[go: up one dir, main page]

JP2001026500A - 薄膜単結晶デバイスの製造法 - Google Patents

薄膜単結晶デバイスの製造法

Info

Publication number
JP2001026500A
JP2001026500A JP11200531A JP20053199A JP2001026500A JP 2001026500 A JP2001026500 A JP 2001026500A JP 11200531 A JP11200531 A JP 11200531A JP 20053199 A JP20053199 A JP 20053199A JP 2001026500 A JP2001026500 A JP 2001026500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
thin film
film single
thin
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11200531A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nakagawa
克己 中川
Masaaki Iwane
正晃 岩根
Yukiko Iwasaki
由希子 岩▲崎▼
Takao Yonehara
隆夫 米原
Kiyobumi Sakaguchi
清文 坂口
Noritaka Ukiyo
典孝 浮世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11200531A priority Critical patent/JP2001026500A/ja
Priority to US09/614,548 priority patent/US6452091B1/en
Priority to EP00115248A priority patent/EP1069602A2/en
Priority to CNA2003101143451A priority patent/CN1516291A/zh
Priority to AU48638/00A priority patent/AU768197B2/en
Priority to CNB001240986A priority patent/CN1156919C/zh
Priority to CNA200310114344A priority patent/CN1505174A/zh
Publication of JP2001026500A publication Critical patent/JP2001026500A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/547Monocrystalline silicon PV cells

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体デバイスを作り込む為の単結晶層を基板
から薄膜として剥離する際に、単結晶層の品質の低下
や、歩留まりの低下を防ぐ方法を提供する。 【解決手段】シリコンウェハ等の基板の表面に、多孔質
層等の剥離層と、この上にエピタキシャル成長したシリ
コン層等の薄膜単結晶をこの順序の配列にて形成する。
薄膜単結晶又はその上に付加的に形成した層の表面に、
シート状部材を貼り付ける。このシート状部材を湾曲さ
せる様に力を加えて薄膜単結晶を基板から剥離する。そ
の際、{111}面等のこの薄膜単結晶の最も剥離しや
すい面が薄膜の表面に現れてなすすべての直線の方向と
薄膜単結晶が基板から剥離している最前線の方向とが5
度以上の角度をなすように、薄膜単結晶の剥離を進め
る。この薄膜単結晶を利用して、太陽電池や画像表示素
子駆動回路部材等を作り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜単結晶デバイス
の製造法に関する。薄膜単結晶デバイスには太陽陽電池
や液晶表示素子の画像表示素子駆動回路用部材等があ
る。
【0002】
【従来の技術】各種電気機器を駆動するための独立電源
や、商用電力と系統連系させる電源として太陽電池が普
及しつつある。太陽電池を構成する半導体としては一般
にシリコンやガリウム砒素が用いられる。特に高い光電
変換効率(光エネルギーを電力に変換する効率)を得る
には、これらの半導体の単結晶を用いるのがよい。
【0003】また最近、液晶画像表示素子等の大面積の
画像表示素子においては、微細化、高速化等の要請か
ら、素子内部に作り込まれる駆動回路の能力向上が求め
られている。その為には、従来用いられてきたアモルフ
ァスや多結晶のシリコンより、単結晶シリコンに駆動回
路を作り込む方が良い。
【0004】ところがこの様な目的に単結晶半導体を用
いるに当っては幾つかの問題がある。太陽電池にシリコ
ンを用いる場合、入射した太陽光の吸収に必要な膜厚は
30〜50μm程度であるのに対し、一般に用いられて
いる単結晶ウェハは厚さが300〜600μm程度もあ
る。特に最近の様に太陽電池に使用されるシリコン結晶
が全生産量の1割以上を占める様になると、材料の使用
量の節約が望まれる。また、画像表示デバイスにおいて
はその使用形態からして、駆動回路において素子同士の
間の領域では光が透過しなくてはならないが、一般の単
結晶ウェハではその様な構造を作ることは困難である。
しかも駆動素子そのものに必要な単結晶層の厚さは1μ
m以下で、その下のシリコンは単なる支持基板の役割を
果たしているに過ぎない。
【0005】この様な問題を解決するには、目的に応じ
た厚さを持った薄膜単結晶を用いればよいが、従来の技
術では厚さ300μm以下の単結晶層を製造するのは困
難であった。すなわち、従来の単結晶基板の製造法は結
晶材料の融液から、インゴット状の単結晶を成長させ、
これを薄くスライス・研磨していたため、厚さを300
μm以下にするのは困難であった。また、特別の目的で
高品質な薄膜単結晶を得るために、厚さ数百μmの単結
晶基板を裏面からエッチングして、所望の厚さとするこ
とも行われていたが、製造上の困難が多かった。ところ
が最近、特開平7−302889号公報に記載された方
法を用いて単結晶基板の表面にエピタキシャル成長した
薄膜単結晶を基板から剥離したり、さらには特開平9−
331077号公報に記載された技術を用いて、単結晶
基板の表面から一定の範囲にある部分を薄膜として剥離
出来るようになった。しかしこれらの方法においても、
基板からの薄膜単結晶の剥離に伴って薄膜単結晶に欠陥
が入って品質が低下したり、甚だしい場合には薄膜単結
晶にヒビが入って生産の歩留まりを著しく低下させるこ
とがあり、効果的な解決法が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】そこで、本発明
は、薄膜単結晶デバイスの製造において、欠陥やヒビな
どが発生すること無く薄膜単結晶を基板から剥離する方
法を提供し、高品質の薄膜単結晶デバイスを歩留まりよ
く製造することを可能にすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
問題を解決するために鋭意検討を行い、遂に本発明を完
成させるに至った。
【0008】すなわち、本発明においては、基板の表面
に剥離層と薄膜単結晶とをこの順序の配列にて形成し、
前記薄膜単結晶の表面または前記薄膜単結晶の表面に付
加的に形成した層の表面に可撓性のあるシート部材を貼
り付け、さらに前記シート部材を湾曲させるように力を
加えて前記シート部材とともに前記薄膜単結晶を前記基
板から剥離し、前記薄膜単結晶を利用して薄膜単結晶デ
バイスを製造する方法であって、前記薄膜単結晶を基板
から剥離するに際し、前記薄膜単結晶の最もへき開しや
すい面が薄膜の表面に現れてなすすべての直線の方向と
剥離の最前線とが一致しないように、前記薄膜単結晶の
剥離を進めることで、欠陥やヒビなどの発生を防止して
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下において、主として剥離層と
して多孔質層を用いた薄膜単結晶シリコン太陽電池の製
造に本発明を適用した場合について説明を行うが、本発
明はその他の薄膜単結晶デバイスの製造方法にも適用可
能である。図3は剥離層として多孔質層を用いて、薄膜
単結晶シリコン太陽電池を製造する工程を示す工程図で
ある。
【0010】工程a)において、単結晶シリコンウェハを
基板301として使用し、この表面をふっ酸溶液中に漬
けてプラスの電位を加えると、表面から数μm〜数十μ
mの深さに亘って、相互に不規則に連結した多数の微細
孔が形成される。これを多孔質層302と呼ぶ。多孔質
層302は単結晶性を保っており、この上に、熱CVD
法や液相成長法によって、工程b)で第一単結晶層303
を、工程c)で第二単結晶層304をエピタキシャル成長
させることが出来る。ここでは303は弱いp型(p
-型)であり、304は強いn型(n+型)とする。303
と304はpn接合を形成し、この接合の作用によって
光起電力が生じる。また304は、工程c)において30
3の表面にn型のドーパントを含んだ層を形成し、この
層からn型のドーパントを熱拡散させ形成してもよい。
【0011】この後、工程d)において反射防止層30
5、グリッド電極306を形成する。次いで、工程e)に
おいて単結晶層に力を作用させると、孔が形成されたこ
とによって脆くなっている多孔質層302の内部で切断
が起こり、第一単結晶層303から上の部分が基板30
1の主要部から剥離する。なお、図3においては、説明
のため基板301を、第一単結晶層303、第二単結晶
層304と同等の厚さに描いてあるが、基板は一般に6
00μm程度あり、多孔質層302や第一単結晶層30
3、第二単結晶層304よりはるかに厚い。剥離した第
一単結晶層303の裏面には多孔質層302の一部が残
留する場合もあるが、その除去は必ずしも必要ではな
い。この後、工程f)において光の反射率の高い導電性接
着剤を用いて、第一単結晶層303の裏面に裏面電極3
07を貼り付ける。これで薄膜単結晶シリコン太陽電池
が完成する。この方法で得られる薄膜単結晶シリコンは
良質の単結晶シリコン基板にエピタキシャル成長させて
作られているので極めて高品質である。また工程e)にお
いて、剥離後、基板表面の多孔質層の残留部を研磨・エ
ッチング等の手段によって除去して再生すると、再生さ
れた基板308は工程a)で再使用できる。この様にして
高価な基板を繰り返し使用できるので、製造コストを著
しく削減することが出来る。
【0012】全工程の中で剥離の工程は、薄膜単結晶の
品質や、製造のスループットや歩留まりに大きな影響を
及ぼすので、図2において詳しく説明する。この図にお
いては基板201の上に剥離層202が形成されてい
る。これは外部から適当な力を加えることによって切断
可能な層で、図3の工程での多孔質層302に相当す
る。この上に薄膜単結晶203が形成されている。効率
的に薄膜単結晶203を剥離するには、図2a)、b)に示
した方法を用いると良い。ここでは薄膜単結晶203の
表面に可撓性のあるシート部材(平面状部材)204を
貼り付ける。
【0013】なおここでは、シート部材204を薄膜単
結晶203に直接貼り付ける様に描いているが、図3に
示した工程の様に、薄膜単結晶203の上に反射防止層
や電極などの付加的な層が形成された上にシート部材2
04を貼り付けても良い。図3の工程のように、デバイ
スが太陽電池であって、表面から光が入射する場合に
は、シート部材204やシート部材204を貼り付ける
接着剤は透明であるか、または後で剥がせるものでなく
てはならない。また薄膜単結晶203の剥離層202側
から光を入射することもできる。その場合、シート部材
204は不透明で良いが、導電性であることが望まし
く、金属シートなどが好適に使用される。この状態でシ
ート部材204の端部を剥離ローラー205にくわえさ
せて剥離ローラー205に回転力を加えると剥離層20
2が切断され、薄膜単結晶203は基板201の端から
次第に剥がれてくる。この方法は薄膜単結晶203を効
率的に剥離できるので太陽電池の量産に好適である。
【0014】ところが、このような方法で薄膜単結晶2
03を剥離した場合、しばしば薄膜単結晶203に微少
な欠陥や、甚だしい場合には図2a)、c)に示される様な
ヒビ209が入ることがあった。欠陥やヒビの発生を防
止する為には、剥離層202の強度を低下させる、剥離
ローラー205の半径を大きくする等の対策が可能であ
るが、前者の対策では薄膜単結晶203が剥離の工程に
入る前に剥がれてしまう恐れがあり、後者の対策では十
分な剥離の力が得られない恐れがある。本発明者等はこ
の問題を解決するため、まず各種のシリコンウェハを用
いて剥離した時、薄膜単結晶シリコンにヒビが入った場
合の状況を調べたところ表1の結果を得た。
【0015】
【表1】 ─────────────────────────── 使用したウェハの面 ヒビの入る主な方向 ─────────────────────────── {100} <110> {110} <112>、<110> {111} <110> ─────────────────────────── ここで、結晶の方向は<100>の様に表し、これは
[100]に代表され、結晶構造の対称性により[100]
と等価となる方向を一般的に示し、面の方位は{10
0}の様に表し、これは(100)に代表され、結晶構
造の対象性により(100)と等価となる面方位を表す
ものとする。表1の結果から、薄膜単結晶シリコンにヒ
ビの入る方向は、基板として使用した各々のウェハの最
もへき開しやすいことが知られている面に対応する薄膜
表面内での方向と一致することがわかった。さらに場合
によって同じ基板から剥離を行う場合でも、ヒビが入り
やすい場合と殆ど入らない場合があったため、本発明者
等がさらに詳細に調べたところ、ヒビの入りやすさは剥
離を進める方向に依存していることが分かった。
【0016】すなわち図2において、剥離の進行してい
る最前線207がへき開の起こりやすい方向に一致して
いた場合に著しくヒビが入る傾向が見られる。この場
合、基板201は面方位{100}であり、オリエンテ
ーションフラット206は<110>に向いており、剥
離の最前線207がへき開の起こりやすい方向<110
>に平行なためヒビが入りやすかったものと思われる。
この点を改善したのが、図1に示した剥離法で、ここで
は剥離の最前線107が意図的に<110>からずらし
てあり、この場合はヒビが殆ど入らなかった。他の面方
位の基板を用いた場合についても同様な傾向が見られ、
剥離の最前線107と最もへき開の起こりやすい基板面
内での方位のなす角度を変えて実験したところ、角度が
5度以上あれば、ヒビの入りかたが明らかに減少し、1
0度以上あれば、殆どヒビが入らなくなった。
【0017】この結果はさらに一般化することができ
る。すなわちシリコンの様な図4に示すダイヤモンド構
造を持つ結晶の場合、へき開は{111}面で起こりや
すい。従って、表面がいかなる方位を持つウェハの場合
でも{111}面がそのウェハの表面に現れる方向がヒ
ビの入りやすい方向であり、剥離の最前線107をその
方向からずらす様に剥離を行えばヒビの発生を抑制しう
ることになる。図4乃至図6を用いて、一般的な面方位
のウェハにおいてヒビの入りやすい方向の例を示す。図
4はダイヤモンド構造を持つ結晶の単位格子を示したも
のである。図4において407は{111}面を表し、
ダイヤモンド構造の結晶で最もへき開しやすい面であ
る。また405は{100}面を表す。この面で結晶を
カットした場合、{111}面407は408で示した
様な<110>方向に向いた直線として現れる。但し<1
10>には等価な複数の物があり、408では2種類の直
線を示しているがいずれも<110>として表される。
【0018】図5a)は、{100}でカットしたウェハ
501を正面から見た図で、503は<110>の方向を
示す。本発明者等の知見によると、剥離の最前線の向き
をこの方向から5度以上、望ましくは10度以上傾けると
良い。但し、<110>には等価な二つの方向があるの
で、結局望ましい方向は504で示したようになる。図
4において406は、407と等価な{111}面を表
す。この面で結晶をカットした場合、{111}面40
6は409で示した様な<110>方向に向いた直線とし
て現れる。但し<110>には等価な複数の物があり、4
09では3種類の直線を示しているが、いずれも<11
0>として表される。
【0019】図5b)は、{111}でカットしたウェハ
505を正面から見た図で、507は<110>の方向を
示す。この場合には、望ましい方向は508で示したよ
うになる。
【0020】さらに以上の考え方はダイヤモンド構造以
外の結晶構造を持つ薄膜単結晶を剥離する場合にも適用
可能である。例えばGaAs、InP等のIII−V族半導体、ZnS
e、InS等のII−VI族半導体のようなせん亜鉛鉱型構造を
持つ半導体の場合では[110]面が最もへき開しやすい
と言われており、同様の解析によりこの面が基板の表面
に現れた方向から、剥離の最前線の角度をずらせば良
い。
【0021】図6は、{100}でカットしたせん亜鉛
鉱型構造半導体ウェハ601を正面から見た図で、60
3は<100>の方向を示す。この場合には、望ましい方
向は604で示したようになる。
【0022】
【実施例】以下の本発明の実施例を説明する。
【0023】実施例1 本実施例は、図3に示した薄膜単結晶シリコン太陽電池
の製造に本発明を適用したものである。面方位 {11
1} のp+シリコンウェハ301をふっ酸とイソプロピ
ルアルコールの混合液(49重量%のふっ酸(残部は
水)と純度99.9%のイソプロピルアルコールの混合
液; 体積比 1:0.1)に浸漬し、このウェハ30
1を正極、白金板を負極として陽極化成を行った。電流
密度1A/cm2で5分通電したところ、表面から約5μ
mの深さまでに複雑にからみあった微細な孔が形成さ
れ、多孔質層302となった。この多孔質層302の表
面に、インジウムを溶媒とし、この中にp型シリコンを
溶解して作成したメルトを使用した液相成長装置にて、
厚さ約30μmのp型薄膜単結晶シリコン層303をエ
ピタキシャル成長させた。
【0024】シリコン層303がエピタキシャル成長し
ていることは、電子線回折法により確認した。またこの
薄膜単結晶303がp型であることは、この状態で本発
明の方法により剥離した薄膜単結晶のホール効果測定に
より確認した。p型薄膜単結晶シリコン層303の表面
に、錫を溶媒とし、この中にn+型シリコンを溶解して
作成したメルトを使用した液相成長装置にて、厚さ約0.
2μmのn+型薄膜単結晶シリコン層304をエピタキシ
ャル成長させた。この表面にスパッタリング法により、
反射防止層305として厚さ約70nmの窒化シリコン
の層を堆積した。この表面にスルーホールを形成し、グ
リッド電極306を印刷により形成した。その上に、図
1に示すようなシート部材104として厚さ0.2mm
のPETフィルムを、EVAを接着層(不図示)として
貼り付けた。
【0025】このシート部材の端を直径100mmの剥離
ローラー105にくわえさせて、周辺から巻き上げた。
この時シート部材をくわえる位置、剥離ローラー105
の軸の方向に注意し、この軸の向きがウェハのオリエン
テーションフラット(方位は<110>)106と常に4
5度の角度をなすよう巻き上げた。それと共に薄膜単結
晶シリコンが多孔質層302の部分から剥がれ始めた。
その時剥離がおこっている最前線107の方向は剥離ロ
ーラー105の軸の向きと平行であった。そのまま巻き
上げを続けたところ、薄膜単結晶シリコン全体が基板か
ら剥がれた。
【0026】この裏面に銅を主成分とする導電性接着剤
を用いてステンレス板の裏面電極307を貼り付けた。
この状態でAM1.5に調整されたソーラーシミュレータ
により測定を行ったところ、変換効率15%が得られ
た。この太陽電池は温度45℃×湿度85%の環境に於
いて変換効率は14.0%になり、十分実用に耐える値で
あった。次に剥離が済んだ後のウェハをふっ硝酸系エッ
チング液に漬けたところ、ウェハの表面に残っていた多
孔質層の残留部分が溶け去り、再生された基板(ウェ
ハ)308の表面は鏡面となった。このウェハを用いて
前記の工程を繰り返して得られた太陽電池も変換効率1
4.8%を示し、ウェハが繰り返し使用可能であること
がわかった。
【0027】一方薄膜単結晶を剥離する際、剥離ローラ
ーの軸がオリエンテーションフラットと平行になるよう
に巻き上げたこと以外は前記と全く同様にして太陽電池
を試作したところ、剥離した薄膜単結晶にヒビが入って
おり、グリッド電極の断線も見られた。この太陽電池の
変換効率は4.5%であり、しかも温度45℃×湿度8
5%では出力が全く得られなくなった。さらに剥離後の
ウェハに、フレーク状に単結晶層が残り、エッチングで
はきれいな面を出すことができなかった。また、剥離ロ
ーラーの軸の向きとウェハのオリエンテーションフラッ
ト106の方向とが常に5度の角度をなす様に巻き上げ
たところ、一見ヒビが入っているようには見えず、また
変換効率も14.5%あり実用に耐える性能であった
が、温度45℃×湿度85%の環境では変換効率が5.
5%と著しく低下した。観察しにくい微少な欠陥が生じ
ているものと思われる。この様な高温高湿化での顕著な
性能低下は、剥離ローラーの軸の方向とオリエンテーシ
ョンフラット106の方向とが常に10度の角度をなす
様に巻き上げると見られなくなった。
【0028】実施例2 本実施例は、薄膜単結晶ガリウム砒素(GaAs)を用いた太
陽電池の製造に本発明を適用したものである。面方位
{100}のp型GaAsウェハを用意した。この基板の表
面にガリウムを溶媒とし、この中に砒素と微量のシリコ
ンを溶かしたメルトを使用した液相成長装置で、厚さ
0.1μmのn+型GaAsをエピタキシャル成長させた。こ
の後このウェハの表面に、水素イオンを加速電圧500
keVで5×1016/cm2打ち込んだ。その後この表面に
反射防止層として厚さ70nmの窒化シリコン層を形成
した。その際、基板温度を450℃とした。この表面に
スルーホールを形成してからグリッド電極を印刷により
形成した。その上に、図1に示すようなシート部材10
4として厚さ0.3mmのポリカーボネートフィルム
を、アクリル系接着剤を接着層(不図示)として貼り付
けた。
【0029】このシート部材の端を直径100mmの剥
離ローラー105にくわえさせて、周辺から巻き上げ
た。この時シート部材をくわえる位置、剥離ローラー1
05の軸の方向に注意し、この軸の向きがウェハのオリ
エンテーションフラット(方位は<100>)106と常
に45度の角度をなすよう巻き上げた。それと共に単結
晶GaAsウェハの表面から5μmの部分で剥がれ始めた。
これは、表面から水素イオンを打込んだため、水素イオ
ンが表面から5μmの深さの部分に集中し、窒化シリコ
ンのスパッタリングの際に凝集して結晶構造に応力を加
えて剥離層を形成していたため、そこにさらに外力が加
わった際にこの部分から剥離したものと考えられる。な
お、剥離が起こっている最前線107の方向は剥離ロー
ラー105の軸の向きと平行であった。
【0030】そのまま巻き上げを続けたところ、単結晶
GaAsウェハの表面から5μmの部分とGaAsエピタキシャ
ル成長層とが積層されている薄膜単結晶GaAsが基板から
剥がれた。この裏面に銅を主成分とする導電性接着剤を
用いてステンレス板の裏面電極を貼り付けた。この状態
でAM1.5に調整されたソーラーシミュレータにより測
定を行ったところ、変換効率18%が得られた。次に剥
離が済んだ後のウェハをふっ硝酸系エッチング液に漬け
たところ、ウェハの表面は鏡面となった。このウェハを
用いて前記の工程を繰り返して得られた太陽電池も変換
効率17.5%を示し、ウェハが繰り返し使用可能であ
ることがわかった。
【0031】一方薄膜単結晶を剥離する際、剥離ローラ
ーの軸がオリエンテーションフラットと平行になるよう
に巻き上げたこと以外は前記と全く同様にして太陽電池
を試作したところ、剥離した薄膜単結晶にヒビが入って
おり、グリッド電極の断線も見られた。その上剥離後の
ウェハに、フレーク状に単結晶層が残り、エッチングで
はきれいな面を出すことができなかった。
【0032】実施例3本実施例は、光透過性の駆動回路
を作り込む為の薄膜単結晶を石英ガラスに張り付けた画
像表示素子用部材の製造に本発明を適用したものであ
る。
【0033】面方位{100}のp+シリコンウェハを
ふっ酸とイソプロピルアルコールの混合液(49重量%
のふっ酸(残部は水)と純度99.9%のイソプロピル
アルコールの混合液; 体積比 1:0.1)に浸漬
し、このウェハを正極、白金板を負極として陽極化成を
行った。電流密度1A/cm2で5分通電したところ、表
面から約5μmの深さまでが多孔質層となった。そこで
は複雑にからみあった微細な孔が形成されていた。この
多孔質層の表面に、トリクロルシラン(SiHCl3)を用い
て、基板温度を1000℃とし、熱CVD法によって厚
さ約0.5μmのp型薄膜単結晶シリコン層をエピタキシ
ャル成長させた。その後この薄膜単結晶の表面を十分洗
浄し、洗浄面に表面を親水性とした可撓性を有する石英
ガラス支持板(シート部材)を張り合わせ加熱したとこ
ろ、石英ガラス支持板は薄膜単結晶の表面に強く吸着し
た。
【0034】その後、図7に示す方法で、この薄膜単結
晶をシリコンウェハから剥離した。図7においてシリコ
ンウェハは基板701として示されている。このウェハ
の裏面は真空吸着や電磁吸着等の方法で強くテーブルに
吸着されている。この状態で左方向から分離用の楔70
4を挿し込んだ。挿し込むきっかけを作るため、薄膜単
結晶702の先端部を除去したり(705)、石英ガラ
ス支持板703の先端部にテーパー部706を形成して
おいてもよい。楔704が侵入すると、薄膜単結晶70
2とウェハ701はその界面の多孔質層(不図示)の部分
で剥離しはじめた。この際剥離の最前線707は、ウェ
ハの{110}方向とは45°をなすようにした。
【0035】こうして剥離した薄膜単結晶は、その表面
の多孔質層の残留部分をエッチングで除去した後、水素
雰囲気中で1050℃でアニールしたところ、表面はほ
ぼ完全な平面になった。この薄膜は殆ど完全な単結晶層
でありながら、厚さが0.5μmしかないため、回路を作
り込んだ後不要部を簡単に除去でき、光透過性にできる
ので、液晶表示素子用駆動回路を作り込むのに好適であ
る。しかもウェハは再生して繰り返し使えるので生産の
コストを下げることもできる。
【0036】一方剥離の最前線707を{110}方向
に合わせたところ、剥離した薄膜単結晶の表面には{1
10}方向に伸びた筋状の凹凸が見られ、水素アニール
しても良好な表面は得られなかった。
【0037】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の方法よ
ると、基板から高品質を保ったまま薄膜単結晶を繰り返
し剥離することができ、高性能な太陽電池や液晶表示素
子の駆動回路等を、低コストで歩留まり良く製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】剥離工程の概念を示す図面
【図2】剥離工程の概念を示す図面
【図3】多孔質層を用いて、薄膜単結晶シリコン太陽電
池を製造する工程を示す工程図
【図4】ダイヤモンド構造を持つ結晶の単位格子を示す
図面
【図5】ダイヤモンド構造を持つ結晶をカットしたウェ
ハの正面図a)は{100}にカットしたウェハの正面
図であり、b)は{111}にカットしたウェハの正面
図である。
【図6】せん亜鉛鉱型構造を持つ結晶を{100}でカ
ットしたウェハの正面図
【図7】シリコンウェハから石英ガラス支持板付き薄膜
単結晶を剥離する工程の概念を示す図面
【符号の説明】
101,201,301,701 基板 102,202 剥離層 103,203、702 薄膜単結晶 104,204 シート部材 105,205 剥離ローラー 107,207,707 剥離の最前線 209 ヒビ 302 多孔質層 303 第一単結晶層 304 第二単結晶層 305 反射防止層 703 石英ガラス支持板 704 分離用楔 705 先端除去部 706 テーパー部
フロントページの続き (72)発明者 岩▲崎▼ 由希子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 米原 隆夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 坂口 清文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浮世 典孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 4G077 AA03 BA04 FJ03 5F051 AA02 BA05 BA15 BA17 GA04 GA05 GA06 GA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の表面に剥離層と薄膜単結晶とをこの
    順序の配列にて形成し、前記薄膜単結晶の表面または前
    記薄膜単結晶の表面に付加的に形成した層の表面に可撓
    性のあるシート部材を貼り付け、さらに前記シート部材
    を湾曲させるように力を加えて前記シート部材とともに
    前記薄膜単結晶を前記基板から剥離し、前記薄膜単結晶
    を利用して薄膜単結晶デバイスを製造する方法であっ
    て、 前記薄膜単結晶を基板から剥離するに際し、前記薄膜単
    結晶の最もへき開しやすい面が薄膜の表面に現れてなす
    すべての直線の方向と剥離の最前線の方向とが一致しな
    いように、前記薄膜単結晶の剥離を進めることを特徴と
    する薄膜単結晶デバイスの製造法。
  2. 【請求項2】前記剥離の最前線が前記直線と5度以上の
    角度をなすことを特徴とする請求項1に記載の薄膜単結
    晶デバイスの製造法。
  3. 【請求項3】前記剥離の最前線が前記直線と10度以上
    の角度をなすことを特徴とする請求項1に記載の薄膜単
    結晶デバイスの製造法。
  4. 【請求項4】前記薄膜単結晶の結晶構造がダイヤモンド
    型である請求項1乃至3のいずれかに記載の薄膜単結晶
    デバイスの製造法。
  5. 【請求項5】前記薄膜単結晶の結晶構造がせん亜鉛鉱型
    である請求項1乃至3のいずれかに記載の薄膜単結晶デ
    バイスの製造法。
  6. 【請求項6】前記基板が単結晶ウェハであり、前記剥離
    層が単結晶ウェハの表面に形成された多孔質層であり、
    前記薄膜単結晶が多孔質層表面にエピタキシャル成長し
    た薄膜である請求項1乃至5のいずれかに記載の薄膜単
    結晶デバイスの製造法。
  7. 【請求項7】前記薄膜単結晶デバイスが太陽電池である
    請求項1乃至6のいずれかに記載の薄膜単結晶デバイス
    の製造法。
  8. 【請求項8】前記薄膜単結晶デバイスが画像表示素子駆
    動回路部材である請求項1乃至6のいずれかに記載の薄
    膜単結晶デバイスの製造法。
JP11200531A 1999-07-14 1999-07-14 薄膜単結晶デバイスの製造法 Withdrawn JP2001026500A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200531A JP2001026500A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 薄膜単結晶デバイスの製造法
US09/614,548 US6452091B1 (en) 1999-07-14 2000-07-12 Method of producing thin-film single-crystal device, solar cell module and method of producing the same
EP00115248A EP1069602A2 (en) 1999-07-14 2000-07-13 Method of producing thin-film single-crystal device, solar cell module and method of producing the same
CNA2003101143451A CN1516291A (zh) 1999-07-14 2000-07-14 太阳能电池组件和其生产方法
AU48638/00A AU768197B2 (en) 1999-07-14 2000-07-14 Method of producing thin-film single-crystal device, solar cell module and method of producing the same
CNB001240986A CN1156919C (zh) 1999-07-14 2000-07-14 生产薄膜单晶器件的方法
CNA200310114344A CN1505174A (zh) 1999-07-14 2000-07-14 太阳能电池组件和其生产方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200531A JP2001026500A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 薄膜単結晶デバイスの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001026500A true JP2001026500A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16425864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11200531A Withdrawn JP2001026500A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 薄膜単結晶デバイスの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001026500A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149506A1 (ja) * 2007-06-08 2008-12-11 Hoya Candeo Optronics Corporation ウエハ支持ガラス
JP2008306049A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Lintec Corp 脆質部材の処理方法
US8043936B2 (en) 2006-09-29 2011-10-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
US8058083B2 (en) 2008-11-20 2011-11-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing flexible semiconductor device
JP2012033671A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Toyota Motor Corp 保護テープの剥離方法
WO2012026357A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 信越化学工業株式会社 太陽電池用基板及び太陽電池
JP2014060441A (ja) * 2013-11-27 2014-04-03 Shin Etsu Chem Co Ltd 太陽電池の製造方法
JP2014204044A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 株式会社ディスコ ウェーハの加工方法
JP2016106416A (ja) * 2016-01-28 2016-06-16 エーファウ・グループ・エー・タルナー・ゲーエムベーハー キャリア基板を外すための屈曲可能なキャリア台、デバイス、および方法
CN113652744A (zh) * 2021-08-11 2021-11-16 东南大学 一种原子尺度精度调控硒化锗单晶原子层厚度的方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9054141B2 (en) 2006-09-29 2015-06-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
US8043936B2 (en) 2006-09-29 2011-10-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
US8048777B2 (en) 2006-09-29 2011-11-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
US8048770B2 (en) 2006-09-29 2011-11-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
US9472429B2 (en) 2006-09-29 2016-10-18 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing semiconductor device
JP2008306049A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Lintec Corp 脆質部材の処理方法
WO2008149506A1 (ja) * 2007-06-08 2008-12-11 Hoya Candeo Optronics Corporation ウエハ支持ガラス
US8058083B2 (en) 2008-11-20 2011-11-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for manufacturing flexible semiconductor device
JP2012033671A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Toyota Motor Corp 保護テープの剥離方法
JP2012049285A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 太陽電池用基板及び太陽電池
WO2012026357A1 (ja) * 2010-08-26 2012-03-01 信越化学工業株式会社 太陽電池用基板及び太陽電池
KR101877277B1 (ko) * 2010-08-26 2018-07-11 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 태양전지용 기판 및 태양전지
US10141466B2 (en) 2010-08-26 2018-11-27 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Substrate for solar cell, and solar cell
JP2014204044A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 株式会社ディスコ ウェーハの加工方法
JP2014060441A (ja) * 2013-11-27 2014-04-03 Shin Etsu Chem Co Ltd 太陽電池の製造方法
JP2016106416A (ja) * 2016-01-28 2016-06-16 エーファウ・グループ・エー・タルナー・ゲーエムベーハー キャリア基板を外すための屈曲可能なキャリア台、デバイス、および方法
CN113652744A (zh) * 2021-08-11 2021-11-16 东南大学 一种原子尺度精度调控硒化锗单晶原子层厚度的方法
CN113652744B (zh) * 2021-08-11 2022-06-14 东南大学 一种原子尺度精度调控硒化锗单晶原子层厚度的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6664169B1 (en) Process for producing semiconductor member, process for producing solar cell, and anodizing apparatus
EP0867918B1 (en) Process for producing semiconductor substrate
US6100166A (en) Process for producing semiconductor article
US7128975B2 (en) Multicrystalline silicon substrate and process for roughening surface thereof
JP2584164B2 (ja) 半導体材料の薄膜を製造する方法
US8822257B2 (en) Thin silicon solar cell and method of manufacture
US6602767B2 (en) Method for transferring porous layer, method for making semiconductor devices, and method for making solar battery
AU768197B2 (en) Method of producing thin-film single-crystal device, solar cell module and method of producing the same
JP2001007362A (ja) 半導体基材および太陽電池の製造方法
JPH10233352A (ja) 半導体部材の製造方法および半導体部材
JP2000332270A (ja) 光電変換装置の製造方法及び該方法により製造された光電変換装置
JP2001094136A (ja) 半導体素子モジュールの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法
US8101451B1 (en) Method to form a device including an annealed lamina and having amorphous silicon on opposing faces
US8518724B2 (en) Method to form a device by constructing a support element on a thin semiconductor lamina
JPH11214720A (ja) 薄膜結晶太陽電池の製造方法
JP2001026500A (ja) 薄膜単結晶デバイスの製造法
JP3542521B2 (ja) 半導体基体及び太陽電池の製造方法と陽極化成装置
JP3927977B2 (ja) 半導体部材の製造方法
JP2001111081A (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法
JP2003142708A (ja) 単結晶半導体薄膜の製造方法および薄膜半導体素子の製造方法
Weber et al. Silicon as a photovoltaic material
EP2659517A2 (en) A method to form a device by constructing a support element on a thin semiconductor lamina
Weber et al. Transfer of monocrystalline Si films for thin film solar cells

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040113

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060714