JP2001042645A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
し、現像ローラとトナー供給ローラ間の摺擦力を低減さ
せても、常に現像ローラ表面上に必要量のトナーを確保
して、トナー劣化や画像カブリを発生させることなく、
良好な現像を行うことである。 【解決手段】 現像ローラ2に当接配置したトナー供給
ローラ4に対し、断面矩形の板体からなるトナー循環制
御手段7を、供給ローラ4の上部面を通る水平方向接線
に下側から交差して上側に突出した態様で配置し、供給
ローラ4の上部に現像ローラ2と制御手段7との間で、
現像ローラ2等の回動で非磁性トナーTが循環Fを行う
トナー循環領域Aを形成する。供給ローラ4に供給され
る新たなトナーTは、制御手段7によって一旦堰き止め
られ、少量の流れE2になって循環領域Aへ流入し、ト
ナー循環Fの流れに乗って何回も循環し、摩擦帯電の機
会を増やされる。
Description
画像形成装置において、像担持体上に形成された静電潜
像を可視化するのに用いられる現像装置に関するもので
ある。
て、1成分現像剤を使用する現像装置は、現像剤として
用いるトナー(1成分トナー)の種類によって構成を若
干異にする。特にトナー自身の磁性の有無によって、ト
ナーを現像ローラ(現像剤担持体)の表面へ担持させる
力が異なってくる。
グネットを設けることによって、主に磁力によりトナー
を現像ローラ表面に担持して、搬送させることが可能と
なる。
力を用いることができないので、トナー自身の帯電量に
よって生じる現像ローラ表面への鏡映力が利用され、こ
の鏡映力によりトナーを現像ローラに担持して、搬送さ
せることが可能となる。したがって、非磁性トナーを使
用する場合には、マグネットが不要になる代わりに、現
像ローラへのトナーの供給と、トナーに鏡映力を生じさ
せる帯電量の付与とを行う手段が必要となる。この手段
には、一般に、現像ローラに当接配置されたトナー供給
ローラが用いられている。
を供給するとともに、現像ローラとトナー供給ローラと
の当接ニップ領域で、これらとトナーとの間で生じる摺
擦によりトナーを摩擦帯電し、現像ローラに担持させる
のに足る鏡映力を生じる帯電量をトナーに付与する。
にカラー化が容易に可能であり、現在、カラー画像形成
装置の現像装置で主に使用されているトナーは非磁性ト
ナーである。
従来の現像装置は、解決すべき問題点があるのを見出し
た。以下、非磁性トナーを用いる1成分接触現像装置の
代表的な例を図11により説明する。
の非磁性1成分トナーTを担持して図中Y方向に回転す
る、図中X方向に回転する像担持体である感光ドラム1
00に接触した現像ローラ102、この現像ローラ10
2に非磁性1成分トナーTを図中矢印Z方向に回転する
ことによって供給するトナー供給ローラ104、現像ロ
ーラ102上のトナーTの塗布量および帯電量を規制す
るトナー規制手段である現像ローラ103、トナーTを
攪拌するとともにトナー供給ローラ104に供給する攪
拌部材105等から構成されている。
00は剛体製とされ、現像ローラ102は弾性を有する
ことが好ましい。また現像ブレード103は金属製のも
のが、非磁性トナーに帯電付与するのに好適に用いられ
る。
ナーTは、現像ローラ102の回転にともない、感光ド
ラム100と現像ローラ102とが当接した現像領域に
搬送され、図示しない電源から現像ローラ102に直流
の現像バイアスを印加することによって、鏡映力によっ
て担持された現像ローラ102から感光ドラム100の
表面に形成された静電潜像に飛翔して付着、現像し、潜
像をトナー像として可視化する。
に残留したトナーは、現像ローラ102の回転にともな
い現像装置101内に戻され、トナー供給ローラ104
を介して回収される。
には、トナーTとして絶縁性の非磁性1成分トナーを用
いるものであり、トナー供給ローラ104から供給した
トナーTの現像ローラ102への担持は、トナー供給ロ
ーラ104と現像ローラ102との接触領域でトナーT
を摩擦帯電で生じる鏡映力によって行われる。またトナ
ーTの現像ローラ102への担持量(コート量)の調整
は、現像ローラ102とトナー供給ローラ104との周
速差によって行われる。
性1成分現像装置101では、トナー供給ローラ104
から供給したトナーTの現像ローラ102へのコート
は、トナー供給ローラ104と現像ローラ102との接
触領域でトナーTを摩擦帯電で生じる鏡映力によって行
っているため、現像ローラ102へのトナーTのコート
量は、トナーの材質や現像ローラ102、トナー供給ロ
ーラ104の材質に依存するのみならず、これらの摺擦
力に大きく依存するものとなっていた。
2、トナー供給ローラ104の材質を最適化しても、現
像ローラ102とトナー供給ローラ104間の摺擦力を
低下させると、トナーの摩擦帯電量が低下して、現像ロ
ーラ102へのトナー担持量が減少し、現像後、画像を
転写材に転写、定着した出力画像の濃度が低下する問題
があった。
像上で十分な濃度を得るためには、感光ドラム100上
の現像したトナー像は、単位面積あたり約0.6mg/
cm 2のトナー量が必要となる。このトナー量を確保す
るには、感光ドラム100の周速に対し現像ローラ10
2の周速を180%速くした条件で、現像ローラ102
の表面上で少なくとも約0.33mg/cm2のトナー
量が必要になる。
少なくても、感光ドラム周速に対する現像ローラ周速の
増加をより大とすれば、感光ドラム上での必要トナー量
を確保することができるが、その場合には、現像ローラ
の駆動トルクの増大を招き、コストアップ等につながり
好ましくない。したがって、実用的には、現像ローラ周
速の増大は180%が上限であり、周速が180%以下
では、最低でも現像ローラ表面で約0.33mg/cm
2以上のトナー量を確保できなければ、出力画像の濃度
低下を招く。さらに周速180%以下では、より以上の
トナー量を確保できなければ、感光ドラム上に0.6m
g/cm2のトナーを確保できず、出力画像の低下を招
く。
4間の摺擦力について説明すると、この摺擦力は、現像
ローラ102とトナー供給ローラ104との間の当接
力、および現像ローラとトナー供給ローラとの間の周速
差、さらには現像ローラおよびトナー供給ローラの表面
の摩擦係数等により支配され決定される。摺擦力が大き
ければ、現像ローラ102とトナー供給ローラ104間
に供給されたトナーの摩擦帯電が促進され、その結果、
現像ローラに担持可能な鏡映力を生じさせる帯電量を持
ったトナーの数が増加し、現像ローラの表面に担持され
るトナー量が増加する。
ーラ104間の摺擦力は、現像ローラ表面に担持される
トナー量と密接な関連があり、現像ローラ表面に担持さ
れるトナー量は、摺擦力を増加させれば増加し、摺擦力
を減少させれば減少する。そこで、従来は、現像ローラ
表面に必要なトナー量を担持させるために、現像ローラ
とトナー供給ローラとの間の摺擦力を、その必要トナー
量に見合ったものに設定するべく、現像ローラ102と
トナー供給ローラ104間の当接力の増加やこれらの間
の周速差の増加等を行っていた。
寿命を決定する1つの要因ともなっており、摺擦力を増
加させることは、トナーの劣化を促進することにつなが
り、現像ローラや現像ブレードへのトナー融着を引き起
こし、またカブリ増加等の画像劣化等を引き起こし、現
像装置の短命化を招く。
号公報では、現像ローラ102表面の凹凸を大きくし
て、上記の摺擦力によらずに、メカニカルな搬送力で現
像ローラ上のトナー量を増加させる方法を開示してい
る。しかし、同公報にも記載されているように、現像ロ
ーラ表面の凹凸は画像品質に影響を及ぼし、凹凸を大き
するには限界がある。
なわないためには、現像ローラ102表面の凹凸は表面
粗さRmaxで15μm以下である必要があり、この表
面粗さの領域では、メカニカルな搬送力で現像ローラ上
のトナー量を十分に増加させることは難しい。さらに、
このようなメカニカルな搬送は、現像ローラへのトナー
の担持がトナーの帯電量にあまり依存しないため、現像
ローラ上のトナーの帯電量分布が広くなり、トナーの帯
電極性と逆極性の電荷を有する反転トナーが増加し、現
像時に、非画像領域にトナーが付着する所謂「画像カブ
リ」(反転カブリ)が増加するという新たな問題が生じ
る。
現像ローラ上のトナー量を増加させる方法として、上記
方法とは別な方法も開示している。この別な方法は、ト
ナー供給ローラ104から現像ローラ102に向かって
トナーが供給されるような電界を形成し、この電界でト
ナーを帯電させて電荷を付与し、現像ローラへのトナー
供給量、コート量を増加させるもので、これにより、上
記の問題点は全部解決されるとしていた。
示されているように、現像ローラの抵抗を108〜10
13Ωcmにする必要がある。この抵抗領域の材質は、環
境変動による抵抗値変動が起こりやすく、このため大量
かつ安定に現像ローラを製造することが困難であった。
ーコート量を増加するとしているが、本発明者らの検討
によると、電界を印加すれば、現像ローラ周辺の元々あ
る程度帯電されていたトナーが現像ローラ近傍へ付勢さ
れるので、現像ローラへのトナー供給量が増加し、コー
ト量が増加すると思われる。したがって、現像ローラへ
のトナーコート量を増加させるために、トナー供給ロー
ラと現像ローラとの間での摩擦帯電を増加させる措置を
取らなくてもよいことになり、このことは、トナー材質
の選択幅を広げられることを意味する。
像ローラへのトナー供給量を増加させることは、現像ロ
ーラ上にコートされたトナーの帯電量のばらつきが大き
くなることにつながり、さらには反転トナーを含めてト
ナーがコートされやすくなり、現像ローラ上のトナーコ
ート層のトナーの帯電量分布が、メカニカルな搬送力に
よるトナーコート量の増加の場合と同様、広くなる。そ
の結果、同様に、現像時の画像カブリが増加するという
問題を生じる。
現像ローラ102表面へのトナー供給、コートを現像ロ
ーラ102とトナー供給ローラ104間の摺擦力によっ
ているが、この摺擦力は現像装置の寿命を決定する1つ
の要因であり、摺擦力の増加はトナーの劣化促進につな
がり、現像ローラや現像ブレード106へのトナー融
着、また画像のカブリ増加などの画像劣化等を引き起こ
し、現像装置の寿命短命化を招いていた。これらを解決
するべく、現像ローラ上のトナー量増加をメカニカルな
方法等で行うと、画像カブリが生じて画像品質が低下す
る問題があった。
いた現像装置において、現像ローラとトナー供給ローラ
との間の摺擦力を低減させても、常に現像ローラ上に必
要量のトナーを確保して、トナー劣化や画像カブリを発
生させることなく、良好に現像を行うことができ、高品
質な出力画像を得ることを可能とした現像装置を提供す
ることである。
現像装置にて達成される。要約すれば、本発明は、静電
潜像が形成される像担持体と接触もしくは近接配置され
た回動する現像剤担持体と、前記静電潜像を現像する1
成分現像剤を前記現像剤担持体に供給する、前記現像剤
担持体と当接配置された回動する弾性体製の現像剤供給
部材と、前記現像剤担持体上に担持された現像剤の量を
規制する、前記現像剤供給部材よりも前記現像剤担持体
の回動方向下流側に配置された現像剤量規制部材とを備
えた現像装置において、前記現像剤供給部材の上部に、
これに非接触または接触して現像剤循環制御部材を設置
して、前記現像剤供給部材の上方に、前記現像剤担持体
および現像剤供給部材の回動によって現像剤が循環す
る、前記現像剤担持体、現像剤供給部材および現像剤循
環制御部材とで区画された領域を形成したことを特徴と
する現像装置である。
循環制御部材を、前記現像剤供給部材の上部面を通る水
平な接線に下側から交差して、前記接線の上側の領域に
突出した態様で配置する。前記現像剤供給部材の中心
を、前記現像剤担持体の中心を通る水平線よりも下に位
置させる。前記現像剤循環制御部材の前記現像剤供給部
材側の先端における横断面形状を矩形とすることができ
る。前記現像剤循環制御部材の前記現像剤供給部材側の
先端における横断面形状を曲面とすることができる。前
記現像剤循環制御部材の横断面形状を円形とすることが
できる。前記現像剤供給部材を発泡スポンジローラとす
ることができる。
供給部材として、これに前記現像剤を供給する回動する
第2の現像剤供給部材を有し、前記第2の現像剤供給部
材による前記第1の現像剤供給部材への現像剤の供給で
形成された現像剤の流れ中に、前記現像剤循環制御部材
が位置することができる。さらに、前記第1の現像剤供
給部材と第2の現像剤供給部材との間に、現像剤が通過
する開口部を有する仕切り壁を有し、前記現像剤循環制
御部材により前記第1の現像剤供給部材から除去された
前記第1の現像剤供給部材に付着していた現像剤に、前
記開口部を通って前記第2の現像剤供給部材側に戻す流
れを形成するようにすることができる。
に則して更に詳しく説明する。
である。
接触配置した接触現像系の現像装置を例にとって説明す
るが、本発明は、現像ローラを感光ドラムに非接触に配
置した非接触現像系の現像装置にも、適用することがで
きる。
る負極性の感光ドラムで、本実施例では、外径30mm
のOPC感光体を用いた。この感光ドラム100は図中
X方向に所定の回転速度で回転駆動される。
トナーホッパー部1aと現像部1bとからなる。トナー
ホッパー部1aと現像部1bとは、中央にトナー通路と
なる開口部1dを有する仕切り壁1cで仕切られてい
る。この現像部1bの感光ドラム100と対向した開口
部に、現像剤担持体としての現像ローラ2が配置され、
現像ローラ2は感光ドラム100と当接して、図中Y方
向に所定の回転速度で回転駆動される。本実施例では、
現像ローラ2は外径16mmのものを使用した。
ンレス等の金属芯金上に弾性層を形成し、さらにその上
に帯電付与層を形成してなっている。弾性層は、現像ロ
ーラ2の低硬度化を図るために、低硬度のLTVシリコ
ーンソリッドゴム、またはシリコーン樹脂もしくはウレ
タン樹脂もしくはEPDM等の発泡スポンジを用いるこ
とができる。
そのスポンジ層表面に厚さ数mm以下程度のソリッド層
を設けることが好ましい。これは、その上に設ける帯電
付与層は厚さ数μm程度の薄層とするので、スポンジ層
表面にソリッド層を設けないと、現像ローラ2の表面に
下のスポンジ層表面の凹凸形状が現れてしまい、現像ロ
ーラ2の表面粗さRmax(JISB0601)が大き
くなりすぎるからである。本発明では、表面粗さRma
xの測定には、小坂研究所製の表面粗さ試験機SE−3
0Hを使用した。
の表面粗さRmaxは、一般に15μm以下である必要
があり、この数値を超えると、前述の通り、担持される
トナーの帯電量分布がブロードになるため、所謂反転カ
ブリが生じることになる。特にスポンジ層上に直接帯電
付与層等を塗工した場合には、塗工液がスポンジの凹
凸、すなわち壁と空孔にならってしまうので、非常に大
きな凹凸形状が現れる。その結果、感光ドラムに現像さ
れたトナー像および出力画像上にスポンジ層表面の凹凸
形状が現われ、非常にがさついた画像になってしまう。
なる弾性層を用いる場合には、そのスポンジ層の表面に
ソリッド層を設ければよい。表面にソリッド層を設けて
も、その厚さを数mm以下にすること、およびスポンジ
層が低硬度であることにより、現像ローラ2に低硬度の
現像ローラ硬度を得ることが可能となる。
しての高帯電付与性と感光ドラム100との摺擦力を下
げるために、その表面の動摩擦係数を下げる必要があ
る。この理由から、ポリアミド樹脂もしくはアクリル変
性シリコーン樹脂等の帯電付与性の高い樹脂中に、フッ
素系樹脂樹脂、ポリアミド樹脂粒子等の離型性粒子を分
散した材料で、帯電付与層を形成した。
導電化されており、それらの材料には、カーボン粉末や
金属等の導電性物質を分散、混合している。弾性層およ
び帯電付与層の電気抵抗値は、体積抵抗率で103〜1
09Ωcmに調整されている。抵抗値が103Ωcmを下
回ると、感光ドラム100にピンホールがあったとき
に、現像時、ピンホールに電流が集中し、現像電圧が降
下して現像不能になる。一方、抵抗値が109Ωcmを
上回ると、現像ローラ2に担持されたトナーがチャージ
アップしやすくなるため、現像ローラ2上のトナーのコ
ート状態が不安定になり、またコート量の不足も生じ
る。また現像性が低下し、画像濃度の低下も生じる。
性層として低硬度かつ導電性のLTV層を形成し、その
表面に帯電付与層として、ポリアミド樹脂中にカーボン
およびポリアミド樹脂粒子を分散した導電性ポリアミド
樹脂コート層を形成して、現像ローラ2を構成した。
ker)Cで約40°、表面粗さはRmaxで約10μ
mであり、Rz(JIS B0601)では約7μmで
あった。
両端の軸には侵入量規制コロ3が取り付けられており、
本実施例では、このコロ3の外径を15.5mmとし
て、コロ3により現像ローラ2の感光ドラム100への
侵入量を250μm程度に設定した。
側の位置に、トナー供給ローラ4が設置されている。こ
のトナー供給ローラ4は現像ローラ2と接触配置され、
図中Z方向に所定の回転速度で回転駆動される。本実施
例では、後述するように、非磁性トナーTとして球形で
低融点な重合トナーを使用しており、このトナーを現像
ローラ2の表面に供給するために、トナー供給ローラ4
として、外径16mm、硬度10度(アスカーC)の絶
縁性ウレタンスポンジローラを使用し、これを現像ロー
ラ2に対する侵入量100μm程度で接触配置させた。
ナー攪拌手段5が設置されており、この攪拌手段5は図
の矢印W方向に回転して、ホッパー部1a内の非磁性ト
ナーTを攪拌しながら搬送し、トナーを仕切り壁1cの
開口部1dを通って現像部1bに供給する。
は、現像剤量規制部材として現像ブレード6が設置さ
れ、この現像ブレード6は、トナー供給ローラ4よりも
回転方向下流側の位置に所定の当接圧でカウンター方向
に当接している。現像ブレード6は、現像ローラ2上に
担持された非磁性トナーTを規制して、所定量のトナー
層に形成するとともに、摩擦帯電により所定量の摩擦帯
電量を付与する。
の、現像ローラ2との当接部にウレタンゴムやLTV等
のトナーTと逆極性の帯電特性を有する弾性体を設けた
もの、この弾性体表面にトナーTに対して帯電付与性が
高くなるポリアミド樹脂等の樹脂をコーティングしたも
の、あるいは、図1に示すように、先端部をL字状に折
曲形成したステンレス薄板を用いることができる。この
ステンレス薄板の現像ブレードは、その先端の折曲部を
現像ローラ2の表面に当接して使用する。
ーTへの帯電付与性を高めたまま、現像ローラ2と現像
ブレード6との間の摺擦力を可能な限り低下させるため
に、現像ブレード6として、上記の先端部を折曲形成し
たステンレス薄板を用いた。その厚さは100μmと
し、現像ローラ2への折曲部の当接圧を線圧で約15g
/cmとした。
すように、トナー供給ローラ4の上側の近傍にトナー循
環制御手段7を設置したことである。本実施例では、ト
ナー循環制御手段7は、横断面が矩形で、トナー供給ロ
ーラ4の長手方向に伸びる板状体からなり、これをトナ
ー供給ローラ4に非接触に配置した。このトナー循環制
御手段7は、トナーの循環を制御するための部材で、図
2に示すように、トナー供給ローラ4の上側に、現像ロ
ーラ2とトナー循環制御手段7との間でトナー循環領域
Aを形成する。本実施例では、トナー循環制御手段7を
現像装置1の筐体と同じ材質の樹脂(本実施例ではガラ
ス繊維入りABS樹脂)で形成した。その材質は何でも
よく、ステンレス等の金属部材であってもよい。
の中心)を原点Oにとり、そこを通って水平方向にx
軸、鉛直方向にy軸を引き、xy座標を考える。トナー
供給ローラ4の中心(芯金の中心)をQとすると、この
トナー供給ローラ4の中心Qは、少なくともxy座標の
第1象限、第4象限、好ましくは第4象限に位置させる
ことが必要である。これは、この領域にトナー供給ロー
ラ中心Qが存在すれば、トナー循環領域A中にトナー自
身の重力によってトナーを保持することが可能になるか
らである。
て図2により説明する。図2に示すように、トナー供給
ローラ4の周方向上で、上側の水平方向接線αを考える
と、トナー循環制御手段7は、接線αに下側から交差し
て接線αの上側の領域に突出した態様で配置することが
好ましい。これにより、トナー循環領域Aを、上記のよ
うに、トナー供給ローラ4の上側に、現像ローラ2とト
ナー循環制御手段7との間で形成することができる。
ない接線α以下の領域、つまり、図2中、符号fで示す
現像部1bの底面1eからのトナー供給ローラ4の高さ
以下の範囲に配置すると、トナー循環領域は、従来の現
像装置同様、現像ローラ2とトナー供給ローラ4との間
のトナー供給ローラ4の高さ位置(接線α)以下の狭い
領域A’に限定されることになり、本発明の効果が減少
する。一方、トナー循環制御手段7全体が接線αの上側
に位置した場合は、トナーの循環制御手段7先端のトナ
ー供給ローラ4との距離が約5mm以上離れると、その
隙間からトナーが脱落しやすくなり、トナー循環領域A
の維持が難しくなる。
線αに交差して上側に位置するか、交差せずに上側に位
置していても、その先端がトナー供給ローラ4から5m
m程度の距離内にあることが好ましい。
像形成装置(たとえばLBP、LED等のページプリン
ター)に好適に用いることができる。本実施例では、感
光ドラム100の帯電電位を−650V、感光ドラム1
00上の露光部の電位を−100V、現像ローラ2に印
加する現像電圧をDC−350Vとした画像出力条件で
画像形成し、画像評価を行った。これについては後述す
る。
Tについて説明する。本実施例では、低融点で球形上を
有し、転写性、定着性に優れる重合トナーを用いた。ト
ナーの球形度合いはトナーの形状係数SF−1、SF−
2を用いて示すことができる。
とは、日立製作所製FE−SEM(S−800)を用
い、トナーの粒子像を無作為に100個サンプリング
し、その画像情報をインターフェースを介してニコレ社
製の画像解析装置(Luzex3)に導入して解析を行
い、下式より求められる値と定義した。
A}×(π/4)×100 SF−2={(PERI)2/AREA}×(π/4)
×100 ただし、MXLNG:絶対最大長、AREA:トナー投
影面積、PERI:周長 このトナーの形状係数SF−1はトナーの球形度合いを
示し、これが140より大きいと、球形から徐々に不定
形となる。SF−2はトナー表面の凹凸度合いを示し、
これが120より大きいとトナー表面の凹凸が顕著にな
る。
平均粒径が3〜10μmで、形状係数SF−1が100
〜140、SF−2が100〜120の範囲のものが好
ましい。本実施例では、重量平均粒径が7μm、SF−
1が130、SF−2が120の負極性の非磁性トナー
を用いた。
て測定することができるが、本発明では、コールカウン
ター社製のマルチサイザーを測定に用いた。
よび効果について、図3および図4を用いて説明する。
図3および図4は、トナー供給ローラ近辺でのトナーの
流れを示す説明図で、図3は本実施例の現像装置の場
合、図4は従来の現像装置の場合である。
の外径を小さくし、またはトナー供給ローラ4の現像ロ
ーラ2への侵入量を小さくして、現像ローラ2とトナー
供給ローラ4との間の摺擦力を低下させると、図4中、
Bで示す現像ローラ2とトナー供給ローラ4との摺擦領
域でトナーTの摩擦帯電量が減少する。このため、現像
ローラ2の回転動作および現像ブレード6による現像ロ
ーラ2表面上トナーの規制動作によって、摺擦領域Bか
ら生じるトナーの循環D中のトナーTの摩擦帯電量が減
少する。これに加えて、従来装置では、図4中、矢印C
に示すように、トナーホッパー部1aから攪拌手段5に
よって供給される新たなトナーTの循環が生じてしま
い、現像ローラ2とトナー供給ローラ4との摺擦領域B
の近傍におけるトナーTの平均帯電量がますます低下
し、現像ローラ2の表面に鏡映力で担持可能な帯電量を
有するトナーの平均帯電量が一段と低下してしまう。
ローラ2上に帯電が十分なトナーを必要量確保すること
ができず、出力画像の濃度が低下して姉妹、高品質な出
力画像を得ることは難しい。
ーでも見受けられるが、上記した重合トナーのような球
形トナーを用いた場合は特に著しい。この理由は、球形
トナーは粉砕トナーに比べ、トナー自身の滑り性が優れ
るためで、摩擦帯電量の減少幅が大きいと考えられる。
うに、トナー循環制御手段7を設けたので、攪拌手段5
によってトナーホッパー1aから現像部1bに供給され
る新たなトナーTは、トナーの流れE1で示されるよう
に、トナー循環制御手段7によって一旦堰き止められる
ので、トナー循環領域Aへ新規トナーTが大量に流入す
るのを阻止され、少量の流れE2となってトナー循環領
域A中に流入する。
ローラ4、現像ローラ2および現像ブレード6によって
トナーの循環Fが生じているが、新規トナーTが少量し
か流入しないので、従来に比べ、トナー循環領域Aにお
けるトナー循環Fに未帯電トナーが混入する割合が減少
する。さらにトナー循環制御手段7によって、トナー循
環Fが、トナーホッパー1aへ拡散されるのを防止でき
るので、トナー循環領域Aに常にトナー循環Fを確保す
ることが可能となる。
ー循環Fの流れに乗せて何回も循環させることができる
ので、トナー循環F中でのトナー個々の摩擦の機会が増
加し、摺擦領域Bでのトナーへの摺擦力を減少しても、
トナー個々の摩擦帯電量を増加することができ、またト
ナーの平均帯電量も増加する。
電トナーの割合を低下させることが可能となり、現像ロ
ーラ2の表面に鏡映力によって担持可能な帯電量を有す
るトナーTの割合が増加する。したがって、現像ローラ
2の表面に担持されるトナー量が増加し、現像ローラ表
面の単位面積あたりのトナーコート量(M/S)が増加
する。
前述したように、感光ドラム100の帯電電位を−65
0V、感光ドラム100上の露光部の電位を−100
V、現像ローラ2に印加する現像電圧をDC−350V
とした画像出力条件で画像形成し、画像評価を行った。
現像ローラ2の周速は、感光ドラム100の周速の18
0%増しで使用した。
26℃、60%Rhである。評価項目は現像ローラ2上
のトナーコート量M/S、ベタ黒画像の出力画像濃度、
感光ドラム100上の非画像領域における画像カブリの
画像形成枚数に対する変化である。これらの測定方法も
しくは評価方法は以下の通りである。
定はつぎのように行った。通紙中、約500枚ごとに現
像ローラ2の表面のトナーコート層を掃除機で吸引して
捕集し、捕集したトナーの重量を測定し、これをM(m
g)とする。つぎに現像ローラ2の表面のトナーコート
層の吸引領域の面積を計測し、これをS(cm2)とす
る。MをSで割って、現像ローラ2上の単位面積あたり
のトナー量M/Sを求めた。その結果を図5にグラフで
示す。
た。通紙中250枚ごとにベタ黒の画像出力を行い、そ
の画像中の9点で画像濃度を測定し、これらの平均値を
求めて画像濃度とした。測定にはマクベス濃度計を使用
した。結果を図6にグラフで示す。
評価はつぎのように行った。通紙中約500枚ごとにベ
タ白の画像出力を行い、画像形成装置の動作を停止させ
て、感光ドラム100の現像後の表面にマイラーテープ
を押し付けて、表面のカブリトナーをマイラーテープに
付着させ、そのカブリトナーを付着したテープを白紙上
に貼り、その反射率H1を東京電色(株)製のデンシト
メータTC−6DSを用いて測定した。またリファレン
ステープとして未使用の同じマイラーテープを白紙上に
貼り、その反射率H0を測定した。そして感光ドラム上
のカブリトナー量をH1−H0の計算で求めた。測定を
6回行い、その平均値を感光ドラム上のカブリトナー量
とした。結果を図7にグラフで示す。
の結果も合わせて示した。この従来例は、図1の現像装
置をトナー循環制御手段7を除去した状態で用い、上記
と同様にしたときの結果である。
現像ローラ2表面のトナーコート量M/Sは、画像形成
初期にやや低下する傾向があるが、従来例と比較して画
像形成初期から大幅に向上しており、本実施例で用いた
現像ローラ2の感光ドラム100に対する周速差180
%の条件で、初期から十分な現像量が得られている。
黒画像のトナー量は、初期でも、従来例で説明した十分
な約0.63mg/cm2程度を得ることができる。こ
れにともない、出力画像も、図6に示すように、従来例
よりも大幅に向上することが可能となり、現像ローラと
トナー供給ローラの摺擦力を低減させても、画像カブリ
の増加やトナー劣化の促進、および画像濃度の低下を生
じることなく、高画質画像を出力できた。
光ドラム100上の反転カブリ量が、従来例と比較して
増加する傾向は見られなかった。本発明は、現像ローラ
2表面へのトナーの供給を、あくまでトナー自身の帯電
量により生じる鏡映力で行っているため、現像ローラ2
の表面にコートされたトナーの帯電量分布がシャープに
なっていると考えられ、その結果、反転トナー(ポジに
帯電したトナー)増加による反転カブリの増加は見られ
ないものと思われる。
が、この効果は粉砕トナーを使用した場合にも同様に認
められた。したがって、本発明は、トナー自身の摩擦力
が高いために帯電特性に優れる粉砕トナーはもちろんの
こと、トナー自身の滑り性が高いために帯電量の得にく
い球形トナーに対しても、有効に作用することが確認さ
れたということである。
ローラ4との間の摺擦力を低減することが可能となるの
で、トナー自身の劣化を防止して耐久性を向上できると
ともに、コア/シェル構造の重合トナーを低摺擦力下で
使用することが可能となるので、低温定着化が可能とな
り、省エネルギー化をより促進することができる。
非磁性1成分トナーを使用して現像するに際し、現像ロ
ーラとトナー供給ローラとの間の摺擦力を低減させて
も、常に現像ローラ上に必要量のトナーを確保して、ト
ナー劣化や画像カブリを発生させることなく、良好に現
像を行うことができ、高品質な出力画像を安定して得る
ことができる。
ある。図1に示した実施例1では、現像装置1のトナー
循環制御手段7をトナー供給ローラ4に非接触に配置し
たが、本実施例では、図8に示すように、制御手段7と
同様なトナー循環制御手段8を、トナー供給ローラ4に
対し接触配置して用いた。本実施例のその他の構成は実
施例1と基本的に同じで、図8において図1に付した符
号と同一の符号は同一の部材を示す。
え、以下のような新な効果が生じる。トナー循環制御手
段8をトナー供給ローラ4に接触配置すると、トナー供
給ローラ4が現像ローラ2の表面から剥ぎ取って付着し
た現像残りトナーを、トナー循環制御手段8によりトナ
ー供給ローラ4から除去することができる。
仕切り壁1cの開口部1dを、トナー循環制御手段8の
トナー供給ローラ4への当接位置より下の位置まで開口
させていると、トナー供給ローラ4から除去した現像残
りトナーが、図9中、矢印F1、F2に示した経路をた
どって、現像部1bからトナーホッパー1aへ循環し、
トナーホッパー1aに回収することができる。
ラ4との摺擦領域Bの上流側において、剥ぎ取り時に摩
擦熱を受けた現像残りトナーを、トナーホッパー1a中
で冷却することが可能となる。その結果、実施例1に比
べて、現像残りトナーの蓄熱を防止でき、蓄熱によるト
ナーの劣化を防止することが可能となる。したがって、
本実施例では、トナーの劣化に関して現像装置1の寿命
を長くすることができる。
り、つぎのような効果もあることが判明した。
ように、現像ローラ2と所定の当接ニップを持って当接
し、かつその当接圧を可能な限り低減させるために、低
硬度であることが要求される。そのため、一般に、トナ
ー供給ローラ4は発泡スポンジから形成されており、そ
の表面も、現像ローラ2表面のトナー除去性能向上と、
現像ローラ2へのトナー搬送性とを両立させるため、ス
ポンジ状態のものが用いられる。
ナーの一部は、現像ローラ2との当接ニップ中でトナー
供給ローラ4の表面のスポンジ中に侵入してしまい、以
後、トナーがトナー供給ローラ4の表面近傍のスポンジ
中に保持されるという事態が生じる。その結果、同じト
ナーが何度も現像ローラ2とトナー供給ローラ4との当
接ニップ中を通過し、そのたびに摺擦力を受けてトナー
の劣化が進行する。
4表面のスポンジ中に染み込んでいるものの、現像ロー
ラ2とトナー供給ローラ4との当接ニップ中で、その当
接圧力により若干染み出して、現像ローラ2に供給され
ることがある。本発明者らの検討によると、現像ローラ
2上に劣化トナーが存在すると、現像ブレード6の現像
ローラ2への当接面にトナー融着を引き起こすので、劣
化トナーの発生をできるだけ防ぐことが好ましい。
御手段8をトナー供給ローラ4表面に当接させているの
で、トナー供給ローラ4表面のスポンジ中に侵入してい
るトナーをトナー循環制御手段8で叩き出すことができ
(叩き出されたトナーは、上記したのと同様に、トナー
ホッパー1aへ循環して回収される)、トナー供給ロー
ラ4表面のスポンジ中でトナーが何度も摺擦されること
による劣化を防止できる。
性1成分トナーを使用して現像するに際し、現像ローラ
とトナー供給ローラとの間の摺擦力を低減させても、常
に現像ローラ上に必要量のトナーを確保して、画像カブ
リを発生させることなく良好に現像を行うことができ、
高品質な出力画像を安定して得ることができる。さらに
トナーの劣化を防いで、現像ブレードへのトナー融着を
防止でき、現像装置の耐久性を一段と向上することがで
きた。
面が矩形で、トナー供給ローラ4の長手方向に伸びる板
形状にしたが、本実施例では、図10に示すように、先
端部の横断面形状が曲面になったトナー循環制御手段9
を用いた。本実施例では、このトナー循環制御手段9に
よる効果をより高くするために、実施例2と同様、トナ
ー循環制御手段9をトナー供給ローラ4に当接した。
面でトナー供給ローラ4に当接すると、トナー供給ロー
ラ4への当接ニップを低い圧力に保ちながら広く取るこ
とができ、トナー供給ローラ4の表面のスポンジ中に侵
入しているトナーの吐き出し効果を、その圧力を上げず
に高めることができる。その結果、本実施例は、実施例
2を上回る効果が可能となった。
全体を曲面としたが、トナー供給ローラ4との対向側が
曲面になっていればよい。また簡単には、トナー循環制
御手段全体をトナー供給ローラ4の長手方向に伸びる丸
棒とすることもできる。
非磁性1成分トナーを用いた現像装置において、現像ロ
ーラとトナー供給ローラとの間の摺擦力を低減させて
も、常に現像ローラ表面上に必要量のトナーを確保し
て、トナー劣化や画像カブリを発生させることなく良好
な現像を行って、高品質な画像を得ることができる。
る。
したトナー循環制御手段の設置位置を示す説明図であ
る。
ナーの流れを示す説明図である。
ナーの流れを示す説明図である。
ローラ上のトナーコート量M/Sの画像形成枚数に対す
る変化を示すグラフである。
る画像濃度の画像形成枚数に対する変化を示すグラフで
ある。
る感光ドラム上のカブリ量の画像形成枚数に対する変化
を示すグラフである。
ある。
ナーの流れを示す説明図である。
断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 静電潜像が形成される像担持体と接触も
しくは近接配置された回動する現像剤担持体と、前記静
電潜像を現像する1成分現像剤を前記現像剤担持体に供
給する、前記現像剤担持体と当接配置された回動する弾
性体製の現像剤供給部材と、前記現像剤担持体上に担持
された現像剤の量を規制する、前記現像剤供給部材より
も前記現像剤担持体の回動方向下流側に配置された現像
剤量規制部材とを備えた現像装置において、 前記現像剤供給部材の上部に、これに非接触または接触
して現像剤循環制御部材を設置して、前記現像剤供給部
材の上方に、前記現像剤担持体および現像剤供給部材の
回動によって現像剤が循環する、前記現像剤担持体、現
像剤供給部材および現像剤循環制御部材とで区画された
領域を形成したことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記現像剤循環制御部材を、前記現像剤
供給部材の上部面を通る水平な接線に下側から交差し
て、前記接線の上側の領域に突出した態様で配置した請
求項1の現像装置。 - 【請求項3】 前記現像剤供給部材の中心を、前記現像
剤担持体の中心を通る水平線よりも下に位置させた請求
項1または2の現像装置。 - 【請求項4】 前記現像剤循環制御部材の前記現像剤供
給部材側の先端における横断面形状が矩形である請求項
1〜3のいずれかの項に記載の現像装置。 - 【請求項5】 前記現像剤循環制御部材の前記現像剤供
給部材側の先端における横断面形状が曲面である請求項
1〜3のいずれかの項に記載の現像装置。 - 【請求項6】 前記現像剤循環制御部材の横断面形状が
円形である請求項1〜3のいずれかの項に記載の現像装
置。 - 【請求項7】 前記現像剤供給部材が発泡スポンジロー
ラからなる請求項1〜5のいずれかの項に記載の現像装
置。 - 【請求項8】 前記現像剤供給部材を第1の現像剤供給
部材として、これに前記現像剤を供給する回動する第2
の現像剤供給部材を有し、前記第2の現像剤供給部材に
よる前記第1の現像剤供給部材への現像剤の供給で形成
された現像剤の流れ中に、前記現像剤循環制御部材が位
置する請求項1〜7のいずれかの項に記載の現像装置。 - 【請求項9】 前記第1の現像剤供給部材と第2の現像
剤供給部材との間に、現像剤が通過する開口部を有する
仕切り壁を有し、前記現像剤循環制御部材により前記第
1の現像剤供給部材から除去された前記第1の現像剤供
給部材に付着していた現像剤に、前記開口部を通って前
記第2の現像剤供給部材側に戻す流れを形成させる請求
項1〜8のいずれかの項に記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22121199A JP4065474B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22121199A JP4065474B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001042645A true JP2001042645A (ja) | 2001-02-16 |
JP4065474B2 JP4065474B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=16763216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22121199A Expired - Fee Related JP4065474B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4065474B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7949286B2 (en) | 2005-06-04 | 2011-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Development cartridge and electrophotographic image forming apparatus using the same |
JP2015203810A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | 株式会社沖データ | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP22121199A patent/JP4065474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7949286B2 (en) | 2005-06-04 | 2011-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Development cartridge and electrophotographic image forming apparatus using the same |
JP2015203810A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | 株式会社沖データ | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
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JP4065474B2 (ja) | 2008-03-26 |
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