JP2001051214A - 光ビーム走査装置および画像形成装置 - Google Patents
光ビーム走査装置および画像形成装置Info
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- JP2001051214A JP2001051214A JP22979599A JP22979599A JP2001051214A JP 2001051214 A JP2001051214 A JP 2001051214A JP 22979599 A JP22979599 A JP 22979599A JP 22979599 A JP22979599 A JP 22979599A JP 2001051214 A JP2001051214 A JP 2001051214A
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成で主走査方向の画像の倍率誤差を
補正することができるようにする。 【解決手段】 温度センサ21によりfθレンズ5の温
度Tを検出する。その検出温度Tに対する補正データD
tを補正量記憶部23から読み出し、書込クロック生成
部18に送る。そして書込クロック生成部18におい
て、補正データDtに対する書込クロック周波数を生成
する。この書込クロック周波数によって主走査方向の画
像倍率が変わる。
補正することができるようにする。 【解決手段】 温度センサ21によりfθレンズ5の温
度Tを検出する。その検出温度Tに対する補正データD
tを補正量記憶部23から読み出し、書込クロック生成
部18に送る。そして書込クロック生成部18におい
て、補正データDtに対する書込クロック周波数を生成
する。この書込クロック周波数によって主走査方向の画
像倍率が変わる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
画像形成過程で静電潜像の光書込みに用いられる光ビー
ム走査装置およびこの光ビーム走査装置を備えた電子写
真方式の画像形成装置に関する。
画像形成過程で静電潜像の光書込みに用いられる光ビー
ム走査装置およびこの光ビーム走査装置を備えた電子写
真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ビーム走査装置を用いた画像形成装置
では、レーザビームを画像データにより変調し、ポリゴ
ンミラーを回転することにより主走査方向に等角速度走
査し、fθレンズにより等角速度走査光を等速度走査光
に補正などして、感光体上の走査を行なっている。
では、レーザビームを画像データにより変調し、ポリゴ
ンミラーを回転することにより主走査方向に等角速度走
査し、fθレンズにより等角速度走査光を等速度走査光
に補正などして、感光体上の走査を行なっている。
【0003】しかしながら、従来の装置において、特に
プラスチックレンズを用いた場合には、環境温度の変化
や、機内温度の変化等によって、プラスチックレンズの
形状、屈折率が変化する。このため、感光体の像面での
走査位置が変化し、主走査方向の倍率誤差が発生し、高
品位の画像を得られなくなる。また、複数のレーザビー
ム、レンズを用いて、複数色の画像を形成する装置にお
いては、それぞれのレーザビームの倍率誤差による色ず
れが発生し、高品位の画像を得られなくなる。
プラスチックレンズを用いた場合には、環境温度の変化
や、機内温度の変化等によって、プラスチックレンズの
形状、屈折率が変化する。このため、感光体の像面での
走査位置が変化し、主走査方向の倍率誤差が発生し、高
品位の画像を得られなくなる。また、複数のレーザビー
ム、レンズを用いて、複数色の画像を形成する装置にお
いては、それぞれのレーザビームの倍率誤差による色ず
れが発生し、高品位の画像を得られなくなる。
【0004】このようなことから、環境温度の変化や、
機内温度の変化等によって発生する画像の倍率誤差、色
ずれを補正する手段が特開平9−58053号公報、特
開平8−136838号公報に開示されている。
機内温度の変化等によって発生する画像の倍率誤差、色
ずれを補正する手段が特開平9−58053号公報、特
開平8−136838号公報に開示されている。
【0005】特開平9−58053号公報に開示の技術
では、複数のレーザビームにおける各々の一主走査内の
少なくとも2カ所でレーザビームを検知し、各々のレー
ザビームを1つのレーザビーム検出手段が検知してから
他のレーザビーム検出手段が検知するまでの間の所定の
クロックによるカウント数を計測し、そのカウント数に
応じ、各々のレーザビームの書込変調周波数を補正し、
さらに、それぞれのレーザビームの同期位置から画像書
込までのタイミングを補正している。これにより、温度
変化の影響による走査速度の変化に影響されることな
く、常に等倍性を保った高品位の画像を得ることがで
き、また、各レーザビームによる画像の倍率が等しく保
たれ、色ずれのない高品位の画像を得ることができる。
では、複数のレーザビームにおける各々の一主走査内の
少なくとも2カ所でレーザビームを検知し、各々のレー
ザビームを1つのレーザビーム検出手段が検知してから
他のレーザビーム検出手段が検知するまでの間の所定の
クロックによるカウント数を計測し、そのカウント数に
応じ、各々のレーザビームの書込変調周波数を補正し、
さらに、それぞれのレーザビームの同期位置から画像書
込までのタイミングを補正している。これにより、温度
変化の影響による走査速度の変化に影響されることな
く、常に等倍性を保った高品位の画像を得ることがで
き、また、各レーザビームによる画像の倍率が等しく保
たれ、色ずれのない高品位の画像を得ることができる。
【0006】特開平8−136838号公報に開示の技
術では、主走査線上の2点間でレーザビームを検出し、
検出される2点間のレーザビームの偏向速度が一定にな
るように、ポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータを
制御する。これにより、走査光学系が環境変動等により
変化した場合に、主走査方向の倍率を自動的に補正する
ことができる。
術では、主走査線上の2点間でレーザビームを検出し、
検出される2点間のレーザビームの偏向速度が一定にな
るように、ポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータを
制御する。これにより、走査光学系が環境変動等により
変化した場合に、主走査方向の倍率を自動的に補正する
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
従来技術でも、2カ所でレーザビームを検出し、所定の
クロックによってその間のカウント数を計測し、時間差
を算出するものであるため、当然、2つのレーザビーム
の検出センサと、時間差算出部が必要になる。このよう
に時間差を算出する必要があるため、従来の技術では、
制御系の構成が複雑になってしまうという不具合があ
る。
従来技術でも、2カ所でレーザビームを検出し、所定の
クロックによってその間のカウント数を計測し、時間差
を算出するものであるため、当然、2つのレーザビーム
の検出センサと、時間差算出部が必要になる。このよう
に時間差を算出する必要があるため、従来の技術では、
制御系の構成が複雑になってしまうという不具合があ
る。
【0008】この発明の目的は、簡易な構成で主走査方
向の画像の倍率誤差を補正することができるようにする
ことである。
向の画像の倍率誤差を補正することができるようにする
ことである。
【0009】この発明の目的は、前記の場合に補正精度
を向上させることである。
を向上させることである。
【0010】この発明の目的は、主走査方向の画像位置
ずれも補正できるようにすることである。
ずれも補正できるようにすることである。
【0011】この発明の目的は、主走査方向の画像の倍
率誤差を補正することにより、画像の色ずれも補正する
ことである。
率誤差を補正することにより、画像の色ずれも補正する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像信号に基づいて変調された光ビームを出射する
発光部と、この光ビームを偏向する偏向部、および、こ
の偏向された光ビームを等角速度走査光から等速度走査
光にするfθレンズを含む光学系とを備え、前記光学系
を介して、電子写真方式の画像形成装置の感光体上を前
記光ビームで露光走査することにより、前記感光体上に
静電潜像を光書込みする光ビーム走査装置において、前
記光ビーム走査装置の温度を検出する温度センサと、こ
の検出温度に基づいて前記感光体上の静電潜像の主走査
方向の倍率誤差を補正する第1の補正手段とを備えてい
ることを特徴とする光ビーム走査装置である。
は、画像信号に基づいて変調された光ビームを出射する
発光部と、この光ビームを偏向する偏向部、および、こ
の偏向された光ビームを等角速度走査光から等速度走査
光にするfθレンズを含む光学系とを備え、前記光学系
を介して、電子写真方式の画像形成装置の感光体上を前
記光ビームで露光走査することにより、前記感光体上に
静電潜像を光書込みする光ビーム走査装置において、前
記光ビーム走査装置の温度を検出する温度センサと、こ
の検出温度に基づいて前記感光体上の静電潜像の主走査
方向の倍率誤差を補正する第1の補正手段とを備えてい
ることを特徴とする光ビーム走査装置である。
【0013】したがって、主走査方向の画像の倍率誤差
の発生は、光ビーム走査装置の温度変化という要因が大
きく、特に、光ビーム走査装置内のプラスチックレンズ
の温度変化によって生じることが分かっているので、光
ビーム走査装置の温度を検出することで、簡易な構成に
より、主走査方向の画像の倍率誤差を補正することがで
きる。
の発生は、光ビーム走査装置の温度変化という要因が大
きく、特に、光ビーム走査装置内のプラスチックレンズ
の温度変化によって生じることが分かっているので、光
ビーム走査装置の温度を検出することで、簡易な構成に
より、主走査方向の画像の倍率誤差を補正することがで
きる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光ビーム走査装置において、前記温度センサは前記光
ビーム走査装置内のプラスチックレンズの温度を検出す
ることを特徴とする。
の光ビーム走査装置において、前記温度センサは前記光
ビーム走査装置内のプラスチックレンズの温度を検出す
ることを特徴とする。
【0015】したがって、主走査方向の画像の倍率誤差
の主要因であるプラスチックレンズの温度を検出して主
走査方向の画像の倍率誤差を補正するので、主走査方向
の画像の倍率誤差を精度よく補正することができる。
の主要因であるプラスチックレンズの温度を検出して主
走査方向の画像の倍率誤差を補正するので、主走査方向
の画像の倍率誤差を精度よく補正することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の光ビーム走査装置において、前記プラスチックレンズ
は前記fθレンズであることを特徴とする。
の光ビーム走査装置において、前記プラスチックレンズ
は前記fθレンズであることを特徴とする。
【0017】したがって、主走査方向の画像の倍率誤差
の主要因であるプラスチックレンズで構成されたfθレ
ンズの温度を検出して主走査方向の画像の倍率誤差を補
正するので、主走査方向の画像の倍率誤差を精度よく補
正することができる。
の主要因であるプラスチックレンズで構成されたfθレ
ンズの温度を検出して主走査方向の画像の倍率誤差を補
正するので、主走査方向の画像の倍率誤差を精度よく補
正することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の光ビーム走査装置において、前記温度センサは前記光
ビーム走査装置内に複数個設けられていて、前記第1の
補正手段は前記複数の温度センサによる検出温度の平均
値に基づいて前記補正を行うことを特徴とする。
の光ビーム走査装置において、前記温度センサは前記光
ビーム走査装置内に複数個設けられていて、前記第1の
補正手段は前記複数の温度センサによる検出温度の平均
値に基づいて前記補正を行うことを特徴とする。
【0019】したがって、光ビーム走査装置の温度を精
度よく検出できるので、主走査方向の画像の倍率誤差を
精度よく補正することができる。
度よく検出できるので、主走査方向の画像の倍率誤差を
精度よく補正することができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかの一に記載の光ビーム走査装置において、主走
査方向の前記光書込みの書き出し位置を補正する第2の
補正手段を備えていることを特徴とする。
いずれかの一に記載の光ビーム走査装置において、主走
査方向の前記光書込みの書き出し位置を補正する第2の
補正手段を備えていることを特徴とする。
【0021】したがって、主走査方向の画像位置ずれも
補正することができる。
補正することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、この光ビー
ム走査装置が発する前記光ビームで前記露光走査をされ
て前記静電潜像の光書込みがされる感光体と、この静電
潜像をトナーで現像する現像器とを備え、電子写真方式
で画像形成することを特徴とする画像形成装置である。
いずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、この光ビー
ム走査装置が発する前記光ビームで前記露光走査をされ
て前記静電潜像の光書込みがされる感光体と、この静電
潜像をトナーで現像する現像器とを備え、電子写真方式
で画像形成することを特徴とする画像形成装置である。
【0023】したがって、請求項1〜4のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用効果を奏する。
に記載の発明と同様の作用効果を奏する。
【0024】請求項7に記載の発明は、複数の請求項1
〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、この
複数の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビームで
前記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込みが
される1または複数の感光体と、この複数の静電潜像を
トナーで現像して複数色のトナー画像を形成する現像器
とを備え、前記複数色のトナー画像を重ね合わせたカラ
ー画像の形成を電子写真方式で行なう画像形成装置であ
る。
〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、この
複数の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビームで
前記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込みが
される1または複数の感光体と、この複数の静電潜像を
トナーで現像して複数色のトナー画像を形成する現像器
とを備え、前記複数色のトナー画像を重ね合わせたカラ
ー画像の形成を電子写真方式で行なう画像形成装置であ
る。
【0025】したがって、請求項1〜4のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用効果を奏し、これにより画像
の色ずれも補正することができる。
に記載の発明と同様の作用効果を奏し、これにより画像
の色ずれも補正することができる。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の画像形成装置において、前記温度センサは前記複数の
光ビーム走査装置のいずれかの一にのみ設けられてい
て、前記各光ビーム走査装置の第1の補正手段はいずれ
も前記単一の光ビーム走査装置に設けられている前記温
度センサの検出温度に基づいて前記補正を行うことを特
徴とする。
の画像形成装置において、前記温度センサは前記複数の
光ビーム走査装置のいずれかの一にのみ設けられてい
て、前記各光ビーム走査装置の第1の補正手段はいずれ
も前記単一の光ビーム走査装置に設けられている前記温
度センサの検出温度に基づいて前記補正を行うことを特
徴とする。
【0027】したがって、製造コストを低減することが
できる。
できる。
【0028】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の画像形成装置において、前記光ビーム走査装置は3つ
以上設けられ、前記温度センサは前記3つ以上の光ビー
ム走査装置のいずれかの2つにのみ設けられていて、前
記各光ビーム走査装置の第1の補正手段はいずれも前記
2つの光ビーム走査装置に設けられている前記温度セン
サの検出温度に基づいて前記補正を行うことを特徴とす
る。
の画像形成装置において、前記光ビーム走査装置は3つ
以上設けられ、前記温度センサは前記3つ以上の光ビー
ム走査装置のいずれかの2つにのみ設けられていて、前
記各光ビーム走査装置の第1の補正手段はいずれも前記
2つの光ビーム走査装置に設けられている前記温度セン
サの検出温度に基づいて前記補正を行うことを特徴とす
る。
【0029】したがって、製造コストを低減することが
できる。
できる。
【0030】請求項10に記載の発明は、複数の請求項
1〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、こ
の複数の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビーム
で前記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込み
がされる複数の感光体と、この複数の静電潜像をトナー
で現像して複数色のトナー画像を形成する現像器とを備
え、前記複数の光ビーム走査装置はこの複数でひとつの
ポリゴンミラーを前記偏向部として有していて、このポ
リゴンミラーを中心に前記複数の光ビームを対向振分走
査するものであり、前記複数色のトナー画像を重ね合わ
せたカラー画像の形成を電子写真方式で行なう画像形成
装置である。
1〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、こ
の複数の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビーム
で前記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込み
がされる複数の感光体と、この複数の静電潜像をトナー
で現像して複数色のトナー画像を形成する現像器とを備
え、前記複数の光ビーム走査装置はこの複数でひとつの
ポリゴンミラーを前記偏向部として有していて、このポ
リゴンミラーを中心に前記複数の光ビームを対向振分走
査するものであり、前記複数色のトナー画像を重ね合わ
せたカラー画像の形成を電子写真方式で行なう画像形成
装置である。
【0031】したがって、請求項1〜4のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用効果を奏し、これにより画像
の色ずれも補正することができる。
に記載の発明と同様の作用効果を奏し、これにより画像
の色ずれも補正することができる。
【0032】請求項11に記載の発明は、複数の請求項
1〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、こ
の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビームで前記
露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込みがされ
る複数の感光体と、この複数の静電潜像をトナーで現像
して複数色のトナー画像を形成する現像器とを備え、前
記複数の光ビーム走査装置はこの複数でひとつのポリゴ
ンミラーを前記偏向部として有していて、このポリゴン
ミラーを中心に前記複数の光ビームを対向振分走査する
ものであり、前記温度センサは前記光ビーム走査装置の
複数箇所に設けられ、前記第1の補正手段は前記複数の
温度センサによる検出温度に基づいて前記各光ビームに
よる前記倍率誤差の各々を解消するように補正し、前記
複数色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像の形成を
電子写真方式で行なう画像形成装置である。
1〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査装置と、こ
の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビームで前記
露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込みがされ
る複数の感光体と、この複数の静電潜像をトナーで現像
して複数色のトナー画像を形成する現像器とを備え、前
記複数の光ビーム走査装置はこの複数でひとつのポリゴ
ンミラーを前記偏向部として有していて、このポリゴン
ミラーを中心に前記複数の光ビームを対向振分走査する
ものであり、前記温度センサは前記光ビーム走査装置の
複数箇所に設けられ、前記第1の補正手段は前記複数の
温度センサによる検出温度に基づいて前記各光ビームに
よる前記倍率誤差の各々を解消するように補正し、前記
複数色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像の形成を
電子写真方式で行なう画像形成装置である。
【0033】したがって、請求項1〜4のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用効果を奏し、これにより画像
の色ずれも補正することができる。
に記載の発明と同様の作用効果を奏し、これにより画像
の色ずれも補正することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]図1は、
この発明の実施の形態1である画像形成装置1の感光体
回りの概略構成を示す概念図である。図1に示すよう
に、画像形成装置1は光ビーム走査装置2を備えてい
る。光ビーム走査装置2は、所定の画像データに基づい
て点灯する発光部であるLD(Laser Diode)20(図
2参照)を備え、このLD20が発するレーザービーム
は、コリメートレンズ(図示せず)により平行光束化さ
れ、シリンダレンズ(図示せず)を通り、ポリゴンモー
タ3によって回転する偏向部であるポリゴンミラー4に
よって偏向され、プラスチックレンズで構成されるfθ
レンズ5を通り、BTL(Barrel Toroidal Lens)6を
通り、ミラー7によって反射し、感光体8上を走査し
て、静電潜像を光書込みする。なお、fθレンズ5は、
ポリゴンミラー4によって偏向された光ビームを等角速
度走査光から等速度走査光にするものである。BTL6
は、副走査方向のピント合わせ(集光機能と副走査方向
の位置補正(面倒れ等))を行っている。
この発明の実施の形態1である画像形成装置1の感光体
回りの概略構成を示す概念図である。図1に示すよう
に、画像形成装置1は光ビーム走査装置2を備えてい
る。光ビーム走査装置2は、所定の画像データに基づい
て点灯する発光部であるLD(Laser Diode)20(図
2参照)を備え、このLD20が発するレーザービーム
は、コリメートレンズ(図示せず)により平行光束化さ
れ、シリンダレンズ(図示せず)を通り、ポリゴンモー
タ3によって回転する偏向部であるポリゴンミラー4に
よって偏向され、プラスチックレンズで構成されるfθ
レンズ5を通り、BTL(Barrel Toroidal Lens)6を
通り、ミラー7によって反射し、感光体8上を走査し
て、静電潜像を光書込みする。なお、fθレンズ5は、
ポリゴンミラー4によって偏向された光ビームを等角速
度走査光から等速度走査光にするものである。BTL6
は、副走査方向のピント合わせ(集光機能と副走査方向
の位置補正(面倒れ等))を行っている。
【0035】感光体8の回りには、感光体8を帯電する
帯電器9と、感光体8上の静電潜像をトナーで現像する
現像器10と、感光体8上のトナー画像を所定の記録紙
に転写する転写器11と、感光体8上の残存トナーを除
去するクリーニングユニット12と、感光体8上を除電
する除電器13とが配置されており、通常の電子写真プ
ロセスである帯電、露光、現像、転写により記録紙上に
画像が形成される。そして図示しない定着装置によって
記録紙上の画像が定着される。
帯電器9と、感光体8上の静電潜像をトナーで現像する
現像器10と、感光体8上のトナー画像を所定の記録紙
に転写する転写器11と、感光体8上の残存トナーを除
去するクリーニングユニット12と、感光体8上を除電
する除電器13とが配置されており、通常の電子写真プ
ロセスである帯電、露光、現像、転写により記録紙上に
画像が形成される。そして図示しない定着装置によって
記録紙上の画像が定着される。
【0036】図2は、光ビーム走査装置2の各部の電気
的な接続を示すブロック図である。図2に示すように、
感光体8の主走査方向の画像形成開始位置より前にレー
ザビームを検出する同期センサ14が備わっており、f
θレンズ5を透過したレーザビームがミラー15によっ
て反射され、レンズ16によって集光され、同期センサ
14に入射するような構成となっている。この同期セン
サ14は、同期検知信号DETPになるレーザビーム走
査同期信号の検出を行うためのものである。
的な接続を示すブロック図である。図2に示すように、
感光体8の主走査方向の画像形成開始位置より前にレー
ザビームを検出する同期センサ14が備わっており、f
θレンズ5を透過したレーザビームがミラー15によっ
て反射され、レンズ16によって集光され、同期センサ
14に入射するような構成となっている。この同期セン
サ14は、同期検知信号DETPになるレーザビーム走
査同期信号の検出を行うためのものである。
【0037】レーザビームが走査することにより、同期
センサ14から同期検知信号DETPが出力され、位相
同期クロック発生部17に送られる。書込クロック生成
部18では、レーザを変調させるためのクロック周波数
を決定し、それを生成する機能を有している。さらに、
そのクロック周波数によって主走査方向の画像倍率が変
わることを利用し、fθレンズ5の温度検出結果に基づ
いて、クロック周波数を可変する倍率補正機能も有して
いる。
センサ14から同期検知信号DETPが出力され、位相
同期クロック発生部17に送られる。書込クロック生成
部18では、レーザを変調させるためのクロック周波数
を決定し、それを生成する機能を有している。さらに、
そのクロック周波数によって主走査方向の画像倍率が変
わることを利用し、fθレンズ5の温度検出結果に基づ
いて、クロック周波数を可変する倍率補正機能も有して
いる。
【0038】倍率補正されたクロックWCLKと同期セ
ンサ14からの同期検知信号DETPを位相同期クロッ
ク発生部17に送り、同期検知信号DETPに同期した
クロックVCLKを発生させ、レーザを点灯制御するL
D駆動部19に送る。LD駆動部19では、クロックV
CLKに同期した所定の画像信号に応じてLD20を点
灯制御する。そして、LD20からレーザビームが出射
し、ポリゴンミラー4に偏向され、fθレンズ5を通
り、感光体8上を走査することになる。fθレンズ5に
はその温度を検出するための温度センサ21が備わって
おり、温度センサの出力を温度検出部22に送ることで
温度データTが生成される。補正量記憶部23にはfθ
レンズ5の温度に対するクロックWCLKの周波数設定
データが記憶されている。このデータは、図3に示して
いるfθレンズ5の温度変化によるレーザビームの位置
ずれ量から求めている。温度データTを補正量記憶部2
3に送ることで、温度データTに対応しているクロック
WCLKの周波数設定データDtが出力され、書込クロ
ック生成部18に送られ、倍率が補正されるクロックW
CLKが生成される。なお、位相同期クロック発生部1
7、書込クロック生成部18、補正量記憶部23など
は、画像形成装置1を制御するマイコンの機能として実
現することができる。
ンサ14からの同期検知信号DETPを位相同期クロッ
ク発生部17に送り、同期検知信号DETPに同期した
クロックVCLKを発生させ、レーザを点灯制御するL
D駆動部19に送る。LD駆動部19では、クロックV
CLKに同期した所定の画像信号に応じてLD20を点
灯制御する。そして、LD20からレーザビームが出射
し、ポリゴンミラー4に偏向され、fθレンズ5を通
り、感光体8上を走査することになる。fθレンズ5に
はその温度を検出するための温度センサ21が備わって
おり、温度センサの出力を温度検出部22に送ることで
温度データTが生成される。補正量記憶部23にはfθ
レンズ5の温度に対するクロックWCLKの周波数設定
データが記憶されている。このデータは、図3に示して
いるfθレンズ5の温度変化によるレーザビームの位置
ずれ量から求めている。温度データTを補正量記憶部2
3に送ることで、温度データTに対応しているクロック
WCLKの周波数設定データDtが出力され、書込クロ
ック生成部18に送られ、倍率が補正されるクロックW
CLKが生成される。なお、位相同期クロック発生部1
7、書込クロック生成部18、補正量記憶部23など
は、画像形成装置1を制御するマイコンの機能として実
現することができる。
【0039】図4に倍率補正処理のフローチャートを示
す。まず、fθレンズ5の温度Tを検出する(ステップ
S1)。そしてその温度Tに対する補正データDtを補
正量記憶部23から読み出し(ステップS2)、書込ク
ロック生成部18に送る。そして書込クロック生成部1
8において、補正データDtに対する書込クロック周波
数を生成する(ステップS3)。ステップS3により第
1の補正手段を実現している。
す。まず、fθレンズ5の温度Tを検出する(ステップ
S1)。そしてその温度Tに対する補正データDtを補
正量記憶部23から読み出し(ステップS2)、書込ク
ロック生成部18に送る。そして書込クロック生成部1
8において、補正データDtに対する書込クロック周波
数を生成する(ステップS3)。ステップS3により第
1の補正手段を実現している。
【0040】この動作フローは画像形成直前に行い、連
続プリントの際はプリント中に温度変化が生じて倍率が
変動すると考えられるので、紙間(画像の形成と形成の
合間)で補正動作を行えばよい。
続プリントの際はプリント中に温度変化が生じて倍率が
変動すると考えられるので、紙間(画像の形成と形成の
合間)で補正動作を行えばよい。
【0041】したがって、主走査方向の画像倍率誤差の
発生は、光ビーム走査装置2の温度変化という要因が大
きく、特に、光ビーム走査装置2内のプラスチックレン
ズの温度変化によって生じることが分かっているので、
光ビーム走査装置2の温度を検出することで、簡易な構
成により、主走査方向の画像の倍率誤差を補正すること
ができる。
発生は、光ビーム走査装置2の温度変化という要因が大
きく、特に、光ビーム走査装置2内のプラスチックレン
ズの温度変化によって生じることが分かっているので、
光ビーム走査装置2の温度を検出することで、簡易な構
成により、主走査方向の画像の倍率誤差を補正すること
ができる。
【0042】温度センサ21の配置位置は光ビーム走査
装置2であればfθレンズ5でなくてもよいが、主走査
方向の画像の倍率誤差の主要因であるプラスチックレン
ズで構成されたfθレンズ5の温度を検出して主走査方
向の画像の倍率誤差を補正したほうが、画像の倍率誤差
を精度よく補正することができる。
装置2であればfθレンズ5でなくてもよいが、主走査
方向の画像の倍率誤差の主要因であるプラスチックレン
ズで構成されたfθレンズ5の温度を検出して主走査方
向の画像の倍率誤差を補正したほうが、画像の倍率誤差
を精度よく補正することができる。
【0043】[発明の実施の形態2]以下では、この発
明の実施の形態2の画像形成装置が発明の実施の形態1
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
明の実施の形態2の画像形成装置が発明の実施の形態1
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0044】この発明の実施の形態2の画像形成装置1
が発明の実施の形態1と相違するのは、光ビーム走査装
置2の構成である。図5は、この光ビーム走査装置2の
各部の電気的な接続を示すブロック図である。この光ビ
ーム走査装置2は発明の実施の形態1の光ビーム走査装
置2とは、ポリゴンモータ3の回転数を制御することに
より画像倍率を補正する点で相違している。その他の事
項は発明の実施の形態1と同様である。
が発明の実施の形態1と相違するのは、光ビーム走査装
置2の構成である。図5は、この光ビーム走査装置2の
各部の電気的な接続を示すブロック図である。この光ビ
ーム走査装置2は発明の実施の形態1の光ビーム走査装
置2とは、ポリゴンモータ3の回転数を制御することに
より画像倍率を補正する点で相違している。その他の事
項は発明の実施の形態1と同様である。
【0045】すなわち、補正量記憶部23にはfθレン
ズ5の温度に対するポリゴンモータ3の回転数制御用の
クロックPCLKの周波数設定データが記憶されてい
る。このデータは、図3に示すfθレンズ5の温度変化
によるレーザビームの位置ずれ量から求めている。温度
データTを補正量記憶部23に送ることで、温度データ
Tに対するクロックPCLKの周波数設定データDtが
出力され、クロック生成部24に送られ、クロック生成
部24でクロックPCLKが生成される。このクロック
PCLKを、ポリゴンモータ3の駆動を制御するポリゴ
ンモータ駆動制御部25に送り、ポリゴンミラー4の回
転数を制御して画像倍率を補正する。なお、クロック生
成部24なども、画像形成装置1を制御するマイコンの
機能として実現することができる。
ズ5の温度に対するポリゴンモータ3の回転数制御用の
クロックPCLKの周波数設定データが記憶されてい
る。このデータは、図3に示すfθレンズ5の温度変化
によるレーザビームの位置ずれ量から求めている。温度
データTを補正量記憶部23に送ることで、温度データ
Tに対するクロックPCLKの周波数設定データDtが
出力され、クロック生成部24に送られ、クロック生成
部24でクロックPCLKが生成される。このクロック
PCLKを、ポリゴンモータ3の駆動を制御するポリゴ
ンモータ駆動制御部25に送り、ポリゴンミラー4の回
転数を制御して画像倍率を補正する。なお、クロック生
成部24なども、画像形成装置1を制御するマイコンの
機能として実現することができる。
【0046】図6に倍率補正処理のフローチャートを示
す。まず、fθレンズ5の温度Tを検出する(ステップ
S4)。そしてその温度Tに対する補正データDtを補
正量記憶部23から読み出し(ステップS5)、クロッ
ク生成部24に送る。そしてクロック生成部24におい
て、補正データDtに対する回転数制御周波数を生成す
る(ステップS6)。
す。まず、fθレンズ5の温度Tを検出する(ステップ
S4)。そしてその温度Tに対する補正データDtを補
正量記憶部23から読み出し(ステップS5)、クロッ
ク生成部24に送る。そしてクロック生成部24におい
て、補正データDtに対する回転数制御周波数を生成す
る(ステップS6)。
【0047】[発明の実施の形態3]以下では、この発
明の実施の形態3の画像形成装置が発明の実施の形態1
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
明の実施の形態3の画像形成装置が発明の実施の形態1
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0048】この発明の実施の形態3の画像形成装置1
が発明の実施の形態1と相違するのは、光ビーム走査装
置2の構成である。図7は、この光ビーム走査装置2の
各部の電気的な接続を示すブロック図である。この光ビ
ーム走査装置2は発明の実施の形態1の光ビーム走査装
置2とは、fθレンズ5の温度を検出する温度センサ2
1が複数個備わっている点が異なる。すなわち、本例で
は例えば左右と中央の3個としている。温度検出部22
は検出した温度の平均値を算出する平均値算出部の機能
も備える。そして算出した温度データTaを補正量記憶
部23に送る。その他の事項については発明の実施の形
態1の場合と同様である。
が発明の実施の形態1と相違するのは、光ビーム走査装
置2の構成である。図7は、この光ビーム走査装置2の
各部の電気的な接続を示すブロック図である。この光ビ
ーム走査装置2は発明の実施の形態1の光ビーム走査装
置2とは、fθレンズ5の温度を検出する温度センサ2
1が複数個備わっている点が異なる。すなわち、本例で
は例えば左右と中央の3個としている。温度検出部22
は検出した温度の平均値を算出する平均値算出部の機能
も備える。そして算出した温度データTaを補正量記憶
部23に送る。その他の事項については発明の実施の形
態1の場合と同様である。
【0049】図8に倍率補正処理のフローチャートを示
す。まず、fθレンズ5の左右と中央の温度T1,T
2,T3を検出して(ステップS7)、温度T1,T
2,T3の平均温度Taを算出する(ステップS8)。
そしてその平均温度Taに対する補正データDtを補正
量記憶部23から読み出し(ステップS9)、書込クロ
ック生成部18に送る。そして書込クロック生成部18
において、補正データDtに対する書込クロック周波数
を生成する(ステップS3)。
す。まず、fθレンズ5の左右と中央の温度T1,T
2,T3を検出して(ステップS7)、温度T1,T
2,T3の平均温度Taを算出する(ステップS8)。
そしてその平均温度Taに対する補正データDtを補正
量記憶部23から読み出し(ステップS9)、書込クロ
ック生成部18に送る。そして書込クロック生成部18
において、補正データDtに対する書込クロック周波数
を生成する(ステップS3)。
【0050】このように、複数個所で温度T1,T2,
T3を検出し、その平均温度Taを求め、この平均温度
Taに基づいて倍率補正処理を行なうことで、倍率誤差
の補正を精度よく行うことができる。
T3を検出し、その平均温度Taを求め、この平均温度
Taに基づいて倍率補正処理を行なうことで、倍率誤差
の補正を精度よく行うことができる。
【0051】[発明の実施の形態4]図9は、この発明
の実施の形態4である画像形成装置の概略構成を示す斜
視図である。この画像形成装置26は4ドラム方式で、
4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナ
ー画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4組
の画像形成部27a,27b,27c,27dを備えて
いる。各画像形成部27a,27b,27c,27d
は、発明の実施の形態1,2または3の画像形成装置1
と同様の構成であり、共通の部材などについては図1な
どと同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
の実施の形態4である画像形成装置の概略構成を示す斜
視図である。この画像形成装置26は4ドラム方式で、
4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナ
ー画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4組
の画像形成部27a,27b,27c,27dを備えて
いる。各画像形成部27a,27b,27c,27d
は、発明の実施の形態1,2または3の画像形成装置1
と同様の構成であり、共通の部材などについては図1な
どと同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0052】図9に示すように、画像形成装置26は、
4組の画像形成部27a,27b,27c,27dを順
次並べた構成であり、転写ベルト28によって矢印方向
に搬送される記録紙29上に1色目の画像を形成し、次
に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写することに
より、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙
上29に形成することができる。転写ベルト28は搬送
用モータ30により駆動される。各画像形成部27a,
27b,27c,27dでの倍率が変動すると、主走査
方向の画像位置ずれが生じるが、本発明の実施の形態の
場合、それぞれ倍率補正を行うことで、画像位置ずれの
発生も抑えることができる。
4組の画像形成部27a,27b,27c,27dを順
次並べた構成であり、転写ベルト28によって矢印方向
に搬送される記録紙29上に1色目の画像を形成し、次
に2色目、3色目、4色目の順に画像を転写することに
より、4色の画像が重ね合わさったカラー画像を記録紙
上29に形成することができる。転写ベルト28は搬送
用モータ30により駆動される。各画像形成部27a,
27b,27c,27dでの倍率が変動すると、主走査
方向の画像位置ずれが生じるが、本発明の実施の形態の
場合、それぞれ倍率補正を行うことで、画像位置ずれの
発生も抑えることができる。
【0053】[発明の実施の形態5]以下では、この発
明の実施の形態5の画像形成装置が発明の実施の形態4
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
明の実施の形態5の画像形成装置が発明の実施の形態4
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。
【0054】この発明の実施の形態5の画像形成装置2
6が発明の実施の形態4と相違するのは、各画像形成部
27a,27b,27c,27dの光ビーム走査装置2
の構成である。図10は、この複数の光ビーム走査装置
2の各部の電気的な接続を示すブロック図である。すな
わち、この画像形成装置26は、複数の光ビーム走査装
置2のうち、ある1つの光ビーム走査装置2内のfθレ
ンズ5のみに、その温度を検出する温度センサ21を設
け、その検出された温度をもとに、すべての光ビーム走
査装置2においてそれぞれ書込クロックWCLKを生成
し、画像倍率を補正することになる。なお、図10にお
いては、光ビーム走査装置2を2つだけ示しているが、
他の2つの光ビーム走査装置2も、単一の補正量記憶部
23からクロックWCLKの周波数設定データDtを各
々受け取り、クロックWCLKを各々生成している。本
発明の実施の形態の場合、検出する温度は、全ての光ビ
ーム走査装置2の画像倍率を補正するための代表値であ
ることから、光ビーム走査装置2毎の温度差、特にfθ
レンズ5毎の温度差があまりない場合にむいている。温
度の検出を行なう光ビーム走査装置2については、でき
る限り他との温度差が小さくなる箇所のものが好まし
い。例えば図9に示した画像形成装置26の場合は、中
央2つの画像形成部27b,27cのどちらかで温度を
検出することになる。したがって、温度センサ21、温
度検出部22などは4つ設ける必要はなく、1つでよい
ため、発明の実施の形態4の画像形成装置26に比べて
コストを低減することができる。なお、隣り合った画像
形成部についてのみ、その温度差、特にfθレンズ5の
温度差があまりない場合は、ある隣り合わない2つの画
像形成部に温度センサ21を備えて、それぞれの検出温
度によって、隣り合う画像形成部の倍率を補正しても良
い。すなわち、温度センサ21、温度検出部22などを
2つ設け、これによって、4つの光ビーム走査装置2に
ついて画像倍率を補正することになる。
6が発明の実施の形態4と相違するのは、各画像形成部
27a,27b,27c,27dの光ビーム走査装置2
の構成である。図10は、この複数の光ビーム走査装置
2の各部の電気的な接続を示すブロック図である。すな
わち、この画像形成装置26は、複数の光ビーム走査装
置2のうち、ある1つの光ビーム走査装置2内のfθレ
ンズ5のみに、その温度を検出する温度センサ21を設
け、その検出された温度をもとに、すべての光ビーム走
査装置2においてそれぞれ書込クロックWCLKを生成
し、画像倍率を補正することになる。なお、図10にお
いては、光ビーム走査装置2を2つだけ示しているが、
他の2つの光ビーム走査装置2も、単一の補正量記憶部
23からクロックWCLKの周波数設定データDtを各
々受け取り、クロックWCLKを各々生成している。本
発明の実施の形態の場合、検出する温度は、全ての光ビ
ーム走査装置2の画像倍率を補正するための代表値であ
ることから、光ビーム走査装置2毎の温度差、特にfθ
レンズ5毎の温度差があまりない場合にむいている。温
度の検出を行なう光ビーム走査装置2については、でき
る限り他との温度差が小さくなる箇所のものが好まし
い。例えば図9に示した画像形成装置26の場合は、中
央2つの画像形成部27b,27cのどちらかで温度を
検出することになる。したがって、温度センサ21、温
度検出部22などは4つ設ける必要はなく、1つでよい
ため、発明の実施の形態4の画像形成装置26に比べて
コストを低減することができる。なお、隣り合った画像
形成部についてのみ、その温度差、特にfθレンズ5の
温度差があまりない場合は、ある隣り合わない2つの画
像形成部に温度センサ21を備えて、それぞれの検出温
度によって、隣り合う画像形成部の倍率を補正しても良
い。すなわち、温度センサ21、温度検出部22などを
2つ設け、これによって、4つの光ビーム走査装置2に
ついて画像倍率を補正することになる。
【0055】[発明の実施の形態6]以下では、この発
明の実施の形態6の画像形成装置が発明の実施の形態4
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。図11は、こ
の発明の実施の形態6の画像形成装置の概略構成を示す
概念図である。この発明の実施の形態6の画像形成装置
26が発明の実施の形態4と相違するのは、各画像形成
部27a,27b,27c,27dにそれぞれ設けられ
ている光ビーム走査装置2に代えて、単一の光ビーム走
査装置31を設けている点である。
明の実施の形態6の画像形成装置が発明の実施の形態4
と相違する点を中心に説明し、共通部材などについては
同一符号を用い、詳細な説明を省略する。図11は、こ
の発明の実施の形態6の画像形成装置の概略構成を示す
概念図である。この発明の実施の形態6の画像形成装置
26が発明の実施の形態4と相違するのは、各画像形成
部27a,27b,27c,27dにそれぞれ設けられ
ている光ビーム走査装置2に代えて、単一の光ビーム走
査装置31を設けている点である。
【0056】この光ビーム走査装置31は、1つのポリ
ゴンミラー4を用いて、ポリゴンミラー4の面の上方と
下方で異なる色に対応したレーザビームを偏向走査し、
さらに、ポリゴンミラー4を中心に対向振分走査させる
ことで、4色分のレーザビームをそれぞれの感光体8上
で走査させるものである。各色のレーザビームは、いず
れも単一のポリゴンミラー4によって偏向し、各fθレ
ンズ5を通り、各第1ミラー32、各第2ミラー33で
折り返され、各BTL6を通り、各第3ミラー34で折
り返され、各感光体8上を走査する。
ゴンミラー4を用いて、ポリゴンミラー4の面の上方と
下方で異なる色に対応したレーザビームを偏向走査し、
さらに、ポリゴンミラー4を中心に対向振分走査させる
ことで、4色分のレーザビームをそれぞれの感光体8上
で走査させるものである。各色のレーザビームは、いず
れも単一のポリゴンミラー4によって偏向し、各fθレ
ンズ5を通り、各第1ミラー32、各第2ミラー33で
折り返され、各BTL6を通り、各第3ミラー34で折
り返され、各感光体8上を走査する。
【0057】図12は、光ビーム走査装置31の平面図
である。ブラックに対応したレーザビームBK、イエロ
ーに対応したレーザビームYは、各々LD20から発
し、CYL(シリンダレンズ)35を通り、反射ミラー
36によってポリゴンミラー4の下方面に入射し、ポリ
ゴンミラー4が回転することにより偏向され、fθレン
ズ5を通り、第1ミラー32によって折り返される。シ
アンに対応したレーザビームC、マゼンタに対応したレ
ーザビームMは、各々LD20から発し、CYL35を
通り、ポリゴンミラー4の上方面に入射し、ポリゴンミ
ラー4が回転することにより偏向され、fθレンズ5を
通り、第1ミラー32によって折り返される。
である。ブラックに対応したレーザビームBK、イエロ
ーに対応したレーザビームYは、各々LD20から発
し、CYL(シリンダレンズ)35を通り、反射ミラー
36によってポリゴンミラー4の下方面に入射し、ポリ
ゴンミラー4が回転することにより偏向され、fθレン
ズ5を通り、第1ミラー32によって折り返される。シ
アンに対応したレーザビームC、マゼンタに対応したレ
ーザビームMは、各々LD20から発し、CYL35を
通り、ポリゴンミラー4の上方面に入射し、ポリゴンミ
ラー4が回転することにより偏向され、fθレンズ5を
通り、第1ミラー32によって折り返される。
【0058】主走査方向の画像形成開始位置より前にレ
ーザビームY,M,C,BKを検出する同期センサ14
は2つ設けられていて、fθレンズ5を通ったレーザビ
ームY,M,C,BKがCYM(シリンダミラー)37
によって反射集光させて同期センサ14に入射するよう
な構成となっている。この同期センサ14は、同期検知
信号になるレーザビーム走査同期信号の検出を行うため
のものである。また、レーザビームBKとレーザビーム
Cでは、共通のCYM37および同期センサ14を使用
している。レーザビームYとレーザビームMについても
同様である。同じ同期センサ14に2つのレーザビーム
が入射することになるので、それぞれが検出できるよう
に、それぞれ入射するタイミングが異なるようにしてあ
る。しかし、各レーザビームY,M,C,BKに対し、
各ひとつの同期センサ14を設けるようにしてもよい。
図12からも分かるように、BKとCに対し、YとMが
逆方向に走査しているのが分かる。
ーザビームY,M,C,BKを検出する同期センサ14
は2つ設けられていて、fθレンズ5を通ったレーザビ
ームY,M,C,BKがCYM(シリンダミラー)37
によって反射集光させて同期センサ14に入射するよう
な構成となっている。この同期センサ14は、同期検知
信号になるレーザビーム走査同期信号の検出を行うため
のものである。また、レーザビームBKとレーザビーム
Cでは、共通のCYM37および同期センサ14を使用
している。レーザビームYとレーザビームMについても
同様である。同じ同期センサ14に2つのレーザビーム
が入射することになるので、それぞれが検出できるよう
に、それぞれ入射するタイミングが異なるようにしてあ
る。しかし、各レーザビームY,M,C,BKに対し、
各ひとつの同期センサ14を設けるようにしてもよい。
図12からも分かるように、BKとCに対し、YとMが
逆方向に走査しているのが分かる。
【0059】図3に光ビーム走査装置31(fθレンズ
5)の温度変化によるfθレンズ5透過後のレーザビー
ムの主走査方向の位置ずれ量を示している。温度aの時
を基準とし、温度がbまで上昇したとする。すると、f
θレンズ5の中央部付近では、温度が上昇してもほとん
どビームの位置が変わらない。しかし、fθレンズ5の
端部にいくほどレーザビームが主走査方向外側にずれて
いく。この図3はレンズの片側半分について示してお
り、主走査方向中心に対し、反対側でも同様なことが起
きている。
5)の温度変化によるfθレンズ5透過後のレーザビー
ムの主走査方向の位置ずれ量を示している。温度aの時
を基準とし、温度がbまで上昇したとする。すると、f
θレンズ5の中央部付近では、温度が上昇してもほとん
どビームの位置が変わらない。しかし、fθレンズ5の
端部にいくほどレーザビームが主走査方向外側にずれて
いく。この図3はレンズの片側半分について示してお
り、主走査方向中心に対し、反対側でも同様なことが起
きている。
【0060】よって、主走査方向画像端部付近について
は、温度aの状態に比べ、温度bの状態では、ずれ量Y
の2倍だけ画像が拡大することになり、さらに同期セン
サ14付近と画像端部付近の差‘X−Y’が主走査方向
の位置変動量となる。
は、温度aの状態に比べ、温度bの状態では、ずれ量Y
の2倍だけ画像が拡大することになり、さらに同期セン
サ14付近と画像端部付近の差‘X−Y’が主走査方向
の位置変動量となる。
【0061】図13に倍率補正による主走査方向の画像
位置ずれを示している。本発明の実施の形態では各レー
ザビームをポリゴンミラー4を中心に対向振分走査して
いるので、対向しているビームについては、図3を参照
して説明した画像の倍率変化が、主走査の画像位置ずれ
として現れてくる。マゼンタ画像(M)とシアン画像
(C)を例に述べる。2つの色は感光体8上の走査方向
が逆である。図13では分かりやすいように、それぞれ
の色の画像を上下に分けて示してあるが、実際は重なっ
ていることとする。そして、M画像の書き出しは左側、
C画像の書き出しは右側とする。また、M画像とC画像
について、倍率、書き出し位置とも同じ量だけ変化する
こととし、形成する画像の主走査方向端部は、図3の主
走査方向画像端部付近に相当するものとする。温度aで
のM画像とC画像は、倍率、主走査位置とも合ってい
る。そして温度bまで上昇すると、図3で述べたよう
に、M画像については、画像が‘Y×2’だけ広がり
(拡大)し、さらに主走査書き出し位置も‘X−Y’だ
け右側にずれる。C画像については、画像が‘Y×2’
だけ広がり(拡大)し、さらに主走査書き出し位置も
‘X−Y’だけ左側にずれる。その結果、M画像とC画
像では‘((X−Y)×2)+(Y×2)’だけ主走査
方向の位置ずれが生じる。そこで、前記の方法で倍率補
正を実施することにする。そうすると、画像の拡大分に
ついてはM画像とC画像について補正することができる
が、主走査方向の書き出し位置については、完全には補
正できなく、pだけ位置ずれが生じてしまうことがわか
る。
位置ずれを示している。本発明の実施の形態では各レー
ザビームをポリゴンミラー4を中心に対向振分走査して
いるので、対向しているビームについては、図3を参照
して説明した画像の倍率変化が、主走査の画像位置ずれ
として現れてくる。マゼンタ画像(M)とシアン画像
(C)を例に述べる。2つの色は感光体8上の走査方向
が逆である。図13では分かりやすいように、それぞれ
の色の画像を上下に分けて示してあるが、実際は重なっ
ていることとする。そして、M画像の書き出しは左側、
C画像の書き出しは右側とする。また、M画像とC画像
について、倍率、書き出し位置とも同じ量だけ変化する
こととし、形成する画像の主走査方向端部は、図3の主
走査方向画像端部付近に相当するものとする。温度aで
のM画像とC画像は、倍率、主走査位置とも合ってい
る。そして温度bまで上昇すると、図3で述べたよう
に、M画像については、画像が‘Y×2’だけ広がり
(拡大)し、さらに主走査書き出し位置も‘X−Y’だ
け右側にずれる。C画像については、画像が‘Y×2’
だけ広がり(拡大)し、さらに主走査書き出し位置も
‘X−Y’だけ左側にずれる。その結果、M画像とC画
像では‘((X−Y)×2)+(Y×2)’だけ主走査
方向の位置ずれが生じる。そこで、前記の方法で倍率補
正を実施することにする。そうすると、画像の拡大分に
ついてはM画像とC画像について補正することができる
が、主走査方向の書き出し位置については、完全には補
正できなく、pだけ位置ずれが生じてしまうことがわか
る。
【0062】以下、主走査方向の書き出し位置を補正す
る方法について説明する。図14に光ビーム走査装置3
1の電気的な接続のブロック図を示すが、ここでは、1
色分の画像の光書込みに必要な要素のみを図示してい
る。
る方法について説明する。図14に光ビーム走査装置3
1の電気的な接続のブロック図を示すが、ここでは、1
色分の画像の光書込みに必要な要素のみを図示してい
る。
【0063】図14に示すように、主走査方向の画像形
成開始位置より前にレーザビームを検出する同期センサ
14が設けられており、fθレンズ5を透過したレーザ
ビームがCYM37によって反射集光され、同期センサ
14に入射するような構成となっている。この同期セン
サ14は、同期検知信号になるレーザビーム走査同期信
号の検出を行うためのものである。レーザビームが走査
することにより、同期センサ14から同期検知信号DE
TPが出力され、同期検知信号遅延部38に送られる。
fθレンズ5にはその温度を検出するための温度センサ
21が設けられており、温度センサ21の出力を温度検
出部22に送ることで温度データTが生成される。補正
量記憶部23にはfθレンズ5の温度に対するクロック
WCLKの周波数設定データ及び画像位置ずれ補正デー
タが記憶されている。このデータは、図3に示している
fθレンズ5の温度変化によるレーザビームの位置ずれ
量から求めている。温度データTを補正量記憶部23に
送ることで、温度データTに対するクロックWCLKの
周波数設定データ及び画像位置ずれ補正データDtが出
力され、倍率・位置ずれ制御部39に送られる。
成開始位置より前にレーザビームを検出する同期センサ
14が設けられており、fθレンズ5を透過したレーザ
ビームがCYM37によって反射集光され、同期センサ
14に入射するような構成となっている。この同期セン
サ14は、同期検知信号になるレーザビーム走査同期信
号の検出を行うためのものである。レーザビームが走査
することにより、同期センサ14から同期検知信号DE
TPが出力され、同期検知信号遅延部38に送られる。
fθレンズ5にはその温度を検出するための温度センサ
21が設けられており、温度センサ21の出力を温度検
出部22に送ることで温度データTが生成される。補正
量記憶部23にはfθレンズ5の温度に対するクロック
WCLKの周波数設定データ及び画像位置ずれ補正デー
タが記憶されている。このデータは、図3に示している
fθレンズ5の温度変化によるレーザビームの位置ずれ
量から求めている。温度データTを補正量記憶部23に
送ることで、温度データTに対するクロックWCLKの
周波数設定データ及び画像位置ずれ補正データDtが出
力され、倍率・位置ずれ制御部39に送られる。
【0064】図15に倍率・位置ずれ制御部39のブロ
ック図を示すが、この倍率・位置ずれ制御部39は、ク
ロック生成部40で、レーザを変調させるためのクロッ
ク周波数を決定し、それを生成する機能を有している。
また、そのクロック周波数によって主走査方向の画像倍
率が変わることを利用し、補正データDtに基づいて、
クロック周波数を可変する倍率補正機能も有している。
さらに、位置ずれ補正データ算出部41で、倍率補正後
に生じる画像位置ずれを補正するために、補正データD
tと生成されたクロックWCLKから、位置ずれ補正デ
ータa,bを算出している。補正データDtにはクロッ
クWCLKの周波数設定データ及び画像位置ずれ補正デ
ータが含まれるが、例えば補正データDtが2bit構
成でシリアルデータとすると、上位bitがクロックW
CLKの周波数設定データ、下位bitが画像位置ずれ
補正データのように分けても良い。また、補正データD
tが16bit幅とすると、上位8bitがクロックW
CLKの周波数設定データ、下位8bitが画像位置ず
れ補正データのように分けても良い。補正データDtと
クロックWCLKから位置ずれ補正データa,bを算出
しているが、補正データDtは温度に対する位置ずれ
量、例えば温度Taの時はA(mm)、温度Tbの時はB
(mm)のような情報であり、それを光ビーム走査装置3
1の補正方法に合わせた形、例えばA(mm)が何画素分
に相当するかに変換する必要がある。よって同じ補正デ
ータDtでも光ビーム走査装置31によって位置ずれ補
正データa,bは異なってくる。そして変換する際、W
CLKの1周期分以下の位置ずれ量が算出される場合が
あるので、WCLKの1周期の整数倍のずれ量をデータ
a、1周期分以下のずれ量をデータbとしている。
ック図を示すが、この倍率・位置ずれ制御部39は、ク
ロック生成部40で、レーザを変調させるためのクロッ
ク周波数を決定し、それを生成する機能を有している。
また、そのクロック周波数によって主走査方向の画像倍
率が変わることを利用し、補正データDtに基づいて、
クロック周波数を可変する倍率補正機能も有している。
さらに、位置ずれ補正データ算出部41で、倍率補正後
に生じる画像位置ずれを補正するために、補正データD
tと生成されたクロックWCLKから、位置ずれ補正デ
ータa,bを算出している。補正データDtにはクロッ
クWCLKの周波数設定データ及び画像位置ずれ補正デ
ータが含まれるが、例えば補正データDtが2bit構
成でシリアルデータとすると、上位bitがクロックW
CLKの周波数設定データ、下位bitが画像位置ずれ
補正データのように分けても良い。また、補正データD
tが16bit幅とすると、上位8bitがクロックW
CLKの周波数設定データ、下位8bitが画像位置ず
れ補正データのように分けても良い。補正データDtと
クロックWCLKから位置ずれ補正データa,bを算出
しているが、補正データDtは温度に対する位置ずれ
量、例えば温度Taの時はA(mm)、温度Tbの時はB
(mm)のような情報であり、それを光ビーム走査装置3
1の補正方法に合わせた形、例えばA(mm)が何画素分
に相当するかに変換する必要がある。よって同じ補正デ
ータDtでも光ビーム走査装置31によって位置ずれ補
正データa,bは異なってくる。そして変換する際、W
CLKの1周期分以下の位置ずれ量が算出される場合が
あるので、WCLKの1周期の整数倍のずれ量をデータ
a、1周期分以下のずれ量をデータbとしている。
【0065】そして、図14に示すように、倍率補正さ
れたクロックWCLKを位相同期クロック発生部17
に、位置ずれ補正データaを主走査書き出し位置制御部
42に、位置ずれ補正データbを同期検知信号遅延部3
8に送る。
れたクロックWCLKを位相同期クロック発生部17
に、位置ずれ補正データaを主走査書き出し位置制御部
42に、位置ずれ補正データbを同期検知信号遅延部3
8に送る。
【0066】同期検知信号遅延部38では、同期センサ
14からの同期検知信号DETPを位置ずれ補正データ
bに応じて遅延させる。そしてWCLKの1周期以下の
ずれ量分だけ遅延された同期検知信号DDETPが位相
同期クロック発生部17に送られ、クロックWCLKが
DDETPに同期したクロックVCLKとなり、レーザ
を点灯制御するLD駆動部19及び主走査書き出し位置
制御部42に送られる。
14からの同期検知信号DETPを位置ずれ補正データ
bに応じて遅延させる。そしてWCLKの1周期以下の
ずれ量分だけ遅延された同期検知信号DDETPが位相
同期クロック発生部17に送られ、クロックWCLKが
DDETPに同期したクロックVCLKとなり、レーザ
を点灯制御するLD駆動部19及び主走査書き出し位置
制御部42に送られる。
【0067】主走査書き出し位置制御部42では、位置
ずれ補正データa及びクロックVCLKにより、LD駆
動部19に送る画像信号のタイミングをVCLKの1周
期分単位で制御している。
ずれ補正データa及びクロックVCLKにより、LD駆
動部19に送る画像信号のタイミングをVCLKの1周
期分単位で制御している。
【0068】LD駆動部19では、クロックVCLKに
同期した画像信号に応じてLD20を点灯制御する。そ
して、LD20からレーザビームが出射し、ポリゴンミ
ラー4に偏向され、fθレンズ5を通り、感光体8上を
走査することになる。
同期した画像信号に応じてLD20を点灯制御する。そ
して、LD20からレーザビームが出射し、ポリゴンミ
ラー4に偏向され、fθレンズ5を通り、感光体8上を
走査することになる。
【0069】なお、補正量記憶部23、倍率・位置ずれ
制御部39、同期検知信号遅延部38、位相同期クロッ
ク発生部17、主走査書き出し位置制御部42などの機
能は画像形成装置1を制御するマイコンにより実現する
ことができる。
制御部39、同期検知信号遅延部38、位相同期クロッ
ク発生部17、主走査書き出し位置制御部42などの機
能は画像形成装置1を制御するマイコンにより実現する
ことができる。
【0070】図16に主走査方向書き出し位置補正のタ
イミングチャートを示す。DETPの立ち上がりエッジ
が主走査方向の書き出し基準となるが、仮にそのエッジ
から書込クロックVCLKが3クロック分のところから
書き出しを開始するとする。この場合、同期検知信号遅
延部38ではDETPを遅延させず、DETP=DDE
TPとなる。/LGATEは主走査方向のゲート信号
で、Lレベルで画像データがLD駆動部19に送られる
ことになる(図16上図)。
イミングチャートを示す。DETPの立ち上がりエッジ
が主走査方向の書き出し基準となるが、仮にそのエッジ
から書込クロックVCLKが3クロック分のところから
書き出しを開始するとする。この場合、同期検知信号遅
延部38ではDETPを遅延させず、DETP=DDE
TPとなる。/LGATEは主走査方向のゲート信号
で、Lレベルで画像データがLD駆動部19に送られる
ことになる(図16上図)。
【0071】ここで、倍率・位置ずれ制御部39におい
て、倍率を補正し、さらに主走査方向の書き出し位置を
クロック1周期分+1/4周期分だけ遅らせることにな
ったとする。そうすると、DETPを同期検知信号遅延
部38によってVCLKの1/4周期分だけ遅延させ、
その信号DDETPを位相同期クロック発生部17に送
る。さらに、主走査書き出し位置制御部42において、
VCLKの1周期分だけ/LGATEのタイミングを遅
らせる。その結果、図16(上図)に示したように、D
ETPに対し、3クロック分だけ遅らせて/LGATE
を有効にしていたが、補正後(図16下図)は、4クロ
ック分+1/4クロック分だけ遅らせて/LGATEを
有効にしている、つまり、1クロック分+1/4クロッ
ク分だけ位置ずれ補正したことになる。
て、倍率を補正し、さらに主走査方向の書き出し位置を
クロック1周期分+1/4周期分だけ遅らせることにな
ったとする。そうすると、DETPを同期検知信号遅延
部38によってVCLKの1/4周期分だけ遅延させ、
その信号DDETPを位相同期クロック発生部17に送
る。さらに、主走査書き出し位置制御部42において、
VCLKの1周期分だけ/LGATEのタイミングを遅
らせる。その結果、図16(上図)に示したように、D
ETPに対し、3クロック分だけ遅らせて/LGATE
を有効にしていたが、補正後(図16下図)は、4クロ
ック分+1/4クロック分だけ遅らせて/LGATEを
有効にしている、つまり、1クロック分+1/4クロッ
ク分だけ位置ずれ補正したことになる。
【0072】図17に倍率補正及び主走査位置補正の処
理のフローチャートを示す。まず、fθレンズ5の温度
Tを検出する(ステップS11)。そしてその温度Tに
対する補正データDtを補正量記憶部23から読み出
し、倍率・位置ずれ制御部39に送る(ステップS1
2)。そして倍率・位置ずれ制御部39において、ま
ず、補正データDtに対する書込クロック周波数を生成
する(ステップS13)。次に、補正データDtと生成
されたクロックWCLKから位置ずれ補正データa,b
を算出する(ステップS14)。そして、補正データ
a,bから主走査方向の書き出し位置を補正する(ステ
ップS15)。ステップS15により第2の補正手段を
実現している。
理のフローチャートを示す。まず、fθレンズ5の温度
Tを検出する(ステップS11)。そしてその温度Tに
対する補正データDtを補正量記憶部23から読み出
し、倍率・位置ずれ制御部39に送る(ステップS1
2)。そして倍率・位置ずれ制御部39において、ま
ず、補正データDtに対する書込クロック周波数を生成
する(ステップS13)。次に、補正データDtと生成
されたクロックWCLKから位置ずれ補正データa,b
を算出する(ステップS14)。そして、補正データ
a,bから主走査方向の書き出し位置を補正する(ステ
ップS15)。ステップS15により第2の補正手段を
実現している。
【0073】この動作フローは画像形成直前に行い、連
続プリントの際はプリント中に温度変化が生じて倍率及
び位置ずれの変動が生じると考えられるので、紙間(画
像の形成と形成の合間)で補正動作を行えばよい。
続プリントの際はプリント中に温度変化が生じて倍率及
び位置ずれの変動が生じると考えられるので、紙間(画
像の形成と形成の合間)で補正動作を行えばよい。
【0074】以上説明したように、光ビーム走査装置3
1によれば、主走査方向の画像位置ずれも補正すること
ができる。
1によれば、主走査方向の画像位置ずれも補正すること
ができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、主走査方向の
画像倍率誤差の発生は、光ビーム走査装置の温度変化と
いう要因が大きく、特に、光ビーム走査装置内のプラス
チックレンズの温度変化によって生じることが分かって
いるので、光ビーム走査装置の温度を検出することで、
簡易な構成により、主走査方向の画像の倍率誤差を補正
することができる。
画像倍率誤差の発生は、光ビーム走査装置の温度変化と
いう要因が大きく、特に、光ビーム走査装置内のプラス
チックレンズの温度変化によって生じることが分かって
いるので、光ビーム走査装置の温度を検出することで、
簡易な構成により、主走査方向の画像の倍率誤差を補正
することができる。
【0076】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光ビーム走査装置において、主走査方向の画像の倍率
誤差の主要因であるプラスチックレンズの温度を検出し
て主走査方向の画像の倍率誤差を補正するので、主走査
方向の画像の倍率誤差を精度よく補正することができ
る。
の光ビーム走査装置において、主走査方向の画像の倍率
誤差の主要因であるプラスチックレンズの温度を検出し
て主走査方向の画像の倍率誤差を補正するので、主走査
方向の画像の倍率誤差を精度よく補正することができ
る。
【0077】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の光ビーム走査装置において、主走査方向の画像の倍率
誤差の主要因であるプラスチックレンズで構成されたf
θレンズの温度を検出して主走査方向の画像の倍率誤差
を補正するので、主走査方向の画像の倍率誤差を精度よ
く補正することができる。
の光ビーム走査装置において、主走査方向の画像の倍率
誤差の主要因であるプラスチックレンズで構成されたf
θレンズの温度を検出して主走査方向の画像の倍率誤差
を補正するので、主走査方向の画像の倍率誤差を精度よ
く補正することができる。
【0078】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の光ビーム走査装置において、光ビーム走査装置の温度
を精度よく検出できるので、主走査方向の画像の倍率誤
差を精度よく補正することができる。
の光ビーム走査装置において、光ビーム走査装置の温度
を精度よく検出できるので、主走査方向の画像の倍率誤
差を精度よく補正することができる。
【0079】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかの一に記載の光ビーム走査装置において、主走
査方向の画像位置ずれも補正することができる。
いずれかの一に記載の光ビーム走査装置において、主走
査方向の画像位置ずれも補正することができる。
【0080】請求項6に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏する。
いずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏する。
【0081】請求項7に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏し、こ
れにより画像の色ずれも補正することができる。
いずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏し、こ
れにより画像の色ずれも補正することができる。
【0082】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の画像形成装置において、製造コストを低減することが
できる。
の画像形成装置において、製造コストを低減することが
できる。
【0083】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の画像形成装置において、製造コストを低減することが
できる。
の画像形成装置において、製造コストを低減することが
できる。
【0084】請求項10に記載の発明は、請求項1〜4
のいずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏し、
これにより画像の色ずれも補正することができる。
のいずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏し、
これにより画像の色ずれも補正することができる。
【0085】請求項11に記載の発明は、請求項1〜4
のいずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏し、
これにより画像の色ずれも補正することができる。
のいずれかの一に記載の発明と同様の作用効果を奏し、
これにより画像の色ずれも補正することができる。
【図1】この発明の実施の形態1である画像形成装置の
感光体回りの概略構成を示す概念図である。
感光体回りの概略構成を示す概念図である。
【図2】前記画像形成装置の光ビーム走査装置の各部の
電気的な接続を示すブロック図である。
電気的な接続を示すブロック図である。
【図3】前記光ビーム走査装置のfθレンズの温度変化
による画像の位置ずれ量を説明するグラフである。
による画像の位置ずれ量を説明するグラフである。
【図4】前記画像形成装置の倍率補正処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】この発明の実施の形態2である画像形成装置の
光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロック
図である。
光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロック
図である。
【図6】前記画像形成装置の倍率補正処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】この発明の実施の形態3である画像形成装置の
光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロック
図である。
光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロック
図である。
【図8】前記画像形成装置の倍率補正処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】この発明の実施の形態4である画像形成装置の
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
【図10】この発明の実施の形態5である画像形成装置
の光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロッ
ク図である。
の光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロッ
ク図である。
【図11】この発明の実施の形態6の画像形成装置の概
略構成を示す概念図である。
略構成を示す概念図である。
【図12】前記画像形成装置の光ビーム走査装置の平面
図である。
図である。
【図13】倍率補正による主走査方向の画像位置ずれに
ついて説明する説明図である。
ついて説明する説明図である。
【図14】この発明の実施の形態5である画像形成装置
の光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロッ
ク図である。
の光ビーム走査装置の各部の電気的な接続を示すブロッ
ク図である。
【図15】前記光ビーム走査装置の倍率・位置ずれ制御
部の構成を示すブロック図である。
部の構成を示すブロック図である。
【図16】前記画像形成装置の主走査方向の書き出し位
置補正のタイミングチャートである。
置補正のタイミングチャートである。
【図17】前記画像形成装置の倍率補正処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
1 画像形成装置 2 光ビーム走査装置 4 偏向部、ポリゴンミラー 5 fθレンズ 8 感光体 10 現像器 20 発光部 21 温度センサ 26 画像形成装置 31 光ビーム走査装置
Claims (11)
- 【請求項1】 画像信号に基づいて変調された光ビーム
を出射する発光部と、 この光ビームを偏向する偏向部、および、この偏向され
た光ビームを等角速度走査光から等速度走査光にするf
θレンズを含む光学系とを備え、 前記光学系を介して、電子写真方式の画像形成装置の感
光体上を前記光ビームで露光走査することにより、前記
感光体上に静電潜像を光書込みする光ビーム走査装置に
おいて、 前記光ビーム走査装置の温度を検出する温度センサと、 この検出温度に基づいて前記感光体上の静電潜像の主走
査方向の倍率誤差を補正する第1の補正手段とを備えて
いることを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項2】 前記温度センサは前記光ビーム走査装置
内のプラスチックレンズの温度を検出することを特徴と
する請求項1に記載の光ビーム走査装置。 - 【請求項3】 前記プラスチックレンズは前記fθレン
ズであることを特徴とする請求項2に記載の光ビーム走
査装置。 - 【請求項4】 前記温度センサは前記光ビーム走査装置
内に複数個設けられていて、 前記第1の補正手段は前記複数の温度センサによる検出
温度の平均値に基づいて前記補正を行うことを特徴とす
る請求項1に記載の光ビーム走査装置。 - 【請求項5】 主走査方向の前記光書込みの書き出し位
置を補正する第2の補正手段を備えていることを特徴と
する請求項1〜4のいずれかの一に記載の光ビーム走査
装置。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかの一に記載の光
ビーム走査装置と、 この光ビーム走査装置が発する前記光ビームで前記露光
走査をされて前記静電潜像の光書込みがされる感光体
と、 この静電潜像をトナーで現像する現像器とを備え、 電子写真方式で画像形成することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項7】 複数の請求項1〜4のいずれかの一に記
載の光ビーム走査装置と、 この複数の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビー
ムで前記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込
みがされる1または複数の感光体と、 この複数の静電潜像をトナーで現像して複数色のトナー
画像を形成する現像器とを備え、 前記複数色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像の形
成を電子写真方式で行なうことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項8】 前記温度センサは前記複数の光ビーム走
査装置のいずれかの一にのみ設けられていて、 前記各光ビーム走査装置の第1の補正手段はいずれも前
記単一の光ビーム走査装置に設けられている前記温度セ
ンサの検出温度に基づいて前記補正を行うことを特徴と
する請求項7に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記光ビーム走査装置は3つ以上設けら
れ、 前記温度センサは前記3つ以上の光ビーム走査装置のい
ずれかの2つにのみ設けられていて、 前記各光ビーム走査装置の第1の補正手段はいずれも前
記2つの光ビーム走査装置に設けられている前記温度セ
ンサの検出温度に基づいて前記補正を行うことを特徴と
する請求項7に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 複数の請求項1〜4のいずれかの一に
記載の光ビーム走査装置と、 この複数の光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビー
ムで前記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込
みがされる複数の感光体と、 この複数の静電潜像をトナーで現像して複数色のトナー
画像を形成する現像器とを備え、 前記複数の光ビーム走査装置はこの複数でひとつのポリ
ゴンミラーを前記偏向部として有していて、このポリゴ
ンミラーを中心に前記複数の光ビームを対向振分走査す
るものであり、前記複数色のトナー画像を重ね合わせた
カラー画像の形成を電子写真方式で行なう画像形成装
置。 - 【請求項11】 複数の請求項1〜4のいずれかの一に
記載の光ビーム走査装置と、 この光ビーム走査装置が発する複数の前記光ビームで前
記露光走査をされて複数の前記静電潜像の光書込みがさ
れる複数の感光体と、 この複数の静電潜像をトナーで現像して複数色のトナー
画像を形成する現像器とを備え、 前記複数の光ビーム走査装置はこの複数でひとつのポリ
ゴンミラーを前記偏向部として有していて、このポリゴ
ンミラーを中心に前記複数の光ビームを対向振分走査す
るものであり、前記温度センサは前記光ビーム走査装置
の複数箇所に設けられ、前記第1の補正手段は前記複数
の温度センサによる検出温度に基づいて前記各光ビーム
による前記倍率誤差の各々を解消するように補正し、前
記複数色のトナー画像を重ね合わせたカラー画像の形成
を電子写真方式で行なう画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22979599A JP2001051214A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 光ビーム走査装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22979599A JP2001051214A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 光ビーム走査装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001051214A true JP2001051214A (ja) | 2001-02-23 |
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ID=16897804
Family Applications (1)
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JP22979599A Pending JP2001051214A (ja) | 1999-08-16 | 1999-08-16 | 光ビーム走査装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001051214A (ja) |
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1999
- 1999-08-16 JP JP22979599A patent/JP2001051214A/ja active Pending
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