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JP2001050494A - 耐圧容器 - Google Patents

耐圧容器

Info

Publication number
JP2001050494A
JP2001050494A JP11227783A JP22778399A JP2001050494A JP 2001050494 A JP2001050494 A JP 2001050494A JP 11227783 A JP11227783 A JP 11227783A JP 22778399 A JP22778399 A JP 22778399A JP 2001050494 A JP2001050494 A JP 2001050494A
Authority
JP
Japan
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port member
container
pressure
inner cylinder
neck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11227783A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kagawa
和彦 香川
Makoto Saito
誠 斉藤
Hiroki Nakayama
浩樹 中山
Mitsuo Nanba
三男 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
High Pressure Gas Safety Institute of Japan
Mitsubishi Chemical Corp
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
High Pressure Gas Safety Institute of Japan
Mitsubishi Chemical Corp
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by High Pressure Gas Safety Institute of Japan, Mitsubishi Chemical Corp, Kobe Steel Ltd filed Critical High Pressure Gas Safety Institute of Japan
Priority to JP11227783A priority Critical patent/JP2001050494A/ja
Publication of JP2001050494A publication Critical patent/JP2001050494A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2205/00Vessel construction, in particular mounting arrangements, attachments or identifications means
    • F17C2205/03Fluid connections, filters, valves, closure means or other attachments
    • F17C2205/0302Fittings, valves, filters, or components in connection with the gas storage device
    • F17C2205/0305Bosses, e.g. boss collars

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に合成樹脂によって構成される軽量の耐圧
容器であって、容器弁取付部材または容器弁が取り付け
られる口金としてのポート部材の変形を一層低減でき、
ポート部材におけるシール性をより高め得る耐圧容器を
提供する。 【解決手段】 耐圧容器は、ガスバリア性を有する内筒
(2)及び耐圧強度を発揮する合成樹脂製の外套(3)
から成る容器本体(1)と、当該容器本体の端部に設け
られたポート部材(4)と、当該ポート部材に装着され
た容器弁取付部材(5)又は容器弁とから構成される。
容器弁取付部材(5)又は容器弁は、ポート部材(4)
に挿入される円筒状の挿入部(55)を有し、ポート部
材(4)に締結された際、挿入部(55)によってポー
ト部材(4)を内側から補強する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐圧容器に関する
ものであり、詳しくは、主に合成樹脂によって構成さ
れ、天然ガス、酸素、窒素などの圧縮ガスや液化石油ガ
スが充填される軽量の耐圧容器であって、容器弁取付部
材または容器弁が取り付けられるポート部の変形を一層
低減でき、ポート部におけるシール性をより高め得る様
に改良された耐圧容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】天然ガス、酸素、窒素などの圧縮ガスや
液化石油ガスを充填する容器として、主に合成樹脂によ
って構成された軽量な容器が提案されている。例えば、
特公平5−88665号公報には、プラスチック製内筒
の外周を補強繊維シートで覆った後、その上にフィラメ
ントワインディング法により繊維強化プラスチック層を
形成する「複合材料ボンベの製造方法」が記載されてい
る。斯かるボンベにおいては、容器弁を取付けるための
口金と内筒の結合部におけるシール性が重要であり、そ
して、シール性を保持するには、口金装着部における内
圧による内筒の変形を防止する必要がある。
【0003】本発明者等は、多層構造を有する軽量容器
であって、口金装着部における内圧による変形がなく、
口金と内筒の結合部におけるシール性に優れた容器を種
々検討し、特開平11−44399号公報に「耐圧容
器」として先に開示している。図7は、特開平11−4
4399号公報に記載の従来の耐圧容器における口金装
着部を示す縦断面図である。
【0004】図7に示す耐圧容器は、ガスバリア性を有
する内筒(2)及び合成樹脂製の外套(3)から成る容
器本体(1)の一端にポート部材(4)及び容器弁取付
部材(9)を口金として設けた略円筒状の容器である。
ポート部材(4)は、内筒(2)と外套(3)の間に埋
設された基底部(41)、当該基底部から略垂直に立上
げられた首部(42)、および、当該首部の外周側に付
設されたフランジ(43)を備えている。
【0005】容器本体(1)の内筒(2)は、ポート部
材(4)の基底部(41)内面からポート部材(4)の
先端面まで連続して形成され、容器弁取付部材(9)
は、ポート部材(4)の先端面まで張出された内筒
(2)との間にシール材(6)を介在させ、フランジ
(93)に挿通したボルト・ナットよりポート部材
(4)のフランジ(43)に気密に締結される。斯かる
容器においては、薄肉に形成された内筒(2)の外部へ
の突出部分をポート部材(4)によって補強することに
より、前記の突出部分の拡径する方向への内圧による変
形を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
耐圧容器のメンテナンス等においては、ポート部材
(4)と容器弁取付部材(9)の気密性の確保のために
ボルト・ナットを増し締めしたり、シール材(6)の交
換のために締め直すことがある。その際、ボルト・ナッ
トによる締付力は、ポート部材(4)のフランジ(4
3)を潰す方向に作用するため、ポート部材(4)にお
いては、首部(42)の先端側が径方向内側に変形し、
首部(42)の先端面の平坦度が損なわれることがあ
る。その結果、大きな力で締付けたにも拘わらず、十分
な気密性が得られない場合がある。
【0007】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、主に合成樹脂によって構成され、
天然ガス、酸素、窒素などの圧縮ガスや液化石油ガスが
充填される軽量の耐圧容器であって、容器弁取付部材ま
たは容器弁が取り付けられる口金としてのポート部材の
変形を一層低減でき、ポート部材におけるシール性をよ
り高め得る様に改良された耐圧容器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の耐圧容器は、液化ガス又は圧縮ガスを充填
するための略円筒状の耐圧容器であって、ガスバリア性
を有する内筒および耐圧強度を発揮する合成樹脂製の外
套から成る多層構造の容器本体と、当該容器本体の端部
に設けられたポート部材と、当該ポート部材に装着され
た容器弁取付部材または容器弁とから構成され、前記ポ
ート部材は、略円環状に拡張され且つ容器本体の端部に
おいて前記内筒と前記外套の間に埋設された基底部と、
前記外套を貫通する高さまで前記基底部から略垂直に立
上げられた首部と、当該首部の外周側に付設された締結
手段とを備え、容器本体の前記内筒は、容器本体の端部
において前記ポート部材の基底部内面から首部の内面お
よび先端面を覆う状態に連続して形成され、前記容器弁
取付部材または容器弁は、前記の締結手段に締結される
被締結手段と、前記ポート部材の首部に略緊密に挿入さ
れる円筒状の挿入部とを有し、そして、前記ポート部材
に対し、前記首部の先端面に露出する内筒の張出部との
間に挿入されたシール材を介し且つ前記首部へ前記挿入
部を挿入させた状態で締結されていることを特徴とす
る。
【0009】すなわち、上記の耐圧容器において、ポー
ト部材は、容器本体の端部において内筒と外套の間に基
底部が埋設され、基底部から略垂直に立上げられた首部
によって容器本体の内筒の突出部分を補強する様になさ
れているため、容器本体の内筒の突出部分がガスの内圧
によって拡径する方向へ変形するのを防止する。また、
ポート部材の首部へ挿入部を挿入させた容器弁取付部材
または容器弁の締結構造は、ポート部材に容器弁取付部
材を締結した際、ポート部材の首部の先端側を内側から
補強する様に機能し、ポート部材の締結手段に作用する
締結力によってポート部材の首部が径方向内側へ変形す
るのを防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る耐圧容器の実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の耐圧容器
における端部の構造を示す部分的な縦断面図である。図
2は、図1の主要部を拡大した図であり、ポート部材と
内筒の係合構造およびポート部材と容器弁取付部材の締
結構造を示す縦断面図である。図3及び図4は、図1の
主要部を拡大した図であり、ポート部材の基底部の好ま
しい形態を示す縦断面図である。図5は、ポート部材と
容器弁取付部材の他の態様を示す部分的な縦断面図であ
る。図6は、ポート部材と容器弁取付部材の更に他の態
様を示す部分的な縦断面図である。なお、図1〜図6
中、従来の耐圧容器と同様の構成は図7と同様の符号で
示す。
【0011】本発明の耐圧容器は、液化ガス又は圧縮ガ
スを充填するための略円筒状の耐圧容器であり、図1に
示す様に、ガスバリア性を有する内筒(2)及び耐圧強
度を発揮する合成樹脂製の外套(3)から成る多層構造
の容器本体(1)と、当該容器本体の端部に設けられた
ポート部材(4)と、当該ポート部材に装着された容器
弁取付部材(5)又は容器弁とから主に構成される。
【0012】内筒(2)は、例えば、アルミニウム合金
やマグネシウム合金等の軽合金、あるいは、ポリエチレ
ン、架橋ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド
類、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリカーボネ
ート等のガスバリア性を有する樹脂によって構成され
る。また、内筒(2)は、成形性に優れたポリエチレン
とガスバリア性に優れたポリアミド樹脂または金属など
を組合せることにより、内筒自体が多層に構成されてい
てもよい。更に、強度を高めるため、上記の様なガスバ
リア性の樹脂や金属と繊維強化プラスチック(FRP)
を組合せて構成されていてもよい。
【0013】外套(3)は、軽量化を図り且つ必要な耐
圧強度を得るため、通常、繊維強化プラスチックで構成
される。繊維強化プラスチックに適用される樹脂として
は、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエ
ステル樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリ
アミド類、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ABS樹脂、ポリエーテルケトン、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリ−4−メチルペンテン
−1、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂が挙げられ
る。
【0014】補強繊維としては、炭素繊維糸、ガラス繊
維糸、有機高弾性率繊維(たとえばポリアラミド繊維)
糸などの高強度、高弾性率の繊維が好適である。また、
これらの補強繊維糸の中では、屈曲による応力集中を小
さくし、ボイドの発生を少なくするという観点から、開
繊性に優れる無撚繊維糸、典型的には炭素繊維糸が好ま
しい。炭素繊維糸を使用した場合は、比強度、比弾性率
に優れ、成形時のワインディングの際の糸切れや毛羽の
発生がほとんどなく、しかも、耐衝撃性能に優れ、生産
性も向上し得る。
【0015】容器本体(1)の構成材料としては、上記
の様な材料を適宜に組合せることができるが、軽量化を
図り且つ製造コストを低減すると言う観点から、容器本
体(1)の内筒(2)は、合成樹脂によって構成され、
外套(3)は、繊維強化プラスチックによって構成され
るのが好ましい。
【0016】また、容器本体(1)は、後述する製造方
法により作製されるが、所要の耐圧強度を得るため、円
筒状の胴部の両端を半球状に形成される。そして、容器
本体(1)の一端には、上記ポート部材(4)が取り付
けられる。ポート部材(4)には、容器弁(図示省略)
を直接取り付けることもできるが、ガスの種類や使用態
様に応じて容器弁を選択し得る様に、しかも、容器弁の
保守を容易にするため、一般的には容器弁の取付マウン
トとしての容器弁取付部材(5)が取り付けられる。ま
た、容器本体(1)の他端には、通常、前記と同様のポ
ート部材および封止用の盲プラグが取り付けられる。
【0017】ポート部材(4)及び容器弁取付部材
(5)は、気密性、耐久性に優れ且つより高い成形精度
が得られる点において、アルミニウム、銅、ニッケル、
チタン等の合金、これらの複合材またはクロム・モリブ
デン合金などの金属によって構成されるのが好ましい。
特に、アルミニウムは、軽量で且つ成形性に優れ、製造
コストを低減できるので好ましい材料である。
【0018】また、ポート部材(4)及び容器弁取付部
材(5)は、比較的硬質の合成樹脂によって構成されて
いてもよい。合成樹脂としては、ナイロン6、ナイロン
66、ナイロン12、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリメチルペンテン、ポリ
カーボネート、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリエ
ーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリアリ
レート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリオキシベン
ジレン、ポリスルホンなどが挙げられる。
【0019】ポート部材(4)は、略円環状に拡張され
且つ容器本体(1)の一端において内筒(2)と外套
(3)の間に埋設された基底部(41)と、外套(3)
を貫通する高さまで基底部(41)から略垂直に立上げ
られた首部(42)と、当該首部の外周側に付設された
締結手段としてフランジ(43)とを備えている。
【0020】具体的には、ポート部材(4)は、凡そ鍔
状の基底部(41)及びフランジ(43)が円筒状の首
部(42)の両端に張出された形状になされている。し
かも、フランジ(43)の背面側には、首部(42)を
幾分拡径させた拡径部(45)が設けられる。大径の鍔
として形成された基底部(41)は、容器本体(1)の
内筒(2)及び外套(3)の間に埋設され、そして、く
びれ部としての首部(42)が貫通する外套(3)の開
口縁部は、基底部(41)と拡径部(45)によって挟
み込まれた構造になされている。これにより、ポート部
材(4)は、容器本体(1)に対して強固に一体化され
る。
【0021】一方、上記の容器本体(1)の内筒(2)
は、容器本体(1)の一端において、ポート部材(4)
の基底部(41)内面から首部(42)の内面および先
端面、すなわち、フランジ(43)の上端面を覆う状態
に連続して形成される。内筒(2)は、容器本体(1)
の端部に突出し、ポート部材(4)のフランジ(43)
の上端面において張出部(24)を形成している。これ
により、容器本体(1)の端部とポート部材(4)との
取合部分における気密性が保持される。
【0022】本発明においては、ポート部材(4)に容
器弁取付部材(5)を締結した際、締結力によるポート
部材(4)の変形を防止するため、容器弁取付部材
(5)は、ポート部材(4)の首部(42)に略緊密に
挿入される円筒状の挿入部(55)を有していることが
重要である。具体的には、図2に示す様に、容器弁取付
部材(5)は、容器弁取付用の雌ねじが中心に穿孔され
且つフランジ(43)に締結される被締結手段としての
フランジ(53)が張出された部材であり、その内側端
面の中心には、前記の雌ねじに連続する円筒体としての
挿入部(55)が突設される。
【0023】挿入部(55)の突出長さは、若干でも首
部(42)に挿入しできる長さであればよいが、ポート
部材(4)に締結した際、少なくとも、ポート部材
(4)のフランジ(43)の厚さに相当する深さで首部
(42)に挿入し得る長さとされるのが好ましい。勿
論、装着に支障がない限り、挿入部(55)の長さは、
ポート部材(4)を貫通する様な長さであってもよい。
【0024】そして、容器弁取付部材(5)は、ポート
部材(4)に対し、首部(42)の先端面に露出する内
筒(2)の張出部(24)との間に挿入されたシール材
(6)を介し且つ首部(42)へ挿入部(55)を挿入
させた状態で締結される。シール材(6)は、締付操作
を容易にし且つシール材事態の変形を防止するため、容
器弁取付部材(5)の内側端面に予め設けられた溝(5
4)に配置され、容器弁取付部材(5)は、フランジ
(53)とフランジ(43)を複数のボルト・ナット
(7)で締め付けることにより締結される。
【0025】なお、シール材(6)としては、例えば、
天然ゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムなどの合成ゴム、
4フッ化エチレン、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエ
ステルなどの樹脂、ステンレスやアルミニウム、銅、チ
タンなどの金属によって構成された所謂Oリングや環状
のパッキンが使用される。
【0026】また、図2に示す様に、本発明において
は、容器弁取付部材(5)を締結した際、首部(42)
の先端面に露出する内筒(2)の張出部(24)が潰れ
て変形しない様に、張出部(24)は、首部(42)の
先端面に没入しているのが好ましい。すなわち、張出部
(24)は、首部(42)の先端面に予め低く形成され
た円環状の扁平な浅溝に嵌め込まれた状態に配置され
る。首部(42)の先端面に対する張出部(24)の没
入の深さは、内筒(2)が配置された状態において、首
部(42)の先端面全体が略平坦面となる様な深さが好
ましい。
【0027】ところで、本発明の好ましい態様は、前述
の通り、軽量性、気密性、成形精度などの観点から、容
器本体(1)の内筒(2)が合成樹脂、外套(3)が繊
維強化プラスチックによってそれぞれ構成され、ポート
部材(4)が金属によって構成される。しかしながら、
斯かる態様の耐圧容器においては、ポート部材(4)を
構成する金属に比べ、内筒(2)を構成する合成樹脂の
線膨張率が大きいため、後述の製造方法によって内筒
(2)にポート部材(4)を一体化した場合、成形後の
冷却過程で内筒(2)が相対的に大きく収縮し、ポート
部材(4)の基底部(41)の外周縁が内筒(2)から
外れることも予想される。
【0028】しかも、基底部(41)の外周縁がエッジ
のある角部を有している場合には、基底部(41)の外
周縁が内筒(2)から外れた際、前記の角部によって外
套(3)の補強繊維を損傷することも考えられる。もっ
とも、基底部(41)の外周縁に段差を形成することに
より、基底部(41)に対する内筒(2)の結合強度を
高めて外周縁の外れを防止することも考えられるが、基
底部(41)の外周縁に単に段差を形成した場合には、
段差の薄肉部分の強度が低下し、内筒(2)による引張
り応力によって破損することも危惧される。
【0029】そこで、本発明のより好ましい態様におい
ては、内筒(2)が合成樹脂、外套(3)が繊維強化プ
ラスチック、ポート部材(4)が金属によってそれぞれ
構成されている場合、図3(a)に示す様に、ポート部
材(4)の基底部(41)は、曲面に形成された外周縁
を備え、斯かる外周縁の曲面の直径(R)が、外周縁に
おける最小肉厚(t)の70〜100%に設定される。
【0030】通常、基底部(41)の外周縁の最小肉厚
(t)は、3〜6mm程度、内筒(2)の厚さは、2〜
5mm程度に設計されるが、外周縁の直径(R)を上記
の範囲に設定することにより、実用上の上記の様な不具
合の発生を防止できる。なお、基底部(41)の外周縁
は、上記の条件を満足する限り、例えば、図4に示す様
に、段差が形成された形状になされていてもよい。その
場合、基底部(41)の外周縁における段差の先端側の
突出部分が曲面に形成される。
【0031】本発明の耐圧容器は、予め成形した内筒
(2)の外周を外套(3)で覆うことにより、ポート部
材(4)が一体化された容器本体(1)を作製し、次い
で、ポート部材(4)に容器弁取付部材(5)を締結し
て製造される。軽合金の内筒(2)は、圧延加工法、押
出加工法などによって製造される。合成樹脂の内筒
(2)は、圧縮成形法、ブロー成形法、射出成形法、F
RP成形法などの公知の成形技術によって製造される。
斯かる成形法によって製造する場合は、予め成形金型に
ポート部材(4)を固定してブロー成形または射出成形
することにより、内筒(2)にポート部材(4)を一体
的に結合できる。
【0032】特に、樹脂の内筒(2)を成形するには、
回転金型内に供給した溶融樹脂を遠心力によって成形す
る回転成形法が好適である。回転成形法によって内筒
(2)を製造する場合は、ポート部材(4)を予め回転
成形用金型の所定位置に固定して成形するインサート回
転成形法により、内筒(2)にポート部材(4)を一体
的に結合できる。更に、回転成形法によって内筒(2)
を多層に構成するには、ポリエチレンなどの層を形成し
た後に、ガスバリア性に優れたポリアミド樹脂などを回
転金型に供給して内側層を形成する。また、ガスバリア
層を形成するには、回転成形法で製造した内筒(2)の
表面に金属メッキによって被膜を形成してもよい。
【0033】繊維強化プラスチックで外套(3)を成形
するには、樹脂が含浸された補強繊維糸の巻層をフィラ
メントワインディング法やテープワインディング法によ
って内筒(2)の外側に形成し、次いで、樹脂を加熱溶
融した後に硬化させる。外套(3)の強度および厚さ
は、容器の形状、内容積、充填するガスの種類、常用圧
力などを勘案して設定される。
【0034】本発明の耐圧容器は、上記の様に、容器本
体(1)の一端に設けられたポート部材(4)に容器弁
取付部材(5)を締結して構成され、容器弁取付部材
(5)に容器弁などを装着し、所定のガスを充填して使
用される。斯かる耐圧容器において、ポート部材(4)
は、容器本体(1)の一端において内筒(2)と外套
(3)の間に基底部(41)が埋設され、基底部(4
1)から略垂直に立上げられた首部(42)によって内
筒(2)の突出部分を補強し、ガスの内圧によって内筒
(2)の突出部分が拡径する方向へ変形するのを防止す
る。従って、本発明の耐圧容器は、ポート部材(4)の
首部(42)の先端面におけるシール性を維持できる。
【0035】また、ポート部材(4)の首部(42)へ
挿入部(55)を挿入させた容器弁取付部材(5)の締
結構造は、ポート部材(4)に容器弁取付部材(5)を
締結した際、ポート部材(4)の首部(42)の先端側
を内側から補強する様に機能するため、フランジ(4
3)に作用する締結力によってポート部材(4)の首部
(42)が径方向内側へ変形するのを防止できる。すな
わち、本発明の耐圧容器においては、ポート部材(4)
の変形を一層低減でき、ポート部材(4)におけるシー
ル性をより高めることが出来る。
【0036】更に、図2に示す様に、内筒(2)の張出
部(24)が首部(42)の先端面に没入した構造にな
されている場合には、容器弁取付部材(5)を締結した
際、張出部(24)の外周縁がポート部材(4)の浅溝
によって支持されており、潰れることがないため、張出
部(24)の平坦度を維持でき、シール性をより一層高
めることが出来る。しかも、本発明の耐圧容器は、容器
検査などにおいて、容器弁取付部材(5)を取り外すこ
とによって内部検査や耐圧検査を簡単に実施でき、シー
ル材(6)も容易に交換できる。
【0037】また、図5(a)及び図6に示す様に、内
筒(2)、外套(3)及びポート部材(4)が所定材料
によってそれぞれ構成され、かつ、ポート部材(4)の
基底部(41)の外周縁が特定の曲面に形成されている
場合には、製造時の内筒(2)の収縮による前述の様な
問題を解決できる。すなわち、特定の直径(R)で形成
された基底部(41)の外周縁の曲面は、内筒(2)の
収縮によって引張り荷重が作用した際にその応力を分散
させる。従って、本発明の耐圧容器においては、ポート
部材(4)の基底部(41)の破損を有効に防止でき
る。そして、図5(b)に示す様に、仮に、内筒(2)
の収縮によってポート部材(4)の基底部(41)が外
れた場合でも、基底部(41)の外周縁は、外套(3)
の内面に対して面接触するため、外套(3)の損傷を防
止できる。
【0038】また、本発明の耐圧容器は、図5に示す様
に構成されていてもよい。図5に示す耐圧容器におい
て、ポート部材(4)の首部(42)の先端には、フラ
ンジ(43)の端面よりも突出する突出部(47)が形
成され、内筒(2)の張出部(24)は、突出部(4
7)を覆う状態に連続して形成され、また、容器弁取付
部材(5)の内側端面には、挿入部(55)の外周に突
出部(47)が嵌合する溝が設けられる。
【0039】シール材(6)は、突出部(47)と溝の
嵌合部分において気密を保持する様に、突出部(47)
の先端、すなわち、容器弁取付部材(5)の内側端面の
溝の奥端に配置される。その他の構成は図1の態様と同
様である。図5に示す耐圧容器は、図1の態様と比べて
形状が幾分複雑ではあるが、容器弁取付部材(5)の装
着の際、ポート部材(4)に対して自動的に軸合わせで
き、保守作業が容易である。そして、斯かる耐圧容器に
おいても、前述の態様と同様に、ポート部材(4)の変
形を低減でき、シール性を高めることが出来る。
【0040】更に、本発明の耐圧容器は、図6に示す様
に構成されていてもよい。図6に示す耐圧容器におい
て、ポート部材(4)の締結手段は、首部(42)の外
周の雄ねじ(46)によって構成され、容器弁取付部材
(5)は、外周が例えば6角形に形成され且つ内周に雌
ねじ(56)が設けられたキャップ状の本体と、その内
端面の中心に突設された挿入部(55)から成る。シー
ル材(6)は、容器弁取付部材(5)の本体の内端面と
ポート部材(4)の首部(42)の先端面に露出する張
出部(24)との間に介装される。
【0041】容器弁取付部材(5)は、レンチ等の工具
を使用してポート部材(4)の首部(42)に締付けら
れることによりポート部材(4)に締結される。なお、
図6に示す耐圧容器においては、ポート部材(4)の固
定強度を高めるため、基底部(41)との間で外套
(3)を挟み込む補強リング(57)が首部(42)の
外周に螺着される。その他の構成は図1の態様と同様で
ある。図6に示す耐圧容器も、容器弁取付部材(5)の
装着が簡単であり、保守作業が容易である。そして、斯
かる耐圧容器においても、前述の態様と同様に、ポート
部材(4)の変形を低減でき、シール性を高めることが
出来る。
【0042】なお、本発明の耐圧容器においては、容器
弁取付部材(5)に代え、ポート部材(4)の首部(4
2)に挿入可能に構成された上記の挿入部(55)と同
様の円筒状の挿入部を有し且つ補強機能を発揮する容器
弁が直接取り付けられてもよい。
【0043】また、各図に示す耐圧容器において、ポー
ト部材(4)の首部(42)の先端面に露出する張出部
(24)は、先端の外周縁が折曲されて首部(42)の
先端面に埋設された構造を備えていてることにより、本
発明の耐圧容器においては、内筒(2)の張出部(2
4)とポート部材(4)の首部(42)との剥離を有効
に防止できる。また、ポート部材(4)の基底部(4
1)に突起や小孔が設けられている場合には、容器本体
(1)の端部において、内筒(2)及び外套(3)に対
するポート部材(4)の結合力を一層高めることが出来
る。更に、容器本体(1)にポート部材(4)の基底部
(41)を結合する場合、接着剤を利用してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明の耐圧容器によれば、ポート部材
に容器弁取付部材を締結した際、ポート部材の首部へ挿
入部を挿入させた容器弁取付部材または容器弁の特定の
締結構造がポート部材の首部の先端側を内側から補強す
る様に機能するため、締結部材に作用する締結力によっ
てポート部材の首部が径方向内側へ変形するのを防止で
き、ポート部材におけるシール性をより高めることが出
来る。また、内筒の張出部が首部の先端面に没入した構
造になされている場合には、容器弁取付部材を締結した
際、張出部が潰れることがないため、シール性をより一
層高めることが出来る。
【0045】更に、内筒、外套およびポート部材が所定
材料によって構成され且つポート部材の基底部の外周縁
が特定の曲面に形成された本発明の耐圧容器によれば、
製造時の内筒の収縮によって前記の外周縁に作用する引
張り荷重を前記の特定の曲面が分散させるため、ポート
部材の基底部における破損を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐圧容器における端部の構造を示す部
分的な縦断面図
【図2】耐圧容器におけるポート部材と内筒の係合構造
およびポート部材と容器弁取付部材の締結構造を示す拡
大した縦断面図
【図3】ポート部材の基底部の好ましい形態を示す拡大
した縦断面図
【図4】ポート部材の基底部の好ましい形態を示す拡大
した縦断面図
【図5】ポート部材と容器弁取付部材の他の態様を示す
部分的な縦断面図
【図6】ポート部材と容器弁取付部材の更に他の態様を
示す部分的な縦断面図
【図7】従来の耐圧容器における口金装着部を示す縦断
面図
【符号の説明】
1 :容器本体 2 :内筒 24:張出部 3 :外套 4 :ポート部材 41:基底部 42:首部 43:フランジ(締結手段) 46:雄ねじ(締結手段) 5 :容器弁取付部材 53:フランジ(被締結手段) 56:雌ねじ(被締結手段) 55:挿入部 6 :シール材 7 :ボルト・ナット t :基底部の外周縁の最小肉厚 R :基底部の外周縁の曲面の直径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香川 和彦 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 (72)発明者 斉藤 誠 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 中山 浩樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 難波 三男 東京都町田市忠生2丁目16番4号 高圧ガ ス保安協会液化石油ガス研究所内 Fターム(参考) 3E072 AA10 BA04 CA01 CA06 DA01 DA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガス又は圧縮ガスを充填するための
    略円筒状の耐圧容器であって、ガスバリア性を有する内
    筒(2)及び耐圧強度を発揮する合成樹脂製の外套
    (3)から成る多層構造の容器本体(1)と、当該容器
    本体の端部に設けられたポート部材(4)と、当該ポー
    ト部材に装着された容器弁取付部材(5)又は容器弁と
    から構成され、ポート部材(4)は、略円環状に拡張さ
    れ且つ容器本体(1)の端部において内筒(2)と外套
    (3)の間に埋設された基底部(41)と、外套(3)
    を貫通する高さまで基底部(41)から略垂直に立上げ
    られた首部(42)と、当該首部の外周側に付設された
    締結手段とを備え、容器本体(1)の内筒(2)は、容
    器本体(1)の端部においてポート部材(4)の基底部
    (41)内面から首部(42)の内面および先端面を覆
    う状態に連続して形成され、容器弁取付部材(5)又は
    容器弁は、前記の締結手段に締結される被締結手段と、
    ポート部材(4)の首部(42)に略緊密に挿入される
    円筒状の挿入部(55)とを有し、そして、ポート部材
    (4)に対し、首部(42)の先端面に露出する内筒
    (2)の張出部(24)との間に挿入されたシール材
    (6)を介し且つ首部(42)へ挿入部(55)を挿入
    させた状態で締結されていることを特徴とする耐圧容
    器。
  2. 【請求項2】 内筒(2)の張出部(24)が首部(4
    2)の先端面に没入している請求項1に記載の耐圧容
    器。
  3. 【請求項3】 容器本体(1)の内筒(2)が合成樹
    脂、外套(3)が繊維強化プラスチックによってそれぞ
    れ構成され、かつ、ポート部材(4)が金属によって構
    成されている請求項1又は2に記載の耐圧容器。
  4. 【請求項4】 ポート部材(4)の基底部(41)は、
    曲面に形成された外周縁を備え、前記外周縁の曲面の直
    径(R)が、前記外周縁における最小肉厚(t)の70
    〜100%に設定されている請求項3に記載の耐圧容
    器。
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