JP2000340769A - キャパシタの電極構造 - Google Patents
キャパシタの電極構造Info
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- H10D1/60—Capacitors
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- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/31—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
- H10B12/315—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor with the capacitor higher than a bit line
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- H10D1/68—Capacitors having no potential barriers
- H10D1/692—Electrodes
- H10D1/696—Electrodes comprising multiple layers, e.g. comprising a barrier layer and a metal layer
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 還元作用、応力印加の可能性を小さくし、誘
電特性の良好な誘電体を備えたキャパシタを得るための
電極構造を提供する。 【解決手段】 高誘電率層64の上に積層体70を形成
する。積層体70は高誘電層64に近い側から上部電極
71、バリア層72、ストッパ層73,密着層74が積
層されて構成されている。高誘電率層64、上部電極7
1、バリア層72、ストッパ層73,密着層74は、そ
れぞれBST、PtあるいはPtOa、TiNあるいは
TiSiN、PtSixOyNz(0<x,y,z<
1)、TiNが採用される。ストッパ層73の応力を小
さくすることができるので、高誘電率層64に与える応
力を抑制し、以て誘電特性の劣化を防止できる。
電特性の良好な誘電体を備えたキャパシタを得るための
電極構造を提供する。 【解決手段】 高誘電率層64の上に積層体70を形成
する。積層体70は高誘電層64に近い側から上部電極
71、バリア層72、ストッパ層73,密着層74が積
層されて構成されている。高誘電率層64、上部電極7
1、バリア層72、ストッパ層73,密着層74は、そ
れぞれBST、PtあるいはPtOa、TiNあるいは
TiSiN、PtSixOyNz(0<x,y,z<
1)、TiNが採用される。ストッパ層73の応力を小
さくすることができるので、高誘電率層64に与える応
力を抑制し、以て誘電特性の劣化を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はキャパシタの電極
構造に関し、特に高誘電率材料を用いたキャパシタの電
極構造に関する。
構造に関し、特に高誘電率材料を用いたキャパシタの電
極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から高集積DRAMのキャパシタの
容量値を高めるため、誘電率の高い誘電体が研究されて
おり、例えば特開平10−256503号公報ではチタ
ン酸バリウムストロンチウム((BabSr1-b)O3:
0<b<1、以下「BST」と称す)が紹介されてい
る。
容量値を高めるため、誘電率の高い誘電体が研究されて
おり、例えば特開平10−256503号公報ではチタ
ン酸バリウムストロンチウム((BabSr1-b)O3:
0<b<1、以下「BST」と称す)が紹介されてい
る。
【0003】図20はDRAMの構造を例示する断面図
である。半導体基板31は、その上面に分離酸化膜33
及び分離用不純物層35が設けられ、これらで区画され
た領域では半導体基板31の上面に3つの不純物層25
が設けられている。中央の不純物層25は一対のMIS
トランジスタ30によって共用され、左右の不純物層2
5にはそれぞれコンタクトプラグ26aが接触してい
る。
である。半導体基板31は、その上面に分離酸化膜33
及び分離用不純物層35が設けられ、これらで区画され
た領域では半導体基板31の上面に3つの不純物層25
が設けられている。中央の不純物層25は一対のMIS
トランジスタ30によって共用され、左右の不純物層2
5にはそれぞれコンタクトプラグ26aが接触してい
る。
【0004】MISトランジスタ30はいずれもゲート
絶縁膜21と、ゲート絶縁膜21上のゲート電極23
と、ゲート電極23を覆う絶縁膜27を有しており、一
対の絶縁膜27の間には中央の不純物層25に接続され
たビット線37が設けられている。絶縁膜27、ビット
線37は層間絶縁膜24aによって覆われるが、コンタ
クトプラグ26aは層間絶縁膜24aを貫通して、層間
絶縁膜24a上のバリア層61aに接触している。バリ
ア層61aはその上面及び側面を白金を主成分とする下
部電極62a,63aで覆われており、更にその上にB
STからなる高誘電率層64が設けられている。高誘電
率層64は白金を主成分とする上部電極81によって覆
われ、更に上部電極81は導電膜10で覆われている。
更に導電膜10は層間絶縁膜41によって覆われてい
る。
絶縁膜21と、ゲート絶縁膜21上のゲート電極23
と、ゲート電極23を覆う絶縁膜27を有しており、一
対の絶縁膜27の間には中央の不純物層25に接続され
たビット線37が設けられている。絶縁膜27、ビット
線37は層間絶縁膜24aによって覆われるが、コンタ
クトプラグ26aは層間絶縁膜24aを貫通して、層間
絶縁膜24a上のバリア層61aに接触している。バリ
ア層61aはその上面及び側面を白金を主成分とする下
部電極62a,63aで覆われており、更にその上にB
STからなる高誘電率層64が設けられている。高誘電
率層64は白金を主成分とする上部電極81によって覆
われ、更に上部電極81は導電膜10で覆われている。
更に導電膜10は層間絶縁膜41によって覆われてい
る。
【0005】下部電極62a,63aと上部電極81と
高誘電率層64とはキャパシタを構成し、このキャパシ
タの一方の電極は、バリア層61a、コンタクトプラグ
26a及びトランジスタ30を介してビット線37に接
続されることになる。
高誘電率層64とはキャパシタを構成し、このキャパシ
タの一方の電極は、バリア層61a、コンタクトプラグ
26a及びトランジスタ30を介してビット線37に接
続されることになる。
【0006】一方、層間絶縁膜41は局所的に除去さ
れ、導電膜10にはバリア層42と、アルミ配線43と
の積層構造が接続されている。よって上記のキャパシタ
の他方の電極は、上部電極81、導電膜10及びバリア
層42を介してアルミ配線43と接続されることにな
る。
れ、導電膜10にはバリア層42と、アルミ配線43と
の積層構造が接続されている。よって上記のキャパシタ
の他方の電極は、上部電極81、導電膜10及びバリア
層42を介してアルミ配線43と接続されることにな
る。
【0007】図21は導電膜10の構成並びにこれとバ
リア層42及びアルミ配線43との接続関係の詳細を示
す断面図である。導電膜10は上部電極81に近い方か
ら順にバリア層10a、ストッパ層10b、密着層10
cの積層構造からなる。アルミ配線43を設ける溝を掘
るために層間絶縁膜41に異方性エッチングを施した際
のオーバーエッチングにより、図示されるようにバリア
層42は密着層10cを貫通する場合もある。バリア層
10aはアルミ配線43と上部電極81との熱処理時の
反応を抑制するために、例えばTiNを用いて形成され
る。またストッパ層10bは熱処理時にアルミ配線43
と上部電極81とが反応した場合の犠牲反応膜として機
能するため、PtSiを用いて形成される。またストッ
パ層10bは、アルミ配線43を設ける溝を掘るために
層間絶縁膜41に異方性エッチングを施した際のオーバ
ーエッチングを抑制する機能も果たす。密着層10cは
導電膜10と層間絶縁膜41との密着性を向上させるた
めに設けられ、例えば層間絶縁膜41が酸化シリコンで
あれば、TiNを用いて形成される。図21に示される
構成は、例えば上述の特開平10−256503号公報
で紹介されている。
リア層42及びアルミ配線43との接続関係の詳細を示
す断面図である。導電膜10は上部電極81に近い方か
ら順にバリア層10a、ストッパ層10b、密着層10
cの積層構造からなる。アルミ配線43を設ける溝を掘
るために層間絶縁膜41に異方性エッチングを施した際
のオーバーエッチングにより、図示されるようにバリア
層42は密着層10cを貫通する場合もある。バリア層
10aはアルミ配線43と上部電極81との熱処理時の
反応を抑制するために、例えばTiNを用いて形成され
る。またストッパ層10bは熱処理時にアルミ配線43
と上部電極81とが反応した場合の犠牲反応膜として機
能するため、PtSiを用いて形成される。またストッ
パ層10bは、アルミ配線43を設ける溝を掘るために
層間絶縁膜41に異方性エッチングを施した際のオーバ
ーエッチングを抑制する機能も果たす。密着層10cは
導電膜10と層間絶縁膜41との密着性を向上させるた
めに設けられ、例えば層間絶縁膜41が酸化シリコンで
あれば、TiNを用いて形成される。図21に示される
構成は、例えば上述の特開平10−256503号公報
で紹介されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構造にお
いてバリア層10aのバリア性も完全ではなく、ストッ
パ層10bのPtSiと上部電極81のPtとの間に反
応が生じる可能性も考えられる。そのような反応が生じ
れば上部電極81と高誘電率層64との界面においてB
STが還元されるかも知れない。また導電膜10及び上
部電極81がその上に堆積されることにより、高誘電率
層64には応力がかかる。
いてバリア層10aのバリア性も完全ではなく、ストッ
パ層10bのPtSiと上部電極81のPtとの間に反
応が生じる可能性も考えられる。そのような反応が生じ
れば上部電極81と高誘電率層64との界面においてB
STが還元されるかも知れない。また導電膜10及び上
部電極81がその上に堆積されることにより、高誘電率
層64には応力がかかる。
【0009】上記のような還元作用、応力印加は、高誘
電率層64の誘電特性を劣化させる可能性がある。本発
明は、上記可能性を小さくし、高誘電率層64の誘電特
性をより良好にする為のキャパシタの電極構造を提供す
ることを目的としている。
電率層64の誘電特性を劣化させる可能性がある。本発
明は、上記可能性を小さくし、高誘電率層64の誘電特
性をより良好にする為のキャパシタの電極構造を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、誘電体層に接触する側から順に、第1
電極層、白金及びシリコン並びに酸素及び窒素の少なく
とも一方を含む第2電極層を有するキャパシタの電極構
造である。
にかかるものは、誘電体層に接触する側から順に、第1
電極層、白金及びシリコン並びに酸素及び窒素の少なく
とも一方を含む第2電極層を有するキャパシタの電極構
造である。
【0011】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載のキャパシタの電極構造であって、前記第
2電極層は、前記第1電極層に近い側の第3電極層と、
前記第1電極層から遠い側の第4電極層が積層して構成
され、前記第3電極層は前記第4電極層よりも酸素及び
窒素の少なくともいずれか一方の組成比が大きい。
請求項1記載のキャパシタの電極構造であって、前記第
2電極層は、前記第1電極層に近い側の第3電極層と、
前記第1電極層から遠い側の第4電極層が積層して構成
され、前記第3電極層は前記第4電極層よりも酸素及び
窒素の少なくともいずれか一方の組成比が大きい。
【0012】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項2記載のキャパシタの電極構造であって、前記第
4電極層は密着層としても機能する。
請求項2記載のキャパシタの電極構造であって、前記第
4電極層は密着層としても機能する。
【0013】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のキャパシ
タの電極構造であって、前記第1電極層に酸化白金を用
いる。
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のキャパシ
タの電極構造であって、前記第1電極層に酸化白金を用
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】A.発明が適用される半導体装置
の例:本発明にかかるキャパシタの電極構造の詳細な説
明の前に、かかる電極構造を備えたキャパシタを採用す
る半導体装置の例を以下に説明する。
の例:本発明にかかるキャパシタの電極構造の詳細な説
明の前に、かかる電極構造を備えたキャパシタを採用す
る半導体装置の例を以下に説明する。
【0015】図1乃至図12は本発明にかかる電極構造
を上部電極として採用するキャパシタを用いたDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
を上部電極として採用するキャパシタを用いたDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【0016】まず、例えばシリコンを主成分とする半導
体基板31の上面に、分離酸化膜33を選択的に形成す
る。分離酸化膜33の下部には分離用の不純物層35が
形成される。そして分離酸化膜33及び不純物層35で
区画された領域において一対のMISトランジスタ30
が形成される。
体基板31の上面に、分離酸化膜33を選択的に形成す
る。分離酸化膜33の下部には分離用の不純物層35が
形成される。そして分離酸化膜33及び不純物層35で
区画された領域において一対のMISトランジスタ30
が形成される。
【0017】一対のMISトランジスタ30は、半導体
基板31の上面に形成された3つの不純物層25の内の
中央に位置するものを共用する一方、それぞれ左右の不
純物層25を、中央に位置する不純物層25に対して対
を成す不純物層として有している。いずれのMISトラ
ンジスタ30もゲート絶縁膜21と、ゲート絶縁膜21
上のゲート電極23と、ゲート電極23を覆う絶縁膜2
7を有している。
基板31の上面に形成された3つの不純物層25の内の
中央に位置するものを共用する一方、それぞれ左右の不
純物層25を、中央に位置する不純物層25に対して対
を成す不純物層として有している。いずれのMISトラ
ンジスタ30もゲート絶縁膜21と、ゲート絶縁膜21
上のゲート電極23と、ゲート電極23を覆う絶縁膜2
7を有している。
【0018】一対の絶縁膜27の間に、中央の不純物層
25に接続されたビット線37を形成し、MISトラン
ジスタ30、ビット線37を層間絶縁膜24で覆う。例
えば層間絶縁膜24は酸化シリコンを用いて形成され
る。層間絶縁膜24に対し、左右の不純物層25の上部
において選択的に貫通孔24bを穿ち、図1に示された
構成が得られる。
25に接続されたビット線37を形成し、MISトラン
ジスタ30、ビット線37を層間絶縁膜24で覆う。例
えば層間絶縁膜24は酸化シリコンを用いて形成され
る。層間絶縁膜24に対し、左右の不純物層25の上部
において選択的に貫通孔24bを穿ち、図1に示された
構成が得られる。
【0019】図1で示された構造全面にドープされたポ
リシリコン26を堆積して図2に示された構造を得る。
そしてポリシリコン26に対して異方性エッチングを施
し、層間絶縁膜24の上面を露出させる。この結果、図
3に示されるように、貫通孔24bに埋没して残置する
コンタクトプラグ26aが得られる。その後、層間絶縁
膜24の上面側から化学機械研磨(CMP)を施し、残
置された層間絶縁膜24aの上面とコンタクトプラグ2
6aの上面とをほぼ平坦に揃えて、図4に占めされた構
造を得る。その後、TiN層61及び白金層62をこの
順に堆積して図5に示された構造を得て、これらにいず
れもマージンを設けつつコンタクトプラグ26aを覆う
部分のみを残置する整形を行ってバリア層61a及び下
部電極62aを得て、図6に示された構造を得る。
リシリコン26を堆積して図2に示された構造を得る。
そしてポリシリコン26に対して異方性エッチングを施
し、層間絶縁膜24の上面を露出させる。この結果、図
3に示されるように、貫通孔24bに埋没して残置する
コンタクトプラグ26aが得られる。その後、層間絶縁
膜24の上面側から化学機械研磨(CMP)を施し、残
置された層間絶縁膜24aの上面とコンタクトプラグ2
6aの上面とをほぼ平坦に揃えて、図4に占めされた構
造を得る。その後、TiN層61及び白金層62をこの
順に堆積して図5に示された構造を得て、これらにいず
れもマージンを設けつつコンタクトプラグ26aを覆う
部分のみを残置する整形を行ってバリア層61a及び下
部電極62aを得て、図6に示された構造を得る。
【0020】更に、図6に示された構造全面に白金層6
3を堆積して図7に示された構造を得た後、白金層63
に異方性エッチングを施してバリア層61aの側壁にの
み白金層63を残置させて下部電極63aを得て、図8
に示された構造を得る。そして全面に高誘電層64を堆
積して図9に示された構造を得た後、後に詳述する積層
体70を更に堆積して図10に示された構造を得る。こ
れらの高誘電層64及び積層体70のパターニングは設
計の必要に応じて行われるが、図示される断面ではパタ
ーニングの形状は現れない。
3を堆積して図7に示された構造を得た後、白金層63
に異方性エッチングを施してバリア層61aの側壁にの
み白金層63を残置させて下部電極63aを得て、図8
に示された構造を得る。そして全面に高誘電層64を堆
積して図9に示された構造を得た後、後に詳述する積層
体70を更に堆積して図10に示された構造を得る。こ
れらの高誘電層64及び積層体70のパターニングは設
計の必要に応じて行われるが、図示される断面ではパタ
ーニングの形状は現れない。
【0021】図10に示された構造全面に層間絶縁膜4
1を、例えば酸化シリコンを用いて堆積させて図11に
示された構造を得た後、コンタクトプラグ26aの上方
から離れた位置で層間絶縁膜41に貫通孔を掘り、バリ
ア層42及びアルミ配線43でこの貫通孔を埋めて図1
2に示された構造を得る。
1を、例えば酸化シリコンを用いて堆積させて図11に
示された構造を得た後、コンタクトプラグ26aの上方
から離れた位置で層間絶縁膜41に貫通孔を掘り、バリ
ア層42及びアルミ配線43でこの貫通孔を埋めて図1
2に示された構造を得る。
【0022】B.実施の形態: (b-1)実施の形態1.図13は本発明の実施の形態1に
かかるキャパシタの電極構造を示す断面図である。キャ
パシタの誘電体となる高誘電層64の上に積層体70が
設けられており、積層体70は高誘電層64に近い側か
ら上部電極71、バリア層72、ストッパ層73,密着
層74が積層されて構成されている。
かかるキャパシタの電極構造を示す断面図である。キャ
パシタの誘電体となる高誘電層64の上に積層体70が
設けられており、積層体70は高誘電層64に近い側か
ら上部電極71、バリア層72、ストッパ層73,密着
層74が積層されて構成されている。
【0023】上部電極71にはPtが採用される。バリ
ア層72にはバリア層10aと同様にTiNが、あるい
はTiSiNが採用され、密着層74には密着層10c
と同様にTiNが採用される。しかしストッパ層73は
ストッパ層10bとは異なり、PtSixOyNz(0<
x,y,z<1)が採用される。
ア層72にはバリア層10aと同様にTiNが、あるい
はTiSiNが採用され、密着層74には密着層10c
と同様にTiNが採用される。しかしストッパ層73は
ストッパ層10bとは異なり、PtSixOyNz(0<
x,y,z<1)が採用される。
【0024】このようにストッパ層73にはストッパ層
10bの材料に酸素及び窒素を添加したPtSixOyN
zを採用することで、高誘電層64の誘電特性は改善さ
れる。例えばストッパ層73は、組成がPtSix
(0.5≦x≦1.0)であるターゲットとAr/O2
/N2ガスを採用したスパッタリングによって形成され
る。より具体的には、基板温度を200〜400℃と
し、Arガス流量を25〜100sccm(のぞましく
は55sccm)、O2ガス流量を1.5sccm以下
(望ましくは1.0sccm)、N2ガス流量を5sc
cm以下(望ましくは1.0sccm)、スパッタ圧力
を0.2〜1.0Pa(望ましくは0.4Pa)、RF
パワーを300〜1000W(望ましくは500W)と
してスパッタリングを行って、300〜1000オング
ストローム(望ましくは500オングストローム)の膜
厚に堆積させる。
10bの材料に酸素及び窒素を添加したPtSixOyN
zを採用することで、高誘電層64の誘電特性は改善さ
れる。例えばストッパ層73は、組成がPtSix
(0.5≦x≦1.0)であるターゲットとAr/O2
/N2ガスを採用したスパッタリングによって形成され
る。より具体的には、基板温度を200〜400℃と
し、Arガス流量を25〜100sccm(のぞましく
は55sccm)、O2ガス流量を1.5sccm以下
(望ましくは1.0sccm)、N2ガス流量を5sc
cm以下(望ましくは1.0sccm)、スパッタ圧力
を0.2〜1.0Pa(望ましくは0.4Pa)、RF
パワーを300〜1000W(望ましくは500W)と
してスパッタリングを行って、300〜1000オング
ストローム(望ましくは500オングストローム)の膜
厚に堆積させる。
【0025】高誘電層64の誘電特性が改善される詳細
な理由は不明ではあるが、ストッパ層73が高誘電層6
4に与える応力を緩和できるからであると考えられる。
かかる応力の緩和は、ストッパ層10bの材料に酸素及
び窒素の両方を添加する必要はなく、酸素のみの添加で
足りる。従って、上述のスパッタ条件のうち、N2ガス
流量を0とすることもできる。
な理由は不明ではあるが、ストッパ層73が高誘電層6
4に与える応力を緩和できるからであると考えられる。
かかる応力の緩和は、ストッパ層10bの材料に酸素及
び窒素の両方を添加する必要はなく、酸素のみの添加で
足りる。従って、上述のスパッタ条件のうち、N2ガス
流量を0とすることもできる。
【0026】例えばArガスにO2ガスを混入してスパ
ッタリングを行って形成される膜は引っ張り応力から圧
縮応力へと任意に制御が可能である。表1はシリコンウ
ェ−ハ上に100オングストロームのTiSiN膜を形
成し、更に上述のようにしてPtSiO膜を7000〜
9000オングストローム形成した場合のシリコンウェ
−ハのそりを調べた結果である。表1は、結果をArガ
スとO2ガスの量に対するそり量として纏めている。
ッタリングを行って形成される膜は引っ張り応力から圧
縮応力へと任意に制御が可能である。表1はシリコンウ
ェ−ハ上に100オングストロームのTiSiN膜を形
成し、更に上述のようにしてPtSiO膜を7000〜
9000オングストローム形成した場合のシリコンウェ
−ハのそりを調べた結果である。表1は、結果をArガ
スとO2ガスの量に対するそり量として纏めている。
【0027】
【表1】
【0028】表1において「as depo」と記された列の
そり量は、PtSiO膜の成膜のみを行った場合を、
「シンタ後」と記された列のそり量は、PtSiO膜の
成膜を行った後にシンタリングを施した場合をそれぞれ
示す。シンタリングは、窒素雰囲気中、温度が450℃
で30分間行った。また、各列においてカンマで区切ら
れた2つの値は、互いに直交する2方向についてのそり
量を示している。また値の符号は、成膜された側にそっ
た場合を正に、逆向きを負に採っており、符号の正負は
それぞれ引っ張り応力/圧縮応力がPtSiO膜に存在
することを示している。表1では上から順にO2ガスの
混入量が流量においてArガスのそれぞれ0,1.9,
2.2,2.6,3.0%である場合が示されている。
そり量は、PtSiO膜の成膜のみを行った場合を、
「シンタ後」と記された列のそり量は、PtSiO膜の
成膜を行った後にシンタリングを施した場合をそれぞれ
示す。シンタリングは、窒素雰囲気中、温度が450℃
で30分間行った。また、各列においてカンマで区切ら
れた2つの値は、互いに直交する2方向についてのそり
量を示している。また値の符号は、成膜された側にそっ
た場合を正に、逆向きを負に採っており、符号の正負は
それぞれ引っ張り応力/圧縮応力がPtSiO膜に存在
することを示している。表1では上から順にO2ガスの
混入量が流量においてArガスのそれぞれ0,1.9,
2.2,2.6,3.0%である場合が示されている。
【0029】シンタリングを施した後には引っ張り応力
が増す(圧縮応力が減る)方向に移行するが、O2ガス
の混入量が流量においてArガスの1.9,2.2%で
ある場合に、シンタリング前後の変化量が最も小さい。
よってN2ガスを混入しない場合には、O2ガスの混入量
が流量においてArガスの2%程度となる条件でストッ
パ層73の成膜を行うことが望ましいことが解る。
が増す(圧縮応力が減る)方向に移行するが、O2ガス
の混入量が流量においてArガスの1.9,2.2%で
ある場合に、シンタリング前後の変化量が最も小さい。
よってN2ガスを混入しない場合には、O2ガスの混入量
が流量においてArガスの2%程度となる条件でストッ
パ層73の成膜を行うことが望ましいことが解る。
【0030】また、ストッパ層73にPtSiN膜を採
用する場合にも同様の傾向があり、上述のスパッタ条件
のうち、O2ガス流量を零とすることもできる。結局、
応力の緩和は、ストッパ層10bの材料に酸素及び窒素
の両方を添加する必要はなく、いずれか一方のみの添加
で足りる。
用する場合にも同様の傾向があり、上述のスパッタ条件
のうち、O2ガス流量を零とすることもできる。結局、
応力の緩和は、ストッパ層10bの材料に酸素及び窒素
の両方を添加する必要はなく、いずれか一方のみの添加
で足りる。
【0031】なお、上部電極81は例えばDCあるいは
RFスパッタリング法により成膜できる。より具体的に
はPtターゲットを用い、Arガスを用いて、基板温度
200〜400℃、圧力1〜10mTorrでスパッタ
リングを行い、300〜1000オングストローム(望
ましくは500オングストローム)の膜厚に堆積させ
る。
RFスパッタリング法により成膜できる。より具体的に
はPtターゲットを用い、Arガスを用いて、基板温度
200〜400℃、圧力1〜10mTorrでスパッタ
リングを行い、300〜1000オングストローム(望
ましくは500オングストローム)の膜厚に堆積させ
る。
【0032】また、密着層74はDCスパッタリング法
により成膜される。より具体的にはTiターゲットを用
い、ArガスにN2ガスを混入して、50〜100オン
グストローム(望ましくは75オングストローム)の膜
厚に堆積させる。
により成膜される。より具体的にはTiターゲットを用
い、ArガスにN2ガスを混入して、50〜100オン
グストローム(望ましくは75オングストローム)の膜
厚に堆積させる。
【0033】バリア層72は密着層74と同様に形成し
ても良いし、TiSiNを採用することもできる。膜厚
は例えば100オングストロームに設定される。
ても良いし、TiSiNを採用することもできる。膜厚
は例えば100オングストロームに設定される。
【0034】高誘電層64はRFあるいはRFにDCを
重畳させたスパッタリング法で形成する。より具体的に
はBabSr1-bTiO3(0.3≦b≦0.5)組成の
セラミックターゲットあるいはセラミック還元ターゲッ
トを用い、Arガス、あるいはこれにO2またはN2Oガ
スを混入して、圧力0.1〜1.0Pa、基板温度20
0〜550℃でスパッタリングを行い、300〜100
0オングストローム(望ましくは600オングストロー
ム)の膜厚で堆積する。
重畳させたスパッタリング法で形成する。より具体的に
はBabSr1-bTiO3(0.3≦b≦0.5)組成の
セラミックターゲットあるいはセラミック還元ターゲッ
トを用い、Arガス、あるいはこれにO2またはN2Oガ
スを混入して、圧力0.1〜1.0Pa、基板温度20
0〜550℃でスパッタリングを行い、300〜100
0オングストローム(望ましくは600オングストロー
ム)の膜厚で堆積する。
【0035】なお、従来の技術で示されたのと同様に、
層間絶縁膜41の貫通孔を掘る際の異方性エッチングの
オーバーエッチングにより、ストッパ層73まで層間絶
縁膜41及びアルミ配線43が到達してもよい。
層間絶縁膜41の貫通孔を掘る際の異方性エッチングの
オーバーエッチングにより、ストッパ層73まで層間絶
縁膜41及びアルミ配線43が到達してもよい。
【0036】(b-2)実施の形態2.図14は本発明の実
施の形態2にかかるキャパシタの電極構造を示す断面図
である。キャパシタの誘電体となる高誘電層64の上に
積層体70が設けられており、積層体70は高誘電層6
4に近い側から上部電極71、PtSixOyNz層7
5、PtSixOvNw層76(0<v,w<1)、密着
層74が積層されて構成されている。
施の形態2にかかるキャパシタの電極構造を示す断面図
である。キャパシタの誘電体となる高誘電層64の上に
積層体70が設けられており、積層体70は高誘電層6
4に近い側から上部電極71、PtSixOyNz層7
5、PtSixOvNw層76(0<v,w<1)、密着
層74が積層されて構成されている。
【0037】PtSixOyNz層75、PtSixOvNw
層76の組成の間には、y>v及びz>wの少なくとも
一方が成立している。そして例えばPtSixOyNz層
75は100オングストロームに、PtSixOvNw層
76は300〜1000オングストローム(望ましくは
500オングストローム)に成膜する。
層76の組成の間には、y>v及びz>wの少なくとも
一方が成立している。そして例えばPtSixOyNz層
75は100オングストロームに、PtSixOvNw層
76は300〜1000オングストローム(望ましくは
500オングストローム)に成膜する。
【0038】本実施の形態によれば、PtSixOyNz
層75に酸素及び窒素が含まれるので、これにバリア性
を持たせることができ、ストッパ層として機能するPt
Si xOvNw層76をPtSixOyNz層75に連続して
同一ターゲット及び同一チャンバーで形成することがで
きるので、製造工程を容易にすることができる。具体的
には実施の形態1で示したストッパ層73の条件におい
て、O2ガス、N2ガスの流量を変化させればPtSix
OvNw層76及びPtSixOyNz層75を連続して形
成することができる。
層75に酸素及び窒素が含まれるので、これにバリア性
を持たせることができ、ストッパ層として機能するPt
Si xOvNw層76をPtSixOyNz層75に連続して
同一ターゲット及び同一チャンバーで形成することがで
きるので、製造工程を容易にすることができる。具体的
には実施の形態1で示したストッパ層73の条件におい
て、O2ガス、N2ガスの流量を変化させればPtSix
OvNw層76及びPtSixOyNz層75を連続して形
成することができる。
【0039】図15は本発明の実施の形態2にかかるキ
ャパシタの電極構造の変形を示す断面図である。積層体
70は図14のそれと比較すると密着層74が省略され
た構成となっている。PtSixOvNw層76の組成を
調整することにより、層間絶縁膜41との密着性を得る
ことができるからである。
ャパシタの電極構造の変形を示す断面図である。積層体
70は図14のそれと比較すると密着層74が省略され
た構成となっている。PtSixOvNw層76の組成を
調整することにより、層間絶縁膜41との密着性を得る
ことができるからである。
【0040】図16は更に、他の変形を示す断面図であ
る。積層体70は図14のそれと比較するとPtSix
OvNw層76が省略された構成となっている。PtSi
xOyNz層75の組成を調整することにより、これにバ
リア層とストッパ層の両方の機能を担わせることができ
る。かかる変形においても、層間絶縁膜41との密着性
を得ることができる場合には密着層74を省略すること
ができる。図17はそのような場合の積層体70の構成
を示す断面図である。
る。積層体70は図14のそれと比較するとPtSix
OvNw層76が省略された構成となっている。PtSi
xOyNz層75の組成を調整することにより、これにバ
リア層とストッパ層の両方の機能を担わせることができ
る。かかる変形においても、層間絶縁膜41との密着性
を得ることができる場合には密着層74を省略すること
ができる。図17はそのような場合の積層体70の構成
を示す断面図である。
【0041】なお、上記図14乃至図17に示された構
成において、従来の技術で示されたのと同様に、層間絶
縁膜41の貫通孔を掘る際の異方性エッチングのオーバ
ーエッチングにより、PtSixOyNz層75まで層
間絶縁膜41及びアルミ配線43が到達してもよい。
成において、従来の技術で示されたのと同様に、層間絶
縁膜41の貫通孔を掘る際の異方性エッチングのオーバ
ーエッチングにより、PtSixOyNz層75まで層
間絶縁膜41及びアルミ配線43が到達してもよい。
【0042】(b-3)実施の形態3.図18は本発明の実
施の形態3にかかるキャパシタの電極構造を示す断面図
である。キャパシタの誘電体となる高誘電層64の上に
積層体70が設けられており、積層体70は高誘電層6
4に近い側から上部電極77、PtSixOyNz層7
5、密着層74が積層されて構成されている。上部電極
77は例えばDCあるいはRFスパッタリング法によ
り、PtOa(0<a<1)で形成される。より具体的
にはPtターゲットを用い、Arガスに1%以下のO2
ガスを混入して、基板温度200〜400℃、圧力1〜
10mTorrでスパッタリングを行い、300〜10
00オングストローム(望ましくは500オングストロ
ーム)の膜厚に堆積させる。
施の形態3にかかるキャパシタの電極構造を示す断面図
である。キャパシタの誘電体となる高誘電層64の上に
積層体70が設けられており、積層体70は高誘電層6
4に近い側から上部電極77、PtSixOyNz層7
5、密着層74が積層されて構成されている。上部電極
77は例えばDCあるいはRFスパッタリング法によ
り、PtOa(0<a<1)で形成される。より具体的
にはPtターゲットを用い、Arガスに1%以下のO2
ガスを混入して、基板温度200〜400℃、圧力1〜
10mTorrでスパッタリングを行い、300〜10
00オングストローム(望ましくは500オングストロ
ーム)の膜厚に堆積させる。
【0043】PtOaで形成された上部電極77は、キ
ャパシタ形成後の工程、例えばプラズマSiNの形成、
水素雰囲気でのシンタリング処理、層間膜たるプラズマ
TEOS、プラズマSiOの形成が高誘電層64へ還元
作用を施すことを防止できるので、高誘電層64の誘電
特性の劣化を防止することができる。
ャパシタ形成後の工程、例えばプラズマSiNの形成、
水素雰囲気でのシンタリング処理、層間膜たるプラズマ
TEOS、プラズマSiOの形成が高誘電層64へ還元
作用を施すことを防止できるので、高誘電層64の誘電
特性の劣化を防止することができる。
【0044】なお、実施の形態1,2の上部電極71に
もPtOaを採用すれば、高誘電層64の還元防止とい
う効果が付加されて望ましい。換言すれば、高誘電層6
4に酸化物を採用しても、その特性の劣化を抑制するこ
とができる。
もPtOaを採用すれば、高誘電層64の還元防止とい
う効果が付加されて望ましい。換言すれば、高誘電層6
4に酸化物を採用しても、その特性の劣化を抑制するこ
とができる。
【0045】また、本実施の形態においても層間絶縁膜
41との密着性を得ることができる場合には密着層74
を省略することができる。図19はそのような場合の積
層体70の構成を示す断面図である。
41との密着性を得ることができる場合には密着層74
を省略することができる。図19はそのような場合の積
層体70の構成を示す断面図である。
【0046】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかるキャパ
シタの電極構造によれば、第2電極層により誘電体層に
与える応力を緩和できるので、誘電体層の誘電特性が改
善される。
シタの電極構造によれば、第2電極層により誘電体層に
与える応力を緩和できるので、誘電体層の誘電特性が改
善される。
【0047】この発明のうち請求項2にかかるキャパシ
タの電極構造によれば、バリア層として機能する第3電
極層と第4電極層とを連続して、同一ターゲット及び同
一チャンバーを用いたスパッタリング法で形成すること
ができる。
タの電極構造によれば、バリア層として機能する第3電
極層と第4電極層とを連続して、同一ターゲット及び同
一チャンバーを用いたスパッタリング法で形成すること
ができる。
【0048】この発明のうち請求項3にかかるキャパシ
タの電極構造によれば、第2電極層が密着層としても機
能するので、密着層を省略することができる。
タの電極構造によれば、第2電極層が密着層としても機
能するので、密着層を省略することができる。
【0049】この発明のうち請求項4にかかるキャパシ
タの電極構造によれば、誘電体層への還元が防止される
ので、誘電体層に酸化物を採用しても、その劣化を抑制
することができる。
タの電極構造によれば、誘電体層への還元が防止される
ので、誘電体層に酸化物を採用しても、その劣化を抑制
することができる。
【図1】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図2】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図3】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図4】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図5】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図6】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図7】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図8】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図9】 本発明にかかる電極構造を採用するDRAM
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
の製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図10】 本発明にかかる電極構造を採用するDRA
Mの製造工程を、工程順に示す断面図である。
Mの製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図11】 本発明にかかる電極構造を採用するDRA
Mの製造工程を、工程順に示す断面図である。
Mの製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図12】 本発明にかかる電極構造を採用するDRA
Mの製造工程を、工程順に示す断面図である。
Mの製造工程を、工程順に示す断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態1の構造を示す断面図
である。
である。
【図14】 本発明の実施の形態2の構造を示す断面図
である。
である。
【図15】 本発明の実施の形態2の構造の変形を示す
断面図である。
断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態2の構造の、更に他の
変形を示す断面図である。
変形を示す断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態2の構造の、更に他の
変形を示す断面図である。
変形を示す断面図である。
【図18】 本発明の実施の形態3の構造を示す断面図
である。
である。
【図19】 本発明の実施の形態3の構造の変形を示す
断面図である。
断面図である。
【図20】 従来の技術を例示する断面図である。
【図21】 従来の技術を例示する断面図である。
71,77 上部電極、72 バリア層、73 ストッ
パ層、75 PtSi xOyNz層、76 PtSixOv
Nw層。
パ層、75 PtSi xOyNz層、76 PtSixOv
Nw層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB06 BB29 BB30 BB36 DD16 FF13 FF16 FF18 GG09 GG16 5F038 AC02 AC05 AC14 AV06 BH03 BH07 DF05 5F083 AD22 GA30 JA14 JA31 JA38 JA40 MA06 MA17 PR40
Claims (4)
- 【請求項1】 誘電体層に接触する側から順に、第1電
極層、白金及びシリコン並びに酸素及び窒素の少なくと
も一方を含む第2電極層を有するキャパシタの電極構
造。 - 【請求項2】 前記第2電極層は、前記第1電極層に近
い側の第3電極層と、前記第1電極層から遠い側の第4
電極層が積層して構成され、 前記第3電極層は前記第4電極層よりも酸素及び窒素の
少なくともいずれか一方の組成比が大きい、請求項1記
載のキャパシタの電極構造。 - 【請求項3】 前記第4電極層は密着層としても機能す
る請求項2記載のキャパシタの電極構造。 - 【請求項4】 前記第1電極層に酸化白金を用いた、請
求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のキャパシタ
の電極構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11153349A JP2000340769A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | キャパシタの電極構造 |
US09/435,214 US6479856B1 (en) | 1999-06-01 | 1999-11-05 | Electrode and a capacitor and DRAM containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11153349A JP2000340769A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | キャパシタの電極構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000340769A true JP2000340769A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15560537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11153349A Pending JP2000340769A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | キャパシタの電極構造 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6479856B1 (ja) |
JP (1) | JP2000340769A (ja) |
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US6762476B2 (en) | 2001-02-06 | 2004-07-13 | Sanyo Electric Co., Ltd | Dielectric element including oxide dielectric film and method of manufacturing the same |
US6888189B2 (en) | 2000-11-08 | 2005-05-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Dielectric element including oxide-based dielectric film and method of fabricating the same |
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US10115671B2 (en) | 2012-08-03 | 2018-10-30 | Snaptrack, Inc. | Incorporation of passives and fine pitch through via for package on package |
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JPH0774325A (ja) | 1993-06-29 | 1995-03-17 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
JP3396131B2 (ja) | 1996-06-28 | 2003-04-14 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
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JPH10256503A (ja) | 1997-03-14 | 1998-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
US6320213B1 (en) * | 1997-12-19 | 2001-11-20 | Advanced Technology Materials, Inc. | Diffusion barriers between noble metal electrodes and metallization layers, and integrated circuit and semiconductor devices comprising same |
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-
1999
- 1999-06-01 JP JP11153349A patent/JP2000340769A/ja active Pending
- 1999-11-05 US US09/435,214 patent/US6479856B1/en not_active Expired - Fee Related
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WO2013125421A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2013-08-29 | 株式会社村田製作所 | 抵抗スイッチングデバイスおよびその製造方法 |
JPWO2013125421A1 (ja) * | 2012-02-21 | 2015-07-30 | 株式会社村田製作所 | 抵抗スイッチングデバイスおよびその製造方法 |
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