JP2000274746A - 空調用室外機からのエンジン取出し方法 - Google Patents
空調用室外機からのエンジン取出し方法Info
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- JP2000274746A JP2000274746A JP11080359A JP8035999A JP2000274746A JP 2000274746 A JP2000274746 A JP 2000274746A JP 11080359 A JP11080359 A JP 11080359A JP 8035999 A JP8035999 A JP 8035999A JP 2000274746 A JP2000274746 A JP 2000274746A
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- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンを函体の床側より容易に引き出せる
ようにする。 【解決手段】 エンジン16を函体2の底板2mに取付
け部70を介して取付けられたものにおいて、取付け部
70の取付け片70bに縦方向のねじ孔70nを設け、
ここにキャスタ80のベース板80aに取付けられた貫
通孔80bを介するボルト80cを螺入して、取付け部
70をキャスタ80に盛り替える。
ようにする。 【解決手段】 エンジン16を函体2の底板2mに取付
け部70を介して取付けられたものにおいて、取付け部
70の取付け片70bに縦方向のねじ孔70nを設け、
ここにキャスタ80のベース板80aに取付けられた貫
通孔80bを介するボルト80cを螺入して、取付け部
70をキャスタ80に盛り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヒートポンプ式
エアコンディショナ等の空調装置の室外機、特にエンジ
ンの取出し方法に関するものである。
エアコンディショナ等の空調装置の室外機、特にエンジ
ンの取出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒートポンプ式エアコンディショ
ナの室外機は、上方に熱交換器(コンデンサ,エンジン
ラジエータ)や送風機が収納された熱交換器ルームが、
下方にディーゼルエンジン及びコンプレッサが収納され
たエンジンルームが形成されている。エンジンルームの
隣には、仕切板を隔てて制御機器ルームが設けられてい
る。
ナの室外機は、上方に熱交換器(コンデンサ,エンジン
ラジエータ)や送風機が収納された熱交換器ルームが、
下方にディーゼルエンジン及びコンプレッサが収納され
たエンジンルームが形成されている。エンジンルームの
隣には、仕切板を隔てて制御機器ルームが設けられてい
る。
【0003】上記エンジンにはコンプレッサがマウント
されて、このコンプレッサはエンジンで駆動される。エ
ンジンは、コンプレッサがマウントされたり、放熱部材
等を有することから比較的重量が大きく、通常は防振ゴ
ムを介して函体のベース板上にねじ止めされる。
されて、このコンプレッサはエンジンで駆動される。エ
ンジンは、コンプレッサがマウントされたり、放熱部材
等を有することから比較的重量が大きく、通常は防振ゴ
ムを介して函体のベース板上にねじ止めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の空調用室外機
では、万が一のエンジンの故障等により、エンジンを函
体から取出してメンテナンスする必要があり、あるいは
修理する必要もあるが、エンジンは重量が大きく、しか
もエンジンルームの上の熱交換器ルームが邪魔となるの
で、ユニットを分解したうえで、フォークリフト,クレ
ーン等の運搬機を用いて、取出さなければならない手間
を有し、あるいは多くの人手を必要としていた。
では、万が一のエンジンの故障等により、エンジンを函
体から取出してメンテナンスする必要があり、あるいは
修理する必要もあるが、エンジンは重量が大きく、しか
もエンジンルームの上の熱交換器ルームが邪魔となるの
で、ユニットを分解したうえで、フォークリフト,クレ
ーン等の運搬機を用いて、取出さなければならない手間
を有し、あるいは多くの人手を必要としていた。
【0005】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、運搬機あるいは多くの人手を必要としな
いでエンジンを取出し、あるいは装着できるようにす
る。
されたもので、運搬機あるいは多くの人手を必要としな
いでエンジンを取出し、あるいは装着できるようにす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この請求項1に係る発明
は、エンジンを床側に取付けるための取付け部に縦方向
のねじ孔を形成し、この孔に、キャスタに取付けられた
ボルトを螺入して上記取付け部の荷重をこのキャスタに
盛り替えて、エンジンをスライドして引き出すようにし
たものである。
は、エンジンを床側に取付けるための取付け部に縦方向
のねじ孔を形成し、この孔に、キャスタに取付けられた
ボルトを螺入して上記取付け部の荷重をこのキャスタに
盛り替えて、エンジンをスライドして引き出すようにし
たものである。
【0007】この請求項2に係る発明は、キャスタは、
車輪付きの水平のベース板より成り、このベース板に上
記ボルトの取付け用貫通孔を設けて構成したものであ
る。
車輪付きの水平のベース板より成り、このベース板に上
記ボルトの取付け用貫通孔を設けて構成したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。実施の形態1.図1ないし図4に
おいて室外機1は図1,図2に示され、函体2の中程で
水平方向に仕切板3が横架され、その上方にエンジンラ
ジエータ4やコンデンサ4m等が配された熱交換器用ル
ーム5が設けられ、下方にエンジンルーム6が配されて
いる。
示例と共に説明する。実施の形態1.図1ないし図4に
おいて室外機1は図1,図2に示され、函体2の中程で
水平方向に仕切板3が横架され、その上方にエンジンラ
ジエータ4やコンデンサ4m等が配された熱交換器用ル
ーム5が設けられ、下方にエンジンルーム6が配されて
いる。
【0009】熱交換器用ルーム5は、左の側面にエンジ
ンラジエータ4が配され、前,後にコンデンサ4mが配
置され、しかも上面に送風機7が2つ設けられ、該熱交
換器用ルーム5内の空気を矢印Aのように流れを作る。
また、この熱交換器用ルーム5内には、エンジン16の
排気パイプ10が縦方向に配され、先端は、室外機1の
上部に至り、エンジン16からの排気ガスは室外機外に
排出される。
ンラジエータ4が配され、前,後にコンデンサ4mが配
置され、しかも上面に送風機7が2つ設けられ、該熱交
換器用ルーム5内の空気を矢印Aのように流れを作る。
また、この熱交換器用ルーム5内には、エンジン16の
排気パイプ10が縦方向に配され、先端は、室外機1の
上部に至り、エンジン16からの排気ガスは室外機外に
排出される。
【0010】さらに、熱交換器用ルーム5は、その下面
をなす水平の前記仕切板3を有し、この仕切板3の適宜
な位置に、排気孔12が形成され、この排気孔12は下
記する仕切板18の仕切板内空間24と連通している。
なお、仕切板3は前記した排気パイプ10の貫通孔13
も穿たれている。
をなす水平の前記仕切板3を有し、この仕切板3の適宜
な位置に、排気孔12が形成され、この排気孔12は下
記する仕切板18の仕切板内空間24と連通している。
なお、仕切板3は前記した排気パイプ10の貫通孔13
も穿たれている。
【0011】エンジンルーム6は、冷媒を圧縮するため
のコンプレッサ15とこのコンプレッサ15が図外の取
付け部材を介してマウントされたディーゼルエンジン1
6とが配され、エンジンプーリー16mとコンプレッサ
プーリー15aとは図外のベルトで連動して回転する。
エンジン16の排気ガスは、エンジン16の排気パイプ
10を介して排出される。また、このエンジンルーム6
は、縦方向の仕切板18にて仕切られ、一方に制御機器
C等が収納される制御機器ルーム19が設けられ、該制
御機器ルーム19はその下方が開いて開口部19aとな
り、大気と連通して、空気を取入れるように構成されて
いる。なお、開口部19aにはメッシュが張られてい
る。
のコンプレッサ15とこのコンプレッサ15が図外の取
付け部材を介してマウントされたディーゼルエンジン1
6とが配され、エンジンプーリー16mとコンプレッサ
プーリー15aとは図外のベルトで連動して回転する。
エンジン16の排気ガスは、エンジン16の排気パイプ
10を介して排出される。また、このエンジンルーム6
は、縦方向の仕切板18にて仕切られ、一方に制御機器
C等が収納される制御機器ルーム19が設けられ、該制
御機器ルーム19はその下方が開いて開口部19aとな
り、大気と連通して、空気を取入れるように構成されて
いる。なお、開口部19aにはメッシュが張られてい
る。
【0012】縦方向の仕切板18は、図2,図3にも示
されるように、中心にウレタンなどの発泡材等の吸音材
20を、この両側に挟んで配される外板21,22とよ
り構成され、吸音材20には、切欠23と外板21,2
2にて仕切板内空間24が形成されている。この仕切板
内空間24の上方を、前記仕切板3に形成の排気孔12
と連通するように吸音材20に切欠23aが形成され、
また、下方を室外機外へ連通するドレン25を形成する
切欠23bが形成されている。また、吸音材20の下方
に換気切欠27が形成されている。
されるように、中心にウレタンなどの発泡材等の吸音材
20を、この両側に挟んで配される外板21,22とよ
り構成され、吸音材20には、切欠23と外板21,2
2にて仕切板内空間24が形成されている。この仕切板
内空間24の上方を、前記仕切板3に形成の排気孔12
と連通するように吸音材20に切欠23aが形成され、
また、下方を室外機外へ連通するドレン25を形成する
切欠23bが形成されている。また、吸音材20の下方
に換気切欠27が形成されている。
【0013】外板21には、換気用の送風機28が設け
られ、外板22には、前記切欠23内に添う板片29が
設けられていると共に、上方及び下方に前記エンジンル
ーム6内に連通する穴30,31が形成されている。穴
30は仕切板内空間24と連通し、穴31は前記換気切
欠27と連通している。この送風機28、換気切欠2
7、穴31及び穴30とで換気風が流れるルートが形成
され、換気風は矢印Bのごとく流れるものである。
られ、外板22には、前記切欠23内に添う板片29が
設けられていると共に、上方及び下方に前記エンジンル
ーム6内に連通する穴30,31が形成されている。穴
30は仕切板内空間24と連通し、穴31は前記換気切
欠27と連通している。この送風機28、換気切欠2
7、穴31及び穴30とで換気風が流れるルートが形成
され、換気風は矢印Bのごとく流れるものである。
【0014】上述の構成において、室外機1は屋外に設
置され、雨水は主に上方から熱交換器用ルーム5内に入
り込む。入り込んだ雨水は仕切板3上に溜まり、排気孔
12から仕切板内空間24に流れ込み、下方に至って、
ドレン25から室外機1の外へ排出される。
置され、雨水は主に上方から熱交換器用ルーム5内に入
り込む。入り込んだ雨水は仕切板3上に溜まり、排気孔
12から仕切板内空間24に流れ込み、下方に至って、
ドレン25から室外機1の外へ排出される。
【0015】また、エンジンルーム6内へは、換気用の
空気が、送風機28の駆動により流動し、換気切欠2
7、穴31を介して導入され、エンジンを冷却し、さら
に空気は、穴30から前記仕切板内空間24内に入り、
排気孔12から熱交換器用ルーム5内に至り、送風機7
により室外へ排出される。即ち、換気ルートを雨水排水
ルートと一部を兼用することができるものである。
空気が、送風機28の駆動により流動し、換気切欠2
7、穴31を介して導入され、エンジンを冷却し、さら
に空気は、穴30から前記仕切板内空間24内に入り、
排気孔12から熱交換器用ルーム5内に至り、送風機7
により室外へ排出される。即ち、換気ルートを雨水排水
ルートと一部を兼用することができるものである。
【0016】エンジン16から突出するパイプ16aに
は吸気フィルター16bが介挿され、このパイプ16a
は、下部のオイルパン16cの横を介して送風機28の
下部の仕切板18を貫通して、先端の吸気口16dが制
御機器ルーム19を突出する。すなわち、パイプ16a
の先端の吸気口16dは、外板22,吸音材20,外板
21を貫通した上で、開口部19a側に臨む。
は吸気フィルター16bが介挿され、このパイプ16a
は、下部のオイルパン16cの横を介して送風機28の
下部の仕切板18を貫通して、先端の吸気口16dが制
御機器ルーム19を突出する。すなわち、パイプ16a
の先端の吸気口16dは、外板22,吸音材20,外板
21を貫通した上で、開口部19a側に臨む。
【0017】送風機28,28で開口部19aより外部
の新鮮な空気が制御機器ルーム19内に導入されるが、
この空気は吸気口16dにも導入された後、パイプ16
aを経由してエンジン16に吸入される。
の新鮮な空気が制御機器ルーム19内に導入されるが、
この空気は吸気口16dにも導入された後、パイプ16
aを経由してエンジン16に吸入される。
【0018】吸気口16dからはエンジン16から発生
した騒音がパイプ16a内を伝幡して放出されることに
なるが、制御機器ルーム19内は、仕切板18でエンジ
ンルーム6と隔絶されているので、制御機器ルーム19
内には、エンジンの振動が伝わりにくいので、吸気口1
6dから放散される騒音の振動と、エンジンの仕切板1
8を介して伝幡した振動との共振の問題が生じることが
なく、かえって制御機器ルーム19内で吸気口16dよ
り発生される騒音を抑制できる。
した騒音がパイプ16a内を伝幡して放出されることに
なるが、制御機器ルーム19内は、仕切板18でエンジ
ンルーム6と隔絶されているので、制御機器ルーム19
内には、エンジンの振動が伝わりにくいので、吸気口1
6dから放散される騒音の振動と、エンジンの仕切板1
8を介して伝幡した振動との共振の問題が生じることが
なく、かえって制御機器ルーム19内で吸気口16dよ
り発生される騒音を抑制できる。
【0019】図4において、エンジン16は、函体2の
底板2mに取付け部70を介して取付けられる。取付け
部70は、例えば、エンジン16の両側に、左,右2個
設けられ、その構成は、図5ないし図7に示すようにエ
ンジン16の下部フレーム側から下方に突出する支持片
70aと、水平方向に折曲された取付け片70bとから
成るブラケット70cを有する。このブラケット70c
の取付け片70bは、函体2の床としての底板2mの上
面に防振部材70dを介して取付けられる。
底板2mに取付け部70を介して取付けられる。取付け
部70は、例えば、エンジン16の両側に、左,右2個
設けられ、その構成は、図5ないし図7に示すようにエ
ンジン16の下部フレーム側から下方に突出する支持片
70aと、水平方向に折曲された取付け片70bとから
成るブラケット70cを有する。このブラケット70c
の取付け片70bは、函体2の床としての底板2mの上
面に防振部材70dを介して取付けられる。
【0020】防振部材70dは、ボルト70eを有する
第1プレート70fと、取付け孔70gを左,右に有す
る第2プレート70hとの間にゴム,合成ゴム等の弾性
体70iを一体化して構成される。
第1プレート70fと、取付け孔70gを左,右に有す
る第2プレート70hとの間にゴム,合成ゴム等の弾性
体70iを一体化して構成される。
【0021】ボルト70eを、取付け片70bに設けら
れた取付け用孔70jに下から貫通して、ナット70m
を締付け、下側の取付け孔70gを用いて床としての底
板2mに設けた図外の孔にねじ止めすることにより、エ
ンジン16の取付けが可能となる。
れた取付け用孔70jに下から貫通して、ナット70m
を締付け、下側の取付け孔70gを用いて床としての底
板2mに設けた図外の孔にねじ止めすることにより、エ
ンジン16の取付けが可能となる。
【0022】上記取付け片70bは長さが比較的長く設
定されており、上記防振部材70dを超えて突出する先
端側には、左,右に2個のねじ孔70n,70nが形成
される。このねじ孔70n,70nは、縦方向に延長す
る。
定されており、上記防振部材70dを超えて突出する先
端側には、左,右に2個のねじ孔70n,70nが形成
される。このねじ孔70n,70nは、縦方向に延長す
る。
【0023】80はキャスタであり、これは一端側が取
付け片70bの先端側上面に対接するベース板80aを
有するもので、ねじ孔70n,70nに対応する部位
に、2個の貫通孔80b,80bを有し、この貫通孔8
0b,80bを貫通してボルト80c,80cがねじ孔
70n,70nに螺入される。
付け片70bの先端側上面に対接するベース板80aを
有するもので、ねじ孔70n,70nに対応する部位
に、2個の貫通孔80b,80bを有し、この貫通孔8
0b,80bを貫通してボルト80c,80cがねじ孔
70n,70nに螺入される。
【0024】上記ベース板80aの他端側には、車輪8
0dを支持する支柱体80eがナット80fで取付けら
れる。車輪80dは支柱体80eの下部に取付けられて
回転可能となり、しかも支柱体80eを中心として首振
り可能となっている。
0dを支持する支柱体80eがナット80fで取付けら
れる。車輪80dは支柱体80eの下部に取付けられて
回転可能となり、しかも支柱体80eを中心として首振
り可能となっている。
【0025】以上の構成において、エンジン16をメン
テナンスとか修理時に取り外す場合は、まず4個のブラ
ケット70cにおける各ナット70mを緩めて取り外
す。つぎに、図6に示すように各ブラケット70cにお
いて、キャスタ80のベース板80aの一端を対向させ
て、左,右のボルト80c,80cを貫通孔80b,8
0bを介してねじ孔70n、70nに螺入する。
テナンスとか修理時に取り外す場合は、まず4個のブラ
ケット70cにおける各ナット70mを緩めて取り外
す。つぎに、図6に示すように各ブラケット70cにお
いて、キャスタ80のベース板80aの一端を対向させ
て、左,右のボルト80c,80cを貫通孔80b,8
0bを介してねじ孔70n、70nに螺入する。
【0026】これによれば、ボルト80c,80cの螺
入に伴なって、図7に示す如く取付け片70bが上部方
向に引上げられ、取付け片70bが完全に浮いたところ
で、防振部材70dを取り外すことにより、エンジン1
6に設けられた取付け部70の荷重をキャスタ80に盛
り替えることができ、このキャスタ80の車輪80dの
ころがりを利用してエンジン16を底板2mの上面から
横方向にスライドして外部に取り外すことができる。ま
た、キャスタ80は車輪80dが首振り可能であるの
で、エンジン16を所望の方向にスライドできる。
入に伴なって、図7に示す如く取付け片70bが上部方
向に引上げられ、取付け片70bが完全に浮いたところ
で、防振部材70dを取り外すことにより、エンジン1
6に設けられた取付け部70の荷重をキャスタ80に盛
り替えることができ、このキャスタ80の車輪80dの
ころがりを利用してエンジン16を底板2mの上面から
横方向にスライドして外部に取り外すことができる。ま
た、キャスタ80は車輪80dが首振り可能であるの
で、エンジン16を所望の方向にスライドできる。
【0027】エンジン16のメンテナンス,修理等の完
了時にエンジン16を元の位置に戻す場合は、以上とは
逆の操作を行うことでエンジン16を、防振部材70d
を介して底板2mに固定できる。
了時にエンジン16を元の位置に戻す場合は、以上とは
逆の操作を行うことでエンジン16を、防振部材70d
を介して底板2mに固定できる。
【0028】なお、車輪80dとしてはタイヤ式,ゴム
輪タイプ、ベアリング式のいずれのものを用いてもよ
い。また、ブラケット70cは4個設けることに限定さ
れず、エンジン16の荷重に応じて増加してもよい。ま
た、キャスタ80は、ベース板80aの他端に車輪80
dを付けるようにした、片持ち構造であるとして説明し
たが、ベース板80aを、片側だけでなく両側方向に延
長させて、両側にキャスタ80を付加して、両持ち構造
としてもよい。
輪タイプ、ベアリング式のいずれのものを用いてもよ
い。また、ブラケット70cは4個設けることに限定さ
れず、エンジン16の荷重に応じて増加してもよい。ま
た、キャスタ80は、ベース板80aの他端に車輪80
dを付けるようにした、片持ち構造であるとして説明し
たが、ベース板80aを、片側だけでなく両側方向に延
長させて、両側にキャスタ80を付加して、両持ち構造
としてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、エンジンの取付け部にキャスタを取付けて、このキ
ャスタにエンジンに取付けられた取付け部の荷重を盛り
替えるようにしたので、エンジンをキャスタによりスラ
イドして容易に取り外すことができ、メンテナンス,修
理を容易に行える。
ば、エンジンの取付け部にキャスタを取付けて、このキ
ャスタにエンジンに取付けられた取付け部の荷重を盛り
替えるようにしたので、エンジンをキャスタによりスラ
イドして容易に取り外すことができ、メンテナンス,修
理を容易に行える。
【0030】第2の発明によれば、キャスタは、車輪付
きのベース板に、貫通孔を設けて構成し、この貫通孔を
介してボルトをねじ孔に螺入することでエンジンの盛替
えができるようにしたので、簡単な構成で、しかもボル
トを螺入するという簡単な方法でエンジンの盛替えが可
能となる。
きのベース板に、貫通孔を設けて構成し、この貫通孔を
介してボルトをねじ孔に螺入することでエンジンの盛替
えができるようにしたので、簡単な構成で、しかもボル
トを螺入するという簡単な方法でエンジンの盛替えが可
能となる。
【図1】 この発明の一実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】 この発明の一実施の形態を示す側面図であ
る。
る。
【図4】 この発明の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】 この発明の要部を示す分解斜視図である。
【図6】 この発明の要部を示す側面図である。
【図7】 この発明の要部を示す側面図である。
1 室外機 2 函体 2m 底板 3 仕切板 4m コンデンサ 5 熱交換器用ルーム 6 エンジンルーム 7 送風機 16 エンジン 16a パイプ 16b 吸気フィルタ 16c オイルパン 16d 吸気口 19a 開口部 70 取付け部 70a 支持片 70b 取付け片 70c ブラケット 70d 防振部材 70e ボルト 70n ねじ孔 80 キャスタ 80a ベース板 80b 貫通孔 80d 車輪。
Claims (2)
- 【請求項1】 空調用室外機におけるコンプレッサ駆動
用のエンジンをエンジンルームから取出すエンジンの取
出し方法において、エンジンを床側に取付けるための取
付け部に縦方向のねじ孔を形成し、この孔に、キャスタ
に取付けられたボルトを螺入して上記取付け部の荷重を
このキャスタに盛り替えて、エンジンをスライドして引
き出すようにしたことを特徴とする空調用室外機からの
エンジン取出し方法。 - 【請求項2】 キャスタは、車輪付きの水平のベース板
より成り、このベース板に上記ボルトの取付け用貫通孔
を設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載の空
調用室外機からのエンジン取出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080359A JP2000274746A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 空調用室外機からのエンジン取出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080359A JP2000274746A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 空調用室外機からのエンジン取出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000274746A true JP2000274746A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13716072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11080359A Pending JP2000274746A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 空調用室外機からのエンジン取出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000274746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207880A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
KR101547851B1 (ko) | 2015-06-04 | 2015-08-27 | 주식회사 케이디기공 | 시스템 에어컨 엔진 교체 장치 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11080359A patent/JP2000274746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012207880A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
KR101547851B1 (ko) | 2015-06-04 | 2015-08-27 | 주식회사 케이디기공 | 시스템 에어컨 엔진 교체 장치 |
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