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JP2000296306A - ファンフィルタユニット - Google Patents

ファンフィルタユニット

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Publication number
JP2000296306A
JP2000296306A JP11106220A JP10622099A JP2000296306A JP 2000296306 A JP2000296306 A JP 2000296306A JP 11106220 A JP11106220 A JP 11106220A JP 10622099 A JP10622099 A JP 10622099A JP 2000296306 A JP2000296306 A JP 2000296306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
filter
air
unit
filter unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11106220A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Abe
康夫 阿部
Masayuki Kaiho
真行 海保
Yoshihiro Takada
芳廣 高田
Yuji Toyama
雄二 遠山
Tominori Ishikawa
富則 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11106220A priority Critical patent/JP2000296306A/ja
Publication of JP2000296306A publication Critical patent/JP2000296306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ファンフィルタユニットの奥行き高さ寸法を従
来よりも小さくし、空気整流部に整流板を配置しなくと
もエアフィルタ出口の風速分布を均一にするファンフィ
ルタユニットの提供である。 【解決手段】遠心型ファンの吹き出し方向のユニット天
板を、ユニット長辺側の風速分布を考慮して、遠心型フ
ァンの吹き出し口から距離が遠くなる方向にフィルタ面
に近づける勾配を有する形状とし、ファンをフィルタ付
きケーシング以外に配置して、シロッコファンの底部を
フィルタ吹き出し口の位置に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄機用のファ
ンフィルタユニットに係り、特に半導体や液晶等を製造
するクリーンルームに設置されるファンフィルタユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や液晶等の製造工場のクリーンル
ームへの清浄空気の導入方式としては、高性能エアフィ
ルタとファンが一体となったファンフィルタユニット方
式が数多く採用されている。このファンフィルタユニッ
トをクリーンルームの天井に多数設置し、清浄された空
気をクリーンルーム内に送り込んでいる。
【0003】ファンフィルタユニットは、大きく分けて
次の二つの方式のものがある。
【0004】第1の方式は、クリーンルーム天井面に垂
直な方向を回転軸としたプロペラファンや遠心ファンを
用いて送風し、ユニット下部に取り付けられているエア
フィルタを通して空気を清浄する方法である。例えば特
開平7−145971号公報には、ファン効率や清浄空
気の吹出し速度分布を均一化するために、通常単純な矩
形で構成されるファンからエアフィルタまでの側板(ケ
ーシング)を、ファンからエアフィルタにかけて断面積
が大きくなるように傾斜をつけ、さらにケーシング内の
整流部に整流板を設けた構造としている。
【0005】第2の方式は、クリーンルーム天井面に平
行な方向を回転軸としたシロッコファンや貫流ファンを
用いて送風し、ユニット下部に取り付けられているエア
フィルタを通して空気を清浄する方法である。例えば特
開平9−108517号公報には、ファンフィルタユニ
ットの奥行き高さ寸法を小さくし全体の重量を軽くする
ために、ケーシング内へ加圧空気を導入するファンとし
て貫流ファンを用い、ケーシングの天板の側面板に配置
し、吹出し口を側面板に対向する側面板側に向けてい
る。さらに、吹出し口近くに偏向板を、天板と側面板と
で形成される角部に偏向板を設けて、エアフィルタ全面
に均等に加圧空気が導入されるようにしている。この場
合のケーシングは、矩形の箱型をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来例は、
ファンの回転軸がクリーンルーム天井面に対して垂直で
あるため、ファンの駆動装置となるモータを通常ファン
の下部に位置するように配置される。また、モータの下
にはファンから送風された空気をエアフィルタ全面に導
入するために空気整流部を設ける必要があり、結果的に
ファンフィルタユニットの構成上奥行き高さ寸法(クリ
ーンルーム天井面に対して垂直な方向の長さ)が大きく
なってしまう。
【0007】このため、ファンフィルタユニット及びそ
のメンテナンスのためのクリーンルーム天井と建屋との
間の空間を広くとる必要があり、建屋の建設費用が高く
なる。また、空気整流部に設けられる整流板も、その取
り付け方法及び取り付け位置などを検討するための開発
費用及び整流板そのものの材料費等コスト高の要因があ
る。
【0008】第2の従来例では、貫流ファンはシロッコ
ファンやプロペラファンに比較して圧力が出にくいとい
うことが一般的にいわれている。これを解決するために
は従来よりも高回転にする必要があり消費電力が増大す
ることになる。また、空気整流部に設けられる整流板
も、その取り付け方法及び取り付け位置などを検討する
ための開発費用及び整流板そのものの材料費等コスト高
の要因がある。特にこの方式では、整流板が円弧上の板
になるため、加工コストも増大することとなる。
【0009】本発明は、このような従来例の問題点を解
決することを目的とするもであり、特に、ファンフィル
タユニットの奥行き高さ寸法をさらに小さくし、空気整
流部に整流板を配置しなくともエアフィルタ出口の風速
分布を均一にするファンフィルタユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記のよう
な構成のファンフィルタユニットにすることよって達成
される。
【0011】遠心型のファンの回転軸を矩形ユニットの
短辺側に平行として複数個配置し、吹き出し方向をユニ
ット長辺側とし、前記遠心型ファンの吹き出し方向のユ
ニット天板を、ユニット長辺側の風速分布を考慮して、
該遠心型ファンの吹き出し口から距離が遠くなる方向に
フィルタ面に近づける勾配を有する形状としたものであ
る。
【0012】また、ファンをシロッコファンとし、前記
シロッコファンをフィルタ付きケーシング以外に配置し
て、前記シロッコファンの底部をフィルタ吹き出し口の
位置に配置した。さらに、前記シロッコファンからの空
気の吹き出し方向を、水平方向よりも下向きにすること
である。
【0013】以上のような構成のファンフィルタユニッ
トを用いることにより次のように課題が解決される。ま
ず、遠心型ファンの吹き出し口から距離が遠くなる方向
にケーシング内の空気整流部の断面積が徐々に小さくな
り、エアフィルタから吹出す風量が少なくなることで、
エアフィルタ出口での風速が弱まる効果がある。従来の
特別な整流板を設けない矩形の箱型ケーシングでは、こ
のような効果はないのでエアフィルタ出口の風速は遠心
型ファンの吹き出し口から距離が遠くなる方向に風速が
増す傾向になり偏りが生じていた。本特徴により、特別
な整流板を設置しなくともエアフィルタ出口での風速分
布を均一化することができる。また、回転軸をクリーン
ルーム天井面に平行にした遠心ファンを用いることによ
り、回転軸をクリーンルーム天井面に垂直にしたファン
フィルタユニットよりも奥行き高さ寸法を小さくするこ
とができる。
【0014】さらに、エアフィルタ付きのユニットとフ
ァンユニットを別にすることで、ファンの底部をエアフ
ィルタ出口の位置に配置することができ、ファンフィル
タユニットの奥行き高さ寸法をさらに小さくすることが
できる。ここで用いるファンは、シロッコファンにする
ことで小型化が可能になり、また貫流ファンで問題であ
った圧力の問題も解決される。また、天板の傾きに合わ
せてシロッコファンの吹出し口を下方に傾かせることに
よって、天板との圧力抵抗をなくし、より効率のよいフ
ァンフィルタユニットにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて図1及び図2を用いて説明する。図1は、第1の実
施例のファンフィルタユニットを示すものである。図1
の(1)は本実施例のファンフィルタユニット100の上
面図を示し、(2)は(1)をB方向から見た時の断面図を
示し、(3)は(1)をA方向から見た時の断面図を示す。
【0016】本実施例のファンフィルタユニット100
は、底面101が清浄空気の吹き出し部として、例えば
クリーンルーム等の天井に位置するように取り付けられ
る。ファンフィルタユニット100は、ファン106を
設置したファンケーシング部102と、外部から取り入
れた空気を清浄な空気にするためのエアフィルタ104
と、ファン106から吹出された空気を整流する整流部
105と、エアフィルタケーシング部103とから構成
される。このファンケーシング部102とエアフィルタ
ケーシング部103は、別のケーシングなので取り付け
時に両者を合体できるように形成する。
【0017】本実施例では、ファンケーシング部102
とエアフィルタケーシング部103を別のケーシングと
したが、ファン106と整流部105及びエアフィルタ
部104とを仕切り板107を設けてケーシングを一体
としても良い。
【0018】ファンケーシング部102には、ファン1
06の他に、上部に外部の空気を取り入れるための空気
取り入れ口108と、ファン106から吹出された空気
をエアフィルタケーシング部103に導入する外部空気
吹出し口109が設置されている。ファン106の吹出
し口は、外部空気吹出し口109に嵌め込まれる。
【0019】ファン106は、片側吸い込みのシロッコ
ファンを用い、2台一組としてケーシングの片側の短辺
方向111に4台設置している。各組の間にファン10
6を駆動するためのモータ110を配置し、これをシャ
フト112により4台のファン106を連結して、全て
のファン106を回転させる。本実施例では4台のファ
ンを用いている。これは、従来のファンフィルタユニッ
トの性能と同等で、かつ占有面積を従来よりも大きくな
らないようにすためで、ファン106の性能及び大きさ
から4台が適当である。但し、ファンフィルタユニット
の要求仕様によって台数を増減させることが可能であ
る。
【0020】エアフィルタケーシング部103は、空気
整流部105と1枚のエアフィルタ104から構成され
る。ファン106から送られた空気をエアフィルタ10
4により清浄し、クリーンルーム内に吹出す部分であ
る。空気整流部105は、ケーシング長辺側の風速分布
を考慮して、ケーシング天板をファン106の吹出し口
から距離が遠くなるに従ってフィルタ面に近づけるよう
に、勾配θを持たせた。この勾配θは、(3)に示すよう
にエアフィルタ104の長辺方向の長さaとファンフィ
ルタユニット100の奥行き高さからエアフィルタ10
4の厚みを差し引いた長さbから関係式tanθ=b/a
を用いて導かれる。
【0021】次に、第1の実施例の動作及び効果につい
て述べる。電源が投入されるとモータ110が駆動さ
れ、同時にシャフト112を介してファン106が回転
し始める。ファン106の回転が始まるとファンケーシ
ング102の上部に設置されている空気取り入れ口10
8から外部空気を取り入れ始め、ファン106を通って
外部空気吹出し口109からエアフィルタケーシング部
103に吹出される。その後ファン106は、所定の回
転数になるまで回転が加速さる。ファン106から吹出
された空気は、外部空気吹出し口109からエアフィル
タケーシング部103に吹出され空気整流部105に入
り、空気を清浄するエアフィルタ104を通って清浄さ
れた空気がクリーンルーム内に吹出される。
【0022】この時、空気整流部105は、ファン10
6の吹出し方向のケーシング天板を、ケーシング長辺側
の風速分布を考慮して、ファン106の吹出し口から距
離が遠くなるに従いフィルタ面に近づくように、勾配を
設けたので、空気整流部105内の断面積が徐々に小さ
くなり、その影響でエアフィルタ104からの吹出しも
制御され、風速分布の偏りを無くす効果が得られる。
【0023】図2は、本発明の効果を説明するための図
である。図2(1)は、比較として矩形の箱型ケーシング
を用いた時のファンフィルタユニットの断面図200を
示したものである。図2(2)は、図1と図2(1)の場合
のモデルを数値流体解析プログラムを用いてシミュレー
ションを行い、各エアフィルタ出口での風速分布をグラ
フ201で示したものである。
【0024】本シミュレーションでは図1(3)と図2
(1)のファン106からの風量及びa、b、cの長さ
は同一にして解析を行なっている。横軸は、エアフィル
タ104出口におけるファン106の吹出し口からその
吹出し方向終端部への距離を示す。横軸目盛りは、aの
長さを1とした無次元数にしている。縦軸は、エアフィ
ルタ104出口における下向きの風速を表わす。縦軸目
盛りも、最大風速を1とした無次元数にしている。
【0025】このグラフ201から、図2(1)の矩形
モデルの曲線202の場合は、ファン106吹出し口か
ら距離が長くなるにつれて風速が大きくなるような偏り
が生じている。これに対して、図1(3)のモデルの曲
線203では、曲線202に比べて偏りが少なくなって
いることが分かる。これより、ケーシングを傾斜させる
ことによりエアフィルタ104の吹き出し部の風速分布
を従来よりも均一化できることが分かる。
【0026】また、第1の実施例では、ファン106底
部をエアフィルタ104出口面とほぼ同一の位置に配置
している。これにより、従来のファンフィルタユニット
に比べて、本発明のファンフィルタユニット100の奥
行き高さ寸法を大幅に小さくすることが可能である。こ
れにより、製造コスト及び運搬コストやクリーンルーム
天井と建屋との空間を小さくすることができコスト削減
ができる。また、ファンケーシング102とエアフィル
タ103を分離したことによりメンテナンスの容易さを
向上させ、運搬時のファンフィルタユニット全体の重さ
の偏りを少なくすることで破損の低減も可能とする。
【0027】次に第2の実施例について図3を用いて説
明する。
【0028】第2の実施例のファンフィルタユニット3
00は、天板301の傾斜のさせ方が第1の実施例とは
違う。図2(2)の第1の実施例の解析結果を見ると、従
来に比べると風速分布が十分に均一化されているが、僅
かではあるがファン106の吹出し口から遠くなるにつ
れて徐々に風速が小さくなっているのがわかる。そこ
で、第2の実施例のファンフィルタユニット300で
は、風速の均一化をより改善するために、天板103の
傾斜θを多少ゆるめにし、かつ先端部分をエアフィルタ
104と平行にした形状にした。図3(1)のθ、d、e
は、ファン106の風量により異なると思われるが、次
のような関係式(1)を満たすものとする。
【0029】 tanθ=(b−d)/(a−e) …(1) これにより、第1の実施例よりも傾斜途中及び先端部で
の断面積が増え風速分布が改善される。
【0030】図3(2)には、天板を別の形状にした他の
実施例を示したものである。本実施例では、ある曲率を
持った曲線状に天板103を形成している。これによっ
ても、第2の実施例ほどではないが、従来よりは風速分
布が改善される。また、必要に応じて前記ファンフィル
タユニット300と同じように、先端部にエアフィルタ
104と平行にした形状を形成してもよい。
【0031】次に、第3の実施例を説明する。本実施例
は、図2(1)の矩形ケーシング103内に図1
(3)、図3(1)及び(2)の天板103と同じ形状
の風量調節用板を設けたものである。これによって、外
側は矩形のファンフィルタユニットであるが、風量調節
用板を設置することによって第1及び第2の実施例と同
様の効果が得られる。特に本実施例では、ファンフィル
タユニット全体を矩形にしたことで運搬時に積み易くな
る。
【0032】図4に第4の実施例を示す。本実施例のフ
ァンフィルタユニット500は、第3の実施例で用いた
風量調節用板を穴空きの板501にし、その穴空き板の
流路面と相対する面とケーシングの空間に吸音材502
を配置したものである。図4(1)には、図2(1)に
図1の(3)天板103相当の風量調節用板の場合しか
図示していないが、本実施例で用いる風量調節用板は図
3(1)又は、(2)の形状ででもよい。図4(2)に穴
空きの風量調節用板を示した。穴503のような穴をあ
け吸音材503の効果を得ることができるようにする。
本実施例により第3の実施例の効果に加えて騒音低減の
効果を得ることができる。
【0033】図5に第5の実施例を示す。本実施例は、
シロッコファン106からの吹き出し空気の吹出し方向
601を水平方向よりも下向きにすることを特徴とする
ファンフィルタユニット600に関するものである。矩
形のケーシングの場合には、吹出し方向601をエアフ
ィルタ面602に平行にしても、ケーシングの天板もエ
アフィルタ面602に平行であるため、流れの抵抗にな
ることはない。
【0034】しかし、本発明のように天板または風量調
節用板に傾斜を設けた場合は、吹出し方向601がエア
フィルタ面602に平行にしたままであると、傾斜した
天板または風量調節用板が流れの抵抗となり圧力損失を
大きくしてしまう。そこで、本実施例のように天板また
は風量調節用板の傾斜角と同じ角度で空気を吹出すよう
にファン106を設置することにより圧力損失を少なく
することができ、効率のよいファンフィルタユニット6
00にすることができる。図5では、空気の吹出し角度
θを天板または風量調節用板の傾斜角と同じにしたが、
必要に応じて同じにしなくてもよい。
【0035】図6に第6の実施例を示す。本実施例は、
矩形ユニットの両短辺側に複数個配置し、第1の実施例
〜第5の実施例と同様の構造及び配置にすることを特徴
とするファンフィルタユニット700である。図6に
は、本実施例と第1の実施例及び第5の実施例を組合わ
せた図を示した。ファン106は、両短辺に2台ずつ回
転軸が平行になるように配置し、また図6(2)のように
対向するファン106とファン701は互いの吹出し空
気が干渉しないように互い違いに配置する。また、ファ
ン106は天板702に合わせて空気の吹出し方向が下
方に傾くように設置した。
【0036】また、エアフィルタ104には、図6(3)
のように各ファン106、701が嵌め込めるようにフ
ァン嵌め込み用窪み703を設け、1枚のエアフィルタ
104の領域を最大限にするようにした。図6には、第
1の実施例及び第5の実施例を組合わせた図のみを示し
たが、第2から第4の実施例を適用してもよい。以上、
本実施例により、奥行き高さ寸法を小さくし、エアフィ
ルタ出口の風速分布をより均一化できる。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明のファンフィルタユニット
により奥行き高さ寸法を小さくでき、また特別な整流板
を用いなくともエアフィルタ出口での風速分布を均一に
することができる。これにより、ファンフィルタユニッ
トの製造、設置、運搬コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の説明図であある。
【図2】第1の実施例の効果を説明する図である
【図3】第2の実施例の説明図である。
【図4】第4の実施例の説明図である。
【図5】第5の実施例の長辺方向断面図である。
【図6】第6の実施例の説明図である。
【符号の説明】
100…ファンフィルタユニット、101…底面、10
2…ファンケーシング部、103…エアフィルタケーシ
ング部、104…エアフィルタ、105…整流部、10
6…ファン、107…仕切り板、108…空気の取り入
れ口、109…外部空気吹出し口、110…モータ、1
12…シャフト、200…ファンフィルタユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 芳廣 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 遠山 雄二 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 石川 富則 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1 株式会社日立製作所産業機器事業部内 Fターム(参考) 4D058 JA14 KC02 QA03 QA15 QA17 SA04 UA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠心型のファンの回転軸を矩形ユニットの
    短辺側に平行として複数個配置し、前記遠心型のファン
    の吹き出し方向を前記ユニット長辺側としたファンフィ
    ルタユニットにおいて、 前記遠心型ファンの吹き出し方向のユニット天板を、前
    記遠心型ファンの吹き出し口から距離が遠くなる従いフ
    ィルタ面に近づける勾配を持たせたことを特徴とするフ
    ァンフィルタユニット。
  2. 【請求項2】請求項1のファンフィルタユニットにおい
    て、 前記矩形ユニット内にファン吹き出し方向に傾斜を有す
    る風量調節用板を設けたことを特徴とするファンフィル
    タユニット。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の前記風量調節用板に穴空
    き板を用い、前記穴空き板の流路面と相対する面とユニ
    ットの空間に吸音材を配置したことを特徴とするファン
    フィルタユニット。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のファンフィルタユニット
    において、 前記ファンをシロッコファンとし、前記シロッコファン
    をフィルタ付きケーシング以外に配置して、前記シロッ
    コファンの底部をフィルタ吹き出し口と同じ面に配置す
    ることを特徴とするファンフィルタユニット。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のファンフィルタユニット
    において、 前記シロッコファンからの吹き出し口の方向を水平方向
    よりも下向きにすることを特徴とするファンフィルタユ
    ニット。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のファンフィルタユニット
    において、 前記矩形ユニットの両短辺側に同じ構成のフィルタユニ
    ットを複数個配置したことを特徴とするファンフィルタ
    ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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