JP2000291669A - シールリング付シェル型ニードル軸受 - Google Patents
シールリング付シェル型ニードル軸受Info
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- JP2000291669A JP2000291669A JP11094504A JP9450499A JP2000291669A JP 2000291669 A JP2000291669 A JP 2000291669A JP 11094504 A JP11094504 A JP 11094504A JP 9450499 A JP9450499 A JP 9450499A JP 2000291669 A JP2000291669 A JP 2000291669A
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- ring
- needle bearing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7803—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
- F16C33/7809—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings for needle roller bearings
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外輪2の内径側に入り込んだ潤滑油がその後
この外輪2の端部開口から流出する量を、下流側及び上
流側で必要とする潤滑油の量に応じて調節自在とする。 【解決手段】 外輪2の端部に内嵌支持したシールリン
グ5の内周縁には、傾斜角度の急な第一傾斜部12と、
同じく緩い第二傾斜部13とが存在する。これら両傾斜
部12、13の配置位置を、上記必要とする潤滑油の量
に応じて規制する。
この外輪2の端部開口から流出する量を、下流側及び上
流側で必要とする潤滑油の量に応じて調節自在とする。 【解決手段】 外輪2の端部に内嵌支持したシールリン
グ5の内周縁には、傾斜角度の急な第一傾斜部12と、
同じく緩い第二傾斜部13とが存在する。これら両傾斜
部12、13の配置位置を、上記必要とする潤滑油の量
に応じて規制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るシェル形ニー
ドル軸受は、例えば自動車用自動変速機等、ポンプによ
り送られる潤滑油により強制潤滑される回転支持部分に
組み込んだ状態で使用する。
ドル軸受は、例えば自動車用自動変速機等、ポンプによ
り送られる潤滑油により強制潤滑される回転支持部分に
組み込んだ状態で使用する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用自動変速機に組み込まれ
る回転軸をハウジングに対して回転自在に支承する為、
シールリング付シェル型ニードル軸受が使用されてい
る。この様な回転支持部分にシールリング付シェル型ニ
ードル軸受を組み込んだ状態に就いて、本発明の実施の
形態の1例を示す、図3により説明する。このシールリ
ング付シェル型ニードル軸受1は、外輪2と、保持器3
と、複数本のニードル4と、シールリング5とを組み合
わせて成る。金属板を曲げ形成する事で全体を円筒状と
した外輪2の両端には、上記金属板の一部をそれぞれ直
径方向内側(図3及び後述する図6〜7の下側)に向け
直角に折り曲げる事により、1対の抑え部6、6aを形
成している。これら両抑え部6、6aのうち、一方(図
3の右方、図6〜7の左方)の抑え部6は、上記保持器
3及びニードル4の組み付け前に形成する為、上記外輪
2の本体部分とほぼ同じ厚さを有する。これに対して、
他方(図3の左方、図6〜7の右方)の抑え部6aは、
上記保持器3及びニードル4の組み付け後に形成する
為、上記外輪2の本体部分よりも薄い。そして、上記外
輪2の一端部(図3の右端部)でこの一端に形成した抑
え部6の内側に、上記シールリング5を内嵌支持してい
る。上記保持器3の軸方向両端縁は、このシールリング
5と他端側(図3の左端側)の抑え部6aとの内側面に
近接している。従って、上記保持器3は、上記外輪2の
内側で回転自在である。上記複数本のニードル4は、こ
の様な保持器3に円周方向に亙って設けられた複数のポ
ケットの内側に、それぞれ1本ずつ転動自在に保持され
ている。
る回転軸をハウジングに対して回転自在に支承する為、
シールリング付シェル型ニードル軸受が使用されてい
る。この様な回転支持部分にシールリング付シェル型ニ
ードル軸受を組み込んだ状態に就いて、本発明の実施の
形態の1例を示す、図3により説明する。このシールリ
ング付シェル型ニードル軸受1は、外輪2と、保持器3
と、複数本のニードル4と、シールリング5とを組み合
わせて成る。金属板を曲げ形成する事で全体を円筒状と
した外輪2の両端には、上記金属板の一部をそれぞれ直
径方向内側(図3及び後述する図6〜7の下側)に向け
直角に折り曲げる事により、1対の抑え部6、6aを形
成している。これら両抑え部6、6aのうち、一方(図
3の右方、図6〜7の左方)の抑え部6は、上記保持器
3及びニードル4の組み付け前に形成する為、上記外輪
2の本体部分とほぼ同じ厚さを有する。これに対して、
他方(図3の左方、図6〜7の右方)の抑え部6aは、
上記保持器3及びニードル4の組み付け後に形成する
為、上記外輪2の本体部分よりも薄い。そして、上記外
輪2の一端部(図3の右端部)でこの一端に形成した抑
え部6の内側に、上記シールリング5を内嵌支持してい
る。上記保持器3の軸方向両端縁は、このシールリング
5と他端側(図3の左端側)の抑え部6aとの内側面に
近接している。従って、上記保持器3は、上記外輪2の
内側で回転自在である。上記複数本のニードル4は、こ
の様な保持器3に円周方向に亙って設けられた複数のポ
ケットの内側に、それぞれ1本ずつ転動自在に保持され
ている。
【0003】上述の様なシールリング付シェル型ニード
ル軸受1により、自動変速機のハウジング7の内側に回
転部材8を支承するのに図3に示した構造の場合には、
このハウジング7の内側に固定したポンプハウジング9
の一部に形成した保持孔10の内径側に上記外輪2を内
嵌固定すると共に、上記保持器3に保持された複数のニ
ードル4の内側に上記回転部材8の一部を挿通する。そ
して、これら各ニードル4の転動面と回転部材8の外周
面とを接触させる。この結果、この回転部材8の一部が
上記ポンプハウジング9の内側に回転自在に支持され
る。上記自動変速機の運転時には、上記ポンプハウジン
グ9内に設けた送油ポンプ11が吐出した潤滑油を各部
に供給し、これら各部を潤滑する。
ル軸受1により、自動変速機のハウジング7の内側に回
転部材8を支承するのに図3に示した構造の場合には、
このハウジング7の内側に固定したポンプハウジング9
の一部に形成した保持孔10の内径側に上記外輪2を内
嵌固定すると共に、上記保持器3に保持された複数のニ
ードル4の内側に上記回転部材8の一部を挿通する。そ
して、これら各ニードル4の転動面と回転部材8の外周
面とを接触させる。この結果、この回転部材8の一部が
上記ポンプハウジング9の内側に回転自在に支持され
る。上記自動変速機の運転時には、上記ポンプハウジン
グ9内に設けた送油ポンプ11が吐出した潤滑油を各部
に供給し、これら各部を潤滑する。
【0004】上述の様な部分に組み込むべきシールリン
グ付シェル型ニードル軸受1、1aとして従来から、図
6〜7に示す様なものが知られている。このうちの図6
に示した第1例のシールリング付シェル型ニードル軸受
1は、外輪2の一端部(図6の左端部)にのみ、シール
リング5を設けている。これに対して図7に示した第2
例のシールリング付シェル型ニードル軸受1aは、外輪
2の両端部にシールリング5、5を設けている。
グ付シェル型ニードル軸受1、1aとして従来から、図
6〜7に示す様なものが知られている。このうちの図6
に示した第1例のシールリング付シェル型ニードル軸受
1は、外輪2の一端部(図6の左端部)にのみ、シール
リング5を設けている。これに対して図7に示した第2
例のシールリング付シェル型ニードル軸受1aは、外輪
2の両端部にシールリング5、5を設けている。
【0005】これら各シールリング付シェル型ニードル
軸受1、1aに組み込むシールリング5として従来か
ら、内周縁の断面形状が三角形で軸方向中間部の内径が
最も小さく、両側に傾斜角度が急な第一傾斜部12と傾
斜角度が緩い第二傾斜部13とを有するものを使用して
いる。この様なシールリング5が流体の流れを遮る性能
は、第一傾斜部12から第二傾斜部13側への流れに対
しては大きく、逆方向に対しては小さい。従来のシール
リング付シェル型ニードル軸受1、1aの場合には、こ
の様なシールリング5を、第一傾斜部12を外輪2の軸
方向外側に位置させた状態で組み込んでいた。従って従
来のシールリング付シェル型ニードル軸受1、1aの場
合には、外輪2内に入り込もうとする流体の流れに対し
ては大きなシール効果を発揮する反面、外輪2から流出
しようとする流体の流れに対するシール効果は小さかっ
た。
軸受1、1aに組み込むシールリング5として従来か
ら、内周縁の断面形状が三角形で軸方向中間部の内径が
最も小さく、両側に傾斜角度が急な第一傾斜部12と傾
斜角度が緩い第二傾斜部13とを有するものを使用して
いる。この様なシールリング5が流体の流れを遮る性能
は、第一傾斜部12から第二傾斜部13側への流れに対
しては大きく、逆方向に対しては小さい。従来のシール
リング付シェル型ニードル軸受1、1aの場合には、こ
の様なシールリング5を、第一傾斜部12を外輪2の軸
方向外側に位置させた状態で組み込んでいた。従って従
来のシールリング付シェル型ニードル軸受1、1aの場
合には、外輪2内に入り込もうとする流体の流れに対し
ては大きなシール効果を発揮する反面、外輪2から流出
しようとする流体の流れに対するシール効果は小さかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】自動車用の自動変速機
の各部に、送油ポンプ11(図3)から吐出した潤滑油
を、潤滑油を必要とする各部に送り込む場合、供給量を
各部毎に異ならせる必要がある場合が多い。例えば、図
3に示した構造の場合、シールリング付シェル型ニード
ル軸受1よりも送油ポンプ11側(図3の左側)に存在
する潤滑油の量を、反対側に存在する潤滑油の量よりも
多くする必要がある。又、図示は省略するが、シェル型
ニードル軸受の軸方向中間部内径側から潤滑油を吐出し
(内輪軌道に潤滑油流路の下流端を開口させ)、外輪の
内径側に吐出した潤滑油をこの外輪の両端開口から下流
側に流出させる場合で、一端開口から流出する潤滑油量
と他端側から流出する潤滑油量とを異ならせる必要があ
る場合もある。前述した従来のシールリング付シェル型
ニードル軸受は、この様な要求に対処する事ができなか
った。本発明のシールリング付シェル型ニードル軸受
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
の各部に、送油ポンプ11(図3)から吐出した潤滑油
を、潤滑油を必要とする各部に送り込む場合、供給量を
各部毎に異ならせる必要がある場合が多い。例えば、図
3に示した構造の場合、シールリング付シェル型ニード
ル軸受1よりも送油ポンプ11側(図3の左側)に存在
する潤滑油の量を、反対側に存在する潤滑油の量よりも
多くする必要がある。又、図示は省略するが、シェル型
ニードル軸受の軸方向中間部内径側から潤滑油を吐出し
(内輪軌道に潤滑油流路の下流端を開口させ)、外輪の
内径側に吐出した潤滑油をこの外輪の両端開口から下流
側に流出させる場合で、一端開口から流出する潤滑油量
と他端側から流出する潤滑油量とを異ならせる必要があ
る場合もある。前述した従来のシールリング付シェル型
ニードル軸受は、この様な要求に対処する事ができなか
った。本発明のシールリング付シェル型ニードル軸受
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシールリング付
シェル型ニードル軸受は、前述した従来のシールリング
付シェル型ニードル軸受と同様に、金属板を曲げ形成す
る事で全体を円筒状とされ、軸方向両端縁部にそれぞれ
直径方向内方に向け折れ曲がった抑え部を有する外輪
と、円周方向に亙って複数個のポケットを有し、上記外
輪の内側に回転自在に設けられた保持器と、上記各ポケ
ットの内側に転動自在に保持されて、それぞれの転動面
の一部を上記外輪の内周面に当接させる複数のニードル
と、この外輪の少なくとも一端部で上記抑え部の内側に
内嵌支持したシールリングとを備える。又、このシール
リングの内周縁は、断面形状が三角形で軸方向中間部に
内径が最も小さい小径部が、この小径部の軸方向両側に
傾斜角度が急な第一傾斜部と傾斜角度が緩い第二傾斜部
とが、それぞれ存在するものである。そして、上記外輪
を外側部材に内嵌固定すると共に、上記シールリングの
内周縁に形成した上記小径部をこの外側部材の内径側に
配置した内側部材の外周面に全周に亙り摺接させた状態
で使用する。
シェル型ニードル軸受は、前述した従来のシールリング
付シェル型ニードル軸受と同様に、金属板を曲げ形成す
る事で全体を円筒状とされ、軸方向両端縁部にそれぞれ
直径方向内方に向け折れ曲がった抑え部を有する外輪
と、円周方向に亙って複数個のポケットを有し、上記外
輪の内側に回転自在に設けられた保持器と、上記各ポケ
ットの内側に転動自在に保持されて、それぞれの転動面
の一部を上記外輪の内周面に当接させる複数のニードル
と、この外輪の少なくとも一端部で上記抑え部の内側に
内嵌支持したシールリングとを備える。又、このシール
リングの内周縁は、断面形状が三角形で軸方向中間部に
内径が最も小さい小径部が、この小径部の軸方向両側に
傾斜角度が急な第一傾斜部と傾斜角度が緩い第二傾斜部
とが、それぞれ存在するものである。そして、上記外輪
を外側部材に内嵌固定すると共に、上記シールリングの
内周縁に形成した上記小径部をこの外側部材の内径側に
配置した内側部材の外周面に全周に亙り摺接させた状態
で使用する。
【0008】特に、本発明のシールリング付シェル型ニ
ードル軸受に於いては、上記外輪の内径側に潤滑油を流
通自在とすると共に、上記第一傾斜部の配置位置を、制
御すべき潤滑油の流れ方向及び流れ量に応じて規制して
いる。尚、好ましくは、内側部材の外周面に対する上記
第一傾斜部の傾斜角度を45度以上75度以下とし、上
記第二傾斜部の傾斜角度を15度以上45度未満とす
る。更に好ましくは、上記シールリングの材質を、水素
化ニトリルゴムとする。
ードル軸受に於いては、上記外輪の内径側に潤滑油を流
通自在とすると共に、上記第一傾斜部の配置位置を、制
御すべき潤滑油の流れ方向及び流れ量に応じて規制して
いる。尚、好ましくは、内側部材の外周面に対する上記
第一傾斜部の傾斜角度を45度以上75度以下とし、上
記第二傾斜部の傾斜角度を15度以上45度未満とす
る。更に好ましくは、上記シールリングの材質を、水素
化ニトリルゴムとする。
【0009】
【作用】上述の様に構成する本発明のシールリング付シ
ェル型ニードル軸受によれば、自動変速機内に設けた複
数の回転支持部等、潤滑油を必要とする各部への潤滑油
の供給量を容易に調節できる。又、シールリングを水素
化ニトリルゴムにより造れば、上記自動変速機が例えば
トロイダル型無段変速機の様に、潤滑油としてトラクシ
ョンオイルを使用し、しかも使用時にこの潤滑油が高温
となる場合でも、十分な耐油性及び耐熱性を確保して、
長期間に亙り安定した性能を維持できる。
ェル型ニードル軸受によれば、自動変速機内に設けた複
数の回転支持部等、潤滑油を必要とする各部への潤滑油
の供給量を容易に調節できる。又、シールリングを水素
化ニトリルゴムにより造れば、上記自動変速機が例えば
トロイダル型無段変速機の様に、潤滑油としてトラクシ
ョンオイルを使用し、しかも使用時にこの潤滑油が高温
となる場合でも、十分な耐油性及び耐熱性を確保して、
長期間に亙り安定した性能を維持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、シールリ
ングの内周縁部に形成した第一、第二傾斜部12、13
の配置位置を規制する事により、自動変速機内に設けた
複数の回転支持部等、潤滑油を必要とする各部への潤滑
油の供給量を調節する点にある。その他の部分の構成及
び作用は、前述した従来から知られているシールリング
付シェル型ニードル軸受と同様であるから、同等部分に
関する説明は省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特
徴部分を中心に説明する。
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、シールリ
ングの内周縁部に形成した第一、第二傾斜部12、13
の配置位置を規制する事により、自動変速機内に設けた
複数の回転支持部等、潤滑油を必要とする各部への潤滑
油の供給量を調節する点にある。その他の部分の構成及
び作用は、前述した従来から知られているシールリング
付シェル型ニードル軸受と同様であるから、同等部分に
関する説明は省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特
徴部分を中心に説明する。
【0011】シールリング付シェル型ニードル軸受1を
構成する外輪2の一端部(図1の左端部)に内嵌支持し
たシールリング5の内周縁部の断面形状は、図2に詳示
する様に山形に形成して、軸方向中間部に形成した、内
径が最も小さい小径部14を挟んで、この小径部14の
軸方向両側に、傾斜角度が急な第一傾斜部12と傾斜角
度が緩い第二傾斜部13とを設けている。このうちの第
一傾斜部12の、内側部材である次述する回転部材8の
外周面に対する傾斜角度θ1 は、45度以上75度以下
(45度≦θ1 ≦75度)としている。これに対して、
上記第二傾斜部13の傾斜角度θ2 は、15度以上45
度未満(15度≦θ2 <45度)としている。特に、本
例の場合には、このうちの第一傾斜部12を、上記外輪
2の軸方向に関して内側に位置させている。又、上記シ
ールリング5を、水素化ニトリルゴムにより造ってい
る。
構成する外輪2の一端部(図1の左端部)に内嵌支持し
たシールリング5の内周縁部の断面形状は、図2に詳示
する様に山形に形成して、軸方向中間部に形成した、内
径が最も小さい小径部14を挟んで、この小径部14の
軸方向両側に、傾斜角度が急な第一傾斜部12と傾斜角
度が緩い第二傾斜部13とを設けている。このうちの第
一傾斜部12の、内側部材である次述する回転部材8の
外周面に対する傾斜角度θ1 は、45度以上75度以下
(45度≦θ1 ≦75度)としている。これに対して、
上記第二傾斜部13の傾斜角度θ2 は、15度以上45
度未満(15度≦θ2 <45度)としている。特に、本
例の場合には、このうちの第一傾斜部12を、上記外輪
2の軸方向に関して内側に位置させている。又、上記シ
ールリング5を、水素化ニトリルゴムにより造ってい
る。
【0012】上述の様なシールリング付シェル型ニード
ル軸受1は、例えば図3に示す様に、トロイダル型無段
変速機等の自動変速機のハウジング7の内側に回転部材
8を支承するのに使用する。この際、同図に示す様に、
上記シールリング5を、潤滑油の流れ方向(図3の右方
向)に関して外輪2の下流側端部(図3の右端部)に配
置する。上述の様なシールリング5の内周縁部を上記回
転部材8の外周面に弾性的に当接させた場合、この内周
縁部と外周面との当接圧は、図2に矢印で示す様に、上
記第一傾斜部12を設けた上記外輪2の内側で高くな
る。従って、この外輪2の内側から外側への潤滑油の流
れに対するシール性が優れたものとなる。
ル軸受1は、例えば図3に示す様に、トロイダル型無段
変速機等の自動変速機のハウジング7の内側に回転部材
8を支承するのに使用する。この際、同図に示す様に、
上記シールリング5を、潤滑油の流れ方向(図3の右方
向)に関して外輪2の下流側端部(図3の右端部)に配
置する。上述の様なシールリング5の内周縁部を上記回
転部材8の外周面に弾性的に当接させた場合、この内周
縁部と外周面との当接圧は、図2に矢印で示す様に、上
記第一傾斜部12を設けた上記外輪2の内側で高くな
る。従って、この外輪2の内側から外側への潤滑油の流
れに対するシール性が優れたものとなる。
【0013】上述の様なシールリング付シェル型ニード
ル軸受1の運転時、送油ポンプ11から吐出された潤滑
油(トラクションオイル)は、上記外輪2の内側に入り
込むが、上記シールリング5に遮られて、この外輪2外
にはあまり流出しない。従って、あまり潤滑油を必要と
しない、ポンプハウジング9の周囲に存在する空間15
にはあまり潤滑油を送らず、その分、潤滑油を多く必要
とする他の空間に潤滑油を送れる。上記外輪2の上流側
端部にはシールリングを設けていないので、この外輪2
の内側には十分量の潤滑油を存在させて、上記シールリ
ング付シェル型ニードル軸受1設置部分の潤滑を行なえ
る。又、この部分の潤滑油の温度が上昇した場合でも、
水素化ニトリルゴム製のシールリング5は、十分な耐油
性の他、耐熱性も有する為、十分な耐久性を確保でき
る。
ル軸受1の運転時、送油ポンプ11から吐出された潤滑
油(トラクションオイル)は、上記外輪2の内側に入り
込むが、上記シールリング5に遮られて、この外輪2外
にはあまり流出しない。従って、あまり潤滑油を必要と
しない、ポンプハウジング9の周囲に存在する空間15
にはあまり潤滑油を送らず、その分、潤滑油を多く必要
とする他の空間に潤滑油を送れる。上記外輪2の上流側
端部にはシールリングを設けていないので、この外輪2
の内側には十分量の潤滑油を存在させて、上記シールリ
ング付シェル型ニードル軸受1設置部分の潤滑を行なえ
る。又、この部分の潤滑油の温度が上昇した場合でも、
水素化ニトリルゴム製のシールリング5は、十分な耐油
性の他、耐熱性も有する為、十分な耐久性を確保でき
る。
【0014】尚、図1に示した様な本例のシールリング
付シェル型ニードル軸受1は、このシールリング付シェ
ル型ニードル軸受1を潤滑した後、外輪2の両端開口か
ら流出する潤滑油の流量を互いに変える為にも利用でき
る。即ち、例えば図3の構造で、回転部材8の一部に給
油孔を形成する等により、上記シールリング付シェル型
ニードル軸受1の軸方向中間部内径側から潤滑油を吐出
する(内輪軌道に潤滑油流路の下流端を開口させる)場
合がある。この様な場合、上記外輪2の内径側に吐出し
た潤滑油は、この外輪2の両端開口から下流側に流出す
るが、本例のシールリング付シェル型ニードル軸受1を
使用すれば、上記外輪2の内径側に吐出した潤滑油の大
部分を、シールリング5を設けていない側の開口から吐
出させる事ができる。
付シェル型ニードル軸受1は、このシールリング付シェ
ル型ニードル軸受1を潤滑した後、外輪2の両端開口か
ら流出する潤滑油の流量を互いに変える為にも利用でき
る。即ち、例えば図3の構造で、回転部材8の一部に給
油孔を形成する等により、上記シールリング付シェル型
ニードル軸受1の軸方向中間部内径側から潤滑油を吐出
する(内輪軌道に潤滑油流路の下流端を開口させる)場
合がある。この様な場合、上記外輪2の内径側に吐出し
た潤滑油は、この外輪2の両端開口から下流側に流出す
るが、本例のシールリング付シェル型ニードル軸受1を
使用すれば、上記外輪2の内径側に吐出した潤滑油の大
部分を、シールリング5を設けていない側の開口から吐
出させる事ができる。
【0015】次に、図4は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例のシールリング付シェル型ニード
ル軸受1aの場合には、外輪2の両端部にそれぞれシー
ルリング5、5を内嵌支持している。そして、これら両
シールリング5、5の内周縁部に形成した第一傾斜部1
2、12を、それぞれ外輪2の軸方向内側に配置してい
る。この様な本例のシールリング付シェル型ニードル軸
受1aの場合には、上記両シールリング5、5が、上記
外輪2内への潤滑油の流れを或る程度許容するのに対し
て、一度この外輪2内に入り込んだ潤滑油が外部に流出
する事を阻止する。この様な本例のシールリング付シェ
ル型ニードル軸受1aは、外輪2内に潤滑油を送り込む
必要はあるが、この外輪2から他の部分に潤滑油を送り
必要性が低い部分に使用する。
例を示している。本例のシールリング付シェル型ニード
ル軸受1aの場合には、外輪2の両端部にそれぞれシー
ルリング5、5を内嵌支持している。そして、これら両
シールリング5、5の内周縁部に形成した第一傾斜部1
2、12を、それぞれ外輪2の軸方向内側に配置してい
る。この様な本例のシールリング付シェル型ニードル軸
受1aの場合には、上記両シールリング5、5が、上記
外輪2内への潤滑油の流れを或る程度許容するのに対し
て、一度この外輪2内に入り込んだ潤滑油が外部に流出
する事を阻止する。この様な本例のシールリング付シェ
ル型ニードル軸受1aは、外輪2内に潤滑油を送り込む
必要はあるが、この外輪2から他の部分に潤滑油を送り
必要性が低い部分に使用する。
【0016】次に、図5は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。本例のシールリング付シェル型ニード
ル軸受1aの場合には、外輪2の両端部にそれぞれシー
ルリング5、5を内嵌支持している。そして、これら両
シールリング5、5の内周縁部に形成した第一傾斜部1
2、12を、軸方向に関して互いに同じ向きに配置して
いる。即ち、一方(図5の左方)のシールリング5の場
合には上記第一傾斜部12を外輪2の軸方向に関して外
側に、他方(図5の右方)のシールリング5の場合には
同じく内側に、それぞれ配置している。この様な本例の
シールリング付シェル型ニードル軸受1aの場合には、
図5で右方向の流れに対するシール効果が大きく、反対
に左方向の流れに対するシール効果は小さい。この様な
本例のシールリング付シェル型ニードル軸受1aは、こ
の軸受1aを潤滑しつつ上記外輪2の内径側を軸方向に
流れた潤滑油を下流側に少しずつ送る必要がある部分、
或は外輪2の内径側から吐出した潤滑油をこの外輪2の
一方の開口から徐々に流出させる必要がある様な部分に
組み込む。
例を示している。本例のシールリング付シェル型ニード
ル軸受1aの場合には、外輪2の両端部にそれぞれシー
ルリング5、5を内嵌支持している。そして、これら両
シールリング5、5の内周縁部に形成した第一傾斜部1
2、12を、軸方向に関して互いに同じ向きに配置して
いる。即ち、一方(図5の左方)のシールリング5の場
合には上記第一傾斜部12を外輪2の軸方向に関して外
側に、他方(図5の右方)のシールリング5の場合には
同じく内側に、それぞれ配置している。この様な本例の
シールリング付シェル型ニードル軸受1aの場合には、
図5で右方向の流れに対するシール効果が大きく、反対
に左方向の流れに対するシール効果は小さい。この様な
本例のシールリング付シェル型ニードル軸受1aは、こ
の軸受1aを潤滑しつつ上記外輪2の内径側を軸方向に
流れた潤滑油を下流側に少しずつ送る必要がある部分、
或は外輪2の内径側から吐出した潤滑油をこの外輪2の
一方の開口から徐々に流出させる必要がある様な部分に
組み込む。
【0017】
【発明の効果】本発明のシールリング付シェル型ニード
ル軸受は、以上に述べた通り構成され作用するので、潤
滑油の送り量を微妙に調節する事が可能になり、自動変
速機等、潤滑油を必要とする部分が多数存在する機械装
置の性能向上に寄与できる。
ル軸受は、以上に述べた通り構成され作用するので、潤
滑油の送り量を微妙に調節する事が可能になり、自動変
速機等、潤滑油を必要とする部分が多数存在する機械装
置の性能向上に寄与できる。
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面
図。
図。
【図2】シールリングの内周縁部を回転部材の外周面に
当接させた状態で示す、図1のA部拡大図。
当接させた状態で示す、図1のA部拡大図。
【図3】使用状態の1例を示す、自動変速機の部分断面
図。
図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す部分断面
図。
図。
【図5】同第3例を示す部分断面図。
【図6】従来構造の第1例を示す部分断面図。
【図7】同部分断面図。
1、1a シールリング付シェル型ニードル軸受 2 外輪 3 保持器 4 ニードル 5 シールリング 6、6a 抑え部 7 ハウジング 8 回転部材 9 ポンプハウジング 10 保持孔 11 送油ポンプ 12 第一傾斜部 13 第二傾斜部 14 小径部 15 空間
Claims (5)
- 【請求項1】 金属板を曲げ形成する事で全体を円筒状
とされ、軸方向両端縁部にそれぞれ直径方向内方に向け
折れ曲がった抑え部を有する外輪と、円周方向に亙って
複数個のポケットを有し、上記外輪の内側に回転自在に
設けられた保持器と、上記各ポケットの内側に転動自在
に保持されて、それぞれの転動面の一部を上記外輪の内
周面に当接させる複数のニードルと、この外輪の少なく
とも一端部で上記抑え部の内側に内嵌支持したシールリ
ングとを備え、このシールリングの内周縁は、断面形状
が三角形で軸方向中間部に内径が最も小さい小径部が、
この小径部の軸方向両側に傾斜角度が急な第一傾斜部と
傾斜角度が緩い第二傾斜部とが、それぞれ存在するもの
であり、上記外輪を外側部材に内嵌固定すると共に、上
記シールリングの内周縁に形成した上記小径部をこの外
側部材の内径側に配置した内側部材の外周面に全周に亙
り摺接させた状態で使用するシールリング付シェル型ニ
ードル軸受に於いて、上記外輪の内径側に潤滑油を流通
自在とすると共に、上記第一傾斜部の配置位置を、制御
すべき潤滑油の流れ方向及び流れ量に応じて規制した事
を特徴とするシールリング付シェル型ニードル軸受。 - 【請求項2】 シールリングが、潤滑油の流れ方向に関
して外輪の上流側端部にのみ設けられており、第一傾斜
部がこの外輪の軸方向に関して外側に位置する、請求項
1に記載したシールリング付シェル型ニードル軸受。 - 【請求項3】 シールリングが、潤滑油の流れ方向に関
して外輪の下流側端部にのみ設けられており、第一傾斜
部がこの外輪の軸方向に関して内側に位置する、請求項
1に記載したシールリング付シェル型ニードル軸受。 - 【請求項4】 シールリングが外輪の両端部に設けられ
ており、少なくとも一方のシールリングの内周縁部の第
二傾斜部が、上記外輪の軸方向に関して外側に位置す
る、請求項1に記載したシールリング付シェル型ニード
ル軸受。 - 【請求項5】 シールリングが、水素化ニトリルゴム製
である、請求項1〜4の何れかに記載したシールリング
付シェル型ニードル軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094504A JP2000291669A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | シールリング付シェル型ニードル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11094504A JP2000291669A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | シールリング付シェル型ニードル軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000291669A true JP2000291669A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14112157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11094504A Pending JP2000291669A (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | シールリング付シェル型ニードル軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000291669A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007142298A1 (ja) | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Nsk Ltd. | シールリング付シェル型ニードル軸受及びその製造方法 |
JP2008002394A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
US7661883B2 (en) * | 2006-02-07 | 2010-02-16 | Schaeffler Kg | Sealing element for a rotatable part with a tractrix form |
JP2011117606A (ja) * | 2011-02-15 | 2011-06-16 | Nsk Ltd | シールリング付シェル型ニードル軸受のシールリングの製造方法 |
JP2014149033A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Nsk Ltd | シェル形ニードル軸受 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP11094504A patent/JP2000291669A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007142298A1 (ja) | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Nsk Ltd. | シールリング付シェル型ニードル軸受及びその製造方法 |
EP2447558A1 (en) | 2006-06-08 | 2012-05-02 | NSK Ltd. | Method for manufacturing a drawn cup needle roller bearing having a seal ring |
US8177435B2 (en) | 2006-06-08 | 2012-05-15 | Nsk Ltd. | Manufacturing method of a drawn cup needle roller bearing having seal ring |
US8966767B2 (en) | 2006-06-08 | 2015-03-03 | Nsk Ltd. | Manufacturing method of a drawn cup needle roller bearing having seal ring |
JP2008002394A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
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JP2014149033A (ja) * | 2013-02-01 | 2014-08-21 | Nsk Ltd | シェル形ニードル軸受 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |