置。
  5. 【請求項5】 複数の記録素子を配列した記録ヘッドを
    記録素子の配列方向と異なる方向に記録媒体上に複数回
    走査させ、前記複数回の走査の間に記録ヘッドの走査方
    向と異なる方向へ記録媒体と記録ヘッドとを相対的に移
    動させる記録媒体送りとを実行することにより、記録媒
    体全体に画像を形成する記録装置を用いた記録方法にお
    いて、 前記記録媒体を所定の記録媒体送り量だけ記録ヘッドと
    相対的に移動させる記録媒体送りステップと、 前記記録ヘッド1走査分の画像データを格納するデータ
    格納ステップと、 前記データ格納手段に格納された画像データを読み出
    し、所定量のブロック単位で所定回数だけ、該画像デー
    タを転回可能な第1転回ステップと、 前記第1転回手段から出力された画像データに対して、
    所定パターンによる間引き処理を行う間引きステップ
    と、 前記間引き手段により間引かれた画像データを読み出
    し、所定量のブロック単位で所定回数だけ、該画像デー
    タを転回可能な第2転回ステップと、 を有することを特徴とする記録方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体の前記紙送り方向における記録
    可能領域後端を検出し、該記録可能領域後端までの紙送
    りが可能な残送り量Yを算出する残送り量算出ステップ
    とをさらに具え、 前記記録ヘッドの複数の記録素子の配列長をH、前記記
    録媒体送り手段の所定の記録媒体送り量をX、前記第1
    及び第2転回手段の前記所定量をhとし、 前記残送り量Yが前記記録媒体送り量X以上の場合に
    は、前記記録媒体送りステップは記録媒体送り量Xだけ
    記録媒体送りを実行し、前記第1転回ステップは、X/
    h分転回回数を増加させて、画像データを転回する一
    方、 前記残送り量Yが前記記録媒体送り量X未満の場合に
    は、前記記録媒体送りステップは、残送り量Yを超えな
    い最大のhの倍数X′だけ記録媒体送りを実行し、前記
    第1転回ステップは、X/h分転回回数を増加させて、
    画像データを転回し、前記第2転回ステップは、(X−
    X′)/h分転回回数を増加させて、画像データを転回
    することを特徴とする請求項5に記載の記録方法。
  7. 【請求項7】 前記複数回はH/h回であることを特徴
    とする請求項6に記載の記録方法。
  8. 【請求項8】 前記第2転回ステップは、前記残送り量
    Yが前記記録媒体送り量X未満の場合、1ブロック分の
    画像データを読み捨てることを特徴とする請求項6に記
    載の記録方法。
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