JP2000329446A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JP2000329446A JP2000329446A JP11139661A JP13966199A JP2000329446A JP 2000329446 A JP2000329446 A JP 2000329446A JP 11139661 A JP11139661 A JP 11139661A JP 13966199 A JP13966199 A JP 13966199A JP 2000329446 A JP2000329446 A JP 2000329446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- temperature
- refrigerator
- frost
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 7
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 7
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 18
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】消費電力量を低減できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】圧縮機と冷却器とを含む冷凍サイクルと、
内側に形成された貯蔵室と、この貯蔵室内に前記冷却器
により冷却された空気を供給する送風機と、前記冷却器
に付着した霜を溶かすためのヒータとを備えた冷蔵庫に
おいて、前記冷却器の温度を検知する温度検知手段とに
応じて、この検知手段からの出力の変化の割合に応じて
前記ヒータの出力を調節する調節手段とを備えた。
内側に形成された貯蔵室と、この貯蔵室内に前記冷却器
により冷却された空気を供給する送風機と、前記冷却器
に付着した霜を溶かすためのヒータとを備えた冷蔵庫に
おいて、前記冷却器の温度を検知する温度検知手段とに
応じて、この検知手段からの出力の変化の割合に応じて
前記ヒータの出力を調節する調節手段とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱交換器に付着した
霜を融かす手段を備えた冷蔵庫に関する。
霜を融かす手段を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫では、冷蔵庫内を冷却する
ため、冷凍サイクルの蒸発器である冷却器に庫内の空気
を冷却器に接触させるように循環させている。この際、
冷却器により空気が冷却されると同時に冷却される空気
に含まれる水分が氷結して冷却器表面に霜として付着す
る。冷蔵庫を連続して運転するとこのような着霜により
冷却器表面が霜で覆われてしまい冷却器による熱交換率
が著しく低下してしまう。
ため、冷凍サイクルの蒸発器である冷却器に庫内の空気
を冷却器に接触させるように循環させている。この際、
冷却器により空気が冷却されると同時に冷却される空気
に含まれる水分が氷結して冷却器表面に霜として付着す
る。冷蔵庫を連続して運転するとこのような着霜により
冷却器表面が霜で覆われてしまい冷却器による熱交換率
が著しく低下してしまう。
【0003】この問題を解決するため従来の冷蔵庫で
は、所定の時間冷凍サイクルを運転した後に、冷却器の
表面に着霜した水分を加熱して融かす運転(除霜運転)
を行っている。この従来技術の冷蔵庫の例を図4,5に
示す。
は、所定の時間冷凍サイクルを運転した後に、冷却器の
表面に着霜した水分を加熱して融かす運転(除霜運転)
を行っている。この従来技術の冷蔵庫の例を図4,5に
示す。
【0004】図5において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍
室、3は冷蔵室、4は圧縮機、5は冷却器である。6は
冷却器5付近の温度を検出する冷却器温度検出手段であ
る温度センサ、7は冷却器に付着した霜を除去するため
冷却器5の近傍に設けられた除霜ヒータ、8は庫内に冷
気を循環させるための庫内冷却用ファン、9は庫内冷却
用ファン8を駆動させるためのファンモータ、10はマ
イクロコンピュータを備えた制御装置で冷蔵庫の冷却運
転や除霜等の制御を行う。
室、3は冷蔵室、4は圧縮機、5は冷却器である。6は
冷却器5付近の温度を検出する冷却器温度検出手段であ
る温度センサ、7は冷却器に付着した霜を除去するため
冷却器5の近傍に設けられた除霜ヒータ、8は庫内に冷
気を循環させるための庫内冷却用ファン、9は庫内冷却
用ファン8を駆動させるためのファンモータ、10はマ
イクロコンピュータを備えた制御装置で冷蔵庫の冷却運
転や除霜等の制御を行う。
【0005】このような構造の冷蔵庫においては、圧縮
機4及びファンモータ9が駆動されて冷凍サイクルが運
転されると、庫内の空気が循環され、その空気に含まれ
る水蒸気等は最終的に霜となって冷却器5に付着する。
このとき、冷却付加の量や扉開閉の回数等により、冷却
器に着霜する量は変化する。着霜の量が増加すると、冷
却器5と庫内を循環する空気との熱交換の効率が低下す
るので、圧縮機4の運転積算時間が所定の値に達する
と、除霜ヒータ7が通電され冷却器5を加熱し、冷却器
5に付着した霜の除去を行う。その後、冷却器温度セン
サ6が所定の除霜終了温度(冷却器5に付着した霜が十
分に融解され冷却器5から除去されたと予測される温
度)に達すれば、除霜ヒータ7への通電を終了させて、
冷却運転を再開させる。
機4及びファンモータ9が駆動されて冷凍サイクルが運
転されると、庫内の空気が循環され、その空気に含まれ
る水蒸気等は最終的に霜となって冷却器5に付着する。
このとき、冷却付加の量や扉開閉の回数等により、冷却
器に着霜する量は変化する。着霜の量が増加すると、冷
却器5と庫内を循環する空気との熱交換の効率が低下す
るので、圧縮機4の運転積算時間が所定の値に達する
と、除霜ヒータ7が通電され冷却器5を加熱し、冷却器
5に付着した霜の除去を行う。その後、冷却器温度セン
サ6が所定の除霜終了温度(冷却器5に付着した霜が十
分に融解され冷却器5から除去されたと予測される温
度)に達すれば、除霜ヒータ7への通電を終了させて、
冷却運転を再開させる。
【0006】図4は、このような除霜運転の動作の流れ
をフローチャートとして示したものである。この図にお
いて、除霜運転開始後にまずステップS21で除霜ヒー
タ7への通電を開始する。そしてステップS22で、冷
却器温度センサ6からの出力に基づいて冷却器が所定の
温度に達したかを判定する。そこで、所定の温度に達し
たと判定された場合には冷却器5が加熱されて霜が十分
に溶解したと判断し、ステップ23において除霜ヒータ
の通電を終了し除霜動作を終了する。
をフローチャートとして示したものである。この図にお
いて、除霜運転開始後にまずステップS21で除霜ヒー
タ7への通電を開始する。そしてステップS22で、冷
却器温度センサ6からの出力に基づいて冷却器が所定の
温度に達したかを判定する。そこで、所定の温度に達し
たと判定された場合には冷却器5が加熱されて霜が十分
に溶解したと判断し、ステップ23において除霜ヒータ
の通電を終了し除霜動作を終了する。
【0007】このような従来技術の例は、特開昭60−
030975号公報に記載されている。
030975号公報に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
冷却器温度センサ6の除霜終了温度を冷却器5に付着し
た霜が十分に溶解されて除去され得ると予想される温度
に設定される。ただし、冷却器5に最も大量に着霜した
場合で、かつ冷却器温度センサ6の取付位置から遠い部
分に付着した霜を確実に除去しようとすると、前記設定
される除霜終了温度は、霜(氷)の融解温度0℃よりも
かなり高めの温度(例えば8℃)に設定しておく必要が
ある。
冷却器温度センサ6の除霜終了温度を冷却器5に付着し
た霜が十分に溶解されて除去され得ると予想される温度
に設定される。ただし、冷却器5に最も大量に着霜した
場合で、かつ冷却器温度センサ6の取付位置から遠い部
分に付着した霜を確実に除去しようとすると、前記設定
される除霜終了温度は、霜(氷)の融解温度0℃よりも
かなり高めの温度(例えば8℃)に設定しておく必要が
ある。
【0009】しかし、このような受来技術では、冷却負
荷が軽く扉開閉回数が少ないときは着霜が少なく、その
場合に前記除霜終了温度を高めに設定しているので、霜
が十分に除去されている場合にも係わらず冷却器への加
熱をさらに続けることとなるので、無駄な電力を消費す
るという問題や庫内温度の上昇により庫内の食品へ悪影
響を与えるという問題が生じるてんについては、考慮さ
れていなかった。
荷が軽く扉開閉回数が少ないときは着霜が少なく、その
場合に前記除霜終了温度を高めに設定しているので、霜
が十分に除去されている場合にも係わらず冷却器への加
熱をさらに続けることとなるので、無駄な電力を消費す
るという問題や庫内温度の上昇により庫内の食品へ悪影
響を与えるという問題が生じるてんについては、考慮さ
れていなかった。
【0010】本発明の目的は、消費電力量を低減できる
冷蔵庫を提供することにある。
冷蔵庫を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る冷蔵庫は、圧縮機と冷却器とを含む冷
凍サイクルと、内側に形成された貯蔵室と、この貯蔵室
内に前記冷却器により冷却された空気を供給する送風機
と、前記冷却器に付着した霜を溶かすためのヒータとを
備えた冷蔵庫において、前記冷却器の温度を検知する温
度検知手段とに応じて、この検知手段からの出力の変化
の割合に応じて前記ヒータの出力を調節する調節手段と
を備えたものである。
に、本発明に係る冷蔵庫は、圧縮機と冷却器とを含む冷
凍サイクルと、内側に形成された貯蔵室と、この貯蔵室
内に前記冷却器により冷却された空気を供給する送風機
と、前記冷却器に付着した霜を溶かすためのヒータとを
備えた冷蔵庫において、前記冷却器の温度を検知する温
度検知手段とに応じて、この検知手段からの出力の変化
の割合に応じて前記ヒータの出力を調節する調節手段と
を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1乃至3を用
いて説明する。図3は、本発明の実施例である冷蔵庫の
概略を示す縦断面図である。この図において、1は冷蔵
庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵室、4は圧縮機、5は冷
却器である。6は冷却器5付近の温度を検出する冷却器
温度センサ、7は冷却器に付着した霜を除去するため冷
却器近傍に配置された除霜ヒータ、8は庫内に冷気を循
環させるための庫内冷却用ファン、9は庫内冷却用ファ
ン8を駆動するためのファンモータ、20はマイクロコ
ンピュータを主体とした制御装置で冷却運転や除霜運転
を調節を行う。
いて説明する。図3は、本発明の実施例である冷蔵庫の
概略を示す縦断面図である。この図において、1は冷蔵
庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵室、4は圧縮機、5は冷
却器である。6は冷却器5付近の温度を検出する冷却器
温度センサ、7は冷却器に付着した霜を除去するため冷
却器近傍に配置された除霜ヒータ、8は庫内に冷気を循
環させるための庫内冷却用ファン、9は庫内冷却用ファ
ン8を駆動するためのファンモータ、20はマイクロコ
ンピュータを主体とした制御装置で冷却運転や除霜運転
を調節を行う。
【0013】このような構造の冷蔵庫において、圧縮機
4及びファンモータ9が運転すると庫内の冷気が循環さ
れ、その冷気に含まれる水蒸気等は最終的に霜となって
冷却器5に徐々に付着する このとき、冷却負荷の量や扉開閉の回数等により、着霜
する量は変化する。着霜する量が増加すると冷却器5と
庫内循環冷気との熱交換の効率が低下するので、圧縮機
4の運転積算時間が所定の値に達すると、除霜ヒータ7
が通電され冷却器5を加熱し、冷却器5に付着した霜の
除去をおこなう。その後、例きゃっ気温度せんさ6が所
定の除霜終了設定温度(冷却器5に付着した霜が十分に
融解され冷却器5から除去されたと予測される温度)に
達すれば、除霜ヒータ7の通電を終了させ、通常の冷却
運転に戻るようになっている。
4及びファンモータ9が運転すると庫内の冷気が循環さ
れ、その冷気に含まれる水蒸気等は最終的に霜となって
冷却器5に徐々に付着する このとき、冷却負荷の量や扉開閉の回数等により、着霜
する量は変化する。着霜する量が増加すると冷却器5と
庫内循環冷気との熱交換の効率が低下するので、圧縮機
4の運転積算時間が所定の値に達すると、除霜ヒータ7
が通電され冷却器5を加熱し、冷却器5に付着した霜の
除去をおこなう。その後、例きゃっ気温度せんさ6が所
定の除霜終了設定温度(冷却器5に付着した霜が十分に
融解され冷却器5から除去されたと予測される温度)に
達すれば、除霜ヒータ7の通電を終了させ、通常の冷却
運転に戻るようになっている。
【0014】図1は本発明に係る冷蔵庫の除霜運転の流
れをフローチャートとして示す図である。除霜解し後、
まずステップS1で除霜ヒータ8への通電を開始すると
同時に、冷却器5に付着した霜が融解して行く速さを調
べるための計測をタイマーを用いて開始する。次に、ス
テップS2で冷却器温度センサ6により検出された出力
に基づき検知温度が予め設定された温度T1(例えば、
氷の融解温度0℃)以上に達したか否かを判定する。そ
して温度T1以上になったと判定すると、ステップS3
に移りステップS1で計測し始めた前記タイマーの計測
を終了させる。それからステップS4に移り、前記タイ
マーの計測値が所定の時間t1(例えば、15分)を超
えたか否かの判定を行う。タイマーの計測値が時間t1
場合には冷却器5に付着した霜が大量にあるため融解し
て行くのが遅いということであり、まだ霜が全て融解し
ていない(溶くに、冷却器温度センサ6の取付位置から
遠い部分にはまだ霜が残っている)と判断して、ステッ
プS5に移行して今度は温度センサ6により検出された
出力に基づき検知温度が温度T2(例えば、8℃)以上
に達したか否かの判定を行う。そして温度T2以上にな
ったと判定すると、ステップS7に移行し除霜ヒータ7
の通電を終了させる。ここで、温度T2の値は氷の融解
温度0℃よりもかなり高めに設定しているので、ステッ
プS4の時点でまだ融解していなかった霜も再度の冷却
運転を開始するのに十分な量が融解されて除霜動作が終
了するものである。
れをフローチャートとして示す図である。除霜解し後、
まずステップS1で除霜ヒータ8への通電を開始すると
同時に、冷却器5に付着した霜が融解して行く速さを調
べるための計測をタイマーを用いて開始する。次に、ス
テップS2で冷却器温度センサ6により検出された出力
に基づき検知温度が予め設定された温度T1(例えば、
氷の融解温度0℃)以上に達したか否かを判定する。そ
して温度T1以上になったと判定すると、ステップS3
に移りステップS1で計測し始めた前記タイマーの計測
を終了させる。それからステップS4に移り、前記タイ
マーの計測値が所定の時間t1(例えば、15分)を超
えたか否かの判定を行う。タイマーの計測値が時間t1
場合には冷却器5に付着した霜が大量にあるため融解し
て行くのが遅いということであり、まだ霜が全て融解し
ていない(溶くに、冷却器温度センサ6の取付位置から
遠い部分にはまだ霜が残っている)と判断して、ステッ
プS5に移行して今度は温度センサ6により検出された
出力に基づき検知温度が温度T2(例えば、8℃)以上
に達したか否かの判定を行う。そして温度T2以上にな
ったと判定すると、ステップS7に移行し除霜ヒータ7
の通電を終了させる。ここで、温度T2の値は氷の融解
温度0℃よりもかなり高めに設定しているので、ステッ
プS4の時点でまだ融解していなかった霜も再度の冷却
運転を開始するのに十分な量が融解されて除霜動作が終
了するものである。
【0015】また、ステップS4でタイマーの計測値が
t1を超えなかった場合には、冷却器5に付着した霜の
量が小さいと判断して、ステップS6に移行し、冷却器
温度センサ6が温度T3(例えば、3℃)以上に達した
か否かの判定を行う。そして、温度T3異常になったと
判断すると、ステップS7に移行し除霜ヒータ7の通電
を終了させる。
t1を超えなかった場合には、冷却器5に付着した霜の
量が小さいと判断して、ステップS6に移行し、冷却器
温度センサ6が温度T3(例えば、3℃)以上に達した
か否かの判定を行う。そして、温度T3異常になったと
判断すると、ステップS7に移行し除霜ヒータ7の通電
を終了させる。
【0016】ここで、T1,T2,T3の値は、T1≦
T3≦T2となるように設定されているので、付着した
霜の量が少ない場合と多い場合とでは、少ない場合の方
が除霜運転が早く終了する。
T3≦T2となるように設定されているので、付着した
霜の量が少ない場合と多い場合とでは、少ない場合の方
が除霜運転が早く終了する。
【0017】図2は、本発明の冷蔵庫の他の実施の例に
係る除霜運転の流れをフローチャートとして示す図であ
る。この図において、まず、除霜運転開始後、まずステ
ップS11で除霜ヒータ7への通電を開始する。また、
そのときの冷却器温度センサ6により検知された出力Y
1を検出し記憶すると同時に、冷却器5に付着した霜が
融解して行く速さを調べるための計測をタイマーを用い
て開始する。そしてステップS12でt2時間(例え
ば、5分)の経過を待った後、ステップS13で冷却器
温度センサ6による出力Y2が検知される。次に、ステ
ップS14に移りY2の値からY1の値を減じた値を算
出し、この結果がY3の値(例えば、温度20℃に対応
する値)を超えたか否かの判定を行う。Y3を超えなか
った場合には、t2時間中の冷却器5の温度上昇が緩や
か、すなわち、冷却器5に付着した霜の量が大きく冷却
器5の温度が上昇していくのが遅く、冷却器温度センサ
6から遠い部分にも霜が付着しているものと判断する。
つぎにステップS15に移行して冷却器温度センサ6に
よる検出結果に基づき検知温度が温度T2(例えば、8
℃)以上に達したか否かを判定する。そして温度T2以
上になったと判断すると、ステップS17に移行して除
霜ヒータ7の通電を終了させる。ここで温度T2の値は
氷の融解温度0℃よりもかなり高めに設定しているの
で、ステップS14の時点で冷却器5に大量に付着して
いるとされた霜も再度の冷却運転を開始するのに十分な
量が融解されて除霜動作が終了する。
係る除霜運転の流れをフローチャートとして示す図であ
る。この図において、まず、除霜運転開始後、まずステ
ップS11で除霜ヒータ7への通電を開始する。また、
そのときの冷却器温度センサ6により検知された出力Y
1を検出し記憶すると同時に、冷却器5に付着した霜が
融解して行く速さを調べるための計測をタイマーを用い
て開始する。そしてステップS12でt2時間(例え
ば、5分)の経過を待った後、ステップS13で冷却器
温度センサ6による出力Y2が検知される。次に、ステ
ップS14に移りY2の値からY1の値を減じた値を算
出し、この結果がY3の値(例えば、温度20℃に対応
する値)を超えたか否かの判定を行う。Y3を超えなか
った場合には、t2時間中の冷却器5の温度上昇が緩や
か、すなわち、冷却器5に付着した霜の量が大きく冷却
器5の温度が上昇していくのが遅く、冷却器温度センサ
6から遠い部分にも霜が付着しているものと判断する。
つぎにステップS15に移行して冷却器温度センサ6に
よる検出結果に基づき検知温度が温度T2(例えば、8
℃)以上に達したか否かを判定する。そして温度T2以
上になったと判断すると、ステップS17に移行して除
霜ヒータ7の通電を終了させる。ここで温度T2の値は
氷の融解温度0℃よりもかなり高めに設定しているの
で、ステップS14の時点で冷却器5に大量に付着して
いるとされた霜も再度の冷却運転を開始するのに十分な
量が融解されて除霜動作が終了する。
【0018】また、ステップS14でY2の値からY1
の値を減じた値がY3を超えた場合には、t2時間中の
冷却器5の温度上昇が大きい、すなわち、冷却器5には
残って付着している霜の量が少ないと判断して、ステッ
プS16に移行し、冷却器温度センサ6からの検知出力
に基づき検知温度が温度T3(例えば、3℃)以上に達
したか否かの判定を行う。そして温度がT3以上となっ
たと判断すると、ステップS17に移行して除霜ヒータ
7の通電を終了させる。ここでT1,T2,T3の値は
T1≦T3≦T2になるように設定されているので、付
着した霜の量が少ない場合は付着した霜の量が大きな場
合と比べて、より早く除霜運転が終了する。
の値を減じた値がY3を超えた場合には、t2時間中の
冷却器5の温度上昇が大きい、すなわち、冷却器5には
残って付着している霜の量が少ないと判断して、ステッ
プS16に移行し、冷却器温度センサ6からの検知出力
に基づき検知温度が温度T3(例えば、3℃)以上に達
したか否かの判定を行う。そして温度がT3以上となっ
たと判断すると、ステップS17に移行して除霜ヒータ
7の通電を終了させる。ここでT1,T2,T3の値は
T1≦T3≦T2になるように設定されているので、付
着した霜の量が少ない場合は付着した霜の量が大きな場
合と比べて、より早く除霜運転が終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、消費電力量を低減でき
る冷蔵庫を提供できる。
る冷蔵庫を提供できる。
【図1】本発明の冷蔵庫の実施例に係る除霜運転の流れ
をフローチャートとして示す図である。
をフローチャートとして示す図である。
【図2】本発明の冷蔵庫の他の実施の例に係る除霜運転
の流れをフローチャートとして示す図である。
の流れをフローチャートとして示す図である。
【図3】本発明の実施例である冷蔵庫の概略を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】従来技術の冷蔵庫に係る除霜運転の動作の流れ
をフローチャートとして示した図である。
をフローチャートとして示した図である。
【図5】従来技術の冷蔵庫の概略を示す縦断面図であ
る。
る。
1…冷蔵庫本体、 2…冷凍室、3…冷蔵室、
4…圧縮機、5…冷却器、 6…
冷却器温度センサ、7…除霜ヒータ、 8…庫内
冷却用ファン、9…ファンモータ、 10…制御装
置、20…制御装置である。
4…圧縮機、5…冷却器、 6…
冷却器温度センサ、7…除霜ヒータ、 8…庫内
冷却用ファン、9…ファンモータ、 10…制御装
置、20…制御装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 明伸 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 Fターム(参考) 3L046 AA02 BA01 CA07 GB01 GB03 JA12 KA04 MA02 MA03 MA04
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機と冷却器とを含む冷凍サイクルと、
内側に形成された貯蔵室と、この貯蔵室内に前記冷却器
により冷却された空気を供給する送風機と、前記冷却器
に付着した霜を溶かすためのヒータとを備えた冷蔵庫に
おいて、 前記冷却器の温度を検知する温度検知手段とに応じて、
この検知手段からの出力の変化の割合に応じて前記ヒー
タの出力を調節する調節手段とを備えた冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139661A JP2000329446A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139661A JP2000329446A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000329446A true JP2000329446A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15250480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11139661A Pending JP2000329446A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000329446A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011085371A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
CN109906347A (zh) * | 2016-11-10 | 2019-06-18 | Lg电子株式会社 | 冰箱及冰箱的控制方法 |
CN110906604A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-03-24 | 广东哈士奇制冷科技股份有限公司 | 一种具有化霜功能的冰箱 |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11139661A patent/JP2000329446A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011085371A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
CN109906347A (zh) * | 2016-11-10 | 2019-06-18 | Lg电子株式会社 | 冰箱及冰箱的控制方法 |
US11143452B2 (en) | 2016-11-10 | 2021-10-12 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator and method for controlling refrigerator |
US12209797B2 (en) | 2016-11-10 | 2025-01-28 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator and method for controlling refrigerator |
CN110906604A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-03-24 | 广东哈士奇制冷科技股份有限公司 | 一种具有化霜功能的冰箱 |
CN110906604B (zh) * | 2019-12-13 | 2021-11-05 | 广东哈士奇制冷科技股份有限公司 | 一种具有化霜功能的冰箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009036483A (ja) | 冷蔵庫及びその除霜方法 | |
KR0142739B1 (ko) | 냉장고의 성애제거장치 | |
JP3308959B2 (ja) | 冷蔵庫の運転制御装置 | |
US7131282B2 (en) | Defrosting | |
JPH10111064A (ja) | 冷蔵庫の冷却ファン制御方法 | |
JP2006226615A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2002295958A (ja) | 冷却装置のドレン水処理装置 | |
JP5469993B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2000329446A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5722160B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JPH05215460A (ja) | 蒸発器の除霜方法及び装置 | |
JPH0914816A (ja) | 保冷装置用蒸発器の除霜装置 | |
JP2000088439A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH08285440A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JPH102658A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JPH11201621A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2607298B2 (ja) | 空気冷却装置 | |
JP5127804B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH11237163A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JPH0933156A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100597680B1 (ko) | 냉장고의 증발기 제상 제어방법 | |
JP5205218B2 (ja) | 低温貯蔵庫 | |
JPH0634249A (ja) | 電気冷蔵庫 | |
JPH11211328A (ja) | 冷蔵庫の除霜装置 | |
KR20090078388A (ko) | 냉장고의 제상 제어방법 |