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JP2000514992A - 移動通信システムのタイムスイッチング送信ダイバーシチ装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムのタイムスイッチング送信ダイバーシチ装置及び方法

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JP2000514992A JP54239599A JP54239599A JP2000514992A JP 2000514992 A JP2000514992 A JP 2000514992A JP 54239599 A JP54239599 A JP 54239599A JP 54239599 A JP54239599 A JP 54239599A JP 2000514992 A JP2000514992 A JP 2000514992A
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Abstract

(57)【要約】 移動通信システムのタイムスイッチング送信ダイバーシチ装置及び方法を提供する。基地局の送信装置は、2以上の送信アンテナと、これら送信アンテナに対応する数で構成され、各送信アンテナにそれぞれ接続されて順方向リンクに信号を出力する複数のRF送信器と、オーバーラップのない時間周期でスイッチ制御信号を発生する制御器と、直交符号を用いて送信信号を変調する直交変調器と、直交変調器の出力を拡散する拡散器と、拡散器の出力端に設けられ、スイッチ制御信号に基づいて拡散器の出力を対応する送信器へ送るスイッチと、から構成される。また、該送信ダイバーシチの受信装置は、順方向チャネルの受信信号からパイロットチャネル信号を検出して位相及び時間予測値を発生するパイロットチャネル受信器と、基地局の基準時間に同期して周期情報及びスイッチングパターン情報に基づいた選択制御信号を発生する制御器と、パイロットチャネル受信器の出力を入力し、選択制御信号に基づいて位相及び時間予測値を選択出力する選択器と、受信信号を入力し、選択された時間予測位置でトラヒックチャネル信号を検出し、検出されたトラヒックチャネル信号の位相エラーを位相予測値に基づいて訂正して復号するトラヒックチャネル受信器と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 移動通信システムのタイムスイッチング送信ダイバーシチ装置及び方法 発明の背景1.発明の属する技術分野 本発明は、移動通信システムでダイバーシチ機能を有する送受信装置及び方法 に関し、特に、タイムスイッチング送信ダイバーシチ(Time Switched Transmiss ion Diversity:TSTD)方式でデータを送受信できる装置及び方法に関する。2.関連技術の説明 一般に、フェージング環境下の移動通信システムの送受信性能は、ダイバーシ チ方式を用いて向上させられる。図1は、移動通信システムで順方向リンク(FOR WARD LINK)及び逆方向リンク(REVERSE LINK)の各々に適用されるダイバーシチ方 式を説明するためのものである。 図1を参照すれば、逆方向リンク上の信号伝送は受信ダイバーシチ方式(Recei ver Diversity)によって行われ、このために基地局には複数個の受信アンテナが 設けられる。一方、順方向リンクにおけるダイバーシチ方式には次の三つがある 。すなわち、(1)多数の送信アンテナを通じて送信信号を伝送するとともに移動 局が一つの受信アンテナでその信号を受信することによって、多数の受信アンテ ナを使うのと同様の効果を得る送信ダイバーシチ(Transmission Diversity)方式 、(2)移動局が多数の受信アンテナを備えている場合に適用される受信ダイバー シチ(Receiver Diversity)方式、(3)前記(1)及び(2)の混合形態である混合ダ イバーシチ(Mixed Diversity)方式、である。 しかし、順方向リンクにおける受信ダイバーシチ方式は、端末機のサイズが小 さいために端末機の受信アンテナ間距離が制限される結果、ダイバーシチ利得(D iversity Gain)が小さいという短所がある。また、このように複数の受信アンテ ナを用いるということは、各アンテナごとに順方向リンク信号受信及び逆方向リ ンク信号送信のためのハードウェア構成を別に備えなければならないということ であり、端末機の寸法・価格面から制限されることになる。この点から、移動通 信システムでは通常、順方向リンクにおいて送信ダイバーシチ方式を用いる。 順方向リンクで送信ダイバーシチ方式を用いる場合、移動通信システムの基地 局(bese station)及び移動局(mobile station)はそれぞれ図2のような送受信メ カニズムを有する。図2において、基地局100における基底帯域信号処理器(b aseband signal processor)103は、順方向リンクを通じて伝送する使用者デ ータ(user data)を基底帯域信号に変換する。この基底帯域信号処理器103で はチャネル符号化、インタリービング、直交符号変調、PN(Pseudo Noise)拡散 機能などが行われる。信号分配器(signal distributor)102は、基底帯域信号 処理器103からの信号を分配してN個の送信アンテナTXA1〜TXANに出 力する。これにより基地局100の送信端で、N個のアンテナを通じた送信ダイ バーシチ機能が実行される。 一方の移動局200は、基地局100のN個のアンテナから送信される信号を 受信する受信アンテナRXAを有し、これにより受信された信号を処理するため に、N個の送信アンテナに対応したN個の復調器(demodulator)201〜20N を備える。結合器(combiner)211は復調器201〜20Nから出力される復調 信号を結合し、復号器及び制御器(decoder&controller)213は結合器211か ら出力される信号を復号して複合使用者データ(decoded user data)を出力する 。 このシステムによれば、基地局100から移動局200へ伝送される使用者デ ータは基底帯域信号処理器103で符号化され、信号分配器102でN個のスト リームに分けられた後、対応する送信アンテナTXA1〜TXANを通じて送信 される。すると移動局200は、一つの受信アンテナRXAから受信された信号 を、送信アンテナTXA1〜TXANの数に相応するN個の復調器201〜20 Nを用いて復調し、この復調信号を結合することによってダイバーシチ利得を得 るようになっている。 次に、送信ダイバーシチを用いない構造(Non-Transmission Diversity:NT D)のCDMA移動通信システムの送信端について構成を説明する。 図3において、CRC(Cyclic Redundancy Check)付加器(CRC controller)3 11は、入力される使用者データにつき、伝送中に発生するフレームエラーを検 出 するためのCRCビットを生成して付加し、テールビット付加器(tail bit cont roller)313は、チャネル符号器(channel encoder)315に印加されるデータ フレームを終端(termination)するためのテールビット(tail bit)を生成して付 加する。その後、データフレームはチャネル符号器315でエラー訂正のために 符号化され、該符号化したデータはインタリーバ(interleaver)317でインタ リービングされた後、結合器323でロングコードシーケンスと排他的論理和( EXOR)される。このとき用いられるロングコードシーケンスは、ロングコー ド発生器(long code generator)319から発生され、デシメータ(decimator)3 21によってインタリーバ317の出力端における速度と同速度にデシメーショ ンされたものである。結合器323から出る符号化データは、信号変換器(signa l mapper)325で直交符号変調用に、0は+1に、1は−1に変換され、この 変換信号がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)のために直/並列変換器( S/P converter)327でIチャネル及びQチャネルの二つのストリームに分離さ れる。この分離されたストリームは乗算器329,331によって直交変調され 、PN拡散器(spreader)333によってPN拡散される。この拡散信号は低域ろ 波器(Low Pass Filter:LPF)335,337でパルス整形(pulse shaping) のためにフィルタリングされた後、キャリアにローディングされ、最終的に送信 アンテナを通じて送信される。 図3のようなNTD構造を有する基地局の送信装置から出力される送信信号の 構造は図5の511のようになる。この図5は、NTD構造を有する送信装置か ら出力される使用者データと、2個のアンテナ(N=2)を有する直交送信ダイバ ーシチ(Orthogonal Transmission Diversity:OTD)構造を有する送信装置か ら出力される使用者データと、のタイミング特性を示している。すなわち、NT D構造のCDMA移動通信システムの順方向リンクチャネル性能を向上させるた めに、従来では図4のような構造を有するOTD構造の送信装置を用いてきた。 このOTD構造の送信装置では、図5の513,515のように、1名の使用者 情報が二つ或いはそれ以上のストリームに分離されて相異なる送信アンテナを通 じて送信される。 図4は移動通信システムでOTD構造を用いる基地局の送信装置の構成を示す 図で、送信アンテナが2個の場合(N=2)の例である。なお、以下の説明で用い る符号において、[Wm−Wm]は[Wmm]を表す。 図4に示すOTD構造の送信装置は、直/並列変換過程を除いて図3のNTD 構造の送信装置構成と同じである。このOTD構造において、信号マッピングさ れたデータは、直/並列変換器413,415,417で送信アンテナ数に相応 するN個のストリームに分離され、乗算器419,421,423,425でそ れぞれ送信アンテナ間の直交性を維持するために直交変調される。 このように、信号マッピングされたデータを送信アンテナ数該当のN個のスト リームに分離した状態でも送信アンテナ間の直交性を維持するためには、直交符 号の拡張が必要である。これは、ハダマード行列拡張(Hadamard matrix extensi on)によって行われる。すなわち、図4のOTD送信装置のように二つの送信ア ンテナA,Bが使用される構造の場合、相異なる送信アンテナに割り当てられる 直交符号としては、NTD構造の送信装置で用いられてきた長さ2m個の直交符 号Wmを[Wmm]及び[Wm−Wm]に拡張して使用することになる。このような拡 張が必要な理由は、信号マッピングされたデータをN個の並列ストリームに変換 するとき、各ストリームの有するデータレートが原データレートに比べて1/N に減少するので、これを補償するためである。 OTD構造を有する送信装置から出力される信号を受信する装置は、使用者デ ータを復調するための信号復調器と、信号復調器で必要とするタイミングと位相 情報を提供するパイロット復調器と、M個の信号復調器の出力を直列に変換する 並/直列変換器と、を必要とする。 パイロットチャネルは、基地局から移動局へ必要なタイミングと位相情報を提 供するために用いられる。移動局は、まずパイロット復調器を動作させて必要な 情報を確保し、得られた情報に基づいて使用者データを復調する。このようなパ イロットチャネルは各送信アンテナに1ずつ提供しなければならない。 図4のような従来のOTD構造送信装置に対する受信装置において、パイロッ ト復調器は、受信信号からパイロットチャネルを復調するために、PN逆拡散、 直交復調を行い、その結果を1周期間積分する。そして、パイロット復調器の内 部に位置するタイム予測器(Time Estimator)と位相予測器(Phase Estimator)が 、 積分値から必要なタイミング及び位相値を予測する。 受信装置の信号復調器は、パイロット復調器から受信したタイミング情報に基 づいて使用者データ信号に対するPN逆拡散を行う。そして、伝送中に発生した 位相エラーは、直交復調の1周期積分によって得られた積分値に位相情報をかけ て補償する。このように位相補償された積分器の出力値は、ソフト判定生成器(S oft Decision Block)によって確立値に変換され、並/直列変換器を通じてデイ ンタリーバ(deinterleaver)に伝達される。 以上の従来型OTD移動通信システムは、NTDシステムに比べて受信性能に 優るが、次のような諸問題を抱えている。 (1)移動局は基地局の送信アンテナ数と同数のパイロット復調器と信号復調器 を備えなければならない。これは、端末機受信端構造の複雑化、高価格化及び消 費電力量増加を招く。 (2)N個の送信アンテナを用いたOTDシステムでは、使用される直交符号の 長さがNTDシステムの場合に比べてN倍に増える。このため、積分区間(Integ ration Interval)が増加し、周波数エラーなどのチャネル環境による受信性能の 劣化を招く。 (3)OTDで使用可能な送信アンテナの数は2n倍に制限される。言い換えれ ば、基地局の送信装置で用いられる送信アンテナの数は2,4,8,16…の形 でしか増加させることができず、これはアンテナアレイなどの応用において制限 事項となる。 発明の開示 本発明の目的は、基地局の送信信号をタイムスイッチングを用いて複数個のア ンテナに分配するTSTD装置を提供することにある。 また、本発明の他の目的は、TSTD送信装置から出力される信号を受信でき る受信装置を提供することにある。 あるいは、本発明の他の目的は、直交符号長を変化させることなくTSTD機 能を実行できるような移動通信システムの通信装置及び方法を提供することにあ る。 さらに、本発明の他の目的は、TSTD移動通信システムにおいて、送信アン テナの数にかかわらず、使用者データを復調する復調器の数を一つで構成できる 受信装置及び方法を提供することにある。 加えて、本発明の他の目的は、送信アンテナの数を容易に拡張できるTSTD 移動通信システムの送信装置及び送信方法を提供することにある。 このような目的のために本発明は、移動通信システムのタイムスイッチング送 信ダイバーシチ(TSTD)装置及び方法を提供する。その基地局の送信装置は、 2以上の送信アンテナと、これら送信アンテナに対応させた数で設けられ、それ ぞれ対応する送信アンテナへ順方向リンク信号を出力する複数のRF(Radio Fre quency)送信器と、オーバーラップのない時間周期でスイッチ制御信号を発生す る制御器と、直交符号を用いて送信信号を変調する直交変調器と、この直交変調 器の出力を拡散する拡散器と、この拡散器の出力端に接続され、前記スイッチン グ制御信号に応じて拡散器出力を対応するRF送信器につなぐスイッチと、から 構成される。 また、TSTD移動局の受信装置は、順方向チャネル受信信号からパイロット チャネル信号を検出して位相及び時間予測値を発生するパイロットチャネル受信 器と、基地局の基準時間に同期して周期情報及びスイッチングパターン情報に基 づいた選択制御信号を発生する制御器と、パイロットチャネル受信器の出力を入 力し、前記選択制御信号に基づいて位相及び時間予測値を選択出力する選択器と 、前記受信信号を入力し、選択された時間予測位置でトラヒックチャネル信号を 検出し、検出されたトラヒックチャネル信号の位相エラーを選択された位相予測 値に基づいて訂正し復号するトラヒックチャネル受信器と、から構成される。 図面の簡単な説明 図1は、移動通信システムにおける順方向リンク及び逆方向リンクのダイバー シチ方式を示す説明図。 図2は、移動通信システムにおける順方向リンクダイバーシチ装置を示すブロ ック図。 図3は、移動通信システムにおけるNTD送信装置の構成を示すブロック図。 図4は、移動通信システムにおけるOTD送信装置の構成を示すブロック図。 図5は、図3及び図4のような構成を有する送信装置から出力される送信デー タの構造を示す説明図。 図6は、移動通信システムにおける本発明のTSTD送信装置の一例を示すブ ロック図。 図7は、図6中の制御器の詳細を示すブロック図。 図8は、図6のような構成を有するTSTD送信装置から周期的なパターンで 出力されるデータのタイミング特性を示す説明図。 図9は、図6のような構成を有するTSTD送信装置からランダムパターンで 出力されるデータのタイミング特性を示す説明図。 図10は、図6のような構成を有するTSTD送信装置において、同期方式で 使用者が複数あるときに出力される各使用者データのタイミング特性を示す説明 図。 図11は、図6のような構成を有するTSTD送信装置において、非同期方式 で使用者が複数あるときに出力される各使用者データのタイミング特性を示す説 明図。 図12は、本発明に係るTSTD送信装置における送信アンテナ数の任意拡張 機能についての説明図。 図13は、移動通信システムにおいて本発明に係るTSTD送信装置の送信デ ータを受信する装置の第1の構成例を示したブロック図。 図14は、移動通信システムにおいて本発明に係るTSTD送信装置の送信デ ータを受信する装置の第2の構成例を示したブロック図。 発明の実施の形態 本例の移動通信システムは、送信側で送信ダイバーシチ機能を行うために使用 者データをタイムスイッチングして多重アンテナに分配し、受信側で一つの信号 復調器を通じて送信ダイバーシチされた信号を復調する。このような本発明に係 る送信ダイバーシチの特徴は次のとおりである。 (1)使用者データを復調する信号復調器は送信アンテナの数Nに関係なく一つ だけでよい。すなわち、使用者一人につき一つの直交符号を用いればよいので、 受信器構造の単純化、端末機の低電力化・低価格化が可能である。 (2)使用される送信アンテナの数Nに関係なく、使用される直交符号の長さは NTD装置で使用されるものと同一である。すなわち、送信ダイバーシチによる 逆拡散積分区間の増加がない。 (3)使用可能な送信アンテナの数が2n倍に制限されず、任意に選択可能であ る。したがって、送信装置のアンテナ数の制約からくる他の応用についての制限 がない。 これら特徴を有する本例の基地局送信装置及び移動局受信装置の構成及び動作 を以下に説明するものであるが、本発明に係る移動通信システムの順方向リンク には、送信アンテナ間を時間的にスイッチングするという原理を適用したTST D方式が用いられている。 図6は、2個の送信アンテナ(ANTENNA A,ANTENNA B)を有する基地局のTST D送信装置の構成を示している。図示の信号変換器611は、符号化した使用者 データとロングコードとの結合信号を受け、その信号レベルにつき0を+1に、 1を−1に変換する。直/並列変換器613は、信号変換器611から出力され る直列信号を奇数番目(odd)の信号と偶数番目(even)の信号に分離して並列出力 する。乗算器615は、直/並列変換器613から出力される偶数番目の信号と 直交符号Wmを混合して出力する。乗算器617は、直/並列変換器613から 出力される奇数番目の信号と直交符号Wmを混合して出力する。これら乗算器6 15,617は、これから出力する使用者信号に直交符号をかけて直交変調(又 は直交拡散)する機能を行う。その直交符号としてはウォルシュ符号(Walsh code )を用いることができる。PN拡散器619は、乗算器615,617から出力 される直交変調された信号に、それぞれ対応するPNシーケンスPNI、PNQを かけることで、送信信号をPN拡散(又はマスク)する。 制御器600は、当該TSTD方式の送信装置で送信しようとする信号を、多 数のアンテナに分配するためのスイッチ制御信号を発生する。この制御器600 は同期モードでGPS(Global Positioning System)信号に同期し、スイッチン グ周期は直交符号長の整数倍となる。また、タイムスイッチングを任意のパター ンで行う場合は、ホップパターン(hop pattern)に関するスイッチング情報を貯 蔵するルックアップテーブルを内部に備えるようにする。制御器600の詳細は 図7に示しており、その動作は後述する。スイッチ621は、制御器600の出 力に基づいてスイッチングし、拡散器619のIチャネル及びQチャネル拡散信 号出力端に接続される共通端子と、低域ろ波器623,625に接続される第1 出力端子と、低域ろ波器627,629に接続される第2出力端子と、を有する 。このスイッチ621は制御器600から出力されるスイッチ制御信号に応じて スイッチングし、PN拡散器619から出力される拡散信号を低域ろ波器623 ,625又は低域ろ波器627,629にスイッチング出力する。 低域ろ波器623,625は、スイッチ621のスイッチングで分配出力され るIチャネル及びQチャネルのPN拡散信号を低域ろ波して出力する。乗算器6 31,633は、低域ろ波器623,625の出力を搬送波(carrier)と混合し て周波数をアップコンバートする。加算器641は、乗算器631,633から 出力される信号を加算して送信アンテナAに出力する。 また、低域ろ波器627,629は、スイッチ621のスイッチングで分配出 力されるIチャネル及びQチャネルのPN拡散信号を低域ろ波して出力する。乗 算器635,637は、低域ろ波器627,629の出力を搬送波と混合して周 波数をアップコンバートする。加算器643は、乗算器635,637から出力 される信号を加算して送信アンテナBに出力する。 図6の構成は、TSTD方式の基地局において順方向チャネル送信手段として 適用することかできる。その順方向チャネル送信手段としては、パイロットチャ ネル送信器、同期チャネル送信器、制御チャネル送信器、トラヒックチャネル送 信器などが含まれる。このような場合、パイロットチャネルが、順方向リンクの チャネルを通じてデータを伝送するときの同期を提供するためのチャネルである という点を考慮し、パイロットチャネル送信器についてはOTD構造とし、他の チャネル送信器を図6のようなTSTD構造としてもよい。 図7は、図6の制御器600の構成図である。図示の基準周期レジスタ(refer ence cycle register)711は、上位プロセッサ(upper-level processor)から 出力される基準周期信号(reference cycle signal)を貯蔵する。この基準周期信 号がチャネル送信手段のタイムスイッチング周期として機能する。クロックカウ ンタ(clock counter)713は、基地局システムから送られるクロックパルス(cl ock)を受け、基準周期単位でそのクロックパルスをカウントして読出パルス(rea d pulse)を発生する。ルックアップテーブル(lookup table)715は、上位プロ セッサから出力されるスイッチングパターン情報(switching pattern)を貯蔵し ており、クロックカウンタ713から出力される読出パルスに基づいてルックア ップテーブル内の該当スイッチング情報を出力する。制御信号発生器(control s ignal generator)717は、ルックアップテーブル715から読み出されるスイ ッチングパターン情報に基づいて、PN拡散信号を多重送信アンテナに分配する ためのスイッチ制御信号を発生する。 図7において、制御器600は、TSTD構造を有する基地局送信装置におい て、基底帯域の送信出力を周期的にN個のアンテナにスイッチング接続する役割 を果たしている。この図7に示す制御器600において、基準周期レジスタ71 1がチャネルのタイムスイッチング周期を貯蔵し、これにより制御器600が各 チャネルごとにタイムスイッチング周期を別々に制御することができる。すなわ ち、基準周期レジスタ711に貯蔵される基準周期信号を各チャネル別に異なる ようにして設定すると、各チャネルに対して相異なるスイッチング周期を送信す ることができる。基準周期レジスタ711に貯蔵される値は、該当チャネルの送 信開始前に、各チャネルの上位プロセッサから各チャネル別に指定される値であ って、データ送信時に別途の制御によって変更してもよい。 クロックカウンタ713に入力されるクロックパルスは基地局システムから提 供されるものであって、基地局の基準時間に同期させてあり、使用する直交符号 の長さに比例するクロック周期を有する。クロックカウンタ713はそのクロッ クパルスをカウントし、これを基準周期レジスタ711に貯蔵された値と比較し て二つの値が一致する時点でルックアップテーブル715に読出パルスを送る。 ルックアップテーブル715は、N個の送信アンテナから送信されるデータの タイムスイッチングパターンを貯蔵するメモリであって、各チャネルごとに相異 なるスイッチングパターンを割り当てるか、あるいは、他のチャネルと同じスイ ッチングパターンを割り当ててもよい。ルックアップテーブル715に貯蔵され たスイッチングパターン情報は、基地局から移動局に伝達され、このスイッチン グパターンに基づき移動局でデータ復調が行われる。 制御信号発生器717は、ルックアップテーブル715から読み出されるスイ ッチングパターン情報を分析してN個の送信アンテナに対する信号経路を制御す る。すなわち、制御信号発生器717は、選択された一つの送信アンテナだけを イネーブルさせ、他の送信アンテナはディスエーブルとする。 このように制御器600は、入力されるクロックパルスをカウントし、この値 と基準周期値とを比較して二つの値が一致する場合に、ルックアップテーブル7 15に貯蔵された該当スイッチングパターンの読出し信号を発生する。これによ るスイッチングパターンが次の段階の送信アンテナ選択に用いられる情報である 。この得られたスイッチング情報は、各送信経路に対するイネーブル/ディスエ ーブル信号とされる。 図8は、図6に示したTSTD送信装置とNTD送信装置との出力特性を比較 するためのものである。図示の811はNTD送信装置の出力タイミングを示し 、813は図6のTSTD送信装置の送信アンテナAを通じて出力される送信信 号のタイミング、815は図6のTSTD送信装置の送信アンテナBを通じて出 力される送信信号のタイミングを示す。 TSTD方式の送信装置は、送信アンテナの数に従って別途の直交符号を割り 当てるのではなく、該当使用者の使用する一つの直交符号を用い、PN拡散過程 まではNTD送信装置の構造と同一方式で送信信号を処理する。そして、PN拡 散器619によって拡散されたデータを、直交符号長の整数倍に等しい周期で各 送信アンテナにスイッチングする。このときに実行可能なタイムスイッチングと して、N個の送信アンテナに順送り伝送する周期的パターンと、特定な周期的パ ターンを帯びないランダムパターンがある。使用するタイムスイッチングパター ンは制御器600のルックアップテーブル715に貯蔵されるスイッチングパタ ーン情報に基づいて決定され、タイムスイッチング周期は基準周期レジスタ71 1に貯蔵される基準周期信号の値に基づいて決定される。 すなわちタイムスイッチング方式は、図8のような周期的パターンに限らず、 図9のようなランダムパターンとすることもできる。つまり、図6のようなTS TD送信装置において、送信アンテナAを連続二回使用し、送信アンテナBを一 回使用するスイッチングパターンをルックアップテーブル715にローディング すると、制御器600はスイッチ621を制御して、PN拡散器619の出力を 低域ろ波器623,625へ連続二回のスイッチング周期の間接続し、そして低 域ろ波器627,629へ一回のスイッチング周期の間接続する。したがって、 送信アンテナAを通じて出力される信号のタイミングは図9の913のようにな り、送信アンテナBを通じて出力される信号のタイミングは図9の915のよう になる。図9のようにタイムスイッチングパターンをランダムに行うと、スクラ ンブリング(scrambling)効果もさらに得られる。 図10は、TSTD方式の基地局送信装置においてN=2、使用者2名、同期 の場合の使用者データタイミングを示し、図11は、TSTD方式の送信装置に おいてN=2,使用者2名、非同期の場合の使用者データタイミングを示してい る。同期タイムスイッチングは基地局のタイムスイッチング方式が全移動局に共 通に適用されることを意味し、非同期タイムスイッチングは基地局のタイムスイ ッチング方式が移動局により異なることを意味する。 このような本発明のTSTD方式を用いると、OTD方式を用いる場合に生じ ていた問題がすべて解決される。すなわち、使用者1名に一つの直交符号だけが 割り当てられるため、受信装置は送信アンテナの数にかかわらず一つの復調器を 用いて全使用者データ信号を復調できる。また、本発明の送信ダイバーシチ方式 はNTD構造の送信装置と同じ直交符号を用いるため、積分区間の増加もない。 さらに、本発明の送信装置は、送信アンテナの数を選択するに当たっての制限が ない。すなわち、OTD方式では送信アンテナの個数拡張を2nで拡張しなけれ ばならないのに対し、本発明によればそのような制約無し(N=整数)で送信アン テナを拡張できる。一例として図12に、TSTD送信装置のN=3、周期的パ タ一ンでの使用者データタイミングを示している。この図12に示すように、T STD送信装置では、OTD方式では不可能であった三つの送信アンテナを用い る 場合も容易に実現できる。 本例のTSTD基地局送信装置に対応する移動局受信装置は、二つの形態より 構成できる。一つは、パイロットチャネルに対してはOTDを用い、使用者デー タチャネルに対してはTSTDを用いる方法であり、もう一つは、パイロットチ ャネルと使用者データチャネルともにTSTDを用いる方法である。パイロット チャネルは移動局の同期復調を支援するための共有チャネルであるため、このパ イロットチャネルの送信は、OTD構造で行ってもよいし、所定の周期及びパタ ーンのTSTD構造で行ってもよい。 図13及び図14に、そのような二つの形態の受信装置の構成を示す。図13 は、トラヒックチャネル送信手段がTSTDを使用する送信器、パイロットチャ ネル送信手段がOTDを使用する送信器とされ、二つの送信アンテナを有する送 信装置から出力される信号を受信する受信装置の構造を示すものである。この場 合のパイロットチャネル受信器は、送信装置の送信アンテナに対応する数で構成 される。また、パイロットチャネル受信器では送信アンテナの数に比例する長さ に拡張された直交符号を用いる。したがって、送信アンテナが2個である場合は 、図13に示すように、二つのパイロットチャネル受信器(pilot demodulator) 1310,1320が提供される。図13における受信信号(input signal)は基 底帯域信号である。 パイロットチャネル受信器1310において、PN逆拡散器(PN despreade r)1311は受信信号にPNシーケンスをかけて逆拡散する。乗算器1313 は、パイロットチャネル送信側で用いた直交符号のうちの一つと同一の直交符号 [Wmm]にPN逆拡散器1311から出力される信号をかけて直交復調を行う。 積分器1315は、乗算器1313から出力される信号をT時間積分して累算す る。位相推定器(phase estimator)1317は、積分器1315から出力される 信号を分析して送信アンテナAから送信されたパイロット信号の位相を推定した 位相予測値(estimated phase)0を出力する。時間推定器(time estimator)13 19は、積分器1315から出力される信号を分析して送信アンテナAから送信 されたパイロット信号の送信時間を推定した時間予測値(time estimated)0を出 力する。 また、パイロットチャネル受信器1320において、PN逆拡散器1321は 、 受信信号にPNシーケンスをかけて逆拡散する。乗算器1323は、パイロット チャネル送信側で用いた上記とは別の直交符号と同一の直交符号[Wm−Wm]にP N逆拡散器1321から出力される信号をかけて直交復調を行う。積分器132 5は、乗算器1323から出力される信号をT時間積分して累算する。位相推定 器1327は、積分器1325から出力される信号を分析して送信アンテナBか ら送信されたパイロット信号の位相を推定した位相予測値1を出力する。時間推 定器1329は、積分器1325から出力される信号を分析して送信アンテナB から送信されたパイロット信号の送信時間を推定した時間予測値1を出力する。 制御器(controller)1341は、基地局の基準時間に同期し、タイムスイッチ ング周期単位でパイロットチャネル送信器1310,1320の出力を選択する ための制御信号を発生する。選択器(selector)1343は、パイロットチャネル 送信器1310,1320の出力を受け、制御器1341の選択制御信号に基づ いて対応するパイロットチャネル受信器1310,1320から出力される位相 予測値及び時間予測値を選択出力する。 トラヒックチャネル受信器1330において、PN逆拡散器1331は、選択 器1343から出力される送信時間位置で受信信号にPNシーケンスをかけて逆 拡散する。すなわち、PN逆拡散器1331は、予測されるスイッチング時間位 置でPN符号によって受信信号を逆拡散する。乗算器1333は、トラヒックチ ャネル送信側で用いた直交符号[Wn]にPN逆拡散器1331から出力される信 号をかけて直交復調を行う。積分器1335は、乗算器1333から出力される 信号をT時間積分して累算する。位相符号変換器(Phase sign Converter)134 5は、選択器1343から出力される位相値の符号を変換する。乗算器1337 は、積分器1335の出力と位相符号変換器1345の出力をかけて出力する。 この乗算器1337が受信信号の位相を同期させる機能を果たす。レベル決定器 (level decision block)1339は、乗算器1337から出力する信号レベルを 検査してグレーレベル(gray level)の値に変換して出力する。このレベル決定器 1339から出力される信号が受信装置の復号器に伝達される。 図13の受信装置では、送信アンテナの数(図13ではN=2)に対応するパイ ロットチャネル受信器を備えるようにする。これらパイロットチャネル受信器は 、 構成及び動作面でOTD構造のパイロットチャネル受信器と同様である。一方、 トラヒックチャネル受信器1330は一つのみであり、これは、各送信アンテナ に分配される使用者データがいずれも同一の直交符号を用いて変調されたからで ある。 N個の送信アンテナについての予測(推定)された時間及び位相情報は、基地 局と同期した制御器1341のクロック信号に基づいて、各パイロットチャネル 受信器1310,1320からトラヒックチャネル受信器1330へ、選択器1 343を通じて選択的に提供される。すなわち、移動局は呼セットアップ(call setup)過程で基地局から送信アンテナのスイッチングに関連したスイッチング周 期情報及びスイッチングパターン情報を得る。 制御器1341は、パイロットチャネルを復調して獲得した時間及び位相情報 に基づいて同期チャネルを復調し、復調された同期チャネルにローディングされ た情報を分析することによって、現システムで適用されているスイッチング方式 を得ることができる。このように受信装置がTSTDのタイムスイッチング方式 を認めると、移動局はタイムスイッチングによって基地局に同期することができ る。 トラヒックチャネル受信器1330は、選択器1343から選択的に提供され る時間予測値を用いて使用者データ信号に対するPN逆拡散を行い、PN拡散信 号を直交復調する。次いで、直交復調信号を1周期積分し、この積分値と選択器 1343によって選択された位相情報の符号変換値をかけてデータ伝送中に発生 した位相エラーを補償する。このように位相補正された積分器の出力値は、レベ ル決定器1339で確率値(probability value)に変換され、並/直列変換器(図 示せず)を経てデインタリーバ(図示せず)に伝達される。 図14に示すのは、すべてのチャネル送信器がTSTD構造を有する送信装置 から送信される信号を受信するための装置の構成例を示すものである。すなわち 、図14の受信装置は、パイロットチャネル信号も伝送時にタイムスイッチング されるため、1個のパイロットチャネル受信器を備えていればよい。 図14のパイロットチャネル受信器1410において、PN逆拡散器1411 は受信信号にPNシーケンスをかけて逆拡散する。乗算器1413は、該当のパ イロットチャネル送信側で用いたものと同一の直交符号[Wm]にPN逆拡散器1 411から出力される信号をかけて直交復調を行う。積分器1415は、乗算器 1413から出力される信号をT時間積分して累算する。位相推定器1417は 、積分器1415から出力される信号を分析して送信アンテナから送信されたパ イロットチャネル信号の位相を推定した位相予測値を出力する。時間推定器14 19は、積分器1415から出力される信号を分析し、送信アンテナから送信さ れたパイロットチャネル信号の送信時間を推定した時間予測値を出力する。 制御器1441は、基地局の基準時間に同期し、スイッチング周期単位でパイ ロットチャネル受信器1410の出力を選択するための制御信号を発生する。選 択器1443は、制御器1441の制御信号に基づいてパイロットチャネル送信 器1410から出力される位相予測値及び時間予測値を選択出力する。 また、トラヒックチャネル受信器1420において、PN逆拡散器1421は 選択器1443から出力される時間位置で、受信信号にPNシーケンスをかけて 逆拡散する。すなわち、PN逆拡散器1421は、スイッチング基準時間を予測 した送信時間位置でPN符号によって受信信号を逆拡散する。乗算器1423は 、該当のトラヒックチャネル送信側で使用した直交符号[Wn]にPN逆拡散器1 421から出力される信号をかけて直交復調を行う。積分器1425は、乗算器 1423から出力される信号をT時間積分して累算する。位相符号変換器143 1は、選択器1443から出力される位相値の符号を変換して出力する。乗算器 1427は、積分器1425の出力と位相符号変換器1431の出力をかけて受 信信号の位相を同期させる機能を果たす。レベル決定器1429は、乗算器14 27から出力される信号レベルを検査してグレーレベル値に変換する。レベル決 定器1429から出力される信号が受信装置の復号器に伝達される。 図14の受信装置は、パイロットチャネルだけでなくトラヒックチャネルに対 してもTSTDが使用された場合の例を示すものである。図13の受信装置と違 って、パイロットチャネルに対しても一つの直交符号が使用されるため、トラヒ ックチャネル受信器1420と同一のタイムスイッチング方式を用いて一つのパ イロットチャネル受信器だけでも必要な全てのタイミング及び位相予測値を生成 することができる。 以上説明したように、移動通信システムの順方向リンクでTSTDを用いると 次のような効果が得られる。 (1)一人分の使用者データに対して一つの直交符号を用いればすむため、使用 者データの復調を担当するトラヒックチャネル受信手段は、送信アンテナの数N に関係なく一つだけの構成とすればよい。したがって、受信装置構造の単純化及 び端末機の低電力化・低価格化が可能である。 (2)NTD方式装置で使用されていた直交符号がそのまま使用されるため、直 交符号の変化がない。したがって、逆拡散積分区間の増加もなく、積分区間の増 加による周波数エラーなどのチャネル環境に基因する受信性能の劣化も起こらな い。 (3)基地局で使用可能な送信アンテナ数に対する制約がなく、これによる応用 上の制約もない。 (4)基地局で加入者間のタイムスイッチング方式を変えることによって、送信 ダイバーシチによる受信性能の向上の他、スクランブリング効果まで得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アン ジェ ミン 大韓民国 135―230 ソウル カンナム― グ イルウォンポン―ドン プルンサムホ アパート#1109―303 (72)発明者 ユン スン ヨン 大韓民国 138―160 ソウル ソンパ―グ カラク―ドン 165 (72)発明者 ムン ヒ チャン 大韓民国 138―140 ソウル ソンパ―グ プンナプ―ドン 391 (72)発明者 ハン サン ソン 大韓民国 435―040 キョンギ―ド クン ポ―シ サンポン―ドン 1147 【要約の続き】 れたトラヒックチャネル信号の位相エラーを位相予測値 に基づいて訂正して復号するトラヒックチャネル受信器 と、から構成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.移動通信システムの送信装置において、 送信信号を拡散する拡散器と、2以上のアンテナと、これらアンテナにそれぞ れ接続され、入力信号をRF信号に変換して接続先のアンテナから出力するRF 送信器と、前記拡散器及びRF送信器間に設けられ、前記拡散器の出力を所定時 間単位でスイッチングしてオーバーラップのないように前記RF送信器へ分配す るタイムスイッチング送信制御器と、を備えたことを特徴とする送信装置。 2.タイムスイッチング送信制御器は、スイッチングパターンをもち、設定さ れた時間に前記スイッチングパターンに基づいてスイッチ制御信号を発生する制 御器と、拡散器の出力端とRF送信器の入力端との間に設けられ、前記スイッチ 制御信号に応じて前記拡散器の出力を対応するRF送信器に分配するスイッチと 、から構成される請求項1記載の送信装置。 3.制御器は、スイッチング基準周期値を貯蔵する基準周期貯蔵器と、基地局 のクロックパルスをカウントし、そのカウント値を前記基準周期値に基づいて出 力するカウンタと、スイッチングパターンを記憶し、前記カウント値に基づいて スイッチングパターンを出力するメモリと、このメモリから出力されるスイッチ ングパターンに基づいてスイッチ制御信号を発生する制御信号発生器と、から構 成される請求項2記載の送信装置。 4.メモリが、順次スイッチングパターン、ランダムスイッチングパターン、 均一なスイッチング時間周期を有するスイッチングパターン、相異なるスイッチ ング周期を有するスイッチングパターンのうち少なくとも一つのスイッチングパ ターンを貯蔵し、制御信号発生器が、スイッチ制御信号を直交符号長の整数倍で 発生する請求項3記載の送信装置。 5.移動通信システムの送信装置において、 複数の専用チャネル送信器が、2以上のアンテナと、これらアンテナにそれぞ れ接続され、入力信号をRF信号に変換して接続先のアンテナに出力する複数の RF送信器と、専用チャネルの送信信号を拡散する専用チャネル拡散器と、これ ら専用チャネル拡散器及びRF送信器間に設けられ、前記専用チャネル拡散器の 出力を所定時間単位でスイッチングしてオーバーラップのないように前記RF送 信器に分配するタイムスイッチング送信制御器と、を備えてなり、 パイロットチャネル送信器が、パイロットチャネルのシンボルを前記アンテナ に分配するシンボル分配器と、その分配されたシンボルをそれぞれ異なる直交符 号で拡散する複数の直交拡散器と、これら直交拡散信号をそれぞれPN符号で拡 散し、前記RF送信器に出力する複数のPN拡散器と、を備えてなることを特徴 とする送信装置。 6.タイムスイッチング送信制御器が、スイッチングパターンをもち、設定さ れた時間に前記スイッチングパターンに基づいてスイッチ制御信号を発生する制 御器と、専用チャネル拡散器の出力端とRF送信器の入力端との間に設けられ、 前記スイッチ制御信号に応じて前記専用チャネル拡散器の出力を対応する前記R F送信器に分配するスイッチと、から構成される請求項5記載の送信装置。 7.制御器が、スイッチング基準周期値を貯蔵する基準周期貯蔵器と、基地局 のクロックパルスをカウントし、そのカウント値を前記基準周期値に基づいて出 力するカウンタと、スイッチングパターンを記憶し、前記カウント値に基づいて スイッチングパターンを出力するメモリと、このメモリから出力されるスイッチ ングパターンに基づいたスイッチ制御信号を発生する制御信号発生器と、から構 成される請求項6記載の送信装置。 8.メモリが、順次スイッチングパターン、ランダムスイッチングパターン、 均一なスイッチング時間周期を有するスイッチングパターン、相異なるスイッチ ング周期を有するスイッチングパターンのうち少なくとも一つのスイッチングパ ターンを貯蔵し、制御信号発生器が、スイッチ制御信号を直交符号長の整数倍で 発生する請求項7記載の送信装置。 9.移動通信システムのチャネル受信装置において、 受信信号からパイロットチャネル信号を逆拡散して位相及び時間予測値を推定 するパイロットチャネル受信器と、2以上のアンテナから送信される基地局のタ イムスイッチング送信ダイバーシチ信号のスイッチング周期及びパターンに基づ いて前記位相予測値及び時間予測値を選択する受信制御器と、基地局から送信さ れるタイムスイッチング送信ダイバーシチ信号を受信し、前記時間予測値に基づ いてチャネル信号を検出し、前記位相予測値に基づいて検出された信号の位相エ ラーを訂正して復調するトラヒックチャネル受信器と、を備えることを特徴とす るチャネル受信装置。 10.トラヒックチャネル受信器が、時間予測値位置で受信信号をPN逆拡散 するPN逆拡散器と、そのPN逆拡散信号を対応するチャネル直交符号で逆拡散 する直交逆拡散器と、位相予測値に基づいて前記直交逆拡散信号の位相エラーを 訂正する復調器と、から構成される請求項9記載のチャネル受信装置。 11.移動通信システムのチャネル受信装置において、 2以上のアンテナから直交送信ダイバーシチ方式で送信されるパイロット信号 を受信し、それぞれ対応するパイロットチャネル信号を逆拡散して該当パイロッ トチャネル信号に基づいて位相及び時間予測値を推定する複数のパイロットチャ ネル受信器と、2以上のアンテナから送信される基地局のタイムスイッチング送 信ダイバーシチ信号のスイッチング周期及びパターンに基づいて前記位相予測値 及び時間予測値を選択する受信制御器と、前記基地局から送信されるタイムスイ ッチング送信ダイバーシチ信号を受信し、前記時間予測値に基づいてチャネル信 号を検出し、前記位相予測値に基づいて検出された信号の位相エラーを訂正して 復調するトラヒックチャネル受信器と、を備えることを特徴とするチャネル受信 装置。 12.トラヒックチャネル受信器が、時間予測値位置で受信信号をPN逆拡散 するPN逆拡散器と、そのPN逆拡散信号を対応するチャネル直交符号で逆拡散 する直交逆拡散器と、位相予測値に基づいて前記直交逆拡散信号の位相エラーを 訂正する復調器と、から構成される請求項11記載のチャネル受信装置。 13.移動通信システムのチャネル信号送信方法において、 送信信号を対応する専用チャネルの直交符号で拡散する過程と、該直交拡散信 号をPN符号で拡散する過程と、予め設定されたスイッチングパターンに基づい てオーバーラップしない時間周期で前記PN拡散信号を、2以上のアンテナのう ち選択されたアンテナに送ってタイムスイッチング送信ダイバーシチ信号を発生 する過程と、を含むことを特徴とするチャネル信号送信方法。 14.タイムスイッチング送信ダイバーシチ信号を発生する過程で、設定され た時間にスイッチングパターンに基づいたスイッチ制御信号を発生する過程と、 該スイッチ制御信号に基づいてPN拡散信号を対応する送信アンテナに分配する 過程と、を実行する請求項13記載のチャネル信号送信方法。 15.スイッチ制御信号を発生する過程で、スイッチング基準周期信号を発生 する過程と、基地局のクロックパルスをカウントし、前記基準周期信号発生時該 当時点のカウント値を出力する過程と、該カウント値に基づいてスイッチングパ ターンを出力する過程と、該スイッチングパターンに基づいたスイッチ制御信号 を発生する過程と、を実行する請求項14記載のチャネル信号送信方法。 16.スイッチングパターンが、順次スイッチングパターン、ランダムスイッ チングパターン、均一なスイッチング時間周期を有するスイッチングパターン、 相異なるスイッチング周期を有するスイッチングパターンのうち少なくとも一つ であり、該スイッチングパターンに基づいたスイッチ制御信号が直交符号長の整 数倍で発生される請求項15記載のチャネル信号送信方法。 17.移動通信システムのチャネル受信方法において、 (1)受信信号からパイロットチャネル信号を逆拡散して位相及び時間予測値を 推定する過程と、 (2)2以上のアンテナを通じて基地局から送信されるタイムスイッチング送信 ダイバーシチ信号のスイッチング周期及びパターンに基づいて前記位相予測値及 び時間予測値を選択する過程と、 (3)前記時間予測値に基づいてタイムスイッチング送信ダイバーシチ方式で送 信される基地局の専用チャネル信号を検出し、前記位相予測値に基づいて検出さ れた信号の位相エラーを訂正して復調する過程と、 を含むことを特徴とするチャネル信号受信方法。 18.過程(3)で、時間予測値位置で受信信号をPN逆拡散する過程と、該P N逆拡散信号を対応する専用チャネルの直交符号で逆拡散する過程と、位相予測 値に基づいて前記直交逆拡散信号の位相エラーを訂正する復調過程と、を実行す る請求項17記載のチャネル信号受信方法。
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