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JP2000283178A - クラッチブースタ取付構造 - Google Patents

クラッチブースタ取付構造

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Publication number
JP2000283178A
JP2000283178A JP11092051A JP9205199A JP2000283178A JP 2000283178 A JP2000283178 A JP 2000283178A JP 11092051 A JP11092051 A JP 11092051A JP 9205199 A JP9205199 A JP 9205199A JP 2000283178 A JP2000283178 A JP 2000283178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
clutch
flange
reinforcing plate
clutch booster
Prior art date
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Granted
Application number
JP11092051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4001694B2 (ja
Inventor
Koku Kou
谷 黄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP09205199A priority Critical patent/JP4001694B2/ja
Publication of JP2000283178A publication Critical patent/JP2000283178A/ja
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Publication of JP4001694B2 publication Critical patent/JP4001694B2/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量生産に対応できるクラッチブースタ取付
構造を提供する。 【解決手段】 クラッチハウジングに締結されるブラケ
ット40と、ブラケット40の側面42に固着されかつ
クラッチブースタが締結されるフランジ50と、ブラケ
ット40の端面に固着される補強プレート60とを備
え、補強プレート60をフランジ50の背面50bに向
けて延設し、補強プレート60の端面をフランジ50の
背面50bに固着するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチブースタ
取付構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラック等にあっては、油圧によりクラ
ッチを駆動するクラッチブースタがクラッチハウジング
の外側に設けられている(実開平6−54925号公報
参照)。
【0003】従来、クラッチブースタをクラッチハウジ
ングに支持するブラケットを備え、ブラケットをプレス
成型により一体形成するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブラケ
ットをプレス成型により一体形成した場合、重量が軽減
が難しいという問題点があり、また、プレスの型を製作
するのに初期コストがかかり、少量生産に対応できない
という問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、少量生産に対応できるクラッチブースタ取付
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、クラッチ
を収装するクラッチハウジングと、クラッチを駆動する
クラッチブースタと、クラッチハウジングに締結される
ブラケットと、ブラケットの側面に固着されかつクラッ
チブースタが締結されるフランジと、ブラケットの端面
に固着される補強プレートとを備え、補強プレートをフ
ランジの背面に向けて延設し、補強プレートの端面をフ
ランジの背面に固着するものとした。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、フラ
ンジにその端部を折り曲げてブラケットに当接するサポ
ート部を形成するものとした。
【0008】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、補強プレートとブラケットの交差部に切り欠きを
形成し、補強プレートが切り欠きを挟んでブラケットの
端部および側面に当接するものとした。
【0009】第4の発明は、第1から第3のいずれか一
つの発明において、チェンジレバーの操作力をトランス
ミッションに伝えるシフトリンケージをクラッチハウジ
ングのまわりに配置する車両において、シフトリンケー
ジを第一ロッドと第二ロッドに分割し、第一ロッドと第
二ロッドを結ぶ中継レバーを備え、ブラケットに中継レ
バーを揺動可能に連結するものとした。
【0010】
【発明の作用および効果】第1の発明において、補強プ
レートはブラケット自体の剛性高めるとともに、フラン
ジのブラケットに対する結合剛性を高める働きをするの
で、クラッチブースタの支持剛性を充分に確保し、各部
材の軽量化をはかれる。
【0011】ブラケットは補強プレートが分割して設け
られるため、そのプレス加工が容易になり、少量生産に
対応することができる。
【0012】第2の発明において、フランジにその端部
を折り曲げてブラケットに当接するサポート部を形成す
ることにより、フランジのブラケットに対する結合剛性
を有効に高め、各部材の軽量化をはかれる。
【0013】第3の発明において、補強プレートとブラ
ケットの交差部に切り欠きを形成することにより、補強
プレートをブラケットに密着させて、補強プレートのブ
ラケットに対する結合剛性を有効に高め、各部材の軽量
化をはかれる。
【0014】第4の発明において、ブラケットに連結さ
れた中継レバーを介して第一ロッドと第二ロッドを結ぶ
構造により、クラッチブースタの取り付け位置を高くす
るとともに、シフトリンケージをクラッチハウジングを
迂回して配設することが可能となり、例えばクラッチブ
ースタのエア抜き作業等が容易になり、生産性や整備性
を改善できる
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】図1、図2において、8はトラックの前後
方向に延びる右側のフレーム(サイドメンバ)であり、
左右一対で設けられるフレーム8の間には図示しないエ
ンジンとトランスミッションが前後に並んで設けられ、
これらの上方に運転室が設けられる。
【0017】図において、1はクラッチハウジングであ
り、クラッチハウジング1はエンジンとトランスミッシ
ョンの間に介装される。略円筒状をしたクラッチハウジ
ング1内にはエンジンの出力軸に結合したフライホイー
ルが収装されるとともに、エンジンの出力軸とトランス
ミッションの入力軸を断接するクラッチが収装される。
【0018】クラッチを駆動するクラッチブースタ2が
クラッチハウジング1の外側に取り付けられる。クラッ
チブースタ2はこれに導かれる油圧によりロッド11を
突出させることにより、レバー12が回動してクラッチ
が切られる。
【0019】図において、線Aは図示しないチェンジレ
バーの出力部とトランスミッションの入力部を結ぶもの
であり、4はチェンジレバーの操作力をトランスミッシ
ョンに伝えるコントロール側シフトリンケージであり、
3は同じくチェンジレバーの操作力をトランスミッショ
ンに伝えるセレクト側シフトリンケージである。運転室
に設けられシフトレバーの操作によって各シフトリンケ
ージ3,4が移動し、トランスミッションのギア位置が
変えられる。コントロール側シフトリンケージ4はクラ
ッチハウジング1の左側に、セレクト側シフトリンケー
ジ3はクラッチハウジング1の右側に配置される。
【0020】クラッチブースタ2をクラッチハウジング
1の右側に位置して線A上に配置し、同じくクラッチハ
ウジング1の右側に位置するセレクト側シフトリンケー
ジ3を第一ロッド31と第二ロッド32に分割してクラ
ッチブースタ2を迂回させる。第一ロッド31と第二ロ
ッド32は中継レバー5を介して結ばれる。そして、ク
ラッチハウジング1にクラッチブースタ2を支持するブ
ラケット40を設け、ブラケット40に中継レバー5を
揺動可能に連結する。
【0021】図3に示すように、略円筒状をしたクラッ
チハウジング1の上下左右に4つ取付座13が突出形成
される。右の上側取付座13にブラケット40が締結さ
れる。左右の下部取付座13には図示しないブラケット
がそれぞれ締結され、このブラケットがエンジンマウン
トを介して車体側クロスメンバに支持される。
【0022】図4に示すように、ブラケット40は、取
付座13に締結されるハウジング側結合部41と、クラ
ッチブースタ2に対する取り付けフランジ50が固着さ
れるブースタ支持部42と、ハウジング側結合部41と
ブースタ支持部42を結ぶ連結部44と、中継レバー5
の回動支点を支持するレバー支持部43とを有し、これ
らがプレス加工により一体形成される。
【0023】ハウジング側結合部41はクラッチハウジ
ング1の取付座13に当接し、クラッチハウジング1に
螺合する図示しない4本のボルトを介して締結される。
【0024】ブースタ支持部42はハウジング側結合部
41より連結部44を介して前方に突出し、その右側面
にクラッチブースタ2に対するフランジ50が溶接によ
り固着される。フランジ50の前部に肉抜き穴45が開
口している。
【0025】フランジ50はクラッチブースタ2に対す
る当接部51を有し、その両端部を折り曲げたサポート
部52を有し、各サポート部52から当接部51にかけ
てブラケット40の右側面に溶接により固着される。
【0026】ブラケット40は、ハウジング側結合部4
1と連結部44およびブースタ支持部42がクランク状
に曲折する。
【0027】ハウジング側結合部41の下端面と連結部
44の下端面とブースタ支持部42の右側面およびフラ
ンジ50の背面50bに渡って補強プレート60が溶接
により固着される。
【0028】ブラケット40の下端面には補強プレート
60が交差する部位に切り欠き47が形成される。切り
欠き47は連結部44とブースタ支持部42間の曲折部
の下端に形成され、補強プレート60をブラケット40
に密着させるようになっている。
【0029】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0030】クラッチブースタ2の作動時にフランジ5
0にはこれを倒そうとする荷重が働き、ブラケット40
にはこれを曲げようとする荷重が働く。補強プレート6
0はブラケット40自体の剛性高めるとともに、フラン
ジ50のブラケット40に対する結合剛性を高める働き
をするので、これら変形を充分に抑えられる。
【0031】フランジ50はクラッチブースタ2に対す
る当接部51と、当接部51の両端から直交して折り曲
げられる一対のサポート部52を有する。
【0032】ブラケット40は補強プレート60が分割
して設けられるため、そのプレス加工が容易になり、少
量生産に対応することができる。
【0033】フランジ50はその端部を折り曲げたサポ
ート部52を有するため、サポート部52によってもブ
ラケット40に対する結合剛性を高められる。
【0034】シフトリンケージ3を第一ロッド31と第
二ロッド32に分割し、ブラケット40に連結された中
継レバー5を介して第一ロッド31と第二ロッド32を
結ぶ構造により、クラッチブースタ2をクラッチハウジ
ング1の右側に位置して最短経路A上に配置するととも
に、シフトリンケージ3をクラッチハウジング1を迂回
して配設することが可能となる。こうしてクラッチブー
スタ2の取り付け位置を高くすることにより、例えばク
ラッチブースタ2のエア抜き作業等が容易になり、生産
性や整備性を改善できる。
【0035】また、中継レバー5に対する第二ロッド3
2の連結位置を変えることにより、右ハンドル車両と左
ハンドル車両に対応することが可能となり、両車両の間
で部品の共通化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図。
【図2】同じく斜視図。
【図3】同じく斜視図。
【図4】同じくブラケットの斜視図。
【符号の説明】
1 クラッチハウジング 3 シフトリンケージ 5 中継レバー 8 フレーム 10 クラッチブースタ 31 第一ロッド 32 第二ロッド 40 ブラケット 47 切り欠き 50 フランジ 52 サポート部 60 補強プレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチを収装するクラッチハウジング
    と、 クラッチを駆動するクラッチブースタと、 クラッチハウジングに締結されるブラケットと、 ブラケットの側面に固着されかつクラッチブースタが締
    結されるフランジと、 ブラケットの端面に固着される補強プレートとを備え、 補強プレートをフランジの背面に向けて延設し、 補強プレートの端面をフランジの背面に固着したことを
    特徴とするクラッチブースタ取付構造。
  2. 【請求項2】フランジにその端部を折り曲げてブラケッ
    トに当接するサポート部を形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のクラッチブースタ取付構造。
  3. 【請求項3】補強プレートとブラケットの交差部に切り
    欠きを形成し、 補強プレートが切り欠きを挟んでブラケットの端部およ
    び側面に当接したことを特徴とする請求項1または2に
    記載のクラッチブースタ取付構造。
  4. 【請求項4】チェンジレバーの操作力をトランスミッシ
    ョンに伝えるシフトリンケージをクラッチハウジングの
    まわりに配置する車両において、 シフトリンケージを第一ロッドと第二ロッドに分割し、 第一ロッドと第二ロッドを結ぶ中継レバーを備え、 ブラケットに中継レバーを揺動可能に連結したことを特
    徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のクラッ
    チブースタ取付構造。
JP09205199A 1999-03-31 1999-03-31 クラッチブースタ取付構造 Expired - Fee Related JP4001694B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102756648A (zh) * 2012-07-16 2012-10-31 中通客车控股股份有限公司 新型离合助力器支架结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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