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JP2000348560A - タッチ操作位置の判定方法 - Google Patents

タッチ操作位置の判定方法

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Publication number
JP2000348560A
JP2000348560A JP15975499A JP15975499A JP2000348560A JP 2000348560 A JP2000348560 A JP 2000348560A JP 15975499 A JP15975499 A JP 15975499A JP 15975499 A JP15975499 A JP 15975499A JP 2000348560 A JP2000348560 A JP 2000348560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch operation
detection line
vertical
touch
operation position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15975499A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Chikao Nagasaka
近夫 長坂
Masato Nishikawa
正人 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP15975499A priority Critical patent/JP2000348560A/ja
Priority to US09/587,338 priority patent/US6707448B1/en
Priority to EP00112216A priority patent/EP1059603A3/en
Publication of JP2000348560A publication Critical patent/JP2000348560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
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    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
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    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen
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    • G06F2203/048Indexing scheme relating to G06F3/048
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチトレーサの操作形態にかかわらず的確
にタッチ操作位置を判定する。 【解決手段】 入力パッドに指が触れられてタッチ操作
がなされると、上側の縦検出ライン及び下側の縦検出ラ
インで赤外線が遮られていない非検出状態となっている
か否かを確認し、タッチ操作位置が上下方向(縦方向)
の上側、中央または下側の何れであるかを判定する(ス
テップ100〜112)。次に右側の横検出ライン及び
左側の横検出ラインで非検出状態となっているか否かを
確認し、横方向に沿ったタッチ操作位置が左側、中央又
は右側の何れであるかを判定する(ステップ114〜1
22)。このようにして、縦方向及び横方向のタッチ操
作位置を判定すると、この判定結果を出力する(ステッ
プ124)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作面に触れるこ
とにより操作情報を入力するタッチ操作入力装置でのタ
ッチ操作位置の判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、タッチ操作機能(以下「タッチト
レーサ」と言う)付きのディスプレイ装置を備えた車両
が増えている。このタッチトレーサ付きのディスプレイ
装置では、例えば、ディスプレイとタッチ操作を行うた
めの操作パッドを別々に設け、ディスプレイ上の表示画
面に対応する操作パッド上のタッチ位置を光センサによ
って検出するものがある。
【0003】具体的には、操作パッドの縦方向及び横方
向に対応して検出ラインとなる複数の並列光軸を形成す
るように投光素子と受光素子とを配置し、操作パッドの
表面を指で触れたときに、この指によって投光素子から
発せられて受光素子に至る赤外線などの光が遮られるこ
とにより、操作面上の指の重心位置を判定し、この判定
結果に基づいた座標位置を出力する。この指の座標位置
は、例えばディスプレイ上の座標位置に変換されて、デ
ィスプレイに表示される。
【0004】ところで、ディスプレイ装置では、操作メ
ニューをディスプレイに表示するときに、例えば操作項
目をディスプレイ上に縦横に3列ずつ表示し、タッチト
レーサの操作によって操作項目を選択する。このとき、
タッチトレーサの操作パッド上のタッチ位置を検出し、
検出したタッチ位置に応じたディスプレイ上の操作項目
が選択されるようになっている。
【0005】車両では、このリモートコントローラを、
例えばセンターコンソールに固定したり、手で持って操
作するなどの種々の形態で用いられる。リモートコント
ローラを車両のセンターコンソールに固定した場合、乗
員は、左右の親指や人差し指によってタッチトレーサの
操作パッド上をトレースないしタッチ操作する。また、
リモートコントローラを乗員が手で持った場合、リモー
トコントローラを持った手と逆の手の指で操作パッド上
をトレースないしタッチ操作される。
【0006】これに対して、リモートコントローラを持
っている手でタッチトレーサを操作するときには、主に
親指でトレースないしタッチ操作される。
【0007】しかしながら、タッチ操作したときの重心
位置を検出するようにした場合、リモートコントローラ
の持ち方やタッチトレーサを操作する指が変わると、意
図する位置に対して、検出される座標位置がずれてしま
うことがある。特に、片手でリモートコントローラをも
って操作する場合、タッチ操作する親指が斜めとなるの
で、この親指によって光が遮られるラインの数が多くな
り、光が遮られているラインから重心位置を判断する
と、意図する位置と重心位置から算出した操作位置にず
れが生じてしまう。
【0008】また、タッチトレーサをナビゲーションシ
ステム等のリモートコントローラなどに用いた場合、誤
操作防止やブラインドタッチでの操作を可能とするため
に、トレース部分となる操作パッドの面積を狭め、座標
認識の分解能を減らすことが好ましいが、タッチ操作の
仕方によっては、分解能を減らすと、検出した重心位置
が意図した位置と大きくずれてしまうことがある。
【0009】このために、意図する操作位置と検出され
る操作位置のずれを意識しながら操作を行う必要が生じ
たり、ディスプレイの表示を見ながら操作しなければな
らず、タッチ操作を行う時の負担が大きくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、操作形態に関らず的確にタッ
チ操作位置を判定することができるタッチ操作位置の判
定方法を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る発明は、操作パッド上へ指が触れられ
るタッチ操作がなされ、それぞれが投光部から受光部に
向けて光を照射する複数の検出ラインの何れかで光が遮
られることにより該操作位置を判定するタッチ操作位置
の判定方法であって、前記検出ラインとして、前記操作
パッドの縦方向の所定位置に横方向に沿って形成した縦
検出ラインと、前記操作パッドの横方向の所定位置に縦
方向に沿って形成した横検出ラインと、を設け、前記縦
検出ラインないし前記横検出ラインの何れかで光が遮ら
れることによりタッチ操作がなされたと判定すると共
に、縦方向又は横方向の少なくとも一方向のタッチ操作
位置を、該一方向の光の遮られていない検出ライン基づ
いて判定することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、横検出ラインと縦検出
ラインとにより、操作パッド上をタッチ操作する操作者
から見て左右方向である横方向と、操作者に対して接離
方向となる縦方向とに検出ラインを設け、タッチ操作が
なされることにより何れかの検出ラインで光が遮られる
ようにしている。このときの操作パッド上のタッチ操作
位置は、光が遮られていない検出ラインの位置から判定
する。
【0013】操作パッド上をタッチ操作するときには、
少なくともタッチ操作位置と離れた検出ラインでは、光
が遮られることはない。このために、光が遮られていな
い検出ラインから、操作者が意図するタッチ操作位置の
判定が可能となる。
【0014】請求項2に係る発明は、横方向の中央部と
両端部とに3分割した領域を設定したときに、前記横検
出ラインとして、少なくとも縦方向及び横方向の両端部
にタッチ操作がなされたことを検出可能に設けた検出ラ
インから、前記設定した領域の何れにタッチ操作がなさ
れたかを判定することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、横方向の両端部がタッ
チ操作されたときに光が遮られるように横検出ラインを
設け、タッチ操作がなされたときに、この横検出ライン
から、タッチ操作位置が横方向にそれぞれ3分割した何
れの領域であるかを判定する。
【0016】このような本発明では、前記両端部の検出
ラインがそれぞれ非検出状態であったときに、タッチ操
作された領域が中央部であると判定することができる。
【0017】また、本発明では、両端部の検出ラインの
何れか一端側が非検出状態であったときに、タッチ操作
された領域が他端側であると判定することができる。
【0018】このように縦検出ライン及び横検出ライン
で光が遮られていない非検出状態の検出ラインの位置か
らタッチ操作位置を判定することにより、タッチ操作を
行う操作者の意図に沿った判定を行うことができ、光が
遮られている検出ラインから重心位置を求め、この重心
位置をタッチ操作位置と判断する場合に比べて、操作状
況に関らず、より的確にタッチ操作位置を判定すること
ができる。
【0019】また、このような本発明では、タッチ操作
されたときの中心位置を判定するものでないため、検出
ラインを緊密な間隔で設ける必要がなく、低い分解能で
のタッチ操作位置の判定が可能となる。これに加えて、
検出ラインを形成するための部品数を削減と共に、常に
タッチ操作がなされたことを検出するために消費される
電力を抑えることができる。
【0020】請求項5に係る発明は、前記横検出ライン
によってタッチ操作がなされたか否かと共に横方向に沿
ったタッチ操作位置を判定し、この後に前記縦検出ライ
ンによって縦方向のタッチ操作位置を判定することを特
徴とする。
【0021】この発明によれば、横検出ラインによって
タッチ操作がなされたかを判定し、タッチ操作がなされ
たと判定されたときに、縦検出ラインによって縦方向の
タッチ操作位置を判定する。このとき、横検出ライン
は、タッチ操作がなされたことを検出できる間隔であれ
ばよい。
【0022】また、常に縦検出ラインと横検出ラインと
によってタッチタッチ操作がなされたか否かを検出する
場合に比べて電力消費を抑えることができる。
【0023】請求項6に係る発明は、前記縦方向に沿っ
たタッチ操作位置を、光が遮られている縦検出ラインの
うちの一端側の縦検出ラインから判定することを特徴と
する。
【0024】この発明によれば、複数の縦検出ラインで
光が遮られているときには、光が遮られている縦検出ラ
インのうちの一端側の縦検出ラインから縦方向のタッチ
操作位置を判定する。
【0025】一般にタッチ操作を行うときには、指先を
意図する位置に合わせる。このため、縦検出ラインで
は、この指先側が操作者から見て手前側ではなく、操作
者から離れた側となる。このために、光が遮られている
縦検出ラインのうち、操作者から離れた側の検出ライン
の近傍に指先が位置することになり、この縦検出ライン
からタッチ操作位置を判定することにより、的確な位置
判定が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下に図面
を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1及
び図2には、本実施の形態に係るディスプレイシステム
10を示している。このディスプレイシステム10は、
ディスプレイ12及びリモートコントローラ14を備え
ており、エアコン、オーディオ、カーナビゲーション等
の車両に設けられる付帯設備に対応する操作状況やカー
ナビゲーションの地図画面等の表示と表示に基づいた操
作を行う。
【0027】ディスプレイ12は、車両のインストルメ
ントパネルの中央部などの乗員の視認性が良好な位置に
取り付けられる。また、リモートコントローラ14は、
車両のセンターコンソール等の運転者が操作の容易な位
置に着脱可能に配置されていても良く、乗員が片手に持
って操作することもできる。リモートコントローラ14
を片手で操作する場合、図1に示されるように、左手で
操作してもよく、また、図2に示されるように右手で操
作することもできる。ディスプレイシステム10では、
このリモートコントローラ14によってディスプレイ1
2に表示した画面に対して種々の操作を行うことができ
るようになっている。
【0028】図1及び図2に示されるように、リモート
コントローラ14は、電源スイッチ18、メニュースイ
ッチ20、エアコンスイッチ22、ナビゲーション用と
して現在地スイッチ24、地図画面を表示しているとき
に表示スケールを切替える詳細スイッチ26及び広域ス
イッチ28等の操作スイッチと共に、中央部にタッチ操
作入力装置(以下「タッチトレーサ16」と言う)が設
けられている。ディスプレイシステム10では、これら
の操作スイッチを押圧操作して処理を選択することによ
り、選択された処理内容に応じた画面をディスプレイ1
2に表示する。なお、リモートコントローラ14には、
例えばナビゲーション画面とTV画面との切替え用の操
作スイッチなどの任意の操作スイッチを設けることがで
きる。
【0029】図3には、ディスプレイシステム10の概
略構成を示しており、図4及び図5には、リモートコン
トローラ14に設けられているタッチトレーサ16の概
略構成を示している。
【0030】図5に示されるように、リモートコントロ
ーラ14は、アウターケーシング30、32によって外
枠が形成され、底面側となるアウターケーシング30に
タッチトレーサ16の基板34が取り付けられている。
また、基板34の上方には、タッチ操作用の入力パッド
36が配置され、上側のアウターケーシング32には、
矩形形状の開口部38が設けられており、この開口部3
8の内方側に入力パッド36が配置されている。
【0031】一方、基板34には、入力パッド36に対
向する面(上面)にタッチ用スイッチ40及び圧縮コイ
ルばね42が取り付けられている。圧縮コイルばね42
は、入力パッド36の裏面側に当接し、入力パッド36
の周縁部をアウターケーシング30、32内に配置され
ているインナーケーシング44に向けて付勢して保持し
ている。この入力パッド36を圧縮コイルばね42の付
勢力に抗して押下することにより、入力パッド36の下
面がタッチ用スイッチ40に当接する。これによりタッ
チ用スイッチ40の接点が切替えされる。
【0032】図4及び図5に示されるように、アウター
ケーシング32内には、光センサユニット46が設けら
れている。この光センサユニット46は、投光部となる
LED48と受光部となるフォトトランジスタ50が対
となって配置されて配置されている。
【0033】図5に示されるように、LED48及びフ
ォトトランジスタ50は、遮光部材52によって囲われ
て配置されており、これにより、LED48から照射し
た光(例えば赤外線)が、入力パッド36の表面近傍を
通過して、このLED48に対向して配置されているフ
ォトトランジスタ50にのみ入射されるようになってい
る。
【0034】タッチトレーサ16には、LED48とフ
ォトトランジスタ50が、入力パッド36の縦方向(矢
印Y方向)及び横方向(矢印X方向)に、所定の間隔で
複数対ずつ設けられており、それぞれのLED48とフ
ォトトランジスタ50によって、縦方向及び横方向に沿
って所定の間隔で複数の検出ラインが形成されている。
【0035】図3に示されるように、リモートコントロ
ーラ14には、タッチトレーサコントローラ54が設け
られており、光センサユニット46のLED48、フォ
トトランジスタ50は、このタッチトレーサコントロー
ラ54に接続されている。また、タッチトレーサコント
ローラ54には、電源スイッチ18等の操作スイッチと
共にタッチ用スイッチ40が接続されている。
【0036】タッチトレーサコントローラ54は、LE
D48から発せられた光が指により遮られると、タッチ
操作がなされたと判断し、入力パッド36上の操作位置
を判定する。この操作位置の判定結果は、ディスプレイ
システム10の制御部56へ出力される。ディスプレイ
システム10の制御部56は、タッチトレーサコントロ
ーラ54から出力される操作位置を、ディスプレイ20
上の座標に変換し、例えばこの座標位置に応じたディス
プレイ12上の操作項目の表示を反転させるなどして明
示する。この状態で、入力パッド36にタッチしている
指によって入力パッド36を押下してタッチ用スイッチ
40をオンすると、該当する操作項目が選択されて、操
作項目に基づいた処理が実行される。
【0037】また、タッチ操作がなされることにより、
ディスプレイ12にカーソルを表示した時には、タッチ
した指を入力パッド36上で移動させるトレースを行う
ことにより、このトレース方向に応じてディスプレイ1
2に表示しているカーソルの移動を行う。なお、図1、
図2及び図4に示されるように、タッチトレーサ16の
入力パッド36には、縦方向及び横方向に沿った十字状
の溝や突起によって指ガイド62が形成されており、こ
れにより、ブラインドタッチで、正確に入力パッド36
上の任意の位置をトレースないしタッチ操作することが
できるようになっている。
【0038】図3に示されるように、ディスプレイシス
テム10の制御部56には、図示しないナビゲーション
装置やオーディオ装置、TVチューナなどの付属装置か
ら画像信号が入力されるようになっており、この画像信
号に応じた画面をディスプレイ20に表示する。また、
ディスプレイ20上に操作メニューを表示し、操作メニ
ュー上の操作項目が選択されることにより、選択された
操作項目に応じた制御信号を付属装置へ出力する。これ
により、選択された操作項目に応じた処理が付属装置で
なされる。
【0039】なお、制御部56には、車速センサ58や
パーキングブレーキスイッチ60等が接続されており、
制御部56では、車速センサ58及びパーキングブレー
キスイッチ60からの信号に基づいて車両が走行中か否
か等の車両走行状態を判断し、車両の走行状態及び停止
状態に応じた処理を行うようになっている。
【0040】ところで、図6(A)に示されるように、
第1の実施の形態に係るタッチトレーサ16では、縦方
向に沿った5本の横検出ラインX1、X2、X3、X4、X
5(以下、総称するときは横検出ラインXとする)と、
横方向に沿った5本の縦検出ラインY1、Y2、Y3
4、Y5(以下、総称するときは縦検出ラインYとす
る)が設けられている。縦検出ラインY及び横検出ライ
ンXは、タッチ操作する時の指の大きさに関らずタッチ
操作されたときに、何れかのラインの光が遮られる間隔
(例えば10mm以内)で形成されている。すなわち、縦
検出ラインY及び横検出ラインXは、必要最低限の間隔
で形成されている。
【0041】なお、図1及び図2に示されるように、リ
モートコントローラ14を手で持った場合、タッチトレ
ーサ16の入力パッド36側がディスプレイ12側とな
るように持たれる。このとき、縦検出ラインYは、手前
側(図1及び図2)でディスプレイ12と反対側)が縦
検出ラインY1となっている。また、縦方向では、図6
(A)の紙面下側である縦検出ラインY1側を下側と
し、紙面上側である縦検出ラインY5側を上側とすると
共に、横方向では、紙面左側の横検出ラインX1側を左
側とし、紙面右側である横検出ラインX5側を右側と表
現する。
【0042】図6(B)に示されるように、タッチトレ
ーサコントローラ54では、入力パッド36上を縦横に
3分割ずつした領域A11〜A33の何れの領域がタッチ操
作されたかを判断し、判断結果を制御部56へ出力す
る。これにより、ディスプレイシステム10では、ディ
スプレイ12に表示されている該当する領域の操作項目
を反転させるなどして、タッチ操作位置を表示する。
【0043】一方、タッチトレーサコントローラ54で
は、タッチ操作された領域を、縦検出ラインY及び横検
出ラインXのうちで赤外線が遮られていない検出ライン
から判定するようにしている。すなわち、タッチトレー
サコントローラ54は、縦検出ラインY及び横検出ライ
ンXの何れかの赤外線が遮られると、赤外線が遮られて
いない縦検出ラインY及び横検出ラインXからタッチ操
作位置を判定するようにしている。
【0044】以下に、第1の実施の形態の作用として、
図7に示されるフローチャートを参照しながら、タッチ
トレーサコントローラ54でのタッチ操作位置の判定を
説明する。
【0045】このフローチャートは、ディスプレイシス
テム10がオンされて、ディスプレイ12に所定の画像
(例えば操作メニュー)が表示されることにより実行さ
れ、最初のステップ100では、光センサユニット46
に設けられている各フォトトランジスタ50の出力を読
み込む。なお、タッチトレーサ16では、常にLED4
8がオンして赤外線を発し、タッチ操作の検出が可能と
なっている。
【0046】次のステップ102では、光センサユニッ
ト46に設けられているフォトトランジスタ50の何れ
かでLED48からの赤外線が遮られているかを確認す
る。通常、タッチ操作がなされていないときには、赤外
線が遮られておらず、このステップ102では、否定判
定される。
【0047】一方、タッチ操作がなされると、フォトト
ランジスタ50の何れかでLED48からの赤外線が遮
られる。これにより、ステップ102で否定判定される
ことにより、ステップ104へ移行し、タッチ操作され
た領域の判定を行う。
【0048】タッチ操作された領域の判定は、先ず、ス
テップ104で、縦方向の縦検出ラインY5または縦検
出ラインY4、Y5で赤外線が遮られていないかを確認す
る。また、ステップ106では、下側の縦検出ラインY
1または縦検出ラインY1、Y 2で赤外線が遮られていな
いかを確認する。すなわち、縦検出ラインY1〜Y2の中
から赤外線の遮られていない縦検出ラインYを調べる。
【0049】ここで、上側の縦検出ラインY5又は縦検
出ラインY4、Y5で赤外線が遮られておらず、かつ、下
側の縦検出ラインY1又は縦検出ラインY1、Y2でも赤
外線が遮られていないとき(ステップ104、106で
肯定判定)には、ステップ108へ移行して、縦方向の
タッチ操作位置は中央であると判定する。
【0050】また、縦検出ラインY5又は縦検出ライン
4、Y5で赤外線が遮られておらず、縦検出ライン
1、Y2で赤外線が遮られているとき(ステップ104
で肯定判定、ステップ106で否定判定)は、ステップ
110へ移行して、縦方向のタッチ操作位置は下側であ
ると判定し、上側の縦検出ラインY1又は縦検出ライン
1、Y2で赤外線が遮られているとき(ステップ104
で否定判定)には、ステップ112へ移行して、縦方向
のタッチ操作位置は上側であると判定する。なお、最初
に、縦検出ラインY1又は縦検出ラインY1、Y2を判定
し、次に縦検出ラインY5又は縦検出ラインY4、Y5
判定するようにしてもよい。
【0051】すなわち、ステップ104〜112では、
上側の縦検出ラインY5で赤外線が遮られていないとき
には、タッチ操作位置が中央又は下側であると判定し、
下側の縦検出ラインY1で赤外線が遮られていないとき
には、タッチ操作位置が中央又は上側であると判定する
ことにより、タッチ操作位置が縦方向の上側、中央又は
下側の何れの領域であるかを判定する。
【0052】このようにして、上下方向のタッチ位置を
判定すると、ステップ114では、横方向の右側の横検
出ラインX5又は横検出ラインX4、X5で赤外線が遮ら
れていないかを確認する。また、ステップ116では、
左側の横検出ラインX1または横検出ラインX1、X2
赤外線が遮られていないかを確認する。すなわち、横方
向に所定間隔で設けられている横検出ラインX1〜X5
中から赤外線の遮られていない横検出ラインXを調べ
る。
【0053】ここで、右側の横検出ラインX5又は横検
出ラインX4、X5で赤外線が遮られておらず、かつ、右
側の横検出ラインX1又は横検出ラインX1、X2で赤外
線が遮られていないとき(ステップ114、116で肯
定判定)には、ステップ118へ移行して、横方向に沿
ったタッチ操作位置は、中央であると判定する。
【0054】また、横検出ラインX5又は横検出ライン
4、X5で赤外線が遮られていないが、横検出ラインX
1又は横検出ラインX1、X2で赤外線が遮られていると
き(ステップ114で肯定判定、ステップ116で否定
判定)は、ステップ120へ移行して、横方向のタッチ
操作位置は左側であると判定し、横検出ラインX5又は
横検出ラインX4、X5で赤外線が遮られているとき(ス
テップ114で否定判定)には、ステップ122へ移行
して、右側がタッチ操作位置であると判定する。なお、
横検出ラインXについても、最初に、横検出ラインX1
又は横検出ラインX1、X2を確認し、次に横検出ライン
5又は横検出ラインX4、X5を確認するようにしても
よい。
【0055】すなわち、ステップ114〜122におい
ては、少なくとも右側の横検出ラインX5で赤外線が遮
られていないときには、横方向の中央又は左側にタッチ
操作されていると判定し、横検出ラインX1で赤外線が
遮られていないときには、中央又は右側にタッチ操作さ
れていると判定する。これにより、タッチ操作位置が横
方向の右側、中央又は左側の何れであるかを判定するこ
とができる。
【0056】このようにして、縦方向及び横方向のタッ
チ操作位置を判定すると、ステップ124では、この判
定結果を出力する。これにより、制御部56は、ディス
プレイ12に判定された領域に対応する表示を行う。
【0057】これにより例えば、リモートコントローラ
14を所定の位置に固定してタッチ操作をおこなった
り、一方の手でリモートコントローラを持って他方の手
でタッチ操作を行うなどして、指が斜めになることなく
タッチ操作を行った場合、図8(A)及び図8(B)に
示されるように、赤外線が遮られた検出ラインから、タ
ッチ操作位置である指の重心位置を検出した場合と、赤
外線が遮られていない検出ラインからタッチ操作位置を
判断した場合とで、略同じ結果が得られる。すなわち、
図7に示されるフローチャートに基づく判定結果は、図
8(A)では領域A32となり、図8(B)では領域A23
となる。なお、図8(A)乃至図8(D)では、タッチ
操作した時の指の位置をハッチングで示している。
【0058】ところで、リモートコントローラ14を片
手で持って、リモートコントローラ14を持った手の指
(例えば親指)でタッチ操作する片手操作を行った場
合、指が入力パッド36に対して斜めに入る。例えば、
図1に示されるように、リモートコントローラ14を左
手で持った場合、指先が斜め右側を向く。また、図2に
示されるように、リモートコントローラ14を右手で持
った場合、指先が斜め左側を向く。
【0059】このために、図8(C)及び図8(D)に
示されるように、タッチ操作を行ったときに赤外線が遮
られる検出ラインの数が多くなる。したがって、重心位
置からタッチ操作位置を判断すると、指の位置にずれが
あっても、それぞれのタッチ操作位置は、縦方向及び横
方向の中央の領域A22と判定される。
【0060】これに対して、図7に示すフローチャート
に沿って、赤外線が遮られていない検出ラインに基づい
てタッチ操作位置を判定すると、図8(C)の場合、縦
ラインY1は赤外線が遮られておらず、縦ラインY5で赤
外線が遮られているために、縦方向に沿ったタッチ操作
位置は上側と判定され、横検出ラインX1、X5の何れも
赤外線が遮られていないために、横方向のタッチ操作位
置は中央と判定される。すなわち、図8(C)では、領
域A32をタッチ操作位置と判定する。
【0061】また、図8(D)の場合、縦検出ラインY
1及び横検出ラインX1では赤外線が遮られておらず、縦
検出ラインY5及び横検出ラインX5では赤外線が遮られ
ている。このため、タッチ操作位置は、領域A33と判定
される。
【0062】一方、タッチ操作を行う場合、入力パッド
36上をタッチ操作する場合、指の腹側よりも指先側が
所望の位置となるように入力パッド36上に触れるのが
一般的である。このために、図8(C)の場合、タッチ
操作位置は、中央よりも縦方向の上側、すなわち領域A
32であると判断すべきである。又、図8(D)の場合、
タッチ操作位置は、中央よりも縦方向の上側でかつ横方
向の右側、すなわち領域A33であると判断すべきであ
る。
【0063】したがって、指によって遮られた検出ライ
ンから重心位置を判定した場合には、判定結果に応じて
ディスプレイ12に表示した場合、タッチ操作を行った
乗員に違和感を生じさせるが、赤外線が遮られていない
検出ラインに基づいて操作位置を判定した場合、乗員の
意思に沿った判定が可能となり、判定結果をディスプレ
イ12に表示しても、乗員に違和感を生じさせることが
ない。
【0064】このために、乗員がタッチ操作を行うとき
に、指先の動きとディスプレイ12の表示を合わせるた
めに乗員に負担を強いることがない。
【0065】なお、本実施の形態では、縦方向及び横方
向に沿って検出ラインを等間隔で配置したが、この検出
ラインは、少なくともタッチ操作がなされたことを検出
すると共に、縦方向の両端側及び横方向の両端側に操作
する指があるか否かを判断することができるものであれ
ば良い。このために、例えば、図9(A)及び図9
(B)に示されるように、縦方向及び横方向の両端側の
縦検出ラインY1、Y5及び横検出ラインX1、X5に加
え、タッチ操作されたか否かを検出する縦検出ラインY
a(図9(A)参照)又は縦検出ラインYb、Yc(図
9(B)参照)を縦検出ラインY1、Y5の間に設けたも
のであってもよい。また、縦検出ラインYa、Yb、Y
cに代えて横検出ラインX1、X5の間に複数本の横検出
ラインを設け、横検出ラインXでタッチ操作を検出する
ようにしてもよい。 〔第2の実施の形態〕以下に本発明の第2の実施の形態
を説明する。なお、第2の実施の形態の基本的構成は、
前記した第1の実施の形態と同一であり、第1の実施の
形態と同一の部品には、同一の符号を付与して詳細な説
明を省略する。
【0066】図10には、第2の実施の形態に適用した
入力パッド70上の検出ラインの概略を示している。こ
の第2の実施の形態では、横方向の両端側に横検出ライ
ンX 1、X3を設け、横検出ラインX1、X3の中間に横検
出ラインX2を設けている。また、縦方向に沿っては、
上下方向に沿って所定の間隔で、縦検出ラインY1
2、Y3、Y3を所定間隔で設け、入力パッド36に指
が触れたときに、縦検出ラインY及び横検出ラインXの
それぞれで確実に検出することができるようになってい
る。
【0067】一方、この第2の実施の形態では、縦検出
ラインX1、X2、X3で赤外線が遮られているか否かに
よってタッチ操作がなされたか否かを判断すると共に、
タッチ操作がなされると、先ず、横検出ラインX1、X2
から横方向の操作位置を判定する。この後に、上側の縦
検出ラインY4から順に赤外線が遮られているか否か確
認して、縦方向のタッチ操作位置を判定する。
【0068】以下に図11に示すフローチャートを参照
しながら第2の実施の形態での、タッチ操作位置の判定
を説明する。
【0069】このフローチャートでは、最初のステップ
130で、横検出ラインX1〜X3の出力を読み込み、次
のステップ132で横検出ラインX1〜X3の何れかの赤
外線が遮られたか否かを確認する。
【0070】ここで、入力パッド70へのタッチ操作が
なされると、横検出ラインX1〜X3の赤外線が遮られ、
ステップ132で肯定判定される。これによりタッチ操
作がなされたことを検出する。
【0071】タッチ操作がなされたことを検出すると、
次のステップ134では、横方向のタッチ操作位置を判
定する。この横方向のタッチ操作位置は、前記した図7
のフローチャートのステップ114〜122での処理を
用いることができ、これにより、タッチ操作位置が、左
側、中央又は右側の何れであるかが判定される。
【0072】横方向に沿ったタッチ操作位置が判定され
ると、次のステップ136では、最も上側の縦検出ライ
ンY4の出力を読み込み、次のステップ138で、タッ
チ操作された指によって、この縦検出ラインY4で赤外
線が遮られているか否かを確認する。これにより、縦検
出ラインY4で赤外線が遮られているときには、ステッ
プ138で肯定判定されてステップ140へ移行し、縦
検出ラインY4が縦方向に沿ったタッチ操作位置である
と判定する。
【0073】また、縦検出ラインY4で赤外線が遮られ
ていないときには(ステップ138で否定判定)、ステ
ップ142へ移行して次の縦検出ラインY3の出力を読
み込み、この縦検出ラインY3で赤外線が遮断されてい
るか否かを確認する(ステップ144)。
【0074】これにより、縦検出ラインY3上にタッチ
操作した指があり、この指により縦検出ラインY3で赤
外線が遮られているときには、ステップ144で肯定判
定されてステップ146へ移行し、この縦検出ラインY
3が縦方向に沿ったタッチ操作位置であると判定する。
【0075】これに対して、縦検出ラインY3でも赤外
線が遮られていないときには(ステップ144で否定判
定)、ステップ148へ移行して次の縦検出ラインY2
の出力を読み込み、この縦検出ラインY2で赤外線が遮
断されているか否かを確認する(ステップ150)。
【0076】これにより、縦検出ラインY2上にタッチ
操作したときの指があり、縦検出ラインY2で赤外線が
遮られているときには、ステップ150で肯定判定され
てステップ152へ移行し、この縦検出ラインY2が縦
方向に沿ったタッチ操作位置であると判定する。また、
縦検出ラインY2でも赤外線が遮られていない場合に
は、ステップ150で否定判定されてステップ154へ
移行し、最も下側の縦検出ラインY1がタッチ操作位置
であると判定する。
【0077】このようにして、縦方向に沿ったタッチ操
作位置の判定が終了すると、ステップ156へ移行し
て、判定したタッチ操作位置を出力する。
【0078】このように、縦方向又は横方向の何れか一
方のみによってタッチ操作がなされたか否かを検出し、
タッチ操作がなされたことを検出したときにのみ他方向
のタッチ操作位置を判定することにより、常に全ての検
出ラインでの検出を行う必要がないので、省電力化が可
能となる。
【0079】また、前記した如く、タッチ操作を行うと
きには、指先側が所望の位置となるように操作されるの
で、指先側となる縦方向の上側から順に読み込むことに
より、指の先端部の位置を的確に判断することができ
る。したがって、入力パッド70が設けられているリモ
ートコントローラ14を片で持ってタッチ操作した場合
でも、タッチ操作された領域を適切に検出してディスプ
レイ12に表示することができる。
【0080】なお、最も下側の縦検出ラインY1で赤外
線が遮られているか否かの確認を省略できるので、この
縦検出ラインY1を省略して、縦検出ラインY2〜Y4
縦方向のタッチ操作位置を判定するようにしてもよい。
これにより、縦検出ラインY 1を形成するための部品を
省略が可能となり、より一層のコストダウンが可能とな
る。
【0081】また、第2の実施の形態では、横検出ライ
ンX1〜X3によってタッチ操作がなされたか否かを検出
するようにしたが、タッチ操作がなされているか否かを
縦検出ラインY1〜Y4で検出するようにしてもよい。こ
の場合には、横検出ラインX 2を省略することができ
る。
【0082】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。本発明は、赤外線な
どの光を用いた検出ラインを縦方向及び横方向に形成
し、タッチ操作したときに検出ラインの光が遮られる任
意の構成のタッチ操作装置に適用することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、縦
検出ラインないし横検出ラインのうち光の遮られていな
い非検出ラインに基づいてタッチ操作位置を判定するこ
とにより、操作者の意図に応じて的確に判定することが
できると言う優れた効果が得られる。
【0084】また、本発明によれば、タッチ操作位置を
低分解能で判定することができるために、例えばブライ
ンドタッチで操作を行っても、操作者に負担を強いるこ
とがない。さらに、本発明では、縦検出ラインないし横
検出ラインの数を減らすことができるため、検出ライン
を形成するための部品数の削減と共に、消費電力の低減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したディスプレイシステム
のディスプレイとリモートコントローラを示す概略図で
あり、リモートコントローラを左手で操作した状態を示
している。
【図2】本実施の形態に適用したディスプレイシステム
のディスプレイとリモートコントローラを示す概略図で
あり、リモートコントローラを右手で操作した状態を示
している。
【図3】ディスプレイシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】タッチトレーサの要部を示す概略平面図であ
る。
【図5】タッチトレーサの要部を示す概略側面図であ
る。
【図6】(A)は第1の実施の形態に係る入力パッドの
表面に沿って形成する縦検出ラインと横検出ラインの配
置を示す概略図、(B)は第1の実施の形態でタッチ操
作位置を判定する領域を示す概略図である。
【図7】第1の実施の形態に係るタッチ操作位置の判定
の概略を示すフローチャートである。
【図8】(A)乃至(D)はそれぞれタッチ操作を行っ
た時の縦検出ラインと横検出ラインに対する入力パッド
上の指の位置を例示した概略図である。
【図9】(A)及び(B)はそれぞれ第1の実施の形態
における縦検出ライン及び横検出ラインの配置の他の例
を示す概略図である。
【図10】第2の実施の形態に係る縦検出ラインと横検
出ラインの配置を示す概略図である。
【図11】第2の実施の形態に係るタッチ操作位置の判
定の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ディスプレイシステム 12 ディスプレイ 14 リモートコントローラ 16 タッチトレーサ 36 入力パッド(操作パッド) 40 タッチ用スイッチ 46 光センサユニット 48 LED 50 フォトトランジスタ 54 タッチトレーサコントローラ 56 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 正人 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 5B068 AA03 AA04 BB19 BC04 BE06 5B087 AA02 AA03 AB09 BC01 BC26 BC32 5G006 AA05 CB00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パッド上へ指が触れられるタッチ操
    作がなされ、それぞれが投光部から受光部に向けて光を
    照射する複数の検出ラインの何れかで光が遮られること
    により該操作位置を判定するタッチ操作位置の判定方法
    であって、前記検出ラインとして、前記操作パッドの縦
    方向の所定位置に横方向に沿って形成した縦検出ライン
    と、前記操作パッドの横方向の所定位置に縦方向に沿っ
    て形成した横検出ラインと、を設け、前記縦検出ライン
    ないし前記横検出ラインの何れかで光が遮られることに
    よりタッチ操作がなされたと判定すると共に、縦方向又
    は横方向の少なくとも一方向のタッチ操作位置を、該一
    方向の光の遮られていない検出ライン基づいて判定する
    ことを特徴とするタッチ操作位置の判定方法。
  2. 【請求項2】 横方向の中央部と両端部とに3分割した
    領域を設定したときに、前記横検出ラインとして、少な
    くとも縦方向及び横方向の両端部にタッチ操作がなされ
    たことを検出可能に設けた検出ラインから、前記設定し
    た領域の何れにタッチ操作がなされたかを判定すること
    を特徴とする請求項1に記載のタッチ操作位置の判定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記両端部の検出ラインがそれぞれ非検
    出状態であったときに、タッチ操作された領域が中央部
    であると判定することを特徴とする請求項2に記載のタ
    ッチ操作位置の判定方法。
  4. 【請求項4】 両端部の検出ラインの何れか一端側が非
    検出状態であったときに、タッチ操作された領域が他端
    側であると判定することを特徴とする請求項2又は請求
    項3に記載のタッチ操作位置の判定方法。
  5. 【請求項5】 前記横検出ラインによってタッチ操作が
    なされたか否かと共に横方向に沿ったタッチ操作位置を
    判定し、この後に前記縦検出ラインによって縦方向のタ
    ッチ操作位置を判定することを特徴とする請求項1に記
    載のタッチ操作位置の判定方法。
  6. 【請求項6】 前記縦方向に沿ったタッチ操作位置を、
    光が遮られている縦検出ラインのうちの一端側の縦検出
    ラインから判定することを特徴とする請求項5に記載の
    タッチ操作位置の判定方法。
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