[go: up one dir, main page]

JP2001003398A - ハイブリッド建設機械 - Google Patents

ハイブリッド建設機械

Info

Publication number
JP2001003398A
JP2001003398A JP11179683A JP17968399A JP2001003398A JP 2001003398 A JP2001003398 A JP 2001003398A JP 11179683 A JP11179683 A JP 11179683A JP 17968399 A JP17968399 A JP 17968399A JP 2001003398 A JP2001003398 A JP 2001003398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
motor
power
generator
electric power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11179683A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kagoshima
昌之 鹿児島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd, Kobe Steel Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP11179683A priority Critical patent/JP2001003398A/ja
Priority to AT00940793T priority patent/ATE383473T1/de
Priority to PCT/JP2000/004073 priority patent/WO2001000934A1/ja
Priority to DE60037740T priority patent/DE60037740T2/de
Priority to EP07100682A priority patent/EP1782991B1/en
Priority to EP00940793A priority patent/EP1219751B1/en
Priority to DE60040625T priority patent/DE60040625D1/de
Priority to KR10-2001-7016523A priority patent/KR100466766B1/ko
Publication of JP2001003398A publication Critical patent/JP2001003398A/ja
Priority to US10/893,262 priority patent/US7279801B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障等により発電機11や主バッテリ12か
ら電力を得ることができくなったときに、電動機を緊急
に作動させて安全性を確保する。 【解決手段】 エンジン10で駆動される発電機11の
電力と、発電機11の電力を充電可能な主バッテリ12
の電力と、補助バッテリ42の電力とで電動機15等を
作動可能にされたものである。通常運転時には発電機1
1および主バッテリ12の少なくとも一方の通常電力に
より電動機15等を作動させる一方、通常電力で電動機
15等を作動できない緊急運転時には補助バッテリ42
の補助電力で電動機15等を作動させるように切り換え
可能な切換スイッチ43を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとバッテ
リとを組み合わせて各種の作業を行うハイブリッドショ
ベル等のハイブリッド建設機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ショベル等の建設機械は、一般に、エン
ジンにより油圧ポンプを駆動し、その油圧によってアク
チュエータを駆動するように構成されているが、この構
成では、作業時における大きな負荷変動に対応するよう
にエンジン出力を大幅に変動させながら作業を行う必要
があるため、燃費効率が悪いと共に、騒音や排気ガス等
の環境上の点でも問題がある。
【0003】そこで、近年においては、エンジンに電動
機や発電機を連結し、エンジン出力の一部や全部を電力
に変換し、軽負荷の作業時に余った電力をバッテリに充
電しておく一方、重負荷の作業時にバッテリから電力を
取り出して重負荷の作業に利用するというハイブリッド
建設機械およびその制御装置が開発や提案されている
(実開平5−48501号公報や特開平10−4258
7号公報等)。そして、この構成であれば、例えば図4
に示すように、作業負荷(作業エネルギー)の変動分を
バッテリの充放電で平滑化することができるため、作業
負荷(作業エネルギー)が大幅に変動した場合であって
も、エンジン出力の変動を最小限に抑制することがで
き、結果として良好な燃費効率、低騒音化および排気ガ
スの低減化を実現することが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、エンジンや発電機、バッテリ等が故障す
ることによって、発電機やバッテリから電力を得ること
ができなくなると、電動機を作動させることができない
ため、以後の動作を行うことができない。従って、例え
ばショベルがブームを上昇したときに故障した場合に
は、ブームが上方で停止した状態となり、この状態が修
理を完了するまで放置されることになるため、安全上の
問題が発生する。
【0005】そこで、本発明は、故障等により発電機や
バッテリから電力を得ることができくなったときに、電
動機を緊急に作動させて安全性を確保することができる
ハイブリッド建設機械を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、エンジンで駆動される発電機の
電力と、該発電機の電力を充電可能な主バッテリの電力
と、補助バッテリの電力とで電動機を作動可能にされた
ハイブリッド建設機械であって、通常運転時には前記発
電機および主バッテリの少なくとも一方の通常電力によ
り前記電動機を作動させる一方、前記通常電力で電動機
を作動できない緊急運転時には前記補助バッテリの補助
電力で前記電動機を作動させるように切り換え可能な切
換手段を有することを特徴としている。
【0007】上記の構成によれば、通常運転時に発電機
や主バッテリ等の故障により電動機に対して通常電力を
供給することができなくなったときに、切換手段により
補助バッテリに切り換えることによって、補助バッテリ
からの補助電力で電動機を作動させて緊急運転すること
ができるため、建設機械を安全な場所に移動したり、安
全な姿勢に復帰して安全性を確保した後に、故障箇所の
修理を行うことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のハイブ
リッド建設機械であって、前記緊急運転時に、前記補助
電力で作動する電動機を選択可能な電動機選択手段を有
することを特徴としている。上記の構成によれば、電動
機選択手段で選択された電動機のみが補助電力で作動す
るため、多くの電動機を同時に作動させる必要のある主
バッテリよりも小さな容量の補助バッテリを採用するこ
とができる。これにより、補助バッテリを小型化するこ
とができるため、補助バッテリを搭載することによる建
設機械の大型化を必要最小限に抑制することができる。
さらに、誤操作による意図しない動作を防止することに
よって、より安全性を向上させることができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のハイブリッド建設機械であって、ハイブリッドショベ
ルであることを特徴としている。上記の構成によれば、
ハイブリッドショベルが例えばブームやアームを上昇さ
せる等の各種の姿勢をとるため、このような姿勢で停止
したときに好適に適用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図3に基づいて以下に説明する。尚、以降の説明におい
ては、シリーズ型ハイブリッド方式を採用したハイブリ
ッドショベルについて説明するが、パラレル型ハイブリ
ッド方式を採用したハイブリッドショベルに適用するこ
ともできる。本実施の形態に係るハイブリッド建設機械
であるハイブリッドショベルは、図3に示すように、下
部走行体1と、下部走行体1の上面中心部に旋回可能に
設けられた上部旋回体2と、上部旋回体2の前部に設け
られた堀削アタッチメント3とを有している。下部走行
体1は、両端部に平行配置された一対のクローラフレー
ム4と、各クローラフレーム4の周囲に回転可能に設け
られ、地面に対して面状に接地するクローラ5と、クロ
ーラ5を回転駆動する減速機35・36および電動機6
・7とを有している。そして、このように構成された下
部走行体1は、各クローラ5を減速機35・36を介し
て電動機6・7により個別に正方向および逆方向に回転
駆動することによって、ショベル全体を地面に対して前
進や後退、回転、旋回させる。
【0011】上記の下部走行体1の上面中心部には、旋
回軸8aが下部走行体1に対して直交して設けられてい
る。旋回軸8aの上部には、上部旋回体2の一部を構成
する旋回フレーム8が回動自在に設けられている。旋回
フレーム8の上面には、オペレータの操縦室となるキャ
ビン9と、保護カバー40で覆われた機械収容部41と
が設けられていると共に、上述の堀削アタッチメント3
のブーム17およびブームシリンダ18の一端部が上下
方向に回動自在に設けられている。
【0012】機械収容部41内には、旋回用電動機13
および減速機14が設けられていると共に、ブーム用電
動機15とブームポンプ16とを一体化して備えたブー
ム用一体型アクチュエータA1が設けられている。旋回
用電動機13は、減速機14を介して旋回フレーム8を
旋回軸8aを旋回中心として旋回駆動する。また、ブー
ム用一体型アクチュエータA1は、上述のブームシリン
ダ18に図示しない油圧配管を介して接続されており、
ブームシリンダ18のシリンダロッドを油圧により進退
移動させることによって、ブーム17の先端側(他端
側)を上下動させる。
【0013】上記のブーム17の先端部には、アーム1
9が回動自在に設けられている。アーム19の先端部に
は、バケット21が回動自在に設けられている。また、
ブーム17とアーム19とは、アームシリンダ20を介
して連結されており、アーム19とバケット21とは、
バケットシリンダ22を介して連結されている。これら
のシリンダ20・22には、アーム用一体型アクチュエ
ータA2とバケット用一体型アクチュエータA3とがそ
れぞれ設けられており、各アクチュエータA2・A3
は、電動機23・25とポンプ24・26とを一体化し
て構成されている。そして、各アクチュエータA2・A
3は、シリンダ20・22のシリンダロッドを油圧によ
り進退移動させることによって、アーム19およびバケ
ット21をそれぞれ上下方向に回動させる。
【0014】また、上述の機械収容部41内には、旋回
用電動機13やブーム用一体型アクチュエータA1の他
に、エンジン10や、エンジン10の回転速度(エンジ
ン出力)に応じた交流電力を生成する発電機11、通常
運転時に使用される主バッテリ12、主バッテリ12が
使用不能になった緊急運転時に使用される補助バッテリ
42等が設けられている。尚、上記の両バッテリ12・
42には、鉛蓄電池やニッケル水素蓄電池のような電力
を繰り返して充放電可能な二次電池が使用される。
【0015】上記の発電機11は、図1に示すように、
制御装置のモータコントローラ37に接続されている。
モータコントローラ37は、上述の各種の電動機6・7
・13・15・23・25に接続されていると共に、主
バッテリ12および補助バッテリ42に切換スイッチ4
3を介して接続されている。切換スイッチ43は、二方
向に連動して切換可能なスイッチ部43a〜43cを3
系統備えており、2系統のスイッチ部43a・43b
は、主バッテリ12に対する充電およびその停止の切換
えに使用され、残りの1系統のスイッチ部43cは、主
バッテリ12からの放電と補助バッテリ42からの放電
との切換えに使用される。そして、切換スイッチ43
は、通常運転時において全スイッチ部43a〜43cが
主バッテリ12とモータコントローラ37とを接続状態
にするように設定されており、緊急運転時にスイッチ部
43a・43bが主バッテリ12から切り離され、スイ
ッチ部43cが補助バッテリ42とモータコントローラ
37とを接続状態にするように切り換えられる。尚、切
換スイッチ43の切換え操作は、オペレータにより手動
で行われても良いし、電力低下等の異常を検知したとき
に自動で行われても良い。
【0016】上記のモータコントローラ37は、発電機
11からの交流電力を直流電力に変換したり、バッテリ
12・42からの直流電力を交流電力に変換する電力変
換機能(インバータ機能)や、操作レバー45からの操
作信号に基づいて例えば主バッテリ12から電力変換し
て得た交流電力を各電動機6・7・13・15・23・
25に出力する電動機作動機能、発電機11で生成され
た電力を主バッテリ12に充電する通常充電機構、各電
動機6・7・13・15・23・25で生じた回生電力
を主バッテリ12に充電する回生充電機能等の諸機能を
備えており、これら諸機能を主バッテリ12の充電量や
発電機11の発電量等に基づいて任意に実行する。
【0017】また、モータコントローラ37は、バッテ
リ切換検出部52とアクチュエータ切換部53とを有し
ている。バッテリ切換え検出部52には、切換スイッチ
43が接続されており、切換スイッチ43における各ス
イッチ部43a〜43cの切換え状態を検出して切換え
検出信号としてアクチュエータ切換部53に出力する。
また、アクチュエータ切換部53には、上記のバッテリ
切換検出部52の他、操作レバー45およびアクチュエ
ータ選択スイッチ54が接続されている。これらの操作
レバー45およびアクチュエータ選択スイッチ54は、
図3のキャビン9内に設けられており、操作レバー45
は、オペレータによる操作量に応じた操作信号を出力す
る。また、アクチュエータ選択スイッチ54は、補助バ
ッテリ42の電力により作動可能にする電動機6・7・
13・15・23・25をオペレータが指定する際に使
用される。
【0018】上記のようにして各部45・52・54か
ら各信号が入力されるアクチュエータ切換部53は、図
2のアクチュエータ選択ルーチンを実行しながらバッテ
リ切換検出部52からの切換え検出信号を監視してお
り、この信号を基にして主バッテリ12への接続状態で
あると認識したときに、全ての電動機6・7・13・1
5・23・25を作動可能にする一方、補助バッテリ4
2への接続状態であると認識したときに、アクチュエー
タ選択スイッチ54で選択された特定の電動機6・7・
13・15・23・25のみを作動可能にする。
【0019】上記の構成において、ハイブリッドショベ
ルの動作について説明する。図3のキャビン9内のオペ
レータが運転キーを回動させる等の始動操作を行うこと
によって、モータコントローラ37に電源が投入される
と共にエンジン10が運転されると、モータコントロー
ラ37は、先ず、主バッテリ12の充電量を確認し、充
電量が不十分であれば、エンジン10により回転駆動さ
れる発電機11で生成された交流電力を直流電力に変換
して主バッテリ12を充電する。尚、主バッテリ12の
充電量が極めて不十分である場合には、エンジン10の
出力(回転速度)を増大させて発電機11の発電量を増
大させることによって、主バッテリ12に対する充電を
早急に行う。一方、主バッテリ12の充電量が十分であ
れば、エンジン10の出力(回転速度)を最低のアイド
リング状態にしたり、エンジン10を停止することによ
って、主バッテリ12の過剰な充電を防止しながら、操
作レバー45から操作信号が入力されるまで待機する。
【0020】次に、オペレータが所定の作業を行うよう
に操作レバー45を操作すると、操作レバー45から操
作量に応じた操作信号が出力される。操作信号は、モー
タコントローラ37のアクチュエータ切換部53に入力
される。この際、アクチュエータ切換部53において
は、図2のアクチュエータ選択ルーチンを実行しながら
バッテリ切換検出部52からの切換え検出信号を基にし
て切換スイッチ43の接続状態(選択状態)を監視して
いる(S1)。そして、主バッテリ12への接続状態で
あると認識した場合には(S1,YES)、操作レバー
45からの操作信号に応じた操作量でもって各電動機6
・7・13・15・23・25を作動させるように主バ
ッテリ12や発電機11からの通常電力を利用して作業
を行う。
【0021】次に、作業を行っているときに、エンジン
10や発電機11、主バッテリ12等が故障することに
よって、電動機6・7・13・15・23・25に対し
て通常電力を供給することができなくなると、作業の途
中で図3のブーム17やアーム19等が停止する。そし
て、例えばブーム17が上方に回動した姿勢で停止した
場合には、故障箇所の修理中に突然にブーム17が自重
で降下するおそれがあるため、作業員にとって極めて危
険である。また、傾斜地で停止した場合には、ショベル
のバランスが悪いと共に、傾斜した状態で修理用の工具
を取り扱う必要があるため、作業員に大きな負担がかか
る。
【0022】そこで、作業の途中で停止した場合には、
オペレータが切換スイッチ43の接続状態を主バッテリ
12から補助バッテリ42に切り換えることによって、
補助バッテリ42の補助電力がモータコントローラ37
を介して各電動機6・7・13・15・23・25に供
給可能にされる。切換スイッチ43の接続状態が切り換
えられると、この接続状態を検出したバッテリ切換検出
部52が補助バッテリ42への接続状態であることを示
す切換え検出信号をアクチュエータ切換部53に出力す
る。そして、アクチュエータ切換部53が切換え検出信
号を基にして補助バッテリ42への接続状態であると認
識すると(S1,NO)、アクチュエータ選択スイッチ
54からの選択信号を取り込み、この選択信号を基にし
てブーム17の作動が選択されているか否かを判定する
(S3)。例えばブーム17が上方に回動した姿勢で停
止した場合において、オペレータがアクチュエータ選択
スイッチ54における“ブーム選択”を指定すると、ブ
ーム17が選択されていると判定し(S3,YES)、
ブーム用電動機15のみを補助バッテリ42からの電力
で作動可能にする(S4)。これにより、オペレータが
操作レバー45を操作することによって、ブーム17を
安全な位置まで降下させることができると共に、誤操作
した場合でも、オペレータの意図しない動作でショベル
で作動することはない。
【0023】また、ブーム17が選択されていなければ
(S1,NO)、アーム19が選択されているか否かを
判定し(S5)、選択されていれば(S5,YES)、
アーム用電動機23のみを作動可能にする(S6)。一
方、選択されていなければ(S5,NO)、バケット2
1が選択されているか否かを判定する(S7)。そし
て、バケット21が選択されていれば(S7,YE
S)、バケット用電動機25のみを作動可能にする一方
(S8)、選択されていなければ(S7,NO)、旋回
動作が選択されているか否かを判定する(S9)。旋回
動作が選択されていれば(S9,YES)、旋回用電動
機13のみを作動可能にする一方(S10)、選択され
ていなければ(S9,NO)、走行動作が選択されてい
るか否かを判定し(S11)、走行動作が選択されてい
れば(S11,YES)、左走行用電動機6および右走
行用電動機7のみを作動可能にする(S12)。
【0024】そして、このようにして選択した特定の電
動機6・7・13・15・23・25のみを作動可能に
してショベルを安全な姿勢や安全な場所に移動した後、
故障箇所の検出や修理を行う。この後、修理が完了すれ
ば、切換スイッチ43を主バッテリ12への接続状態に
切り換えることによって、全電動機6・7・13・15
・23・25を通常電力で作動可能にして通常の動作で
作業を行う。
【0025】以上のように、本実施形態のハイブリッド
ショベルは、エンジン10で駆動される発電機11の電
力と、発電機11の電力を充電可能な主バッテリ12の
電力と、補助バッテリ42の電力とで電動機15等を作
動可能にされたものであって、通常運転時には発電機1
1および主バッテリ12の少なくとも一方の通常電力に
より電動機15等を作動させる一方、通常電力で電動機
15等を作動できない緊急運転時には補助バッテリ42
の補助電力で電動機15等を作動させるように切り換え
る切換スイッチ43(切換手段)を有した構成にされて
いる。
【0026】上記の構成によれば、通常運転時に発電機
11や主バッテリ12等の故障により電動機15等に対
して通常電力を供給することができなくなったときに、
切換スイッチ43により補助バッテリ42に切り換える
ことによって、補助バッテリ42からの補助電力で電動
機15等を作動させて緊急運転することができるため、
建設機械を安全な場所に移動したり、安全な姿勢に復帰
して安全性を確保した後に、故障箇所の修理を行うこと
ができる。
【0027】また、ハイブリッドショベルは、緊急運転
時に、補助電力で作動する電動機15等を選択可能なア
クチュエータ選択スイッチ54(電動機選択手段)を有
した構成にされている。これにより、アクチュエータ選
択スイッチ54で選択された電動機15等のみが補助電
力で作動するため、多くの電動機15等を同時に作動さ
せる必要のある主バッテリ12よりも小さな容量の補助
バッテリ42を採用することができる。これにより、補
助バッテリ42を小型化することができるため、補助バ
ッテリ42を搭載することによるショベルの大型化を必
要最小限に抑制することができる。さらに、誤操作によ
る意図しない動作を防止することによって、より安全性
を向上させることができる。
【0028】また、本実施形態の構成は、ブーム17や
アーム19を上昇させる等の各種の姿勢をとるハイブリ
ッドショベルに対して好適に適用することができるが、
これに限定されるものではなく、ブルドーザやクレーン
等の全てのハイブリッド建設機械に適用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、エンジンで駆動され
る発電機の電力と、該発電機の電力を充電可能な主バッ
テリの電力と、補助バッテリの電力とで電動機を作動可
能にされたハイブリッド建設機械であって、通常運転時
には前記発電機および主バッテリの少なくとも一方の通
常電力により前記電動機を作動させる一方、前記通常電
力で電動機を作動できない緊急運転時には前記補助バッ
テリの補助電力で前記電動機を作動させるように切り換
え可能な切換手段を有する構成である。
【0030】上記の構成によれば、通常運転時に発電機
や主バッテリ等の故障により電動機に対して通常電力を
供給することができなくなったときに、切換手段により
補助バッテリに切り換えることによって、補助バッテリ
からの補助電力で電動機を作動させて緊急運転すること
ができるため、建設機械を安全な場所に移動したり、安
全な姿勢に復帰して安全性を確保した後に、故障箇所の
修理を行うことができるという効果を奏する。
【0031】請求項2の発明は、請求項1記載のハイブ
リッド建設機械であって、前記緊急運転時に、前記補助
電力で作動する電動機を選択可能な電動機選択手段を有
する構成である。上記の構成によれば、電動機選択手段
で選択された電動機のみが補助電力で作動するため、多
くの電動機を同時に作動させる必要のある主バッテリよ
りも小さな容量の補助バッテリを採用することができ
る。これにより、補助バッテリを小型化することができ
るため、補助バッテリを搭載することによる建設機械の
大型化を必要最小限に抑制することができる。さらに、
誤操作による意図しない動作を防止することによって、
より安全性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【0032】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のハイブリッド建設機械であって、ハイブリッドショベ
ルである構成である。上記の構成によれば、ハイブリッ
ドショベルが例えばブームやアームを上昇させる等の各
種の姿勢をとるため、このような姿勢で停止したときに
好適に適用することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイブリッドショベルの制御装置のブロック図
である。
【図2】アクチュエータ選択ルーチンのフローチャート
である。
【図3】ハイブリッドショベルの全体概略側面図であ
る。
【図4】ハイブリッド方式で作業した場合におけるバッ
テリの充放電の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 堀削アタッチメント 4 クローラフレーム 5 クローラ 8 旋回フレーム 9 キャビン 10 エンジン 11 発電機 12 主バッテリ 13 旋回用電動機 14 減速機 15 ブーム用電動機 16 ブームポンプ 17 ブーム 18 ブームシリンダ 19 アーム 20 アームシリンダ 21 バケット 22 バケットシリンダ 23 アーム用電動機 24 アームポンプ 41 機械収容部 42 補助バッテリ 43 切換スイッチ 45 操作レバー 52 バッテリ切換検出部 53 アクチュエータ切換部 54 アクチュエータ選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D003 AA01 AB06 BA05 BA07 CA02 CA10 DA04 3G093 AA07 AA10 AA16 BA12 CB14 EC01 3H089 BB01 CC01 CC08 DA06 DA14 GG02 JJ02 5H115 PA08 PG10 PI15 PI16 PI24 PO17 PU08 PU26 PV09 QE16 QI04 RB08 RB14 TU16 TZ14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される発電機の電力と、
    該発電機の電力を充電可能な主バッテリの電力と、補助
    バッテリの電力とで電動機を作動可能にされたハイブリ
    ッド建設機械であって、 通常運転時には前記発電機および主バッテリの少なくと
    も一方の通常電力により前記電動機を作動させる一方、
    前記通常電力で電動機を作動できない緊急運転時には前
    記補助バッテリの補助電力で前記電動機を作動させるよ
    うに切り換え可能な切換手段を有することを特徴とする
    ハイブリッド建設機械。
  2. 【請求項2】 前記緊急運転時に、前記補助電力で作動
    する電動機を選択可能な電動機選択手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のハイブリッド建設機械。
  3. 【請求項3】 ハイブリッドショベルであることを特徴
    とする請求項1または2記載のハイブリッド建設機械。
JP11179683A 1999-06-25 1999-06-25 ハイブリッド建設機械 Pending JP2001003398A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11179683A JP2001003398A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 ハイブリッド建設機械
AT00940793T ATE383473T1 (de) 1999-06-25 2000-06-21 Hybridbaumaschine und steuervorrichtung für diese baumaschine
PCT/JP2000/004073 WO2001000934A1 (fr) 1999-06-25 2000-06-21 Machine de chantier hybride et son dispositif de commande
DE60037740T DE60037740T2 (de) 1999-06-25 2000-06-21 Hybridbaumaschine und steuervorrichtung für diese baumaschine
EP07100682A EP1782991B1 (en) 1999-06-25 2000-06-21 Hybrid construction machine and control apparatus thereof
EP00940793A EP1219751B1 (en) 1999-06-25 2000-06-21 Hybrid construction machinery and control device of the construction machinery
DE60040625T DE60040625D1 (de) 1999-06-25 2000-06-21 Hybride Baumaschine und Steuerverfahren dafür
KR10-2001-7016523A KR100466766B1 (ko) 1999-06-25 2000-06-21 하이브리드 건설 기계 및 그 제어 장치
US10/893,262 US7279801B2 (en) 1999-06-25 2004-07-19 Hybrid construction machine having auxiliary battery and control apparatus thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11179683A JP2001003398A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 ハイブリッド建設機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001003398A true JP2001003398A (ja) 2001-01-09

Family

ID=16070056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11179683A Pending JP2001003398A (ja) 1999-06-25 1999-06-25 ハイブリッド建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001003398A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001090490A1 (fr) * 2000-05-23 2001-11-29 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Engin de construction
WO2002060717A1 (fr) * 2001-02-01 2002-08-08 Japan Science And Technology Corporation Dispositif d'alimentation en courant pour automobile electrique
WO2002089290A1 (fr) * 2001-04-27 2002-11-07 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Appareil de regulation de puissance d'equipement de construction hybride
JP2006205777A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Komatsu Ltd 走行作業機械
WO2007105462A1 (ja) * 2006-02-23 2007-09-20 Takeuchi Mfg. Co., Ltd. 電気駆動式作業車
JP2008189215A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Takeuchi Seisakusho:Kk 電気駆動式作業車
JP2010106513A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Kobelco Contstruction Machinery Ltd ハイブリッド作業機械
JP2010116708A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Sumitomo Heavy Ind Ltd ハイブリッド型建設機械
WO2010087364A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 住友重機械工業株式会社 ハイブリッド式作業機械及びサーボ制御システム
JP2010248736A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Sumitomo Heavy Ind Ltd ハイブリッド型建設機械
CN102318181A (zh) * 2009-02-18 2012-01-11 住友重机械工业株式会社 混合式挖掘机

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1291467A4 (en) * 2000-05-23 2008-01-23 Kobelco Constr Machinery Ltd CONSTRUCTION MACHINE
US6851207B2 (en) 2000-05-23 2005-02-08 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Construction machinery
WO2001090490A1 (fr) * 2000-05-23 2001-11-29 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Engin de construction
JP2002233003A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Japan Science & Technology Corp 電気自動車の給電装置
WO2002060717A1 (fr) * 2001-02-01 2002-08-08 Japan Science And Technology Corporation Dispositif d'alimentation en courant pour automobile electrique
WO2002089290A1 (fr) * 2001-04-27 2002-11-07 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Appareil de regulation de puissance d'equipement de construction hybride
US7069673B2 (en) 2001-04-27 2006-07-04 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Hybrid construction equipment power control apparatus
JP2006205777A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Komatsu Ltd 走行作業機械
WO2007105462A1 (ja) * 2006-02-23 2007-09-20 Takeuchi Mfg. Co., Ltd. 電気駆動式作業車
JP2008189215A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Takeuchi Seisakusho:Kk 電気駆動式作業車
JP2010106513A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Kobelco Contstruction Machinery Ltd ハイブリッド作業機械
JP2010116708A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Sumitomo Heavy Ind Ltd ハイブリッド型建設機械
WO2010087364A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 住友重機械工業株式会社 ハイブリッド式作業機械及びサーボ制御システム
JP2010178508A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd ハイブリッド式作業機械及びサーボ制御システム
CN102301583A (zh) * 2009-01-29 2011-12-28 住友重机械工业株式会社 混合式工作机械及伺服控制系统
US9008875B2 (en) 2009-01-29 2015-04-14 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Hybrid working machine and servo control system
CN102301583B (zh) * 2009-01-29 2015-04-15 住友重机械工业株式会社 混合式工作机械及伺服控制系统
CN102318181A (zh) * 2009-02-18 2012-01-11 住友重机械工业株式会社 混合式挖掘机
JP2010248736A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Sumitomo Heavy Ind Ltd ハイブリッド型建設機械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100466766B1 (ko) 하이브리드 건설 기계 및 그 제어 장치
JP5149826B2 (ja) ハイブリッド式作業機械及びサーボ制御システム
JP3828678B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
JP4179465B2 (ja) 建設機械
CN102959159B (zh) 混合动力式工程机械
KR101256483B1 (ko) 하이브리드형 작업기계
JP6073168B2 (ja) ショベル
KR20150069025A (ko) 하이브리드 작업 기계
JP6285852B2 (ja) 建設機械
JP6259380B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
JP2001016704A (ja) 油圧駆動装置
JP6073170B2 (ja) ショベル
JP6707065B2 (ja) 建設機械
JP2003009308A (ja) 作業機械
US20140084831A1 (en) Control device and method for controlling electric motor
JP6073169B2 (ja) ショベル
JP2001003398A (ja) ハイブリッド建設機械
JP3828679B2 (ja) ハイブリッド建設機械
KR20150076245A (ko) 하이브리드 작업 기계
JPWO2015141449A1 (ja) 作業機械
JP2003328397A (ja) ハイブリッド建設機械
JP7683169B2 (ja) 作業機械
JP3781584B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
EP3249115A1 (en) Hybrid construction machine
WO2025115962A1 (ja) 作業機械、燃料電池システムおよび燃料電池システムを制御するための方法