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JP2001019114A - 棚設備 - Google Patents

棚設備

Info

Publication number
JP2001019114A
JP2001019114A JP11188285A JP18828599A JP2001019114A JP 2001019114 A JP2001019114 A JP 2001019114A JP 11188285 A JP11188285 A JP 11188285A JP 18828599 A JP18828599 A JP 18828599A JP 2001019114 A JP2001019114 A JP 2001019114A
Authority
JP
Japan
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opening
collation
individual
closing
characteristic data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11188285A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Miyagawa
一郎 宮川
Hiroshi Sakata
博史 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NARASAKI SANGYO KK
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
NARASAKI SANGYO KK
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NARASAKI SANGYO KK, Daifuku Co Ltd filed Critical NARASAKI SANGYO KK
Priority to JP11188285A priority Critical patent/JP2001019114A/ja
Publication of JP2001019114A publication Critical patent/JP2001019114A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、キーなしで荷の出し入れのセキュ
リティを維持でき、管理を必要とする医薬品などを格納
可能とした棚設備を提供することを目的とする。 【解決手段】 バケット13を複数台回転する構成とした
回転棚設備において、搬入出口18に、バケット13の間口
13Aに対応して電気錠32を有する個別シャッタ板31を設
け、電気錠32の解除に必要な個人の指紋(身体的特徴デ
ータ)の照合を行う指紋照合器41と、この指紋照合器41
により個人の身体的特徴データの照合が確認されると、
電気錠32を解除する制御装置24’を備える。上記構成に
よれば、指紋照合器41により個人の身体的特徴データの
照合が確認されると、搬入出口18に設けた電気錠32が解
除されることによって、特定の個人のみが個別シャッタ
板31を開けてバケット13に対して荷の出し入れを行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷を収納可能なバ
ケットやコンテナなどの複数の荷収納手段を有し、1つ
の前記荷収納手段を所定の搬入出口に移動させ、この搬
入出口において荷収納手段に対して荷の出し入れを行う
棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記棚設備の一例として回転式棚
設備を、図9,図10に基づいて説明する。1はパネル
材からなる囲壁体で、前壁板1Aと、後壁板1Bと、左右の
側壁板1C,1Dと、天壁板1Eとによりボツクス状に形成さ
れ、床2上に縦向きで立設してある。この囲壁体1内の
上部には左右一対の従動輪体3が、また下部には左右一
対の駆動輪体4が配設され、上下方向で対向する両輪体
3,4間には無端回動体(チエンなど)5が巻張されて
いる。前記駆動輪体4を取り付けた駆動軸6は、囲壁体
1内に配設した内部フレーム7に軸受(図示せず)を介
して回転自在に支持され、そして囲壁体1内に設けた正
逆駆動自在なモータ9に連動連結している。このモータ
9はベースフレーム10に配置した電磁ブレーキ付きのモ
ータからなり、その出力軸11と前記駆動軸6とを巻掛伝
動機構12により連動連結している。また左右一対の無端
回動体5間には、複数の間口(荷収納空間)13Aを設け
た多数のバケット13がリンクプレート14を介して取り付
けてある。すなわちリンクプレート14は2本1組で、そ
の遊端間を連結するピン15にバケット13が揺動自在に支
持されている。そしてピン15側からのレバー16の遊端に
取り付けたローラを案内するガイドレール17が前記内部
フレーム7の内面側に配設してある。前記バケット13の
移動経路の一側、すなわち囲壁体1の前壁板1Aの下部に
搬入出口18を形成し、この搬入出口18の外側下部には受
け台(テーブル)19が設けられ、また上端中央付近には
コンソール20が設けられ、このコンソール20の両側には
それぞれ搬入出口18とテーブル19を照明する照明装置21
が設置されている。また搬入出口18の側部の前壁板1Aに
は、スイッチパネル22が設けられ、さらに前記囲壁体1
内で前壁板1Aの裏面側には、前記搬入出口18の開閉を行
うシャッタ板23が設けられている。このシャッタ板23に
は、バケット13が回動しているとき、開かれることを防
止するために開閉ロック手段(図示せず)が設けられて
いる。
【0003】また、囲壁体1内でスイッチパネル22の裏
面側に、制御装置24が配置されている。前記コンソール
20には、目的のバケット13を搬入出口18へ呼び出すデー
タを入力する設定スイッチやスタート・ストップスイッ
チや表示灯などが設けられ、スイッチパネル22には電源
スイッチや緊急停止スイッチなどが設けられている。前
記制御装置24は、コンソール20の設定スイッチにより、
目的のバケット13を搬入出口18へ呼び出すデータが入力
され、スタートスイッチが操作されると、シャッタ板23
が閉であることを確認して開閉をロックした後、前記デ
ータに応じて公知のバケット制御方式によりモータ9の
制御を行い、目的のバケット13を搬入出口18に対向して
停止する。バケット13が搬入出口18に対向して停止する
と、シャッタ板23の開閉ロックを解除する。これによ
り、シャッタ板23を開いて目的のバケット13に対して荷
の出し入れが行われる。シャッタ板23が閉じられると、
バケット13の移動ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成によ
ると、誰でも簡単に搬入出口18より荷の出し入れを行う
ことができ、さらに誰が荷の出し入れを行ったかがチェ
ックされないために、管理責任を持てず、よって管理が
必要な劇薬、特殊な医薬品や危険物、あるいは貴重品や
金庫や重要書類などを格納することができなかった。
【0005】またバケット13に私物を格納したときは、
他人に見られてしまい、プライバシーが侵害される恐れ
があった。上記問題を解決するため、シャッタ板23にキ
ーを取り付けることが考えられるが、キーは無くした
り、忘れたりしてしまう恐れがあり、さらに他のキーと
分類・管理しなければならず、煩わしいという問題があ
った。
【0006】そこで、本発明は、キーなしで荷の出し入
れのセキュリティを維持でき、医薬品や危険物などを格
納可能とした棚設備を提供することを目的としたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、荷を収納
する複数の荷収納手段を有し、前記荷収納手段の1つを
所定の搬入出口に移動させ、この搬入出口において荷収
納手段に対して荷の出し入れを行う棚設備であって、前
記搬入出口に、開閉を制限する錠を有する搬入出口開閉
手段を設け、前記開閉手段の錠の解錠に必要な個人の身
体的特徴データの照合を行う照合手段と、この照合手段
により個人の身体的特徴データの照合が確認されると、
前記開閉手段の錠を解錠する制御手段を備えたことを特
徴とするものである。
【0008】ここで、棚設備は、回転棚設備や密閉式の
自動倉庫などである。また、個人の身体的特徴とは、生
体識別を静的に行うことができる指紋、網膜、虹彩、掌
型、顔形、体臭、あるいは生体識別を動的に行うことが
できる声紋、署名(サイン)などである。上記構成によ
り、照合手段により個人の身体的特徴データの照合が確
認されると、搬入出口に設けた開閉手段の錠が解除され
る。よって特定の個人が開閉手段を開けて荷収納手段に
対して荷の出し入れを行うことができる。
【0009】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明であって、照合手段に、個人の暗唱番号の照
合を行う機能を付加し、照合手段は、個人の暗唱番号の
照合を確認すると、身体的特徴データの照合を実行する
ことを特徴とするものである。上記構成により、個人の
暗唱番号の照合が確認された後、個人の身体的特徴デー
タの照合が行われる。よって、2重に個人の識別が行わ
れ、個人の確認を正確に行うことが期待できる。
【0010】また請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明であって、照合手段は、設備
管理者の身体的特徴データの照合により、照合用の個人
の身体的特徴データの設定あるいは設定変更を可能とし
たことを特徴とするものである。上記構成により、照合
手段において、設備管理者の身体的特徴データが最初に
入力されることを条件として、入力される個人の身体的
特徴データと照合されるデータ(照合用のデータ)の設
定あるいは設定変更を行うことができる。
【0011】また請求項4に記載の発明は、請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の発明であって、荷収納手段
に複数の間口を設け、開閉手段を前記間口毎に開閉可能
な構成としたことを特徴とするものである。上記構成に
より、個人の身体的特徴データの入力によって、開閉手
段の間口毎に開閉を制限する錠を解錠することが可能と
なる。
【0012】また請求項5に記載の発明は、請求項1〜
請求項4のいずれかに記載の発明であって、制御手段
に、無条件に開閉手段の錠を解錠するセキュリティレベ
ル0、照合手段による、複数の個人のいずれかの身体的
特徴データの照合を確認すると、開閉手段の錠を解錠す
るセキュリティレベル1、照合手段による、特定の個人
の身体的特徴データの照合を確認すると、開閉手段の錠
を解錠するセキュリティレベル2を設定し、荷収納手段
毎あるいは荷収納手段の間口毎に、これらセキュリティ
レベル0〜2のいずれかを設定可能としたことを特徴と
するものである。
【0013】上記構成により、荷収納手段毎あるいは荷
収納手段の間口毎に、セキュリティレベル0〜2のいず
れかが設定され、セキュリティレベルおよび個人の身体
的特徴データに対応して、開閉手段の錠が解錠される。
よってセキュリティレベル0〜2に応じた特定の荷収納
手段、あるいは特定の間口に対して、特定の個人のみが
荷の出し入れを行える。
【0014】また請求項6に記載の発明は、請求項1〜
請求項5のいずれかに記載の発明であって、制御手段
は、照合手段による、複数の個人の全ての身体的特徴デ
ータの照合の確認により、特定の開閉手段の錠を解錠す
ることを特徴とするものである。上記構成により、複数
の個人の全ての身体的特徴データの照合が確認される
と、特定の開閉手段の錠が解錠される。よって、上記複
数の個人が全員揃うことが解錠の条件となり、高いセキ
ュリティを期待できる。
【0015】また請求項7に記載の発明は、請求項1〜
請求項6のいずれかに記載の発明であって、制御手段
は、設備管理者の身体的特徴データの照合を確認する
と、無条件に開閉手段の錠を解錠することを特徴とする
ものである。上記構成により、設備管理者は全ての開閉
手段の錠を無条件に解錠することができ、全ての荷収納
手段に対して荷の出し入れを行える。
【0016】また請求項8に記載の発明は、請求項1〜
請求項7のいずれかに記載の発明であって、制御手段
は、設備管理者の身体的特徴データの照合を確認する
と、設備を使用する個人と荷を出し入れ可能とする荷収
納手段または荷収納手段の設定あるいは設定変更を可能
としたことを特徴とするものである。上記構成により、
設備管理者の身体的特徴データの照合を条件として、棚
設備を使用する個人の登録、すなわち個人の身体的特徴
データに対応して、解錠して荷を出し入れ可能とする荷
収納手段または荷収納手段の間口の設定あるいは変更が
可能となる。
【0017】また請求項9に記載の発明は、請求項1〜
請求項9のいずれかに記載の発明であって、個人の身体
的特徴データに対応して、搬入出口に移動させる荷収納
手段を設定したことを特徴とするものである。上記構成
により、個人の身体的特徴データの入力のみによって、
設定された荷収納手段が搬入出口に移動する。
【0018】また請求項10に記載の発明は、請求項1
〜請求項9のいずれかに記載の発明であって、制御手段
に、開閉手段の開閉履歴を記録する機能を付加したこと
を特徴とするものである。上記構成により、誰がいつ、
どの荷収納手段あるいは間口に対して荷の出し入れを行
ったかが記録される。よって、不正な荷の出し入れをチ
ェックできる。
【0019】また請求項11に記載の発明は、請求項1
〜請求項10のいずれかに記載の発明であって、開閉手
段に、錠に代えて開閉手段を自動で開く機能を設け、制
御手段は、錠の解錠に代えて開閉手段を自動で開くこと
を特徴とするものである。上記構成により、照合手段に
より個人の身体的特徴データの確認が行われると、開閉
手段が自動で開く。よって、開閉手段を手動で開く手間
が省ける。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来例の図9および図10
と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態における回転棚設備の斜視
図、図2は同回転棚設備の内部構成図である。
【0021】図1および図2に示すように、従来のシャ
ッタ板23に代えて、バケット(荷収納手段の一例)13の
各間口(荷収納空間)13A毎に、上下方向にスライドさ
せることにより開閉を可能とした手動個別シャッタ板31
を設けている。この手動個別シャッタ板31にはそれぞ
れ、電気錠(開閉を制限する錠の一例)32が設けられて
いる。これら電気錠32は、制御装置24’に接続され、制
御装置24’の開閉信号により開閉可能としている。また
各個別シャッタ板31毎に、個別シャッタ板31が閉じた状
態であることを検出する閉限リミットスイッチ33が設け
られている。
【0022】また前壁体1Aの中央でコンソール20の右
隣に、新たに、商用電源で駆動される指紋判別器(照合
手段の一例)41が設けられている。この指紋判別器41
は、図3と図4に示すように、本体42の表面に配置され
た、IDナンバー(名前などの個人データを含む)のな
どを入力する入力部43、およびCCDカメラと照明ラン
プが内蔵された指置き部45と、本体42の内部に配置され
た、入力部43および指置き部45に接続され、予め個人の
IDナンバーと指紋データが登録され、照合などを行う
コントローラ46と、入力部43、指置き部45およびコント
ローラ46のバックアップ電源47から構成されている。な
お、指紋判別器41の入力部43を使用して、荷の出し入れ
を行うバケット13のナンバーなどをコンソール20に代え
て入力するようにすることもできる。
【0023】コントローラ46は、入力部43よりIDナン
バーが入力されると、予め登録されたIDナンバーと照
合し、指が指置き部45に載せられると、この指の指紋
(個人の身体的特徴データの一例)をCCDカメラによ
り読み取り、この読み取り指紋データと、前記IDナン
バーとともに登録された指紋のデータを照合し、一致し
ていると、IDナンバーを含む解錠信号を制御装置24’
へ出力する。また入力されたIDナンバーと一致するI
Dナンバー(登録)が無いとき、指紋の照合は実施しな
い。また指紋の照合の結果、一致しないとID不一致信
号を制御装置24’へ出力する。
【0024】また、指紋判別器41において、設備管理者
のIDナンバーと指紋データの照合の確認を条件(設備
管理者の初期登録を除く)として次の設定、設定変更が
行われる。この設定、設定変更はコントローラ46により
行われる。 1.設備管理者の初期登録 指紋判別器41に誰も登録されていない未登録の状態で、
設備管理者となる個人が入力部43の登録ボタンを押し
て、IDナンバーを入力し、指を指置き部45に置いて指
紋データを入力する。これにより、設備管理者のIDナ
ンバーと指紋データが初期登録される。 2.棚設備を使用する個人(使用者)のIDナンバーと
指紋データの登録 まず、設備管理者が入力部43の登録ボタンを押して、I
Dナンバーを入力し、指紋データを入力する。続いて棚
設備を使用する個人がIDナンバーが入力し、その後で
指を指置き部45に置いて個人の指紋を入力する。これに
より、個人のIDナンバーと指紋データが登録される。 3.設備管理者のIDナンバーと指紋データの登録追加 まず、現在の設備管理者が入力部43の登録ボタンを押し
て、IDナンバーを入力し、指紋データを入力する。続
いて2人目、あるいは引き継ぐ設備管理者が再度入力部
43の登録ボタンを押して、IDナンバーが入力し、その
後で指を指置き部45に置いて、2人目、あるいは引き継
ぐ設備管理者の指紋を入力する。これにより、2人目、
あるいは引き継ぐ設備管理者のIDナンバーと指紋デー
タが登録される。 4.使用者(設備管理者を含む)の登録の抹消 使用者(設備管理者を含む)が削除ボタンを押して、I
Dナンバーを入力し、指紋データを入力する。これによ
り、この使用者のIDナンバーと指紋データの登録が抹
消される。
【0025】このように、指紋判別器41における個人の
IDナンバーと指紋データの登録あるいは登録変更は、
設備管理者の初期登録を除き、設備管理者のIDナンバ
ーと指紋データの照合に引き続き、使用する個人、2人
目あるいは引き継ぐ設備管理者のIDナンバーと指紋デ
ータが入力されたときに行われる。よって、設備管理者
の立合いの元に照合用のデータの登録が行われることに
より、勝手に使用者の照合データの登録あるいは変更が
行われることを防止でき、セキュリティを維持すること
ができる。また、使用者の抹消には使用者の指紋データ
の入力が必要なことから、他人が勝手に抹消することを
防止することができる。なお、指置き部45に、生体反応
チェックモニタを設置し、人間の指かどうかを判断でき
る機能を付加することができる。
【0026】回転式棚設備の制御系は、図4に示すよう
に、マイクロコンピュータからなる上記制御装置24’、
コンソール20、スイッチパネル22、バケット13を正逆自
在に回動するモータ9、電気錠32、閉限リミットスイッ
チ33、指紋判別器41、さらに制御装置24’に接続された
警報ブザー(警報手段の一例)51から構成されている。
警報ブザー51は、たとえば警備員の詰め所などに設置さ
れ、回転式棚設備の不正使用が報知される。
【0027】また上記制御装置24’には、予めバケット
13およびその間口13A毎に下記のデータが設定されてい
る。 [セキュリティレベル0]ナンバー0〜9までの10台
のバケット13(間口13Aを含む)には、セキュリティレ
ベル“0”が設定されている。このセキュリティレベル
0では、コンソール20より、目的のバケット13のナンバ
ーが入力されると、無条件に目的のバケット13を搬入出
口18へ回動させ、全ての電気錠32を解錠する。 [セキュリティレベル1]ナンバー10〜13までの4台の
バケット13には、セキュリティレベル“1”が設定さ
れ、これら各バケット13(あるいは間口13A)毎に複数
の個人のIDナンバーが設定されている。このセキュリ
ティレベル1では、コンソール20より、目的のバケット
13(あるいは間口13A)のナンバーが入力され、続い
て、設定された複数の個人のいずれかのIDナンバーを
含む解錠信号が入力されると、目的のバケット13を搬入
出口18へ回動させ、バケット13(あるいは間口13A)に
対応する個別シャッタ板31の電気錠32を解錠する。 [セキュリティレベル2]ナンバー14,15の2台のバケ
ット13には、セキュリティレベル“2”が設定され、さ
らにこれらバケット13(あるいは間口13A)毎に特定の
一人のIDナンバーが設定されている。このセキュリテ
ィレベル2では、コンソール20より、目的のバケット13
(あるいは間口13A)のナンバーが入力され、続いて、
特定の個人のIDナンバーを含む解錠信号が入力される
と、目的のバケット13を搬入出口18へ回動させ、この個
人に設定されたバケット13(あるいは間口13A)に対応
する個別シャッタ板31の電気錠32を解錠する。 [セキュリティレベル3]ナンバー16の1台のバケット
13には、セキュリティレベル“3”が設定され、さらに
このバケット13(あるいは間口13A毎)に複数の個人の
IDナンバーが設定されている。このセキュリティレベ
ル3では、コンソール20より、目的のバケット13(ある
いは間口13A)のナンバーが入力され、続いて、設定さ
れた複数の個人の“全て”のIDナンバーを含む解錠信
号が入力されると、目的のバケット13を搬入出口18へ回
動させ、この複数の個人に設定されたバケット13(ある
いは間口13A)に対応する個別シャッタ板31の電気錠32
のみを解錠する。このセキュリティ3では、上記複数の
個人が全員揃うことが解錠の条件となり、高いセキュリ
ティを期待できる。 [管理モード]回転棚設備の設備管理者のIDナンバー
が設定されている。この管理モードでは、コンソール20
より、目的のバケット13(あるいは間口13A)のナンバ
ーが入力され、続いて、設備管理者のIDナンバーを含
む解錠信号が入力されると、目的のバケット13を搬入出
口18へ回動させ、バケット13(あるいは間口13A)に対
応する個別シャッタ板31の電気錠32を解錠する。管理モ
ードでは、全てのバケット13を開くことができる。な
お、複数の設備管理者が存在する場合、設備管理者全員
のIDナンバーと指紋データが入力されたとき、全ての
バケット13を開くことができるようにすることもでき
る。
【0028】上記制御装置24’における、バケット13あ
るいは間口13A毎の上記セキュリティレベルと個人のI
Dナンバーの登録は下記のように行われる。またこの操
作により、各バケット13、あるいは間口13Aそれぞれの
セキュリティレベルと個人のIDナンバーの登録を変更
することができる。 1.コンソール20より、登録するバケット13あるいは間
口13Aのナンバーを入力する。 2.指紋照合器41へ設備管理者のIDナンバーと指紋デ
ータを入力する。これにより、指紋照合器41より設備管
理者のIDナンバーを含む解錠信号が出力される。 3.解錠信号により設備管理者のIDナンバーが確認さ
れると、コンソール20により入力したナンバーのバケッ
ト13(登録するバケット13)が搬入出口18へ移動され、
バケット13(あるいは間口13A)に対応する個別シャッ
タ板31の電気錠32が解錠される。この状態で、コンソー
ル20において、セキュリティレベルと個人のIDナンバ
ーを入力すると、バケット13あるいは間口13A毎のセキ
ュリティレベルと個人のIDナンバーが登録される。
【0029】このように、設備管理者の入力身体的特徴
データの照合の確認を条件として、すなわち設備管理者
の立合いの元に、バケット13あるいは間口13A毎に個人
のIDナンバーの登録が行われる。よって、勝手に使用
者がバケット13あるいは間口13Aの設定の登録あるいは
変更を行うことを防止でき、セキュリティを維持するこ
とができる。
【0030】また上記制御装置24’には、操作履歴(開
閉手段の開閉履歴の一例)を記録する機能が設けられて
いる。この操作履歴の一例を図5に示す。連続した作業
の番号、荷の出し入れを行った日時、IDナンバーによ
る使用者の氏名、荷の出し入れを行ったバケット13のナ
ンバー、あるいはバケット13のナンバーおよび間口13A
のナンバーが記憶される。なお、これら項目以外にも、
バケット13に電子はかりを組み込むことを条件として、
バケット13の重量の変化を記憶するようにすることもで
きる。
【0031】以下、制御装置24’の動作を、図6のフロ
ーチャートにしたがって説明する。なお、指紋判別器41
には、予め設備管理者および棚を使用する個人のIDナ
ンバーおよび指紋データが登録され、また制御装置24’
には、予め各バケット13毎にセキュリティレベルと使用
者のIDナンバーが登録され、全ての電気錠32が施錠さ
れているものとする。
【0032】コンソール20より目的のバケット13(ある
いは間口13A)のナンバーが入力されると(ステップ−
1)、このナンバーを記憶するとともに、このバケット
13(あるいは間口13A)のセキュリティレベルを確認す
る(ステップ−2)。セキュリティレベルが“0”であ
ると確認すると、目的のバケット13のナンバーに応じて
公知のバケット制御方式によりモータ9の制御を行い、
目的のバケット13を搬入出口18に対向して停止し(ステ
ップ−3)、バケット13(あるいは間口13A)に対応す
る個別シャッタ板31の電気錠32を解錠する(ステップ−
4)。
【0033】続いて閉限リミットスイッチ33の動作によ
り個別シャッタ板31の開閉を確認すると(ステップ−
5)、全ての電気錠32を施錠し(ステップ−6)、操作
履歴を記録して(ステップ−7)、終了する。ステップ
−2において、セキュリティレベルが“1”または
“2”または“3”であると確認すると、指紋判別器41
より単数あるいは複数のIDナンバーを含む解錠信号を
入力しているかを確認する(ステップ−8)。解錠信号
を確認できないとき、ID不一致信号を入力しているか
どうかを確認する(ステップ−9)。
【0034】ステップ−8において、解錠信号の入力を
確認すると、まず解錠信号に含まれるIDナンバーが設
備管理者のIDナンバーであるかを確認し(ステップ−
10)、確認すると、ステップ−3へ飛んでステップ−3
〜ステップ−7を実行する。ステップ−10において、設
備管理者のIDナンバーではないと確認すると、続いて
IDナンバーが目的のバケット13に予め設定された単数
あるいは複数のIDナンバーと一致しているか、すなわ
ちセキュリティレベル“1”“2”“3”に応じたID
ナンバーが入力されているかを確認し、電気錠32を解錠
できるかどうかを確認する(ステップ−11)。
【0035】確認すると、目的のバケット13のナンバー
に応じて公知のバケット制御方式によりモータ9の制御
を行い、目的のバケット13を搬入出口18に対向して停止
する(ステップ−12)。続いて、目的のバケット13(あ
るいは間口13A)に対応する個別シャッタ板31の電気錠
32のみを解錠する(ステップ−13)。続いて、ステップ
−5へ飛んでステップ−5〜ステップ−7を実行する。
【0036】またステップ−9において、ID不一致信
号を入力したとき、あるいはステップ−11において、目
的のバケット13に予め設定されたIDナンバーと一致し
ないとき、警報ブザー51を鳴動させ(ステップ−14)、
終了する。これにより警備員に通報され、不正使用者が
見出される。なお、制御装置24’は、スイッチパネル22
より緊急停止スイッチの操作信号を入力すると、バケッ
ト13の移動を停止する。
【0037】上記構成による作用を説明する。まず使用
者は、コンソール20により目的のバケット13(あるいは
間口13A)のナンバーを入力する。続いて使用者は、目
的のバケット13(あるいは間口13A)がセキュリティレ
ベル“1”あるいは“2”あるいは“3”に設定されて
いるとき、指紋照合器41において使用者のIDナンバー
を入力し、続いて指紋のデータを入力する。なお、セキ
ュリティレベル“3”のときは設定された複数の個人が
IDナンバーと指紋のデータを引き続き入力する。指紋
照合器41は入力したIDナンバーと指紋のデータを確認
し、照合を確認すると、IDナンバーを含む解錠信号を
制御装置24’へ出力する。
【0038】制御装置24’は、コンソール20により入力
された目的のバケット13(あるいは間口13A)がセキュ
リティレベル“0”に設定されたバケット13のときは、
バケット13のナンバーに応じて搬入出口18へ目的のバケ
ット13を移動し、全ての電気錠32を解錠し、セキュリテ
ィレベル“1”あるいは“2”あるいは“3”に設定さ
れたバケット13のときは、目的のバケット13(あるいは
間口13A)に設定されたIDナンバーと解錠信号のID
ナンバーが一致したときのみ、搬入出口18へ目的のバケ
ット13を移動し、目的のバケット13(あるいは間口13
A)に対応する個別シャッタ板31の電気錠32のみを解錠
する。
【0039】使用者は、目的のバケット13(あるいは間
口13A)の解錠されたシャッタ板31を開き、荷の出し入
れを行い、シャッタ板31を閉める。制御装置24’は、シ
ャッタ板31の開閉を確認すると、施錠して、操作履歴を
記録する。またIDナンバーと指紋データが不一致のと
き、あるいは目的のバケット13(あるいは間口13A)に
予め設定されたIDナンバーと解錠信号に含まれるID
ナンバーが一致しないとき、警報ブザー51が鳴動され、
警備員に通報され、不正使用者が見出される。
【0040】このように、指紋照合器41を使用すること
により、使用者本人であるかを確認でき、特定のバケッ
ト13(あるいは間口13A)を特定の使用者のみが使用可
能としたことにより、外部の人間が棚設備を使用して、
格納された荷が取り出すことを防止でき、セキュリティ
を強化することができる。よって、管理が必要な劇薬や
特殊な医薬品や危険物、あるいは貴重品や重要書類の格
納が可能となる。また私物を格納したとき、使用者本人
のみが開けることができることから、他人に見られるこ
とを防止でき、プライバシーを保護することができる。
またキーを使用しないことにより、キーは無くしたり、
忘れたりしてしまう恐れを解消でき、さらに他のキーと
分類・管理する煩わしさから解放することができる。ま
た操作履歴が記録されることにより、誰かいつ、どのバ
ケット13あるいは間口13Aを開いたかを確認でき、不正
な荷の取り出しがなかったかどうかを確認することがで
きる。
【0041】また設備管理者は、セキュリティのレベル
に関係なく、全てのバケット13を開けることができ、使
用者が開けることができない状態のときに対応すること
ができ、また回転棚設備の点検、メンテナンス時に対応
することができる。なお、本実施の形態では、開閉手段
を電気錠32付きの個別シャッタ板31(手動式)としてい
るが、自動で開く方式のシャッタ板とすることもでき
る。この構成により、指紋照合器41により指紋(個人の
身体的特徴データ)の照合の確認が行われると、電気錠
32を解錠することに代えて、目的のバケット13全て、あ
るいは特定の間口13Aに対応するシャッタ板を、連動し
て自動的に開くようにすることができる。よって、開閉
手段を手動で開く手間を省くことができる。また一定時
間後に自動的に閉めることも可能である。
【0042】また本実施の形態では、コンソール20から
目的のバケット13(あるいは間口13A)のナンバーを入
力しているが、セキュリティ“2”のように、IDナン
バーとバケット13のナンバーが1対1で対応していると
き、指紋判別器41より入力したIDナンバー(解錠信
号)により目的のバケット13を特定して、コンソール20
からの入力なしでも、目的のバケット13を搬入出口18へ
移動させて、解錠するようにすることもできる。
【0043】また本実施の形態では、開閉手段である電
気錠32付きの個別シャッタ板31を囲壁体1(固定側)に
設けているが、各バケット13(移動側)にそれぞれ電気
錠32付きのシャッタ板31を設けることも可能である。ま
た開閉手段として上下方向にスライドさせて開閉するシ
ャッタ板31を設けているが、このシャッタ板31に代え
て、前方へ90゜倒れることで開閉を可能とした扉(電
気錠32付き)を設けることもできる。
【0044】また本実施の形態では、シャッタ板31の開
閉時間はフリーとしているが、使用時間を限定し、この
時間のみシャッタ板31を開閉可能とすることもできる。
また本実施の形態では、入力手段として指紋識別器を使
用しているが、指紋に限らず、個人の身体的特徴を識別
するデータとなるものの入力機器であればよく、生体識
別を静的に行うことができる指紋、網膜、虹彩、掌型、
顔形、体臭のいずれかの入力識別機器、あるいは生体識
別を動的に行うことができる声紋、または署名(サイ
ン)の入力識別装置、あるいはこれらの機器を組み合わ
せたものを使用してもよい。
【0045】また本実施の形態では、棚設備を垂直方向
にバケット13が回動する垂直回転棚設備としているが、
バケット13を水平方向に回転する水平回転棚設備、ある
いは搬入出口にシャッタ板が設けられ、他の部分が密閉
され、コンテナ(荷収納手段の一例)がクレーンにより
搬入出口へ搬送されてくる密閉式の自動倉庫などとして
もよい。
【0046】この密閉式の自動倉庫の一例を図7と図8
に示す。図7,図8に示すように、密閉式の自動倉庫61
は、上下左右にそれぞれ荷を収納するコンテナ(荷収納
手段の一例)63の収納空間を有す2基のラック(棚)62
を平行に配置し、またこれらラック62間に渡って上下に
昇降する走行レール(図示せず)を設置し、この走行レ
ールに沿って左右に走行し、コンテナ63の出し入れを行
う移載機(荷出し入れ装置の一例;図示せず)を備え、
またラック62の空間を壁体65で囲んで構成されている。
この壁体65により外部からラック62に収納されたコンテ
ナ63に対する侵入を防止している。
【0047】また壁体65の一部に、搬入出口18が設けら
れ、この搬入出口18に複数(図では7台)の荷受台66が
設けられており、これら荷受台66とラック62の収納空間
の間において、上下に昇降する走行レールに沿って左右
に移動する移載機によりコンテナ63の出し入れが行われ
る。また搬入出口18には、荷受台66毎に個別シャッター
板(搬入出口開閉手段の一例)31が設けられ、それぞれ
に電気錠32が設けられている。また、搬入出口18の側部
に、コンソール20と上記照合手段の一例として指紋照合
器41が設けられている。
【0048】このように密閉式の自動倉庫において、搬
入出口18に電気錠32付きの個別シャッター板31と指紋照
合器41を設けることにより、上記回転棚設備と同様に、
指紋照合器41によって使用者本人であるかを確認でき、
特定のコンテナ63を特定の使用者のみが使用可能とする
ことができ、よって外部の人間が棚設備を使用して、格
納された荷が取り出すことを防止でき、セキュリティを
強化することができる。したがって、キーなしで荷の出
し入れのセキュリティを維持でき、管理の必要な医薬品
や危険物などを格納することができる。
【0049】なお、上記密閉式の自動倉庫では、移載機
によりコンテナ63の移載を行っているが、ラック62間を
走行するクレーンによりコンテナ63の移載を行うように
してもよい。また本実施の形態では、棚設備を開放され
た雰囲気に設置しているが、セキュリティ室(人の侵入
を防止した空間の一例で、出入り口に錠付きの扉を設
け、この錠の解錠に必要な、上記棚設備に使用した個人
の身体的特徴データとは重なることのない個人の身体的
特徴データ、たとえば声紋の照合、あるいは普通の暗唱
番号の照合を行う照合手段を備えた室)に設置するよう
にしてもよい。これにより、2重、3重のセキュリティ
の効果を期待することができる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、キー
なしで荷の出し入れのセキュリティを維持でき、管理の
必要な医薬品や危険物などを格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における回転棚設備の斜視
図である。
【図2】同回転式棚設備の縦断側面図である。
【図3】同回転式棚設備に設置される指紋照合器の平面
図である。
【図4】同回転式棚設備の制御構成図である。
【図5】同回転式棚設備の制御装置に記録される操作履
歴の説明図である。
【図6】同回転式棚設備の制御装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図7】本発明の他の実施の形態における密閉式自動倉
庫の斜視図である。
【図8】同密閉式自動倉庫の要部拡大斜視図である。
【図9】従来の回転式棚設備の斜視図である。
【図10】従来の回転式棚設備の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 囲壁体 3 従動輪体 4 駆動輪体 5 無端回動体 9 モータ 13 バケット 18 搬入出口 19 テーブル 20 コンソール 22 スイッチパネル 24’ 制御装置 31 個別シャッター板 32 電気錠 33 閉限リミットスイッチ 41 指紋照合器 43 入力部 45 指置き部 46 コントローラ 51 警報ブザー 61 自動倉庫 62 ラック 63 コンテナ 65 壁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 博史 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内 Fターム(参考) 2E250 AA14 AA16 BB10 DD09 3F022 EE09 FF35 JJ07 MM23 MM35 MM51 MM70 PP03 PP04 QQ01 QQ17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷を収納する複数の荷収納手段を有し、
    前記荷収納手段の1つを所定の搬入出口に移動させ、こ
    の搬入出口において荷収納手段に対して荷の出し入れを
    行う棚設備であって、 前記搬入出口に、開閉を制限する錠を有する搬入出口開
    閉手段を設け、 前記開閉手段の錠の解錠に必要な個人の身体的特徴デー
    タの照合を行う照合手段と、 この照合手段により個人の身体的特徴データの照合が確
    認されると、前記開閉手段の錠を解錠する制御手段を備
    えたことを特徴とする棚設備。
  2. 【請求項2】 照合手段に、個人の暗唱番号の照合を行
    う機能を付加し、 照合手段は、個人の暗唱番号の照合を確認すると、身体
    的特徴データの照合を実行することを特徴とする請求項
    1に記載の棚設備。
  3. 【請求項3】 照合手段は、設備管理者の身体的特徴デ
    ータの照合により、照合用の個人の身体的特徴データの
    設定あるいは設定変更を可能としたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の棚設備。
  4. 【請求項4】 荷収納手段に複数の間口を設け、開閉手
    段を前記間口毎に開閉可能な構成としたことを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の棚設備。
  5. 【請求項5】 制御手段に、 無条件に開閉手段の錠を解錠するセキュリティレベル
    0、 照合手段による、複数の個人のいずれかの身体的特徴デ
    ータの照合を確認すると、開閉手段の錠を解錠するセキ
    ュリティレベル1、 照合手段による、特定の個人の身体的特徴データの照合
    を確認すると、開閉手段の錠を解錠するセキュリティレ
    ベル2を設定し、 荷収納手段毎あるいは荷収納手段の間口毎に、これらセ
    キュリティレベル0〜2のいずれかを設定可能としたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    棚設備。
  6. 【請求項6】 制御手段は、照合手段による、複数の個
    人の全ての身体的特徴データの照合の確認により、特定
    の開閉手段の錠を解錠することを特徴とする請求項1〜
    請求項5のいずれかに記載の棚設備。
  7. 【請求項7】 制御手段は、設備管理者の身体的特徴デ
    ータの照合を確認すると、無条件に開閉手段の錠を解錠
    することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに
    記載の棚設備。
  8. 【請求項8】 制御手段は、設備管理者の身体的特徴デ
    ータの照合を確認すると、設備を使用する個人と荷を出
    し入れ可能とする荷収納手段または荷収納手段の設定あ
    るいは設定変更を可能としたことを特徴とする請求項1
    〜請求項7のいずれかに記載の棚設備。
  9. 【請求項9】 制御手段に、個人の身体的特徴データに
    対応して、搬入出口に移動させる荷収納手段を設定した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載
    の棚設備。
  10. 【請求項10】 制御手段に、開閉手段の開閉履歴を記
    録する機能を付加したことを特徴とする請求項1〜請求
    項9のいずれかに記載の棚設備。
  11. 【請求項11】 開閉手段に、錠に代えて開閉手段を自
    動で開く機能を設け、 制御手段は、錠の解錠に代えて開閉手段を自動で開くこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載
    の棚設備。
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