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JP2000274115A - 車両用タープ装置 - Google Patents

車両用タープ装置

Info

Publication number
JP2000274115A
JP2000274115A JP11079376A JP7937699A JP2000274115A JP 2000274115 A JP2000274115 A JP 2000274115A JP 11079376 A JP11079376 A JP 11079376A JP 7937699 A JP7937699 A JP 7937699A JP 2000274115 A JP2000274115 A JP 2000274115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tarp
rail
members
rod
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11079376A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ibayashi
俊夫 井林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP11079376A priority Critical patent/JP2000274115A/ja
Publication of JP2000274115A publication Critical patent/JP2000274115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンドやアタッチメントを不要にして、タ
ープの設置作業性を大幅に向上させる。 【解決手段】 本発明の車両用タープ装置は、矩形枠状
に組み合わせられた4本のレール部材3〜6を車両の屋
根1の上に設け、これらレール部材3〜6の内部に摺動
可能に収納されると共に、前記レール部材3〜6から横
方向へ張り出した位置で前記レール部材3〜6に固定さ
れるようにタープ取り付け用の棒状部材7〜9を設け、
これら棒状部材7〜9にタープ13をクリップ17を介
して着脱可能に取り付けるように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の近傍にター
プを設置する場合の設置作業性を改良した車両用タープ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、アウトドアの隆盛によって種
々の商品が開発されており、その中にタープと呼ばれる
簡易設置式の日除け装置も知られている。通常、タープ
を設置する場合、地面に支柱(スタンド)を立てると共
に、そのスタンドにタープを取り付け、更に、ロープを
用いてタープを張るようにして固定するというものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の場合、
複数本のスタンドを用意しておかなければならず、それ
らスタンドの保管や持ち運びが面倒であった。また、複
数本のスタンドを立てる作業もかなり面倒であった。こ
れに対して、車両を利用してタープを設置する場合に、
タープの一端部を車両の屋根にアタッチメントを介して
取り付けると共に、タープの他端部側にだけスタンドを
立ててここに括りつける、という行う構成のものが考え
られている。この構成によれば、スタンドの数を半分に
できるから、スタンドの保管や持ち運びがやや容易にな
ると共に、スタンドを立てる作業もやや容易になる。し
かし、アタッチメントが別途必要になるので、タープの
設置作業性はそれほど改善されないという問題点があ
る。そこで、本発明の目的は、タープの設置作業性を大
幅に向上させることができる車両用タープ装置を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
の屋根の上に設けられ矩形枠状に組み合わせられた少な
くとも4本のレール部材と、これらレール部材のうちの
少なくとも2本のレール部材の内部に摺動可能に収納さ
れると共に、前記レール部材から横方向へ張り出した位
置で前記レール部材に固定されるように設けられたター
プ取り付け用の棒状部材と、これら棒状部材に着脱可能
に取り付けられるタープとを備えたところに特徴を有す
る。また、上記構成の場合、少なくとも4本のレール部
材により、ルーフラックを構成することが好ましい。更
に、棒状部材を、複数段に伸縮する伸縮部材から構成す
ることもより一層好ましい構成である(請求項2,3の
発明)。
【0005】
【発明の作用および効果】本発明によれば、車両の屋根
の上に設けられたレール部材から、タープ取り付け用の
棒状部材を引き出して横方向へ張り出すようにして固定
した後、この棒状部材にタープを取り付ければ良い。従
って、従来必要だったスタンドを不要にすることができ
ると共に、アタッチメントも不要にすることができるか
ら、タープの設置作業性を大幅に向上させることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。まず、図1に示すよう
に、車両の屋根1の上には、ルーフラック2が配設され
ている。このルーフラック2は、前後方向に配置された
レール部材5,6とこの両レール部材5、6の前端寄り
と後端寄りの位置にそれぞれ直交して架設されたレール
部材3,4とによって、矩形枠状に組み合わせて構成さ
れている。各レール部材3、4、5、6は、図2及び図
3に示すように、角筒状部材から形成されており、その
内部には、角筒状の棒状部材7、8、9(3本のみ図示
する)がそれぞれ摺動可能に収納されている。
【0007】レール部材3〜6に棒状部材7〜9を収納
する構造は、4つともほぼ同じであるので、ここでは、
レール部材3に棒状部材7が収納されている構造につい
て、図2及び図3を参照して具体的に説明する。棒状部
材7の長さは、レール部材3の長さよりも少し短く構成
されており、レール部材3の内部に棒状部材7を収納し
た状態で、レール部材3の両端開口部をキャップ10、
10で塞ぐことが可能になっている。棒状部材7の上壁
部7aには、多数の取付孔7bが形成されている。ま
た、レール部材3の上壁部3aの両端部には、各2個の
取付孔3bが形成されている。更に、上壁部3aの内面
における取付孔3b部分には、ナット11が固着されて
いる。尚、レール部材3の取付孔3bの内周面にねじを
直接形成するように構成すれば、ナット11を省略する
ことが可能である。
【0008】そして、レール部材3の内部に棒状部材7
を収納したときに、レール部材3の両端部の各2個の取
付孔3bと、棒状部材7の両端部の各2個の取付孔7b
とが一致するように構成されている。この収納状態で、
例えば蝶ねじ12をレール部材3の取付孔3bに螺挿す
ると、蝶ねじ12がナット11に螺挿されると共に、蝶
ねじ12の先端部12aが棒状部材7の取付孔7bに嵌
合するように構成されている。これにより、レール部材
3の内部に棒状部材7が収納固定される。そして、この
状態で、レール部材3の両端開口部にキャップ10、1
0を取り付けて塞ぐ。
【0009】さて、レール部材3の内部から棒状部材7
を引き出す場合、例えば図1に示すように、右方へ引き
出す場合の作業について説明する。この場合、まず、右
端のキャップを取り外すと共に、棒状部材7を固定して
いる4個の蝶ねじ12を取り外す。続いて、レール部材
3の内部から棒状部材7を右方へ所望の長さだけ引き出
し、レール部材3の右端部の2個の取付孔3bと、棒状
部材7の取付孔7bとが一致するようにする。この状態
で、蝶ねじ12をレール部材3の取付孔3bに螺挿する
と、蝶ねじ12がナット11に螺挿されると共に、蝶ね
じ12の先端部12aが棒状部材7の取付孔7bに嵌合
する。これにより、棒状部材7が右方へ張り出した状態
でレール部材3に固定される。
【0010】そして、同様にして、残りのレール部材4
〜6から棒状部材8、9を引き出して固定することが可
能である。本実施例の場合、図1に示すように、例えば
レール部材4、5から棒状部材8、9を引き出して固定
する。次に、上記引き出した棒状部材7、8、9に、タ
ープ13を取り付ける。上記タープ13は、例えば2枚
の部分タープ14、15を例えばジッパ(ファスナ)1
6により接続して構成されている。そして、タープ13
における棒状部材7、8、9に取り付けられる部位、具
体的には、部分タープ14の両辺部14a、14bと、
部分タープ15の一方の辺部15aとには、多数のクリ
ップ17が棒状部材7の多数の取付孔7bと同じ間隔で
取り付けられている。この場合、クリップ17は、上記
両辺部14a、14bと上記一方の辺部15aの上下両
面にそれぞれ上下方向に突出するように設けられてい
る。
【0011】上記クリップ17は、図4に示すような形
状の弾性材(ゴムやプラスチック等の部材)で構成され
ており、その最外周部は取付孔7bの孔の大きさよりも
少し大きくなるように形成されている。これにより、ク
リップ17を棒状部材7の取付孔7bに圧入すると、ク
リップ17は抜け止めされるように構成されている。即
ち、クリップ17それ自体が抜け止め部となっている。
【0012】この構成の場合、棒状部材7、8、9に、
タープ13の部分タープ14の両辺部14a、14b
と、タープ13の部分タープ15の一方の辺部15aと
を当てると共に、各クリップ17を棒状部材7、8、9
の各取付孔7b、8b、9bに圧入する。これにより、
タープ13が棒状部材7、8、9に取り付けられ、ター
プ13の設置が完了するようになっている。尚、タープ
13を棒状部材7、8、9から取り外す場合は、ある程
度強い力でクリップ17を取り外し方向へ引っ張ると、
クリップ17が取付孔7b、8b、9bから外れる。こ
れにより、タープ13を取り外すことができる。即ち、
クリップ17と棒状部材7、8、9の取付孔7b、8
b、9bとで、タープ13を棒状部材7、8、9に着脱
可能に取り付ける取付装置が構成されている。また、上
記実施例の場合、図4に示すように、クリップ17がタ
ープ13の上下両面に設けられているので、タープ13
を上下裏返して取り付けることが可能である。これによ
り、タープ13をリバーシブルに使用することができ
る。
【0013】このような構成の本実施例によれば、車両
の屋根1の上に設けられたルーフラック2のレール部材
3〜6から、タープ取り付け用の棒状部材7〜9を引き
出して横方向へ張り出すようにして固定した後、この棒
状部材7〜9にタープ13を取り付けるように構成し
た。この構成の場合、従来必要だったスタンドを不要に
することができると共に、アタッチメントも不要にする
ことができるから、タープ13の設置作業性を大幅に向
上させることができる。
【0014】また、上記実施例の場合、レール部材3〜
6によりルーフラック2を構成したので、タープ13を
張らない場合、即ち、レール部材3〜6に棒状部材7〜
9を収納している通常の場合には、ルーフラック2に荷
物等を載せて固定することができる。従って、ユーザー
の使い勝手が良くなる。尚、上記実施例では、2枚の部
分タープ14、15を接続してタープ13を構成した
が、これに限られるものではなく、図1に2点鎖線で示
すように、3枚の部分タープ14、15、18をジッパ
16で接続してタープ13を構成しても良い。この構成
の場合には、レール部材6からも棒状部材(図示しな
い)を引き出す必要がある。また、1枚の部分タープ1
4(または部分タープ15または部分タープ18)だけ
からタープ13を構成するようにしても良い。この場合
には、レール部材3〜6のうちの適当な2個のレール部
材から棒状部材を引き出すだけで良い。一方、部分ター
プ14、15、18のうちの適当な2枚を接続したもの
と同じ大きさの1枚のタープや、上記3枚の部分タープ
14、15、18を接続したものと同じ大きさの1枚の
タープ等を用意して使用するように構成することも好ま
しい。
【0015】更に、上記実施例では、クリップ17をタ
ープ13(部分タープ14、15)の上下両面に設けた
が、これに代えて、一方の面にだけ設ける構成としても
良い。更にまた、クリップ17の形状は、上記実施例の
形状に限られるものではなく、適宜変形した形状にする
ことが可能である。
【0016】また、上記実施例では、クリップ17をタ
ープ13に予め取り付けておくように構成したが、これ
に代えて、タープ13(部分タープ14、15)には、
取付孔だけを形成しておき、タープ13を棒状部材6〜
9に取り付けるときに、別体のクリップ(上部に頭部や
摘み部を有すると共に、下部に抜け止め部を有する部
材)を使用して取り付けるように構成しても良い。
【0017】更に、上記実施例では、棒状部材6〜9を
長さが一定の部材により構成したが、これに代えて、複
数段に伸縮する伸縮部材から構成しても良い。このよう
に構成すると、棒状部材の横方向へ張り出す長さを長く
設定することができるから、設置するタープの面積を大
きくすることが可能となる。
【0018】更にまた、上記実施例では、レール部材3
〜6の本数を4本としたが、これに限られるものではな
く、レール部材の本数を5本以上としても良い。また、
上記実施例では、レール部材3〜6のすべてに棒状部材
を引き出し可能(摺動可能)に収納するように構成した
が、これに限られるものではなく、少なくとも2個のレ
ール部材に棒状部材を引き出し可能に収納する構成とし
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、車両の屋
根、レール部材、棒状部材、タープを示す斜視図
【図2】1組のレール部材及び棒状部材の分解斜視図
【図3】レール部材及び棒状部材の縦断面図
【図4】タープのクリップ部分の縦断面図
【符号の説明】
1…屋根 2…ルーフラック 3、4、5、6…レール部材 7、8、9…棒状部材 10…キャップ 12…蝶ねじ 13…タープ 14、15…部分タープ 16…ジッパ 17…クリップ 18…部分タープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の屋根の上に設けられ、矩形枠状に
    組み合わせられた少なくとも4本のレール部材と、 前記レール部材のうちの少なくとも2本のレール部材の
    内部に摺動可能に収納されると共に、前記レール部材か
    ら横方向へ張り出した位置で前記レール部材に固定され
    るように設けられたタープ取り付け用の棒状部材と、 これら棒状部材に着脱可能に取り付けられるタープとを
    備えて成る車両用タープ装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも4本のレール部材によ
    り、ルーフラックが構成されることを特徴とする請求項
    1記載の車両用タープ装置。
  3. 【請求項3】 前記棒状部材は、複数段に伸縮する伸縮
    部材から構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の車両用タープ装置。
JP11079376A 1999-03-24 1999-03-24 車両用タープ装置 Pending JP2000274115A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2003231667B2 (en) * 2002-08-09 2010-06-24 Hubco Automotive Limited Telescoping Roof Rack
CN109642434A (zh) * 2016-06-05 2019-04-16 雅捷马产品公司 交通工具棚顶支架组件
KR20230061115A (ko) * 2021-10-28 2023-05-08 주식회사 서연이화 차량용 어닝 장치

Cited By (5)

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AU2003231667B2 (en) * 2002-08-09 2010-06-24 Hubco Automotive Limited Telescoping Roof Rack
CN109642434A (zh) * 2016-06-05 2019-04-16 雅捷马产品公司 交通工具棚顶支架组件
CN109642434B (zh) * 2016-06-05 2021-04-27 雅捷马产品公司 交通工具棚顶支架组件
KR20230061115A (ko) * 2021-10-28 2023-05-08 주식회사 서연이화 차량용 어닝 장치
KR102675961B1 (ko) * 2021-10-28 2024-06-17 주식회사 서연이화 차량용 어닝 장치

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