JP2000298927A - 光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法 - Google Patents
光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 起動時間を短縮可能な光ディスク装置を提供
する。 【解決手段】 起動時にフォーカスのみサーボがかかっ
た状態でトラッキングエラー信号振幅を取込む場合、ス
イッチ4はヘッドアンプ1からのトラッキングエラー信
号を高域通過フィルタ2に出力する。高域通過フィルタ
2を通過した信号は全波整流器5と低域通過フィルタ6
とを通り、A/D変換器7でディジタル信号に変換され
る。マイクロコンピュータ8はA/D変換器7からのト
ラッキングエラー信号振幅レベルを基に挿入媒体の判別
を行う。起動時にフォーカスのみサーボがかかった状態
で和信号レベルを取込む場合、スイッチ4はヘッドアン
プ1からの和信号を低域通過フィルタ3に出力する。低
域通過フィルタ3を通過した信号はA/D変換器7でデ
ィジタル信号に変換される。マイクロコンピュータ8は
A/D変換器7からの和信号レベルを基に媒体への記録
の有無を判別する。
する。 【解決手段】 起動時にフォーカスのみサーボがかかっ
た状態でトラッキングエラー信号振幅を取込む場合、ス
イッチ4はヘッドアンプ1からのトラッキングエラー信
号を高域通過フィルタ2に出力する。高域通過フィルタ
2を通過した信号は全波整流器5と低域通過フィルタ6
とを通り、A/D変換器7でディジタル信号に変換され
る。マイクロコンピュータ8はA/D変換器7からのト
ラッキングエラー信号振幅レベルを基に挿入媒体の判別
を行う。起動時にフォーカスのみサーボがかかった状態
で和信号レベルを取込む場合、スイッチ4はヘッドアン
プ1からの和信号を低域通過フィルタ3に出力する。低
域通過フィルタ3を通過した信号はA/D変換器7でデ
ィジタル信号に変換される。マイクロコンピュータ8は
A/D変換器7からの和信号レベルを基に媒体への記録
の有無を判別する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置及び
それに用いる光媒体判別方法に関し、特に再生専用CD
−ROM(Compact Disk Read On
ly Memory)や追記型CD−R(Compac
t Disk Recordable)、及び書換え型
CD−RW(Compact Disk Rewrit
able)等の挿入された媒体の判定方法に関する。
それに用いる光媒体判別方法に関し、特に再生専用CD
−ROM(Compact Disk Read On
ly Memory)や追記型CD−R(Compac
t Disk Recordable)、及び書換え型
CD−RW(Compact Disk Rewrit
able)等の挿入された媒体の判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在知られている光ディスク媒体として
は、再生専用のCD−ROM、一度書込み可能な追記型
のCD−R、何度でも書換え可能な書換え型のCD−R
Wの3つのタイプの媒体がある。
は、再生専用のCD−ROM、一度書込み可能な追記型
のCD−R、何度でも書換え可能な書換え型のCD−R
Wの3つのタイプの媒体がある。
【0003】従来、1台のドライブでこれら3種類の媒
体を識別する方法としては、媒体を入れるカートリッジ
にディスク識別用凹穴を設けて媒体識別を行う方法があ
る。この方法については、特開平10−91979号公
報に開示されている。
体を識別する方法としては、媒体を入れるカートリッジ
にディスク識別用凹穴を設けて媒体識別を行う方法があ
る。この方法については、特開平10−91979号公
報に開示されている。
【0004】また、全反射状態が10フレーム分続くか
否かでCD−ROM媒体、CD−R媒体の未記録、CD
−R媒体の記録済みを判断する方法もある。この方法に
ついては、特開平10−177761号公報に開示され
ている。
否かでCD−ROM媒体、CD−R媒体の未記録、CD
−R媒体の記録済みを判断する方法もある。この方法に
ついては、特開平10−177761号公報に開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク媒体の判定方法では、特開平10−91979号公
報に開示された方法の場合、カートリッジが必要であ
り、カートリッジの入らないノート内蔵型光ディスク装
置に適用することができない。
スク媒体の判定方法では、特開平10−91979号公
報に開示された方法の場合、カートリッジが必要であ
り、カートリッジの入らないノート内蔵型光ディスク装
置に適用することができない。
【0006】また、特開平10−177761号公報に
開示された方法の場合には、トラッキングを引込んでか
らTOC(Table Of Content)領域で
EFM信号を10フレーム読込まなければならないの
で、時間がかかるという問題がある。
開示された方法の場合には、トラッキングを引込んでか
らTOC(Table Of Content)領域で
EFM信号を10フレーム読込まなければならないの
で、時間がかかるという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、カートリッジを用いることなく挿入媒体の種類を
判別することができ、起動時間を短縮することができる
光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法を提供
することにある。
消し、カートリッジを用いることなく挿入媒体の種類を
判別することができ、起動時間を短縮することができる
光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
装置は、記録方式の異なる少なくとも2種類の光ディス
ク媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク装置であ
って、挿入された媒体のトラッキングエラー信号振幅レ
ベルを基に前記挿入された媒体の種類を判別する手段を
備えている。
装置は、記録方式の異なる少なくとも2種類の光ディス
ク媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク装置であ
って、挿入された媒体のトラッキングエラー信号振幅レ
ベルを基に前記挿入された媒体の種類を判別する手段を
備えている。
【0009】本発明による他の光ディスク装置は、上記
の構成のほかに、前記光ディスク媒体に対する記録及び
再生を行うヘッド部材と、前記挿入された媒体に対する
前記ヘッド部材からのディテクタ出力信号の和信号レベ
ルを基に前記挿入された媒体に対する記録の有無を判別
する手段とを具備している。
の構成のほかに、前記光ディスク媒体に対する記録及び
再生を行うヘッド部材と、前記挿入された媒体に対する
前記ヘッド部材からのディテクタ出力信号の和信号レベ
ルを基に前記挿入された媒体に対する記録の有無を判別
する手段とを具備している。
【0010】本発明による光媒体判別方法は、記録方式
の異なる少なくとも2種類の光ディスク媒体に対して記
録及び再生を行う光ディスク装置の光媒体判別方法であ
って、挿入された媒体のトラッキングエラー信号振幅レ
ベルを基に前記挿入された媒体の種類を判別するステッ
プを備えている。
の異なる少なくとも2種類の光ディスク媒体に対して記
録及び再生を行う光ディスク装置の光媒体判別方法であ
って、挿入された媒体のトラッキングエラー信号振幅レ
ベルを基に前記挿入された媒体の種類を判別するステッ
プを備えている。
【0011】本発明による他の光媒体判別方法は、上記
のステップのほかに、前記光ディスク媒体に対する記録
及び再生を行うヘッド部材からの前記挿入された媒体に
対するディテクタ出力信号の和信号レベルを基に前記挿
入された媒体に対する記録の有無を判別するステップを
具備している。
のステップのほかに、前記光ディスク媒体に対する記録
及び再生を行うヘッド部材からの前記挿入された媒体に
対するディテクタ出力信号の和信号レベルを基に前記挿
入された媒体に対する記録の有無を判別するステップを
具備している。
【0012】すなわち、本発明の光ディスク装置の媒体
判別回路は、挿入媒体の判別をトラッキングエラー信号
振幅レベルで判断する機能を持ち、さらにヘッドのディ
テクタ出力信号の和信号レベルで記録の有無を判断する
機能を持っている。
判別回路は、挿入媒体の判別をトラッキングエラー信号
振幅レベルで判断する機能を持ち、さらにヘッドのディ
テクタ出力信号の和信号レベルで記録の有無を判断する
機能を持っている。
【0013】したがって、トラッキングサーボをかける
前のフォーカス引込みが完了した時点で媒体識別が可能
である。よって、従来のTOC領域を読んでみて媒体識
別していた時に比べて、記録可能なCD−R媒体やCD
−RW媒体を挿入した時の起動時間が短縮可能となる。
前のフォーカス引込みが完了した時点で媒体識別が可能
である。よって、従来のTOC領域を読んでみて媒体識
別していた時に比べて、記録可能なCD−R媒体やCD
−RW媒体を挿入した時の起動時間が短縮可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る光ディスク装置の媒体判別回路の構成を示すブロック
図である。図1において、本発明の一実施例による光デ
ィスク装置の媒体判別回路はヘッドアンプ1と、高域通
過フィルタ2と、低域通過フィルタ3,6と、スイッチ
4と、全波整流器5と、A/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器7と、マイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンとする)8とから構成されている。尚、光ディスク装
置の構成については図示していないが、汎用機と同様な
ので、その説明については省略する。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る光ディスク装置の媒体判別回路の構成を示すブロック
図である。図1において、本発明の一実施例による光デ
ィスク装置の媒体判別回路はヘッドアンプ1と、高域通
過フィルタ2と、低域通過フィルタ3,6と、スイッチ
4と、全波整流器5と、A/D(アナログ/ディジタ
ル)変換器7と、マイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンとする)8とから構成されている。尚、光ディスク装
置の構成については図示していないが、汎用機と同様な
ので、その説明については省略する。
【0015】再生専用のCD−ROM(Compact
Disk Read OnlyMemory)は記録
データを示すピットのみであり、位置情報を示す溝構造
(グルーブ)がないので、溝構造をもつ追記型のCD−
R(Compact Disk Recordabl
e)や書換え型のCD−RW(Compact Dis
k Rewritable)に比べて変調度が小さい、
つまりトラッキングエラー信号振幅が小さくなる。
Disk Read OnlyMemory)は記録
データを示すピットのみであり、位置情報を示す溝構造
(グルーブ)がないので、溝構造をもつ追記型のCD−
R(Compact Disk Recordabl
e)や書換え型のCD−RW(Compact Dis
k Rewritable)に比べて変調度が小さい、
つまりトラッキングエラー信号振幅が小さくなる。
【0016】また、書換えができるCD−RとCD−R
Wとの間には媒体反射率の違いがあり、CD−Rの反射
率を1とすると、CD−RWは1/3位なので、CD−
RWの方がトラッキングエラー振幅が小さい。したがっ
て、トラッキングエラー信号振幅の大きさは小さい順に
CD−ROM<CD−RW<CD−Rであり、トラッキ
ングエラー信号振幅を取込むことで、これら媒体の識別
が可能である。
Wとの間には媒体反射率の違いがあり、CD−Rの反射
率を1とすると、CD−RWは1/3位なので、CD−
RWの方がトラッキングエラー振幅が小さい。したがっ
て、トラッキングエラー信号振幅の大きさは小さい順に
CD−ROM<CD−RW<CD−Rであり、トラッキ
ングエラー信号振幅を取込むことで、これら媒体の識別
が可能である。
【0017】そこで、起動時にフォーカスのみサーボが
かかった状態でトラッキングエラー信号振幅を取込める
構成とするために、スイッチ4をトラッキングエラー信
号101の高域通過フィルタ2の出力側に切替えて全波
整流器5と低域通過フィルタ6とを通し、トラッキング
エラー信号振幅レベルをA/D変換器7によってマイコ
ン8に取込めるようにする。
かかった状態でトラッキングエラー信号振幅を取込める
構成とするために、スイッチ4をトラッキングエラー信
号101の高域通過フィルタ2の出力側に切替えて全波
整流器5と低域通過フィルタ6とを通し、トラッキング
エラー信号振幅レベルをA/D変換器7によってマイコ
ン8に取込めるようにする。
【0018】すなわち、起動時にフォーカスのみサーボ
がかかった状態でトラッキングエラー信号振幅を取込む
場合、スイッチ4はヘッドアンプ1からのトラッキング
エラー信号101を高域通過フィルタ2に出力する。高
域通過フィルタ2を通過した信号は全波整流器5と低域
通過フィルタ6とを通り、A/D変換器7でディジタル
信号に変換される。マイクロコンピュータ8はA/D変
換器7からのトラッキングエラー信号振幅レベルを基に
挿入媒体の判別を行う。
がかかった状態でトラッキングエラー信号振幅を取込む
場合、スイッチ4はヘッドアンプ1からのトラッキング
エラー信号101を高域通過フィルタ2に出力する。高
域通過フィルタ2を通過した信号は全波整流器5と低域
通過フィルタ6とを通り、A/D変換器7でディジタル
信号に変換される。マイクロコンピュータ8はA/D変
換器7からのトラッキングエラー信号振幅レベルを基に
挿入媒体の判別を行う。
【0019】また、書込み可能なCD−RやCD−RW
の中でも、記録済みと未記録の状態があり、それを判断
するために、和信号レベル差を使う。未記録媒体はピッ
トの形成した記録済みに比べて反射率が高いので、和信
号レベルが高くなる。そこで、起動時にフォーカスのみ
サーボがかかった状態で和信号レベルを取込める構成と
するために、スイッチ4を和信号102の低域通過フィ
ルタ3の出力側に切替え、和信号レベルをA/D変換器
7を介してマイコン8に取込めるようにする。
の中でも、記録済みと未記録の状態があり、それを判断
するために、和信号レベル差を使う。未記録媒体はピッ
トの形成した記録済みに比べて反射率が高いので、和信
号レベルが高くなる。そこで、起動時にフォーカスのみ
サーボがかかった状態で和信号レベルを取込める構成と
するために、スイッチ4を和信号102の低域通過フィ
ルタ3の出力側に切替え、和信号レベルをA/D変換器
7を介してマイコン8に取込めるようにする。
【0020】すなわち、起動時にフォーカスのみサーボ
がかかった状態で和信号レベルを取込む場合、スイッチ
4はヘッドアンプ1からの和信号102を低域通過フィ
ルタ3に出力する。低域通過フィルタ3を通過した信号
はA/D変換器7でディジタル信号に変換される。マイ
クロコンピュータ8はA/D変換器7からの和信号レベ
ルを基に媒体への記録の有無を判別する。
がかかった状態で和信号レベルを取込む場合、スイッチ
4はヘッドアンプ1からの和信号102を低域通過フィ
ルタ3に出力する。低域通過フィルタ3を通過した信号
はA/D変換器7でディジタル信号に変換される。マイ
クロコンピュータ8はA/D変換器7からの和信号レベ
ルを基に媒体への記録の有無を判別する。
【0021】図2は本発明の一実施例による光ディスク
装置の媒体判別回路の動作を示すフローチャートであ
る。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例に
よる光ディスク装置の起動時の処理について説明する。
装置の媒体判別回路の動作を示すフローチャートであ
る。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例に
よる光ディスク装置の起動時の処理について説明する。
【0022】媒体(図示せず)が光ディスク装置に装着
されると、TOC(Table Of Conten
t)領域付近スレッドシークにてスレッド(図示せず)
をスピンドルモータ(図示せず)に衝突する付近までシ
ークさせる(図2ステップS1)。
されると、TOC(Table Of Conten
t)領域付近スレッドシークにてスレッド(図示せず)
をスピンドルモータ(図示せず)に衝突する付近までシ
ークさせる(図2ステップS1)。
【0023】その位置からTOC領域付近にヘッド(図
示せず)がくるまで、スレッドをバックさせる。スレッ
ドのバックさせる方法はTOC領域までくる時間を調べ
ておいて、その時間分だけスレッド駆動してもよいし、
スレッドの位置がわかるセンサ(図示せず)を用いてス
レッドをTOC領域付近までバックさせてもよい。
示せず)がくるまで、スレッドをバックさせる。スレッ
ドのバックさせる方法はTOC領域までくる時間を調べ
ておいて、その時間分だけスレッド駆動してもよいし、
スレッドの位置がわかるセンサ(図示せず)を用いてス
レッドをTOC領域付近までバックさせてもよい。
【0024】次に、スピンドル(図示せず)を回転させ
(図2ステップS2)、レンズ(図示せず)をボトム位
置まで下げてリードパワー相当のパワーでレーザ(図示
せず)を出射する(図2ステップS3)。
(図2ステップS2)、レンズ(図示せず)をボトム位
置まで下げてリードパワー相当のパワーでレーザ(図示
せず)を出射する(図2ステップS3)。
【0025】その後、フォーカス引込みを実施するた
め、レンズをボトム位置から媒体面に向けて移動させな
がらフォーカスゼロクロス点(合焦点)をみつけてフォ
ーカス引込みを行う(図2ステップS4)。
め、レンズをボトム位置から媒体面に向けて移動させな
がらフォーカスゼロクロス点(合焦点)をみつけてフォ
ーカス引込みを行う(図2ステップS4)。
【0026】フォーカス引込みが完了すると、ヘッドア
ンプ1からトラッキングエラー信号101と和信号10
2とが出力される。フォーカスを引込んだ状態でのトラ
ッキングエラー信号101はサイン波形である。
ンプ1からトラッキングエラー信号101と和信号10
2とが出力される。フォーカスを引込んだ状態でのトラ
ッキングエラー信号101はサイン波形である。
【0027】このトラッキングエラー信号101の振幅
で媒体種類判断を行うのであるが、まずトラッキングエ
ラー信号101にはDCオフセット成分が含まれるの
で、高域通過フィルタ2を通してDC分を除去する。
で媒体種類判断を行うのであるが、まずトラッキングエ
ラー信号101にはDCオフセット成分が含まれるの
で、高域通過フィルタ2を通してDC分を除去する。
【0028】その後に、スイッチ4をその高域フィルタ
2の出力側に切替えてサイン波形のトラッキングエラー
信号101を全波整流器5に通して全波整流し、低域通
過フィルタ6に通すことでトラッキングエラー信号10
1の振幅レベルに比例したDCレベルを生成する。これ
をA/D変換器7を介してマイコン8に取込むことでト
ラッキングエラー信号振幅レベルを調べる。
2の出力側に切替えてサイン波形のトラッキングエラー
信号101を全波整流器5に通して全波整流し、低域通
過フィルタ6に通すことでトラッキングエラー信号10
1の振幅レベルに比例したDCレベルを生成する。これ
をA/D変換器7を介してマイコン8に取込むことでト
ラッキングエラー信号振幅レベルを調べる。
【0029】各媒体のトラッキングエラー信号振幅レベ
ルの順位はCD−ROM<CD−RW<CD−Rである
ことを利用し、媒体種類を判断する(図2ステップS
5)。そこで、CD−ROMと判断されれば、トラッキ
ング引込みに進む(図2ステップS7)。
ルの順位はCD−ROM<CD−RW<CD−Rである
ことを利用し、媒体種類を判断する(図2ステップS
5)。そこで、CD−ROMと判断されれば、トラッキ
ング引込みに進む(図2ステップS7)。
【0030】また、CD−RやCD−RWの場合には記
録済みと未記録の状態があるので、和信号レベルで記録
済みか否かを判断する(記録状態判断)(図2ステップ
S6)。記録済み、すなわちピットが形成されていたな
らば反射率が低下するので、和信号レベルも低下する。
録済みと未記録の状態があるので、和信号レベルで記録
済みか否かを判断する(記録状態判断)(図2ステップ
S6)。記録済み、すなわちピットが形成されていたな
らば反射率が低下するので、和信号レベルも低下する。
【0031】そこで、CD−R媒体及びCD−RW媒体
とも、それぞれ記録済みと未記録との和信号レベルの中
間レベルを調べておき、予めマイコン8に覚えさせてお
く。そうすると、ヘッドアンプ1からの出力の和信号1
02をノイズ除去の低域通過フィルタ3に通してDCレ
ベルにし、スイッチ4を低域通過フィルタ3の出力側に
切替えてA/D変換器7を介してマイコン8に和信号レ
ベルを取込む。そこで、上記のマイコン8に覚えさせて
おいた中間レベルと比較することで、記録済みか未記録
かの判断を行うことができる。
とも、それぞれ記録済みと未記録との和信号レベルの中
間レベルを調べておき、予めマイコン8に覚えさせてお
く。そうすると、ヘッドアンプ1からの出力の和信号1
02をノイズ除去の低域通過フィルタ3に通してDCレ
ベルにし、スイッチ4を低域通過フィルタ3の出力側に
切替えてA/D変換器7を介してマイコン8に和信号レ
ベルを取込む。そこで、上記のマイコン8に覚えさせて
おいた中間レベルと比較することで、記録済みか未記録
かの判断を行うことができる。
【0032】未記録の場合にはTOC領域にデータが書
かれていないことが解っているので、トラッキング引込
み後(図2ステップS8)、TOCリード処理はせずに
最終処理のレディ処理(図2ステップS10)へと進む
ので、処理時間を短縮することができる。
かれていないことが解っているので、トラッキング引込
み後(図2ステップS8)、TOCリード処理はせずに
最終処理のレディ処理(図2ステップS10)へと進む
ので、処理時間を短縮することができる。
【0033】記録済みの場合にはトラッキング引込み後
(図2ステップS7)、TOCリード処理を行い(図2
ステップS9)、レディ処理に進む(図2ステップS1
0)。
(図2ステップS7)、TOCリード処理を行い(図2
ステップS9)、レディ処理に進む(図2ステップS1
0)。
【0034】このように、媒体種類の判断をフォーカス
を引込んだ時点で判断することができ、TOCリード処
理を実行する前に判断することができるので、挿入媒体
に合わせたモード設定処理を短時間で行うことができ
る。よって、カートリッジを用いることなく挿入媒体の
種類を判別することができ、起動時間を短縮することが
できる。
を引込んだ時点で判断することができ、TOCリード処
理を実行する前に判断することができるので、挿入媒体
に合わせたモード設定処理を短時間で行うことができ
る。よって、カートリッジを用いることなく挿入媒体の
種類を判別することができ、起動時間を短縮することが
できる。
【0035】この場合、特に記録可能なCD−R媒体や
CD−RW媒体を挿入した時の起動時間を短縮すること
ができる。尚、本発明は上記の実施例に限定されず、本
発明の技術思想の範囲内において、実施例は適宜変更さ
れ得ることは明らかである。
CD−RW媒体を挿入した時の起動時間を短縮すること
ができる。尚、本発明は上記の実施例に限定されず、本
発明の技術思想の範囲内において、実施例は適宜変更さ
れ得ることは明らかである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録方式の異なる少なくとも2種類の光ディスク媒体に対
して記録及び再生を行う光ディスク装置において、挿入
された媒体のトラッキングエラー信号振幅レベルを基に
媒体の種類を判別することによって、カートリッジを用
いることなく挿入媒体の種類を判別することができ、起
動時間を短縮することができるという効果がある。
録方式の異なる少なくとも2種類の光ディスク媒体に対
して記録及び再生を行う光ディスク装置において、挿入
された媒体のトラッキングエラー信号振幅レベルを基に
媒体の種類を判別することによって、カートリッジを用
いることなく挿入媒体の種類を判別することができ、起
動時間を短縮することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例による光ディスク装置の媒体
判別回路の構成を示すブロック図である。
判別回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による光ディスク装置の媒体
判別回路の動作を示すフローチャートである。
判別回路の動作を示すフローチャートである。
1 ヘッドアンプ 2 高域通過フィルタ 3,6 低域通過フィルタ 4 スイッチ 5 全波整流器 7 A/D変換器 8 マイクロコンピュータ 101 トラッキングエラー信号 102 和信号
Claims (8)
- 【請求項1】 記録方式の異なる少なくとも2種類の光
ディスク媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク装
置であって、挿入された媒体のトラッキングエラー信号
振幅レベルを基に前記挿入された媒体の種類を判別する
手段を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 前記媒体の種類を判別する手段は、位置
情報を示す溝構造の有無及び媒体反射率の違いのうちの
少なくともいずれか一方による前記トラッキングエラー
信号振幅レベルの違いから前記媒体の種類を判別するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
置。 - 【請求項3】 前記光ディスク媒体に対する記録及び再
生を行うヘッド部材と、前記挿入された媒体に対する前
記ヘッド部材からのディテクタ出力信号の和信号レベル
を基に前記挿入された媒体に対する記録の有無を判別す
る手段とを含むことを特徴とする請求項1または請求項
2記載の記載の光ディスク装置。 - 【請求項4】 前記記録の有無を判別する手段は、記録
データを示すピットの有無による反射率の違いから前記
記録の有無を判別するようにしたことを特徴とする請求
項3記載の光ディスク装置。 - 【請求項5】 記録方式の異なる少なくとも2種類の光
ディスク媒体に対して記録及び再生を行う光ディスク装
置の光媒体判別方法であって、挿入された媒体のトラッ
キングエラー信号振幅レベルを基に前記挿入された媒体
の種類を判別するステップを有することを特徴とする光
媒体判別方法。 - 【請求項6】 前記媒体の種類を判別するステップは、
位置情報を示す溝構造の有無及び媒体反射率の違いのう
ちの少なくともいずれか一方による前記トラッキングエ
ラー信号振幅レベルの違いから前記媒体の種類を判別す
るようにしたことを特徴とする請求項5記載の光媒体判
別方法。 - 【請求項7】 前記光ディスク媒体に対する記録及び再
生を行うヘッド部材からの前記挿入された媒体に対する
ディテクタ出力信号の和信号レベルを基に前記挿入され
た媒体に対する記録の有無を判別するステップを含むこ
とを特徴とする請求項5または請求項6記載の記載の光
媒体判別方法。 - 【請求項8】 前記記録の有無を判別するステップは、
記録データを示すピットの有無による反射率の違いから
前記記録の有無を判別するようにしたことを特徴とする
請求項7記載の光媒体判別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11106035A JP2000298927A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11106035A JP2000298927A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000298927A true JP2000298927A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14423396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11106035A Pending JP2000298927A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 光ディスク装置及びそれに用いる光媒体判別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000298927A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1273980A2 (en) | 2001-07-05 | 2003-01-08 | Seiko Epson Corporation | System for forming color images |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106035A patent/JP2000298927A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1273980A2 (en) | 2001-07-05 | 2003-01-08 | Seiko Epson Corporation | System for forming color images |
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