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JP2001012564A - 主軸変速装置 - Google Patents

主軸変速装置

Info

Publication number
JP2001012564A
JP2001012564A JP11182996A JP18299699A JP2001012564A JP 2001012564 A JP2001012564 A JP 2001012564A JP 11182996 A JP11182996 A JP 11182996A JP 18299699 A JP18299699 A JP 18299699A JP 2001012564 A JP2001012564 A JP 2001012564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
drive
shaft
transmission
transmission gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11182996A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Mori
收 森
Koji Nakano
浩次 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mori Seiki Co Ltd filed Critical Mori Seiki Co Ltd
Priority to JP11182996A priority Critical patent/JP2001012564A/ja
Publication of JP2001012564A publication Critical patent/JP2001012564A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音や歯車の損傷を生じることなく、確実に変
速を行うことができる主軸変速装置を提供する。 【解決手段】駆動軸,中間軸及び主軸と、駆動軸に設け
られた駆動歯車列と、主軸に設けられた受動歯車と、中
間軸に摺動自在に設けられ、駆動歯車列に噛合する変速
歯車列と、中間軸に設けられ、受動歯車と噛合する伝達
歯車と、変速歯車列を中間軸に沿って移動せしめるシフ
ト機構と、シフト機構の作動を制御するシフト制御手段
25とを備える。シフト機構をボールネジ,ナット及び
サーボモータなどの駆動機構から構成する。中間軸の角
度位置を認識する中間軸角度認識手段11,27を設
け、駆動軸の角度位置を認識する駆動軸角度認識手段1
0,26を設ける。認識された中間軸の角度位置及び駆
動軸の角度位置を基に、シフト制御手段25において、
噛合対象の変速歯車及び駆動歯車が噛合可能な状態にあ
るか否かを判断し、噛合可能な状態となったときにサー
ボモータ3を駆動して変速歯車と駆動歯車とを噛合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯車比の異なる複
数組の歯車を備え、その掛け合わせ(組合せ)を変える
ことによって、工作機械の主軸回転数を多段的に変化さ
せる主軸変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した主軸変速装置の一例を図4に示
す。同図に示すように、この主軸変速装置100は、旋
盤などの主軸台101を構成するギヤボックス102内
に設けられるもので、相互に平行に配設された主軸10
3,駆動軸106,第1中間軸112及び第2中間軸1
17と、主軸103に設けられた受動歯車105と、駆
動軸106に設けられた駆動歯車列111と、第1中間
軸112に設けられた変速歯車列115及び伝達歯車1
16と、第2中間軸117に設けられた伝達歯車11
9,120と、変速歯車列115を第1中間軸に沿って
移動させるシフト機構121と、このシフト機構121
の作動を制御するシフト制御手段(図示せず)などから
なる。尚、図5は前記ギヤボックス102を矢示A方向
から視た側面図であるが、前記主軸103,駆動軸10
6,第1中間軸112及び第2中間軸117の設けられ
る位置関係は、同図に示した如くなっている。
【0003】前記駆動軸106はベアリング107,1
08により回転自在に支持されたスプライン軸からな
り、前記駆動歯車列111は中心部にそれぞれスプライ
ン穴を備えた3つの駆動歯車111a,111b,11
1cからなる。駆動歯車111a,111b,111c
はそのスプライン穴に駆動軸106が嵌挿された状態で
この駆動軸106に係合し、これと共に回転するように
なっている。尚、駆動歯車111a,111b,111
cの歯数はそれぞれで異なっており、駆動歯車111b
が最も少なく、ついで駆動歯車111c,駆動歯車11
1aの順に多くなっている。また、駆動軸106の一方
端には駆動プーリ109が設けられており、これに巻き
掛けられた駆動ベルト110を介し、主軸モータ(図示
せず)からこの駆動軸106に動力が伝達される。
【0004】前記第1中間軸112は、ベアリング11
3,114により回転自在に支持され、且つこのベアリ
ング113,114間の外周部にスプラインが形成され
た軸からなる。また、前記変速歯車列115は、中心部
にスプライン穴が設けられた軸付の変速歯車115a、
及びこの変速歯車115aの軸部に外嵌され、これと一
体的に設けられた変速歯車115b,115cからな
る。変速歯車115aはそのスプライン穴に前記第1中
間軸112が嵌挿された状態でこれに係合しており、変
速歯車115b,115cとともにこれらと一体となっ
て第1中間軸112の軸方向に移動し、第1中間軸11
2とともに回転するようになっている。
【0005】尚、変速歯車115a,115b,115
cの歯数はそれぞれで異なっており、変速歯車115a
が最も少なく、ついで変速歯車115c,変速歯車11
5bの順に多くなっている。そして、これらが前記第1
中間軸112の軸方向に沿って移動し、右側の移動端に
位置した際に、変速歯車115cが駆動歯車111cに
噛合し、左側の移動端に位置した際に、変速歯車115
aが駆動歯車111aに噛合し、その中間に位置した際
に、変速歯車115bが駆動歯車111bに噛合するよ
うになっている。また、前記ベアリング114より右側
の第1中間軸112には伝達歯車116が係止されてお
り、これとともに回転するようになっている。
【0006】前記第2中間軸117は、ベアリング11
8などによって回転自在に支持されており、この第2中
間軸117に軸付の伝達歯車120が係止され、更にこ
の伝達歯車120の軸部に伝達歯車119が外嵌され、
これら伝達歯車119,120が一体となり第2中間軸
117とともに回転するようになっている。また、伝達
歯車120は主軸103に係止された受動歯車105と
噛合している。そして、相互に噛合した前記駆動歯車列
111及び変速歯車列115、伝達歯車116,11
9,120並びに受動歯車105を介して、主軸モータ
(図示せず)の動力が主軸103に伝達され、これが回
転する。
【0007】シフト機構121は、前記駆動軸106及
び第1中間軸112などに対して平行に配設されたスプ
ライン軸122と、スプライン穴を備え、このスプライ
ン穴に前記スプライン軸122が嵌挿されて、このスプ
ライン軸122に沿って移動可能となったホルダ125
と、このホルダ125をスプライン軸122に沿って移
動せしめるピストン123などからなる。このピストン
123には、その後端部に支持部材127を介して3つ
のリミットスイッチ128,129,130が取り付け
られる一方、そのピストンロッド124の一方端(前
側)に駆動ロッド126が連結され、他方端(後側)に
検出ドグ131が固設されている。また、前記ホルダ1
25は略コの字形状をした部材からなり、前記駆動ロッ
ド126に固設され、2点鎖線で図示するように、その
凹部内に前記変速歯車115bを保持している。
【0008】斯くして、ピストン123を駆動してホル
ダ125をスプライン軸122に沿って移動させると、
このホルダ125に保持された前記変速歯車列115が
第1中間軸112に沿って移動せしめられ、前記駆動歯
車列111と変速歯車列115との掛け合わせが変更さ
れて、主軸103の回転数が多段的に変更される。因み
に、本例では、変速歯車115aと駆動歯車111aが
噛合した状態の回転数が最も低く(第1速)、次に、変
速歯車115cと駆動歯車111cが噛合した状態の回
転数が高く(第2速)、変速歯車115bと駆動歯車1
11bが噛合した状態の回転数が最も高い(第3速)。
ピストン123はこのような変速を行うために、変速歯
車115cが駆動歯車111cと噛合する右側移動端
(第2速位置)、変速歯車115aが駆動歯車111a
と噛合する左側移動端(第1速位置)、変速歯車115
bが駆動歯車111bと噛合する中間位置(第3速位
置)、及び変速歯車列115と駆動歯車列111が噛合
しない位置であって前記第2速位置と第3速位置との中
間位置(ニュートラル位置)の4カ所に、前記変速歯車
列115を位置決めできるようになっている。
【0009】そして、変速歯車列115が第2速位置に
位置決めされると検出ドグ131がリミットスイッチ1
30に接触してこれが検出され、同様に、第3速位値に
位置決めされると検出ドグ131がリミットスイッチ1
28に接触してこれが検出され、第1速位値に位置決め
されると検出ドグ131がリミットスイッチ129に接
触してこれが検出される。また、変速歯車列115がニ
ュートラル位置にあるときには、いずれのリミットスイ
ッチ128,129,130からも検出信号が出力され
ず、逆にこのことによって変速歯車列115がニュート
ラル位置にあることが検出される。
【0010】尚、前記シフト制御手段(図示せず)は、
工作機械の作動を制御する制御装置から変速指令を受
け、当該変速指令に従ってピストン123を動作させ、
ホルダ125を第1速位置、第2速位置、第3速位置及
びニュートラル位置のいずれかに移動させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の主軸変速装置100には、以下に説明するような問
題があった。
【0012】即ち、例えば、前記第1速から第3速に変
速する場合、従来の主軸変速装置100によると、ま
ず、変速歯車115aが駆動歯車111aに噛合し、駆
動軸106及び第1中間軸112が設定された減速比で
もってゆっくりと回転している状態で前記ピストン12
3が駆動され、このピストン123の作動により変速歯
車列115が駆動歯車111b側に移動せしめられて駆
動歯車111aと変速歯車115aとの噛合関係が解除
される。そしてこの後、変速歯車115bが駆動歯車1
11bに当接せしめられ、これら変速歯車115b及び
駆動歯車111bが相互に摺動して噛合可能な状態とな
ったとき、両者が噛合されるようになっている。このた
め、変速歯車115bと駆動歯車111bとが当接した
際、これらの歯同士が衝突して騒音を生じたり、その際
の衝撃によって歯面が損傷するといった問題を生じてい
た。
【0013】一方、このような問題を解決すべく、ピス
トン123の駆動力を下げて、変速歯車115b,駆動
歯車111b相互間の当接力を下げると、変速歯車11
5b及び駆動歯車111bの歯の面取り部同士が係合し
て両者が連れ回り状態となり、これらが完全に噛合する
ことができない、即ち、変速を完了することができない
という問題を生じ、却って問題となる。
【0014】本発明は、以上の実情に鑑みなされたもの
であって、騒音や歯車の損傷を生じることなく、確実に
変速を行うことができる主軸変速装置の提供を目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するための本発明の請求項1に係る発明は、相互に
平行に配設された駆動軸,中間軸及び主軸と、前記駆動
軸に設けられた複数の駆動歯車からなる駆動歯車列と、
前記主軸に設けられた受動歯車と、前記中間軸にその軸
方向に移動自在に設けられた複数の変速歯車からなり、
一体的に移動して、一つの変速歯車がこれに対応した一
つの前記駆動歯車と噛合する変速歯車列と、前記中間軸
に設けられ、前記受動歯車と噛合する伝達歯車と、前記
変速歯車列を前記中間軸に沿って移動せしめるシフト機
構と、該シフト機構の作動を制御するシフト制御手段と
を備えた主軸変速装置において、前記シフト機構を、前
記変速歯車列を保持する保持部と、該保持部を前記中間
軸に沿って移動せしめるボールネジ及びナットと、該ボ
ールネジを駆動するサーボモータとから構成し、前記中
間軸の角度位置を認識する中間軸角度認識手段を設け、
前記駆動軸の角度位置を認識する駆動軸角度認識手段を
設けるとともに、前記シフト制御手段を、前記中間軸角
度認識手段により認識された前記中間軸の角度位置、及
び前記駆動軸角度認識手段により認識された前記駆動軸
の角度位置を基に、噛合対象の前記変速歯車及び駆動歯
車が相互に噛合可能な状態にあるか否かを判断し、噛合
可能な状態となったときに前記サーボモータを駆動して
前記変速歯車を移動させ、前記変速歯車と駆動歯車とを
噛合させるように構成したことを特徴とする。
【0016】工作機械の作動を制御する制御装置から変
速指令を受信すると、シフト制御手段は、まず、シフト
機構のサーボモータを駆動して、変速歯車列を保持した
保持部をこれと共に中間軸に沿って移動させ、変速前に
噛合している変速歯車と駆動歯車との間の当該噛合関係
を解除する。尚、このとき駆動軸及び中間軸は設定され
た回転比でもってゆっくりと回転している。次に、シフ
ト制御手段は、中間軸角度認識手段により認識された前
記中間軸の角度位置、及び駆動軸角度認識手段により認
識された前記駆動軸の角度位置を基に、噛合対象の前記
変速歯車及び駆動歯車が相互に噛合可能な状態にあるか
否かを判断し、噛合可能な状態となったとき、即ち、一
方の歯車の歯先と他方の歯車の歯底が一致したときに、
再度前記サーボモータを駆動して前記変速歯車列を中間
軸に沿って移動させ、前記噛合対象の変速歯車と駆動歯
車とを噛合させる。以上により、指令された変速を完了
する。
【0017】このように、この発明によれば、変速に際
し、噛合位置における噛合対象の変速歯車及び駆動歯車
の歯先/歯底が相互間で逆になっていることを確認した
上で、これらを噛合させるようにしているので、変速歯
車と駆動歯車とを相互に当接させることなく噛合させる
ことができる。これにより、変速歯車と駆動歯車の歯同
士が衝突して騒音を生じたり、その際の衝撃によって歯
面が損傷したり、或いは歯の面取り部同士が係合して両
者が連れ回り状態となり、これらが完全に噛合すること
ができないといった従来のような問題を生じるのを防止
することができ、かかる変速歯車と駆動歯車とを確実に
噛合させることができる。
【0018】尚、請求項1に係る発明においては、噛合
対象の変速歯車及び駆動歯車が相互に噛合可能な状態に
あるか否かを、中間軸の角度位置及び駆動軸の角度位置
を基に判断するように構成したが、本発明の請求項2に
係る発明におけるように、これを、変速歯車位相認識手
段により認識された噛合対象の変速歯車の位相、即ち、
変速歯車の歯先が噛合位置にあるのか或いは歯底が噛合
位置にあるのかという位置状態、及び駆動歯車位相認識
手段により認識された噛合対象の駆動歯車の位相、即
ち、駆動歯車の歯先が噛合位置にあるのか或いは歯底が
噛合位置にあるかという位置状態を基に判断するように
構成しても良い。このようにしても、請求項1の発明に
おける効果と同様の効果が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。
【0020】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に
係る主軸変速装置を示す断面図であり、図2は、本実施
形態に係る主軸制御装置全体を示すブロック図である。
尚、図1及び図2に示すように、本例の主軸変速装置1
は、図4に示した従来の主軸変速装置100の一部構成
を変更するとともに、従来のシフト制御手段と機能の異
なるシフト制御部25などを設けて、これを構成したも
のである。したがって、図1において、図4に示した従
来の主軸変速装置100と同じ構成部分については同一
の符号を付し、以下の説明においては当該構成部分の詳
しい説明を省略する。
【0021】図1に示すように、本例の主軸変速装置1
は、前記駆動軸106の端部に固設され、この駆動軸1
06の回転角度位置を検出する駆動軸エンコーダ10
と、前記第1中間軸112の端部に固設され、この第1
中間軸112の回転角度位置を検出する中間軸エンコー
ダ11と、図4に示したシフト機構121に代えて設け
られたこれと構成の異なるシフト機構2とを備えてい
る。
【0022】前記シフト機構2は、所定間隔を隔てて並
設されるとともに、前記駆動軸106及び第1中間軸1
12などに対して平行に配設されたスプライン軸9及び
ボールネジ4と、スプライン穴を備え、このスプライン
穴に前記スプライン軸9が嵌挿されて、このスプライン
軸9に沿って移動可能となったホルダ6と、このホルダ
6に固設されるとともに、前記ボールネジ4に螺合せし
められたナット5と、前記ボールネジ4の端部に連結さ
れ、このボールネジ4を軸中心に回転せしめるサーボモ
ータ3などからなる。前記ホルダ6は略コの字形状をし
た部材からなり、2点鎖線で図示するように、その凹部
内に前記変速歯車115bを保持している。また、前記
ボールネジ4はその両端部がそれぞれベアリング7,8
によって支持され、回転自在となっている。また、サー
ボモータ3にはエンコーダ3aが付設されており、この
エンコーダ3aによってボールネジ4の回転角度位置が
検出されるようになっている。
【0023】また、前記駆動軸エンコーダ10及び中間
軸エンコーダ11は、共にアブソリュート型のロータリ
エンコーダからなり、駆動軸エンコーダ10は駆動軸1
06に予め設定された基準位置(軸芯を中心とした回転
方向において任意に設定された角度位置である。以下、
これを原点位置という。)の角座標系における角度位置
を検出し、中間軸エンコーダ11は第1中間軸112に
予め設定された原点位置の角座標系における角度位置を
検出する。そして、本例では、駆動歯車111a,11
1b,111cの各歯先位置が前記駆動軸106の原点
位置と一致するように、これを駆動軸106に取り付け
る一方、変速歯車115a,115b,115cの各歯
底位置が前記第1中間軸112の原点位置と一致するよ
うに、これを第1中間軸112に取り付けている。尚、
かかる取付け関係は、これに限定されるものではなく、
要は、駆動歯車111a,111b,111cと変速歯
車115a,115b,115cの歯先/歯底の位置関
係が原点位置において相互に逆になるように、これらが
取り付けられていれば良い。
【0024】以上の構成を備えた主軸変速装置1は、図
2に示したシフト制御部25により、その作動が制御さ
れる。上述したように、図2には、工作機械の主軸系を
制御する主軸制御装置20の全体構成を示しているが、
図示する如く、この主軸制御装置20は、前記シフト制
御部25の他、主軸モータ23の作動を制御する主軸モ
ータ制御部22、これら主軸モータ制御部22及びシフ
ト制御部25のそれぞれに指令を与える主軸制御部2
1、前記変速歯車列115と駆動歯車列111との噛合
位置を基準とした前記駆動軸106の前記原点位置の角
度を算出する駆動軸角度認識部26、並びに前記噛合位
置を基準とした前記第1中間軸112の前記原点位置の
角度を算出する中間軸角度認識部27からなる。以下、
各部の機能について説明する。
【0025】前記主軸制御部21は、工作機械の作動を
制御する制御装置(例えば、CNC装置)から主軸回転
に関する指令を受信し、受信した指令が変速を伴う回転
指令である場合には、主軸モータ制御部22及びシフト
制御部25にそれぞれ当該回転指令に応じた指令を出力
し、受信した指令が変速を伴なわない回転指令である場
合には、これに応じた指令を主軸モータ制御部22に出
力する。そして、主軸モータ制御部22は主軸制御部2
1から受信した指令に基づいて、主軸モータ23を駆動
し、主軸エンコーダ24からのフィードバック信号を得
て、当該主軸モータ23の回転数が指令回転数となるよ
うにこれをフィードバック制御する。
【0026】前記シフト制御部25は、前記主軸制御部
21からの変速指令に応じサーボモータ3を駆動して前
記ホルダ6をスプライン軸9に沿って移動させ、これに
より前記変速歯車列115を第1中間軸112に沿って
移動させて、変速歯車115a,115b,115cと
駆動歯車111a,111b,111cとの掛け合わせ
を変更する。尚、前記ホルダ6のスプライン軸9上にお
ける位置は、前記エンコーダ3aによって検出される前
記サーボモータ3の回転位置を基に、このシフト制御部
25において算出されるようになっており、シフト制御
部25は前記主軸制御部21からの変速指令に応じた組
合せとなるように、前記変速歯車列115を前記第1速
位置,第2速位置,第3速位置又はニュートラル位置に
移動させる。
【0027】前記駆動軸角度認識部26には、前記駆動
軸エンコーダ10に係る角座標系における前記噛合位置
の角度データが予め記憶されており、前記駆動軸角度認
識部26は、この噛合位置の角度データを基に、前記駆
動軸エンコーダ10から入力される前記原点位置の角度
データを補正して、前記噛合位置を基準とした前記駆動
軸106の原点位置の角度、即ち、前記駆動軸106の
原点位置が前記噛合位置から何度の位置にあるかを算出
する。そして、算出された角度データがこの駆動軸角度
認識部26から前記シフト制御部25に送信される。ま
た、同様に、前記中間軸角度認識部27には、前記中間
軸エンコーダ11に係る角座標系における前記噛合位置
の角度データが予め記憶されており、前記中間軸角度認
識部27は、この噛合位置の角度データを基に、前記中
間軸エンコーダ11から入力される前記原点位置の角度
データを補正して、前記噛合位置を基準とした前記第1
中間軸112の原点位置の角度、即ち、前記第1中間軸
112の原点位置が前記噛合位置から何度の位置にある
かを算出する。そして、算出された角度データがこの中
間軸角度認識部27から前記シフト制御部25に送信さ
れる。
【0028】シフト制御部25は、主軸制御部21から
変速指令を受け、サーボモータ3を駆動して駆動歯車列
111と変速歯車列115との間の従前の噛合状態を解
除した後、一旦当該サーボモータ3の駆動を停止し、次
に、前記駆動軸角度認識部26から入力される前記駆動
軸106の原点位置の角度データ、及び前記中間軸角度
認識部27から入力される前記第1中間軸112の原点
位置の角度データを基に、噛合対象の変速歯車115
a,115b,115cと駆動歯車111a,111
b,111cとが噛合可能な状態にあるか否かを判断
し、噛合可能な状態となったときに再度サーボモータ3
を急加速で駆動して変速歯車列115を移動させ、噛合
対象の変速歯車115a,115b,115cと駆動歯
車111a,111b,111cと噛合させる。上述し
たように、本例では、駆動歯車111a,111b,1
11cは、その各歯先位置が駆動軸106の原点位置と
一致するように駆動軸106に取り付けられ、変速歯車
115a,115b,115cは、その各歯底位置が前
記第1中間軸112の原点位置と一致するように第1中
間軸112に取り付けられている。したがって、駆動軸
106の原点位置及び第1中間軸112の原点位置の双
方が共に前記噛合位置に位置したとき、駆動歯車111
a,111b,111cの歯先と変速歯車115a,1
15b,115cの歯底とが噛合位置において一致し、
両者を噛合させることができるようになる。そこで、本
例のシフト制御部25においては、駆動軸106の原点
位置及び第1中間軸112の原点位置の双方が共に前記
噛合位置に位置したとき、噛合対象の変速歯車115
a,115b,115cと駆動歯車111a,111
b,111cとが噛合可能な状態にあると判断するよう
にしている。
【0029】斯くして、本例の主軸変速装置1による
と、変速に際し、噛合位置における噛合対象の変速歯車
115a,115b,115c及び駆動歯車111a,
111b,111cの歯先/歯底が相互間で逆になって
いることを確認した上で、これらを噛合させるようにし
ているので、変速歯車115a,115b,115cと
駆動歯車111a,111b,111cとを相互に当接
させることなく噛合させることができる。これにより、
変速歯車115a,115b,115cと駆動歯車11
1a,111b,111cの歯同士が衝突して騒音を生
じたり、その際の衝撃によって歯面が損傷したり、或い
は歯の面取り部同士が係合して両者が連れ回り状態とな
り、これらが完全に噛合することができないといった問
題が生じるるのを防止することができ、かかる変速歯車
115a,115b,115cと駆動歯車111a,1
11b,111cとを確実に噛合させることができる。
【0030】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について図3に基づいて説明する。尚、本例の
主軸変速装置は、上述した第1の実施形態に係る主軸変
速装置1のシフト制御部25,駆動軸角度認識部26及
び中間軸角度認識部27に代えて、これと機能の異なる
シフト制御部31,駆動歯車位相認識部32及び変速歯
車位相認識部33を設けた点が、第1の実施形態に係る
主軸変速装置1の構成と異なるのみである。したがっ
て、第1の実施形態に係る主軸変速装置1と同じ構成に
ついては同一の符号を付してその詳しい説明を省略す
る。
【0031】図3に示すように、本例の主軸制御装置3
0は、前記駆動歯車111a,111b,111cの位
相を認識する駆動歯車位相認識部32と、前記変速歯車
115a,115b,115cの位相を認識する変速歯
車位相認識部33と、前記駆動歯車位相認識部32によ
り認識された噛合対象の駆動歯車111a,111b,
111cの位相、及び前記変速歯車位相認識部33によ
り認識された噛合対象の変速歯車115a,115b,
115cの位相を基に、この噛合対象の駆動歯車111
a,111b,111c及び変速歯車115a,115
b,115cが相互に噛合可能な状態にあるか否かを判
断し、噛合可能な状態となったときに前記サーボモータ
3を駆動して変速歯車列115を移動させ、噛合対象の
駆動歯車111a,111b,111cと変速歯車11
5a,115b,115cとを噛合させるシフト制御部
31とを備えている。尚、本例においても、上記第1の
実施形態におけると同様に、駆動歯車111a,111
b,111cの各歯先位置が前記駆動軸106の原点位
置と一致するように、これを駆動軸106に取り付ける
一方、変速歯車115a,115b,115cの各歯底
位置が前記第1中間軸112の原点位置と一致するよう
に、これを第1中間軸112に取り付けている。
【0032】前記駆動歯車位相認識部32には、前記駆
動軸エンコーダ10に係る角座標系における前記噛合位
置の角度データ、駆動歯車111a,111b,111
cの歯先が前記原位置に位置していること、及び各駆動
歯車111a,111b,111cの歯数が予め記憶さ
れており、前記駆動歯車位相認識部32は、これらのデ
ータ及び前記駆動軸エンコーダ10から入力される前記
原点位置の角度データを基に、前記噛合位置における各
駆動歯車111a,111b,111cの位相、即ち、
各駆動歯車111a,111b,111cの歯先が噛合
位置にあるのか或いは歯底が噛合位置にあるのかという
位置状態を検出する。そして、検出された位相データが
この駆動歯車位相認識部32から前記シフト制御部31
に送信される。
【0033】また、同様に、前記変速歯車位相認識部3
3には、前記中間軸エンコーダ11に係る角座標系にお
ける前記噛合位置の角度データ、変速歯車115a,1
15b,115cの歯底が前記原位置に位置しているこ
と、及び各変速歯車115a,115b,115cの歯
数が予め記憶されており、前記変速歯車位相認識部33
は、これらのデータ及び前記中間軸エンコーダ11から
入力される前記原点位置の角度データを基に、前記噛合
位置における各変速歯車115a,115b,115c
の位相、即ち、各駆動歯車115a,115b,115
cの歯先が噛合位置にあるのか或いは歯底が噛合位置に
あるのかという位置状態を検出する。そして、検出され
た位相データがこの変速歯車位相認識部33から前記シ
フト制御部31に送信される。
【0034】前記シフト制御部31は、前記主軸制御部
21から変速指令を受け、サーボモータ3を駆動して駆
動歯車列111と変速歯車列115との間の従前の噛合
状態を解除した後、一旦当該サーボモータ3の駆動を停
止し、次に、前記駆動歯車位相認識部32から入力され
る位相データの中から噛合対象の駆動歯車111a,1
11b,111cついての位相データを抽出するととも
に、前記変速歯車位相認識部33から入力される位相デ
ータの中から噛合対象の変速歯車115a,115b,
115cついての位相データを抽出してこれらを比較
し、当該位相が相互間で逆になっている場合、即ち、噛
合位置におけるそれぞれの歯先/歯底の位置関係が相互
間で逆になっている場合に、駆動歯車111a,111
b,111cと変速歯車115a,115b,115c
とが噛合可能な状態にあると判断し、再度サーボモータ
3を急加速で駆動して変速歯車列115を移動させ、噛
合対象の変速歯車115a,115b,115cと駆動
歯車111a,111b,111cと噛合させる。
【0035】このように、第2の実施形態にかかる変速
装置においても同様に、変速に際し、噛合位置における
噛合対象の変速歯車115a,115b,115c及び
駆動歯車111a,111b,111cの歯先/歯底が
相互間で逆になっていることを確認した上で、これらを
噛合させるようにしているので、変速歯車115a,1
15b,115cと駆動歯車111a,111b,11
1cとを相互に当接させることなく噛合させることがで
き、上述した第1の実施形態の主軸変速装置1における
と同様の効果を得ることができる。
【0036】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでない
ことは言うまでもない。例えば、変速歯車115a,1
15b,115c及び駆動歯車111a,111b,1
11cの歯数並びにその回転数によっては、変速歯車1
15a,115b,115cと駆動歯車111a,11
1b,111cの噛合位置における位相がほぼ同位相と
なり、これが逆位相になる、即ち、噛合可能な状態にな
るまで時間を要することが考えられる。この場合には、
主軸モータ23の回転速度を増速、若しくは減速させる
信号をシフト制御部25から主軸制御部21に出力し
て、主軸モータ23の回転速度、即ち、駆動歯車111
a,111b,111cの回転速度を変更するようにす
ると良い。
【0037】また、変速歯車115a,115b,11
5c及び駆動歯車111a,111b,111cの噛合
位置における位相は、近接スイッチなどによってこれら
変速歯車115a,115b,115c及び駆動歯車1
11a,111b,111cの歯先を検出することによ
り、これを検出するようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る主軸変速装置を示す
断面図である。
【図2】本実施形態に係る主軸制御装置の全体を示すブ
ロック図である。
【図3】変形例に係る主軸制御装置の全体を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来の主軸変速装置を示す断面図である。
【図5】図4に示したギヤボックスの矢示A方向の側面
図である。
【符号の説明】
1 主軸変速装置 2 シフト機構 3 サーボモータ 4 ボールネジ 5 ナット 6 ホルダ 9 スプライン軸 10 駆動軸エンコーダ 11 中間軸エンコーダ 25,31 シフト制御部 26 駆動軸角度認識部 27 中間軸角度認識部 32 変速歯車位相認識部 33 駆動歯車位相認識部 106 駆動軸 111 駆動歯車列 112 第1中間軸 115 変速歯車列

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に配設された駆動軸,中間軸
    及び主軸と、前記駆動軸に設けられた複数の駆動歯車か
    らなる駆動歯車列と、前記主軸に設けられた受動歯車
    と、前記中間軸にその軸方向に移動自在に設けられた複
    数の変速歯車からなり、一体的に移動して、一つの変速
    歯車がこれに対応した一つの前記駆動歯車と噛合する変
    速歯車列と、前記中間軸に設けられ、前記受動歯車と噛
    合する伝達歯車と、前記変速歯車列を前記中間軸に沿っ
    て移動せしめるシフト機構と、該シフト機構の作動を制
    御するシフト制御手段とを備えた主軸変速装置におい
    て、 前記シフト機構を、前記変速歯車列を保持する保持部
    と、該保持部を前記中間軸に沿って移動せしめるボール
    ネジ及びナットと、該ボールネジを駆動するサーボモー
    タとから構成し、 前記中間軸の角度位置を認識する中間軸角度認識手段を
    設け、 前記駆動軸の角度位置を認識する駆動軸角度認識手段を
    設けるとともに、 前記シフト制御手段を、前記中間軸角度認識手段により
    認識された前記中間軸の角度位置、及び前記駆動軸角度
    認識手段により認識された前記駆動軸の角度位置を基
    に、噛合対象の前記変速歯車及び駆動歯車が相互に噛合
    可能な状態にあるか否かを判断し、噛合可能な状態とな
    ったときに前記サーボモータを駆動して前記変速歯車を
    移動させ、前記変速歯車と駆動歯車とを噛合させるよう
    に構成したことを特徴とする主軸変速装置。
  2. 【請求項2】 相互に平行に配設された駆動軸,中間軸
    及び主軸と、前記駆動軸に設けられた複数の駆動歯車か
    らなる駆動歯車列と、前記主軸に設けられた受動歯車
    と、前記中間軸にその軸方向に移動自在に設けられた複
    数の変速歯車からなり、一体的に移動して、一つの変速
    歯車がこれに対応した一つの前記駆動歯車と噛合する変
    速歯車列と、前記中間軸に設けられ、前記受動歯車と噛
    合する伝達歯車と、前記変速歯車列を前記中間軸に沿っ
    て移動せしめるシフト機構と、該シフト機構の作動を制
    御するシフト制御手段とを備えた主軸変速装置におい
    て、 前記シフト機構を、前記変速歯車列を保持する保持部
    と、該保持部を前記中間軸に沿って移動せしめるボール
    ネジ及びナットと、該ボールネジを駆動するサーボモー
    タとから構成し、 前記変速歯車の位相を認識する変速歯車位相認識手段を
    設け、 前記駆動歯車の位相を認識する駆動歯車位相認識手段を
    設けるとともに、 前記シフト制御手段を、前記変速歯車位相認識手段によ
    り認識された前記噛合対象の変速歯車の位相、及び前記
    駆動歯車位相認識手段により認識された前記噛合対象の
    駆動歯車の位相を基に、該噛合対象の変速歯車及び駆動
    歯車が相互に噛合可能な状態にあるか否かを判断し、噛
    合可能な状態となったときに前記サーボモータを駆動し
    て前記変速歯車を移動させ、前記変速歯車と駆動歯車と
    を噛合させるように構成したことを特徴とする主軸変速
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014225A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Kitamura Mach Co Ltd ギヤヘッドと変速方法
JP2015016551A (ja) * 2014-09-16 2015-01-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014225A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Kitamura Mach Co Ltd ギヤヘッドと変速方法
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