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JP2000290806A - 脚部を有する衣類 - Google Patents

脚部を有する衣類

Info

Publication number
JP2000290806A
JP2000290806A JP11098379A JP9837999A JP2000290806A JP 2000290806 A JP2000290806 A JP 2000290806A JP 11098379 A JP11098379 A JP 11098379A JP 9837999 A JP9837999 A JP 9837999A JP 2000290806 A JP2000290806 A JP 2000290806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
lower leg
thigh
pressure
garment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11098379A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Fujii
孝子 藤井
Makoto Koyama
真 小山
Kaori Okura
香里 大倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacoal Corp
Original Assignee
Wacoal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacoal Corp filed Critical Wacoal Corp
Priority to JP11098379A priority Critical patent/JP2000290806A/ja
Publication of JP2000290806A publication Critical patent/JP2000290806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、脚部を有する衣類、詳しくは着用
により静脈還流量を増加させ、着用者の脚部のむくみや
血行障害を軽減させる脚部を有する衣類を提供する。 【解決手段】 少なくとも下腿部を含む脚部を有する衣
類であって、脚部が足長方向に緊締力が異なる複数の輪
状の部位からなり、着用時の着用者の脚部表面への着圧
が下腿最大径部において最大となり、かつ下腿最大径部
での着圧P1と立位大腿最小部での着圧P2と下腿最小径
部での着圧P3とが下記式1および式2で表される関係
であることを特徴とする脚部を有する衣類。 20gf/cm2>P1−P2>5gf/cm2 (式
1) 30gf/cm2>P1−P3>2gf/cm2 (式
2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚部を有する衣
類、詳しくは着用により静脈還流量を増加させ、着用者
の脚部のむくみや血行障害を軽減させる脚部を有する衣
類に関する。
【0002】
【従来の技術】人体は、立位時には、横臥位に比較し
て、血液が脚部に流れ込むため、脚部、特に下腿部の静
脈圧が増加し、心臓や脳に戻る血液量(静脈環流量)が
低下する。静脈圧が増加すると脚部がむくみ、痛みが生
じたり、場合によっては静脈瘤等の血行障害が発生す
る。また、急に立ち上がった場合、脚部へ血液が急激に
移動することによって、静脈環流量が減少して立ち眩み
を起こすこともある。これらの防止には、下腿部の筋肉
収縮により血管を圧迫し、静脈環流を増加させる筋ポン
プ作用が重要である。なお、人体は歩行動作時に下腿部
のふくらはぎ部分が最も良く動き、この部分の筋肉によ
る筋ポンプ作用が静脈環流の増加に大きく寄与してい
る。
【0003】従来よりストッキング等の脚部を有する衣
類に緊締力を備えさせて、脚部の静脈圧増加を抑える試
みがなされているが、従来は単純に、使用する素材や編
み方などにより緊締力を脚部全体で強くしたり、足長方
向に複数の輪状の部位に分けたものであっても、大腿部
から足首に向かって緊締力が強くなるような構成となっ
ている。これでは、ふくらはぎ部分における上記筋ポン
プ作用が有効に働きにくい。
【0004】また、ふくらはぎ部分の緊締力を強くした
構成を有するものもあるが、上記筋ポンプ作用を有効に
作用させるためには、静脈環流の流れを阻害しない緊締
力のバランスが必要であり、そのようなバランスを数値
化し、静脈環流量との相関を考慮した上で緊締力を付与
したものは従来には得られていなかった。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】着用により、脚部ふくらはぎ部分の筋ポン
プ作用を効果的に補助し、着用者の脚部のむくみや血行
障害を軽減させる静脈還流量を増加させる脚部を有する
衣類を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも下
腿部を含む脚部を有する衣類であって、脚部が足長方向
に緊締力が異なる複数の輪状の部位からなり、着用時の
着用者の脚部表面への着圧が下腿最大径部において最大
となり、かつ下腿最大径部での着圧P1と立位大腿最小
部での着圧P2と下腿最小径部での着圧P3とが下記式1
および式2、好ましくは下記式3および式4で表される
関係である脚部を有する衣類である。 20gf/cm2>P1−P2>5gf/cm2 (式1) 30gf/cm2>P1−P3>2gf/cm2 (式2) 12gf/cm2>P1−P2>8gf/cm2 (式3) 28gf/cm2>P1−P3>14gf/cm2 (式4)
【0007】本発明において「脚部」とは、着用時に人
体の脚部を覆う部分であって、本発明の衣類は通常左右
2本の脚部を有する。また、「下腿部」は、立位大腿最
小部(立位膝部)から足首部(=下腿最小径部)までを
指し、「大腿部」は、鼠径部より立位大腿最小部までを
指す。
【0008】本発明において、「着圧」は、図1に示さ
れるような圧力センサを内蔵した脚ダミー模型を使用
し、該脚ダミー模型に脚部を有する衣類を着用させて脚
部表面にかかる圧力を測定したものである。なお、
1、P2、P3は、それぞれ後述のLサイズとSサイズ
での両計測値の平均値である。なお該脚ダミー模型のサ
イズは、股下高71.0cm、立位膝高41.0cmで
あり、周径がSサイズで下腿最大径部aが33.0c
m、立位大腿最小部b(立位膝囲)が33.4cm、下
腿最小径部cが19.9cm、大腿最大径部dが49.
8cmであり、Lサイズで下腿最大径部aが35.4c
m、立位大腿最小部b(立位膝囲)が35.5cm、下
腿最小径部cが20.9cm、大腿最大径部dが54.
5cmである。測定点は、下腿部においては下腿最大径
部aの前面(図1中A)、立位大腿最小部bの前面(図
1中B)、下腿最小径部cの前面(図1中C)の3点で
測定し、それぞれP1、P2、P3とした。脚部に大腿部
を含む場合は、さらに大腿最大径部dの前面(図1中
D)で測定を行った。
【0009】本発明の脚部を有する衣類は、着用時の着
用者の脚部表面への着圧が下腿最大径部において最大と
なることにより、下腿部における静脈圧の増加を軽減
し、従って、静脈環流量の低下を軽減する。さらに、下
腿最大径部での着圧P1と立位大腿最小部での着圧P2
下腿最小径部での着圧P3とが上記式1、式2、好まし
くは上記式3、式4の関係を満たすことにより、下腿部
を締め付けすぎず、ふくらはぎ部分における筋肉の動き
を阻害せずに補助する。また、下腿最大径部と立位大腿
最小部や下腿最小径部との圧力差を適正化することによ
り、静脈中の血液が流れやすくなり、ふくらはぎ部分で
の筋ポンプ作用が有効に発現される。
【0010】本発明の脚部を有する衣類は、脚部が足長
方向に緊締力が異なる複数の輪状の部位からなるが、下
腿部が、下腿最大径部と立位大腿最小部と下腿最小径部
の各部分をぞれぞれ含む3つの緊締力が異なる輪状の部
位からなるのが好ましい。特に下腿部において、上記輪
状の部位の数が多いと、製造時の工程数が多くなり、効
果に比較して、コストが増大する。
【0011】さらに本発明の脚部を有する衣類が、例え
ばパンティストッキングなどの脚部が大腿部及び下腿部
を有する衣類の場合、大腿部が2つの緊締力が異なる輪
状の部位からなる、即ち大腿部及び下腿部全体で計5つ
の緊締力が異なる輪状の部位からなる構成であるのが好
ましい。その場合、大腿部における緊締力は、着用時の
着用者の脚部表面への着圧が下腿最大径部より小さく、
立位大腿最小部と同等以上となるようにするのが好まし
い。大腿部における緊締力が大きすぎると、静脈環流量
が低下し、本発明の作用が阻害されやすく、緊締力が小
さすぎると大腿部における筋ポンプ作用が期待できなく
なる。
【0012】本発明の脚部を有する衣類は、好ましく
は、下腿最大径部における着用時の着用者の脚部表面へ
の着圧が、LサイズとSサイズでの測定圧の差が下記式
5、さらに好ましくは下記式6を満たすようであるのが
好ましい。LサイズとSサイズでの測定圧の差が下記式
5、好ましくは下記式6の条件を満たすことにより、歩
行などの動作時において、ふくらはぎ部での筋肉のマッ
サージ作用が加わり、静脈環流をより増加させ、着用感
も良好となる。 13gf/cm2>P1a−P1b>4gf/cm2 (式5) 12.5gf/cm2>P1a−P1b>7.5gf/cm2 (式6)
【0013】本発明の脚部を有する衣類は、上記式1、
式2で表される着圧を現出可能であれば、その素材、製
造方法も特に限定されない。例えば、後述の実施形態の
ようなパンティトッキングの場合、緊締力を付与するた
めには、通常一般の緊締力を有する衣類に使用される糸
(弾性糸など)を使用し、通常一般の編み方(編み組
織、糸使いなど)を使用して、上記着圧バランスを有す
るよう、適宜糸の種類、太さ、使用量、編み方の変化等
を選択することにより製造できる。スパッツ等の厚手の
素材を使用するものであれば、伸縮力の異なる複数の伸
縮性素材を使用して形成しても良く、例えば通常の衣類
に当て布等によって、所望の緊締力を付与しても良い。
【0014】また、本発明の脚部を有する衣類は、脚部
が足長方向に緊締力が異なる複数の輪状の部位からなる
が、各輪状の部位の足長方向の長さは、本発明の作用を
阻害しない範囲で適宜設定できる。各輪状の部位間の緊
締力の変化は、不連続に変化しても、連続的に変化して
も良いが、不連続に変化する方が、緊締力移行部分の静
脈血の流れがスムーズになりやすく好ましい。
【0015】本発明の脚部を有する衣類は、下腿部を有
し、下腿部が着用時に着用者の下腿部の皮膚に密着し
て、締縛力をかけることが可能な構成であれば、特に限
定されず、具体的には例えば、パンティストッキング
[図2(a)、(b)]、膝上ストッキング[図3
(a)]、膝下ストッキング[図3(b)]、タイツ、
スパッツ、ハイソックス、サポーター等が挙げられる。
また、本発明の作用を阻害しない範囲で、ヒップアップ
機能等の他の構成を有していても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。図2に本発明の実施例の一例であるパンテ
ィストッキングの構成を示す。図2(a)はパンティス
トッキングを着用した状態を左側側面より見た図、図2
(b)は、図2(a)のパンティストッキングを正面よ
り見た図である。図2のパンティストッキングは、主と
して下腿部I、大腿部II、足部III、パンティ部I
Vからなる。下腿部は足長方向に緊締力が異なる3つの
輪状の部位1〜3からなり、大腿部は足長方向に緊締力
が異なる3つの輪状の部位4、5からなるため、全体と
して足部以外の脚部は緊締力が異なる5つの輪状の部位
からなる。なお、図中上記部位の境界を示す実線は仮想
的なものであり、実際には緊締力が変化する細幅状の部
位である。上記パンティストッキングは、着用時の着用
者の脚部表面への着圧が下腿最大径部(測定点A)にお
いて最大となり、かつ下腿最大径部での着圧P1と立位
大腿最小部(測定点B)での着圧P2と下腿最小径部
(測定点C)での着圧P3が、上記式1及び式2を満た
すように設計されている(P1、P2、P3はそれぞれ測
定に用いた脚ダミー模型のSサイズとLサイズでの平均
値)。
【0017】以下試験例及び実施例を用いて本発明の効
果をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。 試験例 1. 試験方法 (1) 着圧測定 下腿部における着圧のバランスを変化させた実施例1〜
4、参考例1のパンティストッキング、従来のパンティ
ストッキング(比較例1、2)について、図1に示され
る脚ダミー模型を使用し、該脚ダミー模型の脚部表面に
かかる圧力(着圧)を下腿最大径部aの前面(図1中
A)、立位大腿最小部bの前面(図1中B)、下腿最小
径部cの前面(図1中C)の3点で測定し、Lサイズと
Sサイズでの両計測値の平均値をP1、P2、P3とし
た。その他、さらに大腿最大径部dの前面(図1中D)
で着圧の測定を行った。
【0018】(2)静脈環流量測定 実施例1〜4、参考例1、比較例2のパンティストッキ
ングを着用した状態、および何も着用しない裸足の状態
(比較例3)において、着用者が足踏み(片足50回/
分)中に、大腿部をカフ(大腿部用)で圧迫して、大腿
部より上部に静脈が環流できないよう強制的に静脈環流
を閉鎖した時の脚部血液貯留速度(筋血流最大速度)を
下腿最大径部において測定した。血液貯留速度が大きい
ほど静脈環流量(相対量)が多いといえる。なお、脚部
血液貯留速度の測定は「非侵襲ハンディ酸素モニター
(HEO−200、オムロン(株)製)」を用い、波長
の異なる近赤外線光による透過光量の違いから近赤外線
が透過する全ての筋肉内のヘモグロビン(Hb)量の相
対変化を測定することによって行った。
【0019】2. 試験結果 上記試験(1)の結果を図4に、試験(2)の結果を図
6に示す。また、試験(1)で得られた測定値より、脚
ダミー模型のLサイズとSサイズでの測定値の差を図5
に示す。なお、図中〜が実施例1〜4に相当、、
が比較例1、2に相当、が比較例3、が参考例1
に相当する。図4に示されるように、実施例のパンティ
ストッキングは、P1、P2、P3よりなる着圧バランス
の山が、比較例1のパンティストッキングより小さく、
比較例2のパンティストッキングよりも大きくなるよう
設計されている。一方、図6より静脈環流量は比較例3
(裸足)、比較例2のパンティストッキングを着用した
状態に比較して、実施例のパンティストッキングを着用
した状態の方が多くなっていることがわかる。また、実
施例の中でも脚ダミー模型のLサイズとSサイズでの測
定値の差が大きい実施例2(図5)が、特に静脈環流量
が多くなっている。これは、LサイズとSサイズでの緊
締力の差により、歩行などの動作時において、ふくらは
ぎ部での筋肉のマッサージ作用が加わり、静脈環流をよ
り増加させると考えられる。
【0020】
【実施例】実施例1 120デニールのポリウレタン弾性糸および50デニー
ルのナイロン糸の交織糸を用いて、丸編みにより標準サ
イズのパンティストッキングを、下腿最大径部、立位大
腿最小部、下腿最小径部、大腿最大径部のそれぞれにお
いて図4に示されるような着圧を示すように作成し、実
施例1とした。
【0021】実施例2 120デニールのポリウレタン弾性糸および30デニー
ルのナイロン糸の交織糸を用いて、丸編みにより標準サ
イズのパンティストッキングを、下腿最大径部、立位大
腿最小部、下腿最小径部、大腿最大径部のそれぞれにお
いて図4に示されるような着圧を示すように作成し、実
施例2とした。
【0022】実施例3 90デニールのポリウレタン弾性糸および30デニール
のナイロン糸の交織糸を用いて、丸編みにより標準サイ
ズのパンティストッキングを、下腿最大径部、立位大腿
最小部、下腿最小径部、大腿最大径部のそれぞれにおい
て図4に示されるような着圧を示すように作成し、実施
例3とした。
【0023】実施例4 180デニールのポリウレタン弾性糸および30デニー
ルのナイロン糸の交織糸を用いて、丸編みにより標準サ
イズのパンティストッキングを、下腿最大径部、立位大
腿最小部、下腿最小径部、大腿最大径部のそれぞれにお
いて図4に示されるような着圧を示すように作成し、実
施例4とした。
【0024】比較例1、2 下腿最大径部、立位大腿最小部、下腿最小径部、大腿最
大径部のそれぞれにおいて図4に示されるような着圧を
示す市販のパンティストッキングを比較例1、2とし
た。
【0025】参考例1 120デニールのポリウレタン弾性糸および50デニー
ルのナイロン糸の交織糸を用いて、丸編みにより標準サ
イズのパンティストッキングを、下腿最大径部、立位大
腿最小部、下腿最小径部、大腿最大径部のそれぞれにお
いて図4に示されるような着圧を示すように作成し、参
考例1とした。
【0026】
【発明の効果】本発明の脚部を有する衣類は、着用時の
着用者の脚部表面への着圧が下腿最大径部において最大
となり、着用時の着用者の脚部表面への着圧が下腿最大
径部において最大となることにより、下腿部における静
脈圧の増加を軽減し、静脈環流量の低下を軽減する。さ
らに、下腿最大径部での着圧P1と立位大腿最小部での
着圧P2の差、および前記着圧P1と下腿最小径部での着
圧P3の差が適切に設計されることにより、下腿部を締
め付けすぎず、ふくらはぎ部分における筋肉の動きを阻
害せずに補助し、また、静脈中の血液が流れやすくな
り、ふくらはぎ部分での筋ポンプ作用が有効に発現され
て静脈環流量が増加する。従って、本発明の脚部を有す
る衣類を着用することによって、脚部のむくみが軽減し
静脈瘤等の血行障害も発生しにくくなり、脚部の疲労防
止にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、着圧の測定点を示す図であ
る。
【図2】図2(a)は、本発明の実施形態の一例である
パンティストッキングを着用した状態を左側側面より見
た図、図2(b)は、図2(a)のパンティストッキン
グを正面より見た図である。
【図3】図3(a)は本発明の実施形態の他の例である
膝上ストッキングを着用した状態を正面より見た図、図
3(b)は本発明の実施形態の他の例である膝下ストッ
キングを着用した状態を正面より見た図である。
【図4】実施例及び比較例のパンティストッキングの脚
ダミー模型を用いた着圧測定結果を示すグラフである。
【図5】実施例及び比較例のパンティストッキングの脚
ダミー模型を用いた着圧測定より得られた脚ダミー模型
のLサイズとSサイズでの測定値の差を示すグラフであ
る。
【図6】実施例及び比較例のパンティストッキングを着
用した状態、および裸足の状態での静脈環流量(血液貯
留速度)の測定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 輪状の部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大倉 香里 京都市南区吉祥院中島町29番地 株式会社 ワコール内 Fターム(参考) 3B018 AA01 AB02 AC01 AD02 AD05 HA05 HB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも下腿部を含む脚部を有する衣
    類であって、脚部が足長方向に緊締力が異なる複数の輪
    状の部位からなり、着用時の着用者の脚部表面への着圧
    が下腿最大径部において最大となり、かつ下腿最大径部
    での着圧P1と立位大腿最小部での着圧P2と下腿最小径
    部での着圧P3とが下記式1および式2で表される関係
    であることを特徴とする脚部を有する衣類。 20gf/cm2>P1−P2>5gf/cm2 (式1) 30gf/cm2>P1−P3>2gf/cm2 (式2)
  2. 【請求項2】 下腿最大径部での着圧P1と立位大腿最
    小部での着圧P2と下腿最小径部での着圧P3とが下記式
    3および式4で表される関係であることを特徴とする請
    求項1記載の脚部を有する衣類。 12gf/cm2>P1−P2>8gf/cm2 (式3) 28gf/cm2>P1−P3>14gf/cm2 (式4)
  3. 【請求項3】 下腿部が3つの緊締力が異なる輪状の部
    位からなることを特徴とする請求項1または2記載の脚
    部を有する衣類。
  4. 【請求項4】 脚部が大腿部及び下腿部を有し、大腿部
    が2つの緊締力が異なる輪状の部位からなることを特徴
    とする請求項3記載の脚部を有する衣類。
  5. 【請求項5】 パンティストッキング、膝上ストッキン
    グ、膝下ストッキング、タイツ、スパッツ、ハイソック
    ス、サポーターから選ばれることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか一項に記載の脚部を有する衣類。
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