JP2000258483A - 実時間測定値の集合を適応学習するための方法及び自動試験システム - Google Patents
実時間測定値の集合を適応学習するための方法及び自動試験システムInfo
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/2273—Test methods
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/2832—Specific tests of electronic circuits not provided for elsewhere
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】試験ランに関して実時間試験測定の回数を減少
させる。 【解決手段】試験構成回路(10)は被試験部品(10
8)から実時間測定値(42)の現集合を取得する。結
果解析器(20)は、実時間測定値の現集合と実時間測
定値の現集合に含まれていない必要な測定値の代わりの
履歴測定値(34)を用いて、前記被試験部品の部品値
を計算し、前記部品値が所定の試験限界内に含まれるか
否かを判定し、前記計算された部品値が前記所定の試験
限界内に含まれないと再試行信号(26)を発する。測
定結合プロセッサ(30)は再試行信号(26)に応じ
て、実時間測定値の現再試行集合(36)を選択する。
させる。 【解決手段】試験構成回路(10)は被試験部品(10
8)から実時間測定値(42)の現集合を取得する。結
果解析器(20)は、実時間測定値の現集合と実時間測
定値の現集合に含まれていない必要な測定値の代わりの
履歴測定値(34)を用いて、前記被試験部品の部品値
を計算し、前記部品値が所定の試験限界内に含まれるか
否かを判定し、前記計算された部品値が前記所定の試験
限界内に含まれないと再試行信号(26)を発する。測
定結合プロセッサ(30)は再試行信号(26)に応じ
て、実時間測定値の現再試行集合(36)を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、自動試験
技法に関するものであり、とりわけ、実時間で行う測定
回数を減らすため、自動試験システムにおける試験誤差
源を適応学習する方法に関するものである。
技法に関するものであり、とりわけ、実時間で行う測定
回数を減らすため、自動試験システムにおける試験誤差
源を適応学習する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動試験装置は、手動で実施される可能
性のある多種多様な試験を、より高速及び/またはより
低コストで実施するために利用される。試験の自動化に
は、一般に、被試験装置からの測定値に計算を施し、被
試験装置が許容可能な試験限界内か、または、限界外か
を判定することがなされる。例えば、電子回路を大規模
生産する場合、回路基板ランの各基板毎に、自動試験装
置を用いて、試験が実施される。ランは、異なるタイプ
のアセンブリの干渉を受けない、同タイプのアセンブリ
の試験系列である。典型的な自動回路テスタには、試験
構成回路、ベッド・オブ・ネイル固定具、及び、1組の
プログラマブル・リレー・マトリックス及び内部測定バ
スが含まれている。被試験回路は、ネールが被試験回路
のノードに電気的に接続するように、ベッド・オブ・ネ
ール固定具に配置される。被試験回路から試験構成回路
までの測定経路は、その経路内の適合するリレーを閉じ
るようにプログラムして接続される。測定経路内のリレ
ーが閉じている間、試験構成回路は、実際の測定を行う
ように設定され、準備される。リレーが閉じた後、測定
値が被試験回路から読み取られる。測定値に基づいて計
算を行い、被試験回路が、その試験に合格したか否かが
判定される。
性のある多種多様な試験を、より高速及び/またはより
低コストで実施するために利用される。試験の自動化に
は、一般に、被試験装置からの測定値に計算を施し、被
試験装置が許容可能な試験限界内か、または、限界外か
を判定することがなされる。例えば、電子回路を大規模
生産する場合、回路基板ランの各基板毎に、自動試験装
置を用いて、試験が実施される。ランは、異なるタイプ
のアセンブリの干渉を受けない、同タイプのアセンブリ
の試験系列である。典型的な自動回路テスタには、試験
構成回路、ベッド・オブ・ネイル固定具、及び、1組の
プログラマブル・リレー・マトリックス及び内部測定バ
スが含まれている。被試験回路は、ネールが被試験回路
のノードに電気的に接続するように、ベッド・オブ・ネ
ール固定具に配置される。被試験回路から試験構成回路
までの測定経路は、その経路内の適合するリレーを閉じ
るようにプログラムして接続される。測定経路内のリレ
ーが閉じている間、試験構成回路は、実際の測定を行う
ように設定され、準備される。リレーが閉じた後、測定
値が被試験回路から読み取られる。測定値に基づいて計
算を行い、被試験回路が、その試験に合格したか否かが
判定される。
【0003】先行技術において、自動テスタは、実時間
で必要な各測定値を取得する、すなわち、試験の合/否
を判定する計算において必要とされる各測定値は、同じ
試験ランの一部である被試験装置の各試験毎に物理的に
取得される。しかし、多くの用途では、必要とされる測
定値のいくつかは、時間が経過してもあまり変化しな
い。これは、一般に、特定の試験ランについて一定のま
まであるシステム・レベルの誤差源に起因する可能性が
ある。これらの安定した誤差源を測定すると、不必要な
試験時間のオーバヘッドが生じることになる。
で必要な各測定値を取得する、すなわち、試験の合/否
を判定する計算において必要とされる各測定値は、同じ
試験ランの一部である被試験装置の各試験毎に物理的に
取得される。しかし、多くの用途では、必要とされる測
定値のいくつかは、時間が経過してもあまり変化しな
い。これは、一般に、特定の試験ランについて一定のま
まであるシステム・レベルの誤差源に起因する可能性が
ある。これらの安定した誤差源を測定すると、不必要な
試験時間のオーバヘッドが生じることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、被試験装置のランに関して実時間試験測定の回数を
減少させるための方法を提供することにある。
は、被試験装置のランに関して実時間試験測定の回数を
減少させるための方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】先行技術による自動試験
技法に対する本発明の改良点は、いくつかの方法で実現
される。第1に、試験ラン間において、あるいは、時間
の経過に伴ってあまり変化しない誤差源の補償に必要な
測定値が、測定され、後続の試験ランにおいて、被試験
部品の値の計算に用いられる履歴測定値として記憶され
る。試験ラン間において、あるいは、時間の経過に伴っ
て大きく変化する上述の誤差源の補償に必要な測定値
は、試験毎に、実時間で測定される。
技法に対する本発明の改良点は、いくつかの方法で実現
される。第1に、試験ラン間において、あるいは、時間
の経過に伴ってあまり変化しない誤差源の補償に必要な
測定値が、測定され、後続の試験ランにおいて、被試験
部品の値の計算に用いられる履歴測定値として記憶され
る。試験ラン間において、あるいは、時間の経過に伴っ
て大きく変化する上述の誤差源の補償に必要な測定値
は、試験毎に、実時間で測定される。
【0006】第2に、誤差源の補償は、試験毎に異なる
ので、誤差源の補償に必要な測定値も、試験毎に異な
る。従って、誤差補償及び試験計算のために測定され、
利用される履歴測定値は、各個別試験毎に記憶される。
ので、誤差源の補償に必要な測定値も、試験毎に異な
る。従って、誤差補償及び試験計算のために測定され、
利用される履歴測定値は、各個別試験毎に記憶される。
【0007】第3に、誤差補償及び試験計算に利用され
る記憶された履歴測定値は、第1に、それらが被試験部
品の値計算に影響を及ぼし始めるので、第2に、同じ記
憶された履歴測定値が被試験部品の値計算に用いられる
物理的回数が、時間の経過につれて増大し始めるので、
周期的に更新される(すなわち、再測定され、再記憶さ
れる)。
る記憶された履歴測定値は、第1に、それらが被試験部
品の値計算に影響を及ぼし始めるので、第2に、同じ記
憶された履歴測定値が被試験部品の値計算に用いられる
物理的回数が、時間の経過につれて増大し始めるので、
周期的に更新される(すなわち、再測定され、再記憶さ
れる)。
【0008】そのため、本発明の技法では、測定値、従
って、時間と共に変化しない誤差源を有効に適応学習す
る。誤差源補償に用いられるどの測定値が時間と共に変
化しないかを適応学習し、その測定値の代わりに履歴測
定値を用いることによって、実時間で行う必要のある測
定回数が大幅に減少し、従って、試験速度(すなわち、
その実行時間)が大幅に改善される。
って、時間と共に変化しない誤差源を有効に適応学習す
る。誤差源補償に用いられるどの測定値が時間と共に変
化しないかを適応学習し、その測定値の代わりに履歴測
定値を用いることによって、実時間で行う必要のある測
定回数が大幅に減少し、従って、試験速度(すなわち、
その実行時間)が大幅に改善される。
【0009】本発明によれば、実時間で測定される実時
間測定値の集合が、適応学習技法を用いることによって
減少する。まず、実時間測定値の現集合が選択される。
実時間測定値の現集合は、試験の合格または不合格を判
定するのに必要とされる、必要な測定値の全集合の部分
集合である。実時間測定値の現集合が選択されると、こ
れらの測定値が、被試験回路から実時間で測定される。
実時間測定値の現集合に含まれていない、必要な測定値
のそれぞれに関する履歴測定値からなる履歴測定値の現
集合の値が取得される。測定された実時間測定値の現集
合と、実時間測定値の現集合に含まれていない、必要な
測定値の代わりに用いられる履歴測定値の現集合に基づ
いて、前記試験の合格または不合格に関する判定が下さ
れる。試験に不合格になると、実時間測定値の現集合と
は異なる、必要な測定値の部分集合からなる実時間測定
値の現再試行集合が選択される。次に、実時間測定値の
現再試行集合が、実時間で測定される。実時間測定値の
現再試行集合に含まれていない、必要な測定値のそれぞ
れに対応する履歴測定値からなる履歴測定値の現再試行
集合が、取得され、測定された実時間測定値の現再試行
集合と、実時間測定値の現再試行集合に含まれていな
い、必要な測定値の代わりに用いられる履歴測定値の現
再試行集合に基づいて、前記試験の合格または不合格に
関する判定が下される。
間測定値の集合が、適応学習技法を用いることによって
減少する。まず、実時間測定値の現集合が選択される。
実時間測定値の現集合は、試験の合格または不合格を判
定するのに必要とされる、必要な測定値の全集合の部分
集合である。実時間測定値の現集合が選択されると、こ
れらの測定値が、被試験回路から実時間で測定される。
実時間測定値の現集合に含まれていない、必要な測定値
のそれぞれに関する履歴測定値からなる履歴測定値の現
集合の値が取得される。測定された実時間測定値の現集
合と、実時間測定値の現集合に含まれていない、必要な
測定値の代わりに用いられる履歴測定値の現集合に基づ
いて、前記試験の合格または不合格に関する判定が下さ
れる。試験に不合格になると、実時間測定値の現集合と
は異なる、必要な測定値の部分集合からなる実時間測定
値の現再試行集合が選択される。次に、実時間測定値の
現再試行集合が、実時間で測定される。実時間測定値の
現再試行集合に含まれていない、必要な測定値のそれぞ
れに対応する履歴測定値からなる履歴測定値の現再試行
集合が、取得され、測定された実時間測定値の現再試行
集合と、実時間測定値の現再試行集合に含まれていな
い、必要な測定値の代わりに用いられる履歴測定値の現
再試行集合に基づいて、前記試験の合格または不合格に
関する判定が下される。
【0010】実施態様の1つでは、実時間測定値の現再
試行集合と履歴測定値の現再試行集合を利用して、試験
に不合格になると、実時間測定値の次の再試行集合が選
択され、これらの集合を用いて、試験が再実行される。
このプロセスは、試験に合格するか、または、実時間測
定値の現再試行集合が、必要な測定値の全集合から構成
されることになるまで反復することが可能である。試験
の実行中に、試験に合格すると、現再試行集合をなす実
時間測定値のそれぞれに対応する履歴測定値を、測定さ
れた対応する実時間測定値によって更新することが可能
になる。さらに、試験の再実行中に、試験に合格する
と、実時間測定値の現集合は、次の被試験回路の試験に
おける利用に備えて、実時間測定値の現再試行集合に設
定することが可能になる。試験の再実行中に、試験に合
格すると実施が可能になるオプション機能は、実時間測
定値の新しい集合を決定し、実時間測定値の新しい集合
を実時間測定値の現集合として用いて、実時間測定値の
現集合を再評価することである。試験の再実行中に、試
験に合格すると実施が可能になるもう1つのオプション
機能は、履歴測定値の集合が、現測定値によって更新さ
れる監査機能である。
試行集合と履歴測定値の現再試行集合を利用して、試験
に不合格になると、実時間測定値の次の再試行集合が選
択され、これらの集合を用いて、試験が再実行される。
このプロセスは、試験に合格するか、または、実時間測
定値の現再試行集合が、必要な測定値の全集合から構成
されることになるまで反復することが可能である。試験
の実行中に、試験に合格すると、現再試行集合をなす実
時間測定値のそれぞれに対応する履歴測定値を、測定さ
れた対応する実時間測定値によって更新することが可能
になる。さらに、試験の再実行中に、試験に合格する
と、実時間測定値の現集合は、次の被試験回路の試験に
おける利用に備えて、実時間測定値の現再試行集合に設
定することが可能になる。試験の再実行中に、試験に合
格すると実施が可能になるオプション機能は、実時間測
定値の新しい集合を決定し、実時間測定値の新しい集合
を実時間測定値の現集合として用いて、実時間測定値の
現集合を再評価することである。試験の再実行中に、試
験に合格すると実施が可能になるもう1つのオプション
機能は、履歴測定値の集合が、現測定値によって更新さ
れる監査機能である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、実時間で行われる測
定回数を減らすことによって、自動試験を実施するのに
必要な時間を最適化する適応学習アルゴリズムが解説さ
れる。例示の実施態様については、PC基板におけるア
ナログ回路のイン・サーキット試験に関連して説明され
るが、もちろん、本発明は、試験の合格または不合格の
判定に複数の測定値が必要になるいかなる自動試験にも
適用される。
定回数を減らすことによって、自動試験を実施するのに
必要な時間を最適化する適応学習アルゴリズムが解説さ
れる。例示の実施態様については、PC基板におけるア
ナログ回路のイン・サーキット試験に関連して説明され
るが、もちろん、本発明は、試験の合格または不合格の
判定に複数の測定値が必要になるいかなる自動試験にも
適用される。
【0012】本明細書で用いられる限りにおいて、「被
試験部品」という用語は、試験される回路の個別部品に
も、あるいは、試験される回路そのもの全体にまで及ぶ
試験される回路の複数部品にも適用されるものと理解す
べきである。必要とされる測定値は、被試験部品の値で
ある部品値の計算において必要とされ、用いられる測定
値である。実時間測定値は、部品値を計算するために、
その新たな読み取り値が収集される必要な測定値の部分
集合である。履歴測定値は、同じか、または、同様の被
試験部品の以前の読み取りから得られた測定値である。
試験部品」という用語は、試験される回路の個別部品に
も、あるいは、試験される回路そのもの全体にまで及ぶ
試験される回路の複数部品にも適用されるものと理解す
べきである。必要とされる測定値は、被試験部品の値で
ある部品値の計算において必要とされ、用いられる測定
値である。実時間測定値は、部品値を計算するために、
その新たな読み取り値が収集される必要な測定値の部分
集合である。履歴測定値は、同じか、または、同様の被
試験部品の以前の読み取りから得られた測定値である。
【0013】本明細書における本発明の説明は、自動ア
ナログ・イン・サーキット試験(すなわち、回路に電力
供給をおこなわずに実施される回路アセンブリ・部品の
試験)に関連して行われる。アナログ・イン・サーキッ
ト試験によって、アナログ部品値が指定の許容差内に含
まれるか否かとともに、部品のアナログ値の測定によっ
て、プリント回路(PC)基板におけるアナログ部品の
電気的接続が適正であるか検証される。電子回路の大規
模生産の場合、イン・サーキット試験は、一般に、ベッ
ド・オブ・ネール固定具またはロボット型フライング・
プローバを用いて実施される。当該技術者には既知のよ
うに、フライング・プローバは、ベッド・オブ・ネール
に取って代わって、特定の被試験部品を測定するため移
動するようにプログラム可能な1組のプローブである。
ベッド・オブ・ネール固定具/ロボット型フライング・
プローバは、現在試験中の回路の特定の部品に関連し
た、プリント回路(PC)基板におけるノードを探査
し、1組の刺激を加え、その応答を測定する。
ナログ・イン・サーキット試験(すなわち、回路に電力
供給をおこなわずに実施される回路アセンブリ・部品の
試験)に関連して行われる。アナログ・イン・サーキッ
ト試験によって、アナログ部品値が指定の許容差内に含
まれるか否かとともに、部品のアナログ値の測定によっ
て、プリント回路(PC)基板におけるアナログ部品の
電気的接続が適正であるか検証される。電子回路の大規
模生産の場合、イン・サーキット試験は、一般に、ベッ
ド・オブ・ネール固定具またはロボット型フライング・
プローバを用いて実施される。当該技術者には既知のよ
うに、フライング・プローバは、ベッド・オブ・ネール
に取って代わって、特定の被試験部品を測定するため移
動するようにプログラム可能な1組のプローブである。
ベッド・オブ・ネール固定具/ロボット型フライング・
プローバは、現在試験中の回路の特定の部品に関連し
た、プリント回路(PC)基板におけるノードを探査
し、1組の刺激を加え、その応答を測定する。
【0014】自動アナログ・イン・サーキット試験に対
する本発明の適用についてより深い理解が得られるよう
に、まず、アナログ・イン・サーキット試験構成につい
て説明を行う。図1に例示の典型的なアナログ・イン・
サーキット試験構成には、被試験部品108を探査し、
被試験部品108に関連した部品値の計算に必要な測定
値12の集合を出力する試験構成回路10が含まれてい
る。被試験部品108と試験構成回路10を接続するた
め、試験構成回路10に接続されたベッド・オブ・ネー
ル固定具を利用して、被試験部品108に関連したPC
基板のノードが探査される。次に、被試験部品108に
既知の電圧を印加し、試験構成回路10を電流・電圧変
換器として利用して、結果生じる電流を測定することに
よって、被試験部品108の測定値12が得られる。結
果解析器20は、部品値の計算に必要とされる、必要な
測定値のそれぞれに関する実時間測定値12を利用し
て、部品値を計算し、被試験部品108が合格(すなわ
ち、計算値が指定の許容差レベル内である)か、また
は、不合格(すなわち、計算値が指定の許容差レベル外
である)かに関する表示22を出力する。
する本発明の適用についてより深い理解が得られるよう
に、まず、アナログ・イン・サーキット試験構成につい
て説明を行う。図1に例示の典型的なアナログ・イン・
サーキット試験構成には、被試験部品108を探査し、
被試験部品108に関連した部品値の計算に必要な測定
値12の集合を出力する試験構成回路10が含まれてい
る。被試験部品108と試験構成回路10を接続するた
め、試験構成回路10に接続されたベッド・オブ・ネー
ル固定具を利用して、被試験部品108に関連したPC
基板のノードが探査される。次に、被試験部品108に
既知の電圧を印加し、試験構成回路10を電流・電圧変
換器として利用して、結果生じる電流を測定することに
よって、被試験部品108の測定値12が得られる。結
果解析器20は、部品値の計算に必要とされる、必要な
測定値のそれぞれに関する実時間測定値12を利用し
て、部品値を計算し、被試験部品108が合格(すなわ
ち、計算値が指定の許容差レベル内である)か、また
は、不合格(すなわち、計算値が指定の許容差レベル外
である)かに関する表示22を出力する。
【0015】図2は、先行技術による試験構成回路10
の一例100である。試験構成回路100は、「2線」
測定回路として知られている。試験構成回路100に
は、正の入力端子116がアースに結合され、負の入力
端子118が入力ノード(I)110に結合された演算増
幅器102が含まれている。基準抵抗器Rref112
が、演算増幅器102の入力ノード(I) 110と出力
ノードVo114の間に結合されている。未知のインピ
ーダンスZxを有する被試験部品108が、入力ノード
(I) 110と、刺激電圧源104によって既知の基準
電圧が供給される電源入力ノード(S)106との間に結
合されている。理想の演算増幅器回路を仮定して、試験
構成回路100では、被試験部品108の未知のインピ
ーダンスZxを通る電流が、基準抵抗器Rref112を通
る電流に等しく、演算増幅器102によって、負の入力
端子118における仮想アースが維持されるものと仮定
されている。従って、理想の演算増幅器回路の場合、理
論的インピーダンス計算は、次の通りである: Zx=−Rref(Vs/Vo) (式1) 抵抗器のようなアナログ抵抗成分の試験時には、精密D
C刺激電圧源104と出力ノードVo114におけるD
C検出器の利用を駆使して、出力電圧の抵抗成分が求め
られる。コンデンサ及びインダクタのようなアナログ無
効分の試験時には、精密AC刺激電圧源104と出力ノ
ードVo114における位相同期検出器の利用を駆使し
て、出力電圧の無効分が求められる。
の一例100である。試験構成回路100は、「2線」
測定回路として知られている。試験構成回路100に
は、正の入力端子116がアースに結合され、負の入力
端子118が入力ノード(I)110に結合された演算増
幅器102が含まれている。基準抵抗器Rref112
が、演算増幅器102の入力ノード(I) 110と出力
ノードVo114の間に結合されている。未知のインピ
ーダンスZxを有する被試験部品108が、入力ノード
(I) 110と、刺激電圧源104によって既知の基準
電圧が供給される電源入力ノード(S)106との間に結
合されている。理想の演算増幅器回路を仮定して、試験
構成回路100では、被試験部品108の未知のインピ
ーダンスZxを通る電流が、基準抵抗器Rref112を通
る電流に等しく、演算増幅器102によって、負の入力
端子118における仮想アースが維持されるものと仮定
されている。従って、理想の演算増幅器回路の場合、理
論的インピーダンス計算は、次の通りである: Zx=−Rref(Vs/Vo) (式1) 抵抗器のようなアナログ抵抗成分の試験時には、精密D
C刺激電圧源104と出力ノードVo114におけるD
C検出器の利用を駆使して、出力電圧の抵抗成分が求め
られる。コンデンサ及びインダクタのようなアナログ無
効分の試験時には、精密AC刺激電圧源104と出力ノ
ードVo114における位相同期検出器の利用を駆使し
て、出力電圧の無効分が求められる。
【0016】装置測定は、被試験部品108と並列のイ
ンピーダンスを導入するプリント回路(PC)基板によ
って複雑になる。被試験部品108と並列をなす経路に
接続されたこれら他のデバイスの影響によって、基本測
定に誤差を生じる可能性がある。結果として、PC基板
の回路に接続された部品の試験には、ガード法のような
特殊測定技法が必要になる可能性がある。さらに、イン
・サーキット測定のためPC基板のノードを探査するた
めに用いられるベッド・オブ・ネール配線及びプロー
ブ、システム・リレー、及び、被試験部品108を試験
構成回路100に接続するシステム・バスも、測定問題
を生じる可能性がある。バス・ワイヤは、被試験部品1
08と直列をなすインピーダンスに相当する。これら
は、リード・インピーダンス誤差に分類される。システ
ム・リレーの熱起電力(EMF)が、温度依存電圧源と
して生じる可能性がある。リレーのバイメタル接点によ
って、基本的熱電対素子が形成される。電流またはその
システムに関する他の熱源によって、これらの接点が加
熱されると、温度依存出力電圧(すなわち、熱オフセッ
ト)が発生する。これらは、電圧オフセット誤差に分類
される。
ンピーダンスを導入するプリント回路(PC)基板によ
って複雑になる。被試験部品108と並列をなす経路に
接続されたこれら他のデバイスの影響によって、基本測
定に誤差を生じる可能性がある。結果として、PC基板
の回路に接続された部品の試験には、ガード法のような
特殊測定技法が必要になる可能性がある。さらに、イン
・サーキット測定のためPC基板のノードを探査するた
めに用いられるベッド・オブ・ネール配線及びプロー
ブ、システム・リレー、及び、被試験部品108を試験
構成回路100に接続するシステム・バスも、測定問題
を生じる可能性がある。バス・ワイヤは、被試験部品1
08と直列をなすインピーダンスに相当する。これら
は、リード・インピーダンス誤差に分類される。システ
ム・リレーの熱起電力(EMF)が、温度依存電圧源と
して生じる可能性がある。リレーのバイメタル接点によ
って、基本的熱電対素子が形成される。電流またはその
システムに関する他の熱源によって、これらの接点が加
熱されると、温度依存出力電圧(すなわち、熱オフセッ
ト)が発生する。これらは、電圧オフセット誤差に分類
される。
【0017】上述の誤差源は、3つの主要タイプの誤差
源、すなわち、(1)電源電圧誤差、(2)ガード誤
差、及び、(3)電流測定誤差に分類することが可能で
ある。能動的または受動的検知及び/または高度測定法
から構成されるガード及びマルチ・ワイヤ測定のような
補償技法を用いて、これら3タイプの誤差源の影響が補
償される。
源、すなわち、(1)電源電圧誤差、(2)ガード誤
差、及び、(3)電流測定誤差に分類することが可能で
ある。能動的または受動的検知及び/または高度測定法
から構成されるガード及びマルチ・ワイヤ測定のような
補償技法を用いて、これら3タイプの誤差源の影響が補
償される。
【0018】図3には、ガード技法を用いて、並列抵抗
経路を遮断する3線試験測定構成回路200が示されて
いる。試験構成回路200は、被試験部品108が、ガ
ードの前で、並列インピーダンスZsg120+Zig12
6によって分岐されるという点を除けば、2線回路10
0と同様である。並列経路の影響は、図3に示すように
ガード・バス124を接続することによって軽減され
る。ガード・バス124は、試験構成回路200のアー
スに結合されて、インピーダンスZigの両端を同じ電位
にする。Zigの両端間において電圧降下が生じないの
で、インピーダンスZigを通る電流がなく、このため、
被試験部品108のインピーダンスZxからの全電流が
強制的に基準抵抗Rref112を流れる。従って、分路
部品Zsg120及びZig126が、被試験部品108の
インピーダンスZxについて測定される値に影響を及ぼ
すことはない。
経路を遮断する3線試験測定構成回路200が示されて
いる。試験構成回路200は、被試験部品108が、ガ
ードの前で、並列インピーダンスZsg120+Zig12
6によって分岐されるという点を除けば、2線回路10
0と同様である。並列経路の影響は、図3に示すように
ガード・バス124を接続することによって軽減され
る。ガード・バス124は、試験構成回路200のアー
スに結合されて、インピーダンスZigの両端を同じ電位
にする。Zigの両端間において電圧降下が生じないの
で、インピーダンスZigを通る電流がなく、このため、
被試験部品108のインピーダンスZxからの全電流が
強制的に基準抵抗Rref112を流れる。従って、分路
部品Zsg120及びZig126が、被試験部品108の
インピーダンスZxについて測定される値に影響を及ぼ
すことはない。
【0019】低インピーダンス部品を測定する場合、2
つの測定バス(すなわち、電源バス(S)106と入力バ
ス(I)110)のリード・インピーダンスによって、測
定結果が影響される可能性がある。リード・インピーダ
ンスを補償するため、被試験部品108に4線式測定を
実施することが可能である。図4には、この技法が、先
行技術による4線式試験構成回路300によって例示さ
れている。この試験構成回路300は、被試験部品10
8の両端の電圧が、電源センス・ノード(A)107と
入力センス・ノード(B)111において直接測定され、
さらに、基準抵抗Rref112の両端の電圧が、入力セ
ンス・ノード(I) 110と出力ノードV o114におい
て測定されるという点を除けば、2線回路100と同様
である。このため、リード・インピーダンスZlead11
05及びZlead2130の影響、及び、固定具インピー
ダンス、リレー・インピーダンス、及び、他の試験構成
回路の内部インピーダンスによって生じる他の影響が除
去される。
つの測定バス(すなわち、電源バス(S)106と入力バ
ス(I)110)のリード・インピーダンスによって、測
定結果が影響される可能性がある。リード・インピーダ
ンスを補償するため、被試験部品108に4線式測定を
実施することが可能である。図4には、この技法が、先
行技術による4線式試験構成回路300によって例示さ
れている。この試験構成回路300は、被試験部品10
8の両端の電圧が、電源センス・ノード(A)107と
入力センス・ノード(B)111において直接測定され、
さらに、基準抵抗Rref112の両端の電圧が、入力セ
ンス・ノード(I) 110と出力ノードV o114におい
て測定されるという点を除けば、2線回路100と同様
である。このため、リード・インピーダンスZlead11
05及びZlead2130の影響、及び、固定具インピー
ダンス、リレー・インピーダンス、及び、他の試験構成
回路の内部インピーダンスによって生じる他の影響が除
去される。
【0020】4線式試験構成回路300における4線式
測定では、図5に示すインピーダンスZig126を通る
電流を除去するのに十分ではない。これは、並列経路Z
sg+Zigのインピーダンスが、試験受ける108に関す
るインピーダンスZxよりはるかに小さい場合である。
図5に示すZsg120を通る大電流によって、ガードバ
ス124(図5に示す)の両端に誤差電圧が生じ、この
ため、Zig126を通る誤差電流が発生する。結果生じ
る誤差のため、3線式ガード及び4線式測定でうまく試
験できる部品及び回路構成の範囲が制限される。これら
の誤差は、図5に示すように、電源センス・ノード(A)
107、入力センス・ノード(B)111、及び、追加ガ
ードセンス・バス(L)128を利用し、4線式測定と
同様の、前述の追加の電圧測定を行うことによって最小
限にとどめることが可能である。
測定では、図5に示すインピーダンスZig126を通る
電流を除去するのに十分ではない。これは、並列経路Z
sg+Zigのインピーダンスが、試験受ける108に関す
るインピーダンスZxよりはるかに小さい場合である。
図5に示すZsg120を通る大電流によって、ガードバ
ス124(図5に示す)の両端に誤差電圧が生じ、この
ため、Zig126を通る誤差電流が発生する。結果生じ
る誤差のため、3線式ガード及び4線式測定でうまく試
験できる部品及び回路構成の範囲が制限される。これら
の誤差は、図5に示すように、電源センス・ノード(A)
107、入力センス・ノード(B)111、及び、追加ガ
ードセンス・バス(L)128を利用し、4線式測定と
同様の、前述の追加の電圧測定を行うことによって最小
限にとどめることが可能である。
【0021】現在のところ、抵抗器の試験結果は、前述
の誤差源を補償するため、8つの測定を実施することに
よって改良される。8つの測定には、それぞれ、電源V
s104をオンにして1回づつ、次に、電源Vs104を
オフにしてもう1回づつ測定される、電源ソース・ノー
ド(A)107、入力センス・ノード(B)111、入力ノ
ード(I)110、及び、出力ノードVo114の電圧測
定が含まれる。結果得られる測定値は、結果解析器20
に送られ、そこで、この測定値を利用して、被試験部品
108に印加される実際の電圧、基準抵抗器Rref11
2の両端間における実際の電圧が計算され、実際の較正
された基準抵抗器の値を利用して、被試験部品108に
関する実際のインピーダンス値Zxが計算される。
の誤差源を補償するため、8つの測定を実施することに
よって改良される。8つの測定には、それぞれ、電源V
s104をオンにして1回づつ、次に、電源Vs104を
オフにしてもう1回づつ測定される、電源ソース・ノー
ド(A)107、入力センス・ノード(B)111、入力ノ
ード(I)110、及び、出力ノードVo114の電圧測
定が含まれる。結果得られる測定値は、結果解析器20
に送られ、そこで、この測定値を利用して、被試験部品
108に印加される実際の電圧、基準抵抗器Rref11
2の両端間における実際の電圧が計算され、実際の較正
された基準抵抗器の値を利用して、被試験部品108に
関する実際のインピーダンス値Zxが計算される。
【0022】改良されたコンデンサ・試験は、全く同じ
回路設定で行なわれるが、VsにはAC電源が利用さ
れ、システム・誤差の補償のため、位相同期検出器を用
いて、12の測定が実施される。12の測定には、4つ
のノード(A)107、(B)111、(I) 110、Vo1
14のそれぞれに関する実数部測定、正の虚数部測定、
及び、負の虚数部測定が含まれている。結果生じる測定
値は、結果解析器20に送られ、そこで、この測定値を
利用して、基準抵抗器Rref112の両端間における電
圧の実際の実数分と虚数分が計算され、実際の基準抵抗
器の値Rrefを利用して、被試験部品108の実際のキ
ャパシタンスが計算される。
回路設定で行なわれるが、VsにはAC電源が利用さ
れ、システム・誤差の補償のため、位相同期検出器を用
いて、12の測定が実施される。12の測定には、4つ
のノード(A)107、(B)111、(I) 110、Vo1
14のそれぞれに関する実数部測定、正の虚数部測定、
及び、負の虚数部測定が含まれている。結果生じる測定
値は、結果解析器20に送られ、そこで、この測定値を
利用して、基準抵抗器Rref112の両端間における電
圧の実際の実数分と虚数分が計算され、実際の基準抵抗
器の値Rrefを利用して、被試験部品108の実際のキ
ャパシタンスが計算される。
【0023】先行技術の場合、被試験部品108の値の
計算に必要な全ての測定は、実時間で実施される、すな
わち、測定は、被試験部品108が試験される毎に、す
なわち、測定誤差源を補償するため、PC基板の試験を
繰り返す毎に実施される。図3〜図5の試験構成におい
て既述の追加したガード検知及び多線式測定によって、
被試験部品108の部品値を極めて高い正確度で測定す
ることが可能になる。しかし、これらの追加測定によっ
て、追加試験時間を要することになる。誤差源を有効に
除去するのに必要なこの追加試験時間によって、1つの
ランをなす同じタイプのPC基板の試験が遅くなる。
計算に必要な全ての測定は、実時間で実施される、すな
わち、測定は、被試験部品108が試験される毎に、す
なわち、測定誤差源を補償するため、PC基板の試験を
繰り返す毎に実施される。図3〜図5の試験構成におい
て既述の追加したガード検知及び多線式測定によって、
被試験部品108の部品値を極めて高い正確度で測定す
ることが可能になる。しかし、これらの追加測定によっ
て、追加試験時間を要することになる。誤差源を有効に
除去するのに必要なこの追加試験時間によって、1つの
ランをなす同じタイプのPC基板の試験が遅くなる。
【0024】改良された測定によって補償を試みる誤差
源には、刺激電圧源誤差、ガード・オフセット誤差(ま
たはガード利得誤差)、及び、電流分割誤差が含まれて
いる。これらの誤差源は、とりわけ、PC基板トポロ
ジ、リレー接点抵抗、プローブ接点抵抗、及び、熱オフ
セット(指定の+/−5゜Cの自動調整帯域内における
温度変動に起因する)によって生じる可能性がある。上
述の誤差源の多くは、時間とともに、あるいは、PC基
板の試験間において大幅に変化することはない。例え
ば、PC基板トポロジによる刺激電圧源誤差は、時間が
経過しても変化しない。また、温度が一定のままであれ
ば、該誤差源は、時間とともに変化することはない。説
明に役立つ例において、誤差源には経時変化を生じない
ものもあるという事実を利用して、生産試験時における
PC基板上の被試験アナログ部品に関する全試験回数を
先行技術の技法に対して改善するために、本発明が適用
される。従来、これは、誤差源を簡単または容易に識別
することができないために、実施されなかった。
源には、刺激電圧源誤差、ガード・オフセット誤差(ま
たはガード利得誤差)、及び、電流分割誤差が含まれて
いる。これらの誤差源は、とりわけ、PC基板トポロ
ジ、リレー接点抵抗、プローブ接点抵抗、及び、熱オフ
セット(指定の+/−5゜Cの自動調整帯域内における
温度変動に起因する)によって生じる可能性がある。上
述の誤差源の多くは、時間とともに、あるいは、PC基
板の試験間において大幅に変化することはない。例え
ば、PC基板トポロジによる刺激電圧源誤差は、時間が
経過しても変化しない。また、温度が一定のままであれ
ば、該誤差源は、時間とともに変化することはない。説
明に役立つ例において、誤差源には経時変化を生じない
ものもあるという事実を利用して、生産試験時における
PC基板上の被試験アナログ部品に関する全試験回数を
先行技術の技法に対して改善するために、本発明が適用
される。従来、これは、誤差源を簡単または容易に識別
することができないために、実施されなかった。
【0025】本発明によれば、可能であれば、被試験部
品108の値を計算し、被試験部品108が、結果解析
器20による判定で、合格か否かを判定するため、必要
な測定値の全集合より少ない部分集合が取得される。結
果解析器20による判定で、試験に不合格の場合、「不
合格による再試行」が実施される、すなわち、被試験部
品108に関する追加及び/または異なる実時間測定値
が取得され、結果解析器20によって被試験部品108
の値が再計算され、該再試行について、試験に合格か否
かが判定される。
品108の値を計算し、被試験部品108が、結果解析
器20による判定で、合格か否かを判定するため、必要
な測定値の全集合より少ない部分集合が取得される。結
果解析器20による判定で、試験に不合格の場合、「不
合格による再試行」が実施される、すなわち、被試験部
品108に関する追加及び/または異なる実時間測定値
が取得され、結果解析器20によって被試験部品108
の値が再計算され、該再試行について、試験に合格か否
かが判定される。
【0026】本発明の働きが、図6(a)〜図6(c)
に示すフローチャートによって明らかにされている。図
6(a)には、本発明の最も原初的な形態が示されてい
る。この実施態様の場合、被試験部品108に関する測
定値の全集合が取得され、履歴測定値として保管される
(602)。試験の各実行時に、必要な測定値の全集合
の部分集合が選択され、実時間で測定される(60
4)。被試験部品108の値は、実時間測定値の部分集
合を利用し、必要とされる測定値の全集合の一部をなす
が、実時間測定値の選択された部分集合に含まれていな
い測定値の代わりに履歴測定値を用いて、計算される
(606)。試験に合格の場合、「合格」が表示される
(608)。試験に不合格の場合、不合格による再試行
(610)が実施される。この実施態様の場合、不合格
による再試行には、一般に、被試験部品108に関する
測定値の全集合を再測定して、部品値を計算し、被試験
部品108の合格または不合格を判定することが含まれ
る。不合格の場合は、「不合格」が表示される(61
2)。
に示すフローチャートによって明らかにされている。図
6(a)には、本発明の最も原初的な形態が示されてい
る。この実施態様の場合、被試験部品108に関する測
定値の全集合が取得され、履歴測定値として保管される
(602)。試験の各実行時に、必要な測定値の全集合
の部分集合が選択され、実時間で測定される(60
4)。被試験部品108の値は、実時間測定値の部分集
合を利用し、必要とされる測定値の全集合の一部をなす
が、実時間測定値の選択された部分集合に含まれていな
い測定値の代わりに履歴測定値を用いて、計算される
(606)。試験に合格の場合、「合格」が表示される
(608)。試験に不合格の場合、不合格による再試行
(610)が実施される。この実施態様の場合、不合格
による再試行には、一般に、被試験部品108に関する
測定値の全集合を再測定して、部品値を計算し、被試験
部品108の合格または不合格を判定することが含まれ
る。不合格の場合は、「不合格」が表示される(61
2)。
【0027】図6(b)には、本発明の代替実施態様が
示されている。この実施態様の場合、被試験部品108
に関して必要な測定値の全集合が取得され(602)、
履歴測定値として保管される。試験の各実行毎に、必要
な測定値の全集合の部分集合が選択され、実時間で測定
される(604)。被試験部品108の値が、実時間測
定値の部分集合を利用し、測定値の全集合の一部をなす
が、実時間測定値の選択された部分集合に含まれていな
い測定値の代わりに履歴測定値を用いて、計算される
(606)。試験に合格の場合、「合格」が表示される
(608)。試験に不合格の場合、不合格による再試行
(614)が実施される。この実施態様の場合、不合格
による再試行には、利用可能であれば、被試験部品10
8に関して実時間で測定すべき測定値の全集合から異な
る部分集合を選択し、実時間測定値の新たな部分集合を
実時間で測定することが含まれる。被試験部品108の
値が、実時間測定値の新たな部分集合を利用し、測定値
の全集合の一部をなすが、実時間測定値の新たな部分集
合に含まれていない測定値の代わりに履歴測定値を用い
て、計算される(606)。試験に合格の場合、「合
格」が表示され(608);試験に不合格の場合、実時
間測定値の全集合の別の部分集合に関して、ステップ6
14及び606を反復することが可能である。実時間測
定値の現部分集合に、測定値の全集合が含まれ、それで
も、試験に不合格の場合、「不合格」が表示される(6
12)。
示されている。この実施態様の場合、被試験部品108
に関して必要な測定値の全集合が取得され(602)、
履歴測定値として保管される。試験の各実行毎に、必要
な測定値の全集合の部分集合が選択され、実時間で測定
される(604)。被試験部品108の値が、実時間測
定値の部分集合を利用し、測定値の全集合の一部をなす
が、実時間測定値の選択された部分集合に含まれていな
い測定値の代わりに履歴測定値を用いて、計算される
(606)。試験に合格の場合、「合格」が表示される
(608)。試験に不合格の場合、不合格による再試行
(614)が実施される。この実施態様の場合、不合格
による再試行には、利用可能であれば、被試験部品10
8に関して実時間で測定すべき測定値の全集合から異な
る部分集合を選択し、実時間測定値の新たな部分集合を
実時間で測定することが含まれる。被試験部品108の
値が、実時間測定値の新たな部分集合を利用し、測定値
の全集合の一部をなすが、実時間測定値の新たな部分集
合に含まれていない測定値の代わりに履歴測定値を用い
て、計算される(606)。試験に合格の場合、「合
格」が表示され(608);試験に不合格の場合、実時
間測定値の全集合の別の部分集合に関して、ステップ6
14及び606を反復することが可能である。実時間測
定値の現部分集合に、測定値の全集合が含まれ、それで
も、試験に不合格の場合、「不合格」が表示される(6
12)。
【0028】図6(c)に示す本発明のより高度な実施
態様の場合、不合格による再試行時の選択プロセスにイ
ンテリジェンスが付加される。この実施態様の場合、被
試験部品108に必要な測定値の全集合が取得され(6
02)、履歴測定値として保管される。試験の各実行毎
に、測定値の全集合から部分集合が選択され、実時間で
測定される(604)。被試験部品108の値が、実時
間測定値の部分集合を利用し、測定値の全集合の一部を
なすが、実時間測定値の選択された部分集合に含まれて
いない測定値の代わりに履歴測定値を用いて、計算され
る(606)。試験に合格の場合、「合格」が表示され
る(608)。試験に不合格の場合、不合格による再試
行(616)が実施される。この実施態様の場合、不合
格による再試行には、利用可能であれば、被試験部品1
08に関して実時間で測定すべき測定値の全集合から異
なる部分集合を知的選択し、実時間測定値の新たな部分
集合を実時間で測定することが含まれる。知的選択に
は、試験構成において問題となることが分かっている、
ある誤差源に特有な測定値の一定の組み合わせの選択を
含むことが可能である。詳細に後述する望ましい実施態
様の場合、実時間測定値の部分集合は、実時間で取得す
る必要のある最小集合の測定値に基づいて、「誤った不
合格」にならないように、選択される。被試験部品10
8の値が、実時間測定値の新たな部分集合を利用し、測
定値の全集合の一部をなすが、実時間測定値の新たな部
分集合に含まれていない測定値の代わりに履歴測定値を
用いて、計算される(606)。試験に合格の場合、
「合格」が表示され(608);試験に不合格の場合、
実時間測定値の全集合から別の部分集合を知的選択し
て、ステップ614及び606を反復することが可能で
ある。実時間測定値の現部分集合に、測定値の全集合が
含まれ、それでも、試験に不合格の場合、「不合格」が
表示される(612)。
態様の場合、不合格による再試行時の選択プロセスにイ
ンテリジェンスが付加される。この実施態様の場合、被
試験部品108に必要な測定値の全集合が取得され(6
02)、履歴測定値として保管される。試験の各実行毎
に、測定値の全集合から部分集合が選択され、実時間で
測定される(604)。被試験部品108の値が、実時
間測定値の部分集合を利用し、測定値の全集合の一部を
なすが、実時間測定値の選択された部分集合に含まれて
いない測定値の代わりに履歴測定値を用いて、計算され
る(606)。試験に合格の場合、「合格」が表示され
る(608)。試験に不合格の場合、不合格による再試
行(616)が実施される。この実施態様の場合、不合
格による再試行には、利用可能であれば、被試験部品1
08に関して実時間で測定すべき測定値の全集合から異
なる部分集合を知的選択し、実時間測定値の新たな部分
集合を実時間で測定することが含まれる。知的選択に
は、試験構成において問題となることが分かっている、
ある誤差源に特有な測定値の一定の組み合わせの選択を
含むことが可能である。詳細に後述する望ましい実施態
様の場合、実時間測定値の部分集合は、実時間で取得す
る必要のある最小集合の測定値に基づいて、「誤った不
合格」にならないように、選択される。被試験部品10
8の値が、実時間測定値の新たな部分集合を利用し、測
定値の全集合の一部をなすが、実時間測定値の新たな部
分集合に含まれていない測定値の代わりに履歴測定値を
用いて、計算される(606)。試験に合格の場合、
「合格」が表示され(608);試験に不合格の場合、
実時間測定値の全集合から別の部分集合を知的選択し
て、ステップ614及び606を反復することが可能で
ある。実時間測定値の現部分集合に、測定値の全集合が
含まれ、それでも、試験に不合格の場合、「不合格」が
表示される(612)。
【0029】本発明の望ましい実施態様によれば、最少
数の実時間測定値を取得して、被試験部品108の値が
計算され、被試験部品108が、結果解析器20による
判定で、試験に合格するか否かが判定される。誤差源を
補償し、被試験部品108の値を計算するために利用さ
れる測定値は、誤差源が「誤った不合格」の形で現れる
ように、誤差源に適応するように構成される。誤差源を
補償し、被試験部品108の値を計算する(従って、合
格/不合格情報を判定する)のに必要な各測定値の履歴
は、試験の最初のランに基づいて生成される。測定値の
それぞれの値は、履歴測定値として保持され、また、そ
の特定の被試験部品108に関して保持される。被試験
部品108の試験に必要な測定値のそれぞれについて、
履歴測定値が取得されると、試験の各後続ランでは、最
少数の実時間測定値に関連した履歴測定値を利用して、
被試験部品108の合格または不合格の正確な反映が得
られるように試みられる。本発明の望ましい実施態様の
場合、これは、試験構成回路10の出力電圧だけを実時
間で測定し、被試験部品108の値の計算に用いられる
残りの測定値を、その特定の被試験部品108について
取得された履歴測定値に置き換えて実施される。これ
は、結果解析器20において不合格が検出されるまで、
通常モードの動作である。いつでも、「誤った不合格」
が生じる(すなわち、実時間測定値と履歴測定値の組み
合わせが用いられると、被試験部品108の値の計算が
不合格になるが、計算に用いられる必要な測定値の全て
が、実時間に取得されると、計算結果が合格になる)場
合には、追加処理によって、「誤った不合格」を生じさ
せた誤差源を補償するために、試験構成回路10におけ
る他のどの測定値を実時間に取得しなければならないか
が判定される。
数の実時間測定値を取得して、被試験部品108の値が
計算され、被試験部品108が、結果解析器20による
判定で、試験に合格するか否かが判定される。誤差源を
補償し、被試験部品108の値を計算するために利用さ
れる測定値は、誤差源が「誤った不合格」の形で現れる
ように、誤差源に適応するように構成される。誤差源を
補償し、被試験部品108の値を計算する(従って、合
格/不合格情報を判定する)のに必要な各測定値の履歴
は、試験の最初のランに基づいて生成される。測定値の
それぞれの値は、履歴測定値として保持され、また、そ
の特定の被試験部品108に関して保持される。被試験
部品108の試験に必要な測定値のそれぞれについて、
履歴測定値が取得されると、試験の各後続ランでは、最
少数の実時間測定値に関連した履歴測定値を利用して、
被試験部品108の合格または不合格の正確な反映が得
られるように試みられる。本発明の望ましい実施態様の
場合、これは、試験構成回路10の出力電圧だけを実時
間で測定し、被試験部品108の値の計算に用いられる
残りの測定値を、その特定の被試験部品108について
取得された履歴測定値に置き換えて実施される。これ
は、結果解析器20において不合格が検出されるまで、
通常モードの動作である。いつでも、「誤った不合格」
が生じる(すなわち、実時間測定値と履歴測定値の組み
合わせが用いられると、被試験部品108の値の計算が
不合格になるが、計算に用いられる必要な測定値の全て
が、実時間に取得されると、計算結果が合格になる)場
合には、追加処理によって、「誤った不合格」を生じさ
せた誤差源を補償するために、試験構成回路10におけ
る他のどの測定値を実時間に取得しなければならないか
が判定される。
【0030】望ましい実施態様の場合、実施しなければ
ならない追加実時間測定を判定するために用いられるア
ルゴリズムは、実時間測定値の最小集合(例えば、2
つ)と履歴測定値を組み合わせて、誤差源を補償し、被
試験部品108の値を計算することから開始される。実
時間測定値と履歴測定値の各組み合わせによる計算結果
は、実時間測定値の全てを利用して取得したばかりの計
算結果と比較される。被試験装置(108)の計算にお
いて履歴測定値と組み合わせられると、(a)装置の試
験に合格し、(b)実時間測定値の全てを利用して得ら
れる実際の結果からの偏差が最小になる、実時間測定値
の最小集合が、ラン毎に取得しなければならない実時間
測定値の新たな現集合として用いられることになる。
ならない追加実時間測定を判定するために用いられるア
ルゴリズムは、実時間測定値の最小集合(例えば、2
つ)と履歴測定値を組み合わせて、誤差源を補償し、被
試験部品108の値を計算することから開始される。実
時間測定値と履歴測定値の各組み合わせによる計算結果
は、実時間測定値の全てを利用して取得したばかりの計
算結果と比較される。被試験装置(108)の計算にお
いて履歴測定値と組み合わせられると、(a)装置の試
験に合格し、(b)実時間測定値の全てを利用して得ら
れる実際の結果からの偏差が最小になる、実時間測定値
の最小集合が、ラン毎に取得しなければならない実時間
測定値の新たな現集合として用いられることになる。
【0031】上記要件が満たされる前に、履歴測定値と
組み合わせられる実時間測定値の最小集合の全ての組み
合わせが尽きてしまうと、実時間測定値の最小集合が1
つだけ拡大される(例えば3つになる)。次に、この新
たな実時間測定値の最小集合を用いて、アルゴリズムが
反復される。
組み合わせられる実時間測定値の最小集合の全ての組み
合わせが尽きてしまうと、実時間測定値の最小集合が1
つだけ拡大される(例えば3つになる)。次に、この新
たな実時間測定値の最小集合を用いて、アルゴリズムが
反復される。
【0032】このプロセスは、上記条件(a)及び
(b)を満たす実時間測定値の集合(履歴測定値と組み
合わせられた)が見つかるか、または、実時間測定値の
集合に、実時間測定値の全てが含まれることになるまで
繰り返される。実時間測定値の最小集合が決まると、そ
の集合が、その被試験部品108のために保持される。
従って、試験される、各被試験部品108は、それぞれ
異なる実時間測定値の最小集合を備えている可能性があ
る。別の「誤った不合格」が生じる場合には、この最小
集合は、アルゴリズムに対する入力としても利用され
る。全ての実時間測定値の再測定が済んだ後、結果解析
器20によって不合格の装置であると表示されると、被
試験部品108は、「真の」不合格であると判定され、
合格/不合格標識によって、不合格と表示される。
(b)を満たす実時間測定値の集合(履歴測定値と組み
合わせられた)が見つかるか、または、実時間測定値の
集合に、実時間測定値の全てが含まれることになるまで
繰り返される。実時間測定値の最小集合が決まると、そ
の集合が、その被試験部品108のために保持される。
従って、試験される、各被試験部品108は、それぞれ
異なる実時間測定値の最小集合を備えている可能性があ
る。別の「誤った不合格」が生じる場合には、この最小
集合は、アルゴリズムに対する入力としても利用され
る。全ての実時間測定値の再測定が済んだ後、結果解析
器20によって不合格の装置であると表示されると、被
試験部品108は、「真の」不合格であると判定され、
合格/不合格標識によって、不合格と表示される。
【0033】図7は、本発明の適応学習方法700のプ
ロセスを表したフローチャートである。図示のように、
実時間測定値の現集合が選択される(702)。実時間
測定値の現集合は、試験エンジニアが選択し、自動テス
タによる現試験ランでの利用に備えて記憶するか、また
は、試験ランの第1パスの前に、最適化された最小集合
を得るため、任意の最適化アルゴリズムに従って決定す
ることが可能である。実時間測定値の現集合は、試験の
合格または不合格を判定するために必要とされる、全集
合をなす必要な測定値のうちの部分集合である。実時間
測定値の現集合が選択されると、これらの測定値は、被
試験回路から実時間で測定、取得される(704)。実
時間測定値の現集合に含まれていない必要な測定値のそ
れぞれに関する履歴測定値からなる履歴測定値の現集合
の値が取得される(706)。測定された実時間測定値
の現集合と実時間測定値の現集合に含まれていない必要
な測定値の代わりになる履歴測定値の現集合に基づい
て、前記試験の合格または不合格が判定される(70
8)。試験に合格すると、試験の合格状況が表示され、
試験は完了する。試験に不合格の場合には、実時間測定
値の現集合とは異なる必要な測定値の部分集合からな
る、実時間測定値の現再試行集合が選択される(71
0)。次に、実時間測定値の現再試行集合が、実時間で
測定される(712)。実時間測定値の現再試行集合に
含まれていない必要な測定値のそれぞれについて対応す
る履歴測定値からなる、履歴測定値の現再試行集合が、
取得される(714)。測定された実時間測定値の現再
試行集合と、実時間測定値の現再試行集合に含まれてい
ない必要な測定値の代わりになる履歴測定値の現再試行
集合に基づいて、前記試験の合格または不合格が判定さ
れる(716)。実施態様の1つでは、実時間測定値の
現再試行集合は、必要な測定値の全集合である。従っ
て、試験の再実行時に、試験に不合格になると、その不
合格は、真の不合格であることが分かる。
ロセスを表したフローチャートである。図示のように、
実時間測定値の現集合が選択される(702)。実時間
測定値の現集合は、試験エンジニアが選択し、自動テス
タによる現試験ランでの利用に備えて記憶するか、また
は、試験ランの第1パスの前に、最適化された最小集合
を得るため、任意の最適化アルゴリズムに従って決定す
ることが可能である。実時間測定値の現集合は、試験の
合格または不合格を判定するために必要とされる、全集
合をなす必要な測定値のうちの部分集合である。実時間
測定値の現集合が選択されると、これらの測定値は、被
試験回路から実時間で測定、取得される(704)。実
時間測定値の現集合に含まれていない必要な測定値のそ
れぞれに関する履歴測定値からなる履歴測定値の現集合
の値が取得される(706)。測定された実時間測定値
の現集合と実時間測定値の現集合に含まれていない必要
な測定値の代わりになる履歴測定値の現集合に基づい
て、前記試験の合格または不合格が判定される(70
8)。試験に合格すると、試験の合格状況が表示され、
試験は完了する。試験に不合格の場合には、実時間測定
値の現集合とは異なる必要な測定値の部分集合からな
る、実時間測定値の現再試行集合が選択される(71
0)。次に、実時間測定値の現再試行集合が、実時間で
測定される(712)。実時間測定値の現再試行集合に
含まれていない必要な測定値のそれぞれについて対応す
る履歴測定値からなる、履歴測定値の現再試行集合が、
取得される(714)。測定された実時間測定値の現再
試行集合と、実時間測定値の現再試行集合に含まれてい
ない必要な測定値の代わりになる履歴測定値の現再試行
集合に基づいて、前記試験の合格または不合格が判定さ
れる(716)。実施態様の1つでは、実時間測定値の
現再試行集合は、必要な測定値の全集合である。従っ
て、試験の再実行時に、試験に不合格になると、その不
合格は、真の不合格であることが分かる。
【0034】実施態様の1つでは、実時間測定値の現再
試行集合と履歴測定値の現再試行集合を利用して、試験
に不合格になると、実時間測定値の次の再試行集合が選
択され(718)、実時間測定値の現再試行集合の代わ
りに、実時間測定値の次の再試行集合を利用して、再試
行枝(ステップ710〜716)が再実行されるが、こ
の場合、履歴測定値の現集合は、実時間測定値の次の再
試行集合に含まれていない必要な測定値の部分集合であ
る。このプロセスは、試験に合格するか、または、実時
間測定値の現再試行集合が、必要とされる測定値の全集
合から構成されることになるまで反復することが可能で
ある。試験の再実行時に、試験に合格すると、実時間測
定値の現再試行集合のそれぞれに関する対応する履歴測
定値を、対応する測定された実時間測定値によって更新
することが可能になる(720)。さらに、試験の再実
行時に、試験に合格すると、実時間測定値の新たな現集
合を選択し、設定することが可能になる(722)。実
時間測定値のこの新たな現集合は、実時間測定値の現再
試行集合とすることも可能であり、あるいは、最適化ア
ルゴリズムを利用して、別のやり方で選択することも可
能である。実時間測定値の新たな現集合は、次の被試験
回路の試験において、実時間測定値の現集合として用い
られる。試験の再実行時に、試験に合格すると実施可能
になるもう1つのオプションの機能は、監査機能724
である。実時間測定値の新たな集合を決定し、その実時
間測定値の新たな集合を実時間測定値の現集合として用
いて、実時間測定値の現集合の再評価を行うことが含ま
れる。
試行集合と履歴測定値の現再試行集合を利用して、試験
に不合格になると、実時間測定値の次の再試行集合が選
択され(718)、実時間測定値の現再試行集合の代わ
りに、実時間測定値の次の再試行集合を利用して、再試
行枝(ステップ710〜716)が再実行されるが、こ
の場合、履歴測定値の現集合は、実時間測定値の次の再
試行集合に含まれていない必要な測定値の部分集合であ
る。このプロセスは、試験に合格するか、または、実時
間測定値の現再試行集合が、必要とされる測定値の全集
合から構成されることになるまで反復することが可能で
ある。試験の再実行時に、試験に合格すると、実時間測
定値の現再試行集合のそれぞれに関する対応する履歴測
定値を、対応する測定された実時間測定値によって更新
することが可能になる(720)。さらに、試験の再実
行時に、試験に合格すると、実時間測定値の新たな現集
合を選択し、設定することが可能になる(722)。実
時間測定値のこの新たな現集合は、実時間測定値の現再
試行集合とすることも可能であり、あるいは、最適化ア
ルゴリズムを利用して、別のやり方で選択することも可
能である。実時間測定値の新たな現集合は、次の被試験
回路の試験において、実時間測定値の現集合として用い
られる。試験の再実行時に、試験に合格すると実施可能
になるもう1つのオプションの機能は、監査機能724
である。実時間測定値の新たな集合を決定し、その実時
間測定値の新たな集合を実時間測定値の現集合として用
いて、実時間測定値の現集合の再評価を行うことが含ま
れる。
【0035】図8は、本発明による試験設定例のブロッ
ク図である。試験設定には、被試験回路50のノードに
接続して、被試験部品108の測定値を取得する試験構
成回路10が含まれている。試験構成回路10は、アナ
ログ測定バス52によって、被試験部品108に関する
全ての測定値を、一般に、アナログ・デジタル(A/
D)変換器を用いて実施される測定シーケンサ40に送
る。測定シーケンサ40は、測定値要求36に応答し、
バス52で受信した測定値の全集合から要求された測定
値42だけを出力する。試験装置には、測定結合プロセ
ッサ30が含まれている。測定結合プロセッサ30は、
被試験部品108の値の計算において結果解析器20が
必要とする各測定値に関する履歴測定値34を保持す
る。測定結合プロセッサ30は、被試験部品108が合
格するか否かを正確に反映することになる、実時間測定
値36の集合も決定する。測定結合プロセッサ30は、
取得すべき実時間測定値の集合の要求を測定シーケンサ
40に送り、要求した実時間測定値42を受け取り、実
時間測定値42と、実時間測定値の集合に含まれていな
い測定値の代わりに用いられる履歴測定値34との組み
合わせ32を結果解析器20に送る。結果解析器20
は、受信した実時間測定値42と履歴測定値34の組み
合わせ32に基づいて、被試験部品108の値を計算す
る。結果解析器20は、部品値が合格の場合、標識2
2、さらには、26による装置の合格情報を出力する。
測定結合プロセッサ30は、結果解析器20の合格/不
合格標識26を受信し、計算された部品値が、出力26
の不合格標識によって表示されるように不合格の場合、
誤差源を補償する(従って、被試験部品108の値を計
算する)に必要な全ての測定値、または、その部分集合
が含まれる可能性のある、実時間測定値の新たな集合を
要求する(36)。測定結合プロセッサ30は、要求さ
れた実時間測定値42を受信して、実時間測定値42
と、実時間測定値42の新たな集合に含まれていない、
全集合をなす測定値のうちの任意の測定値の代わりに用
いられる履歴測定値34(もしあれば)との組み合わせ
32を結果解析器20に送り、新たな実時間測定値42
と代用される履歴測定値34の組み合わせ32を利用し
て、被試験部品108の値が再計算されるようにする。
この時点で、再計算された被試験部品108の値の結果
が、合格/不合格標識22及び26によって出力され
る。結果解析器20は、部品の合格の最初の検出時に、
出力22で合格標識を出力する。不合格標識は、結果解
析器20によって、計算された部品値が、測定回路要素
に固有の誤差源の結果であるはずがないと判定されるま
では、出力22で出力されない。
ク図である。試験設定には、被試験回路50のノードに
接続して、被試験部品108の測定値を取得する試験構
成回路10が含まれている。試験構成回路10は、アナ
ログ測定バス52によって、被試験部品108に関する
全ての測定値を、一般に、アナログ・デジタル(A/
D)変換器を用いて実施される測定シーケンサ40に送
る。測定シーケンサ40は、測定値要求36に応答し、
バス52で受信した測定値の全集合から要求された測定
値42だけを出力する。試験装置には、測定結合プロセ
ッサ30が含まれている。測定結合プロセッサ30は、
被試験部品108の値の計算において結果解析器20が
必要とする各測定値に関する履歴測定値34を保持す
る。測定結合プロセッサ30は、被試験部品108が合
格するか否かを正確に反映することになる、実時間測定
値36の集合も決定する。測定結合プロセッサ30は、
取得すべき実時間測定値の集合の要求を測定シーケンサ
40に送り、要求した実時間測定値42を受け取り、実
時間測定値42と、実時間測定値の集合に含まれていな
い測定値の代わりに用いられる履歴測定値34との組み
合わせ32を結果解析器20に送る。結果解析器20
は、受信した実時間測定値42と履歴測定値34の組み
合わせ32に基づいて、被試験部品108の値を計算す
る。結果解析器20は、部品値が合格の場合、標識2
2、さらには、26による装置の合格情報を出力する。
測定結合プロセッサ30は、結果解析器20の合格/不
合格標識26を受信し、計算された部品値が、出力26
の不合格標識によって表示されるように不合格の場合、
誤差源を補償する(従って、被試験部品108の値を計
算する)に必要な全ての測定値、または、その部分集合
が含まれる可能性のある、実時間測定値の新たな集合を
要求する(36)。測定結合プロセッサ30は、要求さ
れた実時間測定値42を受信して、実時間測定値42
と、実時間測定値42の新たな集合に含まれていない、
全集合をなす測定値のうちの任意の測定値の代わりに用
いられる履歴測定値34(もしあれば)との組み合わせ
32を結果解析器20に送り、新たな実時間測定値42
と代用される履歴測定値34の組み合わせ32を利用し
て、被試験部品108の値が再計算されるようにする。
この時点で、再計算された被試験部品108の値の結果
が、合格/不合格標識22及び26によって出力され
る。結果解析器20は、部品の合格の最初の検出時に、
出力22で合格標識を出力する。不合格標識は、結果解
析器20によって、計算された部品値が、測定回路要素
に固有の誤差源の結果であるはずがないと判定されるま
では、出力22で出力されない。
【0036】図9(a)及び図9(b)は、共に、測定
結合プロセッサ30によって、実時間測定値集合の決
定、及び、結果解析器20によって計算された部品値が
合格か、「誤った不合格」か、または、実際の不合格か
の判定に用いられる方法900の適応誤差源学習アルゴ
リズムの実施態様の1つに関するフローチャートを構成
する。なお、図9(a)の下辺のA,Bは図9(b)の上
辺のA,Bに連結されて一つながりのフローチャートを構
成するものである。ステップ902において決定される
PC基板のランの開始時に、必要な実時間測定値の全集
合が取得され、履歴測定値として保管される(90
4)。従って、計算された部品値におけるどの誤差も、
さまざまな測定装置における1つ以上の誤差源によるも
のであることが分かる。履歴測定値の集合は、取得され
ると、測定結合プロセッサ30による利用に備えて、で
きれば、CPUレジスタまたはキャッシュ・メモリ等に
高速アクセス方法によって保持される。測定結合プロセ
ッサ30は、爾後試験ランで取得すべき実時間測定値の
現部分集合を選択する(906)。実時間測定値の選択
された現部分集合は、結果解析器20による被試験部品
108の値の計算に必要とされる被試験部品108の値
の部分集合である。実時間測定値の現部分集合は、実時
間に取得しなければならない、同時に、結果解析器20
によって計算された場合に、被試験部品108が合格か
不合格(否)かを正確に反映することになる、互いに必
要な測定値の履歴測定値に取って代わる最少数の測定値
である。必要な測定値のどの組み合わせを実時間で測定
すべきか、また、どれが、その対応する履歴測定値に置
き換誤差れるべきかを判定するためのさまざまな方法が
存在する。一般に、その選択は、試験技術上の経験及び
/または理論的試験計算に基づいて行われる。実時間測
定値の選択された現部分集合は、部品値が、実時間測定
値の部分集合と残りの必要な測定値に関する履歴測定値
の組み合わせ32を利用して計算された場合に、部品が
合格することを正確に反映する最少数の測定値である。
換言すれば、その概念は、実時間で最少数の測定値を取
得することによって、被試験部品108が、合格仕様の
範囲内にあるか否かを判定することである。例えば、前
記2、3、4、及び、6線回路100、200、30
0、400のいずれにおいても、実時間測定値の部分集
合は、出力ノード114において測定される演算増幅器
出力値Voだけであることが望ましい。
結合プロセッサ30によって、実時間測定値集合の決
定、及び、結果解析器20によって計算された部品値が
合格か、「誤った不合格」か、または、実際の不合格か
の判定に用いられる方法900の適応誤差源学習アルゴ
リズムの実施態様の1つに関するフローチャートを構成
する。なお、図9(a)の下辺のA,Bは図9(b)の上
辺のA,Bに連結されて一つながりのフローチャートを構
成するものである。ステップ902において決定される
PC基板のランの開始時に、必要な実時間測定値の全集
合が取得され、履歴測定値として保管される(90
4)。従って、計算された部品値におけるどの誤差も、
さまざまな測定装置における1つ以上の誤差源によるも
のであることが分かる。履歴測定値の集合は、取得され
ると、測定結合プロセッサ30による利用に備えて、で
きれば、CPUレジスタまたはキャッシュ・メモリ等に
高速アクセス方法によって保持される。測定結合プロセ
ッサ30は、爾後試験ランで取得すべき実時間測定値の
現部分集合を選択する(906)。実時間測定値の選択
された現部分集合は、結果解析器20による被試験部品
108の値の計算に必要とされる被試験部品108の値
の部分集合である。実時間測定値の現部分集合は、実時
間に取得しなければならない、同時に、結果解析器20
によって計算された場合に、被試験部品108が合格か
不合格(否)かを正確に反映することになる、互いに必
要な測定値の履歴測定値に取って代わる最少数の測定値
である。必要な測定値のどの組み合わせを実時間で測定
すべきか、また、どれが、その対応する履歴測定値に置
き換誤差れるべきかを判定するためのさまざまな方法が
存在する。一般に、その選択は、試験技術上の経験及び
/または理論的試験計算に基づいて行われる。実時間測
定値の選択された現部分集合は、部品値が、実時間測定
値の部分集合と残りの必要な測定値に関する履歴測定値
の組み合わせ32を利用して計算された場合に、部品が
合格することを正確に反映する最少数の測定値である。
換言すれば、その概念は、実時間で最少数の測定値を取
得することによって、被試験部品108が、合格仕様の
範囲内にあるか否かを判定することである。例えば、前
記2、3、4、及び、6線回路100、200、30
0、400のいずれにおいても、実時間測定値の部分集
合は、出力ノード114において測定される演算増幅器
出力値Voだけであることが望ましい。
【0037】被試験部品108の値は、実時間測定値の
部分集合を利用し、残りの必要な測定値を対応する履歴
測定値に置き換えることによって計算される(90
8)。計算された部品値が、指定の試験限界内にあるか
否かについて、判定が下される(910)。計算された
部品値が試験限界内にある場合、被試験部品108は合
格し、結果解析器20内の合格/不合格フラグが「合
格」状態に設定され(912);計算された部品値が合
格許容差内になければ、結果解析器20内の合格/不合
格フラグが「不合格」状態に設定される(914)。こ
れで、部品・試験は完了する。
部分集合を利用し、残りの必要な測定値を対応する履歴
測定値に置き換えることによって計算される(90
8)。計算された部品値が、指定の試験限界内にあるか
否かについて、判定が下される(910)。計算された
部品値が試験限界内にある場合、被試験部品108は合
格し、結果解析器20内の合格/不合格フラグが「合
格」状態に設定され(912);計算された部品値が合
格許容差内になければ、結果解析器20内の合格/不合
格フラグが「不合格」状態に設定される(914)。こ
れで、部品・試験は完了する。
【0038】部品試験の後続ランでは、それによって履
歴測定値が更新されることになる、監査が必要かどうか
を判定する(916)。望ましい実施態様の場合、監査
は、所定の時間期間の各期間後、所定数の部品の試験
後、または、連続した合格部品が所定数を超えた後(例
えば、Nの限界=100の連続した合格部品試験)、実
施される。監査が必要な場合、ステップ904〜914
が繰り返される。
歴測定値が更新されることになる、監査が必要かどうか
を判定する(916)。望ましい実施態様の場合、監査
は、所定の時間期間の各期間後、所定数の部品の試験
後、または、連続した合格部品が所定数を超えた後(例
えば、Nの限界=100の連続した合格部品試験)、実
施される。監査が必要な場合、ステップ904〜914
が繰り返される。
【0039】監査の必要がなければ、実時間測定値の現
集合が、被試験部品108のために取得される(91
8)。次に、ステップ918で取得した実時間測定値の
現集合を利用し、実時間測定値の現集合に含まれていな
い任意の必要な測定値の代わりに、ステップ904で取
得した履歴測定値を用いて、被試験部品108の値が計
算される(920)。被試験部品108の値が、所定の
指定試験限界内にあるか否かに関する判定が行われる
(922)。被試験部品108の値が、限界内にある場
合、合格/不合格フラグは、「合格」状態に設定され
(924)、その被試験部品108の試験が完了する。
被試験部品108の値が、試験限界内にない場合、部品
値の計算に必要な各測定値が、実時間で測定され(92
6)、実時間測定値の全てを利用して、被試験部品10
8の値が計算される(928)。被試験部品108の値
が、ステップ930における判定で、所定の試験限界内
にない場合、合格/不合格フラグが「不合格」状態に設
定され(932)、その特定の部品の試験が完了する。
集合が、被試験部品108のために取得される(91
8)。次に、ステップ918で取得した実時間測定値の
現集合を利用し、実時間測定値の現集合に含まれていな
い任意の必要な測定値の代わりに、ステップ904で取
得した履歴測定値を用いて、被試験部品108の値が計
算される(920)。被試験部品108の値が、所定の
指定試験限界内にあるか否かに関する判定が行われる
(922)。被試験部品108の値が、限界内にある場
合、合格/不合格フラグは、「合格」状態に設定され
(924)、その被試験部品108の試験が完了する。
被試験部品108の値が、試験限界内にない場合、部品
値の計算に必要な各測定値が、実時間で測定され(92
6)、実時間測定値の全てを利用して、被試験部品10
8の値が計算される(928)。被試験部品108の値
が、ステップ930における判定で、所定の試験限界内
にない場合、合格/不合格フラグが「不合格」状態に設
定され(932)、その特定の部品の試験が完了する。
【0040】ステップ926〜930で、不合格による
再試行を実施した後、被試験部品108の値が所定の試
験限界内にあると判定されると、「誤った不合格」条件
が検出されたことになる。この場合、アルゴリズムは、
実時間測定値の完全な集合を用いて計算された合格測定
値(928)と比較した場合に最も近い結果を生じるこ
とにになる、実時間測定値の次の最小集合を決定しよう
とする。これは、実時間測定値集合の数(すなわち、実
時間で行う必要のある測定の回数)を1つだけ増すこと
によって(934)実施される。次の実時間測定値の組
み合わせが、現実時間測定集合から選択される(例え
ば、2つの測定値の全組み合わせ)(936)。ステッ
プ938における判定で、試行されなかった現実時間測
定値集合からの組み合わせが存在するものと仮定し、ス
テップ936で選択された組み合わせからの実時間測定
値を利用し、選択された組み合わせに含まれていない任
意の必要な測定値の代わりに履歴測定値を用いて、被試
験部品108の値が計算される(940)。計算された
被試験部品108の値が所定の試験限界内にあるか否か
に関する判定が行われる(942)。限界内にある場
合、誤差源を除去するために作成しなければならない実
時間測定値集合は、ステップ936において選択された
実時間測定値の現組み合わせにリセットされ(94
4)、履歴測定値が、適応不合格が生じた後に得られた
(926)実時間測定値によって更新される(94
6)。
再試行を実施した後、被試験部品108の値が所定の試
験限界内にあると判定されると、「誤った不合格」条件
が検出されたことになる。この場合、アルゴリズムは、
実時間測定値の完全な集合を用いて計算された合格測定
値(928)と比較した場合に最も近い結果を生じるこ
とにになる、実時間測定値の次の最小集合を決定しよう
とする。これは、実時間測定値集合の数(すなわち、実
時間で行う必要のある測定の回数)を1つだけ増すこと
によって(934)実施される。次の実時間測定値の組
み合わせが、現実時間測定集合から選択される(例え
ば、2つの測定値の全組み合わせ)(936)。ステッ
プ938における判定で、試行されなかった現実時間測
定値集合からの組み合わせが存在するものと仮定し、ス
テップ936で選択された組み合わせからの実時間測定
値を利用し、選択された組み合わせに含まれていない任
意の必要な測定値の代わりに履歴測定値を用いて、被試
験部品108の値が計算される(940)。計算された
被試験部品108の値が所定の試験限界内にあるか否か
に関する判定が行われる(942)。限界内にある場
合、誤差源を除去するために作成しなければならない実
時間測定値集合は、ステップ936において選択された
実時間測定値の現組み合わせにリセットされ(94
4)、履歴測定値が、適応不合格が生じた後に得られた
(926)実時間測定値によって更新される(94
6)。
【0041】ステップ942において、被試験部品10
8の値が所定の試験限界内にないと判定されると、現実
時間測定集合から次の実時間測定値の組み合わせが選択
され(936)、ある組み合わせが、ステップ942に
おける判定で、試験に合格するか、実時間測定値集合の
現集合からの実時間測定値の組み合わせが、ステップ9
38における判定で、残っていなくなるまで、ステップ
938〜942が繰り返される。
8の値が所定の試験限界内にないと判定されると、現実
時間測定集合から次の実時間測定値の組み合わせが選択
され(936)、ある組み合わせが、ステップ942に
おける判定で、試験に合格するか、実時間測定値集合の
現集合からの実時間測定値の組み合わせが、ステップ9
38における判定で、残っていなくなるまで、ステップ
938〜942が繰り返される。
【0042】ステップ938における判定で、現実時間
測定値集合からの組み合わせに、選択すべきものが残さ
れていないということになると、実時間測定値集合がそ
れ以上存在するか否かに関する判定が行われる(94
8)。実時間測定値集合がさらに存在する場合には、ス
テップ934〜942が繰り返される。それ以上実時間
測定値集合が存在しない場合、取得すべき実時間測定値
の集合は、必要とされる測定値の完全な集合に設定され
る(950)。
測定値集合からの組み合わせに、選択すべきものが残さ
れていないということになると、実時間測定値集合がそ
れ以上存在するか否かに関する判定が行われる(94
8)。実時間測定値集合がさらに存在する場合には、ス
テップ934〜942が繰り返される。それ以上実時間
測定値集合が存在しない場合、取得すべき実時間測定値
の集合は、必要とされる測定値の完全な集合に設定され
る(950)。
【0043】下記の例から、図9(a)及び図9(b)
の適応誤差源学習アルゴリズムの働きがさらに明瞭にな
る。この例の場合、図4に示す4線試験構成回路が考慮
されている。被試験部品108の値を計算するのに必要
な測定値の総数は電源センス・ノード(A)107、入力
センス・ノード(B)111、入力ノード(I)110、及
び、出力電圧Vo114の測定値を含む、8つである。
まず、電源Vs104がオンでの測定値の組は(A、
B、I、Vo)で、電源Vs104がオフでの測定値の組
は(A0、B0、I0、Vo0)である。一般に、全部で8
つの測定値の可能性のある組み合わせは256存在する
が、この例の場合、組み合わせ数は、表1に示すよう
に、可能性のある現実的な23の測定値にまで減少し
た。必要な測定値の組み合わせは、試験設計者が開発し
た性能指数に基づいて減少させられる。この性能指数
は、実験、以前の試験結果、理論的計算、及び/また
は、当該産業の技術者の経験に基づくものとすることが
可能である。
の適応誤差源学習アルゴリズムの働きがさらに明瞭にな
る。この例の場合、図4に示す4線試験構成回路が考慮
されている。被試験部品108の値を計算するのに必要
な測定値の総数は電源センス・ノード(A)107、入力
センス・ノード(B)111、入力ノード(I)110、及
び、出力電圧Vo114の測定値を含む、8つである。
まず、電源Vs104がオンでの測定値の組は(A、
B、I、Vo)で、電源Vs104がオフでの測定値の組
は(A0、B0、I0、Vo0)である。一般に、全部で8
つの測定値の可能性のある組み合わせは256存在する
が、この例の場合、組み合わせ数は、表1に示すよう
に、可能性のある現実的な23の測定値にまで減少し
た。必要な測定値の組み合わせは、試験設計者が開発し
た性能指数に基づいて減少させられる。この性能指数
は、実験、以前の試験結果、理論的計算、及び/また
は、当該産業の技術者の経験に基づくものとすることが
可能である。
【0044】従って、可能性のある256までの組み合
わせを作ることが可能であるが、表1にしめすこれら組
み合わせの縮小部分集合で、被試験部品108の真の不
合格、この場合、抵抗器の接続及び許容差を検出するた
めの、測定値の実用的な範囲を満たしている。表1は、
優先順に編成されており、1、2、3〜9までの実時間
測定を必要とする、相対的時間と表示された行に示す実
時間測定値集合に区分されている。各実時間測定値集合
内には、その集合内に含まれる、取得すべき異なる測定
値のいくつかの組み合わせが存在する。例えば、実時間
測定値集合#1内には1つの組み合わせが存在し、実時
間測定値集合#2内には、3つの組み合わせが存在し、
実時間測定値集合#3内には、4つの組み合わせが存在
し、以下同様である。電源センス・ノード(A)、入力セ
ンス・ノード(B)、入力ノード(I)、及び、出力電圧ノ
ードVoの測定値を取得するため、刺激電圧源Vs104
がオフになる時は、いつでも、電源待機時間はアルゴリ
ズムによって使用される測定時間とみなされる。例え
ば、方法900を用いた試験が、繰り返し8による場
合、表1の列8には、出力電圧Voが、電源Vs104を
オンにし、さらに、電源Vs104をオフにして
(Vo0)測定されたことが示される。刺激電圧源Vsを
オフにするために、追加時間サイクルが必要になり、従
って、その相対的測定時間は、2サイクルではなく、3
サイクルになる。表1に示すように、追加時間サイクル
は、電源Vs104をオンにし、さらに、電源Vs104
をオフにして測定することが必要とされる毎に、相対的
時間に追加される。
わせを作ることが可能であるが、表1にしめすこれら組
み合わせの縮小部分集合で、被試験部品108の真の不
合格、この場合、抵抗器の接続及び許容差を検出するた
めの、測定値の実用的な範囲を満たしている。表1は、
優先順に編成されており、1、2、3〜9までの実時間
測定を必要とする、相対的時間と表示された行に示す実
時間測定値集合に区分されている。各実時間測定値集合
内には、その集合内に含まれる、取得すべき異なる測定
値のいくつかの組み合わせが存在する。例えば、実時間
測定値集合#1内には1つの組み合わせが存在し、実時
間測定値集合#2内には、3つの組み合わせが存在し、
実時間測定値集合#3内には、4つの組み合わせが存在
し、以下同様である。電源センス・ノード(A)、入力セ
ンス・ノード(B)、入力ノード(I)、及び、出力電圧ノ
ードVoの測定値を取得するため、刺激電圧源Vs104
がオフになる時は、いつでも、電源待機時間はアルゴリ
ズムによって使用される測定時間とみなされる。例え
ば、方法900を用いた試験が、繰り返し8による場
合、表1の列8には、出力電圧Voが、電源Vs104を
オンにし、さらに、電源Vs104をオフにして
(Vo0)測定されたことが示される。刺激電圧源Vsを
オフにするために、追加時間サイクルが必要になり、従
って、その相対的測定時間は、2サイクルではなく、3
サイクルになる。表1に示すように、追加時間サイクル
は、電源Vs104をオンにし、さらに、電源Vs104
をオフにして測定することが必要とされる毎に、相対的
時間に追加される。
【0045】
【表1】
【0046】上記例において、取得すべき実時間測定値
の組み合わせを判定し、結果解析器20によって計算さ
れた部品値が合格か、「誤った」不合格か、あるいは、
実際の不合格かを判定するのに前記方法700を用いる
場合、測定結合プロセッサ30は、取得すべき実時間測
定値の現集合として、列「1」から始まる表1の各列の
集合を利用する。従って、測定結合プロセッサ30は、
電源をオンにした場合の出力電圧Voだけしか含まな
い、実時間測定値の第1集合を選択する(ステップ70
2)。実時間で出力電圧Voを測定した後(ステップ7
04)、計算された部品値(ステップ706及び70
8)が、必要とされる合格許容差の範囲内になければ、
測定結合プロセッサ30は、次の実時間測定値集合とし
て、実時間測定値集合の数を表1に含まれる集合#2に
増大させる。3つの異なる組み合わせ(表1の列2、
3、及び、4に示された)の1つが、現実時間測定値集
合から選択される(例えば列2の組み合わせ)(ステッ
プ710)。計算された部品値によって、合格状況が生
じると、選択された組み合わせが、試験の後続ランにお
いて取得しなければならない実時間測定値の集合として
設定される(ステップ722)。計算された被試験部品
108の値によって、不合格状況が生じると、測定結合
プロセッサ30は、現実時間測定値集合から前記組み合
わせの異なる1つ(例えば、列3の組み合わせ)を選択
し(ステップ718)、プロセスが繰り返される。全て
の組み合わせを使い尽くすと、実時間測定値集合は、測
定値の次の最小集合(例えば、集合#3)にインクリメ
ントされ、組み合わせの1つが合格するか、あるいは、
全ての組み合わせを使い尽くすまで、その集合から組み
合わせが選択される。全ての組み合わせを使い尽くす
と、実時間測定値の後続集合からの組み合わせによっ
て、試験に合格するか、または、全集合の全組み合わせ
を使い尽くすまで、プロセスが繰り返される。全集合の
全組み合わせを使い尽くすと、必要とされる測定値の全
てが、実時間で取得され、実時間測定値の集合は、最大
に設定される。
の組み合わせを判定し、結果解析器20によって計算さ
れた部品値が合格か、「誤った」不合格か、あるいは、
実際の不合格かを判定するのに前記方法700を用いる
場合、測定結合プロセッサ30は、取得すべき実時間測
定値の現集合として、列「1」から始まる表1の各列の
集合を利用する。従って、測定結合プロセッサ30は、
電源をオンにした場合の出力電圧Voだけしか含まな
い、実時間測定値の第1集合を選択する(ステップ70
2)。実時間で出力電圧Voを測定した後(ステップ7
04)、計算された部品値(ステップ706及び70
8)が、必要とされる合格許容差の範囲内になければ、
測定結合プロセッサ30は、次の実時間測定値集合とし
て、実時間測定値集合の数を表1に含まれる集合#2に
増大させる。3つの異なる組み合わせ(表1の列2、
3、及び、4に示された)の1つが、現実時間測定値集
合から選択される(例えば列2の組み合わせ)(ステッ
プ710)。計算された部品値によって、合格状況が生
じると、選択された組み合わせが、試験の後続ランにお
いて取得しなければならない実時間測定値の集合として
設定される(ステップ722)。計算された被試験部品
108の値によって、不合格状況が生じると、測定結合
プロセッサ30は、現実時間測定値集合から前記組み合
わせの異なる1つ(例えば、列3の組み合わせ)を選択
し(ステップ718)、プロセスが繰り返される。全て
の組み合わせを使い尽くすと、実時間測定値集合は、測
定値の次の最小集合(例えば、集合#3)にインクリメ
ントされ、組み合わせの1つが合格するか、あるいは、
全ての組み合わせを使い尽くすまで、その集合から組み
合わせが選択される。全ての組み合わせを使い尽くす
と、実時間測定値の後続集合からの組み合わせによっ
て、試験に合格するか、または、全集合の全組み合わせ
を使い尽くすまで、プロセスが繰り返される。全集合の
全組み合わせを使い尽くすと、必要とされる測定値の全
てが、実時間で取得され、実時間測定値の集合は、最大
に設定される。
【0047】表2は、コンデンサのような被試験能動部
品108の測定に用いられる測定結合の可能性のある縮
小集合の一例である。部品値の計算に必要な測定値に
は、電源センス・ノード(A)107、入力センス・ノー
ド(B)111、入力ノード(I)110、及び、出力ノー
ドVo114のそれぞれに関する実数分(R)、正の虚数
分(+i)、及び、負の虚数分(−i)が含まれている。
測定結合プロセッサ30は、表2の列「1」に含まれる
もの(すなわち、出力ノードVo114の正の虚数分)
を含む実時間測定値の初期集合を決定する。計算された
部品値によって、合格状況が生じなければ、測定結合プ
ロセッサ30は、表2の列「2」に含まれるもの(すな
わち、電源センス・ノード(A)107における実成分及
び出力ノードVo114における正の虚数分)を含む実
時間で取得すべき必要な測定値の次の集合を決定する。
計算された部品値によって、やはり、合格状況が生じな
ければ、測定結合プロセッサ30は、計算された部品値
によって、合格状況が生じるか、または、実時間で取得
された必要な測定値の全てについて計算しても、やは
り、計算された部品値が不合格になるまで、列3〜22
のそれぞれを繰り返す。
品108の測定に用いられる測定結合の可能性のある縮
小集合の一例である。部品値の計算に必要な測定値に
は、電源センス・ノード(A)107、入力センス・ノー
ド(B)111、入力ノード(I)110、及び、出力ノー
ドVo114のそれぞれに関する実数分(R)、正の虚数
分(+i)、及び、負の虚数分(−i)が含まれている。
測定結合プロセッサ30は、表2の列「1」に含まれる
もの(すなわち、出力ノードVo114の正の虚数分)
を含む実時間測定値の初期集合を決定する。計算された
部品値によって、合格状況が生じなければ、測定結合プ
ロセッサ30は、表2の列「2」に含まれるもの(すな
わち、電源センス・ノード(A)107における実成分及
び出力ノードVo114における正の虚数分)を含む実
時間で取得すべき必要な測定値の次の集合を決定する。
計算された部品値によって、やはり、合格状況が生じな
ければ、測定結合プロセッサ30は、計算された部品値
によって、合格状況が生じるか、または、実時間で取得
された必要な測定値の全てについて計算しても、やは
り、計算された部品値が不合格になるまで、列3〜22
のそれぞれを繰り返す。
【0048】
【表2】
【0049】上記例の場合、出力電圧ノードVo114
の負の虚数分は、履歴として保持することができない。
さらに、負の虚数分−iが、実時間で必要とされない場
合、DCオフセットが生じることはなく、スループット
の改善レベルをさらに高めることが可能である。この改
善レベルのさらなる向上は、DCオフセットの計算を必
要としないように、結果解析器20に修正を施すことに
よって得られる。12の測定値計算は、実数分Rと正の
虚数分+iだけを用いて、8つの測定値計算に減少させ
ることが可能である。
の負の虚数分は、履歴として保持することができない。
さらに、負の虚数分−iが、実時間で必要とされない場
合、DCオフセットが生じることはなく、スループット
の改善レベルをさらに高めることが可能である。この改
善レベルのさらなる向上は、DCオフセットの計算を必
要としないように、結果解析器20に修正を施すことに
よって得られる。12の測定値計算は、実数分Rと正の
虚数分+iだけを用いて、8つの測定値計算に減少させ
ることが可能である。
【0050】うまくいった、連続したnの試験ランの全
て(ステップ904〜914が後続するステップ91
6)の後で、履歴測定値を更新する監査機能は、測定値
プロセッサ30において実施されるオプションの機能で
ある。監査機能の実施例において、N=100の連続し
た合格ランについて、試験が安定している(すなわち、
「誤った不合格」がない)場合、結果解析器20のアル
ゴリズムによって、自動的に、必要とされる測定値の全
てがもう一度計測され、履歴測定値が再測定された測定
値によって更新される。従って、履歴測定値は、根元的
な測定誤差源の変化時に、更新を反映するように適応さ
せられる。
て(ステップ904〜914が後続するステップ91
6)の後で、履歴測定値を更新する監査機能は、測定値
プロセッサ30において実施されるオプションの機能で
ある。監査機能の実施例において、N=100の連続し
た合格ランについて、試験が安定している(すなわち、
「誤った不合格」がない)場合、結果解析器20のアル
ゴリズムによって、自動的に、必要とされる測定値の全
てがもう一度計測され、履歴測定値が再測定された測定
値によって更新される。従って、履歴測定値は、根元的
な測定誤差源の変化時に、更新を反映するように適応さ
せられる。
【0051】本発明を利用して、被試験部品108の測
定待機時間に適応することが可能である。各被試験部品
108は、刺激電圧源の時間がその所望の値に達するこ
とを可能にするため、刺激電圧源Vs104を適用し、
取り除くのに関連した指定の待機時間を備えている。こ
の時間は、被試験部品108の周囲のトポロジによって
影響を受ける可能性がある。用いられる待機時間は、周
囲のトポロジの最悪のケースの分散に基づいて計算され
る。これらの待機時間は、部品値を測定し、被試験部品
108が不合格になり始めるポイントまで、待機時間を
短縮することによって、被試験部品108に適応させる
ことが可能である。次に、被試験部品108の待機時間
は、その最小値に、PC基板の現特定ランに関するある
程度のマージンを加えた値に調整することが可能であ
る。
定待機時間に適応することが可能である。各被試験部品
108は、刺激電圧源の時間がその所望の値に達するこ
とを可能にするため、刺激電圧源Vs104を適用し、
取り除くのに関連した指定の待機時間を備えている。こ
の時間は、被試験部品108の周囲のトポロジによって
影響を受ける可能性がある。用いられる待機時間は、周
囲のトポロジの最悪のケースの分散に基づいて計算され
る。これらの待機時間は、部品値を測定し、被試験部品
108が不合格になり始めるポイントまで、待機時間を
短縮することによって、被試験部品108に適応させる
ことが可能である。次に、被試験部品108の待機時間
は、その最小値に、PC基板の現特定ランに関するある
程度のマージンを加えた値に調整することが可能であ
る。
【0052】任意の被試験パラメータが、所定の試験限
界内にあるか否かを判定するために通常測定された他の
測定パラメータから計算される場合、適応するように更
新された履歴測定値と実時間測定値の組み合わせを、そ
のパラメータに関する自動化合格/不合格試験に適用す
ることが可能である。
界内にあるか否かを判定するために通常測定された他の
測定パラメータから計算される場合、適応するように更
新された履歴測定値と実時間測定値の組み合わせを、そ
のパラメータに関する自動化合格/不合格試験に適用す
ることが可能である。
【0053】本発明は、例示の実施態様に関連して解説
してきたが、当該技術者には明らかなように、本発明の
精神及び範囲を逸脱することなく、例示の実施態様に対
してさまざまな変更及び修正を加えることが可能であ
る。本発明の範囲は、決して、図示し、解説した例証と
なる実施態様に制限されるものではなく、本発明は、付
属の請求項によってのみ制限されるものとする。
してきたが、当該技術者には明らかなように、本発明の
精神及び範囲を逸脱することなく、例示の実施態様に対
してさまざまな変更及び修正を加えることが可能であ
る。本発明の範囲は、決して、図示し、解説した例証と
なる実施態様に制限されるものではなく、本発明は、付
属の請求項によってのみ制限されるものとする。
【0054】(実施態様1)自動試験の実行中、実時間
で取得する実時間測定値の集合を適応学習するための方
法であって、それぞれ、前記試験の合格または不合格を
判定するのに必要な測定値の全集合の部分集合からなる
実時間測定値の現集合を測定するステップ(704)
と、前記実時間測定値の現集合に含まれていない前記必
要な測定値のそれぞれについて、対応する履歴測定値か
らなる履歴測定値の現集合を取得するステップ(70
6)と、前記測定された実時間の測定値と、前記実時間
測定値の現集合に含まれていない必要な測定値の代わり
に用いられる前記履歴測定値の現集合に基づいて、前記
試験の合格または不合格を判定するステップ(708)
と、前記試験に不合格の場合、前記実時間測定値の現集
合とは異なる前記必要な測定値の部分集合からなる実時
間測定値の現再試行集合を選択するステップ(710)
と、前記実時間測定値の現再試行集合を実時間で測定す
るステップ(712)と、前記実時間測定値の現再試行
集合に含まれていない前記必要な測定値のそれぞれにつ
いて、対応する履歴測定値からなる履歴測定値の現再試
行集合を取得するステップ(714)と、前記実時間の
測定値の現再試行集合と、前記履歴測定値の現再試行集
合に基づいて、前記試験の合格または不合格を再判定す
るステップ(716)が含まれている、方法。
で取得する実時間測定値の集合を適応学習するための方
法であって、それぞれ、前記試験の合格または不合格を
判定するのに必要な測定値の全集合の部分集合からなる
実時間測定値の現集合を測定するステップ(704)
と、前記実時間測定値の現集合に含まれていない前記必
要な測定値のそれぞれについて、対応する履歴測定値か
らなる履歴測定値の現集合を取得するステップ(70
6)と、前記測定された実時間の測定値と、前記実時間
測定値の現集合に含まれていない必要な測定値の代わり
に用いられる前記履歴測定値の現集合に基づいて、前記
試験の合格または不合格を判定するステップ(708)
と、前記試験に不合格の場合、前記実時間測定値の現集
合とは異なる前記必要な測定値の部分集合からなる実時
間測定値の現再試行集合を選択するステップ(710)
と、前記実時間測定値の現再試行集合を実時間で測定す
るステップ(712)と、前記実時間測定値の現再試行
集合に含まれていない前記必要な測定値のそれぞれにつ
いて、対応する履歴測定値からなる履歴測定値の現再試
行集合を取得するステップ(714)と、前記実時間の
測定値の現再試行集合と、前記履歴測定値の現再試行集
合に基づいて、前記試験の合格または不合格を再判定す
るステップ(716)が含まれている、方法。
【0055】(実施態様2)前記再判定ステップ後、前
記試験に不合格の場合、前記実時間測定値の次の再試行
集合を選択するステップ(718)と、前記実時間測定
値の現再試行集合として、前記実時間測定値の次の再試
行集合を利用して、前記第2の測定ステップ(712)
〜前記再判定ステップ(716)を反復するステップが
含まれることを特徴とする、実施態様1に記載の方法。 (実施態様3)前記第2の測定ステップ(712)、前
記第2の取得ステップ(714)、前記再判定ステップ
(716)、前記第2の選択ステップ(718)を反復
するステップと、前記反復ステップが、前記試験に合格
するか、または、前記実時間測定値の現再試行集合が、
必要な測定値の前記全集合になるまで行われることを特
徴とする、実施態様2に記載の方法。
記試験に不合格の場合、前記実時間測定値の次の再試行
集合を選択するステップ(718)と、前記実時間測定
値の現再試行集合として、前記実時間測定値の次の再試
行集合を利用して、前記第2の測定ステップ(712)
〜前記再判定ステップ(716)を反復するステップが
含まれることを特徴とする、実施態様1に記載の方法。 (実施態様3)前記第2の測定ステップ(712)、前
記第2の取得ステップ(714)、前記再判定ステップ
(716)、前記第2の選択ステップ(718)を反復
するステップと、前記反復ステップが、前記試験に合格
するか、または、前記実時間測定値の現再試行集合が、
必要な測定値の前記全集合になるまで行われることを特
徴とする、実施態様2に記載の方法。
【0056】(実施態様4)前記所定のステップ(71
6)の後、前記試験に合格する場合、前記現再試行集合
をなす実時間測定値のそれぞれに関する前記対応する履
歴測定値を前記対応する測定された実時間測定値によっ
て更新するステップ(720)が含まれることを特徴と
する、実施態様1〜実施態様3のいずれかに記載の方
法。 (実施態様5)前記再判定ステップ(716)の後、前
記試験に合格する場合、前記実時間測定値の現集合を実
時間測定値の新集合に設定するステップ(722)が含
まれることを特徴とする、実施態様1〜実施態様4のい
ずれかに記載の方法。
6)の後、前記試験に合格する場合、前記現再試行集合
をなす実時間測定値のそれぞれに関する前記対応する履
歴測定値を前記対応する測定された実時間測定値によっ
て更新するステップ(720)が含まれることを特徴と
する、実施態様1〜実施態様3のいずれかに記載の方
法。 (実施態様5)前記再判定ステップ(716)の後、前
記試験に合格する場合、前記実時間測定値の現集合を実
時間測定値の新集合に設定するステップ(722)が含
まれることを特徴とする、実施態様1〜実施態様4のい
ずれかに記載の方法。
【0057】(実施態様6)試験部品(108)を試験
するための自動試験システムであって、前記被試験部品
(108)に接続し、実時間測定値(42)の現集合を
取得する試験構成回路(10)と、前記実時間測定値
(42)の現集合を利用し、且つ、前記実時間測定値
(42)の現集合に含まれていない必要な測定値の代わ
りに履歴測定値(34)を用いて、前記被試験部品(1
08)に関する部品値を計算し、前記部品値が所定の試
験限界内に含まれるか否かを判定し、前記計算された部
品値が前記所定の試験限界内に含まれない場合には、再
試行信号(26)を発する結果解析器(20)と、前記
再試行信号(26)に応じて、実時間測定値の現再試行
集合(36)を選択する測定結合プロセッサ(30)が
含まれており、前記試験構成回路(10)が、前記被試
験部品(108)から前記実時間測定値の現再試行集合
を取得し、前記結果解析器(20)が、前記実時間測定
値(42)の現再試行集合を利用し、前記実時間測定値
(42)の現再試行集合に含まれていない必要な測定値
の代わりに履歴測定値(34)を用いて、前記被試験部
品(108)に関する部品値を計算し、前記部品値が前
記所定の試験限界内に含まれるか否かを判定することを
特徴とする、システム。
するための自動試験システムであって、前記被試験部品
(108)に接続し、実時間測定値(42)の現集合を
取得する試験構成回路(10)と、前記実時間測定値
(42)の現集合を利用し、且つ、前記実時間測定値
(42)の現集合に含まれていない必要な測定値の代わ
りに履歴測定値(34)を用いて、前記被試験部品(1
08)に関する部品値を計算し、前記部品値が所定の試
験限界内に含まれるか否かを判定し、前記計算された部
品値が前記所定の試験限界内に含まれない場合には、再
試行信号(26)を発する結果解析器(20)と、前記
再試行信号(26)に応じて、実時間測定値の現再試行
集合(36)を選択する測定結合プロセッサ(30)が
含まれており、前記試験構成回路(10)が、前記被試
験部品(108)から前記実時間測定値の現再試行集合
を取得し、前記結果解析器(20)が、前記実時間測定
値(42)の現再試行集合を利用し、前記実時間測定値
(42)の現再試行集合に含まれていない必要な測定値
の代わりに履歴測定値(34)を用いて、前記被試験部
品(108)に関する部品値を計算し、前記部品値が前
記所定の試験限界内に含まれるか否かを判定することを
特徴とする、システム。
【0058】(実施態様7)前記計算された部品値が、
前記所定の試験限界内に含まれておらず、前記実時間測
定値の現集合が、前記必要な測定値のそれぞれから構成
されていない場合、前記測定結合プロセッサ(30)
は、実時間測定値の次の再試行集合を選択することを特
徴とする、実施態様6に記載のシステム。 (実施態様8)それぞれ、前記実時間測定値の現集合と
して部分集合を利用する順序を定義する関連優先順位を
備えた、複数の部分集合をなす前記必要な測定値を含む
テーブル(テーブル1、テーブル2)が含まれることを
特徴とする、実施態様6または実施態様7に記載のシス
テム。
前記所定の試験限界内に含まれておらず、前記実時間測
定値の現集合が、前記必要な測定値のそれぞれから構成
されていない場合、前記測定結合プロセッサ(30)
は、実時間測定値の次の再試行集合を選択することを特
徴とする、実施態様6に記載のシステム。 (実施態様8)それぞれ、前記実時間測定値の現集合と
して部分集合を利用する順序を定義する関連優先順位を
備えた、複数の部分集合をなす前記必要な測定値を含む
テーブル(テーブル1、テーブル2)が含まれることを
特徴とする、実施態様6または実施態様7に記載のシス
テム。
【0059】(実施態様9)前記測定結合プロセッサ
が、実前記時間測定値の現集合として、前記定義された
優先順位の順に、前記テーブル(テーブル1、テーブル
2)から部分集合を選択することを特徴とする、実施態
様8に記載のシステム。 (実施態様10)前記必要な測定値の少なくとも1つを
実時間で周期的に再測定し、前記履歴測定値(34)を
再測定された前記対応する必要な測定値に置き換える監
査機能(724)が含まれることを特徴とする、実施態
様6〜実施態様9のいずれかに記載のシステム。
が、実前記時間測定値の現集合として、前記定義された
優先順位の順に、前記テーブル(テーブル1、テーブル
2)から部分集合を選択することを特徴とする、実施態
様8に記載のシステム。 (実施態様10)前記必要な測定値の少なくとも1つを
実時間で周期的に再測定し、前記履歴測定値(34)を
再測定された前記対応する必要な測定値に置き換える監
査機能(724)が含まれることを特徴とする、実施態
様6〜実施態様9のいずれかに記載のシステム。
【図1】先行技術による電子装置の試験装置設定に関す
るブロック図である。
るブロック図である。
【図2】先行技術による2線試験構成回路を示す図であ
る。
る。
【図3】先行技術による3線試験構成回路を示す図であ
る。
る。
【図4】先行技術による4線試験構成回路を示す図であ
る。
る。
【図5】先行技術による5線試験構成回路を示す図であ
る。
る。
【図6(a)】本発明の方法に関する実施態様の1つの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6(b)】本発明の方法に関するもう1つの実施態
様のフローチャートである。
様のフローチャートである。
【図6(c)】本発明の方法に関するさらにもう1つの
実施態様のフローチャートである。
実施態様のフローチャートである。
【図7】本発明の適応学習アルゴリズムのフローチャー
トである。
トである。
【図8】本発明に従って実施される電子装置の試験装置
設定のブロック図である。
設定のブロック図である。
【図9(a)】本発明の説明に役立つ例において用いら
れる適応誤差源学習アルゴリズムのフローチャートであ
る。
れる適応誤差源学習アルゴリズムのフローチャートであ
る。
【図9(b)】本発明の説明に役立つ例において用いら
れる適応誤差源学習アルゴリズムのフローチャートであ
る。
れる適応誤差源学習アルゴリズムのフローチャートであ
る。
10 試験構成回路 12 測定値 20 結果解析器 30 測定結合プロセッサ 34 履歴測定値 42 実時間測定値 108 被試験部品
フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A. (72)発明者 スティーブン・ケー・リスト アメリカ合衆国コロラド州ラブランド ヴ ァイオレット・ドライブ 205 (72)発明者 ステファン・ピー・ロザム アメリカ合衆国コロラド州ラブランド マ ウンテン ヴィスタ コート 4616 (72)発明者 エディー・エル・ウイリアムソン アメリカ合衆国コロラド州フォートコリン ズ キングスバーグ ドライブ 4261
Claims (1)
- 【請求項1】自動試験の実行中、実時間で取得する実時
間測定値の集合を適応学習するための方法であって、 それぞれ、前記試験の合格または不合格を判定するのに
必要な測定値の全集合の部分集合からなる実時間測定値
の現集合を測定するステップと、 前記実時間測定値の現集合に含まれていない前記必要な
測定値のそれぞれについて、対応する履歴測定値からな
る履歴測定値の現集合を取得するステップと、 前記測定された実時間の測定値と、前記実時間測定値の
現集合に含まれていない必要な測定値の代わりに用いら
れる前記履歴測定値の現集合に基づいて、前記試験の合
格または不合格を判定するステップと、 前記試験に不合格の場合、 前記実時間測定値の現集合とは異なる前記必要な測定値
の部分集合からなる実時間測定値の現再試行集合を選択
するステップと、 前記実時間測定値の現再試行集合を実時間で測定するス
テップと、 前記実時間測定値の現再試行集合に含まれていない前記
必要な測定値のそれぞれについて、対応する履歴測定値
からなる履歴測定値の現再試行集合を取得するステップ
と、 前記実時間の測定値の現再試行集合と、前記履歴測定値
の現再試行集合に基づいて、前記試験の合格または不合
格を再判定するステップが含まれている、方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US259609 | 1999-03-01 | ||
US09/259,609 US6324486B1 (en) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | Method and apparatus for adaptively learning test error sources to reduce the total number of test measurements required in real-time |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000258483A true JP2000258483A (ja) | 2000-09-22 |
JP2000258483A5 JP2000258483A5 (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=22985627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000053749A Pending JP2000258483A (ja) | 1999-03-01 | 2000-02-29 | 実時間測定値の集合を適応学習するための方法及び自動試験システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6324486B1 (ja) |
EP (1) | EP1039389B1 (ja) |
JP (1) | JP2000258483A (ja) |
DE (1) | DE60002518T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009042077A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Yokogawa Electric Corp | 基準電圧校正回路及び方法 |
JP2014081340A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Nidec-Read Corp | インピーダンス測定装置 |
WO2018061636A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社村田製作所 | 容量測定回路及び容量測定システム |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7308614B2 (en) | 2002-04-30 | 2007-12-11 | Honeywell International Inc. | Control sequencing and prognostics health monitoring for digital power conversion and load management |
US6850426B2 (en) | 2002-04-30 | 2005-02-01 | Honeywell International Inc. | Synchronous and bi-directional variable frequency power conversion systems |
US20070162446A1 (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-12 | Appenzeller David P | Method of testing a multi-processor unit microprocessor |
US8643539B2 (en) * | 2008-11-19 | 2014-02-04 | Nokomis, Inc. | Advance manufacturing monitoring and diagnostic tool |
US9032361B2 (en) * | 2011-12-15 | 2015-05-12 | Tata Consultancy Services Limited | Agile unit and regression testing framework for domain specific languages |
US9395268B2 (en) * | 2013-07-03 | 2016-07-19 | General Electric Company | Method and system to tolerance test a component |
CN103592551B (zh) * | 2013-11-27 | 2015-10-14 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种基于状态快照保存、无缝恢复的测量方法 |
CN104820147A (zh) * | 2015-04-23 | 2015-08-05 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种多维环境应力条件触发处理方法 |
CN104931825A (zh) * | 2015-06-13 | 2015-09-23 | 复旦大学 | 一种用于器件光学和电学测量以及真空监测的集成设备 |
US10448864B1 (en) | 2017-02-24 | 2019-10-22 | Nokomis, Inc. | Apparatus and method to identify and measure gas concentrations |
US11489847B1 (en) | 2018-02-14 | 2022-11-01 | Nokomis, Inc. | System and method for physically detecting, identifying, and diagnosing medical electronic devices connectable to a network |
CN110795265B (zh) * | 2019-10-25 | 2021-04-02 | 东北大学 | 一种基于乐观容错方法的迭代器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5202639A (en) | 1989-01-09 | 1993-04-13 | Schlumberger Technologies Limited | Method and apparatus for testing analogue circuits |
-
1999
- 1999-03-01 US US09/259,609 patent/US6324486B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-21 EP EP00301326A patent/EP1039389B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-21 DE DE60002518T patent/DE60002518T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-29 JP JP2000053749A patent/JP2000258483A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009042077A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Yokogawa Electric Corp | 基準電圧校正回路及び方法 |
JP2014081340A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Nidec-Read Corp | インピーダンス測定装置 |
WO2018061636A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社村田製作所 | 容量測定回路及び容量測定システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1039389A1 (en) | 2000-09-27 |
DE60002518T2 (de) | 2004-03-18 |
EP1039389B1 (en) | 2003-05-07 |
DE60002518D1 (de) | 2003-06-12 |
US6324486B1 (en) | 2001-11-27 |
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