JP2000145219A - 錠前管理システム - Google Patents
錠前管理システムInfo
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- JP2000145219A JP2000145219A JP10323129A JP32312998A JP2000145219A JP 2000145219 A JP2000145219 A JP 2000145219A JP 10323129 A JP10323129 A JP 10323129A JP 32312998 A JP32312998 A JP 32312998A JP 2000145219 A JP2000145219 A JP 2000145219A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 錠前にアクセスする資格者を厳格に判定して
安全性が高い錠前管理システムを提供する。 【解決手段】 利用者の本人認証データを記録したIC
カードを鍵として用い、利用時に入力される人証データ
とICカードに記録された本人認証データを照合して認
証に合格したときに電子錠を解錠する。
安全性が高い錠前管理システムを提供する。 【解決手段】 利用者の本人認証データを記録したIC
カードを鍵として用い、利用時に入力される人証データ
とICカードに記録された本人認証データを照合して認
証に合格したときに電子錠を解錠する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金庫や保管庫など
許可した特定の者にのみ開閉を許すようにして、保管さ
れた重要物、薬品、毒物などの安全を保証する錠前の管
理システムに関し、特に錠前に管理者を置かずに予め認
可された者が自身で開閉するようにした錠前管理システ
ムに関する。
許可した特定の者にのみ開閉を許すようにして、保管さ
れた重要物、薬品、毒物などの安全を保証する錠前の管
理システムに関し、特に錠前に管理者を置かずに予め認
可された者が自身で開閉するようにした錠前管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、貸ロッカーなどではロッカー毎に
鍵を準備しこれを貸与する方式であるため、鍵を所有す
る者が本来の利用者と異なる場合でもロッカーの開閉が
できるので、保管物が他人に盗取られる可能性があり、
安全性は十分でない。より高度な保護を行う貸金庫など
では、金庫を貸すときに提供した鍵と管理者の鍵と合わ
せて始めて解錠できるようにしたものがあるが、管理者
が同席する必要があるうえ、盗まれたり複製された鍵を
用いても解錠でき安全性も十分ではない。
鍵を準備しこれを貸与する方式であるため、鍵を所有す
る者が本来の利用者と異なる場合でもロッカーの開閉が
できるので、保管物が他人に盗取られる可能性があり、
安全性は十分でない。より高度な保護を行う貸金庫など
では、金庫を貸すときに提供した鍵と管理者の鍵と合わ
せて始めて解錠できるようにしたものがあるが、管理者
が同席する必要があるうえ、盗まれたり複製された鍵を
用いても解錠でき安全性も十分ではない。
【0003】また、錠前に入力するダイヤルやキーボー
ドを設けて、ロックするときに暗号を決めて同じ暗号を
入力しなければ解錠できないようにした金庫もある。こ
うした金庫類では鍵を持ち歩く必要がなく、使用者が利
用の度に設定する暗号に基づいて解錠するので、簡単で
ありながら安全性が高いが、暗号を盗み見たり類推によ
り解錠される可能性が残る。さらに、研究室、資料保管
室、薬品保管庫など、セキュリティの確保のため出入り
できる者を限定し、有資格者に発行したカードによる認
証に合格したときだけ解錠する錠前管理システムもある
が、このシステムではカードの管理が杜撰であると無資
格者がカードを使用して自由に出入りするようになる畏
れがある。
ドを設けて、ロックするときに暗号を決めて同じ暗号を
入力しなければ解錠できないようにした金庫もある。こ
うした金庫類では鍵を持ち歩く必要がなく、使用者が利
用の度に設定する暗号に基づいて解錠するので、簡単で
ありながら安全性が高いが、暗号を盗み見たり類推によ
り解錠される可能性が残る。さらに、研究室、資料保管
室、薬品保管庫など、セキュリティの確保のため出入り
できる者を限定し、有資格者に発行したカードによる認
証に合格したときだけ解錠する錠前管理システムもある
が、このシステムではカードの管理が杜撰であると無資
格者がカードを使用して自由に出入りするようになる畏
れがある。
【0004】なお、アクセスする錠前により要求される
セキュリティの程度が異なるため、何でも高い安全性を
追求して利用者に煩雑な手続を要求することは避けなく
てはならない。たとえば猛毒物を管理する棚を開けるた
めには多少煩雑でも確実な認証を必要とするが、持ち出
し量を管理することで十分な通常の薬品を取り出すため
には簡単な確認で十分である。貸金庫でも掛替えのない
貴重品や高価な財物を収納したときと、いくらでも手に
入る品物を収納したときでは、安全保証の要求水準が異
なる。
セキュリティの程度が異なるため、何でも高い安全性を
追求して利用者に煩雑な手続を要求することは避けなく
てはならない。たとえば猛毒物を管理する棚を開けるた
めには多少煩雑でも確実な認証を必要とするが、持ち出
し量を管理することで十分な通常の薬品を取り出すため
には簡単な確認で十分である。貸金庫でも掛替えのない
貴重品や高価な財物を収納したときと、いくらでも手に
入る品物を収納したときでは、安全保証の要求水準が異
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、有資格者を厳格に判定して安全性
が高い錠前管理システムを提供することであり、また必
要に応じて有資格者認証の深さを設定できる錠前管理シ
ステムを提供することである。
しようとする課題は、有資格者を厳格に判定して安全性
が高い錠前管理システムを提供することであり、また必
要に応じて有資格者認証の深さを設定できる錠前管理シ
ステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の錠前管理システムは、利用者の本人認証デ
ータを記録したICカードを鍵として用い、入力された
人証データとICカードに記録された本人認証データを
照合して認証に合格したときに解錠することを特徴とす
る。
め、本発明の錠前管理システムは、利用者の本人認証デ
ータを記録したICカードを鍵として用い、入力された
人証データとICカードに記録された本人認証データを
照合して認証に合格したときに解錠することを特徴とす
る。
【0007】本発明の錠前管理システムでは、錠前の使
用を認めた者の本人認証データをICカードに格納し
て、そのICカードを鍵カードとして使用者に与える。
錠前を解錠するときには鍵カードを提示すると共に人証
データを入力する。この人証データを鍵カードに記録さ
れたデータと照合して許容範囲内で合致しているときに
始めて錠前を開ける。アクセスしようとする者の人証デ
ータが記録された本人データと合致していなければ錠前
を開けることができないから、錠前は認可を受けた者に
しか解錠することができない。
用を認めた者の本人認証データをICカードに格納し
て、そのICカードを鍵カードとして使用者に与える。
錠前を解錠するときには鍵カードを提示すると共に人証
データを入力する。この人証データを鍵カードに記録さ
れたデータと照合して許容範囲内で合致しているときに
始めて錠前を開ける。アクセスしようとする者の人証デ
ータが記録された本人データと合致していなければ錠前
を開けることができないから、錠前は認可を受けた者に
しか解錠することができない。
【0008】このようなシステムは、認定を受けた個人
に解錠する権限を与え、その資格を有する本人であるか
否かを鍵カードで認証するものであって、鍵カードは鍵
機能の一部を担うに過ぎない。したがって、他人が鍵カ
ードを拾得、盗取あるいは複製して使用しても、本人で
ない限り錠前を開けることができないため、錠前の安全
性は極めて高い。また、本人情報は鍵カードに格納され
ているので、錠前装置側に利用予定者全員に関する情報
を格納した大量のデータベースを備える必要も、ホスト
装置から高速通信により取り寄せる必要もない。ただ
し、本人情報の一部を錠前側の記憶装置に格納して、両
者を併せて用いるようにすれば、より高い安全を確保す
ることができることは言うまでもない。
に解錠する権限を与え、その資格を有する本人であるか
否かを鍵カードで認証するものであって、鍵カードは鍵
機能の一部を担うに過ぎない。したがって、他人が鍵カ
ードを拾得、盗取あるいは複製して使用しても、本人で
ない限り錠前を開けることができないため、錠前の安全
性は極めて高い。また、本人情報は鍵カードに格納され
ているので、錠前装置側に利用予定者全員に関する情報
を格納した大量のデータベースを備える必要も、ホスト
装置から高速通信により取り寄せる必要もない。ただ
し、本人情報の一部を錠前側の記憶装置に格納して、両
者を併せて用いるようにすれば、より高い安全を確保す
ることができることは言うまでもない。
【0009】なお、鍵カードに記録される本人認証デー
タとして、利用者が所有する生体情報データもしくは利
用者が作成する情報データを使用することができる。生
体情報データとは、指紋、声紋、虹彩等、人体に備わっ
ていて個人に特有の特徴を表す情報に関するデータをい
う。このようなデータは、他人が成り済まして提示する
ことが困難であるから、生体情報データに基づいて本人
認証を行うことにより、錠前の安全性はより高くなる。
タとして、利用者が所有する生体情報データもしくは利
用者が作成する情報データを使用することができる。生
体情報データとは、指紋、声紋、虹彩等、人体に備わっ
ていて個人に特有の特徴を表す情報に関するデータをい
う。このようなデータは、他人が成り済まして提示する
ことが困難であるから、生体情報データに基づいて本人
認証を行うことにより、錠前の安全性はより高くなる。
【0010】また、利用者が作成する情報とは、署名や
筆跡、あるいは任意の図形や文字列など本人が意図的に
作成する情報をいう。署名等は人体に初めから備わるも
のではないが、生体情報と同じように他人がその特徴を
真似することが困難なもので本人を正しく認証すること
に役に立つ。なお、文字列は鍵カードに格納され暗証番
号と同じように使用されるが、ICカードの記憶容量が
大きいため長さや使用文字種などの自由度を拡大して他
人が容易に推測できないようにすることができる。
筆跡、あるいは任意の図形や文字列など本人が意図的に
作成する情報をいう。署名等は人体に初めから備わるも
のではないが、生体情報と同じように他人がその特徴を
真似することが困難なもので本人を正しく認証すること
に役に立つ。なお、文字列は鍵カードに格納され暗証番
号と同じように使用されるが、ICカードの記憶容量が
大きいため長さや使用文字種などの自由度を拡大して他
人が容易に推測できないようにすることができる。
【0011】さらに、鍵カードに記録できる本人認証デ
ータの種類が複数あって、選択して記録できるようにし
てもよい。鍵ICカードを他人が盗用しようとしても、
鍵カードが扱う認証データの種類を特定できないように
なっていれば、指紋、声紋、署名、暗号などのいずれを
使用しているかを知らなければ使えないのでカードを盗
んでも役に立たず、盗難カードでの被害も減少する。
ータの種類が複数あって、選択して記録できるようにし
てもよい。鍵ICカードを他人が盗用しようとしても、
鍵カードが扱う認証データの種類を特定できないように
なっていれば、指紋、声紋、署名、暗号などのいずれを
使用しているかを知らなければ使えないのでカードを盗
んでも役に立たず、盗難カードでの被害も減少する。
【0012】また、複数の本人認証データ種類に対応す
る人証データの入力手段を錠前の利用場所に設置してお
いて、利用者が選択できるようにしてもよい。このよう
に複数の認証データ種類が利用できる場合は、盗用者は
どの種類の認証データを使っているかを知る必要があ
り、安全性の高い錠前が得られる。勿論、複数の情報を
併用していずれについても合格しなければ解錠できない
ようにしてもよい。
る人証データの入力手段を錠前の利用場所に設置してお
いて、利用者が選択できるようにしてもよい。このよう
に複数の認証データ種類が利用できる場合は、盗用者は
どの種類の認証データを使っているかを知る必要があ
り、安全性の高い錠前が得られる。勿論、複数の情報を
併用していずれについても合格しなければ解錠できない
ようにしてもよい。
【0013】なお、1枚の鍵カードにより解錠できる錠
前が複数あって、それぞれについて適用する本人認証デ
ータの種類を選択することができるようにしてもよい。
錠前毎に鍵カードを発行するよりコストが低減すると共
に、利用者が携帯するカードの数を節減しかつ錠前毎に
対応するカードを選んで提示する煩わしさを省くことが
できる。
前が複数あって、それぞれについて適用する本人認証デ
ータの種類を選択することができるようにしてもよい。
錠前毎に鍵カードを発行するよりコストが低減すると共
に、利用者が携帯するカードの数を節減しかつ錠前毎に
対応するカードを選んで提示する煩わしさを省くことが
できる。
【0014】このような鍵カードは、さらに、たとえば
保管庫で入口の錠と庫内の仕訳棚の錠を共用する場合な
どに有用である。保管庫内に管理水準の異なる通常薬品
の戸棚と劇薬戸棚を設置してあるときに、保管庫の扉を
開ける権限だけでは劇薬戸棚を開けられないようにする
ことができる。保管庫内に人事情報と経理情報を共に収
納してあるがそれぞれ関係者のみしかアクセスできない
ようにするというような場合にも利用することができ
る。
保管庫で入口の錠と庫内の仕訳棚の錠を共用する場合な
どに有用である。保管庫内に管理水準の異なる通常薬品
の戸棚と劇薬戸棚を設置してあるときに、保管庫の扉を
開ける権限だけでは劇薬戸棚を開けられないようにする
ことができる。保管庫内に人事情報と経理情報を共に収
納してあるがそれぞれ関係者のみしかアクセスできない
ようにするというような場合にも利用することができ
る。
【0015】なお、このような状況では有資格者以外の
アクセスがあった場合に警報する機能を付属すると安全
性が向上する。このため、庫内の戸棚に人のアクセスを
検知するセンサを設けることができる。センサは有資格
者がアクセスする場合は作動する必要がないから、認証
を合格した管理区分におけるセンサ回路については警報
出力を禁止するようにしておく。
アクセスがあった場合に警報する機能を付属すると安全
性が向上する。このため、庫内の戸棚に人のアクセスを
検知するセンサを設けることができる。センサは有資格
者がアクセスする場合は作動する必要がないから、認証
を合格した管理区分におけるセンサ回路については警報
出力を禁止するようにしておく。
【0016】無資格者がアクセスした場合は管理室に警
報すると共に、保管庫の扉を閉じてそのアクセス者の逃
亡を防ぐように構成しても良い。また、本発明の錠前管
理システムでは錠前にアクセスした者を個人として認識
する機能を有するので、その情報を集積することにより
保管庫の利用状況記録を自動的に作製することができ
る。
報すると共に、保管庫の扉を閉じてそのアクセス者の逃
亡を防ぐように構成しても良い。また、本発明の錠前管
理システムでは錠前にアクセスした者を個人として認識
する機能を有するので、その情報を集積することにより
保管庫の利用状況記録を自動的に作製することができ
る。
【0017】本発明の錠前管理システムは、貴重品を保
管する金庫に設けて安全を図ることができる。特に貸金
庫に利用することにより、管理者側の立ち会いがなくて
も十分安全な貸金庫設備となる。また、貸金庫利用者自
身が、収納物の貴重度に応じてセキュリティの深度を決
めてそれに応じた利用をすることも可能である。
管する金庫に設けて安全を図ることができる。特に貸金
庫に利用することにより、管理者側の立ち会いがなくて
も十分安全な貸金庫設備となる。また、貸金庫利用者自
身が、収納物の貴重度に応じてセキュリティの深度を決
めてそれに応じた利用をすることも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の詳
細を実施例に基づいて説明する。図1は本発明の錠前管
理システムの1実施例の構成を示すブロック図、図2は
別の実施例の構成を示すブロック図である。
細を実施例に基づいて説明する。図1は本発明の錠前管
理システムの1実施例の構成を示すブロック図、図2は
別の実施例の構成を示すブロック図である。
【0019】
【実施例1】本実施例の錠前管理システムは、貸金庫管
理に利用したもので、ICカード内に登録された認証デ
ータを用いて本人認証を行うことにより、高い安全性を
備えることができる。図1を参照すると、鍵カード発行
所1は貸金庫利用希望者に所定のICカードを鍵カード
2として発行し、貸金庫3は鍵カード2と利用者自身の
認証データを読み取って認証に合格したときに鍵カード
2が指定する金庫を解錠する。
理に利用したもので、ICカード内に登録された認証デ
ータを用いて本人認証を行うことにより、高い安全性を
備えることができる。図1を参照すると、鍵カード発行
所1は貸金庫利用希望者に所定のICカードを鍵カード
2として発行し、貸金庫3は鍵カード2と利用者自身の
認証データを読み取って認証に合格したときに鍵カード
2が指定する金庫を解錠する。
【0020】鍵カード発行所1は、ホストコンピュータ
11、ディスプレイやキーボードからなるデータ入出力
装置12、人証データ入力装置13、鍵ICカード発行
用リーダライタ14を備えている。金庫を借りたい者が
利用を申し込むと、鍵カード発行所1の人証データ入力
装置13から利用者の認証に使用する人証データを入力
させる。
11、ディスプレイやキーボードからなるデータ入出力
装置12、人証データ入力装置13、鍵ICカード発行
用リーダライタ14を備えている。金庫を借りたい者が
利用を申し込むと、鍵カード発行所1の人証データ入力
装置13から利用者の認証に使用する人証データを入力
させる。
【0021】ホストコンピュータ11には、ソフトウエ
アとして鍵カード発行ソフトウエア、鍵管理ソフトウエ
ア、認証データ登録ソフトウエアを搭載してある。鍵管
理ソフトウエアは金庫の使用状況を把握し鍵カードに対
応させる金庫を決めたり、錠前のセキュリティレベルを
管理し認証情報の種類を指定するなどのほか、鍵カード
の発行返却状況を管理し返却された鍵カードの記録内容
を確実に抹消する。データ入出力装置12はコンピュー
タシステムで通常必要とされるディスプレイ、キーボー
ド、プリンタなどから構成される。
アとして鍵カード発行ソフトウエア、鍵管理ソフトウエ
ア、認証データ登録ソフトウエアを搭載してある。鍵管
理ソフトウエアは金庫の使用状況を把握し鍵カードに対
応させる金庫を決めたり、錠前のセキュリティレベルを
管理し認証情報の種類を指定するなどのほか、鍵カード
の発行返却状況を管理し返却された鍵カードの記録内容
を確実に抹消する。データ入出力装置12はコンピュー
タシステムで通常必要とされるディスプレイ、キーボー
ド、プリンタなどから構成される。
【0022】人証データ入力装置13は、指を押し付け
ると指紋パターンを抽出して分類する指紋読み取り器、
マイクロフォンと声紋解析装置からなる声紋取得器、サ
インや符号を書き込むタブレット、など利用者個人が識
別できる情報を入力する装置である。簡単な場合は、文
字列暗号を入力するキーボードであっても良い。鍵カー
ド発行用リーダライタ14は、ICカードリーダライタ
とICカードリーダライタコマンドから構成される。
ると指紋パターンを抽出して分類する指紋読み取り器、
マイクロフォンと声紋解析装置からなる声紋取得器、サ
インや符号を書き込むタブレット、など利用者個人が識
別できる情報を入力する装置である。簡単な場合は、文
字列暗号を入力するキーボードであっても良い。鍵カー
ド発行用リーダライタ14は、ICカードリーダライタ
とICカードリーダライタコマンドから構成される。
【0023】鍵カード発行所1は、貸す金庫を指定し、
その金庫の利用を認める認証IDと人証データ入力装置
13で取得した利用者個人の本人認証データをICカー
ド内のCPUで管理されるメモリ領域に格納して、鍵カ
ード2として発行し、利用者に貸与する。鍵カード2は
CPUと内蔵メモリを備えたICカードである。
その金庫の利用を認める認証IDと人証データ入力装置
13で取得した利用者個人の本人認証データをICカー
ド内のCPUで管理されるメモリ領域に格納して、鍵カ
ード2として発行し、利用者に貸与する。鍵カード2は
CPUと内蔵メモリを備えたICカードである。
【0024】貸金庫3には、ICカードリーダライタと
人証データ入力器を備えた解錠処理装置31と複数のロ
ッカー式金庫32が設けられている。解錠処理装置31
は金庫制御インタフェースを備え認証データ照合ソフト
ウエアを搭載している。金庫32は電気コントローラ付
きで遠隔操作により施錠解錠ができる。なお、異常を検
知するセンサと異常時に警報を発生する通報装置を設備
しておくと無人化しても安全を確保することができる。
人証データ入力器を備えた解錠処理装置31と複数のロ
ッカー式金庫32が設けられている。解錠処理装置31
は金庫制御インタフェースを備え認証データ照合ソフト
ウエアを搭載している。金庫32は電気コントローラ付
きで遠隔操作により施錠解錠ができる。なお、異常を検
知するセンサと異常時に警報を発生する通報装置を設備
しておくと無人化しても安全を確保することができる。
【0025】貸金庫利用者は、貸金庫3のうちの指定さ
れた金庫32に物を収納して施錠する。一旦施錠した後
は、利用者本人がその場で入力する人証データと利用者
が提示する鍵カード2から読み取った認証データとが照
合論理上認められた範囲内で一致している場合に限り、
解錠処理装置31を介してその金庫を解錠する。
れた金庫32に物を収納して施錠する。一旦施錠した後
は、利用者本人がその場で入力する人証データと利用者
が提示する鍵カード2から読み取った認証データとが照
合論理上認められた範囲内で一致している場合に限り、
解錠処理装置31を介してその金庫を解錠する。
【0026】本管理システムによれば、鍵カード2が真
正なものであってもそれを携帯している者が真正な利用
者でなければ解錠することができないので、金庫の安全
性が高く、管理人の立ち会いなどによる保証を併用する
までもない。したがって、貸金庫装置を無人管理あるい
はそれに近い管理により運営することも可能となる。
正なものであってもそれを携帯している者が真正な利用
者でなければ解錠することができないので、金庫の安全
性が高く、管理人の立ち会いなどによる保証を併用する
までもない。したがって、貸金庫装置を無人管理あるい
はそれに近い管理により運営することも可能となる。
【0027】なお、複数種類の認証情報を用いることに
より、貸金庫のセキュリティレベルを選択して設定する
ことも可能である。セキュリティレベルを選択できるよ
うにしたものでは、金庫の利用者が金庫に収納する物の
重要度と使い勝手を勘案して使用する認証情報を選択す
る。利用者が高いセキュリティを要求するときは署名に
より本人であることを確認することにしてもよいし、簡
便さを重視した要求には文字列を使用すると決めても良
い。
より、貸金庫のセキュリティレベルを選択して設定する
ことも可能である。セキュリティレベルを選択できるよ
うにしたものでは、金庫の利用者が金庫に収納する物の
重要度と使い勝手を勘案して使用する認証情報を選択す
る。利用者が高いセキュリティを要求するときは署名に
より本人であることを確認することにしてもよいし、簡
便さを重視した要求には文字列を使用すると決めても良
い。
【0028】さらに、照合すべき情報を2種以上の組み
合わせにすることにより極めて安全性の高い金庫とする
ことも可能である。また、鍵カード2の発行時に利用す
る金庫を決めて、これに対応するIDをICカード内に
記入するようにすれば、未発行のICカードが盗難にあ
っても盗用される危険は少ない。
合わせにすることにより極めて安全性の高い金庫とする
ことも可能である。また、鍵カード2の発行時に利用す
る金庫を決めて、これに対応するIDをICカード内に
記入するようにすれば、未発行のICカードが盗難にあ
っても盗用される危険は少ない。
【0029】同じ錠前管理システムは、集中型セイフテ
ィボックスやロッカー、あるいは建物管理におけるキー
ボックスなど複数の者がアクセスする収納装置に利用す
ることができる。
ィボックスやロッカー、あるいは建物管理におけるキー
ボックスなど複数の者がアクセスする収納装置に利用す
ることができる。
【0030】
【実施例2】本実施例の錠前管理システムは、保管庫の
管理に利用したもので、ICカードと手書きサインによ
る照合で本人確認を行い、保管庫内の重要物、薬品・劇
物・毒薬などを安全に保管し、許可された者が許可され
た物だけを取り出せるようにするシステムである。ま
た、権限の無い者がアクセスしたときはセンサが検知し
て通報し、また外部からの攻撃にはシステムを安全サイ
ドにロックするように回路構成を行うなど、保管庫の安
全性と信頼性を十分に高める機能が付けられる。
管理に利用したもので、ICカードと手書きサインによ
る照合で本人確認を行い、保管庫内の重要物、薬品・劇
物・毒薬などを安全に保管し、許可された者が許可され
た物だけを取り出せるようにするシステムである。ま
た、権限の無い者がアクセスしたときはセンサが検知し
て通報し、また外部からの攻撃にはシステムを安全サイ
ドにロックするように回路構成を行うなど、保管庫の安
全性と信頼性を十分に高める機能が付けられる。
【0031】図2は、保管庫に適用した錠前管理システ
ムのブロック図である。保管庫5は複数の保管室51,
52,53に分かれており、保管室51内にさらに複数
の小部屋あるいは保管棚54,55,56がある。複数
ある保管室それぞれと小部屋それぞれはセキュリティレ
ベルが異なり、保管する物品の機密度に応じて保管室や
小部屋を選別して使用することができる。
ムのブロック図である。保管庫5は複数の保管室51,
52,53に分かれており、保管室51内にさらに複数
の小部屋あるいは保管棚54,55,56がある。複数
ある保管室それぞれと小部屋それぞれはセキュリティレ
ベルが異なり、保管する物品の機密度に応じて保管室や
小部屋を選別して使用することができる。
【0032】具体的な例を挙げると、たとえばある会社
で保管庫5を所有していて、第1保管室51は社内でも
一部の者にしか扱えない機密性の高い書類を保管する部
屋とし特定の者にしか出入りを認めない。さらに、最高
機密を要求される書類は第1保管室51中の第1の小部
屋54に格納し、第1保管室51に出入りが認められる
者の中でも、さらに第1小部屋54に入ることが認可さ
れる者しかアクセスさせない。また例えば第2小部屋5
5は人事関係資料を格納する部屋で、人事担当の責任者
しかアクセスが認められず、第3小部屋56は経理書類
の保管をする部屋で経理部の担当者しか出入りすること
ができないようにする。
で保管庫5を所有していて、第1保管室51は社内でも
一部の者にしか扱えない機密性の高い書類を保管する部
屋とし特定の者にしか出入りを認めない。さらに、最高
機密を要求される書類は第1保管室51中の第1の小部
屋54に格納し、第1保管室51に出入りが認められる
者の中でも、さらに第1小部屋54に入ることが認可さ
れる者しかアクセスさせない。また例えば第2小部屋5
5は人事関係資料を格納する部屋で、人事担当の責任者
しかアクセスが認められず、第3小部屋56は経理書類
の保管をする部屋で経理部の担当者しか出入りすること
ができないようにする。
【0033】また、第2保管室52は開発関係の資料を
保管する部屋で、保管されている情報が外部に漏洩しな
いようにする必要があり、担当部局の者しか出入りさせ
ない。一方、第3保管室53は、重要度の低い文書を収
納しておく部屋で、社員であれば誰でも出入りできる
が、出入りの記録が残るようにする。また、セーフティ
ボックス57のように独立した保管庫も同じシステムで
管理することができる。
保管する部屋で、保管されている情報が外部に漏洩しな
いようにする必要があり、担当部局の者しか出入りさせ
ない。一方、第3保管室53は、重要度の低い文書を収
納しておく部屋で、社員であれば誰でも出入りできる
が、出入りの記録が残るようにする。また、セーフティ
ボックス57のように独立した保管庫も同じシステムで
管理することができる。
【0034】本実施例の保管庫管理システムでも第1の
実施例におけると同様に、各保管室、各小部屋ごとに資
格を決め、これに合致する社員に対してICカードで作
成する鍵カード2を給付する。鍵カード2に基づく本人
認証により資格を認められた社員だけが認められた部屋
の解錠を行うことができるようにする。すなわち、鍵カ
ード2にはアクセスを認める錠前を指定する情報と人証
データ入力装置で取得し所定の情報処理をした本人認証
データがICカード内のCPUで管理されるメモリ領域
に格納されている。
実施例におけると同様に、各保管室、各小部屋ごとに資
格を決め、これに合致する社員に対してICカードで作
成する鍵カード2を給付する。鍵カード2に基づく本人
認証により資格を認められた社員だけが認められた部屋
の解錠を行うことができるようにする。すなわち、鍵カ
ード2にはアクセスを認める錠前を指定する情報と人証
データ入力装置で取得し所定の情報処理をした本人認証
データがICカード内のCPUで管理されるメモリ領域
に格納されている。
【0035】また、保管庫5には、鍵カード2を読み取
るICカードリーダライタ42と人証データ入力装置と
してのタブレット43と情報を交換できる制御ユニット
41、および各保管区分の錠前を制御するインターフェ
ース44を備える錠前管理装置4が設けられている。保
管室51,52,53や小部屋54,55,56、また
セーフティボックス57の扉には遠隔で操作できる電気
錠が設備されていて、錠前管理装置4により施錠解錠の
制御が行われる。なお、各扉には異常検知センサ58が
設備されていて、部屋にアクセスがあると検知して信号
を錠前管理装置4に送信する。また、表示灯を設備して
おきアクセスを認めた扉のところで点灯して、アクセス
者に知らせるようにしても良い。
るICカードリーダライタ42と人証データ入力装置と
してのタブレット43と情報を交換できる制御ユニット
41、および各保管区分の錠前を制御するインターフェ
ース44を備える錠前管理装置4が設けられている。保
管室51,52,53や小部屋54,55,56、また
セーフティボックス57の扉には遠隔で操作できる電気
錠が設備されていて、錠前管理装置4により施錠解錠の
制御が行われる。なお、各扉には異常検知センサ58が
設備されていて、部屋にアクセスがあると検知して信号
を錠前管理装置4に送信する。また、表示灯を設備して
おきアクセスを認めた扉のところで点灯して、アクセス
者に知らせるようにしても良い。
【0036】保管庫5を利用しようとするときは、利用
者は鍵カード2をカードリーダライタ42に挿入してタ
ブレット43に自分が登録時に決めた符号を入力する。
制御ユニット41は、鍵カード2が真正なICカードで
あることを確認し、どの錠前に対応するものかを、鍵カ
ード2のCPUを介して提供される記録内容から確認す
る。次にタブレット43から入力されたサインなどの人
証情報を鍵カード2から提供される本人認証データと照
合して同一であるかどうかを判定する。認証データ照合
ソフトウエアにより両者が合致することが確認されたと
きに、鍵カード2が指定する錠前についてアクセス権を
有する人物と判定して、指定した錠前を解錠する。
者は鍵カード2をカードリーダライタ42に挿入してタ
ブレット43に自分が登録時に決めた符号を入力する。
制御ユニット41は、鍵カード2が真正なICカードで
あることを確認し、どの錠前に対応するものかを、鍵カ
ード2のCPUを介して提供される記録内容から確認す
る。次にタブレット43から入力されたサインなどの人
証情報を鍵カード2から提供される本人認証データと照
合して同一であるかどうかを判定する。認証データ照合
ソフトウエアにより両者が合致することが確認されたと
きに、鍵カード2が指定する錠前についてアクセス権を
有する人物と判定して、指定した錠前を解錠する。
【0037】使用者が許可された管理領域以外にアクセ
スするとセンサが作動して警報を発生する。不正アクセ
スがあったときは、錠前が自動的に施錠されて不正アク
セス者を室内に閉じ込めるようにしても良い。なお、鍵
カード2に基づいて解錠が許可されたときに、錠前また
は部屋や棚に設けられた表示灯の点灯により許可された
対象を表示して、善意の者が誤ったアクセスをすること
を防止するようにしても良い。
スするとセンサが作動して警報を発生する。不正アクセ
スがあったときは、錠前が自動的に施錠されて不正アク
セス者を室内に閉じ込めるようにしても良い。なお、鍵
カード2に基づいて解錠が許可されたときに、錠前また
は部屋や棚に設けられた表示灯の点灯により許可された
対象を表示して、善意の者が誤ったアクセスをすること
を防止するようにしても良い。
【0038】対象とする部屋のセキュリティの高さによ
り要求する認証の深さを予め決めておくことができる。
単に鍵カード2を提示すればアクセスを認める水準であ
ってもよく、予め入力した符号と形状、筆順、筆圧が一
致することを要求しても良い。また、暗証番号とサイン
など複合した保証を要求するより高度な水準であっても
よい。なお、これらの異なる水準のセキュリティに対応
して複数の認証情報を1枚の鍵カード2に格納しておい
て、アクセスする錠前毎に対応する認証データを読み出
して照合するようにしても良い。
り要求する認証の深さを予め決めておくことができる。
単に鍵カード2を提示すればアクセスを認める水準であ
ってもよく、予め入力した符号と形状、筆順、筆圧が一
致することを要求しても良い。また、暗証番号とサイン
など複合した保証を要求するより高度な水準であっても
よい。なお、これらの異なる水準のセキュリティに対応
して複数の認証情報を1枚の鍵カード2に格納しておい
て、アクセスする錠前毎に対応する認証データを読み出
して照合するようにしても良い。
【0039】さらに、保管庫5の側に複数の異なる人証
データ入力手段を備えておいて、必要とする認証の水準
により使い分けることもできる。一般に高いセキュリテ
ィレベルに対応する認証情報は人証データ入力に手間が
掛かるため、低度の安全性しか要求しない錠前ではより
簡単な認証方法を用いて使用者の便宜を優先することも
できる。また、複数の種類から的確な認証情報を選択さ
せることにより不正アクセスを排除しやすくすることも
できる。どの種類の人証データをどの様に組み合わせる
かを使用者自身に選択させるようにすると、他人の成り
澄ましがさらに困難になり安全性がより向上する。
データ入力手段を備えておいて、必要とする認証の水準
により使い分けることもできる。一般に高いセキュリテ
ィレベルに対応する認証情報は人証データ入力に手間が
掛かるため、低度の安全性しか要求しない錠前ではより
簡単な認証方法を用いて使用者の便宜を優先することも
できる。また、複数の種類から的確な認証情報を選択さ
せることにより不正アクセスを排除しやすくすることも
できる。どの種類の人証データをどの様に組み合わせる
かを使用者自身に選択させるようにすると、他人の成り
澄ましがさらに困難になり安全性がより向上する。
【0040】また、本管理システムでは錠前にアクセス
する個人が明確に把握できるので、いつ、誰が、どの保
管室(あるいは保管棚等)にアクセスしたかを自動的に
記録しておくことができる。なお、停電した時や電源ケ
ーブルが切断されたときには、システムは機密上安全側
にロックされるようになっている。保管庫を破壊行為な
どを含め異常が起こったときには管理室に警報する機構
を備えることが好ましい。なお、緊急時にはロックを解
除できる管理者用の認証レベルを備えておくことが好ま
しい。本実施例の説明は、書類の管理について記載した
が、薬品を危険度に従って管理する薬品庫、薬品棚やロ
ッカーなどの要求に対しても全く同じ実施例を適用する
ことができる。
する個人が明確に把握できるので、いつ、誰が、どの保
管室(あるいは保管棚等)にアクセスしたかを自動的に
記録しておくことができる。なお、停電した時や電源ケ
ーブルが切断されたときには、システムは機密上安全側
にロックされるようになっている。保管庫を破壊行為な
どを含め異常が起こったときには管理室に警報する機構
を備えることが好ましい。なお、緊急時にはロックを解
除できる管理者用の認証レベルを備えておくことが好ま
しい。本実施例の説明は、書類の管理について記載した
が、薬品を危険度に従って管理する薬品庫、薬品棚やロ
ッカーなどの要求に対しても全く同じ実施例を適用する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明の錠前
管理システムは、予め許可された人間自身しか錠前の解
錠ができないようにするシステムで、認可された人物の
認証を正しく行うため、保管物の高度の安全が確保でき
る。このシステムを適用することにより従来より安全度
の高い保管庫管理システムや貸金庫管理システムを構築
することができる。
管理システムは、予め許可された人間自身しか錠前の解
錠ができないようにするシステムで、認可された人物の
認証を正しく行うため、保管物の高度の安全が確保でき
る。このシステムを適用することにより従来より安全度
の高い保管庫管理システムや貸金庫管理システムを構築
することができる。
【図1】本発明の錠前管理システムの第1の実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の錠前管理システムの第2の実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 鍵カード発行所 11 ホストコンピュータ 12 データ入出力装置 13 人証データ入力装置 14 鍵ICカード発行用リーダライタ 2 鍵カード 3 貸金庫 31 解錠処理装置 32 金庫 5 保管庫 51,52,53 保管室 54,55,56 小部屋 57 セーフティボックス 58 異常検知センサ 4 錠前管理装置 41 制御ユニット 42 ICカードリーダライタ 43 タブレット 44 インターフェース
Claims (8)
- 【請求項1】 ICカードリーダと人証データ入力装置
を備え、利用者の本人認証データを記録したICカード
を前記ICカードリーダで読み、前記人証データ入力装
置から入力された人証データと前記ICカードに記録さ
れた本人認証データを照合して認証に合格したときに対
応する錠前を解錠することを特徴とする錠前管理システ
ム。 - 【請求項2】 前記ICカードに記録される本人認証デ
ータが、利用者が所有する生体情報データもしくは利用
者が作成する情報データであることを特徴とする請求項
1記載の錠前管理システム。 - 【請求項3】 前記ICカードに記録できる本人認証デ
ータの種類が複数あって、選択して記録できることを特
徴とする請求項1または2記載の錠前管理システム。 - 【請求項4】 前記人証データ入力装置が前記選択でき
る本人認証データの種類のうち少なくとも2種以上に対
応して設置されていることを特徴とする請求項3記載の
錠前管理システム。 - 【請求項5】 前記ICカードにより解錠できる錠前が
複数あって、それぞれについて適用する本人認証データ
の種類を選択することができることを特徴とする請求項
3または4記載の錠前管理システム。 - 【請求項6】 前記錠前が金庫に設けられていることを
特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の錠前管理
システム。 - 【請求項7】 前記錠前が複数の管理区分に分けられた
保管庫の管理区分毎に設けられていて管理区分毎に適用
する本人認証データが選択できることを特徴とする請求
項3から5のいずれかに記載の錠前管理システム。 - 【請求項8】 前記管理区分に異物介入検知手段が設け
られていて認証に合格した管理区分における前記検知手
段の作動を停止させることを特徴とする請求項7記載の
錠前管理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10323129A JP2000145219A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 錠前管理システム |
PCT/JP1999/002599 WO1999060485A1 (fr) | 1998-05-21 | 1999-05-19 | Systeme de carte d'authentification |
AU38489/99A AU3848999A (en) | 1998-05-21 | 1999-05-19 | Authentication card system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10323129A JP2000145219A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 錠前管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000145219A true JP2000145219A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18151420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10323129A Pending JP2000145219A (ja) | 1998-05-21 | 1998-11-13 | 錠前管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000145219A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005502563A (ja) * | 2001-09-13 | 2005-01-27 | エム. エイ. リヴァルト インコーポレイテッド | 自動パッケージピックアップ及び配送に関するシステム及び方法 |
JP2005139621A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Glory Ltd | 物品預かり機 |
JP2007291671A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Omron Corp | 入退室管理システム |
US7484657B2 (en) | 2005-07-14 | 2009-02-03 | International Business Machines Corporation | On-demand physically secure data storage |
US7543755B2 (en) | 2001-12-28 | 2009-06-09 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electronic key, electronic locking apparatus, electronic security system, and key administering server |
JP2011063997A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Sumitomo Mitsui Banking Corp | 金庫室の管理システム、金庫室の管理方法及び金庫室 |
CN107393262A (zh) * | 2017-07-18 | 2017-11-24 | 南京耀泽电子科技有限公司 | 一种定位呼救系统及其救援方法 |
JP2018071317A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | グローリー株式会社 | 鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法 |
JP2020133987A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | ホシザキ株式会社 | 貯蔵庫 |
JP2024028241A (ja) * | 2017-07-14 | 2024-03-01 | ア ラ カルト メディア,インコーポレイテッド | 価値のある電子装置の分散遠隔収集のための低コストの器具および方法 |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP10323129A patent/JP2000145219A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005502563A (ja) * | 2001-09-13 | 2005-01-27 | エム. エイ. リヴァルト インコーポレイテッド | 自動パッケージピックアップ及び配送に関するシステム及び方法 |
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CN107393262A (zh) * | 2017-07-18 | 2017-11-24 | 南京耀泽电子科技有限公司 | 一种定位呼救系统及其救援方法 |
CN107393262B (zh) * | 2017-07-18 | 2023-02-10 | 南京耀泽电子科技有限公司 | 一种定位呼救系统及其救援方法 |
JP2020133987A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | ホシザキ株式会社 | 貯蔵庫 |
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