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JP2000336216A - エチレン共重合体組成物 - Google Patents

エチレン共重合体組成物

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Publication number
JP2000336216A
JP2000336216A JP11149624A JP14962499A JP2000336216A JP 2000336216 A JP2000336216 A JP 2000336216A JP 11149624 A JP11149624 A JP 11149624A JP 14962499 A JP14962499 A JP 14962499A JP 2000336216 A JP2000336216 A JP 2000336216A
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JP
Japan
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ethylene
weight
polyethylene
copolymer
composition
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JP11149624A
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Masaki Aoyama
正貴 青山
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Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟で、強度、成形性及び耐熱性に
優れたエチレン共重合体組成物を提供する. 【解決手段】 密度が900〜930kg/m3
メルトフローレートが0.1〜15g/10分のポリエ
チレンと不飽和エステル含量が5〜49重量%のエチレ
ン・不飽和エステル共重合体とからなる組成物であっ
て、該組成物中における不飽和エステルの含量が10〜
20重量%の範囲にあってかつメルトフローレートが
0.1〜15g/10分の範囲にあり、かつポリエチレ
ン25〜80重量部に対して上記共重合体を75〜20
重量部の割合で配合する(但しエチレン・不飽和エステ
ル共重合体がエチレン・酢酸ビニル共重合体のみからな
る場合であって、ポリエチレンとしてビカット軟化点が
95℃未満のものを使用する場合は、ポリエチレン55
〜80重量部に対して上記共重合体を45〜20重量部
の割合で配合する)ことを特徴とするエチレン共重合体
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟で、強度、成
形性及び耐熱性に優れたエチレン共重合体組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エチレン・酢酸ビニル共重合体で代表さ
れるエチレン・不飽和エステル共重合体は、柔軟性、耐
衝撃性、耐候性、フィラーローディング性等に優れてお
り、成形材料として広く使用されているが、耐熱性に問
題があり、例えば不飽和エステルを10重量%以上含有
する共重合体にあっては100℃以下で溶融するため、
使用分野が限定されていた。ポリエチレン、とりわけL
LDPEとして知られている直鎖ポリエチレンは上記共
重合体に比較して融点が高く耐熱性に優れているが、硬
く、フィラーローディング性、耐寒性に乏しいという欠
点がある。
【0003】このような両者を配合する試みは古くから
なされているが、耐熱性、柔軟性、成形性、強度等のバ
ランスのとれた組成物を得ることは容易ではなかった。
例えば特公昭35―7286号公報においては、ポリエ
チレンとエチレン・低級アルキルアクリレート共重合体
の配合物が提案されているが、応力亀裂抵抗、光沢、強
靭性に優れ、層剥離のない組成物を得ることを目的とし
ているために、耐熱性と柔軟性のバランスのとれた組成
物を得る具体的な配合は教示していない。また特開昭5
9―66437号公報には、エチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体とLLDPEからなるフイルム用組成物が提
案されているが、シール特性、耐衝撃性等に優れたもの
を求めているため、同様に耐熱性と柔軟性のバランスの
とれた組成物を得る具体的な配合は教示していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らの検討によ
れば、エチレン・不飽和エステル共重合体とポリエチレ
ンの配合系においては、多くの場合、耐熱性を高めよう
とすると柔軟性が犠牲になり、柔軟性を求めようとする
と、耐熱性や引張強度が犠牲になるなど、バランスのと
れた配合物を得ることは容易でなかった。このような配
合系においてはまた、長時間、高温雰囲気下に曝される
と、強度低下を引き起こすという問題点もあった。
【0005】そこで本発明者らは、100℃でも溶融し
ないような耐熱性を有し、かつ充分に柔軟で強度の大き
い配合系を求めて検討を行った。また同時に、加熱老化
をできるだけ抑制することのできる配合系についても検
討を行った。その結果後述のように、ポリエチレンとエ
チレン・不飽和エステル共重合体の種類及び配合割合を
厳密に選択することにより、所望の性状を有する組成物
が得られることを見出すに至った。したがって本発明の
目的は、高強度で耐熱性、柔軟性、加工性に優れたエチ
レン共重合体組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、密度が900
〜930kg/m3、メルトフローレート(190℃、
2160g荷重、以下同じ)が0.1〜15g/10分
のポリエチレンと酢酸ビニル含量が5〜49重量%のエ
チレン・酢酸ビニル共重合体とからなる組成物であっ
て、該組成物中における酢酸ビニル含量が10〜20重
量%の範囲であってかつメルトフローレートが0.1〜
15g/10分の範囲にあり、ポリエチレンとしてビカ
ット軟化点が95℃未満のものを使用する場合はポリエ
チレン55〜80重量部に対して上記共重合体を45〜
20重量部の割合で、またポリエチレンとしてビカット
軟化点が95℃以上のものを使用する場合はポリエチレ
ン25〜80重量部に対して上記共重合体を75〜20
重量部の割合で配合することを特徴とするエチレン共重
合体組成物に関する。
【0007】本発明はまた、密度が900〜930kg
/m3、メルトフローレートが0.1〜15g/10分
のポリエチレンと不飽和エステル含量が5〜49重量%
のエチレン・不飽和エステル共重合体とからなる組成物
であって、該組成物中における不飽和エステルの含量が
10〜20重量%の範囲にあって少なくともその一部は
不飽和カルボン酸エステルからなり、メルトフローレー
トが0.1〜15g/10分の範囲であってかつポリエ
チレン25〜80重量部に対して上記共重合体を75〜
20重量部の割合で配合することを特徴とするエチレン
共重合体組成物に関する。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明は、密度が900〜930
kg/m3、メルトフローレートが0.1〜15g/1
0分のポリエチレンと不飽和エステル含量が5〜49重
量%のエチレン・不飽和エステル共重合体とからなる組
成物であって、該共重合体に基づく不飽和エステルが組
成物中に10〜20重量%の範囲であってかつメルトフ
ローレートが0.1〜15g/10分となるように配合
されるものであるが、第一の発明においては、該共重合
体としてエチレン・酢酸ビニル共重合体のみを使用する
ものであり、第二の発明においては該共重合体の少なく
とも一部に、エチレン・不飽和カルボン酸エステル共重
合体を使用するものである。
【0009】本発明で使用されるポリエチレンは、エチ
レンの単独重合体あるいはエチレンを主要成分とするエ
チレン・αーオレフィン共重合体であって、密度が90
0〜930kg/m3、好ましくは905〜920kg
/m3であって、メルトフローレートが0.1〜15g
/10分ものであり、これらはいかなる方法で製造され
たものであってもよい。例えば高圧ラジカル重合によっ
て得られる高圧法ポリエチレン、マルチサイト触媒ある
いはシングルサイト触媒の存在下で得られるLLDPE
として知られているエチレン・α―オレフィン共重合体
などを例示することができる。ポリエチレンとしては単
一のものである必要はなく、高密度、中密度、低密度ポ
リエチレン、LLDPE等の中から、ポリエチレン全体
として、所定密度、所定メルトフローレートとなるよう
に二種以上組み合わせて使用することもできる。密度が
上記範囲より大きいものを使用すると、柔軟性に優れた
組成物を得ることが難しくなり、また密度が上記範囲よ
り小さいものを使用すると、耐熱性に優れた組成物を得
ることが難しくなるのでいずれも好ましくない。
【0010】ポリエチレンとしてはまた、耐熱性に優れ
た組成物を得るためにビカット軟化点が85〜130
℃、とくに90〜120℃のものを使用するのが好まし
く、またバランスのとれた物性の組成物を得るために
は、メルトフローレートが0.1〜15g/10分、と
くに0.1〜5g/10分のものを使用するのが好まし
い。
【0011】エチレン・不飽和エステル共重合体として
は、不飽和エステル含量が5〜49重量%、好ましくは
10〜35重量%のものを一種または二種以上組み合わ
せて使用するが、組成物中の不飽和エステル含量が10
〜20重量%となるようにするためには、不飽和エステ
ル含量の少ないものを使用する場合には、必然的に不飽
和エステル含量の多いものと併用することになる。不飽
和エステル含量が上記範囲より少ないものを使用する
と、柔軟性、加工性付与にほとんど寄与しないので好ま
しくなく、またその含量があまりに多いものを使用する
と、組成物にべたつきを生じるので好ましくない。この
ような共重合体として、すくなくとも二種以上使用する
と共に、その内の少なくとも二種が不飽和エステル含量
として2重量%以上、好ましく5〜15重量%異なると
共に、その少なくとも二種がそれぞれ共重合体全体の1
0重量%以上占めるように使用すると、耐熱性,柔軟性
及び強度のバランスが一層優れ、しかも耐熱老化性に優
れた組成物を得ることができるので好ましい。
【0012】エチレン・不飽和エステル共重合体として
はまた、メルトフローレートが0.1〜15g/10
分、とくに0.1〜5g/10分のものを使用すること
が、耐熱性良好な組成物を得る上で望ましい。エチレン
・不飽和エステル共重合体における不飽和エステルとし
ては、酢酸ビニルのようなビニルエステル、アクリル酸
メチル,アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、
アクリル酸イソブチル、アクリル酸nブチル、アクリル
酸イソオクチル、メタクリル酸メチルのような不飽和カ
ルボン酸エステルを例示することができる。このような
エチレン・不飽和エステル共重合体は、高圧法ポリエチ
レンの製造と同様に、高温、高圧下のラジカル共重合に
よって製造することができる。
【0013】本発明においてエチレン・不飽和エステル
共重合体としてエチレン・酢酸ビニル共重合体のみを使
用する場合には、使用するポリエチレンのビカット軟化
点に応じてその配合量を調整する必要がある。すなわち
ポリエチレンとしてビカット軟化点が95℃未満のもの
を使用する場合には、、ポリエチレン55〜80重量
部、好ましくは55〜70重量部に対し、エチレン・酢
酸ビニル共重合体を45〜20重量部、好ましくは45
〜30重量部の割合で配合する。またポリエチレンとし
てビカット軟化点が95℃以上のものを使用する場合に
は、ポリエチレン25〜80重量部、好ましくは25〜
70重量部に対し、エチレン・酢酸ビニル共重合体を7
5〜20重量部、好ましくは75〜30重量部の割合で
使用する。ポリエチレンの配合割合が上記範囲より多く
なると柔軟な組成物を得ることが難しく、またその配合
割合が上記範囲より少なくなると耐熱性に優れた組成物
を得ることが難しくなる。
【0014】エチレン・不飽和エステル共重合体とし
て、エチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体のみ
を使用する場合、あるいはエチレン・不飽和カルボン酸
エステル共重合体とエチレン・酢酸ビニル共重合体を併
用する場合には、、ポリエチレン25〜80重量部、好
ましくは25〜70重量部に対し、エチレン・不飽和エ
ステル共重合体を75〜20重量部、好ましくは75〜
30重量部の割合で使用する。ポリエチレンの配合割合
が上記範囲より多くなると柔軟な組成物を得ることが難
しく、またその配合割合が上記範囲より少なくなると耐
熱性に優れた組成物を得ることが難しくなる。
【0015】ポリエチレンとエチレン・不飽和エステル
共重合体はまた、メルトフローレートの近似したものを
使用することが望ましく、例えばメルトフローレートの
差が5g/10分以下、望ましくは4g/10分以下と
なるようにするのがよい。また種々の物性を考慮する
と、両者の組成物のメルトフローレートが、0.1〜1
5g/10分、とくに0.1〜5g/10分の範囲とな
るように調整することが望ましい。
【0016】本発明の組成物には、必要に応じ種々の添
加剤を配合することができる。このような添加剤の例と
して、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収
剤、耐電防止剤、滑剤、ブロッキング防止剤、顔料、染
料、架橋剤、発泡剤、無機充填剤、無機難燃剤などを配
合することができる。
【0017】本発明によれば、ポリエチレン及びエチレ
ン・不飽和エステル共重合体の種類及び配合割合を適当
に選択することにより、100℃で溶融せず、破断点強
度が22〜37MPa、好ましくは23〜35MPa、
ショアD硬度が35〜45、好ましくは36〜44とい
うような耐熱性、強度、柔軟性及び加工性に優れた組成
物を得ることができる。
【0018】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。尚、実施例に用いた原料及び各種物性の評価方法は
次のとおりである。
【0019】1.原料 (1)ポリエチレン
【表1】 *:シングルサイト触媒LLDPE **:LLDPE
【0020】(2)エチレン・不飽和エステル共重合体
【表2】
【0021】(3)酸化防止剤 Ir1010(商品名イルガノックス1010 チバス
ペシャリティ・ケミカルズ社製)
【0022】2.物性試験方法 (1)引張特性:JIS K6760に準拠 試験片:JIS K6301 3号ダンベル 1mm厚 加熱老化:JIS C3005の加熱条件(100℃×
48時間)に準拠 (2)メルトフローレート(MFR):JIS K67
60に準拠 190℃、2160g荷重 (3)曲げ剛性率:JIS K7106に準拠 (4)硬度:JIS K7215に準拠 (5)ビカット軟化点:JIS K6730に準拠
【0023】実施例1〜8、比較例1〜9 表3(実施例)及び表4(比較例)に示す配合比で各原
料を配合し、40mmφ単軸押出機にて溶融混練を行う
ことにより重合体組成物を調製した。得られた組成物の
加工性(MFR)を調べると共に、プレス成形により厚
さ1mm及び3mmのシートを作成し、引張特性、硬
度、耐熱性(加熱老化)等を評価した。結果を、表3及
び表4に併記する。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】表3及び表4から明らかなように、実施例
1〜5と比較例1〜7を対比すると、ポリエチレンとエ
チレン・酢酸ビニル共重合体の組成物においては、使用
するポリエチレンの種類及び配合量を適当に選択するこ
とにより、強靭で成形性、柔軟性が優れているにもかか
わらず、耐熱性が極めて良好となり、それぞれの重合体
単独では得られない優れた性状の組成物となることがわ
かる。とくにエチレン・酢酸ビニル共重合体二種使用し
たもの(実施例1,2)は、一種のみ使用したもの(実
施例3〜5)に比較して一層耐熱老化性に優れた組成物
となる。これに対してポリエチレンの選択や配合割合が
適切でないと、柔軟性と耐熱性がともに良好なものは得
られない(比較例1〜4)。
【0027】また実施例6〜8と比較例8〜9の対比か
ら明らかなように、エチレン・不飽和エステル共重合体
の少なくとも一部として、エチレン・アクリル酸エチル
共重合体を使用した場合にも全く同様な傾向となるが、
ビカット軟化点の低いポリエチレン(PE−2)の配合
量が比較的少量の場合においても所望物性の組成物が得
られるという利点がある(実施例6,8)。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、成形性、柔軟性、耐熱
性に優れた高強度のエチレン共重合体組成物を提供する
ことができる。かかる特性を生かして、押出成形、射出
成形、圧縮成形、中空成形、発泡成形等の各種成形方法
により種々の成形品にして利用することができる。例え
ば、人工芝、マット、止水シート、トンネルシート、ル
ーフィング等の土木分野、ホース、チューブ等のパイプ
用途、パッキン、制振シートなどの家電製品、カーペッ
トの裏打ち材、ドアパネル防止シート、泥よけ、モール
等の自動車部品用途、家具、床材、発泡シート等の建材
用途、難燃剤配合の通信ケーブル、電力ケーブル、収縮
チューブ等のケーブル用途等、種々の分野で使用するこ
とができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度が900〜930kg/m3、19
    0℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが
    0.1〜15g/10分のポリエチレンと酢酸ビニル含
    量が5〜49重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体と
    からなる組成物であって、該組成物中における酢酸ビニ
    ル含量が10〜20重量%の範囲であってかつ190
    ℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが0.
    1〜15g/10分の範囲にあり、ポリエチレンとして
    ビカット軟化点が95℃未満のものを使用する場合はポ
    リエチレン55〜80重量部に対して上記共重合体を4
    5〜20重量部の割合で、またポリエチレンとしてビカ
    ット軟化点が95℃以上のものを使用する場合はポリエ
    チレン25〜80重量部に対して上記共重合体を75〜
    20重量部の割合で配合することを特徴とするエチレン
    共重合体組成物。
  2. 【請求項2】 エチレン・酢酸ビニル共重合体が少なく
    とも二種類以上からなり、その内の少なくとも一種は、
    190℃、2160g荷重におけるメルトフローレート
    が0.1〜15g/10分の範囲にあり、またその内の
    少なくとも二種類は、酢酸ビニル含量が互いに2重量%
    以上異なっていることを特徴とする請求項1記載のエチ
    レン共重合体組成物。
  3. 【請求項3】 密度が900〜930kg/m3、19
    0℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが
    0.1〜15g/10分のポリエチレンと不飽和エステ
    ル含量が5〜49重量%のエチレン・不飽和エステル共
    重合体とからなる組成物であって、該組成物中における
    不飽和エステルの含量が10〜20重量%の範囲にあっ
    て少なくともその一部は不飽和カルボン酸エステルから
    なり、190℃、2160g荷重におけるメルトフロー
    レートが0.1〜15g/10分であってかつポリエチ
    レン25〜80重量部に対して上記共重合体を75〜2
    0重量部の割合で配合することを特徴とするエチレン共
    重合体組成物。
  4. 【請求項4】 エチレン・不飽和エステル共重合体が少
    なくとも二種類以上からなり、その内の少なくとも一種
    は、190℃、2160g荷重におけるメルトフローレ
    ートが0.1〜15g/10分の範囲にあり、またその
    内の少なくとも二種類は、不飽和エステル含量が互いに
    2重量%以上異なっていることを特徴とする請求項3記
    載のエチレン共重合体組成物。
  5. 【請求項5】 100℃で溶融せず、破断点強度が22
    〜37MPa、ショアD硬度が35〜45の範囲にある
    ことを特徴とする請求項1〜4記載のエチレン共重合体
    組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002275301A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Sanwa Kako Co Ltd 架橋ポリエチレン系連続気泡体の製造方法
JP2006160778A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 難燃性樹脂組成物
JP2008088414A (ja) * 2006-09-06 2008-04-17 Emulsion Technology Co Ltd 人工芝カーペットバッキング材用組成物

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JP2008088414A (ja) * 2006-09-06 2008-04-17 Emulsion Technology Co Ltd 人工芝カーペットバッキング材用組成物

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