JP2000331783A - 有機elディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents
有機elディスプレイパネルおよびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属電極の抵抗を小さくするようにした有機
ELディスプレイパネルおよびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 透明基板上に、ストライプ状に配された
複数の透明電極と、該透明電極と交叉する方向に伸長す
る互いに平行な複数の陰極パターニング用の隔壁と、少
なくとも前記透明電極の前記隔壁で覆われずに露出する
領域に形成された有機EL材料層と、前記隔壁間におい
て前記透明電極と交叉する方向に伸長する互いに平行な
複数の金属電極と、を有し、前記隔壁上には前記金属電
極と同一材料からなる金属電極補助部が形成され、前記
金属電極補助部は前記隔壁の一方の側面において隣接さ
れた前記金属電極と分断する。
ELディスプレイパネルおよびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 透明基板上に、ストライプ状に配された
複数の透明電極と、該透明電極と交叉する方向に伸長す
る互いに平行な複数の陰極パターニング用の隔壁と、少
なくとも前記透明電極の前記隔壁で覆われずに露出する
領域に形成された有機EL材料層と、前記隔壁間におい
て前記透明電極と交叉する方向に伸長する互いに平行な
複数の金属電極と、を有し、前記隔壁上には前記金属電
極と同一材料からなる金属電極補助部が形成され、前記
金属電極補助部は前記隔壁の一方の側面において隣接さ
れた前記金属電極と分断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機EL(エレクト
ロルミネッセンス)ディスプレイパネルおよびその製造
方法に関する。
ロルミネッセンス)ディスプレイパネルおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−53011号公報に示される
従来の有機ELディスプレイパネルは図9および図10
に示されるように、透明基板1の上に複数の透明電極2
を平行に配置し、その上に有機EL材料層3を積層し、
その上に複数の金属電極4を前記透明電極2と直交する
ように積層されて構成される。
従来の有機ELディスプレイパネルは図9および図10
に示されるように、透明基板1の上に複数の透明電極2
を平行に配置し、その上に有機EL材料層3を積層し、
その上に複数の金属電極4を前記透明電極2と直交する
ように積層されて構成される。
【0003】図9および図10で説明した有機ELディ
スプレイパネルの製造方法は、図11(A)に示される
ように、先ずITO等による透明電極2が形成され透明
基板1上に等間隔で透明電極2と直交して絶縁膜5を形
成する。
スプレイパネルの製造方法は、図11(A)に示される
ように、先ずITO等による透明電極2が形成され透明
基板1上に等間隔で透明電極2と直交して絶縁膜5を形
成する。
【0004】次に図11(B)に示されるように、絶縁
膜5の上に絶縁物からなる逆テーパ状の隔壁6を形成す
る。次に図11(C)に示されるように、有機EL材料
の蒸着方向を変化させながら透明電極2、絶縁膜5およ
び隔壁6が形成された透明基板1上に蒸着し、有機EL
材料層3を形成する。
膜5の上に絶縁物からなる逆テーパ状の隔壁6を形成す
る。次に図11(C)に示されるように、有機EL材料
の蒸着方向を変化させながら透明電極2、絶縁膜5およ
び隔壁6が形成された透明基板1上に蒸着し、有機EL
材料層3を形成する。
【0005】有機EL材料層3が形成された後で、図1
1(D)に示されるように、Al,Cu,Auなど抵抗
率の低い金属を透明基板1とほぼ垂直な蒸発方向で蒸着
させ、金属電極4を形成する。
1(D)に示されるように、Al,Cu,Auなど抵抗
率の低い金属を透明基板1とほぼ垂直な蒸発方向で蒸着
させ、金属電極4を形成する。
【0006】隔壁6は複数の金属電極4をパターニング
して形成させるためのものであり、隔壁6の頭部6Cの
高さは、有機EL材料層3および金属電極4の膜厚より
大になっている。したがって、有機EL材料および金属
電極材料を蒸発させて蒸着させた場合、隔壁6の頭部6
C上にも有機EL材料層の露出部3Aおよび金属電極補
助部4Aが蒸着されるが、これらは透明基板1上に形成
された有機EL材料層3および金属電極4とは分断さ
れ、複数の金属電極4−1〜4−4が形成される。
して形成させるためのものであり、隔壁6の頭部6Cの
高さは、有機EL材料層3および金属電極4の膜厚より
大になっている。したがって、有機EL材料および金属
電極材料を蒸発させて蒸着させた場合、隔壁6の頭部6
C上にも有機EL材料層の露出部3Aおよび金属電極補
助部4Aが蒸着されるが、これらは透明基板1上に形成
された有機EL材料層3および金属電極4とは分断さ
れ、複数の金属電極4−1〜4−4が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図12は、図9〜図1
1で説明した有機ELディスプレイパネルの電気的構成
図で、図中発光ダイオードの記号は透明電極2と金属電
極4が交叉した部分の有機EL材料層3を表しており、
該部分が発光部となる。
1で説明した有機ELディスプレイパネルの電気的構成
図で、図中発光ダイオードの記号は透明電極2と金属電
極4が交叉した部分の有機EL材料層3を表しており、
該部分が発光部となる。
【0008】有機ELディスプレイパネルの発光は、透
明電極2より低抵抗である金属電極4−1〜4−nを走
査線とし、透明電極2−1〜2−mをドライブ線として
駆動源より電流が注入される。
明電極2より低抵抗である金属電極4−1〜4−nを走
査線とし、透明電極2−1〜2−mをドライブ線として
駆動源より電流が注入される。
【0009】有機ELディスプレイパネルの発光時に
は、例えば金属電極4−1が走査されたとき全ての透明
電極2−1〜2−mに接続されている駆動源より電流が
注入され、走査線である金属電極4−1に接続される全
ての発光部が発光される場合もある。
は、例えば金属電極4−1が走査されたとき全ての透明
電極2−1〜2−mに接続されている駆動源より電流が
注入され、走査線である金属電極4−1に接続される全
ての発光部が発光される場合もある。
【0010】このような場合、金属電極4−1に流れる
電流は、透明電極2−mより2−1に近づくにつれて電
流が加算されて大電流となる。したがって、金属電極4
−1には抵抗が存在するため、該抵抗によって注入電流
による電圧降下が発生し、金属電極4−1と透明電極2
−1〜2−m間の電圧降下は、透明電極2−1より2−
mに行くに従って大となる。
電流は、透明電極2−mより2−1に近づくにつれて電
流が加算されて大電流となる。したがって、金属電極4
−1には抵抗が存在するため、該抵抗によって注入電流
による電圧降下が発生し、金属電極4−1と透明電極2
−1〜2−m間の電圧降下は、透明電極2−1より2−
mに行くに従って大となる。
【0011】したがって、同じ駆動源を透明電極2−1
〜2−mに接続して駆動した場合、前記電圧降下によっ
て駆動電圧が増大し、消費電力が増大し、ドライブ信号
の遅延等の問題が生じる。このような問題を解決するに
は、金属電極4の抵抗値を低抵抗にする必要がある。
〜2−mに接続して駆動した場合、前記電圧降下によっ
て駆動電圧が増大し、消費電力が増大し、ドライブ信号
の遅延等の問題が生じる。このような問題を解決するに
は、金属電極4の抵抗値を低抵抗にする必要がある。
【0012】本発明は、図11(D)で説明した隔壁6
の頭部6Aに形成された金属電極補助部4Aを有効に活
用して、金属電極4の低抵抗化した有機ELディスプレ
イパネルおよびその製造方法を提供することを課題とす
る。
の頭部6Aに形成された金属電極補助部4Aを有効に活
用して、金属電極4の低抵抗化した有機ELディスプレ
イパネルおよびその製造方法を提供することを課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、透明基板上に、スト
ライプ状に配された複数の透明電極と、該透明電極と交
叉する方向に伸長する互いに平行な複数の陰極パターニ
ング用の隔壁と、少なくとも前記透明電極の前記隔壁で
覆われずに露出する領域に形成された有機EL材料層
と、前記隔壁間において前記透明電極と交叉する方向に
伸長する互いに平行な複数の金属電極と、を有し、前記
隔壁上には前記金属電極と同一材料からなる金属電極補
助部が形成され、前記金属電極補助部は前記隔壁の一方
の側面において隣接された前記金属電極と分断する。
めに、請求項1の発明においては、透明基板上に、スト
ライプ状に配された複数の透明電極と、該透明電極と交
叉する方向に伸長する互いに平行な複数の陰極パターニ
ング用の隔壁と、少なくとも前記透明電極の前記隔壁で
覆われずに露出する領域に形成された有機EL材料層
と、前記隔壁間において前記透明電極と交叉する方向に
伸長する互いに平行な複数の金属電極と、を有し、前記
隔壁上には前記金属電極と同一材料からなる金属電極補
助部が形成され、前記金属電極補助部は前記隔壁の一方
の側面において隣接された前記金属電極と分断する。
【0014】請求項2の発明においては、前記金属電極
補助部が前記金属電極と分断されている前記隔壁の一方
の側面を、前記透明基板に対して90度以下の逆テーパ
形状とする。請求項3の発明においては、前記隔壁の一
方の側面に対向する他方の側面を、前記透明基板に対し
て90度以上の順テーパ形状とする。
補助部が前記金属電極と分断されている前記隔壁の一方
の側面を、前記透明基板に対して90度以下の逆テーパ
形状とする。請求項3の発明においては、前記隔壁の一
方の側面に対向する他方の側面を、前記透明基板に対し
て90度以上の順テーパ形状とする。
【0015】請求項4の発明においては、前記金属電極
と前記金属電極補助部を前記隔壁の前記他方の側面にお
いて接続する。請求項5の発明においては、前記隔壁と
前記透明電極が形成された前記透明基板との間に絶縁膜
を設ける。
と前記金属電極補助部を前記隔壁の前記他方の側面にお
いて接続する。請求項5の発明においては、前記隔壁と
前記透明電極が形成された前記透明基板との間に絶縁膜
を設ける。
【0016】請求項6の発明においては、前記絶縁膜の
幅が前記隔壁底部の幅より大にする。請求項7の発明に
おいては、前記隔壁を導電性材料で形成し、前記金属電
極補助部が前記隔壁と接続する。
幅が前記隔壁底部の幅より大にする。請求項7の発明に
おいては、前記隔壁を導電性材料で形成し、前記金属電
極補助部が前記隔壁と接続する。
【0017】請求項8の発明においては、前記金属電極
補助部と前記導電性の隔壁が、前記隔壁上に形成された
前記有機EL材料層の露出部を介して接続する。請求項
9の発明においては、前記露出部の一方の有機EL材料
層と他方の有機EL材料層が異なる有機EL材料で形成
する。
補助部と前記導電性の隔壁が、前記隔壁上に形成された
前記有機EL材料層の露出部を介して接続する。請求項
9の発明においては、前記露出部の一方の有機EL材料
層と他方の有機EL材料層が異なる有機EL材料で形成
する。
【0018】請求項10の発明においては、前記隔壁を
絶縁性の材料で形成し、該隔壁上に補助電極を形成し、
該補助電極が前記金属電極補助部と接続する。請求項1
1の発明においては、前記補助電極と前記金属電極補助
部との接続が、前記補助電極上に形成された前記有機E
L材料層の露出部を介して接続する。
絶縁性の材料で形成し、該隔壁上に補助電極を形成し、
該補助電極が前記金属電極補助部と接続する。請求項1
1の発明においては、前記補助電極と前記金属電極補助
部との接続が、前記補助電極上に形成された前記有機E
L材料層の露出部を介して接続する。
【0019】請求項12の発明においては、前記露出部
の一方の有機EL材料層と他方の有機EL材料層が異な
る有機EL材料で形成する。請求項13の発明において
は、前記隔壁の高さが前記有機EL材料層と前記金属電
極との膜厚の和より大にする。
の一方の有機EL材料層と他方の有機EL材料層が異な
る有機EL材料で形成する。請求項13の発明において
は、前記隔壁の高さが前記有機EL材料層と前記金属電
極との膜厚の和より大にする。
【0020】請求項14の発明においては、前記隔壁が
台形状の下層隔壁の上にオフセットされて台形状の上層
隔壁で構成する。請求項15の発明においては、前記上
層隔壁を導電性材料で形成し、前記金属電極補助部が前
記上層隔壁と接続する。
台形状の下層隔壁の上にオフセットされて台形状の上層
隔壁で構成する。請求項15の発明においては、前記上
層隔壁を導電性材料で形成し、前記金属電極補助部が前
記上層隔壁と接続する。
【0021】請求項16の発明においては、透明基板上
に、ストライプ状に配された複数の透明電極と、該透明
電極と交叉する方向に伸長する互いに平行な複数の陰極
パターニング用の隔壁と、少なくとも前記透明電極の前
記隔壁で覆われずに露出する領域に形成された有機EL
材料層と、前記隔壁間において前記透明電極と交叉する
方向に伸長する互いに平行な複数の金属電極と、を有す
る有機ELディスプレイパネルの製造方法であって、前
記隔壁の材料である感光性樹脂を前記透明電極が形成さ
れた前記透明基板上に塗布し、形成された感光性樹脂層
にマスクを介し光を斜傾して照射し、照射された感光性
樹脂層を現像して前記隔壁を形成し、その上に前記有機
EL材料層および前記金属電極を蒸着して形成する。
に、ストライプ状に配された複数の透明電極と、該透明
電極と交叉する方向に伸長する互いに平行な複数の陰極
パターニング用の隔壁と、少なくとも前記透明電極の前
記隔壁で覆われずに露出する領域に形成された有機EL
材料層と、前記隔壁間において前記透明電極と交叉する
方向に伸長する互いに平行な複数の金属電極と、を有す
る有機ELディスプレイパネルの製造方法であって、前
記隔壁の材料である感光性樹脂を前記透明電極が形成さ
れた前記透明基板上に塗布し、形成された感光性樹脂層
にマスクを介し光を斜傾して照射し、照射された感光性
樹脂層を現像して前記隔壁を形成し、その上に前記有機
EL材料層および前記金属電極を蒸着して形成する。
【0022】請求項17の発明においては、前記金属電
極の蒸着方向を前記隔壁の側面の逆テーパ角より小なる
角度で蒸着させる。請求項18の発明においては、前記
有機EL材料層の蒸着方向を前記金属電極の蒸着方向よ
り大なる角度で蒸着させる。
極の蒸着方向を前記隔壁の側面の逆テーパ角より小なる
角度で蒸着させる。請求項18の発明においては、前記
有機EL材料層の蒸着方向を前記金属電極の蒸着方向よ
り大なる角度で蒸着させる。
【0023】請求項19の発明においては、前記感光性
樹脂層を形成する前記隔壁が形成される位置に絶縁膜を
形成する。請求項20の発明においては、前記絶縁膜の
幅を前記隔壁の底部の幅より大にする。
樹脂層を形成する前記隔壁が形成される位置に絶縁膜を
形成する。請求項20の発明においては、前記絶縁膜の
幅を前記隔壁の底部の幅より大にする。
【0024】請求項21の発明においては、前記隔壁を
導電性材料で形成し、該隔壁上に形成される前記有機E
L材料層に露出部を形成し、該露出部が形成された有機
EL材料層の上に前記金属電極を蒸着する。請求項22
の発明においては、前記露出部が形成される一方の有機
EL材料層と他方の有機EL材料層が異なる有機EL材
料で形成する。
導電性材料で形成し、該隔壁上に形成される前記有機E
L材料層に露出部を形成し、該露出部が形成された有機
EL材料層の上に前記金属電極を蒸着する。請求項22
の発明においては、前記露出部が形成される一方の有機
EL材料層と他方の有機EL材料層が異なる有機EL材
料で形成する。
【0025】請求項23の発明においては、前記隔壁を
絶縁性の材料で形成し、該隔壁上に補助電極を形成し、
前記金属電極形成時に前記補助電極と接続して形成す
る。請求項24の発明においては、前記金属電極と前記
補助電極の接続を、前記補助電極上に形成される前記有
機EL材料層に露出部を形成し、該露出部を介して前記
金属電極を蒸着して接続する。
絶縁性の材料で形成し、該隔壁上に補助電極を形成し、
前記金属電極形成時に前記補助電極と接続して形成す
る。請求項24の発明においては、前記金属電極と前記
補助電極の接続を、前記補助電極上に形成される前記有
機EL材料層に露出部を形成し、該露出部を介して前記
金属電極を蒸着して接続する。
【0026】請求項25の発明においては、前記露出部
の一方の有機EL材料層と他方の有機EL材料層が異な
る有機EL材料で形成する。請求項26の発明において
は、前記感光性樹脂層を上層と下層で形成し、前記上層
の感光性樹脂層をマスクしてエッチングして台形状の上
層隔壁を形成し、該上層隔壁および前記下層の感光性樹
脂層をマスクしてエッチングし、前記上層隔壁よりオフ
セットして台形状の下層隔壁を形成する。
の一方の有機EL材料層と他方の有機EL材料層が異な
る有機EL材料で形成する。請求項26の発明において
は、前記感光性樹脂層を上層と下層で形成し、前記上層
の感光性樹脂層をマスクしてエッチングして台形状の上
層隔壁を形成し、該上層隔壁および前記下層の感光性樹
脂層をマスクしてエッチングし、前記上層隔壁よりオフ
セットして台形状の下層隔壁を形成する。
【0027】請求項27の発明においては、前記上層隔
壁を導電性材料で形成し、前記金属電極形成時に前記上
層隔壁と接続されて形成する。
壁を導電性材料で形成し、前記金属電極形成時に前記上
層隔壁と接続されて形成する。
【0028】また請求項28の発明においては、透明基
板上に形成された透明電極と、少なくとも前記透明電極
を露出せしめるよう前記基板上に突出形成された複数の
陰極パターニング用隔壁と、少なくとも前記透明電極の
露出した領域に形成された有機EL材料層と、各々が前
記隔壁の間隙に形成されて電気的に独立した複数の金属
電極と、を有し、前記隔壁の上面には金属電極補助部が
形成され、前記隔壁の側面の一部分には、前記金属電極
補助部と前記金属電極とを分断する逆テーパ形状部が形
成され、前記金属電極補助部は前記隔壁の前記逆テーパ
形状部が形成されていない前記側面において前記金属電
極の一つが接合される。
板上に形成された透明電極と、少なくとも前記透明電極
を露出せしめるよう前記基板上に突出形成された複数の
陰極パターニング用隔壁と、少なくとも前記透明電極の
露出した領域に形成された有機EL材料層と、各々が前
記隔壁の間隙に形成されて電気的に独立した複数の金属
電極と、を有し、前記隔壁の上面には金属電極補助部が
形成され、前記隔壁の側面の一部分には、前記金属電極
補助部と前記金属電極とを分断する逆テーパ形状部が形
成され、前記金属電極補助部は前記隔壁の前記逆テーパ
形状部が形成されていない前記側面において前記金属電
極の一つが接合される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態の製造方法を示す図、図2は第1の実施の形態の隔
壁の製造方法を示す図である。
図2を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態の製造方法を示す図、図2は第1の実施の形態の隔
壁の製造方法を示す図である。
【0030】第1の実施の形態においては、図1(A)
に示されるように、複数の透明電極2が平行に形成され
た透明基板1上に、透明電極2と直交して複数の隔壁6
を形成する。
に示されるように、複数の透明電極2が平行に形成され
た透明基板1上に、透明電極2と直交して複数の隔壁6
を形成する。
【0031】隔壁6の形成方法は後で図2を参照して説
明する。隔壁6は絶縁性の材料により形成され、該隔壁
6の一方の側面6Aは透明基板1に対して90度以上と
なる順テーパ面で、また他方の側面6Bは透明基板1に
対して90度以下となる逆テーパ面となっている。
明する。隔壁6は絶縁性の材料により形成され、該隔壁
6の一方の側面6Aは透明基板1に対して90度以上と
なる順テーパ面で、また他方の側面6Bは透明基板1に
対して90度以下となる逆テーパ面となっている。
【0032】このように隔壁6が形成された透明基板1
上に、図1(B)に示されるように、有機EL材料を蒸
発方向を変化させて蒸着させ、有機EL材料層3を形成
する。有機EL材料層3が形成されると、図1(C)に
示されるように、金属材料を蒸発方向を変化させて蒸着
し、金属電極4を形成する。
上に、図1(B)に示されるように、有機EL材料を蒸
発方向を変化させて蒸着させ、有機EL材料層3を形成
する。有機EL材料層3が形成されると、図1(C)に
示されるように、金属材料を蒸発方向を変化させて蒸着
し、金属電極4を形成する。
【0033】隔壁6は透明基板1に対して角度θ1 傾斜
して設けられており、金属電極4の形成時には金属材料
の蒸発方向の角度をθ3 とすると、θ3 <θ1 なる角度
で蒸発させて金属電極4を蒸着する。また有機EL材料
層3の形成時には、有機EL材料の蒸発方向の角度をθ
2 とすると、θ2 >θ3 なる角度で蒸発させて有機EL
材料層3を蒸着する。
して設けられており、金属電極4の形成時には金属材料
の蒸発方向の角度をθ3 とすると、θ3 <θ1 なる角度
で蒸発させて金属電極4を蒸着する。また有機EL材料
層3の形成時には、有機EL材料の蒸発方向の角度をθ
2 とすると、θ2 >θ3 なる角度で蒸発させて有機EL
材料層3を蒸着する。
【0034】このような有機EL材料層3および金属電
極4を蒸着させることにより、隔壁6の順テーパ面とな
る一方の側面6Aおよび隔壁6の頭部6Cには有機EL
材料層3および金属電極4が連続して形成される。また
隔壁6の逆テーパ面となる他方の側面6Bにおいては有
機EL材料層3および金属電極4は分断されて形成され
る。
極4を蒸着させることにより、隔壁6の順テーパ面とな
る一方の側面6Aおよび隔壁6の頭部6Cには有機EL
材料層3および金属電極4が連続して形成される。また
隔壁6の逆テーパ面となる他方の側面6Bにおいては有
機EL材料層3および金属電極4は分断されて形成され
る。
【0035】したがって、金属電極4は隔壁6の頭部6
Cに形成された金属電極補助部4Aと順テーパ面を介し
て接続され、金属電極4の抵抗値を低下させる。また有
機EL材料層3の形成時に蒸発方向の角度θ3 を隔壁6
の逆テーパ面の角度θ1 より小さく、金属電極4の形成
時に蒸発方向の角度θ2 をθ3 大にして蒸着させている
ので、逆テーパ面である他方の側面6Bの根本付近にお
いても透明電極2と金属電極4との間に有機EL材料層
3が形成されるので、透明電極2と金属電極4とがショ
ートすることがない。
Cに形成された金属電極補助部4Aと順テーパ面を介し
て接続され、金属電極4の抵抗値を低下させる。また有
機EL材料層3の形成時に蒸発方向の角度θ3 を隔壁6
の逆テーパ面の角度θ1 より小さく、金属電極4の形成
時に蒸発方向の角度θ2 をθ3 大にして蒸着させている
ので、逆テーパ面である他方の側面6Bの根本付近にお
いても透明電極2と金属電極4との間に有機EL材料層
3が形成されるので、透明電極2と金属電極4とがショ
ートすることがない。
【0036】なお、隔壁6の側面6Aは、図示される順
テーパ面に限られることはなく、金属電極4と金属電極
補助部4Aとを接続できるような蒸着材料が堆積可能な
順テーパ状の形状であれば、どのような形状であっても
良い。また、隔壁6の側面6Bは、図示される逆テーパ
面に限られることはなく、金属電極4と金属電極補助部
4Aとを分断できる蒸着材料が堆積しない逆テーパ状の
形状(例えば、側面上部に基板面方向に突出するオーバ
ーハング部を有する形状)であれば、どのような形状で
あっても良い。
テーパ面に限られることはなく、金属電極4と金属電極
補助部4Aとを接続できるような蒸着材料が堆積可能な
順テーパ状の形状であれば、どのような形状であっても
良い。また、隔壁6の側面6Bは、図示される逆テーパ
面に限られることはなく、金属電極4と金属電極補助部
4Aとを分断できる蒸着材料が堆積しない逆テーパ状の
形状(例えば、側面上部に基板面方向に突出するオーバ
ーハング部を有する形状)であれば、どのような形状で
あっても良い。
【0037】つぎに、図2を参照して、第1の実施の形
態の隔壁6の形成方法を説明する。図2(A)に示され
るように、先ず透明電極2が形成された透明基板1上
に、絶縁性を有する感光性樹脂7を塗布する。なお感光
性樹脂7の厚さは図1で説明した有機EL材料層3およ
び金属電極4の膜厚の和より厚くする。
態の隔壁6の形成方法を説明する。図2(A)に示され
るように、先ず透明電極2が形成された透明基板1上
に、絶縁性を有する感光性樹脂7を塗布する。なお感光
性樹脂7の厚さは図1で説明した有機EL材料層3およ
び金属電極4の膜厚の和より厚くする。
【0038】つぎに、図2(B)に示されるように、塗
布された感光性樹脂7の上にフォトマスク8を配置し、
配置されたフォトマスク8の上にθ1 なる角度で光を照
射し、感光性樹脂7を露光させる。
布された感光性樹脂7の上にフォトマスク8を配置し、
配置されたフォトマスク8の上にθ1 なる角度で光を照
射し、感光性樹脂7を露光させる。
【0039】つぎに、図2(C)に示されるように、現
像を行うと、図2(B)で示す感光性樹脂7の未感光性
部分7Aが除去され、感光部分7Bが残り、隔壁6が形
成される。なお、実施例では感光性樹脂7はネガ型感光
性であったが、ポジ型感光性でもよい。
像を行うと、図2(B)で示す感光性樹脂7の未感光性
部分7Aが除去され、感光部分7Bが残り、隔壁6が形
成される。なお、実施例では感光性樹脂7はネガ型感光
性であったが、ポジ型感光性でもよい。
【0040】つぎに、図3を参照して、本発明の第2の
実施の形態を説明する。図3は第2の実施の形態の隔壁
の断面図である。第1の実施の形態においては、隔壁6
は側面の一方が順テーパ面で、他方の側面が逆テーパ面
であったが、第2の実施の形態においては、図3に示さ
れるように、透明基板1上に台形状の下層隔壁9Aが形
成された上に、オフセットされて台形状の上層隔壁9B
が形成されて隔壁9が構成される。
実施の形態を説明する。図3は第2の実施の形態の隔壁
の断面図である。第1の実施の形態においては、隔壁6
は側面の一方が順テーパ面で、他方の側面が逆テーパ面
であったが、第2の実施の形態においては、図3に示さ
れるように、透明基板1上に台形状の下層隔壁9Aが形
成された上に、オフセットされて台形状の上層隔壁9B
が形成されて隔壁9が構成される。
【0041】なお、実施例では上下2層で隔壁9を構成
するようにしたが、3層以上の構造にしてもよい。この
ように隔壁9を台形状の隔壁をオフセットして積み重ね
た構造とし、第1の実施例で説明したと同様に有機EL
材料層3および金属電極4を形成することにより、第1
の実施例と同様に隔壁9の頭部および順テーパ面は金属
電極4と接続され、金属電極4の抵抗値を低下させる。
するようにしたが、3層以上の構造にしてもよい。この
ように隔壁9を台形状の隔壁をオフセットして積み重ね
た構造とし、第1の実施例で説明したと同様に有機EL
材料層3および金属電極4を形成することにより、第1
の実施例と同様に隔壁9の頭部および順テーパ面は金属
電極4と接続され、金属電極4の抵抗値を低下させる。
【0042】図4は図3で説明した第2の実施の形態の
隔壁9の製造方法を示す図であって、先ず図4(A)に
示されるように、透明基板1上に下層隔壁材料層10A
を形成し、その上に図4(B)で示されるように上層隔
壁材料層10Bを形成する。
隔壁9の製造方法を示す図であって、先ず図4(A)に
示されるように、透明基板1上に下層隔壁材料層10A
を形成し、その上に図4(B)で示されるように上層隔
壁材料層10Bを形成する。
【0043】つぎに、図4(C)で示されるように、上
層隔壁材料層10Bの上に上層隔壁のパターンに応じた
レジストパターン11を形成し、図4(D)に示される
ように、上層隔壁材料層10Bが断面形状か順テーパ
(台形状)となるように等方的にエッチングして上層隔
壁9Bを形成し、図4(E)に示されるように、上層隔
壁9Bの頭部のレジストパターン11のレジストを除去
する。
層隔壁材料層10Bの上に上層隔壁のパターンに応じた
レジストパターン11を形成し、図4(D)に示される
ように、上層隔壁材料層10Bが断面形状か順テーパ
(台形状)となるように等方的にエッチングして上層隔
壁9Bを形成し、図4(E)に示されるように、上層隔
壁9Bの頭部のレジストパターン11のレジストを除去
する。
【0044】つぎに、図4(F)に示されるように、下
層隔壁のパターンに応じたレジストパターン12を下層
隔壁材料層10Aおよび上層隔壁9Bの上に形成し、図
4(G)に示されるように、下部隔壁材料層10Aが断
面形状が順テーパとなるように等方的にエッチングして
下層隔壁9Aを形成し、図4(H)に示されるように、
レジストパターン12のレジストを除去する。
層隔壁のパターンに応じたレジストパターン12を下層
隔壁材料層10Aおよび上層隔壁9Bの上に形成し、図
4(G)に示されるように、下部隔壁材料層10Aが断
面形状が順テーパとなるように等方的にエッチングして
下層隔壁9Aを形成し、図4(H)に示されるように、
レジストパターン12のレジストを除去する。
【0045】なお、図4(D)で説明した上層隔壁材料
層10Bをエッチングするエッチング液は上層隔壁材料
層10Bはエッチングするが、下層隔壁材料層10Aは
エッチングせず、また、図4(G)で説明した下層隔壁
材料層10Aをエッチングするエッチング液は、下層隔
壁材料層10Aはエッチングするが上部隔壁材料層10
Bはエッチングしないものを使用する。前記上層隔壁9
Bを導電性材料で形成して、補助電極にして用いても良
い。
層10Bをエッチングするエッチング液は上層隔壁材料
層10Bはエッチングするが、下層隔壁材料層10Aは
エッチングせず、また、図4(G)で説明した下層隔壁
材料層10Aをエッチングするエッチング液は、下層隔
壁材料層10Aはエッチングするが上部隔壁材料層10
Bはエッチングしないものを使用する。前記上層隔壁9
Bを導電性材料で形成して、補助電極にして用いても良
い。
【0046】つぎに、図5を参照して、本発明の第3の
実施の形態を説明する。図5は本発明の第3の実施の形
態の製造方法を示す図である。第3の実施の形態が第1
の実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態において
は、図1(A)に示されるように、透明電極2が形成さ
れた透明基板1上に隔壁6を形成していたが、第3の実
施の形態においては、図5(A)に示されるように、隔
壁6が形成される位置に絶縁膜13を形成し、形成され
た絶縁膜13の上に隔壁6を形成させ、以後第1の実施
の形態と同様に有機EL材料層3を形成(図5
(C))、および金属電極4を形成(図5(D))して
いる。
実施の形態を説明する。図5は本発明の第3の実施の形
態の製造方法を示す図である。第3の実施の形態が第1
の実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態において
は、図1(A)に示されるように、透明電極2が形成さ
れた透明基板1上に隔壁6を形成していたが、第3の実
施の形態においては、図5(A)に示されるように、隔
壁6が形成される位置に絶縁膜13を形成し、形成され
た絶縁膜13の上に隔壁6を形成させ、以後第1の実施
の形態と同様に有機EL材料層3を形成(図5
(C))、および金属電極4を形成(図5(D))して
いる。
【0047】このように絶縁膜13の幅を隔壁6の底部
の幅より大にして形成することによって、有機EL材料
層3の形成時の蒸発角度θ2 についての制限を無くすこ
とができ、また隔壁6が絶縁材料である必要がなくな
る。
の幅より大にして形成することによって、有機EL材料
層3の形成時の蒸発角度θ2 についての制限を無くすこ
とができ、また隔壁6が絶縁材料である必要がなくな
る。
【0048】つぎに、図6を参照して、本発明の第4の
実施の形態について説明する。図6は第4の実施の形態
の製造方法を示す図である。第4の実施の形態は、図5
で説明した第3の実施の形態で説明した隔壁6を導電性
材料で形成し、該隔壁6を金属電極4の低抵抗化に利用
するようにしている。
実施の形態について説明する。図6は第4の実施の形態
の製造方法を示す図である。第4の実施の形態は、図5
で説明した第3の実施の形態で説明した隔壁6を導電性
材料で形成し、該隔壁6を金属電極4の低抵抗化に利用
するようにしている。
【0049】すなわち、図5(A)で示されるように透
明基板1上に絶縁膜13を形成し、図5(B)に示され
るように、絶縁膜13の上に導電性の材料で隔壁6を形
成する。つぎに、図5(C)に示されるように、隔壁6
の頭部の全部または一部が露出するように有機EL材料
層3を形成し、図5(D)に示されるように、金属電極
4を形成する。
明基板1上に絶縁膜13を形成し、図5(B)に示され
るように、絶縁膜13の上に導電性の材料で隔壁6を形
成する。つぎに、図5(C)に示されるように、隔壁6
の頭部の全部または一部が露出するように有機EL材料
層3を形成し、図5(D)に示されるように、金属電極
4を形成する。
【0050】このようにすることによって、金属電極4
は金属電極補助部4Aとも接続され、金属電極補助部4
Aは有機EL材料層3の隔壁6の頭部の露出3Aを介し
て隔壁6とも電気的に接続され、金属電極4の抵抗値を
下げることができる。
は金属電極補助部4Aとも接続され、金属電極補助部4
Aは有機EL材料層3の隔壁6の頭部の露出3Aを介し
て隔壁6とも電気的に接続され、金属電極4の抵抗値を
下げることができる。
【0051】なお、有機EL材料層3の隔壁6の頭部の
露出部3Aの形成は、マスクを用いて有機EL材料を蒸
着させる、また全面的に有機EL材料層3を形成した後
で、レーザなどで隔壁6の頭部の有機EL材料層を除去
する、などの方法を用いる。
露出部3Aの形成は、マスクを用いて有機EL材料を蒸
着させる、また全面的に有機EL材料層3を形成した後
で、レーザなどで隔壁6の頭部の有機EL材料層を除去
する、などの方法を用いる。
【0052】つぎに、図7を参照して、本発明の第5の
実施の形態について説明する。図7は第5の実施の形態
の製造方法を示す図である。第5の実施の形態は、図6
で説明した第4の実施の形態を多色ディスプレイに適用
したものである。
実施の形態について説明する。図7は第5の実施の形態
の製造方法を示す図である。第5の実施の形態は、図6
で説明した第4の実施の形態を多色ディスプレイに適用
したものである。
【0053】すなわち、図7(A)および(B)に示さ
れるように、透明基板1上に絶縁膜13および導電性の
隔壁6を形成する。つぎに、図7(C)に示されるよう
に、隔壁6間が1つおきにマスクされるようにマスク1
4−1を配置し、第1の有機EL材料を蒸着させて第1
の有機EL材料層3−1を形成する。
れるように、透明基板1上に絶縁膜13および導電性の
隔壁6を形成する。つぎに、図7(C)に示されるよう
に、隔壁6間が1つおきにマスクされるようにマスク1
4−1を配置し、第1の有機EL材料を蒸着させて第1
の有機EL材料層3−1を形成する。
【0054】つぎに、図7(D)に示されるように、第
1の有機EL材料層3−1が形成された隔壁6間をマス
ク14−2でマスクし、第2の有機EL材料を蒸着させ
て第2の有機EL材料層3−2を形成する。なお、マス
ク14−1および14−2は、隔壁6の頭部に露出部3
Aが形成されるように、両端が重なり合う位置に配置さ
れる。
1の有機EL材料層3−1が形成された隔壁6間をマス
ク14−2でマスクし、第2の有機EL材料を蒸着させ
て第2の有機EL材料層3−2を形成する。なお、マス
ク14−1および14−2は、隔壁6の頭部に露出部3
Aが形成されるように、両端が重なり合う位置に配置さ
れる。
【0055】このように、第1の有機EL材料層3−1
および第2の有機EL材料層3−2が形成された後で、
図7(E)に示されるように金属電極4を形成する。な
お、第5の実施の形態では第1および第2有機EL材料
層を形成して2色発光の場合を説明したが、R,Gおよ
びBの3色によるフルカラーディスプレイの場合は、図
7(C)および(D)で説明したマスクを3間隔おきに
し、更に第3の有機EL材料層を蒸着する工程を加えれ
ばよい。
および第2の有機EL材料層3−2が形成された後で、
図7(E)に示されるように金属電極4を形成する。な
お、第5の実施の形態では第1および第2有機EL材料
層を形成して2色発光の場合を説明したが、R,Gおよ
びBの3色によるフルカラーディスプレイの場合は、図
7(C)および(D)で説明したマスクを3間隔おきに
し、更に第3の有機EL材料層を蒸着する工程を加えれ
ばよい。
【0056】つぎに、図8を参照して、本発明の第6の
実施の形態について説明する。図8は第6の実施の形態
の製造方法を示す図である。第1の実施の形態において
は、図1に示されるように、隔壁6は絶縁性の材料で形
成され、該隔壁6の頭部に形成された金属電極補助部4
Aが金属電極4と接続されて抵抗値を下げるようにして
いた。
実施の形態について説明する。図8は第6の実施の形態
の製造方法を示す図である。第1の実施の形態において
は、図1に示されるように、隔壁6は絶縁性の材料で形
成され、該隔壁6の頭部に形成された金属電極補助部4
Aが金属電極4と接続されて抵抗値を下げるようにして
いた。
【0057】第6の実施の形態においては、第1の実施
の形態よりも更に金属電極の抵抗値を下げるようにした
ものである。すなわち、図8(A)に示されるように、
第1の実施の形態と同様に透明基板1上に隔壁6を形成
する。
の形態よりも更に金属電極の抵抗値を下げるようにした
ものである。すなわち、図8(A)に示されるように、
第1の実施の形態と同様に透明基板1上に隔壁6を形成
する。
【0058】つぎに、図8(B)に示されるように、隔
壁6の頭部に導電性の補助電極15を形成する。つぎ
に、図8(C)に示されるように、図6(C)で説明し
た第4の実施の形態と同様な方法で露出部3Aを有する
有機EL材料層3を形成する。最後に図8(D)に示さ
れるように、金属材料を蒸着して金属電極4を形成す
る。
壁6の頭部に導電性の補助電極15を形成する。つぎ
に、図8(C)に示されるように、図6(C)で説明し
た第4の実施の形態と同様な方法で露出部3Aを有する
有機EL材料層3を形成する。最後に図8(D)に示さ
れるように、金属材料を蒸着して金属電極4を形成す
る。
【0059】このようにすることによって、金属電極4
は金属電極補助部4Aと接続され、金属電極補助部4A
は露出部3Aを介して補助電極15と接続されるため、
金属電極4の抵抗値を更に下げることができる。なお、
図3で説明した第2の実施の形態の上層隔壁9Bを導電
性材料で形成し、第6の実施の形態の補助電極15とし
てもよい。
は金属電極補助部4Aと接続され、金属電極補助部4A
は露出部3Aを介して補助電極15と接続されるため、
金属電極4の抵抗値を更に下げることができる。なお、
図3で説明した第2の実施の形態の上層隔壁9Bを導電
性材料で形成し、第6の実施の形態の補助電極15とし
てもよい。
【0060】以上説明した実施の形態における絶縁層の
材料としては、SiO2 ,SiO,Al2 O3 等の金属
酸化物、Si3 N4 ,AlN等の金属窒化物、ポリミ
ド、感光性ポリミド、フォトレジスト等感光性樹脂など
の有機物を用いることができる。
材料としては、SiO2 ,SiO,Al2 O3 等の金属
酸化物、Si3 N4 ,AlN等の金属窒化物、ポリミ
ド、感光性ポリミド、フォトレジスト等感光性樹脂など
の有機物を用いることができる。
【0061】また補助電極の材料としては、一般的な金
属を用いることができ、Al,Cu,Ag,Au,Pt
等、特に抵抗の低の金属、またこれらの金属を主成分と
する合金であれば好ましい。
属を用いることができ、Al,Cu,Ag,Au,Pt
等、特に抵抗の低の金属、またこれらの金属を主成分と
する合金であれば好ましい。
【0062】またこれらの低抵抗な金属と隔壁との密着
性が低い場合はTi,Ta,Mo,W,Cr等、高融点
の金属薄膜を挿入するとよい。隔壁の材料としては、隔
壁が絶縁性の場合はSiO2 ,SiO,Al2 O3 等の
金属酸化物、Si3 N4 ,AlN等の金属窒化物、ポリ
ミド、感光性ポリミド、フォトレジスト等感光性樹脂な
どの有機物を用いることができる。
性が低い場合はTi,Ta,Mo,W,Cr等、高融点
の金属薄膜を挿入するとよい。隔壁の材料としては、隔
壁が絶縁性の場合はSiO2 ,SiO,Al2 O3 等の
金属酸化物、Si3 N4 ,AlN等の金属窒化物、ポリ
ミド、感光性ポリミド、フォトレジスト等感光性樹脂な
どの有機物を用いることができる。
【0063】また隔壁が導電性の場合は、一般的な金属
を用いることができ、Al,Cu,Ag,Au,Pt
等、特に抵抗の低い金属、またこれらの金属を主成分と
する合金であれば好ましい。
を用いることができ、Al,Cu,Ag,Au,Pt
等、特に抵抗の低い金属、またこれらの金属を主成分と
する合金であれば好ましい。
【0064】またこれらの低抵抗な金属と隔壁との密着
性が低い場合はTi,Ta,Mo,W,Cr等、高融点
の金属薄膜を挿入するとよい。この場合、図3で説明し
た下層隔壁9Aを高融点金属にすればよい。更にこれら
の金属を主成分とする感光性の導電性ペーストを使用す
れば斜め断面を形成しやすい。
性が低い場合はTi,Ta,Mo,W,Cr等、高融点
の金属薄膜を挿入するとよい。この場合、図3で説明し
た下層隔壁9Aを高融点金属にすればよい。更にこれら
の金属を主成分とする感光性の導電性ペーストを使用す
れば斜め断面を形成しやすい。
【0065】なお、上述した実施例においては、透明電
極と金属電極の交叉する部分が発光部となる所謂マトリ
クス型のディスプレイを例として説明したが、これに限
られることはなく、複数のパターニングされた金属電極
を有して独立した発光部が複数存在する発光ディスプレ
イであれば、本発明の適用は可能である。この場合、隔
壁の頭部に形成された金属電極補助部は、隔壁の側面の
一部分において複数の金属電極のいずれか一つと接続す
るように構成されるため、隔壁の側面には、金属電極補
助部と金属電極との接合を許容する順テーパ形状部と金
属電極補助部と、金属電極とを分断する逆テーパ形状部
のいずれもが形成されなければならない。
極と金属電極の交叉する部分が発光部となる所謂マトリ
クス型のディスプレイを例として説明したが、これに限
られることはなく、複数のパターニングされた金属電極
を有して独立した発光部が複数存在する発光ディスプレ
イであれば、本発明の適用は可能である。この場合、隔
壁の頭部に形成された金属電極補助部は、隔壁の側面の
一部分において複数の金属電極のいずれか一つと接続す
るように構成されるため、隔壁の側面には、金属電極補
助部と金属電極との接合を許容する順テーパ形状部と金
属電極補助部と、金属電極とを分断する逆テーパ形状部
のいずれもが形成されなければならない。
【0066】
【発明の効果】金属電極を形成するための隔壁上に形成
された金属電極補助部と金属電極とを隔壁の一方の側面
で分断し、他方の側面で接続されているようにしたの
で、金属電極に流れる電流は金属電極補助部を介しても
流れ、金属電極の抵抗値を低くすることができる。
された金属電極補助部と金属電極とを隔壁の一方の側面
で分断し、他方の側面で接続されているようにしたの
で、金属電極に流れる電流は金属電極補助部を介しても
流れ、金属電極の抵抗値を低くすることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の製造方法を示す図
である。
である。
【図2】第1の実施の形態の隔壁の製造方法を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態の隔壁の断面図であ
る。
る。
【図4】第2の実施の形態の隔壁の製造方法を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態の製造方法を示す図
である。
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の製造方法を示す図
である。
である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の製造方法を示す図
である。
である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の製造方法を示す図
である。
である。
【図9】有機ELディスプレイパネルの説明図である。
【図10】有機EL素子の構造を示す図である。
【図11】従来の有機ELディスプレイパネルの製造方
法を示す図である。
法を示す図である。
【図12】有機ELディスプレイパネルの駆動を説明す
るための図である。
るための図である。
1 透明基板 2 透明電極 3 有機EL材料層 3−1 第1の有機EL材料層 3−2 第2の有機EL材料層 3A 露出部 4 金属電極 4A 金属電極補助部 6,9 隔壁 6A 一方の側面(順テーパ面) 6B 他方の側面(逆テーパ面) 6C 頭部 7 感光性樹脂 7A 未感光性部分 7B 感光部分 8 フォトマスク 9A 下層隔壁 9B 上層隔壁 13 絶縁膜 14−1,14−2 マスク 15 補助電極
Claims (28)
- 【請求項1】 透明基板上に、ストライプ状に配された
複数の透明電極と、該透明電極と交叉する方向に伸長す
る互いに平行な複数の陰極パターニング用の隔壁と、少
なくとも前記透明電極の前記隔壁で覆われずに露出する
領域に形成された有機EL材料層と、前記隔壁間におい
て前記透明電極と交叉する方向に伸長する互いに平行な
複数の金属電極と、を有し、前記隔壁上には前記金属電
極と同一材料からなる金属電極補助部が形成され、前記
金属電極補助部は前記隔壁の一方の側面において隣接さ
れた前記金属電極と分断されている、ことを特徴とする
有機ELディスプレイパネル。 - 【請求項2】 前記金属電極補助部が前記金属電極と分
断されている前記隔壁の一方の側面が、前記透明基板に
対して90度以下の逆テーパ形状となっていることを特
徴とする請求項1記載の有機ELディスプレイパネル。 - 【請求項3】 前記隔壁の一方の側面に対向する他方の
側面が、前記透明基板に対して90度以上の順テーパ形
状となっていることを特徴とする請求項1または2記載
の有機ELディスプレイパネル。 - 【請求項4】 前記金属電極と前記金属電極補助部が前
記隔壁の前記他方の側面において接続していることを特
徴とする請求項1,2または3記載の有機ELディスプ
レイパネル。 - 【請求項5】 前記隔壁と前記透明電極が形成された前
記透明基板との間に絶縁膜を設けたことを特徴とする請
求項1,2,3または4記載の有機ELディスプレイパ
ネル。 - 【請求項6】 前記絶縁膜の幅が前記隔壁底部の幅より
大であることを特徴とする請求項5記載の有機ELディ
スプレイパネル。 - 【請求項7】 前記隔壁を導電性材料で形成し、前記金
属電極補助部が前記隔壁と接続されていることを特徴と
する請求項5または6記載の有機ELディスプレイパネ
ル。 - 【請求項8】 前記金属電極補助部と前記導電性の隔壁
が、前記隔壁上に形成された前記有機EL材料層の露出
部を介して接続されていることを特徴とする請求項7記
載の有機ELディスプレイパネル。 - 【請求項9】 前記露出部の一方の有機EL材料層と他
方の有機EL材料層が異なる有機EL材料で形成されて
いることを特徴とする請求項8記載の有機ELディスプ
レイパネル。 - 【請求項10】 前記隔壁を絶縁性の材料で形成し、該
隔壁上に補助電極を形成し、該補助電極が前記金属電極
補助部と接続されていることを特徴とする請求項1,
2,3または4記載の有機ELディスプレイパネル。 - 【請求項11】 前記補助電極と前記金属電極補助部と
の接続が、前記補助電極上に形成された前記有機EL材
料層の露出部を介して接続されていることを特徴とする
請求項10記載の有機ELディスプレイパネル。 - 【請求項12】 前記露出部の一方の有機EL材料層と
他方の有機EL材料層が異なる有機EL材料で形成され
ていることを特徴とする請求項11記載の有機ELディ
スプレイパネル。 - 【請求項13】 前記隔壁の高さが前記有機EL材料層
と前記金属電極との膜厚の和より大であることを特徴と
する請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,1
0,11または12記載の有機ELディスプレイパネ
ル。 - 【請求項14】 前記隔壁が台形状の下層隔壁の上にオ
フセットされて台形状の上層隔壁で構成されていること
を特徴とする請求項1記載の有機ELディスプレイパネ
ル。 - 【請求項15】 前記上層隔壁を導電性材料で形成し、
前記金属電極補助部が前記上層隔壁と接続されているこ
とを特徴とする請求項14記載の有機ELディスプレイ
パネル。 - 【請求項16】 透明基板上に、ストライプ状に配され
た複数の透明電極と、該透明電極と交叉する方向に伸長
する互いに平行な複数の陰極パターニング用の隔壁と、
少なくとも前記透明電極の前記隔壁で覆われずに露出す
る領域に形成された有機EL材料層と、前記隔壁間にお
いて前記透明電極と交叉する方向に伸長する互いに平行
な複数の金属電極と、を有する有機ELディスプレイパ
ネルの製造方法であって、前記隔壁の材料である感光性
樹脂を前記透明電極が形成された前記透明基板上に塗布
し、形成された感光性樹脂層にマスクを介し光を斜傾し
て照射し、照射された感光性樹脂層を現像して前記隔壁
を形成し、その上に前記有機EL材料層および前記金属
電極を蒸着して形成するようにしたことを特徴とする有
機ELディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項17】 前記金属電極の蒸着方向を前記隔壁の
側面の逆テーパ角より小なる角度で蒸着させるようにし
たことを特徴とする請求項16記載の有機ELディスプ
レイパネルの製造方法。 - 【請求項18】 前記有機EL材料層の蒸着方向を前記
金属電極の蒸着方向より大なる角度で蒸着させるように
したことを特徴とする請求項16または17記載の有機
ELディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項19】 前記感光性樹脂層を形成する前記隔壁
が形成される位置に絶縁膜を形成するようにしたことを
特徴とする請求項16または17記載の有機ELディス
プレイパネルの製造方法。 - 【請求項20】 前記絶縁膜の幅を前記隔壁の底部の幅
より大にしたことを特徴とする請求項19記載の有機E
Lディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項21】 前記隔壁を導電性材料で形成し、該隔
壁上に形成される前記有機EL材料層に露出部を形成
し、該露出部が形成された有機EL材料層の上に前記金
属電極を蒸着させるようにしたことを特徴とする請求項
19または20記載の有機ELディスプレイパネルの製
造方法。 - 【請求項22】 前記露出部が形成される一方の有機E
L材料層と他方の有機EL材料層が異なる有機EL材料
で形成されていることを特徴とする請求項21記載の有
機ELディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項23】 前記隔壁を絶縁性の材料で形成し、該
隔壁上に補助電極を形成し、前記金属電極形成時に前記
補助電極と接続されて形成されることを特徴とする請求
項16または17記載の有機ELディスプレイパネルの
製造方法。 - 【請求項24】 前記金属電極と前記補助電極の接続
が、前記補助電極上に形成される前記有機EL材料層に
露出部を形成し、該露出部を介して前記金属電極が蒸着
されて接続されるようにしたことを特徴とする請求項2
3記載の有機ELディスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項25】 前記露出部の一方の有機EL材料層と
他方の有機EL材料層が異なる有機EL材料で形成され
ていることを特徴とする請求項23記載の有機ELディ
スプレイパネルの製造方法。 - 【請求項26】 前記感光性樹脂層を上層と下層で形成
し、前記上層の感光性樹脂層をマスクしてエッチングし
て台形状の上層隔壁を形成し、該上層隔壁および前記下
層の感光性樹脂層をマスクしてエッチングし、前記上層
隔壁よりオフセットして台形状の下層隔壁を形成するよ
うにしたことを特徴とする請求項16記載の有機ELデ
ィスプレイパネルの製造方法。 - 【請求項27】 前記上層隔壁を導電性材料で形成し、
前記金属電極形成時に前記上層隔壁と接続されて形成さ
れることを特徴とする請求項26記載の有機ELディス
プレイパネルの製造方法。 - 【請求項28】 透明基板上に形成された透明電極と、 少なくとも前記透明電極を露出せしめるよう前記基板上
に突出形成された複数の陰極パターニング用隔壁と、 少なくとも前記透明電極の露出した領域に形成された有
機EL材料層と、 各々が前記隔壁の間隙に形成されて電気的に独立した複
数の金属電極と、を有し、 前記隔壁の上面には金属電極補助部が形成され、 前記隔壁の側面の一部分には、前記金属電極補助部と前
記金属電極とを分断する逆テーパ形状部が形成され、 前記金属電極補助部は前記隔壁の前記逆テーパ形状部が
形成されていない前記側面において前記金属電極の一つ
が接合されていることを特徴とする有機ELディスプレ
イパネル。
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