JP2000266760A - 分注装置 - Google Patents
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- JP2000266760A JP2000266760A JP11072326A JP7232699A JP2000266760A JP 2000266760 A JP2000266760 A JP 2000266760A JP 11072326 A JP11072326 A JP 11072326A JP 7232699 A JP7232699 A JP 7232699A JP 2000266760 A JP2000266760 A JP 2000266760A
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】作業効率の向上した分注装置を提供することに
ある。 【解決手段】空の子ラック10は、搬送ライン140に
よって、ラック架設部110から分注部Pに搬送され
る。その途中において、容器供給部130からは、子検
体容器であるサンプルカップ22が、容器供給口121
を介して供給され、ラック10に載置される。また、分
注ノズル222の先端に装着するノズルを供給するノズ
ル供給部130からは、分注ノズル222の移動範囲内
に設けられたノズル装着部210に、ノズルを供給す
る。
ある。 【解決手段】空の子ラック10は、搬送ライン140に
よって、ラック架設部110から分注部Pに搬送され
る。その途中において、容器供給部130からは、子検
体容器であるサンプルカップ22が、容器供給口121
を介して供給され、ラック10に載置される。また、分
注ノズル222の先端に装着するノズルを供給するノズ
ル供給部130からは、分注ノズル222の移動範囲内
に設けられたノズル装着部210に、ノズルを供給す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検体をある容器か
ら別の容器に分配する分注装置に係り、特に、臨床検査
分野において検体検査を自動的に行うのに適した検体処
理システムに用いるに好適な分注装置に関する。
ら別の容器に分配する分注装置に係り、特に、臨床検査
分野において検体検査を自動的に行うのに適した検体処
理システムに用いるに好適な分注装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分注装置は、患者から採取した血液・尿
等の検体を別の容器に自動的に分配する装置であり、分
注先となる複数の容器をラックに乗せ、分注後に搬送ラ
インによって分析装置等へ自動で搬送する。従来の分注
装置において用いられる一般的な分注先となる容器とし
ては、サンプルカップと試験管が挙げられる。サンプル
カップは、分注後に搬送ラインにより接続される分析装
置等へ搬送され分析が行われる。サンプルカップの場
合、各々のサンプルカップは分注された検体が何である
のかの検体情報を持たないが、サンプルカップが架設さ
れるラックがラック識別子を有しており、ラック識別子
と検体のラック上の位置とのマッチングがとられている
ため、分析装置はこのラック識別子をもとに検体の情報
を得て分析を行うことができる。これに対して、試験管
は、検体を保存する場合等に用いられる。これは分析に
必要な検体をサンプルカップに分注した後に残った検体
を、後に再検査等が必要になった場合に再度患者より採
血する必要がないように保存しておくためである。この
場合、試験管はラックから取出され単独で冷蔵庫に保存
されるため、試験管には検体情報として、バーコードラ
ベル等の検体識別子が貼り付けられている。
等の検体を別の容器に自動的に分配する装置であり、分
注先となる複数の容器をラックに乗せ、分注後に搬送ラ
インによって分析装置等へ自動で搬送する。従来の分注
装置において用いられる一般的な分注先となる容器とし
ては、サンプルカップと試験管が挙げられる。サンプル
カップは、分注後に搬送ラインにより接続される分析装
置等へ搬送され分析が行われる。サンプルカップの場
合、各々のサンプルカップは分注された検体が何である
のかの検体情報を持たないが、サンプルカップが架設さ
れるラックがラック識別子を有しており、ラック識別子
と検体のラック上の位置とのマッチングがとられている
ため、分析装置はこのラック識別子をもとに検体の情報
を得て分析を行うことができる。これに対して、試験管
は、検体を保存する場合等に用いられる。これは分析に
必要な検体をサンプルカップに分注した後に残った検体
を、後に再検査等が必要になった場合に再度患者より採
血する必要がないように保存しておくためである。この
場合、試験管はラックから取出され単独で冷蔵庫に保存
されるため、試験管には検体情報として、バーコードラ
ベル等の検体識別子が貼り付けられている。
【0003】また、分注は、コンタミネーションを避け
るために、分注ノズル先端に検体単位で廃棄するチップ
を装着して行っている。分注ノズルがチップを装着する
位置にチップを供給する手段として、例えば、特開平8-
233830号に記載されているように、分注用チップを所定
のチップラックに架設し、これを分注ノズルの可動範囲
内のチップ装着位置に設置することで分注ノズル先端へ
のチップ装着を行っている。このようにして、分注先と
なる容器の供給を自動化し、また、チップ装着を自動化
することで省力化が図られている。
るために、分注ノズル先端に検体単位で廃棄するチップ
を装着して行っている。分注ノズルがチップを装着する
位置にチップを供給する手段として、例えば、特開平8-
233830号に記載されているように、分注用チップを所定
のチップラックに架設し、これを分注ノズルの可動範囲
内のチップ装着位置に設置することで分注ノズル先端へ
のチップ装着を行っている。このようにして、分注先と
なる容器の供給を自動化し、また、チップ装着を自動化
することで省力化が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分注装置では、分注先となる容器をラックに乗せる作業
は、手作業で行われており、分注の前作業の効率が悪い
という問題があった。また、チップノズルをチップラッ
クに乗せる作業も手作業で行われており、分注の前作業
の効率が悪いという問題があった 本発明の目的は、作業効率の向上した分注装置を提供す
ることにある。
分注装置では、分注先となる容器をラックに乗せる作業
は、手作業で行われており、分注の前作業の効率が悪い
という問題があった。また、チップノズルをチップラッ
クに乗せる作業も手作業で行われており、分注の前作業
の効率が悪いという問題があった 本発明の目的は、作業効率の向上した分注装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、検体容器に収容された検体を、分
注ノズルを用いて、搬送ライン上を搬送されるラックに
設置された子検体容器に分注する分注装置において、上
記ラックに子検体容器を供給する容器供給部を備え、上
記容器供給部の容器供給口は、上記ラックを架設するラ
ック架設部から上記分注ノズルによって分注する分注部
の間の搬送ライン上に設けられており、上記容器供給口
から供給される子検体容器を搬送ライン上を搬送される
上記ラックに供給するようにしたものである。かかる構
成により、子検体容器は、ラックに、自動的に供給され
るため、分注装置における作業効率を向上し得るものと
なる。
るために、本発明は、検体容器に収容された検体を、分
注ノズルを用いて、搬送ライン上を搬送されるラックに
設置された子検体容器に分注する分注装置において、上
記ラックに子検体容器を供給する容器供給部を備え、上
記容器供給部の容器供給口は、上記ラックを架設するラ
ック架設部から上記分注ノズルによって分注する分注部
の間の搬送ライン上に設けられており、上記容器供給口
から供給される子検体容器を搬送ライン上を搬送される
上記ラックに供給するようにしたものである。かかる構
成により、子検体容器は、ラックに、自動的に供給され
るため、分注装置における作業効率を向上し得るものと
なる。
【0006】(2)上記目的を達成するために、本発明
は、検体容器に収容された検体を、分注ノズルを用い
て、搬送ライン上を搬送されるラックに設置された子検
体容器に分注する分注装置において、上記分注ノズルの
先端に装着するノズルを供給するノズル供給部を備え、
上記ノズル供給部のノズル供給口は、上記分注ノズルの
移動範囲内に設けられたノズル装着部に、上記ノズルを
供給するようにしたものである。かかる構成により、ノ
ズルは、ノズル装着部に、自動的に供給されるため、分
注装置における作業効率を向上し得るものとなる。
は、検体容器に収容された検体を、分注ノズルを用い
て、搬送ライン上を搬送されるラックに設置された子検
体容器に分注する分注装置において、上記分注ノズルの
先端に装着するノズルを供給するノズル供給部を備え、
上記ノズル供給部のノズル供給口は、上記分注ノズルの
移動範囲内に設けられたノズル装着部に、上記ノズルを
供給するようにしたものである。かかる構成により、ノ
ズルは、ノズル装着部に、自動的に供給されるため、分
注装置における作業効率を向上し得るものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を用いて、本
発明の一実施形態による分注装置の構成について説明す
る。最初に、図1を用いて、本実施形態による分注装置
の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施
形態による分注装置の全体構成を示す外観斜視図であ
る。
発明の一実施形態による分注装置の構成について説明す
る。最初に、図1を用いて、本実施形態による分注装置
の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施
形態による分注装置の全体構成を示す外観斜視図であ
る。
【0008】本実施形態による分注装置は、ラック供給
部100と、分注部200とから構成されている。ラッ
ク供給部100は、子ラック架設部110と、容器供給
部120A,120Bと、チップ供給部130とを備え
ている。
部100と、分注部200とから構成されている。ラッ
ク供給部100は、子ラック架設部110と、容器供給
部120A,120Bと、チップ供給部130とを備え
ている。
【0009】子ラック架設部110には、カップや試験
管等の分注先となる容器(以下、「子検体容器」と称す
る)を支持する子検体容器支持体(以下、「子ラック」
と称する)が架設される。子ラック架設部110におい
ては、子ラックには、子検体容器は支持されておらず、
空の状態となっている。子ラック架設部110に架設さ
れた子ラックは、後述するように、矢印Y方向に移動
し、搬送ライン140の上に載せられる。搬送ライン1
40は、子ラックを、矢印X方向に搬送する。なお、搬
送ライン140は、後述するように、2本設けられてい
る。
管等の分注先となる容器(以下、「子検体容器」と称す
る)を支持する子検体容器支持体(以下、「子ラック」
と称する)が架設される。子ラック架設部110におい
ては、子ラックには、子検体容器は支持されておらず、
空の状態となっている。子ラック架設部110に架設さ
れた子ラックは、後述するように、矢印Y方向に移動
し、搬送ライン140の上に載せられる。搬送ライン1
40は、子ラックを、矢印X方向に搬送する。なお、搬
送ライン140は、後述するように、2本設けられてい
る。
【0010】容器供給部120A,120Bは、図7用
いて後述するように、その内部に、複数の子検体容器を
収容している。容器供給部120A,120B内に収容
されている複数の子検体容器は、2本の搬送ライン14
0上を搬送されてくる子ラックに対して、それぞれ、シ
ュータ状の容器供給口121A,121Bから順次供給
され、子ラックによって支持される。子検体容器を支持
した子ラックは、搬送ライン140によって、矢印X方
向に、分注部200まで搬送される。
いて後述するように、その内部に、複数の子検体容器を
収容している。容器供給部120A,120B内に収容
されている複数の子検体容器は、2本の搬送ライン14
0上を搬送されてくる子ラックに対して、それぞれ、シ
ュータ状の容器供給口121A,121Bから順次供給
され、子ラックによって支持される。子検体容器を支持
した子ラックは、搬送ライン140によって、矢印X方
向に、分注部200まで搬送される。
【0011】また、チップ供給部130は、その内部
に、複数のノズルチップを収容している。チップ供給部
130内に収容されている複数のノズルチップは、シュ
ータ状の容器供給口131から順次供給され、分注部2
00の中のチップ装着部210に供給される。
に、複数のノズルチップを収容している。チップ供給部
130内に収容されている複数のノズルチップは、シュ
ータ状の容器供給口131から順次供給され、分注部2
00の中のチップ装着部210に供給される。
【0012】分注部200は、分注アーム220に取り
付けられた分注ノズル222A,222Bを備えてい
る。分注アーム220は、矢印Y方向に移動可能であ
る。また、分注ノズル222A,222Bは、矢印X方
向と、矢印Z方向に移動可能である。また、分注部20
0は、親ラックを搬送する搬送ライン230を備えてい
る。親ラックには、患者から採取した血液や尿等の検体
が容器に収納されて支持されており、搬送ライン230
によって、矢印X方向に搬送される。さらに、引き込み
ライン232に引き込まれて、分注位置Pに搬送され
る。
付けられた分注ノズル222A,222Bを備えてい
る。分注アーム220は、矢印Y方向に移動可能であ
る。また、分注ノズル222A,222Bは、矢印X方
向と、矢印Z方向に移動可能である。また、分注部20
0は、親ラックを搬送する搬送ライン230を備えてい
る。親ラックには、患者から採取した血液や尿等の検体
が容器に収納されて支持されており、搬送ライン230
によって、矢印X方向に搬送される。さらに、引き込み
ライン232に引き込まれて、分注位置Pに搬送され
る。
【0013】分注位置Pには、検体を収容した容器を支
持する親ラックと、子検体容器を支持する子ラックが搬
送され、分注ノズル222A,222BがY方向及びZ
方向に移動して、検体が子検体容器内に分注される。分
注ノズル222A,222Bは、分注アーム220がY
方向に移動し、かつ、分注ノズル222A,222B自
体がX方向に移動することにより、分注位置Pからチッ
プ装着部210との間を移動可能である。分注ノズル2
22A,222Bは、検体の分注に先立って、チップ装
着部210に移動して、その先端にチップを装着し、そ
の後、分注位置Pにおいて、検体の分注を行った後、チ
ップ廃棄部240に移動して、使用済みのチップを廃棄
する。
持する親ラックと、子検体容器を支持する子ラックが搬
送され、分注ノズル222A,222BがY方向及びZ
方向に移動して、検体が子検体容器内に分注される。分
注ノズル222A,222Bは、分注アーム220がY
方向に移動し、かつ、分注ノズル222A,222B自
体がX方向に移動することにより、分注位置Pからチッ
プ装着部210との間を移動可能である。分注ノズル2
22A,222Bは、検体の分注に先立って、チップ装
着部210に移動して、その先端にチップを装着し、そ
の後、分注位置Pにおいて、検体の分注を行った後、チ
ップ廃棄部240に移動して、使用済みのチップを廃棄
する。
【0014】また、容器供給部120A,120Bに
は、図10用いて後述するカートリッジ150A,15
0Bが取り付けられている。カートリッジ150A,1
50B内には、新しい子検体容器が収納されており、カ
ートリッジ150A,150Bを容器供給部120A,
120Bに装着することにより、子検体容器を容器供給
部120A,120Bに補充することができる。容器供
給部120A,120Bの正面側には、容器残量検出窓
W−A,W−Bが設けられており、容器供給部120
A,120内部の子検体容器の残量を目視で検出できる
ため、子検体容器の残量が少なくなった場合には、カー
トリッジ150A,150Bを交換することにより、容
易に子検体容器の補充を行える。同様にして、チップ供
給部130には、チップを収納したカートリッジ150
Cが取り付けられている。カートリッジ150Cをチッ
プ供給部130に装着することにより、チップをチップ
供給部130に簡単に補充することができる。チップ供
給部130の正面側には、チップ残量検出窓W−Cが設
けられており、チップ供給部130内部のチップの残量
を目視で検出できるため、チップの残量が少なくなった
場合には、カートリッジ150Cを交換することによ
り、容易にチップの補充を行える。
は、図10用いて後述するカートリッジ150A,15
0Bが取り付けられている。カートリッジ150A,1
50B内には、新しい子検体容器が収納されており、カ
ートリッジ150A,150Bを容器供給部120A,
120Bに装着することにより、子検体容器を容器供給
部120A,120Bに補充することができる。容器供
給部120A,120Bの正面側には、容器残量検出窓
W−A,W−Bが設けられており、容器供給部120
A,120内部の子検体容器の残量を目視で検出できる
ため、子検体容器の残量が少なくなった場合には、カー
トリッジ150A,150Bを交換することにより、容
易に子検体容器の補充を行える。同様にして、チップ供
給部130には、チップを収納したカートリッジ150
Cが取り付けられている。カートリッジ150Cをチッ
プ供給部130に装着することにより、チップをチップ
供給部130に簡単に補充することができる。チップ供
給部130の正面側には、チップ残量検出窓W−Cが設
けられており、チップ供給部130内部のチップの残量
を目視で検出できるため、チップの残量が少なくなった
場合には、カートリッジ150Cを交換することによ
り、容易にチップの補充を行える。
【0015】次に、図2を用いて、本実施形態による分
注装置に用いるラックの構成について説明する。図2
は、本発明の一実施形態による分注装置に用いるラック
の構成を示す斜視図である。
注装置に用いるラックの構成について説明する。図2
は、本発明の一実施形態による分注装置に用いるラック
の構成を示す斜視図である。
【0016】ラック10は、その上部に、5個の容器を
支持するための開口12を有している。なお、検体容器
を支持する親ラックと、子検体容器を支持する子ラック
の形状は同じものである。ラック10には、検体の入っ
た試験管20や、子検体容器であるサンプルカップ22
や試験管20が架設される。また、ラック10の側面に
は、容器を支持する位置に合わせて、5カ所の開口14
が設けられている。開口14は、図中の手前側から奥側
にかけて貫通している開口である。開口14は、図10
用いて後述するように、ラック10の位置決めのために
使用される。
支持するための開口12を有している。なお、検体容器
を支持する親ラックと、子検体容器を支持する子ラック
の形状は同じものである。ラック10には、検体の入っ
た試験管20や、子検体容器であるサンプルカップ22
や試験管20が架設される。また、ラック10の側面に
は、容器を支持する位置に合わせて、5カ所の開口14
が設けられている。開口14は、図中の手前側から奥側
にかけて貫通している開口である。開口14は、図10
用いて後述するように、ラック10の位置決めのために
使用される。
【0017】なお、本実施形態においては、ラック10
は、検体容器を5個架設できる構造としているが、他に
1個や10個の検体容器を架設できるラックがあり、架
設数量は限定されないものである。
は、検体容器を5個架設できる構造としているが、他に
1個や10個の検体容器を架設できるラックがあり、架
設数量は限定されないものである。
【0018】次に、図3を用いて、本実施形態による分
注装置の全体的な動作について説明する。図3は、本発
明の一実施形態による分注装置の全体的な動作を説明す
る平面図である。
注装置の全体的な動作について説明する。図3は、本発
明の一実施形態による分注装置の全体的な動作を説明す
る平面図である。
【0019】子ラック10Aは、子ラック架設部110
に設置される。但し、この時点では、子ラック10A
は、子検体容器は架設されておらず、空ラックのままで
ある。子ラック10Aは、図4用いて後述するように、
図示しないレバー等によって、矢印Y方向に移動して、
内部搬送ライン140A,140B上に移動される。子
ラック10Aが、内部搬送ライン140A,140B上
に乗せられると、内部搬送ライン140A,140B
は、ぞれぞれ、子ラック10Aを、矢印X方向に、分注
装置内部の内部を通って、分注部Pへと搬送する。ま
た、子検体容器の容器供給部120A,120Bは、内
部搬送ライン140A,140Bに沿って配置されてい
る。容器供給部120A,120Bは、容器を所定位置
に供給する容器供給口121A,121Bを有してい
る。容器供給口121A,121Bの先端は、それぞ
れ、内部搬送ライン140A,140B上に配置されて
いる。また、チップ供給部130は、内部に収納された
チップを、チップ装着部210に供給するチップ供給口
131を有している。
に設置される。但し、この時点では、子ラック10A
は、子検体容器は架設されておらず、空ラックのままで
ある。子ラック10Aは、図4用いて後述するように、
図示しないレバー等によって、矢印Y方向に移動して、
内部搬送ライン140A,140B上に移動される。子
ラック10Aが、内部搬送ライン140A,140B上
に乗せられると、内部搬送ライン140A,140B
は、ぞれぞれ、子ラック10Aを、矢印X方向に、分注
装置内部の内部を通って、分注部Pへと搬送する。ま
た、子検体容器の容器供給部120A,120Bは、内
部搬送ライン140A,140Bに沿って配置されてい
る。容器供給部120A,120Bは、容器を所定位置
に供給する容器供給口121A,121Bを有してい
る。容器供給口121A,121Bの先端は、それぞ
れ、内部搬送ライン140A,140B上に配置されて
いる。また、チップ供給部130は、内部に収納された
チップを、チップ装着部210に供給するチップ供給口
131を有している。
【0020】分注装置がオペレーション状態になると、
容器供給部120A,120Bは、子検体容器を容器供
給口121A,121Bに供給を開始する。また、チッ
プ供給部130は、チップをチップ供給口210に供給
を開始する。容器供給部121A,121Bの内部で
は、図7用いて後述するように、無秩序に投入された子
検体容器を一方向に整列させて容器供給口121A,1
21Bに移動する。
容器供給部120A,120Bは、子検体容器を容器供
給口121A,121Bに供給を開始する。また、チッ
プ供給部130は、チップをチップ供給口210に供給
を開始する。容器供給部121A,121Bの内部で
は、図7用いて後述するように、無秩序に投入された子
検体容器を一方向に整列させて容器供給口121A,1
21Bに移動する。
【0021】また、検体が架設された親ラック10B
は、搬送ライン230により分注装置まで搬送される。
分注装置は、親ラック10Bを引き込みライン232を
用いて、ユニット内部に取り込み、分注部Pへと搬送す
る。
は、搬送ライン230により分注装置まで搬送される。
分注装置は、親ラック10Bを引き込みライン232を
用いて、ユニット内部に取り込み、分注部Pへと搬送す
る。
【0022】同時に、子ラック10Aも、子ラック架設
部110より内部搬送ライン140A,140Bを通っ
て分注部Pへと搬送が開始される。このとき、子ラック
10Aは、内部搬送ライン140A,140Bの容器供
給口121A,121Bがある位置にて、ラック上に子
検体容器を架設し、分注部Pに搬送される。
部110より内部搬送ライン140A,140Bを通っ
て分注部Pへと搬送が開始される。このとき、子ラック
10Aは、内部搬送ライン140A,140Bの容器供
給口121A,121Bがある位置にて、ラック上に子
検体容器を架設し、分注部Pに搬送される。
【0023】分注部Pに親ラック10Bと子ラック10
Aが到着すると、分注ノズル222A,222Bは、そ
れぞれ、チップ装着部210に移動し、チップ供給口1
31から供給されているチップを装着した後、親ラック
10Bの検体を子ラック10Aの子検体容器に分注す
る。
Aが到着すると、分注ノズル222A,222Bは、そ
れぞれ、チップ装着部210に移動し、チップ供給口1
31から供給されているチップを装着した後、親ラック
10Bの検体を子ラック10Aの子検体容器に分注す
る。
【0024】分注が終了すると、分注ノズル222A,
222Bは、それぞれ、チップを検体単位でチップ廃棄
部240に廃棄する。子ラック10Aは、分注により空
の容器がなくなると、搬送ライン230に搬出され、分
析等の後工程を行う装置へと搬送される。また、親ラッ
ク10Bは、依頼のある全ての検体の分注が行われる
と、同様に搬送ライン230に搬出され、収納装置等へ
と搬送される。
222Bは、それぞれ、チップを検体単位でチップ廃棄
部240に廃棄する。子ラック10Aは、分注により空
の容器がなくなると、搬送ライン230に搬出され、分
析等の後工程を行う装置へと搬送される。また、親ラッ
ク10Bは、依頼のある全ての検体の分注が行われる
と、同様に搬送ライン230に搬出され、収納装置等へ
と搬送される。
【0025】以上が1個の親ラック10Bと2個の子ラ
ック10Aに注目した動作の説明であるが、実際の分注
処理においては、図3に示すように、分注が行われてい
る最中にも次の親ラック10Bや子ラック10A等が同
様の過程を経て自分の分注の順番を待機している。
ック10Aに注目した動作の説明であるが、実際の分注
処理においては、図3に示すように、分注が行われてい
る最中にも次の親ラック10Bや子ラック10A等が同
様の過程を経て自分の分注の順番を待機している。
【0026】次に、図4〜図6を用いて、子ラック10
Aの子ラック架設部110から内部搬送路140への搬
送機構について説明する。図4及び図5は、本発明の一
実施形態による分注装置における子ラックの搬送機構を
示す平面図であり、図6は、本発明の一実施形態による
分注装置における容器供給位置における検出機構を示す
平面図及び側面図である。
Aの子ラック架設部110から内部搬送路140への搬
送機構について説明する。図4及び図5は、本発明の一
実施形態による分注装置における子ラックの搬送機構を
示す平面図であり、図6は、本発明の一実施形態による
分注装置における容器供給位置における検出機構を示す
平面図及び側面図である。
【0027】図4に示すように、子ラック架設部110
に架設された子ラック10Aは、モータ111により駆
動される送りレバー112より、矢印Y方向に移動さ
れ、内部搬送ライン140Aに押出される。内部搬送ラ
イン140Aには、子ラック10Aが内部搬送ライン1
40Aに載置されたことを検出する載置検知器141が
設けられている。検知器141が、子ラック10Aを検
知すると、モータ142により駆動されるツメ143
は、矢印X方向の分注部Pの方向に子ラック10Aを移
動する。
に架設された子ラック10Aは、モータ111により駆
動される送りレバー112より、矢印Y方向に移動さ
れ、内部搬送ライン140Aに押出される。内部搬送ラ
イン140Aには、子ラック10Aが内部搬送ライン1
40Aに載置されたことを検出する載置検知器141が
設けられている。検知器141が、子ラック10Aを検
知すると、モータ142により駆動されるツメ143
は、矢印X方向の分注部Pの方向に子ラック10Aを移
動する。
【0028】内部搬送ライン140Aに沿って、容器供
給口121Aと、子ラック10Aの容器架設位置が一致
する場所Qには、図6で説明する位置決め検知器と、架
設検知器が設けられている。
給口121Aと、子ラック10Aの容器架設位置が一致
する場所Qには、図6で説明する位置決め検知器と、架
設検知器が設けられている。
【0029】ここで、図6を用いて、位置決め検知器
と、架設検知器とについて説明する。本実施形態におい
ては、内部搬送ライン140A上を搬送される子ラック
10Aを挟む位置に、発光ダイオード145Eと受光ダ
イオード145Dの一対からなる位置決め検知器と、発
光ダイオード144Eと受光ダイオード145Dの一対
からなる架設検知器が設けられている。
と、架設検知器とについて説明する。本実施形態におい
ては、内部搬送ライン140A上を搬送される子ラック
10Aを挟む位置に、発光ダイオード145Eと受光ダ
イオード145Dの一対からなる位置決め検知器と、発
光ダイオード144Eと受光ダイオード145Dの一対
からなる架設検知器が設けられている。
【0030】発光ダイオード145Eと受光ダイオード
145Dの一対からなる位置決め検知器は、高さ方向
(Z方向)においては、子ラック10Aの高さよりも低
い位置に設けられており、この位置は、図2に示したラ
ック10の開口14に対応する位置である。発光ダイオ
ード145Eと受光ダイオード145Dの間に、子ラッ
ク10Aの開口14が位置したとき、発光ダイオード1
45Eから発せられた光は、受光ダイオード145Dに
検知されて、子ラック10Aが容器架設位置に位置付け
られたことを検出する。
145Dの一対からなる位置決め検知器は、高さ方向
(Z方向)においては、子ラック10Aの高さよりも低
い位置に設けられており、この位置は、図2に示したラ
ック10の開口14に対応する位置である。発光ダイオ
ード145Eと受光ダイオード145Dの間に、子ラッ
ク10Aの開口14が位置したとき、発光ダイオード1
45Eから発せられた光は、受光ダイオード145Dに
検知されて、子ラック10Aが容器架設位置に位置付け
られたことを検出する。
【0031】また、発光ダイオード144Eと受光ダイ
オード144Dの一対からなる架設検知器は、高さ方向
(Z方向)においては、子ラック10Aの高さよりも高
く、しかも、子ラック10Aに、子検体容器であるサン
プルカップ22が載せられたときのその頂部よりも低い
位置に設けられている。従って、子ラック10Aにサン
プルカップ22が載置されると、発光ダイオード145
Eから発せられた光が、サンプルカップ22によって遮
られるため、受光ダイオード145Dには光が検知され
ないため、子ラック10Aに、子検体容器であるサンプ
ルカップ22が架設されたことを検出する。
オード144Dの一対からなる架設検知器は、高さ方向
(Z方向)においては、子ラック10Aの高さよりも高
く、しかも、子ラック10Aに、子検体容器であるサン
プルカップ22が載せられたときのその頂部よりも低い
位置に設けられている。従って、子ラック10Aにサン
プルカップ22が載置されると、発光ダイオード145
Eから発せられた光が、サンプルカップ22によって遮
られるため、受光ダイオード145Dには光が検知され
ないため、子ラック10Aに、子検体容器であるサンプ
ルカップ22が架設されたことを検出する。
【0032】次に、図4に戻り、容器供給口121A
と、子ラック10Aの容器架設位置が一致する場所Q
で、図6で説明した位置決め検知器が、子ラック10A
が位置決めされたことを検知すると、モータ142が停
止して、子ラック10Aを一旦停止させる。この時、図
6で説明した架設検知器により、子ラック10Aの容器
架設位置に容器が架設されているかどうかを判断する。
容器がない場合には、容器供給部130Aから供給され
る子検体容器を容器供給口に滞留させているストッパ1
44を、1個の検体容器が子ラック10A上に供給でき
るだけの時間開放して、子ラック10A上に子検体容器
であるサンプルカップ22を架設する。
と、子ラック10Aの容器架設位置が一致する場所Q
で、図6で説明した位置決め検知器が、子ラック10A
が位置決めされたことを検知すると、モータ142が停
止して、子ラック10Aを一旦停止させる。この時、図
6で説明した架設検知器により、子ラック10Aの容器
架設位置に容器が架設されているかどうかを判断する。
容器がない場合には、容器供給部130Aから供給され
る子検体容器を容器供給口に滞留させているストッパ1
44を、1個の検体容器が子ラック10A上に供給でき
るだけの時間開放して、子ラック10A上に子検体容器
であるサンプルカップ22を架設する。
【0033】その後、ツメ143によりラック10Aを
移動する。このとき、ツメ143は、子ラック10Aの
次の容器架設位置までの間隔分だけラック10Aを移動
する。そして、図6で説明した位置決め検知器が、子ラ
ック10Aが次の位置に位置決めされたことを検知する
と、モータ142が停止して、子ラック10Aを一旦停
止させる。再び、架設検知器により、子ラック10Aの
容器架設位置に子検体容器が架設させているかの確認を
行い、容器がなければ、同じ手順により子検体容器を容
器架設位置に架設する。以上の動作を1個の子ラック1
0Aについて繰り返し行い、完了した後に子ラック10
Aを分注部Pに移動する。
移動する。このとき、ツメ143は、子ラック10Aの
次の容器架設位置までの間隔分だけラック10Aを移動
する。そして、図6で説明した位置決め検知器が、子ラ
ック10Aが次の位置に位置決めされたことを検知する
と、モータ142が停止して、子ラック10Aを一旦停
止させる。再び、架設検知器により、子ラック10Aの
容器架設位置に子検体容器が架設させているかの確認を
行い、容器がなければ、同じ手順により子検体容器を容
器架設位置に架設する。以上の動作を1個の子ラック1
0Aについて繰り返し行い、完了した後に子ラック10
Aを分注部Pに移動する。
【0034】次に、図7〜図10を用いて、本実施形態
による分注装置に用いる容器供給部120の構成につい
て説明する。最初に、図7を用いて、本実施形態による
容器供給部の内部構成について説明する。図7は、本発
明の一実施形態による分注装置に用いる容器供給部の内
部構成を示す正面図である。
による分注装置に用いる容器供給部120の構成につい
て説明する。最初に、図7を用いて、本実施形態による
容器供給部の内部構成について説明する。図7は、本発
明の一実施形態による分注装置に用いる容器供給部の内
部構成を示す正面図である。
【0035】図1に示した容器供給部120A,120
Bは、それぞれ、同じ内部構成を有しており、図7に示
した容器供給部120が、図1に示した容器供給部12
0A,120Bの内部構成を示している。
Bは、それぞれ、同じ内部構成を有しており、図7に示
した容器供給部120が、図1に示した容器供給部12
0A,120Bの内部構成を示している。
【0036】子検体容器であるサンプルカップ22は、
容器供給部120の内部に、カートリッジ150を用い
て、補充される。このとき、容器供給部120の内部に
おけるサンプルカップ22の方向はそろっておらず、ラ
ンダムに収納されている。
容器供給部120の内部に、カートリッジ150を用い
て、補充される。このとき、容器供給部120の内部に
おけるサンプルカップ22の方向はそろっておらず、ラ
ンダムに収納されている。
【0037】子検体容器であるサンプルカップ22を支
持している仕切り板123は、モータ122によって、
所定角度(例えば、10度)だけ回動できる。モータ1
22を駆動して、仕切り板123を所定角度だけ回転さ
せて、仕切り板123が図中破線位置まで回動すると、
サンプルカップ22は、コンベア124上に落下する。
ここで、仕切り板123の端部の真下の位置には、検知
器126が設けられており、検知器126が、コンベア
124の上に、子検体容器であるサンプルカップ22が
乗ったことを検知すると、仕切板123は元の位置に戻
される。
持している仕切り板123は、モータ122によって、
所定角度(例えば、10度)だけ回動できる。モータ1
22を駆動して、仕切り板123を所定角度だけ回転さ
せて、仕切り板123が図中破線位置まで回動すると、
サンプルカップ22は、コンベア124上に落下する。
ここで、仕切り板123の端部の真下の位置には、検知
器126が設けられており、検知器126が、コンベア
124の上に、子検体容器であるサンプルカップ22が
乗ったことを検知すると、仕切板123は元の位置に戻
される。
【0038】コンベア124は、モータ125により駆
動されるとともに、コンベア124の上には、複数の仕
切り124xが設けられている。隣り合う仕切り124
xの間は、子検体容器であるサンプルカップ22が1個
だけ収まる幅を有している。従って、この仕切り板によ
って、サンプルカップ22は、図示する状態で、頭部が
手前を向くか、頭部が奥側を向くかの、2方向に整列さ
れる。
動されるとともに、コンベア124の上には、複数の仕
切り124xが設けられている。隣り合う仕切り124
xの間は、子検体容器であるサンプルカップ22が1個
だけ収まる幅を有している。従って、この仕切り板によ
って、サンプルカップ22は、図示する状態で、頭部が
手前を向くか、頭部が奥側を向くかの、2方向に整列さ
れる。
【0039】コンベア124により子検体容器であるサ
ンプルカップ22が搬送されるとき、サンプルカップ2
2が縦に積み重なったまま運ばれ、仕切りに合わない方
向で運ばれるものもあるが、これらは整列板127によ
りせき止められるので、仕切り板124xの間に載置さ
れたサンプルカップ22のみが、容器供給口121の方
に移動される。そして、コンベア124の移動ととも
に、仕切り板124xの間の位置であって、サンプルカ
ップ22が載置されていない位置に載置されることにな
る。
ンプルカップ22が搬送されるとき、サンプルカップ2
2が縦に積み重なったまま運ばれ、仕切りに合わない方
向で運ばれるものもあるが、これらは整列板127によ
りせき止められるので、仕切り板124xの間に載置さ
れたサンプルカップ22のみが、容器供給口121の方
に移動される。そして、コンベア124の移動ととも
に、仕切り板124xの間の位置であって、サンプルカ
ップ22が載置されていない位置に載置されることにな
る。
【0040】次に、図8及び図9を用いて、容器供給口
121の構成について説明する。図8は、本発明の一実
施形態による分注装置に用いる容器供給口の構成を示す
斜視図であり、図9は、本発明の一実施形態による分注
装置に用いる容器供給口の動作を説明する側面図であ
る。
121の構成について説明する。図8は、本発明の一実
施形態による分注装置に用いる容器供給口の構成を示す
斜視図であり、図9は、本発明の一実施形態による分注
装置に用いる容器供給口の動作を説明する側面図であ
る。
【0041】本実施形態による容器供給口121は、図
8に示すように、2枚の傾斜した板在121x、121
yと、これらの2枚の板材121x、121yの間に形
成されたスリット121zとからなるシュータとなって
いる。サンプルカップ22は、図2に示したように、頭
部の直径が、下部の直径よりも大きな形状となってい
る。そして、スリット121zの幅は、サンプルカップ
22の頭部は係合するが、サンプルカップ22の下部は
その間に入り込める幅である。
8に示すように、2枚の傾斜した板在121x、121
yと、これらの2枚の板材121x、121yの間に形
成されたスリット121zとからなるシュータとなって
いる。サンプルカップ22は、図2に示したように、頭
部の直径が、下部の直径よりも大きな形状となってい
る。そして、スリット121zの幅は、サンプルカップ
22の頭部は係合するが、サンプルカップ22の下部は
その間に入り込める幅である。
【0042】図8に示すように、コンベア124によっ
て運ばれるサンプルカップ22は、実線で示すように、
頭部が奥側を向いたサンプルカップ22xの状態となる
か、頭部が手前を向いたサンプルカップ22yの状態か
の2方向に整列されており、図7に示したコンベア12
4の右端部の位置で、下方に落下する。
て運ばれるサンプルカップ22は、実線で示すように、
頭部が奥側を向いたサンプルカップ22xの状態となる
か、頭部が手前を向いたサンプルカップ22yの状態か
の2方向に整列されており、図7に示したコンベア12
4の右端部の位置で、下方に落下する。
【0043】サンプルカップ22の落下位置には、容器
供給口121が設けられており、コンベア124から落
下した子検体容器であるサンプルカップ22の下部の凸
部がスリット124zの中に入り込み、頭部の出っ張り
がスリット124zに引っ掛かり、重力により回転させ
ることで2方向に整列されていた子検体容器であるサン
プルカップ22を1方向に整列させられる。
供給口121が設けられており、コンベア124から落
下した子検体容器であるサンプルカップ22の下部の凸
部がスリット124zの中に入り込み、頭部の出っ張り
がスリット124zに引っ掛かり、重力により回転させ
ることで2方向に整列されていた子検体容器であるサン
プルカップ22を1方向に整列させられる。
【0044】なお、チップ供給部130の内部構成及び
チップ供給口131の構成も、図7〜9に示した容器供
給部120及び容器供給口121と同様な構成としてお
り、収納されたチップを自動的に整列させることができ
る。
チップ供給口131の構成も、図7〜9に示した容器供
給部120及び容器供給口121と同様な構成としてお
り、収納されたチップを自動的に整列させることができ
る。
【0045】ここで、図10を用いて、子検体容器やチ
ップを、容器供給部120やチップ供給部130に補充
するためのカートリッジ150の構成について説明す
る。図10は、本発明の一実施形態による分注装置に用
いるカートリッジ150の構成を示す斜視図である。
ップを、容器供給部120やチップ供給部130に補充
するためのカートリッジ150の構成について説明す
る。図10は、本発明の一実施形態による分注装置に用
いるカートリッジ150の構成を示す斜視図である。
【0046】図10に示したカートリッジ150は、図
1に示したカートリッジ150A,150B,150C
の構成を示している。カートリッジ150は、略円筒形
状であり、その筒状の側面に縦長な開口151を有して
いる。従って、図示するように、開口151が上方を向
いている状態では、内部の空洞部に、子検体容器やチッ
プを収納して、保持することができる。
1に示したカートリッジ150A,150B,150C
の構成を示している。カートリッジ150は、略円筒形
状であり、その筒状の側面に縦長な開口151を有して
いる。従って、図示するように、開口151が上方を向
いている状態では、内部の空洞部に、子検体容器やチッ
プを収納して、保持することができる。
【0047】また、カートリッジ150の端部には、ハ
ンドル152が設けられている。ハンドル152は、カ
ートリッジ150の持ち運びや、容器供給部120A,
120Bやチップ供給部130に設けられた円形の開口
に、カートリッジ150を挿入する時に使用することが
できる。さらに、ハンドル152を用いて、円筒形のカ
ートリッジ150を180度回転させることにより、開
口151は、図7に示すように、下方を向くことにな
り、内部に収納されていた容器やチップが落下して、容
器供給部120A,120Bやチップ供給部130の内
部に補充することができる。
ンドル152が設けられている。ハンドル152は、カ
ートリッジ150の持ち運びや、容器供給部120A,
120Bやチップ供給部130に設けられた円形の開口
に、カートリッジ150を挿入する時に使用することが
できる。さらに、ハンドル152を用いて、円筒形のカ
ートリッジ150を180度回転させることにより、開
口151は、図7に示すように、下方を向くことにな
り、内部に収納されていた容器やチップが落下して、容
器供給部120A,120Bやチップ供給部130の内
部に補充することができる。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、子ラックを子ラック架設部から分注部に搬送する搬
送ラインで子検体容器を架設できるため、別の位置で子
検体容器を架設し、それを更に分注位置に搬送するとい
う動作の無駄・時間を無くし、分注装置の作業効率を向
上することができる。また、子検体容器が雑然と補充さ
れた場合でも、その方向を揃えて容器供給口に移動する
ことで、方向を揃えて供給する手間がなくなり、作業効
率が向上する。さらに、分注先となる容器が容器供給口
から1個ずつ供給する場合に、ラックの容器架設位置が
容器供給位置と一致するように搬送制御を行うことで、
同一ラック内に複数の容器架設位置を有するラックを使
用する場合でも同様の効果が得られる。また、容器供給
部と同様のチップ供給部を備え、そのチップ供給口をチ
ップ装着位置とすることで、チップの供給という人手を
介する煩わしい作業を無くすことができ、作業効率を向
上することができる。
ば、子ラックを子ラック架設部から分注部に搬送する搬
送ラインで子検体容器を架設できるため、別の位置で子
検体容器を架設し、それを更に分注位置に搬送するとい
う動作の無駄・時間を無くし、分注装置の作業効率を向
上することができる。また、子検体容器が雑然と補充さ
れた場合でも、その方向を揃えて容器供給口に移動する
ことで、方向を揃えて供給する手間がなくなり、作業効
率が向上する。さらに、分注先となる容器が容器供給口
から1個ずつ供給する場合に、ラックの容器架設位置が
容器供給位置と一致するように搬送制御を行うことで、
同一ラック内に複数の容器架設位置を有するラックを使
用する場合でも同様の効果が得られる。また、容器供給
部と同様のチップ供給部を備え、そのチップ供給口をチ
ップ装着位置とすることで、チップの供給という人手を
介する煩わしい作業を無くすことができ、作業効率を向
上することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、分注装置における作業
効率を向上することができる。
効率を向上することができる。
【図1】本発明の一実施形態による分注装置の全体構成
を示す外観斜視図である。
を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による分注装置に用いるラ
ックの構成を示す斜視図である。
ックの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による分注装置の全体的な
動作を説明する平面図である。
動作を説明する平面図である。
【図4】本発明の一実施形態による分注装置における子
ラックの搬送機構を示す平面図である。
ラックの搬送機構を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施形態による分注装置における子
ラックの搬送機構を示す平面図である。
ラックの搬送機構を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施形態による分注装置における容
器供給位置における検出機構を示す平面図及び側面図で
ある。
器供給位置における検出機構を示す平面図及び側面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態による分注装置に用いる容
器供給部の内部構成を示す正面図である。
器供給部の内部構成を示す正面図である。
【図8】本発明の一実施形態による分注装置に用いる容
器供給口の構成を示す斜視図である。
器供給口の構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態による分注装置に用いる容
器供給口の動作を説明する側面図である。
器供給口の動作を説明する側面図である。
【図10】本発明の一実施形態による分注装置に用いる
カートリッジ150の構成を示す斜視図である。
カートリッジ150の構成を示す斜視図である。
10…ラック 20…試験管 22…サンプルカップ 110…子ラック架設部 120…容器供給部 121A,121B…子検体容器供給口 124…コンベア 127…整列板 130…チップ供給部 131…チップ供給口 140…内部搬送ライン 141…検知器 144E,145E…発光ダイオード 144D,145D…受光ダイオード 210…チップ装着部 220…分注アーム 222…分注ノズル 230…搬送ライン 240…チップ廃棄部 P…分注部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福垣 達也 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 Fターム(参考) 2G058 CB08 CB15 CF18 ED02
Claims (2)
- 【請求項1】検体容器に収容された検体を、分注ノズル
を用いて、搬送ライン上を搬送されるラックに設置され
た子検体容器に分注する分注装置において、 上記ラックに子検体容器を供給する容器供給部を備え、 上記容器供給部の容器供給口は、上記ラックを架設する
ラック架設部から上記分注ノズルによって分注する分注
部の間の搬送ライン上に設けられており、上記容器供給
口から供給される子検体容器を搬送ライン上を搬送され
る上記ラックに供給することを特徴とする分注装置。 - 【請求項2】検体容器に収容された検体を、分注ノズル
を用いて、搬送ライン上を搬送されるラックに設置され
た子検体容器に分注する分注装置において、 上記分注ノズルの先端に装着するノズルを供給するノズ
ル供給部を備え、 上記ノズル供給部のノズル供給口は、上記分注ノズルの
移動範囲内に設けられたノズル装着部に、上記ノズルを
供給することを特徴とする分注装置。
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