JP2000349725A - 放送受信装置及びコンテンツ利用制御方法 - Google Patents
放送受信装置及びコンテンツ利用制御方法Info
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Abstract
な放送受信装置を提供すること。 【解決手段】 放送配信されるコンテンツ情報の利用を
利用条件に応じて制御する放送受信装置であって、個々
の契約者に対応して放送される、同じチャネルに含まれ
る複数のコンテンツ情報に共通の、チャネル受信契約情
報と、個々のコンテンツ情報に対応して放送される、複
数の契約者に共通の、チャネル送信契約情報とを統合し
て、指定されたコンテンツ情報に対応する利用可能契約
情報リストを作成し、作成された利用可能契約情報リス
トに基づいて、コンテンツ利用条件を決定し、決定され
たコンテンツ利用条件に基づいて、受信されたコンテン
ツ情報の利用を制御する。
Description
ブル)されて放送配信されるコンテンツを契約内容(例
えば、期間、視聴チャネル、録画録音の可否)に応じて
復号(デスクランブル)し利用あるいは2次利用する有
料放送サービスのための契約受信装置及びコンテンツ利
用制御方法に関する。
まって、ケーブルTV、地上放送へとデジタル化が進む
につれ、一層のサービスの充実が期待されており、これ
からに放送サービスの主役を務めていくものと思われ
る。
術の導入により、番組の送信に要する周波数の使用効率
の向上が図れ、アナログ放送に比較して放送チャネル数
の大幅な増加が可能となったことである。さらに、高度
な誤り訂正技術が適用できるため、高品質で均質なサー
ビスの提供が可能となる。
うに画像や音声による放送だけでなく、文字やデータに
よる放送(データ放送)も可能になり、例えばニュース
を文字データとして流すことや、PCソフトを放送で配
信することが可能となり、そのようなサービスを提供す
るためのシステムも続々と登場してきている。
てスクランブルを解く、あるいは復号する有料放送サー
ビスを提供する際、契約期間に即した顧客管理が行えな
ければならない。契約期間に即した顧客管理とは、例え
ば、所定の料金の支払により契約された契約期間内に限
って契約チャネルの番組の視聴を可能とするというもの
である。
暗号を解くための鍵情報は、不正視聴を防止する上から
も正当な視聴者のみに(契約チャネル、契約期間に即し
て)しかも確実に提供する必要がある。
構成を用いて限定受信を行なっていた。すなわち、放送
受信装置毎にマスター鍵KMを用意し、受信契約してい
る視聴者に対して受信契約しているチャネルのワーク鍵
Kwと受信契約情報をマスター鍵KMで暗号化して送信
する。ここで、ワーク鍵はチャネル固有の鍵であり、受
信契約情報は当該チャネルの契約期間あるいは契約の有
無などの情報である。受信契約情報は、コンテンツ受信
に先だって受信し、蓄積される。コンテンツ視聴時は、
当該受信契約に関する情報を参照して、当該チャネルの
視聴可否によって、ワーク鍵を使って暗号化されて送ら
れてくる当該チャネルのチャネルキーK chを復号して視
聴する。チャネルキーは、スクランブルされた放送コン
テンツをデスクランブルするのに用いられる。
有料放送を実現する手段として受信契約情報を用いてい
た。これによって、チャネル毎の契約管理を確実に行う
ことができ、デジタル放送が事業として成立している。
しかしながら、チャネル毎の受信契約しかサポートでき
ず、同一チャネル内に存在するコンテンツの価値などに
まで踏み込んだ視聴管理は不可能であった。これは、例
えば、2次利用を前提としたPCソフトなどのデータ放
送や、高付加価値な映画コンテンツの録画の際には、録
画可否をチャネル単位でしか指定できないため問題が多
かった。
限定受信システムでは、コンテンツ毎の利用制御が困難
であった。
ので、コンテンツ毎の利用制御を可能とする放送受信装
置及びコンテンツ利用制御方法を提供することを目的と
する。
るコンテンツ情報の利用を利用条件に応じて制御するコ
ンテンツ利用制御方法であって、個々の契約者に対応し
て放送される、同じチャネルに含まれる複数のコンテン
ツ情報に共通の、第1の利用条件情報と、個々のコンテ
ンツ情報に対応して放送される、複数の契約者に共通
の、第2の利用条件情報とを統合して、指定されたコン
テンツ情報に対する利用条件を定め、定められた前記利
用条件に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の利用
を制御することを特徴とする。
放送配信されるコンテンツ情報を受信する手段と、複数
のコンテンツ情報を含むチャネルに対応して放送され
た、個々の契約者に対する第1の利用条件情報(例え
ば、チャネル受信契約情報に含まれる1または複数のコ
ンテンツ利用情報)と、個々のコンテンツ情報に対応し
て放送された、複数の契約者に共通の第2の利用条件情
報(例えば、チャネル送信契約情報に含まれる1または
複数のコンテンツ利用情報)とを統合して、指定された
コンテンツ情報に対応する第3の利用条件情報(例え
ば、利用可能契約情報リスト)を作成する手段と、作成
された前記第3の利用条件情報に基づいて決定されたコ
ンテンツ利用条件に従って、受信された対応する前記コ
ンテンツ情報の利用を制御する手段とを備えたことを特
徴とする。
れた前記コンテンツ利用条件に基づいてコンテンツ情報
の2次利用に対する制御を行う手段を含むようにしても
よい。
ンテンツ情報を2次利用する2次利用装置がその利用制
御の際に従うべき条件を規定したライセンス情報を、決
定された前記コンテンツ利用条件に基づいて作成する手
段と、前記コンテンツ情報を暗号化する手段と、暗号化
された前記コンテンツ情報を復号するための鍵と、前記
ライセンス情報とを一体化して暗号化する手段と、暗号
化された前記コンテンツ情報と、暗号化された前記鍵お
よび前記ライセンス情報とを、前記2次利用装置に送信
する手段と含むようにしてもよい。このようにコンテン
ツ情報とリンクしたライセンス情報を作成することによ
って、コンテンツの2次利用における利用制御を可能と
する。
3の利用条件情報として複数のコンテンツ利用条件が作
成された場合に、各コンテンツ利用条件に含まれる制限
項目毎に予め定められた優先順位に従って、該第3の利
用条件情報に含まれるコンテンツ利用条件と、入力され
たユーザ所望のコンテンツ利用条件とを比較することに
よって、該第3の利用条件情報に含まれるコンテンツ利
用条件を1つに定める手段を含むようにしてもよい。
3の利用条件情報として複数のコンテンツ利用条件が作
成された場合に、予め定められた評価関数に従い、入力
されたユーザ所望のコンテンツ利用条件を基準とし、該
第3の利用条件情報に含まれるコンテンツ利用条件の各
々を評価することによって、該第3の利用条件情報に含
まれるコンテンツ利用条件を1つに定める手段を含むよ
うにしてもよい。この場合に、好ましくは、前記第3の
利用条件情報として複数のコンテンツ利用条件が作成さ
れた場合に、予め定められた評価関数による評価値に基
づいた順番で該複数のコンテンツ利用条件を表示し、ユ
ーザに選択などをさせるようにしてもよい。
3の利用条件情報として複数のコンテンツ利用条件が作
成された場合に、該複数のコンテンツ利用条件を提示
し、ユーザからの選択指定を受け付けることにより、該
第3の利用条件情報に含まれるコンテンツ利用条件を1
つに定める手段を含むようにしてもよい。
3の利用条件情報に含まれるコンテンツ利用条件のうち
に、入力されたユーザ所望のコンテンツ利用条件を包含
するものが存在する場合には、該ユーザ所望のコンテン
ツ利用条件を採用することを決定し、該ユーザ所望のコ
ンテンツ利用条件を包含するものが存在しない場合に
は、該ユーザ所望のコンテンツ利用条件を該前記第3の
利用条件情報に適合するように修正したものを採用する
ことを決定するようにしてもよい。
件を表示してユーザに通知するようにしてもよい。
用制限項目として、有効期限に関する条件、利用回数に
関する条件、および機器または機種の限定に関する条件
の少なくとも1つを含むようにしてもよい。
ンテンツ情報を2次利用装置に送信する場合に、該2次
利用装置に対する認証を行なう手段を含むようにしても
よい。あるいは、放送受信装置と2次利用装置との間で
相互認証を行なうようにしてもよい。
対応するコンテンツ情報と同一のパケットに含まれて放
送されるようにしてもよい。
対応するコンテンツ情報に対する電子番組ガイド情報と
同一のパケットに含まれて放送されるようにしてもよ
い。
テンツ利用条件の決定を、録画予約時に行うようにして
もよい。
コンテンツ情報の利用を利用条件に応じて制御するコン
テンツ利用制御方法であって、個々の契約者に対応して
放送される、同じチャネルに含まれる複数のコンテンツ
情報に共通の、第1の利用条件情報と、個々のコンテン
ツ情報に対応して放送される、複数の契約者に共通の、
第2の利用条件情報とを統合して、指定されたコンテン
ツ情報に対する利用条件を定め、定められた前記利用条
件に基づいて、対応する前記コンテンツ情報の利用を制
御することを特徴とする。
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
約者が持っている1または複数の第1の利用条件と、あ
るコンテンツに対して規定されている1または複数の第
2の利用条件とを統合することによって、契約者とコン
テンツのペア毎に様々な限定受信を実現することができ
る。このことにより、コンテンツの価値などに応じてコ
ンテンツ毎に利用制御することが可能になり、また、従
来は十分にできていなかったコンテンツの2次利用など
へも限定受信を拡張することができる。
報という形でコンテンツとリンクさせて2次利用装置に
与えることによって、コンテンツを2次利用装置に利用
させることが可能になる。
実施の形態を説明する。
を行なう。
及ばない機器・装置(2次利用装置と呼ぶ)でのコンテ
ンツの利用を「2次利用」と呼ぶ。2次利用以外のコン
テンツの利用を「標準利用」と呼ぶ。例えば、録画装置
やPC等の外部装置は2次利用の制御の対象になるが、
放送受信装置と一体化されて放送受信装置のコントロー
ルが直接及ぶテレビ出力装置やスピーカのような機器・
装置(標準利用装置と呼ぶ)は2次利用の制御の対象に
はなない(もちろん、同種のテレビ出力装置やスピーカ
であっても放送受信装置のコントロールが直接的には及
ばなければ2次利用装置になる)。
受信として、標準利用装置に関する制御(例えば、放送
中のコンテンツの即時的な視聴の可否に対するチャネル
受信契約に基づく制御)と、2次利用装置での適正なコ
ンテンツの利用を可能にするための制御を例として取り
上げている。
側(例えば放送局)との間で基本的にはチャネル単位で
受信契約する場合を想定している。また、基本的にはユ
ーザ毎かつチャネル毎に契約内容(例えば利用条件)が
設定される場合を想定している。少なくとも1つのチャ
ネルの受信契約をしたユーザ側には、限定受信を行う放
送受信装置が設置される。各放送受信装置には固有の識
別子(受信装置IDと呼ぶ)が付され、放送受信装置は
この「受信装置ID」により管理される。
有無、利用条件など)を示す情報を「チャネル契約情
報」と呼ぶ。チャネル契約情報は、限定受信を行なうた
めに放送局側から放送受信装置側に放送される制御情報
である(適正な放送受信装置は、制御情報に従って限定
受信のための制御を行う)。本実施形態では、本来のチ
ャネル受信契約によって設定される(コンテンツ依存性
のない)「チャネル受信契約情報」と、コンテンツの価
値や個性などに応じて送信側の意図によって設定される
(コンテンツ依存性のある)「チャネル送信契約情報」
の2種類のチャネル契約情報を用いる。チャネル受信契
約情報は、例えば、契約者毎かつチャネル毎に設定され
(1つのチャネルに含まれるコンテンツに共通に設定さ
れ)、チャネル送信契約情報は、例えば、チャネル毎か
つコンテンツ毎に設定される(契約者に共通に設定され
る)。
て考えた場合、例えば、各チャネルにチャネル番号を付
け、図2のようにチャネル番号に対応したビットが1で
あるか否かによりチャネルの契約の有無を表したビット
列が、チャネル契約情報の一形態である。このように各
チャネル毎にその契約の有無を表記した情報をチャネル
展開情報と呼ぶ。全チャネルでnチャネルあるならば、
チャネル展開情報はnビットのデータとなる。図2の例
では、全8チャネルのうち、第2、第5、第7、第8チ
ャネルが契約済であり、第1、第3、第4、第6チャネ
ルが未契約であることを示している。
チャネルの契約状態を示すビット情報を「契約フラグ」
と呼ぶ。例えば、図2のチャネル契約情報においては、
第1チャネルの契約フラグは0、第2チャネルの契約フ
ラグは1である。
約フラグは、対応するチャネルの契約の有無を表すこと
になるが、放送局から放送する情報の中に含める契約フ
ラグは、対応するチャネルが新規契約されたこと(放送
受信装置内において記憶されている契約フラグを0から
1へ更新させる場合)、対応するチャネルの契約が解除
されたこと(放送受信装置内において記憶されている契
約フラグを1から0へ更新させる場合)、対応するチャ
ネルの契約の有無の確認(契約フラグが変化しない場
合)などを通知するために使用できる。
の方法には、上記のチャネル展開情報を用いる方法の他
に、種々の方法がある。例えば、図3のように、チャネ
ル識別子とその契約フラグの組を用いて、チャネル契約
情報を個別に通知する方法がある。この場合には、必要
なチャネル(例えば、新規契約されたチャネル、契約解
除されたチャネル、確認等のために契約状態を通知する
チャネル等)についてだけ放送するようにすることがで
きる。また、図3において、チャネル識別子を複数列挙
して、複数のチャネルの契約状態を取り纏めて通知する
方法もある。あるいは、複数のチャネル識別子の組を示
すパッケージ識別子を用いて、複数のチャネルの契約状
態を取り纏めて通知する(あるパッケージ識別子に含ま
れる複数のチャネル識別子の組を示す情報は別途放送す
る)方法もある。本発明はどのような形態にも適用可能
であるが、本実施形態では図3に示す方法を用いる場合
を例にとって説明する。
チャネル毎の契約の有無だけではなく、より高度な限定
受信の実現のために、チャネルに関する契約内容(例え
ば利用条件)およびコンテンツに関する契約内容(例え
ば利用条件)を用いる。このために、チャネル受信契約
情報/チャネル送信契約情報には、契約フラグの他に、
契約内容に関する情報、例えば図4に示すコンテンツ利
用情報が含まれる(なお、チャネル送信契約情報では、
契約フラグを設けない構成を採用してもよい)。コンテ
ンツ利用情報は、例えば、図4に示すように有効期限情
報、回数制限情報、機器限定情報を含む。
チャネル契約情報は、暗号化されて放送配信される。ま
た、不利なチャネル契約情報の不取得(例えば契約解除
のために放送配信されるチャネル契約情報の不受信もし
くは廃棄等)を防ぐ目的で、チャネル契約情報を、他の
情報とセットにして暗号化することもできる(この結
果、それらはセットで放送される)。
含む情報を(その一部または全部が暗号化されているか
否かにかかわらず)「受信契約関連情報」と呼ぶ。な
お、チャネル受信契約情報は、それが適用される放送受
信機の受信装置IDと一体のものであるので、受信契約
関連情報には該受信装置IDも含まれる。また、チャネ
ル送信契約情報を含む情報を(その一部または全部が暗
号化されているか否かにかかわらず)「番組関連情報」
と呼ぶ。
を復号するために必要なチャネルキーは、第1の実施形
態では、番組関連情報に含めて(チャネル送信契約情報
とともに暗号化されて)放送され、第2の実施形態で
は、受信契約関連情報に含めて(チャネル受信契約情報
とともに暗号化されて)放送される。また、第2の実施
形態では、チャネル送信契約情報はコンテンツに付加し
て(コンテンツとともに暗号化されて)放送される。す
なわち、第2の実施形態では、番組関連情報は使用しな
い。
現するハードウェアを「限定受信チップ」と呼ぶ。限定
受信チップは、限定受信のための秘密情報をその内部に
含むことになるので、その内部のメモリやハード構成に
関して外部から容易に読み出し、書き込み、変更ができ
ないように、一体化したLSIとして構成し、耐タンパ
構造を有することを仮定している。限定受信チップ内部
のメモリには、マスター鍵および機器マスター鍵が含ま
れているものとする。マスター鍵は、主にチャネル受信
契約情報を復号するために用いられる。マスター鍵は、
第1の実施形態では、放送受信装置に固有とし、第2の
実施形態では、全放送受信装置に共通としている。機器
マスター鍵は、放送受信装置と2次利用装置との間で共
有される鍵で(各2次利用装置が機種毎に定められた機
器マスター鍵を有する形態や、全ての2次利用装置が共
通の機器マスター鍵を有する形態などが考えられる)、
放送受信装置から2次利用装置に転送するコンテンツを
暗号化するために用いられる。また、受信装置IDは、
受信装置毎個別に設定され、限定受信チップ内部の不揮
発性メモリの中に記録されているものとする。
ャネルは、「通常チャネル」と「契約情報チャネル」に
大別することができる。通常チャネルには通常の放送コ
ンテンツを載せたパケットが多重化されて流されてい
る。契約情報チャネルには、受信契約関連情報を載せた
パケットや、番組関連情報を載せたパケットが流れてい
る。なお、契約情報チャネルでは、各情報はそれが変更
されたときにだけ放送されるのではなく、同じ内容の情
報が、例えば一定期間、繰り返し放送される。本実施形
態の放送受信装置は、その動作中において、上記のよう
な契約情報チャネルと1つ以上の通常チャネルを常時受
信するものである。
送受信装置が個別のマスター鍵を有する方式を想定す
る。このような方式は、各放送受信装置に対し、定期的
にしかも個別に受信契約関連情報等を暗号化して送信す
るので、限定受信のための情報の送信量は比較的大きい
が、マスター鍵が破られた際の被害範囲が狭いなど、安
全性が非常に高い(このような方式は、CS放送その他
で採用されてきている)。
説明する。
構成例を示す。
は、受信部101、A/D変換部102、誤り検出/訂
正部103、チャネル選択部104、チャネル選択イン
タフェース(I/F)105、限定受信処理部(限定受
信チップ)106、コンテンツ利用法選択インタフェー
ス(I/F)107、コンテンツ利用条件表示部108
を有する。また、限定受信処理部100すなわち限定受
信チップには、フィルター部111、デスクランブル部
112、番組関連情報復号部113、受信契約関連情報
認証部114、受信契約関連情報復号部115、受信契
約判定部116、利用条件判定/修正部117、コンテ
ンツ出力制御部118、チャネル情報入力部119、標
準出力部120、2次利用出力部121、マスター鍵格
納部122、受信装置ID格納部123、ワーク鍵格納
部124、チャネルキー格納部125、チャネルキー出
力部126、受信契約情報格納部127、送信契約情報
格納部128が作り込まれ、耐タンパー性が付与されて
いる。
明する。
すように、3段の暗号化機構によって保護される。
有のマスター鍵KMを持つ。
る、全ての放送受信装置に共通の鍵である。あるチャネ
ルに対応するワーク鍵Kwは、送信対象となる放送受信
装置に固有のマスター鍵KMでワーク鍵識別子とともに
暗号化され、対応するチャネル識別子および対象となる
受信装置IDとともに送信される。あるいは、マスター
鍵KMでワーク鍵識別子および対応するチャネル識別子
とともに暗号化され、対象となる受信装置IDとともに
送信されるようにしてもよい。この結果、送信すべき暗
号化ワーク鍵は、放送受信装置毎かつそのチャネル毎に
存在する。各放送受信装置では、自装置のマスター鍵K
Mを用いて暗号化されたワーク鍵Kwを復号し、ワーク
鍵識別子およびチャネル識別子と対応付けて記憶する。
号化)された放送コンテンツをデスクランブル(復号)
するための鍵であり、チャネル毎に定められる。チャネ
ルキーKchは、対応するワーク鍵Kwでチャネルキー
識別子とともに暗号化され、ワーク鍵識別子、および対
応するチャネル識別子とともに放送配信される。各放送
受信装置では、対応するワーク鍵Kwを用いて暗号化さ
れたチャネルキーKc hを復号し、チャネルキー識別子
およびチャネル識別子と対応付けて記憶する。
って主に共有鍵暗号方式で暗号化され、チャネルキー識
別子およびチャネル識別子とともに放送配信される。
ーKchを用いて、該放送コンテンツを復号することがで
きる。
例えば10分程度の短時間で変更するのが望ましい。こ
れを送信するために、個別のマスター鍵を使っていたの
では送信量が膨大となるので、全放送受信装置に共通の
ワーク鍵を使って送信量を削減している。一方、ワーク
鍵も何ヵ月という単位で同じ鍵を使うと危険であるの
で、例えば1ヶ月という単位で変更するのが望ましく、
これを個別のマスター鍵で暗号化して送信する。この仕
組みによって、たとえマスター鍵が知られても、ワーク
鍵を変更することによって無料視聴を防止することがで
きる。
ば、チャネル受信契約情報に含めて配信する形態、ワー
ク鍵パケットで配信する形態などが考えられる(本実施
形態では、チャネル受信契約情報に含めて配信するもの
とする)。
受信契約情報とチャネル送信契約情報とを統合すること
により詳細な限定受信を実現する例を示す。ここでは、
限定受信の詳細な例として、コンテンツ2次利用の限定
受信による制御方式を取り上げる。もちろん、2次利用
での利用制限を目的とした限定受信は一例であり、コン
テンツ毎に異なる利用形態を定めなくてはならないよう
なシステムにおいては、同様の方式を使用することがで
きる。
ディアに記録しておくことにより何度でも利用できるよ
うな利用形態を含むので、その利用形態はコンテンツの
価値などに深く依存する。その意味で、従来の受信契約
情報のみによる限定受信であるとチャネル毎にしか管理
できないので、例えば、チャネルに様々な価値のコンテ
ンツが流れる場合、それらの価値を反映させた個別の制
御ができなかった。この問題は、特に録画装置などの外
部装置へ出力する際に顕著であり、従来は、一律にコピ
ープロテクションをかけるか、無制限に2次利用を認め
るかのどちらかしかなく、例えばコピープロテクション
がかかっているチャネルを相当の対価を払って録画可能
にするような限定受信は存在しなかった。また、今後デ
ジタル放送事業が拡大してデータ放送が事業化され、そ
れに伴って2次利用形態が高度化し、デジタル録画が可
能になったり、配信ソフトのPCでの実行が可能となっ
てきたような場合には、この問題はより深刻になる。本
実施形態では、この問題を、契約者の持つチャネル受信
契約情報とコンテンツの持つチャネル送信契約情報を統
合することにより実現しようとするものである。
約情報/チャネル送信契約情報)について説明する。
次利用を制御する場合、チャネル受信契約情報(あるい
はそれが示す契約状態)には、そのチャネルの契約の有
無と、契約ありの場合における、そのチャネルで放送さ
れるコンテンツの利用に対する利用条件(制限内容)と
当該チャネルのワーク鍵Kw(ワーク鍵をチャネル受信
契約情報に含めて配送する場合)を含む。また、チャネ
ル送信契約情報(あるいはそれが示す契約状態)は、そ
のコンテンツの利用に対する利用条件を含む。
データ構造例を示す。(a)が、ワーク鍵をチャネル受
信契約情報に含めて配送する場合におけるチャネル受信
契約情報であり、(b)がチャネル送信契約情報と、ワ
ーク鍵をチャネル受信契約情報に含めて配送しない場合
におけるチャネル受信契約情報である。
ャネル識別子、契約フラグ、ワーク鍵識別子、ワーク
鍵、コンテンツ利用形態数、コンテンツ利用形態数だけ
のコンテンツ利用情報の列からなる。
ツがどのチャネルのコンテンツかを示すものである。
されているチャネルの契約状態を示すビット情報であ
る。
ーク鍵の識別子である。
Kwである。
契約情報に含まれるコンテンツ利用情報の数を示す。
対する利用条件に関する情報を示す。
別子のフィールドおよびワーク鍵のフィールドを有効と
してもよいし(契約フラグが0の場合にも、図3(a)
のようになる)、契約フラグが1の場合にそれらフィー
ルドをチャネル受信契約情報に含めるようにしてもよい
(契約フラグが0の場合には、図3(b)のようにな
る)。
省略する。
4に示すように、「有効期限情報」、「回数制限情
報」、「機器制限情報」からなるものとする。「有効期
限情報」、「回数制限情報」、「機器制限情報」は、そ
れぞれ、当該コンテンツが利用できる、時間的期限、回
数的制限、利用される機器の限定を意味し、全て固定長
で予め定められた形式で記述されている。
チャネル受信契約情報は、チャネル識別子、契約フラ
グ、コンテンツ利用形態数、コンテンツ利用形態数だけ
のコンテンツ利用情報の列からなる。各情報は、上記の
通りである。
する。
送受信装置が受信するデータのうちには、コンテンツパ
ケット、番組関連情報パケット、受信契約関連情報パケ
ットがある。
例を示す。
に、情報識別子、チャネル識別子、チャネルキー識別
子、放送コンテンツからなっている。
示すもので、ここではコンテンツパケットであることを
示す識別子を記述する。
ツがどのチャネルのコンテンツかを示すものである。
テンツを復号するためのチャネルキーの識別子を示す。
で、チャネルキー識別子で指定されたチャネルキーKch
で暗号化されている。
固定長で表現されたデータであるとする。
造例を示す。
に、情報識別子、チャネル識別子、ワーク鍵識別子、チ
ャネルキー識別子、チャネルキー、チャネル送信契約情
報からなっている。
示すもので、ここでは番組関連情報パケットであること
を示す識別子を記述する。
がどのチャネルのものかを示すものである。
パケットがどのワーク鍵Kwによって暗号化されている
かを示す情報である。
ているチャネルキーの識別子である。
定されているチャネルの放送コンテンツの暗号化に使わ
れているチャネルキーKchを示している。
記チャネルキーKchで暗号化されているコンテンツの利
用条件を記述したチャネル契約情報である。
は固定長で表現されたデータであり、チャネルキー識別
子、チャネルキー、およびチャネル送信契約情報の範囲
がワーク鍵識別子で指定されたワーク鍵で暗号化されて
いる。
れているコンテンツと、番組関連情報とが対応するもの
とする(番組関連情報の放送の開始が、対応するコンテ
ンツの放送の開始に若干先行し、番組関連情報の放送
と、対応するコンテンツの放送が同時に終了する場合、
番組関連情報の放送の開始および終了が、対応するコン
テンツの放送の開始および終了に若干先行する場合、な
どを含む)。なお、その代わりに、各パケットにコンテ
ンツ識別子を付加して、明示的に対応を取るようにして
もよい。
る。
タ構造例を示す。
ように、情報識別子、受信装置ID、チャネル受信契約
情報、誤り検出コードからなっている。
示すもので、ここでは受信契約関連情報パケットである
ことを示す識別子を記述する。
報がどの放送受信装置宛てのものかを示すものである。
該放送受信装置の契約状態を示すチャネル契約情報であ
る。
情報の誤りを検出するコードである。
固定長で表現されたデータであり(ただし、前述のよう
に、チャネル受信契約情報が可変になる形態もある)、
チャネル受信契約情報から誤り検出コードまでが受信装
置IDの示す受信装置のマスター鍵で暗号化されてい
る。
ついて説明する。
置の動作手順の一例を示す。
は予約機能等により自動的に、チャネル選択インターフ
ェース105で所望のチャネルが選択されるものとす
る。チャネル選択インターフェース105で選択されて
いるチャネル番号は、チャネル選択部104へ伝えら
れ、またチャネル情報入力部119から受信契約判定部
116へ伝えられる。
部101で受信された放送波は、A/D変換部102で
A/D変換を施されてデジタルデータにされ(ステップ
S12)、当該放送受信装置内部で処理可能なパケット
に再構築される。そして、誤り検出/訂正部103で誤
り検出/訂正される(ステップS13)。
ネル選択部104に送られ、放送コンテンツパケット
(図6)については、チャネル選択インターフェース1
05にて選択されたチャネルに対応するもののみが、そ
して、番組関連情報パケット(図7)および受信契約関
連情報パケット(図8)については全パケットが、限定
受信処理部100に送られる。
岐する。
情報識別子を参照し、コンテンツパケットである場合は
(ステップS14)、これをデスクランブル部112へ
送る(ステップS17,S18)。コンテンツパケット
を与えられたデスクランブル部112では、暗号化コン
テンツの復号化のための処理を開始する。
ップS15)、番組関連情報復号部113へ送る(ステ
ップS19)。番組関連情報パケットを与えられた番組
関連情報復号部113では、チャネルキーおよびチャネ
ル送信契約情報の復号化のための処理を開始する。
(ステップS16)、受信契約関連情報認証部114へ
送る(ステップS20)。すなわち、この受信契約関連
情報パケットには受信装置個別のマスター鍵によって暗
号化されている部分があるので、復号に先だって自装置
宛てのパケットであるか否かを判定する。受信契約関連
情報パケットを与えられた受信契約関連情報認証部11
4では、パケット内に含まれる受信装置IDを抽出し、
受信装置ID格納部123から取り出した受信装置ID
と比較することにより、当該受信契約情報パケットが自
装置宛てのものかどうかを判定し、自装置宛ての受信契
約情報であれば、受信契約関連情報復号部115へ送
り、そうでなければ処理を終了する。自装置宛ての受信
契約関連情報パケットを与えられた受信契約関連情報復
号部115では、チャネル契約情報の復号化のための処
理を開始する。
ついて説明する。
クランブル部112では、図10に例示したような手順
で処理を行う。
112へ送られたコンテンツパケットは、チャネルキー
出力部126に対して、チャネル識別子およびチャネル
キー識別子を送り、チャネルキーの出力を要請する(ス
テップS31)。チャネルキー出力部126ではこの要
請を受けて、受信契約判定部116に対して、チャネル
識別子を送り、チャネルキーの出力の可否を問い合わせ
る(ステップS32)。受信契約判定部116ではこの
問い合わせに応じて、受信契約情報格納部127から当
該チャネルの受信契約情報を引き出し(ステップS3
3)、契約フラグが1であれば許可、0であれば不許可
を示す信号をチャネルキー出力部126に送る(ステッ
プS34〜S37)。
きた可否の判定結果が許可であれば、チャネルキー格納
部125から当該チャネルの当該チャネルキー識別子を
保持したチャネルキーを得てデスクランブル部111へ
送信し(ステップS38)、不許可であれば、そこで当
該コンテンツパケットに関する処理を終了する。
でも最も処理頻度が高いので、パケット毎に同様の処理
を繰り返すと処理に時間がかかるため、以下の処理を行
うと便利である。すなわち、同一チャネルの同一チャネ
ルキーを用いている限りは一回チャネルキーの出力許可
がおりたならば、毎回受信契約判定部116に問い合わ
せずにチャネルキーを出力するようにすると便利であ
る。実際、チャネルキーはセキュリティー上の理由で数
分に1回変更されるため、このようにしても限定受信に
与える影響は少ない。
ンブル部112では、コンテンツパケットの暗号化部分
を復号して(ステップS39)、コンテンツ出力制御部
118へ送る(ステップS40)。
ンツ利用方法選択I/F106を介して、ユーザから入
力された当該チャネルのコンテンツ利用方法(例えば、
コンテンツ利用条件や利用形態等の情報を含む)を取得
し、その利用方法が可能か否かを判定する(ステップS
41)。この判定は、利用条件判定/修正部117で行
われる。なお、この判定処理については後に詳しく説明
する。
れた場合、その利用形態が標準出力(標準利用のための
標準利用装置に対する出力)か2次利用出力かに従って
それぞれ標準出力部120、2次利用出力部121に出
力される(ステップS42)。
出力部120では、当該コンテンツを標準利用装置に対
して出力する(ステップS43)。
場合、2次利用出力部121では、利用形態を反映した
ライセンス情報を生成し(ステップS44)、ライセン
ス情報をコンテンツにリンクさせて2次利用装置へ出力
する(ステップS45)。なお、詳しくは後述するが、
コンテンツは2次利用装置との間で共有する機器マスタ
ー鍵Kmで暗号化して出力する。なお、ライセンス情報
の生成処理については後に詳しく述べる。
を図11(判定処理)、図12(修正処理)に示すフロ
ーチャートに沿って説明する。
用条件を修正なしに許可できるか否かを判定する部分の
処理手順の一例である。
ネルのコンテンツ利用条件が入力されると、受信契約情
報格納部127から当該チャネルの受信契約情報を取得
する(ステップS51)。
ネル受信契約情報は、例えば図13に示すような形式で
格納されている。
たコンテンツの利用可能な有効期限を示す。図13にお
ける有効期限情報は簡単のため「年.月.日」の形式で
記述しているが、実際には一つの整数値で表されるもの
とする。ここで、有効期限情報が“−1”の場合は、有
効期限に制限がないことを示し、有効期限情報が“0”
の場合は、有効期限が無指定で、即時的にしか有効でな
いことを示すものとする。
ンテンツを使用して良い回数を示す。また、上記と同様
に、“−1”は無制限(何回使用しても良い)を、
“0”は無指定で、即時的にしか有効でない(例えば放
送時に視聴のみ可能)を示すものとする。
しない、1が機器を限定する、を意味するものとする。
また、それぞれのチャンネル受信契約情報に指定されて
いる有効期限情報、回数制限情報、機器限定情報は、そ
のAND条件で1つの契約状態を表している。例えば、
図13の例において上から3番目の契約条件は2000
年1月7日まで10回までどの機器でも視聴することが
できることを意味している。
得したら、その個数を計算し、変数CRMAXに格納す
る(ステップS52)。
送信契約情報格納部128から当該チャネルの送信契約
情報を取得する(ステップS53)。
ネル送信契約情報は、例えば図14に示すような形式で
格納されている。図14における各情報の意味は上記の
チャネル受信契約情報と同様である。
得したら、その個数を計算し、変数CSMAXに格納す
る(ステップS53,S54)。
クし、入力されたコンテンツ利用条件に合致する条件を
探す(ステップS55〜S59)。
条件が「1999年6月9日まで回数制限なし、機器限
定なし、で視聴したい」であれば、図13の例では、1
番目のチャネル受信契約情報に合致する。
チャネル送信契約情報を順次チェックし、入力されたコ
ンテンツ利用条件に合致する条件を探す(ステップS6
0〜S64)。
当該コンテンツ利用条件を許可する(ステップS6
5)。
用条件を満たすチャネル受信契約情報およびチャネル送
信契約情報が存在すれば、当該コンテンツ利用条件を許
可する旨の信号をコンテンツ出力制御部118に送信し
て、判定処理を終了する。
信契約情報の少なくとも一方に合致するものがなかった
場合には、不許可を示す信号をコンテンツ出力制御部1
18に送信して判定処理を終了するようにしてもよい
が、本実施形態では、コンテンツ利用条件を修正して許
可を出すようにしている。
99年6月9日まで、回数制限なし、機器限定なし、で
視聴したい」の場合には、図14の例では、合致するチ
ャネル送信契約情報がないので、このままでは許可する
ことができない。以下のように、利用条件を修正する処
理を行う。
要となった場合の処理手順の一例である。
とチャネル送信契約情報とを統合して、利用可能な契約
情報のリスト(以下、利用可能契約情報リスト)を作る
(ステップS71)。
3のようなチャネル受信契約情報のうちの1つのチャネ
ル受信契約条件および図14のようなチャネル送信契約
情報のうちの1つのチャネル送信契約条件について3つ
の個別条件毎のAND条件をとって契約条件を作成する
処理を、全てのチャネル受信契約条件とチャネル送信契
約条件との組み合わせについて行うことにより、作成さ
れる。図15に、図13に示すチャネル受信契約情報と
図14に示すチャネル送信契約情報を統合して得た利用
可能契約情報リストの一例を示す。
ユーザが所望するコンテンツ利用条件に最も近い条件を
抽出する統合処理について説明する。
の優先順位に従って統合されたコンテンツ利用条件に順
位を付加し、最も順位の高い契約利用条件を修正利用条
件とする方式を採用する。また、優先順位として、「回
数制限」→「有効期限」→「機器限定」の順が設定され
ているものとする。すなわち、この順番で入力されたコ
ンテンツ利用条件に適合するものを探し、最も有利と評
価されるものを検索するわけである。
れているので、回数制限から利用可能契約情報リストを
参照する(ステップS72)。上記のコンテンツ利用条
件「1999年6月9日まで、回数制限なし、機器限定
なし」の場合には、回数制限が無制限(−1)であるた
め、図15に示す利用可能契約情報リストの中から回数
制限が指定されていないものがあるかどうかをチェック
し、ある場合にはそれらを抽出したリストを作成する
(ステップS74)。図15の例では、回数制限が無制
限である利用可能契約情報があるので、それらを取り出
し、図16に示すようなリストを作成する。
報が無かった場合には、利用可能契約情報リストの中で
最も回数制限情報の指定数の多いものを抽出して、同様
にリストを作成する(ステップS73)。
れているので、抽出されたリストを参照し(ステップS
75)、該リストの中から有効期限がコンテンツ利用条
件を満たすものを抽出する(ステップS77)。図16
の例の場合には、2番目の利用可能契約情報「1999
年6月10日まで回数制限なし、機器限定あり」が抽出
される。もちろん、複数の利用可能契約情報が抽出され
る場合もある。
利用可能契約情報がなければ、抽出されたリストの中か
ら有効期限が最も長い利用可能契約情報を抽出する(ス
テップS76)。
し、これと入力されたコンテンツ利用条件とのANDを
取ることにより、修正されたコンテンツ利用条件を作成
し、これをコンテンツ出力制御部118とコンテンツ利
用条件表示部107に出力する(ステップS78)。
正された)利用条件は、ユーザ所望の条件「1999年
6月9日まで、回数制限なし、機器限定なし」と抽出さ
れた統合利用条件「1999年6月10日まで、回数制
限なし、機器限定あり」とのANDから、「1999年
6月9日まで、回数制限なし、機器限定あり」となる。
すなわち、本例では、機器限定なしの条件では不許可と
なるところを、機器限定の条件を付加する修正を行うこ
とによって、ユーザの希望を最大限に満たした上で、許
可が得られるようになっている。
コンテンツ利用条件は、2次利用出力部121に送ら
れ、後述する処理によって、当該コンテンツの利用方法
を記述したライセンス情報に反映される。
は、入力された利用条件を表示する。本実施形態におい
ては、希望利用条件が修正される場合があるので、ユー
ザへの利用条件の提示という意味で重要である。
いような場合には、例えば、不許可にして処理を終了し
てもよいし、あるいはユーザに希望するコンテンツ利用
条件の変更を促すメッセージを表示するようにしてもよ
い。
情報とチャネル送信契約情報とを統合し、当該チャネル
に対して契約者が持っているチャネル受信契約による利
用条件と個々のコンテンツに対する利用条件とを統合す
ることことができ、契約者とコンテンツのペア毎に様々
な限定受信を実現することができる。このことにより、
従来は十分にできていなかったコンテンツの2次利用な
どへも限定受信を拡張することができる。
ついて説明する。
センス情報というコンテンツにリンクしたデータとし
て、実現するものである。
す。
は、コンテンツID、コンテンツ利用条件、コンテンツ
鍵Kcからなっている。
21内で生成される、コンテンツの識別子であり、コン
テンツとライセンス情報とを形式的にリンクする役割を
持つ。
ツIDのついたコンテンツを利用できる条件である。本
実施形態では、コンテンツ利用条件は、図18に示すよ
うに、「有効期限」、「利用回数」、「機器ID」から
なるものとする。有効期限と利用回数は、チャネル契約
情報と同様に、無制限を−1、無指定を0で表すものと
する。また、機器IDは、0で機器限定なしを表し、0
以外の値で機器限定あり表し、また、本実施形態では、
0以外の機器IDは、2次利用される機器の内部に書き
込まれているIDを示すものとする。
テンツ利用条件(ユーザが最初に入力した条件もしくは
修正された条件)と、ライセンス情報におけるコンテン
ツ利用条件(図17、図18)とを区別するために、ラ
イセンス情報におけるコンテンツ利用条件を2次利用条
件と呼ぶものとする。
は、コンテンツ出力制御部118から入力されたコンテ
ンツ利用条件をもとに生成/決定される。
で指定されるコンテンツを復号するための鍵である。
テンツ鍵までの範囲が、機器マスター鍵Kmで暗号され
ている。
ついて説明する。
す。
は、コンテンツIDとコンテンツからなり、コンテンツ
の部分のみがコンテンツ鍵Kcで暗号化されている。
情報に暗号化して含まれており、これが実質的なライセ
ンス情報とコンテンツとのリンクになっている。すなわ
ち、ここでは機器マスター鍵Kmは2次利用装置に厳重
に秘匿されており、ユーザには知られることがないと仮
定している。このため、コンテンツ鍵は機器マスター鍵
がなくては取得できず、コンテンツ鍵を取得できるのは
2次利用装置であるため、コンテンツとライセンス情報
とは「コンテンツを復号するためにはライセンス情報が
必要である」という意味でリンクされている。さらに、
コンテンツ鍵は、2次利用条件と一緒に暗号化されてい
るため、2次利用条件も同様にコンテンツにリンクされ
るばかりか、ライセンス情報を偽造すればコンテンツ鍵
も破壊されるため、実質的に2次利用条件の改竄も不可
能となる。本実施形態では、このようにライセンス情報
という形で、コンテンツ利用条件の2次利用への反映を
行う。
ツ出力制御部118から与えられたライセンス情報およ
びコンテンツをもとに、2次利用のためのライセンス情
報と暗号化コンテンツを作成する。
を示す。図20に示されるように、2次利用出力部12
1は、コンテンツ入力部201、コンテンツ暗号化部2
02、コンテンツ出力部203、コンテンツキー生成部
204、利用条件入力部205、利用条件生成部20
6、コンテンツID生成部207、ライセンス情報生成
部208、機器マスター鍵格納部209、ライセンス情
報出力部210を含む。
成処理について説明する。
報の作成手順の一例を示す。
ツ利用条件が入力される(ステップS81)。入力され
たコンテンツ利用条件は、直ちに利用条件生成部206
に送られ、当該コンテンツ利用条件に対応するコンテン
ツのコンテンツIDとコンテンツキーKcの生成をそれ
ぞれコンテンツID生成部207、コンテンツキー生成
部204に要請し、それぞれが生成を行う(ステップS
82,S83)。また、コンテンツ利用条件を参照し
(ステップS84)、コンテンツ利用条件に機器限定情
報がある場合には、機器IDを2次利用装置から取得す
る(ステップS85)。
よび機器限定情報がある場合における機器ID)から、
2次利用条件を作成する(ステップS86)。
鍵格納部209から取得し(ステップS87)、作成さ
れた2次利用条件とコンテンツキーを機器マスター鍵K
mで暗号化し、コンテンツIDを付加することにより、
ライセンス情報を作成する(ステップS88)。
えば、各2次利用装置が機種毎に定められた機器マスタ
ー鍵を有する形態(機器マスター鍵格納部209には、
機種ID毎に対応した機器マスター鍵が格納される)、
全ての2次利用装置が共通の機器マスター鍵を有する形
態(共通の機器マスター鍵が格納される)などが考えら
れ、例えばステップS87においては上記の形態に応じ
て、対象となる2次利用装置の機種IDに対応する機器
マスター鍵、あるいは全ての2次利用装置に共通の機器
マスター鍵を取得するようにすればよい。また、例え
ば、各2次利用装置が個別に定められた機器マスター鍵
を有するようにすることもできる。
する(ステップS89)。
する。
一例を示す。
ら入力されると(ステップS91)、直ちにコンテンツ
暗号化部202に送られる。コンテンツ暗号化部202
は、生成されたコンテンツキーをコンテンツキー生成部
204から取得し(ステップS92)、コンテンツを暗
号化する(ステップS93)。暗号化されたコンテンツ
は、コンテンツ出力部203から出力される(ステップ
S94)。
よび図17の暗号化されたライセンス情報を受信した2
次利用装置では、例えば、自装置の機器マスター鍵Km
でライセンス情報を復号してコンテンツ利用条件(図1
8)およびコンテンツキーK cを取り出し、コンテンツ
利用条件に含まれる機器IDが0または自装置の機器I
Dを示しており且つコンテンツ利用条件に含まれるその
他の条件が満たされていることを確認した後に、暗号化
されたコンテンツをコンテンツキーKcで復号し、録画
や再生などの所定のコンテンツ利用を行う。2次利用装
置では、コンテンツの利用にあたっては、ライセンス情
報内のコンテンツ利用条件に従って、利用に対するコン
トロールを行う。例えば、有効期限や利用回数の管理を
行う。また、コンテンツおよびそのライセンス情報を、
ある2次利用装置から他の2次利用装置に転送可能とし
てもよい。
ていない場合、当該コンテンツは、他の2次利用機器で
も利用できるようになる。
にコンテンツを出力する際に、その利用がコンテンツの
蓄積を伴うものである場合には、2次利用装置と同様に
扱うようにしてもよい。この場合には、コンテンツ利用
条件(図17)については暗号化しないで渡すようにし
てもよい。また、放送受信装置と2次利用装置との間で
認証手続きを行うようにする場合においても、放送受信
装置と標準利用装置との間では認証を省くようにしても
よい。
ネル受信契約情報とコンテンツに付随するチャネル送信
契約情報とを統合し、契約者とコンテンツの利用条件の
組合せで詳細な利用形態を実現することができる。ま
た、特に本実施形態では、利用条件として2次利用での
利用条件を考えてコンテンツ利用条件を作成し、そのコ
ンテンツ利用条件をライセンス情報という形でコンテン
ツとリンクし、2次利用装置での利用を利用条件に制限
するようなシステムを実現することができる。
関する処理(図9のBの続き)について説明する。
ートにおいて、受信パケットが番組関連情報パケットで
あった場合、フィルター部111を通して、番組関連情
報復号部113に送られる。
該パケットに付加されたチャネル識別子およびワーク鍵
識別子をキーにして、ワーク鍵格納部124から取得す
る(ステップS101)。なお、対応するワーク鍵がワ
ーク鍵格納部124内に存在しなかった場合は、処理を
終了する。
ワーク鍵を使って、番組関連情報を復号する(ステップ
S102)。
送信契約情報Csを取得し(ステップS103)、これ
をチャネル識別子とともに送信契約情報格納部128に
格納する(ステップS104)。ここで、チャネル送信
契約情報は、放送コンテンツによって変更されるので、
本実施形態では、送信契約情報格納部128において、
同一のチャネル識別子を持つチャネル送信契約情報は常
に上書きされるものとする。もちろん、全く同じ情報を
上書きするのを省くために、既に存在するチャンネル送
信契約情報と比較し、同一でない場合にのみ上書きする
ようにしてもよい。
する処理(図9のCの続き)について説明する。
ートにおいて、受信情報が受信契約関連情報パケットで
あった場合、フィルター部111を通して受信契約関連
情報認証部114に送られる。
3から受信装置IDを抽出し(ステップS111)、こ
れと受信契約関連情報パケットに含まれる受信装置ID
とを比較することにより、当該チャネル受信契約情報が
自装置宛てのものであるか否かを判定する(ステップS
112)。自装置宛てのものでなかった場合には、処理
を終了する。
受信装置に個別に設定されているマスター鍵KMをマス
ター鍵格納部122から取得し(ステップS113)、
受信契約関連情報パケットの暗号化部分を復号する(ス
テップS114)。
出コードを取得し、その誤り検出コードを検証すること
により、当該チャネル受信契約情報が正しいものである
ことを確認することができる。
し、放送受信装置側でこれを確認しているのは、受信契
約関連情報パケットの中で暗号化されていない受信装置
IDを偽造して偽の受信契約関連情報を作成し、入力さ
れることを防ぐためである。誤り検出コードはチャネル
受信契約情報から導出されるものであり、チャネル受信
契約情報を暗号化したまま改変して、偽造しようとして
も復号した際、得られたチャネル受信契約情報から導出
された誤り検出コードと復号の結果得られた誤り検出コ
ードが一致することは極めて稀であり、偽造防止を防ぐ
ことができる。実際、誤り検出コードがないと暗号化さ
れたチャネル受信契約情報を適当に改変することによ
り、復号した結果が以前よりも良い契約情報(契約内
容)になっている可能性は高く、このような攻撃が容易
に成功してしまう。
S115)、受信契約関連情報パケットからワーク鍵K
wと受信契約情報CRを取得し(ステップS116)、
それぞれワーク鍵格納部124、受信契約情報格納部1
16に格納する(ステップS117)。
ンについて説明する。
用情報の種類に関するバリエーションについて説明す
る。
限、回数制限、機器制限からなるコンテンツ利用情報を
想定して説明したが、もちろん、利用制限はこれらの他
にも種々のものが考えられる。
条件が考えられる。これはコンテンツの利用をある機種
に限るための条件で、例えば、当該放送コンテンツを特
定機種の機器にのみに利用可能にすることによって、特
定機種の売上げを促進し、そのために放送契約料金を割
安にするなどの運用が可能になる。また、そのような運
用以外にも、機種によっては利用条件の管理にセキュリ
ティホールがあり、利用条件が遵守されないことも考え
られる。そのような場合に、利用条件に機種制限を入れ
ておくと、そのような機種への2次利用を制限すること
ができる。また、機種限定を入れた場合のライセンス情
報には、許可される機種の機種IDを埋め込む方法が考
えられる。
限などを利用条件に盛り込むことも可能である。このよ
うにすることによって、2次利用装置からのコピー回数
を制限することができる。
情報の記述方式に関するバリエーションについて説明す
る。
(展開形式)の他にも、図25のように利用条件を制限
することを前提にそれをビット列で表現する方式(ビッ
ト形式)が使用可能である。図25(a)に示したチャ
ネル受信契約情報や(b)に示したチャネル送信契約情
報は、有効期限、コピー回数、機器限定が利用条件とし
て挙がっており、それぞれ、「無制限、1週間、即時」
「無制限コピー可、1回コピー可、コピー不可」、「限
定なし、限定あり」の条件に制限されており、これらの
組合せで表現できる18通りの条件を対応するビットが
1であることよって表現している。すなわち、若干18
ビットのデータでチャネル契約情報を表現することがで
きる。このような形式のチャネル契約情報を使い、利用
条件を統合する際はビット毎の論理積(AND)を使う
ことにすれば、簡単に統合利用条件を作成することが可
能になる。なお、図25(c)に示す統合利用条件は、
チャネル送信契約情報に一致する。
に最も良い利用条件を見つけることができる。例えば、
「無期限の期間限定で1回コピー可で機器制限のない利
用をしたい」という利用条件を、コピー制限、有効期
限、機器制限の優先順位で統合する場合、まず1回コピ
ー可の部分(真ん中6ビット)を参照し、そこが0でな
ければその中で有効期限を比較する。図25の例では、
1回コピー可の条件は認められており、その中で有効期
限が無制限のものを探すが、それは存在しない。そこ
で、許可されている有効期限の中で期間が最も長い1週
間のものを選択する。1回コピー可で1週間の有効期限
のものは機器限定ありとなしの2種類存在する。ここで
は機器制限のない利用を希望しているので、機器制限な
しを採用して、「1週間の期間限定で1回コピー可で機
器制限のない」利用を統合されたコンテンツ利用条件と
して決定することができる。
なリストが不要になり、小さなメモリ領域しかない放送
受信装置でも実現されるし、高速処理が可能となる。ま
た、チャネル契約情報が格段に小さくなるため、送信が
容易となる。なお、その分契約状態の種類は図13〜図
15のようなリストを用いる場合に比較して制限される
ので、使われるシステムの要請によって両者を使い分け
ると効果的である。
約情報が含まれる受信契約関連情報パケットの送信帯域
と、チャネル送信契約情報が含まれる番組関連情報パケ
ットの送信帯域が異なっており、どちらか一方の通信路
の送信量が少ない場合もある。このような場合には、送
信量が少ない方の情報をビット形式で記述し、送信量が
多い方を展開形式で記述する方式も考えられる。この場
合、ビット形式の契約情報を一旦展開形式に直してマッ
チングする必要があるため、一般には異なる条件記述形
式を統一形式に表現し直す処理を経る必要があり、条件
統合の際にはその統一表現を使って前述と同様の手段で
統合する。また、このような方式は、番組関連情報パケ
ットとチャネル受信契約関連情報パケットの放送事業者
が異なる場合などにも起こる。
契約情報とチャネル送信契約情報の統合処理に関するバ
リエーションについて説明する。
付けて、優先度の高い利用条件を採用するものであった
が、各条件をアイテムとした評価関数を定義することに
よって、よりユーザの希望に近い利用条件を選択するこ
とができる。
ザ希望のコンテンツ利用条件が「1999年12月25
日まで、5回まで、機器制限なし」とされた場合を例に
とって説明する。
部117における処理手順の一例を示す。なお、図26
に示すアルゴリズムは、図12に示すアルゴリズムと置
き換えるものであり、図11のアルゴリズムから処理が
移される。
チャネル送信契約情報を統合して、図15に示すような
利用可能契約情報リストを作成する(ステップS12
1)。
の各々の利用可能契約情報に対して評価値を計算する
(ステップS122)。
限」「機器制限」の3つであり、それぞれ図27〜図2
9に示すような基本評価値を与える(図29の3番目の
評価値を0とする考え方もある)。
d,wt,wmという関数で置き換え、評価関数を f(x)=10wd(x)+5wt(x)+2w
m(x) のように定義すると、各利用可能契約条件の評価値が図
30のように算出される。
高い値(150)を持つ「2000年1月7日までに、
10回まで、機器限定で、視聴可能」(図30における
下から2番目)という、利用可能契約情報が選択される
(ステップS123)。本利用可能契約情報は、機器限
定以外は、全て上記希望利用条件を満たしている。
つ利用可能契約情報は、「2000年1月7日までに3
回まで機器限定なしで視聴可能」(図30における下か
ら1番目)であり、回数制限のみが希望利用条件を満た
していない。これらの条件は評価値の差が10であり、
このことからも評価関数や基本評価値の取り方で出力さ
れる修正された利用条件の性質を変えることが理解でき
る。このことが評価関数を用いる利用条件の修正のメリ
ットである。すなわち、利用者は評価関数を自分の好き
なように適切に設定することにより、適切な利用条件の
修正が自動的に行えるようになることを意味する。
数が指定されているが、希望利用条件で回数無制限が指
定された場合には、図27に示す基本評価値をそのまま
使うことができない。このような場合には、利用回数を
十分多い上限値、例えば100回、として計算する方法
が考えられる。もちろん、この上限値が十分大きいかど
うかは有効期限などの他の条件によって決まる。このた
め、有効期限などの他の条件を参照した上で、無制限の
回数条件が指定された場合に基本評価値を参照する際の
有限回数をフレキシブルに設定すると、より正確な利用
条件の修正に貢献する。
う意味では、ユーザへの問い合わせ機能を持たせると好
ましい。それを担うのはコンテンツ利用方法選択I/F
106である。ここでは、コンテンツの希望利用条件を
入力する他に、希望利用条件が満たされなかった際、評
価値の高い順に利用条件を並び変え、図31のように表
示することによりユーザにコンテンツ利用条件の自主的
な選択を促す。
一例を示す。
ャネル受信契約情報とチャネル送信契約情報が入力され
ると、前述のような手段でそれらを統合し、利用可能契
約情報リストを作成する(ステップS131)。
々の利用可能契約情報に対して、前述した評価関数を用
いて、評価値を算出する(ステップS132)。
能契約情報を並べ変え(ステップS133)、並び変え
られたリストをコンテンツ出力制御部118を経由して
コンテンツ利用方法選択I/F106に送信する(ステ
ップS134)。
は、画面に図31に例示示するような利用方法選択画面
を出力して、ユーザからの利用方法の選択を促す。ここ
で、評価値の高い順に表示されるので、ユーザは、次画
面を表示しなくても、所望に近い利用形態を選択するこ
とができ、便利である。
それを省くことにより、より多くの選択子を出力するこ
とも可能である。図31の例の場合、第3・第4の利用
条件がそれにあたり、すなわち、第4の条件が第3の条
件の有効期限の制限になっており、選択条件としては無
駄なものである(すなわち、第4の条件を省く)。これ
らは、条件を比較することにより決定可能であり、候補
数が少なければ特定することは容易である。
部121においてライセンス情報を作成する処理および
構成のバリエーションについて説明する。
を、図17に例示するようにコンテンツに切り離された
デジタルデータとして扱っていた。しかし、これは出力
の際にアナログ変換した後での利用制御には(ライセン
ス情報が切り離されてしまうので)利用できない。すな
わち、前述の実施形態では、デジタル録画の制御はでき
るが、アナログ録画の制御は不可能である。そこで、ア
ナログデータに変換されてもなお、2次利用制御ができ
る方式が重要となる。
ータにデータを埋め込む電子透かしという技術が近年注
目を集めている(「電子透かしの基礎」(松井甲子雄
著、森北出版、1998)等参照)。この技術を使う
と、情報をアナログデータの中に目立たなく且つ容易に
は抜き取られないように、埋め込むことができる。すな
わち、電子透かし技術を使うと、ライセンス情報をアナ
ログデータの中に埋め込むことができるので、アナログ
データになってもなお、利用管理ができるばかりか、物
理的に分離されたライセンス情報を持たなくても良いの
で、管理も簡単である。
について説明する。
1の構成例を示す。図33に示されるように、2次利用
出力部121は、コンテンツ入力部221、電子透かし
埋め込み部222、コンテンツ暗号化部223、コンテ
ンツ出力部224、機器マスター鍵格納部225、利用
条件入力部226、利用条件生成部227を含む。
す。
ツ利用条件が入力されと(ステップS141)、利用条
件生成部227に送られる。利用条件生成部227は、
入力されたコンテンツ利用条件に機器限定があるかを判
定する(ステップS142)。ここで、機器限定の利用
制限がある場合は、図20および図21の場合と同様に
して、機器IDを2次利用装置から取得し(ステップS
143)、図18に例示したような形式で、ライセンス
情報を生成する(ステップS144)。機器限定の利用
制限がない場合は、そのままライセンス情報を生成する
(ステップS144)。
し生成部222に送り、コンテンツ入力部221から入
力されたコンテンツに埋め込む(ステップS145)。
埋め込まれたコンテンツは、コンテンツ暗号化部223
において、機器マスター鍵格納部209から取得した機
器マスター鍵Kmで暗号化され(ステップS146,S
147)、コンテンツ出力部224から出力される(ス
テップS148)。
構成も簡単になる。なお、電子透かしでは画像の1枚毎
に埋め込むので時間を要し、また、新たにライセンスを
購入するなどしてコンテンツを再生利用する際には埋め
込んだ電子透かしを一旦外して、新たに作成した透かし
を埋め込む必要がある(これはライセンス情報がコンテ
ンツ情報と分離していないために起こる)。このような
状況においては、お互いの良い点を活かすため、ライセ
ンスに含まれる限定項目の種類によってデジタルライセ
ンスとして反映させるか、電子透かしでアナログレイヤ
に埋め込むかを決定して、運用するシステム構成も考え
られる。
側の機器信頼性に関して説明する。
をライセンス情報という形で出力しても、2次利用装置
においてそれが忠実に守られなくては意味がない。これ
は通常の機器接続においても言えることである。
に関する国際規格IEEE1394では、この点に鑑み
て認証プロトコルを導入している。IEEE1394規
格はデジタル機器間の入出力に関してプロテクション機
構を設け、それらが転送されるバス上、接続ケーブル上
においてもコピープロテクションすることを規格化して
いる。
置と2次利用機器との間をIEEE1394バスで接続
し、上記認証プロトコルを利用する方法も考えられる。
のデータ転送に利用される接続線を特に「接続回線」と
いうことにする。
タは、DVD上から生データが直接読み込めないという
意味では、コピープロテクションがなされているが、再
生する際は、機器内で復号され、(デジタルTVなど
の)外部機器に生のデータとして出力される。この場
合、接続回線上で、当該生データを捕らえれば簡単にコ
ピープロテクションが破られてしまう。このため接続回
線上でもコンテンツを保護する立場から、接続機器間で
互いに取り決めた暗号鍵によってコンテンツを暗号化し
て転送することにより、接続回線上でのコピープロテク
ションを実現しているのが、IEEE1394のコピー
プロテクション規格である。
ションを行っても、出力する機器の設計の不備などの理
由で暗号化したコンテンツが解読され、コンテンツが生
の状態で保存できる状態にあれば意味がない。したがっ
て、相手の機器の機種が別途得られた無効機器リスト
(リボケーションリスト)に含まれているか否かを判断
し、含まれている場合には、出力を拒絶する。含まれて
いない場合には、接続されている機器が本当にその機種
であるかを確かめるために、チャレンジデータを相手の
機器に出力し、当該機種しか知り得ない情報を使って、
当該チャレンジデータにデジタル署名を付けてもらい、
それを送り返してもらい、その署名を検証することによ
り、認証を行う。
公開鍵を保持しておくことは現実的ではないので、実際
上は接続機器から公開鍵を取得する。ただし、公開鍵は
署名の検証鍵でもある一方で、公開鍵と秘密鍵のペアは
比較的簡単に生成できる事実があるので、別の機種のマ
シンが当該機種を偽って公開鍵を送信するというプロテ
クト破りの手法が考えられる。このため、それぞれの機
種は、発売時に、公開鍵と秘密鍵のペアを作成し、IE
EE1394が定める管理機関に公開鍵を示して、デジ
タル証明書を発行してもらい、それを送信するという認
証方法を採用している。デジタル証明書には管理機関の
持つ秘密鍵でデジタル署名が施されており、対応する公
開鍵が全ての機器に予め含まれているので、当該公開鍵
が含まれるデジタル証明書を認証することにより、当該
公開鍵が正しいものかどうかを判断することができる。
けて、公開鍵暗号を使う方式と、共通鍵暗号を使う方式
があり、前者は後者よりも処理時間がかかるが、安全が
より高いため、計算能力の高い(主に据え置き型の)機
種、後者は安全性は劣るが、処理能力が低い機種でも実
行できるので、計算能力の低い(主に携帯型の)機種に
適用される。認証の後は互いに共通に知る情報(例えば
公開鍵)を基に鍵の交換プロトコルを実行し鍵を交換
し、その鍵を使ってコンテンツを暗号化して転送する。
形態における機器間の転送もIEEE1394に準拠し
なくてはならない。この意味で共通化でき、本実施形態
でも必要となるのは機器認証の部分である。すなわち、
前述したように、本実施形態において2次利用の制限を
行っても、2次利用装置がそれを実行しない、もしくは
簡単な改造によって実行されないようにできてしまう場
合には、当該機種の機器には2次利用させるべきではな
い。ただし、この場合であっても、コピープロテクショ
ンは正常に動作する可能性もあるので、無効機器リスト
をIEEE1394とは別に配布することが望ましい。
そのためには、専用にパケットを定義し、放送によって
送信すれば効果的である。また、上記でコンテンツの暗
号化鍵として定めたコンテンツ鍵KcをIEEE139
4プロトコルで生成される共有鍵とすることもできる。
その場合は、本実施形態の2次利用出力部121が作成
するコンテンツ鍵Kcで暗号化した上にIEEE139
4が定める転送鍵でさらに暗号化する必要がなくなり、
処理を省くことができる。
場合のコンテンツ出力制御部118について説明する。
部118の構成例を示す。図35に示されるように、コ
ンテンツ出力制御部118は、利用条件入力部301、
出力判定部302、機器認証部303、利用情報出力部
304を含む。
す。
力部391からコンテンツ利用条件が入力され(ステッ
プS151)、出力判定部302においてコンテンツの
出力判定が行なわれる。実際の出力判定は、利用条件判
定/修正部117により行なわれる。
2)、かつ修正不可能ならば(ステップS153)、利
用不許可の出力を2次利用出力部121に行ない(ステ
ップS154)、処理を終了する。
正された利用条件が得られ(ステップS152,S15
3,S155)、出力判定部302において、後述する
機器認証部303の機器認証の結果に基づいてコンテン
ツを出力して良いか否かの判定を行ない(ステップS1
56)、出力可となれば、コンテンツ利用条件を利用条
件出力部304から2次利用出力部121へ出力する
(ステップS157)。出力不許可の場合は、利用不許
可の旨を示す信号を2次利用出力部121へ出力する
(ステップS154)。
用条件が入力された時点から上記のプロセスとは独立
に、放送受信装置から2次利用装置の認証を行なう(ス
テップS158)。
を出力してもらい、当該機種IDの2次利用装置が安全
な装置か否かの判定を受信装置内部に持つ安全でないI
Dの一覧を示したリボケーションリストを参照して行な
われる。ここで、安全な機種であるとされた場合は、接
続されている機種が確かに当該IDを持つ機種であるか
を確認する。この確認には、デジタル署名技術が用いら
れる。
ような実現形態が考えられる。まず、放送受信装置はラ
ンダムに選んだメッセージを2次利用装置に送り、当該
IDを持った2次利用装置しか知り得ない秘密情報を使
って暗号化して返送してもらう。そして、返送された暗
号文を放送受信装置が持つ対応した鍵を使って復号して
検証することによって、確かに当該IDを持つ2次利用
装置が接続されていることを認証することができる。
59)、2次利用装置が不認証であった旨の信号を2次
利用出力部に出力して終了する(ステップS161)。
認証された場合は、同様の処理を2次利用装置側から行
ない(ステップS160)、放送受信装置は2次利用装
置側から送られて来たランダムメッセージを受信装置が
持つ認証用の秘密鍵で暗号化して送信する。このことに
より、2次利用装置側から受信装置が認証されれば(ス
テップS163)、利用条件の出力を許可しても良い旨
の信号を出力判定部302に送る。そうでない場合は、
放送受信装置が不認証であった旨の信号を2次利用出力
部121に送り(ステップS162)、処理を終了す
る。
装置を認証するだけの構成も考えられる。一般には、認
証は処理時間のかかる処理であるので、片方向だけであ
ると処理が半分となる。また、放送受信装置は放送局か
ら送信されてきたデータを秘密データを使って復号でき
るという意味からは、既に放送局によって認証されてい
るものと考えることができるからである。
は、チャネル送信契約情報は、対応するコンテンツと同
時性を持って放送されるものとしたが、チャネル送信契
約情報を例えばEPG(Electronic Pro
gram Guide:電子番組ガイド)に含めて予め
放送するようにしてもよい。
送し、コンテンツの放送に先だって、コンテンツ利用条
件を決定可能とした実施形態について、録画予約の際に
コンテンツ利用条件を決定する場合を例にとって説明す
る。
置の構成例を示す。本放送受信装置は、基本的には、図
1の構成と同様であるので、相違する点についてのみ説
明する。
子番組ガイド情報の構造例を示す。
すように、情報識別子、チャネル識別子、コンテンツ識
別子、チャネル送信契約情報、番組情報からなってい
る。情報識別子、チャネル識別子、コンテンツ識別子、
チャネル送信契約情報は、これまでと同様である。番組
情報は、対応するコンテンツに関する情報で、例えば、
タイトル、放送開始日時、放送終了日時、ジャンル、出
演者といったような情報である。電子番組ガイド情報
は、例えば、契約チャネルで放送される。また、電子番
組ガイド情報パケットは、暗号化しないものとする。
情報パケットにも含めてもよいし、電子番組ガイド情報
パケットでのみ放送するようにしてもよい。
その他のチャネル送信契約情報を含むパケット(コンテ
ンツ対応の情報を含むパケット)には、コンテンツ識別
子を付加するものとする。
情報パケットを受信した場合、フィルター部111から
番組関連情報復号部113を経由して、番組情報および
各識別子がコンテンツ利用法選択I/F106へ渡さ
れ、コンテンツ利用法選択I/F106において蓄積さ
れる。また、チャネル送信契約情報および各識別子が送
信契約情報格納部128に蓄積される。
場合、番組指定や録画先などの通常の操作の他に、希望
するコンテンツ利用条件の入力を行う。以降は、既に説
明した処理と同様にコンテンツ利用条件の判定や修正な
どが行われ、最終的に当該コンテンツに対するコンテン
ツ利用条件が決定される。
タイミングで、ライセンス情報を作成する。
6、録画予約されたコンテンツの放送開始時刻を監視
し、あるいは該コンテンツの識別子が受信されたかどう
かを監視し、放送開始時刻(もしくはその一定時間前)
になった場合、あるいは該コンテンツの識別子が受信さ
れた場合に、録画を開始する。すなわち、コンテンツを
暗号化し、暗号化コンテンツとライセンス情報を、録画
機器に送信する。
イセンス情報に従って、コンテンツの利用が行われる。
契約情報の圧縮手法に関して説明する。
情報が1対1に対応する場合を想定して説明したが、こ
の場合には、サイズ的に比較的大きくなる可能性のある
チャネル受信契約情報を1チャネル毎に対応して配送す
ることから、契約者数、チャネル数、チャネル受信契約
情報の大きさ、配信頻度などと、通信路の送信帯域との
関係によっては、チャネル受信契約情報の送信量が通信
路の送信帯域を圧迫することもある。
のチャネル契約情報を送信する方法について説明する。
送では、数種類のパッケージ(複数のチャネルのセッ
ト)を設け、そのパッケージを単位として契約すること
がほとんどである。
ことを想定し、図3のチャネル識別子の代わりに、パッ
ケージ識別子を導入する場合を例にとって説明する。
のことであり、パッケージ識別子はパッケージを識別す
るための識別子である。
ジにどのチャネルが含まれるかを記述したパッケージ定
義情報は別途送信されるものとする。ただし、ここでは
説明を簡明にするために、図2に示すようなビット列を
パッケージ識別子とする。この場合、ビット列で1が立
っているビット位置に対応したチャネル(図2では、2
チャネル、5チャネル、7チャネル、8チャネル)が当
該パッケージに含まれているチャネルを意味するものと
する。
チャネル受信契約情報をまとめて送信することができる
ため、送信量削減の観点から有効である。もちろん、こ
のようなシステムにおいても、チャネル毎に個別のチャ
ネル受信契約情報を送信することは可能で、なぜなら、
8ビットのうち当該チャネルに対応したビットだけを1
にすればよい。
処理は、図1における受信契約関連情報復号部におい
て、チャネル識別子とチャネル受信契約情報をセットに
して受信契約情報格納部に格納していた部分を、パッケ
ージ識別子を解釈して、チャネル毎の記述形式に直し、
受信契約情報格納部に格納するように変更すればよい。
ワーク鍵との対応が問題になる。この場合、同じパッケ
ージに含まれるチャネルは同じワーク鍵とする方法と、
前記のようにワーク鍵がチャネル毎に異なることを前提
とし、契約に応じて個別契約者に対応するチャネルのワ
ーク鍵を契約者の放送受信装置が持つマスター鍵で暗号
化して別途送信する方式が考えられる。
装置の2次利用に関する処理および各情報に対する処理
等は、基本的には第1の実施形態と同様であるので、以
下では相違する点もしくは追加する点を中心に説明す
る。
別のマスター鍵を有する方式を想定したが、本実施形態
では、全ての受信装置が共通のマスター鍵を有する方式
を想定して説明する。このような限定受信システムにお
いては、各受信装置対し、個別に契約情報を暗号化して
送信する必要がないので、限定受信の送信量が少なくて
すむという利点がある。また、本実施形態では、デジタ
ル署名などの偽造防止技術を用いて、そのマスター鍵が
破られた際の安全性への対策を行っている。
鍵構成を採用したが、本実施形態では、このような限定
受信のために、図39のような2段の鍵構成を採用す
る。すなわち、チャネルキーKchとチャネル受信契約情
報を全ての受信装置に共通のマスター鍵KMで暗号化し
て送信する。送信されたチャネルキーを使って放送コン
テンツを復号する。
施形態と同様にチャネル受信契約情報とチャネル送信契
約情報とを統合することに限定受信として2次利用に対
する制御を実現する例を示す。
ンテンツパケット(図6)、番組関連情報パケット(図
7)、受信契約関連情報パケット(図8)を受信した
が、本実施形態においては、これらに対応するものとし
て、放送受信装置は、図40に示すようなコンテンツパ
ケットと図41に示すような受信契約関連情報パケット
を受信する。
ように、情報識別子、チャネル識別子、チャネルキー識
別子、チャネル送信契約情報Cs、放送コンテンツから
なっており、チャネル送信契約情報から放送コンテンツ
までの部分をチャネルキーK chで暗号化している。な
お、各情報の意味と役割は第1の実施形態と同じである
ので、ここではその説明は省略する。
いては、チャネル送信契約情報がコンテンツパケットに
含まれる。これは鍵構造が2段であることによる必然性
もあるが、コンテンツと当該コンテンツのチャネル送信
契約情報とが物理的にリンクしているので、システムと
しても構成しやすいという利点もある。
されているように、情報識別子、マスター鍵識別子、チ
ャネル識別子、チャネルキー識別子、チャネルキー、契
約情報の数n、n個の契約情報、デジタル署名からなっ
ており、チャネル識別子からデジタル署名までの部分を
マスター鍵で暗号化している。
情報1〜契約情報nまでの部分に関してのデジタル署名
である。デジタル署名は、契約情報の偽造を防ぐための
ものであり、契約情報を1ビットでも変更するとデジタ
ル署名が検証できなくなるという性質を持っている。さ
らに、デジタル署名を作成するには放送局側にしか存在
しない秘密鍵を知らなくてはできないため、デジタル署
名を付加することにより契約情報の偽造を防ぐことがで
きる。
れるように、受信装置IDとチャネル受信契約情報から
なっており、受信装置IDに対応するチャネル受信契約
情報を表している。
の各情報の意味と役割は第1の実施形態と同じであるの
で、ここではその説明は省略する。
の構成例を示す。
は、受信部101、A/D変換部102、誤り検出/訂
正部103、チャネル選択部104、チャネル選択イン
タフェース(I/F)105、限定受信処理部(限定受
信チップ)106、コンテンツ利用法選択インタフェー
ス(I/F)107、コンテンツ利用条件表示部108
を有する。また、限定受信処理部100すなわち限定受
信チップには、フィルター部111、デスクランブル部
112、受信契約関連情報認証部114、受信契約関連
情報復号部115、受信契約判定部116、利用条件判
定/修正部117、コンテンツ出力制御部118、チャ
ネル情報入力部119、標準出力部120、2次利用出
力部121、マスター鍵格納部122、受信装置ID格
納部123、チャネルキー格納部125、チャネルキー
出力部126、受信契約情報格納部127、送信契約情
報格納部128、送信契約情報抽出部129が作り込ま
れ、耐タンパー性が付与されている。
ついて説明する。
装置の動作手順の一例を示す。
信後(ステップS201)、A/D変換を行なってデジ
タルデータに変換して(ステップS202)、誤り検出
および誤り訂正を行なって(ステップS203)、フィ
ルター部111においてパケット内の情報識別子によっ
てコンテンツパケットであれば(ステップS204)、
チャネル識別子を参照して、視聴チャネルのコンテンツ
かどうかを判定し(ステップS205)、視聴チャネル
であった場合はデスクランブル部112へ送信する(ス
テップS206)。そうでない場合は、当該パケットに
関する処理を終了する。受信契約関連情報パケットであ
った場合は(ステップS207)、契約関連情報に送信
する(ステップS208)。
の処理に関して図45のフローチャートに従って詳しく
説明する。
12に入力されると、デスクランブル部112ではチャ
ネルキー出力部126へチャネルキーの出力の要請を行
なう(ステップS211)。チャネルキー出力部126
では、受信契約判定部116に対してチャネル識別子を
入力し、受信契約情報格納部127から当該チャネルの
チャネル受信契約情報を取得して、契約フラグが1であ
る場合、チャネルキーの出力許可信号を出し、0である
場合はチャネルキーの出力不許可信号を出す(ステップ
S212〜217)。チャネルキー出力不許可信号が入
力された場合、チャネルキー出力部126では当該パケ
ットに関する処理を終了する。
ー出力部126へ入力された場合は、チャネルキー出力
部126はチャネルキー格納部125へチャネル識別子
とチャネルキー識別子を送り、チャネルキーを取得しデ
スクランブル部112へ送り(ステップS218)、デ
スクランブル部112においてコンテンツのデスクラン
ブルを行なう(ステップS219)。
ブルされたコンテンツにチャネル送信契約情報が含まれ
ているか否かを情報識別子で判定し(ステップS22
0)、含まれている場合チャネル送信契約情報を取得
し、送信契約情報格納部128へ格納する(ステップS
221)。
118へ送られ、第1の実施形態と同様の方法で、当該
コンテンツについてコンテンツ利用情報をチェックする
(ステップS222)。チェックした結果、利用不許可
であれば、コンテンツ利用条件表示部107に利用不許
可の表示を行ない、処理を終了する。許可された場合
は、利用形態とコンテンツとともに標準出力であるか2
次利用出力であるかによって(ステップS223)、そ
れぞれ、標準出力部120、2次利用出力部121に出
力される。
は、第1の実施形態と同様の処理でライセンス情報とそ
れに対応したコンテンツを生成し(ステップS22
4)、2次利用装置に出力して(ステップS225)、
処理を終了する。
関して図46のフローチャートに従って詳しく説明す
る。
部114に入力されると受信契約関連情報復号部114
ではマスター鍵識別子をキーにして、マスター鍵格納部
122からマスター鍵KMを取得して(ステップS23
1)、暗号化部分を復号する(ステップS232)。復
号された受信契約関連情報からチャネルキー、チャネル
識別子、チャネルキー識別子を抽出し(ステップS23
3)、チャネルキー格納部125に格納する(ステップ
S234)。
の部分を受信契約情報認証部115へ送付する。
nを抽出し、それを変数MAXに代入する。引続き契約
情報を次々参照し、それらに含まれる受信装置IDと受
信装置ID格納部123にある受信装置IDを比較して
(ステップS236〜S239)、一致した場合、デジ
タル署名を検証後(ステップS240,S241)、対
応するチャネル受信契約情報CRを受信契約情報格納部
127へ格納する(ステップS242)。自受信装置の
受信装置IDと一致する契約情報がない場合や、デジタ
ル署名が検証できなかった場合は、その時点で処理を終
える。
エーションは、本実施形態にも適用可能である。
くてよい処理機能の部分(例えば、ユーザインタフェー
スに関する部分など)は、ソフトウェアを利用しても実
現可能である。また、そのような処理機能の部分は、コ
ンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいは
コンピュータを所定の手段として機能させるための、あ
るいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)
プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
体としても実施することもできる。
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
契約者が持っている1または複数の第1の利用条件と、
あるコンテンツに対して規定されている1または複数の
第2の利用条件とを統合することによって、契約者とコ
ンテンツのペア毎に様々な限定受信を実現することがで
きる。このことにより、コンテンツの価値などに応じて
コンテンツ毎に利用制御することが可能になり、また、
従来は十分にできていなかったコンテンツの2次利用な
どへも限定受信を拡張することができる。
例を示す図
ための図
図
す図
信からパケットの内容に応じた処理までの全体的な処理
手順の一例を示すフローチャート
一例を示すフローチャート
例を示すフローチャート
例を示すフローチャート
用条件一例を示す図
用条件の一例を示す図
号化コンテンツのデータ構造例を示す図
示すフローチャート
すフローチャート
例を示すフローチャート
示すフローチャート
の例を示すフローチャート
らに他の例を示すフローチャート
すフローチャート
す図
例を示すフローチャート
を示す図
情報の構造例を示す図
るための図
示す図
例を示す図
構成例を示す図
受信からパケットの内容に応じた処理までの全体的な処
理手順の一例を示すフローチャート
一例を示すフローチャート
示すフローチャート
Claims (13)
- 【請求項1】チャネルを用いて放送配信されるコンテン
ツ情報を受信する手段と、 複数のコンテンツ情報を含むチャネルに対応して放送さ
れた、個々の契約者に対する第1の利用条件情報と、個
々のコンテンツ情報に対応して放送された、複数の契約
者に共通の第2の利用条件情報とを統合して、指定され
たコンテンツ情報に対応する第3の利用条件情報を作成
する手段と、 作成された前記第3の利用条件情報に基づいて決定され
たコンテンツ利用条件に従って、受信された対応する前
記コンテンツ情報の利用を制御する手段とを備えたこと
を特徴とする放送受信装置。 - 【請求項2】前記制御する手段は、決定された前記コン
テンツ利用条件に基づいてコンテンツ情報の2次利用に
対する制御を行う手段を含むことを特徴とする請求項1
に記載の放送受信装置。 - 【請求項3】前記制御する手段は、 前記コンテンツ情報を2次利用する2次利用装置がその
利用制御の際に従うべき条件を規定したライセンス情報
を、決定された前記コンテンツ利用条件に基づいて作成
する手段と、 前記コンテンツ情報を暗号化する手段と、 暗号化された前記コンテンツ情報を復号するための鍵
と、前記ライセンス情報とを一体化して暗号化する手段
と、 暗号化された前記コンテンツ情報と、暗号化された前記
鍵および前記ライセンス情報とを、前記2次利用装置に
送信する手段と含むことを特徴とする請求項1に記載の
放送受信装置。 - 【請求項4】前記制御する手段は、前記第3の利用条件
情報として複数のコンテンツ利用条件が作成された場合
に、各コンテンツ利用条件に含まれる制限項目毎に予め
定められた優先順位に従って、該第3の利用条件情報に
含まれるコンテンツ利用条件と、入力されたユーザ所望
のコンテンツ利用条件とを比較することによって、該第
3の利用条件情報に含まれるコンテンツ利用条件を1つ
に定める手段を含むことを特徴とする請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の放送受信装置。 - 【請求項5】前記制御する手段は、前記第3の利用条件
情報として複数のコンテンツ利用条件が作成された場合
に、予め定められた評価関数に従い、入力されたユーザ
所望のコンテンツ利用条件を基準とし、該第3の利用条
件情報に含まれるコンテンツ利用条件の各々を評価する
ことによって、該第3の利用条件情報に含まれるコンテ
ンツ利用条件を1つに定める手段を含むことを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の放送受信装
置。 - 【請求項6】前記制御する手段は、前記第3の利用条件
情報として複数のコンテンツ利用条件が作成された場合
に、該複数のコンテンツ利用条件を提示し、ユーザから
の選択指定を受け付けることにより、該第3の利用条件
情報に含まれるコンテンツ利用条件を1つに定める手段
を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
項に記載の放送受信装置。 - 【請求項7】前記制御する手段は、前記第3の利用条件
情報に含まれるコンテンツ利用条件のうちに、入力され
たユーザ所望のコンテンツ利用条件を包含するものが存
在する場合には、該ユーザ所望のコンテンツ利用条件を
採用することを決定し、該ユーザ所望のコンテンツ利用
条件を包含するものが存在しない場合には、該ユーザ所
望のコンテンツ利用条件を該前記第3の利用条件情報に
適合するように修正したものを採用することを決定する
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項にに
記載の放送受信装置。 - 【請求項8】前記コンテンツ利用条件の利用制限項目と
して、有効期限に関する条件、利用回数に関する条件、
および機器または機種の限定に関する条件の少なくとも
1つを含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
か1項に記載の放送受信装置。 - 【請求項9】前記制御する手段は、前記コンテンツ情報
を2次利用装置に送信する場合に、該2次利用装置に対
する認証を行なう手段を含むことを特徴とする請求項1
ないし放送受信装置。 - 【請求項10】前記第2の利用条件情報は、対応するコ
ンテンツ情報と同一のパケットに含まれて放送されるこ
とを特徴とする請求項1ないし9に記載の放送受信装
置。 - 【請求項11】前記第2の利用条件情報は、対応するコ
ンテンツ情報に対する電子番組ガイド情報と同一のパケ
ットに含まれて放送されることを特徴とする請求項1な
いし9に記載の放送受信装置。 - 【請求項12】前記制御する手段によるコンテンツ利用
条件の決定を、録画予約時に行うことを特徴とする請求
項11に記載の放送受信装置。 - 【請求項13】放送配信されるコンテンツ情報の利用を
利用条件に応じて制御するコンテンツ利用制御方法であ
って、個々の契約者に対応して放送される、同じチャネ
ルに含まれる複数のコンテンツ情報に共通の、第1の利
用条件情報と、個々のコンテンツ情報に対応して放送さ
れる、複数の契約者に共通の、第2の利用条件情報とを
統合して、指定されたコンテンツ情報に対する利用条件
を定め、定められた前記利用条件に基づいて、対応する
前記コンテンツ情報の利用を制御することを特徴とする
コンテンツ利用制御方法。
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