JP2001051561A - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 潤滑材を常に均一に押し当てて像担持体に対
して一様に塗布可能とするとともに、片減りをなくして
潤滑材を無駄なく消費可能とし、潤滑材の寿命をのば
す。 【解決手段】 ブラシローラ(塗布部材)23を用いて
感光体ドラム(像担持体)10の表面に潤滑材を塗布す
る電子写真式画像形成装置において、潤滑材として、た
とえばローラ状の潤滑材ローラ29を用いて回転自在に
配置する。感光体ドラム10とブラシローラ23との周
速差よりブラシローラと潤滑材との周速差の方を大きく
する。ブラシローラ23は、感光体ドラム10との接触
部において、感光体ドラム10と同方向に回転しても、
逆方向に回転してもよく、感光体ドラム10の回転方向
において、たとえばクリーニングブレード27より上流
位置であって転写装置16より下流位置に配置する。
して一様に塗布可能とするとともに、片減りをなくして
潤滑材を無駄なく消費可能とし、潤滑材の寿命をのば
す。 【解決手段】 ブラシローラ(塗布部材)23を用いて
感光体ドラム(像担持体)10の表面に潤滑材を塗布す
る電子写真式画像形成装置において、潤滑材として、た
とえばローラ状の潤滑材ローラ29を用いて回転自在に
配置する。感光体ドラム10とブラシローラ23との周
速差よりブラシローラと潤滑材との周速差の方を大きく
する。ブラシローラ23は、感光体ドラム10との接触
部において、感光体ドラム10と同方向に回転しても、
逆方向に回転してもよく、感光体ドラム10の回転方向
において、たとえばクリーニングブレード27より上流
位置であって転写装置16より下流位置に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザを用いた
複写機・プリンタ・ファクシミリ、またはそれらの複合
機など、電子写真方式を用いて、感光体等の像担持体上
に形成した画像を転写し、用紙等の記録材に記録を行う
画像形成装置に関する。特に、クリーニング性能を向上
すべく、ブラシローラ等の塗布部材を用いて像担持体の
表面に潤滑材を塗布するタイプの電子写真式画像形成装
置に関する。
複写機・プリンタ・ファクシミリ、またはそれらの複合
機など、電子写真方式を用いて、感光体等の像担持体上
に形成した画像を転写し、用紙等の記録材に記録を行う
画像形成装置に関する。特に、クリーニング性能を向上
すべく、ブラシローラ等の塗布部材を用いて像担持体の
表面に潤滑材を塗布するタイプの電子写真式画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置の中には、
たとえば特開平6−324603号公報に記載されるよ
うに、像担持体に接触しながら回転するファーブラシ
と、そのファーブラシに接触しながら回転する回収ロー
ラとを設け、その回収ローラに潤滑材を押し当てるもの
がある。
たとえば特開平6−324603号公報に記載されるよ
うに、像担持体に接触しながら回転するファーブラシ
と、そのファーブラシに接触しながら回転する回収ロー
ラとを設け、その回収ローラに潤滑材を押し当てるもの
がある。
【0003】また、たとえば特開平6−324604号
公報に記載されるように、像担持体上の転写残トナーを
除去するクリーニングブレードと、クリーニングブラシ
と、クリーニングバイアスローラとを設け、潤滑材を有
する塗布部材を自重でクリーニングブラシに押し当てる
ものがある。
公報に記載されるように、像担持体上の転写残トナーを
除去するクリーニングブレードと、クリーニングブラシ
と、クリーニングバイアスローラとを設け、潤滑材を有
する塗布部材を自重でクリーニングブラシに押し当てる
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の画像形成装置では、使用とともに潤滑材の形
状が変化して回収ローラやクリーニングブラシに対する
押し当て力を変え、潤滑材を像担持体に対して常に一様
に塗布することが困難である問題があった。
うな従来の画像形成装置では、使用とともに潤滑材の形
状が変化して回収ローラやクリーニングブラシに対する
押し当て力を変え、潤滑材を像担持体に対して常に一様
に塗布することが困難である問題があった。
【0005】また、潤滑材が片減りするなどにより、潤
滑材を無駄なく消費することも困難である問題があっ
た。
滑材を無駄なく消費することも困難である問題があっ
た。
【0006】そこで、この発明の課題は、塗布部材を用
いて像担持体の表面に潤滑材を塗布する電子写真式画像
形成装置において、以上のような問題を解消し、潤滑材
の押し当て力の変化を少なくして潤滑材を像担持体に対
して常に一様に塗布可能とするとともに、潤滑材の片減
りをなくすなどにより潤滑材を無駄なく消費可能とし、
潤滑材の寿命をのばすことにある。
いて像担持体の表面に潤滑材を塗布する電子写真式画像
形成装置において、以上のような問題を解消し、潤滑材
の押し当て力の変化を少なくして潤滑材を像担持体に対
して常に一様に塗布可能とするとともに、潤滑材の片減
りをなくすなどにより潤滑材を無駄なく消費可能とし、
潤滑材の寿命をのばすことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
塗布部材を用いて像担持体の表面に潤滑材を塗布する電
子写真式画像形成装置において、潤滑材を回転自在に配
置してなる、ことを特徴とする。
塗布部材を用いて像担持体の表面に潤滑材を塗布する電
子写真式画像形成装置において、潤滑材を回転自在に配
置してなる、ことを特徴とする。
【0008】像担持体と塗布部材との周速差より塗布部
材と潤滑材との周速差の方を大きくするとよい。塗布部
材は、ループ形状のブラシを有するブラシローラとする
とよい。
材と潤滑材との周速差の方を大きくするとよい。塗布部
材は、ループ形状のブラシを有するブラシローラとする
とよい。
【0009】塗布部材は、像担持体との接触部におい
て、像担持体と同方向に回転してもよく、逆方向に回転
してもよい。
て、像担持体と同方向に回転してもよく、逆方向に回転
してもよい。
【0010】また、塗布部材は、像担持体の回転方向に
おいて、たとえばクリーニングブレードより上流位置で
あって転写装置より下流位置に配置したり、クリーニン
グブレードより下流位置であって帯電装置より上流位置
に配置したり、また帯電装置より下流位置であって現像
装置より上流位置に配置したりする。
おいて、たとえばクリーニングブレードより上流位置で
あって転写装置より下流位置に配置したり、クリーニン
グブレードより下流位置であって帯電装置より上流位置
に配置したり、また帯電装置より下流位置であって現像
装置より上流位置に配置したりする。
【0011】潤滑材としては、たとえばフッ素ポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)を用いる。
ラフルオロエチレン(PTFE)を用いる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図1には、この発明
による画像形成装置の要部概略構成を示す。
明の実施の形態について説明する。図1には、この発明
による画像形成装置の要部概略構成を示す。
【0013】この図1に示す画像形成装置は、N/P
(ネガポジ:電位が低い所にトナーが付着する)タイプ
の画像形成装置である。このN/Pタイプの画像形成装
置を例に、まず画像形成の一連のプロセスを説明する。
(ネガポジ:電位が低い所にトナーが付着する)タイプ
の画像形成装置である。このN/Pタイプの画像形成装
置を例に、まず画像形成の一連のプロセスを説明する。
【0014】はじめに、図示していない操作部のプリン
トボタンを押すと、図中の除電ランプ11、帯電装置1
2の帯電ローラ13、現像装置14の現像ローラ15、
転写装置16の転写ローラ17、分離電極18にそれぞ
れ所定の電圧または電流が順次所定のタイミングで印加
され、それとほぼ同時に感光体ドラム(像担持体)1
0、帯電ローラ13、現像ローラ15、転写ローラ1
7、現像装置14内に設ける左スクリュ19および右ス
クリュ20、クリーニング装置21内に設けるトナー排
出スクリュ22およびブラシローラ23が所定の方向に
回転をはじめる。
トボタンを押すと、図中の除電ランプ11、帯電装置1
2の帯電ローラ13、現像装置14の現像ローラ15、
転写装置16の転写ローラ17、分離電極18にそれぞ
れ所定の電圧または電流が順次所定のタイミングで印加
され、それとほぼ同時に感光体ドラム(像担持体)1
0、帯電ローラ13、現像ローラ15、転写ローラ1
7、現像装置14内に設ける左スクリュ19および右ス
クリュ20、クリーニング装置21内に設けるトナー排
出スクリュ22およびブラシローラ23が所定の方向に
回転をはじめる。
【0015】これにより、感光体ドラム10は、除電ラ
ンプ11で除電され、接触回転している帯電ローラ13
で表面を−950Vに一様に帯電され、レーザ光Lで潜
像形成が行われる(黒ベタ電位は−150V)。その潜
像が現像ローラ15で形成される磁気ブラシにより現像
されてトナー像が形成される。このときの現像バイアス
は、−600Vである。
ンプ11で除電され、接触回転している帯電ローラ13
で表面を−950Vに一様に帯電され、レーザ光Lで潜
像形成が行われる(黒ベタ電位は−150V)。その潜
像が現像ローラ15で形成される磁気ブラシにより現像
されてトナー像が形成される。このときの現像バイアス
は、−600Vである。
【0016】そして、そのトナー像が、感光体ドラム1
0と転写ローラ17との間に、図示していない給紙機構
から給送され、上レジストローラ24と下レジストロー
ラ25で画像先端と同期を取りつつ供給された、用紙等
の記録材上に転写(+10μA印加)される。
0と転写ローラ17との間に、図示していない給紙機構
から給送され、上レジストローラ24と下レジストロー
ラ25で画像先端と同期を取りつつ供給された、用紙等
の記録材上に転写(+10μA印加)される。
【0017】記録材は、分離電極18で感光体ドラム1
0より分離され、図示していない定着装置を経て外部に
排出される。
0より分離され、図示していない定着装置を経て外部に
排出される。
【0018】一方、転写ローラ17で転写後、感光体ド
ラム10上に残ったトナーは、感光体ドラム10の回転
でクリーニング装置21まで移送され、クリーニングブ
レード27で感光体ドラム10上から除去される。
ラム10上に残ったトナーは、感光体ドラム10の回転
でクリーニング装置21まで移送され、クリーニングブ
レード27で感光体ドラム10上から除去される。
【0019】ここで、クリーニング装置21では、感光
体ドラム10上に潤滑材も塗布する。潤滑材の塗布は、
感光体ドラム10およびブラシローラ23が回転しはじ
めるとブラシローラ23が潤滑材ローラ29から潤滑材
を削り取り、ブラシローラ23で感光体ドラム10へ塗
布する。この潤滑材は、帯電系列が「−帯電系列」上位
のフッ素ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であ
り、摩擦されると「−極性」に帯電する。
体ドラム10上に潤滑材も塗布する。潤滑材の塗布は、
感光体ドラム10およびブラシローラ23が回転しはじ
めるとブラシローラ23が潤滑材ローラ29から潤滑材
を削り取り、ブラシローラ23で感光体ドラム10へ塗
布する。この潤滑材は、帯電系列が「−帯電系列」上位
のフッ素ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であ
り、摩擦されると「−極性」に帯電する。
【0020】感光体ドラム10上に転移した潤滑材は、
クリーニングブレード27ではほとんど掻き取られず、
また加圧接触された帯電ローラ13を通過する。このと
き、帯電ローラ13には「−極性」の電圧(−1.6k
V)が印加されているので、感光体ドラム10上の潤滑
材は、上述したとおり「−極性」に帯電しているため、
帯電ローラ13へは付着しないで通過する。
クリーニングブレード27ではほとんど掻き取られず、
また加圧接触された帯電ローラ13を通過する。このと
き、帯電ローラ13には「−極性」の電圧(−1.6k
V)が印加されているので、感光体ドラム10上の潤滑
材は、上述したとおり「−極性」に帯電しているため、
帯電ローラ13へは付着しないで通過する。
【0021】さらに、現像領域に達すると、感光体ドラ
ム10表面の電位は「−950V」で現像バイアスが
「−600V」なので「350V」の電位差があり、感
光体ドラム10上の潤滑材は、現像装置14に一部を回
収される。この量は、感光体ドラム10上に塗布された
潤滑材の量の約35%となる。
ム10表面の電位は「−950V」で現像バイアスが
「−600V」なので「350V」の電位差があり、感
光体ドラム10上の潤滑材は、現像装置14に一部を回
収される。この量は、感光体ドラム10上に塗布された
潤滑材の量の約35%となる。
【0022】続いて、転写装置16に達すると、転写ロ
ーラ15へは「+10μA」の定電流が印加されている
ので約44%が回収される。そして、感光体ドラム10
上には、約21%の潤滑材が残りクリーニング装置21
へ到達し、再びブラシローラ23で塗布される。この行
程を繰り返してブラシローラ23の当接条件に見合った
摩擦係数まで下がる。
ーラ15へは「+10μA」の定電流が印加されている
ので約44%が回収される。そして、感光体ドラム10
上には、約21%の潤滑材が残りクリーニング装置21
へ到達し、再びブラシローラ23で塗布される。この行
程を繰り返してブラシローラ23の当接条件に見合った
摩擦係数まで下がる。
【0023】感光体ドラム10表面の摩擦係数は、潤滑
材の塗布量と現像装置14および転写装置16での回収
量とがバランスしたとき一定になる。所望の摩擦係数を
得るためには、現像装置14および転写装置16の回収
量は同じであるから、当接条件を変えてやればよいこと
になる。
材の塗布量と現像装置14および転写装置16での回収
量とがバランスしたとき一定になる。所望の摩擦係数を
得るためには、現像装置14および転写装置16の回収
量は同じであるから、当接条件を変えてやればよいこと
になる。
【0024】つまり、摩擦係数を高くしたい場合は、潤
滑材ローラ29とブラシローラ23の食い込み量、もし
くはブラシローラ23と感光体ドラム10の食い込み量
を少なくするか、または潤滑材ローラ29とブラシロー
ラ23の周速差、もしくは感光体ドラム10とブラシロ
ーラ23の周速差を小さくする。
滑材ローラ29とブラシローラ23の食い込み量、もし
くはブラシローラ23と感光体ドラム10の食い込み量
を少なくするか、または潤滑材ローラ29とブラシロー
ラ23の周速差、もしくは感光体ドラム10とブラシロ
ーラ23の周速差を小さくする。
【0025】摩擦係数を低くしたい場合は、潤滑材ロー
ラ29とブラシローラ23の食い込み量、もしくはブラ
シローラ23と感光体ドラム10の食い込み量を多くす
るか、または潤滑材ローラ29とブラシローラ23の周
速差、もしくは感光体ドラム10とブラシローラ23の
周速差を大きくすればよい。
ラ29とブラシローラ23の食い込み量、もしくはブラ
シローラ23と感光体ドラム10の食い込み量を多くす
るか、または潤滑材ローラ29とブラシローラ23の周
速差、もしくは感光体ドラム10とブラシローラ23の
周速差を大きくすればよい。
【0026】所定の条件下で感光体ドラム10表面の摩
擦係数が時間とともに低下し、所定の摩擦係数に安定す
るためには転写後の感光体ドラム10上に残留する潤滑
材の量が順次増加し、摩擦係数が安定したところで塗布
量と回収量が同一にならなければならない。
擦係数が時間とともに低下し、所定の摩擦係数に安定す
るためには転写後の感光体ドラム10上に残留する潤滑
材の量が順次増加し、摩擦係数が安定したところで塗布
量と回収量が同一にならなければならない。
【0027】感光体ドラム10上の潤滑材は現像装置1
4と転写装置16の2カ所で回収されるが、そのうちの
現像装置14では初期時は回収のみで、現像剤中に潤滑
材30が混入されると磁気ブラシによる摺擦で現像剤中
に混入された潤滑材が再び感光体ドラム10上に塗布さ
れる。
4と転写装置16の2カ所で回収されるが、そのうちの
現像装置14では初期時は回収のみで、現像剤中に潤滑
材30が混入されると磁気ブラシによる摺擦で現像剤中
に混入された潤滑材が再び感光体ドラム10上に塗布さ
れる。
【0028】時間が経過すると、現像剤中の潤滑材は、
次第に増加して回収量と再塗布量が同一となり、実質的
に現像装置14では回収はされなくなる。したがって、
摩擦係数が安定した以後、回収は転写装置16のみとな
り、塗布量と転写装置16での回収量とが同一となる。
次第に増加して回収量と再塗布量が同一となり、実質的
に現像装置14では回収はされなくなる。したがって、
摩擦係数が安定した以後、回収は転写装置16のみとな
り、塗布量と転写装置16での回収量とが同一となる。
【0029】上述したとおり、摩擦係数が安定した状態
になるためには、転写後の感光体ドラム10上に残留す
る潤滑材の量が順次増加し、摩擦係数が安定した状態で
塗布量と回収量が同一にならなければならず、「塗布量
が一定で回収量が多くなる場合」、「回収量が一定で塗
布量が少なくなる場合」、「塗布量が少なくなり、回収
量が多くなる場合」の3つのパターンが考えられる。
になるためには、転写後の感光体ドラム10上に残留す
る潤滑材の量が順次増加し、摩擦係数が安定した状態で
塗布量と回収量が同一にならなければならず、「塗布量
が一定で回収量が多くなる場合」、「回収量が一定で塗
布量が少なくなる場合」、「塗布量が少なくなり、回収
量が多くなる場合」の3つのパターンが考えられる。
【0030】回収量は時間とともに現像装置14での再
塗布が行われ、少なくなって行くので「塗布量が一定で
回収量が多くなる場合」、「塗布量が少なくなり、回収
量が多くなる場合」ではない。したがって「回収量が一
定で塗布量が少なくなる場合」となる。
塗布が行われ、少なくなって行くので「塗布量が一定で
回収量が多くなる場合」、「塗布量が少なくなり、回収
量が多くなる場合」ではない。したがって「回収量が一
定で塗布量が少なくなる場合」となる。
【0031】感光体ドラム10へ潤滑材を塗布して摩擦
係数を下げる目的は、クリーニングブレード27と感光
体ドラム10の相対摩擦係数を下げ、クリーニングブレ
ード27で感光体ドラム10を削らないようにすること
であり、クリーニングブレード27、感光体ドラム10
の磨耗をなくしてクリーニングブレード27と感光体ド
ラム10の寿命をのばすことにある。
係数を下げる目的は、クリーニングブレード27と感光
体ドラム10の相対摩擦係数を下げ、クリーニングブレ
ード27で感光体ドラム10を削らないようにすること
であり、クリーニングブレード27、感光体ドラム10
の磨耗をなくしてクリーニングブレード27と感光体ド
ラム10の寿命をのばすことにある。
【0032】図2に示すように、感光体ドラム10の磨
耗量は、摩擦係数が低くなればなるほど少なくなる。し
たがって、感光体ドラム10の寿命をのばすためには、
摩擦係数は低ければ低いほどよいことになる。図2の実
線は、図3の構成で、潤滑材30を固定して、φ30感
光体ドラム10で線速「114mm/sec」、A4横送り1
to2(2枚連続画像形成の繰り返し)で、φ15mm
直毛形状のブラシを有するブラシローラ23aを使用
し、感光体ドラム10への食い込み量は「1.5mm」の
とき、その200K枚後の摩擦係数と感光体磨耗量の関
係を示す。
耗量は、摩擦係数が低くなればなるほど少なくなる。し
たがって、感光体ドラム10の寿命をのばすためには、
摩擦係数は低ければ低いほどよいことになる。図2の実
線は、図3の構成で、潤滑材30を固定して、φ30感
光体ドラム10で線速「114mm/sec」、A4横送り1
to2(2枚連続画像形成の繰り返し)で、φ15mm
直毛形状のブラシを有するブラシローラ23aを使用
し、感光体ドラム10への食い込み量は「1.5mm」の
とき、その200K枚後の摩擦係数と感光体磨耗量の関
係を示す。
【0033】しかし、摩擦係数が下がると、感光体ドラ
ム10の表面が削られなくなり、図中1点鎖線で示すよ
うな磨耗量の領域(4μm以下)では、帯電装置12お
よび転写装置16で発生するNOxの蓄積により、高温
高湿環境下では感光体ドラム10表面のNOxが水分を
吸収して抵抗が下がり、本来の潜像が形成できなくな
る、いわゆる像流れが発生する。
ム10の表面が削られなくなり、図中1点鎖線で示すよ
うな磨耗量の領域(4μm以下)では、帯電装置12お
よび転写装置16で発生するNOxの蓄積により、高温
高湿環境下では感光体ドラム10表面のNOxが水分を
吸収して抵抗が下がり、本来の潜像が形成できなくな
る、いわゆる像流れが発生する。
【0034】また、図3のように、直毛形状のブラシを
有するブラシローラ23aを使用するとき、その摩擦係
数の経時的な変動幅は、図4に示すように「0.15〜
0.25」と「±0.05」程度であり、図中像流れが
発生しない摩擦係数以上で摩擦係数を制御するとして
も、「0.25〜0.35」となる。このとき、最大摩
擦係数「0.35」で一定になったとすると、200K
枚で約12μmの磨耗量となる。
有するブラシローラ23aを使用するとき、その摩擦係
数の経時的な変動幅は、図4に示すように「0.15〜
0.25」と「±0.05」程度であり、図中像流れが
発生しない摩擦係数以上で摩擦係数を制御するとして
も、「0.25〜0.35」となる。このとき、最大摩
擦係数「0.35」で一定になったとすると、200K
枚で約12μmの磨耗量となる。
【0035】φ30感光体ドラム10の潤滑材がない場
合の摩擦係数は「0.5」であり、磨耗量は約20μm
/200Kであるので、約40%程度の効果はあるが、
十分ではない。当然、経時で摩擦係数が「0.25〜
0.35」の間を変化すれば、もう少し磨耗量は減るこ
とになるが、図5に示すように摩擦係数が変化すると、
現像装置14でのトナー付着量が変化して記録材上の画
像濃度が変わってくる。
合の摩擦係数は「0.5」であり、磨耗量は約20μm
/200Kであるので、約40%程度の効果はあるが、
十分ではない。当然、経時で摩擦係数が「0.25〜
0.35」の間を変化すれば、もう少し磨耗量は減るこ
とになるが、図5に示すように摩擦係数が変化すると、
現像装置14でのトナー付着量が変化して記録材上の画
像濃度が変わってくる。
【0036】したがって、図2に示すように、摩擦係数
は「0.15」以下の最大限下げて変動を少なくして使
用するのがよい。しかしながら、この領域では、ブレー
ド27による感光体ドラム10の研磨は行われないの
で、先に述べたように像流れが発生する。
は「0.15」以下の最大限下げて変動を少なくして使
用するのがよい。しかしながら、この領域では、ブレー
ド27による感光体ドラム10の研磨は行われないの
で、先に述べたように像流れが発生する。
【0037】一方、図6および図7は、図3に示すよう
に、φ15mmの直毛形状のブラシを有するブラシロー
ラ23aを使用し、感光体ドラム10への食い込み量が
「1.5mm」の場合に、感光体ドラム10と逆方向に
回転したとき、および同方向に回転したときの初期的な
枚数と摩擦係数の関係を示したものである。
に、φ15mmの直毛形状のブラシを有するブラシロー
ラ23aを使用し、感光体ドラム10への食い込み量が
「1.5mm」の場合に、感光体ドラム10と逆方向に
回転したとき、および同方向に回転したときの初期的な
枚数と摩擦係数の関係を示したものである。
【0038】直毛形状のブラシの場合は、摩擦係数は回
転数によって変化はするが、長期的には図4に示すよう
に、φ15mm直毛形状のブラシを有するブラシローラ
23aを使用し、その回転数を400rpmとし、感光
体ドラム10と同方向回転で、それへの食い込み量は
「1.5mm」とするとき、摩擦係数の変動が大きい。
また、図8および図9は、図10に示すような構成で、
潤滑材30を固定して、ループ形状のブラシを有するブ
ラシローラ23bを使用した場合、回転数を高くしても
摩擦係数はほとんど下がらない。これは、ループ形状の
ブラシが感光体ドラム10表面の潤滑材30を研磨して
いるからである。
転数によって変化はするが、長期的には図4に示すよう
に、φ15mm直毛形状のブラシを有するブラシローラ
23aを使用し、その回転数を400rpmとし、感光
体ドラム10と同方向回転で、それへの食い込み量は
「1.5mm」とするとき、摩擦係数の変動が大きい。
また、図8および図9は、図10に示すような構成で、
潤滑材30を固定して、ループ形状のブラシを有するブ
ラシローラ23bを使用した場合、回転数を高くしても
摩擦係数はほとんど下がらない。これは、ループ形状の
ブラシが感光体ドラム10表面の潤滑材30を研磨して
いるからである。
【0039】ループ形状のブラシは、感光体ドラム10
の微量研磨と潤滑材30の塗布の機能を持たせてある。
図9のブラシローラ回転数400rpmであり、φ30
感光体ドラム10の線速「114mm/sec」で、A4横送
り1to2でφ15mmのループ形状のブラシを使用す
る。
の微量研磨と潤滑材30の塗布の機能を持たせてある。
図9のブラシローラ回転数400rpmであり、φ30
感光体ドラム10の線速「114mm/sec」で、A4横送
り1to2でφ15mmのループ形状のブラシを使用す
る。
【0040】感光体ドラム10への食い込み量は「1.
5mm」の条件下で長期的な画像形成を行うと、図2に
示すように図中「・印」の磨耗量約16μmとなる。こ
れは、ループ形状のブラシとクリーニングブレード27
が両方で感光体ドラム10表面を削っているからであ
る。
5mm」の条件下で長期的な画像形成を行うと、図2に
示すように図中「・印」の磨耗量約16μmとなる。こ
れは、ループ形状のブラシとクリーニングブレード27
が両方で感光体ドラム10表面を削っているからであ
る。
【0041】感光体ドラム10の磨耗量を減らすには、
感光体ドラム10を削らないブラシ、すなわち直毛形状
のブラシを使用し、摩擦係数を下げてやればよいわけで
あるが、図6および図7に示すように摩擦係数は回転数
により下げられる。しかし、先にも述べたように、画像
濃度変化が発生する。
感光体ドラム10を削らないブラシ、すなわち直毛形状
のブラシを使用し、摩擦係数を下げてやればよいわけで
あるが、図6および図7に示すように摩擦係数は回転数
により下げられる。しかし、先にも述べたように、画像
濃度変化が発生する。
【0042】像流れが発生しないでかつ寿命をのばすた
めには、クリーニングブレード27で削る分を「0」に
し、ループ形状のブラシで像流れが発生しないような量
を削ればよい。そこで、ブラシへの潤滑材の供給は、潤
滑材とブラシのPV値つまりPはブラシと潤滑材の食い
込み量、当接幅等のプレッッシャ、Vは周速差なので潤
滑材とブラシの周速差をブラシと感光体ドラム10の周
速差より大きくし、ブラシへの潤滑材の供給をブラシが
感光体ドラム10から削り取るより十分に多くすれば摩
擦係数は下がることになる。
めには、クリーニングブレード27で削る分を「0」に
し、ループ形状のブラシで像流れが発生しないような量
を削ればよい。そこで、ブラシへの潤滑材の供給は、潤
滑材とブラシのPV値つまりPはブラシと潤滑材の食い
込み量、当接幅等のプレッッシャ、Vは周速差なので潤
滑材とブラシの周速差をブラシと感光体ドラム10の周
速差より大きくし、ブラシへの潤滑材の供給をブラシが
感光体ドラム10から削り取るより十分に多くすれば摩
擦係数は下がることになる。
【0043】図11および図12は、潤滑材ローラ29
がφ10でブラシローラ23との線速比を「2倍」にし
たときの各回転方向、回転数での初期的な枚数と摩擦係
数の関係を示す。図13は、図12中の100rpmで
長期的な画像形成動作を行ったときの摩擦係数の変化で
ある。ほぼ「0.1〜0.15」の幅で変化している。
このときの感光体ドラム10の磨耗量は、図2中「△
印」で示すように、φ30感光体ドラム10で線速「1
14mm/sec」、A4横送り1to2 200K枚で約5
μとなり、像流れも発生しなかった。
がφ10でブラシローラ23との線速比を「2倍」にし
たときの各回転方向、回転数での初期的な枚数と摩擦係
数の関係を示す。図13は、図12中の100rpmで
長期的な画像形成動作を行ったときの摩擦係数の変化で
ある。ほぼ「0.1〜0.15」の幅で変化している。
このときの感光体ドラム10の磨耗量は、図2中「△
印」で示すように、φ30感光体ドラム10で線速「1
14mm/sec」、A4横送り1to2 200K枚で約5
μとなり、像流れも発生しなかった。
【0044】感光体ドラム10表面の摩擦係数は、一般
的にはオイラーベルト式(日本機械学会 機械工学便覧
基礎編 A3力学・機械力学P35(1986))と称される
方法で測定し、図14に示すようにして100gの重り
をつるし、 μ=ln(F/100)/(π/2) で計算した値である。
的にはオイラーベルト式(日本機械学会 機械工学便覧
基礎編 A3力学・機械力学P35(1986))と称される
方法で測定し、図14に示すようにして100gの重り
をつるし、 μ=ln(F/100)/(π/2) で計算した値である。
【0045】上述したとおり、この発明では、ブラシロ
ーラ23等の塗布部材を用いて感光体ドラム10の表面
に潤滑材30を塗布する電子写真式画像形成装置におい
て、潤滑材として、たとえばローラ状の潤滑材ローラ2
9を用いて回転自在に配置してなる。
ーラ23等の塗布部材を用いて感光体ドラム10の表面
に潤滑材30を塗布する電子写真式画像形成装置におい
て、潤滑材として、たとえばローラ状の潤滑材ローラ2
9を用いて回転自在に配置してなる。
【0046】像担持体と塗布部材との周速差より塗布部
材と潤滑材との周速差の方を大きくするとよい。塗布部
材は、ループ形状のブラシを有するブラシローラ23と
するとよい。
材と潤滑材との周速差の方を大きくするとよい。塗布部
材は、ループ形状のブラシを有するブラシローラ23と
するとよい。
【0047】塗布部材は、像担持体との接触部におい
て、像担持体と同方向に回転してもよく、逆方向に回転
してもよい。
て、像担持体と同方向に回転してもよく、逆方向に回転
してもよい。
【0048】上述した例では、塗布部材は、像担持体の
回転方向において、クリーニングブレード27より上流
位置であって転写装置16より下流位置に配置した。し
かし、塗布部材は、像担持体の回転方向において、図1
5に示すように、クリーニングブレード27より下流位
置であって帯電装置12より上流位置に配置してもよ
く、図16に示すように、帯電装置12より下流位置で
あって現像装置14より上流位置に配置してもよい。な
お、図15および図16において、符号28は、クリー
ニングブラシである。
回転方向において、クリーニングブレード27より上流
位置であって転写装置16より下流位置に配置した。し
かし、塗布部材は、像担持体の回転方向において、図1
5に示すように、クリーニングブレード27より下流位
置であって帯電装置12より上流位置に配置してもよ
く、図16に示すように、帯電装置12より下流位置で
あって現像装置14より上流位置に配置してもよい。な
お、図15および図16において、符号28は、クリー
ニングブラシである。
【0049】
【発明の効果】以上のとおり、この発明によれば、潤滑
材を塗布することから、クリーニングブレードの巻き込
みやビビリを防止し、転写効率を向上し、小粒径トナー
や球形トナーの使用を可能とすることができる。
材を塗布することから、クリーニングブレードの巻き込
みやビビリを防止し、転写効率を向上し、小粒径トナー
や球形トナーの使用を可能とすることができる。
【0050】また、この発明によれば、帯電装置や転写
装置で発生して像担持体表面に付着したNOxを取り除
き、像流れを防止することができ、また像担持体やクリ
ーニングブレードの磨耗を少なくすることができる。
装置で発生して像担持体表面に付着したNOxを取り除
き、像流れを防止することができ、また像担持体やクリ
ーニングブレードの磨耗を少なくすることができる。
【0051】さらに、潤滑材の押し当て力の変化を少な
くして潤滑材を像担持体に対して常に一様に塗布可能と
するとともに、潤滑材の片減りをなくすなどにより潤滑
材を無駄なく消費可能とし、潤滑材の寿命をのばすこと
ができる。
くして潤滑材を像担持体に対して常に一様に塗布可能と
するとともに、潤滑材の片減りをなくすなどにより潤滑
材を無駄なく消費可能とし、潤滑材の寿命をのばすこと
ができる。
【0052】請求項2に係る発明によれば、像担持体と
塗布部材との周速差より塗布部材と潤滑材との周速差の
方を大きくするから、潤滑材の塗布効果を高めることが
できる。
塗布部材との周速差より塗布部材と潤滑材との周速差の
方を大きくするから、潤滑材の塗布効果を高めることが
できる。
【0053】請求項3に係る発明によれば、塗布部材
を、ループ形状のブラシを有するブラシローラとするか
ら、一層像流れを防止することができる。
を、ループ形状のブラシを有するブラシローラとするか
ら、一層像流れを防止することができる。
【0054】請求項6に係る発明によれば、塗布部材
を、像担持体の回転方向において、クリーニングブレー
ドより上流位置であって転写装置より下流位置に配置す
るから、像担持体まわりのスペースを小さくすることが
できる。
を、像担持体の回転方向において、クリーニングブレー
ドより上流位置であって転写装置より下流位置に配置す
るから、像担持体まわりのスペースを小さくすることが
できる。
【0055】請求項7および8に係る発明によれば、塗
布部材を、像担持体の回転方向において、クリーニング
ブレードより下流位置であって帯電装置より上流位置に
配置し、または帯電装置より下流位置であって現像装置
より上流位置に配置するから、転写残トナーの悪影響を
受けず、摩擦係数のバラツキがなく、摩擦係数を安定さ
せることができる。
布部材を、像担持体の回転方向において、クリーニング
ブレードより下流位置であって帯電装置より上流位置に
配置し、または帯電装置より下流位置であって現像装置
より上流位置に配置するから、転写残トナーの悪影響を
受けず、摩擦係数のバラツキがなく、摩擦係数を安定さ
せることができる。
【図1】この発明による画像形成装置の要部概略構成図
である。
である。
【図2】その感光体表面摩擦係数と感光体磨耗量との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図3】直毛形状のブラシに固定潤滑材を押し当てる画
像形成装置の要部概略構成図である。
像形成装置の要部概略構成図である。
【図4】直毛形状のブラシを使用した場合におけるコピ
ー枚数と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフであ
る。
ー枚数と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフであ
る。
【図5】摩擦係数と画像濃度との関係を示すグラフであ
る。
る。
【図6】直毛形状のブラシを使用し、ブラシローラが感
光体ドラムと逆方向に回転する場合におけるコピー枚数
と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
光体ドラムと逆方向に回転する場合におけるコピー枚数
と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
【図7】直毛形状のブラシを使用し、ブラシローラが感
光体ドラムと同方向に回転する場合におけるコピー枚数
と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
光体ドラムと同方向に回転する場合におけるコピー枚数
と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
【図8】ループ形状のブラシを使用し、ブラシローラが
感光体ドラムと逆方向に回転する場合におけるコピー枚
数と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
感光体ドラムと逆方向に回転する場合におけるコピー枚
数と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
【図9】ループ形状のブラシを使用し、ブラシローラが
感光体ドラムと同方向に回転する場合におけるコピー枚
数と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
感光体ドラムと同方向に回転する場合におけるコピー枚
数と感光体表面摩擦係数との関係を示すグラフである。
【図10】ループ形状のブラシに固定潤滑材を押し当て
る画像形成装置の要部概略構成図である。
る画像形成装置の要部概略構成図である。
【図11】ループ形状のブラシとローラ状の潤滑材を使
用し、ブラシローラが感光体ドラムと逆方向に回転する
場合におけるコピー枚数と感光体表面摩擦係数との関係
を示すグラフである。
用し、ブラシローラが感光体ドラムと逆方向に回転する
場合におけるコピー枚数と感光体表面摩擦係数との関係
を示すグラフである。
【図12】ループ形状のブラシとローラ状の潤滑材を使
用し、ブラシローラが感光体ドラムと同方向に回転する
場合におけるコピー枚数と感光体表面摩擦係数との関係
を示すグラフである。
用し、ブラシローラが感光体ドラムと同方向に回転する
場合におけるコピー枚数と感光体表面摩擦係数との関係
を示すグラフである。
【図13】ループ形状のブラシとローラ状の潤滑材を使
用し、ブラシローラが感光体ドラムと同方向に回転する
場合におけるコピー枚数と感光体表面摩擦係数との関係
を示すグラフである。
用し、ブラシローラが感光体ドラムと同方向に回転する
場合におけるコピー枚数と感光体表面摩擦係数との関係
を示すグラフである。
【図14】感光体ドラム表面の摩擦係数を測定する測定
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図15】この発明による他の画像形成装置の要部概略
構成図である。
構成図である。
【図16】この発明によるさらに他の画像形成装置の要
部概略構成図である。
部概略構成図である。
【符号の説明】 10 感光体ドラム(像担持体) 12 帯電装置 14 現像装置 16 転写装置 21 クリーニング装置 23 ブラシローラ(塗布部材) 23a 直毛形状のブラシを有するブラシローラ 23b ループ形状のブラシを有するブラシローラ 27 クリーニングブレード 29 潤滑材ローラ
Claims (9)
- 【請求項1】 塗布部材を用いて像担持体の表面に潤滑
材を塗布する電子写真式画像形成装置において、前記潤
滑材を回転自在に配置してなる、画像形成装置。 - 【請求項2】 前記像担持体と前記塗布部材との周速差
より前記塗布部材と前記潤滑材との周速差の方を大きく
してなる、請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記塗布部材が、ループ形状のブラシを
有するブラシローラである、請求項1、または2に記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記像担持体との接触部において前記塗
布部材を前記像担持体と同方向に回転してなる、請求項
1、2、または3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記像担持体との接触部において前記塗
布部材を前記像担持体と逆方向に回転してなる、請求項
1、2、または3に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記塗布部材を、前記像担持体の回転方
向において、クリーニングブレードより上流位置であっ
て転写装置より下流位置に配置してなる、請求項1、
2、3、4、または5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記塗布部材を、前記像担持体の回転方
向において、クリーニングブレードより下流位置であっ
て帯電装置より上流位置に配置してなる、請求項1、
2、3、4、または5に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記塗布部材を、前記像担持体の回転方
向において、帯電装置より下流位置であって現像装置よ
り上流位置に配置してなる、請求項1、2、3、4、ま
たは5に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記潤滑材としてフッ素ポリテトラフル
オロエチレンを用いてなる、請求項1、2、3、4、
5、6、7、または8に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11222760A JP2001051561A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11222760A JP2001051561A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001051561A true JP2001051561A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16787483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11222760A Pending JP2001051561A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001051561A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6597885B2 (en) * | 2000-06-05 | 2003-07-22 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having a developing device with a magnet brush |
JP2005018047A (ja) * | 2003-06-06 | 2005-01-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2005090708A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 潤滑剤供給装置および画像形成装置 |
US6922543B2 (en) | 2002-09-19 | 2005-07-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus and cleaning unit |
US7035582B2 (en) | 2003-06-06 | 2006-04-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and process cartridge including lubricant applying device that prevents waste of lubricant |
US7493075B2 (en) * | 2003-05-12 | 2009-02-17 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning device, process cartridge and image forming apparatus |
JP2020106569A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-08-05 JP JP11222760A patent/JP2001051561A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2020106569A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP7172578B2 (ja) | 2018-12-26 | 2022-11-16 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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