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JP2000265916A - エンジンの燃料ポンプ構造 - Google Patents

エンジンの燃料ポンプ構造

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JP2000265916A
JP2000265916A JP11067081A JP6708199A JP2000265916A JP 2000265916 A JP2000265916 A JP 2000265916A JP 11067081 A JP11067081 A JP 11067081A JP 6708199 A JP6708199 A JP 6708199A JP 2000265916 A JP2000265916 A JP 2000265916A
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rocker
engine
fuel pump
intake
rod holder
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JP11067081A
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Masashi Takayanagi
雅司 高柳
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンの小型化を図ったエンジンの燃料ポン
プ構造を提供するにある。 【解決手段】カムシャフト21上に設けられた吸・排気
カム24,25の回転により複数のロッカシャフト3
0,31に支持された複数のロッカアーム26,27が
吸・排気バルブを開閉操作する動弁装置19を備えると
共に、プランジャ38の進退運動により作動する燃料ポ
ンプ36を備えたエンジンにおいて、カムシャフト21
上に燃料ポンプ36駆動用の偏心カム39を設け、この
偏心カム39の回転をプランジャ38に伝達するポンプ
ロッド40を設けると共に、このポンプロッド40を所
定の位置で支持するロッドホルダ41をロッカシャフト
30,31上に設ける一方、ロッドホルダ41でロッカ
アーム26,27の位置決めを可能に構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの燃料ポ
ンプ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば船外機に搭載されるエンジンには
プランジャの進退運動によって作動する機械式の燃料ポ
ンプを備えたものがある。プランジャは、通常エンジン
の動弁装置を構成するカムシャフト上に設けられた偏心
カムによって駆動される場合が多く、この場合、燃料ポ
ンプはシリンダヘッド内に設けられた動弁装置を覆うシ
リンダヘッドカバー上に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料ポ
ンプ駆動用の偏心カムは動弁用カムの作動を妨げない
様、カムシャフトの端部に設ける必要があり、必然的に
カムシャフトが長くなってエンジンの大型化を招いてし
まう。
【0004】また、同じ理由から、シリンダヘッドカバ
ー上に複数個の燃料ポンプを設けることも困難である。
【0005】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、エンジンの小型化を図ったエンジンの燃料ポン
プ構造を提供することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、複数個の燃料ポンプ
の設置を可能にしたエンジンの燃料ポンプ構造を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンジンの
燃料ポンプ構造は、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、カムシャフト上に設けられた
吸・排気カムの回転により複数のロッカシャフトに支持
された複数のロッカアームが吸・排気バルブを開閉操作
する動弁装置を備えると共に、プランジャの進退運動に
より作動する燃料ポンプを備えたエンジンにおいて、上
記カムシャフト上に上記燃料ポンプ駆動用の偏心カムを
設け、この偏心カムの回転を上記プランジャに伝達する
ポンプロッドを設けると共に、このポンプロッドを所定
の位置で支持するロッドホルダを上記ロッカシャフト上
に設ける一方、上記ロッドホルダで上記ロッカアームの
位置決めを可能に構成したものである。
【0008】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記ロッドホルダは複数本の
脚部を備え、一方の脚部は一方の上記ロッカシャフト上
に配置されたロッカアームを両側から挟持すると共に、
他方の脚部は他方の上記ロッカシャフト上に配置された
複数のロッカアーム間に挟持されるよう上記両方のロッ
カシャフト間に架設したものである。
【0009】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記ロッドホルダは少なく
とも二本の脚部を備え、これらの脚部が異なるロッカシ
ャフト間に架設されると共に、このロッドホルダに上記
ポンプロッド支持用の支持孔を形成したものである。
【0010】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、上記ロッドホルダは三
本の脚部を有する略T字形状に形成され、二本の脚部は
一方のロッカシャフトで支持すると共に、他の一本は他
方のロッカシャフトで支持するように構成したものであ
る。
【0011】そして、上述した課題を解決するために、
請求項5に記載したように、上記燃料ポンプを複数基備
えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1は、この発明を適用した船外機の左側
面図である。図1に示すように、この船外機1はエンジ
ンホルダ2を備え、このエンジンホルダ2の上方にエン
ジン3が設置される。また、エンジンホルダ2の下方に
はオイルパン4が配置されると共に、エンジンホルダ2
にはブラケット5が取付けられ、このブラケット5を介
して船外機1が船体6のトランサム6aに装着される。
なお、図示しないが、例えば小型の船外機等エンジンホ
ルダを備えずにオイルパンの上方にエンジンが設置され
たものもあり、この場合ブラケットはオイルパンに取り
付けられる。
【0014】この船外機1に搭載されるエンジン3は、
例えばシリンダヘッドカバー7、シリンダヘッド8、シ
リンダブロック9およびクランクケース10等を組み合
わせて構成された水冷4サイクル四気筒エンジンであ
り、エンジン3の周囲は船外機カバー11により覆われ
る。
【0015】エンジン3の最前部、図1においては左側
に配置されるクランクケース10の後方(右側)にはシ
リンダブロック9が配置される。また、シリンダブロッ
ク9の後方にはシリンダヘッド8が配置される。そし
て、クランクケース10とシリンダブロック9との接合
部内にはクランクシャフト12が略垂直に配置される。
さらに、シリンダヘッド8の後部開口はシリンダヘッド
カバー7によって覆われる。
【0016】エンジン3の下部にはシャフトハウジング
13が設置される。シャフトハウジング13内にはドラ
イブシャフト14が略垂直に配置され、その上端部がク
ランクシャフト12の下端部に連結される。ドライブシ
ャフト14はシャフトハウジング13内を下方に向かっ
て延び、シャフトハウジング13の下部に設けられたギ
ヤケース15内のベベルギヤ16およびプロペラシャフ
ト17を介してプロペラ18を駆動するように構成され
る。
【0017】図2は、エンジン3の縦断面図であり、本
発明の第一実施形態を示す。また、図3は図2に示すエ
ンジン3のシリンダヘッド8の拡大縦断面図であり、図
4は図3のIV矢視図であって、シリンダヘッドカバー
7を外した状態のシリンダヘッド8の後面図である。そ
して、図5は図3のV−V線に沿う断面図である。
【0018】図2〜図5に示すように、このエンジン3
のシリンダヘッド8内には動弁装置19が設けられる。
動弁装置19は、クランクシャフト12と平行に配置さ
れ、タイミングベルト20を介してクランクシャフト1
2の回転が伝達されるカムシャフト21と、吸気バルブ
22および排気バルブ23と、カムシャフト21上に設
けられた動弁用の吸・排気カム24,25の回転を両バ
ルブ22,23に伝達する吸気用および排気用ロッカア
ーム26,27と、軸受部28,29によって支承さ
れ、これらのロッカアーム26,27を支持する吸気用
および排気用ロッカシャフト30,31等を主な構成部
材として備える。
【0019】なお、本実施形態に示すエンジン3の動弁
装置19は各気筒毎に二本ずつの吸気バルブ22および
排気バルブ23を備え、カムシャフト21上にはこれら
のバルブ22,23に対応して各気筒毎に二つずつの吸
気カム24および排気カム25のカム列24,25を備
える。また、これらのカム列24,25は、例えば二つ
の吸気カム24の両側に排気カム25がそれぞれ配置さ
れた配列に設定される。
【0020】両方のロッカシャフト30,31には両ロ
ッカアーム26,27の支持部26a,27aが回動自
在に軸支され、両ロッカアーム26,27の先端部26
b,27bが各バルブ22,23の頭頂部に当接する。
そして、カムシャフト21の回転によりロッカアーム2
6,27のカムフロア面26c,27cが吸・排気カム
24,25に押し上げられて各バルブ22,23を開閉
させる。なお、各バルブ22,23はバルブスプリング
32により常時閉状態で保持されている。
【0021】また、吸気用ロッカシャフト30の軸受部
28と吸気用ロッカアーム26の支持部26aとの間に
はシャフトスぺーサ33が配置されて吸気用ロッカアー
ム26が吸気用ロッカシャフト30上に位置決めされる
と共に、排気用ロッカシャフト31の二つの軸受部29
間に配置される二つの排気用ロッカアーム27の支持部
27a間にはシャフトスプリング34が配置されて排気
用ロッカアーム27が排気用ロッカシャフト31上に位
置決めされる。
【0022】ところで、この船外機1のエンジン3は燃
料供給装置35を備え、この燃料供給装置35は機械式
の燃料ポンプ36およびこの燃料ポンプ36の駆動機構
37を備える。燃料ポンプ36は先端が外部に突出した
プランジャ38の進退運動により燃料を汲み上げ・圧送
するものであり、例えばシリンダヘッドカバー7上に配
置される。また、燃料ポンプ36の駆動機構37は上記
動弁装置19上に設けられる。
【0023】各気筒毎に備えられた動弁装置19のカム
列24,25のうちの一つ、本実施形態においては最下
部に配置された気筒のカム列24,25の中央、すなわ
ち二つの吸気カム24の間のカムシャフト21上には燃
料ポンプ36の駆動機構37を構成する偏心カム39が
設けられる。そして、上記燃料ポンプ36はこの燃料ポ
ンプ36駆動用の偏心カム39の側方にそのプランジャ
38の進退方向線がカムシャフト21の軸線と直交する
よう、略水平に配置されると共に、偏心カム39とプラ
ンジャ38との間にはポンプロッド40が設けられ、偏
心カム39の回転がポンプロッド40を介してプランジ
ャ38を進退運動させる。
【0024】燃料ポンプ36駆動用の偏心カム39が設
けられたカム列24,25近傍にはポンプロッド40を
所定の位置で支持するロッドホルダ41が配置される。
ロッドホルダ41は複数本の、本実施形態においては三
本の脚部42a,42b,42cを有する略T字形状に
形成され、吸気用ロッカシャフト30と排気用ロッカシ
ャフト31との間に架設される。
【0025】ロッドホルダ41の、そのほぼ中央部には
ポンプロッド40支持用の支持孔43が形成される。ま
た、ロッドホルダ41はこの支持孔43を中心に、吸気
用ロッカシャフト30側に二本の脚部42a,42bが
延設されると共に、排気用ロッカシャフト31側に一本
の脚部42cが延設される。さらに、吸気用ロッカシャ
フト30側脚部42a,42bの自由端部には吸気用ロ
ッカシャフト30が、排気用ロッカシャフト31側脚部
42cの自由端部には排気用ロッカシャフト31がそれ
ぞれ挿通され、ロッドホルダ41が所定の位置にて固定
される。
【0026】そして、吸気用ロッカシャフト30側脚部
42a,42bの自由端部は前記シャフトスぺーサ33
の機能を備えて吸気用ロッカシャフト30の軸受部28
と吸気用ロッカアーム26の支持部26aとの間に挟持
され、吸気用ロッカアーム26を吸気用ロッカシャフト
30上にて位置決めする。また、排気用ロッカシャフト
31側脚部42cの自由端部は前記シャフトスプリング
34の機能を備えて二つの排気用ロッカアーム27の支
持部27a間に挟持され、排気用ロッカアーム27を排
気用ロッカシャフト31上にて位置決めする。
【0027】図6は、本発明の第二実施形態を示すもの
であり、上述した第一実施形態と同一の構成部材には同
一の符号を付す。
【0028】第二実施形態においてこの船外機1のエン
ジン3の燃料供給装置35は複数基の、本実施形態にお
いては二基の機械式燃料ポンプ36および燃料ポンプ3
6の駆動機構37を備える。燃料ポンプ36はシリンダ
ヘッドカバー7上に上下方向に並設されると共に、各気
筒毎に備えられた動弁装置19のカム列24,25のう
ちの二つ、本実施形態においては最下部とその上方に配
置された気筒のカム列24,25のそれぞれの中央、す
なわちそれぞれの二つの吸気カム24の間に燃料ポンプ
36駆動用の偏心カム39が設けられる。
【0029】そして、両方の燃料ポンプ駆動機構37は
上述した第一実施形態の駆動機構37と同一の構造を有
するため、その構成部材および作用は省略する。なお、
燃料ポンプ36は必要に応じてエンジン3の気筒数、本
実施形態においては四基まで増設可能である。
【0030】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0031】吸気用ロッカシャフト30と排気用ロッカ
シャフト31との間に燃料ポンプ36駆動用のポンプロ
ッド40を支持するロッドホルダ41を架設したことに
より、動弁装置19のカム列24,25の中央に燃料ポ
ンプ36駆動用の偏心カム39を設けることが可能にな
る。その結果、各気筒のシリンダ軸線上に燃料ポンプ3
6を配置することができるので、従来のように燃料ポン
プ36駆動用の偏心カム39をカムシャフト21の端部
に設ける必要がなく、カムシャフト21が短縮化できて
エンジン3の小型化に繋がる。
【0032】また、燃料ポンプ駆動機構37用の専用ス
ペースが不要なので、上述した第二実施例に示すよう
に、複数の燃料ポンプ36を備えてもスペース上の制約
がない。そして、複数の燃料ポンプ36を備えることに
より燃料の供給効率が向上する。
【0033】さらに、ロッドホルダ41に複数本の、本
実施形態においては三本の脚部42a,42b,42c
を形成し、一方の脚部、本実施形態においては吸気用ロ
ッカシャフト30側脚部42a,42bの自由端部を吸
気用ロッカシャフト30の軸受部28と吸気用ロッカア
ーム26の支持部26aとの間に挟持させて前記シャフ
トスぺーサ33の機能を与えると共に、他方の脚部、本
実施形態においては排気用ロッカシャフト31側脚部4
2cの自由端部を排気用ロッカアーム27の二つの支持
部27a間に挟持させて前記シャフトスプリング34の
機能を与えることにより、吸気用ロッカアーム26およ
び排気用ロッカアーム27のおよび位置決めが容易にで
きる。この時、ロッドホルダ41の各脚部42a,42
b,42cがシャフトスぺーサ33およびシャフトスプ
リング34の機能を備えるため、部品点数の削減が図れ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンの燃料ポンプ構造によれば、カムシャフト上に設け
られた吸・排気カムの回転により複数のロッカシャフト
に支持された複数のロッカアームが吸・排気バルブを開
閉操作する動弁装置を備えると共に、プランジャの進退
運動により作動する燃料ポンプを備えたエンジンにおい
て、上記カムシャフト上に上記燃料ポンプ駆動用の偏心
カムを設け、この偏心カムの回転を上記プランジャに伝
達するポンプロッドを設けると共に、このポンプロッド
を所定の位置で支持するロッドホルダを上記ロッカシャ
フト上に設ける一方、上記ロッドホルダで上記ロッカア
ームの位置決めを可能に構成したため、カムシャフトが
短縮化でき、エンジンの小型化が図れると共に、部品点
数の削減が可能となる。
【0035】また、上記ロッドホルダは複数本の脚部を
備え、一方の脚部は一方の上記ロッカシャフト上に配置
されたロッカアームを両側から挟持すると共に、他方の
脚部は他方の上記ロッカシャフト上に配置された複数の
ロッカアーム間に挟持されるよう上記両方のロッカシャ
フト間に架設したため、カムシャフトが短縮化でき、エ
ンジンの小型化が図れると共に、ロッカアームの位置決
めが容易になる。
【0036】さらに、上記ロッドホルダは少なくとも二
本の脚部を備え、これらの脚部が異なるロッカシャフト
間に架設されると共に、このロッドホルダに上記ポンプ
ロッド支持用の支持孔を形成したため、エンジンの小型
化が図れると共に、ポンプロッドの位置決めが容易にな
る。
【0037】さらにまた、上記ロッドホルダは三本の脚
部を有する略T字形状に形成され、二本の脚部は一方の
ロッカシャフトで支持すると共に、他の一本は他方のロ
ッカシャフトで支持するように構成したため、エンジン
の小型化が図れると共に、ロッカアームの位置決めが容
易になる。
【0038】そして、上記燃料ポンプを複数基備えたた
め、燃料の供給効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの燃料ポンプ構造の一実
施形態を示す船外機の左側面図。
【図2】本発明の第一実施形態を示すエンジンの縦断面
図。
【図3】本発明の第一実施形態を示すシリンダヘッドの
拡大縦断面図。
【図4】図3のIV矢視図。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図。
【図6】本発明の第二実施形態を示すシリンダヘッドの
拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 船外機 3 エンジン 7 シリンダヘッドカバー 8 シリンダヘッド 9 シリンダブロック 19 動弁装置 21 カムシャフト 22 吸気バルブ 23 排気バルブ 24 吸気カム 25 排気カム 26 吸気用ロッカアーム 27 排気用ロッカアーム 30 吸気用ロッカシャフト 31 排気用ロッカシャフト 35 燃料供給装置 36 燃料ポンプ 37 燃料ポンプの駆動機構 38 プランジャ 39 燃料ポンプ駆動用の偏心カム 40 ポンプロッド 41 ロッドホルダ 42a,42b,42c ロッドホルダの脚部 43 ポンプロッド支持用の支持孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフト上に設けられた吸・排気カ
    ムの回転により複数のロッカシャフトに支持された複数
    のロッカアームが吸・排気バルブを開閉操作する動弁装
    置を備えると共に、プランジャの進退運動により作動す
    る燃料ポンプを備えたエンジンにおいて、上記カムシャ
    フト21上に上記燃料ポンプ36駆動用の偏心カム39
    を設け、この偏心カム39の回転を上記プランジャ38
    に伝達するポンプロッド40を設けると共に、このポン
    プロッド40を所定の位置で支持するロッドホルダ41
    を上記ロッカシャフト30,31上に設ける一方、上記
    ロッドホルダ41で上記ロッカアーム26,27の位置
    決めを可能に構成したことを特徴とするエンジンの燃料
    ポンプ構造。
  2. 【請求項2】 上記ロッドホルダ41は複数本の脚部4
    2a,42b,42cを備え、一方の脚部42a,42
    bは一方の上記ロッカシャフト30上に配置されたロッ
    カアーム26を両側から挟持すると共に、他方の脚部4
    2cは他方の上記ロッカシャフト31上に配置された複
    数のロッカアーム27間に挟持されるよう上記両方のロ
    ッカシャフト30,31間に架設した請求項1記載のエ
    ンジンの燃料ポンプ構造。
  3. 【請求項3】 上記ロッドホルダ41は少なくとも二本
    の脚部42a,42b,42cを備え、これらの脚部4
    2a,42b,42cが異なるロッカシャフト30,3
    1間に架設されると共に、このロッドホルダ41に上記
    ポンプロッド40支持用の支持孔43を形成した請求項
    2記載のエンジンの燃料ポンプ構造。
  4. 【請求項4】 上記ロッドホルダ41は三本の脚部42
    a,42b,42cを有する略T字形状に形成され、二
    本の脚部42a,42bは一方のロッカシャフト30で
    支持すると共に、他の一本42cは他方のロッカシャフ
    ト31で支持するように構成した請求項2記載のエンジ
    ンの燃料ポンプ構造。
  5. 【請求項5】 上記燃料ポンプ36を複数基備えた請求
    項1記載のエンジンの燃料ポンプ構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002332928A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Honda Motor Co Ltd エンジンの燃料ポンプ取付構造
JP2010127256A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Honda Motor Co Ltd 気筒休止多気筒内燃機関の補機配置構造
JP2013181521A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Toyota Motor Corp 高圧燃料ポンプの駆動装置

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