JP2001000239A - 液状化粧料容器 - Google Patents
液状化粧料容器Info
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- JP2001000239A JP2001000239A JP11175271A JP17527199A JP2001000239A JP 2001000239 A JP2001000239 A JP 2001000239A JP 11175271 A JP11175271 A JP 11175271A JP 17527199 A JP17527199 A JP 17527199A JP 2001000239 A JP2001000239 A JP 2001000239A
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Abstract
具に付着する化粧料の量の調節が煩わしく、かつその操
作性も悪いという問題点があった。本発明は、これらの
問題点の解決を課題とする。 【解決手段】容器1と弾性材製のワイパ2と調整筒3と
塗布具4とで液状化粧料容器を構成し、上記ワイパ2
を、容器1の口部11の内方に、中心孔21を有する下
向き略円錐形の弾性部22が張り出して設けられたもの
とし、上記調整筒3を、容器1の口部11内に進入し、
ワイパ2の弾性部22を拡開状に押圧する内筒部37が
下向きに突設されたものとした。また、容器1の口部1
1外周と調整筒3の内周の所定位置には、互いに係合す
ることにより、容器1の口部11に対する調整筒3の回
動を、間欠的に規制する突起13や位置決めリブ34な
どの係合部を設けた。
Description
カラ、アイライナーなどの塗布具を備えた液状化粧料容
器に関する。
は、特公昭59−50322号や実公昭61−3850
0号に示されるものがあった。
ッケージは、塗布具の先端が挿通する容器の口部に、相
互に偏心した位置に開口が設けられた二つの部材を、互
いに回動し得るように重ね合わせて設け、両部材の位置
関係を変えることにより、二つの開口で形成される孔の
大きさを変え、このことで塗布具の先端に付着した化粧
料を搾り取る量を調節したり、あるいは図6に示すよう
に容器8を、ボトル81と、このボトル81を覆うよう
に取り付けられたボトルカバー82とで構成し、ボトル
カバー82の口部82aに設けられた内向き張出し部8
2bが、ボトル81の上部に取り付けられた弾性材製の
ワイパ9を押圧して、その中央部分のオリフィス91の
径を変え、このことで塗布具10の先端に付着した化粧
料7を搾り取る量を調節するようにしたものである。
た化粧用塗布液容器は、図7に示したように瓶の口部1
00に上下移動可能に調整筒101を螺着し、この調整
筒101と瓶の口部100との間に、斜下内方に狭まっ
た弾性スカート部材102を設け、上記調整筒101の
上下移動により、弾性スカート部材102の制御用フラ
ンジ部102aが、瓶の口部100上端で押動され、弾
性スカート部材102の内径を変えるようにしたもので
あり、このことで上記のものと同様にして塗布具(図示
せず)の先端が弾性スカート部材102を通過する際
に、付着した余分な化粧料が、搾り取られるようにした
ものである。
粧料容器は、いずれも塗布具の先端が挿通する孔の径を
変えることにより、搾り取られる化粧料の多少を調節す
るようになっているが、この孔の径は外部から視認する
ことができず、このため、化粧料の塗布具への所望の付
着状態を得るためには、孔の径の調節を行いつつ何度か
塗布具の挿脱を繰り返さなくてはならず、操作が煩わし
いばかりか、このことにより、化粧料が塗布具の基端側
などの不要な部分に付着し、化粧の際に手指など他の個
所に汚れとして付着するおそれがあるという問題点を有
していた。
部に孔の径を変えるためのボトルカバーや調整筒の位置
を表示する目盛りなどを設けたとしても、このボトルカ
バーや調整筒は、ねじで駆動されるようになっているの
で、携帯時などに容易に位置ずれを生じるおそれがあっ
た。そのため、一度、調整を行ったとしても、使用する
ごとにあらたに目盛りの状態を確認したり、その位置合
わせを行わなくてはならないという問題点を有してい
た。
していた問題点の解決を課題とする。
めに、本発明は、液状化粧料容器を、口部の外周にねじ
条が設けられた容器と、容器の口部上端に取り付けられ
る弾性材製のワイパと、上記ねじ条に螺合するねじ溝が
内周に設けられた調整筒と、調整筒の上端に嵌合するキ
ャップに保持され、調整筒を貫通するように取り付けら
れる塗布具とで構成し、上記ワイパを、容器の口部の内
方に、中心孔を有する下向き略円錐形の弾性部が張り出
して設けられたものとし、上記調整筒を、容器の口部内
に進入し、ワイパの弾性部を拡開状に押圧する内筒部が
下向きに突設されたものとした。また、容器の口部外周
と調整筒の内周の所定位置には、互いに係合することに
より、容器の口部に対する調整筒の回動を、間欠的に規
制する係合部を設けることとした。
態に基づき詳細に説明する。
断面図である。この液状化粧料容器は、マニキュアやマ
スカラ、あるいはアイライナーなどの液体化粧料を収容
する細口瓶状の容器1と、この容器1の口部11に螺着
される調整筒3と、容器1の口部11上端に取り付けら
れ、容器1と調整筒3との間に位置したワイパ2、およ
び調整筒3の上部に嵌合するキャップ4に一体的に取り
付けられた塗布具5とで構成されている。
上端を小径部分11bとした上下二段に形成され、下側
の大径部分11aには、その外周にねじ条12が設けら
れると共に、このねじ条12の上側に係合部となる突起
13が複数、縦方向に列設されている。
部31と下側の大径部32とからなる略円筒形のもので
あり、大径部32の内周には、上記ねじ条12と螺合す
るねじ溝33が形成されると共に、このねじ溝33の上
側に、係合部となる位置決めリブ34が内方突設されて
いる。また、上側の小径部31の外周には、後述するキ
ャップ嵌合用の二本の突条35,36が、周方向にわた
って平行に設けられている。さらにまた、小径部31の
下端には、大径部32の内方に臨むように内筒部37が
下方突設されている。
心孔21を有する下向き略円錐形の弾性部22が張り出
し状に設けられ、この弾性部22と外周部23との間で
容器1の口部11上端に係合する環状の係合溝24が形
成された略円筒形のものであり、ゴムや軟質合成樹脂な
どの弾性材で形成されている。
部51aを有するシャフト51の下端にブラシ52を取
り付けたものであり、その上端には、調整筒3の小径部
31に嵌合可能なキャップ4が一体的に取り付けられて
いる。
は、キャップ4の内周に設けられた調整筒3との係合用
の突起、図1において符号6は、塗布具5と調整筒3と
の間に設けられた液漏れ防止用のパッキンを示す。
は、図1に示した状態で液漏れ不可に封栓されており、
この状態で保管あるいは、携帯される。この時、塗布具
5は、少なくともその下端のブラシ52が、容器1内の
液状化粧料7に浸漬されている。
条35を乗り越えるようにキャップ4を上方に引っ張れ
ば良く、このことで、突起41と係合突条35の係合が
解除され、キャップ4と一体の塗布具5が、容器1から
取り外される。この時、ブラシ52に付着した余分な液
状の化粧料7は、ブラシ52が細径となったワイパ2の
中心孔21を通過する際に、弾性部22の先端がブラシ
52に接することにより、搾り取られるようになってい
る。
心孔21を最大限に拡開させ、上記の化粧料7の搾り取
りが殆ど行われないようにした状態を示す。そして、ブ
ラシ52に付着して取り出される液状化粧料7の量を少
なくする場合は、容器1の口部11に螺合した調整筒3
を、この調整筒3が上方に移動、即ちねじを緩める方向
に回せば良く、このことで、ワイパ2の弾性部21を下
方に押圧している内筒部37が上方に移動するので、弾
性部は自身の弾性復元力で、その下端が上方へと移動す
る。よって、ワイパ2の中心孔21が徐々に縮径とな
り、塗布具5の先端(下端)を容器1から引き抜く際に
搾り落とされる液状化粧料7の量が多く、即ち、ブラシ
52に付着する液状化粧料7が少なくなるものである。
は、調整筒3を回動させることにより、ブラシ52に付
着して取り出される液状化粧料7の量が調節されるもの
である。そして、この調整筒3を回動させる際、本発明
の液状化粧料容器では、調整筒3の内周に設けられた位
置決めリブ34が、容器1の口部11の外周に所定間隔
おきに設けられた突起13を順次、乗り越えていくの
で、適度なクリック感が得られる。そして、このように
して一度、化粧料7の付着量を調節した後は、位置決め
リブ34がその両側に位置した突起13,13で規制さ
れるので、調整筒3は自由に回動することができない。
よって、ワイパ2は常に前回使用した状態に保持され
る。
態では、ワイパ2の弾性部22の先端は、シャフト51
の細径部51aの外側に位置しているので、シャフト5
1との間に隙間があり、シャフト51とワイパ2との間
に液状化粧料7が溜まって、固着することが防止され
る。また、弾性部22が変形した状態で保持されること
による曲癖(永久変形)も防止される。
料容器では、塗布具に付着した化粧料を搾り落とすワイ
パを駆動する調整筒と、この調整筒が螺合した容器に、
互いに係合する係合部を設けているので、調整筒を回動
する際に適度なクリック感が得られ、操作性が良い。ま
た、この係合部で調整筒の不用意な回動が阻止されるの
で、一度、塗布具への化粧料の付着量を調節すれば、常
に前回と同じ状態で使用でき、付着量を確認したり、再
調節したりする手間が省かれる。
である。
の側面図である。
パの半断面図である。
筒の半断面図である。
具とキャップの半断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 口部の外周にねじ条が設けられた容器
と、 容器の口部上端に取り付けられる弾性材製のワイパと、 上記ねじ条に螺合するねじ溝が内周に設けられた調整筒
と、 調整筒の上端に嵌合するキャップに保持され、調整筒を
貫通するように取り付けられる塗布具とで構成され、 上記ワイパは、容器の口部の内方に、中心孔を有する下
向き略円錐形の弾性部が張り出して設けられたものであ
り、 上記調整筒は、容器の口部内に進入し、ワイパの弾性部
を拡開状に押圧する内筒部が下向きに突設されたもので
あり、 容器の口部外周と調整筒の内周の所定位置には、互いに
係合することにより、容器の口部に対する調整筒の回動
を間欠的に規制する係合部が設けられたことを特徴とす
る液状化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11175271A JP2001000239A (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 液状化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11175271A JP2001000239A (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 液状化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001000239A true JP2001000239A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=15993235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11175271A Pending JP2001000239A (ja) | 1999-06-22 | 1999-06-22 | 液状化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001000239A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7946778B2 (en) | 2005-10-10 | 2011-05-24 | L'oreal | Device for packaging and applying a composition and method of using same |
US8007191B2 (en) | 2005-04-19 | 2011-08-30 | L'oreal | Packaging and applicator device for a composition |
WO2015197780A1 (en) | 2014-06-27 | 2015-12-30 | L'oreal | Packaging device |
-
1999
- 1999-06-22 JP JP11175271A patent/JP2001000239A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8007191B2 (en) | 2005-04-19 | 2011-08-30 | L'oreal | Packaging and applicator device for a composition |
US7946778B2 (en) | 2005-10-10 | 2011-05-24 | L'oreal | Device for packaging and applying a composition and method of using same |
WO2015197780A1 (en) | 2014-06-27 | 2015-12-30 | L'oreal | Packaging device |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091208 |