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JP2001002737A - 水溶性ジカルボン酸系共重合体の製造方法 - Google Patents

水溶性ジカルボン酸系共重合体の製造方法

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Publication number
JP2001002737A
JP2001002737A JP11175905A JP17590599A JP2001002737A JP 2001002737 A JP2001002737 A JP 2001002737A JP 11175905 A JP11175905 A JP 11175905A JP 17590599 A JP17590599 A JP 17590599A JP 2001002737 A JP2001002737 A JP 2001002737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
dicarboxylic acid
polymerization
amount
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11175905A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Aoyama
政裕 青山
Minoru Atsuji
稔 阿津地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
Priority to JP11175905A priority Critical patent/JP2001002737A/ja
Publication of JP2001002737A publication Critical patent/JP2001002737A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 残存単量体及び残存重合開始剤の量が少なく
洗浄剤、水処理剤の原料として好適な不飽和ジカルボン
酸と不飽和モノカルボン酸を構成単量体とする水溶性ジ
カルボン酸系共重合体の提供。 【解決手段】 加温された重合媒体または重合すべき不
飽和ジカルボン酸(塩)の全量またはその一部を添加し
た重合媒体に重合反応に使用する全重量の10〜90%
量の重合開始剤を添加した後不飽和モノカルボン酸
(塩)と性不飽和ジカルボン酸(塩)の残量を含む単量
体を添加して重合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノエチレン性不
飽和ジカルボン酸、その塩または酸無水物(以下これら
を単に不飽和ジカルボン酸という)とモノエチレン性不
飽和モノカルボン酸またはその塩(以下これらを単に不
飽和モノカルボン酸という)を構成単量体とする水溶性
ジカルボン酸系共重合体の新規な製造方法に関する。さ
らに、その製造方法で製造された共重合体、該共重合体
を用いた洗浄剤および水処理剤に関するものである。す
なわち、本発明は化学品製造技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不飽和ジカルボン酸と不飽和モノカルボ
ン酸を構成単量体とする水溶性ジカルボン酸系共重合体
は、その分子構造中に多くのカルボキシル基を有してい
るため、洗剤や洗浄剤、水処理剤、顔料分散剤、キレー
ト剤、凝集剤など広範囲の分野で使用されている。これ
らの薬剤・用途において、その性能は水溶性共重合体の
分子量及び残存単量体等に大きく依存している。例え
ば、分散力を目的にされる用途では、一般的に分子量数
千程度の低分子量のものが好適であり、キレート力を目
的にされる用途では、分子量数万程度の中分子量のもの
が好適であるという様に、水溶性共重合体として多くは
中低分子量のものが要求されている。また、残存単量体
や残存重合開始剤の存在は性能の低下をまねくととも
に、安全性の面からも出来るだけ避けなければならない
とされている。さらに、これらの用途では、薬剤として
の使用量が多いため、合理的な製造によるコストの削減
が強く望まれている。これらの要求を満たすために、単
量体の滴下条件、重合開始剤の種類等の重合条件につい
て幅広い検討がなされている。すなわち、マレイン酸系
共重合体を反応容器にマレイン酸成分を入れておき、ア
クリル酸と重合開始剤としての過酸化水素を同時に滴下
して、マレイン酸/アクリル酸をpHを3.5〜5.0に
保った水溶液中で重合する方法が提案されている(特公
平3−2167)。しかしながら、この方法で得られる
マレイン酸/アクリル酸共重合体は、極低分子量のオリ
ゴマー成分を多量含み、重合開始剤の過酸化水素が多量
に残りやすいという問題点を有している。また、不飽和
ジカルボン酸と不飽和モノカルボン酸の共重合体の製造
に当たり、不飽和ジカルボン酸を反応容器に入れてお
き、不飽和モノカルボン酸と過酸化水素の滴下を同時に
開始して重合する方法も提案されている(特公平3−1
4046)。しかしながらこの方法では、初期に投入し
た不飽和ジカルボン酸が残存単量体として残りやすく、
不飽和ジカルボン酸の含有量の高い共重合体が得られに
くいという問題点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、残存
単量体及び残存重合開始剤の量が少なく洗浄剤、水処理
剤の原料として好適な不飽和ジカルボン酸と不飽和モノ
カルボン酸を構成単量体とする水溶性ジカルボン酸系共
重合体を優れた生産性で製造できる方法を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意検討を行い、重合反応に使用する
重合開始剤を、加温された重合媒体または加温された不
飽和ジカルボン酸の添加された重合媒体に添加した後、
すなわち、重合開始剤が加温された状態のところに不飽
和モノカルボン酸を添加することによって、前記目的を
達成し得ることを見出し本発明を完成したのである。す
なわち、本発明は、加温された重合媒体または重合すべ
きモノエチレン性不飽和ジカルボン酸、その塩または酸
無水物の全量またはその一部を含有する重合媒体に重合
反応に使用する全重量の10〜90%量の重合開始剤を
添加した後モノエチレン性不飽和モノカルボン酸または
その塩とモノエチレン性不飽和ジカルボン酸、その塩ま
たは酸無水物の残量を含む単量体を添加して重合するこ
とを特徴とする水溶性ジカルボン酸系共重合体の製造方
法および該製造方法において、加温された重合すべきモ
ノエチレン性不飽和ジカルボン酸、その塩または酸無水
物の全量またはその一部を含有する重合媒体に添加する
重合開始剤の量が使用する全重量の30〜90%である
ことを特徴とする水溶性ジカルボン酸系共重合体の製造
方法に関するものであり、さらにはそれらの製造方法で
製造された水溶性ジカルボン酸系共重合体および当該水
溶性ジカルボン酸系共重合体からなる洗浄剤または水処
理剤に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 〇 不飽和ジカルボン酸 本発明における不飽和ジカルボン酸とはモノエチレン性
不飽和ジカルボン酸、その塩または酸無水物のことであ
り、本発明にとり好ましいものは1分子当たり4〜6個
の炭素原子を含むモノエチレン性不飽和ジカルボン酸、
その塩又は酸無水物である。1分子当たり4〜6個の炭
素原子を含むモノエチレン性不飽和ジカルボン酸の具体
例としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シト
ラコン酸などが挙げられ、塩としては、ナトリウム塩、
カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム及びマグネ
シウム等のアルカリ土類金属塩、エチルアミン等のアミ
ン塩、アンモニウム塩などが挙げられる。本発明におい
ては、これらの群の中から選ばれる2種類以上を使用す
ることも可能であり、特に本発明にとり好ましいものは
マレイン酸またはその塩およびその酸無水物である。
【0006】〇 不飽和モノカルボン酸 本発明における不飽和モノカルボン酸とはモノエチレン
性不飽和モノカルボン酸またはその塩のことであり、本
発明にとり好ましいものは1分子当たり3〜6個の炭素
原子を含むモノエチレン性不飽和モノカルボン酸または
その塩である。1分子当たり3〜6個の炭素原子を含む
モノエチレン性不飽和モノカルボン酸の具体例として
は、アクリル酸、メタアクリル酸、ヒドロキシアクリル
酸、ヒドロキシメチルアクリル酸、ヒドロキシエチルア
クリル酸などが挙げられ、カルボン酸塩としては、ナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム
及びマグネシウム等のアルカリ土類金属塩、エチルアミ
ン等のアミン塩、アンモニウム塩などが挙げられる。こ
れらの群の中から選ばれる2種類以上を使用することも
可能であり、特に本発明にとり好ましいものはアクリル
酸又はメタアクリル酸である。
【0007】〇 併用割合 不飽和ジカルボン酸と不飽和モノカルボン酸との重合に
より水溶性ジカルボン酸系共重合体を製造する際の不飽
和ジカルボン酸と不飽和モノカルボン酸の併用割合とし
ては、不飽和ジカルボン酸と不飽和モノカルボン酸の合
計量の内、5〜95重量%を不飽和ジカルボン酸または
不飽和モノカルボン酸とすることができ、水溶性ジカル
ボン酸系共重合体に求められる特性に応じて適宜設定さ
れる。重合開始剤の添加前に不飽和ジカルボン酸を重合
媒体に添加する量は任意に設定できるが、重合反応を進
めるためにはより多くの量を仕込んだ方が好ましい。単
量体は重合媒体に希釈溶解されて重合されるが、その際
の単量体濃度は高い方が残存単量体を減らすのに好まし
い。なお、酸を用いる場合、中和剤を用いて予め全部ま
たは一部中和して重合させることも可能である。
【0008】〇 その他の単量体 不飽和ジカルボン酸と不飽和モノカルボン酸との重合に
より水溶性ジカルボン酸系共重合体を製造する際に、そ
れらと共重合可能な不飽和単量体を共存させることがで
き、それにより種々の特性を付与することができる。共
重合可能な不飽和単量体としては、(メタ)アクリル酸メ
チルや(メタ)アクリル酸エチル等の(メタ)アクリル酸エ
ステル、(メタ)アクリルアミド、イソプロピル(メタ)ア
クリルアミド等のアクリルアミド、(メタ)アクリルアミ
ド-2-メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸
等のスルホン酸含有単量体、ポリエチレングリコール付
加(メタ)アクリレート等のアリキレングリコール(メタ)
アクリレート、エチレングリコールジアクリレート、N,
N-ジメチルビスアクリルアミド等の架橋性アクリレート
及び架橋性アミド、スチレン、酢ビなどを挙げることが
でき、これらは求める特性に応じて、また本発明の効果
を損なわない範囲で、共重合体成分として20重量%程
度まで含むことが可能であり、これらの不飽和単量体は
2種類以上を併用することも可能である。
【0009】〇 重合開始剤 本発明に用いられる重合開始剤としては、過硫酸ナトリ
ウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩、4,4'-アゾビス-4-
シアノバレリン酸等のアゾ系化合物、過酸化ベンゾイ
ル、過酢酸等の有機過酸化物、過酸化水素等の無機過酸
化物が挙げられ、これらは単独でまた2種以上を併用し
て本発明に用いられる。本発明においては、重合開始剤
の重合系への添加方法が重要であり、以下の手順で重合
が行われる。まず、重合反応容器内の重合媒体または該
重合媒体に重合すべき不飽和ジカルボン酸の全量または
その一部を添加し加温した後、重合反応に使用する重合
開始剤の全重量の10〜90%量を添加して重合を開始
する。ついで、不飽和モノカルボン酸と不飽和ジカルボ
ン酸の残量および所望により併用される共重合可能な不
飽和単量体、さらに重合開始剤の残量をそれぞれ断続的
にまたは連続的に重合反応容器へ供給して重合反応を継
続させる。加温された重合媒体または不飽和ジカルボン
酸の全量またはその一部が添加されまた加温されている
該重合媒体に添加する重合開始剤の量は使用する合計量
の10〜90重量%であり、本発明の目的をより良く達
成するためには、不飽和ジカルボン酸の添加されていな
い系では、その量を20〜80重量%とするのが好まし
く、より好ましくは30〜70重量%である。添加する
開始剤量が10%以下では、重合しにくい単量体が共重
合せずに残存単量体として残ってしまい、また90%以
上を添加すると重合に寄与しない開始剤が数多く存在し
て、開始剤量を無駄に増加させるだけであり、また重合
反応後半に単量体が共重合されずに残存単量体として残
ってしまう。重合媒体に不飽和ジカルボン酸の添加され
ている系では30〜90重量%を添加することが好まし
く、より好ましくは40〜80%、特に好ましくは50
〜70%である。30%以下の添加量では、初期に仕込
んだ不飽和ジカルボン酸の重合反応性が活性化されず残
存単量体が残りやすくなり、90%以上添加すると不飽
和ジカルボン酸が単独で反応してしまい、結果として残
存単量体及び残存開始剤が多くなってしまう。
【0010】初期に添加する重合開始剤の量の設定は、
目的の分子量によって変動するものであり、低分子量の
共重合体を目的とする場合は、より多く添加し、高分子
量の共重合体の場合はより少なくすれば良い。重合開始
剤の残量は、重合反応開始の後に単量体と同様に連続添
加したり、重合反応の後半に分割して添加することが可
能であるが、重合反応開始後間隔を置いた後、連続で単
量体と同様に添加するのが、残存単量体が低減できより
好ましい。連続添加の際の添加量については、重合初期
に少なくし後半に多くしたり、またその逆など自由に設
定することが可能である。使用する全開始剤量は、開始
剤の種類及び単量体の種類、組成に依存するが、一般に
共重合する単量体の1〜40重量%に相当する量が残存
単量体及び残存開始剤のバランスからも好ましい。
【0011】〇 その他の条件 重合反応に際し、重合開始剤の反応効率を促進するため
に、次亜リン酸塩などのリン酸塩、アスコルビン酸ナト
リウムや重亜硫酸ナトリウムなどの有機還元剤、硫酸
鉄、硫酸銅、塩化第2鉄、硫酸アルミなどの多価金属塩
等の重合促進剤を反応系に重合の初期、及び重合反応時
に連続的または、一括、分割で投入することも可能であ
る。
【0012】本発明における水溶性共重合体の製造方法
において用いる重合媒体としては、水、エタノール、メ
タノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール
系、それらの2種類以上の混合系溶剤を用いることもで
きるが、水を用いるのがコストの面から好ましい。重合
時の反応容器中のpHは任意に設定でき、重合中のpHを
調整することも可能であり、中和剤として、ナトリウ
ム、カリウムなどのアリカリ金属の水酸化物や炭酸塩、
アンモニア、ジエチルアミンのようなアルキルアミン
類、モノエタノールアミン、トリエタノールアミンのよ
うなアルカノールアミン類等が挙げられ、これらの2種
類以上を混合して使用することも可能である。
【0013】重合反応温度は広い範囲で変化させること
ができるが、60〜150℃の範囲が本発明にとり好ま
しく、80〜100℃がより好ましい。重合反応時間も
任意に変化させることができるが、本発明においては3
〜4時間で反応を完了させることができ、しかも、その
様な短時間の重合反応で残存単量体および残存開始剤量
の少ない水溶性共重合体が得られるというのは本発明の
奏する優れた効果でもある。なお、ここでいう重合反応
時間は、反応系中に単量体と重合開始剤を共存する形で
添加され始めてからその両者の全量の添加が終了するま
での時間をいう。反応容器は、重合温度に耐えられる任
意のものを用いることが可能であるが、溶媒の沸点を超
える温度での重合する場合は、オートクレーブなどの耐
圧容器を用いることが好ましい。また、開始剤の反応効
率を促進するための有機還元剤、金属塩等の重合促進剤
は不飽和ジカルボン酸の初期仕込の前後のいずれに添加
しても良く、重合反応時に連続的または、一括、分割で
投入することも可能である。本発明の製造方法におい
て、必要に応じて、重合反応終了後に共重合体の中和反
応、短時間の熟成や固形分調整などの作業を行うことも
可能である。
【0014】〇 洗浄剤 本発明の共重合体は汚れ粒子を分散する効果と、カルシ
ウム等の多価金属イオンを捕捉する効果が優れており、
高性能な洗浄剤の原料として優れており、本発明の共重
合体を洗浄剤に30%程度まで配合することができ、界
面活性剤、アルカリ剤、キレート剤や酵素、その他にも
蛍光剤、漂白剤、香料、その他のビルダー等、洗浄剤に
常用されているものと併用される。界面活性剤として
は、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界
面活性剤及びカチオン界面活性剤から選ばれる少なくと
も1種類以上を使用することができる。アニオン界面活
性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸(塩)、ア
ルキルエーテルスルホン酸(塩)、α-スルホ脂肪酸
(塩)などが挙げられる。ノニオン性界面活性剤として
は、ポリオキシアルキレンアルキルまたはアルケニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、両性界面活性剤としては、
カルボキシル型またはスルホベタイン型両性界面活性剤
などが挙げられる。カチオン性界面活性剤としては第4
級アンモニウム塩などが挙げられる。アルカリ剤として
は、ケイ酸塩、炭酸塩、硫酸塩等が挙げられる。キレー
ト剤としては、エチレンジアミン四酢酸塩、クエン酸
塩、ジエチレントリアミン六酢酸、オキシカルボン酸等
が挙げられる。酵素としては、アルカリセルラーゼ、プ
ロテアーゼ、アルカリリパーゼなどが挙げられる。
【0015】〇 水処理剤 本発明の共重合体は炭酸カルシウムなどのスケール成分
の付着を防止する効果が優れているため、高性能な水処
理剤としての利用が可能であり、本発明の共重合体単独
で、また、重合リン酸塩、ホスホン酸塩、防食剤、スラ
イムコントロール剤、キレート剤と併用されて水処理剤
として用いられる。これらの水処理剤は、冷却水循環
系、ボイラー水循環系、海水炭水化、パルプ蒸解釜、黒
液濃縮釜等でのスケール防止やスケール除去などに有効
である。
【0016】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。尚、以下に用いる略号は次の意味であ
る。 H22:過酸化水素 ATBS(商標):2-アクリルアミド-2-メチルプロパ
ンスルホン酸 NPS:過硫酸ナトリム KPS:過硫酸カリウム EDTA:エチレンジアミン四酢酸 実施例1 温度計、攪拌機及び環流冷却器を備えた1L四つ口フラ
スコに水120部を仕込み80℃まで昇温した。次に、
重合開始剤としてH22を純分で15%量対単量体(3
5%H22水溶液42.87部)とり、そのうちの30
%量を一括でフラスコに添加後、攪拌下、速やかに残り
のH22、無水マレイン酸30部に水120部、32%
水酸化ナトリウム水溶液50部(マレイン酸の1.30
倍mol量)及びアクリル酸70部を溶解させた単量体水
溶液をそれぞれ4時間にわたって連続的に滴下し、重合
反応を行った。重合反応の終了後、32%水酸化ナトリ
ウム116部で完全に中和させて共重合体水溶液を得
た。 実施例2 実施例1において、重合開始剤量の20%量を一括で添
加した後、残りの開始剤を他の単量体の連続投入後0.
25時間後から3.75時間連続で滴下した以外は、実
施例1と同様にして共重合体水溶液を得た。 実施例3 実施例1において、マレイン酸とアクリル酸の組成比を
40:60とし、重合開始剤量を20%量対単量体とし
て、その内の30%量を一括で添加し、さらに重合促進
剤として硫酸鉄を15ppm対単量体を加えた後、残りの
開始剤を4時間連続で滴下した以外は、実施例1と同様
にして共重合体水溶液を得た。 実施例4 実施例3において、重合開始剤として、H22とNPS
を1:1量で用い、両者の合計量が18%量対単量体と
なる量を取り、その内の30%量を一括で添加し、残り
の開始剤を他の単量体の連続投入後0.25時間後から
3.75時間連続で滴下した以外は、実施例3と同様に
して共重合体水溶液を得た。 実施例5 実施例1において、マレイン酸とアクリル酸をそれぞれ
30部と50部とし、さらにその他の単量体としてAT
BSを20部加え、重合開始剤量の40%量を一括で添
加した後、残りの開始剤を他の単量体の連続投入後0.
25時間後から3.75時間連続で滴下した以外は、実
施例1と同様にして共重合体水溶液を得た。 実施例6 実施例1において、マレイン酸の代りにフマル酸を用
い、アクリル酸との組成比が20:80となるように取
り、重合開始剤量を15%量対単量体として、その内の
50%量を一括で添加し、さらに重合促進剤として硫酸
鉄を10ppm対単量体を加えた後、残りの開始剤を他の
単量体の連続投入後0.25時間後から3.75時間連続
で滴下した以外は、実施例1と同様にして共重合体水溶
液を得た。 実施例7 実施例1において、マレイン酸とアクリル酸の代りにメ
タアクリル酸を用い、組成比が20:80となるように
取り、開始剤としてH22とKPSを1:1量で用い、
両者の合計量が20%量対単量体となる量を取り、その
内の40%量を一括で添加した後、残りの開始剤を4時
間連続で滴下した以外は、実施例1と同様にして共重合
体水溶液を得た。以上の条件のまとめを表1に示した。
【0017】
【表1】
【0018】比較例1 実施例1において、重合開始剤を初期に添加せずに、単
量体と同じく4時間連続で滴下した以外は、実施例1と
同様にして共重合体水溶液を得た。 比較例2 実施例1において、重合開始剤量の95%量を一括で添
加した後、残りの開始剤をアクリル酸の連続滴下開始3
時間後に1時間連続で滴下した以外は、実施例1と同様
にして共重合体水溶液を得た。以上の条件のまとめを前
記表1に示した。
【0019】実施例8 温度計、攪拌機及び環流冷却器を備えた1L四つ口フラ
スコに水80部を仕込み85℃まで昇温した。次に、無
水マレイン酸50部、マレイン酸の1.40倍mol量の水
酸化ナトリウム(32%水酸化ナトリウム水溶液90
部)と水100部を加えて溶解させた後、重合開始剤と
してH22純分9%量対単量体(35%H 22水溶液2
5.71部)をとり、そのうちの58%量を一括でフラ
スコに添加後、攪拌下、速やかに残りの重合開始剤、ア
クリル酸50部(マレイン酸:アクリル酸=50:50
(重量比))、中和剤として32%水酸化ナトリウム水
溶液40部をそれぞれ3.5時間にわたって連続的に滴
下し、重合反応を行った。重合反応の終了後、32%水
酸化ナトリウム35部で完全に中和させて共重合体水溶
液を得た。 実施例9 実施例8において、重合開始剤にH22とNPSを7:
3量で用い、両者の合計量が8%量対単量体となる量を
取り、その内の35%量を一括で初期単量体水溶液中に
添加した後、残りの開始剤を3.5時間連続で滴下した
以外は、実施例8と同様にして共重合体水溶液を得た。 実施例10 実施例8において、マレイン酸とアクリル酸の組成比が
70:30となるように取り、さらに重合開始剤が20
%量対単量体となる量を取り、その内の50%量を一括
で初期単量体水溶液中に添加し、さらに硫酸銅を10pp
m対単量体添加した後、残りの開始剤を他の単量体の連
続投入後0.25時間後から3.75時間連続で滴下した
以外は、実施例1と同様にして共重合体水溶液を得た。 実施例11 実施例8において、マレイン酸とアクリル酸の組成比が
90:10となるように取り、さらに重合開始剤が25
%量対単量体となる量を取り、その内の60%量を一括
で初期単量体水溶液中に添加し、さらに重合促進剤とし
て硫酸鉄を15ppm対単量体を加えた後、残りの開始剤
を他の単量体の連続投入後0.25時間後から3.75時
間連続で滴下した以外は、実施例1と同様にして共重合
体水溶液を得た。 実施例12 実施例8において、マレイン酸とアクリル酸の組成比が
30:70となるように取り、マレイン酸の70%量の
みを初期に仕込んだ。重合開始剤にH22とNPSを
7:3で、合計で10%量対単量体となる量を取り、そ
の内の40%量を一括で初期単量体水溶液中に添加し、
さらに重合促進剤として硫酸銅を15ppm対単量体を加
えた後、初期に添加しなかった残りのマレイン酸9部と
アクリル酸と水20部の水からなる単量体水溶液と残り
の開始剤をそれぞれ3.5時間連続で滴下した以外は、
実施例8と同様にして共重合体水溶液を得た。 実施例13 実施例8において、マレイン酸とアクリル酸の代りにメ
タアクリル酸を用い、組成比が40:60となるように
取り、さらに重合開始剤にH22とKPSを5:5で、
合計で20%量対単量体となる量を取り、その内の30
%量を一括で加えた後、残りの開始剤を他の単量体の連
続投入後0.25時間後から3.75時間連続で滴下した
以外は、実施例8と同様にして共重合体水溶液を得た。 実施例14 実施例8において、マレイン酸とアクリル酸の組成比が
40:60となるように取り、マレイン酸の50%量
(20部)を初期に仕込んだ。重合開始剤にH22とN
PSを5:5で、合計で15%量対単量体となる量を取
り、その内の65%量を一括で初期単量体水溶液中に添
加し、初期に添加しなかった残りのマレイン酸20部と
アクリル酸と水40部の水からなる単量体水溶液と残り
の開始剤を他の単量体の連続投入後0.25時間後から
3.75時間連続で滴下した以外は、実施例8と同様に
して共重合体水溶液を得た。以上の条件のまとめを表2
に示した。
【0020】
【表2】
【0021】比較例3 実施例8において、重合開始剤が10%量対単量体とな
る量を取り、その内の95%量を一括で初期単量体水溶
液中に添加した後、残りの開始剤を1時間連続で滴下し
た以外は、実施例8と同様にして共重合体水溶液を得
た。 比較例4 実施例8において、マレイン酸とアクリル酸の組成比を
70:30とし、重合開始剤が20%量対単量体となる
量を取り、開始剤全量をアクリル酸と同じく、それぞれ
3.5時間連続で滴下した以外は、実施例8と同様にし
て共重合体水溶液を得た。 比較例5 実施例8においてマレイン酸とアクリル酸の組成比を7
0:30とし、重合開始剤が20%量対単量体となる量
を取り、その内の95%量を一括で初期単量体水溶液中
に添加した後、残りの開始剤を残りの開始剤をアクリル
酸の連続投入後0.5時間後に一括で添加した以外は、
実施例8と同様にして共重合体水溶液を得た。以上の条
件のまとめを前記表2に示した。
【0022】特性評価1 実施例、比較例で得られた共重合体の特性を表3に示
す。なお、分子量は水系ゲルパーミエーションクロマト
グラフィーによるポリアクリル酸ナトリウム換算の重量
平均分子量(MW)である。残存単量体は、逆相クロマ
トグラフィーにより検量線を作成して求め、H22は、
硫酸チタンを用いた比色法により求めた。表5から判る
ように、実施例1〜14の重合体は、いずれも残存単量
体が1重量%以下であり、且つ残存開始剤も500ppm
以下のものであった。比較例1,4は、初期に開始剤を
添加しない場合であり、そのため特に不飽和ジカルボン
酸が重合せずに残存単量体として残りやすく、また、短
時間の重合では残存開始剤も残ってしまっており、共重
合体製品としては不適切なものであった。比較例2、
3、5は、ジカルボン酸塩を初期に仕込んだ系に重合開
始剤全体の95%量を一括で初期単量体水溶液中に添加
したものであるが、初期添加量が多過ぎたため残存単量
体が多く残ってしまった。
【0023】
【表3】
【0024】特性評価2 本発明の共重合体について洗浄剤としての有効性を示す
無機粒子の分散試験及びCaイオン捕捉能試験を行っ
た。 無機粒子の分散試験:100mlビーカーに無機粒子を水
及び共重合体水溶液に添加し、スターラーにて撹拌す
る。その後メスシリンダーにて放置後、上澄み10mlを
静かに採取して、分光光度計にて吸光度を測定する。そ
の値をもって無機粒子の分散能とした。無機粒子の分散
能の高いものほど優れた分散性を示す。詳細の条件は以
下に示す通りである。 無機粒子:アマゾンクレー(「アマゾン88」ノンプレ
ディスパース品(三菱商事 (株)))1g 水:蒸留水100g 共重合体水溶液:0.5%水溶液1ml 撹拌:30mmスターラーチップにて500r.p.mで10
分撹拌 容器:100mlメスシリンダー 静置:18時間、25℃ 分光光度計:10mmセル、λ=380nm カルシウムイオン捕捉能試験:塩化カルシウムを用いた
カルシウム水溶液に共重合体及びイオン強度を一定にす
るために4mol塩化カリウム水溶液を添加し、10分撹
拌後、水溶液中のカルシウムイオン濃度をカルシウムイ
オンメータを用いて測定し、共重合体が捕捉したカルシ
ウムイオンの量を炭酸カルシウム換算mg数で求めた。炭
酸カルシウム換算mg数の多いものほど優れたカルシウム
イオン捕捉能を示す。詳細の条件は以下に示す通りであ
る。 容器:100mlビーカー カルシウム水溶液:2mmol塩化カルシウム水溶系100
ml 4mol塩化カリウム水溶液:1ml 共重合体:40mg 撹拌:30mmスターラーチップにて200r.p.mで10
分撹拌 温度:30℃ 測定結果を表4に示すが、本発明の共重合体は無機粒子
の分散能及びカルシウムイオン捕捉能において高い値を
示しており、洗浄剤に配合することで、より優れた効果
を示す。
【0025】
【表4】
【0026】特性評価3 本発明の共重合体について、水処理剤としての有効性を
示す炭酸カルシウムスケール抑制試験を行った。 炭酸カルシウムスケール抑制能試験:ガラス瓶に蒸留
水、共重合体水溶液、塩化カルシウム溶液、炭酸水素ナ
トリウム溶液を加え、系のpHを1規定水酸化ナトリウ
ムもしくは1規定塩酸で8.5に調整し、加温放置後、
水溶液をろ過し、得られたろ液のCa濃度をJISK0
101に従って、EDTA滴定により求めた。また、下
式により炭酸カルシウムスケール抑制率として計算し
た。 炭酸カルシウム抑制率(%)=(C−A)/(B−A)
×100 A:共重合体無添加における試験後ろ液中のカルシウム
濃度 B:試験前液中のカルシウム濃度 C:試験後ろ液中のカルシウム濃度 炭酸カルシウムスケール抑制率が高い共重合体ほど水処
理剤として優れたスケール抑制能を示す。詳細の条件は
以下に示す通りである。 容器:250mlガラス瓶 水:蒸留水 共重合体水溶液:1000ppm水溶液1g 塩化カルシウム2水塩:1.78%水溶系10g 炭酸水素ナトリウム:3%水溶液10g 加温時間:70℃×3時間 ろ過:0.1μmメンブランフィルター 測定結果を表5に示すが、本発明の共重合体は高いスケ
ール抑制率を示しており、水処理剤の原料として優れて
いる。
【0027】
【表5】
【0028】
【発明の効果】本発明の水溶性共重合体の製造方法は、
分子量数万程度の中低分子量のものについて、短時間で
残存単量体や残存開始剤の少ないもの、残存単量体の量
が特に1%以下という量の水溶性共重合体を製造するこ
とが可能であり、得られた水溶性共重合体は安定性、安
全性の面でも優れるものである。したがって、洗浄剤、
水処理剤の原料として非常に有用であり、その他にも顔
料分散剤、キレート剤、凝集剤などの分野においても有
用なものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 220/06 C08F 220/06 C11D 3/37 C11D 3/37 F28G 9/00 F28G 9/00 N // C09K 3/00 108 C09K 3/00 108A Fターム(参考) 4H003 EB32 FA07 4J011 AB02 BB07 BB09 HA02 HA04 HB02 HB13 4J100 AB02R AB07R AG04R AJ02Q AJ03Q AJ08P AJ09P AK13Q AK19P AK20P AK32P AL03R AL08R AL62R AM15R AM19R AM21R BA03Q BA03R BA07R BA56R CA04 CA05 DA38 FA03 FA35 JA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加温された重合媒体または重合すべきモ
    ノエチレン性不飽和ジカルボン酸、その塩または酸無水
    物の全量またはその一部を含有する重合媒体に重合反応
    に使用する全重量の10〜90%量の重合開始剤を添加
    した後モノエチレン性不飽和モノカルボン酸またはその
    塩とモノエチレン性不飽和ジカルボン酸、その塩または
    酸無水物の残量を含む単量体を添加して重合することを
    特徴とする水溶性ジカルボン酸系共重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 加温された重合すべきモノエチレン性不
    飽和ジカルボン酸、その塩または酸無水物の全量または
    その一部を含有する重合媒体に添加する重合開始剤の量
    が使用する全重量の30〜90%であることを特徴とす
    る請求項1記載の水溶性ジカルボン酸系共重合体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の製造方法で製造された水
    溶性ジカルボン酸系共重合体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の水溶性ジカルボン酸系共
    重合体からなる洗浄剤または水処理剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045860A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Hakuto Co Ltd 水処理剤および水処理方法
JP2011116877A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Dic Corp マレイン酸/(メタ)アクリル酸共重合体の製造方法及びそれを使用した繊維処理剤

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JP2011045860A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Hakuto Co Ltd 水処理剤および水処理方法
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