JP2000296859A - 液体包装容器 - Google Patents
液体包装容器Info
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Abstract
ら、容器の口部に差し入れ易い注出口部が得られるよう
にし、充填機側の開発や改造などを不要にして内容物が
移し替えが簡単に行なえるようにする。 【解決手段】それぞれ略方形にして対向した正面シート
2と背面シート3との上部を貼り合わせてなる上部シー
ル部5の一隅側の容器内方に、上部シール部5から容器
底部側に向けて連続する延長シール部9と容器側部との
間に位置した注出口形状部8を設け、延長シール部9の
注出口形状部8側に寄った位置に、延長シール部9と注
出口形状部8との境界に沿った分割線部11を設けた。
Description
にシートの貼り合わせにより形成される液体包装容器に
関するものである。
などによりなるボトルタイプの容器においてはその不要
時における廃棄処理を行うことでゴミの増大や環境破壊
を招き易いという点が問題となってきている。このよう
な状況から近年、一般家庭での使用量が大きい台所用液
体洗剤や洗濯用液体洗剤、液体柔軟剤、シャンプー、リ
ンス、ボディーソープなどの商品に対しては、詰め替え
用として環境への影響を考慮した素材を選択した容器で
あってかさ張り難い形状の液体用包装容器を用いて提供
されるようになってきた。図10はその一例としての液
体包装容器1を示しており、それぞれ略方形形状とした
正面シート2と背面シート3、そして、底部用の底シー
ト4とからなり、容器底部に前記底シート4を介在させ
た状態で正面シート2と背面シート3とを貼り合わせ
(例えば、ヒートシール)、容器底部の正面シート2の
下辺と背面シート3の下辺との間を広げるようにして自
立でき、また、容器上部では前記正面シート2と背面シ
ート3との三周辺を相互に貼り合わせた形態として正面
形状や背面形状を略方形形状のものとしており、この形
態を一般にスタンディングパウチと称されている。この
液体包装容器1から内容物を注出する場合には、前記正
面シート2と背面シート3との上部を貼り合わせてなる
上部シール部5の一隅をカットして開封し、ここを注出
口として内容物を注ぎ出すようにしている。また、図1
1に示すように従来の液体包装容器1では、空容器に内
容物を移し替える際に注出口部分をその空容器の口部に
あてがい易くする目的で、上記上部シール部5の一隅を
上方に向けて突出させて嘴状とした注出口部6を備え、
容器の外観形状としたものがあり、内容物の注出につい
てはその嘴状とした注出口部6の途中部分を切断し、そ
の切り口を空容器の口部内に差し入れて内容物を注ぎ入
れるようにしている。
を外部に突出させて異型形状としているためにつぎのよ
うな不都合が生じている。このような液体包装容器にあ
っては、図12に示すように、注出口部6の隣を充填口
7として上部の一部分が開放されている容器本体を予め
作成しておき、充填時に前記充填口7を開いて内容物を
充填してから正面シート2と背面シート3とのそれぞれ
の上部を前記充填機が有している封止装置にてヒートシ
ールして封止している。しかしながら、封止に際して前
記注出口部6に影響が及ばないようにしながら両シート
の上部をヒートシールするためには、通常形状の液体包
装容器の充填と封止に使用してきた充填機に対して開発
や大幅な改造などの新たな費用負担が必要となる。さら
に前記液体包装容器を作成するに際して、突出形状の注
出口部を得るために正面シートと背面シートとの上部側
を大きく切除しており、この切除する部分が広いことか
らシート素材を経済的に使用できないという問題もあ
る。一方、上記の略方形形状となる液体包装容器では上
部シール部や側部シール部のシール形状を変更して開封
した際の注ぎ性を改善するようにした工夫が行われてい
るが、機能的には上記の単独の注出口部を備えるものに
比べて劣っていた。そこで本発明は上記事情に鑑み、正
面形状や背面形状が略方形形状でありながら、容器の口
部に差し入れ易い注出部分が得られるようにすることを
課題とし、充填機側の開発や改造などを不要とし、内容
物が移し替えが簡単に行なえるようにすることをを目的
とする。
してなされたもので、それぞれ略方形にして対向した正
面シートと背面シートとの上部を貼り合わせてなる上部
シール部の一隅側の容器内方に、前記上部シール部から
容器底部側に向けて連続する延長シール部と容器側部と
の間に位置した注出口形状部を設け、延長シール部の前
記注出口形状部側に寄った位置に、該延長シール部と注
出口形状部との境界に沿った分割線部を設けたことを特
徴とする液体包装容器を提供して、上記課題を解消する
ものである。そして、本発明において、上記分割線部の
両端がシール領域中に位置しているものとすることがで
き、また、上記分割線部の一端が上部シール部の一隅側
の外縁に達しているものとすることができるものであ
る。さらに包装容器が自立可能な形態されているもので
あることが良好である。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、従来例
と構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略
する。本発明の液体包装容器1にあっては、図1に示す
ように、それぞれ略方形形状とした正面シート2と背面
シート3とを相対して配置するとともに、容器底部に底
シート4を介在させた状態で正面シート2と背面シート
3との周辺をヒートシールして、容器底部の正面シート
2の下辺と背面シート3の下辺との間を広げることで自
立でき、容器上部では前記正面シート2と背面シート3
との三周辺を相互に貼り合わせた形態として正面形状や
背面形状を略方形形状のものとしているものである。こ
の液体包装容器1にあっては、正面シート2と背面シー
ト3とのそれぞれの上部を貼り合わせてなる上部シール
部5の一隅側、図示の例では図面上、前記上部シール部
5の左側においての容器内方に注出口形状部8が設けら
れている。前記注出口形状部8は、上部シール部5から
容器底部側に向けて下端を角にした略三角形状にシール
領域9aを広げるようにして連続する延長シール部9
と、容器側部における正面シート2と背面シート3との
それぞれの側部をヒートシールしてなる側部シール部1
0との間に位置している。そして、側部シール部10の
容器内方との境界10aが縦となり、前記延長シール部
9の容器側部側においての容器内方との境界9bが上部
シール部5の一隅側から容器中心側に向けて傾斜してい
ることから、注出口形状部8は正面側や背面側から見た
形状において上部シール部5の一隅側を頂点とするテー
パー状に形成されている。
ール領域9a内に設けられている分割線部を示してい
る。この分割線部11はカット目が上記正面シート2と
背面シート3とを貫通するミシン目や前記両シート2、
3を貫通しているスリットなどのように分離容易な状態
に、あるは分離した状態に加工してなるものであり、図
示されているように延長シール部9の注出口形状部8側
に寄った位置にあり、かつ、該延長シール部9の上記境
界9bに沿うようにして設けられている。勿論、シール
状態を確実にするためにこの分割線部11と前記境界9
bとの間に所要の距離が確保されている。そして、この
分割線部11にあっては直線状に設けられていて、両端
部11a、11bそれぞれに、裂けが進まないようにし
たパンチ穴などからなる切れ止め手段12が設けられて
おり、後述する開封操作時にこの分割線部11の端部1
1a、11bから裂けが延びないようにしている。
を示すガイド線部であり、この注出口形状部8を横断す
るようにして容器の側部シール部10から上記分割線部
11のほぼ中央位置に達するようにして設けられてお
り、側部シール部10側を下位にし延長シール部9側を
上位となるように傾斜し、このガイド線部13の側部シ
ール部10での延長線上に側部シール部10を切り欠い
たノッチ14が位置している。ガイド線部13自体は正
面シート2や背面シート3を貫通しているものではな
く、前記ノッチ14から分割線部11までの開封切断箇
所を示す役割を有するものであって、図示のものでは印
刷による破線表示によってこのガイド線部13が構成さ
れている。印刷以外のものとしては、ガイド線部13を
前記正面シート2や背面シート3を貫通しないミシン目
やキズ加工を施して構成するようにしてもよい。
物を注出するには、図2に示すように、まず、側部シー
ル部10にある上記ノッチ14からガイド線部13に沿
って上記分割線部11まで達するようにして注出口形状
部8を切断する。これによって注出口形状部8で液体包
装容器1が開封される。また、注出口形状部8をノッチ
14から指先で裂きながら切断するに際して、ある程度
勢いが付いて裂け目が分割線部11までに達してその分
割線部11の位置で延長シール部9が若干開くようにな
るが、この分割線部11の両端に切れ止め手段12があ
るため、分割線部11以外に裂けが延びることはなく、
容器内方側へ裂け目が達するのを確実に防止している。
また、このように注出口形状部8を切断しても、注出口
形状部8の上部側であった箇所は前記延長シール部9と
連続した状態のままの切り残し部15となり、切り落と
されてゴミとなることがない(図2参照)。そして、注
出口形状部8を切断した後には上記切り残し部15と延
長シール部9とをもう一方の側部シール部側に折り返し
て、図3に示すように上部シール部5に分割線部11が
掛かるようにして係止させれば、この折り返し部分が上
部シール部5に係止した状態のままとなって注出口形状
部8の開口を覆うことがなく、また、下部側の分割線部
11も若干開くようになって注出口形状部8が単独で突
出するようになる。こののち、図4に示されているよう
に突出した状態の注出口形状部8をボトル容器Aの口部
Bに差し入れるようにすれば、その注出口形状部8が確
実に口部B内に位置して内容物の移し替えが簡単に行え
るようになる。
状、背面形状が上述したように略方形形状であり、内容
物を充填する前においては、図5に示すように、注出口
形状部8が位置する側の側部シール部10の上端に連続
するようにして上記分割線部11の上方である上部シー
ル部5とこの上部シール部5から下方に延びる上記延長
シール部9とを予めヒートシールしており、その延長シ
ール部9のもう一方の境界9cが縦とされ、対向する側
部シール部10も縦の帯状にして形成され、その間を充
填口7としている。そして、充填後に前記充填口7をヒ
ートシールにより封止するに際して、正面シート2と背
面シート3との上部が一直線状に形成されて注出口形状
部8がその直線上に位置しないことから、従来の方形形
状の液体包装容器に対してのヒートシールと同じ封止装
置にてヒートシールを行なっても、その封止装置が前記
注出口形状部8の部分を挟み込むことがなくこの注出口
形状部8に影響を及ぼさない。即ち、容器の幅方向全域
に亘る長いシールバーを備える封止装置にて正面シート
2と背面シート3との上部を容器幅方向全域に亘って挟
み込んでヒートシールしても、本発明の液体包装容器1
では予め注出口形状部8の上部がヒートシールされてい
ることから、ヒートシール済みの部分を前記シールバー
が挟み込むようにしているものである。よって、従来か
ら使用している充填機に代えて新しく専用の充填機を開
発する必要はなく、従来から使用している充填機を改良
する必要もない。
12の間を直線状のものとして説明したが、これに限定
されるものではなく、図6(イ)(ロ)に示すように注
出口形状部8側に対して凸となる形状としたり、凹とな
る形状にしてもよい。また、図6(ハ)に示すようにジ
グザグの形状にするとともに、注出口形状部8に対応す
る側部シール部10の側縁形状もジグザグに切り欠いた
形状としてもよく、このようにすることで上記内容物注
出時にそれらのジグザグ形状部分aが容器の口部に係止
して注出口形状部が安定的に挿入させておくことが簡単
になる。図7はさらに注出口形状部8や延長シール部9
の変更例をそれぞれ未封止の状態で示している。図7
(イ)は上記実施例における分割線部11の上部に三角
形状の未シール領域16を形成して充填口7側を縦のシ
ール部としているものである。そして、充填を行い充填
口をヒートシールすることで内容物を収容した容器が得
られる。前述したように充填口7側を縦のシール部とし
ていたことから、上述の開封後の折り返しではヒートシ
ールされた上部シール部5側に折り返すことが容易に行
なえるようになる。図7(ロ)は上記延長シール部9の
下端をさらに円状に延設して拡大部9dを連続させてい
るとともに、注出口形状部8における上端側のシール
縁、即ち、上端側における容器内方との境界8aを上記
ガイド線部13に近接させたものである。このように、
延長シール部9の下端に拡大部9dを備えているため、
注出口形状部8を引き裂き開封した際や上述の折り返し
操作する際に分割線部11の下端側に大きな引き裂き力
が加わって裂け目が延びた場合でも、その拡大部9dで
裂け目の延びを止めることができ、また、ガイド線部1
3に境界8aが近接していることで引き裂きする際の裂
け目がその境界8aに案内されながらガイド線部13に
沿って適正に進むようになり、適正な開口形状が得られ
るようになる。図7(ハ)は上記延長シール部9におけ
る境界9cを分割線部11側に傾斜させたものであり、
充填口7が広くなるようにしている。そして、図7
(ニ)では前記境界9cを逆方向に傾斜するようにした
ものである。この例の場合では、内容物の注出時に容器
底が上になるように傾斜させてもその境界9c側に液溜
りが生じないようになる。図7(ホ)は延長シール部9
を縦長の形状とすることで、注出口形状部8の幅が上下
方向においてほぼ同じとなるようにし、前記延長シール
部9に位置する分割線部11が縦方向にしたものであ
る。即ち、前記注出形状部8における流路幅が上下方向
でほぼ同じようになり、内容物の注出がより行ない易く
なるようにしている。なお、この例では前記分割線部1
1を立てているが、折り返しを行なって上部シール部に
切り残し部を引っかける操作が若干行い難くなるため、
分割線部自体は、上部シール部と平行な状態から前述の
立った状態の90度の角度範囲で傾斜していることが望
ましい。
良好にする工夫を施したもので、上記延長シール部9に
おける境界9bの延長線上となる位置に折り曲げ指示線
17を設けており、内容物を注出するに際して前記折り
曲げ指示線17の位置で容器全体を折るようにすること
で容器全体が注出口形状部の上部を頂点とする大きな三
角形状となり、容器内に収容されている内容物を注出口
形状部の開放された開口へ導き易く、効率的に内容物を
注出できるようにしたものである。特にシャンプーやリ
ンス、ボディーソープのような高粘度の内容物を注ぎ出
すときには適切に開口へと内容物が案内され、また、絞
り出し操作も行ない易くなる。
部シール部5における一隅の上縁まで達している実施例
を示していて、上記液体包装容器1ではこのように分割
線部11の一端11aを上部シール部5の一隅側の外縁
に達しているものとすることができ、その一端11aが
注出口形状部8の上部と近接している。よって、注出口
形状部8を上述のように開封してから、分割線部11が
スリットからなるものである場合には分割線部11から
上のシール領域を折り曲げることで、また、分割線部1
1がミシン目である場合にはこれを切り裂いて分割線部
11の上のシール領域を折り曲げることで突出した注出
口形状部8が得られ、容器の口部に注出口形状部8が差
し入れ易くなる。
は、下記のものを例として挙げることができる。 (1) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/アルミ箔(7μm)/延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(100μ
m) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/アルミ箔
(7μm)/線状低密度ポリエチレン(120μm) (2) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(130μ
m) *蒸着層としてはアルミニウムなどの金属蒸着、アルミ
ナ、シリカなどの無機化合物蒸着などを挙げることがで
きる。 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(120μm) (3) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/外面に蒸
着層を設けた延伸ナイロン(15μm)/線状低密度ポ
リエチレン(130μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(120μm) (4) 正面シート、背面シート:(外面)内面に蒸着層を設け
たポリエチレンテレフタレート(12μm)/線状低密
度ポリエチレン(150μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(150μm) (5) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/延伸ナイロン(15μm)/線
状低密度ポリエチレン(130μm) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(130μm) (6) 正面シート、背面シート:(外面)ポリエチレンテレフ
タレート(12μm)/外面に蒸着層を設けた延伸ナイ
ロン(15μm)/線状低密度ポリエチレン(130μ
m) 底シート:(外面)ナイロン(25μm)/線状低密度
ポリエチレン(130μm) (7) 正面シート、背面シート:(外面)延伸ナイロン(15
μm)/線状低密度ポリエチレン(150μm) 底シート:(外面)延伸ナイロン(25μm)/線状低
密度ポリエチレン(150μm)
は、容器底に底部シールを備えて正面シートと背面シー
トとの下部を開くことでそれぞれの下部が脚となって自
立できる形態のものを示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば、正面シートと背面シートと
の二枚のみを用いて四方の辺部を上述のようにヒートシ
ールした四方シール平パウチ形式の容器、一枚のシート
を折り曲げることで対面状態の正面シートと背面シート
とを得て、その折り部側以外の三方の辺をヒートシール
した三方シール平パウチ形式の容器、胴部シール部を背
面シート側に位置させるようにしてシート材からスリー
ブ形態の容器本体を得て上下端をヒートシールするピロ
ーパウチ形式の容器など各種のものに採用できる。特に
底部をシールし、上部から液体を充填しなければならな
い自立形態の包装容器に適している。
容器によれば、それぞれ略方形にして対向した正面シー
トと背面シートとの上部を貼り合わせてなる上部シール
部の一隅側の容器内方に、前記上部シール部から容器底
部側に向けて連続する延長シール部と容器側部との間に
位置した注出口形状部を設け、延長シール部の前記注出
口形状部側に寄った位置に、該延長シール部と注出口形
状部との境界に沿った分割線部を設けたことを特徴とす
るものである。このように注出口形状部に近接して分離
線部を設けていることから、前記注出口形状部を切断開
封してからその注出口形状部の隣に位置する延長シール
部にて折り返すようにすることで突出した形状の注出口
形状部が得られ、容器の口部にその注出口形状部を差し
入れ易くなって内容物をボトル形状の容器などに移し替
える作業が簡単になる。また、この液体包装容器自体の
形状が略方形形状であり、内容物の充填後に充填口を封
止するシールバーが、従来の略方形形状の容器上部をヒ
ートシールするものがそのまま利用でき、よって、従来
のシールバーからなる封止装置を装備した充填機により
充填、ヒートシールが行なえ、新たな設備コストを要す
ることなく注ぎ性が極めて良好な液体包装容器を得るこ
とができる。さらに、商品としての高さ制限、例えば、
陳列棚に並べ置く際の高さ制限や一般消費者が取り扱い
易い大きさなどにより、シャンプー、リンスなどの詰め
替え商品に対して高さが設定されていても、その限度の
高さに上部シール部を位置させるようにする寸法形状と
することで容器の内容量が大きくなる。また、全体形状
に対しての内容量の比率が高くなるため、従来と同量の
内容量であっても容器全体のコンパクト化が図れるよう
になる。そして、全体形状が略方形形状であることから
充填前の容器製造過程で抜き取り部分が少なくなり、製
造時に発生するゴミの削減が図れるようになるなど、実
用性に優れた効果を奏するものである。
である。
す説明図である。
させた状態を示す説明図である。
ある。
明図である。
る。
いる例を示す説明図である。
図である。
示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】それぞれ略方形にして対向した正面シート
と背面シートとの上部を貼り合わせてなる上部シール部
の一隅側の容器内方に、前記上部シール部から容器底部
側に向けて連続する延長シール部と容器側部との間に位
置した注出口形状部を設け、延長シール部の前記注出口
形状部側に寄った位置に、該延長シール部と注出口形状
部との境界に沿った分割線部を設けたことを特徴とする
液体包装容器。 - 【請求項2】上記分割線部の両端がシール領域中に位置
している請求項1に記載の液体包装容器。 - 【請求項3】上記分割線部の一端が上部シール部の一隅
側の外縁に達している請求項1に記載の液体包装容器。 - 【請求項4】上記包装容器が自立可能な形態とした請求
項1から3の何れか一項に記載の液体包装容器。
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JP10678999A JP3743205B2 (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 液体包装容器 |
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JP3743205B2 (ja) | 2006-02-08 |
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