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JP2000500370A - 電気ひげそり装置 - Google Patents

電気ひげそり装置

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JP2000500370A
JP2000500370A JP9519320A JP51932097A JP2000500370A JP 2000500370 A JP2000500370 A JP 2000500370A JP 9519320 A JP9519320 A JP 9519320A JP 51932097 A JP51932097 A JP 51932097A JP 2000500370 A JP2000500370 A JP 2000500370A
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electric shaving
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electric
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JP9519320A
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クライン,マルチン
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ブラウン アクチェンゲゼルシャフト
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  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ケース(10)内に配置された電気モーター(11)と共通の外刃(13)と連係し、駆動部材(7)により少なくとも1つのばね(4)の力に逆らって互いに反対方向に移動するよう配置された2枚の内刃(1、2)からなる少なくとも1つのヘッド(SK)とを有する電気ひげそり装置であって、内刃(1、2)及びばね(4)は、共通の案内部材(3)により逆方向に移動可能に案内され、案内部材(3)は、支持部材(20、21)に取り付けられており、内刃(1、2)は逆方向に移動可能な駆動部材(5、6)により動かされる。

Description

【発明の詳細な説明】 電気ひげそり装置 技術分野 本発明は、ケース内に配置された電気モーターと、共通の外刃に対して並べら れ、駆動機構により少なくとも1つのばね部材のばね力に逆らって逆方向に可動 に配置されている2つの内刃を備える少なくとも1つのヘッドとを有する電気ひ げそり装置に関する。 背景技術 オーストリア特許228677号による振動モーターを備え、二つの磁石脚と 振動モーターと随伴運動する質量体からなり、磁石脚の両方と随伴運動質量体か らなるシステムの重心を機械的振動を通過させない状態でこのシステムにふさわ しい状態に少なくともほぼ一致させることにより配分して、ケースに伝達される 機械的振動を減少させた技術が知られている。この振動モーターから独立して行 われる振動軽減処置は、内刃の駆動に必要な駆動振動を図4の実施形態のように 2枚の内刃を保持する連動軸に作用する2腕レバーを用いて内刃を搬送すること によりなされる。ここで、内刃を振動させる質量の欠点補償としてこの振動を電 気ひげそり装置のケースに伝達することが不可避となる。連動軸上の2腕レバー による運動伝達はかなりの損傷を受ける。損傷の度合が増すことにより、振動方 向を変更する度に発生する衝撃音も増す。このような迷惑な衝撃音は、図5の実 施形態でも発生する。図6の実施形態では、両内刃は、振動腕により電気ひげそ り装置のケース側に設置されたばねの反発力に対して動かされる。したがって、 振動システムの全ての振動がケースに伝達され、好ましくない顕著な振動が起こ る。そのうえ、連動軸上の内刃に作用する振動アームは並んで配置されており、 内刃に働くトルクのため、2枚の内刃の長手方向に正確な振動動作を付与するこ とができない。さらに、図4、5、6のそれぞれでは、良好な剃り効果のために 必要な配置または内刃を提供することができない。 発明の開示 本発明は、冒頭に述べた種類の電気ひげそり装置の改良、特に振動並びに動作 音を大幅に減少させ、安価に製造可能な電気ひげそり装置を提供することを目的 とする。 本発明によれば、この目的は、冒頭に述べた種類の電気ひげそり装置において 請求項1に記載の特徴によって達成される。 両内刃を振動させる本発明の駆動機構は、多数の利点を有する。駆動機構は、 閉鎖式の動力システムからなり、ケースへの免力配置により、振動がケースに伝 達されることがない。この駆動機構は、完全に釣り合いが取れているので振動な しで動作する。この駆動機構はその構成部品と共に、製造公差、磨耗の影響を受 けにくい。内刃に作用するばね部材は、電気モーター駆動の駆動部材と共に、永 続的な公差補償を提供し、内刃の運動エネルギーを有効位置エネルギーに変換す る。従って、この駆動は、内刃を動かす従来の駆動機構より少ないエネルギーを 消費する。楕円形状のローターとともに回転モーターを使用する場合、内刃の切 削回数を倍にすることができる。その外に、この駆動は、備えられたばね部材も また可動部品に発生する磨耗を補償するため、明白な騒音発生の削減により特徴 づけられる。本発明の更なる利点は、種々の構成のヘッド又は刃システムを有す るいろいろな電気ひげそりに適用できるという点にある。本発明の駆動機構は、 1つのヘッドと同様に複数のヘッドを有する電気ひげそり装置での使用にも適し ている。ヘッド自体は、短い毛用の刃や長い毛用の刃専用で構成しても、短い毛 用の刃と長い毛用の刃の組合せとして構成してもよく、本発明の駆動機構により 駆動される。さらにヘッドは、電気ひげそり装置のケース上あるいは電気ひげそ りのケースに取り付けられたヘッドフレームに固定でも首振り可能でも浮動状態 でも同様に配置することができる。 本発明の更なる構成によれば、案内部材は心棒により形成される。本発明の好 適な実施形態によれば、案内部材は単一の心棒からなる。特に、本発明の実施形 態によれば、案内部材の心棒は内刃とともに二つの支持部材に取り付けられてい る。案内部材の心棒用の支持部材の使用は、本発明の範囲内で多くの様々な実施 形態を可能とする。本発明の実施形態によれば、案内部材の心棒は、支持部材に 可動状態で取り付けられる。本発明における可動とは、全ての可動方向、可動方 法を意味するものである。 本発明の好適実施形態では、案内部材の心棒は、垂直方向及びこれに反する方 向に可動状態で取り付けられる。この心棒の垂直方向可動状態により、例えば、 最適な刃の効き目のために必要な外刃への内刃の押圧を制御することや別の実施 形態によれば、単一のヘッドあるいは各々備えられた複数のヘッドを垂直方向及 びこれに反する方向に浮かせて取り付けることが可能である。 本発明の更なる実施形態によれば、支持部材はばねで取り付けられ、予め組み 立てられており、外刃に対する内刃の押圧か浮動動作すなわちヘッドが垂直方向 及びこれに反する方向への動作かのいずれか一方が制御可能である。 比較的単純で割安に製造可能な本発明の実施形態によれば、支持部材はケース に固定される。 本発明の好適な実施形態では、ばね部材を支える壁部が内刃のそれぞれに設け られている。本発明の好適な実施形態では、両内刃の間に駆動機構の駆動運動と 反対方向に作用するばね部材を備えている。本発明の別の実施形態では、内刃の それぞれにばね部材が配置されており、このばね部材は一端は内刃の壁部に接し 、他端は案内部材と力学的又は形状的に連結されている。この実施形態の更なる 変形例によれば、ばね部材と案内部材との力学的な結合は、案内部材のストッパ により行われる。案内部材とばね部材の案内部材のストッパによる直接あるいは 間接的な力学的な結合によって、内刃の往復運動質量が電気ひげそり装置のケー スに何ら振動を伝達しないことが保証される。いかなるケースへの振動の伝達も 確実に排除するため、この実施形態の更なる変形例では、各支持部材と案内部材 のこれに隣接するストッパとの間に間隔が設けられており、支持部材とストッパ との接触が排除されている。 本発明の好適な実施形態では、各内刃にばね部材が配置されており、ばねの一 端と内刃の壁部及びばねの他端と共有の押さえ部材とが接している。この押さえ 部材は本発明によれば案内部材自体の中心位置決めをしてこれと結合可能である 。本発明の好適な実施形態では、押さえ部材は弓状に形成され、両端に設けられ た 軸受を用いて案内部材と滑動可能に結合される。本発明によるこの実施形態は、 内刃に作用するばね部材及び一方では内刃の壁部に他方では電気モーター駆動の 開脚部材に接続されている駆動手段を含むことで卓越した方法で振動させた内刃 の永続的な自己中心合わせを保証する。 本発明のある実施形態では、各内刃は駆動機構用の壁部を備えている。特に、 内刃の壁部は、一方には駆動機構により、他方にはばね部材により動かせる。壁 部のばね部材用の押さえ部材として、また駆動機構用の配置部材としての同時利 用は、両内刃が比較的僅かながら軽量の実施形態をもたらす。 本発明のある実施形態では、内刃に作用するばね部材は圧縮ばねからなる。本 発明の別の実施形態では、内刃に作用するばね部材は引張ばねからなる。ばね部 材は本発明の全ての実施形態においてエネルギー貯蔵庫として役立ち、両内刃の 運動反転後に内刃の運動エネルギーを有効位置エネルギーに変換する。その外に 、このばね部材は、そのばね張力、特に任意の予張力により永続的な公差調整を もたらす。 案内部材として機能する心棒上での少なくともひとつのばね部材のばね力に逆 らった内刃の逆方向への運動は、様々な実施形態を可能とする駆動機構により行 われる。ある実施形態では、駆動機構は、軸に対して旋回可能に取り付けられた 1腕レバーからなる。別の実施形態では、駆動機構は、軸に対して旋回可能に取 り付けられた2腕レバーからなる。両駆動機構は、それぞれの駆動機構が回転可 能に取り付けられている軸は、概して、湾曲面により動かされる内刃の壁部の平 たい壁面の仮想延長により決定される垂直線上に設置されるという点が共通する 。 駆動機構から内刃への運動伝達時の摩擦力をかなり排除するため、駆動機構は 、湾曲面を介して内刃の壁部に作用するレバーからなる。本発明の好適な実施形 態によれば、湾曲面はレバーとして構成される駆動機構上に設けられる。これに 対して、別の実施形態によれば、湾曲面は内刃の壁部上に設けられる。 本発明の実施形態では、湾曲面は、対称に構成される。本発明の更なる実施形 態では、湾曲面は、非対称に構成される。湾曲面の曲線形状に応じて、電気モー ター駆動の開脚部材で動作させる駆動機構のレバー作用に影響を及ぼす。両方の 内刃の往復運動に作用する駆動レバーを制御するために外面が楕円形状のロータ ーを使用する場合、内刃の接する駆動機構の端部には対称形の湾曲面が形成され ていることが好ましい。 本発明の更に有利な実施形態は、駆動機構が共振ブリッジからなることにより 特徴づけられる。本実施形態の更なる変形例においては、駆動機構は、逆方向に 向かい合って取り付けられた振動部材を有する少なくとも2つの同一構成の発振 ブリッジからなる。内刃を逆方向に動作させる共振ブリッジの製造のため、適切 な同一の造形形成には単に一度のダイカスト成形が必須であり、これにより製造 コストを低く抑えることができる。 別の有利な実施形態では、少なくとも2つの逆方向に可動の振動部材を有する 共振ブリッジを備えている。駆動機構として配置可能な付属の開脚部材を含む共 振ブリッジのさらに有利な変形例は、請求項32〜36に記載する通りである。 本発明の好適な実施形態では、軸に対して旋回可能な駆動機構の2つの隣接端 間に電気モーター駆動の開脚部材が備えられている。この電気モーターは、直流 モーターが好ましい。本発明の好適な実施形態では、この開脚部材は、駆動機構 への運動伝達用の楕円案内面を有するローターにより形成される。別の実施形態 では、開脚部材がクランク機構により形成されていることを特徴とする。 内刃と外刃との良好な配置とこれによる良好な剃り味を保証するため、内刃は 少なくとも1つのばね部材により外刃に対して保持される。本方法の更なる変形 形態では、内刃を支持部材の軸受にばね付けすることにより、外刃に接して保持 される。 更なる実施形態では、各内刃は、ケース内壁に設置されているばね部材により 、外刃に接して保持される。本発明のある実施形態では、外刃は可動状態で取り 付けられる。この外刃の可動性は、電気ひげそり装置のケースに装着可能なヘッ ドフレームに外刃を可動状態で固定するか、外刃フレーム内に可動状態で配置す るか、外刃を有する外刃フレームを可動状態で配置することにより達成される。 この実施形態の更なる変形例では、外刃は旋回可能に取り付けられる。更なる実 施形態では、外刃は、垂直方向及びそれと反対方向に浮動状態で取り付けられる 。外刃を可動状態で取り付けることにより、外刃と内刃との良好な接触、即ちこ れら両方の切削部材間の良好な協動、さもなければ、ヘッドは旋回軸周りに旋回 可 能に、さもなければ別の形態では垂直方向及びこれと反対の方向に電気ひげそり 装置のヘッドフレーム内あるいはそのケース上で可動状態で取り付けられる可動 ヘッドの形成が保証される。 本発明の好適な実施形態では、ばね部材は、心棒により形成される案内部材上 に配置される。この配置により、駆動機構及び往復運動可能な内刃に対するばね 要素の一義的な配置及び支持が行われる。本発明の更なる実施形態では、心棒と して構成される少なくとも1つの案内部材が、支持部材内に取り付けられたフレ ームに保持される。この実施形態の別の変形例によれば、フレームは、支持部材 内に旋回可能に取り付けられる。本発明のさらに別の実施形態では、少なくとも 1つの心棒がフレーム内に浮動状態で取り付けられる。 図面の簡単な説明 後述の記述及び図面では、本発明の好適な実施形態のいくつかについて述べる 。 図1は、案内レール上に配置された2枚の内刃を有する電気ひげそり装置の上 部を示す断面図であり、これらの内刃は、2つの旋回可能に取り付けられた駆動 機構により、電気モーターにより駆動される開脚部材の作用下において、ばね部 材のばね力に逆らって逆方向に駆動可能であり、案内部材は、ケース内に固着さ れた支持部材に取り付けられている。 図1.1は、ローターとして構成された開脚部材を示す図である。 図2は、図1の電気ひげそり装置の断面図であり、案内レールのばねで取り付 けられた支持部材への配置を示している。 図3は、交差させた駆動部材並びに両内刃に作用する拡張ばねとして構成され たばね部材とを有している図2の電気ひげそり装置の図である。 図4は、案内部材と可動状態で取り付けられた支持部材と、2枚の内刃上に作 用するばね部材を有している図2の電気ひげそり装置の図である。 図5は、それぞれ端側のばね部材で動かされる内刃を有している図3の電気ひ げそり装置の図である。 図6は、それぞれ端側のばね部材によって動かされる2枚の内刃を有している 図5と同様の電気ひげそり装置の図である。 図7は、2枚の内刃と、内刃を包むU字形の押さえ部材並びに押さえ部材と各 内刃の間に配置されたばね部材とを有している図5の電気ひげそり装置の図であ る。 図8は、駆動機構に作用するクランク駆動として構成された開脚部材を有して いる図2の電気ひげそり装置の図である。 図9は、ケース内に設置された支持部材と、旋回軸Z回りに旋回可能に配置さ れたフレームとを有し、相互可動の内刃がフレーム内の案内レールによって保持 されている電気ひげそり装置の図である。 図10は、内刃の壁部上に作用し、クランク駆動機構により内刃に駆動運動を 伝達する駆動レバーを有している図9と同様の電気ひげそり装置の図である。 図11は、垂直方向及びこれと反対方向に上下可動のホイルを有するヘッドフ レームを備えた電気ひげそり装置に備えつけられたヘッドの断面図である。 図12は、旋回軸回りに回転可能に取り付けられ、互いに平行に配置された内 刃が、開脚装置と組み合わされた共通の駆動レバーにより駆動可能な2つのヘッ ドを有する図9の電気ひげそり装置の上部断面図である。 図13は、ヘッドを取り除いた状態の電気ひげそり装置上部の斜視図である。 図14は、共振ブリッジの斜視図である。 図15は、クランク部材と2重カムを介し電気モーターに接続される共振ブリ ッジとして構成された2つの駆動機構の斜視図である。 発明を実施するための最良の形態 図1に示されるように、電気ひげそり装置は、ケース10内に配置された電気 モーター11と、共通の外刃13に並列され、それぞれ駆動部材5、6により少 なくとも1つのばね部材4のばね力に逆らって反対方向に駆動可能に配置されて いる2枚の内刃1、2からなる少なくとも1つのヘッドSKとを有する。内刃1 は、2つの壁部21、210により、内刃2は、2つの壁部20、200により 、共通の案内部材3上を水平方向B(矢印B方向)に、滑って案内される。案内 部材3は、例えば心棒33として構成され、2枚の内刃1、2を正確に案内する ため、壁部20、21、200、210に設けられた軸受孔37に差し込まれて い る。内刃1、2の2つの対向する壁部20、21間には、圧縮ばねとして構成さ れるばね部材4が備えられている。壁部20、21のばね部材4に対置する側面 には、2つの腕を有するレバーとして構成される駆動機構5、6に形成された湾 曲面31が作用する。湾曲面31の湾曲形状は、作用する壁上で滑動が起こらな いよう形成される。2つの2腕駆動部材5、6は、軸支柱34に備えられた軸8 、9の回りに旋回可能に取り付けられる。駆動部材5、6の内刃と対置する端の 間には、様々な実施形態をとることが可能な開脚部材7が備えられている。図1 による実施形態は、電気モーター11のモーターシャフト55に固定されたロー ター53からなり、駆動部材5、6に作用する外周面の形状は図1.1に示すよ うに楕円形状である。案内面の役割を果たすローター53の外周面は、駆動部材 5、6の各レバー端と当接しており、符号Fで示される。図1.1は、中央位置 MLから45°回転させた位置におけるローター53の図である。ローター53 のこの位置は、ローター53を有する実施形態の全ての図示において保持される 。この位置は、水平方向Bへの振動動作中の内刃1、2の中央位置に対応する。 心棒33として構成される案内部材3は、ケース10上に形成された2つの支 持部材14、15に設けられた軸受16、17に可動状態で取り付けられ、支持 部材14、15の心棒33の軸受16、17は、垂直方向(矢印A方向)に延び ている細長い開口35、36により形成される。これらの細長い開口35、36 内の心棒33の可動性が、内刃を動かすばね部材18、19の作用下において2 枚の内刃と外刃との最適な配置を保証する。また、細長い開口35、36に達し うる心棒33の上下動は、可動状態で配置された外刃13と連係してB方向に滑 動可能に配置された内刃1、2とともに浮動状態で取り付けられたヘッドSK用 に用いることができる。 前述の実施形態では、外刃13をケース10上に脱着可能に配置されたヘッド フレーム12に垂直方向Aに移動可能なように固定することのみが必要とされる が、あるいは、外刃13をヘッドフレーム12に垂直方向に移動可能に配置され る外刃フレームに同外刃13を取り付けてもよい。 案内部材3、あるいは心棒33には、ストッパ22、23が備えられており、 駆動システムの組立時に2つの支持部材14、15から所定の距離S離れて設置 される。この距離Sは、電気ひげそり装置の作動中、ストッパ22、23と各支 持部材14、15との接触が決して起こらないよう算出されている。 図1の実施形態では、軸8、9の回りに旋回可能に取り付けられた2つの駆動 部材5、6は、それぞれレバー端がローター53の楕円形状外壁Fに接触し、反 対側のレバー端に形成されている湾曲面31が内刃1、2の壁部20、21と接 触しており、この配置により、壁部20、21への圧縮ばねとして構成されたば ね部材の予圧縮力によりゼロ遊びが保証される。旋回可能に取り付けられた駆動 部材5、6の各軸8、9は、それぞれ垂直線L上に配置されており、この垂直線 Lは、湾曲面31が作用し、内刃の移動方向にほぼ垂直に調整された内刃1、2 の壁部20、21の壁面の仮想延長線により決定される。この構造及び駆動機構 の個々の構成要素の協動作用により、案内部材3として機能する心棒33上を互 いに反対方向に移動可能な2枚の内刃1、2は、独立動力システムに一体化され る。このシステムでは、動作中にストッパ22、23及び/又は支持部材14、 15とは少しも接触せず、その結果、運転開始後に振動している内刃の動作によ りケース10が振動することはない。この独立動力システムでは、案内部材3の 心棒33に自動的に自己中心合わせを行い、予圧縮状態にあるばね部材4により 、駆動機構の構成要素の製造公差のようなものについていかなる調整もいらない ことを保証し、その結果、がたがたと音を立てることなく動作する。 図2の電気ひげそり装置の実施形態は、主として2つの支持部材14、15が 電気ひげそり装置のケース10にばね付けされている点で図1の実施形態と相違 する。このため、ケース10内に支柱42、43により突出している支持部材1 4、15にはそれぞれストッパ24、25が備えられており、支持部材14、1 5は、一端がストッパ24、25に、他端がケース10の内壁に突き当てられて 支えられているばね38、39の作用により、垂直方向Aに往復運動可能である 。2本の支柱42、43と従って支持部材14、15とを確実に並行に案内する ため、支柱42、43は、ケース10の2つの隣接壁に対応して設けられた軸受 孔44、45、46、47内に案内される。案内部材14、15の垂直方向Aへ の往復可動性を制限するため、支柱42、43上に更にストッパ48、49が設 置される。これらとストッパ24、25との距離は、全ストッパ24、25、4 8、 49が配置されている部分のケース10の壁厚と、ばねの最大長とを考慮して決 定される。案内部材3の心棒33は、2本の支持アーム14、15の軸受16、 17に取り付けられる。この構成により、垂直方向Aの往復方向への心棒33の 移動は起こらない。従って、支持部材14、15上にストッパ24、25を介し て作用するばね38、39を外刃13に対する2枚の内刃1、2の押圧に利用で きる。外刃13がヘッドフレーム12に移動可能に配置される場合、ばね38と 39を2枚の内刃1、2の外刃13への押圧にも外刃13と内刃1、2からなる ヘッドの垂直方向Aへの浮動状態での設置にも利用することができる。 図3の電気ひげそり装置の実施形態は、主として駆動部材5、6を交差させて 軸支持材34に軸8、9の回りで旋回可能に取り付けている点で図2の実施形態 と相違する。駆動部材5、6から内刃1、2への運動伝達のため、内刃1、2に は壁部200、210が設けられ、これは拡張ばねとして構成され、内刃1、2 の2つの壁部20、21と確実に連係するばね部材4の作用下において、駆動部 材5、6の湾曲面31と壁部200、210の配置を保証する。2枚の内刃1、 2の壁部20と200並びに21と210を比較的詰めて配置しているのは、さ らに壁部300あるいは310が配置されている2枚の内刃1、2の長手方向の 寸法を考慮してものであり、この結果、案内部材3を形成する心棒33上におけ る2枚の内刃の良好な案内及び滑動が保証される。 拡張ばねとして構成され、内刃1、2に接続されるばね部材4は、図1、2の 実施形態における圧縮ばねとして構成されたばね部材4と同様に、駆動機構の全 ての可動構成要素の恒常的な相互配置を保証する。すなわち、駆動部材5、6の 内刃1、2の壁部電気モーター11駆動のローター53に対する配置である。つ まり、外部から作用する全ての力の対称性により、本実施形態でも駆動制御シス テムの自己中心合わせが保証される。 図4の電気ひげそり装置の実施形態は、図2の実施形態とほぼ合致する。図2 の実施形態と異なり、図4の実施形態では、2枚の内刃1、2は、ばね部材18 、19により外刃に接して保持される。ばね部材18、19のばね特性は、ばね 38、39のばね特性と比較して異なるものとなっている。ばね部材18、19 の方が、ばね38、39より弱くなっている。この結果として、ケース10の壁 に 対して突っ張って保持されるばね18、19の内刃1、2に作用するばね力を減 少させて、内刃1、2と外刃13の良好な配置をもたらし、これにより、心棒3 3上の内刃1、2の摩擦抵抗を大幅に減らす。僅かに硬く形成されたばね38、 39は、2枚の内刃1、2と外刃を有するヘッドSKを浮動状態で配置するのに 役立つ。垂直方向Aの往復方向へのヘッドSKの浮動動作は、外刃13に働く押 圧力と、外刃13からこれに接する内刃1、2へ、2枚の内刃1、2を支持する 心棒33から支持部材14、15へ、ケース10内に配置され、一端が支持部材 を突っ張って保持しているばね38、39へと、伝達される作用により生ずる。 図5の電気ひげそり装置の実施形態は、図3の電気ひげそり装置と構造がほぼ 一致するが、拡張ばねとして構成される単一のばね部材4に代えて、2つの圧縮 ばねとして構成されるばね部材を内刃1、2に作用するよう備えている点で相違 する。内刃の内側には、例えば、4つの壁部20、21並びに200、210が 設けられ、このうち壁部20、21は、交差して配置された駆動部材5、6が作 用する。 壁部20、21に並行して、所定の間隔をおいて、それぞれ圧縮ばねとして構 成されるばね部材40、41により動かされる更に2つの壁部200、210が 形成される。壁部200、210と対置する側のばね部材40、41の端部は、 案内部材3つまり心棒33に設けられた各ストッパ22、23に作用する。この 心棒33は、支持アーム14、15内に軸受孔として構成される軸受16、17 内に可動状態で取り付けられる。支持部材14、15とストッパ22、23のそ れぞれの隣接壁の間は間隔Sが保持され、その寸法は、ひげそり装置の動作中、 ストッパ22、23と支持アーム14、15との接触が起こらないように設定さ れている。 ストッパ22、23は、案内部材3すなわち心棒33上にばね部材40、41 を支えるほんの1実施形態を表すものである。別の実施形態では、この支えは、 ばね部材40、41の端部を案内部材3すなわち心棒33に接続する(図示せず )ことによっても得られる。電気モーターが作動すると、モーターシャフト55 の回転運動が、ローター53を介して軸8、9の回りに旋回可能に取り付けられ た2つの駆動部材5、6へ伝達され、この駆動部材5、6に設けられた湾曲面を 介 して内刃1、2の壁部20、21に伝達され、それにより案内部材3上に配置さ れた内刃1、2は、ローター53により所定の運動反転が行われるまで、ばね部 材40、41の圧縮力に逆らって、支持アーム14、15方向へ移動する。そし て、内刃1、2の運動反転後にばね部材40、41に蓄積されたエネルギーが解 放される。 図6の電気ひげそり装置の実施形態は、図5の電気ひげそり装置の実施形態と ほぼ一致する。図5の電気ひげそり装置の実施形態と図6の実施形態との相違は 、図5の圧縮ばねとして構成される2つのばね部材40、41に代えて、図6の 実施形態では、拡張ばねとして構成されたばね部材40、41を備えているとい う点にある。拡張ばね部材40として作用するばね部材は、一端が内刃1の壁部 210に、他端がストッパ23に固着される。それに対して、拡張ばねとして作 用するばね部材41は、一端が内刃2の壁部200に、他端が案内部材3のスト ッパ22に接続される。図5による交差させた駆動部材5、6に代えて、図6の 実施形態では、2つの2腕で互いに平行に伸びる駆動部材を軸支持材34上に軸 8と9により回転可能に配置している点でさらに相違している。駆動部材5、6 の湾曲面31は、壁部材20、21のそれぞれの内面に向かって湾曲している。 図7の電気ひげそり装置の実施形態は、図5の実施形態とほぼ一致するが、こ の実施形態は主として、案内部材3上にストッパ22、23が設けられる代わり に、押さえ部材26が設けられる点で相違する。押さえ部材26は、両内刃1、 2を包み込む弧状に形成されており、その弧端部27、28に滑り軸受として構 成される軸受29、30を有し、この軸受により、押さえ部材26は、心棒33 からなる案内部材3上に、水平方向であるB方向の往復方向に滑動可能に配置さ れる。ローター53から2腕駆動部材5、6を介して内刃1、2の壁部20、2 1への運動伝達を確実にするため、例えば、ばね40、41の共通の押さえ部材 26には駆動部材5、6が貫通する開口56が設けられている。実施形態7では 、2つのばね要素40、41は、その一端が内刃1、2に設けられた壁部200 、210に接しており、他端が押さえ部材26の2つの弧端27、28で支持さ れる。心棒33により形成される案内部材は、内刃1、2の全ての壁部20、2 00、21、210と押さえ部材26の弧端27、28の軸受29、30を貫通 し、 支持部材14、15に可動状態で保持される。ほぼU字形状の押さえ部材26の 弧端27、28と2つの支持部材14、15間にとられる間隔Sは、駆動機構の 構成要素の全ての製造公差を調整して案内部材3上における押さえ部材26と2 枚の内刃1、2の自己中心合わせを保証する。この間隔Sは、ひげそり装置の動 作中、押さえ部材26の弧端27、28と支持部材14、15との接触を防止で きるような寸法に設定される。 図8は、図2の実施形態とほぼ一致する電気ひげそり装置の実施形態を示す。 図2の実施形態に対する図8の実施形態の相違点は、2つの2腕駆動部材14、 15が、クランク駆動機構54を介して、電気モーター11のモーターシャフト により駆動されるという点にある。電気モーターのモーターシャフト55は、偏 心カム57、59にそれぞれクランクレバー70、71が接続された2重偏心装 置58に接続される。駆動部材5、6は、クランクレバー70、71に噛み合う 駆動軸72、73により接続される。 図9に示される実施形態の電気ひげそり装置は、案内部材3の心棒33上に、 ばね部材4の圧縮力に逆らって滑動可能に取り付けられた2枚の内刃1、2のた めの電気モーター11に接続される駆動手段に関し、図1の実施形態に一致する ものである。図1の実施形態と異なり、案内部材3は、フレーム60内の軸受1 6、17に可動状態で保持される。内刃1、2は、ばね部材18、19、一端が フレーム60の壁に押し当てられ、他方が内刃1、2に接している、を用いて、 外刃13と接する状態に配置される。支持部材14、15は、図9の実施形態で は、ケース10の一部である。その代わりとしてケース10に脱着可能としても よい(図示せず)。支持部材14、15の上端には、軸受61、62が設けられ る。軸受61、62内には、フレーム60が軸63、64により旋回軸Zの回り で旋回可能に取り付けられる。フレーム60には、例えば、図12に示すように 、それぞれ互いに逆方向に可動する2つの内刃と、少なくとも1つの外刃を備え ており、ばね部材18、19を有する複数のヘッドSKを備えてもよい。フレー ム60は、駆動部材5、6と、ローターで形成される内刃1、2の駆動システム 上で少なくとも電気モーターのモーターシャフト55に接続される少なくとも一 つの開口を内包する。フレーム60には、駆動部材5、6用の軸8、9を有する 軸 支持材34が取り付けられる。 図10は、図9の実施形態にほぼ一致する電気ひげそり装置の実施例を示す。 相違点は、旋回可能な枠60内で案内部材3上に滑動可能に配置された内刃1、 2が、1腕駆動部材5、6により往復運動させられることである。1腕レバーと して構成される駆動部材5、6は、ケース10に固定される軸支持材34の軸8 、9に旋回可能に取り付けられる。軸8、9と対置する側の駆動部材5、6の端 部には、各壁部20、21に作用する湾曲面31が設けられる。駆動軸72、7 3は、心棒33と軸8、9間のおよそ中間で駆動部材5、6に設置され、図8の 実施形態に関して既に述べたように、クランク駆動機構54とクランクレバー7 0、71により接続される。 図11は、図1及びさらに前述の実施形態の電気ひげそり装置の断面を示す側 面図である。ケース10上には、ヘッドフレーム12が脱着可能あるいは固定し て取り付けられる。ヘッドフレームには、固定部材80、81により垂直方向に 移動可能に外刃13が取り付けられる。その代わりに、外刃13を、固定部材8 0、81によりヘッドフレーム12に固着してもよい。案内部材3、すなわち心 棒33上に滑動可能に配置される内刃2は、ばね要素18(図1参照)により外 刃13に接して配置される。心棒33は、内刃2の壁部20に設けられた軸受孔 37を貫通している。内刃2の壁部20には、ばね部材4(図1参照)の作用に 逆らって内刃2の位置を変えるために、2腕を有するように形成された駆動部材 6のレバー端が接している。2腕を有して形成された駆動部材6は、内刃2と反 対側の端の電気モーター11のモーターシャフトにより動作する側がローター5 3として構成される開脚部材7と接するよう、軸9に旋回可能に取り付けられて いる。軸9は、軸支持材34に取り付けられ、軸支持材34は、支持アーム34 0、341によりケース10の壁に固定されている。 図12は、旋回軸Zの回りに旋回可能に取り付けられたヘッドシステムを有す る電気ひげそり装置を示す側面図である。このシステムは、例えば、短毛カッタ ーとして構成される2つのヘッドSK1、SK2をフレーム60に互いに並行に 配置したものである。フレーム60は、1つのヘッドフレーム12を有し、そこ には例えば、2枚の内刃2に巻きつく外刃13が固定または可動状態で張りつけ られ、接続されている。図12のヘッドシステムの実施形態は、基本的に図11 のヘッドシステムを2つ組み合わせたものであり、図12は、図9の実施形態の 側面図である。図12の記載の変形としては、外刃13を中間、即ち、旋回軸Z の下で分割してよって2部構成としてもよい。 フレーム60は、支持部材14、15の軸受部材63、64により、ここで軸 受部材64及び支持部材15は図12に示す通りである、旋回軸Zの回りを旋回 可能に取り付けられる。案内部材3の心棒33は、内刃2の壁部20内の軸受孔 37を貫通し、その端部はフレーム60(図9参照)に取り付けられる。二叉に 形成され、軸9の回りで旋回可能に取り付けられた駆動部材6は、内刃2の壁部 20に接して、これを動かす。2枚の内刃から離れた端部で2腕駆動部材6は、 垂直中心線Mを横断して伸びる動作面Lで電気モーター11によりモーターシャ フト55を介して駆動されるローター53に接触する。動作面LFの延長範囲は 、旋回軸Z回りに旋回可能に取り付けられたヘッドシステムの全ての旋回動作中 において駆動部材5、6を介した内刃の駆動が保証されるように設定される。図 12の実施形態より、駆動部材5、6にさらに2叉を付加するだけで1のフレー ム内にさらにヘッドSKを設け、前述の駆動機構で駆動させることができること が明白である。 図13は、ケース10から外刃13が固定されたヘッドフレーム12を脱着し た状態の電気ひげそり装置上部の斜視図である。図13の電気ひげそり装置の実 施形態は、図2、図8の実施形態と本質的に相違し、内刃1、2に作用する駆動 部材が、逆方向に可動する少なくとも2つの振動部材550を有する少なくとも 1つの共振ブリッジ500により形成されている。共通の外刃13に対して配置 された内刃1、2は、これに作用するばね部材4と共に、共通の案内部材3上に 移動可能に配置される。案内部材3は、支持部材14、15に取り付けられ、ケ ース10に矢印Aの往復方向にばね付け固定される(図8参照)か、動かないよ うに配置される(図1参照)。共振ブロック500の逆方向への振動部材550 には、内刃1、2を所要の接触圧力で共通の外刃13に接触させるため、ばね部 材18、19の保持部材520が設けられている。 次に、共振ブリッジ500を図14、15を参照してより詳細に説明する。 図14は、共振ブリッジ500を示す図であり、基本的には水平な振動方向に 対して内刃1、2に作用する2つの振動面551と552からなり、これらの面 は、階段上の棚501を介して形成され、剛性のブリッジ部材573、574、 575と振動アーム570、571、572を有している。振動アーム570、 571を有するブリッジ部材573、574は、上部振動平面551に形成され 、振動アーム572を有するブリッジ部材575は振動平面552に形成される 。共振ブリッジ500をケース10に直接、あるいはケース10の別の構成要素 に間接的に固着するため、振動アーム570、571、572の各端部に保持部 材576、577、578を形成し、それにより一平面内における振動平面55 1、552の振動を保証している。振動平面552を形成するブリッジ部材の細 長い側面にはそれぞれ除去部553、554が設けられる。この側面の除去部5 53、554の寸法及び振動アーム570、571の相対的距離L並びに振動ア ーム572の幅Kは、このように形成された共振ブリッジ500を2つこれらの 除去部を間隔を置いて互いに向かい合わせて一つの共振ブリッジユニットを組み 立てる(図15参照)ことができるように設定される。 内刃側の共振ブリッジ500の振動平面551には、ばね部材18またはばね 部材19用の保持部材520及び内刃への運動伝達用に設けられた湾曲面31を 有する運動伝達部材505並びに内刃とばね部材を搬送する案内部材の貫通用の U字除去部507が一体に形成される。 図15は、図14を参照して述べた共振ブリッジ500を2つ組立てた状態で 示す図であり、各共振ブリッジ500は、電気モーター11と開脚部材7により 駆動される。開脚部材7は、例えば、互いに反対に配置された偏心カム701、 702を有する2重偏心装置700からなり、各々は、階段状の棚501により 一水平面で振動平面551、552を互いに逆方向に振動させるよう、各クラン ク要素703を介して電気モーター11に各下側振動平面552が接続される。 駆動部材5、6の駆動力は、全ての図示され、記述された実施形態において内 刃の対称軸に対して対称に形成された湾曲面から内刃に対して伝達される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年8月5日(1997.8.5) 【補正内容】 明細書 電気ひげそり装置 技術分野 本発明は、ケース内に配置された電気モーターと、共通の外刃に対して並べら れ、駆動機構により少なくとも1つのばね部材のばね力に逆らって共通の案内部 材上を逆方向に可動に配置されている2つの内刃を備える少なくとも1つのヘッ ドとを有する電気ひげそり装置に関する。 背景技術 特開昭53−63610号公報により知られている電気ひげそり装置用ヘッド は、2枚の内刃が、2つの案内部材上を滑るようにかつ内刃の端面に隣接してそ の間に配置されるカムにより逆方向に可動するようになっており、該内刃は、内 刃の輪郭外側に設置される2つのばね部材によりカムを保持している。 請求の範囲 1. ケース(1)内に配置された電気モーター(11)と、共通の外刃(1 3)に対して配置され、少なくとも1つのばね部材(4、40、41)のばね力 に逆らって、共通の案内部材(3)上を駆動部材(5、6)により逆方向に駆動 される2枚の内刃からなる少なくとも1つのヘッド(SK)とを有する電気ひげ そり装置において、前記ばね部材(4、40、41)もまた前記共通の案内部材 (3)上を案内され、前記案内部材(3)は支持部材(14、15)に取り付け られ、前記内刃(1、2)は、逆方向に可動の前記駆動部材(5、6)により駆 動されることを特徴とする電気ひげそり装置。 2. 前記案内部材(3)は心棒(33)からなることを特徴とする請求項1 記載の電気ひげそり装置。 3. 前記内刃(1、2)を有する前記案内部材(3)は、2つの支持部材( 14、15)に取り付けられていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の 電気ひげそり装置。 4. 前記案内部材(3)は、前記支持部材(14、15)に可動状態で取り 付けられていることを特徴する請求項3記載の電気ひげそり装置。 5. 前記案内部材(3)は、垂直方向(A)に可動状態で前記支持部材(1 4、15)に取り付けられていることを特徴とする請求項3、又は4に記載の電 気ひげそり装置。 6. 前記支持部材(14、15)がばねで取り付けられていることを特徴と する請求項1〜5のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 7. 前記支持部材(14、15)がケース(10)上に固着されることを特 徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 8. 前記各内刃(1、2)には、前記ばね部材(4、40、41)を支持す る壁部(20、21、200、210)が設けられていることを特徴とする請求 項1〜3のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 9. 前記2枚の内刃(1、2)間に、前記駆動部材(5、6)の駆動運動と 反対に作用するばね部材(4)が設けられていることを特徴とする請求項8記載 の電気ひげそり装置。 10. 各内刃(1、2)には、ばね部材(40、41)が付属しており、ば ね部材の一端は、前記内刃(1、2)の壁部(20、21、200、210)に 接して配置され、他端は、前記案内部材(3)と力学的あるいは形状的に接続さ れていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 11. 前記ばね部材(40、41)と前記案内部材(3)との力学的な結合 は、前記案内部材(3)上のストッパ(22、23)によりなされることを特徴 とする請求項10記載の電気ひげそり装置。 12. 前記各支持部材(14、15)と前記案内部材(3)上のこれに隣接 するストッパ(22、23)間は間隔(S)離れており、前記ストッパ(22、 23)と前記支持部材(14、15)との接触を防止していることを特徴とする 請求項10又は11に記載の電気ひげそり装置。 13. 各内刃(1、2)にばね部材(40、41)が付属しており、ばねの 一端は前記内刃(1、2)の壁部(20、21、200、210)に接触して配 置され、他端は共通の押さえ部材(26)に接触して配置されていることを特徴 とする請求項1〜8のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 14. 前記押さえ部材(26)は前記案内部材(3)と自己中心合わせして 接続可能であることを特徴とする請求項13記載の電気ひげそり装置。 15. 前記押さえ部材(26)は弓状に形成され、両方の弧端(27、28 )に設置される軸受(29、30)により、前記案内部材(3)に接続されてい ることを特徴とする請求項13又は14に記載の電気ひげそり装置。 16. 前記各内刃(1、2)に、前記駆動部材(5、6)用の壁部(20、 21、200、210)が設けられていることを特徴とする請求項1〜15のい ずれかに記載の電気ひげそり装置。 17. 内刃(1、2)の壁部(20、21)は、一方で前記駆動部材(5、 6)、他方で前記ばね部材(4、40、41)の作用を受けることを特徴とする 請求項1〜16のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 18. 前記ばね部材(4、40、41)は圧縮ばねとして構成されることを 特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 19. 前記ばね部材(4、40、41)は拡張ばねとして構成されることを 特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 20. 前記駆動部材(5、6)は、軸(8、9)の回りを旋回可能に配置さ れた1腕レバーとして構成されていることを特徴とする請求項1〜19のいずれ かに記載の電気ひげそり装置。 21. 前記駆動部材(5、6)は、軸(8、9)の回りを旋回可能に配置さ れた2腕レバーとして構成されていることを特徴とする請求項1〜19に記載の 電気ひげそり装置。 22. 前記旋回可能に配置された駆動部材(5、6)の軸(8、9)は、基 本的に、湾曲面(31)の作用を受け、前記内刃(1、2)の移動方向に垂直に 調整された内刃(1、2)の壁部(20、21)の平面壁面の仮想延長により 決定される垂直線(L)上に設置されていることを特徴とする請求項20又は2 1に記載の電気ひげそり装置。 23. 前記駆動部材(5、6)は、前記内刃(1、2)の壁部(20、21 )上に湾曲面(31)を作用させるレバーとして構成されることを特徴とする請 求項1〜21のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 24. 前記湾曲面(31)は、前記レバーに設けられていることを特徴とす る請求項23記載の電気ひげそり装置。 25. 前記湾曲面(31)は、前記内刃(1、2)の壁部(20、21)に 設けられていることを特徴とする請求項23記載の電気ひげそり装置。 26. 前記湾曲面(31)は、対称に形成されていることを特徴とする請求 項1〜25のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 27. 前記湾曲面(31)は、非対称に形成されていることを特徴とする請 求項20〜25のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 28. 前記駆動部材(5、6)は、共振ブリッジ(500)として構成され ていることを特徴とする請求項1〜27のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 29. 前記駆動部材(5、6)が、互いに反対方向に取り付けられた振動部 材(550)を有する同一構成の少なくとも2つの共振ブリッジ(500)によ り形成されていることを特徴とする請求項28記載の電気ひげそり装置。 30. 互いに反対方向に移動可能な少なくとも2つの振動部材(550)を 有する共振ブリッジ(500)を備えていることを特徴とする請求項29記載の 電気ひげそり装置。 31. 共振ブリッジ(500)の振動部材(550)は、階段状の棚(50 1)により2つの振動平面(551、552)に分割されることを特徴とする請 求項29又は30に記載の電気ひげそり装置。 32. 共振ブリッジ(500)の各振動部材(550)には、内刃(1、2 )に作用する少なくとも1つの運動伝達部材(505)が設置されることを特徴 とする請求項28〜31のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 33. 共振ブリッジ(500)の互いに反対方向に移動可能な振動部材(5 5)は、開脚部材(7)を介して電気モーター(11)により駆動可能であるこ とを特徴とする請求項32記載の電気ひげそり装置。 34. 前記開脚部材(7)は、互いに反対に配置される偏心カム(701、 702)を有する2重偏心装置(700)からなることを特徴とする請求項33 記載の電気ひげそり装置。 35. 前記偏心カム(701、702)は、直接、間接に各振動部材(55 0)に接続可能であることを特徴とする請求項34記載の電気ひげそり装置。 36. 各軸(8、9)の回りに旋回可能に配置される前記駆動部材(5、6 )の2つの隣接端(51、52)間に、電気モーター(11)により駆動される 開脚部材(7)が設置されることを特徴とする請求項1〜35のいずれかに記載 の電気ひげそり装置。 37. 前記電気モーター(11)は直流モーターであることを特徴とする請 求項1〜36のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 38. 前記開脚部材(7)は前記駆動部材(5、6)用の楕円形案内面(F )を有するローター(53)からなることを特徴とする請求項36又は37に記 載の電気ひげそり装置。 39. 前記開脚部材(7)は、クランク駆動機構(54)からなることを特 徴とする請求項36記載の電気ひげそり装置。 40. 前記内刃(1、2)は、少なくとも1つのばね部材(18、19)に より前記外刃(13)に接触して保持されることを特徴とする請求項1〜39の いずれかに記載の電気ひげそり装置。 41. 前記内刃(1、2)は、前記支持部材(14、15)をばねづけ配置 することにより前記外刃(13)と接触して保持されることを特徴とする請求項 1〜40のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 42. 各内刃(1、2)は、ケース壁に取り付けられたばね部材(18、1 9)により前記外刃(13)と接触して保持されることを特徴とする請求項1〜 41のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 43. 前記外刃(13)は、移動可能に取り付けられていることを特徴とす る請求項1〜42のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 44. 前記外刃(13)は、旋回可能に取り付けられていることを特徴とす る請求項43記載の電気ひげそり装置。 45. 前記外刃(13)は、垂直方向(A)に浮動状態で取り付けられるこ とを特徴とする請求項43記載の電気ひげそり装置。 46. 前記ばね部材(4、40、41)は、心棒(33)により形成される 前記案内部材(3)上に配置されることを特徴とする請求項1〜45のいずれか に記載の電気ひげそり装置。 47. 前記案内部材(3)は、前記支持部材(14、15)に取り付けられ たフレーム(60)に保持されることを特徴とする請求項1〜46のいずれかに 記載の電気ひげそり装置。 48. 前記フレーム(60)は、前記支持部材(14、15)に旋回可能に 取り付けられていることを特徴とする請求項47記載の電気ひげそり装置。 49. 前記ガイド部材(3)は、前記フレーム(60)に浮動状態で取り付 けられていることを特徴とする請求項47記載の電気ひげそり装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ケース(1)内に配置された電気モーター(11)と、共通の外刃(1 3)に対して配置され、少なくとも1つのばね部材(4、40、41)のばね力 に逆らって、共通の案内部材(3)上を駆動部材(5、6)により逆方向に駆動 される2枚の内刃からなる少なくとも1つのヘッド(SK)とを有する電気ひげ そり装置において、前記ばね部材(4、40、41)もまた前記共通の案内部材 (3)上を案内され、前記案内部材(3)は支持部材(14、15)に取り付け られ、前記内刃(1、2)は、逆方向に可動の前記駆動部材(5、6)により駆 動されることを特徴とする電気ひげそり装置。 2. 前記案内部材(3)は心棒(33)からなることを特徴とする請求項1 記載の電気ひげそり装置。 3. 前記案内部材(3)は単一の心棒(33)からなることを特徴とする請 求項2記載の電気ひげそり装置。 4. 前記内刃(1、2)を有する前記案内部材(3)の心棒(33)は、2 つの支持部材(14、15)に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜 3のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 5. 前記案内部材(3)の心棒(33)は、前記支持部材(14、15)に 可動状態で取り付けられていることを特徴する請求項4記載の電気ひげそり装置 。 6. 前記案内部材(3)の心棒は、垂直方向(A)およびこれに反対する方 向に可動状態で前記支持部材(14、15)に取り付けられていることを特徴と する請求項4又は5に記載の電気ひげそり装置。 7. 前記支持部材(14、15)がばねで取り付けられていることを特徴と する請求項1〜6のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 8. 前記支持部材(14、15)がケース(10)上に固着されることを特 徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 9. 前記各内刃(1、2)には、前記ばね部材(4、40、41)を支持す る壁部(20、21、200、210)が設けられていることを特徴とする請求 項1〜4のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 10. 前記2枚の内刃(1、2)間に、前記駆動部材(5、6)の駆動運動 と反対に作用するばね部材(4)が設けられていることを特徴とする請求項9記 載の電気ひげそり装置。 11. 各内刃(1、2)には、ばね部材(40、41)が付属しており、ば ね部材の一端は、前記内刃(1、2)の壁部(20、21、200、210)に 接して配置され、他端は、前記案内部材(3)と力学的あるいは形状的に接続さ れていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電気ひげそり装置 。 12. 前記ばね部材(40、41)と前記案内部材(3)との力学的な結合 は、前記案内部材(3)上のストッパ(22、23)によりなされることを特徴 とする請求項11記載の電気ひげそり装置。 13. 前記各支持部材(14、15)と前記案内部材(3)上のこれに隣接 するストッパ(22、23)間は間隔(S)離れており、前記ストッパ(22、 23)と前記支持部材(14、15)との接触を防止していることを特徴とする 請求項11又は12に記載の電気ひげそり装置。 14. 各内刃(1、2)にばね部材(40、41)が付属しており、ばねの 一端は前記内刃(1、2)の壁部(20、21、200、210)に接触して配 置され、他端は共通の押さえ部材(26)に接触して配置されていることを特徴 とする請求項1〜13のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 15. 前記押さえ部材(26)は前記案内部材(3)と自己中心合わせして 接続可能であることを特徴とする請求項14記載の電気ひげそり装置。 16. 前記押さえ部材(26)は弓状に形成され、両方の弧端(27、28 )に設置される軸受(29、30)により、前記案内部材(3)に接続されてい ることを特徴とする請求項14又は15に記載の電気ひげそり装置。 17. 前記各内刃(1、2)に、前記駆動部材(5、6)用の壁部(20、 21、200、210)が設けられていることを特徴とする請求項1〜16のい ずれかに記載の電気ひげそり装置。 18. 内刃(1、2)の壁部(20、21)は、一方で前記駆動部材(5、 6)、他方で前記ばね部材(4、40、41)の作用を受けることを特徴とする 請求項1〜17のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 19. 前記ばね部材(4、40、41)は圧縮ばねとして構成されることを 特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 20. 前記ばね部材(4、40、41)は拡張ばねとして構成されることを 特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 21. 前記駆動部材(5、6)は、軸(8、9)の回りを旋回可能に配置さ れた1腕レバーとして構成されていることを特徴とする請求項1〜20のいずれ かに記載の電気ひげそり装置。 22. 前記駆動部材(5、6)は、軸(8、9)の回りを旋回可能に配置さ れた2腕レバーとして構成されていることを特徴とする請求項1〜21に記載の 電気ひげそり装置。 23. 前記旋回可能に配置された駆動部材(5、6)の軸(8、9)は、基 本的に、湾曲面(31)の作用を受け、前記内刃(1、2)の移動方向に垂直に 調整された内刃(1、2)の壁部(20、21)の平面壁面の仮想延長により決 定される垂直線(L)上に設置されていることを特徴とする請求項21又は22 に記載の電気ひげそり装置。 24. 前記駆動部材(5、6)は、前記内刃(1、2)の壁部(20、21 )上に湾曲面(31)を作用させるレバーとして構成されることを特徴とする請 求項1〜23のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 25. 前記湾曲面(31)は、前記レバーに設けられていることを特徴とす る請求項24記載の電気ひげそり装置。 26. 前記湾曲面(31)は、前記内刃(1、2)の壁部(20、21)に 設けられていることを特徴とする請求項24記載の電気ひげそり装置。 27. 前記湾曲面(31)は、対称に形成されていることを特徴とする請求 項21〜26のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 28. 前記湾曲面(31)は、非対称に形成されていることを特徴とする請 求項1〜27のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 29. 前記駆動部材(5、6)は、共振ブリッジ(500)として構成され ていることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 30. 前記駆動部材(5、6)が、互いに反対方向に取り付けられた振動部 材(550)を有する同一構成の少なくとも2つの共振ブリッジ(500)によ り形成されていることを特徴とする請求項29記載の電気ひげそり装置。 31. 互いに反対方向に移動可能な少なくとも2つの振動部材(550)を 有する共振ブリッジ(500)を備えていることを特徴とする請求項30記載の 電気ひげそり装置。 32. 共振ブリッジ(500)の振動部材(550)は、階段状の棚(50 1)により2つの振動平面(551、552)に分割されることを特徴とする請 求項30又は31に記載の電気ひげそり装置。 33. 共振ブリッジ(500)の各振動部材(550)には、内刃(1、2 )に作用する少なくとも1つの運動伝達部材(505)が設置されることを特徴 とする請求項29〜32のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 34. 共振ブリッジ(500)の互いに反対方向に移動可能な振動部材(5 5)は、開脚部材(7)を介して電気モーター(11)により駆動可能であるこ とを特徴とする請求項33記載の電気ひげそり装置。 35. 前記開脚部材(7)は、互いに反対に配置される偏心カム(701、 702)を有する2重偏心装置(700)からなることを特徴とする請求項34 記載の電気ひげそり装置。 36. 前記偏心カム(701、702)は、直接、間接に各振動部材(55 0)に接続可能であることを特徴とする請求項35記載の電気ひげそり装置。 37. 各軸(8、9)の回りに旋回可能に配置される前記駆動部材(5、6 )の2つの隣接端(51、52)間に、電気モーター(11)により駆動される 開脚部材(7)が設置されることを特徴とする請求項1〜36のいずれかに記載 の 電気ひげそり装置。 38. 前記電気モーター(11)は直流モーターであることを特徴とする請 求項1〜37のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 39. 前記開脚部材(7)は前記駆動部材(5、6)用の楕円形案内面(F )を有するローター(53)からなることを特徴とする請求項37又は38に記 載の電気ひげそり装置。 40. 前記開脚部材(7)は、クランク駆動機構(54)からなることを特 徴とする請求項1〜39記載の電気ひげそり装置。 41. 前記内刃(1、2)は、少なくとも1つのばね部材(18、19)に より前記外刃(13)に接触して保持されることを特徴とする請求項1〜40の いずれかに記載の電気ひげそり装置。 42. 前記内刃(1、2)は、前記支持部材(14、15)をばねづけ配置 することにより前記外刃(13)と接触して保持されることを特徴とする請求項 1〜41のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 43. 各内刃(1、2)は、ケース壁に取り付けられたばね部材(18、1 9)により前記外刃(13)と接触して保持されることを特徴とする請求項41 に記載の電気ひげそり装置。 44. 前記外刃(13)は、移動可能に取り付けられていることを特徴とす る請求項1〜43のいずれかに記載の電気ひげそり装置。 45. 前記外刃(13)は、旋回可能に取り付けられていることを特徴とす る請求項44記載の電気ひげそり装置。 46. 前記外刃(13)は、垂直方向(A)に浮動状態で取り付けられるこ とを特徴とする請求項44記載の電気ひげそり装置。 47. 前記ばね部材(4、40、41)は、心棒(33)により形成される 前記案内部材(3)上に配置されることを特徴とする請求項1〜46のいずれか に記載の電気ひげそり装置。 48. 前記案内部材(3)は、前記支持部材(14、15)に取り付けられ たフレーム(60)に保持されることを特徴とする請求項1〜47のいずれかに 記載の電気ひげそり装置。 49. 前記フレーム(60)は、前記支持部材(14、15)に旋回可能に 取り付けられていることを特徴とする請求項48記載の電気ひげそり装置。 50. 前記ガイド部材(3)は、前記フレーム(60)に浮動状態で取り付 けられていることを特徴とする請求項48記載の電気ひげそり装置。
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