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JP2000322118A - Nc工作機械の管理システムおよび管理プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

Nc工作機械の管理システムおよび管理プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000322118A
JP2000322118A JP11134461A JP13446199A JP2000322118A JP 2000322118 A JP2000322118 A JP 2000322118A JP 11134461 A JP11134461 A JP 11134461A JP 13446199 A JP13446199 A JP 13446199A JP 2000322118 A JP2000322118 A JP 2000322118A
Authority
JP
Japan
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machine tool
state
operation state
personal computer
component processing
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Pending
Application number
JP11134461A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Masuda
浩行 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
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Publication of JP2000322118A publication Critical patent/JP2000322118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンからの操作性が良好なNC工作機械
の管理システムおよび管理プログラムを提供する。 【解決手段】 NC工作機械の管理システムは、ネット
ワークを介してNC工作機械に接続したパソコンから遠
隔管理するシステムである。NC工作機械は、数値制御
による部品加工を実行する部品加工部1、および所定の
加工プログラムに従って部品加工部1の動作を制御する
NC部2を持つ。パソコンは、グラフィカルユーザイン
タフェイス機能を有し、NC工作機械の動作状態に対応
するウインドウを表示する画面表示部を持ち、NC工作
機械の動作状態を感知し、感知した動作状態に対応した
ウインドウ内にアイコンを表示する。これによって、パ
ソコンにおいて、NC工作機械の動作状態を確実に把握
しつつ、的確な遠隔操作の実行が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御で部品加
工を行なうNC(数値制御:Numeric Control)工作機械の
管理システムおよび管理プログラムを格納した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】NC工作機械は、加工プログラムに基づ
いて加工ツールの交換や部品と加工ツールとの相対位
置、加工内容等を高精度かつ高速に制御することがで
き、大量生産だけでなく多品種少量生産にも迅速に対応
できる。こうしたNC工作機械は、ツールの種類や制御
軸の数が多いほど多様な部品加工を実現できるが、加工
プログラムも一段と高度で複雑になっている。
【0003】近年、NC工作機械とパソコン(パーソナ
ルコンピュータ)とをLAN(LocalArea Network)等の
ネットワークで相互に接続することによって、1)グラ
フィカルユーザインタフェイスによる加工プログラムの
管理や操作、2)ネットワーク対応による遠隔管理、等
が注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】NC工作機械を単独で
使用する場合、オペレータは、NC工作機械の動作状態
を確認しながら、NC工作機械に設けられた操作パネル
を直接操作すればよいが、ネットワークで接続されたパ
ソコンから遠隔操作を行う場合、オペレータは、NC工
作機械の動作状態を確認することが難しく、NC工作機
械に異常が発生した場合などに、誤って無理な動作を強
いる危険性がある。
【0005】本発明の目的は、パソコンからの操作性が
良好なNC工作機械の管理システムおよび管理プログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、数値制御によ
る部品加工を実行する部品加工部、および所定の加工プ
ログラムに従って部品加工部の動作を制御する数値制御
部を持ったNC工作機械と、NC工作機械の動作状態を
表示する動作状態表示装置と、NC工作機械と動作状態
表示装置との間で信号を伝達するネットワークとを備
え、前記NC工作機械は、動作状態をランク分けして判
定し、前記動作状態表示装置は、NC工作機械の動作状
態を感知して、感知した動作状態毎に分けて表示するこ
とを特徴とするNC工作機械の管理システムである。
【0007】本発明に従えば、ネットワークを介してN
C工作機械の動作状態を感知して動作状態毎に分けて動
作状態表示装置に表示するため、離れた場所からNC工
作機械の動作状態を状態毎に確実に把握しつつ的確な遠
隔操作の実行が可能である。
【0008】また本発明は、前記動作状態表示装置は、
グラフィカルユーザインタフェイス機能を有する画面表
示部を持つパソコンにより構成され、前記パソコンは、
NC工作機械の動作状況を感知して、該NC工作機械に
対応するアイコンの表示位置を、感知した動作状態に対
応付けられた状態別ウインドウ内に設定することを特徴
とする。
【0009】本発明に従えば、パソコンのメモリなど
に、NC工作機械のランク分けされた動作状態に対応し
た状態別ウインドウを記憶し、NC工作機械の動作状態
を感知することによって、その動作状態に応じた状態別
ウインドウ内にアイコンを表示でき、オペレータにNC
工作機械の動作状態を容易に認識させることができる。
NC工作機械の動作状態としては、たとえば正常停止
中、正常稼働中、軽度のエラーで停止中、深刻なエラー
で停止中、電源オフなどがある。よって、オペレータは
NC工作機械の動作状態に応じて、パソコンから迅速な
対応が可能であり、操作性を大幅に向上することができ
る。このため、パソコンがネットワークを介してNC工
作機械から離れた場所に配置されても、NC工作機械の
動作状態を確実に把握しつつ、的確な遠隔操作の実行が
可能である。
【0010】また、ネットワークには、複数のNC工作
機械および複数のパソコンが接続可能であり、複数のN
C工作機械の集中管理、複数のパソコンによる分散管
理、その他、様々な形態の管理システムの実現が可能で
ある。
【0011】また本発明は、前記NC工作機械は、正常
状態と異常状態とを判定し、前記パソコンは、NC工作
機械の異常状態を感知して、該NC工作機械に対応する
アイコンの表示位置を、感知した異常状態に対応付けら
れた異常状態ウインドウ内に設定することを特徴とす
る。
【0012】本発明に従えば、パソコンが、NC工作機
械の異常状態を感知し、異常状態に対応した異常状態ウ
インドウにアイコンを表示する。異常状態としては、た
とえば上記の正常停止中、正常稼働中、軽度のエラーで
停止中、深刻なエラーで停止中、電源オフのうち、軽度
のエラーで停止中、深刻なエラーで停止中である。よっ
て、オペレータは、このような異常状態を認識して適切
な処置を行うことができ、NC工作機械の故障などを最
小限に抑えたり、進行中であった部品加工を素早く復旧
させることなどが可能である。また、異常状態に対応し
た異常状態ウインドウの他に正常状態に対応した正常状
態ウインドウ内にアイコンを表示することも可能であ
り、これによって、NC工作機械に異常がないことを常
時確認することができ、さらにパソコンからの操作性を
向上することができる。
【0013】また本発明は、数値制御による部品加工を
実行する部品加工部、および所定の加工プログラムに従
って部品加工部の動作を制御する数値制御部を持ったN
C工作機械と、グラフィカルユーザインタフェイス機能
を有する画面表示部を持ったパソコンと、NC工作機械
とパソコンとの間で信号を伝達するネットワークとを備
え、前記NC工作機械が動作状態をランク分けして判定
するNC工作機械の管理システムに適用される管理プロ
グラムであって、前記パソコン上で実行され、NC工作
機械の動作状態を感知して、該NC工作機械に対応する
アイコンの表示位置を、感知した動作状態に対応付けら
れた状態別ウインドウ内に設定することを特徴とするN
C工作機械の管理プログラムを格納した記憶媒体であ
る。
【0014】本発明に従えば、上述したNC工作機械の
動作状態を感知して、該NC工作機械に対応するアイコ
ンの表示位置を、感知した動作状態に対応付けられた状
態別ウインドウ内に設定する管理プログラムは、磁気テ
ープ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メ
モリーカード等の記憶媒体に格納したり、ケーブルや無
線等のデータ伝送によって供給可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
示す構成図である。複数(図1では3台)のCNC(Co
mputed Numeric Control)工作機械M1〜M3と、動作
状態表示装置である複数(図1では2台)のパソコン
(パーソナルコンピュータ)PC1、PC2とがイーサ
ネットで相互に接続され、LAN(ローカルエリアネッ
クワーク)によるNC工作機械の管理システムを構成し
ている。
【0016】CNC工作機械M1〜M3として、自動旋
盤、自動フライス盤等の各種工作機械が接続可能であ
り、たとえば同じ自動旋盤であっても加工軸の数や制御
コマンドが相違する高機能機種から低機能機種までのも
のが接続可能である。
【0017】パソコンPC1、PC2は、演算処理を行
なうCPU、プログラムやデータを格納するメモリ、キ
ーボード、マウス等のポインティングデバイス、液晶パ
ネルやCRT(陰極線管)等のディスプレイ、ネットワ
ーク接続用の通信ポートなどでハードウエアが構成さ
れ、グラフィカルユーザインタフェイス処理、マルチタ
スク処理やネットワーク等に対応したOS(オペレーシ
ョンシステム)やユーザアプリケーション等のソウトウ
エアが搭載されている。
【0018】図2は、CNC工作機械の内部構成を示す
ブロック図である。CNC工作機械M1〜M3は、数値
制御による部品加工を実行する部品加工部1と、所定の
加工プログラムに従って部品加工部1の動作を制御する
NC(数値制御)部2と、作業者からの指示を入力する
ための操作パネル部3と、部品加工部1、NC部2およ
び操作パネル部3の間の信号伝達を制御するためのPL
C(プログラマブルロジックコントローラ)部4などで
構成される。PLC部4は、ネットワークと接続するた
めネットワーク機能を備える。
【0019】部品加工部1は、複数の加工軸、部品の位
置決めや回転を行なう部品保持部、これらの駆動力を供
給するサーボモータや各種アクチュエータ等で構成され
る。
【0020】NC部2は、CPU、メモリ、サーボモー
タコントロール部等のインタフェイス等で構成され、メ
モリにロードされた加工プログラムを実行することによ
って部品加工部1の動作を制御する。
【0021】操作パネル部3は、キーボード、スイッ
チ、ボタン等の入力デバイス、ディスプレイやLED等
の出力デバイス、CPU等で構成され、入力デバイスか
らの入力データをPLC部4へ送信したり、PLC部4
からのデータを受信して出力デバイスに出力する。
【0022】PLC部4は、CPU、メモリ、インタフ
ェイス等で構成され、さらに部品加工部1、NC部2、
操作パネル部3およびネットワークとのデータ入出力を
行なうための入力ポートおよび出力ポートを備え、ポー
トアドレスの指定によってビット単位での書換えや読み
出しが可能である。PLC部4のメモリには、入出力ポ
ートのメモリマップが確保され、さらに入力ポートと出
力ポートとの関連付けや論理演算を定義するためのシー
ケンスラダープログラムがロードされ、シーケンスラダ
ープログラムを書換えることによってPLC部4の動作
を任意に変更できる。
【0023】パトライト5は、青灯、緑灯、黄灯、赤灯
などで構成され、部品加工部1の動作状態に応じて点灯
する。部品加工部1の動作状態は、「正常待機中」、
「正常動作中」、所定数の部品加工が終了したときなど
の「軽度のエラーで停止中」、または加工ルールの損傷
など「深刻なエラーで停止中」のいずれかであって、N
C部2によって診断され、PLC部4を介してパトライ
ト5のオンオフが制御される。正常待機中に青灯、正常
動作中に緑灯、軽度のエラーで停止中に黄灯、または深
刻なエラーで停止中に赤灯がそれぞれ点灯する。
【0024】たとえば、NC部2によって部品加工部1
の動作状態が正常待機中であると診断された場合、NC
部2はPLC部4のメモリマップのうちパトライト5の
青灯のオンオフに対応した入力フラグをセットし、正常
待機中を除く動作状態である場合、該フラグをリセット
する。PLC部4のCPUは、定期的にメモリ領域を調
べて、青灯のオンオフに対応したビット状態をチェック
し、ビットがオフであれば、メモリ領域チェックを続け
る。ビットがオンであれば、部品加工部1の青灯のオン
オフに対応した出力フラグをセットし、パトライト5は
このフラグ状態を読み出して、青灯の通電リレーを動作
させる。
【0025】このように操作パネル部3の入力デバイス
や出力デバイスの状態、NC部2や部品加工部1の動作
状態はPLC部4のメモリマップに反映されており、ネ
ットワークを介してパソコンPC1、PC2からのメモ
リマップの書換えや読み出しを許可することによって、
パソコンPC1、PC2による遠隔操作が可能となる。
遠隔操作を許可した場合、操作パネル部3の操作とパソ
コンPC1、PC2からの操作との競合が懸念される
が、ここでは各操作の論理和演算によって、いずれかの
最新の操作が反映されるように構成している。
【0026】図3は、管理プログラムによるパソコンの
動作を示すフローチャートである。パソコンのメモリに
は、CNC工作機械M1〜M3をそれぞれ象徴するアイ
コン、およびCNC工作機械の動作状態に対応付けられ
たウインドウのデータが格納されている。動作状態は、
CNC工作機械M1〜M3について共通にランク分けさ
れており、ウインドウはその数だけ用意されている。
【0027】またウインドウ内には各NC工作機械に対
応するアイコンが表示され、アイコン下部にはアイコン
に付随して各NC工作機械の名前や対応番号等を表示す
る領域が設けられている。
【0028】たとえば、パソコンPC1において管理プ
ログラムを起動すると、ステップa1において初期化処
理を実行し、パソコンPC1とCNC工作機械M1〜M
3とのコネクションが確立して、相互にデータ伝送が可
能になる。またこの時、接続するNC工作機械の台数情
報、各NC工作機械名および各NC工作機械のネットワ
ークアドレス、およびその他情報などもパソコンPC1
内のハードディスク等からパソコンPC1のメモリに読
出しておく。次にステップa2において、PLC部4の
出力フラグを読み出すことによって、各CNC工作機械
の動作状態を感知する。通常は、青灯、緑灯、黄灯、赤
灯が点灯する動作状態のいずれかが読み出されるが、C
NC工作機械の電源が入っていない場合など、読み出し
不能の場合もある。
【0029】次にステップa3に移行して、図5に例示
するように、動作状態に対応したウインドウを画面表示
部に表示する。各ウインドウのタイトルバーには、「ア
ラーム」「切断」「停止」「運転」「オペレータメッセ
ージ」がそれぞれ表示される。「アラーム」のウインド
ウは、パトライト5の赤灯が点灯する動作状態、すなわ
ち深刻なエラーで停止中の状態に対応している。同様
に、「切断」のウインドウは、PLC部4の出力フラグ
が読み出し不能である状態に対応し、「停止」のウイン
ドウは、青灯が点灯する正常停止中の状態に対応し、
「運転」のウインドウは、緑灯が点灯する正常稼働中の
状態に対応し、「オペレータメッセージ」のウインドウ
は、黄灯が点灯する軽度エラーで停止中の状態に対応す
る。
【0030】次に、各CNC工作機械を象徴するアイコ
ンの表示位置を、感知した動作状態に対応するウインド
ウ内に設定する。これによって、各CNC工作機械を象
徴するアイコンが、感知した動作状態に対応するウイン
ドウ内に表示される。図5では、5台のCNC工作機械
のアイコンが、5種類の動作状態に対応したウインドウ
内に1個ずつ表示される。
【0031】パソコンPC1には、接続されるCNC工
作機械M1〜M3が予め登録されており、ステップa4
において、登録台数分の動作状態の感知およびアイコン
の表示を行う処理が終了したか否かを判断する。登録台
数分の処理が終了するまで、ステップa2〜a4の処理
を繰返した後、たとえば、ステップa1で読込んだ台数
情報N=3とするとステップa2〜ステップa4までの
処理をCNC工作機械M1〜M3まで3回繰返した後、
ステップa5において、サンプリングタイマー処理を開
始する。
【0032】次にステップa6において、表示されたア
イコンのうち、選択されたアイコンがあるか否かを判定
する。アイコンの選択は、マウスのボタンクリックなど
によって行われる。アイコンが選択されていない場合、
ステップa10の処理に移行しアイコンが選択される
と、ステップa7において、簡易または詳細の2つの表
示方法から択一する処理を行う。
【0033】たとえば、マウスの左ボタンがシングルク
リックされた場合、アイコンが選択されて反転表示さ
れ、ステップa9において、アイコンに対応するCNC
工作機械の簡易情報を表示する。簡易情報としては、た
とえば加工が完了している部品の数、加工時間などで構
成された部品加工の進行状態を示す情報などがある。
【0034】一方、マウスの左ボタンのダブルクリック
や、右ボタンのシングルクリックにに続いて現れるプル
ダウンメニューの選択などによって、ステップa8にお
いて、選択されたアイコンに対応するCNC工作機械の
詳細情報を表示する。詳細情報として、上記の部品加工
の進行状態の他に、特に、異常停止中の場合、エラーメ
ッセージを表示する。エラーメッセージとして、異常の
種類、規模、発生箇所、対策マニュアルなどを表示して
もよい。
【0035】これらの表示情報は、CNC工作機械の動
作状態に対応付けられてメモリに格納され、CNC工作
機械から、さらに細かなデータを読み込むことによっ
て、パソコンに表示される。
【0036】ステップa6においてアイコンが選択され
なかった場合および、ステップa8およびステップa9
において選択された工作機械の情報を表示した後にステ
ップa10において、工作機械の登録・削除処理を実行
するか否かを判定し、実行しない場合つまり「No」の
場合はステップa5へ移行し、実行する場合はステップ
a11により工作機械の登録・削除処置を実行する。
【0037】次にステップa11においては、たとえば
パソコンPC1において予めCNC工作機械M1,M2
の2台が登録されていたときに新たにCNC工作機械M
3を登録するとすると、ネットワーク上のCNC工作機
械M3を検索しパソコンPC1内のハードディスク等へ
CNC工作機械M3の名前およびCNC工作機械M3の
ネットワークアドレス、およびその他情報を格納し、ま
たCNC工作機械M3とのコネクションを確立し、さら
に台数情報N=3とする。
【0038】また削除する場合は台数情報を減らし、対
応するNC工作機械とのコネクションを解除する。その
後ステップa2の処理へ移行する。
【0039】図4は、図3のサンプリングタイマー処理
をさらに詳細に示すフローチャートである。サンプリン
グタイマー処理が開始されると、まずステップb1にお
いて、図3の場合と同様に、各CNC工作機械の動作状
態を読み込み、ステップb2において、動作状態が変化
したか否かを判断する。変化した場合、ステップb2〜
b11でアイコンの表示ウインドウも変化させ、変化し
ていない場合、ステップb2〜b11の処理を飛ばして
ステップb12に進む。
【0040】ステップb3〜ステップb10では、部品
加工部1が正常に停止中である場合、正常停止中に対応
したウインドウ、すなわち青灯の点灯に対応したウイン
ドウにアイコンを移動させる。同様に、部品加工部1が
正常に稼働中である場合、緑灯に対応したウインドウに
アイコンを移動させ、部品加工部1が軽度のエラーで停
止中であり注意を喚起する必要がある場合、黄灯に対応
したウインドウにアイコンを移動させ、部品加工部1が
深刻のエラーで停止中でありアラームが必要な場合、赤
灯に対応したウインドウにアイコンを移動させる。いず
れの動作状態にも該当しない場合、ステップb11にお
いて、接続が不能であることを示す「切断」のウインド
ウにアイコンを移動させる。
【0041】次にステップb12において、動作状態の
変化を確認し、変化のあるものに対してアイコンを変更
する処理が、登録台数分のCNC工作機械に対して行わ
れたか否かを判断する。終了していない場合は、ステッ
プb1に戻って、上記の処理が終了するまで、ステップ
b1〜b12の処理を繰返す。
【0042】たとえばNC工作機械の台数情報N=3の
場合は各CNC工作機械M1〜M3についてステップb
1〜ステップb12の処理が合計3回行われる。
【0043】このようなサンプリングタイマー処理を行
うことによって、CNC工作機械の動作状態の変化に対
応させて、アイコンの表示ウインドウを変更でき、CN
C工作機械から離れて配置されたパソコンであっても、
動作状態の変化を正確に把握することができる。
【0044】またサンプリングタイマー処理の頻度をよ
り多くすることにより、NC工作機械の動作状態の変化
にリアルタイムに対応させることができ、その都度アイ
コンの表示・更新も行われるため、離れて設置されたパ
ソコンであってもリアルタイムに複数台のNC工作機械
の動作状態の把握が可能になる。
【0045】また、NC工作機械の動作状態に応じた状
態別のウインドウに表示することにより、必要に応じて
所望の状態のウインドウのみを表示することも可能とな
り、限られた表示領域の中で必要な情報をより多く表示
することが可能となる。
【0046】また動作状態表示装置としてパソコンを用
いたがこれに限定されるものではなく、NC工作機械の
動作状態に応じた状態別の表示が可能なものであれば構
わない。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、NC工作
機械の動作状態を感知して動作状態毎に分けて動作状態
表示装置に表示することによって、所望の動作状態のN
C工作機械を確実に把握でき離れた場所からの操作性を
大幅に向上させることができる。
【0048】また本発明によれば、NC工作機械の動作
状態を感知して、そのNC工作機械に対応するアイコン
の表示位置を、感知した動作状態に応じた状態別ウイン
ドウ内に設定することによって、パソコンからの操作性
を大幅に向上することができる。
【0049】また本発明によれば、NC工作機械の異常
状態を感知し、そのNC工作機械に対応するアイコンの
表示位置を、異常状態に対応したウインドウ内に設定す
ることによって、さらにパソコンからの操作性を向上す
ることができる。
【0050】また本発明によれば、上述したNC工作機
械の動作状態を感知して、そのNC工作機械に対応する
アイコンの表示位置を、感知した動作状態に応じた状態
別ウインドウ内に設定する管理プログラムは、磁気テー
プ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモ
リーカード等の記憶媒体に格納したり、ケーブルや無線
等のデータ伝送によって供給可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す構成図である。
【図2】CNC工作機械の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図3】管理プログラムによるパソコンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のサンプリングタイマー処理をさらに詳細
に示すフローチャートである。
【図5】NC工作機械の動作状態に対応するアイコンの
表示例を示す図である。
【符号の説明】
M1〜M2 CNC工作機械 PC1,PC2 パソコン 1 部品加工部 2 NC部 3 操作パネル 4 PLC部 5 パトライト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御による部品加工を実行する部品
    加工部、および所定の加工プログラムに従って部品加工
    部の動作を制御する数値制御部を持ったNC工作機械
    と、 NC工作機械の動作状態を表示する動作状態表示装置
    と、 NC工作機械と動作状態表示装置との間で信号を伝達す
    るネットワークとを備え、 前記NC工作機械は、動作状態をランク分けして判定
    し、 前記動作状態表示装置は、NC工作機械の動作状態を感
    知して、感知した動作状態毎に分けて表示することを特
    徴とするNC工作機械の管理システム。
  2. 【請求項2】 前記動作状態表示装置は、グラフィカル
    ユーザインタフェイス機能を有する画面表示部を持つパ
    ソコンにより構成され、 前記パソコンは、NC工作機械の動作状況を感知して、
    該NC工作機械に対応するアイコンの表示位置を、感知
    した動作状態に対応付けられた状態別ウインドウ内に設
    定することを特徴とする請求項1記載のNC工作機械の
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記NC工作機械は、正常状態と異常状
    態とを判定し、 前記パソコンは、NC工作機械の異常状態を感知して、
    該NC工作機械に対応するアイコンの表示位置を、感知
    した異常状態に対応付けられた異常状態ウインドウ内に
    設定することを特徴とする請求項2記載のNC工作機械
    の管理システム。
  4. 【請求項4】 数値制御による部品加工を実行する部品
    加工部、および所定の加工プログラムに従って部品加工
    部の動作を制御する数値制御部を持ったNC工作機械
    と、 グラフィカルユーザインタフェイス機能を有する画面表
    示部を持ったパソコンと、 NC工作機械とパソコンとの間で信号を伝達するネット
    ワークとを備え、 前記NC工作機械が動作状態をランク分けして判定する
    NC工作機械の管理システムに適用される管理プログラ
    ムであって、 前記パソコン上で実行され、NC工作機械の動作状態を
    感知して、該NC工作機械に対応するアイコンの表示位
    置を、感知した動作状態に対応付けられた状態別ウイン
    ドウ内に設定することを特徴とするNC工作機械の管理
    プログラムを格納した記憶媒体。
JP11134461A 1999-05-14 1999-05-14 Nc工作機械の管理システムおよび管理プログラムを格納した記憶媒体 Pending JP2000322118A (ja)

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