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JP2000515187A - 乾燥助剤としてのナフタリンスルホン酸―ホルムアルデヒド縮合生成物の使用 - Google Patents

乾燥助剤としてのナフタリンスルホン酸―ホルムアルデヒド縮合生成物の使用

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JP2000515187A JP10506576A JP50657698A JP2000515187A JP 2000515187 A JP2000515187 A JP 2000515187A JP 10506576 A JP10506576 A JP 10506576A JP 50657698 A JP50657698 A JP 50657698A JP 2000515187 A JP2000515187 A JP 2000515187A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、水性重合体分散液の乾燥における助剤としてのナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の使用に関する。さらに本発明は、該縮合生成物を使用して乾燥することによる重合体粉末の製造方法、該方法により得られた重合体粉末ならびに結合剤としてのその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 乾燥助剤としてのナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の使用 本発明は、殊に水性重合体分散液の噴霧乾燥における、乾燥助剤としてのナフ タリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の使用に関する。 さらに本発明は、水性媒体中に再分散可能な重合体粉末の製造方法ならびに再 分散可能な重合体粉末およびその使用に関する。 水性重合体分散液は、たとえば殊に合成樹脂漆喰または高度に着色した内部用 塗料、接着剤またはコーティング組成物用結合剤として広く使用される。しかし 屡々、水性重合体分散液でなく、重合体を粉末で使用することが望ましい。 重合体を粉末形で得るためには、分散液を乾燥工程、たとえば噴霧乾燥または 凍結乾燥にかけねばならない。噴霧乾燥の場合には、重合体分散液を熱空気流中 へ噴霧して脱水し、その際乾燥空気および噴霧される分散液はとくに並流で乾燥 器を通過させる。 しかし得られた重合体粉末は、再分散の際に生じる重合体粒子の直径分布は通 例水性出発分散液中での直径分布とは異なるので、水性媒体中での再分散性が一 般に完仝には満足できないという欠点を有する。その 理由は、水性重合体分散液は重合体溶液とは異なり熱力学的に安定な系を形成し ないことにある。むしろ系は、重合体/分散媒の界面を、小さい一次粒子が大き い二次粒子に集合すること(ゲル斑点、凝塊)によって縮小しようとする。これ は、水性媒体中での分散分布の状態で乳化剤および保護コロイドのような分散剤 の添加により比較的長時間阻止することができる。ところで、水性重合体分散液 の乾燥における分散剤の作用は屡々十分でなく、特定の程度不可逆的二次粒子形 成が起きる。つまり、二次粒子は再分散の際に維持され、再分散の範囲内で得ら れる水性重合体分散液の適用技術的性質を減少する。 乾燥する際に二次粒子の形成を阻止するかまたは少なくとも減少するために、 久しい以前から、乾燥助剤を使用することは公知である。これらの助剤は屡々噴 霧助剤と呼ばれる、それというのも噴霧乾燥は不可逆的に凝集した二次粒子の形 成をとくに促進するからである。この効果は、ポリマー粒子のガラス転移温度( およびそれと共に軟化温度または最低被膜形成温度)が低ければ低いほど、殊に 該温度が乾燥温度以下である場合、ますます顕著である。同時に、乾燥助剤は通 例乾燥器壁に付着残留するポリマー被膜の形成を減少し、こうして粉末収率の増 加を惹起する。 乾燥助剤の使用は、多数の刊行物から公知である。 それでDE−A2445813は、乾燥助剤として、 芳香族炭化水素およびホルムアルデヒドからの水溶性スルホン酸基またはスルホ ネート基含有縮合生成物1〜20重量%を含有する、水性系中で再分散可能な粉 末状ポリマーを記載する。この縮合生成物は、殊にフェノールスルホン酸−また はナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物である。使用される縮合生成 物の分子量に関しては、なんの記載も存在しない。重合体粉末の乾燥は軟化温度 以下の温度で実施すべきであることが指摘される。 EP−A78449は、50℃以下のガラス転移温度を有する重合体の水性分 散液の噴霧乾燥による、水に再分散可能な不粘着性重合体粉末の製造方法を記載 する。分散液は、噴霧助剤としてビニルピロリドンおよび酢酸ビニルからの水溶 性共重合体および/またはナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物 の水溶性アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩を含有する。此処でも、使用 したナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の分子量に関する何の 記載も存在しない。ナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の単独 使用の場合に比較的大量の噴霧助剤の使用(例4において30重量%、例5にお いて50重量%、例6において30重量%、その都度重合体に対して)は注目す べきである。これは、重合体粉末の結合剤性質に不利な影響を与え、たとえばそ れで結合した配合物の流動性が不所望程度に増加する (EP407889参照)かまたはセメント状配合物の凝結挙動が遅延する。 同様に、EP−A407889は、水性重合体分散液から水に再分散可能な重 合体粉末を製造するための噴霧助剤としてフェノールスルホン酸−ホルムアルデ ヒド縮合生成物の水溶性アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩の使用を記載 する。此処でも、使用した縮合生成物の分子量に関する何の記載も存在しない。 本発明の課題は、重合体分散液から、水に良好に再分散可能で、先行技術の欠 点を有しないポリマー粉末を製造することを許容する乾燥助剤を提供することで ある。 意外にもこの課題は、乾燥助剤として数平均分子量Mn<1500を有するナ フタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物を使用する場合に解決される ことを見出した。 従って、本発明の対象は水性重合体分散液の乾燥の際の助剤として数平均分子 量Mn<1500ドルトンを有するナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮 合生成物またはその塩の使用である。 とくに、縮合生成物は、例中に噴霧助剤の製造において記載されているように ゲル透過クロマトグラフィーにより測定して、500〜1500ドルトン、殊に 700〜1250ドルトンの平均分子量を有する。分子量分布(Mw/Mnとして 定義される)は、5〜15 の範囲、とくに5〜10の範囲内にある。10000ドルトン以上の分子量を有 する縮合物の割合は、とくに全縮合生成物の25重量%未満、殊に20重量%未 満である。 適用される縮合生成物は、通例未反応のナフタリンスルホン酸(α−および/ またはβ−生成物)25重量%以下、および縮合物75重量%以上を含有すべき である。縮合生成物をその塩の形で使用する場合、通例アルカリ金属塩またはア ルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩、つまりアンモニウムまたはトリエタノ ールアミン、ジエタノールアミンまたはトリエチルアミンのような有機アミンと の塩が使用される。アルカリ土類金属塩、とくにカルシウム塩が有利である。 本発明により適用される乾燥助剤の製造は、通例酸性、殊に硫酸酸性反応条件 下でナフタリンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合によって行われる。その 際、ナフタリンスルホン酸を先に装入するかまたは現場で公知方法によるスルホ ン化(J.March、Advanced Organic Chemistry、第3版、John Wiley、ニューヨ ーク1985年、473ページ以降およびそこに引用された文献参照)によって 製造することができる。とくに、ナフタリンスルホン酸は現場で硫酸、とくに濃 硫酸でのスルホン化によって製造される。縮合は、酸性反応条件下、とくに硫酸 性反応条件下、ことに濃硫酸中のナフタリンスルホン酸とホルムアルデヒドの反 応 によって行われる。ナフタリンスルホン酸を現場で製造する場合、縮合は硫酸酸 性反応混合物にホルムアルデヒドを添加することにより開始される。ホルムアル デヒド対ナフタリンスルホン酸のモル比は、1:1〜1:2の範囲内、とくに1 :1.3〜1:1.7の範囲内にある。とくに、ホルムアルデヒドは水溶液とし て添加される。所望の分子量を調節するために、縮合反応は通例90〜110℃ の範囲内の温度、とくに約100℃で実施される。反応時間は通例3〜8時間、 とくに4〜6時間である。乾燥助剤として塩が望ましい場合には、縮合に続き適 当な塩基性金属塩またはアミンでの中和が実施され、その際金属塩またはアミン はとくに水溶液または水性分散液として使用される。 水性重合体分散液の乾燥による重合体粉末の製造方法も本発明の対象であり、 その際乾燥助剤として少なくとも1種の上記種類のナフタリンスルホン酸−ホル ムアルデヒド縮合生成物またはその塩が使用される。アルカリ性に調節される重 合体分散液の場合、縮合生成物は塩として、酸性に調節される重合体の場合には 酸の形で適用される。 乾燥助剤の適用量は、分散液の重合体の重量に対して、とくに1〜30重量% 、とくに3〜20重量%、とくに好ましくは5〜15重量%である。 本発明による化合物は、重合体が≦65℃、とくに≦50℃、とくに好ましく は≦25℃および全くとく に好ましくは≦0℃のガラス転移温度(DSC、中点温度、ASTM D341 8〜82)を有する重合体分散液の乾燥のためにとくに有利である。一般に、重 合体のガラス転移温度は≧−60℃、とくに≧−40℃、殊に≧−20℃である 。 その際、分散された重合体のガラス転移温度Tgを見積もるのが屡々有用であ る。フォックス(Fox)(T.G.Fox,Bull.Am.Phys.Soc.(Ser.II)、123 (1956)およびUllmanns Encyklopaedie der technischen Chemie、ワイン ハイム(1980)、17、18ページ)によれば、大きい分子量の共重合体の ガラス転移温度には良好な近似で が当てはまり、その際X1、X2、・・・、Xnは質量小部分(Massenbrueche)1 、2、・・・、nを表わし、Tg 1、Tg 2、・・・、Tg nはその都度モノマー1、 2、・・・、nのみから構成されたポリマーのガラス転移温度をケルビンで表わ す。後者のガラス転移温度はたとえばUllmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry、VCH、ワインハイム、A21巻(1992年)169ページまたはJ. Bradrup、E.H.Immergut、Polymer Handbook第3版、J.Wiley、ニューヨーク19 89年から公知である。 とくに、下記のもの: (a)ビニル芳香族化合物、α,β−モノエチレン性不飽和C3〜C6カルボン酸 とC1〜C12アルカノール、とくにC1〜C8アルカノールからのエステル、C1〜 C12カルボン酸のビニル−およびアリルエステル、およびブタジエンから選択さ れる少なくとも1種のモノマー80〜100重量%ならびに (b)少なくとも1個のエチレン性不飽和基を有する少なくとも1種のその他の モノマー0〜20重量% から構成された重合体である。 この際、表現Cn〜Cmはその都度の化合物群の、本発明の範囲内で可能な炭素 数に関する。アルキル基は線状または分枝であってもよい。Cn〜Cmアルキルア リールは、Cn〜Cmアルキル基を有するアリール基を表わす。 ビニル芳香族化合物の例は、スチレン、α−メチルスチレンまたはo−ビニル トルエンのようなビニルトルエンである。 α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸のエステルは、殊にアクリル酸、メ タクリル酸、マレイン酸、フマル酸またはイタコン酸のエステルである。かかる エステルの例は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、 n−ブチル(メタ)アクリレート、イソ−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブ チル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート、デシル(メ タ)アクリレートまたはドデシル(メタ)アクリレート、ジメチルマレイネート 、ジ−n−ブチルマレイネートまたはジ−n−ブチルフマレートである。 使用可能なビニルエステルおよびアルキルエステルは、ビニルアセテート、ビ ニルプロピオネート、ビニル−n−ブチレート、ビニルラウレートおよびビニル ステアレートならびに相応するアリルエステルである。 とくに好ましいモノマー(a)は、n−ブチルアクリレート、tert−ブチ ルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、t ert−ブチルメタクリレート、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ブ タジエンおよびスチレンである。 モノマー(b)は、とくに増加した水溶性を有するモノマー(b’)である。 これに数えられるのは、上記に記述したα,β−モノエチレン性不飽和C3〜C6 カルボン酸、そのアミド、モノアルキルアミドまたはジアルキルアミド、N−ア ルキロールアミドおよびヒドロキシアルキルエステルならびにα,β−エチレン 性不飽和カルボン酸のニトリルである。環状ラクタムのN−ビニル誘導体および 記述したC3〜C6カルボン酸のモノ−またはジアルキルアミノアルキルアミドお よびその第四級化生成物も使用できる。 とくに好ましいモノマー(b’)は、アクリルアミド、メタクリルアミド、ア クリル酸、メタクリル酸、アクリルニトリル、メタクリルニトリル、2−アクリ ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルピロリドン、ヒドロキシエチ ルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリ レート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、N−メチロールアクリルアミド、 N−メチロールメタクリルアミド、第四級化ビニルイミダゾール、N,N−ジア ルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート、N,N−ジアルキルアミノアルキ ル(メタ)アクリルアミド、トリアルキルアンモニウムアルキル(メタ)アクリ レートおよびトリアルキルアンモニウムアルキル(メタ)アクリルアミドである 。 重合体は、モノマー(b)として、重合体から得られるポリマー被膜に増加し た強度を付与する他のモノマー(b”)を含有することもできる。かかるモノマ ー(b”)は、少なくとも2個の非共役エチレン性二重結合を含有する化合物を 包含する。これに数えられるのは、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸とジ ヒドロキシ化合物のジエステル、たとえばエチレングリコールジ(メタ)アクリ レート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリ コールジ(メタ)アクリレートおよび1,4−ブチレ ングリコールジ(メタ)アクリレートおよび2,2−ジメチルプロピレングリコ ールジ(メタ)アクリレート、ジカルボン酸のビニルエステルおよびアリルエス テル、たとえばジビニルマレイネートおよびジアリルマレイネート、ジビニルフ マレートおよびジアリルフマレート、ジビニルフタレートおよびジアリルフタレ ート、さらにジビニルベンゼン、シクロペンタジエニルアクリレートおよび−メ タクリレート、シクロヘキセニルアクリレートおよび−メタクリレート、トリシ クロデセニルアクリレートおよび−メタクリレート、N,N’−ジビニルイミダ ゾリン−2−オンおよびトリアリルシアヌレートである。このような化合物は、 通常の事例では、全モノマー量に対して、5重量%までの量で使用される。 モノマー(b”)の他の例は、ビニルトリアルコキシシラン、たとえばビニル トリメトキシシラン、アルキルビニルジアルコキシシラン、たとえばメチルビニ ルジアルコキシシラン、または(メタ)アクリルオキシアルキルトリアルコキシ シラン、たとえば(メタ)アクリルオキシプロピルトリメトキシシランおよび( メタ)アクリルオキシプロピルトリエトキシシランのようなシロキサン基を有す るモノマーである。これらのシロキサンモノマーは、モノマーの全重量に対して 、2重量%まで、とくに0.05〜1重量%の量で使用することができる。 さらに、好ましい重合体分散液は、分散した重合体粒子の重量平均直径dwが ≧100nm、とくに好ましくは≧300nmであるようなものである。普通は dw≦2000nmである。さらに、分散した重合体粒子の直径が広い直径範囲 にわたり分布しているのが有利である。 粒度のdw値は通常W.ScholtanおよびH.Langeの方法(Kolloid-Z.およびZ.-Pol ymere 250巻(1972年)782〜796ページ)により分析超遠心機を 用いて測定されるような粒度の重量平均として定義される。超遠心機測定は、試 料の粒径の積分質量分布を与える。これから、どれ位の重量%の粒子が特定の大 きさに等しいかまたはそれ以下の直径を有するかが推定できる。 直径分布の幅を特徴付けるための適当な量は商Q=(d90−d10)/d50であ り、その際dmは分散した重合体粒子のm重量%を上回らない直径である。とく に、Qは0.5〜1.5である。このような粒子分布幅を有する重合体分散液の 製造は、たとえばDE−A4307683から当業者にとり公知である。 重合体の重量平均分子量Mw対数平均分子量Mnの比は、1〜30、ないしは1 〜20または1〜8であってもよい。それで、分子量は大体において一様にまた は特定の幅にわたり分布されていてもよい。 乾燥すべき重合体分散液の製造は公知である。一般 に、製造はとくに極性溶剤、殊に水中で実施されるラジカル重合によって行われ る。所望の分子量の調節のために、分子量調節剤を一緒に使用することができる 。適当な分子量調節剤はたとえば、チオール基および/またはシラン基を有する 化合物(たとえばt−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタンまたは メルカプトプロピルトリメトキシシラン)、アリルアルコールまたはホルムアル デヒド、アセトアルデヒド等のようなアルデヒドである。 適当な開始剤は、たとえばペルオキソ二硫酸ナトリウムのような無機ペルオキ シドまたはアゾ化合物である。重合は、モノマー組成に応じて溶液重合または乳 化重合として行うことができる。 重合体分散液を乳化重合により製造する場合、これは通常の方法で行われる。 一般に、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンまたはセルロース誘導体 のような保護コロイドまたはエトキシル化モノ−、ジ−またはトリアルキルフェ ノール、エトキシル化脂肪アルコールおよびC8〜C12アルキルスルフェートの アルカリ金属塩またはアンモニウム塩、エトキシル化C12〜C18アルカノールの 硫酸半エステル、C12〜C18アルキルスルホン酸、C9〜C18アルキルアリール スルホン酸およびスルホン化アルキルジフェニルエーテルのようなアニオンおよ び/または非イオン乳化剤が使用される。重合温度は、一般に50〜120℃、 殊に70〜100℃である。 ポリマー粒度およびその分布の調節のために、乳化重合を種ラテックスの存在 において実施することができる。種ラテックスは、別個にまたは現場で製造する ことができる。その方法は、先行技術から公知である(EP−A567811、 EP−A567812、EP−A567819、EP−B40419、EP−A 129699、DE−A3147008、DE−A4213967およびDE− A4213968参照、その内容は全範囲で引用される)。本発明の他の実施形 においては、重合体分散液は種ラテックスの不在で製造される。この場合には、 粒度は保護コロイドまたは乳化剤のような界面活性化合物によって調節すること ができる。 分散液は、一次分散液、つまりラジカル水性乳化重合の方法により直接に得ら れた重合体分散液であってもよい。二次粒子分散液であってもよい、つまり溶液 重合により得られた重合体は後で水性重合体分散液に変えられる。 重合体分散液の乾燥は、通常、たとえば凍結乾燥によるかまたはとくに噴霧乾 燥によって行うことができる。噴霧乾燥の場合には、熱空気流の入口温度が10 0〜200℃、とくに120〜160℃の範囲内にあり、熱空気流の出口温度が 30〜90℃、とくに60〜80℃の範囲内にあるように行なわれる。熱空気流 中に水性重合体分散液を噴霧するのは、たとえば単一物質ノズルまたは多物質ノ ズルを用いるかまたは回転円板を介して行うことができる。重合体粉末の分離は 、通常はサイクロンまたは濾過分離器を使用して行われる。噴霧される水性重合 体分散液および熱空気流は、とくに平行に誘導される。 本発明により使用されるナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物 は、乾燥すべき分散液に水溶液としてまたは固体として乾燥する前に添加するこ とができる。一次分散液である場合、乾燥助剤は乳化4重合の前、間および/ま たは後に添加することができる。 本発明による乾燥助剤の外に、付加的にポリビニルアルコール、ポリビニルピ ロリドン、フェノールスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物、2−アクリルアミ ド−2−メチルプロパンスルホン酸のホモ重合体等のような公知乾燥助剤も一緒 に使用することができる。貯蔵の際に重合体粉末の凝結を阻止するために、通常 水性重合体分散液の乾燥のために使用される高分散性ケイ酸のような凝結防止剤 も使用することができる。噴霧乾燥の場合、凝結防止剤は通例別個にノズルによ り供給される。 本発明により得られる重合体粉末も、本発明の対象である。これらは、水硬性 配合物、ペイント、ラッカー、接着剤、コーティング組成物(殊に紙用の)およ びEP−A629650に記載されているような合成樹脂漆喰における結合剤と して適当である。 本発明により得られる重合体粉末は、セメント70〜100重量%および石膏 0〜30重量%からなる鉱物質結合剤を含有する鉱物質結合建築材料(モルタル 様配合物)の変性のためにとくに適当である。その際、本発明による作用はセメ ントのタイプからは大体において独立である。計画に応じて、高炉スラグセメン ト、オイルシェールセメント、ポルトランドセメント、疎水性ポルトランドセメ ント、速硬セメント、膨張セメントまたは高アルミナセメントを使用することも でき、その際ポルトランドセメントの使用がとくに有利であることが判明する。 さらなる詳細に関しては、DE−A19623413.3が参照される。 鉱物質結合建築材料の乾燥組成物は典型的に、鉱物質結合剤の量に対して、変 性重合体粉末0.1〜20重量%を含有する。 その加工特性を改善するために、鉱物質結合建築材料に屡々セルロース誘導体 およびマイクロシリカが加えられる。前者は普通増粘作用をし、後者は通常、水 性モルタルの流動性をそれの凝固前に、適用された静止状態で低下するチキソト ロープ剤を形成する。炭酸カルシウムおよび石英砂は、通例その他の骨材を形成 する。消泡剤(“乾燥モルタル”との関連ではとくに粉末形で)の添加により、 凝固した状態で、実地に妥 当な、凝固したセメント質モルタルの気孔含量(5〜20容量%)を達成するこ とができる。 本発明により得られる重合体粉末は、たとえばセメント質修繕モルタルまたは 補強モルタルの変性のために適当である。これに関して、普通の補強モルタルは その亀裂ブリッジング能力(Rissueberbrueckungsfaehigkeit)を増加するため になお、たとえばドラロン(Dralon;長さ、たとえば1〜10mm、線密度、た とえば3〜10dtex)のような材料からなる天然または合成繊維を有する。 セメント質補強モルタルに、含有されているセメントに対して、極めて高い亀 裂ブリッジング要求の場合に変性重合体粉末9〜20重量%、より低い亀裂ブリ ッジング要求の場合に4〜9重量%が添加される。単にとくに低い亀裂ブリッジ ング要求の場合にだけ、変性重合体粉末の添加量は、セメント含量に対して、0 .1〜4重量%に制限される。 典型的な補強モルタルは、鉱物質結合建築材料乾燥配合物として 鉱物質結合剤(好ましくは専らセメント) 20〜60重量%、とくに20〜50重量% 本発明により得られる変性重合体粉末 0.1〜20重量%、屡々0.1〜10重量% 自体普通の助剤(たとえば消泡剤または増粘剤)25重量%までおよび残量と してたとえば砂のような 骨材、充填剤(たとえばCaCO3)、顔料(たとえばTiO2)、天然および/ または合成繊維 からなる。 下記の例は本発明を説明するが、本発明を制限するものではない。 例 1. 分散液の製造 1.1分散液D1 次のもの: 水 150g エトキシル化p−イソオクチルフェノール(EO度25)の20重量%水 溶液 5.6g、 スルフェート化およびエトキシル化p−イソオクチルフェノール(EO度 25)のNa塩の35重量%水溶液 0.48g、 10重量%のギ酸水溶液 3.9g、 炭酸水素ナトリウム 1.7g、 20重量%のポリアクリルアミド水溶液 3.4g からなる混合物を90℃に加熱した。引き続き、この混合物に同時に開始 しおよび90℃の内温の維持下に2時間で、次のもの: n−ブチルアクリレート 403.2g、 スチレン 140.0g アクリルアミド 11.2g、 メタクリルアミド 5.6g、 エトキシル化p−イソオクチルフェノール(EO度25)の20重量%水 溶液 8.4g、 スルフェート化およびエトキシル化p−イソオクチルフェノール(EO度 25)のNa塩の35重量%水溶液 11.5gおよび 水 162.9g からなる水性モノマーエマルション 742.8g、 および2.5時間に水90g中のペルオキソ二硫酸ナトリウム3.3gの 溶液を連続的に滴加した。その後、反応混合物をなお120分90℃で撹拌し、 60℃に冷却した。水5.5g中のt−ブチルヒドロペルオキシド1.1gの溶 液の添加後、この温度で1時間内に水15g中のヒドロキシメタンスルフィン酸 ナトリウム0.6gの溶液を添加し、0.5時間後撹拌した。15分後、室温に 冷却し、20重量%の水性水酸化カルシウム懸濁液4mlで中和した。濾過後、 55.3%の固形分、20℃で0.01重量%分散液および2.5cmの層厚に 対し8%の光透過性(“LT値”)および8.7のpHを有する分散液が得られた 。重合体のガラス転移温度(DSC中点値、上記参照)は−15℃であった。 1.2分散液D2 分散液D1におけるように行うが、モノマーエマルション供給流は次のも の: n−ブチルアクリレート 291.2g、 スチレン 252.0g、 アクリルアミド 11.2g、 メタクリルアミド 5.6g、 エトキシル化p−イソオクチルフェノール(EO度25)の20重量%水 溶液 8.4g、 スルフェート化およびエトキシル化p−イソオクチルフェノール(EO度 25)のNa塩の35重量%水溶液 11.5gおよび 水 162.9g からなり、 および20重量%の水性水酸化カルシウム懸濁液4mlの代わりに10重 量%のアンモニア水溶液3.5gで中和した。濾過後、55.4%の固形分、2 0℃および2.5cmの層厚における9%の光透過性(“LT値”)および7. 3のpH値を有する分散液が得られた。重合体のガラス転移温度(DSC中点、 上記参照)は+15℃であった。 1.3分散液D3 重合容器中に次のもの: 水 500g、 酢酸ナトリウム 2.5g、 ブタノール 2.5gおよび エトキシル化セルロース(Natrosol(R)250GR) 10g からなる混合物を80℃の重合温度に加熱した。次いで、差し当たり供給 流I150gを一度に、その後供給流II10gを重合容器中に導入し、80℃ で20分重合させた。引き続き、同時に開始して供給流Iの残量(3時間内)お よび供給流IIの残量(3.5時間内)を80℃の維持下に連続的に配量した。 その後、なお1時間80℃で撹拌し、最後に室温に冷却した。 生じる水性重合体分散液の固形分は、50.2重量%であった。そのpH 値は4であり、LT値(25℃)は20%(0.01重量%の希釈度)であった 。分散した重合体は、−2℃のガラス転移温度(DSC中点、上記参照)を有し ていた。 供給流I:ビニルプロピオネート 600g tert−ブチルアクリレート 200g n−ブチルアクリレート 200g 乳化剤溶液(25のEO度を有するエトキシル化p−イソオクチルフェノ ールの20重量%水溶液)150gおよびエチレンオキシドおよび プロピレンオキシドからなるブロック共重合体(EO:POのモル比=0.7お よび相対的数平均分子量=3200)10gからなる混合物 160gおよび 水 343g。 供給流II:水 100g中のペルオキソ二硫酸ナトリウム 5g。 1.4.分散液D4 重合容器中で、水6000gおよびドフアックス(Dowfax2A1) に一致する界面活性剤の45重量%水溶液17gからなる溶液を80℃の重合温 度に加熱した。引き続き、順次に供給流I1087gを一度におよび供給流II 108gを連続的に重合容器中に加え、80℃で30分重合させた。引き続き、 重合温度の維持下に供給流IおよびIIの残量を同時に開始して3.5時間連続 的に供給した。引き続き、反応混合物を80℃で4時間放置した。最後に、室温 に冷却し、25重量%の水酸化ナトリウム水溶液420gで中和した。 生じる水性重合体分散液の固形分は、50.94%であった。そのpH値 は8であり、LT値(25℃)は46%(0.01重量%の希釈度)であった。 分散した重合体は、60℃のガラス転移温度(DSC中点)を有していた。 供給流I: スチレン 12150g ブタジエン 2250g アクリルアミドの50%水溶液 450g アクリル酸 375g tert−ドデシルメルカプタン 120g ドファックス(Dowfax2A1)に一致する界面活性剤の45重量%水溶液 117g ラウリルアルコールの硫酸半エステルのナトリウム塩の15重量%水溶液 250gおよび 水 6033g。 供給流II:ペルオキソ二硫酸ナトリウム 150gおよび水 200g 。 2.噴霧助剤の製造 2.1噴霧助剤S1 ナフタリン1.20kgを85℃で反応容器に装入し、冷却下に濃硫酸1 .18kgを、内温が絶えず150℃以下であるように加えた。 添加終了後、内温140〜150℃で5時間後反応させた。反応混合物を 50℃に冷却し、50〜55℃の内温の維持下に30重量%のホルムアルデヒド 水溶液0.80kgを少しずつ加えた。添加終了後、直ちに脱イオン水0.70 kgを加え、100℃に加熱し、この温度で5時間さらに反応させた。次いで、 65℃に冷却 し、脱イオン水中の35重量%の水酸化カルシウム懸濁液0.80kgを加えた 。200μmの篩を通して濾過し、35重量%の固形分および8.0のpH値を 有する水溶液S1 2.1kgが得られた。 2.2噴霧助剤SV2(比較噴霧助剤) S1におけるように行ったが、縮合時間は100℃でホルムアルデヒド水 溶液の添加後今は8時間であった。34重量%の固形分および7.9のpH値を 有する水溶液SV2 2.0kgが得られた。 2.3噴霧助剤S3 S1におけるように行ったが、中和は水酸化カルシウムスラリーの代わり に今は5重量%のカセイソーダ溶液3.0kgを用いて行った。32重量%の固 形分および7.9のpH値を有する水溶液S3 6.7kgが得られた。 2.4噴霧助剤S4 水溶液S3を濃硫酸で1.5のpH値に調節し、塩化メチレン500ml で抽出した。合した有機相を、20重量%のカセイソーダ溶液で9.0のpH値 に調節した脱イオン水5kgで抽出した。合した水相は、31%の固形分および 7.8のpH値を有していた。 噴霧助剤は、その分子量に関しゲル透過クロマトグ ラフィーを用いて識別した。識別は10μmのフィルターを備えおよび定義され た多孔性のポリマー(マインツ在、Polymer Standards Service GmbHの、40、 100および1000Åを有するHEMA BIO)が充填されている3つの順 次に接続されたカラム(l=300mm、d=8mm)で行った。移動相として 、硝酸ナトリウムの0.1M溶液60重量%、テトラヒドロフラン(分析用)3 0重量%およびアセトニトリル(分析用)10重量%からなる混合物が使用され た。流量補正の内部基準として、アセトン1%を添加した。試料を脱イオン水で 0.5重量%の固形分に希釈し、1.50ml/分の流量および60℃の温度で クロマトグラフィーした。検出は、波長254nmにおけるUV分光測定により 行った。校正のために、ポリスチレンスルホネート(Na塩、M=1370〜1 010000ドルトン)ならびにナフタリンモノ、−ジ−および−トリスルホン 酸ナトリウム塩を使用した。結果は、第1表にまとめられている。 第1表 1比較噴霧助剤210000g/モル以上の分子量を有する縮合物の分量 3未反応のナフタリンスルホン酸の分量 3.本発明による重合体粉末および比較重合体粉末の 製造: 乾燥重合体粉末の製造のために、重合体分散液を40%の固形分に、噴霧助剤 を20%の固形分に希釈した。それから、迅速にかつ激しく撹拌しながら分散液 を噴霧助剤に加え、場合により脱イオン水で混合物の35%の固形分を調節した 。噴霧乾燥を、GEA Wiegand GmbH(営業範囲Niro)の実験室用小型乾燥機中 で回転円板または二成分ノズルによる噴霧を用い、塔入口温度130℃および塔 出口温度60℃で行った(性能:噴霧供給量約2kg/時間)。粘着防止剤とし て、噴霧供給と同時に微細ケイ酸約2.0〜3.0重量%(固体の重合体混合物 に対して)を乾燥室中に配量した。量比、乾燥条件ならびにその結果は第2表に まとめられている。 重合体粉末の再分散性は、下記に記載したように調べた: ガラスフラスコ中へ、脱イオン水90gを秤取し、粉末10gを添加する。混 合物をウルトラツラックス(Ultra‐Turrax)を用い9500rpmで1分撹拌 し、メスシリンダーに満たす。プラスチック栓で閉じたメスシリンダーを動かさ ずに72時間貯蔵す る。引き続き、再分散液を良く振盪し、72μmの篩を通して濾過する。篩を乾 燥器中に80℃で12時間貯蔵し、秤取した初期粉末量(10g)に対する乾燥 凝塊の百分率を測定する。 第2表:噴霧乾燥の結果 a)固体として、固体重合体100部に対して b)72時間後の固形分10%で c)再分散した粉末の量と比較した、72μmの篩を通して濾過し、80℃で一 晩乾燥した凝塊 d)PVA=87.7±1.0モル%の鹸化価およびDIN53015による、 20℃で4重量%水溶液が4.0±0.5mPa・sの粘度を有する Hoechst AGのポリビニルアルコール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム ローザー ドイツ連邦共和国 D―68165 マンハイ ム リヒャルト―ヴァーグナー―シュトラ ーセ 55 (72)発明者 アンドレー ドラゴン ドイツ連邦共和国 D―67346 シュパイ ヤー ロートケールヒェンヴェーク 1 (72)発明者 ハインリッヒ ザック ドイツ連邦共和国 D―67454 ハースロ ッホ ベルタ―フォン―ズットナー―シュ トラーセ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水性重合体分散液の乾燥における助剤としての、数平均分子量Mn<150 0ドルトンを有するナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物または その塩の使用。 2.ナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物が、700〜1250 ドルトンの範囲内の数平均分子量および5〜15の範囲内のMw/Mn分布を有す る、請求項1記載の使用。 3.10000ドルトン以上の分子量を有するナフタリンスルホン酸−ホルムア ルデヒド縮合生成物の分量が、縮合生成物の全量の25重量%未満である、請求 項1または2記載の使用。 4.ナフタリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物を、そのアルカリ金属 塩もしくはアルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩の形で使用する、請求項1 から3までのいずれか1項記載の使用。 5.分散液の重合体が65℃以下のガラス転移温度を有する、請求項1から4ま でのいずれか1項記載の使用。 6.重合体が、 a)ビニル芳香族化合物、C1〜C12アルカノールとα,β−不飽和C3〜C6 カルボン酸またはC4〜C8ジカルボン酸のエステル、C1〜C12カルボ ン酸のビニルまたはアリルエステル、およびブタジエンから選択される少なくと も1種のモノマー80〜100重量%ならびに b)少なくとも1個のエチレン性不飽和結合を有する少なくとも1種の他のモ ノマー0〜20重量% から構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の使用。 7.モノマ−a)がn−ブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート、 2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、tert−ブチルメ タクリレート、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ブタジエンおよびス チレンから選択されている、請求項6記載の使用。 8.モノマーb)が(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミド、(メタ)ア クリルニトリル、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルピロ リドン、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートおよび/またはヒドロキシプロ ピル(メタ)アクリレートから選択されている、請求項6または7記載の使用。 9.乾燥助剤として請求項1から4までのいずれか1項記載のナフタリンスルホ ン酸−ホルムアルデヒド縮合生成物の少なくとも1種を使用することを特徴とす る、重合体分散液の乾燥方法。 10.重合体に対して、乾燥助剤1〜30重量%、 殊に5〜15重量%を使用する、請求項9記載の方法。 11.重合体の乾燥を噴霧乾燥によって行なう、請求項9または10記載の方法 。 12.熱空気流の入口温度が100〜200℃であり、出口温度が60〜80℃ である、請求項11記載の方法。 13.請求項9から12までのいずれか1項記載の方法により得られた、重合体 粉末。 14.請求項5から8までのいずれか1項記載の重合体分散液を包含する、請求 項13記載の重合体粉末。 15.請求項1から4までのいずれか1項記載の乾燥助剤を包含する、請求項1 3または14記載の重合体粉末。 16.水硬性配合物、ペイント、ラッカー、接着剤、コーティング組成物および 合成樹脂漆喰における結合剤としてならびに鉱物質建築材料の変性のための、請 求項14または15記載の重合体粉末の使用。 17.請求項13から15までのいずれか1項記載の重合体粉末を含有する、鉱 物質結合建築材料。 18.鉱物質結合剤20〜60重量%、請求項13から15までのいずれか1項 記載の重合体粉末0.1〜20重量%、通常の助剤25重量%までおよび残量と して砂のような骨材、充填剤、顔料、天然繊維 および/または合成繊維からなる、乾燥モルタル配合物の形の請求項17記載の 鉱物質結合建築材料。
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