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JP2000300735A - 芳香発生装置付き遊技機及び遊技機の制御方法 - Google Patents

芳香発生装置付き遊技機及び遊技機の制御方法

Info

Publication number
JP2000300735A
JP2000300735A JP11113629A JP11362999A JP2000300735A JP 2000300735 A JP2000300735 A JP 2000300735A JP 11113629 A JP11113629 A JP 11113629A JP 11362999 A JP11362999 A JP 11362999A JP 2000300735 A JP2000300735 A JP 2000300735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
symbol
gaming machine
symbol display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11113629A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyoshige Nakazawa
千代茂 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11113629A priority Critical patent/JP2000300735A/ja
Publication of JP2000300735A publication Critical patent/JP2000300735A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的、または聴覚的な効果に加えて、更に
臭覚的な効果で遊技効果を付与可能な遊技機を提供する
こと。また遊技場におけるたばこ等の匂いの改善を図る
こと。 【解決手段】 可変表示可能な図柄表示装置と複数種類
の香料を噴射する香料噴射装置を備えており、図柄表示
装置が可変表示を開始すると共に香料を噴射し、表示す
る図柄に応じて発生する芳香を変化させる。更に芳香指
示手段を有し、遊技者の好みの芳香を発生可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置と芳
香発生装置を有する遊技機に関する。詳しくは、複数種
類の香料を、図柄表示状況に応じて、または遊技者の好
みに応じて可変的に発生する香料噴射手段を含む、パチ
ンコ遊技機、コイン遊技機、スロットマシン等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図柄表示装置を備える遊技機とし
ては、パチンコ遊技機、コイン遊技機、スロットマシン
等がある。パチンコ遊技機は、平坦な遊技盤に形成され
た遊技領域に、打玉の流れを誘導ないし妨害する釘や風
車、各種入賞口を設け、打球操作ハンドルからパチンコ
玉を発射して、遊技領域を流下させるものである。
【0003】入賞口の形態としては、ポケット状の入賞
口、開閉動作を可変的に行うハネを有する入賞口、往復
動作や回転動作を可変的に行う種々の形状のハネや回転
体により打玉の誘導、排除に関与する役物を備えた入賞
口、可変的な開閉状態を呈するアタッカー入賞口等があ
り、これらの形態を組み合わせた様々な入賞口が存在す
る。また、一旦入賞した打玉を遊技盤裏面に設けた径路
に導き、遊技盤に設けられた他の玉出口から排出するワ
ープ入賞口がある。入賞口には、打玉の入賞に応答し
て、図柄表示装置の可変表示を始動させたり、役物の動
作や配置の変更に関与する始動チャッカー、予め設定し
た数の賞球の払出などの設定がある。
【0004】予め図柄表示装置の始動チャッカーとして
設定された始動入賞口に打玉が入賞すると、入賞球が始
動口スイッチによって検出され、図柄表示装置が可変表
示を開始する。一般に図柄表示装置の表示部は、二ない
し三の画面を有し、それぞれの画面がスロットリールで
構成されたもの、デジタル電光板で構成されたもの、液
晶ディスプレイを用いたものなどがある。
【0005】スロットリールの場合、数字や記号を含む
各種の絵柄面を連ねて描かれたリールを回転させること
により、可変表示が行われる。デジタル電光板や液晶デ
ィスプレイの場合は、電光出力や液晶画面出力を連続切
換することにより、回転するスロットリールが呈する画
面表示に置き換えたものである。
【0006】可変表示始動直後に可変表示停止制御が働
き、二ないし三の画面は、いずれかの絵柄面を表示した
まま停止する。デジタル電光板や液晶ディスプレイを用
いたパチンコ遊技機の可変表示停止制御は、始動入賞球
に、タイムカウンタや乱数発生器が生成した数値を付与
し、付与された数値を判定することにより停止絵柄面が
制御されている。生成する数値には、いわゆる当たりと
なる特定の数値が含まれ、付与された数値が当たりと判
定された際には、二ないし三の画面は、予め決められた
組み合わせの絵柄が横や斜めに並んだ状態で停止する。
液晶ディスプレイを用いた場合は、画面の分割表示を中
止し、ディスプレイ全面に一の絵柄表示を行うものもあ
る。
【0007】当たりの場合、操作者に特定の遊技価値を
付与し、アタッカー入賞口や役物入賞口を一定の時間、
入賞球数に限定して開成し、打玉の入賞を優遇する。ま
た、役物入賞口やアタッカー入賞口などには、入賞した
打玉の振り分けを行うものがある。入賞口内に特定領域
を設定したり、入賞球に計数器で発生させた乱数を対応
させるなどの手段により、入賞球の振り分けを行う。入
賞球が特定領域を通過した場合、ないしは、特定値を振
り分けられた場合、特定の遊技価値を付与する。
【0008】コイン遊技機やスロットマシン等は、パチ
ンコ遊技機と同様の絵柄表示装置が用いられ、絵柄表示
装置が遊技機の基幹となる。絵柄表示装置の表示部は、
通常、縦に三の絵柄分の表示枠を有する画面を横三面に
備え、それぞれの画面がスロットリールで構成されたも
のが一般的である。数字や記号を含む各種の絵柄面を連
ねて描かれたリールを回転させることにより、可変表示
が行われる。始動レバーやボタンの操作により、可変表
示が始動し、各画面毎に設けられた停止ボタンを操作す
ることにより可変表示停止制御が作動する。予め設定さ
れた絵柄の組み合わせが横や斜めに並んだ状態で停止す
ると、当たりとなり、特定の遊技価値の付与や、コイン
の払出、得点の計上が行われる。
【0009】上述した遊技機は、いずれも、可変表示す
る絵柄に多様性をもたせ、効果音や電飾の点滅、遊技盤
や本体に装飾をこらすなど、さまざまな手法により遊技
効果を高める工夫がなされている。例えば、特開平10
−337361号公報には、絵柄表示部だけでなく、そ
の周囲にアナログ時計の時針及び分針を有し、絵柄表示
部の表示状態が、当たりを予感させるいわゆるリーチア
クションを示す時に、並行してリーチアクションを表現
するリーチアクション補助表示部とを備え、絵柄表示部
の3つの表示枠のうち左表示枠と右表示枠が当たりを示
す数字で停止し、中表示枠だけが未だ回転を続行中のリ
ーチアクション状態のときに、並行してリーチアクショ
ン補助表示部の時針と分針の動きで中表示枠の動きを表
現するというパチンコ機の表示装置が開示されている。
【0010】上述した視覚や聴覚による遊技効果の高揚
のみでなく、臭覚的効果による遊技興趣の高揚を目的
に、特開平7−171246号公報においては、単一の
香料を充填したボンベをパチンコ機に備え、打玉の入賞
に基づいて生ずる入賞状態を検出する入賞状態検出手段
の出力に基づいて駆動されるソレノイドにより、ボンベ
に充填した香料を発生させるパチンコ機が開示されてい
る。更にこの場合、たばこ等の匂いの強い遊技場の匂い
の改善を図ることも目的にしている。
【0011】特開平9−11116号公報においては、
たばこ等の匂いの改善を図ることを目的に、研磨対象の
パチンコ玉や遊技機用コインの研磨時に芳香を付与で
き、しかも、香りの発散性、香りの発散効果の持続性に
優れる香料入り研磨材が提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−3373
61号公報においては、可変表示する絵柄に多様性をも
たせたり遊技盤に装飾をこらしたりして視覚的に遊技効
果を高めようとしているが、遊技者は打玉の流れに注視
するため視覚的な効果は小さいという問題点があった。
【0013】また一般的な遊技機においては、打玉等の
入賞に基づいて生ずる入賞状態に対応してスピーカ等に
より効果音を出し、遊技効果を高めようとしているが、
音響的効果は打玉の転動音や、あるいは賞玉やメダルの
放出音などにより効果が弱められ、効果を高めようとし
て大音響を出せば逆に騒音的に作用し、遊技者に不快感
を与えるという問題点があった。
【0014】特開平7−171246号公報の技術で
は、芳香が一種類のため、遊技者はその芳香に飽きてし
まい、臭覚的効果が小さいという問題点があった。
【0015】また特開平7−171246号公報や特開
平9−11116号公報記載の技術によりたばこ等の匂
いの改善はできても、その芳香が遊技者の好みの芳香で
ない場合、根本的な匂いの改善にはならないという問題
点があった。
【0016】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ゲームの場面場面で異なる芳香を
遊技者に与えることにより、遊技者に対して芳香による
臭覚的興趣をより効果的に与え、遊技の興奮をより高め
ることを目的としたものである。
【0017】また本発明は、ゲームの場面場面で遊技者
に与える芳香を徐々に変えることにより、芳香による臭
覚的興趣を更に高めることを目的としたものである。
【0018】更に本発明は、たばこ等の匂いの強い遊技
場の匂いを個々の遊技者の好みの芳香で置き換えること
により、匂いの改善を図ることを目的としたものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の遊技機は、可変表示可能な図柄表示装置
と、該図柄表示装置における図柄の可変を開始する信号
を発生する可変開始指令信号発生手段と、前記図柄表示
装置の停止結果を導出する表示制御手段と、を備えてお
り、特定条件の成立により前記可変開始指令信号発生手
段が図柄の可変を開始する信号を発生し、前記表示制御
手段が所定の停止結果を導出し、前記図柄表示装置が所
定の停止結果となる場合に所定の遊技価値を付与可能な
遊技機であって、複数種類の香料を噴射する手段を備え
たことを特徴とする。
【0020】このように構成した遊技機においては、複
数種類の芳香を発生させることができ、遊技者が芳香に
飽きることがない。
【0021】ここで、前記可変開始指令信号発生手段が
図柄の可変を開始する信号を発生することにより香料を
噴射したり、前記図柄表示装置が可変表示を停止後一定
時間が経過するまでの間、香料を噴射し続けるようにす
る。
【0022】このように構成することにより、遊技者
は、図柄表示装置が可変表示していることを臭覚的に認
識できるため、打玉の流れに注視することができ、遊戯
に熱中できる。
【0023】また、前記可変開始指令信号発生手段が図
柄の可変を開始する信号を発生し、前記図柄表示装置が
可変表示を停止後一定時間が経過するまでの間、芳香を
リアルタイムに順次変えることにより、遊技者は、図柄
表示装置を見なくても、図柄表示状態を想像可能であ
る。
【0024】ここで本発明の遊技機は、前記図柄表示装
置が複数の図柄表示器からなり、該複数の図柄表示器の
うち最後に停止する表示器を除く表示器が、前記所定の
停止結果と一致している場合に、前記可変開始指令信号
発生手段が図柄の可変を開始する信号を発生後最後に停
止する表示器を除く表示器が停止するまでの間と、それ
以降最後に停止する表示器が停止後一定時間が経過する
までの間で、発生する芳香を変えることを特徴とする。
【0025】このように構成することにより、遊技者
は、視覚的に当たりを予感できるだけなく臭覚的にも当
たりを予感でき、遊技への興奮が高まる。
【0026】この場合、前記図柄表示装置の停止結果が
所定の停止結果となる場合と、所定の停止結果とならな
い場合で、発生する芳香を変えることができる。
【0027】これにより、遊技の興趣、すなわち当たり
の場合の幸福感と、はずれの場合の絶望感をより強く、
遊技者に与えることができる。
【0028】また本発明の遊技機は、前記図柄表示装置
が複数の図柄表示器から成り、前記可変開始指令信号発
生手段が図柄の可変を開始する信号を発生し、前記複数
の図柄表示器の可変表示が順次停止し最後に停止する表
示器が停止後一定時間が経過するまでの間、発生する芳
香を徐々に変えていくことを特徴とする。
【0029】このように構成することにより、臭覚的遊
技効果を、より強く遊技者に与えることができる。
【0030】また本発明の遊技機は、芳香発生指示手段
と芳香指定手段を有し、該芳香発生指示手段により香料
の噴射を指示された場合に、該芳香指定手段により指定
された遊技者の好みの芳香を発生することを特徴とす
る。
【0031】このように構成することにより、たばこ等
の匂いの強い遊技場の、遊技者の周辺の匂いを遊技者個
人の好みの芳香に置き換えることができ、遊技者に不快
感を与えない。
【0032】この場合において、通常の遊戯中において
は遊技者の好みの芳香を発生し、前記特定条件の成立に
より前記図柄表示装置が可変表示を開始し、その後可変
表示を停止後一定時間が経過するまでの間、より興奮を
増す芳香を発生するようにする。
【0033】これにより、遊技場の匂いを遊技者の好み
の芳香に置き換えることと、臭覚的遊技効果を高めるこ
とを両立することができる。
【0034】更にこの場合において、前記図柄表示装置
が可変表示を開始し、その後可変表示を停止後一定時間
が経過するまでの間、発生する芳香を徐々に変えていく
と良い。
【0035】そうすることで、遊技場の匂いを遊技者の
好みの芳香に置き換えたうえで、臭覚的遊技効果による
遊技者の興奮を更に高めることができる。
【0036】ここで、前記芳香指定手段が、遊技機の前
面にあるガラス面に設けたタッチ式パネルであれば、遊
技者は、打玉の流れを見ながら、好みの芳香を指示可能
となる。
【0037】本発明の遊技機に付設した香料噴射装置
は、複数種類の液体香料を個別に保持する複数の容器
と、該複数の容器に個別に連通する複数の流路と、該複
数の流路に個別に連通する複数のノズルと、該複数のノ
ズルに対応して該複数のノズル内の複数種類の香料に個
別に圧力を印加する複数の圧力発生手段と、該複数の圧
力発生手段を制御する制御手段とからなり、該制御手段
から発せられる駆動信号に従って前記複数の圧力発生手
段を個別に駆動し、前記複数のノズルから異なる種類の
液滴状態の香料を噴射し、この香料滴の重量が、数ミリ
gから数ナノgの範囲内であることを特徴とする。
【0038】香料噴射装置をこのような構成にすること
により、香料は瞬時に蒸発し芳香と変わり、リアルタイ
ムに芳香を変更可能となる。更に遊技者の服装を濡らす
ことがない。
【0039】ここで、前記圧力発生手段が、前記流路の
一部に設けられた電気機械変換素子の変位力を用いたも
のであっても、前記流路の一部に設けられた振動板と、
該振動板に空隙をもって対向する電極とを有し、前記振
動板と前記電極間に電気パルスを印加し、発生する静電
気力によって前記振動板を変形させた後、前記電気パル
スを解除することにより発生する前記振動板の復元力を
用いたものであってもよい。
【0040】これらの圧力発生手段では、香料滴の発生
に熱を用いないため、香料が変質することがない。
【0041】本発明の芳香発生装置付き遊技機の制御方
法は、可変表示可能で複数の図柄表示器からなる図柄表
示装置と、該図柄表示装置における図柄の可変を開始す
る信号を発生する可変開始指令信号発生手段と、複数種
類の香料を噴射する手段とを備えた遊技機の制御方法で
あって、特定条件の成立により前記可変開始指令信号発
生手段が図柄の可変を開始する信号を発生すると共に香
料の噴射を開始し、前記複数の図柄表示器のうち最後に
停止する表示器を除く表示器が停止するまでの間と、そ
れ以降最後に停止する表示器が停止後一定時間が経過す
るまでの間で、発生する芳香を変えることを特徴とす
る。
【0042】遊技機をこのように制御することにより、
ゲームの場面場面で異なる芳香を遊技者に与えることが
でき、遊技者に対して芳香による臭覚的興趣をより効果
的に与え、遊技の興奮をより高めることができる。
【0043】また、本発明の芳香発生装置付き遊技機の
制御方法は、複数種類の香料を噴射する手段と、芳香発
生指示手段と、芳香指定手段を備えた遊技機の制御方法
であって、該芳香指定手段により遊技者の好みの芳香を
指定し、該芳香発生指示手段により香料の噴射を指示さ
れた場合に、指定された芳香を発生することを特徴とす
る。
【0044】遊技機をこのように制御することにより、
たばこ等の匂いの強い遊技場の匂いを個々の遊技者の好
みの芳香で置き換えることにより、遊技場の匂いの改善
を図ることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の内容を以下の実施の形態
に従い詳細に説明する。
【0046】本実施の形態においては、遊技機の一例と
してパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限定され
ず、例えばコイン遊技機やスロットマシン、カードゲー
ム、ビンゴゲーム等など、表示状態が変化可能な電気的
可変表示装置を有し、その電気的可変表示装置の表示結
果があらかじめ定められた特定の表示態様となった場合
に所定の遊技価値が付与可能となり、電気的可変表示装
置の表示態様に合わせて様々な芳香を発生する香料噴射
放置付きの遊技機全般を対象とする。
【0047】(遊技機の全体構成)図1及び図2は、本
発明を、遊技機の一例であるパチンコ機に適用した場合
の第1実施例を示している。
【0048】図1は、パチンコ機1の正面図であり、図
において、パチンコ機1の額縁状に形成された前面枠2
の開口には、金枠3が周設されている。そして、その金
枠3には、ガラスを有するガラス扉枠4と前面板5とが
開閉自在に設けられている。ガラス扉枠4の後方には、
遊技盤6が配置され、前面板5の表面には、打球を貯留
し、かつ図示しない打球発射位置に打球を供給する上皿
7が固定されている。更に、前面枠2の下方には、打球
発射装置40(図4参照)の一部である操作ハンドル
8、前記上皿7に貯留しきれなかった景品玉を貯留する
下皿9が設けられている。
【0049】前記遊技盤6の前面には、ほぼ円状に設け
られる誘導レール10によって区画された遊技領域11
が形成されている。遊技領域11のほぼ中央には、図柄
表示装置12が配置されている。この図柄表示装置12
は、複数(本実施例の場合には、3つ)の図柄表示器1
3a〜13cとからなる。図柄表示器13a〜13c
は、7セグメントLEDで構成されており、それによっ
て表示される図柄は、数字の「0」〜「9」までの十種
類である。そして、この図柄表示器13a〜13cは、
打球が始動入賞口18a〜18cに入賞したことに基づ
いて上記した数字を遊技者に識別できない程の速さで変
動表示し、一定時間(例えば、5秒)経過したときに、
まず左の図柄表示器13aの変動表示が停止され、次い
で所定時間経過後に中の図柄表示器13bの変動表示が
停止され、更に所定時間経過後に右の図柄表示器13c
が停止するように制御される。停止時に3つの図柄表示
器13a〜13cに表示される図柄が全て同一の数字と
なったときには、大当り遊技状態となり、後述するよう
に変動入賞装置15を駆動制御して短時間に多数の入賞
玉が発生するようになっている。なお、図柄表示器13
aと13bが同一の図柄(数字)を表示して停止し、図
柄表示器13cのみが変動表示中である、いわゆるリー
チ状態となったときには、変動速度が遊技者が図柄(数
字)を識別できる程度の速さに変更される。
【0050】上記した図柄表示装置12の下方に変動入
賞装置15が配置されている。変動入賞装置15は、開
閉板16を有しており、その開閉板16が図示しないア
タッカーソレノイド17(ただし、図6のブロック図に
表示)によって開閉駆動されるようになっている。ま
た、変動入賞装置15には、開閉板16が開放した状態
で受け入れた入賞玉を検出する入賞玉数検出スイッチ2
1と開閉板16内に形成されるV入賞口に入賞した入賞
玉を検出するV入賞玉検出スイッチ20(図示しない;
ただし、共に図6のブロック図に表示)とが設けられて
いる。上記のように構成される変動入賞装置15は、前
記大当り遊技状態となったときに開閉板16が一定時間
(例えば、30秒)経過するまで、あるいは所定個数
(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放し、そ
のような開放状態をV入賞口に入賞玉が入賞することを
条件として所定回数(例えば、16回)繰り返すように
なっている。しかして、入賞玉数検出スイッチ21は、
開閉板16の1回の開放中に受け入れられる入賞玉数を
計数するために使用され、V入賞玉検出スイッチ20
は、開閉板16が繰り返して開放される条件を検出する
ために使用されるものである。
【0051】また、遊技領域11には、始動入賞口18
a〜18cが設けられている。この始動入賞口18a〜
18cは、図柄表示装置12の図柄表示器13a〜13
cの変動表示を許容するものであり、このため、始動入
賞口18a〜18cは、打球の入賞を検出する始動入賞
玉検出スイッチ19a〜19c(図示しない;ただし、
図6のブロック図に表示)を内蔵している。また、始動
入賞口18aは、図柄表示装置12と変動入賞装置15
との間に、始動入賞口18b,18cは、変動入賞装置
15の開閉板16の左右にそれぞれ配置されている。
【0052】更に、遊技領域11には、図柄表示装置1
2の両側にチューリップ式入賞口22a,22bが設け
られ、変動入賞装置15の斜め上方左右に入賞口23
a,23bが配置されている。これらの入賞口22a,
22b、23a,23bには、図示しないが各種の遊技
状態に応じて点灯したり点滅したりする動作ランプ24
(ただし、図6のブロック図に表示)が内蔵されてい
る。また、遊技領域11の左右両側には、大当り遊技状
態となったときに点滅してその旨を遊技者に報知する大
当りランプ25a,25bも配置されている。また、遊
技領域11の最下方には、上記した入賞口等に入賞しな
い打球が回収されるアウト口26も設けられている。
【0053】上記した大当りランプ25a,25bや動
作ランプ24は、大当り遊技状態時に所定の態様で点滅
したり点灯したりするものであるが、本実施例において
は、図柄表示装置12がリーチ状態となったときにも異
なる態様で表示制御される。しかして、遊技盤6に設け
られるこれら大当りランプ25a,25bや動作ランプ
24は、主として当該パチンコ機1で遊技をしている遊
技者に対してその旨を報知したり遊技の雰囲気を高める
ために表示駆動されるものであり、他の遊技客や遊技場
の店員に対しては、パチンコ機1の前面枠2の上部に設
けられる枠ランプ装置27によって大当り状態やリーチ
状態を報知し且つその雰囲気を高めている。そして、枠
ランプ装置27内は、後述するターミナル端子基板39
を介して制御基板ボックス33内に収納されている遊技
制御回路基板33aに接続され、遊技状態が大当り遊技
状態となったときやリーチ状態となったときに表示制御
される。
【0054】下皿9の上部には、香料噴射装置28を構
成する香料噴射ヘッド29(共に、図3参照)のノズル
形成面34が設けられている。ノズル形成面34には図
示しない4個のノズル孔35a〜35d(但し、図3に
記載)が形成されている。
【0055】次に、図2を参照してパチンコ機の裏面構
造について説明する。図において、パチンコ機1の裏面
には、機構板30が設けられている。この機構板30の
ほぼ中央には、正方形状の開口部31が開設され、該開
口部31に前記遊技盤6の裏面に固着される入賞玉集合
カバー32が臨んでいる。この入賞玉集合カバー32
は、遊技盤6に設けられる前記複数の入賞装置や入賞口
の裏面を覆うもので、それらの入賞装置や入賞口に入賞
した入賞玉を下方に誘導するものである。また、入賞玉
集合カバー32の裏面には、後述するマイクロコンピュ
ータ50を含む制御回路が構成された遊技制御回路基板
33aを収納する制御基板ボックス33が固着されてい
る。
【0056】一方、前記機構板30は、周知のように、
発生した入賞玉を1個づつ処理し、その処理される入賞
玉に対応して所定個数の景品玉を排出するための各種の
機構が設けられるものである。このため、機構板30の
前面側には、発生した入賞玉を一か所に集めて入賞玉処
理装置38に送る入賞玉集合樋が形成され、機構板30
の後面側には、景品玉を排出するための各種の機構が設
けられているが、説明は省略する。
【0057】また、機構板30の上部には、パチンコ機
1への給電端子やパチンコ機1とホールコンピュータ
(図示しない)とを接続する端子が集約して形成される
ターミナル端子基板39が設けられている。このターミ
ナル端子基板39には、前記制御基板ボックス33に収
納される遊技制御回路基板33aと前記枠ランプ装置2
7とを接続する端子も設けられており、ターミナル端子
基板39と遊技制御回路基板33aとは、ケーブル41
で接続されている。なお、パチンコ機1の裏面下部に設
けられている打球を弾発するための打球発射装置40
は、ターミナル端子基板39を介して給電されている。
【0058】入賞玉処理装置38の下部には、香料噴射
ヘッド29、香料供給チューブ37a等、香料保持タン
ク43等から構成される香料噴射装置28が設けられて
いる。香料供給チューブは4本あるが、ここでは省略し
て37aの1本のみ図示した。香料噴射ヘッド29は接
続ケーブル42を介して遊技制御回路基板33aに接続
されている。
【0059】(香料噴射装置の構成)次に、図3を参照
して本発明の遊技機の基幹部分である香料噴射装置28
の構造を説明する。
【0060】香料噴射装置28は、香料を噴射する噴射
ヘッド29と、香料を保持する香料保持タンク43と、
噴射ヘッド29と香料保持タンク43とを連結する香料
供給チューブからなる。本実施の形態においては、基本
的な芳香を有する4種類の香料をそれぞれ個別に充填し
た香料サブタンク43a〜43dと、噴射ヘッド29に
設けた4個の香料供給口36a〜36dを、シリコンゴ
ム製の香料供給チューブ37a〜37dで、個別に連結
している。香料保持タンク43は、4個の香料サブタン
ク43a〜43dからなるが、これらを分離不可能な1
個の容器にしても、4個に分離可能なように構成しても
構わない。分離可能な構成にすることで、香料の消費具
合によって、早く無くなった香料を充填した香料サブタ
ンクのみを交換できるというメリットを有する。噴射ヘ
ッド29の前面のノズル形成面34には、4個のノズル
孔35a〜35dが形成されており、4個の香料供給口
36a〜36dと個別に連結されている。また噴射ヘッ
ド29の後部には、接続ケーブル42を接続するための
個別電極端子44が設けられている。
【0061】図4は図3におけるA−A断面を示す噴射
ヘッド29の断面略図である。図3と図4を用いて本発
明の噴射ヘッド29の構造と香料噴射装置28による香
料滴の噴射原理を説明する。102はノズル基板、10
3はキャビティ基板である。ノズル基板102とキャビ
ティ基板103はそれぞれ単結晶の半導体基板よりな
る。104は電極ガラス基板で、ホウ珪酸ガラスよりな
る。噴射ヘッド29は、3枚の基板102,103,1
04を積層してなる。ノズル基板102は4個のノズル
孔35a〜35dと、4個の独立した細溝110と4個
の独立した香料取り入れ口112が形成されている。ノ
ズル孔35a〜35dは噴射ヘッド29の端面に三角形
形状をして開口しており、香料を液滴状態で噴射可能で
ある。キャビティ基板103にはノズル孔35a〜35
dにそれぞれ個別に連通する4個の独立した吐出室10
6と4個の独立した香料受け入れ室111を区画形成す
ると共に、各吐出室106の底壁を面外方向に振動可能
な4個の振動板107としてある。113はキャビティ
基板103表面に設けられた白金による共通電極であ
る。共通電極113と各振動板107は電気的に導通さ
れ、各振動板107は共通電極113と同電位となって
機能する。振動板107に対峙する下側の電極ガラス基
板104によって規定される対向板108の部分に個別
電極109を形成してある。共通電極113と個別電極
109の間に駆動電圧を印加することによって発生する
静電気力を利用して、振動板107を吸引して撓ませる
ことができるようになっている。
【0062】各吐出室106は細溝110により香料受
け入れ室111に連通し、更に香料取り入れ口112に
連通している。香料取り入れ口112には香料供給口3
6a〜36dが接着剤等で固着されて接続されている。
これにより、4個の香料サブタンク43a〜43dか
ら、香料供給チューブ37a〜37d、香料供給口36
a〜36d、香料取り入れ口112、香料受け入れ室1
11、細溝110、吐出室106、ノズル孔35a〜3
5dまで、4個の個別の香料液流路が形成される。
【0063】114は振動板107を駆動制御するため
の電圧発生器であり、共通電極113と個別電極109
とに電気的に接続されている。
【0064】ここで電圧発生器114からパルス状の電
圧が発せられたときの電気的接続と振動板107の駆動
について説明する。
【0065】キャビティ基板103にP形シリコンを用
い、キャビティ基板103(振動板107)側、すなわ
ち共通電極113をプラス極性、個別電極109をマイ
ナス極性になるように電圧発生器114に接続し、パル
ス電圧を印加する。
【0066】相対峙する振動板107がプラス電荷に帯
電され、個別電極109がマイナス電荷が帯電されるた
め、印加したパルス電圧が、振動板107を撓ませるに
充分な静電気による吸引力を発生する。したがって、振
動板107は個別電極109側へ撓むことになる。
【0067】ここでパルス電圧を解除すると、個別電極
109側に撓んでいた振動板107が吐出室106側に
復元し、吐出室106の体積が小さくなることにより圧
力が発生し、この圧力により液体香料は液滴となりノズ
ル孔35a〜35dから飛翔する。本実施の形態におい
ては、振動板107と個別電極109と吐出室106
が、香料に圧力を印加する圧力発生手段を構成してい
る。
【0068】本実施の形態において、噴射される香料滴
の重量は、ノズル孔35a〜35dの面積と長さ、吐出
室106の面積と深さ等の流路の形状や、振動板107
の厚み等の圧力発生手段の性能、印加電圧などにより決
定できる。本実施の形態の場合、1マイクロgに設定し
た。1滴の香料の重量を1マイクロgに設定することに
より、香料は瞬時に蒸発し芳香と変わり、リアルタイム
に芳香を変更可能となる。更にノズル形成面34を設け
たパチンコ機1から数10cm離れた位置にいる遊技者
の服装を濡らすこともない。
【0069】4個の香料サブタンクに、基本的な芳香を
有する4種類の液体香料を充填し、4個の圧力発生手段
を任意に駆動することで、様々な芳香を作り出すことが
できる。たとえば仮に、4個の香料サブタンク43a〜
43dに4種類の液体香料p、q、r、sを充填し、そ
れぞれの香料1マイクロgが作り出す芳香をP、Q、
R、Sとするとき、ノズル孔43aから1滴の香料を、
ノズル孔43bから2滴の香料を、ノズル孔43cから
1滴の香料を噴射すると、P+2Q+Rの芳香が作り出
せる。次に、ノズル孔43aから2滴の香料を、ノズル
孔43bから1滴の香料を、ノズル孔43cから1滴の
香料を、ノズル孔43dから3滴の香料を噴射すると、
2P+Q+R+3Sの芳香が作り出せる。噴射ヘッド2
9を構成する圧力発生手段は、上述の制御方法によるた
めリアルタイムに制御可能であり、香料噴射装置28は
リアルタイムに芳香を変えることができる。
【0070】本実施の形態においては、4個の香料サブ
タンクに4種類の基本香料を充填した場合を説明した
が、この個数に限定されることはなく、基本香料の数は
いくつでも構わない。基本香料の数が少ないと香料噴射
装置の構成は単純になるが、表現できる芳香の種類も限
定される。逆に基本香料の数が多いと表現できる芳香の
数が増えるものの、香料噴射装置の構成が複雑になる。
本発明者の経験から、10種類程度の基本香料とするこ
とにより、様々な芳香を表現できることが判っている。
【0071】(圧力発生手段の第2の実施例)図5は、
別の実施の形態における香料噴射ヘッド29の圧力発生
手段を説明するための断面図である。
【0072】201は第1の基板、202は第2の基
板、203は香料を液滴状態で噴射させるノズル孔、2
04は細溝、205は振動板、206は圧電素子、20
8は香料受け入れ室、209は吐出室、210は香料取
り入れ口、211は香料供給口、212は香料供給チュ
ーブ、213は電圧発生器である。
【0073】ノズル孔203、吐出室209、細溝20
4、香料受け入れ室208は連通した溝状の流路を構成
し、香料取り入れ口210を介して香料供給口211、
香料供給チューブ212へと連通している。ノズル孔2
03、吐出室209は第1の基板201上に一体となっ
て形成されている。第1の基板201はポリカーボネイ
トやポリエーテルサルフォン、ポリイミド等のプラスチ
ックやガラスあるいは紫外線硬化樹脂等の感光性樹脂よ
りなり、射出成型、エッチング、レーザ加工、光硬化樹
脂によるリソグラフィ等により形成される。
【0074】第2の基板202は可撓性のある材質から
なり、自由に曲げ・伸ばしが可能となっている。第2の
基板202は第1の基板201の表面に溶着または接着
されている。
【0075】振動板205は、ステンレス、圧延銅又は
電解銅やその他の金属または導電性部材で作られ、第2
の基板202上の流路上方部表面に接着層207aを介
して接着され、圧電素子206に電圧を印加する際に共
通電極としても作用している。
【0076】圧電素子206は、チタン酸バリウムやジ
ルコン酸鉛等の圧電性を示す材料を焼結して作られてい
る。圧電素子206は分極処理されており、厚み方向に
電圧を印加することにより電荷を保持して長さ方向に収
縮する性質を有する。このような圧電素子206は接着
層207bを介して振動板205上で、吐出室209の
上部に接着されている。圧電素子206および振動板2
05は互いの表面粗さにより接着層207bを介しても
接触しており、導通性は保たれている。圧電素子206
は電圧を印加することにより長さ方向に収縮しようとす
るが、前述のように振動板205に拘束されるように構
成されているので、曲げモーメントが作用して圧電素子
206と振動板205は撓む。圧電素子206の厚みを
薄くした場合、圧電素子206内部に生ずる電界は厚い
場合よりも大きくなるので、同一の電界を生じさせて駆
動する場合には、圧電素子206の厚みに反比例してよ
り低い電圧で駆動させることができる。
【0077】電圧発生器213により、個別電極として
の圧電素子206と共通電極としての振動板205に電
圧を印加すると、圧電素子206及び振動板205は吐
出室209の容積を縮小する方向に撓み、吐出室209
内の液体香料に圧力を生じさせる。この圧力により、液
体香料は液滴となって、ノズル孔203から吐出され
る。すなわち圧電素子206と振動板205及び吐出室
209により、香料に圧力を印加する圧力発生手段を構
成している。
【0078】本実施例において、噴射される香料滴の重
量は、ノズル孔203の面積と長さ、吐出室209の面
積と深さ等の流路の形状や、圧電素子206の圧電特性
と振動板205の剛性等の圧力発生手段の性能、印加電
圧などにより決定できる。本実施例の場合、20ナノg
に設定した。
【0079】以上、香料噴射装置28を構成する香料噴
射ヘッド29の圧力発生手段として2つの構造を説明し
たが、本発明はこれらに限定されることはなく、たとえ
ば、液体香料の流路内に設けた発熱素子に通電して、液
体香料に高温をかけ、膜沸騰させ、気泡を発生し、かか
る気泡により液体香料を液滴として吐出させるものもあ
る。また、香料噴射装置28は香料噴射ヘッド29を有
しなくてもよく、複数種類の基本香料の発生をリアルタ
イムに制御可能な手段を有すればよく、たとえば、電磁
波による発熱を利用して液体香料をガス化するものでも
良い。
【0080】(制御方法の第1実施例)以上、パチンコ
機1に設けられる各種の構成について説明したが、上記
した図柄表示装置12や変動入賞装置15、香料噴射装
置28等は、図6に示す制御回路によって制御される。
この制御回路は、前記制御基板ボックス33に収納され
る遊技制御回路基板33aに形成されており、制御中枢
としてのマイクロコンピュータ50を含んでいる。マイ
クロコンピュータ50には、外部ROM51、外部RA
M52が接続されている。外部ROM51には、処理手
順を示したプログラムデータが格納され、外部RAM5
2は、必要なデータの書き込み、呼出しが行われるよう
になっている。前記始動入賞検出スイッチ19a〜19
c、入賞玉数検出スイッチ21、V入賞玉検出スイッチ
20は、フリップフロップからなる波形整形回路53を
介してマイクロコンピュータ50に接続されている。
【0081】クロック発生回路55は、分周器54を介
して外部割込み信号をマイクロコンピュータ50のINT
端子に出力している。そして、その外部割込み信号に同
期してマイクロコンピュータ50は、外部ROM51に
格納されているメインプログラムを実行する。また、電
源回路57に電源が給電されるとリセット信号発生回路
56からリセット信号がマイクロコンピュータ50に出
力され、そのリセット信号により初期プログラムが起動
される。
【0082】マイクロコンピュータ50の各出力ポート
には、表示器駆動回路58、表示器選択回路59、第1
フラッシュ回路60、第2フラッシュ回路61、香料選
択回路62及びドライバ63が接続されている。表示器
駆動回路58、表示器選択回路59には、図柄表示器1
3a〜13cが接続されている。それらの表示器は、マ
イクロコンピュータ50から選択データと、表示データ
とを一定周期で出力することにより、ダイナミック駆動
される。
【0083】第1フラッシュ回路60及び第2フラッシ
ュ回路61には、枠ランプ装置27が接続され、大当り
遊技状態となったときに大当り信号によって第1フラッ
シュ回路60が駆動され、リーチ状態となったときにリ
ーチ信号によって第2フラッシュ回路61が駆動されて
それぞれの態様で枠ランプ装置27を表示駆動する。
【0084】また、香料選択回路62は、複数個(本実
施の形態の場合4個)の基本香料のうちのどの香料をど
れだけ噴射するかを選択する。香料選択回路62にはヘ
ッド駆動回路64が接続され、更にドライバ65が接続
されており、この選択信号により、どの香料噴射ヘッド
を何回駆動するかをヘッド駆動回路64が演算して、ド
ライバ65に伝達する。この信号に基づきドライバ65
は香料噴射ヘッド29をダイナミック駆動する。
【0085】更に、ドライバ63は、マイクロコンピュ
ータ50からの信号に応じて、アタッカーソレノイド1
7を駆動し、大当りランプ25a,25b、動作ランプ
24の点灯、あるいは点滅動作を制御する。
【0086】上記した制御回路によって制御される動作
のうち、図柄表示器13a〜13cの変動表示の処理手
順と香料噴射装置の駆動手順を示した香料噴射ルーチン
を図7を参照して説明する。ステップ300で当たりフ
ラグがセットされているかどうかを判断し、YESであ
れば、ステップ302で図柄表示器13a〜13cが変
動を開始すると共に、ステップ304で香料噴射装置2
8が香料の噴射を開始する。このときの芳香は、さわや
か感を出せる、たとえばP+Q+Rの芳香である。NO
であれば、香料噴射ルーチンの最初に戻る。
【0087】次にステップ306で左の図柄表示器13
aが変動を停止したかどうかを判断し、NOであればス
テップ304に戻って、香料噴射装置28はP+Q+R
の芳香を出し続ける。YESであればステップ308に
進んで、香料噴射装置28はわずかに興奮度を増すP+
2Q+Rの芳香になるように噴射する香料の割合を変更
する。
【0088】ステップ310で中の図柄表示器13bが
変動を停止したかどうかを判断し、NOであればステッ
プ308に戻って、香料噴射装置28はP+2Q+Rの
芳香を出し続ける。YESであればステップ312に進
んで、左の図柄表示器13aの図柄と中の図柄表示器1
3bの図柄が同じかどうかを判断する。NOであればス
テップ322に進んで、香料噴射装置28は残念感を出
す50P+Q+Rの芳香になるように噴射する香料の割
合を変更する。YESであればステップ314に進ん
で、香料噴射装置28は興奮度を高めるようにP+10
0Q+Rの芳香になるように噴射する香料の割合を徐々
に変更する。すなわちステップ314においては、噴射
する香料の割合を一気に変更するのではなく、徐々に興
奮度が増すように、香料の割合を徐々に変更していく。
【0089】ステップ316で右の図柄表示器13cが
変動を停止したかどうかを判断し、NOであればステッ
プ314に戻る。YESであればステップ318に進ん
で、全ての図柄表示器13a、13b、13cの図柄が
同じかどうかを判断する。NOであればステップ322
に進んで、香料噴射装置28は残念感を出す50P+Q
+Rの芳香になるように噴射する香料の割合を変更す
る。YESであればステップ320に進んで、香料噴射
装置28は幸福感を出すP+R+70Sの芳香になるよ
うに噴射する香料の割合を変更する。
【0090】ステップ320またはステップ322でそ
れぞれの香料を1分間噴射した後、ステップ324に進
んで、香料噴射装置28は香料の噴射を停止すると共
に、香料噴射ルーチンを終了する。
【0091】(制御方法の第2実施例)本発明の別の実
施の形態における香料噴射装置付きパチンコ機を図8の
回路図を用いて説明する。図8において、図柄表示器1
3a〜13c、アタッカーソレノイド17、始動入賞玉
検出スイッチ19a〜19c、V入賞玉検出スイッチ2
0、入賞玉数検出スイッチ21、動作ランプ24、大当
りランプ25a,25b、枠ランプ装置27、香料噴射
ヘッド29、遊技制御回路基板33a、マイクロコンピ
ュータ50、外部ROM51、外部RAM52、波形整
形回路53、分周器54、クロック発生回路55、リセ
ット信号発生回路56、電源回路57、表示器駆動回路
58、表示器選択回路59、第1フラッシュ回路60、
第2フラッシュ回路61、香料選択回路62、ドライバ
63、ヘッド駆動回路64、ドライバ65は、第1の実
施の形態における図6と同じ働きをし、先に説明したと
おりである。
【0092】芳香指示装置70は、ガラス扉枠4内に嵌
め込まれたガラス板の図柄表示器13a〜13c上に形
成した3個のタッチ式パネル(図示せず)と前面枠に貼
られた操作方法指示シール(図9)で構成される。遊技
者は、図9の指示シールの指示に基づき、3個のタッチ
式パネルを必要回数押して自分の好みの芳香を得ること
ができる。遊技者が遊戯中に、ジャスミンの香りを楽し
みたければ、図柄表示器13a上のガラス面にあるタッ
チ式パネルを2回、図柄表示器13b上のガラス面にあ
るタッチ式パネルを1回、図柄表示器13c上のガラス
面にあるタッチ式パネルを2回押す。3個のタッチ式パ
ネルが押されたことにより、マイクロコンピュータ50
は、指示された芳香を得るための香料の割合を計算し、
その計算結果に基づき、香料選択回路62は、複数個
(本実施の形態の場合4個)の基本香料のうちのどの香
料をどれだけ噴射するかを選択する。香料選択回路62
にはヘッド駆動回路64が接続され、更にドライバ65
が接続されており、この選択信号により、どの香料噴射
ヘッドを何回駆動するかをヘッド駆動回路64が演算し
て、ドライバ65に伝達する。この信号に基づきドライ
バ65は香料噴射ヘッド29を駆動する。
【0093】遊技者により発生する芳香を指定された場
合、香料噴射装置28は、遊技状態に関わらず常にその
芳香となる香料を噴射し続けるようにパチンコ機1を制
御してもよいが、通常の遊戯中においては遊技者に指定
された芳香を発生し、特定条件の成立により当たりフラ
ッグがセットされた場合には、図7記載の香料噴射ルー
チンを行うようにパチンコ機1を制御することもでき
る。
【0094】本実施例においては、ガラス面上に形成し
たタッチ式パネルで芳香を指定するようにしたが、これ
に限定されることはなく、たとえば、前面枠2に設けら
れたノズル形成面34の横に、指示キーを設けてもよ
い。
【0095】以上、実施の形態に係るパチンコ機1の構
成と作用について説明したが、この実施の形態によれ
ば、図柄表示器13a〜13cが可変表示を開始すると
共に芳香を発生し、最後に変動停止する右図柄表示器1
3cを除く既に変動停止した左・中図柄表示器13a,
13bの図柄の組合せがいわゆるリーチ状態となったと
きに、最後に変動停止する右図柄表示器13cが停止す
るまでの間、徐々に興奮度を増すように芳香を変化して
いくようにしたので、リーチ時において今迄にない芳香
による新鮮味を味わうことができ、遊技者の期待感を盛
り上げることができる。更に、図柄表示器13a〜13
cがいわゆる当たりとなった場合には幸福感を出す芳香
を発生し、いわゆるはずれとなった場合には、残念感を
出す芳香を発生するようにしたので、遊技者は従来の視
覚と聴覚による遊技の楽しみだけでなく、臭覚によって
も遊技を楽しむことができる。
【0096】また、遊技中に遊技者が自分の好みの芳香
を楽しむことができるようにしたので、遊技場における
たばこ等の不快な匂いから解放されることができる。
【0097】なお、上記した実施例では、図柄表示器1
3a〜13cを7セグメントLEDで構成したものを示
したが、他の電気的図柄表示器(例えば、LCD表示
器、ドットマトリックスLED等)や機械的図柄表示器
(回転ドラムや回転円盤)を備えた図柄表示装置でも良
い。また、各図柄表示器の停止順序も任意に設定すれば
良い。
【0098】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、図柄表示器が可変表示を開始す
ると共に芳香を発生し、最後に変動停止する図柄表示器
を除く既に変動停止した図柄表示器の図柄の組合せがい
わゆるリーチ状態となったときに、最後に変動停止する
図柄表示器が停止するまでの間、徐々に興奮度を増すよ
うに芳香を変化していくようにしたので、リーチ時にお
いて今迄にない芳香による新鮮味を味わうことができ、
遊技者の期待感を盛り上げることができるという効果を
有する。更に、図柄表示器がいわゆる当たりとなった場
合には幸福感を出す芳香を発生し、いわゆるはずれとな
った場合には、残念感を出す芳香を発生するようにした
ので、遊技者は従来の視覚と聴覚による遊技の楽しみだ
けでなく、臭覚によっても遊技を楽しむことができると
いう効果を有する。
【0099】また、遊技中に遊技者が自分の好みの芳香
を楽しむことができるようにしたので、遊技場における
たばこ等の不快な匂いから解放されることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の正面図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の背面図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る香料噴射装置の構造
を示す斜視図である。
【図4】図3におけるA−A断面を示す本発明の実施の
形態に係る噴射ヘッドの断面略図である。
【図5】本発明の別の実施の形態に係る噴射ヘッドの断
面略図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るパチンコ機の遊技動
作を制御する制御回路のブロック図である。
【図7】上記制御回路によって制御される動作のうち図
柄表示装置と香料噴射装置の駆動手順を示すフロー図で
ある。
【図8】本発明の別の実施の形態に係るパチンコ機の遊
技動作を制御する制御回路のブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る香料噴射装置の芳香
指示方法を示す指示内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 6 遊技盤 12 図柄表示装置 13a〜13c 図柄表示器 28 香料噴射装置 29 香料噴射ヘッド 33a 遊技制御回路基板 34 ノズル形成面 35a〜35d ノズル孔 43 香料保持タンク 43a〜43d 香料サブタンク 50 マイクロコンピュータ 62 香料選択回路 64 ヘッド駆動回路 70 香料指示装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変表示可能な図柄表示装置と、該図柄
    表示装置における図柄の可変を開始する信号を発生する
    可変開始指令信号発生手段と、前記図柄表示装置の停止
    結果を導出する表示制御手段と、を備えており、特定条
    件の成立により前記可変開始指令信号発生手段が図柄の
    可変を開始する信号を発生し、前記表示制御手段が所定
    の停止結果を導出し、前記図柄表示装置が所定の停止結
    果となる場合に所定の遊技価値を付与可能な遊技機であ
    って、複数種類の香料を噴射する手段を備えたことを特
    徴とする芳香発生装置付き遊技機。
  2. 【請求項2】 前記可変開始指令信号発生手段が図柄の
    可変を開始する信号を発生することにより香料を噴射す
    ることを特徴とする請求項1記載の芳香発生装置付き遊
    技機。
  3. 【請求項3】 前記図柄表示装置が可変表示を停止後一
    定時間が経過するまでの間、香料を噴射し続けることを
    特徴とする請求項2記載の芳香発生装置付き遊技機。
  4. 【請求項4】 前記可変開始指令信号発生手段が図柄の
    可変を開始する信号を発生し、前記図柄表示装置が可変
    表示を停止後一定時間が経過するまでの間、芳香をリア
    ルタイムに順次変えることを特徴とする請求項1ないし
    3記載の芳香発生装置付き遊技機。
  5. 【請求項5】 前記図柄表示装置が複数の図柄表示器か
    らなり、該複数の図柄表示器のうち最後に停止する表示
    器を除く表示器が、前記所定の停止結果と一致している
    場合に、前記可変開始指令信号発生手段が図柄の可変を
    開始する信号を発生後最後に停止する表示器を除く表示
    器が停止するまでの間と、それ以降最後に停止する表示
    器が停止後一定時間が経過するまでの間で、発生する芳
    香を変えることを特徴とする請求項3記載の芳香発生装
    置付き遊技機。
  6. 【請求項6】 前記図柄表示装置の停止結果が所定の停
    止結果となる場合と、所定の停止結果とならない場合
    で、発生する芳香を変えることを特徴とする請求項5記
    載の芳香発生装置付き遊技機。
  7. 【請求項7】 前記図柄表示装置が複数の図柄表示器か
    ら成り、前記可変開始指令信号発生手段が図柄の可変を
    開始する信号を発生し、前記複数の図柄表示器の可変表
    示が順次停止し最後に停止する表示器が停止後一定時間
    が経過するまでの間、発生する芳香を徐々に変えていく
    ことを特徴とする請求項1記載の芳香発生装置付き遊技
    機。
  8. 【請求項8】 芳香発生指示手段と芳香指定手段を有
    し、該芳香発生指示手段により香料の噴射を指示された
    場合に、該芳香指定手段により指定された遊技者の好み
    の芳香を発生することを特徴とする請求項1記載の芳香
    発生装置付き遊技機。
  9. 【請求項9】 通常の遊戯中においては遊技者の好みの
    芳香を発生し、前記特定条件の成立により前記図柄表示
    装置が可変表示を開始し、その後可変表示を停止後一定
    時間が経過するまでの間、より興奮を増す芳香を発生す
    ることを特徴とする請求項8記載の芳香発生装置付き遊
    技機。
  10. 【請求項10】 前記図柄表示装置が可変表示を開始
    し、その後可変表示を停止後一定時間が経過するまでの
    間、発生する芳香を徐々に変えていくことを特徴とする
    請求項9記載の芳香発生装置付き遊技機。
  11. 【請求項11】 前記芳香指定手段が、遊技機の前面に
    あるガラス面に設けたタッチ式パネルであることを特徴
    とする請求項8ないし10記載の芳香発生装置付き遊技
    機。
  12. 【請求項12】 複数種類の液体香料を個別に保持する
    複数の容器と、該複数の容器に個別に連通する複数の流
    路と、該複数の流路に個別に連通する複数のノズルと、
    該複数のノズルに対応して該複数のノズル内の複数種類
    の香料に個別に圧力を印加する複数の圧力発生手段と、
    該複数の圧力発生手段を制御する制御手段とからなり、
    該制御手段から発せられる駆動信号に従って前記複数の
    圧力発生手段を個別に駆動し、前記複数のノズルから異
    なる種類の液滴状態の香料を噴射することを特徴とする
    請求項1ないし11記載の芳香発生装置付き遊技機。
  13. 【請求項13】 前記香料滴の重量が、数ミリgから数
    ナノgの範囲内であることを特徴とする請求項12記載
    の芳香発生装置付き遊技機。
  14. 【請求項14】 前記圧力発生手段が、前記流路の一部
    に設けられた電気機械変換素子の変位力を用いたもので
    あることを特徴とする請求項12または13記載の芳香
    発生装置付き遊技機。
  15. 【請求項15】 前記圧力発生手段が、前記流路の一部
    に設けられた振動板と、該振動板に空隙をもって対向す
    る電極とを有し、前記振動板と前記電極間に電気パルス
    を印加し、発生する静電気力によって前記振動板を変形
    させた後、前記電気パルスを解除することにより発生す
    る前記振動板の復元力を用いたものであることを特徴と
    する請求項12または13記載の芳香発生装置付き遊技
    機。
  16. 【請求項16】 可変表示可能で複数の図柄表示器から
    なる図柄表示装置と、該図柄表示装置における図柄の可
    変を開始する信号を発生する可変開始指令信号発生手段
    と、複数種類の香料を噴射する手段とを備えた遊技機の
    制御方法であって、特定条件の成立により前記可変開始
    指令信号発生手段が図柄の可変を開始する信号を発生す
    ると共に香料の噴射を開始し、前記複数の図柄表示器の
    うち最後に停止する表示器を除く表示器が停止するまで
    の間と、それ以降最後に停止する表示器が停止後一定時
    間が経過するまでの間で、発生する芳香を変えることを
    特徴とする遊技機の制御方法。
  17. 【請求項17】 複数種類の香料を噴射する手段と、芳
    香発生指示手段と、芳香指定手段を備えた遊技機の制御
    方法であって、該芳香指定手段により遊技者の好みの芳
    香を指定し、該芳香発生指示手段により香料の噴射を指
    示された場合に、指定された芳香を発生することを特徴
    とする遊技機の制御方法。
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