JP2001037757A - 超音波ビーム走査方法および装置並びに超音波撮像装置 - Google Patents
超音波ビーム走査方法および装置並びに超音波撮像装置Info
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Abstract
うとき、品質の良いドップラ画像を得る超音波ビーム走
査方法および装置、並びに、そのような超音波ビーム走
査装置を備えた超音波撮像装置を実現する。 【解決手段】 撮像領域を複数のパッケージ(A〜D)
に分けて順次に走査するドップラモード用超音波ビーム
走査をBモード用超音波ビーム走査と組み合わせながら
遂行するに当たり、1フレームごとに各パッケージにお
ける音線の組み合わせを変更する、
Description
eam)走査方法および装置並びに超音波撮像装置に関
し、特に、Bモード(mode)撮像とドップラモード
(Dopplermode)撮像を時分割で行うための
超音波ビーム走査方法および装置、並びに、そのような
超音波ビーム走査装置を備えた超音波撮像装置に関す
る。
音波ビーム(beam)で走査してエコー(echo)
を受信し、エコーの強度に対応した画像データを求め、
それによっていわゆるBモード画像を形成する。また、
エコーのドップラシフト(Doppler shif
t)を求め、それに基づいて血流等の流速分布を表すカ
ラー(color)画像、すなわち、いわゆるカラード
ップラ画像を形成する。あるいは、ドップラ信号のパワ
ーを表すカラー画像、すなわち、いわゆるパワードップ
ラ画像を形成する。
割で交互に行い、両モードの画像を重ね合わせて表示す
ることにより、Bモード画像を背景としたカラードップ
ラ画像あるいはパワードップラ画像をリアルタイムで表
示する。
当たっては、Bモード撮像用の超音波ビーム走査を1フ
レーム(frame)行うたびに、カラードップラ撮像
用の超音波ビーム走査を1パッケージ(packag
e)ずつ行う。1パッケージの超音波ビーム走査は、予
め定めた複数の音線に沿って順次に超音波を送波してそ
れぞれエコーを受信することを、所定回数繰り返すこと
により行う。1パッケージの走査でドップラ撮像領域の
一部分を走査し、走査する部分を順次変更しながら所定
回数のパッケージ走査によってドップラ撮像領域に関す
る1フレームの走査を完了する。
では、パッケージ間にはBモード走査の1フレー分の時
間差が生じるので、パッケージ間のデータの連続性が損
なわれる。このため、ドップラ画像ではパッケージの境
界に相当する部分で画像が不連続になり、画質が低下す
るという問題があった。
されたもので、その目的は、Bモードとドップラモード
の時分割撮像を行うとき、品質の良いドップラ画像を得
る超音波ビーム走査方法および装置、並びに、そのよう
な超音波ビーム走査装置を備えた超音波撮像装置を実現
することである。
するための第1の観点での発明は、複数の音線に沿って
順次に超音波を送波してそれぞれエコーを受信すること
を複数回繰り返す超音波ビーム走査を1パッケージと
し、予め定めた撮像領域を複数のパッケージに分けて順
次に走査するカラードップラ撮像用超音波ビーム走査を
Bモード撮像用超音波ビーム走査と組み合わせながら遂
行するに当たり、前記撮像領域の走査を1回完了するた
びに前記カラードップラ撮像用のパッケージにおける複
数の音線の組み合わせを変更することを特徴とする超音
波ビーム走査方法である。
観点での発明は、複数の音線に沿って順次に超音波を送
波してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す
超音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像
領域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラー
ドップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音
波ビーム走査と組み合わせながら遂行する超音波ビーム
走査装置であって、前記撮像領域の走査を1回完了する
たびに前記カラードップラ撮像用のパッケージにおける
複数の音線の組み合わせを変更する音線変更手段を具備
することを特徴とする超音波ビーム走査装置である。
観点での発明は、超音波エコーに基づいて撮像対象につ
き画像データを獲得する画像データ獲得手段と、前記画
像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前
記形成した画像を表示する表示手段とを有する超音波撮
像装置であって、前記画像データ獲得手段は請求項2に
記載の超音波ビーム走査装置を具備することを特徴とす
る超音波撮像装置である。
観点での発明は、前記音線変更手段は前記撮像領域の走
査を1回完了するたびに少なくとも前記カラードップラ
撮像用のパッケージの境界に相当する音線を変更するこ
とを特徴とする(3)に記載の超音波撮像装置である。
点での発明は、超音波エコーに基づいて撮像対象につき
画像データを獲得し、前記画像データに基づいて画像を
形成し、前記形成した画像を表示するに当たり、前記画
像データ獲得のための超音波ビーム走査を(1)に記載
の方法で行うことを特徴とする超音波撮像方法である。
点での発明は、前記音線の組み合わせの変更は、前記撮
像領域の走査を1回完了するたびに少なくとも前記カラ
ードップラ撮像用のパッケージの境界に相当する音線を
変更するようにして行うことを特徴とする(5)に記載
の超音波撮像装置である。
走査を1回完了するたびにパッケージにおける複数の音
線の組み合わせを変更することにより、ドップラ画像の
1フレームごとに画像上のパッケージ境界に相当する部
分の位置を変える。これにより、表示されたドップラ画
像ではパッケージ境界が目立たなくなる。
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に、超音波撮像装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の超
音波撮像装置の実施の形態の一例である。本装置の構成
によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示
される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する
実施の形態の一例が示される。
に、本装置は超音波プローブ(probe)2を有す
る。超音波プローブ2は、撮像対象100に当接されて
超音波の送受波に使用される。超音波プローブ2は、図
示しない超音波トランスデューサアレイ(transd
ucer array)を有する。超音波トランスデュ
ーサアレイは複数の超音波トランスデューサで構成され
る。個々の超音波トランスデューサは、例えばPZT
(チタン(Ti)酸ジルコン(Zr)酸鉛(Pb))セ
ラミックス(ceramics)等の圧電材料で構成さ
れる。
ている。送受信部6は、超音波プローブ2の超音波トラ
ンスデューサアレイを駆動して超音波ビームを送信し、
また、超音波トランスデューサアレイが受波したエコー
を受信する。
図に示すように、送受信部6は信号発生ユニット602
を有する。信号発生ユニット602は、パルス(pul
se)信号を所定の周期で繰り返し発生して送波ビーム
フォーマ604に入力する。送波ビームフォーマ604
は入力信号に基づいて送波ビームフォーミング信号を生
成する。送波ビームフォーミング信号は、超音波トラン
スデューサアレイにおいて送信アパーチャ(apert
ure)を構成する複数の超音波トランスデューサに与
える複数のパルス信号であり、個々のパルス信号には超
音波ビームの方位および焦点に対応した遅延時間が付与
される。以下、送信アパーチャを送波アパーチャとい
う。
受切換ユニット608を通じて送波アパーチャを構成す
る複数の超音波トランスデューサに駆動信号として与え
られる。駆動信号が与えられた複数の超音波トランスデ
ューサはそれぞれ超音波を発生し、それら超音波の波面
合成により所定の方位への送波超音波ビームが形成され
る。送波超音波ビームは所定の距離に設定された焦点に
収束する。
の受信アパーチャを構成する複数の超音波トランスデュ
ーサでそれぞれ受波される。以下、受信アパーチャを受
波アパーチャという。複数の超音波トランスデューサが
受波した複数のエコー受波信号は、送受切換ユニット6
08を通じて受波ビームフォーマ610に入力される。
受波ビームフォーマ610は、エコー受信音線の方位お
よびエコー受信の焦点に対応した遅延を個々のエコー受
波信号に付与して加算し、所定の音線および焦点に合致
したエコー受信信号を形成する。
ビームの方位を順次切り換えることにより音線順次の走
査を行う。受波ビームフォーマ610は、受波音線の方
位を順次切り換えることにより音線順次の受波の走査を
行う。これにより、送受信部6は例えば図3に示すよう
な走査を行う。すなわち、放射点200からz方向に延
びる超音波ビーム202が扇状の2次元領域206をθ
方向に走査し、いわゆるセクタスキャン(sector
scan)を行う。
ンスデューサアレイの一部を用いて形成するときは、こ
のアパーチャをアレイに沿って順次移動させることによ
り、例えば図4に示すような走査を行うことができる。
すなわち、放射点200からz方向に発する超音波ビー
ム202が直線的な軌跡204上を移動することによ
り、矩形状の2次元領域206がx方向に走査され、い
わゆるリニアスキャン(linear scan)が行
われる。
超音波送波方向に張り出した円弧に沿って形成されたい
わゆるコンベックスアレイ(convex arra
y)である場合は、リニアスキャンと同様な信号操作に
より、例えば図5に示すように、超音波ビーム202の
放射点200が円弧状の軌跡204上を移動して扇面状
の2次元領域206がθ方向に走査され、いわゆるコン
ベックススキャンが行えるのはいうまでもない。
ップラ処理部12に接続されている。送受信部6から出
力される音線ごとのエコー受信信号は、Bモード処理部
10およびドップラ処理部12に入力される。
を形成するものである。Bモード処理部10は、図6に
示すように対数増幅ユニット102と包絡線検波ユニッ
ト104を備えている。Bモード処理部10は、対数増
幅ユニット102でエコー受信信号を対数増幅し、包絡
線検波ユニット104で包絡線検波して音線上の個々の
反射点でのエコーの強度を表す信号、すなわちAスコー
プ(scope)信号を得て、このAスコープ信号の各
瞬時の振幅をそれぞれ輝度値として、Bモード画像デー
タを形成するようになっている。
を形成するものである。ドップラ処理部12は、図7に
示すように直交検波ユニット120、MTIフィルタ
(moving target indication
filter)122、自己相関ユニット124、平
均流速演算ユニット126、分散演算ユニット128お
よびパワー(power)演算ユニット130を備えて
いる。
120でエコー受信信号を直交検波し、MTIフィルタ
122でMTI処理し、自己相関ユニット124で自己
相関演算を行い、平均流速演算ユニット126で自己相
関演算結果から平均流速を求め、分散演算ユニット12
8で自己相関演算結果から流速の分散を求め、パワー演
算ユニット130で自己相関演算結果からドプラ信号の
パワーを求めるようになっている。
の平均流速とその分散およびドプラ信号のパワーを表す
データすなわちドップラ画像データがそれぞれ音線ごと
に得られる。なお、流速は音線方向の成分として得られ
る。流れの方向は近づく方向と遠ざかる方向とが区別さ
れる。
アクチュエータ8、Bモード処理部10およびドップラ
処理部12は、本発明における画像データ獲得手段の実
施の形態の一例である。
12は画像処理部14に接続されている。画像処理部1
4は、本発明における画像形成手段の実施の形態の一例
である。画像処理部14は、図8に示すように、バス
(bus)140によって接続された音線データメモリ
(data memory)142、ディジタル・スキ
ャンコンバータ(DSC:digital scan
converter)144、画像メモリ146および
画像処理プロセッサ(processor)148を備
えている。
12から音線ごとに入力されたBモード画像データおよ
びドップラ画像データは、音線データメモリ142にそ
れぞれ記憶される。DSC144は、走査変換により音
線データ空間のデータを物理空間のデータに変換するも
のである。これによって、音線データ空間の画像データ
が物理空間の画像データに変換される。DSC144に
よって変換された画像データが画像メモリ146に記憶
される。すなわち、画像メモリ146は物理空間の画像
データを記憶する。
ピュータ(computer)等を用いて構成される。
画像処理プロセッサ148は、Bモード処理部10およ
びドップラ処理部12からそれぞれ入力されるデータに
基づいて、それぞれBモード画像およびドップラ画像を
構成する。
してカラー画像化したカラードップラ画像と、ドプラ信
号のパワーを画像化したパワードップラ画像の2種類が
形成される。以下、カラードップラ画像をCFM(co
lor flow mapping)画像と呼ぶ。ま
た、パワードップラ画像をPDI(power Dop
pler imaging)画像と呼ぶ。
ている。表示部16は画像処理部14から画像信号が与
えられ、それに基づいて画像を表示するようになってい
る。表示部16は、本発明における表示手段の実施の形
態の一例である。表示部16は例えばグラフィック・デ
ィスプレー(graphic display)等を用
いて構成される。
ドップラ処理部12、画像処理部14および表示部16
は制御部18に接続されている。制御部18は、それら
各部に制御信号を与えてその動作を制御するようになっ
ている。制御部18による制御の下で、Bモード動作お
よびドップラモード動作が遂行される。
部18からなる部分は、本発明の超音波ビーム走査装置
の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本
発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装
置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の
一例が示される。制御部18は、本発明における音線変
更手段の実施の形態の一例である。
る。操作部20は操作者によって操作され、制御部18
に所望の指令や情報を入力するようになっている。操作
部20は、例えばキーボード(keyboard)やそ
の他の操作具を備えた操作パネル(panel)で構成
される。
2を撮像対象100の所望の個所に位置決めし、操作部
20を操作してBモードとドップラモードの併用によ
り、Bモード画像とCFM画像の撮像動作を行わせる。
以下、ドップラモードをCFMモードという。CFM画
像の撮像範囲はBモード画像の撮像範囲内に例えば図9
に示すように設定される。撮像は制御部18による制御
の下で遂行される。Bモード動作とCFMモード動作は
時分割で交互に行われる。時分割動作の詳細については
後にあらためて説明する。
プローブ2を通じて音線順次で撮像対象100の内部を
θ走査して逐一そのエコーを受信する。受信したエコー
に基づいてBモード処理部10によりBモード画像デー
タが求められる。
音波プローブ2を通じて音線順次でCFMモード撮像範
囲をθ走査して逐一そのエコーを受信する。その際、1
音線当たり複数回の超音波の送波とエコーの受信が行わ
れる。
直交検波ユニット120で直交検波し、MTIフィルタ
122でMTI処理し、自己相関ユニット124で自己
相関を求め、自己相関結果から、平均流速演算ユニット
126で平均流速を求め、分散演算ユニット128で流
速の分散を求める。この算出値は、それぞれ、平均流速
および分散を音線ごとに表すドップラ画像データとな
る。なお、MTIフィルタ122でのMTI処理は1音
線当たりの複数回のエコー受信信号を用いて行われる。
ドップラ処理部12から入力される音線ごとのBモード
画像データおよびドップラ画像データを音線データメモ
リ142にそれぞれ記憶する。
画像処理プロセッサ148により上記のように処理さ
れ、DSC144で物理空間の画像データに変換されて
画像メモリ146に記憶される。画像メモリ146に
は、Bモード画像およびCFM画像がそれぞれ記憶され
る。Bモード画像は体内組織の断層像を表すものとな
る。CFM画像は血流速度分布を表すものとなる。Bモ
ード画像とCFM画像を重ね合わせた画像が、表示部1
6により可視像として表示される。
ーケンスを図10に示す。同図に示すように、Bモード
のm番目のフレームの音線走査を行ったら、次はCFM
モードのパッケージAの音線走査を行う。次にBモード
のm+1番目のフレームの音線走査を行い、その次にC
FMモードのパッケージBの音線走査を行う。以下、音
線走査を単に走査という。
の走査の後にCFMモードのパッケージCの走査を行
い、Bモードのm+3番目のフレームの走査の後にCF
MモードのパッケージDの走査を行う。パッケージA〜
Dの走査によってCFMモード撮像範囲についての1フ
レームの走査が完了する。以下同様な動作を繰り返す。
念を図11によって説明する。同図に示すように、1パ
ッケージは例えば4群の送波によって構成される。1つ
の群内では、例えば4本の音線SL(n),SL(n+
1),SL(n+2),SL(n+3)に順次に送波さ
れる。4群を1パッケージとしたことにより、4本の音
線に4回ずつの送波が行われる。
異なる。また、フレームが変わるたびに、各パッケージ
における音線の配分を変更する。CFM撮像範囲を仮に
16本の音線で走査するとしたとき、各パッケージにお
ける音線の配分は例えば図12に示すようにする。
ージAで音線1,2,3,4を、パッケージBで音線
5,6,7,8を、パッケージCで音線9,10,1
1,12を、パッケージDで音線13,14,15,1
6を、それぞれ図11に示した要領で走査する。
音線15,16,1,2を、パッケージBで音線3,
4,5,6を、パッケージCで音線7,8,9,10
を、パッケージDで音線11,12,13,14を、そ
れぞれ走査する。
音線16,1,2,3を、パッケージBで音線4,5,
6,7を、パッケージCで音線8,9,10,11を、
パッケージDで音線12,13,14,15を、それぞ
れ走査する。
音線14,15,16,1を、パッケージBで音線2,
3,4,5を、パッケージCで音線6,7,8,9を、
パッケージDで音線10,11,12,13を、それぞ
れ走査する。
査と同様な走査に戻り、以下同様な動作を繰り返す。フ
レーム順番とパッケージの音線配分の一覧を図13に示
す。このような音線配分を循環的に繰り返す。
画像の概念図を図14に示す。同図に示すように、CF
M画像の1フレームは、4つのパッケージに対応する4
つの領域A〜Dの繋ぎ合わせで構成される。各領域の境
界はパッケージが変わる部分であり、Bモード走査の1
フレーム分の時間差がある。
図13に示したように変化させたことにより、フレーム
内での領域A〜Dの位置が図14の(a),(b),
(c),(d)のように変化する。したがって、領域A
〜Dの境界すなわちパッケージの境界の位置がフレーム
ごとに異なる。
レート(frame rate)で順次に表示部16に
表示されるので、観察者の肉眼ではパッケージの境界を
事実上認識できない。このため、パッケージ間の時間差
により領域の境界部で画像の不連続性が生じたとしても
ほとんど目立たない。すなわち、品質の良いCFM画像
を得ることができる。また、このような画像についてフ
レームアベレージング(frame averagin
g)を行えば、パッケージ境界はさらに目立ちにくくな
る。
ケージの音線数を4とした例であるが、撮像範囲の音線
数およびパッケージの音線数はそれに限るものではな
く、適宜の本数として良い。
ージの音線数を8とした場合について、パッケージへの
音線配分のパターン(pattern)の一例を示す。
同図の場合、音線配分は4フレームで1巡する。
ージの音線数を8とした場合について、パッケージへの
音線配分のパターンの一例を示す。同図の場合、音線配
分は8フレームで1巡する。1巡に要するフレーム数を
多くすることはパッケージの境界をより目立ちにくくす
る点で好ましい。また、変更パターンはできるだけ規則
性を無くすことが、パッケージの境界を一層目立ちにく
くする点で好ましい。
を撮像する例を説明したが、CFM画像に代えてPDI
画像を撮像する場合においても、同様な効果を得ること
ができるのはいうまでもない。
れば、Bモードとドップラモードの時分割撮像を行うと
き、品質の良いドップラ画像を得る超音波ビーム走査方
法および装置、並びに、そのような超音波ビーム走査装
置を備えた超音波撮像装置を実現することができる。
である。
る。
る。
る。
る。
図である。
である。
ある。
す概念図である。
す概念図である。
である。
図である。
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の音線に沿って順次に超音波を送波
してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す超
音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像領
域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラード
ップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音波
ビーム走査と組み合わせながら遂行するに当たり、 前記撮像領域の走査を1回完了するたびに前記カラード
ップラ撮像用のパッケージにおける複数の音線の組み合
わせを変更する、ことを特徴とする超音波ビーム走査方
法。 - 【請求項2】 複数の音線に沿って順次に超音波を送波
してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す超
音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像領
域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラード
ップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音波
ビーム走査と組み合わせながら遂行する超音波ビーム走
査装置であって、 前記撮像領域の走査を1回完了するたびに前記カラード
ップラ撮像用のパッケージにおける複数の音線の組み合
わせを変更する音線変更手段、を具備することを特徴と
する超音波ビーム走査装置。 - 【請求項3】 超音波エコーに基づいて撮像対象につき
画像データを獲得する画像データ獲得手段と、前記画像
データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前記
形成した画像を表示する表示手段とを有する超音波撮像
装置であって、 前記画像データ獲得手段は請求項2に記載の超音波ビー
ム走査装置を具備する、ことを特徴とする超音波撮像装
置。 - 【請求項4】 前記音線変更手段は前記撮像領域の走査
を1回完了するたびに少なくとも前記カラードップラ撮
像用のパッケージの境界に相当する音線を変更する、こ
とを特徴とする請求項3に記載の超音波撮像装置。
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JP21474399A JP4418052B2 (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 超音波ビーム走査方法および装置並びに超音波撮像装置 |
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