JP2001025067A - 移動通信システムとクローン端末検出方法及び課金方法 - Google Patents
移動通信システムとクローン端末検出方法及び課金方法Info
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- JP2001025067A JP2001025067A JP19625799A JP19625799A JP2001025067A JP 2001025067 A JP2001025067 A JP 2001025067A JP 19625799 A JP19625799 A JP 19625799A JP 19625799 A JP19625799 A JP 19625799A JP 2001025067 A JP2001025067 A JP 2001025067A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体電話システムにおけるクローン被疑端
末の検出を、位置登録エリア番号を利用することによ
り、交換装置及び端末の加入者データ管理装置にて簡易
的に行うための方式を実現可能とした移動通信システ
ム、クローン端末検出方法及び課金方法を提供する。 【解決手段】 正規利用の移動端末A1と同一の端末番
号及び認証情報を有する移動端末A2から発呼があった
場合、発呼移動端末が存在するエリアB2内の基地局C
2のエリア番号と発呼移動端末の端末番号に基づく位置
登録エリア番号とが整合するか否かを判断するPHS交
換装置D1、D2と、不整合と判断した場合、発呼移動
端末がクローン端末として不正利用されている可能性が
ある旨を保守者に通知するPS端末データ管理装置E1
とを具備する。
末の検出を、位置登録エリア番号を利用することによ
り、交換装置及び端末の加入者データ管理装置にて簡易
的に行うための方式を実現可能とした移動通信システ
ム、クローン端末検出方法及び課金方法を提供する。 【解決手段】 正規利用の移動端末A1と同一の端末番
号及び認証情報を有する移動端末A2から発呼があった
場合、発呼移動端末が存在するエリアB2内の基地局C
2のエリア番号と発呼移動端末の端末番号に基づく位置
登録エリア番号とが整合するか否かを判断するPHS交
換装置D1、D2と、不整合と判断した場合、発呼移動
端末がクローン端末として不正利用されている可能性が
ある旨を保守者に通知するPS端末データ管理装置E1
とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システ
ム、クローン端末検出方法及び課金方法に関し、特に、
PHSや携帯電話のような移動体電話システムにおける
クローン被疑端末(正規契約者の移動端末の電話番号や
認証キー情報をコピーした複製移動端末)の検出を行う
場合や、指定エリア外での使用規制通知サービス及び特
殊料金設定サービスを実現する場合に好適な移動通信シ
ステム、クローン端末検出方法及び課金方法に関する。
ム、クローン端末検出方法及び課金方法に関し、特に、
PHSや携帯電話のような移動体電話システムにおける
クローン被疑端末(正規契約者の移動端末の電話番号や
認証キー情報をコピーした複製移動端末)の検出を行う
場合や、指定エリア外での使用規制通知サービス及び特
殊料金設定サービスを実現する場合に好適な移動通信シ
ステム、クローン端末検出方法及び課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PHS(Personal Handy-phone S
ystem)は、低料金にて個人通信を満足させるシステム
として、既に日本国内にて移動通信の十分なる担い手と
して若年層を中心に活用されている。然るに、日本国内
での常識により、現在、他人の通話料金によって通信す
るような移動端末のダミー的な携帯用移動端末をコピー
した端末、つまりクローン端末に対する十分な防御機能
を備えていない。
ystem)は、低料金にて個人通信を満足させるシステム
として、既に日本国内にて移動通信の十分なる担い手と
して若年層を中心に活用されている。然るに、日本国内
での常識により、現在、他人の通話料金によって通信す
るような移動端末のダミー的な携帯用移動端末をコピー
した端末、つまりクローン端末に対する十分な防御機能
を備えていない。
【0003】このような状況下、PHSシステムがより
国際的通信方式として受け入れられるためには、移動端
末のコピーに対する防御機能が必要不可欠となってきて
いる。また、上記の防御機能はPDC(Personal Digit
al Cellular)や次世代のIMT−2000(Internati
onal Mobile Telecommunications-2000)やcdm
a−one等のシステムでも同様に必要不可欠である。
国際的通信方式として受け入れられるためには、移動端
末のコピーに対する防御機能が必要不可欠となってきて
いる。また、上記の防御機能はPDC(Personal Digit
al Cellular)や次世代のIMT−2000(Internati
onal Mobile Telecommunications-2000)やcdm
a−one等のシステムでも同様に必要不可欠である。
【0004】上記の防御機能を例えばPHSを例にとる
と、現在、PHSでは暗号認証方式により、不正端末に
よる使用を防御しているが、PHS端末内に設定されて
いる認証キー情報を含め全てをコピーされたクローン端
末の場合、簡単に不正使用ができる状態である。このコ
ピー端末(クローン端末)よりの不正使用を防御する方
法として、既に移動端末内にキー情報と共に通話毎にP
HS交換装置より送られる可変情報を保有することによ
り、不正端末であるクローン端末からの使用を防御する
方式が提案されている。
と、現在、PHSでは暗号認証方式により、不正端末に
よる使用を防御しているが、PHS端末内に設定されて
いる認証キー情報を含め全てをコピーされたクローン端
末の場合、簡単に不正使用ができる状態である。このコ
ピー端末(クローン端末)よりの不正使用を防御する方
法として、既に移動端末内にキー情報と共に通話毎にP
HS交換装置より送られる可変情報を保有することによ
り、不正端末であるクローン端末からの使用を防御する
方式が提案されている。
【0005】上記のクローン端末不正使用の検出に関す
る従来例としては、例えば特開平9−322251号公
報に記載の技術が提案されている。同公報は、クローン
端末による不正使用を早期に検出することを目的とした
ものであり、ホーム交換局は、移動端末の位置情報を蓄
積すると共に、該移動端末の最終発信電話番号又は最終
発信者電話番号又は最終位置登録日時の少なくとも何れ
か一つの情報を蓄積する加入者データメモリを備え、交
換局又は移動端末は、該移動端末の位置登録時又は発信
時に、前記ホーム交換局の前記加入者データメモリに蓄
積された情報を基に、クローン端末の有無を判定する構
成を備えたことを特徴とする移動通信システムが開示さ
れている。
る従来例としては、例えば特開平9−322251号公
報に記載の技術が提案されている。同公報は、クローン
端末による不正使用を早期に検出することを目的とした
ものであり、ホーム交換局は、移動端末の位置情報を蓄
積すると共に、該移動端末の最終発信電話番号又は最終
発信者電話番号又は最終位置登録日時の少なくとも何れ
か一つの情報を蓄積する加入者データメモリを備え、交
換局又は移動端末は、該移動端末の位置登録時又は発信
時に、前記ホーム交換局の前記加入者データメモリに蓄
積された情報を基に、クローン端末の有無を判定する構
成を備えたことを特徴とする移動通信システムが開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては次のような問題点があった。
た従来例においては次のような問題点があった。
【0007】上述したように、コピー端末(クローン端
末)よりの不正使用を防御する方法として、既に端末内
にキー情報と共に通話毎にPHS交換装置より送られる
移動点の可変情報を保有することにより、不正端末より
の使用を防御する方式が提案されているが、上記公報に
示す如く、PHS端末、基地局、交換機、データベース
に大幅な機構や機能の変更が必要となり、既に運用され
ているシステムへのインパクトが大きく、実現には多く
の時間を必要とする。この様な背景の中、現在、即効性
のあるクローン端末防御方法または検出方法が求められ
ている。
末)よりの不正使用を防御する方法として、既に端末内
にキー情報と共に通話毎にPHS交換装置より送られる
移動点の可変情報を保有することにより、不正端末より
の使用を防御する方式が提案されているが、上記公報に
示す如く、PHS端末、基地局、交換機、データベース
に大幅な機構や機能の変更が必要となり、既に運用され
ているシステムへのインパクトが大きく、実現には多く
の時間を必要とする。この様な背景の中、現在、即効性
のあるクローン端末防御方法または検出方法が求められ
ている。
【0008】本発明の目的は、移動体電話システムにお
けるクローン被疑端末の検出を、位置登録エリア番号を
利用することにより、交換装置及び端末の加入者データ
管理装置にて簡易的に行うための方式を実現可能とした
移動通信システム、クローン端末検出方法及び課金方法
を提供するものである。
けるクローン被疑端末の検出を、位置登録エリア番号を
利用することにより、交換装置及び端末の加入者データ
管理装置にて簡易的に行うための方式を実現可能とした
移動通信システム、クローン端末検出方法及び課金方法
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、クローン端末
の不正利用を検出可能な移動通信システムにおいて、正
規利用の移動端末と同一の端末番号及び認証情報を有す
る移動端末から発呼があった場合、前記発呼移動端末が
存在するエリア内の基地局のエリア番号と前記発呼移動
端末の端末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合す
るか否かを判断する整合判断手段と、該整合判断手段で
不整合と判断された場合、前記発呼移動端末がクローン
端末として不正利用されている可能性がある旨を保守者
に通知する警告発生手段とを具備することを特徴とす
る。
の不正利用を検出可能な移動通信システムにおいて、正
規利用の移動端末と同一の端末番号及び認証情報を有す
る移動端末から発呼があった場合、前記発呼移動端末が
存在するエリア内の基地局のエリア番号と前記発呼移動
端末の端末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合す
るか否かを判断する整合判断手段と、該整合判断手段で
不整合と判断された場合、前記発呼移動端末がクローン
端末として不正利用されている可能性がある旨を保守者
に通知する警告発生手段とを具備することを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、移動通信システムにおけ
るクローン被疑端末の不正利用を検出するクローン端末
検出方法において、正規利用の移動端末と同一の端末番
号及び認証情報を有する移動端末から発呼があった場
合、前記発呼移動端末が存在するエリア内の基地局のエ
リア番号と前記発呼移動端末の端末番号に基づく位置登
録エリア番号とが整合するか否かを判断し、不整合と判
断した場合、前記発呼移動端末がクローン端末として不
正利用されている可能性がある旨を保守者に通知し、前
記クローン端末の接続先種別に応じて通常の接続処理又
は発信規制処理又は前記クローン端末に対する確証を得
る処理を実行することを特徴とする。
るクローン被疑端末の不正利用を検出するクローン端末
検出方法において、正規利用の移動端末と同一の端末番
号及び認証情報を有する移動端末から発呼があった場
合、前記発呼移動端末が存在するエリア内の基地局のエ
リア番号と前記発呼移動端末の端末番号に基づく位置登
録エリア番号とが整合するか否かを判断し、不整合と判
断した場合、前記発呼移動端末がクローン端末として不
正利用されている可能性がある旨を保守者に通知し、前
記クローン端末の接続先種別に応じて通常の接続処理又
は発信規制処理又は前記クローン端末に対する確証を得
る処理を実行することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、指定エリアのみの使用が
許可されている移動端末の前記指定エリア外での使用通
知サービス及び/又は特殊料金設定サービスを行う課金
方法において、前記移動端末から発信があった場合、前
記移動端末が位置登録したエリア内の基地局のエリア番
号と前記移動端末の端末番号に基づく位置登録エリア番
号とが整合するか否かを判断し、不整合と判断した場
合、前記移動端末が前記指定エリア外使用である旨を保
守者に通知し、当該指定エリア外の移動端末に発信規制
する発信規制処理及び/又は前記移動端末に特殊料金の
課金を通知する特殊料金通知処理を行うことを特徴とす
る。
許可されている移動端末の前記指定エリア外での使用通
知サービス及び/又は特殊料金設定サービスを行う課金
方法において、前記移動端末から発信があった場合、前
記移動端末が位置登録したエリア内の基地局のエリア番
号と前記移動端末の端末番号に基づく位置登録エリア番
号とが整合するか否かを判断し、不整合と判断した場
合、前記移動端末が前記指定エリア外使用である旨を保
守者に通知し、当該指定エリア外の移動端末に発信規制
する発信規制処理及び/又は前記移動端末に特殊料金の
課金を通知する特殊料金通知処理を行うことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の移動通信システムは、図2
を参照しつつ説明すれば、クローン端末の不正利用を検
出可能な移動通信システムにおいて、正規利用の移動端
末(図2のA1)と同一の端末番号及び認証情報を有す
る移動端末(図2のA2)から発呼があった場合、前記
発呼移動端末が存在するエリア(図2のB2)内の基地
局(図2のC2)のエリア番号と前記発呼移動端末の端
末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合するか否か
を判断する整合判断手段(図2のPHS交換装置D2)
と、該整合判断手段で不整合と判断された場合、前記発
呼移動端末がクローン端末として不正利用されている可
能性がある旨を保守者に通知する警告発生手段(図2の
PS端末データ管理装置E1)とを具備している。
を参照しつつ説明すれば、クローン端末の不正利用を検
出可能な移動通信システムにおいて、正規利用の移動端
末(図2のA1)と同一の端末番号及び認証情報を有す
る移動端末(図2のA2)から発呼があった場合、前記
発呼移動端末が存在するエリア(図2のB2)内の基地
局(図2のC2)のエリア番号と前記発呼移動端末の端
末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合するか否か
を判断する整合判断手段(図2のPHS交換装置D2)
と、該整合判断手段で不整合と判断された場合、前記発
呼移動端末がクローン端末として不正利用されている可
能性がある旨を保守者に通知する警告発生手段(図2の
PS端末データ管理装置E1)とを具備している。
【0013】[作用]本発明のクローン端末検出方法
は、発呼移動端末が存在するエリア内の基地局のエリア
番号と前記発呼移動端末の端末番号に基づく位置登録エ
リア番号とが不整合である場合、前記発呼移動端末がク
ローン端末として不正利用されている可能性がある旨を
保守者に通知するように制御している。このため、クロ
ーン被疑端末検出を交換装置と端末データ管理装置のプ
ログラム制御のみで実現でき、既に運用中の移動端末お
よび基地局に対する機能追加が必要なく、大きな投資が
不要となるため、クローン被疑端末の検出が簡易的にで
きる。
は、発呼移動端末が存在するエリア内の基地局のエリア
番号と前記発呼移動端末の端末番号に基づく位置登録エ
リア番号とが不整合である場合、前記発呼移動端末がク
ローン端末として不正利用されている可能性がある旨を
保守者に通知するように制御している。このため、クロ
ーン被疑端末検出を交換装置と端末データ管理装置のプ
ログラム制御のみで実現でき、既に運用中の移動端末お
よび基地局に対する機能追加が必要なく、大きな投資が
不要となるため、クローン被疑端末の検出が簡易的にで
きる。
【0014】また、本発明の課金方法は、移動端末が存
在するエリア内の基地局のエリア番号と前記移動端末の
端末番号に基づく位置登録エリア番号とが不整合である
場合、前記移動端末が前記指定エリア外使用である旨を
保守者に通知し、発信規制処理又は特殊料金通知処理を
行うように制御している。このため、移動端末において
指定された基地局エリアのみの使用が許されている端末
のエリア外でのクローン発生警告のための使用通知サー
ビス及び特殊料金設定サービスを実現できる。
在するエリア内の基地局のエリア番号と前記移動端末の
端末番号に基づく位置登録エリア番号とが不整合である
場合、前記移動端末が前記指定エリア外使用である旨を
保守者に通知し、発信規制処理又は特殊料金通知処理を
行うように制御している。このため、移動端末において
指定された基地局エリアのみの使用が許されている端末
のエリア外でのクローン発生警告のための使用通知サー
ビス及び特殊料金設定サービスを実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]次に、本発明の
第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】(1)構成の説明 図1は本発明の第1実施形態のPHS移動体電話システ
ムの構成例を示すブロック図である。図1において、本
発明の第1実施形態のPHS移動体電話システムは、P
S(Personal Station:PHSサービスへ対応したデジ
タルシステムコードレスの無線接続装置)移動端末A
1、基地局C1、PHS交換装置D1、他電話網F1、
アナウンスG2、オペレータG1、PS端末データ管理
装置E1、OAM(Operation Administration and Mai
ntenance)端末H1から構成されている。図中、B1は
呼び出しエリアであり、B2は隣接するエリアである。
ムの構成例を示すブロック図である。図1において、本
発明の第1実施形態のPHS移動体電話システムは、P
S(Personal Station:PHSサービスへ対応したデジ
タルシステムコードレスの無線接続装置)移動端末A
1、基地局C1、PHS交換装置D1、他電話網F1、
アナウンスG2、オペレータG1、PS端末データ管理
装置E1、OAM(Operation Administration and Mai
ntenance)端末H1から構成されている。図中、B1は
呼び出しエリアであり、B2は隣接するエリアである。
【0017】上記構成を詳述すると、PHSシステムで
は移動端末A1への着信を可能とするため、複数の基地
局C1により一つの呼び出しエリアB1を構成してい
る。PS移動端末A1がこのエリアB1を移動中又は他
のエリアから当該エリアB1に移動時、PS移動端末A
1の発呼によって位置登録し、この位置登録により端末
が属している基地局C1のエリア番号がPHS交換装置
D1を介して、端末のPS端末データ管理装置(加入者
データ管理装置)E1内の位置登録エリア番号に設定さ
れる。正規利用端末と同様の端末番号及び認証キー情報
を持つクローン端末が存在した場合、正規利用端末また
はクローン端末の中、最後に位置登録された方のエリア
番号がPS端末データ管理装置E1内のPS端末A1デ
ータ部に位置登録エリア番号をサービス情報をエリアB
1として設定されることになる。
は移動端末A1への着信を可能とするため、複数の基地
局C1により一つの呼び出しエリアB1を構成してい
る。PS移動端末A1がこのエリアB1を移動中又は他
のエリアから当該エリアB1に移動時、PS移動端末A
1の発呼によって位置登録し、この位置登録により端末
が属している基地局C1のエリア番号がPHS交換装置
D1を介して、端末のPS端末データ管理装置(加入者
データ管理装置)E1内の位置登録エリア番号に設定さ
れる。正規利用端末と同様の端末番号及び認証キー情報
を持つクローン端末が存在した場合、正規利用端末また
はクローン端末の中、最後に位置登録された方のエリア
番号がPS端末データ管理装置E1内のPS端末A1デ
ータ部に位置登録エリア番号をサービス情報をエリアB
1として設定されることになる。
【0018】また、OAM(Operation Administration
and Maintenance)端末H1は、PS端末データ管理装
置E1の管理を賄っているマネージャ用端末であり、ク
ローン端末の発生とクローン端末数等を管理して、シス
テム的な管理を行っている。また、同様に、PHS交換
装置D1にもオペレータ装置G1と、オペレータからP
S移動端末等にクローン端末の発生を音声合成等による
データの発送でアナウンスG2にてメンテナンス・セン
ターに連絡・通知したり、公報したり、注意を勧告した
りする管理も行っている。また、他電話網F1には、P
HS用にISDN網が用いられ、公衆回線、専用線等で
あってもよい。
and Maintenance)端末H1は、PS端末データ管理装
置E1の管理を賄っているマネージャ用端末であり、ク
ローン端末の発生とクローン端末数等を管理して、シス
テム的な管理を行っている。また、同様に、PHS交換
装置D1にもオペレータ装置G1と、オペレータからP
S移動端末等にクローン端末の発生を音声合成等による
データの発送でアナウンスG2にてメンテナンス・セン
ターに連絡・通知したり、公報したり、注意を勧告した
りする管理も行っている。また、他電話網F1には、P
HS用にISDN網が用いられ、公衆回線、専用線等で
あってもよい。
【0019】このシステムを利用し、PS移動端末A1
よりの発信時、基地局C1の属するエリア番号とPS端
末データ管理装置E1内の位置登録エリア番号とを整合
することにより、該当端末番号がクローン端末として不
正利用されている可能性があることを保守者に、クロー
ンである旨のアラーム出力等の通知することを可能とす
るように構成されている。
よりの発信時、基地局C1の属するエリア番号とPS端
末データ管理装置E1内の位置登録エリア番号とを整合
することにより、該当端末番号がクローン端末として不
正利用されている可能性があることを保守者に、クロー
ンである旨のアラーム出力等の通知することを可能とす
るように構成されている。
【0020】図2は本発明の第1実施形態のPHS移動
体電話システムにおけるクローン被疑端末検出方式を説
明するためのブロック図である。図2において、本発明
の第1実施形態のPHS移動体電話システムは、PS移
動端末A1、基地局C1、基地局C2、PHS交換装置
D1、PHS交換装置D2、他電話網F1、オペレータ
G1、アナウンスG2、PS端末データ管理装置E1、
OAM端末H1から構成されている。図中、A2はPS
端末A1に対するダミー的な動作をするクローン端末、
B1、B2は呼び出しエリアである。
体電話システムにおけるクローン被疑端末検出方式を説
明するためのブロック図である。図2において、本発明
の第1実施形態のPHS移動体電話システムは、PS移
動端末A1、基地局C1、基地局C2、PHS交換装置
D1、PHS交換装置D2、他電話網F1、オペレータ
G1、アナウンスG2、PS端末データ管理装置E1、
OAM端末H1から構成されている。図中、A2はPS
端末A1に対するダミー的な動作をするクローン端末、
B1、B2は呼び出しエリアである。
【0021】上記構成を詳述すると、本発明の第1実施
形態のクローン被疑端末検出方式は、PHS交換装置D
2内のクローン検出プログラム制御とPS端末データ管
理装置E1内のクローン警告通知サービスデータ部及び
アラーム出力プログラム制御により動作する。PHSシ
ステムは、PS移動端末A1、各地域に設置された基地
局C1、位置登録動作及び呼接続動作などの交換制御を
行うPHS交換装置D1、D2、PS端末加入者のサー
ビス情報及び呼び出しエリア情報のデータを管理するP
S端末データ管理装置E1により構成される。
形態のクローン被疑端末検出方式は、PHS交換装置D
2内のクローン検出プログラム制御とPS端末データ管
理装置E1内のクローン警告通知サービスデータ部及び
アラーム出力プログラム制御により動作する。PHSシ
ステムは、PS移動端末A1、各地域に設置された基地
局C1、位置登録動作及び呼接続動作などの交換制御を
行うPHS交換装置D1、D2、PS端末加入者のサー
ビス情報及び呼び出しエリア情報のデータを管理するP
S端末データ管理装置E1により構成される。
【0022】本発明の第1実施形態で実現しようとして
いる機能は、PHS交換装置(PHSサーバ)D1、D
2内及びPS端末データ管理装置(加入者データ管理装
置)E1内の小規模ソフトウェア変更のみにてクローン
使用が行われている可能性のある端末番号を通知するこ
とにより、クローン被疑端末の早期検出防御を目的とし
て提案する機能である。
いる機能は、PHS交換装置(PHSサーバ)D1、D
2内及びPS端末データ管理装置(加入者データ管理装
置)E1内の小規模ソフトウェア変更のみにてクローン
使用が行われている可能性のある端末番号を通知するこ
とにより、クローン被疑端末の早期検出防御を目的とし
て提案する機能である。
【0023】(2)動作の説明 次に、本発明の第1実施形態の動作について図2〜図4
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0024】最初に、図2のブロック図を参照して本第
1実施形態の概要を説明する。先ず、図2の正規のPS
移動端末A1が基地局C1の呼び出しエリアB1に移動
した時、PS移動端末A1より位置登録要求が基地局C
1に送出され、基地局C1はPHS交換装置D1に対し
位置登録要求信号を送出する。PHS交換装置D1で
は、位置登録要求信号の受信にて基地局C1の属する呼
び出しエリアB1の情報をPS端末データ管理装置E1
内の該当PS端末データ部に設定する。
1実施形態の概要を説明する。先ず、図2の正規のPS
移動端末A1が基地局C1の呼び出しエリアB1に移動
した時、PS移動端末A1より位置登録要求が基地局C
1に送出され、基地局C1はPHS交換装置D1に対し
位置登録要求信号を送出する。PHS交換装置D1で
は、位置登録要求信号の受信にて基地局C1の属する呼
び出しエリアB1の情報をPS端末データ管理装置E1
内の該当PS端末データ部に設定する。
【0025】次に、PS移動端末A1と同一PS番号及
び認証情報を有するクローン端末A2が基地局C2の呼
び出しエリアB2にて発呼した場合、基地局C2を通じ
て発呼信号がPHS交換装置D2に送出される。PHS
交換装置D2では、呼接続動作プログラムが起動される
が、このプログラム制御内にてクローン被疑端末検出サ
ービスを実現する。
び認証情報を有するクローン端末A2が基地局C2の呼
び出しエリアB2にて発呼した場合、基地局C2を通じ
て発呼信号がPHS交換装置D2に送出される。PHS
交換装置D2では、呼接続動作プログラムが起動される
が、このプログラム制御内にてクローン被疑端末検出サ
ービスを実現する。
【0026】次に、図3のフローチャート及び図4のブ
ロック図によりPHS交換装置D1、D2とPS端末デ
ータ管理装置E1におけるクローン端末検出サービスの
プログラム動作を説明する。尚、図4中のステップ番号
は図3のステップ番号と対応する。クローン端末よりの
発信時、ステップS31にて、発信した基地局の番号を
PHS交換装置D1、D2内の基地局データ部より読み
出し、ステップS32にて、基地局の番号より基地局の
エリア番号に変換する。次に、ステップS33にて、発
信PS移動端末の端末番号によりPS端末データ管理装
置E1内の位置エリア番号を抽出する。
ロック図によりPHS交換装置D1、D2とPS端末デ
ータ管理装置E1におけるクローン端末検出サービスの
プログラム動作を説明する。尚、図4中のステップ番号
は図3のステップ番号と対応する。クローン端末よりの
発信時、ステップS31にて、発信した基地局の番号を
PHS交換装置D1、D2内の基地局データ部より読み
出し、ステップS32にて、基地局の番号より基地局の
エリア番号に変換する。次に、ステップS33にて、発
信PS移動端末の端末番号によりPS端末データ管理装
置E1内の位置エリア番号を抽出する。
【0027】ステップS34では、ステップS32にて
求めた基地局エリア番号とステップS33にて抽出した
位置エリア番号の整合を行う。該当PS番号使用のクロ
ーン端末よりの発信の場合、上記エリア番号が不整合と
なり、ステップS35にて、該当PS端末がクローン端
末通知の対象か否かを判断し、クローン端末通知の警告
通知サービスを提供する場合、ステップS36のクロー
ン被疑端末番号及び発信基地局番号の通知を行い、ステ
ップS37のPS端末データ管理装置E1より正規の移
動端末の保守者へのアラーム及びメッセージ通知を実行
する。
求めた基地局エリア番号とステップS33にて抽出した
位置エリア番号の整合を行う。該当PS番号使用のクロ
ーン端末よりの発信の場合、上記エリア番号が不整合と
なり、ステップS35にて、該当PS端末がクローン端
末通知の対象か否かを判断し、クローン端末通知の警告
通知サービスを提供する場合、ステップS36のクロー
ン被疑端末番号及び発信基地局番号の通知を行い、ステ
ップS37のPS端末データ管理装置E1より正規の移
動端末の保守者へのアラーム及びメッセージ通知を実行
する。
【0028】次に、ステップS38にて、クローン端末
検出時の指定の接続先に発信呼を接続する。この場合、
接続先種別により通常の呼接続を行う(ステップS3
9)、呼を規制する(ステップS40)、または指定ア
ナウンス及びオペレータに接続し被疑端末に対する確証
を得る(ステップS41)などを実行することができ
る。
検出時の指定の接続先に発信呼を接続する。この場合、
接続先種別により通常の呼接続を行う(ステップS3
9)、呼を規制する(ステップS40)、または指定ア
ナウンス及びオペレータに接続し被疑端末に対する確証
を得る(ステップS41)などを実行することができ
る。
【0029】本発明の第1実施形態によれば、既存のP
HS端末←→基地局←→PHSサーバ間通信インターフ
ェイスをそのまま使用するため、既に販売運用している
PHS端末及び基地局への機能追加による大幅な投資を
行う必要がなく、早期に運用できるクローン端末検出方
式として活用することができる。また、本方式を一部活
用し、特定エリア以外での端末使用の情報通知サービス
として使用することにより付加サービスとして料金徴収
の増加を期待することができる。
HS端末←→基地局←→PHSサーバ間通信インターフ
ェイスをそのまま使用するため、既に販売運用している
PHS端末及び基地局への機能追加による大幅な投資を
行う必要がなく、早期に運用できるクローン端末検出方
式として活用することができる。また、本方式を一部活
用し、特定エリア以外での端末使用の情報通知サービス
として使用することにより付加サービスとして料金徴収
の増加を期待することができる。
【0030】即ち、PHS交換装置D1、D2とPS端
末データ管理装置E1のプログラム制御のみで実現で
き、既に運用中のPS移動端末および基地局に対する機
能追加が必要なく、大きな投資が不要となるため、クロ
ーン被疑端末の検出が簡易的にできる。
末データ管理装置E1のプログラム制御のみで実現で
き、既に運用中のPS移動端末および基地局に対する機
能追加が必要なく、大きな投資が不要となるため、クロ
ーン被疑端末の検出が簡易的にできる。
【0031】尚、本発明の第1実施形態では、PHS移
動体電話システムでクローン被疑端末検出を行う場合を
例に上げたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、PDC移動体電話システムや次世代のIMT−20
00移動体電話システムにおいても、クローン被疑端末
検出が可能である。
動体電話システムでクローン被疑端末検出を行う場合を
例に上げたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、PDC移動体電話システムや次世代のIMT−20
00移動体電話システムにおいても、クローン被疑端末
検出が可能である。
【0032】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0033】(1)構成の説明 本発明の第2実施形態のPHS移動体電話システムは、
上記図1に示した第1実施形態と同様に、PS移動端末
A1、基地局C1、PHS交換装置D1、他電話網F
1、オペレータG1、PS端末データ管理装置E1、O
AM端末H1から構成されている。構成の詳細は第1実
施形態で説明したので省略する。
上記図1に示した第1実施形態と同様に、PS移動端末
A1、基地局C1、PHS交換装置D1、他電話網F
1、オペレータG1、PS端末データ管理装置E1、O
AM端末H1から構成されている。構成の詳細は第1実
施形態で説明したので省略する。
【0034】本発明の第2実施形態は、上記第1実施形
態のクローン端末検出プログラムと同様のPHS交換装
置D1内のプログラム制御にて実現されている。本発明
の第2実施形態では、PS移動端末において指定された
基地局エリアのみの使用が許されている端末のエリア外
での使用通知サービス及び特殊料金の設定サービスの実
現方法を提供するものである。
態のクローン端末検出プログラムと同様のPHS交換装
置D1内のプログラム制御にて実現されている。本発明
の第2実施形態では、PS移動端末において指定された
基地局エリアのみの使用が許されている端末のエリア外
での使用通知サービス及び特殊料金の設定サービスの実
現方法を提供するものである。
【0035】(2)動作の説明 次に、本発明の第2実施形態の動作について図1、図5
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0036】ステップS51にて、発信した基地局の番
号をPHS交換装置D1内の基地局データ部より読み出
し、ステップS52にて、基地局C1の番号より基地局
のエリア番号に変換する。次に、ステップS53にて、
発信PS移動端末の端末番号によりPS端末データ管理
装置E1内の位置エリア番号を抽出する。この位置エリ
ア番号に使用が指定されたエリア番号が設定されてい
る。
号をPHS交換装置D1内の基地局データ部より読み出
し、ステップS52にて、基地局C1の番号より基地局
のエリア番号に変換する。次に、ステップS53にて、
発信PS移動端末の端末番号によりPS端末データ管理
装置E1内の位置エリア番号を抽出する。この位置エリ
ア番号に使用が指定されたエリア番号が設定されてい
る。
【0037】ステップS54では、ステップS52にて
求めた基地局エリア番号とステップS53にて抽出した
位置エリア番号の整合を行う。該当PS移動端末が指定
エリア以外で使用した場合、上記エリア番号が不整合と
なる。ステップS55にて、該当PS移動端末の指定エ
リア外の使用対象か否かを判断し、指定エリア外の使用
対象である旨を通知するサービスを提供時、ステップS
56のPS端末番号及び発信基地局番号の通知を行い。
ステップS57のPS端末データ管理装置E1より保守
者へのアラーム及びメッセージ通知を実行する。
求めた基地局エリア番号とステップS53にて抽出した
位置エリア番号の整合を行う。該当PS移動端末が指定
エリア以外で使用した場合、上記エリア番号が不整合と
なる。ステップS55にて、該当PS移動端末の指定エ
リア外の使用対象か否かを判断し、指定エリア外の使用
対象である旨を通知するサービスを提供時、ステップS
56のPS端末番号及び発信基地局番号の通知を行い。
ステップS57のPS端末データ管理装置E1より保守
者へのアラーム及びメッセージ通知を実行する。
【0038】次に、ステップS58にて、サービス接続
先の種別分岐を行う。この場合、指定エリア外使用時の
接続先により呼を規制する(ステップS60)、及び指
定アナウンス及びオペレータに接続し、指定領域外の通
話のために特殊料金を課金する旨の通知動作などを実行
する(ステップS61)ことができる。
先の種別分岐を行う。この場合、指定エリア外使用時の
接続先により呼を規制する(ステップS60)、及び指
定アナウンス及びオペレータに接続し、指定領域外の通
話のために特殊料金を課金する旨の通知動作などを実行
する(ステップS61)ことができる。
【0039】本発明の第2実施形態によれば、PHS交
換装置とPS端末データ管理装置のプログラム制御のみ
で実現でき、既に運用中のPS移動端末および基地局に
対する機能追加が必要なく、大きな投資が不要となるた
め、クローン被疑端末の検出が簡易的にできる。また、
指定領域外でも正規の移動端末として通話できるよう
に、リアルタイムに指定領域の更新や変更を可能とする
サービスを予定しておけば、本実施形態による効果は高
くなる。
換装置とPS端末データ管理装置のプログラム制御のみ
で実現でき、既に運用中のPS移動端末および基地局に
対する機能追加が必要なく、大きな投資が不要となるた
め、クローン被疑端末の検出が簡易的にできる。また、
指定領域外でも正規の移動端末として通話できるよう
に、リアルタイムに指定領域の更新や変更を可能とする
サービスを予定しておけば、本実施形態による効果は高
くなる。
【0040】尚、本発明の第2実施形態では、PHS移
動体電話システムでエリア外での使用通知サービス及び
特殊料金設定サービスを実現する場合を例に上げたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、PDC移動体
電話システムや次世代のIMT−2000やcdma−
one等の移動体電話システムにおいても、エリア外で
の使用通知サービス及び特殊料金の設定サービスが可能
であり、クローン端末の検出とクローン端末の動作を制
限する上で効果的である。
動体電話システムでエリア外での使用通知サービス及び
特殊料金設定サービスを実現する場合を例に上げたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、PDC移動体
電話システムや次世代のIMT−2000やcdma−
one等の移動体電話システムにおいても、エリア外で
の使用通知サービス及び特殊料金の設定サービスが可能
であり、クローン端末の検出とクローン端末の動作を制
限する上で効果的である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
呼移動端末が存在するエリア内の基地局のエリア番号と
前記発呼移動端末の端末番号に基づく位置登録エリア番
号とが不整合である場合、前記発呼移動端末がクローン
端末として不正利用されている可能性がある旨を保守者
に通知するように制御しているため、クローン被疑端末
検出を交換装置と端末データ管理装置のプログラム制御
のみで実現でき、既に運用中の移動端末および基地局に
対する機能追加が必要なく、大きな投資が不要となるた
め、クローン被疑端末の検出が簡易的にできるという効
果がある。
呼移動端末が存在するエリア内の基地局のエリア番号と
前記発呼移動端末の端末番号に基づく位置登録エリア番
号とが不整合である場合、前記発呼移動端末がクローン
端末として不正利用されている可能性がある旨を保守者
に通知するように制御しているため、クローン被疑端末
検出を交換装置と端末データ管理装置のプログラム制御
のみで実現でき、既に運用中の移動端末および基地局に
対する機能追加が必要なく、大きな投資が不要となるた
め、クローン被疑端末の検出が簡易的にできるという効
果がある。
【0042】また、本発明によれば、移動端末が存在す
るエリア内の基地局のエリア番号と前記移動端末の端末
番号に基づく位置登録エリア番号とが不整合である場
合、前記移動端末が前記指定エリア外使用である旨を保
守者に通知し、発信規制処理又は特殊料金通知処理を行
うように制御しているため、移動端末において指定され
た基地局エリアのみの使用が許されている端末のエリア
外での使用通知サービス及び特殊料金設定サービスを実
現できるという効果がある。
るエリア内の基地局のエリア番号と前記移動端末の端末
番号に基づく位置登録エリア番号とが不整合である場
合、前記移動端末が前記指定エリア外使用である旨を保
守者に通知し、発信規制処理又は特殊料金通知処理を行
うように制御しているため、移動端末において指定され
た基地局エリアのみの使用が許されている端末のエリア
外での使用通知サービス及び特殊料金設定サービスを実
現できるという効果がある。
【図1】本発明の第1及び第2実施形態のPHS移動体
電話システムの構成例を示すブロック図である。
電話システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態のPHS移動体電話シス
テムにおけるクローン被疑端末検出方式を説明するため
のブロック図である。
テムにおけるクローン被疑端末検出方式を説明するため
のブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態のクローン端末検出処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態のクローン端末検出サー
ビスのプログラム動作を説明するためのブロック図であ
る。
ビスのプログラム動作を説明するためのブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態のクローン端末検出処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
A1 PS移動端末 A2 クローン端末 B1、B2 呼び出しエリア C1、C2 基地局 D1、D2 PHS交換装置 E1 PS端末データ管理装置
Claims (6)
- 【請求項1】 クローン端末の不正利用を検出可能な移
動通信システムにおいて、 正規利用の移動端末と同一の端末番号及び認証情報を有
する移動端末から発呼があった場合、前記発呼移動端末
が存在するエリア内の基地局のエリア番号と前記発呼移
動端末の端末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合
するか否かを判断する整合判断手段と、該整合判断手段
で不整合と判断された場合、前記発呼移動端末がクロー
ン端末として不正利用されている可能性がある旨を保守
者に通知する警告発生手段とを具備することを特徴とす
る移動通信システム。 - 【請求項2】 前記正規利用の移動端末から送出された
位置登録要求に基づき、前記正規利用の移動端末が存在
するエリアの情報を端末データ管理装置に設定する交換
装置を具備することを特徴とする請求項1に記載の移動
通信システム。 - 【請求項3】 前記整合判断手段で不整合と判断された
場合、前記クローン端末の接続先種別に応じて通常の接
続処理又は発信規制処理又は前記クローン端末に対する
確証を得る処理を実行することを特徴とする請求項1に
記載の移動通信システム。 - 【請求項4】 PHS(Personal Handy-phone Syste
m)、PDC(Personal Digital Cellular)、IMT−
2000(International Mobile Telecommunications-
2000)のいずれかにおける前記クローン端末の検出
に適用可能であることを特徴とする請求項1乃至3の何
れかに記載の移動通信システム。 - 【請求項5】 移動通信システムにおけるクローン被疑
端末の不正利用を検出するクローン端末検出方法におい
て、 正規利用の移動端末と同一の端末番号及び認証情報を有
する移動端末から発呼があった場合、前記発呼移動端末
が存在するエリア内の基地局のエリア番号と前記発呼移
動端末の端末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合
するか否かを判断し、不整合と判断した場合、前記発呼
移動端末がクローン端末として不正利用されている可能
性がある旨を保守者に通知し、前記クローン端末の接続
先種別に応じて通常の接続処理又は発信規制処理又は前
記クローン端末に対する確証を得る処理を実行すること
を特徴とするクローン端末検出方法。 - 【請求項6】 指定エリアのみの使用が許可されている
移動端末の前記指定エリア外での使用通知サービス及び
/又は特殊料金設定サービスを行う課金方法において、 前記移動端末から発信があった場合、前記移動端末が位
置登録したエリア内の基地局のエリア番号と前記移動端
末の端末番号に基づく位置登録エリア番号とが整合する
か否かを判断し、不整合と判断した場合、前記移動端末
が前記指定エリア外使用である旨を保守者に通知し、当
該指定エリア外の移動端末に発信規制する発信規制処理
及び/又は前記移動端末に特殊料金の課金を通知する特
殊料金通知処理を行うことを特徴とする課金方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19625799A JP2001025067A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 移動通信システムとクローン端末検出方法及び課金方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19625799A JP2001025067A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 移動通信システムとクローン端末検出方法及び課金方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001025067A true JP2001025067A (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=16354813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19625799A Pending JP2001025067A (ja) | 1999-07-09 | 1999-07-09 | 移動通信システムとクローン端末検出方法及び課金方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001025067A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005522073A (ja) * | 2002-03-27 | 2005-07-21 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ワイヤレス・アクセス・ポイントのための方法、装置、およびプログラム・プロダクト |
US7266364B2 (en) | 2004-07-09 | 2007-09-04 | Fujitsu Limited | Wireless communications unauthorized use verification system |
JP2017076325A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社デンソー | 発信機管理システム |
-
1999
- 1999-07-09 JP JP19625799A patent/JP2001025067A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005522073A (ja) * | 2002-03-27 | 2005-07-21 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ワイヤレス・アクセス・ポイントのための方法、装置、およびプログラム・プロダクト |
US7380268B2 (en) | 2002-03-27 | 2008-05-27 | Lenovo Singapore Pte. Ltd | Methods apparatus and program products for wireless access points |
US7266364B2 (en) | 2004-07-09 | 2007-09-04 | Fujitsu Limited | Wireless communications unauthorized use verification system |
JP2017076325A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 株式会社デンソー | 発信機管理システム |
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