JP2000335371A - 電子制御装置及び記録媒体 - Google Patents
電子制御装置及び記録媒体Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/04—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 盗難等の不正な行為を防止する機能が高い電
子制御装置及び記録媒体を提供すること。 【解決手段】 S200では使用されたキー18のキーID
を読み出す。S210ではEEPROM28の適正なキーI
Dを読み出す。S220では使用されたキー18のキーID
とEEPROM28の適正なキーIDとが一致するかを
判定する。S270では正しい操作がなされていないことを
示すために、適正フラグを「0」にセットする。S230で
はプログラム書換えツール14に記憶されているプログ
ラムIDを読み出す。S240ではEEPROM28のプロ
グラムIDを読み出す処理を行う。S250ではプログラム
書換えツール14側のプログラムIDとマイコン8側の
プログラムIDとが一致するかを判定する。S260では正
しい操作がなされていることを示すために、適正フラグ
を「1」にセットする。
子制御装置及び記録媒体を提供すること。 【解決手段】 S200では使用されたキー18のキーID
を読み出す。S210ではEEPROM28の適正なキーI
Dを読み出す。S220では使用されたキー18のキーID
とEEPROM28の適正なキーIDとが一致するかを
判定する。S270では正しい操作がなされていないことを
示すために、適正フラグを「0」にセットする。S230で
はプログラム書換えツール14に記憶されているプログ
ラムIDを読み出す。S240ではEEPROM28のプロ
グラムIDを読み出す処理を行う。S250ではプログラム
書換えツール14側のプログラムIDとマイコン8側の
プログラムIDとが一致するかを判定する。S260では正
しい操作がなされていることを示すために、適正フラグ
を「1」にセットする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの不正
な書換えを防止することができる盗難防止機能を有する
電子制御装置及び記録媒体に関する。
な書換えを防止することができる盗難防止機能を有する
電子制御装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の盗難を防止する装置
として各種の盗難防止機能を有する電子制御装置が提案
されている。例えば、ユーザが使用するキーのID(識
別コード)と、ECU(エンジン制御ユニット)内のE
EPROM(内容の消去及び書き込みが可能な不揮発性
メモリ)に予め登録されているキーのIDを照合し、不
一致の場合には、噴射・点火を禁止して、車両の走行を
不可能にする技術がある。
として各種の盗難防止機能を有する電子制御装置が提案
されている。例えば、ユーザが使用するキーのID(識
別コード)と、ECU(エンジン制御ユニット)内のE
EPROM(内容の消去及び書き込みが可能な不揮発性
メモリ)に予め登録されているキーのIDを照合し、不
一致の場合には、噴射・点火を禁止して、車両の走行を
不可能にする技術がある。
【0003】また、これとは別の技術として、近年で
は、ECU内のEEPROMに記憶されているエンジン
制御プログラムを、プログラム書換えツールを使って書
き換えることにより、市場でのプログラムの更新(アッ
プデート)を可能にする動きがある。これにより、EC
Uを交換することなく、プログラムの不具合を改修でき
るという利点がある。
は、ECU内のEEPROMに記憶されているエンジン
制御プログラムを、プログラム書換えツールを使って書
き換えることにより、市場でのプログラムの更新(アッ
プデート)を可能にする動きがある。これにより、EC
Uを交換することなく、プログラムの不具合を改修でき
るという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の技術が実現された場合、現在の車両盗難防止機能(上
記)のままでは、下記の様な問題が生じる。プログラ
ムのアップデートに用いるプログラム書換えツールを使
用すれば、不正なプログラムへの書換えが可能になる。
つまり、プログラム書換えツールを用いて、上記車両盗
難防止機能のないエンジン制御プログラムを書き込んで
しまえば、キーIDを使っての照合がなされないので、
EEPROM内に登録していないキー(不正なキー)を
使っての車両走行が可能となり、車両の盗難が容易とな
るという問題がある。
の技術が実現された場合、現在の車両盗難防止機能(上
記)のままでは、下記の様な問題が生じる。プログラ
ムのアップデートに用いるプログラム書換えツールを使
用すれば、不正なプログラムへの書換えが可能になる。
つまり、プログラム書換えツールを用いて、上記車両盗
難防止機能のないエンジン制御プログラムを書き込んで
しまえば、キーIDを使っての照合がなされないので、
EEPROM内に登録していないキー(不正なキー)を
使っての車両走行が可能となり、車両の盗難が容易とな
るという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みなされた
ものであり、盗難等の不正な行為を防止する機能が高い
電子制御装置及び記録媒体を提供することを目的として
いる。
ものであり、盗難等の不正な行為を防止する機能が高い
電子制御装置及び記録媒体を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】(1)
前記目的を達成するための請求項1の発明は、適正なキ
ーの認証データ(例えばキーID)を記憶した不揮発性
メモリ(例えばEEPROM、ROM)と、制御対象
(例えば車両)の制御に必要な制御内容(例えばプログ
ラム)を記憶し、且つ該制御内容の書換えが可能な不揮
発性メモリ(例えばEEPROM)と、を備え、前記キ
ーの操作により所定の動作を行うとともに、外部装置
(例えばプログラム書換えツール)からの書換え指令に
応じて前記制御内容の書換えが可能な電子制御装置であ
って、前記操作されるキーの認証データを読み出す読出
手段と、該読出手段によって読み出された前記キーの認
証データと、前記不揮発性メモリに記憶された適正なキ
ーの認証データとを照合する照合手段と、該照合手段に
よって前記両認証データが一致しないと判断された場合
には、前記制御内容の書換えを禁止する書換禁止手段
と、を備えたことを特徴とする電子制御装置を要旨とす
る。
前記目的を達成するための請求項1の発明は、適正なキ
ーの認証データ(例えばキーID)を記憶した不揮発性
メモリ(例えばEEPROM、ROM)と、制御対象
(例えば車両)の制御に必要な制御内容(例えばプログ
ラム)を記憶し、且つ該制御内容の書換えが可能な不揮
発性メモリ(例えばEEPROM)と、を備え、前記キ
ーの操作により所定の動作を行うとともに、外部装置
(例えばプログラム書換えツール)からの書換え指令に
応じて前記制御内容の書換えが可能な電子制御装置であ
って、前記操作されるキーの認証データを読み出す読出
手段と、該読出手段によって読み出された前記キーの認
証データと、前記不揮発性メモリに記憶された適正なキ
ーの認証データとを照合する照合手段と、該照合手段に
よって前記両認証データが一致しないと判断された場合
には、前記制御内容の書換えを禁止する書換禁止手段
と、を備えたことを特徴とする電子制御装置を要旨とす
る。
【0007】本発明では、不揮発性メモリに適正なキー
の認証データを記憶し、内容の書換えが可能な不揮発性
メモリに例えばプログラム等の制御内容を記憶し、キー
の操作により、例えば車両のエンジンの始動等の制御を
行う。それとともに、通常時には内蔵のプログラムに基
づく制御処理を実行することにより所定の制御対象を制
御し、外部装置からの書き換え指令があった場合には、
例えばそのプログラムを外部装置から送信される新たな
プログラムに書き換えるための書換処理等を実行する。
の認証データを記憶し、内容の書換えが可能な不揮発性
メモリに例えばプログラム等の制御内容を記憶し、キー
の操作により、例えば車両のエンジンの始動等の制御を
行う。それとともに、通常時には内蔵のプログラムに基
づく制御処理を実行することにより所定の制御対象を制
御し、外部装置からの書き換え指令があった場合には、
例えばそのプログラムを外部装置から送信される新たな
プログラムに書き換えるための書換処理等を実行する。
【0008】特に、本発明では、操作されるキーの認証
データを読み出し、この読み出されたキーの認証データ
と不揮発性メモリに記憶された適正なキーの認証データ
とを照合し、両認証データが一致しないと判断された場
合には、プログラム等の書換えを禁止している。
データを読み出し、この読み出されたキーの認証データ
と不揮発性メモリに記憶された適正なキーの認証データ
とを照合し、両認証データが一致しないと判断された場
合には、プログラム等の書換えを禁止している。
【0009】従って、不正なキーを用いる場合には、プ
ログラム等の不正な書換えができないので、例えば車両
の盗難防止機能が高くなる。また、適正なキーを用いる
場合には、市場でのプログラムの更新(アップデート)
が可能であるので、電子制御装置を交換することなく、
プログラム等の不具合を改修できるという利点がある。
ログラム等の不正な書換えができないので、例えば車両
の盗難防止機能が高くなる。また、適正なキーを用いる
場合には、市場でのプログラムの更新(アップデート)
が可能であるので、電子制御装置を交換することなく、
プログラム等の不具合を改修できるという利点がある。
【0010】(2)請求項2の発明は、前記請求項1に
記載の電子制御装置であって、前記制御内容は、制御を
行うプログラム又は該プログラムを実行する際に使用す
るデータであることを特徴とする電子制御装置を要旨と
する。
記載の電子制御装置であって、前記制御内容は、制御を
行うプログラム又は該プログラムを実行する際に使用す
るデータであることを特徴とする電子制御装置を要旨と
する。
【0011】本発明は、書き換えられる対象である制御
内容を例示したものである。ここでは、例えば車両の制
御を行うプログラム、又はそのプログラムを実行する際
に用いられる各種のデータ(例えばマップにて表現され
る各種の数値データ)が挙げられる。
内容を例示したものである。ここでは、例えば車両の制
御を行うプログラム、又はそのプログラムを実行する際
に用いられる各種のデータ(例えばマップにて表現され
る各種の数値データ)が挙げられる。
【0012】つまり、プログラムを不正改造する場合だ
けでなく、不正改造により例えば制御に使用する数値デ
ータを変更した場合でも、制御の内容が変化するので、
ここでは、プログラムだけでなく各種の数値データも対
象とするのである。 (3)請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電子
制御装置であって、前記適正なキーの認証データを記憶
したメモリが、内容の書換えが可能な不揮発性メモリで
あることを特徴とする電子制御装置を要旨とする。
けでなく、不正改造により例えば制御に使用する数値デ
ータを変更した場合でも、制御の内容が変化するので、
ここでは、プログラムだけでなく各種の数値データも対
象とするのである。 (3)請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電子
制御装置であって、前記適正なキーの認証データを記憶
したメモリが、内容の書換えが可能な不揮発性メモリで
あることを特徴とする電子制御装置を要旨とする。
【0013】本発明では、適正なキーの認証データを記
憶したメモリを例示しており、ここでは、内容の書換え
が可能な不揮発性メモリが挙げられる。この不揮発性メ
モリとしては、EEPROM(特に一部のデータを選択
的に書換え可能なフラッシュROM)が挙げられるが、
認証データの書換えが可能で有れば、他の書換え可能な
ROMを用いることができる。
憶したメモリを例示しており、ここでは、内容の書換え
が可能な不揮発性メモリが挙げられる。この不揮発性メ
モリとしては、EEPROM(特に一部のデータを選択
的に書換え可能なフラッシュROM)が挙げられるが、
認証データの書換えが可能で有れば、他の書換え可能な
ROMを用いることができる。
【0014】これにより、例えば(盗難目的で)正しい
キーを手にいれたとしても、被害者からの通知により、
車両の例えばEEPROMからそのキーの認証データを
削除しておけば、プログラム書換えツール等を使用して
も、プログラム等を書き換えることができないという利
点がある。
キーを手にいれたとしても、被害者からの通知により、
車両の例えばEEPROMからそのキーの認証データを
削除しておけば、プログラム書換えツール等を使用して
も、プログラム等を書き換えることができないという利
点がある。
【0015】(4)請求項4の発明は、前記請求項1又
は2に記載の電子制御装置であって、前記適正なキーの
認証データを記憶したメモリが、内容の書換えが不能な
不揮発性メモリであることを特徴とする電子制御装置を
要旨とする。
は2に記載の電子制御装置であって、前記適正なキーの
認証データを記憶したメモリが、内容の書換えが不能な
不揮発性メモリであることを特徴とする電子制御装置を
要旨とする。
【0016】本発明では、適正なキーの認証データを記
憶したメモリを例示しており、ここでは、内容の書換え
が不能な不揮発性メモリ(いわゆるROM)が挙げられ
る。これにより、認証データの書換えができないが、キ
ーを無くさない限りは、認証データが書き換えられる恐
れがないという利点がある。
憶したメモリを例示しており、ここでは、内容の書換え
が不能な不揮発性メモリ(いわゆるROM)が挙げられ
る。これにより、認証データの書換えができないが、キ
ーを無くさない限りは、認証データが書き換えられる恐
れがないという利点がある。
【0017】(5)請求項5の発明は、前記請求項1〜
4のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記キー
に信号を送信し、該信号に応じて前記キーのトランスポ
ンダから送信された認証データを受信する構成を有する
ことを特徴とする電子制御装置を要旨とする。
4のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記キー
に信号を送信し、該信号に応じて前記キーのトランスポ
ンダから送信された認証データを受信する構成を有する
ことを特徴とする電子制御装置を要旨とする。
【0018】本発明は、キーの構成を例示している。こ
こでは、キーにトランスポンダを備えているので、例え
ば車両側から送信要求を出せば、キーの認証データを得
ることができる。 (6)請求項6の発明は、内容の書換えが可能な不揮発
性メモリ(例えばEEPROM)に、適正なプログラム
及びその認証データを記憶した電子制御装置であって、
外部装置(例えばプログラム書換えツール)から、書換
えする新たなプログラムの認証データを読み出す読出手
段と、該読出手段によって読み出された前記新たなプロ
グラムの認証データと、前記不揮発性メモリに記憶され
た適正なプログラムの認証データとを照合する照合手段
と、該照合手段によって前記両認証データが一致しない
と判断された場合には、前記プログラムの書換えを禁止
する書換禁止手段と、を備えたことを特徴とする電子制
御装置を要旨とする。
こでは、キーにトランスポンダを備えているので、例え
ば車両側から送信要求を出せば、キーの認証データを得
ることができる。 (6)請求項6の発明は、内容の書換えが可能な不揮発
性メモリ(例えばEEPROM)に、適正なプログラム
及びその認証データを記憶した電子制御装置であって、
外部装置(例えばプログラム書換えツール)から、書換
えする新たなプログラムの認証データを読み出す読出手
段と、該読出手段によって読み出された前記新たなプロ
グラムの認証データと、前記不揮発性メモリに記憶され
た適正なプログラムの認証データとを照合する照合手段
と、該照合手段によって前記両認証データが一致しない
と判断された場合には、前記プログラムの書換えを禁止
する書換禁止手段と、を備えたことを特徴とする電子制
御装置を要旨とする。
【0019】本発明では、外部装置から、書換えする新
たなプログラムの認証データを読み出し、この読み出さ
れた新たなプログラムの認証データと不揮発性メモリに
記憶された適正なプログラムの認証データとを照合す
る。そして、両認証データが一致しないと判断された場
合には、プログラムの書換えを禁止している。
たなプログラムの認証データを読み出し、この読み出さ
れた新たなプログラムの認証データと不揮発性メモリに
記憶された適正なプログラムの認証データとを照合す
る。そして、両認証データが一致しないと判断された場
合には、プログラムの書換えを禁止している。
【0020】そのため、プログラムの不正改造を好適に
防止することができる。尚、本発明は、前記請求項1の
発明であるキーの認証データの照合を行う発明とともに
実施すると、プログラムの不正改造の防止効果が高ま
り、例えば車両の盗難防止機能が向上し、一層好適であ
る。
防止することができる。尚、本発明は、前記請求項1の
発明であるキーの認証データの照合を行う発明とともに
実施すると、プログラムの不正改造の防止効果が高ま
り、例えば車両の盗難防止機能が向上し、一層好適であ
る。
【0021】(7)請求項7の発明は、前記請求項1〜
6のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記認証
データは、予め設定された識別コードであることを特徴
とする電子制御装置を要旨とする。
6のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記認証
データは、予め設定された識別コードであることを特徴
とする電子制御装置を要旨とする。
【0022】本発明は、認証データを例示したものであ
る。ここでは、例えばキーの認証データとしては、キー
認証コード(キーID)が挙げられるが、このキーID
としては、例えば任意のバイト(nバイト)の数値デー
タを使用できる。
る。ここでは、例えばキーの認証データとしては、キー
認証コード(キーID)が挙げられるが、このキーID
としては、例えば任意のバイト(nバイト)の数値デー
タを使用できる。
【0023】また、プログラムの認証データとしては、
プログラム認証コード(プログラムID)が挙げられる
が、このプログラムIDとしては、例えば車種、仕向
(輸出先種別)、プログラムのバージョン等の任意のバ
イト(mバイト)の数値データを使用できる。
プログラム認証コード(プログラムID)が挙げられる
が、このプログラムIDとしては、例えば車種、仕向
(輸出先種別)、プログラムのバージョン等の任意のバ
イト(mバイト)の数値データを使用できる。
【0024】(8)請求項8の発明は、前記請求項1〜
6のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記認証
データは、暗号型の関数データであることを特徴とする
電子制御装置を要旨とする。本発明は、認証データを例
示したものである。ここでは、例えばキーの認証データ
やプログラムの認証データとしては、暗号型の関数デー
タ(例えば数式)を使用できる。
6のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記認証
データは、暗号型の関数データであることを特徴とする
電子制御装置を要旨とする。本発明は、認証データを例
示したものである。ここでは、例えばキーの認証データ
やプログラムの認証データとしては、暗号型の関数デー
タ(例えば数式)を使用できる。
【0025】(9)請求項9の発明は、前記請求項1〜
8のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記書換
禁止手段は、所定のプログラムの手順を無限ループさせ
る手段であることを特徴とする電子制御装置を要旨とす
る。
8のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記書換
禁止手段は、所定のプログラムの手順を無限ループさせ
る手段であることを特徴とする電子制御装置を要旨とす
る。
【0026】本発明は、書込禁止手段を例示したもので
ある。例えばキーIDやプログラムIDが不一致な場合
には、プログラム等の書換えを禁止するが、例えば不正
なキーや不正な外部装置による操作があった場合には、
無限ループとすることにより、次の処理に進めなくなる
ので、実質的にプログラム等の書換えを禁止できるので
ある。
ある。例えばキーIDやプログラムIDが不一致な場合
には、プログラム等の書換えを禁止するが、例えば不正
なキーや不正な外部装置による操作があった場合には、
無限ループとすることにより、次の処理に進めなくなる
ので、実質的にプログラム等の書換えを禁止できるので
ある。
【0027】(10)請求項10の発明は、前記請求項
1〜8のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記
書換禁止手段は、前記電子制御装置の電源を落とす手段
であることを特徴とする電子制御装置を要旨とする。
1〜8のいずれかに記載の電子制御装置であって、前記
書換禁止手段は、前記電子制御装置の電源を落とす手段
であることを特徴とする電子制御装置を要旨とする。
【0028】本発明は、書込禁止手段を例示したもので
ある。例えばキーIDやプログラムIDが不一致な場合
には、プログラム等の書換えを禁止するが、例えば不正
なキーや不正な外部装置による操作があった場合には、
電子制御装置の電源を落とす(シャットオフ)すること
により、実質的にプログラム等の書換えを禁止できるの
である。
ある。例えばキーIDやプログラムIDが不一致な場合
には、プログラム等の書換えを禁止するが、例えば不正
なキーや不正な外部装置による操作があった場合には、
電子制御装置の電源を落とす(シャットオフ)すること
により、実質的にプログラム等の書換えを禁止できるの
である。
【0029】(11)請求項11の発明は、前記請求項
1〜10のいずれか記載の電子制御装置の機能を実現す
るための手段を記録したことを特徴とする記録媒体を要
旨とする。本発明は、電子制御装置の機能を実現するた
めの手段(例えばプログラム)を記録した記録媒体を示
している。
1〜10のいずれか記載の電子制御装置の機能を実現す
るための手段を記録したことを特徴とする記録媒体を要
旨とする。本発明は、電子制御装置の機能を実現するた
めの手段(例えばプログラム)を記録した記録媒体を示
している。
【0030】つまり、上述した様な電子制御装置をコン
ピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コンピ
ュータシステム側で起動するプログラムとして備えるこ
とができる。このようなプログラムの場合、例えば、フ
ロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハ
ードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロード
して起動することにより用いることができる。この他、
ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、こ
のROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシ
ステムに組み込んで用いても良い。
ピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コンピ
ュータシステム側で起動するプログラムとして備えるこ
とができる。このようなプログラムの場合、例えば、フ
ロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハ
ードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロード
して起動することにより用いることができる。この他、
ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、こ
のROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシ
ステムに組み込んで用いても良い。
【0031】尚、上述した発明において、認証データの
一致とは、認証データの完全一致だけでなく、ある定め
られた条件の範囲内で一致していれば、認証データが一
致していると見なすことができる。例えば、プログラム
の認証データの一種として、プログラムのバージョンを
使用する場合には、その電子制御装置側のプログラムの
バージョンより外部装置側のプログラムのバージョンが
高い場合には、認証データが一致しているとみなすよう
にしてもよい。
一致とは、認証データの完全一致だけでなく、ある定め
られた条件の範囲内で一致していれば、認証データが一
致していると見なすことができる。例えば、プログラム
の認証データの一種として、プログラムのバージョンを
使用する場合には、その電子制御装置側のプログラムの
バージョンより外部装置側のプログラムのバージョンが
高い場合には、認証データが一致しているとみなすよう
にしてもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電子制御装置及び
記録媒体の実施の形態の例(実施例)について、図面に
基づいて説明する。 (実施例1)本発明の電子制御装置は、優れた盗難防止
機能を有するものであり、車両のエンジン制御に用いら
れるエンジン制御装置に組み込まれているので、以下で
は、実施例としてエンジン制御装置を例に挙げて説明す
る。
記録媒体の実施の形態の例(実施例)について、図面に
基づいて説明する。 (実施例1)本発明の電子制御装置は、優れた盗難防止
機能を有するものであり、車両のエンジン制御に用いら
れるエンジン制御装置に組み込まれているので、以下で
は、実施例としてエンジン制御装置を例に挙げて説明す
る。
【0033】a)まず、本実施例のエンジン制御装置に
ついて説明する。図1は、自動車に搭載されて内燃機関
型エンジンの制御を行うエンジン制御装置2の全体構成
を示すブロック図である。図1に示すように、エンジン
制御装置(以下、ECUという)2は、エンジンの運転
状態を検出する様々なセンサ4からの信号を入力して波
形処理する入力回路6と、入力回路6からのセンサ信号
に基づきエンジンに対する最適制御量を演算し、その演
算結果に基づき制御信号を出力するマイコン8と、マイ
コン8からの制御信号を受けて、インジェクタ10a、
イグナイタ10b、燃料ポンプ10c等のアクチュエー
タ10を駆動する出力回路12と、マイコン8内のエン
ジン制御用のプログラム等を書き換える際に接続される
プログラム書換えツール14との間でデータ通信を行う
ための通信回路16とを備えている。
ついて説明する。図1は、自動車に搭載されて内燃機関
型エンジンの制御を行うエンジン制御装置2の全体構成
を示すブロック図である。図1に示すように、エンジン
制御装置(以下、ECUという)2は、エンジンの運転
状態を検出する様々なセンサ4からの信号を入力して波
形処理する入力回路6と、入力回路6からのセンサ信号
に基づきエンジンに対する最適制御量を演算し、その演
算結果に基づき制御信号を出力するマイコン8と、マイ
コン8からの制御信号を受けて、インジェクタ10a、
イグナイタ10b、燃料ポンプ10c等のアクチュエー
タ10を駆動する出力回路12と、マイコン8内のエン
ジン制御用のプログラム等を書き換える際に接続される
プログラム書換えツール14との間でデータ通信を行う
ための通信回路16とを備えている。
【0034】特に、本実施例では、キー18に記憶され
ている認証データを読み出すために、前記入力回路6に
は、アンプ回路20を介してアンテナ22が接続されて
いる。このキー18は、トランスポンダ18aを内蔵し
た電子キーであり、トランスポンダ18aは、認証デー
タとしてnバイトのキー識別コード(キーID)が書き
込まれた送受信機である。従って、このトランスポンダ
18aは、車両側から励起信号(例えば一定周波数のS
IN波)を受けると、そのエネルギーをコンデンサに蓄
え、それを電源として動作を行う。
ている認証データを読み出すために、前記入力回路6に
は、アンプ回路20を介してアンテナ22が接続されて
いる。このキー18は、トランスポンダ18aを内蔵し
た電子キーであり、トランスポンダ18aは、認証デー
タとしてnバイトのキー識別コード(キーID)が書き
込まれた送受信機である。従って、このトランスポンダ
18aは、車両側から励起信号(例えば一定周波数のS
IN波)を受けると、そのエネルギーをコンデンサに蓄
え、それを電源として動作を行う。
【0035】また、前記マイコン8には、プログラムに
従い動作するCPU24と、プログラム及びデータ等を
格納する(内容の書換え不能な不揮発性メモリの)RO
M26と、プログラム及びデータ等を格納する(内容の
書換え可能な不揮発性メモリの)EEPROM28と、
CPU24の演算結果等を一時格納するRAM30と、
前記入力回路6及び通信回路16等からの信号を受ける
と共に、出力回路12に制御信号を出力するI/O32
とが備えられている。
従い動作するCPU24と、プログラム及びデータ等を
格納する(内容の書換え不能な不揮発性メモリの)RO
M26と、プログラム及びデータ等を格納する(内容の
書換え可能な不揮発性メモリの)EEPROM28と、
CPU24の演算結果等を一時格納するRAM30と、
前記入力回路6及び通信回路16等からの信号を受ける
と共に、出力回路12に制御信号を出力するI/O32
とが備えられている。
【0036】特に、本実施例では、後に詳述する様に、
前記EEPROM28には、そのA領域28aに適正な
キーIDが記憶され、B領域にプログラムID及びプロ
グラムが記憶されている。尚、EEPROM28として
は、一旦書き込んだ内容を部分的に消去することがで
き、しかも再書き込み可能なフラッシュEEPROM
(通称、フラッシュROM又はフラッシュメモリ)が用
いられている。
前記EEPROM28には、そのA領域28aに適正な
キーIDが記憶され、B領域にプログラムID及びプロ
グラムが記憶されている。尚、EEPROM28として
は、一旦書き込んだ内容を部分的に消去することがで
き、しかも再書き込み可能なフラッシュEEPROM
(通称、フラッシュROM又はフラッシュメモリ)が用
いられている。
【0037】一方、外部装置としてのプログラム書換え
ツール14は、ECU2側の前記EEPROM28に格
納されたプログラム(必要に応じてデータも)を書き換
えるために、ECU2側のマイコン8とシリアル通信を
行うマイコン14aと、マイコン14aにより制御され
て、ECU2側のマイコン8へEEPROM28の書き
換え時に必要な高電圧(本実施例では12V)を供給す
る12V電源回路14bとを備えている。
ツール14は、ECU2側の前記EEPROM28に格
納されたプログラム(必要に応じてデータも)を書き換
えるために、ECU2側のマイコン8とシリアル通信を
行うマイコン14aと、マイコン14aにより制御され
て、ECU2側のマイコン8へEEPROM28の書き
換え時に必要な高電圧(本実施例では12V)を供給す
る12V電源回路14bとを備えている。
【0038】そして、ECU2とプログラム書換えツー
ル14との接続は、接続用コネクタ34を介して互いの
通信ライン36,電源供給ライン38,及びモード判定
用信号ライン40が夫々接続されることにより行われ
る。これにより、接続用コネクタ34が嵌合されると、
通信ライン36を介して、プログラム書換えツール14
側のマイコン14aとECU2側のマイコン8との間に
おけるシリアル通信が可能となり、また、電源供給ライ
ン38を介して、プログラム書換えツール14側の12
V電源回路14bからECU2側のマイコン8へEEP
ROM28の書き換えに必要な電圧(12V)が供給さ
れる。
ル14との接続は、接続用コネクタ34を介して互いの
通信ライン36,電源供給ライン38,及びモード判定
用信号ライン40が夫々接続されることにより行われ
る。これにより、接続用コネクタ34が嵌合されると、
通信ライン36を介して、プログラム書換えツール14
側のマイコン14aとECU2側のマイコン8との間に
おけるシリアル通信が可能となり、また、電源供給ライ
ン38を介して、プログラム書換えツール14側の12
V電源回路14bからECU2側のマイコン8へEEP
ROM28の書き換えに必要な電圧(12V)が供給さ
れる。
【0039】更に、モード判定用信号ライン40は、E
CU2側で抵抗器Rにより5Vにプルアップされている
と共に、プログラム書換えツール14側で接地電位(0
V)に接続されているため、接続用コネクタ34が嵌合
されると、ECU2側においてはモード判定用信号ライ
ン40がハイレベル(5V)からロウレベル(0V)に
変化することとなり、マイコン8は、モード判定用信号
ライン40がロウレベルであれば、当該ECU2にプロ
グラム書換えツール14が接続されたと判定する。
CU2側で抵抗器Rにより5Vにプルアップされている
と共に、プログラム書換えツール14側で接地電位(0
V)に接続されているため、接続用コネクタ34が嵌合
されると、ECU2側においてはモード判定用信号ライ
ン40がハイレベル(5V)からロウレベル(0V)に
変化することとなり、マイコン8は、モード判定用信号
ライン40がロウレベルであれば、当該ECU2にプロ
グラム書換えツール14が接続されたと判定する。
【0040】b)次に、前記EEPROM28、ROM
26及びRAM30のメモリ領域の内容について、図2
を用いて説明する。図2に示すように、書換え可能なE
EPROM28は、その記憶領域(格納エリア)とし
て、前記A領域28a及びB領域28bを備えている。
26及びRAM30のメモリ領域の内容について、図2
を用いて説明する。図2に示すように、書換え可能なE
EPROM28は、その記憶領域(格納エリア)とし
て、前記A領域28a及びB領域28bを備えている。
【0041】このうち、A領域28aには、適正なキー
IDであるnバイトのキー識別コード(例えば8バイト
からなるコード)が記憶されている。一方、B領域28
bには、エンジン制御用のプログラム及びデータが記憶
されており、特に、プログラムの直前の領域(アドレ
ス)には、当該プログラムを示すプログラムIDである
mバイトのプログラム識別コード(例えば4バイトから
なるコード)が記憶されている。
IDであるnバイトのキー識別コード(例えば8バイト
からなるコード)が記憶されている。一方、B領域28
bには、エンジン制御用のプログラム及びデータが記憶
されており、特に、プログラムの直前の領域(アドレ
ス)には、当該プログラムを示すプログラムIDである
mバイトのプログラム識別コード(例えば4バイトから
なるコード)が記憶されている。
【0042】尚、前記キーIDにより、使用されるキー
18が正しいキー18であるかを識別でき、プログラム
IDにより、車種、仕向け、プログラムバージョンなど
から正しいプログラムであるかを識別できる。また、内
容の書き換え不能なROM26には、リセット直後に実
行されるブートプログラムを格納するためのブートプロ
グラム格納エリア26aが設けられており、その格納エ
リア26aには、該当するブートプログラムが格納され
ている。
18が正しいキー18であるかを識別でき、プログラム
IDにより、車種、仕向け、プログラムバージョンなど
から正しいプログラムであるかを識別できる。また、内
容の書き換え不能なROM26には、リセット直後に実
行されるブートプログラムを格納するためのブートプロ
グラム格納エリア26aが設けられており、その格納エ
リア26aには、該当するブートプログラムが格納され
ている。
【0043】更に、RAM30には、EEPROM書換
制御プログラム格納エリア30aと、演算用ワーク領域
30bとが設けられており、EEPROM書換制御プロ
グラム格納エリア30aには、後述するようにプログラ
ム書換えツール14から送信されて来るEEPROM書
換制御プログラムが格納され、演算用ワーク領域30b
は、そのEEPROM書換制御プログラムが実行される
際に、演算作業のために使用される。
制御プログラム格納エリア30aと、演算用ワーク領域
30bとが設けられており、EEPROM書換制御プロ
グラム格納エリア30aには、後述するようにプログラ
ム書換えツール14から送信されて来るEEPROM書
換制御プログラムが格納され、演算用ワーク領域30b
は、そのEEPROM書換制御プログラムが実行される
際に、演算作業のために使用される。
【0044】尚、本実施例において、EEPROM2
8、ROM26及びRAM30には、アドレス1番地当
りに8ビットの内容が格納される。従って、A領域28
a及びB領域28bは、アドレスが$0000番地から
$FFFF番地までの64Kバイトに設定されている。
8、ROM26及びRAM30には、アドレス1番地当
りに8ビットの内容が格納される。従って、A領域28
a及びB領域28bは、アドレスが$0000番地から
$FFFF番地までの64Kバイトに設定されている。
【0045】このように構成されたECU2において
は、マイコン8は、リセット直後に、図2に示す如くリ
セットスタートアドレスとして設定されているブートプ
ログラムを起動し、プログラム書換えツール14が接続
されていない通常時には、そのブートプログラムにてエ
ンジン制御プログラムをコールして、エンジンの制御を
行っている。
は、マイコン8は、リセット直後に、図2に示す如くリ
セットスタートアドレスとして設定されているブートプ
ログラムを起動し、プログラム書換えツール14が接続
されていない通常時には、そのブートプログラムにてエ
ンジン制御プログラムをコールして、エンジンの制御を
行っている。
【0046】また、マイコン8は、ブートプログラムを
起動した際に、プログラム書換えツール14が接続され
ていると判定すると、プログラム書換えツール14から
通信ライン28を介して送信されるEEPROM書換制
御プログラムを、RAM30上のEEPROM書換制御
プログラム格納エリア30aに格納し、そのEEPRO
M書換制御プログラムを起動することにより、EEPR
OM28に格納されていたプログラムID及びプログラ
ムを、その後プログラム書換えツール14から送られる
新たなプログラムID及びプログラムに置き換える。
起動した際に、プログラム書換えツール14が接続され
ていると判定すると、プログラム書換えツール14から
通信ライン28を介して送信されるEEPROM書換制
御プログラムを、RAM30上のEEPROM書換制御
プログラム格納エリア30aに格納し、そのEEPRO
M書換制御プログラムを起動することにより、EEPR
OM28に格納されていたプログラムID及びプログラ
ムを、その後プログラム書換えツール14から送られる
新たなプログラムID及びプログラムに置き換える。
【0047】c)そこで、このマイコン8にて実行され
る処理について、図3及び図4を用いて、更に詳細に説
明する。尚、図3はマイコン8にて実行される処理の全
体を説明するフローチャートであり、図4はキーID及
びプログラムIDを照合する書換え判定処理を示すフロ
ーチャートであり、図5はEEPROM書換処理を表す
フローチャートである。
る処理について、図3及び図4を用いて、更に詳細に説
明する。尚、図3はマイコン8にて実行される処理の全
体を説明するフローチャートであり、図4はキーID及
びプログラムIDを照合する書換え判定処理を示すフロ
ーチャートであり、図5はEEPROM書換処理を表す
フローチャートである。
【0048】図3に示すように、ECU2に電源が投入
されてマイコン8がリセット状態から動作を開始する
と、最初に、書換え不能なROM26内のブートプログ
ラムが起動する。そして、まず、ステップ(以下、単に
Sと記す)100にて、モード判定用信号ライン40が
ロウレベルであるか否かを判定し、ロウレベルでなけれ
ばプログラム書換えツール14が接続されていないと判
断して、S110に進む。
されてマイコン8がリセット状態から動作を開始する
と、最初に、書換え不能なROM26内のブートプログ
ラムが起動する。そして、まず、ステップ(以下、単に
Sと記す)100にて、モード判定用信号ライン40が
ロウレベルであるか否かを判定し、ロウレベルでなけれ
ばプログラム書換えツール14が接続されていないと判
断して、S110に進む。
【0049】S110では、エンジン制御プログラムへ
ジャンプし、このS110の実行により、EEPROM
28内のエンジン制御プログラムが起動され、S120
に進む。S120では、使用されたキー18のキー識別
コードであるキーIDを読み出す処理を行う。
ジャンプし、このS110の実行により、EEPROM
28内のエンジン制御プログラムが起動され、S120
に進む。S120では、使用されたキー18のキー識別
コードであるキーIDを読み出す処理を行う。
【0050】具体的には、マイコン8のCPU24から
アンプ回路20に励起信号を出力し、アンテナ22より
キー18のトランスポンダ18aに励起信号を送信させ
る。CPU24は、一定時間(例えば50ms)経過
後、励起停止信号をアンプ回路20に出力し、アンテナ
22からの励起信号を停止させる。この一定時間の励起
信号の送出により、トランスポンダ18aは動作可能と
なる。その後、CPU24は、トランスポンダ18aに
対してアンテナ22から質問信号を送信する。トランス
ポンダ18aは、その質問信号に応じて、キー18の識
別コード(キーID)を示す信号(識別コード信号)
を、アンテナ22を介してCPU24に送信する。これ
らの処理により、マイコン8はキーIDを読み出すこと
ができる。
アンプ回路20に励起信号を出力し、アンテナ22より
キー18のトランスポンダ18aに励起信号を送信させ
る。CPU24は、一定時間(例えば50ms)経過
後、励起停止信号をアンプ回路20に出力し、アンテナ
22からの励起信号を停止させる。この一定時間の励起
信号の送出により、トランスポンダ18aは動作可能と
なる。その後、CPU24は、トランスポンダ18aに
対してアンテナ22から質問信号を送信する。トランス
ポンダ18aは、その質問信号に応じて、キー18の識
別コード(キーID)を示す信号(識別コード信号)
を、アンテナ22を介してCPU24に送信する。これ
らの処理により、マイコン8はキーIDを読み出すこと
ができる。
【0051】続くS130では、読み込んだキーID
が、EEPROM28に記憶されているキーIDと一致
するか否かを、キーIDを示す全バイト(図2参照)の
数値が一致するか否かによって確認する。具体的には、
nバイトのキーIDの1バイト目から1バイトづつデー
タを比較し、nバイトまで一致していれば、照合OK
(可)とし、逆に、不一致となった時点で、照合NG
(不可)とする。
が、EEPROM28に記憶されているキーIDと一致
するか否かを、キーIDを示す全バイト(図2参照)の
数値が一致するか否かによって確認する。具体的には、
nバイトのキーIDの1バイト目から1バイトづつデー
タを比較し、nバイトまで一致していれば、照合OK
(可)とし、逆に、不一致となった時点で、照合NG
(不可)とする。
【0052】ここで、全てのバイトの数値が一致した場
合には、使用されたキー18が適正であると判定してス
テップ140に進み、そうでなければ、使用されたキー
18が不正なものとして、ステップ150に進む。S1
40では、キー18が適正であるので、通常のエンジン
制御処理を行う。
合には、使用されたキー18が適正であると判定してス
テップ140に進み、そうでなければ、使用されたキー
18が不正なものとして、ステップ150に進む。S1
40では、キー18が適正であるので、通常のエンジン
制御処理を行う。
【0053】例えば、入力回路6からの各種センサ信号
とEEPROM28内のエンジン制御データとに基づ
き、エンジンに対する最適な燃料噴射量や点火時期等を
演算し、その演算結果に応じて、インジェクタ10a、
イグナイタ10b、燃料ポンプ10c等のアクチュエー
タ10を駆動するための制御信号を出力する。これによ
り、エンジンの運転が可能になる。
とEEPROM28内のエンジン制御データとに基づ
き、エンジンに対する最適な燃料噴射量や点火時期等を
演算し、その演算結果に応じて、インジェクタ10a、
イグナイタ10b、燃料ポンプ10c等のアクチュエー
タ10を駆動するための制御信号を出力する。これによ
り、エンジンの運転が可能になる。
【0054】一方、S150では、キー18が適正では
ないので、エンジン制御を禁止する作動禁止処理を行
い、一旦本処理を終了する。例えば、インジェクタ10
aの作動を禁止して燃料噴射を行わないようにしたり、
イグナイタ10bの作動を禁止して点火を行わない等の
作動禁止処理を行う。これにより、エンジンの運転が不
可能になる。また、無限ループさせ、次の処理へ進まな
いようにしても良い。
ないので、エンジン制御を禁止する作動禁止処理を行
い、一旦本処理を終了する。例えば、インジェクタ10
aの作動を禁止して燃料噴射を行わないようにしたり、
イグナイタ10bの作動を禁止して点火を行わない等の
作動禁止処理を行う。これにより、エンジンの運転が不
可能になる。また、無限ループさせ、次の処理へ進まな
いようにしても良い。
【0055】また、ブートプログラムにおいて、前記S
100にて、モード判定用信号ライン40がロウレベル
であると判定した場合には、プログラム書換えツール1
4が接続されていると判断して、本実施例の要部である
S160に移行する。S160では、IDを照合する書
換え判別処理を行う。即ち、読み込んだキーIDとEE
PROM28に記憶されているキーIDとが一致するか
否か、及び、EEPROM28に記憶されているプログ
ラムIDとプログラム書換えツール14に記憶されてい
るプログラムIDとが一致するか否かの処理を行う。
100にて、モード判定用信号ライン40がロウレベル
であると判定した場合には、プログラム書換えツール1
4が接続されていると判断して、本実施例の要部である
S160に移行する。S160では、IDを照合する書
換え判別処理を行う。即ち、読み込んだキーIDとEE
PROM28に記憶されているキーIDとが一致するか
否か、及び、EEPROM28に記憶されているプログ
ラムIDとプログラム書換えツール14に記憶されてい
るプログラムIDとが一致するか否かの処理を行う。
【0056】以下、このS160の書換え判別処理につ
いて、詳しく説明する。図4に示す様に、S200で
は、前記S120と同様にして、使用されたキー18の
キーIDを読み出す処理を行う。続くS210では、E
EPROM28に記憶されている適正なキーIDを読み
出す処理を行う。
いて、詳しく説明する。図4に示す様に、S200で
は、前記S120と同様にして、使用されたキー18の
キーIDを読み出す処理を行う。続くS210では、E
EPROM28に記憶されている適正なキーIDを読み
出す処理を行う。
【0057】続くS220では、使用されたキー18の
キーIDとEEPROM28に記憶されている適正なキ
ーIDとが一致するか否かを判定する。ここで、キーI
Dが一致したと判断すると、即ち、使用されたキー18
が適正なものであると判断するとS230に進む。一
方、キーIDが一致しないと判断すると、即ち、使用さ
れたキー18が適正なものでないと判断するとS270
に進む。
キーIDとEEPROM28に記憶されている適正なキ
ーIDとが一致するか否かを判定する。ここで、キーI
Dが一致したと判断すると、即ち、使用されたキー18
が適正なものであると判断するとS230に進む。一
方、キーIDが一致しないと判断すると、即ち、使用さ
れたキー18が適正なものでないと判断するとS270
に進む。
【0058】S270では、キー18が適正なものでな
いので、正しい操作がなされていないことを示すため
に、適正フラグを「0」にセットし、一旦本処理を終了
する。尚、適正フラグの初期値は「0」にセットされて
いる。一方、S230では、既にキー18が適正である
ことが確認されているので、ここでは、プログラム書換
えツール14に記憶されているプログラムIDを読み出
す処理を行う。
いので、正しい操作がなされていないことを示すため
に、適正フラグを「0」にセットし、一旦本処理を終了
する。尚、適正フラグの初期値は「0」にセットされて
いる。一方、S230では、既にキー18が適正である
ことが確認されているので、ここでは、プログラム書換
えツール14に記憶されているプログラムIDを読み出
す処理を行う。
【0059】続くS240では、マイコン8側のEEP
ROM28に記憶されているプログラムIDを読み出す
処理を行う。続くS250では、プログラム書換えツー
ル14側のプログラムIDとマイコン8側のプログラム
IDとが一致するか否かを判定する。
ROM28に記憶されているプログラムIDを読み出す
処理を行う。続くS250では、プログラム書換えツー
ル14側のプログラムIDとマイコン8側のプログラム
IDとが一致するか否かを判定する。
【0060】ここで、プログラムIDの一致の判定手法
について述べる。車種と仕向について1バイトづつ比較
し、全て一致していれば照合OK(可)とし、1バイト
でも不一致であれば照合NG(不可)とする。また、バ
ージョンに関しては、バージョンが同じかそれ以上であ
れば照合OKとし、それ未満であれば照合NGとする。
よって、全ての照合OKの場合には、プログラムIDが
一致していると見なすのである。
について述べる。車種と仕向について1バイトづつ比較
し、全て一致していれば照合OK(可)とし、1バイト
でも不一致であれば照合NG(不可)とする。また、バ
ージョンに関しては、バージョンが同じかそれ以上であ
れば照合OKとし、それ未満であれば照合NGとする。
よって、全ての照合OKの場合には、プログラムIDが
一致していると見なすのである。
【0061】そして、このS250にて、プログラムI
Dが一致したと判断されると、即ち、プログラム書換え
ツール14側のプログラムが適正なものであると判断さ
れるとS260に進む。一方、プログラムIDが一致し
ないと判断されると、即ち、プログラム書換えツール1
4側のプログラムが適正なものでないと判断されると前
記S270に進む。
Dが一致したと判断されると、即ち、プログラム書換え
ツール14側のプログラムが適正なものであると判断さ
れるとS260に進む。一方、プログラムIDが一致し
ないと判断されると、即ち、プログラム書換えツール1
4側のプログラムが適正なものでないと判断されると前
記S270に進む。
【0062】このS270では、プログラム書換えツー
ル14側のプログラムが適正なものでないので、正しい
操作がなされていないことを示すために、適正フラグを
「0」にセットし、一旦本処理を終了する。一方、S2
60では、プログラム書換えツール14側のプログラム
が適正なものであるので、正しい操作がなされているこ
とを示すために、適正フラグを「1」にセットし、一旦
本処理を終了する。
ル14側のプログラムが適正なものでないので、正しい
操作がなされていないことを示すために、適正フラグを
「0」にセットし、一旦本処理を終了する。一方、S2
60では、プログラム書換えツール14側のプログラム
が適正なものであるので、正しい操作がなされているこ
とを示すために、適正フラグを「1」にセットし、一旦
本処理を終了する。
【0063】従って、この適正フラグが「1」にセット
されているときには、前記S220,S250にて肯定
判断されて、キーID及びプログラムIDが共に適正で
あることが確定している。図3に戻り、そのS165で
は、適正フラグが「1」にセットされているか否かによ
って、適正なキー18が使用され且つ正しいプログラム
であるか否かを判定する。即ち適正な操作がなされてい
るか否かを判定する。
されているときには、前記S220,S250にて肯定
判断されて、キーID及びプログラムIDが共に適正で
あることが確定している。図3に戻り、そのS165で
は、適正フラグが「1」にセットされているか否かによ
って、適正なキー18が使用され且つ正しいプログラム
であるか否かを判定する。即ち適正な操作がなされてい
るか否かを判定する。
【0064】ここで、適正であると判断されるとS17
0に進む。一方、適正でないと判断されると、前記S1
00に戻って、同様な処理を繰り返し、プログラムの書
換えができないようにするために、無限ループさせるよ
うにする。S170では、プログラムの書換えが許可さ
れているので、プログラム書換えツール14からのEE
PROM書換制御プログラムを、マイコン8のRAM3
0上へダウンロードする。
0に進む。一方、適正でないと判断されると、前記S1
00に戻って、同様な処理を繰り返し、プログラムの書
換えができないようにするために、無限ループさせるよ
うにする。S170では、プログラムの書換えが許可さ
れているので、プログラム書換えツール14からのEE
PROM書換制御プログラムを、マイコン8のRAM3
0上へダウンロードする。
【0065】即ち、プログラム書換えツール14は、所
定の操作が行われると、図示されない記憶媒体からEE
PROM書換制御プログラムを読み出して、そのプログ
ラムを通信ライン36を介してECU2へ送信するよう
に構成されている。そこで、マイコン8は、S170の
処理により、プログラム書換えツール14からのEEP
ROM書換制御プログラムを受信して、RAM30上の
EEPROM書換制御プログラム格納エリアに格納する
のである。
定の操作が行われると、図示されない記憶媒体からEE
PROM書換制御プログラムを読み出して、そのプログ
ラムを通信ライン36を介してECU2へ送信するよう
に構成されている。そこで、マイコン8は、S170の
処理により、プログラム書換えツール14からのEEP
ROM書換制御プログラムを受信して、RAM30上の
EEPROM書換制御プログラム格納エリアに格納する
のである。
【0066】そして、S170の処理により、EEPR
OM書換制御プログラムのRAM30上へのダウンロー
ドが終了すると、S180に進んで、RAM30上のE
EPROM書換制御プログラム格納エリアの処理開始ア
ドレスにジャンプする。そして、このS180の実行に
より、EEPROM書換制御プログラムが起動され、そ
の後は、S190に示すように、EEPROM28の内
容をプログラム書換えツール14から送られて来る新た
なプログラム及びデータに置き換えるためのEEPRO
M書換処理が実行される。
OM書換制御プログラムのRAM30上へのダウンロー
ドが終了すると、S180に進んで、RAM30上のE
EPROM書換制御プログラム格納エリアの処理開始ア
ドレスにジャンプする。そして、このS180の実行に
より、EEPROM書換制御プログラムが起動され、そ
の後は、S190に示すように、EEPROM28の内
容をプログラム書換えツール14から送られて来る新た
なプログラム及びデータに置き換えるためのEEPRO
M書換処理が実行される。
【0067】次に、図4に基づいて、このS190にお
けるEEPROM書換処理を、更に詳細に説明する。ま
ずS310にて、プログラム書換えツール14からの消
去コマンドを受信したか否かを判定する。
けるEEPROM書換処理を、更に詳細に説明する。ま
ずS310にて、プログラム書換えツール14からの消
去コマンドを受信したか否かを判定する。
【0068】そして、S310で消去コマンドを受信し
たと判定すると、S315に進んで、消去アドレス、即
ち、EEPROM28において消去すべきプログラムI
D及びプログラのアドレスを受信する。次に、S320
に進んで、EEPROM28に格納された内容のうち、
該当するアドレスの内容、即ちプログラムID及びプロ
グラムを消去し、S310に戻る。
たと判定すると、S315に進んで、消去アドレス、即
ち、EEPROM28において消去すべきプログラムI
D及びプログラのアドレスを受信する。次に、S320
に進んで、EEPROM28に格納された内容のうち、
該当するアドレスの内容、即ちプログラムID及びプロ
グラムを消去し、S310に戻る。
【0069】次に、S310で消去コマンドを受信して
いないと判定すると、S330に移行して、プログラム
書換えツール14からの書込コマンドを受信したか否か
を判定し、書込コマンドを受信していないと判定した場
合には、S310に戻るが、書込コマンドを受信したと
判定した場合には、S340に進む。
いないと判定すると、S330に移行して、プログラム
書換えツール14からの書込コマンドを受信したか否か
を判定し、書込コマンドを受信していないと判定した場
合には、S310に戻るが、書込コマンドを受信したと
判定した場合には、S340に進む。
【0070】S340では、プログラム書換えツール1
4から上記書込コマンドの後に送信されて来る書込内容
(即ち新たなプログラムとプログラムID)と、それに
対応する書込アドレスとを受信する。続くS350に
て、受信した書込内容を、それに対応する書込アドレス
が表すEEPROM28上のアドレスへ書き込む。
4から上記書込コマンドの後に送信されて来る書込内容
(即ち新たなプログラムとプログラムID)と、それに
対応する書込アドレスとを受信する。続くS350に
て、受信した書込内容を、それに対応する書込アドレス
が表すEEPROM28上のアドレスへ書き込む。
【0071】そして、続くS360にて、全ての内容の
書き込みが完了したか否かを判定し、全内容の書き込み
が未だ完了していない場合には、S340,S350の
処理を繰り返して、次の書込内容の書き込みを実行し、
全内容の書き込みが完了したと判定した場合には、S3
70に進む。
書き込みが完了したか否かを判定し、全内容の書き込み
が未だ完了していない場合には、S340,S350の
処理を繰り返して、次の書込内容の書き込みを実行し、
全内容の書き込みが完了したと判定した場合には、S3
70に進む。
【0072】そして、S380にて、通信ライン36を
介してプログラム書換えツール14に書換完了信号(終
了コマンド)を出力してからS310へ戻る。一方、プ
ログラム書換えツール14は、ECU2側からの書換完
了信号を受信すると、所定のディスプレイ(図示省略)
に書換完了のメッセージを表示して、作業者にプログラ
ム及びプログラムIDの書き換えが完了したことを報知
する。
介してプログラム書換えツール14に書換完了信号(終
了コマンド)を出力してからS310へ戻る。一方、プ
ログラム書換えツール14は、ECU2側からの書換完
了信号を受信すると、所定のディスプレイ(図示省略)
に書換完了のメッセージを表示して、作業者にプログラ
ム及びプログラムIDの書き換えが完了したことを報知
する。
【0073】d)本実施例では、上述した構成により、
下記の効果を奏する。本実施例では、操作されるキー1
8に記憶されているキーIDとEEPROM28に記憶
されている適正なキーIDとを比較し、それらが一致し
ない場合には、適正な操作がなされていなとして、処理
を無限ループとすることにより、プログラムの書換えを
禁止している。
下記の効果を奏する。本実施例では、操作されるキー1
8に記憶されているキーIDとEEPROM28に記憶
されている適正なキーIDとを比較し、それらが一致し
ない場合には、適正な操作がなされていなとして、処理
を無限ループとすることにより、プログラムの書換えを
禁止している。
【0074】これにより、不正なキー18を用いる場合
には、プログラムの書換えができないので、盗難防止機
能が高くなる。また、適正なキー18を用いる場合に
は、市場でのプログラムの更新(アップデート)が可能
であるので、ECU2を交換することなく、プログラム
の不具合を改修できるという利点がある。
には、プログラムの書換えができないので、盗難防止機
能が高くなる。また、適正なキー18を用いる場合に
は、市場でのプログラムの更新(アップデート)が可能
であるので、ECU2を交換することなく、プログラム
の不具合を改修できるという利点がある。
【0075】更に、本実施例では、操作されるキーID
とEEPROM28に記憶されている適正なキーIDと
の照合だけでなく、EEPROM28に記憶されている
プログラムIDとプログラム書換えツール14に記憶さ
れているプログラムIDとを比較し、それらが一致しな
い場合にも、適正な操作がなされていなとして、同様に
処理を無限ループとすることにより、プログラムの書換
えを禁止している。これにより、一層盗難防止機能が高
まるという効果がある。
とEEPROM28に記憶されている適正なキーIDと
の照合だけでなく、EEPROM28に記憶されている
プログラムIDとプログラム書換えツール14に記憶さ
れているプログラムIDとを比較し、それらが一致しな
い場合にも、適正な操作がなされていなとして、同様に
処理を無限ループとすることにより、プログラムの書換
えを禁止している。これにより、一層盗難防止機能が高
まるという効果がある。
【0076】その上、本実施例では、適正なキーIDが
EEPROM28に記憶されており、書換え可能である
ので、例えば(盗難目的で)正しいキー18を手にいれ
たとしても、被害者からの通知により、車両のEEPR
OM28からそのキーIDを削除しておけば、プログラ
ム書換えツール14を使用しても、プログラムを書き換
えることができないという利点がある。
EEPROM28に記憶されており、書換え可能である
ので、例えば(盗難目的で)正しいキー18を手にいれ
たとしても、被害者からの通知により、車両のEEPR
OM28からそのキーIDを削除しておけば、プログラ
ム書換えツール14を使用しても、プログラムを書き換
えることができないという利点がある。
【0077】尚、実施例のS200の処理が読出手段
(請求項1)に相当し、S220の処理が照合手段(請
求項1)に相当し、S270、S165から無限ループ
とする処理が書換禁止手段(請求項1)に相当し、S2
30の処理が読出手段(請求項5)に相当し、S250
の処理が照合手段(請求項5)に相当し、S270、S
165から無限ループとする処理が書換禁止手段(請求
項5)に相当する。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。尚、図面の番
号は同じものを用いる。
(請求項1)に相当し、S220の処理が照合手段(請
求項1)に相当し、S270、S165から無限ループ
とする処理が書換禁止手段(請求項1)に相当し、S2
30の処理が読出手段(請求項5)に相当し、S250
の処理が照合手段(請求項5)に相当し、S270、S
165から無限ループとする処理が書換禁止手段(請求
項5)に相当する。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。尚、図面の番
号は同じものを用いる。
【0078】前記実施例1では、認証データとしてキー
識別コード(キーID)を使用したが、本実施例では、
認証データとして暗号型の関数データを用いる。従っ
て、本実施例のキー18に備えられたトランスポンダ1
8aは、認証データとして、関数データ(Ft(X))
が書き込まれた暗号型のトランスポンダ18aである。
識別コード(キーID)を使用したが、本実施例では、
認証データとして暗号型の関数データを用いる。従っ
て、本実施例のキー18に備えられたトランスポンダ1
8aは、認証データとして、関数データ(Ft(X))
が書き込まれた暗号型のトランスポンダ18aである。
【0079】一方、車両のECU2側のEEPROM2
8には、トランスポンダに記憶された関数データと同じ
関数データ(Fe(X))が記憶されている。そして、
ECU2とトランスポンダ18a間の通信及び関数デー
タの照合は、以下の様にして行う。
8には、トランスポンダに記憶された関数データと同じ
関数データ(Fe(X))が記憶されている。そして、
ECU2とトランスポンダ18a間の通信及び関数デー
タの照合は、以下の様にして行う。
【0080】CPU24はアンテナ22より励起信号を
送信させ、トランスポンダ18aを動作可能とする。そ
の後、CPU24は、質問データをアンプ回路20に出
力する。アンプ回路20は、CPU24からの「1」,
「0」の信号群のデータを周波数に変換し(例えば1を
周波数Bとし、0を周波数Cとする)、アンテナ22よ
りトランスポンダ18aに送信する。
送信させ、トランスポンダ18aを動作可能とする。そ
の後、CPU24は、質問データをアンプ回路20に出
力する。アンプ回路20は、CPU24からの「1」,
「0」の信号群のデータを周波数に変換し(例えば1を
周波数Bとし、0を周波数Cとする)、アンテナ22よ
りトランスポンダ18aに送信する。
【0081】トランスポンダ18aは、関数データFt
(X)を用い、質問データXと関数データFt(X)よ
り解答データYtを計算し、周波数BやCのデータ群と
してアンテナ22へ送信する。アンプ回路20はアンテ
ナ22にて受信した周波数データを、「1」,「0」の
データ群に変換して、CPU24に出力する。
(X)を用い、質問データXと関数データFt(X)よ
り解答データYtを計算し、周波数BやCのデータ群と
してアンテナ22へ送信する。アンプ回路20はアンテ
ナ22にて受信した周波数データを、「1」,「0」の
データ群に変換して、CPU24に出力する。
【0082】尚、関数データFt(X)としては、Ft
(X)=(X2+2)/5+X/2+(X−1)/2+
…といった四則演算等を用いることができる。また、C
PU24は、トランスポンダ18aへ送信した質問デー
タXとEEPROM28に記憶している関数データFe
(X)により、解答データYeを求めている。
(X)=(X2+2)/5+X/2+(X−1)/2+
…といった四則演算等を用いることができる。また、C
PU24は、トランスポンダ18aへ送信した質問デー
タXとEEPROM28に記憶している関数データFe
(X)により、解答データYeを求めている。
【0083】そして、CPU24は、2つの解答データ
YtとYeを比較し、それらが一致していれば、使用さ
れたキー18が適正であると判断する。これにより、前
記実施例1と同様な効果を奏するが、本実施例では、暗
号型の関数データを使用するので、一層盗難防止機能が
高いという利点がある。
YtとYeを比較し、それらが一致していれば、使用さ
れたキー18が適正であると判断する。これにより、前
記実施例1と同様な効果を奏するが、本実施例では、暗
号型の関数データを使用するので、一層盗難防止機能が
高いという利点がある。
【0084】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々
の態様で実施しうることはいうまでもない。 (1)例えば適正なキーIDを、EEPROMではな
く、ROMに記憶してもよい。この場合は、キーIDの
変更が不可能であるので、(キーが盗難に合わない限り
は)安全性が高いという利点がある。
るものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々
の態様で実施しうることはいうまでもない。 (1)例えば適正なキーIDを、EEPROMではな
く、ROMに記憶してもよい。この場合は、キーIDの
変更が不可能であるので、(キーが盗難に合わない限り
は)安全性が高いという利点がある。
【0085】(2)前記実施例では、キーID及びプロ
グラムIDの両方が一致しない場合にはプラグラムの書
換えを禁止したが、キーIDの一致やプログラムIDの
一致のどちらか一方のみチェックする構成でも、プログ
ラムの不正改造の防止の効果が得られる。
グラムIDの両方が一致しない場合にはプラグラムの書
換えを禁止したが、キーIDの一致やプログラムIDの
一致のどちらか一方のみチェックする構成でも、プログ
ラムの不正改造の防止の効果が得られる。
【0086】(3)前記実施例では、EEPROMに、
キーID、プログラム及びプログラムIDを記憶した
が、異なるEEPROMを用いて、一方にキーIDを記
憶し、他方にプログラム及びプログラムIDを記憶して
もよい。 (4)前記実施例では、内容の書換え可能なROMとし
て、EEPROMを使用したが、他の内容の書換え可能
なROMを使用してもよい。
キーID、プログラム及びプログラムIDを記憶した
が、異なるEEPROMを用いて、一方にキーIDを記
憶し、他方にプログラム及びプログラムIDを記憶して
もよい。 (4)前記実施例では、内容の書換え可能なROMとし
て、EEPROMを使用したが、他の内容の書換え可能
なROMを使用してもよい。
【0087】(5)また、EEPROM書換制御プログ
ラムを、プログラム書換えツールから読み出すのではな
く、書き換え不能なROMに予め格納しておくようにす
れば、プログラム書換えツールからダウンロードする必
要がない。 (6)前記実施例では、エンジンを制御するECUにつ
いて説明したが、本発明の適用範囲は、これに限られな
い。即ち、例えばブレーキ、トランスミッション、サス
ペンション等の制御対象を制御する電子制御装置に対し
ても、全く同様に適用することができる。
ラムを、プログラム書換えツールから読み出すのではな
く、書き換え不能なROMに予め格納しておくようにす
れば、プログラム書換えツールからダウンロードする必
要がない。 (6)前記実施例では、エンジンを制御するECUにつ
いて説明したが、本発明の適用範囲は、これに限られな
い。即ち、例えばブレーキ、トランスミッション、サス
ペンション等の制御対象を制御する電子制御装置に対し
ても、全く同様に適用することができる。
【0088】(7)また、本発明は、ECUに限らず、
上述した処理を実行させる手段を記憶している記録媒体
にも適用できる。この記録媒体としては、マイクロチッ
プ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク
等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述した電
子制御装置の処理を実行させることができる例えばプロ
グラム等の手段を記憶したものであれば、特に限定はな
い。
上述した処理を実行させる手段を記憶している記録媒体
にも適用できる。この記録媒体としては、マイクロチッ
プ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク
等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述した電
子制御装置の処理を実行させることができる例えばプロ
グラム等の手段を記憶したものであれば、特に限定はな
い。
【図1】 実施例のエンジン制御装置(ECU)の全体
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】 メモリ領域の内容を説明する説明図である。
【図3】 実施例のマイコンにて実行される処理の全体
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図4】 図3の書換え判別処理を表すフローチャート
である。
である。
【図5】 図3のEEPROM書換処理を表すフローチ
ャートである。
ャートである。
2…エンジン制御装置(ECU) 4…センサ 6…入力回路 8…マイコン 10…アクチュエータ 12…出力回路 14…プログラム書換えツール 16…通信回路 18…キー 18a…トランス
ポンダ 20…アンプ回路 22…アンテナ 24…CPU 26…ROM 28…EEPROM 30…RAM 32…I/O 34…接続用コネ
クタ 36…通信ライン 38…電源供給ラ
イン 40…モード判定用信号ライン
ポンダ 20…アンプ回路 22…アンテナ 24…CPU 26…ROM 28…EEPROM 30…RAM 32…I/O 34…接続用コネ
クタ 36…通信ライン 38…電源供給ラ
イン 40…モード判定用信号ライン
Claims (11)
- 【請求項1】 適正なキーの認証データを記憶した不揮
発性メモリと、 制御対象の制御に必要な制御内容を記憶し、且つ該制御
内容の書換えが可能な不揮発性メモリと、 を備え、前記キーの操作により所定の動作を行うととも
に、外部装置からの書換え指令に応じて前記制御内容の
書換えが可能な電子制御装置であって、 前記操作されるキーの認証データを読み出す読出手段
と、 該読出手段によって読み出された前記キーの認証データ
と、前記不揮発性メモリに記憶された適正なキーの認証
データとを照合する照合手段と、 該照合手段によって前記両認証データが一致しないと判
断された場合には、前記制御内容の書換えを禁止する書
換禁止手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の電子制御装置であ
って、 前記制御内容は、制御を行うプログラム又は該プログラ
ムを実行する際に使用するデータであることを特徴とす
る電子制御装置。 - 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の電子制御装
置であって、 前記適正なキーの認証データを記憶したメモリが、内容
の書換えが可能な不揮発性メモリであることを特徴とす
る電子制御装置。 - 【請求項4】 前記請求項1又は2に記載の電子制御装
置であって、 前記適正なキーの認証データを記憶したメモリが、内容
の書換えが不能な不揮発性メモリであることを特徴とす
る電子制御装置。 - 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれかに記載の電
子制御装置であって、 前記キーに信号を送信し、該信号に応じて前記キーのト
ランスポンダから送信された認証データを受信する構成
を有することを特徴とする電子制御装置。 - 【請求項6】 内容の書換えが可能な不揮発性メモリ
に、適正なプログラム及びその認証データを記憶した電
子制御装置であって、 外部装置から、書換えする新たなプログラムの認証デー
タを読み出す読出手段と、 該読出手段によって読み出された前記新たなプログラム
の認証データと、前記不揮発性メモリに記憶された適正
なプログラムの認証データとを照合する照合手段と、 該照合手段によって前記両認証データが一致しないと判
断された場合には、前記プログラムの書換えを禁止する
書換禁止手段と、 を備えたことを特徴とする電子制御装置。 - 【請求項7】 前記請求項1〜6のいずれかに記載の電
子制御装置であって、 前記認証データは、予め設定された識別コードであるこ
とを特徴とする電子制御装置。 - 【請求項8】 前記請求項1〜6のいずれかに記載の電
子制御装置であって、 前記認証データは、暗号型の関数データであることを特
徴とする電子制御装置。 - 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の電
子制御装置であって、 前記書換禁止手段は、所定のプログラムの手順を無限ル
ープさせる手段であることを特徴とする電子制御装置。 - 【請求項10】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の
電子制御装置であって、 前記書換禁止手段は、前記電子制御装置の電源を落とす
手段であることを特徴とする電子制御装置。 - 【請求項11】 前記請求項1〜10のいずれか記載の
電子制御装置の機能を実現するための手段を記録したこ
とを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14664699A JP2000335371A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 電子制御装置及び記録媒体 |
US09/543,897 US6285948B1 (en) | 1999-05-26 | 2000-04-06 | Control apparatus and method having program rewriting function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14664699A JP2000335371A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 電子制御装置及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000335371A true JP2000335371A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15412449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14664699A Pending JP2000335371A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 電子制御装置及び記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6285948B1 (ja) |
JP (1) | JP2000335371A (ja) |
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